JPH10247387A - クロック同期型の半導体メモリ - Google Patents

クロック同期型の半導体メモリ

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JPH10247387A
JPH10247387A JP9050145A JP5014597A JPH10247387A JP H10247387 A JPH10247387 A JP H10247387A JP 9050145 A JP9050145 A JP 9050145A JP 5014597 A JP5014597 A JP 5014597A JP H10247387 A JPH10247387 A JP H10247387A
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JP
Japan
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data
register
semiconductor memory
input
clock signal
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JP9050145A
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Inventor
Nobuhiro Tsuda
信浩 津田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より汎用性に優れたクロック同期型の半導体
メモリを提供する。 【解決手段】 本発明のクロック同期型の半導体メモリ
は、外部より入力されるクロック信号に同期して、指定
するアドレスのデータをメモリセルより読み出し、これ
をセンスアンプにより増幅した後に、レジスタ及び出力
バッファを介してデータの読み出しを行う半導体メモリ
において、上記レジスタとして、センスアンプより出力
されるデータが入力され、上記クロック信号を遅延回路
により所定の時間だけ遅延した第1クロック信号の入力
に対して、上記データを出力する第1レジスタと、当該
第1レジスタに直列に接続され、内部回路により自然遅
延した上記クロック信号の入力に対して、データを出力
バッファに出力する第2レジスタとを有し、センスアン
プより出力されるデータを上記第1のレジスタ及び第2
のレジスタの何れに入力するかを切り換えるスイッチ回
路とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック同期型の
半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】クロック同期型の半導体メモリでは、C
PUからのアドレス信号の入力がなされてから、基準ク
ロックが所定数だけサイクルした後に、メモリセルより
データを連続して出力する。上記の読み出しタイミング
を一般的にレイテンシという。基準クロックの3サイク
ル目でデータを連続して出力する場合をレイテンシ3と
いう。レイテンシの値は、半導体メモリを使用するCP
Uの処理能力、より具体的には動作周波数によって決定
される。従来、レイテンシ3が一般的であった。しか
し、CPUの処理能力の高速化に伴い、その動作周波数
が、例えば100MHzから200MHzへと高くなる
と、クロックが3サイクルする期間が、メモリセルから
データの読み出しを行うのに要する時間より短くなって
しまう。このため、動作周波数の高いCPU等では、応
答時間を稼ぐためレイテンシ4が要求されるようになっ
た。また、動作周波数が同じCPUであっても、メーカ
ーや種類の違いによって、要求されるレイテンシが3の
ものと4のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロック同期型
の半導体メモリでは、上記レイテンシについては固定さ
れている。このため、上記のような動作周波数の高いC
PU等を用いる場合、レイテンシ4で設計されている半
導体メモリを新たに用意しなければならない。このよう
に、従来のクロック同期型のメモリでは、汎用性に欠け
るといった問題があった。これに対して、例えば、アド
レスデコーダよりメモリセルへ出力されるメモリセルの
選択信号を遅延させて、異なるレイテンシの設定を行う
ことが考えられる。しかし、内部クロックの周期が短く
なると、正確にクロック4サイクルでデータ信号を出力
するように制御すること自体が難しくなくなるため、当
該構成の半導体メモリは動作周波数の高いCPUに対応
することができない。
【0004】本発明の目的は、より汎用性に優れたクロ
ック同期型の半導体メモリを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のクロック
同期型の半導体メモリは、外部より入力されるクロック
信号に同期して、指定するアドレスのデータをメモリセ
ルより読み出し、これをセンスアンプにより増幅した後
に、レジスタ及び出力バッファを介してデータの読み出
しを行う半導体メモリにおいて、上記レジスタとして、
センスアンプより出力されるデータが入力され、上記外
部より入力されるクロック信号を遅延回路により所定の
時間だけ遅延した第1クロック信号の入力に対して、上
記データを出力する第1レジスタと、当該第1レジスタ
に接続され、内部回路により自然遅延した上記クロック
信号の入力に対して、データを出力バッファに出力する
第2レジスタとを備え、センスアンプより出力されるデ
ータを上記第1のレジスタ及び第2のレジスタの何れに
入力するかを切り換えるスイッチ回路とを備える。
【0006】本発明の第2のクロック同期型の半導体メ
モリは、上記第1のクロック同期型の半導体メモリであ
って、上記スイッチ回路は、更に、センスアンプより出
力されるデータを、直接出力バッファへと出力する回路
を備える。
【0007】本発明の第3のクロック同期型の半導体メ
モリは、上記第1又は第2のクロック同期型の半導体メ
モリであって、上記スイッチ回路は、トランスファーゲ
ートで構成され、当該トランスファーゲートの制御信号
の入力端子を備える。
【0008】本発明の第4のクロック同期型の半導体メ
モリは、外部より入力されるクロック信号に同期して、
指定するアドレスのデータをメモリセルより読み出し、
これをセンスアンプにより増幅した後に、レジスタ及び
出力バッファを介してデータの読み出しを行う半導体メ
モリにおいて、上記レジスタとして、外部より入力され
る切換信号によりセンスアンプより出力されるデータを
そのまま通過させるモードと、上記外部より入力される
クロック信号を遅延回路により所定の時間だけ遅延した
第1クロック信号の入力に対して、上記データを出力す
るモードの切換機構を有する第1レジスタと、当該第1
レジスタに接続され、内部回路により自然遅延した上記
クロック信号の入力に対して、データを出力バッファに
出力する第2レジスタとを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のクロック同期型の半導体
メモリは、センスアンプ以降に、直列に接続される2段
のレジスタを供え、スイッチの切り換えにより、使用す
るレジスタの段数を切り換えてレイテンシを変更可能な
構成を有することを特徴とする。以下、この特徴を具備
する半導体メモリの実施の形態1〜5について順に説明
する。
【0010】(1)実施の形態1 図1は、演算処理装置(以下、CPUという)100と
当該CPU100により使用されるクロック同期型の半
導体メモリ200の関係を示す位置実施例の概略図であ
る。CPU100は、メモリ200に対して、当該CP
Uの動作周波数に応じた基準クロック信号CLK0を出
力する他、データの読み出し及び書き込みを行う際に
は、当該メモリへのアクセスをコントロールするコント
ロール信号CS、及び、アドレス信号Addを出力す
る。後に説明するように、クロック同期型の半導体メモ
リ200は、CPUにより指定されたアドレス信号Ad
dにより特定されるメモリセルアレイの物理アドレスに
記憶しているデータを読み出し、センスアンプにより所
定のレベルに増幅したデータを、CPU100に対して
出力データ信号Doutとして出力する。
【0011】図2は、クロック同期型の半導体メモリ2
00の構成を示すブロック図である。半導体メモリ20
0は、センスアンプ3の次段にレジスタ4,5を2個直
列に接続し、スイッチング機構8,9,10によりセン
スアンプ3より出力されたデータを通過させるレジスタ
の数を変更可能な構成を採用する。これにより、当該半
導体メモリを使用するCPUの動作周波数に応じてレイ
テンシ3及び4を切り換えることを可能にする。アドレ
スデコーダ1には、コントロール信号CS、及び、アド
レス信号Addが入力される。アドレスデコーダ1は、
コントロール信号CSの所定のパルス信号の入力に応じ
て、アドレス信号Addに基づいて特定されるメモリセ
ル2内の物理アドレスを指定するメモリセル選択信号を
出力する。メモリセル2は、入力されるメモリセル選択
信号により選択されるセルに書き込まれているデータを
センスアンプ3に出力する。センスアンプ3は、メモリ
セル2より読み出されたデータ信号を増幅した後に出力
する。センスアンプ3の次段には、レジスタ4,5、及
び、スイッチ8,9,10が設けられている。スイッチ
8をオンにした場合、センスアンプ3より出力されるデ
ータ信号は、レジスタ4及び5を介して出力バッファ6
に入力され、レイテンシ4が設定される。スイッチ9を
オンにした場合、センスアンプ3より出力されるデータ
信号はレジスタ5を介して出力バッファ6に入力され、
レイテンシ3が設定される。スイッチ10をオンにした
場合、センスアンプ3より出力されるデータ信号は直接
出力バッファ6に入力され、メモリセル2からのデータ
の読み出し速度を計測するテストモードが設定される。
レジスタ4は、クロック信号CLK1により制御され
る。このクロック信号CLK1は、CPU100の動作
周波数により決まる基準クロック信号CLK0を、遅延
回路7により遅延した信号である。レイテンシ4の設定
時において、当該レジスタ4は、3サイクル目のクロッ
ク信号CLK1に同期してセンスアンプ3より出力され
るデータ信号を出力する。レジスタ5は、クロック信号
CLK2により制御される。クロック信号CLK2は、
クロック信号CLK0が回路内において自然遅延した信
号である。レイテンシ4の設定時において、当該レジス
タ5は、4サイクル目のクロック信号CLK2に同期し
て、入力されたデータを出力する。また、レイテンシ3
の設定時には、当該レジスタ5は、上記所定のコントロ
ール信号CSが入力された後、3サイクル目のクロック
信号CLK2に同期して入力されたデータを出力する。
出力バッファ6は、レジスタ5又はセンスアンプ3より
直接入力されるデータ信号を出力データ信号Doutとし
てCPU100に対して出力する。
【0012】図3は、上記図2に示す構成の半導体メモ
リ200において、スイッチ9をオンにしてレイテンシ
3を設定した場合における、各信号及びデータ信号の状
態を示すタイムチャートである。一番上の段は、CPU
100の動作周波数により周期の決まる基準クロック信
号CLK0を示す。本例の場合、基準クロックCLK0
の周期は、9nsである。レイテンシ3の設定されている
状態でデータの読み出しを行う場合、半導体メモリ20
0は、基準クロック信号CLK0の3サイクル目でデー
タの出力を行う。CPU100は、基準クロック信号C
LK0の最初の1サイクル目の信号a1の出力に伴い、
アドレスデコーダ1に対して所定のコントロール信号C
Sを出力すると共に、アドレス信号Add(=Ai)を出
力する。アドレスデコーダ1は、メモリセル選択信号を
メモリセル2に出力する。メモリセル2は、この選択信
号により選択される物理アドレスに書き込まれているデ
ータをセンスアンプ3に出力する。センスアンプ3は、
入力されたデータを増幅して出力する。アドレスデコー
ダ1にアドレス信号Addが入力された後、メモリセル2
に選択信号が出力されるまでに要する遅延時間D1は、
5nsであり、メモリセル2に選択信号が入力された後、
センスアンプ3よりデータが出力されるまでに要する遅
延時間D2は、5nsである。この遅延時間D1及びD2
は、それぞれアドレスデコーダ1及びメモリセル2の特
性により決まる。スイッチ9をオンにしている場合、セ
ンスアンプ3より出力されたデータは、直接レジスタ5
に入力される。レジスタ5には、基準クロック信号CL
K0が内部回路により自然遅延したクロック信号CLK
2が入力される。この基準クロック信号CLK0に対す
るクロック信号CLK2の遅延時間D3は、2.5nsで
ある。この遅延時間D3は、半導体メモリ200の回路
構成により決まる。また、センスアンプ3からレジスタ
5にデータが入力された後、3サイクル目のクロック信
号CLK2が入力されるまでに要するセットアップ時間
S1は、0.5nsである。レジスタ5は、3サイクル目
のクロック信号CLK2の入力に同期してセンスアンプ
3より入力された読み出しデータを、次段の出力バッフ
ァ6に出力する。なお、3サイクル目のクロック信号C
LK2の入力後、データが出力されるまでの遅延時間D
4は、0.5nsである。レジスタ5より読み出しデータ
の入力された出力バッファ6は、所定の時間D5(=
0.5ns)の遅延の後に、当該データを出力データD
outとして出力する。レイテンシ3の場合、出力バッフ
ァ6からは、基準クロック信号CLK0が3サイクルし
ている間にデータ出力を行わねばならない。CPU10
0より入力される基準クロック信号の最小の周期T
3は、以下の数1で5.751nsと求められる。
【数1】 T3=(D1+D2+S1+D4+D5)/2 =(5+5+0.5+0.5+0.5)/2 =11.5/2=5.751 レイテンシ3の設定時において、上記構成の半導体メモ
リ200では、最大でf=1/T3≒174MHzまで
の基準クロック信号CLK0の入力に対応することがで
きる。
【0013】上記説明するように、レイテンシ3の場
合、174MHzまでの基準クロック信号CLK0の入
力に対応することができるが、近年におけるCPUの動
作周波数は200MHz以上になっている。このような
動作周波数を有するCPUを用いる場合、レイテンシ4
が要求される。図4は、上記図2に示す構成の半導体メ
モリ200において、スイッチ8をオンにしてレイテン
シ4を設定した場合における、各信号及びデータの状態
を示すタイムチャートである。一番上の段は、当該半導
体メモリ200を利用するCPU100の駆動周波数に
より決まる基準クロック信号CLK0を示す。本例の場
合、基準クロック信号CLK0の周期は5nsである。レ
イテンシ4の設定されている状態でデータの読み出しを
行う場合、半導体メモリ200は、基準クロック信号C
LK0の4サイクル目でデータの出力を行う。CPU1
00は、基準クロック信号CLK0の最初の1サイクル
目の信号a1の出力に伴い、アドレスデコーダ1に対し
て所定のコントロール信号CSを出力すると共に、アド
レス信号Add(=Ai)を出力する。アドレスデコー
ダ1は、所定のメモリセル選択信号をメモリセル2に出
力する。メモリセル2は、この選択信号により選択され
た物理アドレスに書き込まれているデータをセンスアン
プ3に出力する。センスアンプ3は、メモリセル2より
読み出されたデータを増幅して出力する。アドレスデコ
ーダ1にアドレス信号Addが入力された後、メモリセル
2に選択信号が出力されるまでに要する遅延時間D10
は、5nsであり、メモリセル2に選択信号が入力された
後、センスアンプ3よりデータが出力されるまでに要す
る遅延時間D11は、5nsである。この遅延時間D10
及びD11は、それぞれアドレスデコーダ1及びメモリ
セル2の特性により決まるため、基準クロック信号CL
K0の周波数により変化しない。レジスタ4には、所定
の遅延回路7により時間D12(=5.5ns)だけ遅延
されたクロック信号CLK1が入力される。この遅延回
路7による遅延時間D12は、回路内において生じる自
然の遅延時間(0.5ns程度)より長く、センスアンプ
3からデータが出力されるタイミングに合わせて設定す
ればよい。レジスタ4は、3サイクル目のクロック信号
に同期してセンスアンプ3より入力された読み出しデー
タを、次段のレジスタ5に出力する。半導体メモリ20
0の場合、レジスタ4にデータが入力された後、レジス
タ4に3サイクル目のクロック信号CLK1が入力され
るまでのセットアップ時間S10は、0.5nsである。
また、3サイクル目のクロック信号CLK1に同期して
レジスタ4からレジスタ5にデータが出力されるまでの
遅延時間D13は、0.5nsである。この遅延時間D1
3は、レジスタ4の特性により決まる。レジスタ5に
は、基準クロック信号CLK0が内部回路により自然遅
延したクロック信号CLK2が入力される。この基準ク
ロック信号CLK0に対するクロック信号CLK2の遅
延時間D14は、2.5nsである。この遅延時間D14
は、半導体メモリ200の回路構成により決まる。ま
た、レジスタ4からレジスタ5にデータが入力された
後、4サイクル目のクロック信号CLK2が入力される
までに要するセットアップ時間S11は、0.5nsであ
る。レジスタ5は、4サイクル目のクロック信号CLK
2に同期してレジスタ4より入力された読み出しデータ
を次段の出力バッファ6に出力する。4サイクル目のク
ロック信号CLK2の入力に同期してレジスタ5からデ
ータが出力されるまでの遅延時間D15は、0.5nsで
ある。この遅延時間D15は、レジスタ5の特性により
決まる。レジスタ5より読み出しデータの入力された出
力バッファ6は、所定の時間D16(=0.5ns)の遅
延の後に、当該データを出力データDoutとして出力す
る。レイテンシ4の場合、出力バッファ6からは、基準
クロック信号CLK0の4サイクル目でデータの出力を
行わねばならない。CPU100より入力される基準ク
ロック信号の最小の周期T4は、以下の数2で4.15n
sと求められる。
【数2】 T4=(D10+D11+S10+D13+S11+D15+D16)/3 =(5+5+0.5+0.5+0.5+0.5+0.5)/3 =12.5/3=4.15 上記構成の半導体メモリ200では、最大でf=1/T
4≒240MHzまでの基準クロック信号CLK0の入
力に対応することができる。
【0014】従来の半導体メモリでは、センスアンプと
出力バッファとの間に1つのレジスタを備えていた。こ
こで、比較のため、従来の半導体メモリのアドレスデコ
ーダとメモリセルの間にレジスタを設け、レイテンシ4
を実現する場合について考察する。図5は、比較例の半
導体メモリ300の構成を示す図である。図示するよう
に、半導体メモリ300は、従来の半導体メモリのアド
レスデコーダ301とメモリセル303との間にレジス
タ302を介すること特徴とする。メモリセル303を
介して出力されるデータは、センスアンプ304におい
て増幅された後に、レジスタ305及び出力バッファ3
06を介して出力される。レジスタ302及び305に
は、それぞれ基準クロック信号CLK0が内部回路によ
り自然遅延されてなるクロック信号CLK3及びCLK
4が入力される。図6は、上記半導体メモリ300をC
PU100に接続してレイテンシ4を実現した場合の各
信号及びデータのタイムチャートである。一番上の段
は、当該半導体メモリ300を利用するCPU100の
駆動周波数により決まる基準クロック信号CLK0を示
す。本例の場合、基準クロック信号CLK0の周期は5
nsである。CPU100は、基準クロック信号CLK0
の最初の1サイクル目の信号a1の出力に伴い、アドレ
スデコーダ301に対して所定のコントロール信号CS
を出力すると共に、アドレス信号Add(=Ai)を出力
する。アドレスデコーダ301は、所定のメモリセル選
択信号をレジスタ302に出力する。ここで、アドレス
デコーダ301にアドレス信号が入力された後、レジス
タ302に選択信号を出力するまでに要する遅延時間D
20は、5nsであり、上記半導体メモリ200における
遅延時間D10と同じである。レジスタ302は、回路
内における自然の遅延D21(=3ns)を伴って入力さ
れる3サイクル目のクロック信号CLK3に同期してメ
モリセル選択信号をメモリセル303に出力する。この
遅延時間D21は、上記半導体メモリ200におけるセ
ットアップ時間S10に対応する。3サイクル目のクロ
ック信号CLK3を受けてレジスタ302よりデータが
出力されるまでの遅延時間D22(=0.5ns)は、上
記半導体メモリ200における遅延時間D13と同じで
ある。メモリセル303は、この選択信号により選択さ
れた物理アドレスに書き込まれているデータをセンスア
ンプ304に出力する。センスアンプ304は、メモリ
セル303より読み出されたデータを増幅して出力す
る。メモリセル303に選択信号が入力された後、セン
スアンプ304よりデータが出力されるまでに要する遅
延時間D23は、5nsであり、上記半導体メモリ200
における遅延時間D11と同じである。レジスタ305
は、3サイクル目のクロック信号に同期して遅延時間D
24(=0.5ns)の後に、センスアンプ304より入
力された読み出しデータを、出力バッファ306に出力
する。この遅延時間D24は、上記半導体メモリ200
における遅延時間D15と同じである。読み出しデータ
の入力された出力バッファ6は、所定の時間D25(=
0.5ns)の遅延の後に、当該データを出力データD
outとして出力する。この遅延時間D25は、上記半導
体メモリ200における遅延時間D16と同じである。
レイテンシ4の場合、半導体メモリ200と同様に出力
バッファ306からは、基準クロック信号CLK0の4
サイクル目でデータの出力を行わねばならない。この比
較例において、CPU100より入力される基準クロッ
ク信号の最小の周期T’4は、以下の数3で5nsと求め
られる。
【数3】 T’4=(D20+D21+D22+D23+S20+D24+D25)/3 =(5+3+0.5+5+0.5+0.5+0.5)/3 =15/3=5 上記比較例の半導体メモリ300では、最大でf=1/
T’4≒200MHzまでの基準クロック信号CLK0
の入力にまでしか対応することができない。これは、比
較例の半導体メモリ300は、レジスタ302に入力さ
れるクロック信号CLK3が回路内の自然遅延(D21
=3ns)を伴うのに対して、実施形態1の半導体メモリ
200では、センスアンプ3よりデータが読み出される
タイミングに合わせて遅延回路7による遅延時間を調節
することができ、回路全体で要する遅延時間を2.5ns
短くすることができるためである。以上のことから本発
明の半導体メモリ200は、レイテンシの値が切り換え
られるだけでなく、より高い動作周波数のCPUに同期
して使用できることが理解される。
【0015】(2)実施の形態2 図7は、クロック同期型の半導体メモリの実施の形態2
である半導体メモリ400の構成を示すブロック図であ
る。当該半導体メモリ400は、半導体メモリ200と
同じように、CPU100により使用される。上記半導
体メモリ200と同じ構成物には同じ参照番号を付し、
ここでの重複した説明は省く。半導体メモリ400は、
CPU100より出力されるLATENCY信号により
トランスファーゲート43及び44、インバータ48よ
りなるスイッチ機構を用いてセンスアンプ3より出力さ
れるデータの入力先を切り換えることを特徴とする。L
ATENCY信号が”L”の場合、トランスファーゲー
ト43がオンとなり、センスアンプ3より出力されるデ
ータは、レジスタ4及び5を介して出力バッファ6に出
力され、レイテンシ4が設定される。また、LATEN
CY信号が”H”の場合、トランスファーゲート44が
オンとなり、センスアンプ3より出力されるデータは、
レジスタ5を介して出力バッファ6に出力され、レイテ
ンシ3が設定される。このように、半導体メモリ400
では、LATENCY信号を切り換えることでレイテン
シの値を必要に応じて変化することができる。レジスタ
4は、上記半導体メモリ200の場合と同様に、クロッ
ク信号CLK1により制御される。クロック信号CLK
1は、CPU100の動作周波数により決まる基準クロ
ック信号CLK0を、遅延回路7により遅延した信号で
ある。レジスタ5は、クロック信号CLK2により制御
される。クロック信号CLK2は、クロック信号CLK
0が回路内において自然遅延した信号である。レイテン
シ4の設定時において、当該レジスタ5は、4サイクル
目のクロック信号CLK2に同期して、入力されたデー
タを出力する。また、レイテンシ3の設定時には、当該
レジスタ5は、上記所定のコントロール信号CSが入力
された後、3サイクル目のクロック信号CLK2に同期
して入力されたデータを出力する。出力バッファ6は、
レジスタ5又はセンスアンプ3より直接入力されるデー
タ信号を所定の時間だけ遅延した後に出力データ信号D
outとしてCPU100に対して出力する。なお、レイ
テンシ3及び4の設定時における信号及びデータの流れ
は上記半導体メモリ200と同じであるため、重複した
説明は省略する。
【0016】(3)実施の形態3 図8は、クロック同期型の半導体メモリの実施の形態3
である半導体メモリ500の構成を示す図である。半導
体メモリ500では、チップの組立工程の時に、Vcc
源パッド70又はGNDパッド72にボンディングして
LATENCY信号の値を固定することで、レイテンシ
3又は4を択一的に設定する構成を採ることを特徴とす
る。半導体メモリ500は、半導体メモリ200と同じ
ようにCPU100により使用される。上記半導体メモ
リ200と同じ構成物には同じ参照番号を付し、ここで
の重複した説明は省く。半導体メモリ500は、上記半
導体メモリ400と同様にトランスファーゲート43及
び44、インバータ48よりなるスイッチ機構を用いて
センスアンプ3より出力されるデータの入力先を切り換
える。半導体メモリ400の場合、パッド71をメモリ
チップの組立工程の時に当該チップに備えるVcc電源パ
ッド70又はGNDパッド72にボンディングしてLA
TENCY信号の値を択一的に設定する。パッド71を
cc電源パッド70に接続した場合、LATENCY信
号は”H”に固定され、トランスファーゲート44がオ
ンになる。これによりセンスアンプ3より出力されるデ
ータは、レジスタ5を介して出力バッファ6に出力され
ることとなり、レイテンシ3が設定される。また、パッ
ド71をGNDパッド72にボンディングした場合、L
ATENCY信号は、”L”に固定され、トランスファ
ーゲート43がオンになる。これによりセンスアンプ3
より出力されるデータは、レジスタ4及び5を介して出
力バッファ6に出力されることとなり、レイテンシ4が
設定される。なお、レイテンシ3及び4の設定時におけ
る信号及びデータの流れは上記半導体メモリ200と同
じであるため、重複した説明は省略する。
【0017】(4)実施の形態4 図9は、クロック同期型の半導体メモリの実施の形態4
である半導体メモリ600の構成を示すブロック図であ
る。半導体メモリ600は、半導体メモリ200と同じ
ように、CPU100により使用される。上記半導体メ
モリ200と同じ構成物には同じ参照番号を付し、ここ
での重複した説明は省く。半導体メモリ600では、レ
イテンシ3の設定時には、レジスタ4を制御するクロッ
ク信号CLK1’の値を”H”又は”L”に固定し、セ
ンスアンプ3より入力されるデータがレジスタ4をその
まま通過してレジスタ5に入力される構成を採用するこ
とを特徴とする。レジスタ4のクロック信号入力端子
に、その出力端子が接続されているANDゲート86に
は、クロック信号CLK1及びCPU100より出力さ
れるLATENCY信号が入力される。このクロック信
号CLK1は、基準クロック信号CLK0を上記半導体
メモリ200で用いた遅延回路7により遅延した信号で
ある。CPU100は、レイテンシ3の設定時には、”
L”のLATENCY信号を出力し、レイテンシ4の設
定時には”H”のLATENCY信号を出力する。レイ
テンシ3の設定時には、レジスタ4のクロック信号入力
端子には、ANDゲート86より”L”のクロック信号
CLK1’が入力される。この場合、レジスタ4は、入
力されるデータをそのまま次段のレジスタ5に出力す
る。レイテンシ4の設定時には、レジスタ4のクロック
信号入力端子には、ANDゲート86よりクロック信号
CLK1がそのままクロック信号CLK1’として入力
される。上記構成において、CPU100によりLAT
ENCY信号が切り換えられた後における信号の制御内
容については、上記半導体メモリ200と同じであり、
ここでの重複した説明は省く。
【0018】
【発明の効果】本発明の第1のクロック同期型の半導体
メモリは、センスアンプの次段にレジスタを2個直列に
接続し、スイッチング機構によりセンスアンプより出力
されたデータを通過させるレジスタの数を変更可能な構
成を採用する。これにより、当該半導体メモリを使用す
るCPUの動作周波数に応じてレイテンシ3及び4を切
り換えることを可能にする。
【0019】本発明の第2のクロック同期型の半導体メ
モリは、当該半導体メモリを使用するCPUにより、入
力端子に入力する制御信号を切り換えることで、レイテ
ンシの値を変更することができる。
【0020】本発明の第3のクロック同期型の半導体メ
モリは、トランスファーゲートの制御端子を当該半導体
メモリの電源端子又は接地端子に接続することで、レイ
テンシの値を択一的に設定することができる。
【0021】本発明の第4のクロック同期型の半導体メ
モリは、外部より入力される切り換え信号により、レイ
テンシの値を択一的に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 演算処理装置及び、当該演算処理装置により
使用されるクロック同期型の半導体メモリを示す図であ
る。
【図2】 クロック同期型の半導体メモリの実施の形態
である半導体メモリ200の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 レイテンシ3を設定した場合における、各信
号及びデータ信号の状態を示すタイムチャートである。
【図4】 レイテンシ4を設定した場合における、各信
号及びデータの状態を示すタイムチャートである。
【図5】 比較例の半導体メモリの構成を示す図であ
る。
【図6】 比較例の半導体メモリにおいて、レイテンシ
4を設定した場合における、各信号及びデータの状態を
示すタイムチャートである。
【図7】 クロック同期型の半導体メモリの実施の形態
2である半導体メモリ構成を示すブロック図である。
【図8】 クロック同期型の半導体メモリの実施の形態
3である半導体メモリの構成を示すブロック図である。
【図9】 クロック同期型の半導体メモリの実施の形態
4である半導体メモリの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,301 アドレスデコーダ、2,302 メモリセ
ル、3,303 センスアンプ、4,5,302,30
5 レジスタ、6,306 出力バッファ、7遅延回
路、43,44,63,64 トランスファーゲート、
48,68 インバータ、70,71,72 パッド、
86 ANDゲート、100 CPU、200,30
0,400,500,600 半導体メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より入力されるクロック信号に同期
    して、指定するアドレスのデータをメモリセルより読み
    出し、これをセンスアンプにより増幅した後に、レジス
    タ及び出力バッファを介してデータの読み出しを行う半
    導体メモリにおいて、 上記レジスタとして、センスアンプより出力されるデー
    タが入力され、上記外部より入力されるクロック信号を
    遅延回路により所定の時間だけ遅延した第1クロック信
    号の入力に対して、上記データを出力する第1レジスタ
    と、当該第1レジスタに接続され、内部回路により自然
    遅延した上記クロック信号の入力に対して、データを出
    力バッファに出力する第2レジスタとを有し、 センスアンプより出力されるデータを上記第1のレジス
    タ及び第2のレジスタの何れに入力するかを切り換える
    スイッチ回路とを備えることを特徴とするクロック同期
    型の半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するクロック同期型の半
    導体メモリであって、 上記スイッチ回路は、トランスファーゲートで構成さ
    れ、当該トランスファーゲートの制御信号の入力端子を
    備えることを特徴とするクロック同期型の半導体メモ
    リ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載するクロック同期型の半
    導体メモリであって、 上記スイッチ回路は、トランスファーゲートで構成さ
    れ、当該トランスファーゲートの制御端子は当該半導体
    メモリの電源端子又は接地端子に接続されていることを
    特徴とするクロック同期型の半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 外部より入力されるクロック信号に同期
    して、指定するアドレスのデータをメモリセルより読み
    出し、これをセンスアンプにより増幅した後に、レジス
    タ及び出力バッファを介してデータの読み出しを行う半
    導体メモリにおいて、 上記レジスタとして、外部より入力される切換信号によ
    りセンスアンプより出力されるデータをそのまま通過さ
    せるモードと、上記外部より入力されるクロック信号を
    遅延回路により所定の時間だけ遅延した第1クロック信
    号の入力に対して、上記データを出力するモードの切換
    機構を有する第1レジスタと、当該第1レジスタに接続
    され、内部回路により自然遅延した上記クロック信号の
    入力に対して、データを出力バッファに出力する第2レ
    ジスタとを備えることを特徴とするクロック同期型の半
    導体メモリ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100384056B1 (ko) * 1999-06-03 2003-05-14 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치 및 그 장치의 데이터 출력버퍼
KR100391147B1 (ko) * 2000-10-24 2003-07-16 삼성전자주식회사 멀티 파이프라인 구조를 가지는 고속 동기 반도체 메모리및 그의 동작방법
KR100421905B1 (ko) * 2001-05-15 2004-03-10 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리 장치
JP2008226457A (ja) * 1999-12-20 2008-09-25 Fujitsu Ltd フラッシュメモリ装置

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