JPH10247185A - プロセッサの故障診断方式 - Google Patents

プロセッサの故障診断方式

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JPH10247185A
JPH10247185A JP4911597A JP4911597A JPH10247185A JP H10247185 A JPH10247185 A JP H10247185A JP 4911597 A JP4911597 A JP 4911597A JP 4911597 A JP4911597 A JP 4911597A JP H10247185 A JPH10247185 A JP H10247185A
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JP
Japan
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processor
bus
diagnosis
local bus
multiprocessor
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JP4911597A
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Inventor
Kibou Iijima
希望 飯嶋
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチプロセッサシステムにおいて、いずれ
かのプロセッサに故障が発生した際、故障プロセッサを
システムから切り離してシステムの運用は継続しつつ故
障プロセッサの自己診断を実行する。 【解決手段】 プロセッサ11 〜1n の故障を検出する
と、システムコントローラ21 〜2n は、プロセッサ1
1 〜1n がマルチプロセッサバス30に対してアクセス
することを禁止する。診断モードリセット回路4は、故
障プロセッサの番号を表示し、スイッチ入力に応じて故
障プロセッサに対応するシステムコントローラに対して
リセット信号を出力する。システムコントローラがプロ
セッサに対してこのリセット信号を伝えると、故障プロ
セッサは故障診断モードで再起動される。故障プロセッ
サは、RAM6をワーク領域としてローカルバス20下
のROM5に記憶される自己診断プログラムを実行し
て、診断結果をSIO7を通じて外部に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチプロセッサ
システムの故障診断方式に関し、特に、マルチプロセッ
サシステムを構成するプロセッサの故障診断方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のプロセッサで構成されるマ
ルチプロセッサシステムにおいて、プロセッサの故障診
断を行う手法として、例えば、特開平6−223046
号公報(以下従来技術1と呼ぶ)に記載されたものが知
られており、この手法はバストレース実行手法と呼ばれ
ている。このバストレース実行手法では、共通バスの最
大接続数を満すマルチプロセッサシステムにおいて、ト
レース動作を可能として共通バスの全てのトレースを可
能とし、共通バスと各プロセッサモジュール内のローカ
ルバスとの双方をトレース可能としている。
【0003】ここで、図6を参照して、上記のバストレ
ース実行方法について概説する。各プロセッサモジュー
ル131,132,133は、トレースに関する処理を
行うプロセッサ115、それぞれ独立した機能116、
共通バス101との入出力を行うバスインタフェース1
17、処理に必要なデータを記憶するメモリ118、及
びローカルバス120との入出力を行うトレースインタ
フェース119を備えている。
【0004】トレース装置103は、トレースしたデー
タを記憶するトレースメモリ104、バストレースの制
御を行うトレース制御部105、トレースデータととも
にトレースメモリ104に記憶される時間情報を生成す
るトレースタイマ106、処理に必要なデータを記憶す
るメモリ107、プロセッサモジュール131,13
2,及び133内のローカルバス120に流れるデータ
のトレース情報をトレースメモリ104に記憶させるた
めのトレースインタフェース108、共通バス101上
のデータを取り込む共通バスデータ入力部109、各プ
ロセッサモジュール131,132,及び133内部の
ローカルバス120のデータを取り込むローカルバスデ
ータ入力部110、トレース制御部105の初期化、ト
レース動作の起動、及び停止等を行うプロセッサ11
1、ヒューマンマシンインタフェースを司るホストコン
ピュータ134とのインタフェースを行うホストインタ
フェース112、及び共通バス101からのデータをバ
ッファするバッファ回路113及び114を備えてい
る。
【0005】図6において、例えば、共通バス101の
最大接続数を3とすると、共通バス101にトレース装
置103を接続するには、プロセッサモジュール133
を一旦共通バス101から切り離して、代わりにトレー
ス装置103を共通バス101へ接続し、プロセッサモ
ジュール133をトレース装置103に接続する。これ
によって、プロセッサモジュール133は、トレース装
置103を介して共通バス101に接続されることにな
り、共通バス101にトレース装置103を接続する前
のマイクロプロセッサシステムと同様の環境を実現す
る。
【0006】ホストコンピュータ134及びホストイン
タフェース112を介してオペレータからトレース条件
及びトレース開始等の起動情報をプロセッサ111へ伝
える。これによって、プロセッサ111は、ホストコン
ピュータ134側からの情報を処理し、トレース制御部
105のトレース条件の設定及びバストレースの起動を
喚起する。バストレースの起動を受け取ったトレース制
御部105は、トレースタイマ106を起動するととと
もに、共通バスデータ入力部109を介して共通バス1
01から取り込んだ共通バス101上のデータと共通バ
ス101に相互に接続されたプロセッサモジュール13
1,132,及び133内のローカルバス120からロ
ーカルバスデータ入力部110を介して取り込んだロー
カルバス120上のデータとをトレースタイマ106が
生成する時間情報とともにトレースメモリ104へ記憶
する動作を制御する。
【0007】さらに、マルチプロセッサの自己診断方式
として、例えば特開平6−28328号公報(以下従来
技術2と呼ぶ)に記載されたものが知られている。この
マルチプロセッサの自己診断方式では、マルチプロセッ
サの自己診断の際、マイクロプログラムによって自己診
断を行っている。
【0008】図7を参照して、上記のマルチプロセッサ
の自己診断方式について概説する。図示のマルチプロセ
ッサシステムは中央処理装置(以下CPUと呼ぶ)11
01、付加処理装置(以下ADPと呼ぶ)1102、及
び周辺制御装置(以下PCLと呼ぶ)110及び110
4がプロセッサ間インタフェースバス(以下BUSと呼
ぶ)1100に接続されている。
【0009】CPU1101は予め自己診断を行うため
の診断結果の期待値を格納する期待値レジスタ(以下D
RRと呼ぶ)206と、診断結果を保持する結果保持
(以下RSRと呼ぶ)208と、DRR206に格納さ
れている期待値とRSR208に保持されている診断結
果とを比較解析する比較解析回路(以下CMPと呼ぶ)
207と、通常のマイクロ命令を格納する書き込み可能
なマイクロプログラム制御記憶装置(以下WCSと呼
ぶ)201と、自己診断マイクロプログラム記憶装置
(以下DMEと呼ぶ)202と、通常のプログラムを実
行する通常モードと自己診断用マイクロプログラムが実
行される自己診断モードとを切り換えるモード切換回路
(以下MDSと呼ぶ)210と、MDS210の指示に
よりWCS201及びDME202のいずれかのデータ
を読み出してデータレジスタ(以下DTRと呼ぶ)20
4に出力するマルチプレクサ(以下MPXと呼ぶ)20
5と、DTR204の出力データを実行するデータ処理
装置(以下DTPと呼ぶ)209と、DTP209の指
示によりMDS210を制御するマイクロプログラム制
御装置(以下MPC211と呼ぶ)と、MDS210及
びDTR204からの指示によってWCS201及びD
ME202にネクストアドレス情報を与えるネクストア
ドレスレジスタ(以下ADRと呼ぶ)203と、BUS
1100とインタフェースするバスインタフェース回路
(以下BIFと呼ぶ)212とを備えている。
【0010】図7において、通常動作では、DTP20
9はMPX205及びDTR204を介して入力したW
CS201からの通常のマイクロ命令を実行する。自己
診断実行の際には、MPC211はMDS210を制御
してMPX205を切り換えるとともにADR203を
介してMDS210からネクストアドレス情報をDME
202に与え、DME202の自己診断マイクロプログ
ラムはMPX205及びDTR204を介してDTP2
09に入力され、DTP209は診断命令を実行する。
【0011】また、DTP209の故障状態で診断演算
を行った際には、自己診断の結果情報をRSR208に
格納して、DTP209によって予め設定されたDRR
206の内容とRSR208の内容とをCMP207に
より比較解析する。
【0012】なお、DTP209の故障状態又は診断結
果によって故障程度が大きいと判断した際には、WCS
201のマイクロ命令を診断中心に変更してダイナミッ
クな自己診断を行い、詳細な故障解析を実行する。
【0013】加えて、マルチプロセッサシステムとし
て、プロセッサの診断・試験の際にプロセッサが故障し
ていてもシステム全体に影響を及ぼすことがないマルチ
プロセッサシステムが知られている(以下従来技術3と
呼ぶ)。
【0014】ここで、図8を参照して、上記のマルチプ
ロセッサシステムについて概説する。プロセッサ301
1 は、システムバスに対する入出力処理を担当するシス
テムバスインタフェース311、コントロールレジスタ
312、ステータスレジスタ313、中央演算処理部
(以下CPUと呼ぶ)314、自己診断プログラム31
5、及び内部バス316を備えている。なお、プロセッ
サ3012 〜301n はもプロセッサ3011 と同様の
構成を備えている。
【0015】システム制御プロセッサ302は、コント
ロールインタフェース321、システムバスに対する入
出力を担当するシステムバスインタフェース322、中
央演算処理部(以下CPUと呼ぶ)323、監視プログ
ラム324、及び内部バス325を備えている。コント
ロールバス3041 〜304n は各プロセッサ3011
〜301n の内部に設けられているコントロールレジス
タ312とステータスレジスタ313とをシステム制御
プロセッサ302の内部に設けられているコントロール
インタフェース321に接続する。
【0016】図8において、まず、各プロセッサ301
1 〜301n のシステムバスインタフェース311は、
システムバス303に対して未接続の状態にあるとす
る。システムが起動されると、各プロセッサ3011
301n のCPU314は自己診断プログラム315の
内容を実行し、その結果をステータスレジスタ313へ
格納する。
【0017】システム制御プロセッサ302のCPU3
23は、監視プログラム324の内容を実行して、コン
トロールインタフェース321を介して各ステータスレ
ジスタ313の内容を読み取って、各プロセッサ301
1 〜301n の状態を監視する。そして、CPU323
は、全プロセッサ3011 〜301n が正常であると判
断されると、コントロールインタフェース321を通じ
て各プロセッサ3011 〜301n のコントロールレジ
スタ312にシステムバスインタフェース311をシス
テムバス303に接続するように指示する。
【0018】以上の処理が全てのプロセッサに対して行
われると、診断処理が完了し各プロセッサ3011 〜3
01n がシステムバス303に接続されることになる。
その後、このシステムバス303に接続された各プロセ
ッサ3011 〜301n に対してジョブ・プログラムが
ロードされ、メインデータに対するデータ処理が実行さ
れることになる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
技術1では、前述のように、トレース装置をシステムに
挿入しなければならず、この際、一旦システムを停止し
なければならない。つまり、従来技術1では、システム
の無停止運用が困難になるという問題点がある。
【0020】さらに、従来技術1では、システムの故障
原因の探究が容易ではない。つまり、従来技術1では共
通バスとローカルバス上を流れるデータから故障原因を
特定することになるので、故障プロセッサモジュールの
特定は比較的容易と考えられるが、プロセッサモジュー
ル内のどこが故障したかの判断が難しいという問題点が
ある。
【0021】加えて、従来技術1では、故障の切り離し
が容易でない。つまり、前述のように、従来技術1で
は、故障原因の探究はバスを介して行われるので、故障
プロセッサモジュールからのバス上のデータが他のプロ
セッサモジュールに対して重大な障害を引き起こす場合
がある。
【0022】従来技術2では、CPUが自己診断中にC
PUが本来実行するべき代替え資源が存在しておらず、
その結果、CPUが自己診断中にはシステムが通常機能
をはたしている保証がないという問題点がある。
【0023】さらに、従来技術2では、CPUをバスか
ら切り離す手段がないことである。つまり、CPUに故
障が有った場合、バスから切り離す手段がないため、バ
スを介して他装置に重大な影響を与える場合がある。
【0024】従来技術3では、各プロセッサがシステム
制御プロセッサによりコントロールされ自律でなく、各
プロセッサに故障が無くとも、システム制御プロセッサ
の故障がシステム全体に重大な影響を与えてしまうとい
う問題点がある。
【0025】本発明の目的は、マルチプロセッサにてシ
ステム運用中にいずれかのプロセッサに故障が発生した
際、システムを停止することなく故障個所の故障原因追
究を他のプロセッサに影響を与えることなく行い、シス
テムの修理時間短縮を図って信頼性に優れたマルチプロ
セッサシステムを提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明による故障診断方
式では、複数のプロセッサを備えるマルチプロセッサシ
ステムにおいて、プロセッサに故障があるとシステムコ
ントローラは当該故障したプロセッサをシステムから切
り離す。そして、診断モードリセット回路は故障したプ
ロセッサのみをリセットして診断モードで再起動する。
再起動されたプロセッサはメモリから診断用プログラム
を読み込み自己診断処理を行う。
【0027】また、故障プロセッサからはID番号が送
出され、診断モードリセット回路はこのID番号を表示
する。
【0028】さらに、再起動されたプロセッサからの診
断結果を通信回線コントローラによって外部に出力する
ようにしてもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0030】図1を参照して、第1のシステムコントロ
ーラ21 は第1のプロセッサ11 にインタフェースし
て、第1のプロセッサ11 から出力されるアドレス/デ
ータ/命令を解釈する。そして、第1のシステムコント
ローラ21 はマルチプロセッサバス30を介してメモリ
コントローラ8及びI/Oコントローラ9に対してアク
セスを行う。また、第1のシステムコントローラ21
ローカルバス20を介してROM5,RAM6,及びS
IO7に対してアクセスを行う。
【0031】同様にして、第2のシステムコントローラ
2 は第2のプロセッサ12 にインタフェースして、マ
ルチプロセッサバス30及びローカルバス20を介して
それぞれの資源に対してアクセスを行う。同様にして、
第3〜第n(nは2以上の整数)のシステムコントロー
ラ23 〜2n は、それぞれ第3〜第nのプロセッサ13
〜1n にインタフェースして、それぞれマルチプロセッ
サバス30及びローカルバス20を介してアクセスを行
う。
【0032】マルチプロセッサバス30に対するアクセ
スの調停回路は各システムコントローラに内蔵され、各
システムコントローラはバス上の調停信号をモニタしな
がら、システムコントローラ同士のアクセスが衝突しな
いように調停を行う。
【0033】マルチプロセッサバス30に接続するメモ
リコントローラ8は、各プロセッサからの命令を受けて
メモリ10に対してリード/ライトを実行する。I/O
コントローラ9は、下位のI/Oバス40に対してアク
セスを行う。
【0034】メモリコントローラ8もI/Oコントロー
ラ9もマルチプロセッサバスの調停回路を内蔵し、マル
チプロセッサバス30を使用する際には、システムコン
トローラとともに調停に参加する。
【0035】ローカルバス20もマルチプロセッサ・ア
クセスを許容するが、システム起動時及び故障診断時を
除いては、常時使用するものではない。
【0036】ローカルバス20に接続されるアービタ3
は、各システムコントローラからのアクセス要求を調停
する。診断モードリセット回路4は、プロセッサ障害が
ローカルバス20を介していずれかのシステムコントロ
ーラから通知されると、故障プロセッサの番号を記憶す
るとともに表示し、スイッチ入力によって、その故障プ
ロセッサに繋がるシステムコントローラのみに対してリ
セット信号を出力する。システムコントローラはこのリ
セット信号を入力すると確かに自らがプロセッサ障害を
検出している場合のみ、プロセッサに対して再起動をか
ける。
【0037】ROM5にはシステム起動時のイニシャル
テスト用プログラム及び故障時の故障診断用プログラム
が格納されている。RAM6はROM5に格納されるプ
ログラムのワーク領域として使用される。SIO7はシ
リアル回線を介して外部の端末装置等と通信する。
【0038】次に、システムコントローラ21 〜2n
び診断モードリセット回路4の詳細な構成について説明
する。
【0039】図2は、システムコントローラ21 〜2n
の構成例を示すブロック図である。図2を参照して、シ
ステムコントローラ21 〜2n は同一構成のため、以下
の説明ではシステムコントローラ21 を例として説明す
る。システムコントローラ21 は、プロセッサ・インタ
フェース41、システム制御部42、マルチプロセッサ
バス・インタフェース43、ローカルバス・インタフェ
ース44、及び診断モードリセット・インタフェース4
5を備えている。
【0040】プロセッサ・インタフェース41はプロセ
ッサ11 とのアドレス/データ/命令等の授受を行う。
マルチプロセッサ・インタフェース42はマルチプロセ
ッサバス30とのアドレス/データ/命令等の授受を行
う。ローカルバス・インタフェース44はローカルバス
20とのアドレス/データ/命令等の授受を行う。シス
テム制御部42はプロセッサ・インタフェース41から
の信号をデコードして、マルチプロセッサバス・インタ
フェース43及びローカルバス・インタフェース44を
制御し、それぞれのバスに対してデータのリード/ライ
トを実行する。診断モードリセットインタフェース45
は診断モードリセット回路4から入力されるリセット信
号をシステム制御部42に伝える。システム制御部42
はこのリセット信号を入力すると、プロセッサ11 の障
害を検出して、プロセッサ11 がマルチプロセッサバス
30に対してアクセスすることを禁止している場合につ
いてのみ、プロセッサ・インタフェース41を通じてプ
ロセッサ11 に対してリセット信号を出力する。
【0041】図3は、診断モードリセット回路4の構成
例を示すブロック図である。
【0042】図3を参照して、診断モードリセット回路
4は、ローカルバス・インタフェース51、デコーダ5
2、制御部53、表示部54、スイッチ55、スイッチ
インタフェース56及びリセット分配部57を備えてい
る。
【0043】ローカルバス・インタフェース51はロー
カルバスからの情報(アドレス/データ/命令)を入力
する。デコーダ52は入力された情報を解釈する。制御
部53は解釈された情報に基づき表示部54及びスイッ
チインタフェース56を制御する。表示部54は故障し
たプロセッサ番号を表示する。スイッチインタフェース
56はスイッチ55からのトリガ入力と制御部53から
の情報に基づきリセットするべきプロセッサ番号に対応
する信号を出力する。リセット分配部57はこの信号に
基づきリセットすべきプロセッサに接続されているシス
テムコントローラに対してリセット信号を出力する。
【0044】次に、図1に示すマルチプロセッサシステ
ムの動作について説明する。
【0045】図4も参照して、まずプロセッサ11 〜1
n は、起動時に各々ローカルバス20を介してROM5
からイニシャルテスト用プログラムを読み込み、イニシ
ャルテストを実行する(ステップS1)。この際、いず
れかのプロセッサでエラーが検出されると(ステップS
2)、当該プロセッサがマルチプロセッサバス30に対
してアクセスを行うことを禁止する。即ち、故障プロセ
ッサをシステムから切り離す(ステップS3)。
【0046】それ以外の正常なプロセッサは、マルチプ
ロセッサバス30下のメモリ及びI/Oにアクセスして
マルチプロセッサ動作が可能なシステム構成を構築する
(ステップS4)。その後、再度マルチプロセッサバス
30下のメモリ及びI/Oにアクセスして、アプリケー
ションプログラムを実行する(ステップS5)。エラー
が無ければ、プロセッサ11 〜1n は全てシステム構成
に参加可能となる。
【0047】これ以後、システムに障害が発生しなけれ
ば、運用は継続され、所定の運用が完了する(ステップ
S6)までシステムが停止することは無い。
【0048】プロセッサ故障が発生した場合は、その故
障プロセッサがマルチプロセッサバス30に対してアク
セスを行うことを禁止する。即ち、故障プロセッサをシ
ステムから切り離す(ステップS7)。そして、それ以
外のプロセッサでシステムを再構成する(ステップS
8)。その後、アプリケーションプログラムを実行して
運用を再開する。
【0049】イニシャルテストエラーでシステムから切
り離されたプロセッサ及びシステム運用中にプロセッサ
故障が発生してシステムから切り離されたプロセッサ
は、システム運用中に随時故障診断がされる(ステップ
S9)。
【0050】イニシャルテスト中及びシステム運用中に
プロセッサ故障が検出されると、システムコントローラ
は内部レジスタに所定の値を設定する。これによって、
故障プロセッサがマルチプロセッサバス30に対してア
クセスすることを禁止して、障害が他のプロセッサに及
ばないようにする。この場合でも、ローカルバス20に
対するアクセスは可能にしておく。そして、故障プロセ
ッサはローカルバス20を介して自らに付与されたID
番号を診断モードリセット回路4の表示部54に設定
し、SIO7に対して故障原因に関する情報を出力す
る。
【0051】故障診断を実施する際には、まず、診断モ
ードリセット回路4のスイッチ55のスイッチ入力を行
う。スイッチ入力のトリガによって、診断モードリセッ
ト回路4に保持されているプロセッサ番号に対してリセ
ット信号が出力される。このリセット信号を受けたシス
テムコントローラは確かに自らが接続されるプロセッサ
が故障して、プロセッサを停止させている場合について
のみ、このプロセッサに対してリセット信号を出力し、
プロセッサを再起動する。
【0052】この状態で再起動されたプロセッサが、シ
ステムコントローラにアクセスした時点で、故障診断モ
ードで起動されたことが認識できるので、システムコン
トローラはROM5からイニシャルテスト用プログラム
ではなく、故障診断用プログラムを読み込み実行する。
【0053】ここで、例えば、システム運用中にプロセ
ッサ12 が故障した場合の動作を考えてみる。システム
コントローラ22 は、プロセッサ12 の障害を検出する
と、まず、システムコントローラ22 のシステム制御部
42内部に存在する制御レジスタに所定の値を設定し
て、プロセッサ12 がマルチプロセッサバス30に対し
てアクセスすることを禁止する。
【0054】次に、プロセッサ12 はローカルバス20
を介して、診断モードリセット回路4にアクセスして、
自らのID番号(この場合は「2」)を通知する。診断
モードリセット回路4の表示部54の例えば7seg.
LEDにこの値が表示される。
【0055】さらに、プロセッサ12 は、障害検出時に
入手できたエラー情報をSIO7から外部に出力後、停
止するか又はアイドル状態になる。このエラー情報から
故障内容を推測することは可能であるが、再確認及びよ
り正確な情報を収集するために故障診断を実行すること
になる。
【0056】故障診断実行者は、まず、診断モードリセ
ット回路4のスイッチ55のスイッチ入力を行う。制御
部53は、エラー表示を行っている場合は、スイッチイ
ンタフェース56に対して、このスイッチ入力をリセッ
ト分配部57に伝えることを許可しているので、リセッ
ト分配部57はシステムコントローラ22 に対してリセ
ット信号を出力する。
【0057】システムコントローラ22 は、プロセッサ
2 の故障を検出しているので、診断モードリセット・
インタフェース45にこのリセット信号を入力すると、
プロセッサ・インタフェース41を通じてプロセッサ1
2 にリセット信号を出力する。これによって、プロセッ
サ12 は再起動される。
【0058】プロセッサ12 は、まず、ローカルバス2
0下のROM5からプログラムを読み込み実行するが、
この場合、診断モードで再起動されたことが認識できる
ので、診断プログラムを実行する。これによって、他の
プロセッサがマルチプロセッサバス30を介して通常の
運用を継続中にプロセッサ12 はローカルバス20を介
して故障診断が実行可能となる。
【0059】次に、本発明の第2の例について図面を参
照して詳細に説明する。
【0060】図5を参照して、この例では、システムコ
ントローラ21 にはローカルバス21が接続され、シス
テムコントローラ22 にはローカルバス22が接続さ
れ、システムコントローラ2n にはローカルバス2nが
接続されている。つまり、図示の例では、一つのシステ
ムコントローラに対して一つのローカルバスが接続され
る。即ち、ローカルバス21〜2nは、図1に示すロー
カルバス20とは異なり、マルチプロセッサ・アクセス
を許容しない。
【0061】ローカルバス21下には、リセット回路1
1、ROM/RAM12、及びSIO7が接続される
(つまり、ローカルバス下構成回路60はリセット回路
11、ROM/RAM12、及びSIO7を備えてい
る)。リセット回路11は、図1に示す診断モードリセ
ット回路4とは異なり、全てのプロセッサに対する制御
を一元的には管理せず、エラー表示もリセット信号出力
も自らが接続されるシステムコントローラに関してのみ
行う。ROM/RAM12は図1はROM5とRAM6
とを合わせたものである。なお、ローカルバス下構成回
路61乃至6nは、ローカルバス下構成回路60と同様
の構成を備えている。
【0062】図示の例では、図1で説明した効果の他
に、図1に示す診断モードリセット回路と比較して、リ
セット回路が簡略化できるばかりでなくリセット回路の
故障がリセットシステム全体に影響を及ぼさない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、他の
正常なプロセッサが通常の運用を継続中に故障したプロ
セッサの自己診断を実行できるから、プロセッサの故障
原因探究時間の短縮が図れるという効果がある。
【0064】さらに、本発明では、故障したプロセッサ
を診断目的で物理的に切り離す際、システムを停止する
必要がなく、このため、システム停止時間の短縮を図れ
るという効果がある。
【0065】また、本発明では、故障の検出されたプロ
セッサに対してのみリセット信号を出力する制御を行う
ようにしたから、故障プロセッサの診断モードでの再起
動が容易になるという効果がある。
【0066】加えて、本発明では、ローカルバスがマル
チプロセッサ・アクセスを許容して全てのプロセッサに
対する診断モードリセット制御を一箇所で集中的に行う
ようにしたから、複雑なリセット制御を行う割にはシス
テムの小型化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプロセッサ故障診断方式の第1の
例を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示すシステムコントローラを詳細に示す
ブロック図である。
【図3】図1に示す診断モードリセット回路を詳細にに
示すブロック図である。
【図4】図1に示すシステムの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】本発明によるプロセッサ故障診断方式の第2の
例を説明するためのブロック図である。
【図6】従来のプロセッサ故障診断方式の一例を示すブ
ロック図である。
【図7】従来のプロセッサ故障診断方式の他の例を示す
ブロック図である。
【図8】従来のプロセッサ故障診断方式のさらに他の例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ,12 ,13 ,…,1n プロセッサ 21 ,22 ,23 ,…,2n システムコントローラ 3 アービタ 4 診断モードリセット回路 5 ROM 6 RAM 7 SIO 8 メモリコントローラ 9 I/Oコントローラ 10 メモリ 11 リセット回路 12 ROM/RAM 20 ローカルバス 30 マルチプロセッサバス 40 I/Oバス 41 プロセッサ・インタフェース 42 システム制御部 43 マルチプロセッサバス・インタフェース 44 ローカルバス・インタフェース 45 診断モードリセット・インタフェース 51 ローカルバス・インタフェース 52 デコーダ 53 制御部 54 表示部 55 スイッチ 56 スイッチ・インタフェース 57 リセット分配部 101 共通バス 103 トレース装置 104 トレースメモリ 105 トレース制御部 106 トレースタイマ 107 メモリ 108 トレースインタフェース 109 共通バスデータ入力部 110 ローカルバスデータ入力部 111 プロセッサ 112 ホストインタフェース 113,114 バッファ回路 115 プロセッサ 117 バスインタフェース 118 メモリ 119 トレースインタフェース 120 ローカルバス 131,132,133 プロセッサモジュール 134 ホストコンピュータ 201 マイクロプログラム制御記憶装置(WCS) 202 自己診断用マイクロプログラム記憶装置(DM
E) 203 ネクストアドレスレジスタ(ADR) 204 データレジスタ(DTR) 205 マルチプレクサ(MPX) 206 期待値レジスタ(DRR) 207 比較解析回路(CMP) 208 結果保持レジスタ(RSR) 209 データ処理装置(DTP) 210 モード切換回路(MDS) 211 マイクロプログラム制御装置(MPC) 212 バスインタフェース回路(BIF) 3011 〜301n プロセッサ 302 システム制御プロセッサ 303 システムバス 3041 〜304n コントロールバス 311 システムバスインタフェース 312 コントロールレジスタ 313 ステータスレジスタ 314,323 CPU 315 自己診断プログラム 316,325 内部バス 321 コントロールインタフェース 322 システムバスインタフェース 324 監視プログラム 1100 プロセッサ間インタフェースバス(BUS) 1101 中央処理装置(CPU) 1102 付加処理装置(ADP) 1103,1104 周辺制御装置(PCL)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサを備えるマルチプロセ
    ッサシステムにおいて、前記プロセッサに故障が発生す
    ると当該故障プロセッサをシステムから切り離す切離手
    段と、前記システムの運用は継続しつつ前記故障プロセ
    ッサの自己診断を実行する実行手段とを有することを特
    徴とするプロセッサの故障診断方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたプロセッサの故障
    診断方式において、前記複数のプロセッサはそれぞれロ
    ーカルバス及びマルチプロセッサバスに接続されてお
    り、前記実行手段は前記故障プロセッサの自己診断を行
    う際前記ローカルバスを用いて前記自己診断制御を行う
    ようにしたことを特徴とするプロセッサの故障診断方
    式。
  3. 【請求項3】 複数のプロセッサを備えるマルチプロセ
    ッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサはそれぞ
    れシステムコントローラを介してローカルバス及びマル
    チプロセッサバスに接続されており、前記ローカルバス
    には前記プロセッサに故障が発生すると当該故障プロセ
    ッサを診断モードで再起動するリセット制御回路と、自
    己診断プログラムが記憶されるメモリとが接続されてお
    り、前記故障プロセッサは診断モードで再起動されると
    前記自己診断プログラムを読み込んで自己診断を実行す
    るようにしたことを特徴とするプロセッサの故障診断方
    式。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたプロセッサの故障
    診断方式において、前記リセット制御回路は、前記故障
    プロセッサの番号を表示して、スイッチ入力に応じて前
    記故障プロセッサにリセット信号を出力することを特徴
    とするプロセッサの故障診断方式。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されたプロセッサの故障
    診断方式において、前記システムコントローラはプロセ
    ッサの故障を検出すると当該故障プロセッサの前記マル
    チプロセッサバスへのアクセスを禁止して、前記リセッ
    ト制御回路から前記リセット信号を受けた際前記故障プ
    ロセッサに前記リセット信号を出力するようにしたこと
    を特徴とするプロセッサの故障診断方式。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載されたプロセッサ
    の故障診断方式において、前記ローカルバスには前記故
    障プロセッサからエラー情報を受けて該エラー情報を外
    部に出力する通信回線コントローラが接続されているこ
    とを特徴とするプロセッサの故障診断方式。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載されたプロセッサの故障
    診断方式において、前記通信回線コントローラは前記故
    障プロセッサによる診断結果を受け該診断結果を外部に
    出力するようにしたことを特徴とするプロセッサの故障
    診断方式。
  8. 【請求項8】 複数のプロセッサを備えるマルチプロセ
    ッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサはそれぞ
    れローカルバス及びマルチプロセッサバスに接続されて
    おり、前記プロセッサの障害を検出すると当該故障プロ
    セッサの前記マルチプロセッサバスに対するアクセスす
    ることを禁止するシステムコントローラと、前記ローカ
    ルバスに接続され前記故障プロセッサからのID番号を
    受け該ID番号を表示するとともにスイッチ入力に応じ
    て前記システムコントローラにリセット信号を与える診
    断モードリセット回路とを有し、前記システムコントロ
    ーラは前記リセット信号に応答して前記故障プロセッサ
    をリセットして診断モードで前記故障プロセッサを再起
    動プロセッサとして再起動させ、該再起動プロセッサは
    診断プログラムに応じて自己診断を行うようにしたこと
    を特徴とするプロセッサの故障診断方式。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載されたプロセッサの故障
    診断方式において、前記診断プログラムは前記ローカル
    バスに接続されたメモリに格納されており、前記再起動
    プロセッサは前記メモリから前記診断プログラムを読み
    込むようにしたことを特徴とするにプロセッサの故障診
    断方式。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載されたプロセッ
    サの故障診断方式において、前記ローカルバスには外部
    との通信を行う通信回線コントローラが接続されてお
    り、前記故障プロセッサはエラー情報を通信回線コント
    ローラに出力するようにしたことを特徴とするプロセッ
    サの故障診断方式。
  11. 【請求項11】 複数のプロセッサを備えるマルチプロ
    セッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサはそれ
    ぞれマルチプロセッサバスに接続されており、前記複数
    のプロセッサ毎にローカルバスが備えられ、前記複数の
    プロセッサ毎に備えられ前記ローカルバスとを接続制御
    するとともに前記プロセッサの障害を検出すると当該故
    障プロセッサの前記マルチプロセッサバスに対するアク
    セスすることを禁止するシステムコントローラと、前記
    ローカルバス毎に備えられて前記ローカルバスに接続さ
    れ前記故障プロセッサからのID番号を受け該ID番号
    を表示するとともにスイッチ入力に応じて前記システム
    コントローラにリセット信号を与える診断モードリセッ
    ト回路と、前記ローカルバス毎に備えられ診断プログラ
    ムが格納されたメモリとを備え、前記システムコントロ
    ーラは前記リセット信号に応答して前記故障プロセッサ
    をリセットして診断モードで前記故障プロセッサを再起
    動プロセッサとして再起動させ、該再起動プロセッサは
    前記メモリから前記診断プログラムを読出して該診断プ
    ログラムに応じて自己診断を行うようにしたことを特徴
    とするプロセッサの故障診断方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7421618B2 (en) 2003-12-25 2008-09-02 Hitachi, Ltd. Method for processing a diagnosis of a processor, information processing system and a diagnostic processing program
US7627782B2 (en) 2004-11-12 2009-12-01 Nec Electronics Corporation Multi-processing system and multi-processing method

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US7421618B2 (en) 2003-12-25 2008-09-02 Hitachi, Ltd. Method for processing a diagnosis of a processor, information processing system and a diagnostic processing program
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