JPH10248510A - 三層麺の乾麺の製造方法 - Google Patents

三層麺の乾麺の製造方法

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JPH10248510A
JPH10248510A JP9060766A JP6076697A JPH10248510A JP H10248510 A JPH10248510 A JP H10248510A JP 9060766 A JP9060766 A JP 9060766A JP 6076697 A JP6076697 A JP 6076697A JP H10248510 A JPH10248510 A JP H10248510A
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Masaaki Matoba
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腰があって弾力に富み、且つ滑らかな食感を
発揮できる乾麺の製造方法を提供する。 【解決手段】 内層生地及び/又は外層生地を減圧下で
脱気し、整形し、次いで複合することを特徴とする三層
麺の乾麺の製造方法;内層生地と外層生地の蛋白含有率
に差があることを特徴とする上記方法;内層生地の蛋白
含有率が外層生地の蛋白含有率よりも高い上記方法;外
層生地に不飽和脂肪酸を添加することを特徴とする上記
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾麺の製造方法に関
し、より詳しくは、三層構造を有し、腰があり弾力に富
んだ食感を持ち且つ滑らかな食感を有する三層麺の乾麺
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】そば、うどん等の麺類を乾麺とした場
合、生麺に比べて往々にして、食感が硬く、ボキボキし
たのど越しの悪い食感となる傾向がある。このような麺
類の麺質改良について従来より種々の検討がなされてい
る。従来、単層の麺類の製造において原料を減圧下に混
捏し且つ原料中に油脂及びリパーゼを含有させる方法
(特開平6−113771号公報)、乾麺製造時に麺線
の表面に不飽和脂肪酸、乳化剤及び抗酸化剤を塗布する
こと(特開昭50−49449号公報)などが提案され
ている。また、多層麺の製造において、麺線の外層に比
較して内層の蛋白含有率を相対的に大きくすることが提
案されている(特開昭54−92646号公報)。しか
しながら、未だ満足のいく好ましい弾力と滑らかな食感
を発揮することができる乾麺を製造することができなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、腰があって
弾力に富み、且つ滑らかな食感を発揮できる乾麺の製造
方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
達成するために鋭意研究を重ねた結果、三層麺の乾麺を
製造する際に、内層生地及び/又は外層生地を減圧下で
脱気することによって、腰があり且つ滑らかな食感を有
する乾麺が得られることを見いだし、本発明を完成させ
るに至った。従って本発明は、内層生地及び/又は外層
生地を減圧下で脱気し、整形し、次いで複合することを
特徴とする三層麺の乾麺の製造方法に関する。本発明の
好ましい実施態様では、さらに、内層生地及び外層生地
の蛋白含有率に差を持たせること、及び/又は、外層生
地に不飽和脂肪酸を添加することが挙げられる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、乾麺は、そば、素麺、冷麦、うどん、
きしめん、中華麺、即席乾燥麺、スパゲッティーなどの
パスタ類などの麺類を包含するものである。三層麺の製
造においては、通常使用されている小麦粉、そば粉等の
原料粉、及び食塩その他の成分(かん粉、色素、バイタ
ルグルテン、油脂など)を麺の種類に応じて適宜選択
し、それらを適量用いることができる。通常の製麺方
法、製麺装置を採用することができるが、本発明におい
ては、水と原料成分を混捏して出来た生地を例えば真空
麺帯機にかけて脱気し、圧延することで適当な厚みを持
つ麺帯とし、次いで複合機を用いて外層/内層/外層と
いう三層麺帯にする。脱気する際の減圧の程度は、絶対
圧力で表すと560mmHg〜0mmHgとすることが適当であ
り、さらに好ましくは260〜20mmHgである。560
mmHgよりも圧力が高いと脱気不十分となり、締まりがな
く、滑らかさに劣る麺となる。脱気時間は減圧の程度に
より変動するが、およそ2〜10分である。本発明にお
いて、外層生地のみ、内層生地のみ、あるいは外層生地
と内層生地の両方を脱気してもよい。中でも外層生地と
内層生地の両方を脱気することがよい。また、外層生地
と内層生地において、異なる減圧条件を採用してもよ
い。
【0006】本発明においては、内層生地と外層生地に
おける蛋白含有率に差を持たせることができる。これに
よって麺類により弾力のある食感を持たせることができ
る。差を持たせる際に、内層生地と外層生地の蛋白含有
率のどちらを高くしてもよいが、一般に内層生地の蛋白
含有率を高くするのが好ましい。通常は内層生地の蛋白
含有率(%)を外層生地のそれと比較して2〜15%ほ
ど、より望ましくは4〜15%程度高くする。内層生地
と外層生地において蛋白含有率に差異を持たせる手段と
して具体的には、内層生地に強力小麦粉や準強力小麦粉
を使用し、及び外層生地に中力小麦粉や薄力小麦粉を使
用すること、あるいは内層生地に活性グルテン及び外層
生地に澱粉を添加して調整することが挙げられる。例え
ば、外層用生地の配合において、中力粉(蛋白含有率8.
6%)70重量部、澱粉30重量部、食塩3重量部及び
水40重量部を用いたとき、外層生地における蛋白含有
率(%) は(70×8.6 )/(100 +3+40)という計算式
で4.2%という値が得られる。従ってこの場合、内層生
地として蛋白含有率が6.2〜19.2%程度のものを使用
することが望ましいことになる。
【0007】その他の生地の麺質の調整として、内層生
地に増粘剤を添加して麺質を硬くするとか、内層生地と
外層生地の製造の際の加水量において例えば2〜7%程
度の差を設けることが挙げられる。また加水量の調整に
は増粘剤を添加してもよい。また、不飽和脂肪酸を外層
生地に添加することによって、より歯切れのある食感を
得ることができる。その添加量は、外層生地の調製に用
いる小麦粉といった原料粉の重量に対して0.2〜3重量
%程度が適当である。使用できる不飽和脂肪酸の具体例
としては、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などが
ある。本発明の方法において、複合する際に外層麺帯と
内層麺帯の厚さは、外層:内層:外層の比で1:(1〜
5):1とすることが一般的に好ましく、特にうどん等
の太物の麺では、1:(1〜3):1とすることが好ま
しい。
【0008】本発明の方法では、三層麺帯に複合した
後、適当な最終麺帯厚さに調整し、次いで麺線として、
乾燥することができる。乾麺を製造する際の乾燥は、常
法に従って行うことができる。例えば以下の乾燥工程を
本発明では用いることができる。 太物(うどん)の場合乾燥工程 温度 湿度 時間 予備乾燥 26℃ 60% 30分 主乾燥 40℃ 75% 9時間 冷却 40℃→26℃ 75%→60% 3時間 ────────────────────────────── 細物(素麺)の場合乾燥工程 温度 湿度 時間 予備乾燥 26℃ 60% 20分 主乾燥 40℃ 75% 5時間30分 冷却 40℃→26℃ 75%→60% 3時間 ────────────────────────────── 本発明の方法により製造された三層麺の乾麺は、常法に
従って茹でて食することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明の方法により製造された乾麺は、
茹でた場合に適度な硬さを有し、滑らかさ、弾力、粘り
といった食感において優れている。
【0010】以下、本発明を実施例及び比較例により説
明するが、本発明はこれらの記載に限定されるものでは
ない。 実施例1〜3及び比較例1 三層のうどんの乾麺の製造
【実施例1】三層麺帯の製造において内層生地のみ減圧
下で脱気して、うどんを製造した。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHg(絶対圧力、以下同じ)で
4分間脱気し、麺帯とした後、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、その後、整形
して、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(内層:外層)=2:1になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6mmに調整し、切刃12番角で切り出し、前記うどんの
乾燥条件に従って乾燥させた。
【0011】
【実施例2】三層麺帯の製造において外層生地のみ減圧
下で脱気して、うどんを製造した。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、その後、整形
し、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(内層:外層)=2:1になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6mmに調整し、切刃12番角で切り出し、実施例1と同
様に乾燥させた。
【0012】
【実施例3】三層麺帯の製造において、内層生地及び外
層生地の両方を減圧下で脱気して、うどんを製造した。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(内層:外層)=2:1になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6mmに調整し、切刃12番角で切り出し、実施例1と同
様に乾燥させた。
【0013】
【比較例1】三層麺帯の製造において、減圧下での脱気
を行わず、うどんを製造した。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、その後、整形
し、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、その後、整形
し、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(内層:外層)=2:1になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6mmに調整し、切刃12番角で切り出し、実施例1と同
様に乾燥させた。
【0014】上記実施例1〜3及び比較例1で製造した
乾麺を15分間茹でて、10名のパネラーにより、滑ら
かさ、弾力、硬さ、粘りという食感について官能検査を
行って総合評価した。その結果を下記表1にまとめる。
【0015】
【表1】 ──────────────────────────────項目 実施例1 実施例2 実施例3 比較例1 滑らかさ ○ ◎ ◎ △ 弾力 ◎ ○ ○ △ 硬さ ○ ○ ○ △ 粘り ◎ ○ ○ △ 総合 ◎ ○ ○ △ ────────────────────────────── ◎:非常に良い ○:良い △:普通 ×:劣る
【0016】実施例4〜7及び比較例2 内層生地と外層生地の蛋白含有率に差を設けて、三層の
うどんの乾麺を製造した。
【実施例4】内層生地と外層生地の蛋白含有率に約2%
の差を設けた場合 内層用麺帯の調製 配合 準強力粉(蛋白含有率11.0%) 100重量部 食塩 3重量部 水 37重量部 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(内層:外層)=2:1になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6mmに調整し、切刃12番角で切り出し、実施例1と同
様に乾燥させた。
【0017】
【実施例5】内層生地と外層生地の蛋白含有率に約4%
の差を設けた場合 内層用麺帯の調製 配合 強力粉(蛋白含有率12.1%) 100重量部 食塩 3重量部 水 37重量部 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(内層:外層)=2:1になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6mmに調整し、切刃12番角で切り出し、実施例1と同
様に乾燥させた。
【0018】
【実施例6】内層生地と外層生地の蛋白含有率に約10
%の差を設けた場合 内層用麺帯の調製 配合 強力粉(蛋白含有率14.3%) 100重量部 バイタルグルテン 5重量部 食塩 3重量部 水 37重量部 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで脱気し、麺帯とした後、
複合1回を行った。 麺帯を厚み比(内層:外層)=2:1になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6mmに調整し、切刃12番角で切り出し、実施例1と同
様に乾燥させた。
【0019】
【実施例7】内層生地と外層生地の蛋白含有率に約1%
の差を設けた場合 内層用麺帯の調製 配合 中力粉(蛋白含有率8.6%) 100重量部 食塩 3重量部 水 37重量部 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(内層:外層)=2:1になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6mmに調整し、切刃12番角で切り出し、実施例1と同
様に乾燥させた。
【0020】
【比較例2】内層生地と外層生地の蛋白含有率に約4%
の差を設けて、減圧下での脱気をせずに、三層のうどん
の乾麺を製造した。 内層用麺帯の調製 配合 強力粉(蛋白含有率12.1%) 100重量部 食塩 3重量部 水 37重量部 上記配合にて、ミキシング10分間行い、その後、整
形、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、その後、整
形、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(内層:外層)=2:1になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6mmに調整し、切刃12番角で切り出し、実施例1と同
様に乾燥させた。
【0021】上記実施例4〜7及び比較例1及び2で製
造した乾麺を15分間茹でて、10名のパネラーによ
り、滑らかさ、弾力、硬さ、粘りという食感について官
能検査を行って総合評価した。その結果を下記表2にま
とめる。
【0022】
【表2】 ──────────────────────────────────── 項目 実施例4 実施例5 実施例6 実施例7 比較例1 比較例2 滑らかさ ◎ ◎+ ◎+ ○ △ △ 弾力 ◎ ◎+ ◎+ ○ △ ○ 硬さ ○ ◎+ ◎+ ○ △ △ 粘り ○ ◎+ ◎+ ○ △ ○ 総合 ◎ ◎+ ◎+ ○ △ △ ──────────────────────────────────── ◎+:非常によい ◎:良い ○:やや良い △:普通 ×:劣る
【0023】
【実施例8】外層生地に不飽和脂肪酸を添加混合してう
どんを製造した。 中力粉1000gをミキサーに入れた。食塩30gを水
に溶かし、その後、リノール酸を水に添加、良く攪拌
し、ミキサー中の中力粉に添加混合した。ミキシング1
0分後、できた生地を真空麺帯機にかけて20mmHgで4
分間脱気し、麺帯とした後、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(外層:内層)=1:4になるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
6 mmに調整し、切刃12番角で切り出し、実施例1と同
様に乾燥させた。外層生地にリノール酸を配合せずに上
記実施例8と同様に三層麺のうどん乾麺を製造した。こ
の乾麺と、上記実施例8で得られた乾麺を同様に茹でて
食感を比較したところ、実施例8の麺の方が滑らかさ、
弾力、硬さ及び粘りにおいて、より好ましかった。
【0024】
【実施例9】素麺の製造 中力粉1000gをミキサーに入れた。食塩30gを水
に溶かし、その後、リノール酸を水に添加、良く攪拌
し、ミキサー中の中力粉に添加混合した。ミキシング1
0分後、できた生地を真空麺帯機にかけ、20mmHgで4
分間脱気し、麺帯とした後、複合1回を行った。 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し、麺帯とし
た後、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(外層:内層)=1:4となるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
2mmに調整し、切刃24番角で切り出し、前記の乾燥工
程により乾燥させた。
【0025】
【比較例3】 上記配合にて、ミキシング10分間行い、その後、整
形、複合、圧延し、最終麺帯厚1.2mmに調整し、切刃2
4番角で切り出し、実施例9と同様に乾燥させた。
【0026】実施例9及び比較例3で製造した素麺を2
分30秒間茹でて、10名のパネラーにより、滑らか
さ、弾力、硬さ、粘りという食感について官能検査を行
って評価した。その結果を下記表3に示す。
【0027】
【表3】 ─────────────────────項目 実施例9 比較例3 滑らかさ ◎ △ 弾力 ◎ △ 硬さ ◎ △ 粘り ◎ △ 総合 ◎ △ ───────────────────── ◎:非常に良い ○:良い △:普通 ×:劣る
【0028】
【実施例10】即席乾燥麺の製造(かんすい入り) 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地
を、真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し麺帯と
した後、複合1回を行った。 外層用麺帯の調製 配合 準強力粉(蛋白含有率10.5%) 60重量部 澱粉 40重量部 食塩 1.5重量部 かんすい 0.2重量部 水 42重量部 上記配合にて、ミキシング10分間行い、できた生地を
真空麺帯機にかけて20mmHgで4分間脱気し麺帯とした
後、複合1回を行った。 麺帯を厚み比(外層:内層)=1:2となるように圧
延し、外層/内層/外層の三層麺帯とし、最終麺帯厚1.
0mmに調整し、切刃20番角で切り出し、麺線を適当な
長さにカットした。 その後、麺線を蒸し(100℃で1.5分間)、さらに
油で揚げ(140℃で1.5分間)、冷却した。
【0029】
【比較例4】 即席乾燥麺の製造(かんすい入り) 配合 準強力粉(蛋白含有率10.5%) 70重量部 澱粉 30重量部 食塩 1.5重量部 かんすい 0.3重量部 水 40重量部 上記配合にて、ミキシング10分間行い、その後、整
形、複合、圧延し、最終麺帯厚1.0mmに調整後、切刃2
0番角で切り出し、適度な長さにカットした。その後、
麺線を蒸し(100℃で1.5分間)、さらに油で揚げ
(140℃で1.5分間)、冷却した。
【0030】実施例10及び比較例4で製造した即席乾
燥麺を3分間茹でて、10名のパネラーにより、滑らか
さ、弾力、硬さ、粘りという食感について官能検査を行
って評価した。その結果を下記表4に示す。
【0031】
【表4】 ─────────────────────項目 実施例10 比較例4 滑らかさ ◎ △ 弾力 ◎ △ 硬さ ◎ ○ 粘り ◎ ○ 総合 ◎ △ ───────────────────── ◎:非常に良い ○:良い △:普通 ×:劣る

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層生地及び/又は外層生地を減圧下で
    脱気し、整形し、次いで複合することを特徴とする三層
    麺の乾麺の製造方法。
  2. 【請求項2】 内層生地と外層生地の蛋白含有率に差が
    あることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 内層生地の蛋白含有率が外層生地の蛋白
    含有率よりも高い請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 外層生地に不飽和脂肪酸を添加すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019511578A (ja) * 2016-04-14 2019-04-25 クローバー・コーポレイション・リミテッドClover Corporation Limied 栄養調合物を製造する方法
JP2019062850A (ja) * 2017-10-04 2019-04-25 日本製粉株式会社 多層麺の製造方法
CN112056495A (zh) * 2020-09-23 2020-12-11 湖南金风食品有限责任公司 一种湘莲米粉及其制备方法

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