JPH10246620A - 磁歪式変位検出装置 - Google Patents
磁歪式変位検出装置Info
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- JPH10246620A JPH10246620A JP9047745A JP4774597A JPH10246620A JP H10246620 A JPH10246620 A JP H10246620A JP 9047745 A JP9047745 A JP 9047745A JP 4774597 A JP4774597 A JP 4774597A JP H10246620 A JPH10246620 A JP H10246620A
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- magnetostrictive
- magnetostrictive material
- elastic member
- elastic
- permanent magnet
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B7/00—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
- G01B7/30—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
- G01B7/315—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes for testing wheel alignment
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/48—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using wave or particle radiation means
- G01D5/485—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using wave or particle radiation means using magnetostrictive devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】磁歪式変位検出装置の長さを抑制でき、永久磁
石の相対位置を検出し得る検出可能領域の拡大化に有利
な磁歪式変位検出装置を提供する。 【解決手段】一方向に延設された磁歪材5、基体1に対
して相対移動可能な永久磁石6、磁歪材5に電流パルス
を供給するパルス供給手段70、永久磁石6の相対位置
に応じた弾性波を受信する受信手段4が設けられてい
る。弾性部材8は、ゴム等の高分子材料を基材とし、圧
縮状態に設けられている。弾性部材8は、圧縮に伴う弾
性復元力により磁歪材5を引張り、磁歪材5に張力を付
与する。弾性部材8は、余剰弾性波減衰機能及び磁歪材
張力付与機能の双方を併有する。
石の相対位置を検出し得る検出可能領域の拡大化に有利
な磁歪式変位検出装置を提供する。 【解決手段】一方向に延設された磁歪材5、基体1に対
して相対移動可能な永久磁石6、磁歪材5に電流パルス
を供給するパルス供給手段70、永久磁石6の相対位置
に応じた弾性波を受信する受信手段4が設けられてい
る。弾性部材8は、ゴム等の高分子材料を基材とし、圧
縮状態に設けられている。弾性部材8は、圧縮に伴う弾
性復元力により磁歪材5を引張り、磁歪材5に張力を付
与する。弾性部材8は、余剰弾性波減衰機能及び磁歪材
張力付与機能の双方を併有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁歪式変位検出装
置に関する。本発明は、可動部の変位を検出する場合に
適用できる。
置に関する。本発明は、可動部の変位を検出する場合に
適用できる。
【0002】
【従来の技術】磁歪式変位検出装置として、図6に示す
ように、基体100と、基体100に架設状態に保持さ
れた線状の磁歪材200と、磁歪材200に対向する位
置に磁歪材200と略同軸的に設けられたリング状の永
久磁石300と、磁歪材200に電流パルスを供給する
パルス供給回路400と、受信コイル500とを備えた
ものが知られている。
ように、基体100と、基体100に架設状態に保持さ
れた線状の磁歪材200と、磁歪材200に対向する位
置に磁歪材200と略同軸的に設けられたリング状の永
久磁石300と、磁歪材200に電流パルスを供給する
パルス供給回路400と、受信コイル500とを備えた
ものが知られている。
【0003】永久磁石300は可動部301に保持され
ており、可動部301の移動に伴って、磁歪材200の
延設方向に沿ってつまり矢印X1、X2方向に沿って基
体100に対して相対移動する。この磁歪式変位検出装
置の検出原理は次のようである。即ち、パルス供給回路
400により磁歪材200に電流パルスが供給される
と、磁歪材200の回りに右ねじの法則に基づいて円周
方向の磁場が発生する。電流パルスの供給時刻を開始時
刻とする。この磁場が永久磁石300の磁場に加わる
と、Wiedemann 効果により、磁歪材200のうち永久磁
石300に対面する部分にねじり歪みが発生する。
ており、可動部301の移動に伴って、磁歪材200の
延設方向に沿ってつまり矢印X1、X2方向に沿って基
体100に対して相対移動する。この磁歪式変位検出装
置の検出原理は次のようである。即ち、パルス供給回路
400により磁歪材200に電流パルスが供給される
と、磁歪材200の回りに右ねじの法則に基づいて円周
方向の磁場が発生する。電流パルスの供給時刻を開始時
刻とする。この磁場が永久磁石300の磁場に加わる
と、Wiedemann 効果により、磁歪材200のうち永久磁
石300に対面する部分にねじり歪みが発生する。
【0004】そして、磁歪材200のねじり歪みに基づ
く弾性波が磁歪材200上を音速で矢印X1方向に向け
てつまり受信コイル500に向けて伝達される。弾性波
が受信コイル500に到達すると、磁歪逆効果に基づい
た磁場変化が受信コイル500により起電力として検出
される。この検出時刻が到達時刻となる。
く弾性波が磁歪材200上を音速で矢印X1方向に向け
てつまり受信コイル500に向けて伝達される。弾性波
が受信コイル500に到達すると、磁歪逆効果に基づい
た磁場変化が受信コイル500により起電力として検出
される。この検出時刻が到達時刻となる。
【0005】従って上記した磁歪式変位検出装置では、
開始時刻と到達時刻との間の時間を計測すれば、受信コ
イル500と永久磁石300との距離Lo(図6参
照)、即ち磁歪材200の延設方向における永久磁石3
00の相対位置が検出される。この装置では、図6から
理解できるように、コイルバネ600、減衰部材700
が直列に配置されている。コイルバネ600は、磁歪材
200にこれの延設方向に沿った張力を付与するための
ものである。減衰部材700は、矢印X2方向に向かう
余剰の弾性波を減衰し、余剰の弾性波が磁歪材200の
端部で反射することを抑えるためのものである。コイル
バネ600による張力付与機能と、減衰部材700によ
る減衰機能とにより、磁歪式変位検出装置における検出
精度が確保される。
開始時刻と到達時刻との間の時間を計測すれば、受信コ
イル500と永久磁石300との距離Lo(図6参
照)、即ち磁歪材200の延設方向における永久磁石3
00の相対位置が検出される。この装置では、図6から
理解できるように、コイルバネ600、減衰部材700
が直列に配置されている。コイルバネ600は、磁歪材
200にこれの延設方向に沿った張力を付与するための
ものである。減衰部材700は、矢印X2方向に向かう
余剰の弾性波を減衰し、余剰の弾性波が磁歪材200の
端部で反射することを抑えるためのものである。コイル
バネ600による張力付与機能と、減衰部材700によ
る減衰機能とにより、磁歪式変位検出装置における検出
精度が確保される。
【0006】また特開平7−306030号公報には、
図7に示すように、磁歪材200、受信コイル500、
永久磁石300が設けられていると共に、磁歪材200
の一端部200cをコイルバネ600で引張って基体1
00の固定部101に固定すると共に、磁歪材200の
他端部200eの外周面をゴム製の減衰部材700で圧
着した方式の磁歪式変位検出装置が開示されている。
図7に示すように、磁歪材200、受信コイル500、
永久磁石300が設けられていると共に、磁歪材200
の一端部200cをコイルバネ600で引張って基体1
00の固定部101に固定すると共に、磁歪材200の
他端部200eの外周面をゴム製の減衰部材700で圧
着した方式の磁歪式変位検出装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した図6
に示す従来技術に係る磁歪式変位検出装置においては、
磁歪材200に対して減衰部材700及びコイルバネ6
00の双方がそれぞれ独立して直列状態に設けられてい
る。従って磁歪式変位検出装置の長さが増大しがちであ
る。
に示す従来技術に係る磁歪式変位検出装置においては、
磁歪材200に対して減衰部材700及びコイルバネ6
00の双方がそれぞれ独立して直列状態に設けられてい
る。従って磁歪式変位検出装置の長さが増大しがちであ
る。
【0008】更に、減衰部材700やコイルバネ600
では、弾性波の減衰や反射が生じるため、減衰部材70
0やコイルバネ600が設けられている領域は、変位を
検出できない不感領域を構成し易い。故に、減衰部材7
00及びコイルバネ600の双方が独立して直列状態に
設けられている磁歪式変位検出装置では、変位を検出で
きない不感領域La(図6参照)が増大しがちである。
従って検出可能領域Lcの拡大化には限界があった。
では、弾性波の減衰や反射が生じるため、減衰部材70
0やコイルバネ600が設けられている領域は、変位を
検出できない不感領域を構成し易い。故に、減衰部材7
00及びコイルバネ600の双方が独立して直列状態に
設けられている磁歪式変位検出装置では、変位を検出で
きない不感領域La(図6参照)が増大しがちである。
従って検出可能領域Lcの拡大化には限界があった。
【0009】更には図7に示す磁歪式変位検出装置にお
いても、同様に、磁歪材200には減衰部材700及び
コイルバネ600の双方がそれぞれ独立して直列状態に
設けられている。従って磁歪式変位検出装置の長さが増
大しがちである。更に検出可能領域の拡大化にも限界が
ある。本発明は上記した実情に鑑みなされたものであ
り、各請求項は、コイルバネの機能と減衰部材の機能を
併有した弾性部材を採用することにより、コイルバネと
減衰部材を直列に配置する方式を廃止でき、これにより
磁歪式変位検出装置の長さを短縮でき、更に、永久磁石
の相対位置を検出し得る検出可能領域の拡大化に有利な
磁歪式変位検出装置を提供することを課題とする。
いても、同様に、磁歪材200には減衰部材700及び
コイルバネ600の双方がそれぞれ独立して直列状態に
設けられている。従って磁歪式変位検出装置の長さが増
大しがちである。更に検出可能領域の拡大化にも限界が
ある。本発明は上記した実情に鑑みなされたものであ
り、各請求項は、コイルバネの機能と減衰部材の機能を
併有した弾性部材を採用することにより、コイルバネと
減衰部材を直列に配置する方式を廃止でき、これにより
磁歪式変位検出装置の長さを短縮でき、更に、永久磁石
の相対位置を検出し得る検出可能領域の拡大化に有利な
磁歪式変位検出装置を提供することを課題とする。
【0010】請求項3及び4は、弾性部材が磁歪材を圧
着する度合を向上させ、余剰弾性波を減衰させる弾性部
材による減衰機能を確保するのに有利な磁歪式変位検出
装置を提供することを課題とする。請求項5は、基体を
構成する収容管体の一端部に磁歪材の一端部をコイルバ
ネ等を介することなく直接結合することにより、収容管
体の一端部付近を検出可能領域とするのに有利な磁歪式
変位検出装置を提供するにある。
着する度合を向上させ、余剰弾性波を減衰させる弾性部
材による減衰機能を確保するのに有利な磁歪式変位検出
装置を提供することを課題とする。請求項5は、基体を
構成する収容管体の一端部に磁歪材の一端部をコイルバ
ネ等を介することなく直接結合することにより、収容管
体の一端部付近を検出可能領域とするのに有利な磁歪式
変位検出装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る磁歪式変
位検出装置は、基体と、一方向に延設された架設状態に
基体に保持され弾性波を発生可能な磁歪材と、磁歪材に
これの延設方向に沿った張力を付与する張力付与手段
と、磁歪材に対向する位置に設けられ磁歪材の延設方向
に沿って基体に対して相対移動可能な永久磁石と、磁歪
材にこれの延設方向に沿って流れる電流パルスを供給す
るパルス供給手段と、電流パルスによる磁場と永久磁石
による磁場とに基づいて発生すると共に磁歪材の延設方
向における永久磁石の相対位置に応じた弾性波を受信す
る受信手段とを具備し、受信に伴い永久磁石の相対位置
を検出する磁歪式変位検出装置において、張力付与手段
は、磁歪材に圧着され磁歪材に沿って伝達される余剰の
弾性波を減衰可能な高分子材料を基材とし、基体と磁歪
材との間に圧縮状態に設けられ、圧縮に伴う弾性復元力
により磁歪材を引張ることにより磁歪材に張力を付与
し、余剰の弾性波の減衰機能及び磁歪材張力付与機能の
双方を併有する弾性部材で構成されていることを特徴と
するものである。
位検出装置は、基体と、一方向に延設された架設状態に
基体に保持され弾性波を発生可能な磁歪材と、磁歪材に
これの延設方向に沿った張力を付与する張力付与手段
と、磁歪材に対向する位置に設けられ磁歪材の延設方向
に沿って基体に対して相対移動可能な永久磁石と、磁歪
材にこれの延設方向に沿って流れる電流パルスを供給す
るパルス供給手段と、電流パルスによる磁場と永久磁石
による磁場とに基づいて発生すると共に磁歪材の延設方
向における永久磁石の相対位置に応じた弾性波を受信す
る受信手段とを具備し、受信に伴い永久磁石の相対位置
を検出する磁歪式変位検出装置において、張力付与手段
は、磁歪材に圧着され磁歪材に沿って伝達される余剰の
弾性波を減衰可能な高分子材料を基材とし、基体と磁歪
材との間に圧縮状態に設けられ、圧縮に伴う弾性復元力
により磁歪材を引張ることにより磁歪材に張力を付与
し、余剰の弾性波の減衰機能及び磁歪材張力付与機能の
双方を併有する弾性部材で構成されていることを特徴と
するものである。
【0012】請求項2に係る磁歪式変位検出装置によれ
ば、請求項1において、磁歪材はこれの半径方向外方に
突出する係合突部をもち、弾性部材は、磁歪材の延設方
向において圧縮された状態で係合突部と基体の一部との
間に介装されていることを特徴とするものである。請求
項3に係る磁歪式変位検出装置によれば、請求項1にお
いて、基体の一部は傾斜面を備えており、弾性部材は傾
斜面に押圧する傾斜面を備えており、傾斜面同士の押圧
に基づいて、弾性部材が磁歪材に圧着する度合が向上し
ていることを特徴とするものである。
ば、請求項1において、磁歪材はこれの半径方向外方に
突出する係合突部をもち、弾性部材は、磁歪材の延設方
向において圧縮された状態で係合突部と基体の一部との
間に介装されていることを特徴とするものである。請求
項3に係る磁歪式変位検出装置によれば、請求項1にお
いて、基体の一部は傾斜面を備えており、弾性部材は傾
斜面に押圧する傾斜面を備えており、傾斜面同士の押圧
に基づいて、弾性部材が磁歪材に圧着する度合が向上し
ていることを特徴とするものである。
【0013】請求項4に係る磁歪式変位検出装置によれ
ば、請求項1において、弾性部材は、磁歪材が挿通され
た通孔を備えた筒形状をなしており、弾性部材は磁歪材
の延設方向において圧縮されていると共に、圧縮に伴な
う弾性部材の半径方向内方への弾性変形により通孔の内
周面が磁歪材の外周面に圧着する度合が向上しているこ
とを特徴とするものである。
ば、請求項1において、弾性部材は、磁歪材が挿通され
た通孔を備えた筒形状をなしており、弾性部材は磁歪材
の延設方向において圧縮されていると共に、圧縮に伴な
う弾性部材の半径方向内方への弾性変形により通孔の内
周面が磁歪材の外周面に圧着する度合が向上しているこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項5に係る磁歪式変位検出装置によれ
ば、請求項1において、基体は、磁歪材を収容する長尺
な収容管体を有し、磁歪材の一端部は収容管体の一端部
に結合されており、弾性部材は、磁歪材の他端部側に配
置されていると共に、磁歪材の延設方向において永久磁
石に対して受信手段よりも離れた位置に配置されている
ことを特徴とするものである。
ば、請求項1において、基体は、磁歪材を収容する長尺
な収容管体を有し、磁歪材の一端部は収容管体の一端部
に結合されており、弾性部材は、磁歪材の他端部側に配
置されていると共に、磁歪材の延設方向において永久磁
石に対して受信手段よりも離れた位置に配置されている
ことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施形態】請求項1に係る装置においては、パ
ルス供給手段から電流パルスが磁歪材にこれの延設方向
に沿って供給される。従来技術と同様に、電流パルスに
基づく磁場が磁歪材の磁場に作用すると、磁歪材のうち
永久磁石に対面する部分に弾性波が発生する。この弾性
波は磁歪材に沿って伝達され、受信手段で受信される。
これに基づいて永久磁石の相対位置が検出される。
ルス供給手段から電流パルスが磁歪材にこれの延設方向
に沿って供給される。従来技術と同様に、電流パルスに
基づく磁場が磁歪材の磁場に作用すると、磁歪材のうち
永久磁石に対面する部分に弾性波が発生する。この弾性
波は磁歪材に沿って伝達され、受信手段で受信される。
これに基づいて永久磁石の相対位置が検出される。
【0016】請求項1に係る装置によれば、張力付与部
材は弾性部材で構成されている。弾性部材は、磁歪材に
張力を付与する機能と、磁歪材に沿って伝達される余剰
の弾性波を減衰する機能との双方を併有する。よって従
来技術で生じていた問題、つまり、磁歪材の延設方向に
コイルバネと減衰部材とを直列に配置するといった方式
を廃止できる。
材は弾性部材で構成されている。弾性部材は、磁歪材に
張力を付与する機能と、磁歪材に沿って伝達される余剰
の弾性波を減衰する機能との双方を併有する。よって従
来技術で生じていた問題、つまり、磁歪材の延設方向に
コイルバネと減衰部材とを直列に配置するといった方式
を廃止できる。
【0017】請求項1に係る装置によれば、弾性部材と
しては、高分子材料を基材とする高分子材料部材を採用
できる。高分子材料としてはゴムや樹脂を採用できる。
非発泡体でも、発泡体でも良い。高分子材料は、振動吸
収能が高いため、磁歪材に沿って伝達される余剰の弾性
波を効果的に減衰できる。請求項2に係る装置によれ
ば、弾性部材は、磁歪材は半径方向外方に突出する係合
突部を備え、磁歪材の延設方向において圧縮された状態
で係合突部と基体の一部との間に介装されている。その
ため弾性部材の圧縮に基づく弾性復元力が磁歪材の係合
突部に作用する。よって、磁歪材にこれの延設方向に張
力を付与するのに有利である。
しては、高分子材料を基材とする高分子材料部材を採用
できる。高分子材料としてはゴムや樹脂を採用できる。
非発泡体でも、発泡体でも良い。高分子材料は、振動吸
収能が高いため、磁歪材に沿って伝達される余剰の弾性
波を効果的に減衰できる。請求項2に係る装置によれ
ば、弾性部材は、磁歪材は半径方向外方に突出する係合
突部を備え、磁歪材の延設方向において圧縮された状態
で係合突部と基体の一部との間に介装されている。その
ため弾性部材の圧縮に基づく弾性復元力が磁歪材の係合
突部に作用する。よって、磁歪材にこれの延設方向に張
力を付与するのに有利である。
【0018】請求項3に係る装置によれば、基体の一部
は傾斜面を備えており、弾性部材も傾斜面を備えてい
る。そのため双方の傾斜面同士の押圧に基づいて、弾性
部材には、磁歪材の軸線と直角方向に指向する付勢力が
作用する。この付勢力により、弾性部材が磁歪材に圧着
する度合が向上する。請求項4に係る装置によれば、弾
性部材は、磁歪材が挿通された通孔を備えた筒形状をな
しており、弾性部材は磁歪材の延設方向において圧縮さ
れていると共に、圧縮に伴なう弾性部材の半径方向内方
への弾性変形により通孔の内周面が磁歪材の外周面に圧
着する度合が向上する。
は傾斜面を備えており、弾性部材も傾斜面を備えてい
る。そのため双方の傾斜面同士の押圧に基づいて、弾性
部材には、磁歪材の軸線と直角方向に指向する付勢力が
作用する。この付勢力により、弾性部材が磁歪材に圧着
する度合が向上する。請求項4に係る装置によれば、弾
性部材は、磁歪材が挿通された通孔を備えた筒形状をな
しており、弾性部材は磁歪材の延設方向において圧縮さ
れていると共に、圧縮に伴なう弾性部材の半径方向内方
への弾性変形により通孔の内周面が磁歪材の外周面に圧
着する度合が向上する。
【0019】請求項5に係る装置によれば、弾性部材
は、磁歪材の延設方向において永久磁石に対して受信手
段よりも離れた位置に配置されている。そのため、受信
手段により受信された後の余剰の弾性波を弾性部材で減
衰させることができる。
は、磁歪材の延設方向において永久磁石に対して受信手
段よりも離れた位置に配置されている。そのため、受信
手段により受信された後の余剰の弾性波を弾性部材で減
衰させることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1〜図4を参
照して説明する。本実施例は車両に搭載され車高を検出
するハイトセンサに適用したものである。 (実施例の構成)図1から理解できるように、基体1
は、収容室10aをもつ非磁性材料(例えば真鍮、アル
ミニウム合金)で形成された長尺状をなす収容管体10
と、収容管体10の他端部10eに接地電極12を介し
て連結された回路基板14と、回路基板14に脚23を
介して固定された樹脂製のホルダ18とで構成されてい
る。
照して説明する。本実施例は車両に搭載され車高を検出
するハイトセンサに適用したものである。 (実施例の構成)図1から理解できるように、基体1
は、収容室10aをもつ非磁性材料(例えば真鍮、アル
ミニウム合金)で形成された長尺状をなす収容管体10
と、収容管体10の他端部10eに接地電極12を介し
て連結された回路基板14と、回路基板14に脚23を
介して固定された樹脂製のホルダ18とで構成されてい
る。
【0021】収容管体10は車体等の固定部65に固定
されている。接地電極12は収容管体10に電気的に接
続されており、収容管体10をGND端子に接続するも
のである。ホルダ18は収容管体10の他端部10eの
側に配置されており、収容管体10や磁歪材5と略同軸
的に配置されている。
されている。接地電極12は収容管体10に電気的に接
続されており、収容管体10をGND端子に接続するも
のである。ホルダ18は収容管体10の他端部10eの
側に配置されており、収容管体10や磁歪材5と略同軸
的に配置されている。
【0022】図2から理解できるように収容管体10
は、矢印X1、X2方向に延設されており、長手方向の
一端部10cに閉鎖壁10fを備えている。閉鎖端10
fは、矢印X2方向に進行した弾性波を反射させる反射
端となる。磁歪材5は収容室10a内で線状に長くのび
ている。磁歪材5は例えばNi−Fe系合金で形成でき
る。磁歪材5の一端部5cは、収容管体10の閉鎖壁1
0fにコイルバネ等を介することなく、直接に結合され
ている。結合手段としては、はんだ付け、螺子止め等を
採用できる。
は、矢印X1、X2方向に延設されており、長手方向の
一端部10cに閉鎖壁10fを備えている。閉鎖端10
fは、矢印X2方向に進行した弾性波を反射させる反射
端となる。磁歪材5は収容室10a内で線状に長くのび
ている。磁歪材5は例えばNi−Fe系合金で形成でき
る。磁歪材5の一端部5cは、収容管体10の閉鎖壁1
0fにコイルバネ等を介することなく、直接に結合され
ている。結合手段としては、はんだ付け、螺子止め等を
採用できる。
【0023】図2から理解できるように磁歪材5を略同
軸的に包囲するように、リング状の永久磁石6が設けら
れている。永久磁石6の内周面6iは収容管体10を介
して磁歪材5に対向している。永久磁石6はサスペンシ
ョン等の移動可能な可動部60に保持されており、可動
部60の移動に伴い矢印X1、X2方向に磁歪材5に対
して相対移動する。永久磁石6の軸端面6a、6cは磁
極(N極、S極)とされている。
軸的に包囲するように、リング状の永久磁石6が設けら
れている。永久磁石6の内周面6iは収容管体10を介
して磁歪材5に対向している。永久磁石6はサスペンシ
ョン等の移動可能な可動部60に保持されており、可動
部60の移動に伴い矢印X1、X2方向に磁歪材5に対
して相対移動する。永久磁石6の軸端面6a、6cは磁
極(N極、S極)とされている。
【0024】磁歪材5の他端部5eには、給電信号線7
1及び電極71kを介してパルス供給手段としてのパル
ス供給回路70が電気的に接続されている。受信手段と
しての受信コイル4は磁歪材5の他端部5eの側に位置
しており、ホルダ18に巻回されて保持されている。図
2に示すように、受信コイル4と閉鎖端壁10fとの間
の距離はLで示される。
1及び電極71kを介してパルス供給手段としてのパル
ス供給回路70が電気的に接続されている。受信手段と
しての受信コイル4は磁歪材5の他端部5eの側に位置
しており、ホルダ18に巻回されて保持されている。図
2に示すように、受信コイル4と閉鎖端壁10fとの間
の距離はLで示される。
【0025】受信コイル4には、受信信号線73を介し
て波形整形回路75が電気的に接続されている。パルス
供給回路70及び波形整形回路75はそれぞれ信号線7
0r、75rを介して信号処理・時間計測回路77に接
続されている。信号処理・時間計測回路77は水晶発振
器を備えている。水晶発振器の周波数が例えば50MH
zとすると、1クロックは1/(50×106 )=0.
02マイクロ秒となる。従ってクロックの立ち上がりや
立ち下がりを利用すれば、マイクロ秒単位の計測が可能
である。なお、パルス供給回路70、波形整形回路75
及び信号処理・時間計測回路77は回路基板14に搭載
されている。
て波形整形回路75が電気的に接続されている。パルス
供給回路70及び波形整形回路75はそれぞれ信号線7
0r、75rを介して信号処理・時間計測回路77に接
続されている。信号処理・時間計測回路77は水晶発振
器を備えている。水晶発振器の周波数が例えば50MH
zとすると、1クロックは1/(50×106 )=0.
02マイクロ秒となる。従ってクロックの立ち上がりや
立ち下がりを利用すれば、マイクロ秒単位の計測が可能
である。なお、パルス供給回路70、波形整形回路75
及び信号処理・時間計測回路77は回路基板14に搭載
されている。
【0026】図1から理解できるように、ホルダ18は
第1壁19と、第1壁19に所定の間隔を隔てて対向す
る第2壁20と、第1壁19及び第2壁20をつなぐコ
イル巻回用の筒部21と、磁歪材5の長さ方向にのびる
挿通孔22とを有する。挿通孔22の内径は磁歪材5の
外径よりも大きく設定されている。従って図1から理解
できるように、磁歪材5がホルダ18の挿通孔22に挿
通されたときに、挿通孔22の内周面と磁歪材5の外周
面との間にはリング状の微小隙間25が形成されてい
る。
第1壁19と、第1壁19に所定の間隔を隔てて対向す
る第2壁20と、第1壁19及び第2壁20をつなぐコ
イル巻回用の筒部21と、磁歪材5の長さ方向にのびる
挿通孔22とを有する。挿通孔22の内径は磁歪材5の
外径よりも大きく設定されている。従って図1から理解
できるように、磁歪材5がホルダ18の挿通孔22に挿
通されたときに、挿通孔22の内周面と磁歪材5の外周
面との間にはリング状の微小隙間25が形成されてい
る。
【0027】ホルダ18の第1壁19には、収容管体1
0の他端部10eを嵌合保持する嵌合部26が突状に形
成されている。ホルダ18の第2壁20には、磁歪材5
の略中心線上に仮想頂部を備えた略円錐状をなす傾斜面
20xが形成されている。磁歪材5の他端部5eには、
これの半径方向外方に突出する係合突部52が固定され
ている。係合突部52は円板状をなす。係合突部52の
固定手段としては、かしめ、はんだ付け、圧入等を採用
できる。係合突部52は金属でも樹脂でも良い。
0の他端部10eを嵌合保持する嵌合部26が突状に形
成されている。ホルダ18の第2壁20には、磁歪材5
の略中心線上に仮想頂部を備えた略円錐状をなす傾斜面
20xが形成されている。磁歪材5の他端部5eには、
これの半径方向外方に突出する係合突部52が固定され
ている。係合突部52は円板状をなす。係合突部52の
固定手段としては、かしめ、はんだ付け、圧入等を採用
できる。係合突部52は金属でも樹脂でも良い。
【0028】図1から理解できるように、張力付与手段
として機能する弾性部材8が磁歪材5の他端部5eの側
に設けられている。弾性部材8は、所定の肉厚を備えた
ゴムで構成されており、高分子材料部材として機能し、
磁歪材5の延設方向に貫通する通孔82を有する円筒形
状をなしている。弾性部材8の長さ方向の一端部には、
傾斜面8xが形成されている。弾性部材8の傾斜面8x
は、磁歪材5の略中心線上に仮想頂部を備えた略円錐状
をなす。従って傾斜面8xは傾斜面20xに対応する傾
斜角を有する。
として機能する弾性部材8が磁歪材5の他端部5eの側
に設けられている。弾性部材8は、所定の肉厚を備えた
ゴムで構成されており、高分子材料部材として機能し、
磁歪材5の延設方向に貫通する通孔82を有する円筒形
状をなしている。弾性部材8の長さ方向の一端部には、
傾斜面8xが形成されている。弾性部材8の傾斜面8x
は、磁歪材5の略中心線上に仮想頂部を備えた略円錐状
をなす。従って傾斜面8xは傾斜面20xに対応する傾
斜角を有する。
【0029】図1から理解できるように、磁歪材5の他
端部5eは、ホルダ18の挿通孔22に微小隙間25を
存して挿通されていると共に、弾性部材8の通孔82に
挿通されている。本実施例では、磁歪材5に沿って伝わ
る余剰の弾性波を効果的に減衰できるように、弾性部材
8の通孔82の内周面は磁歪材5の外周面に圧着してい
る。
端部5eは、ホルダ18の挿通孔22に微小隙間25を
存して挿通されていると共に、弾性部材8の通孔82に
挿通されている。本実施例では、磁歪材5に沿って伝わ
る余剰の弾性波を効果的に減衰できるように、弾性部材
8の通孔82の内周面は磁歪材5の外周面に圧着してい
る。
【0030】本実施例では、弾性部材8は、磁歪材5の
延設方向つまり矢印X1、X2方向において、永久磁石
6に対して受信コイル4よりも遠い位置に配置されてい
る。従って、磁歪材5上を矢印X1方向に進行する弾性
波が受信コイル4で受信される前に、弾性部材8で減衰
されるといったことはない。即ち、受信コイル4で受信
された後の余剰の弾性波が弾性部材8で減衰される。従
って検出精度は確保される。
延設方向つまり矢印X1、X2方向において、永久磁石
6に対して受信コイル4よりも遠い位置に配置されてい
る。従って、磁歪材5上を矢印X1方向に進行する弾性
波が受信コイル4で受信される前に、弾性部材8で減衰
されるといったことはない。即ち、受信コイル4で受信
された後の余剰の弾性波が弾性部材8で減衰される。従
って検出精度は確保される。
【0031】本実施例では、図1から理解できるよう
に、弾性部材8は係合突部52とホルダ18の第2壁2
0との間に介装されている。この結果、弾性部材8はこ
れの軸長方向において、換言すれば、磁歪材5の延設方
向(矢印X1、X2方向)において圧縮されている。本
実施例では、ホルダ18は収容管体10の他端部10e
に当接し、ホルダ18の位置が規定されている。故に、
弾性部材8の圧縮変形に基づいて、弾性部材8には、こ
れが軸長方向に伸長しようとする矢印X1方向に向かう
弾性復元力が係合突部52に作用する。故に、弾性部材
8は、磁歪材5の他端部5eを矢印X1方向に引張る。
この結果、磁歪材5に張力が付与される。よって磁歪材
5の緊張度が確保され、磁歪材5を利用した検出が良好
に実行される。
に、弾性部材8は係合突部52とホルダ18の第2壁2
0との間に介装されている。この結果、弾性部材8はこ
れの軸長方向において、換言すれば、磁歪材5の延設方
向(矢印X1、X2方向)において圧縮されている。本
実施例では、ホルダ18は収容管体10の他端部10e
に当接し、ホルダ18の位置が規定されている。故に、
弾性部材8の圧縮変形に基づいて、弾性部材8には、こ
れが軸長方向に伸長しようとする矢印X1方向に向かう
弾性復元力が係合突部52に作用する。故に、弾性部材
8は、磁歪材5の他端部5eを矢印X1方向に引張る。
この結果、磁歪材5に張力が付与される。よって磁歪材
5の緊張度が確保され、磁歪材5を利用した検出が良好
に実行される。
【0032】本実施例では、上記したように弾性部材8
がその軸長方向において圧縮されているため、弾性部材
8の傾斜面8xはホルダ18の第2壁20の傾斜面20
xに押圧される。そのため、傾斜面20x、8x同士の
押圧により、弾性部材8の傾斜面8x付近のゴム部分に
半径方向内方に向かう付勢力Fが発生する。従って、弾
性部材8の通孔82の内周面が磁歪材5の外周面に効果
的に圧着する。よって弾性部材8が磁歪材5をグリップ
する力が増大する。従って弾性部材8と磁歪材5との接
触度が向上し、余剰の弾性波を弾性部材8で減衰する機
能が確保される。
がその軸長方向において圧縮されているため、弾性部材
8の傾斜面8xはホルダ18の第2壁20の傾斜面20
xに押圧される。そのため、傾斜面20x、8x同士の
押圧により、弾性部材8の傾斜面8x付近のゴム部分に
半径方向内方に向かう付勢力Fが発生する。従って、弾
性部材8の通孔82の内周面が磁歪材5の外周面に効果
的に圧着する。よって弾性部材8が磁歪材5をグリップ
する力が増大する。従って弾性部材8と磁歪材5との接
触度が向上し、余剰の弾性波を弾性部材8で減衰する機
能が確保される。
【0033】本実施例に係る磁歪式変位検出装置の作動
について、信号波形のタイミングを示す図3等を参照し
て説明する。図3(A)はパルス供給回路70における
信号波形を示す。図3(B)は受信コイル4で受信した
信号波形を示す。図3(C)は受信コイル4で受信した
信号波形を波形整形回路75で矩形波に波形整形した信
号波形を示す。図3(D)は波形整形回路75で波形整
形した矩形波信号を信号処理・時間計測回路77により
信号処理した波形を示す。
について、信号波形のタイミングを示す図3等を参照し
て説明する。図3(A)はパルス供給回路70における
信号波形を示す。図3(B)は受信コイル4で受信した
信号波形を示す。図3(C)は受信コイル4で受信した
信号波形を波形整形回路75で矩形波に波形整形した信
号波形を示す。図3(D)は波形整形回路75で波形整
形した矩形波信号を信号処理・時間計測回路77により
信号処理した波形を示す。
【0034】本実施例では、図3(A)に示す電流パル
スIcがパルス供給回路70から磁歪材5の他端部5e
に供給される。電流パルスIcは磁歪材5の他端部5e
から一端部5cに向かって磁歪材5に沿って矢印X2方
向に流れる。電流パルスIcに基づく磁場変化は、受信
コイル4を通過する際に受信コイル4によって励起信号
C1(図3(B)参照)として検出される。電流パルス
Icの供給時刻を開始時刻とする。
スIcがパルス供給回路70から磁歪材5の他端部5e
に供給される。電流パルスIcは磁歪材5の他端部5e
から一端部5cに向かって磁歪材5に沿って矢印X2方
向に流れる。電流パルスIcに基づく磁場変化は、受信
コイル4を通過する際に受信コイル4によって励起信号
C1(図3(B)参照)として検出される。電流パルス
Icの供給時刻を開始時刻とする。
【0035】従来からの磁歪式変位検出装置と同様に、
電流パルスIcに基づく磁場が永久磁石6の磁場に作用
すると、永久磁石6に対面する磁歪材5の部分にねじり
歪みが発生する。この結果、ねじり歪みに基づく弾性波
が磁歪材5上を音速で矢印X1方向に向けてつまり受信
コイル4に向けて進行する。弾性波が受信コイル4に到
達すると、磁歪逆効果に基づいた磁場変化が受信コイル
4により直接波信号C2(図3(B)参照)として検出
される。この検出時刻が到達時刻となる。直接波信号C
2を形成した弾性波が弾性部材8に到達すると、その弾
性波は弾性部材8の内部摩擦等により減衰される。
電流パルスIcに基づく磁場が永久磁石6の磁場に作用
すると、永久磁石6に対面する磁歪材5の部分にねじり
歪みが発生する。この結果、ねじり歪みに基づく弾性波
が磁歪材5上を音速で矢印X1方向に向けてつまり受信
コイル4に向けて進行する。弾性波が受信コイル4に到
達すると、磁歪逆効果に基づいた磁場変化が受信コイル
4により直接波信号C2(図3(B)参照)として検出
される。この検出時刻が到達時刻となる。直接波信号C
2を形成した弾性波が弾性部材8に到達すると、その弾
性波は弾性部材8の内部摩擦等により減衰される。
【0036】このように受信コイル4で受信された後の
余剰の弾性波は、弾性部材8で減衰されるため、次回の
電流パルス供給までの時間間隔を短縮するのに有利であ
る。本実施例では、上記した開始時刻と到達時刻との間
の時間To(図3(C)参照)が信号処理・時間計測回
路77により計測される。ここで受信コイル4と永久磁
石6との距離をLo(図2参照)とし、弾性波の速度
(音速)をVとすると、Lo=V×Toが基本的には成
立する。
余剰の弾性波は、弾性部材8で減衰されるため、次回の
電流パルス供給までの時間間隔を短縮するのに有利であ
る。本実施例では、上記した開始時刻と到達時刻との間
の時間To(図3(C)参照)が信号処理・時間計測回
路77により計測される。ここで受信コイル4と永久磁
石6との距離をLo(図2参照)とし、弾性波の速度
(音速)をVとすると、Lo=V×Toが基本的には成
立する。
【0037】Vは実質的に一定であると考えることがで
きるため、時間Toが計測されれば、受信コイル4と永
久磁石6との距離Loが検出される。この結果、磁歪材
5の延設方向における永久磁石6の相対位置が検出され
る。本実施例によれば、受信コイル4と閉鎖壁10fと
の間の距離L(図2参照)が検出可能領域となる。本実
施例では、図2において、磁歪材5のうち永久磁石6に
対面する部分で発生した弾性波は、磁歪材5上を矢印X
2方向へも進行する。そして、矢印X2方向に進行した
弾性波は、反射端として機能する閉鎖端10fで反射
し、矢印X1方向に向かう。この弾性波が受信コイル4
に到達すると、前述同様に受信コイル4により反射波信
号C3(図3(B)参照)として検出される。
きるため、時間Toが計測されれば、受信コイル4と永
久磁石6との距離Loが検出される。この結果、磁歪材
5の延設方向における永久磁石6の相対位置が検出され
る。本実施例によれば、受信コイル4と閉鎖壁10fと
の間の距離L(図2参照)が検出可能領域となる。本実
施例では、図2において、磁歪材5のうち永久磁石6に
対面する部分で発生した弾性波は、磁歪材5上を矢印X
2方向へも進行する。そして、矢印X2方向に進行した
弾性波は、反射端として機能する閉鎖端10fで反射
し、矢印X1方向に向かう。この弾性波が受信コイル4
に到達すると、前述同様に受信コイル4により反射波信
号C3(図3(B)参照)として検出される。
【0038】本実施例では、反射波信号C3は特に利用
しない。反射波信号C3を形成した弾性波が弾性部材8
に到達すると、弾性部材8の内部摩擦等により減衰され
る。このように余剰の弾性波は弾性部材8で減衰される
ため、次回の電流パルス供給までの時間間隔を短縮する
のに有利である。図4は上記した操作手順の流れを示
す。ステップS2では、電流パルスIcが供給される。
ステップS4では、時間の計測を開始する。ステップS
6では信号C2を検出される。ステップS8では、時間
Toの計測が終了する。ステップS10では、計測した
時間Toから距離Loを換算する。これにより永久磁石
6の相対位置が求められる。
しない。反射波信号C3を形成した弾性波が弾性部材8
に到達すると、弾性部材8の内部摩擦等により減衰され
る。このように余剰の弾性波は弾性部材8で減衰される
ため、次回の電流パルス供給までの時間間隔を短縮する
のに有利である。図4は上記した操作手順の流れを示
す。ステップS2では、電流パルスIcが供給される。
ステップS4では、時間の計測を開始する。ステップS
6では信号C2を検出される。ステップS8では、時間
Toの計測が終了する。ステップS10では、計測した
時間Toから距離Loを換算する。これにより永久磁石
6の相対位置が求められる。
【0039】(実施例の効果)以上説明したように本実
施例によれば、張力付与部材として機能する弾性部材8
は、磁歪材5の他端部5eを引っ張って磁歪材5に張力
を付与する機能と、磁歪材5に沿って伝達される余剰の
弾性波を減衰する機能との双方を併有する。従って、磁
歪材5に張力を付与するために図6や図7に示す従来技
術では必須であった張力付与のためのコイルバネを廃止
できる。よって、信号減衰用の減衰部材と張力付与用の
コイルバネとの双方を磁歪材5の延設方向に沿って直列
に配置するといった方式を廃止できる。この結果、磁歪
式変位検出装置の長さが抑制される。
施例によれば、張力付与部材として機能する弾性部材8
は、磁歪材5の他端部5eを引っ張って磁歪材5に張力
を付与する機能と、磁歪材5に沿って伝達される余剰の
弾性波を減衰する機能との双方を併有する。従って、磁
歪材5に張力を付与するために図6や図7に示す従来技
術では必須であった張力付与のためのコイルバネを廃止
できる。よって、信号減衰用の減衰部材と張力付与用の
コイルバネとの双方を磁歪材5の延設方向に沿って直列
に配置するといった方式を廃止できる。この結果、磁歪
式変位検出装置の長さが抑制される。
【0040】更に、不感領域を構成し易い減衰部材とコ
イルバネとの双方を磁歪材5の延設方向に沿って直列に
配置する方式を廃止できるため、磁歪式変位検出装置に
おける検出領域の拡大に有利である。また本実施例によ
れば、図2に示すように、磁歪材5の一端部5cは収容
管体10の一端部10cの閉鎖壁10fにコイルバネや
減衰部材を介することなく、直接結合されている。従っ
て、収容管体10の一端部10c付近を検出可能領域と
するのに有利である。
イルバネとの双方を磁歪材5の延設方向に沿って直列に
配置する方式を廃止できるため、磁歪式変位検出装置に
おける検出領域の拡大に有利である。また本実施例によ
れば、図2に示すように、磁歪材5の一端部5cは収容
管体10の一端部10cの閉鎖壁10fにコイルバネや
減衰部材を介することなく、直接結合されている。従っ
て、収容管体10の一端部10c付近を検出可能領域と
するのに有利である。
【0041】更に本実施例によれば、磁歪材5に半径方
向外方に突出した係合突部52を設け、基体1の一部で
あるホルダ18と係合突部52との間に弾性部材8が圧
縮状態に介装されているため、磁歪材5に張力を付与す
るのに有利である。従って磁歪材5の緊張度が高まり、
検出精度が確保される。本実施例によれば前述したよう
に、弾性部材8は、磁歪材5の係合突部52とホルダ1
8との間に介装されているため、図1から理解できるよ
うに、弾性部材8の弾性復元力はホルダ18に作用する
ものの、回路基板14には直接的には作用せず、回路基
板14の保護性を確保できる。
向外方に突出した係合突部52を設け、基体1の一部で
あるホルダ18と係合突部52との間に弾性部材8が圧
縮状態に介装されているため、磁歪材5に張力を付与す
るのに有利である。従って磁歪材5の緊張度が高まり、
検出精度が確保される。本実施例によれば前述したよう
に、弾性部材8は、磁歪材5の係合突部52とホルダ1
8との間に介装されているため、図1から理解できるよ
うに、弾性部材8の弾性復元力はホルダ18に作用する
ものの、回路基板14には直接的には作用せず、回路基
板14の保護性を確保できる。
【0042】また本実施例によれば、弾性部材8がその
軸長方向において圧縮されているため、弾性部材8の傾
斜面8xはホルダ18の第2壁20の傾斜面20xに強
く押圧される。そのため、傾斜面8x、20x同士の押
圧により、弾性部材8の傾斜面8x付近のゴム部分に半
径方向内方に向かう付勢力Fが発生する。従って、弾性
部材8の通孔82の内周面が磁歪材5の外周面に効果的
に圧着する。よって弾性部材8が磁歪材5の外周面をグ
リップする力が増大する。従って余剰の弾性波を弾性部
材8で減衰する機能が効果的に確保される。
軸長方向において圧縮されているため、弾性部材8の傾
斜面8xはホルダ18の第2壁20の傾斜面20xに強
く押圧される。そのため、傾斜面8x、20x同士の押
圧により、弾性部材8の傾斜面8x付近のゴム部分に半
径方向内方に向かう付勢力Fが発生する。従って、弾性
部材8の通孔82の内周面が磁歪材5の外周面に効果的
に圧着する。よって弾性部材8が磁歪材5の外周面をグ
リップする力が増大する。従って余剰の弾性波を弾性部
材8で減衰する機能が効果的に確保される。
【0043】加えて本実施例によれば、前述したよう
に、ゴムを基材とする弾性部材8は、係合突部52とホ
ルダ18との間において磁歪材5の延設方向においてつ
まり弾性部材8の軸長方向において圧縮されている。一
般的にゴムはポアソン比が比較的高く、弾性部材8の軸
長方向における圧縮体積に応じて、弾性部材8は半径方
向の内方及び外方に膨出する。従って弾性部材8のうち
内方に膨出する部分により、弾性部材8の通孔82の内
周面の全域が磁歪材5の外周面に圧着し易くなる。よっ
て弾性部材8による減衰機能の確保を期待できる。
に、ゴムを基材とする弾性部材8は、係合突部52とホ
ルダ18との間において磁歪材5の延設方向においてつ
まり弾性部材8の軸長方向において圧縮されている。一
般的にゴムはポアソン比が比較的高く、弾性部材8の軸
長方向における圧縮体積に応じて、弾性部材8は半径方
向の内方及び外方に膨出する。従って弾性部材8のうち
内方に膨出する部分により、弾性部材8の通孔82の内
周面の全域が磁歪材5の外周面に圧着し易くなる。よっ
て弾性部材8による減衰機能の確保を期待できる。
【0044】更にまた本実施例では、ホルダ18の傾斜
面20xは、仮想頂部が磁歪材5の軸線上に位置するよ
うな円錐形状をなす。弾性部材8の傾斜面8xも同様な
傾斜角を有する円錐形状をなす。そのため、傾斜面20
x、8x同士の押圧により、『芯出し効果』が生じる。
依って、半径方向における弾性部材8の中心軸線の位置
が規定される。これにより弾性部材8で保持される磁歪
材5の他端部5eの中心軸線を、ホルダ18の挿通孔2
2の半径方向の中央に配置するのに有利となる。従って
微小隙間25の隙間幅を適切に確保できる。即ち、ホル
ダ18の挿通孔22の内周面に磁歪材5の外周面が触れ
ることを抑えるのに有利である。よって検出精度の確保
に有利である。
面20xは、仮想頂部が磁歪材5の軸線上に位置するよ
うな円錐形状をなす。弾性部材8の傾斜面8xも同様な
傾斜角を有する円錐形状をなす。そのため、傾斜面20
x、8x同士の押圧により、『芯出し効果』が生じる。
依って、半径方向における弾性部材8の中心軸線の位置
が規定される。これにより弾性部材8で保持される磁歪
材5の他端部5eの中心軸線を、ホルダ18の挿通孔2
2の半径方向の中央に配置するのに有利となる。従って
微小隙間25の隙間幅を適切に確保できる。即ち、ホル
ダ18の挿通孔22の内周面に磁歪材5の外周面が触れ
ることを抑えるのに有利である。よって検出精度の確保
に有利である。
【0045】また本実施例では、弾性部材8が受信コイ
ル4の近傍に配置されているものの、弾性部材8はゴム
を基材とするため、透磁率が低くく、従って受信コイル
4による信号の受信に悪影響を与えない。 (第2実施例)図5は第2実施例を示す。第2実施例は
第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には
同様の作用効果を奏する。従って同一機能を奏する部位
には同一の符号を付する。
ル4の近傍に配置されているものの、弾性部材8はゴム
を基材とするため、透磁率が低くく、従って受信コイル
4による信号の受信に悪影響を与えない。 (第2実施例)図5は第2実施例を示す。第2実施例は
第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には
同様の作用効果を奏する。従って同一機能を奏する部位
には同一の符号を付する。
【0046】この例では、ホルダ18から規制筒体28
が一体的に延設されている。規制筒体28は弾性部材8
の外周面8tを略同軸的に被覆している。前述したよう
に、弾性部材8はこれの軸長方向において圧縮されてい
る。故に、弾性部材8の軸長方向における圧縮体積に応
じて、弾性部材8は半径方向の外方及び内方に膨出す
る。
が一体的に延設されている。規制筒体28は弾性部材8
の外周面8tを略同軸的に被覆している。前述したよう
に、弾性部材8はこれの軸長方向において圧縮されてい
る。故に、弾性部材8の軸長方向における圧縮体積に応
じて、弾性部材8は半径方向の外方及び内方に膨出す
る。
【0047】この点本実施例では、規制筒体28により
弾性部材8の半径方向外方への膨出が規制されるため、
弾性部材8を半径方向内方に一層膨出させるのに有利と
なる。従って、弾性部材8の通孔82の内周面が磁歪材
5の他端部5eの外周面に効果的に圧着する度合が向上
する。よって弾性部材8による磁歪材5のグリップ力が
向上し、弾性部材8による減衰機能の確保を期待でき
る。
弾性部材8の半径方向外方への膨出が規制されるため、
弾性部材8を半径方向内方に一層膨出させるのに有利と
なる。従って、弾性部材8の通孔82の内周面が磁歪材
5の他端部5eの外周面に効果的に圧着する度合が向上
する。よって弾性部材8による磁歪材5のグリップ力が
向上し、弾性部材8による減衰機能の確保を期待でき
る。
【0048】更に第2実施例では、図5から理解できる
ように、磁歪材5の他端部5eが略Lの字形状に曲成さ
れており、磁歪材5の他端部5eと係合突部52との係
合性が高まり、係合突部52の抜け止め性が向上してい
る。 (他の例)上記した実施例では、収容管体10は車体等
の固定部に固定されており、永久磁石6が可動部60に
保持されており、可動部60の移動に伴い永久磁石6が
収容管体10の長さ方向に沿って移動する方式である。
ように、磁歪材5の他端部5eが略Lの字形状に曲成さ
れており、磁歪材5の他端部5eと係合突部52との係
合性が高まり、係合突部52の抜け止め性が向上してい
る。 (他の例)上記した実施例では、収容管体10は車体等
の固定部に固定されており、永久磁石6が可動部60に
保持されており、可動部60の移動に伴い永久磁石6が
収容管体10の長さ方向に沿って移動する方式である。
【0049】しかしこれに限らず、永久磁石6を固定方
式とし、収容管体10を可動部60に保持し、可動部6
0の移動に伴い収容管体10を永久磁石6に対して移動
させる方式としても良い。
式とし、収容管体10を可動部60に保持し、可動部6
0の移動に伴い収容管体10を永久磁石6に対して移動
させる方式としても良い。
【0050】
【発明の効果】請求項1に係る装置によれば、張力付与
部材としての弾性部材は、磁歪材に張力を付与する機能
と、磁歪材に沿って伝達される余剰の弾性波を減衰する
機能との双方を併有する。従って、図6や図7に示す従
来技術で採用していた磁歪材に張力を付与するコイルバ
ネを廃止できる。よって、磁歪材の延設方向に減衰部材
とコイルバネとを直列に配置するといった方式を廃止で
きる。従って、磁歪式変位検出装置の長さの増大を抑え
るのに有利である。
部材としての弾性部材は、磁歪材に張力を付与する機能
と、磁歪材に沿って伝達される余剰の弾性波を減衰する
機能との双方を併有する。従って、図6や図7に示す従
来技術で採用していた磁歪材に張力を付与するコイルバ
ネを廃止できる。よって、磁歪材の延設方向に減衰部材
とコイルバネとを直列に配置するといった方式を廃止で
きる。従って、磁歪式変位検出装置の長さの増大を抑え
るのに有利である。
【0051】更に、前述したように不感領域を構成し易
いコイルバネと減衰部材とを直列に配置するといった方
式を廃止できるため、従来生じていた検出不能である不
感領域を低減または解消するのに有利となり、検出可能
領域の拡大に有利である。請求項2に係る装置によれ
ば、弾性部材は、磁歪材の延設方向において圧縮された
状態で係合突部と基体の一部との間に介装されているた
め、磁歪材に張力を付与するのに有利である。従って磁
歪材の緊張度を確保でき、検出精度の確保に有利であ
る。
いコイルバネと減衰部材とを直列に配置するといった方
式を廃止できるため、従来生じていた検出不能である不
感領域を低減または解消するのに有利となり、検出可能
領域の拡大に有利である。請求項2に係る装置によれ
ば、弾性部材は、磁歪材の延設方向において圧縮された
状態で係合突部と基体の一部との間に介装されているた
め、磁歪材に張力を付与するのに有利である。従って磁
歪材の緊張度を確保でき、検出精度の確保に有利であ
る。
【0052】請求項3に係る装置によれば、傾斜面同士
の押圧に基づいて、弾性部材が磁歪材に圧着する度合が
向上する。従って、弾性部材による減衰機能を向上させ
るのに有利である。請求項4に係る装置によれば、圧縮
に伴なう弾性部材の弾性変形により、通孔の内周面が磁
歪材の外周面に圧着する度合が向上する。従って弾性部
材による減衰機能を向上させるのに有利である。
の押圧に基づいて、弾性部材が磁歪材に圧着する度合が
向上する。従って、弾性部材による減衰機能を向上させ
るのに有利である。請求項4に係る装置によれば、圧縮
に伴なう弾性部材の弾性変形により、通孔の内周面が磁
歪材の外周面に圧着する度合が向上する。従って弾性部
材による減衰機能を向上させるのに有利である。
【0053】請求項5に係る装置によれば、磁歪材の一
端部は収容管体の一端部にコイルバネや減衰部材を介す
ることなく、直接結合されている。従って、収容管体の
一端部付近を検出可能領域とするのに有利である。更に
請求項5に係る装置によれば、弾性部材は、磁歪材の延
設方向において永久磁石に対して受信手段よりも離れた
位置に配置されている。そのため、受信手段により受信
された後の余剰の弾性波を、弾性部材で減衰させること
ができる。即ち、受信手段により受信される前の弾性波
を弾性部材で減衰することを防止できる。従って検出精
度の確保、余剰の弾性波の減衰の双方が効果的に実行さ
れる。
端部は収容管体の一端部にコイルバネや減衰部材を介す
ることなく、直接結合されている。従って、収容管体の
一端部付近を検出可能領域とするのに有利である。更に
請求項5に係る装置によれば、弾性部材は、磁歪材の延
設方向において永久磁石に対して受信手段よりも離れた
位置に配置されている。そのため、受信手段により受信
された後の余剰の弾性波を、弾性部材で減衰させること
ができる。即ち、受信手段により受信される前の弾性波
を弾性部材で減衰することを防止できる。従って検出精
度の確保、余剰の弾性波の減衰の双方が効果的に実行さ
れる。
【図1】第1実施例に係る要部の断面図である。
【図2】第1実施例に係る全体の構成図である。
【図3】第1実施例に係る信号波形のタイミングを示す
説明図である。
説明図である。
【図4】第1実施例に係る操作手順を示す説明図であ
る。
る。
【図5】第2実施例に係る要部の断面図である。
【図6】従来技術に係る全体の構成図である。
【図7】別の従来技術に係る全体の構成図である。
図中、1は基体、10は収容管体、18はホルダ、4は
受信コイル(受信手段)、5は磁歪材、52は係合突
部、6は永久磁石、70はパルス供給回路(パルス供給
手段)、8は弾性部材、8xは傾斜面、20xは傾斜面
を示す。
受信コイル(受信手段)、5は磁歪材、52は係合突
部、6は永久磁石、70はパルス供給回路(パルス供給
手段)、8は弾性部材、8xは傾斜面、20xは傾斜面
を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】基体と、 一方向に延設された架設状態に前記基体に保持され弾性
波を発生可能な磁歪材と、 前記磁歪材にこれの延設方向に沿った張力を付与する張
力付与手段と、 前記磁歪材に対向する位置に設けられ前記磁歪材の延設
方向に沿って前記基体に対して相対移動可能な永久磁石
と、 前記磁歪材にこれの延設方向に沿って流れる電流パルス
を供給するパルス供給手段と、 前記電流パルスによる磁場と前記永久磁石による磁場と
に基づいて発生すると共に前記磁歪材の延設方向におけ
る前記永久磁石の相対位置に応じた弾性波を受信する受
信手段とを具備し、受信に伴い前記永久磁石の相対位置
を検出する磁歪式変位検出装置において、 前記張力付与手段は、 前記磁歪材に圧着され前記磁歪材に沿って伝達される余
剰の弾性波を減衰可能な高分子材料を基材とし、前記基
体と前記磁歪材との間に圧縮状態に設けられ、圧縮に伴
う弾性復元力により前記磁歪材を引張ることにより前記
磁歪材に張力を付与し、余剰の弾性波の減衰機能及び磁
歪材張力付与機能の双方を併有する弾性部材で構成され
ていることを特徴とする磁歪式変位検出装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記磁歪材はこれの半
径方向外方に突出する係合突部をもち、前記弾性部材
は、前記磁歪材の延設方向において圧縮された状態で前
記係合突部と前記基体の一部との間に介装されているこ
とを特徴とする磁歪式変位検出装置。 - 【請求項3】請求項1において、基体の一部は傾斜面を
備えており、弾性部材は前記傾斜面を押圧する傾斜面を
備えており、前記傾斜面同士の押圧に基づいて、前記弾
性部材が前記磁歪材に圧着する度合が向上していること
を特徴とする磁歪式変位検出装置。 - 【請求項4】請求項1において、前記弾性部材は、前記
磁歪材が挿通された通孔を備えた筒形状をなしており、
前記弾性部材は前記磁歪材の延設方向において圧縮され
ていると共に、圧縮に伴なう前記弾性部材の半径方向内
方への弾性変形により前記通孔の内周面が前記磁歪材の
外周面に圧着する度合が向上していることを特徴とする
磁歪式変位検出装置。 - 【請求項5】請求項1において、前記基体は、前記磁歪
材を収容する長尺な収容管体を有し、前記磁歪材の一端
部は前記収容管体の一端部に結合されており、 前記弾
性部材は、前記磁歪材の他端部側に配置されていると共
に、前記磁歪材の延設方向において前記永久磁石に対し
て前記受信手段よりも離れた位置に配置されていること
を特徴とする磁歪式変位検出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047745A JPH10246620A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 磁歪式変位検出装置 |
| US09/033,641 US6087828A (en) | 1997-03-03 | 1998-03-03 | Displacement detection sensor using magnetostriction |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047745A JPH10246620A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 磁歪式変位検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10246620A true JPH10246620A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12783894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9047745A Pending JPH10246620A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 磁歪式変位検出装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6087828A (ja) |
| JP (1) | JPH10246620A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101017120B1 (ko) | 2009-04-30 | 2011-02-25 | 인제대학교 산학협력단 | 자기왜곡효과를 이용한 비접촉 절대변위 센서 |
| KR101443823B1 (ko) * | 2013-09-23 | 2014-09-26 | 동양기전 주식회사 | 유압 실린더 로드의 스트로크 측정 장치 |
| JP2019020407A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | バルフ ゲーエムベーハー | 磁歪位置測定装置を動作させる方法 |
| CN110260951A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-20 | 青岛克卡文具有限公司 | 一种利用波浪能的海洋保护区报警器 |
| JP2020041604A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | 株式会社小松製作所 | 油圧シリンダおよびトンネル掘進機 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2227896C2 (ru) * | 2000-02-23 | 2004-04-27 | Астраханский государственный технический университет | Способ преобразования перемещений во временной интервал |
| US7575789B2 (en) * | 2003-12-17 | 2009-08-18 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Coated pipes for conveying oil |
| DE102006026834A1 (de) | 2006-06-07 | 2007-12-13 | Tlt-Turbo Gmbh | Vorrichtung zur Messung des Verstellhubes einer hydraulischen Verstelleinrichtung |
| CN107976159B (zh) * | 2017-12-31 | 2024-04-02 | 苏州通锦精密工业股份有限公司 | 铝型材生产线的产品长度筛查装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4958332A (en) * | 1989-09-11 | 1990-09-18 | Mts Systems Corporation | Damping device for sonic waveguides |
| JPH07306030A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-11-21 | San Tesuto Kk | 変位検出装置 |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP9047745A patent/JPH10246620A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-03 US US09/033,641 patent/US6087828A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101017120B1 (ko) | 2009-04-30 | 2011-02-25 | 인제대학교 산학협력단 | 자기왜곡효과를 이용한 비접촉 절대변위 센서 |
| KR101443823B1 (ko) * | 2013-09-23 | 2014-09-26 | 동양기전 주식회사 | 유압 실린더 로드의 스트로크 측정 장치 |
| JP2019020407A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | バルフ ゲーエムベーハー | 磁歪位置測定装置を動作させる方法 |
| JP2020041604A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | 株式会社小松製作所 | 油圧シリンダおよびトンネル掘進機 |
| CN110260951A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-20 | 青岛克卡文具有限公司 | 一种利用波浪能的海洋保护区报警器 |
| CN110260951B (zh) * | 2019-06-28 | 2020-06-12 | 烟台北斗网络科技有限公司 | 一种利用波浪能的海洋保护区报警器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6087828A (en) | 2000-07-11 |
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