JPH1024766A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH1024766A
JPH1024766A JP18024296A JP18024296A JPH1024766A JP H1024766 A JPH1024766 A JP H1024766A JP 18024296 A JP18024296 A JP 18024296A JP 18024296 A JP18024296 A JP 18024296A JP H1024766 A JPH1024766 A JP H1024766A
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Atsushi Yamada
厚 山田
Tsutomu Machida
勉 町田
Tomoaki Serizawa
智昭 芹澤
Yukihisa Matsunaga
幸久 松永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの灯具に発光色が異なる2つのランプを
一体化させた車両用灯具では、所要の色光を得るために
は一方のランプを点灯させるときに、他方のランプを消
灯させる必要があり、法規上の問題がある。 【解決手段】 1つの灯具に2つのランプの各光源とし
てそれぞれ発色光が異なる2種類のLED5R,5Gを
プリント回路基板3に交互に配列し、ランプボディ1と
レンズ2とで構成されるランプ室内に内装する。一方の
LED5Rの発光輝度を他方のLED5Gよりも高くす
る。各LEDを独立して発光させることで、それぞれの
ランプとして機能させることができる。また、両方のラ
ンプが点灯されたときには、発光輝度の差により一方の
LED5Rによる発光色のランプとして機能されるが、
他方のLED5Gによるランプも点灯状態にあり、法規
上の問題が生じることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なる色光を発光す
るように構成された車両用灯具に関し、特に発光ダイオ
ード(LED)を光源とする灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車の灯具として、光源にLE
Dを用いた灯具の利用が多くなっており、例えば、自動
車の後部に設けられるマーカやハイマウントストップラ
ンプ(HMSL)等の光源に、LEDが用いられてい
る。また、その一方で自動車のデザイン上の要求から、
複数の機能を1つの灯具で発揮するように構成する要求
もある。例えば、前記したマーカとHMSLとを一体化
した1つの灯具として構成することが考えられており、
マーカとHMSLのそれぞれの光源としての複数のLE
Dを1つの灯具に一体的に内装し、非ブレーキ時にはマ
ーカを点灯させ、ブレーキ時にHMSLを点灯させるこ
とで、1つの灯具でマーカとHMSLの2つの異なる機
能を発揮する灯具として構成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の灯具では、マーカとHMSLのいずれか一方
の光源が選択的に点灯されるように構成されているた
め、マーカが点灯されている状態のときにブレーキをか
けてHMSLを点灯させるときには、マーカが消灯され
ることになり、常時マーカを点灯することが要求されて
いる法規上の要求を満たすことができないという問題が
生じる。したがって、従来のマーカとHMSLを一体化
した灯具では、マーカとHMSLとがそれぞれ独立して
点灯される構成としなければならず、その結果として単
にマーカとHMSLとを機械的に一体化したいわゆるコ
ンビネーション型の灯具して構成せざるを得ず、本来の
目的である1つの灯具で複数の機能を発揮する灯具を実
現することができないのが実状である。
【0004】本発明の目的は、1つの灯具で複数の機能
を発揮でき、しかも法規上の問題が生じることもない車
両用灯具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、それぞれが異
なる色光を発光する2種類のLEDを1つの灯具内にそ
れぞれ複数個配列した車両用灯具であって、第1の種類
のLEDの間に第2の種類のLEDが配置され、かつ第
1の種類及び第2の種類の各LEDはそれぞれ独立して
発光されるように構成したことを特徴とする。ここで、
第1の種類のLEDの発光輝度は、第2の種類のLED
の発光輝度よりも大きくされることが好ましい。例え
ば、第1の種類のLEDは砲弾型のパッケージを有する
ディスクリート型LEDとされ、第2の種類のLEDは
チップ型LEDとされる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明を自動車の後部マーカ
と、HMSLとを1つの灯具として構成した灯具(ここ
では便宜的にマーカ・ストップランプと称する)の実施
形態の外観図であり、図2はその部分分解斜視図であ
る。これらの図に示されるように、このマーカ・ストッ
プランプMSLは、ここでは自動車CARのリアスポイ
ラRSPの一部に設けた凹部RSS内に配設されてお
り、横に細長い板片状に形成されたランプボディ1と、
このランプボディ1の前面開口に取着されたレンズ2
と、これらで画成されるランプ室内に内装されたプリン
ト回路基板3を備えている。
【0007】前記ランプボディ1の一側縁には一対のL
字型ブラケット11が一体に形成され、このブラケット
11を利用して前記リアスポイラRSPへの取り付けが
行われる。また、前記レンズ2は、無色の透明アクリル
樹脂の一体成形により前記ランプボディ1に対応して細
長く、かつ下側面が曲面状とされた樋状に形成されてお
り、その周縁の複数箇所に設けたランス構造の係合片2
1を前記ランプボディ1の対応する箇所に設けた切欠き
12に係合させることで前記ランプボディ1に一体的に
取着される。また、このレンズ2の前側内面には後述す
る光源としてのLEDからの光を拡散させるための配光
制御用レンズステップ22が形成されている。
【0008】前記ランプボディ1の内面の両端近傍位置
にはそれぞれボス13が立設されており、これらのボス
には細長いプリント回路基板3がその両端近傍位置にお
いてタッピングスクリュ4により固定支持される。この
プリント回路基板3には多数個のLED5が実装されて
おり、これらのLED5によりマーカ・ストップランプ
MSLの光源が構成される。また、前記プリント回路基
板3には前記LED5に電気接続される複数本のコード
6が接続されており、このコード6は前記ランプボディ
1のほぼ中央位置に開設されたコード挿通穴14を通し
てマーク・ストップランプMSLの外部にまで引き出さ
れ、その先端には図示は省略するが車載バッテリ側の電
源コネクタに接続されるコネクタが接続されている。ま
た、前記コードにはゴムブッシング7が被せられ、前記
コード挿通穴14の防水を行っている。
【0009】図3(a),(b)に前記マーカ・ストッ
プランプの一部を破断した正面図とそのAA線拡大断面
図を示すように、前記した光源としてのLED5は、2
種類のLEDで構成されている。第1種類のLED5R
は、外形が砲弾型のパッケージを有するディスクリート
構成のLEDであり、そのパッケージから突出されてい
る2本のリードを前記プリント回路基板3の前面に半田
付けして実装が行われている。この第1種類のLED5
Rはストップランプの光源として構成されており、赤色
光を発光するLEDで構成され、前記プリント回路基板
3の長さ方向に沿って所要のピッチ寸法で直列状態に配
列されている。第2種類のLED5Gは、ベアチップ構
成のLEDであり、前記プリント回路基板3に表面実装
されている。この第2種類のLED5Gはマーカの光源
として構成され、赤色以外の色光、ここでは緑色光を発
光するLEDとして構成され、前記第1種類のLED5
Rの配列ピッチ間において直列状態に配列されている。
【0010】図4は前記第1種類と第2の種類の各LE
D5(5R,5G)(以下、発光色に基づいて赤色LE
D5R、緑色LED5Gと称する)の回路図である。各
色のLED5R,5Gはそれぞれ複数のグループに分け
られ、それぞれのグループ内においては各LEDは直列
に接続される。そして、各グループはカソード側が共通
に接続され、逆流防止用ダイオードDを介してGNDに
接続されている。また、ストップランプの光源としての
赤色LED5Rの各グループは、アノード側が電流制限
用抵抗R1を介して共通接続され、その共通接続線L1
によりストップランプスイッチSSWを介して車体バッ
テリVDDに接続されている。さらに、マーカの光源と
しての緑色LED5Gの各グループは電流制限用抵抗R
2を介して共通接続され、この共通接続線L2により自
動点灯回路10およびイグニッションスイッチISWを
介して前記車体バッテリVDDに接続されている。
【0011】この自動点灯回路10は、自動車が暗い場
所を走行する際にマーカを自動的に点灯させるための回
路であり、ここでは自動車の周囲の明るさを検出して信
号を出力する光検出素子101と、その検出出力を増幅
する増幅回路102と、その増幅出力にヒステリシスを
持たせるシュミット回路103と、このシュミット回路
103の出力を所定時間だけ持続させるタイマ回路10
4と、このタイマ回路104の出力が所定レベル以上の
ときに前記共通接続線をオン状態とするトランジスタス
イッチ回路105とで構成される。
【0012】この構成によれば、自動点灯回路10で
は、自動車の周囲が暗くなると光検出素子101の出力
電圧が低下される。増幅回路102ではこの出力電圧を
反転増幅する。シュミット回路103では、この反転増
幅された出力電圧にヒステリシスを与え、例えば薄暮時
等において出力電圧がトランジスタスイッチ回路105
のオン・オフしきい値の前後で変動して点灯、消灯が頻
繁に繰り返されることがないようにする。さらに、タイ
マ回路104では一定時間だけ出力電圧を保持すること
で、例えば市街地の照明により出力電圧が変動すること
による点灯、消灯が頻繁に繰り返されることがないよう
にする。そして、このタイマ回路104の出力電圧がト
ランジスタスイッチ回路105の入力しきい値電圧を超
えたときに、共通接続線L2をオン状態とさせ、緑色L
ED5Gは車載バッテリVDDに接続され、緑色光が発
光される。この緑色光はレンズ2を透過され、外部に照
射されるため、緑色のマーカとして機能される。一方、
ブレーキ操作が行われたときには、ストップランプスイ
ッチSSWにより共通接続線L1がオンされるため、赤
色LED5Rは車載バッテリVDDに接続され、赤色光
が発光される。この赤色光はレンズ2を透過され、外部
に照射されるため、ストップランプとして機能される。
【0013】ここで、このマーカ・ストップランプで
は、緑色LED5Gが発光されているとき、すなわちマ
ーカが点灯されているときに、赤色LED5Rが発光さ
れてストップランプが点灯された場合でも、マーカは点
灯された状態に保たれている。したがって、法規上の問
題が生じることはない。そして、このストップランプが
点灯されたときには、マーカも点灯されているため、赤
色LED5Rの赤色光と、緑色LED5Gの緑色光が混
ざった状態でレンズから出射される。このとき、赤色光
と緑色光とが混合して白色光とされるが、赤色LEDは
ディスクリート構成であり、その発光輝度はベアチップ
構成の緑色LEDの発光輝度よりも高く、しかもレンズ
により近い位置にあって緑色LEDの前方を覆うように
配置されているため、前記した混色にかかわらずランプ
全体としては赤色光として出射される。したがって、赤
色光は彩度が幾分低下されるもののストップランプとし
ての赤色光を発色することに何ら支障はない。
【0014】また、このマーカ・ストップランプでは、
図3(a)から判るように、赤色LED5Rのピッチ間
に緑色LED5Gが配置されているため、各色LEDの
配列ピッチは等しくされている。したがって、各色LE
Dが点灯したときのそれぞれにおける発光点の間隔は等
しく、配列方向における配光分布を均一なものにするこ
とができる。その一方で、図3(b)から判るように、
赤色LED5Rはプリント回路基板3の表面から幾分離
れた位置に配置され、緑色LED5Gはプリント回路基
板3の表面に密接された状態で実装されているため、両
LED5R,5Gはレンズ2の光軸上に位置される一方
で、赤色LED5Rの方がレンズ2に近く配置される。
このため、レンズ2に設けられている拡散用の配光制御
用レンズステップ22の焦点位置に対して、赤色LED
5Rの位置が焦点に近く、緑色LED5Gの位置が焦点
から遠いため、赤色光の拡散度合いが緑色光よりも高く
なり、ストップランプの視認範囲をマーカよりも大きな
ものにすることができる。
【0015】なお、赤色LED5Rと緑色LED5G
は、図5のように電気接続を行うことも可能である。す
なわち、赤色LED5Rの1つのグループと緑色LED
5Gの1つのグループの各カソードを共通接続し、これ
らを電流制限用抵抗R3を介してGNDに接続する。他
のグループのLEDについても同様に接続する。そし
て、図示は省略するが図4の場合と同様に、赤色LED
5Rは各グループのアノードを共通接続線L1によりス
トップランプスイッチを介して車載バッテリに接続す
る。また、緑色LED5Gは各グループのアノードを共
通接続線L2により自動点灯回路を介して車載バッテリ
に接続する。なお、自動点灯回路を接続することなく、
図外のテールランプと並列に接続してもよい。
【0016】この電気接続によれば、GNDに接続され
ている電流制限用抵抗R3が自身を流れる電流を一定電
流に制限するために、赤色LED5Rのみが点灯されて
いる場合と、赤色LED5Rと緑色LED5Gとが共に
点灯されている場合とでは、各LEDに通流される電流
に若干の差が生じる。このため、赤色LED5Rのみが
点灯されているときの発光輝度は、赤色LED5Rと緑
色LED5Gが共に点灯されているときの発光輝度より
も若干高くなる。したがって、昼間時にはマーカが点灯
されていないため、ストップランプが点灯されたときに
はその赤色光の輝度は、夜間時にマーカが点灯されてい
るときにストップランプが点灯されたときの赤色光の輝
度よりも高くなり、昼間時におけるストップランプの視
認性を増大することが可能となる。
【0017】ここで、前記実施形態では、本発明を緑色
光を発光するマーカと、赤色光を発光するストップラン
プ(HMSL)とを一体化した灯具に適用した例を示し
ているが、これらの発光色を変更することで、自動車に
装備される種々の異なる機能の灯具を一体化することが
可能となる。また、前記実施形態では、光源としてのL
EDを1直線状に配置した例を示しているが、マトリス
ク状に配置するようにしてもよい。この場合において
も、第1種類のLEDの間に第2種類のLEDを配置す
ることは肝要である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、配列され
た複数個の第1の種類のLEDの間に、異なる色光の複
数個の第2の種類のLEDが配置されて1つの灯具内に
内装され、かつ第1の種類及び第2の種類の各LEDは
それぞれ独立して発光されるように構成しているので、
各種類のLEDを個別に発光させて各色の点灯を行い、
あるいは両LEDを同時に発光させて一方の色の点灯を
行うことが可能となる。これにより、法規上の問題が生
じることなく異なる機能の灯具を1つの灯具として一体
化することができ、車両における灯具の配置スペースの
低減を図り、車両の設計の自由度を高め、かつデザイン
上の要求を満たすことができる。例えば、第1の種類の
LEDの発光輝度を、第2の種類のLEDの発光輝度よ
りも大きくすることで、両LEDを同時に点灯したとき
には、第1の種類のLEDで発光される色光での点灯を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をマーカ・ストップランプに適用した実
施形態の外観図である。
【図2】図1の要部の部分分解斜視図である。
【図3】マーカ・ストップランプの一部を破断した正面
図とそのAA線拡大断面図である。
【図4】各色LEDの電気接続を示す回路図である。
【図5】電気接続の他の例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ランプボディ 2 レンズ 3 プリント回路基板 5 LED 5R 赤色LED 5G 緑色LED 10 自動点灯回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 幸久 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが異なる色光を発光する2種類
    の発光ダイオードを1つの灯具内にそれぞれ複数個配列
    した車両用灯具であって、第1の種類の発光ダイオード
    の間に第2の種類の発光ダイオードが配置され、かつ第
    1の種類及び第2の種類の発光ダイオードはそれぞれ独
    立して発光されるように構成したことを特徴とする車両
    用灯具。
  2. 【請求項2】 第1の種類の発光ダイオードの発光輝度
    は、第2の種類の発光ダイオードの発光輝度よりも大き
    い請求項1の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 第1の種類の発光ダイオードは砲弾型の
    パッケージを有するディスクリート型発光ダイオードで
    あり、第2の種類の発光ダイオードはチップ型発光ダイ
    オードである請求項1または2の車両用灯具。
  4. 【請求項4】 第1の種類の発光ダイオードは赤色光を
    発光し、第2の種類の発光ダイオードは赤色以外の色光
    を発光する請求項1ないし3のいずれかの車両用灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999028152A1 (de) * 1997-11-29 1999-06-10 Volkswagen Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugleuchte
KR20160118938A (ko) * 2015-04-03 2016-10-12 가부시키가이샤 고이토 세이사꾸쇼 차량용 등기구

Cited By (3)

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WO1999028152A1 (de) * 1997-11-29 1999-06-10 Volkswagen Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugleuchte
US6250788B1 (en) 1997-11-29 2001-06-26 Volkswagen Ag Motor vehicle light arrangement
KR20160118938A (ko) * 2015-04-03 2016-10-12 가부시키가이샤 고이토 세이사꾸쇼 차량용 등기구

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