JPH10246738A - 周波数変化量検出装置 - Google Patents

周波数変化量検出装置

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JPH10246738A
JPH10246738A JP4818997A JP4818997A JPH10246738A JP H10246738 A JPH10246738 A JP H10246738A JP 4818997 A JP4818997 A JP 4818997A JP 4818997 A JP4818997 A JP 4818997A JP H10246738 A JPH10246738 A JP H10246738A
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JP
Japan
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frequency
sampling
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polarity
change amount
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JP4818997A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Igawa
川 博 井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で安価な構成でありながら、周波数の変
化量を精度良く検出することが可能な周波数変化量検出
装置を提供すること。 【解決手段】 極性変化検出手段302は、最初のゼロ
クロス点付近でサンプリング手段301からのサンプリ
ングx1 が負でありx2 が正であることを検出した時点
で極性変化検出信号を出力し、次のゼロクロス点付近で
xn が正であり、xn+1 が負であることを検出した時点
で同様に極性変化検出信号を出力する。最大値・最小値
検出手段303は、この間の最大値xM を検出する。周
波数変化量演算手段304は、(1)式及び(2)式を
用いて、半周期毎に周波数fの変化量Δfを演算する。 Δu=|xn+1 −xn |−|x2 −x1 | … (1) Δf=Δu・fs /2π・|xM | … (2)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源の周波数
の変化量の検出を行う周波数変化量検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】大きな電力を消費する工場等において
は、独自の発電システム(コジェネレーションシステ
ム)を設置し、このコジエネレーションシステムの電源
と電力会社の商用電源とを連係させながら電力系統の運
転を行う場合がある。このような連係運転においては、
負荷変動に伴う微少な周波数変化を高速に検出すること
が要求される。
【0003】そこで、電力系統の周波数変動を一定範囲
内に抑制する制御が行われることになるが、この制御の
ためには周波数検出装置が必要になる。
【0004】このような周波数検出装置には、従来から
パルスカウンタ方式と呼ばれるものが多く用いられてい
る。これは、所定サンプリング周波数毎に交流入力の値
をサンプリングしてその極性変化を検出し、ある極性変
化検出時点から次の極性変化検出時点までの間のパルス
カウント数に基づいて周波数を求める方式のものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パルスカウンタ方式の
周波数検出装置の場合、サンプリング回路以外にパルス
発振回路を必要とし、さらに検出精度を上げるために
は、このパルス発振回路について高周波数のパルスを出
力し得るものが必要となる。
【0006】また、最近の周波数検出装置の多くはマイ
クロコンピュータを利用した構成となっており、交流入
力量をディジタル量に変換して処理を行っている。しか
し、ディジタル保護継電器のサンプリング周波数に基づ
いて、微少な周波数変化を高速に検出するためには、専
用の回路を必要とする。そのため、従来の周波数検出装
置は、回路構成が複雑でコスト的にも不利なものとなっ
ていた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、簡単で安価な構成でありながら、周波数の変化
量を精度良く検出することが可能な周波数変化量検出装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、商用電源周波数
付近の周波数(f)を有する交流入力の値を所定サンプ
リング周波数(fs )毎にサンプリングするサンプリン
グ手段と、前記サンプリング手段の連続する2つのサン
プリング値(x1 ,x2 )の極性が負から正又は正から
負に変化する第1の時点、及びその後の連続する2つの
サンプリング値(xn ,xn+1 )の極性が正から負又は
負から正に変化する第2の時点を検出する極性変化検出
手段と、前記極性変化検出手段が検出した第1の時点と
第2の時点との間における最大値又は最小値(xM )を
検出する最大値・最小値検出手段と、前記サンプリング
周波数の値(fs )、前記第1及び第2の時点をはさむ
各サンプリング値(x1 ,x2 ,xn ,xn+1 )、及び
前記最大値又は最小値(xM )の入力に基づいて、下式
(1),(2)により前記交流入力の周波数(f)の変
化量(Δf)を半周期毎に演算する周波数変化量演算手
段と、を備えたことを特徴とする。 Δu=|xn+1 −xn |−|x2 −x1 | … (1) Δf=Δu・fs /2π・|xM | … (2)
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図4に基づき説明する。図2は、コジェネレーション
システムにおいて用いられる周波数変化量検出装置の概
略構成を示すブロック図である。この図において、電源
系統から商用電源周波数f(例えば50Hz)の交流入
力が計器用変成器1の1次側に送られており、この計器
用変成器1の2次側からは、交流入力の信号レベルを低
下させたアナログ信号がアナログ入力装置2に送られて
いる。アナログ入力装置2は、この入力されたアナログ
信号をディジタル信号に変換し、これをマイクロプロセ
ッサ3に出力している。
【0010】マイクロプロセッサ3は、入力したディジ
タル信号に対して所定の演算を施すことにより商用電源
周波数fの変化量Δfを求める。ディジタル出力装置4
は、この求められた変化量Δfを数値表示器5に出力
し、数値表示器5はこの変化量Δfの表示を行う。
【0011】図1は図2におけるマイクロプロセッサ3
の構成を示すブロック図である。図示するように、マイ
クロプロセッサ3内には、サンプリング手段301、極
性変化検出手段302最大値・最小値検出手段303、
及び周波数変化量演算手段304が形成されている。
【0012】サンプリング手段301は、アナログ入力
装置2から送られてくる交流入力のディジタル値を所定
周波数fs (例えば1200Hz)でサンプリングする
ようになっている。サンプリング手段301は、交流入
力についての連続したサンプリング値(x1 ,x2 ,
…,xn ,xn+1 ,…)を極性変化検出手段302、最
大値・最小値検出手段303、及び周波数変化量演算手
段304に出力するようになっている。極性変化検出手
段302は、サンプリング手段301からの連続する2
つのサンプリング値が負から正又は正から負に変化する
各時点を検出しており、各時点において、極性変化検出
信号を最大値・最小値検出手段303及び周波数変化量
演算手段304に出力するようになっている。最大値・
最小値検出手段303は、ある極性変化検出信号と次の
極性変化検出信号との間の期間中における最大値又は最
小値を検出し、その値xM を周波数変化量演算手段30
4に出力するようになっている。周波数変化量演算手段
304は、極性変化検出手段302から極性変化検出信
号を入力した時点における各サンプリング値(x1 ,x
2 ,xn ,xn+1 )と、最大値・最小値検出手段303
からの値xM と、予め記憶してあるサンプリング周波数
fs との入力に基づいて、商用電源周波数fの変化量Δ
fを演算するようになっている。
【0013】次に、上記のように構成される図1の動作
を、図3の波形図及び図4のフローチャートに基づき説
明する。サンプリング手段301は、所定周波数fs
(1200Hz)毎にサンプリング値を極性変化検出手
段302、最大値・最小値検出手段303、及び周波数
変化量演算手段304に出力している。まず、極性変化
検出手段302は、各ゼロクロス点付近の最初のサンプ
リング値の極性を検出する(ステップ1)。最初のサン
プリング値の極性が負である場合、極性変化検出手段3
02、最大値・最小値検出手段303、及び周波数変化
量演算手段304は、ステップ2〜5の動作を行い、最
後に周波数変化量演算手段304が周波数変動量Δfを
演算する(ステップ6)。一方、最初のサンプリング値
の極性が正である場合、極性変化検出手段302、最大
値・最小値検出手段303、及び周波数変化量演算手段
304は、ステップ6〜9の動作を行い、最後に周波数
変化量演算手段304が周波数変動量Δfを演算する
(ステップ6)。
【0014】いま、図3の時刻t1 付近で、極性変化検
出手段302がサンプリング手段301からのサンプリ
ング値の極性について負であることを検出したとする
(ステップ1)。極性変化検出手段302は、ゼロクロ
ス点となる時刻t1 直前の時点でサンプリング値x1 の
極性が負であることを検出した後、時刻t1 直後の時点
でサンプリング値x2 の極性が正であることを検出した
時に極性変化検出信号を出力する(ステップ2)。周波
数変化量演算手段304は、この時のサンプリング値x
1 ,x2 を記憶しておく。
【0015】最大値・最小値検出手段303は、極性変
化検出手段302から極性変化信号を入力すると、その
後のサンプリング値の増減を監視し、増加方向から減少
方向に転じた時のサンプリング値を最大値xmax として
検出し、この最大値xmax を出力値xM として周波数変
化量演算手段304に送出する(ステップ3)。周波数
変化量演算手段304は、この出力値xM を記憶してお
く。
【0016】そして、極性変化検出手段302は、次の
ゼロクロス点となる時刻t2 直前の時点でサンプリング
値xn の極性が正であることを検出した後、時刻t2 直
後の時点でサンプリング値xn+1 の極性が負であること
を検出した時に極性変化検出信号を出力する(ステップ
4)。周波数変化量演算手段304は、この時のサンプ
リング値xn ,xn+1 を記憶しておく。
【0017】次いで、周波数変化量演算手段304は、
記憶しておいたサンプリング値x1,x2 ,xn ,xn+1
に基づいて、時刻t1 ,t2 における各サンプリング
値偏差の変化量Δuを下式(1)により演算する(ステ
ップ5)。 Δu=|xn+1 −xn |−|x2 −x1 | … (1)
【0018】周波数変化量演算手段304は、さらに、
この演算したΔuと、先に最大値・最小値検出手段30
3から入力して記憶しておいた出力値xM の絶対値|x
M |と、予め記憶してあるサンプリング周波数fs とに
基づいて、下式(2)により商用電源周波数fの変化量
Δfを演算する(ステップ6)。 Δf=Δu・fs /2π・|xM | … (2)
【0019】この場合、上記式のΔfが周波数fの変化
量を表すことになるのは次のような理由による。すなわ
ち、ゼロクロス点となる時刻t1 をはさむサンプリング
値x1 ,x2 の偏差をΔx(=x2 −x1 )とし、この
時の位相変化分をΔθ(=2πf/fs )とすると、次
式が成立する。 xmax =Δx/Δθ この式は、ゼロクロス点におけるサンプリング値を位相
により微分した結果は、その波形の半周期の最大値とな
るということを意味しているが、これはサイン関数を微
分すれば位相が90°ずれたコサイン関数となることか
らも明らかである。上記式のΔθに2πf/fs を代入
すれば下式が得られる。 f=Δx・fs /2π・xmax
【0020】したがって、上記式で表される周波数fの
半周期単位での変化量Δfは、(2)式で表されること
になる。なお、(2)式で表されるΔfの値が正である
場合は、周波数fがその分上昇したことを意味してお
り、Δfの値が負である場合は、周波数fがその分減少
したことを意味している。
【0021】ステップ6で時刻t1 から時刻t2 の間の
半周期分の変動量Δfが演算された後、極性変化検出手
段302は、次のゼロクロス点となる時刻t2 直前の時
点でサンプリング値xn の極性が正であることを検出
し、その後時刻t2 直後の時点でサンプリング値xn+1
の極性が負であることを検出した時に極性変化検出信号
を出力する(ステップ7)。周波数変化量演算手段30
4は、この時のサンプリング値xn ,xn+1 を記憶して
おく。なお、ステップ7の動作は、実際にはステップ4
で既に実行されており、ステップ7をステップ4とは別
にフローチャート上に示したのは、概念的理解を容易に
するためである。
【0022】最大値・最小値検出手段303は、極性変
化検出手段302から極性変化信号を入力すると、その
後のサンプリング値の増減を監視し、減少方向から増加
方向に転じた時のサンプリング値を最小値xmin として
検出し、この最小値xmin を出力値xM として周波数変
化量演算手段304に送出する(ステップ8)。周波数
変化量演算手段304は、この出力値xM を記憶してお
く。
【0023】そして、極性変化検出手段302は、次の
ゼロクロス点となる時刻t3 直前の時点でサンプリング
値xp の極性が負であることを検出した後、時刻t3 直
後の時点でサンプリング値xp+1 の極性が正であること
を検出した時に極性変化検出信号を出力する(ステップ
9)。周波数変化量演算手段304は、この時のサンプ
リング値xp ,xp+1 を記憶しておく。
【0024】次いで、周波数変化量演算手段304は、
記憶しておいたサンプリング値xn,xn+1 ,xp ,xp
+1 に基づいて、時刻t2 ,t3 における各サンプリン
グ値偏差の変化量Δuを下式(3)により演算する(ス
テップ10)。 Δu=|xp+1 −xp |−|xn+1 −xn | … (3)
【0025】周波数変化量演算手段304は、さらに、
この演算したΔuと、先に最大値・最小値検出手段30
3から入力して記憶しておいた出力値xM の絶対値|x
M |と、予め記憶してあるサンプリング周波数fs とに
基づいて、下式(2)により商用電源周波数fの変化量
Δfを演算する(ステップ6)。 Δf=Δu・fs /2π・|xM | … (2)
【0026】周波数変化量演算手段304は、このよう
な演算を半周期毎に繰り返して商用電源周波数fの変化
量Δfを求めている。上記した演算の特徴は、ゼロクロ
ス点におけるサンプリング値を位相で微分することによ
り、ゼロクロス点から90°位相がずれた位置における
最大値又は最小値を得ることができるという原理を利用
した点であり、周波数の値そのものを演算するのではな
く、半周期毎の周波数の変化量を演算するようにした点
である。
【0027】上記のように、本発明は半周期毎のサンプ
リング値の四則演算のみにより周波数変化量を容易に求
めることができるので、回路構成を簡単化することがで
き、したがって、従来のように、ハードウエアとしての
専用回路を設けることが不要となる。
【0028】なお、本発明では周波数変化量の検出は半
周期毎にしか行わないので、高周波数よりも商用電源周
波数程度の低周波数(45Hz〜60Hz程度)の変化
量を検出する場合に適しているといえる。また、上記実
施形態では、サンプリング周波数が1200Hzの場合
につき説明したが、もちろんサンプリング周波数の値は
特に限定されるわけではない。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ゼロク
ロス点での位相による微分は、その波形の半周期の最大
値又は最小値を表すという原理を利用して、四則演算の
みにより周波数変化量を求める構成としているので、簡
単で安価な構成でありながら、周波数の変化量を精度良
く検出することが可能な周波数変化量検出装置を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るマイクロプロセッサの
構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施形態に係る周波数変化量検出装置
の概略構成を示すブロック図。
【図3】図1の動作を説明するための波形図。
【図4】図1の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 計器用変成器 2 アナログ入力装置 3 マイクロプロセッサ 4 ディジタル出力装置 5 数値表示器 301 サンプリング手段 302 極性変化検出手段 303 最大値・最小値検出手段 304 周波数変化量演算手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源周波数付近の周波数(f)を有す
    る交流入力の値を所定サンプリング周波数(fs )毎に
    サンプリングするサンプリング手段と、 前記サンプリング手段の連続する2つのサンプリング値
    (x1 ,x2 )の極性が負から正又は正から負に変化す
    る第1の時点、及びその後の連続する2つのサンプリン
    グ値(xn ,xn+1 )の極性が正から負又は負から正に
    変化する第2の時点を検出する極性変化検出手段と、 前記極性変化検出手段が検出した第1の時点と第2の時
    点との間における最大値又は最小値(xM )を検出する
    最大値・最小値検出手段と、 前記サンプリング周波数の値(fs )、前記第1及び第
    2の時点をはさむ各サンプリング値(x1 ,x2 ,xn
    ,xn+1 )、及び前記最大値又は最小値(xM)の入力
    に基づいて、下式(1),(2)により前記交流入力の
    周波数(f)の変化量(Δf)を半周期毎に演算する周
    波数変化量演算手段と、 を備えたことを特徴とする周波数変化量検出装置。 Δu=|xn+1 −xn |−|x2 −x1 | … (1) Δf=Δu・fs /2π・|xM | … (2)
JP4818997A 1997-03-03 1997-03-03 周波数変化量検出装置 Pending JPH10246738A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267917A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp 周波数変化分測定装置、周波数変化率測定装置および電力系統制御保護装置
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