JPH10248169A - 直流送電系統の周波数制御装置 - Google Patents
直流送電系統の周波数制御装置Info
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- JPH10248169A JPH10248169A JP9047898A JP4789897A JPH10248169A JP H10248169 A JPH10248169 A JP H10248169A JP 9047898 A JP9047898 A JP 9047898A JP 4789897 A JP4789897 A JP 4789897A JP H10248169 A JPH10248169 A JP H10248169A
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- frequency
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 潮流反転時の母線電圧変動に対する誤動作防
止、潮流反転の繰り返しによる系統劣化防止を図る。 【解決手段】 状態フィードバック制御系では、系統周
波数F-A 及びF-B を差分回路 433-A,B に入力して、前
値との差分SF-A,Bを求め、その差分をオブザーバゲイン
434 および状態フィードバックゲイン435 に乗じる。オ
ブザーバ434 は交流系統状態を示す状態変数: 変化率O-
A ,O-B を算出し、差分SF-A,SF-Bと共に状態フィード
バックゲイン435 に乗算して状態フィードバック出力C1
を算出する。周波数偏差DF-A,DF-Bをサーボゲイン432
に乗じてサーボ出力C2を出力し、加算器436 により、積
分器入力C3となる。また、シングルショットタイマ439
は、潮流反転信号REV の入力により制御ロックスイッチ
437 のON/OFF の条件となる。潮流反転信号REV が入力
時、積分器438 への入力が0となり直流電力補正値ΔP
dpが前値保持される。構成によれば、潮流反転実施間は
直流電力補正値ΔPdpが前値保持され、潮流反転時の無
効電力変化を起因とした周波数誤検出による周波数制御
装置の不要動作を防止できる。
止、潮流反転の繰り返しによる系統劣化防止を図る。 【解決手段】 状態フィードバック制御系では、系統周
波数F-A 及びF-B を差分回路 433-A,B に入力して、前
値との差分SF-A,Bを求め、その差分をオブザーバゲイン
434 および状態フィードバックゲイン435 に乗じる。オ
ブザーバ434 は交流系統状態を示す状態変数: 変化率O-
A ,O-B を算出し、差分SF-A,SF-Bと共に状態フィード
バックゲイン435 に乗算して状態フィードバック出力C1
を算出する。周波数偏差DF-A,DF-Bをサーボゲイン432
に乗じてサーボ出力C2を出力し、加算器436 により、積
分器入力C3となる。また、シングルショットタイマ439
は、潮流反転信号REV の入力により制御ロックスイッチ
437 のON/OFF の条件となる。潮流反転信号REV が入力
時、積分器438 への入力が0となり直流電力補正値ΔP
dpが前値保持される。構成によれば、潮流反転実施間は
直流電力補正値ΔPdpが前値保持され、潮流反転時の無
効電力変化を起因とした周波数誤検出による周波数制御
装置の不要動作を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流送電システ
ム、非同期連系システム、周波数変換システムにおける
周波数制御装置に関する。
ム、非同期連系システム、周波数変換システムにおける
周波数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に一般的な直流送電系統の周波数制
御装置の構成例を示す。用いて説明する。周波数制御装
置400 は、交直変換器 201−Aと 201−Bおよび直流送
電線202 により連系された交流系統A(101−A)と交流
系統B(101−B)から、それぞれPT 203−Aと 203−
Bを介して系統Aの交流母線電圧V−Aと系統Bの交流
母線電圧V−Bを入力する。入力された系統Aの交流母
線電圧V−Aと系統Bの交流母線電圧V−Bは、それぞ
れ周波数検出器 410−Aと 410−Bにより系統Aの周波
数F−Aと系統Bの周波数F−Bに変換される。周波数
制御回路430 は、系統Aの周波数F−Aおよび系統Bの
周波数F−Bが基準周波数に近づくように直流電力補正
値ΔPdpを演算して出力する。直流電力補正値ΔPdp
は、直流電力設定値PSSと加算され直流電力指令値P
dpとして変換器制御装置300 に出力される。変換器制御
装置300 は、直流電流指令値Pdpに直流電力が一致する
ように、交直変換器 201−Aと 201−Bに対してゲート
パルスを出力し、直流電力の制御を行うが、Pdpの符号
が変化した場合には、直流の潮流方向を反転させるため
に、交直変換器 201−Aと 201−Bの内、これまで順変
換器として動作していた側を逆変換器に、また逆変換器
として動作していた側を順変換器として動作させるよう
に、制御の切り替えを行っている。
御装置の構成例を示す。用いて説明する。周波数制御装
置400 は、交直変換器 201−Aと 201−Bおよび直流送
電線202 により連系された交流系統A(101−A)と交流
系統B(101−B)から、それぞれPT 203−Aと 203−
Bを介して系統Aの交流母線電圧V−Aと系統Bの交流
母線電圧V−Bを入力する。入力された系統Aの交流母
線電圧V−Aと系統Bの交流母線電圧V−Bは、それぞ
れ周波数検出器 410−Aと 410−Bにより系統Aの周波
数F−Aと系統Bの周波数F−Bに変換される。周波数
制御回路430 は、系統Aの周波数F−Aおよび系統Bの
周波数F−Bが基準周波数に近づくように直流電力補正
値ΔPdpを演算して出力する。直流電力補正値ΔPdp
は、直流電力設定値PSSと加算され直流電力指令値P
dpとして変換器制御装置300 に出力される。変換器制御
装置300 は、直流電流指令値Pdpに直流電力が一致する
ように、交直変換器 201−Aと 201−Bに対してゲート
パルスを出力し、直流電力の制御を行うが、Pdpの符号
が変化した場合には、直流の潮流方向を反転させるため
に、交直変換器 201−Aと 201−Bの内、これまで順変
換器として動作していた側を逆変換器に、また逆変換器
として動作していた側を順変換器として動作させるよう
に、制御の切り替えを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の直流送電系統の
周波数制御装置は、潮流方向に関わり無く連続して直流
電力指令値Pdpを操作するため、直流電力指令値Pdpが
0MW付近で落ちつくと、繰り返し潮流反転が行われる
場合がある。直流ケーブルを介して送電する直流送電の
場合は、潮流反転を行うことにより直流ケーブルの絶縁
特性が劣化しケーブルの寿命を消費することになる。
周波数制御装置は、潮流方向に関わり無く連続して直流
電力指令値Pdpを操作するため、直流電力指令値Pdpが
0MW付近で落ちつくと、繰り返し潮流反転が行われる
場合がある。直流ケーブルを介して送電する直流送電の
場合は、潮流反転を行うことにより直流ケーブルの絶縁
特性が劣化しケーブルの寿命を消費することになる。
【0004】また、潮流反転には200 〜300 msを要
し、この間変換器がほぼ電力0MWで運転される零力率
運転となることから、変換所端の無効電力消費が増加
し、母線電圧の低下を招く。一般に、系統制御装置の周
波数検出器には、母線電圧の零クロス点間の周期より周
波数を演算する1/T演算方式が用いられており、周波
数を検出している母線電圧が局所的に変動することで、
電圧位相すなわち零クロス点がずれるので、本来の系統
周波数とは異なる周波数を検出する場合がある。
し、この間変換器がほぼ電力0MWで運転される零力率
運転となることから、変換所端の無効電力消費が増加
し、母線電圧の低下を招く。一般に、系統制御装置の周
波数検出器には、母線電圧の零クロス点間の周期より周
波数を演算する1/T演算方式が用いられており、周波
数を検出している母線電圧が局所的に変動することで、
電圧位相すなわち零クロス点がずれるので、本来の系統
周波数とは異なる周波数を検出する場合がある。
【0005】本発明の目的は、潮流反転時の母線電圧変
動による周波数誤検出の影響を受けにくい直流送電系統
の周波数検出装置、および潮流反転の繰り返しによる直
流ケーブルの寿命消費を防止する直流送電系統の周波数
制御装置を提供することである。
動による周波数誤検出の影響を受けにくい直流送電系統
の周波数検出装置、および潮流反転の繰り返しによる直
流ケーブルの寿命消費を防止する直流送電系統の周波数
制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、各交流系
統ごとに設けられた交直変換器を介して各交流系統間を
直流で連系すると共に、各交流系統の周波数と基準周波
数の偏差に基づき電力補正値を演算し、この直流電力補
正値と電力設定値とを加算して得られた電力指令値に基
づき前記各交直変換器を制御する直流送電系統の周波数
制御装置において、潮流反転信号入力時に前記電力補正
値を保持することを特徴とする。
統ごとに設けられた交直変換器を介して各交流系統間を
直流で連系すると共に、各交流系統の周波数と基準周波
数の偏差に基づき電力補正値を演算し、この直流電力補
正値と電力設定値とを加算して得られた電力指令値に基
づき前記各交直変換器を制御する直流送電系統の周波数
制御装置において、潮流反転信号入力時に前記電力補正
値を保持することを特徴とする。
【0007】第1の発明は、潮流反転信号を入力し潮流
反転時は制御を一時的にロックし直流電力補正値を前値
保持させる回路を付加するので、潮流反転により変換所
端の無効電力が変化している間、無効電力変化を起因と
した周波数誤検出による周波数制御装置の不要な制御を
無くすことが可能となる。
反転時は制御を一時的にロックし直流電力補正値を前値
保持させる回路を付加するので、潮流反転により変換所
端の無効電力が変化している間、無効電力変化を起因と
した周波数誤検出による周波数制御装置の不要な制御を
無くすことが可能となる。
【0008】第2の発明は、各交流系統ごとに設けられ
た交直変換器を介して各交流系統間を直流で連系すると
共に、各交流系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき
電力補正値を演算し、この直流電力補正値と電力設定値
とを加算して得られた電力指令値に基づき前記各交直変
換器を制御する直流送電系統の周波数制御装置におい
て、潮流反転信号入力時に検出された各交流系統の周波
数を保持することを特徴とする。
た交直変換器を介して各交流系統間を直流で連系すると
共に、各交流系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき
電力補正値を演算し、この直流電力補正値と電力設定値
とを加算して得られた電力指令値に基づき前記各交直変
換器を制御する直流送電系統の周波数制御装置におい
て、潮流反転信号入力時に検出された各交流系統の周波
数を保持することを特徴とする。
【0009】第2の発明は、潮流反転信号を入力し潮流
反転時に検出周波数を前値保持する回路を付加するの
で、潮流反転により変換所端の無効電力が変化している
間、無効電力変化を起因とした周波数誤検出による周波
数制御装置の不要な制御を無くすことが可能となる。
反転時に検出周波数を前値保持する回路を付加するの
で、潮流反転により変換所端の無効電力が変化している
間、無効電力変化を起因とした周波数誤検出による周波
数制御装置の不要な制御を無くすことが可能となる。
【0010】第3の発明は、各交流系統ごとに設けられ
た交直変換器を介して各交流系統間を直流で連系すると
共に、各交流系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき
電力補正値を演算し、この直流電力補正値と電力設定値
とを加算して得られた電力指令値に基づき前記各交直変
換器を制御する直流送電系統の周波数制御装置におい
て、潮流反転信号の入力回数をカウントし、設定カウン
ト数以上になった時に前記電力補正値を保持することを
特徴とする。
た交直変換器を介して各交流系統間を直流で連系すると
共に、各交流系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき
電力補正値を演算し、この直流電力補正値と電力設定値
とを加算して得られた電力指令値に基づき前記各交直変
換器を制御する直流送電系統の周波数制御装置におい
て、潮流反転信号の入力回数をカウントし、設定カウン
ト数以上になった時に前記電力補正値を保持することを
特徴とする。
【0011】第3の発明は、潮流反転信号を入力し潮流
反転回数をカウントすると共に潮流反転回数が規定値を
越えた場合は、直流電力補正値を出力する制御を一旦ロ
ックして直流電力補正値を前値に保持することにより、
潮流反転を防止することが可能となる。
反転回数をカウントすると共に潮流反転回数が規定値を
越えた場合は、直流電力補正値を出力する制御を一旦ロ
ックして直流電力補正値を前値に保持することにより、
潮流反転を防止することが可能となる。
【0012】第4の発明は、各交流系統ごとに設けられ
た交直変換器を介して各交流系統間を直流で連系すると
共に、各交流系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき
電力補正値を演算し、この直流電力補正値と電力設定値
とを加算して得られた電力指令値に基づき前記各交直変
換器を制御する直流送電系統の周波数制御装置におい
て、潮流反転信号の入力回数をカウントし、設定カウン
ト数以上になった時に前記電力補正値の潮流反転側の出
力を制限することを特徴とする。
た交直変換器を介して各交流系統間を直流で連系すると
共に、各交流系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき
電力補正値を演算し、この直流電力補正値と電力設定値
とを加算して得られた電力指令値に基づき前記各交直変
換器を制御する直流送電系統の周波数制御装置におい
て、潮流反転信号の入力回数をカウントし、設定カウン
ト数以上になった時に前記電力補正値の潮流反転側の出
力を制限することを特徴とする。
【0013】第4の発明は、潮流反転信号を入力し潮流
反転回数をカウントすると共に潮流反転が規定値を越え
た場合は、潮流反転を引き起こしている側の直流電力補
正値出力リミッタを絞って潮流反転側への出力を制限す
ることにより、潮流反転を防止することが可能となる。
反転回数をカウントすると共に潮流反転が規定値を越え
た場合は、潮流反転を引き起こしている側の直流電力補
正値出力リミッタを絞って潮流反転側への出力を制限す
ることにより、潮流反転を防止することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の発明に係
わる周波数制御装置の第1の実施の形態の構成を示す図
である。直流で連系された2つの交流系統周波数F−A
及びF−Bと、基準周波数RF−A,RF−Bとの偏差
をとった周波数偏差DF−A,DF−Bが、零に近づく
ように直流電力補正値ΔPdpを算出する周波数制御装置
である。この周波数制御装置は、系統状態を推定するオ
ブザーバ434 と状態フィードバックゲイン435 の両者に
より系統状態を安定に保つ状態フィードバック制御系
と、系統周波数F−A及びF−Bが基準周波数RF−A
とRF−Bにオフセットなく追従するようにするための
サーボゲイン432 を有した積分型最適レギュレータを採
用した構成となっている。
わる周波数制御装置の第1の実施の形態の構成を示す図
である。直流で連系された2つの交流系統周波数F−A
及びF−Bと、基準周波数RF−A,RF−Bとの偏差
をとった周波数偏差DF−A,DF−Bが、零に近づく
ように直流電力補正値ΔPdpを算出する周波数制御装置
である。この周波数制御装置は、系統状態を推定するオ
ブザーバ434 と状態フィードバックゲイン435 の両者に
より系統状態を安定に保つ状態フィードバック制御系
と、系統周波数F−A及びF−Bが基準周波数RF−A
とRF−Bにオフセットなく追従するようにするための
サーボゲイン432 を有した積分型最適レギュレータを採
用した構成となっている。
【0015】状態フィードバック制御系では、系統周波
数F−A及びF−Bを差分回路 443−A, 443−Bにそ
れぞれ入力して、前値との差分をとった値SF−A,S
F−Bを求め、その周波数偏差差分をオブザーバゲイン
434 および状態フィードバックゲイン435 に乗じる。オ
ブザーバ434 は周波数偏差差分SF−A,SF−Bおよ
び後述の積分器入力C3に基づいて交流系統状態を示す
状態変数の変化率O−A,O−Bを算出するものであ
る。これらのオブザーバで推定された状態変数の変化率
O−A,O−Bを周波数偏差差分SF−A,SF−Bと
共に状態フィードバックゲイン435 に乗算して状態フィ
ードバック出力C1を算出する。
数F−A及びF−Bを差分回路 443−A, 443−Bにそ
れぞれ入力して、前値との差分をとった値SF−A,S
F−Bを求め、その周波数偏差差分をオブザーバゲイン
434 および状態フィードバックゲイン435 に乗じる。オ
ブザーバ434 は周波数偏差差分SF−A,SF−Bおよ
び後述の積分器入力C3に基づいて交流系統状態を示す
状態変数の変化率O−A,O−Bを算出するものであ
る。これらのオブザーバで推定された状態変数の変化率
O−A,O−Bを周波数偏差差分SF−A,SF−Bと
共に状態フィードバックゲイン435 に乗算して状態フィ
ードバック出力C1を算出する。
【0016】一方、系統周波数F−A,F−Bと基準周
波数RF−A,RF−Bとの偏差をとった周波数偏差D
F−A,DF−Bをサーボゲイン432 に乗じてサーボ出
力C2を出力し、加算器436 によってサーボ出力C2か
ら状態フィードバック出力C1が減算されて、積分器入
力C3となる。
波数RF−A,RF−Bとの偏差をとった周波数偏差D
F−A,DF−Bをサーボゲイン432 に乗じてサーボ出
力C2を出力し、加算器436 によってサーボ出力C2か
ら状態フィードバック出力C1が減算されて、積分器入
力C3となる。
【0017】また、シングルショットタイマ439 は、潮
流反転信号REVを入力して一定期間制御ロック信号L
を出力し、この制御ロック信号Lは制御ロックスイッチ
437のON/OFFの条件となる。
流反転信号REVを入力して一定期間制御ロック信号L
を出力し、この制御ロック信号Lは制御ロックスイッチ
437のON/OFFの条件となる。
【0018】潮流反転信号REVが入力されない場合
は、制御ロック信号Lにより制御ロックスイッチ437 を
ONしたままの状態で積分器入力C3は積分型最適レギ
ュレータの積分器438 により積分されて直流電力を制御
する直流電力補正値ΔPdpを演算する。ところが、潮流
反転信号REVが入力された場合は、シングルショット
タイマ439 は制御ロック信号Lを出力して制御ロックス
イッチ437 をOFFするため、積分器438 への入力が0
となることから直流電力を制御する直流電力補正値ΔP
dpが前値保持される。
は、制御ロック信号Lにより制御ロックスイッチ437 を
ONしたままの状態で積分器入力C3は積分型最適レギ
ュレータの積分器438 により積分されて直流電力を制御
する直流電力補正値ΔPdpを演算する。ところが、潮流
反転信号REVが入力された場合は、シングルショット
タイマ439 は制御ロック信号Lを出力して制御ロックス
イッチ437 をOFFするため、積分器438 への入力が0
となることから直流電力を制御する直流電力補正値ΔP
dpが前値保持される。
【0019】本発明によれば、潮流反転を実施している
間は直流電力補正値ΔPdpが前値保持されるので、潮流
反転時の無効電力変化を起因とした周波数誤検出による
周波数制御装置の不要動作をやめることができる。
間は直流電力補正値ΔPdpが前値保持されるので、潮流
反転時の無効電力変化を起因とした周波数誤検出による
周波数制御装置の不要動作をやめることができる。
【0020】図2は、本発明の第2の発明に係わる周波
数制御装置の実施の形態の構成を示す図である。シング
ルショットタイマ439 の出力である制御クロック信号L
を、図1の制御ロックスイッチ437 のかわりに前値保持
回路 433−Aと 433−Bへ出力する構成となっている。
数制御装置の実施の形態の構成を示す図である。シング
ルショットタイマ439 の出力である制御クロック信号L
を、図1の制御ロックスイッチ437 のかわりに前値保持
回路 433−Aと 433−Bへ出力する構成となっている。
【0021】潮流反転信号REVが入力されない場合
は、制御ロック信号LはOFFであるため、2つの交流
系統周波数F−AとF−Bは随時演算された値に更新さ
れる。ところが潮流反転信号REVが入力された場合
は、シングルショットタイマ439は制御ロック信号Lを
前値保持回路 433−Aと 433−Bに出力して系統周波数
F−AとF−Bを一定期間前値保持する。
は、制御ロック信号LはOFFであるため、2つの交流
系統周波数F−AとF−Bは随時演算された値に更新さ
れる。ところが潮流反転信号REVが入力された場合
は、シングルショットタイマ439は制御ロック信号Lを
前値保持回路 433−Aと 433−Bに出力して系統周波数
F−AとF−Bを一定期間前値保持する。
【0022】本構成によれば、潮流反転を実施している
間は検出周波数が前値保持されるので、潮流反転時の無
効電力変化を起因とした周波数誤検出による周波数制御
装置の不要動作をやめることができる。
間は検出周波数が前値保持されるので、潮流反転時の無
効電力変化を起因とした周波数誤検出による周波数制御
装置の不要動作をやめることができる。
【0023】図3は、本発明の第3の発明に係わる周波
数制御装置の実施の形態の構成を示す図である。図1の
シングルショットタイマ439 を潮流反転カウンタ440 に
置き換えた構成となっている。以下に潮流反転440 の構
成を説明する。
数制御装置の実施の形態の構成を示す図である。図1の
シングルショットタイマ439 を潮流反転カウンタ440 に
置き換えた構成となっている。以下に潮流反転440 の構
成を説明する。
【0024】潮流反転カウンタ440 は、潮流反転信号R
EVを入力して、潮流反転回数を数えると共に、潮流れ
反転回数が規定値を越えた場合は制御クロック信号Lを
出力し、この制御ロック信号Lは制御ロックスイッチ43
7 のON/OFFの条件となる。
EVを入力して、潮流反転回数を数えると共に、潮流れ
反転回数が規定値を越えた場合は制御クロック信号Lを
出力し、この制御ロック信号Lは制御ロックスイッチ43
7 のON/OFFの条件となる。
【0025】潮流反転回数が規定値を越えない場合は、
制御ロック信号Lにより制御ロックスイッチ437 をON
したままの状態で、積分器入力C3は積分器438 により
積分されて直流電力を制御する直流電力補正値ΔPdpを
演算する。ところが潮流反転回数が規定値を越えた場合
は、制御ロック信号Lにより制御ロックスイッチをOF
Fし、直流電力を制御する直流電力補正値ΔPdpを前値
保持する。
制御ロック信号Lにより制御ロックスイッチ437 をON
したままの状態で、積分器入力C3は積分器438 により
積分されて直流電力を制御する直流電力補正値ΔPdpを
演算する。ところが潮流反転回数が規定値を越えた場合
は、制御ロック信号Lにより制御ロックスイッチをOF
Fし、直流電力を制御する直流電力補正値ΔPdpを前値
保持する。
【0026】本構成によれば、規定値以上潮流反転を繰
り返した場合は、直流電力補正値ΔPdpが前値保持され
るため、潮流反転を繰り返すことによる直流ケーブルの
寿命消費を防止することが出来る。
り返した場合は、直流電力補正値ΔPdpが前値保持され
るため、潮流反転を繰り返すことによる直流ケーブルの
寿命消費を防止することが出来る。
【0027】図4は、本発明の第4の発明に係わる周波
数制御装置の実施の形態の構成を示す図である。図3の
潮流反転カウンタ440 の出力である制御ロック信号L
を、積分器438 の出力リミッタに入力する構成となって
いる。
数制御装置の実施の形態の構成を示す図である。図3の
潮流反転カウンタ440 の出力である制御ロック信号L
を、積分器438 の出力リミッタに入力する構成となって
いる。
【0028】以下に潮流反転カウンタ440 の構成を説明
する。潮流反転カウンタ440 は、潮流反転信号REVを
入力して、潮流反転回数を数えると共に潮流反転回数が
規定値を超えた場合は制御ロック信号Lを出力する。
する。潮流反転カウンタ440 は、潮流反転信号REVを
入力して、潮流反転回数を数えると共に潮流反転回数が
規定値を超えた場合は制御ロック信号Lを出力する。
【0029】潮流反転回数が規定値を越えた場合は、制
御ロック信号Lにより、直流電力補正値ΔPdpの出力段
である積分器438 の上下限リミッタのうち、潮流反転方
向側のリミッタ値を絞る。
御ロック信号Lにより、直流電力補正値ΔPdpの出力段
である積分器438 の上下限リミッタのうち、潮流反転方
向側のリミッタ値を絞る。
【0030】本構成によれば、規定値以上潮流反転を繰
り返した場合は、潮流反転側への直流電力補正値ΔPdp
が制限されるため、潮流反転を繰り返すことによる直流
ケーブルの寿命消費を防止することが出来る。
り返した場合は、潮流反転側への直流電力補正値ΔPdp
が制限されるため、潮流反転を繰り返すことによる直流
ケーブルの寿命消費を防止することが出来る。
【0031】以上では、直流送電システムの周波数制御
装置を例に説明しているが、直流送電システムのみなら
ず非同期連系システム、周波数変換システムの周波数制
御装置にも適用できる。
装置を例に説明しているが、直流送電システムのみなら
ず非同期連系システム、周波数変換システムの周波数制
御装置にも適用できる。
【0032】
【発明の効果】本発明の第1の発明に係わる直流送電系
統の周波数制御装置によれば、潮流反転を実施している
間は直流電力補正値ΔPdpが前値保持されるので、潮流
反転時の無効電力変化を起因とした周波数誤検出による
周波数制御装置の不要動作を無くすことができる。
統の周波数制御装置によれば、潮流反転を実施している
間は直流電力補正値ΔPdpが前値保持されるので、潮流
反転時の無効電力変化を起因とした周波数誤検出による
周波数制御装置の不要動作を無くすことができる。
【0033】本発明の第2の発明に係わる直流送電系統
の周波数制御装置によれば、潮流反転を実施している間
は検出周波数が前値保持されるので、潮流反転時の無効
電力変化を起因とした周波数誤検出による周波数制御装
置の不要動作を無くすことができる。
の周波数制御装置によれば、潮流反転を実施している間
は検出周波数が前値保持されるので、潮流反転時の無効
電力変化を起因とした周波数誤検出による周波数制御装
置の不要動作を無くすことができる。
【0034】本発明の第3の発明に係わる直流送電系統
の周波数制御装置によれば、規定値以上潮流反転を繰り
返した場合は、直流電力補正値ΔPdpが前値保持される
ため、潮流反転を繰り返すことによる直流ケーブルの寿
命消費を防止することが出来る。
の周波数制御装置によれば、規定値以上潮流反転を繰り
返した場合は、直流電力補正値ΔPdpが前値保持される
ため、潮流反転を繰り返すことによる直流ケーブルの寿
命消費を防止することが出来る。
【0035】本発明の第4の発明に係わる発明によれ
ば、規定値以上潮流反転を繰り返した場合は、潮流反転
側への直流電力補正値ΔPdpが制限されるため、潮流反
転を繰り返すことによる直流ケーブルの寿命消費を防止
することが出来る。
ば、規定値以上潮流反転を繰り返した場合は、潮流反転
側への直流電力補正値ΔPdpが制限されるため、潮流反
転を繰り返すことによる直流ケーブルの寿命消費を防止
することが出来る。
【図1】本発明の第1の発明に関する周波数制御装置の
実施の形態を示す構成図。
実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明の第2の発明に関する周波数制御装置の
実施の形態を示す構成図。
実施の形態を示す構成図。
【図3】本発明の第3の発明に関する周波数制御装置の
実施の形態を示す構成図。
実施の形態を示す構成図。
【図4】本発明の第3の発明に関する周波数制御装置の
実施の形態を示す構成図。
実施の形態を示す構成図。
【図5】直流送電系統システムの構成図。
Claims (4)
- 【請求項1】 各交流系統ごとに設けられた交直変換器
を介して各交流系統間を直流で連系すると共に、各交流
系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき電力補正値を
演算し、この直流電力補正値と電力設定値とを加算して
得られた電力指令値に基づき前記各交直変換器を制御す
る直流送電系統の周波数制御装置において、 潮流反転信号入力時に前記電力補正値を保持することを
特徴とする直流送電系統の周波数制御装置。 - 【請求項2】 各交流系統ごとに設けられた交直変換器
を介して各交流系統間を直流で連系すると共に、各交流
系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき電力補正値を
演算し、この直流電力補正値と電力設定値とを加算して
得られた電力指令値に基づき前記各交直変換器を制御す
る直流送電系統の周波数制御装置において、 潮流反転信号入力時に検出された各交流系統の周波数を
保持することを特徴とする直流送電系統の周波数制御装
置。 - 【請求項3】 各交流系統ごとに設けられた交直変換器
を介して各交流系統間を直流で連系すると共に、各交流
系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき電力補正値を
演算し、この直流電力補正値と電力設定値とを加算して
得られた電力指令値に基づき前記各交直変換器を制御す
る直流送電系統の周波数制御装置において、 潮流反転信号の入力回数をカウントし、設定カウント数
以上になった時に前記電力補正値を保持することを特徴
とする直流送電系統の周波数制御装置。 - 【請求項4】 各交流系統ごとに設けられた交直変換器
を介して各交流系統間を直流で連系すると共に、各交流
系統の周波数と基準周波数の偏差に基づき電力補正値を
演算し、この直流電力補正値と電力設定値とを加算して
得られた電力指令値に基づき前記各交直変換器を制御す
る直流送電系統の周波数制御装置において、 潮流反転信号の入力回数をカウントし、設定カウント数
以上になった時に前記電力補正値の潮流反転側の出力を
制限することを特徴とする直流送電系統の周波数制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047898A JPH10248169A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 直流送電系統の周波数制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047898A JPH10248169A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 直流送電系統の周波数制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10248169A true JPH10248169A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12788227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9047898A Pending JPH10248169A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 直流送電系統の周波数制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10248169A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103094929A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-05-08 | 华北电力大学 | 一种快速建立交直流混合系统小干扰状态空间模型的方法 |
| CN106992522A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-07-28 | 国网安徽省电力公司电力科学研究院 | 电压源换流器潮流计算模型及有源配电网潮流计算方法 |
| CN107037293A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-11 | 南方电网科学研究院有限责任公司 | 一种直流输电系统功率限制的测试方法及极控系统 |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP9047898A patent/JPH10248169A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103094929A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-05-08 | 华北电力大学 | 一种快速建立交直流混合系统小干扰状态空间模型的方法 |
| CN106992522A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-07-28 | 国网安徽省电力公司电力科学研究院 | 电压源换流器潮流计算模型及有源配电网潮流计算方法 |
| CN107037293A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-11 | 南方电网科学研究院有限责任公司 | 一种直流输电系统功率限制的测试方法及极控系统 |
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