JPH10247593A - インバータおよびその駆動方法 - Google Patents

インバータおよびその駆動方法

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JPH10247593A
JPH10247593A JP9050096A JP5009697A JPH10247593A JP H10247593 A JPH10247593 A JP H10247593A JP 9050096 A JP9050096 A JP 9050096A JP 5009697 A JP5009697 A JP 5009697A JP H10247593 A JPH10247593 A JP H10247593A
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voltage
driving
piezoelectric transformer
load
circuit
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JP9050096A
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Makoto Mukono
誠 向野
Shuji Yamaguchi
修司 山口
Kohei Shimada
康平 嶌田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧電トランスインバータを使用して複数の冷陰
極管を駆動する場合に、点灯本数の限界や輝度の傾斜を
無くし、ちらつきや可聴音の発生を防止する。 【解決手段】圧電トランスの駆動電圧の周波数を制御す
る駆動周波数制御手段を有するマスタブロック24と、
圧電トランスの駆動電圧の波高値を制御する駆動電圧制
御手段を有する前記駆動周波数制御手段の信号が入力さ
れているスレーブブロック25を少なくとも1つ以上有
し、圧電トランスに印加される駆動電圧をPWMで変調
して同位相で駆動する手段と、圧電トランスの駆動電圧
に含まれる調光周波数の高調波を抑圧する手段から構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインバータおよびそ
の駆動方法に関し、特に負荷として使用する冷陰極管を
複数、効率よく安定に点灯させると共に、可聴音の発生
を抑えた圧電トランスの駆動回路およびその駆動方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に圧電トランスは、1次側電極に共
振周波数の交流電圧を印加して共振させることにより機
械的振動を起こし、この機械的振動から2次側電極に昇
圧した電圧を取り出す素子である。これは電磁トランス
と比較して小型化や薄型化が図れる特徴を有し、液晶に
よる表示装置のバックライト電源などの用途に注目され
ている。圧電トランスは、図9に示す昇圧特性のよう
に、負荷のインピーダンスにより昇圧比が変化する特性
がある。また、冷陰極管は、図10に示すように、放電
を開始するために高電圧が必要となる特性がある。この
場合、圧電トランスから見たインピーダンスは非常に大
きくなる。次に、放電開始して管電流が流れ始めると、
冷陰極管のインピーダンスが下がり冷陰極管の電圧が急
激に減少するが、ある程度まで電流が流れると電圧の減
少がゆるやかになっていく特性がある。従って、圧電ト
ランスは冷陰極管を負荷とした場合、点灯開始時には高
い昇圧比が得られ、管電流が流れて点灯が安定してくる
と昇圧比が低下していくという、冷陰極管を駆動するの
に適した特性を持った素子である。
【0003】従来、この種の圧電トランスの駆動回路
は、例えば特開平8−45679号公報に示されるよう
に、圧電トランスの負荷として使用する冷陰極管を1個
の圧電トランスにおいて複数本の直列点灯を行う回路が
知られている。この回路を図11に示す。この回路は、
直流を高周波の交流に変換するインバータ1と、インバ
ータ1に電力を供給する直流電源Eと、1次側電極2a
に交流電圧を入力し、圧電効果を利用して2次側電極2
bから昇圧された高圧の交流電圧Voを出力する圧電ト
ランス2と、圧電トランス2の2次側電極2bに負荷と
して複数本直列接続された冷陰極管3と、管電流Io検
出用の抵抗Rと、交流電圧を整流するダイオードDと、
平滑回路からなる積分器4と、積分器4によって平滑さ
れた電圧に基づいてインバータ1の共振周波数fを制御
するV−Fコンバータ5とから構成されている。
【0004】次に図11の従来例における動作の説明を
する。直流電源Eから供給される直流電圧をインバータ
1において交流電圧に変換する。変換された周波数fの
交流電圧は、圧電トランス2の1次側電極2aに入力さ
れると圧電効果により2次側電極2bから昇圧された高
圧の周波数fの交流電圧Voとして出力される。この高
圧の周波数fの交流電圧Voは、圧電トランス2の負荷
として複数本直列接続された冷陰極管3に入力される
が、このとき負荷に流れる管電流Ioは抵抗Rによって
交流電圧に変換され、ダイオードDで整流後、積分器4
で平滑された電圧になる。この積分器4で平滑された電
圧に基づいてV−Fコンバータ5は、インバータ1の共
振周波数fを制御し圧電トランスの昇圧比を変化させる
ことで、負荷に所定の管電流Ioを供給する。以上の回
路構成による冷陰極管駆動回路によって、複数本直列接
続された冷陰極管3の直列点灯を行っている。
【0005】さらに他の従来例としては、図12に示す
ように、圧電トランスの負荷として使用する冷陰極管を
1個の圧電トランスで1本点灯させることによって、複
数本の並列点灯を行う回路がある。この図12の回路
は、圧電トランス2と、この圧電トランス2を物理的に
支持する支持機構10と、直流電圧を、交互に発生する
2位相の半波正弦波電圧に変換して圧電トランス2の1
次側電極2aの両電極に交互に出力する駆動回路7と、
駆動回路7に電力を供給する直流電源Eと、駆動回路7
の2位相の半波正弦波電圧の周波数fkを制御する周波
数掃引発振器6と、圧電トランス2の2次側電極2bに
接続された冷陰極管3と、冷陰極管3に流れる管電流I
oを基準値と比較することによって周波数掃引発振器6
の周波数掃引方向を制御する負荷電流比較回路8と、圧
電トランス2を時分割駆動するための調光信号を周波数
掃引発振器6及び、駆動回路7へ出力する調光回路9と
から構成されている。
【0006】次にこの図12の従来例の動作の説明を行
う。直流電源Eから供給される直流電圧を駆動回路7に
おいて2位相の半波正弦波電圧に変換し、圧電トランス
2の1次側電極2aの両電極に交互に入力することで、
圧電効果により2次側電極2bから昇圧された高圧の正
弦波電圧Voとして出力される。この高圧の正弦波電圧
Voは、圧電トランス2の負荷として接続された冷陰極
管3に入力される。このとき負荷に流れる管電流Ioは
負荷電流比較回路8に入力され、負荷電流比較回路8内
部の基準値と比較される。もし、管電流Ioが基準値よ
り小さい場合は、周波数掃引発振器6に対して駆動回路
7の出力である2位相の半波正弦波電圧の周波数fkを
低下させる信号を出力し、管電流Ioが大きい場合は、
周波数fkを上昇させる信号を出力する。そして周波数
掃引発振器6が駆動回路7に対し、負荷電流比較回路8
からの信号に基づいて周波数fkの駆動信号を出力す
る。そこで駆動回路7が2位相の周波数fkの半波正弦
波電圧によって圧電トランス2を駆動する。このよう
に、圧電トランス2の駆動周波数fkを制御し、圧電ト
ランスの昇圧比を変化させることで負荷に所定の管電流
Ioを供給することができる。
【0007】次に調光部分の説明を行う。調光回路9
は、圧電トランス2の駆動周波数fkより十分低く、か
つ、目にちらつきを感じない周波数fcで発振し、入力
された調光電圧に比例してデューティ比の変化する2値
の調光信号を、周波数掃引発振器6及び、駆動回路7へ
出力する。この調光信号がハイレベルになると、駆動回
路7は圧電トランス2の駆動を停止し、負荷に流れる管
電流Ioを停止させる。周波数掃引発振器6は負荷電流
比較回路8の動作により駆動周波数fkが低い方へ変化
しないように、管電流Ioが停止している間、管電流I
o停止前の駆動周波数fkを保持するように動作する。
次に調光信号がロウレベルになって駆動回路7が圧電ト
ランス2の駆動を再開し、管電流Ioが流れ始めたとき
に、管電流Ioが変化しないように機能させることがで
きる。
【0008】この図12の従来技術による動作波形を図
13に示す。調光回路9の出力である調光信号は周波数
fcの周期でハイレベル、ロウレベルになる。ハイレベ
ルの期間は圧電トランス2の駆動電圧である2位相の周
波数fkの半波正弦波電圧の出力が停止されるため、圧
電トランス2から高圧の周波数fkの正弦波電圧Voが
出力されず、負荷に流れる管電流Ioも停止する。冷陰
極管3の輝度を最大にするには調光信号を常にロウレベ
ルとし、輝度を低下させるにはハイレベルの期間を長く
する動作を行う。このように調光回路9の出力である調
光信号のデューティ比を変化させることで、冷陰極管3
に流す管電流Ioの時間間隔を変えて調光を行うパルス
幅変調PWM(Pulse Width Modula
tion)方式を使用している。
【0009】図12の従来技術においては、以上の回路
構成による圧電トランスインバータを複数使用すること
によって、負荷として使用する複数の冷陰極管3の並列
点灯を行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−45679号公報及び、図12に示された技術に
は、以下の問題点がある。
【0011】第一の問題点は、圧電トランス2の負荷と
して冷陰極管3を複数本直列点灯させた場合、直列に接
続できる冷陰極管の数が制限されることである。図14
(a)に示す圧電トランス2の出力電力Poutに対す
る機械的振動速度vmの特性図を見ると、圧電トランス
2が出力できる電力Poutは、機械的振動速度vmに
ほぼ比例していることがわかる。冷陰極管3を複数本直
列に点灯するには、冷陰極管3を1本点灯するのに必要
な電力がその本数分必要となる。圧電トランス2からよ
り大きい電力を出力させるには、機械的振動速度vmを
大きくする必要があるが、この出力電力を大きくする
と、図14(b)のように周囲温度からの温度上昇ΔT
が増加していくと共に、図14(c)に示す効率ηは減
少していくことになる。そして機械的振動速度vmがv
mlにまでなると温度上昇ΔTが急激に増加し始め、効
率ηも急激に減少してしまう傾向がある。この温度上昇
ΔTが急激に増加する点ΔT1や、効率ηが急激に減少
する点η1以降においては、高効率な圧電トランスイン
バータとして使用することが出来ないことになる。従っ
て、この温度上昇ΔT1及び、効率η1付近となる出力
電力Pout1が、高効率な圧電トランスインバータに
おける圧電トランス2の出力電力Poutの限界値であ
ると言える。例えば、圧電トランス2の圧電素子形状
が、長さ42mm、幅10mm、厚さ1mmのものにお
いて、負荷となる長さ360mm、管径3φの冷陰極管
3を管電流Io=4.4mArmsで駆動した場合、圧
電トランス2の出力電力限界値Pout1は7Wであ
る。前記冷陰極管3を1本駆動した場合の圧電トランス
2の出力電力Poutは3.5W程度であるので、前記
冷陰極管3を前記圧電トランス2に直列に接続できる本
数は2本が限界である。以上のように、液晶パネルの大
画面化に伴って、管長の長い冷陰極管3を複数多灯式バ
ックライトに用いる場合に、冷陰極管の直列接続の自由
度が減少してしまい、事実上は選択の余地がない。
【0012】第二の問題点は、圧電トランス2の負荷と
して冷陰極管3を複数本直列点灯させた場合、輝度が不
均一になることである。その理由は、冷陰極管3の周辺
に導電性の反射板などがあると、冷陰極管3とその反射
板との間に浮遊容量が形成されることによる。この形成
された浮遊容量に電流が流れてしまうため、冷陰極管3
の高圧電極側は管電流値が大きく輝度は高いが、低圧電
極側では管電流値が減少して輝度が低下するのである。
この現象は、冷陰極管3の管長が長いほど形成される浮
遊容量が大きくなるために冷陰極管3を複数本直列に接
続した場合、更に顕著となる傾向がある。
【0013】第三の問題点は、圧電トランス2の負荷と
して冷陰極管3を複数本並列点灯させた場合、各駆動周
波数fk及びまたは、各調光周波数fcが非同期なた
め、冷陰極管3相互の干渉によるちらつきが発生するこ
とである。周波数掃引発振器6が各圧電トランスインバ
ータに存在しているため、図9の圧電トランス2の昇圧
特性や図10の冷陰極管3の電圧−電流特性にばらつき
がある場合でも、駆動周波数fkを変化させることで各
冷陰極管3に流れる管電流Ioをすべて一定の所定値と
している。このため、駆動周波数fkが各圧電トランス
インバータにおいて異なった周波数になるため、冷陰極
管3相互に発生する浮遊容量により冷陰極管3どうしが
カップリングされることで、図15に示すように、管電
流Ioが振幅変調されてしまうことになる。この状態で
PWM方式による調光をかけて輝度を低下させていく
と、ある輝度以下になったときにちらつきが発生する問
題があった。また、各調光周波数fcが非同期である
と、圧電トランス2の駆動開始や停止時の高圧が、冷陰
極管3どうしの浮遊容量によるカップリングにより他の
冷陰極管3を流れる管電流値を変化させてしまうことに
よって、管電流Ioを一定にするように駆動周波数fk
を制御している負荷電流比較回路8及び周波数掃引発振
器6といった回路の動作が影響を受けてしまい、インバ
ータとしての動作が不安定になる問題が発生する。
【0014】第四の問題点は、圧電トランス2の負荷と
して管長の長い冷陰極管3を複数本直列に点灯させた場
合、可聴音の発生が増大してしまうことである。圧電ト
ランス2をPWM方式による調光を行うと圧電トランス
2の駆動電圧は図13に示す駆動電圧Vdのようなバー
スト波形になるため、駆動開始や停止時に、駆動周波数
fkに調光周波数fcの高調波が含まれる。この高調波
が含まれた駆動周波数fkの駆動電圧Vdにより圧電ト
ランス2を駆動すると、駆動開始や停止時に圧電トラン
ス2の振動状態が瞬間的に乱れた状態となり、圧電トラ
ンス2の支持機構10に振動が伝わる現象が発生する。
これが圧電トランス2や支持機構10の振動となって、
可聴音を発生する原因となる。管長の短い冷陰極管3を
駆動する場合は、可聴音の発生は低くても、管長の長い
冷陰極管3を複数本直列に駆動する場合には、点灯させ
る冷陰極管3の放電開始電圧及び、管電圧が高くなり、
圧電トランス2の機械的振動速度vmが増大するので可
聴音が発生し易い。
【0015】本発明の目的は、複数のインバータの駆動
周波数及び調光周波数を同期させることにより、複数の
冷陰極管を効率よく安定に点灯させる圧電トランスの駆
動回路を提供することにある。また、複数の冷陰極管を
点灯させるインバータにおいて、PWM方式の調光時に
問題となる可聴音の発生を防止する圧電トランスの駆動
回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のインバータの具
体的手段は、直流電圧を交流電圧に変換する第1の駆動
回路と、圧電効果を利用して1次側電極から入力した交
流電圧を2次側電極から昇圧した交流電圧として出力す
る第1の圧電トランスと、前記第1の圧電トランスの駆
動周波数を前記第1の駆動回路に出力する周波数掃引発
振器と、前記第1の圧電トランスに接続された第1の負
荷に流れる電流の大小を比較する第1の負荷電流比較回
路とを有し、前記第1の負荷電流比較回路の制御信号に
よって前記周波数掃引発振器の駆動周波数を制御して第
1の負荷の交流電流値を一定値に制御するように構成さ
れた第1のインバータを備え、前記周波数掃引発振器の
出力する駆動周波数が供給されている第2の駆動回路
と、第2の駆動回路に接続された第2の圧電トランス
と、前記第2の圧電トランスに接続された第2の負荷に
流れる電流の大小を比較する第2の負荷電流比較回路
と、前記第2の駆動回路が出力する第2の圧電トランス
の駆動電圧を可変する駆動電圧制御回路とを有し、前記
第2の負荷電流比較回路の制御信号によって前記駆動電
圧制御回路を制御して、第2の負荷の交流電流値を一定
値に制御するように構成された第2のインバータを、少
なくとも1つ以上備えていることを特徴とする。
【0017】また、第1及び第2の圧電トランスの駆動
電圧をPWM方式で変調するための信号を、周波数掃引
発振器とエンベローブ発生回路へ出力する調光回路と、
調光回路の信号から駆動周波数の周波数成分に含まれる
時分割駆動による高調波を抑圧する信号を第1の駆動回
路と駆動電圧制御回路へ出力する、エンベローブ発生回
路とを有することを特徴とする。さらに、複数の圧電ト
ランスの駆動周波数を同期駆動させる手段(図1の6)
と、複数の圧電トランスの駆動電圧を同位相のPWM方
式で変調させる手段(図1の9)と、圧電トランスの駆
動電圧の波高値を制御することで管電流を一定に制御す
る手段(図1の11)と、圧電トランスの駆動電圧の包
絡線を台形波に変調する手段(図1の12)とを有す
る。
【0018】本発明の圧電トランスの駆動回路は、圧電
トランスの駆動周波数をすべて同期駆動させている。こ
のため、冷陰極管相互での浮遊容量のカップリングによ
る管電流の振幅変調をなくすことができるので、冷陰極
管のちらつきが発生しない作用がある。また、PWM調
光方式において調光周波数をすべて同期駆動させている
ため、圧電トランスの駆動開始や停止時の高圧が、冷陰
極管どうしの浮遊容量によるカップリングによって、他
の冷陰極管を流れる管電流値を変化させてしまうことが
なく、インバータ動作が不安定になるのを防ぐことがで
きるので、ちらつきの発生を回避できる。また、スレー
ブブロックにおいては、圧電トランスの駆動電圧の波高
値を制御して管電流を一定に制御している。このため、
すべての冷陰極管を同一輝度で点灯させながらすべての
駆動周波数を同期駆動させることができる。また、調光
時の圧電トランスの駆動電圧の包絡線を台形波に変調し
ている。このため、管長の長い冷陰極管を複数並列に点
灯させたときに問題となる可聴音の増大を低減すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を算出して詳細に説明する。図1は本例のブロッ
ク図である。この図1の回路は、大別するとマスタブロ
ック24とスレーブブロック25及び、調光ブロック2
6によって構成されている。
【0020】まず、マスタブロック24は図3に示すよ
うに、1次側電極2aに入力した交流電圧を2次側電極
2bから昇圧した交流電圧として出力する第1の圧電ト
ランス2と、第1の圧電トランス2の2次側電極2bに
接続された第1の冷陰極管3と、直流電圧を交互に発生
する2位相の半波正弦波電圧に変換して第1の圧電トラ
ンス2の1次側電極2aの両電極に交互に出力する第1
の駆動回路7と、第1の駆動回路7の駆動周波数fkを
制御する周波数掃引発振器6と、第1の冷陰極管3に流
れる管電流Ioから周波数掃引発振器6の周波数掃引方
向を制御する信号を出力する第1の負荷電流比較回路8
とから構成されている。第1の負荷電流比較回路8に入
力された第1の冷陰極管3に流れる管電流Ioは、第1
の電流−電圧変換回路17により交流電圧に変換された
後、第1の整流回路18によって直流電圧に変換され
る。そして第1の比較器19で管電流Ioの所定値を求
める基準電圧Vrefと比較される。第1の比較器19
の出力信号は周波数掃引発振器6に対し、管電流Ioか
ら得た直流電圧が基準電圧Vrefより大きい場合、第
1の圧電トランス2の駆動周波数fkを上昇させる信号
を出力する。一方、直流電圧が基準電圧Vrefより小
さい場合、駆動周波数fkを低下させる信号を出力す
る。この信号を入力した周波数掃引発振器6は、積分回
路21で、第1の比較器19の2値の出力信号をアナロ
グ量の信号に変換してVCO22と比較器20へ出力す
る。
【0021】このアナログ量の出力信号に対応した周波
数を発振するVCO22は、駆動周波数fkの2倍の周
波数を出力する発振回路であり、この発振周波数は、積
分回路21の出力電圧が高くなるほど低下していくが、
比較器20において、積分回路21の出力電圧と基準電
圧Vmaxを比較し、出力電圧が基準電圧Vmaxを超
えたとき、すなわち発振周波数が基準電圧Vmaxによ
って決まる最低周波数まで低下した場合に、積分回路2
1にリセット信号を出力し、VCO22の発振周波数を
最低周波数から最高周波数まで高速に掃引を行うことに
なる。VCO22は、この最低周波数から最高周波数ま
での周波数範囲内の三角波fvcoと矩形波fclkの
2つの信号を出力する回路である。このVCO22の出
力である三角波fvco及び、矩形波fclkは第1の
駆動回路7に入力される。第1の駆動回路7は、周波数
掃引発振器6のVCO22から出力される矩形波fcl
kを第1の分周回路16によって分周することで、デュ
ーティ比が50%となる2位相の信号を発生する。この
2位相の信号を第1のトランジスタQ1,Q2に入力
し、Q1,Q2を交互にスイッチングさせることでQ
1,Q2のどちらか一方がONしているとき、このトラ
ンジスタに接続された第1のコイルL1,L2に電流エ
ネルギが蓄えられ、OFFになったとき蓄えられた電流
エネルギを第1のコイルと第1の圧電トランス2の入力
容量の直列共振により電圧エネルギとして放出すること
で、第1の2位相の半波正弦波電圧Vd1,Vd2を発
生させる。この半波正弦波電圧は第1の圧電トランス2
の1次側電極2aの両電極に交互に入力されて等価的に
正弦波電圧として機能する。そこで第1の圧電トランス
2は駆動周波数fkと第1の冷陰極管3のインピーダン
スに応じた昇圧比によって2次側電極2bに出力電圧V
oを出力することで、第1の冷陰極管3を点灯させてい
る。
【0022】次に、スレーブブロック25を図4に示し
て説明する。第2の圧電トランス2と、第2の冷陰極管
3と、第2の駆動回路7と、第2の負荷電流比較回路8
と、第2の駆動回路7の出力である2位相の半波正弦波
電圧の電圧波高値を制御する信号を出力する駆動電圧制
御回路11とから構成されている。第2の負荷電流比較
回路8は第1の負荷電流比較回路8と同一構成であるた
め、第2の冷陰極管3に流れる管電流Ioが第2の基準
電Vrefによって決まる所定値より、大きいか小さい
かを示す2値の信号を出力する。この2値の信号は駆動
電圧制御回路11に入力され、アナログ量の信号Vcに
変換される。そしてこの信号Vcは第2の駆動回路7に
入力される。この第2の駆動回路7は第1の駆動回路7
と同一構成であるため、第2の圧電トランス2を駆動す
る第2の2位相の半波正弦波電圧Vd1,Vd2を発生
する。この第2の駆動回路7に入力された駆動電圧制御
回路11の出力信号Vcは、第2の比較器15に入力さ
れ、第1の周波数掃引発振器6のVCO22から出力さ
れる三角波fvcoと比較される。そして第2の比較器
15は第2のトランジスタQ3を制御する信号を出力す
る。この出力信号により第2のトランジスタQ3のON
とOFFの比率を変化させ、第2のコイルL1,L2に
入力される電流値を制御することによって、第2の圧電
トランス2を駆動する第2の2位相の半波正弦波電圧V
d1,Vd2の波高値を制御している。図5にこの駆動
電圧制御回路11の内部回路例を示す。例えば、第2の
冷陰極管3に流れる管電流Ioが所定値より大きくなっ
た場合、第2の負荷電流比較回路8の第2の比較器19
からハイレベルの信号が出力される。このハイレベルの
信号に呼応してSW1がON、SW2がOFFし、定電
流源を通じてコンデンサCiに充電されるため、コンデ
ンサCiの電圧Viが増加する。この電圧Viは積分回
路23の反転端子に入力されており、非反転端子にはエ
ンベローブ発生回路12の出力であるVenvが入力さ
れている。このVenvは冷陰極管3が点灯時にはハイ
レベルの信号となっており、コンデンサCiの電圧Vi
がVenvより高くなった場合、積分回路23の出力V
cは低下していく。このVcは第2の駆動回路7の第2
の比較器15の反転端子に入力されており、非反転端子
に入力された周波数掃引発振器6のVCO22の出力で
ある三角波fvcoと比較されるので、積分回路23の
出力Vcが低下すると第2の比較器15から第2のトラ
ンジスタQ3をOFFする期間のデューティが大きくな
るような信号が出力される。反対に管電流Ioが所定値
より小さくなった場合、第2の比較器19からロウレベ
ルの信号が出力される。このロウレベルの信号に呼応し
てSW1がOFF、SW2がONし、定電流源を通じて
コンデンサCiが放電されるため、コンデンサCiの電
圧Viが減少する。この電圧ViがVenvより低くな
った場合、積分回路23の出力Vcは増加していく。積
分回路23の出力Vcが増加すると第2の比較器15か
ら第2のトランジスタQ3をONする期間のデューティ
が大きくなるような信号が出力される。
【0023】この動作波形図を図7に示す。第2の2位
相の半波正弦波電圧Vd1,Vd2の波高値を制御する
ことで第2の冷陰極管3に流れる管電流Ioを所定の電
流値に制御している。なお、この第2の2位相の半波正
弦波電圧Vd1,Vd2の周波数は、周波数掃引発振器
6のVCO22の出力である矩形波fclkが第2の駆
動回路7の分周回路16に入力されているので第1の2
位相の半波正弦波電圧Vd1,Vd2の周波数fkと同
期した周波数となっている。また、スレーブブロック2
5は図1のように並列に接続することができ、n本の冷
陰極管3を点灯させることができる。
【0024】次に、調光ブロック26について説明す
る。図1において、調光ブロック26は、第1及び、第
2の圧電トランス2を調光周波数fcで間欠的に制御す
るための調光信号を、周波数掃引発振器6及び、エンベ
ローブ発生回路12へ出力する調光回路9と、圧電トラ
ンス2の駆動電圧Vd1,Vd2の周波数成分に含まれ
る間欠的に制御することにより発生する高調波を抑圧す
る信号を、第1の駆動回路7及び、駆動電圧制御回路1
1へ出力するエンベローブ発生回路12とから構成され
ている。調光回路9は駆動周波数fkに比べて十分低く
かつ目にちらつきのない周波数を発振する三角波発振器
13と、この三角波発振器13の出力である三角波と調
光電圧を比較して調光信号のデューティ比を決める比較
器14とから構成されている。調光回路9から出力され
る調光信号は、調光電圧が三角波より高い場合は、常に
ロウレベルであるが、調光電圧が低下するに従って次第
にハイレベルのデューティが長くなる。この調光信号は
周波数掃引発振器6の積分回路21(図3参照)に入力
され、調光信号がハイレベルの期間、すなわち圧電トラ
ンス2の駆動を停止する期間は、積分回路21の出力で
あるアナログ量の信号を第1の冷陰極管3の管電流Io
が低下しても変化しないように保持させる。このため、
VCO22で発振する周波数が変化することなく、再び
第1の圧電トランス2の駆動を再開させたときに、停止
前の周波数と同じ周波数で駆動できるようになる。
【0025】また、この調光信号はエンベローブ発生回
路12に入力される。図6にこのエンベローブ発生回路
12の内部回路例を示す。この回路は、スイッチ、定電
流源、及びコンデンサから構成されており、調光信号が
ロウレベルになるとSW3がON、SW4がOFFする
ため、定電流源からコンデンサCenvに充電され、調
光信号がハイレベルになるとSW3がOFF、SW4が
ONするため、定電流源からコンデンサCenvの電圧
が放電されるようになっている。従って、エンベローブ
発生回路12の出力は、調光信号の反転波形が立ち上が
りと立ち下がりに傾きを持った台形波Venvになる。
このエンベローブ発生回路12から出力される台形波V
envは、第1の駆動回路7の第1の比較器15(図3
参照)及び、駆動電圧制御回路11(図4参照)の積分
回路23(図5参照)に入力されているため、第1及
び、第2のトランジスタQ3がOFFの状態からONに
なるときと、ONの状態からOFFになるときのデュー
ティを徐々に増減させることになるので、第1及び、第
2の圧電トランス2の2位相の半波正弦波電圧Vd1,
Vd2は台形波のエンベローブに変調される。この動作
波形図を図8に示す。このようにVd1,Vd2を台形
波のエンベローブに変調したその結果として、圧電トラ
ンス2に加えられる駆動周波数の高調波成分が制限され
るため、圧電トランス2の寄生振動を抑圧し、圧電トラ
ンス2や支持機構10の可聴音の発生を低減できる。な
お、エンベローブ発生回路12の出力Venvは、マス
タブロック24及びスレーブブロック25にそれぞれ入
力されているので調光周期はすべて同期している。
【0026】以上の説明から、冷陰極管3を複数本、効
率よく安定に並列点灯する圧電トランスの駆動回路は、
一つのマスタブロック24と一つ以上のスレーブブロッ
ク25と一つの調光ブロック26の組み合わせによっ
て、駆動周波数及び、調光周波数を同期駆動させること
ができ、可聴音の発生も低減させることができる。
【0027】次に本発明の他の実施の形態について説明
する。図2に示される例については、図1のエンベロー
ブ発生回路12が取り除かれ、調光回路9から出力され
る調光信号が駆動電圧制御回路11に入力されている点
以外では図1と同等である。これは、負荷を駆動してい
るときに発生する可聴音が問題にならない場合は、複数
の冷陰極管3を効率よく安定に点灯させる圧電トランス
の駆動回路として提供することが出来る。
【0028】
【発明の効果】第1の効果は、複数本の冷陰極管3を並
列点灯させる場合に、ちらつきが発生しないということ
である。駆動周波数及びまたは、調光周波数を同期駆動
させているためである。駆動周波数をすべて同期させる
ことで冷陰極管3相互での浮遊容量のカップリングによ
る管電流の振幅変調をなくすことができる。さらに、調
光周波数をすべて同期させることによって圧電トランス
2の駆動開始や停止時の高圧が、冷陰極管3どうしの浮
遊容量によるカップリングを通じて他の冷陰極管3を流
れる管電流値を変化させてしまうことがないので回路動
作が不安定になるのを防ぐことができる。
【0029】第2の効果は、駆動周波数をすべて同期駆
動させてもすべての管電流が一定になるように制御され
ているため、輝度が一定になるということである。圧電
トランス2の共振周波数や昇圧特性、及び冷陰極管3の
電圧−電流特性にはばらつきがあるので、駆動周波数を
同期させただけではそれぞれの管電流値はばらばらにな
り輝度差を生じる。これらのばらつきを吸収するために
圧電トランス2の駆動電圧の波高値を制御し、管電流を
一定にすることで輝度を一定にできる。
【0030】第3の効果は、管長の長い冷陰極管3を複
数本並列点灯させた場合、PWM調光方式における可聴
音の発生の増大を低減できるということである。圧電ト
ランス2の駆動電圧が低いため、機械的振動速度を低下
させることで可聴音を低減できることと、圧電トランス
2の駆動周波数に含まれる時分割駆動による高調波成分
をエンベローブ発生回路12によって低減でき、圧電ト
ランス2の寄生振動の発生も低減できる。その結果、圧
電トランス2とその支持機構10から発生する可聴音を
抑圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施の形態によるブロック図であ
る。
【図3】図1の一実施の形態によるマスタブロック図で
ある。
【図4】図1の一実施の形態によるスレーブブロック図
である。
【図5】図1の一実施の形態による駆動電圧制御回路の
ブロック図である。
【図6】図1の一実施の形態によるエンベローブ発生回
路のブロック図である。
【図7】駆動電圧動作の波形図である。
【図8】調光動作の波形図である。
【図9】圧電トランスの昇圧特性図である。
【図10】冷陰極管の電圧と電流を示す特性図である。
【図11】複数直列点灯の従来技術によるブロック図で
ある。
【図12】複数並列点灯の従来技術によるブロック図で
ある。
【図13】図12の回路による動作の波形図である。
【図14】(a)は圧電トランスの出力電力と機械的振
動速度の関係を示す特性図、(b)は圧電トランスの出
力電力と温度上昇の関係を示す特性図、(c)は圧電ト
ランスの出力電力と効率の関係を示す特性図である。
【図15】図12の回路による冷陰極管相互の浮遊容量
干渉図。
【符号の説明】
1 インバータ 2 圧電トランス 2a 1次側電極 2b 2次側電極 3 冷陰極管 4 積分器 5 V−Fコンバータ 6 周波数掃引発振器 7 駆動回路 8 負荷電流比較回路 9 調光回路 10 支持機構 11 駆動電圧制御回路 12 エンベローブ発生回路 13 三角波発振器 14 比較器 15 比較器 16 分周回路 17 電流−電圧変換回路 18 整流回路 19 比較器 20 比較器 21 積分回路 22 VCO 23 積分回路 24 マスタブロック 25 スレーブブロック 26 調光ブロック
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05B 41/392 H05B 41/392 G

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を交流電圧に変換する駆動手段
    と、1次側から入力した交流電圧を2次側から昇圧した
    交流電圧として出力する昇圧手段とを有し、前記駆動手
    段の交流電圧で前記昇圧手段の1次側を駆動し、前記昇
    圧手段の2次側から出力される交流電流により負荷を駆
    動する単体インバータを複数並列に駆動するインバータ
    の駆動方法において、前記昇圧手段の2次側から出力さ
    れる交流電流を一定値に制御し、前記単体インバータの
    それぞれの駆動周波数を同一に駆動することを特徴とす
    るインバータの駆動方法。
  2. 【請求項2】 直流電圧を交流電圧に変換する駆動手段
    と、1次側から入力した交流電圧を2次側から昇圧した
    交流電圧として出力する昇圧手段と、前記駆動手段の交
    流電圧で前記昇圧手段の1次側を駆動し、前記昇圧手段
    の2次側から出力される交流電流により負荷を駆動する
    単体インバータを複数並列に駆動するインバータの駆動
    方法において、前記昇圧手段の2次側から出力される交
    流電流を一定値に制御し、前記負荷に印加する交流電圧
    をPWM方式で制御し、前記単体インバータの夫々の前
    記昇圧手段より出力される前記交流電圧の出力期間を同
    一の位相にして駆動することを特徴とするインバータの
    駆動方法。
  3. 【請求項3】 直流電圧を交流電圧に変換する駆動手段
    と、1次側から入力した交流電圧を2次側から昇圧した
    交流電圧として出力する昇圧手段と、前記駆動手段の交
    流電圧で前記昇圧手段の1次側を駆動し、前記昇圧手段
    の2次側から出力される交流電流により負荷を駆動する
    単体インバータを複数並列に駆動するインバータの駆動
    方法において、前記昇圧手段の2次側から出力される交
    流電流を一定値に制御し、前記単体インバータのそれぞ
    れの駆動周波数を同一にし、前記負荷に印加する交流電
    圧をPWM方式で制御し、前記単体インバータの夫々の
    前記昇圧手段より出力される前記交流電圧の出力期間を
    同一の位相にして駆動することを特徴とするインバータ
    の駆動方法。
  4. 【請求項4】 複数の前記負荷に流れる交流電流値を全
    て同一にして駆動することを特徴とする請求項1、2、
    又は3記載のインバータの駆動方法。
  5. 【請求項5】 複数の前記昇圧手段に印加する交流電圧
    に含まれるPWM周波数による高調波を抑圧して駆動す
    ることを特徴とする請求項2又は3記載のインバータの
    駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記負荷が冷陰極管であることを特徴と
    する請求項1、3、4、又は5記載のインバータの駆動
    方法。
  7. 【請求項7】 直流電圧を交流電圧に変換する駆動手段
    と、圧電効果を利用して1次側電極から入力した交流電
    圧を2次側電極から昇圧した交流電圧として出力する圧
    電トランスと、前記駆動手段の交流電圧で前記圧電トラ
    ンスの1次側電極を駆動し、前記圧電トランスの2次側
    電極から出力される交流電圧を負荷に印加し、前記圧電
    トランスの駆動周波数を可変して前記負荷に流れる電流
    を一定値に制御する単体インバータを、複数並列に動作
    させる圧電トランスの駆動方法において、前記単体イン
    バータのそれぞれの駆動周波数を同一にして駆動するこ
    とを特徴とする圧電トランスの駆動方法。
  8. 【請求項8】 直流電圧を交流電圧に変換する駆動手段
    と、圧電効果を利用して1次側電極から入力した交流電
    圧を2次側電極から昇圧した交流電圧として出力する圧
    電トランスと、前記駆動手段の交流電圧で前記圧電トラ
    ンスの1次側電極を駆動し、前記圧電トランスの2次側
    電極から出力される交流電圧を負荷に印加し、前記圧電
    トランスの駆動周波数を可変して前記負荷に流れる電流
    を一定値に制御する単体インバータを、複数並列に動作
    させる圧電トランスの駆動方法において、前記負荷に印
    加する交流電圧をPWM方式で制御し、前記単体インバ
    ータの夫々の前記圧電トランスの出力する前記交流電圧
    の出力期間を同一の位相にして駆動することを特徴とす
    る圧電トランスの駆動方法。
  9. 【請求項9】 直流電圧を交流電圧に変換する駆動手段
    と、圧電効果を利用して1次側電極から入力した交流電
    圧を2次側電極から昇圧した交流電圧として出力する圧
    電トランスと、前記駆動手段の交流電圧で前記圧電トラ
    ンスの1次側電極を駆動し、前記圧電トランスの2次側
    電極から出力される交流電圧を負荷に印加し、前記圧電
    トランスの駆動周波数を可変して前記負荷に流れる電流
    を一定値に制御する単体インバータを、複数並列に動作
    させる圧電トランスの駆動方法において、前記負荷に印
    加する交流電圧をPWM方式で制御し、前記単体インバ
    ータのそれぞれの駆動周波数を同一にし、さらに前記単
    体インバータの各々の前記圧電トランスの出力する前記
    交流電圧の出力期間を同一の位相にして駆動することを
    特徴とする圧電トランスの駆動方法。
  10. 【請求項10】 複数の前記負荷に流れる交流電流値を
    全て同一にして駆動することを特徴とする請求項7、
    8、又は9記載の圧電トランスの駆動方法。
  11. 【請求項11】 複数の前記圧電トランスに印加する交
    流電圧に含まれるPWM周波数による高調波を抑圧して
    駆動することを特徴とする請求項7、8、9、又は10
    記載の圧電トランスの駆動方法。
  12. 【請求項12】 前記負荷が冷陰極管であることを特徴
    とする請求項7、8、9、10、又は11記載の圧電ト
    ランスの駆動方法。
  13. 【請求項13】 直流電圧を交流電圧に変換する第1の
    駆動回路と、圧電効果を利用して1次側電極から入力し
    た交流電圧を2次側電極から昇圧した交流電圧として出
    力する第1の圧電トランスと、前記第1の圧電トランス
    の駆動周波数を前記第1の駆動回路に出力する周波数掃
    引発振器と、前記第1の圧電トランスに接続された第1
    の負荷に流れる電流の大小を比較する第1の負荷電流比
    較回路とを有し、前記第1の負荷電流比較回路の制御信
    号によって前記周波数掃引発振器の駆動周波数を制御し
    て第1の負荷の交流電流値を一定値に制御するように構
    成された第1のインバータを備え、前記周波数掃引発振
    器の出力する駆動周波数が供給されている第2の駆動回
    路と、第2の駆動回路に接続された第2の圧電トランス
    と、前記第2の圧電トランスに接続された第2の負荷に
    流れる電流の大小を比較する第2の負荷電流比較回路
    と、前記第2の駆動回路が出力する第2の圧電トランス
    の駆動電圧を可変する駆動電圧制御回路とを有し、前記
    第2の負荷電流比較回路の制御信号によって前記駆動電
    圧制御回路を制御して、第2の負荷の交流電流値を一定
    値に制御するように構成された第2のインバータを、少
    なくとも1つ以上備えていることを特徴とする圧電トラ
    ンスの駆動回路。
  14. 【請求項14】 調光回路の出力信号によって前記第1
    および前記第2の圧電トランスの各々の駆動電圧をPW
    M方式で同一位相で断続することで、前記第1および前
    記第2の負荷に印加する交流電流を可変する手段を備え
    たことを特徴とする請求項13記載の圧電トランスの駆
    動回路。
  15. 【請求項15】 直流電圧を交流電圧に変換する駆動回
    路と、圧電効果を利用して1次側電極から入力した交流
    電圧を2次側電極から昇圧した交流電圧として出力する
    圧電トランスと、前記圧電トランスの駆動周波数を前記
    駆動回路に出力する周波数掃引発振器と、前記圧電トラ
    ンスに接続された負荷に流れる電流の大小を比較する負
    荷電流比較回路と、前記負荷電流比較回路の制御信号に
    よって前記周波数掃引発振器の駆動周波数を制御して負
    荷の交流電流値を一定値に制御するように構成されたイ
    ンバータを少なくとも2つ以上並列に接続し、調光回路
    の出力信号によって前記複数の各々の圧電トランスの駆
    動電圧をPWM方式で同一位相で断続することによって
    複数の各々の前記負荷に印加する交流電流を可変するこ
    とを特徴とする圧電トランスの駆動回路。
  16. 【請求項16】 複数の前記負荷を夫々流れる交流電流
    値を全て同一に制御する手段を備えたことを特徴とする
    請求項13、14、又は15記載の圧電トランスの駆動
    回路。
  17. 【請求項17】 複数の前記圧電トランスの駆動電圧の
    駆動波形の包絡線を変調するエンベローブ発生回路と、
    駆動周波数の高調波成分を抑圧する手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項13、14、15、又は16記載の
    圧電トランスの駆動回路。
  18. 【請求項18】 前記負荷が冷陰極管であることを特徴
    とする請求項13、14、15、16、又は17記載の
    圧電トランスの駆動回路。
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