JPH10246926A - 放射線画像情報読取装置 - Google Patents
放射線画像情報読取装置Info
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- JPH10246926A JPH10246926A JP5154097A JP5154097A JPH10246926A JP H10246926 A JPH10246926 A JP H10246926A JP 5154097 A JP5154097 A JP 5154097A JP 5154097 A JP5154097 A JP 5154097A JP H10246926 A JPH10246926 A JP H10246926A
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Landscapes
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 放射線画像情報読取装置において、輝尽発光
光から励起光を除去して精度よく画像情報を得つつ、装
置の製造コストを低減させる。 【解決手段】 蓄積性蛍光体シート10を励起する励起光
の光源をライン光源21とし、このライン光源21に沿って
発光する輝尽発光光をシート10の光源21とは反対側の面
に対向して光ファイバー束22、CCD25を設け、さらに
光ファイバー束22の入射端面22a に、励起光の通過を阻
止し、かつ輝尽発光光の通過を許容する薄膜干渉型フィ
ルター23を形成する。
光から励起光を除去して精度よく画像情報を得つつ、装
置の製造コストを低減させる。 【解決手段】 蓄積性蛍光体シート10を励起する励起光
の光源をライン光源21とし、このライン光源21に沿って
発光する輝尽発光光をシート10の光源21とは反対側の面
に対向して光ファイバー束22、CCD25を設け、さらに
光ファイバー束22の入射端面22a に、励起光の通過を阻
止し、かつ輝尽発光光の通過を許容する薄膜干渉型フィ
ルター23を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放射線画像情報読取
装置に関し、詳細には蓄積性蛍光体シートに記録されて
いる放射線画像情報を読み取る装置の改良に関するもの
である。
装置に関し、詳細には蓄積性蛍光体シートに記録されて
いる放射線画像情報を読み取る装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】放射線を照射するとこの放射線エネルギ
ーの一部が蓄積され、その後、可視光やレーザ光等の励
起光を照射すると蓄積された放射線エネルギーに応じて
輝尽発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用し
て、支持体上に蓄積性蛍光体を積層してなるシート状の
蓄積性蛍光体シートに人体等の被写体の放射線画像情報
を一旦蓄積記録したものに、レーザ光等の励起光を画素
ごとに走査して各画素から順次輝尽発光光を生じせし
め、得られた輝尽発光光を光電的に順次読み取って画像
信号を得、一方この画像信号読取り後の蓄積性蛍光体シ
ートに消去光を照射して、このシートに残留する放射線
エネルギーを放出せしめる放射線画像記録再生システム
がすでによく知られているとともに、実用に供されてい
る。
ーの一部が蓄積され、その後、可視光やレーザ光等の励
起光を照射すると蓄積された放射線エネルギーに応じて
輝尽発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用し
て、支持体上に蓄積性蛍光体を積層してなるシート状の
蓄積性蛍光体シートに人体等の被写体の放射線画像情報
を一旦蓄積記録したものに、レーザ光等の励起光を画素
ごとに走査して各画素から順次輝尽発光光を生じせし
め、得られた輝尽発光光を光電的に順次読み取って画像
信号を得、一方この画像信号読取り後の蓄積性蛍光体シ
ートに消去光を照射して、このシートに残留する放射線
エネルギーを放出せしめる放射線画像記録再生システム
がすでによく知られているとともに、実用に供されてい
る。
【0003】このシステムにより得られた画像信号には
観察読影に適した階調処理や周波数処理等の画像処理が
施され、この処理が施された後の画像信号は診断用可視
像としてフイルムに記録され、または高精細のCRTに
表示されて医師等による診断等に供される。一方、上記
消去光が照射された残留放射線エネルギーが放出された
蓄積性蛍光体シートは再度放射線画像情報の蓄積記録が
可能となり、繰り返し使用可能とされる。
観察読影に適した階調処理や周波数処理等の画像処理が
施され、この処理が施された後の画像信号は診断用可視
像としてフイルムに記録され、または高精細のCRTに
表示されて医師等による診断等に供される。一方、上記
消去光が照射された残留放射線エネルギーが放出された
蓄積性蛍光体シートは再度放射線画像情報の蓄積記録が
可能となり、繰り返し使用可能とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した放射
線画像記録再生システムに用いられる放射線画像情報読
取装置においては、励起光として高品質なレーザー光を
用い、光電的に輝尽発光光を検出するものとして高価な
フォトマルチプライヤー(光電子増倍管)を用い、さら
に蓄積性蛍光体シートから発せられる輝尽発光光を画素
ごとの信号として検出するためのレーザー光の走査系お
よび集光光学系を備える必要があり、装置全体としては
かなり高価のものとなっている。そしてこの価格の高価
さは、本システムの広範な普及の障害の一つとなってい
る。
線画像記録再生システムに用いられる放射線画像情報読
取装置においては、励起光として高品質なレーザー光を
用い、光電的に輝尽発光光を検出するものとして高価な
フォトマルチプライヤー(光電子増倍管)を用い、さら
に蓄積性蛍光体シートから発せられる輝尽発光光を画素
ごとの信号として検出するためのレーザー光の走査系お
よび集光光学系を備える必要があり、装置全体としては
かなり高価のものとなっている。そしてこの価格の高価
さは、本システムの広範な普及の障害の一つとなってい
る。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、安価な部品を用いることにより製造コストを低減
させて安価な放射線画像情報読取装置を提供することを
目的とするものである。
って、安価な部品を用いることにより製造コストを低減
させて安価な放射線画像情報読取装置を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の放射線画
像情報読取装置は、蓄積性蛍光体シートを励起する励起
光の光源をライン光源とし、この励起光が照射された部
分から発せられる線状の輝尽発光光を、シートの表面お
よび/または裏面から画素分割光電読取手段により画素
分割して検出するものであり、さらにこれらに加えて、
シートと画素分割光電読取手段との間に、励起光の通過
させず、かつ輝尽発光光を通過させる薄膜干渉型フィル
ターを設けることにより、輝尽発光光に混在する励起光
を除去したうえで、画素分割光電読取手段により画素分
割して検出することを特徴とするものである。
像情報読取装置は、蓄積性蛍光体シートを励起する励起
光の光源をライン光源とし、この励起光が照射された部
分から発せられる線状の輝尽発光光を、シートの表面お
よび/または裏面から画素分割光電読取手段により画素
分割して検出するものであり、さらにこれらに加えて、
シートと画素分割光電読取手段との間に、励起光の通過
させず、かつ輝尽発光光を通過させる薄膜干渉型フィル
ターを設けることにより、輝尽発光光に混在する励起光
を除去したうえで、画素分割光電読取手段により画素分
割して検出することを特徴とするものである。
【0007】すなわち本発明の第1の放射線画像情報読
取装置は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光
体シートの一部に励起光を線状に照射するライン光源、
前記シートの、前記励起光が照射された部分および/ま
たはこの部分に対応する裏面の部分から発せられる前記
放射線画像情報に応じた輝尽発光光を、該照射された部
分の長さ方向に画素分割し、該画素分割により得られた
複数の画素を2次元配列で光電的に読み取る画素分割光
電読取手段、前記ライン光源および前記画素分割光電読
取手段と前記シートとを相対的に前記長さ方向に対して
略直交する方向に移動させる走査手段、および前記シー
トの前記輝尽発光光が発光する部分と前記画素分割光電
読取手段との間に配設された、前記励起光の通過を阻止
し前記輝尽発光光の通過を許容する薄膜干渉型フィルタ
ーを有することを特徴とするものである。
取装置は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光
体シートの一部に励起光を線状に照射するライン光源、
前記シートの、前記励起光が照射された部分および/ま
たはこの部分に対応する裏面の部分から発せられる前記
放射線画像情報に応じた輝尽発光光を、該照射された部
分の長さ方向に画素分割し、該画素分割により得られた
複数の画素を2次元配列で光電的に読み取る画素分割光
電読取手段、前記ライン光源および前記画素分割光電読
取手段と前記シートとを相対的に前記長さ方向に対して
略直交する方向に移動させる走査手段、および前記シー
トの前記輝尽発光光が発光する部分と前記画素分割光電
読取手段との間に配設された、前記励起光の通過を阻止
し前記輝尽発光光の通過を許容する薄膜干渉型フィルタ
ーを有することを特徴とするものである。
【0008】ここで、上記画素分割とは、略線状の輝尽
発光光を画素に対応する微小な大きさに分割することを
意味するものであり、画素を分割する意ではない。
発光光を画素に対応する微小な大きさに分割することを
意味するものであり、画素を分割する意ではない。
【0009】なお、画素分割光電読取手段が輝尽発光光
を検出するシートの面は、上述シートの表面、裏面のい
ずれでもよいし、両面から略同時に検出するようにして
もよいが、画素分割光電読取手段が隣接する画素から発
せられる輝尽発光光によるクロストーク光を極力排除す
るためには、光源と干渉しないでシートに可能な限り近
接させることが必要であり、その点からは、シートと画
素分割光電読取手段とをより近接させることができるシ
ートの裏面(励起光の照射側の面とは反対の面)から検
出するのが好ましい。なお画素分割光電読取手段による
輝尽発光光の読取りを行なう側の面は、シートに放射線
画像を撮影する際に放射線が入射した側の面であること
が望ましい。被写体の放射線透過画像情報を担持した透
過放射線がシート内部で散乱するため、放射線が出射し
た側から読み取ると信号がぼけるためである。
を検出するシートの面は、上述シートの表面、裏面のい
ずれでもよいし、両面から略同時に検出するようにして
もよいが、画素分割光電読取手段が隣接する画素から発
せられる輝尽発光光によるクロストーク光を極力排除す
るためには、光源と干渉しないでシートに可能な限り近
接させることが必要であり、その点からは、シートと画
素分割光電読取手段とをより近接させることができるシ
ートの裏面(励起光の照射側の面とは反対の面)から検
出するのが好ましい。なお画素分割光電読取手段による
輝尽発光光の読取りを行なう側の面は、シートに放射線
画像を撮影する際に放射線が入射した側の面であること
が望ましい。被写体の放射線透過画像情報を担持した透
過放射線がシート内部で散乱するため、放射線が出射し
た側から読み取ると信号がぼけるためである。
【0010】2次元配列で光電的に読み取るとは、2次
元的に配列して光電的に読み取ることを意味する。した
がって、線状に発光する輝尽発光光の、その長さ方向す
なわち1次元的に画素分割されて配列されたものを、2
次元的に配列し直して光電的に読み取るものである。
元的に配列して光電的に読み取ることを意味する。した
がって、線状に発光する輝尽発光光の、その長さ方向す
なわち1次元的に画素分割されて配列されたものを、2
次元的に配列し直して光電的に読み取るものである。
【0011】また、励起光としては波長帯域が 633nm〜
690nmのもの、輝尽発光光としては波長帯域が 350nm〜
450nmのものを用いるのが適当である。
690nmのもの、輝尽発光光としては波長帯域が 350nm〜
450nmのものを用いるのが適当である。
【0012】なお上記薄膜干渉型フィルターは、輝尽発
光光の集光効率の低下防止の観点から、画素分割光電読
取手段に密着させるのが望ましい。
光光の集光効率の低下防止の観点から、画素分割光電読
取手段に密着させるのが望ましい。
【0013】また前記画素分割光電読取手段としては、
多数の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手
段と、各入射端面が、前記シートの前記輝尽発光光が発
せられる部分(シートの表面および/または裏面)に対
向して前記線状の照射部分の長さ方向に並ぶように配列
され、各出射端面がそれぞれ互いに異なる前記光電変換
素子に対向するように任意に配列された多数の光ファイ
バーからなる光ファイバー束と、前記入射端面における
各光ファイバーと前記各光電変換素子との対応関係が予
め設定された参照テーブルと、前記各光電変換素子によ
り検出された各電気信号を、前記参照テーブルに設定さ
れた対応関係に基づき、前記入射端面における前記光フ
ァイバーの配列に応じた配列に構成し直す再構成手段と
により構成されるものなどを適用することができる。そ
してこのような態様を採用した場合には、上記薄膜干渉
型フィルターは光ファイバー束の入射端面と蓄積性蛍光
体シートとの間に配設され、より好ましくは光ファイバ
ー束の入射端面に密着させるのがよい。前述の場合と同
様に、輝尽発光光の集光効率が低下防止の観点による。
多数の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手
段と、各入射端面が、前記シートの前記輝尽発光光が発
せられる部分(シートの表面および/または裏面)に対
向して前記線状の照射部分の長さ方向に並ぶように配列
され、各出射端面がそれぞれ互いに異なる前記光電変換
素子に対向するように任意に配列された多数の光ファイ
バーからなる光ファイバー束と、前記入射端面における
各光ファイバーと前記各光電変換素子との対応関係が予
め設定された参照テーブルと、前記各光電変換素子によ
り検出された各電気信号を、前記参照テーブルに設定さ
れた対応関係に基づき、前記入射端面における前記光フ
ァイバーの配列に応じた配列に構成し直す再構成手段と
により構成されるものなどを適用することができる。そ
してこのような態様を採用した場合には、上記薄膜干渉
型フィルターは光ファイバー束の入射端面と蓄積性蛍光
体シートとの間に配設され、より好ましくは光ファイバ
ー束の入射端面に密着させるのがよい。前述の場合と同
様に、輝尽発光光の集光効率が低下防止の観点による。
【0014】本発明の第2の放射線画像情報読取装置
は、上記第1の放射線画像情報読取装置が、画素分割光
電読取手段として、上記光電変換手段と上記光ファイバ
ー束と上記参照テーブルと上記再構成手段とにより構成
されるものであるときに、薄膜干渉型フィルターが光フ
ァイバー束の入射端面と蓄積性蛍光体シートとの間に配
設される構成に代えて、薄膜干渉型フィルターが光ファ
イバー束の出射端面と光電変換手段との間に配設される
構成としたことを特徴とするものである。
は、上記第1の放射線画像情報読取装置が、画素分割光
電読取手段として、上記光電変換手段と上記光ファイバ
ー束と上記参照テーブルと上記再構成手段とにより構成
されるものであるときに、薄膜干渉型フィルターが光フ
ァイバー束の入射端面と蓄積性蛍光体シートとの間に配
設される構成に代えて、薄膜干渉型フィルターが光ファ
イバー束の出射端面と光電変換手段との間に配設される
構成としたことを特徴とするものである。
【0015】すなわち本発明の第2の放射線画像情報読
取装置は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光
体シートの一部に励起光を線状に照射するライン光源、
多数の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手
段、各入射端面が、前記シートの、前記励起光が照射さ
れて前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光が発せられ
る部分および/または前記励起光が照射された部分に対
応する裏面の、前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光
が発せられる部分に対向して、前記線状の照射部分の長
さ方向に並ぶように配列され、各出射端面がそれぞれ互
いに異なる前記光電変換素子に対向するように配列され
た多数の光ファイバーからなる光ファイバー束、前記入
射端面における各光ファイバーと前記各光電変換素子と
の対応関係が予め設定された参照テーブル、前記各光電
変換素子により検出された各電気信号を、前記参照テー
ブルに設定された対応関係に基づき、前記入射端面にお
ける前記光ファイバーの配列に応じた配列に構成し直す
再構成手段、前記ライン光源および前記光ファイバー束
と前記シートとを相対的に前記長さ方向に対して略直交
する方向に移動させる走査手段、および前記光ファイバ
ー束の出射端面と前記光電変換手段との間に配設され
た、前記励起光の通過を阻止し前記輝尽発光光の通過を
許容する薄膜干渉型フィルターを有することを特徴とす
るものである。
取装置は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光
体シートの一部に励起光を線状に照射するライン光源、
多数の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手
段、各入射端面が、前記シートの、前記励起光が照射さ
れて前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光が発せられ
る部分および/または前記励起光が照射された部分に対
応する裏面の、前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光
が発せられる部分に対向して、前記線状の照射部分の長
さ方向に並ぶように配列され、各出射端面がそれぞれ互
いに異なる前記光電変換素子に対向するように配列され
た多数の光ファイバーからなる光ファイバー束、前記入
射端面における各光ファイバーと前記各光電変換素子と
の対応関係が予め設定された参照テーブル、前記各光電
変換素子により検出された各電気信号を、前記参照テー
ブルに設定された対応関係に基づき、前記入射端面にお
ける前記光ファイバーの配列に応じた配列に構成し直す
再構成手段、前記ライン光源および前記光ファイバー束
と前記シートとを相対的に前記長さ方向に対して略直交
する方向に移動させる走査手段、および前記光ファイバ
ー束の出射端面と前記光電変換手段との間に配設され
た、前記励起光の通過を阻止し前記輝尽発光光の通過を
許容する薄膜干渉型フィルターを有することを特徴とす
るものである。
【0016】なお上記第2の放射線画像情報読取装置に
おいては、上記薄膜干渉型フィルターは好ましくは、光
ファイバー束の出射端面に密着させるのがよい。前述の
場合と同様に、輝尽発光光の集光効率が低下防止の観点
による。
おいては、上記薄膜干渉型フィルターは好ましくは、光
ファイバー束の出射端面に密着させるのがよい。前述の
場合と同様に、輝尽発光光の集光効率が低下防止の観点
による。
【0017】本発明の第3の放射線画像情報読取装置
は、上記本発明の第1または第2の放射線画像情報読取
装置のように薄膜干渉型フィルターを用いて、輝尽発光
光と励起光とを分離するのではなく、上記各発明におけ
る光ファイバー束を、励起光の通過を阻止し、かつ輝尽
発光光の通過を許容する材料(例えば、Co2+、Cu2+
等の青色発色イオン物質)を含有せしめて形成したこと
を特徴とするものである。
は、上記本発明の第1または第2の放射線画像情報読取
装置のように薄膜干渉型フィルターを用いて、輝尽発光
光と励起光とを分離するのではなく、上記各発明におけ
る光ファイバー束を、励起光の通過を阻止し、かつ輝尽
発光光の通過を許容する材料(例えば、Co2+、Cu2+
等の青色発色イオン物質)を含有せしめて形成したこと
を特徴とするものである。
【0018】すなわち本発明の第3の放射線画像情報読
取装置は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光
体シートの一部に励起光を線状に照射するライン光源、
多数の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手
段、各入射端面が、前記シートの、前記励起光が照射さ
れて前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光が発せられ
る部分および/または前記励起光が照射された部分に対
応する裏面の、前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光
が発せられる部分に対向して、前記線状の照射部分の長
さ方向に並ぶように配列され、各出射端面がそれぞれ互
いに異なる前記光電変換素子に対向するように配列され
た多数の光ファイバーからなる光ファイバー束、前記入
射端面における各光ファイバーと前記各光電変換素子と
の対応関係が予め設定された参照テーブル、前記各光電
変換素子により検出された各電気信号を、前記参照テー
ブルに設定された対応関係に基づき、前記入射端面にお
ける前記光ファイバーの配列に応じた配列に構成し直す
再構成手段、および前記ライン光源および前記光ファイ
バー束と前記シートとを相対的に前記長さ方向に対して
略直交する方向に移動させる走査手段を有し、前記ファ
イバー束を構成する前記各光ファイバーを、前記励起光
の通過を阻止し前記輝尽発光光の通過を許容する材料を
含有せしめて形成してなることを特徴とするものであ
る。
取装置は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光
体シートの一部に励起光を線状に照射するライン光源、
多数の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手
段、各入射端面が、前記シートの、前記励起光が照射さ
れて前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光が発せられ
る部分および/または前記励起光が照射された部分に対
応する裏面の、前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光
が発せられる部分に対向して、前記線状の照射部分の長
さ方向に並ぶように配列され、各出射端面がそれぞれ互
いに異なる前記光電変換素子に対向するように配列され
た多数の光ファイバーからなる光ファイバー束、前記入
射端面における各光ファイバーと前記各光電変換素子と
の対応関係が予め設定された参照テーブル、前記各光電
変換素子により検出された各電気信号を、前記参照テー
ブルに設定された対応関係に基づき、前記入射端面にお
ける前記光ファイバーの配列に応じた配列に構成し直す
再構成手段、および前記ライン光源および前記光ファイ
バー束と前記シートとを相対的に前記長さ方向に対して
略直交する方向に移動させる走査手段を有し、前記ファ
イバー束を構成する前記各光ファイバーを、前記励起光
の通過を阻止し前記輝尽発光光の通過を許容する材料を
含有せしめて形成してなることを特徴とするものであ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の第1の放射線画像情報読取装置
によれば、蓄積性蛍光体シートはライン光源によって照
射されることにより、このライン光源に沿って直線状に
輝尽発光光が発光される。この直線状の輝尽発光光はシ
ートの表面(光源と同じ側の面)だけでなく裏面(光源
と反対の側の面)からも発光する。そしてこの発光され
た直線状の輝尽発光光を、表面および/または裏面から
画素分割光電読取手段によって、この直線に沿った方向
について空間的に分割して光電的に検出することによ
り、ライン光源の延在方向の画像情報を画素に対応して
検出することができ、さらにシートとこれらライン光源
および画素分割光電読取手段とを、走査手段により、上
記ライン光源の延びる方向に略直交する方向に相対的に
移動させることにより、結果的にシート全体の画像情報
を得ることができる。
によれば、蓄積性蛍光体シートはライン光源によって照
射されることにより、このライン光源に沿って直線状に
輝尽発光光が発光される。この直線状の輝尽発光光はシ
ートの表面(光源と同じ側の面)だけでなく裏面(光源
と反対の側の面)からも発光する。そしてこの発光され
た直線状の輝尽発光光を、表面および/または裏面から
画素分割光電読取手段によって、この直線に沿った方向
について空間的に分割して光電的に検出することによ
り、ライン光源の延在方向の画像情報を画素に対応して
検出することができ、さらにシートとこれらライン光源
および画素分割光電読取手段とを、走査手段により、上
記ライン光源の延びる方向に略直交する方向に相対的に
移動させることにより、結果的にシート全体の画像情報
を得ることができる。
【0020】このように本発明の第1の放射線画像情報
読取装置は、従来システムで必要であった回転多面鏡や
fθレンズ等の走査光学系を用いない安価でコンパクト
な構成を実現し、さらに、画素分割光電読取手段を用い
るため、励起光源として安価な線状光源を用いることが
できる。すなわち、従来はレーザー光を走査するタイミ
ングにあわせた時分割読取により画素ごとの読取を行な
っていたが、本発明ではレーザー光源のような高価なも
のを使用する必要もなく、光源自体を安価にすることも
できる。
読取装置は、従来システムで必要であった回転多面鏡や
fθレンズ等の走査光学系を用いない安価でコンパクト
な構成を実現し、さらに、画素分割光電読取手段を用い
るため、励起光源として安価な線状光源を用いることが
できる。すなわち、従来はレーザー光を走査するタイミ
ングにあわせた時分割読取により画素ごとの読取を行な
っていたが、本発明ではレーザー光源のような高価なも
のを使用する必要もなく、光源自体を安価にすることも
できる。
【0021】さらにまた、画素分割光電読取手段とシー
トとの間に薄膜干渉型フィルターを設けて、励起光が輝
尽発光光に混じって光電検出されるのを防止することが
できる。なお、この励起光を分離する手段として薄膜干
渉型フィルターを適用することによって画素分割光電読
取手段とシートとを略密着させることができ、画素分割
光電読取手段とシートとの間隔が大きくなることに起因
して生じる、シートから輝尽発光光が拡散することによ
る集光効率の低下を防止することができる。
トとの間に薄膜干渉型フィルターを設けて、励起光が輝
尽発光光に混じって光電検出されるのを防止することが
できる。なお、この励起光を分離する手段として薄膜干
渉型フィルターを適用することによって画素分割光電読
取手段とシートとを略密着させることができ、画素分割
光電読取手段とシートとの間隔が大きくなることに起因
して生じる、シートから輝尽発光光が拡散することによ
る集光効率の低下を防止することができる。
【0022】ここで前記画素分割光電読取手段を、多数
の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手段
と、各入射端面が、シートの輝尽発光光が発せられる部
分に対向して線状の照射部分の長さ方向に並ぶように配
列され、各出射端面がそれぞれ互いに異なる光電変換素
子に対向するように配列された多数の光ファイバーから
なる光ファイバー束と、入射端面における各光ファイバ
ーと各光電変換素子との対応関係が予め設定された参照
テーブルと、各光電変換素子により検出された各電気信
号を参照テーブルに設定された対応関係に基づき、入射
端面における光ファイバーの配列に応じた配列に構成し
直す再構成手段とを備えたものとした場合には、各光フ
ァイバーの入射端面、すなわちシートに対向する端面は
ライン光源の延在方向に沿って線状に一列に並べられる
が、一方、出射端面は必ずしも入射端面と同一の順番に
並べられる必要が無いばかりか、線状に一列に配列され
る必要さえなく、如何なる形状に配列されてもよい。
の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手段
と、各入射端面が、シートの輝尽発光光が発せられる部
分に対向して線状の照射部分の長さ方向に並ぶように配
列され、各出射端面がそれぞれ互いに異なる光電変換素
子に対向するように配列された多数の光ファイバーから
なる光ファイバー束と、入射端面における各光ファイバ
ーと各光電変換素子との対応関係が予め設定された参照
テーブルと、各光電変換素子により検出された各電気信
号を参照テーブルに設定された対応関係に基づき、入射
端面における光ファイバーの配列に応じた配列に構成し
直す再構成手段とを備えたものとした場合には、各光フ
ァイバーの入射端面、すなわちシートに対向する端面は
ライン光源の延在方向に沿って線状に一列に並べられる
が、一方、出射端面は必ずしも入射端面と同一の順番に
並べられる必要が無いばかりか、線状に一列に配列され
る必要さえなく、如何なる形状に配列されてもよい。
【0023】したがって、製造が難しいことにより高価
格のライン形状の光電変換手段を用いる必要がない。
格のライン形状の光電変換手段を用いる必要がない。
【0024】そこで光電変換手段としては光電変換素子
が2次元状に配列された汎用品を用いるのが適当であ
る。このような光電変換素子が2次元状に配列されたC
CD(charge-coupled device )等の光電変換手段は一
般にその製造が容易であるため安価であり、入手も容易
である。そして、前述したようにシートから発せられる
線状の輝尽発光光を、光ファイバー束を用いることによ
って光電変換手段の2次元面に容易に導くことができ
る。
が2次元状に配列された汎用品を用いるのが適当であ
る。このような光電変換素子が2次元状に配列されたC
CD(charge-coupled device )等の光電変換手段は一
般にその製造が容易であるため安価であり、入手も容易
である。そして、前述したようにシートから発せられる
線状の輝尽発光光を、光ファイバー束を用いることによ
って光電変換手段の2次元面に容易に導くことができ
る。
【0025】なお、この場合、光ファイバー束単独で
は、入射端面と出射端面とにおける個々の光ファイバー
のファイバー束全体の中での位置関係を予め知る必要は
ないため、ファイバー束を製造するコストは、内視鏡に
用いられるファイバー束に比べて非常に安価なものとす
ることができる。
は、入射端面と出射端面とにおける個々の光ファイバー
のファイバー束全体の中での位置関係を予め知る必要は
ないため、ファイバー束を製造するコストは、内視鏡に
用いられるファイバー束に比べて非常に安価なものとす
ることができる。
【0026】すなわち、光ファイバー束と光電変換手段
とを組み合わせたセット状態で、光ファイバー束の入射
端面における個々のファイバーの位置と、光電変換手段
を構成する各光電変換素子との対応関係を求め、これを
参照テーブルとして予め設定し、画像データの取得後に
この参照テーブルを参照して、このデータを光ファイバ
ーの入射端面における配列順序にしたがってデジタル的
に並べ替えを行なうことによって、元の線状に配列され
た光ファイバーの順序にしたがったデータを得ることが
できる。
とを組み合わせたセット状態で、光ファイバー束の入射
端面における個々のファイバーの位置と、光電変換手段
を構成する各光電変換素子との対応関係を求め、これを
参照テーブルとして予め設定し、画像データの取得後に
この参照テーブルを参照して、このデータを光ファイバ
ーの入射端面における配列順序にしたがってデジタル的
に並べ替えを行なうことによって、元の線状に配列され
た光ファイバーの順序にしたがったデータを得ることが
できる。
【0027】ここで上記光ファイバー束の入射端面にお
ける個々のファイバーの位置と、光電変換手段を構成す
る各光電変換素子との対応関係は、レーザー光等の微小
(光ファイバーの直径程度)スポットの光を、複数の光
ファイバーを1列に並べた光ファイバー束の入射端面に
沿って走査し、このときの光電変換手段を構成する各光
電変換素子による時系列的な光電検出結果に基づいて求
めればよい。
ける個々のファイバーの位置と、光電変換手段を構成す
る各光電変換素子との対応関係は、レーザー光等の微小
(光ファイバーの直径程度)スポットの光を、複数の光
ファイバーを1列に並べた光ファイバー束の入射端面に
沿って走査し、このときの光電変換手段を構成する各光
電変換素子による時系列的な光電検出結果に基づいて求
めればよい。
【0028】また蓄積性蛍光体シートに記録されている
画像は、一般に横(主走査方向)2000画素×縦(副走査
方向)2000画素程度の画像データによって表されてい
る。ここで、従来の放射線画像情報読取装置で主走査方
向に沿ってライン光源を配し、この方向に沿って2000画
素に相当する2000本の光ファイバーをその入射端が1列
になるように配列した場合であって、出射端面が略矩
形、略円形等の2次元に拡がるようにこの2000本の光フ
ァイバーを束ね、これを汎用されている25万〜40万画素
のCCDに光電検出させるように構成すれば、ファイバ
ー1本(蓄積性蛍光体シートの1画素)が対応するCC
Dの画素数は 125画素〜 200画素となり、CCD側の画
素数には余裕があるため、光ファイバーの数を増加させ
ることによって、得られる画像の解像度の向上にも対応
可能である。
画像は、一般に横(主走査方向)2000画素×縦(副走査
方向)2000画素程度の画像データによって表されてい
る。ここで、従来の放射線画像情報読取装置で主走査方
向に沿ってライン光源を配し、この方向に沿って2000画
素に相当する2000本の光ファイバーをその入射端が1列
になるように配列した場合であって、出射端面が略矩
形、略円形等の2次元に拡がるようにこの2000本の光フ
ァイバーを束ね、これを汎用されている25万〜40万画素
のCCDに光電検出させるように構成すれば、ファイバ
ー1本(蓄積性蛍光体シートの1画素)が対応するCC
Dの画素数は 125画素〜 200画素となり、CCD側の画
素数には余裕があるため、光ファイバーの数を増加させ
ることによって、得られる画像の解像度の向上にも対応
可能である。
【0029】本発明の第2の放射線画像情報読取装置
は、上記第1の放射線画像情報読取装置が、画素分割光
電読取手段として、上記光電変換手段と上記光ファイバ
ー束と上記参照テーブルと上記再構成手段とにより構成
されるものであるため、従来システムで必要であった回
転多面鏡やfθレンズ等の走査光学系を用いない安価で
コンパクトな構成を実現し、さらに光源はシートに近接
させることによりレーザー光源のような高価なものを使
用する必要もなく、光源自体を安価にすることもでき
る。
は、上記第1の放射線画像情報読取装置が、画素分割光
電読取手段として、上記光電変換手段と上記光ファイバ
ー束と上記参照テーブルと上記再構成手段とにより構成
されるものであるため、従来システムで必要であった回
転多面鏡やfθレンズ等の走査光学系を用いない安価で
コンパクトな構成を実現し、さらに光源はシートに近接
させることによりレーザー光源のような高価なものを使
用する必要もなく、光源自体を安価にすることもでき
る。
【0030】また、薄膜干渉型フィルターを、光ファイ
バー束の出射端面と光電変換手段との間に配設した構成
により、励起光が輝尽発光光に混じって光電検出される
のを防止することができる。なお、この励起光を分離す
る手段として薄膜干渉型フィルターを適用することによ
って光ファイバー束の出射端面と光電変換手段とを略密
着させることができ、光ファイバー束の出射端面と光電
変換手段との間隔が大きくなることに起因して生じる、
光ファイバー束の出射端から輝尽発光光が拡散すること
による集光効率の低下を防止することができる。
バー束の出射端面と光電変換手段との間に配設した構成
により、励起光が輝尽発光光に混じって光電検出される
のを防止することができる。なお、この励起光を分離す
る手段として薄膜干渉型フィルターを適用することによ
って光ファイバー束の出射端面と光電変換手段とを略密
着させることができ、光ファイバー束の出射端面と光電
変換手段との間隔が大きくなることに起因して生じる、
光ファイバー束の出射端から輝尽発光光が拡散すること
による集光効率の低下を防止することができる。
【0031】本発明の第3の放射線画像情報読取装置
は、上記第2の放射線画像情報読取装置と同様に、光電
変換手段と光ファイバー束と参照テーブルと再構成手段
とにより構成されるものであるため、従来システムで必
要であった回転多面鏡やfθレンズ等の走査光学系を用
いない安価でコンパクトな構成を実現し、さらに光源は
シートに近接させることによりレーザー光源のような高
価なものを使用する必要もなく、光源自体を安価にする
こともできる。
は、上記第2の放射線画像情報読取装置と同様に、光電
変換手段と光ファイバー束と参照テーブルと再構成手段
とにより構成されるものであるため、従来システムで必
要であった回転多面鏡やfθレンズ等の走査光学系を用
いない安価でコンパクトな構成を実現し、さらに光源は
シートに近接させることによりレーザー光源のような高
価なものを使用する必要もなく、光源自体を安価にする
こともできる。
【0032】さらに光ファイバー束を構成する各光ファ
イバーを、励起光の通過を阻止し、かつ輝尽発光光の通
過を許容する材料(例えば、Co2+、Cu2+等の青色発
色イオン物質)を含有せしめて形成したことにより、励
起光が輝尽発光光に混じって光電検出されるのを防止す
ることができる。
イバーを、励起光の通過を阻止し、かつ輝尽発光光の通
過を許容する材料(例えば、Co2+、Cu2+等の青色発
色イオン物質)を含有せしめて形成したことにより、励
起光が輝尽発光光に混じって光電検出されるのを防止す
ることができる。
【0033】なお、光ファイバー束自体が励起光を分離
する機能を有するため、励起光分離を目的とする別途の
手段を、その光路上に付加する必要がなく、この結果、
シートと光ファイバーの入射端面および光ファイバー束
の出射端面と光電変換手段をそれぞれ完全に密着させる
ことができ、これらの間から輝尽発光光が拡散すること
による集光効率の低下を防止することができる。
する機能を有するため、励起光分離を目的とする別途の
手段を、その光路上に付加する必要がなく、この結果、
シートと光ファイバーの入射端面および光ファイバー束
の出射端面と光電変換手段をそれぞれ完全に密着させる
ことができ、これらの間から輝尽発光光が拡散すること
による集光効率の低下を防止することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の放射線画像情報読
取装置の具体的な実施の形態について図面を用いて説明
する。
取装置の具体的な実施の形態について図面を用いて説明
する。
【0035】図1は本発明の第1の放射線画像情報読取
装置の一実施形態を示す構成図、図2は図1に示した放
射線画像情報読取装置を用いた放射線画像情報読取記録
装置の一例を示す図である。
装置の一実施形態を示す構成図、図2は図1に示した放
射線画像情報読取装置を用いた放射線画像情報読取記録
装置の一例を示す図である。
【0036】図1に示した放射線画像情報読取装置20
は、搬送ベルト28a ,28b による蓄積性蛍光体シート
(以下、IPという)10の搬送方向Xに略直交する方向
に延びる、IP10に蓄積記録された放射線画像情報に応
じた輝尽発光光を発生せしめる励起光をIP10に照射す
るライン光源21と、多数の光電変換素子(およそ40万画
素=縦 632画素×横 632画素)が2次元状に配列された
CCD25と、各入射端面22a は、ライン光源21からの励
起光が照射するIP10の部分に対応するこのIP10の裏
面側の部分に略密着し、ライン光源21の延びる方向に沿
って一列に並ぶように配列され、各出射端面22b は2次
元面内に広がるように束ねられてCCD25の受光面に密
着した多数の光ファイバー22i からなる光ファイバー束
22と、各光ファイバー22i の各入射端面22a に直接に形
成された薄膜干渉型フィルター23と、入射端面22a にお
ける各光ファイバー22i と各光電変換素子との対応関係
が予め設定された参照テーブル26と、各光電変換素子に
より検出された各信号Sを、参照テーブル26に設定され
た対応関係に基づき、光ファイバー束22の入射端面22a
における光ファイバー22i の配列に応じた配列に構成し
直す再構成手段27とを備えた構成である。
は、搬送ベルト28a ,28b による蓄積性蛍光体シート
(以下、IPという)10の搬送方向Xに略直交する方向
に延びる、IP10に蓄積記録された放射線画像情報に応
じた輝尽発光光を発生せしめる励起光をIP10に照射す
るライン光源21と、多数の光電変換素子(およそ40万画
素=縦 632画素×横 632画素)が2次元状に配列された
CCD25と、各入射端面22a は、ライン光源21からの励
起光が照射するIP10の部分に対応するこのIP10の裏
面側の部分に略密着し、ライン光源21の延びる方向に沿
って一列に並ぶように配列され、各出射端面22b は2次
元面内に広がるように束ねられてCCD25の受光面に密
着した多数の光ファイバー22i からなる光ファイバー束
22と、各光ファイバー22i の各入射端面22a に直接に形
成された薄膜干渉型フィルター23と、入射端面22a にお
ける各光ファイバー22i と各光電変換素子との対応関係
が予め設定された参照テーブル26と、各光電変換素子に
より検出された各信号Sを、参照テーブル26に設定され
た対応関係に基づき、光ファイバー束22の入射端面22a
における光ファイバー22i の配列に応じた配列に構成し
直す再構成手段27とを備えた構成である。
【0037】ここでライン光源21は、その周面の一部
に、中心軸に平行な方向に沿ったスリット21c を有する
円筒状の反射鏡21b の内部に蛍光灯21a を備えた構成で
あり、このスリット21c を通過した光は直線状の光とな
ってIP10を照射する。なお、このスリット21c から出
射した光の集光度を向上させるために、このスリット21
c の延びる方向にはパワーを持たないシリンドリカルレ
ンズを、スリット21c に沿って設けてもよい。
に、中心軸に平行な方向に沿ったスリット21c を有する
円筒状の反射鏡21b の内部に蛍光灯21a を備えた構成で
あり、このスリット21c を通過した光は直線状の光とな
ってIP10を照射する。なお、このスリット21c から出
射した光の集光度を向上させるために、このスリット21
c の延びる方向にはパワーを持たないシリンドリカルレ
ンズを、スリット21c に沿って設けてもよい。
【0038】また薄膜干渉型フィルター23は、ライン光
源21から出射された励起光Lの透過を阻止し、一方、こ
の励起光Lによって励起されてIP10から発せられた輝
尽発光光の透過を許容するような分光特性を有するフィ
ルターである。なおこのフィルター23は光ファイバー束
22を構成する各光ファイバー22i の入射端面22a に直接
形成されたものである。そして光ファイバー束22は、そ
の入射端面22a がこの薄膜干渉型フィルター23を介して
IP10の裏面に略密着するように、配置されている。
源21から出射された励起光Lの透過を阻止し、一方、こ
の励起光Lによって励起されてIP10から発せられた輝
尽発光光の透過を許容するような分光特性を有するフィ
ルターである。なおこのフィルター23は光ファイバー束
22を構成する各光ファイバー22i の入射端面22a に直接
形成されたものである。そして光ファイバー束22は、そ
の入射端面22a がこの薄膜干渉型フィルター23を介して
IP10の裏面に略密着するように、配置されている。
【0039】光ファイバー束22は、例えば2000本の光フ
ァイバー22i から構成され、各光ファイバー22i は直径
0.1mm、コア90%であり、前述したとおりこの2000本の
光ファイバー22i の入射端面はライン光源21の延在方向
に平行に一列に並ぶように配列されて構成される(図3
(1)参照)が、出射端面は、同図(1)または(2)
に示すようにランダムに束ねられた構成である。
ァイバー22i から構成され、各光ファイバー22i は直径
0.1mm、コア90%であり、前述したとおりこの2000本の
光ファイバー22i の入射端面はライン光源21の延在方向
に平行に一列に並ぶように配列されて構成される(図3
(1)参照)が、出射端面は、同図(1)または(2)
に示すようにランダムに束ねられた構成である。
【0040】CCD25はファイバー束22の出射端面22b
が略密着して配置され、その40万画素の光電変換素子が
配列された光電変換面に略均等に、各光ファイバー22i
からの光が入射するように配置されている。なお、CC
D25はその開口率が50%、QEが60%であるが、これら
の数値は高効率に輝尽発光光を集光し得る望ましい一例
を示しているに過ぎず、本発明の装置がこれらの態様の
ものに限られるものではない。
が略密着して配置され、その40万画素の光電変換素子が
配列された光電変換面に略均等に、各光ファイバー22i
からの光が入射するように配置されている。なお、CC
D25はその開口率が50%、QEが60%であるが、これら
の数値は高効率に輝尽発光光を集光し得る望ましい一例
を示しているに過ぎず、本発明の装置がこれらの態様の
ものに限られるものではない。
【0041】なお図1に示すように本実施形態において
は、ライン光源21と光ファイバー22等とはIP10を挟ん
で相異なる面側に配された構成を採用しているが、これ
はIP10から発せられる輝尽発光光の拡散を極力抑制し
て光ファイバー内へ効率よく入射させるとともに、隣接
する画素部分からの輝尽発光光のクロストークを防止す
るため、光ファイバー22の入射端面22a をIP10に略密
着させる必要があるからである。したがって光ファイバ
ー22の入射端面22a をIP10に略密着させることが可能
であれば、光ファイバー22を光源21と同じ側に配置し
て、その入射端面22a をIP10の表面に密着させる構成
を採用することもできる。さらにこれらをIP10に各面
にそれぞれ各別に配して両面読取りを行なう構成として
もよい。
は、ライン光源21と光ファイバー22等とはIP10を挟ん
で相異なる面側に配された構成を採用しているが、これ
はIP10から発せられる輝尽発光光の拡散を極力抑制し
て光ファイバー内へ効率よく入射させるとともに、隣接
する画素部分からの輝尽発光光のクロストークを防止す
るため、光ファイバー22の入射端面22a をIP10に略密
着させる必要があるからである。したがって光ファイバ
ー22の入射端面22a をIP10に略密着させることが可能
であれば、光ファイバー22を光源21と同じ側に配置し
て、その入射端面22a をIP10の表面に密着させる構成
を採用することもできる。さらにこれらをIP10に各面
にそれぞれ各別に配して両面読取りを行なう構成として
もよい。
【0042】また2000本の光ファイバー22i の出射端と
40万画素のCCD25とは図4に示すように対応するもの
である。
40万画素のCCD25とは図4に示すように対応するもの
である。
【0043】図2に示した放射線画像情報読取記録装置
100 は、図1に示した実施形態の放射線画像情報読取装
置20を画像読取部として一部に備えた放射線画像情報読
取記録装置であり、放射線画像情報が蓄積記録されたI
P10からこの放射線画像情報に応じた画像信号を読み取
る画像読取部20と、この画像読取部20によって読み取っ
て得られた画像信号Sに対して階調処理、周波数処理等
の信号処理を施す画像処理部50と、信号処理がなされた
後の画像信号S′に基づいて、この画像信号S′が表す
可視像P′をドライフイルム61に出力する画像出力部60
と、可視像P′を表示面上に表示するCRTモニター70
と、本体に装着されたカセッテ11の内部に収容されたI
P10を吸着してカセッテ11から本体90内に引き出す吸着
手段41を含む、IP10を画像読取部20、IPトレイ30に
搬送する搬送手段40と、電源80とを備えた構成である。
100 は、図1に示した実施形態の放射線画像情報読取装
置20を画像読取部として一部に備えた放射線画像情報読
取記録装置であり、放射線画像情報が蓄積記録されたI
P10からこの放射線画像情報に応じた画像信号を読み取
る画像読取部20と、この画像読取部20によって読み取っ
て得られた画像信号Sに対して階調処理、周波数処理等
の信号処理を施す画像処理部50と、信号処理がなされた
後の画像信号S′に基づいて、この画像信号S′が表す
可視像P′をドライフイルム61に出力する画像出力部60
と、可視像P′を表示面上に表示するCRTモニター70
と、本体に装着されたカセッテ11の内部に収容されたI
P10を吸着してカセッテ11から本体90内に引き出す吸着
手段41を含む、IP10を画像読取部20、IPトレイ30に
搬送する搬送手段40と、電源80とを備えた構成である。
【0044】ここで、電源80および画像処理部50が最下
段に配置され、その上部に画像読取部20が配され、さら
にその上部には画像出力部60が配置されているため、操
作者が立ったままで本装置を操作したときに、可視像が
記録されたドライフイルム61が操作者の目に付きやすい
高さ位置に排出されるように構成されている。
段に配置され、その上部に画像読取部20が配され、さら
にその上部には画像出力部60が配置されているため、操
作者が立ったままで本装置を操作したときに、可視像が
記録されたドライフイルム61が操作者の目に付きやすい
高さ位置に排出されるように構成されている。
【0045】ドライプリンタ60は、ドライフイルム61と
していわゆるカットシートの感熱材料に感熱記録を行な
うものであり、装脱可能のマガジン62の内部に収容され
た多数のドライフイルム61を一枚ずつ吸着してプリンタ
60内に搬入する枚葉手段63を含む搬送手段64と、搬送さ
れたフイルム61に感熱記録を行なうサーマルヘッド装置
65とを備え、サーマルヘッド装置65はさらに詳しくは感
熱材料への感熱面像記録を行なう部分であるグレーズが
形成された基板であるサーマルヘッド本体(以下、サー
マルヘッド装置の構成についてはいずれも図示は省
略)、このサーマルヘッド本体に直接固定される冷却手
段としてのヒートシンク、ヒートシンクとともに冷却手
段を構成する冷却ファン、サーマルヘッド本体を加熱す
るための面状ヒーター、冷却ファンと面状ヒーターの駆
動を制御する制御手段から構成されている。
していわゆるカットシートの感熱材料に感熱記録を行な
うものであり、装脱可能のマガジン62の内部に収容され
た多数のドライフイルム61を一枚ずつ吸着してプリンタ
60内に搬入する枚葉手段63を含む搬送手段64と、搬送さ
れたフイルム61に感熱記録を行なうサーマルヘッド装置
65とを備え、サーマルヘッド装置65はさらに詳しくは感
熱材料への感熱面像記録を行なう部分であるグレーズが
形成された基板であるサーマルヘッド本体(以下、サー
マルヘッド装置の構成についてはいずれも図示は省
略)、このサーマルヘッド本体に直接固定される冷却手
段としてのヒートシンク、ヒートシンクとともに冷却手
段を構成する冷却ファン、サーマルヘッド本体を加熱す
るための面状ヒーター、冷却ファンと面状ヒーターの駆
動を制御する制御手段から構成されている。
【0046】次に本実施形態の放射線画像情報読取記録
装置100 の作用について説明する。
装置100 の作用について説明する。
【0047】IPトレイ30を本体のトレイ装着口92に装
着し、患者の放射線画像情報が蓄積記録されたIP10を
内部に収容したカセッテ11をカセッテ装着口91に装着す
ると、カセッテ11の蓋部が図2(2)に示すように開放
され、吸着手段41が、蓋部が開放されたカセッテ11の内
部に収容されたIP10を吸着して本体90内に引き出す。
この引き出されたIP10は搬送手段40により画像読取部
20に搬入される。
着し、患者の放射線画像情報が蓄積記録されたIP10を
内部に収容したカセッテ11をカセッテ装着口91に装着す
ると、カセッテ11の蓋部が図2(2)に示すように開放
され、吸着手段41が、蓋部が開放されたカセッテ11の内
部に収容されたIP10を吸着して本体90内に引き出す。
この引き出されたIP10は搬送手段40により画像読取部
20に搬入される。
【0048】画像読取部20は、IP10を2つの搬送ベル
ト28a ,28b 上に載置して矢印X方向に搬送する。この
間にIP10の表面(図示による上面)はライン光源21か
ら線状に励起光を照射される。この励起光の照射を受け
たIP10の線状部分は、当該部分に蓄積記録されている
放射線画像情報に応じた光量で発光する輝尽発光光を発
する。
ト28a ,28b 上に載置して矢印X方向に搬送する。この
間にIP10の表面(図示による上面)はライン光源21か
ら線状に励起光を照射される。この励起光の照射を受け
たIP10の線状部分は、当該部分に蓄積記録されている
放射線画像情報に応じた光量で発光する輝尽発光光を発
する。
【0049】この輝尽発光光は、IP10の表面側におい
ても生じるが、裏面側においても生じる。また、IP10
の各面からは、上記輝尽発光光のみならず、IP10の表
面を照射した励起光のうちの一部も出射する。すなわち
IP10の表面からは、当該面で反射した励起光が出射
し、裏面からはIP10を透過した励起光が出射する。
ても生じるが、裏面側においても生じる。また、IP10
の各面からは、上記輝尽発光光のみならず、IP10の表
面を照射した励起光のうちの一部も出射する。すなわち
IP10の表面からは、当該面で反射した励起光が出射
し、裏面からはIP10を透過した励起光が出射する。
【0050】そしてこれらIP10の裏面から出射した光
は、その発生した微小な部分ごとにそれぞれ密着した各
光ファイバー22i に、薄膜干渉型フィルター23を介して
入射する。
は、その発生した微小な部分ごとにそれぞれ密着した各
光ファイバー22i に、薄膜干渉型フィルター23を介して
入射する。
【0051】ここでIP10の裏面から出射した光のうち
励起光の成分についてはフィルター23によって透過が阻
止され、一方、輝尽発光光の成分についてはフィルター
23によって透過が許容される。したがって各光ファイバ
ー22i に入射するのは輝尽発光光の成分だけとなる。
励起光の成分についてはフィルター23によって透過が阻
止され、一方、輝尽発光光の成分についてはフィルター
23によって透過が許容される。したがって各光ファイバ
ー22i に入射するのは輝尽発光光の成分だけとなる。
【0052】そしてライン光源21から線状の励起光を照
射されて発せられた線状の輝尽発光光は光ファイバー22
i の数である2000画素に対応する微小な光信号として分
割される。
射されて発せられた線状の輝尽発光光は光ファイバー22
i の数である2000画素に対応する微小な光信号として分
割される。
【0053】各光ファイバー22i の内部を全反射を繰り
返して出射端面22b まで導光された各画素ごとの輝尽発
光光は各出射端面22b から出射され、この出射端面22b
に密着して設けられたCCD25の光検出面上に導光され
る。このときのCCD25の光検出面(光電変換素子面)
上においては、光ファイバー束22の出射端面の束ね方を
例えば図3(1)に示すようなものとした場合には、図
4に示すように各光ファイバー22i が対応する。
返して出射端面22b まで導光された各画素ごとの輝尽発
光光は各出射端面22b から出射され、この出射端面22b
に密着して設けられたCCD25の光検出面上に導光され
る。このときのCCD25の光検出面(光電変換素子面)
上においては、光ファイバー束22の出射端面の束ね方を
例えば図3(1)に示すようなものとした場合には、図
4に示すように各光ファイバー22i が対応する。
【0054】ところで光ファイバー束22はその出射端面
側においてはランダムに束ねられているため、出射端面
側において指定した1本のファイバーが、入射端面側に
おいてどの位置にあるかは分からない。したがって光フ
ァイバー束22の入射端面側と出射端面側とを予め対応付
けておく必要がある。そこで本実施形態の装置において
は、光ファイバー22i を順次代えて各ファイバー22i の
入射端面22a に光を入射し、各光がいずれの出射端面か
ら出射したかをCCD25の検出信号に基づいて判断すれ
ばよく、この対応関係の結果を参照テーブル26としてテ
ーブル化しておく。そして、後に画像の読取りを行なっ
た際に、CCD25の光電変換素子ごとの検出信号を、再
構成手段27がこのテーブル26を参照しつつ、光ファイバ
ー束22の入射端におけるファイバー22i の配列順に対応
して並べ代える。
側においてはランダムに束ねられているため、出射端面
側において指定した1本のファイバーが、入射端面側に
おいてどの位置にあるかは分からない。したがって光フ
ァイバー束22の入射端面側と出射端面側とを予め対応付
けておく必要がある。そこで本実施形態の装置において
は、光ファイバー22i を順次代えて各ファイバー22i の
入射端面22a に光を入射し、各光がいずれの出射端面か
ら出射したかをCCD25の検出信号に基づいて判断すれ
ばよく、この対応関係の結果を参照テーブル26としてテ
ーブル化しておく。そして、後に画像の読取りを行なっ
た際に、CCD25の光電変換素子ごとの検出信号を、再
構成手段27がこのテーブル26を参照しつつ、光ファイバ
ー束22の入射端におけるファイバー22i の配列順に対応
して並べ代える。
【0055】これにより、シート10の空間的位置に対応
した画像信号S′を得ることができ、得られた画像信号
S′は画像処理部50に入力される。
した画像信号S′を得ることができ、得られた画像信号
S′は画像処理部50に入力される。
【0056】画像処理部50は入力された画像信号S′に
対して各種の信号処理を施す。そして信号処理がなされ
た後の画像信号S″は画像出力部60およびCRTモニタ
70に出力される。
対して各種の信号処理を施す。そして信号処理がなされ
た後の画像信号S″は画像出力部60およびCRTモニタ
70に出力される。
【0057】一方、画像読取部20で画像信号が読み取ら
れた後のIP10は搬送手段40により搬送されてIPトレ
イ30に収納される。なお、画像読取部20とIPトレイ30
との間の搬送行路中に、画像信号読取り後のIP10に残
存する放射線エネルギーを略完全に放出せしめるべく、
消去光を照射する消去部を設けた構成を採ることもでき
る。
れた後のIP10は搬送手段40により搬送されてIPトレ
イ30に収納される。なお、画像読取部20とIPトレイ30
との間の搬送行路中に、画像信号読取り後のIP10に残
存する放射線エネルギーを略完全に放出せしめるべく、
消去光を照射する消去部を設けた構成を採ることもでき
る。
【0058】IPトレイ30は複数枚のIP10を収納でき
るため、画像読取完了後のIP10が所定の枚数溜まるま
ではそのまま本装置100 に装着されたままの状態とさ
れ、所定の枚数が溜まったら本装置100 から取り外され
て、収納されたIP10が排出された後、再び本装置100
に装着される。
るため、画像読取完了後のIP10が所定の枚数溜まるま
ではそのまま本装置100 に装着されたままの状態とさ
れ、所定の枚数が溜まったら本装置100 から取り外され
て、収納されたIP10が排出された後、再び本装置100
に装着される。
【0059】CRTモニタ70は、画像処理部50から入力
された信号処理後の画像信号S″に応じた可視像をその
表示面上に表示し、操作者はこの表示を観察して、信号
処理の程度の補正や範囲指定の変更等の必要性を判断す
る。
された信号処理後の画像信号S″に応じた可視像をその
表示面上に表示し、操作者はこの表示を観察して、信号
処理の程度の補正や範囲指定の変更等の必要性を判断す
る。
【0060】また画像出力部60は、枚葉手段63が、マガ
ジン62の内部に収容された多数のドライフイルム61を一
枚ずつ吸着してプリンタ60内に搬入し、搬送手段64がこ
のドライフイルム61をサーマルヘッド装置65まで搬送
し、サーマルヘッド装置65は、画像処理部50から入力さ
れた画像信号S″に基づいて、搬送されたドライフイル
ム61に、当該画像信号S″に応じた可視像を感熱記録す
る。この感熱記録は詳細には、制御手段が冷却ファンと
面状ヒーターの駆動を制御することによりサーマルヘッ
ド本体の温度調整を行ない、これにより階調画像が記録
される。
ジン62の内部に収容された多数のドライフイルム61を一
枚ずつ吸着してプリンタ60内に搬入し、搬送手段64がこ
のドライフイルム61をサーマルヘッド装置65まで搬送
し、サーマルヘッド装置65は、画像処理部50から入力さ
れた画像信号S″に基づいて、搬送されたドライフイル
ム61に、当該画像信号S″に応じた可視像を感熱記録す
る。この感熱記録は詳細には、制御手段が冷却ファンと
面状ヒーターの駆動を制御することによりサーマルヘッ
ド本体の温度調整を行ない、これにより階調画像が記録
される。
【0061】可視像が記録されたドライフイルム61はフ
イルム排出口93から本装置100 の外部に出力される。な
おこのフイルム排出口93の位置は、操作者が立ったまま
で本装置を操作したときに、可視像が記録されたドライ
フイルム61が操作者の目に付きやすい高さ位置であるた
め、排出されたフイルムの取り忘れを防止する等を行な
うこともできる。
イルム排出口93から本装置100 の外部に出力される。な
おこのフイルム排出口93の位置は、操作者が立ったまま
で本装置を操作したときに、可視像が記録されたドライ
フイルム61が操作者の目に付きやすい高さ位置であるた
め、排出されたフイルムの取り忘れを防止する等を行な
うこともできる。
【0062】このように本実施形態の放射線画像情報読
取記録装置100 によれば、従来のレーザー光源、レーザ
ー走査系、フォトマルチプライヤー等の高価な構成要素
を用いることなく画像信号を画素ごとの信号に分離する
ことを可能にしたため、従来の装置に対して大幅に製造
コストを低減することができ、これにより装置の低価格
化を実現し、装置の普及を図ることができる。
取記録装置100 によれば、従来のレーザー光源、レーザ
ー走査系、フォトマルチプライヤー等の高価な構成要素
を用いることなく画像信号を画素ごとの信号に分離する
ことを可能にしたため、従来の装置に対して大幅に製造
コストを低減することができ、これにより装置の低価格
化を実現し、装置の普及を図ることができる。
【0063】さらに、励起光を光電検出しないように、
フィルター23でカットするとともに、このフィルター23
を薄膜干渉型のフィルターとしてファイバー束23の入射
端面に設け、これをIP10に密着させて配設したことに
より、IP10から輝尽発光光が拡散するのを防止するこ
とができ、よりS/Nの高い画像信号を得ることができ
る。
フィルター23でカットするとともに、このフィルター23
を薄膜干渉型のフィルターとしてファイバー束23の入射
端面に設け、これをIP10に密着させて配設したことに
より、IP10から輝尽発光光が拡散するのを防止するこ
とができ、よりS/Nの高い画像信号を得ることができ
る。
【0064】図1に示した放射線画像情報読取装置は、
薄膜干渉型フィルター23を光ファイバー22i の入射端面
22a に形成した構成の装置の実施形態であるが、薄膜干
渉型フィルター23を図5に示すように、光ファイバー22
i の入射端面22a に形成するのに代えて出射端面22b に
形成した構成としてもよい。このように構成した実施形
態は、本発明の第2の放射線画像情報読取装置の実施形
態とされる。
薄膜干渉型フィルター23を光ファイバー22i の入射端面
22a に形成した構成の装置の実施形態であるが、薄膜干
渉型フィルター23を図5に示すように、光ファイバー22
i の入射端面22a に形成するのに代えて出射端面22b に
形成した構成としてもよい。このように構成した実施形
態は、本発明の第2の放射線画像情報読取装置の実施形
態とされる。
【0065】また、励起光を光電検出しないようにする
ための手段としては上記の各実施形態に示した、薄膜干
渉型フィルター23を光ファイバー束22のいずれか一端面
に形成したものに限るものではなく、図6に示すよう
に、光ファイバー自体が、励起光をカットするものであ
ってもよい。すなわち図6に示す光ファイバー束22′
は、励起光の通過を阻止し、かつ輝尽発光光の通過を許
容する材料(例えば、Co2+、Cu2+等の青色発色イオ
ン物質)を含有せしめて形成したものである。この実施
形態では、光ファイバー束22自体が励起光を分離する機
能を有するため、励起光分離を目的とする別途の手段
(薄膜干渉型フィルター等)を、その光路上に付加する
必要がなく、この結果、シートと光ファイバーの入射端
面および光ファイバー束の出射端面と光電変換手段をそ
れぞれ完全に密着させることができ、これらの間から輝
尽発光光が拡散することによる集光効率の低下を防止す
ることができる。
ための手段としては上記の各実施形態に示した、薄膜干
渉型フィルター23を光ファイバー束22のいずれか一端面
に形成したものに限るものではなく、図6に示すよう
に、光ファイバー自体が、励起光をカットするものであ
ってもよい。すなわち図6に示す光ファイバー束22′
は、励起光の通過を阻止し、かつ輝尽発光光の通過を許
容する材料(例えば、Co2+、Cu2+等の青色発色イオ
ン物質)を含有せしめて形成したものである。この実施
形態では、光ファイバー束22自体が励起光を分離する機
能を有するため、励起光分離を目的とする別途の手段
(薄膜干渉型フィルター等)を、その光路上に付加する
必要がなく、この結果、シートと光ファイバーの入射端
面および光ファイバー束の出射端面と光電変換手段をそ
れぞれ完全に密着させることができ、これらの間から輝
尽発光光が拡散することによる集光効率の低下を防止す
ることができる。
【図1】本発明の第1の放射線画像情報読取装置の一実
施形態を示す構成図
施形態を示す構成図
【図2】図1に示した放射線画像情報読取装置を画像読
取部として一部に備えた構成の放射線画像情報読取記録
装置を示す図
取部として一部に備えた構成の放射線画像情報読取記録
装置を示す図
【図3】光ファイバー束の入射端面および出射端面にお
ける配列状態を示す模式図
ける配列状態を示す模式図
【図4】光ファイバー束の出射端面とCCD25の光電変
換素子との関係を示す図
換素子との関係を示す図
【図5】本発明の第2の放射線画像情報読取装置の一実
施形態を示す構成図
施形態を示す構成図
【図6】本発明の第3の放射線画像情報読取装置の一実
施形態を示す構成図
施形態を示す構成図
10 蓄積性蛍光体シート 20 画像読取部 21 ライン光源 22,22′ 光ファイバー束 22a,22′a 入射端面 22b,22′b 出射端面 22i 光ファイバー 23 薄膜干渉型フィルター(励起光カットフィルタ
ー) 25 CCD 26 参照テーブル 27 再構成手段 28a ,28b 搬送ベルト 100 放射線画像情報読取記録装置 200 画像伝送装置
ー) 25 CCD 26 参照テーブル 27 再構成手段 28a ,28b 搬送ベルト 100 放射線画像情報読取記録装置 200 画像伝送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 延淑 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性
蛍光体シートの一部に励起光を線状に照射するライン光
源、前記シートの、前記励起光が照射された部分および
/または該照射された部分の裏面の部分から発せられる
前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光を、該照射され
た部分の長さ方向に画素分割し、該画素分割により得ら
れた複数の画素を2次元配列で光電的に読み取る画素分
割光電読取手段、前記ライン光源および前記画素分割光
電読取手段と前記シートとを相対的に前記長さ方向に対
して略直交する方向に移動させる走査手段、および前記
シートの前記輝尽発光光が発光する部分と前記画素分割
光電読取手段との間に配設された、前記励起光の通過を
阻止し前記輝尽発光光の通過を許容する薄膜干渉型フィ
ルターを有することを特徴とする放射線画像情報読取装
置。 - 【請求項2】 前記画素分割光電読取手段が、 多数の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手
段と、 各入射端面が、前記シートの前記輝尽発光光が発せられ
る部分に対向して前記線状の照射部分の長さ方向に並ぶ
ように配列され、各出射端面がそれぞれ互いに異なる前
記光電変換素子に対向するように配列された多数の光フ
ァイバーからなる光ファイバー束と、 前記入射端面における各光ファイバーと前記各光電変換
素子との対応関係が予め設定された参照テーブルと、 前記各光電変換素子により検出された各電気信号を、前
記参照テーブルに設定された対応関係に基づき、前記入
射端面における前記光ファイバーの配列に応じた配列に
構成し直す再構成手段とを有するものであり、 前記薄膜干渉型フィルターが、前記光ファイバー束の前
記入射端面と前記シートとの間に配設されていることを
特徴とする請求項1記載の放射線画像情報読取装置。 - 【請求項3】 放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性
蛍光体シートの一部に励起光を線状に照射するライン光
源、 多数の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手
段、各入射端面が、前記シートの、前記励起光が照射さ
れて前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光が発せられ
る部分および/または前記励起光が照射された部分に対
応する裏面の、前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光
が発せられる部分に対向して、前記線状の照射部分の長
さ方向に並ぶように配列され、各出射端面がそれぞれ互
いに異なる前記光電変換素子に対向するように配列され
た多数の光ファイバーからなる光ファイバー束、 前記入射端面における各光ファイバーと前記各光電変換
素子との対応関係が予め設定された参照テーブル、 前記各光電変換素子により検出された各電気信号を、前
記参照テーブルに設定された対応関係に基づき、前記入
射端面における前記光ファイバーの配列に応じた配列に
構成し直す再構成手段、 前記ライン光源および前記光ファイバー束と前記シート
とを相対的に前記長さ方向に対して略直交する方向に移
動させる走査手段、および前記光ファイバー束の出射端
面と前記光電変換手段との間に配設された、前記励起光
の通過を阻止し前記輝尽発光光の通過を許容する薄膜干
渉型フィルターを有することを特徴とする放射線画像情
報読取装置。 - 【請求項4】 放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性
蛍光体シートの一部に励起光を線状に照射するライン光
源、 多数の光電変換素子が2次元状に配列された光電変換手
段、 各入射端面が、前記シートの、前記励起光が照射されて
前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光が発せられる部
分および/または前記励起光が照射された部分に対応す
る裏面の、前記放射線画像情報に応じた輝尽発光光が発
せられる部分に対向して、前記線状の照射部分の長さ方
向に並ぶように配列され、各出射端面がそれぞれ互いに
異なる前記光電変換素子に対向するように配列された多
数の光ファイバーからなる光ファイバー束、 前記入射端面における各光ファイバーと前記各光電変換
素子との対応関係が予め設定された参照テーブル、 前記各光電変換素子により検出された各電気信号を、前
記参照テーブルに設定された対応関係に基づき、前記入
射端面における前記光ファイバーの配列に応じた配列に
構成し直す再構成手段、および前記ライン光源および前
記光ファイバー束と前記シートとを相対的に前記長さ方
向に対して略直交する方向に移動させる走査手段を有
し、 前記ファイバー束を構成する前記各光ファイバーを、前
記励起光の通過を阻止し前記輝尽発光光の通過を許容す
る材料を含有せしめて形成してなることを特徴とする放
射線画像情報読取装置。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5154097A JPH10246926A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 放射線画像情報読取装置 |
| AT01124875T ATE330236T1 (de) | 1997-03-06 | 1998-02-26 | Strahlungsbildlesegerät |
| EP01124888A EP1209893A3 (en) | 1997-03-06 | 1998-02-26 | Radiation image read-out apparatus and image transmission apparatus |
| DE69826910T DE69826910T2 (de) | 1997-03-06 | 1998-02-26 | Strahlungsbildlesegerät |
| US09/030,908 US6861661B1 (en) | 1997-03-06 | 1998-02-26 | Radiation image read-out apparatus and image transmission apparatus |
| EP01124907A EP1209894A3 (en) | 1997-03-06 | 1998-02-26 | Radiation image read-out apparatus and image transmission apparatus |
| DE69834954T DE69834954T2 (de) | 1997-03-06 | 1998-02-26 | Strahlungsbildlesegerät |
| EP98103398A EP0863657B1 (en) | 1997-03-06 | 1998-02-26 | Radiation image read-out apparatus |
| EP01124875A EP1209892B1 (en) | 1997-03-06 | 1998-02-26 | Radiation image read-out apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5154097A JPH10246926A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 放射線画像情報読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10246926A true JPH10246926A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12889868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5154097A Pending JPH10246926A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 放射線画像情報読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10246926A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016029505A (ja) * | 2009-09-29 | 2016-03-03 | ケアストリーム ヘルス インク | 輝尽性プレート読み取り装置 |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP5154097A patent/JPH10246926A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016029505A (ja) * | 2009-09-29 | 2016-03-03 | ケアストリーム ヘルス インク | 輝尽性プレート読み取り装置 |
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