JPH10248874A - 緊急自動車 - Google Patents

緊急自動車

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Publication number
JPH10248874A
JPH10248874A JP9061616A JP6161697A JPH10248874A JP H10248874 A JPH10248874 A JP H10248874A JP 9061616 A JP9061616 A JP 9061616A JP 6161697 A JP6161697 A JP 6161697A JP H10248874 A JPH10248874 A JP H10248874A
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JP
Japan
Prior art keywords
stretcher
guide plate
opening
support
support base
Prior art date
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Pending
Application number
JP9061616A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Narukawa
洋 成川
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH10248874A publication Critical patent/JPH10248874A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストレッチャーを搬送する緊急自動車におい
て、ストレッチャーを案内するガイド板を備えた支持台
を車室にコンパクトに搭載するとともに、支持台上にス
トレッチャーを搬入する作業を容易に行えるようにす
る。 【解決手段】 緊急自動車Vの車室に設けた支持台6上
にストレッチャーSを案内すべく、車体の後部開口50
に臨む支持台6の後端にガイド板44が設けられる。後
方に向けて末広がりに形成されたガイド板44は、後下
方に傾斜した使用位置(図示)と上向きに起立した格納
位置との間を回動可能である。使用位置にあるガイド板
44は、支持台6に向けて前進するストレッチャーSの
前端の補助輪30を案内するとともに、ストレッチャー
Sの支持脚16,17に当接して該支持脚16,17を
自動的に折り畳む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病人や怪我人を搬
送するストレッチャーを搭載する緊急自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】緊急自動車の車室に設けた支持台上にス
トレッチャーをスムーズに搬入すべく、支持台の後端に
ストレッチャーの前端を案内する傾斜したガイド板を設
けたものが、実公平2−46340号公報、特公平6−
24560号公報により公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記実公平
2−46340号公報、特公平6−24560号公報に
記載されたガイド板は支持台の後端に一体に固定されて
いるため、車室の前後方向寸法を支持台及びガイド板の
両方を収納できる長さに設定する必要があり、そのため
に車室の寸法が増加する問題があった。また上記従来の
ガイド板は支持台と同じ幅に形成されているため、スト
レッチャーの前端をガイド板に対して左右方向に位置決
めするのが面倒であった。更に上記実公平2−4634
0号公報に記載された折り畳み可能な支持脚を備えたス
トレッチャーを使用する場合には、その支持脚の折り畳
み作業を容易に行えるようにすることが望ましい。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ストレッチャーを案内するガイド板を備えた支持台
を緊急自動車の車室にコンパクトに搭載するとともに、
支持台上にストレッチャーを搬入する作業を容易に行え
るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、上端が前後揺動自在
に枢支されて下端に車輪が設けられた折り畳み自在な前
部支持脚及び後部支持脚を備えたストレッチャーを、車
室の後部開口を通して該車室内に設けた支持台上に搬入
する緊急自動車において、車室の後部開口に臨む支持台
の後端に、後下方に延びて後部バンパーの上部を覆う使
用位置と上方に起立する格納位置との間を起立・倒伏す
るようにガイド板を枢支し、ストレッチャーを支持台上
に搬入する際に前記使用位置にあるガイド板の上面でス
トレッチャーの前端を案内するとともに、ストレッチャ
ーの前部支持脚及び後部支持脚をガイド板の後端に当接
させて折り畳むことを特徴とする。
【0006】上記構成により、ストレッチャーを車室の
後部開口を通して該車室内に設けた支持台上に搬入する
際に、支持台の後端から後下方に延びて後部バンパーの
上部を覆う使用位置にあるガイド部材により、ストレッ
チャーの前端を支持台上にスムーズに案内することがで
きる。またストレッチャーを搬入する際に前記ガイド板
の後端にストレッチャーの前部支持脚及び後部支持脚を
当接させて自動的に折り畳むことができる。更に不使用
時にガイド板を格納位置に起立させることにより、車室
のスペースを有効利用することができる。しかもガイド
板で後部バンパーを覆って該後部バンパーの損傷を防止
することができる。
【0007】また請求項2に記載された発明は、ストレ
ッチャーを車室の後部開口を通して該車室内に設けた支
持台上に搬入する緊急自動車において、後方に向けて左
右方向の幅が拡開する底壁と、この底壁の左右両側縁か
ら起立する側壁とを備えたガイド板を、車室の後部開口
に臨む支持台の後端に、後下方に延びて後部バンパーの
上部を覆う使用位置と上方に起立する格納位置との間を
起立・倒伏するように枢支し、ストレッチャーを支持台
上に搬入する際に前記使用位置にあるガイド板の底壁及
び側壁でストレッチャーを案内することを特徴とする。
【0008】上記構成により、ストレッチャーを車室の
後部開口を通して該車室内に設けた支持台上に搬入する
際に、支持台の後端から後下方に延びて後部バンパーの
上部を覆う使用位置にあるガイド部材により、ストレッ
チャーの前端を支持台上にスムーズに案内することがで
きる。このとき、ガイド板が後方に向けて左右方向の幅
が拡開する底壁と、この底壁の左右両側縁から起立する
側壁とを備えているので、ストレッチャーがガイド板に
対して左右方向に位置ずれしていても、そのストレッチ
ャーを支持台上に正しく案内することができる。更に不
使用時にガイド板を格納位置に起立させることにより、
車室のスペースを有効利用することができる。しかもガ
イド板で後部バンパーを覆って該後部バンパーの損傷を
防止することができる。
【0009】また請求項3に記載された発明は、請求項
1又は2の構成に加えて、ストレッチャーの前部に、該
ストレッチャーが前部支持脚及び後部支持脚で地面に支
持されているときに前記使用位置にあるガイド板の上面
に当接可能な補助輪を設けたことを特徴とする。
【0010】上記構成により、ストレッチャーを支持台
上に搬入する際に、ストレッチャーの前部に設けた補助
輪が前記使用位置にあるガイド板の上面に当接するの
で、ストレッチャーをガイド板に対して上下方向に正確
に位置合わせしなくても支持台上に正しく案内すること
ができ、しかも補助輪がガイド板及びストレッチャー支
持面に沿って転動するので軽い力でストレッチャーを移
動させることができる。
【0011】また請求項4に記載された発明は、請求項
1又は2の構成に加えて、ストレッチャーの前部に左右
の補助輪を設けるとともに、支持台の前部に前記補助輪
を案内して左右方向に位置決めする左右のガイド部材を
設けたことを特徴とする。
【0012】上記構成により、支持台上でストレッチャ
ーを軽い力で移動させることができ、しかも前記補助輪
が支持台に設けたガイド部材により案内されるため、ス
トレッチャーを前進させるだけで左右方向に自動的に位
置決めすることができる。
【0013】また請求項5に記載された発明は、請求項
1又は2の構成に加えて、車室の床面の左右一側に支持
台を設け、左右他側に車室の後部開口から開閉操作が可
能な開閉蓋を備えた床下収納ボックスを設けたことを特
徴とする。
【0014】上記構成により、支持台と干渉することな
く床下収納ボックスに物品を出し入れすることができ、
しかも作業員が車外から立ち姿勢で床下収納ボックスに
物品を出し入れできるので作業が容易である。
【0015】また請求項6に記載された発明は、請求項
5の構成に加えて、前記床下収納ボックスは、上面が開
口したボックス本体と、ボックス本体の左右一方の側縁
に一端を枢支されて他端が左右他方の側縁に延びるセン
ターバーと、ボックス本体の前縁に枢支されてセンター
バーとの間の開口を開閉する第1開閉蓋と、センターバ
ーに枢支されてボックス本体の後縁との間の開口を開閉
する第2開閉蓋とを備えたことを特徴とする。
【0016】上記構成により、第1開閉蓋又は第2開閉
蓋を独立して開けば小型の物品をボックス本体に出し入
れすることができ、また第1開閉蓋を開いた状態でセン
ターバー及び第2開閉蓋を一体で開けば、ボックス本体
の開口を完全に開放して大型の物品を出し入れすること
ができる。上記何れの場合にも、第1開閉蓋及び第2開
閉蓋が車外の作業者とボックス本体との間を遮ることが
ないので、物品を容易に出し入れすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0018】図1〜図8は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は緊急自動車の全体側面図、図2は緊急自動車
の全体平面図、図3は支持台にストレッチャーを載置し
た状態を示す車室の平面図、図4は図3の4−4線矢視
図、図5は図3の5−5線断面図、図6はストレッチャ
ーを緊急自動車に搬入する前の状態を示す図、図7はス
トレッチャーの搬入時の作用説明図、図8は床下収納ボ
ックスの作用説明図である。
【0019】図1及び図2に示すように、左右の前部ド
ア1L ,1R 、左右の後部ドア2L,2R 及びテールゲ
ート3を備えた緊急車両Vは、その車室の前部に運転席
4及び助手席5を備えており、運転席4及び助手席5の
後部空間の右側には後述するストレッチャーSを支持す
る支持台6が設けられるとともに、左側には前後2個の
折り畳み可能な補助席7,8と床下収納ボックス9とが
設けられる。テールゲート3の内面には、それを開いた
ときに車体の後部開口50付近を照らす照明ランプ10
が設けられる(図6参照)。
【0020】図3,図4及び図6から明らかなように、
ストレッチャーSは、病人や怪我人を寝かせるストレッ
チャー本体11と、このストレッチャー本体11を載置
して移動させるための台車12とから構成される。スト
レッチャー本体11は金属製のフレーム13にマットレ
ス14を敷いたもので、台車12の上面に着脱自在に支
持される。台車12はストレッチャー本体11を支持す
る金属製のフレーム15を備えており、このフレーム1
5に前部支持脚16及び後部支持脚17が前後揺動自在
に支持される。
【0021】前部支持脚16は、フレーム15の下面に
前部固定支点18を介して上端を枢支された前部主脚1
9と、前部主脚19の中間部にピン20を介して一端を
枢支された前部補助脚21とを備えており、前部補助脚
21の他端はフレーム15の下面に前後方向に固定した
ガイドレール22に沿って摺動自在な前部可動支点23
に枢支される。後部支持脚17は、フレーム15の下面
に後部固定支点24を介して上端を枢支された後部主脚
25と、後部主脚25の中間部にピン26を介して一端
を枢支された後部補助脚27とを備えており、後部補助
脚27の他端は前記ガイドレール22に沿って摺動自在
な後部可動支点28に枢支される。前部可動支点23及
び後部可動支点28は、図示せぬレバーを操作すること
によりガイドレール22に対して摺動不能にロックされ
る。
【0022】フレーム15の前部下面に左右方向に固定
したロッド29の両端に、左右一対の補助輪30,30
が回転自在に支持される。また前部主脚19の下端には
左右一対の前輪31,31が設けられるとともに、後部
主脚25の下端には左右一対の後輪32,32が設けら
れる。後輪32,32は首振り可能なキャスターから構
成される。更にフレーム15の後部下面にはU字状のス
トライカ33が固定される。
【0023】而して、図6において、台車12の前部可
動支点23をガイドレール22に沿って後方にスライド
させると、前部主脚19が前部固定支点18回りに後方
に揺動し、前部主脚19及び前部補助脚21は前輪3
1,31がフレーム15の下面に沿う位置に折り畳まれ
る。また台車12の後部可動支点28をガイドレール2
2に沿って後方にスライドさせると、後部主脚25が後
部固定支点24回りに後方に揺動し、後部主脚25及び
後部補助脚27は後輪32,32がフレーム15の下面
に沿う位置に折り畳まれる。
【0024】図3及び図4から明らかなように、車室は
カーテン36によって前部車室37と後部車室38とに
仕切られており、後部車室38の右側に支持台6が前後
方向に配置される。支持台6のストレッチャー支持面3
9は後部車室38の床面40よりも高くなっており、支
持台6の内部空間は3個の扉41,42,43により開
閉される物入れとして利用される。ストレッチャー支持
面39の左右両側縁には、ストレッチャーSの左右方向
の位置ずれを規制する側壁391 ,391 が設けられ
る。支持台6の右側にはスペアタイヤTが収納される。
【0025】左右方向の幅が後方に向けて広がるガイド
板44の前端が、支持台6のストレッチャー支持面39
後端に左右一対のヒンジ45,45を介して上下揺動自
在に枢支される。ガイド板44は台形状の底壁44
1 と、底壁441 の左右両側縁を上向きに折り曲げた側
壁442 ,442 とを備えており、テールゲート3を開
いて後部車室38の後部開口50を開放した状態でガイ
ド板44を図6に示す使用位置に倒伏させると、そのガ
イド板44は後部バンパー46の上面に当接して後下方
に傾斜した状態で支持される。図5から明らかなよう
に、支持台6の後部右側面に立設したステー47の上端
に上下一対の弾性ローラ48,48が設けられており、
ガイド板44の右側の側壁442 に設けた矢尻状の係止
部材49を前記一対の弾性ローラ48,48間に挿入す
ることにより、ガイド板44は上下方向に起立した格納
位置に固定される。尚、後部バンパー46の左側下部に
後部車室38への乗り降りを容易にするためのステップ
34が設けられる(図1及び図2参照)。
【0026】支持台6のストレッチャー支持面39の前
部には左右一対のガイド部材51,51が設けられる。
ガイド部材51,51は前方に向けて相互の間隔が狭ま
るガイド面511 ,511 と、これらガイド面511 ,
511 の前端から前方に向けて平行に延びる位置決め面
512 ,512 とを備えており、左右の位置決め面51
2 ,512 の間隔はストレッチャーSの左右の補助輪3
0,30の間隔と略等しく設定されている。ストレッチ
ャー支持面39の前端には側面視で逆L字状のストッパ
52が設けられており、このストッパ52はストレッチ
ャーSの前端に設けたロッド29の前面及び上面に係合
可能である。またストレッチャー支持面39の後部に
は、ストレッチャーSの後端に設けたストライカ33を
係止するロック機構53が設けられる。ロック機構53
は前面が開放したフック54を備えており、このフック
53は前後摺動自在且つ左右回動自在に支持されるもの
で、図示せぬスプリングによって前方に向けて付勢され
ている。
【0027】支持台6の左側に配置された床下収納ボッ
クス9は、床面40に埋め込まれた直方体状のボックス
本体56を備えており、その上面開口は前側の第1開閉
蓋57と後側の第2開閉蓋58とによって開閉される。
第1開閉蓋57は、その前縁がボックス本体56の前縁
にヒンジ59,59を介して枢支される。ボックス本体
56の右側縁の中央部には左右方向に延びるセンターバ
ー60の右端がヒンジ61を介して枢支されており、そ
の左端はボックス本体56の左側縁の中央部に延びてい
る。第1開閉蓋57及びセンターバー60を閉じたと
き、第1開閉蓋57の後縁がセンターバー60の前縁に
整列する。センターバー60の後縁にはヒンジ62,6
2を介して第2開閉蓋58の前縁が枢支される。第2開
閉蓋58を閉じたとき、その後縁はボックス本体56の
後縁に整列する。
【0028】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を説明する。
【0029】ストレッチャーSを緊急自動車Vの後部車
室38に設けた支持台6上に搭載するには、図6に示す
ようにテールゲート3を上方に撥ね上げて後部開口50
を開き、支持台6のストレッチャー支持面39の後端に
設けたガイド板44を後下方に延びる使用位置に倒伏さ
せた状態で、後方から後部開口50に向けてストレッチ
ャーSを前進させる。
【0030】このとき、図7(A)に示すように、スト
レッチャーSの前端に設けた左右の補助輪30,30の
高さは、使用位置にあるガイド板44の前縁及び後縁の
中間の高さに設定されているため、ストレッチャーSが
前進する過程でストレッチャーSの補助輪30,30は
確実にガイド板44の上面に当接してストレッチャー支
持面39に案内される。またガイド板44の底板441
は後方に向けて末広がりに形成されており、しかもガイ
ド板44の左右両側縁には側壁442 ,442が設けら
れているので、ストレッチャーSがガイド板44に対し
て左右方向に正確に位置決めされていなくても、補助輪
30,30を左右の側壁442 ,442で案内してスト
レッチャー支持面39の中央に導くことができる。
【0031】ストレッチャーSを更に前進させると、図
7(B)に示すように、ガイド板44の後縁にストレッ
チャーSの前部支持脚16の前部補助脚21が当接す
る。このとき、図示せぬロック機構を解除しておくこと
により、前部補助脚21の上端を枢支する前部可動支点
23がガイドレール22に沿って後方に摺動し、これに
伴って前部主脚19も前部固定支点18回りに後方に回
動する。ストレッチャーSを更に前進させると、ガイド
板44の後縁にストレッチャーSの後部支持脚17の後
部主脚25が当接することにより、後部補助脚27の上
端を枢支する後部可動支点28をガイドレール22に沿
って後方に摺動させながら、後部主脚25が後部固定支
点24回りに後方に回動する。
【0032】その結果、図7(C)に示すように、前部
支持脚16及び後部支持脚17はストレッチャーSの下
面に沿うように自動的に折り畳まれ、支持台6のストレ
ッチャー支持面39上に載置される。このとき、左右の
補助輪30,30と、折り畳まれた前部支持脚16の左
右の前輪31,31とがストレッチャー支持面39に当
接するため、ストレッチャーSは軽い力で前進すること
ができる。このように、ガイド板44を利用してストレ
ッチャーSの前部支持脚16及び後部支持脚17を自動
的に折り畳むことができるので、ストレッチャーSを緊
急自動車Vに搭載する作業を極めて容易に行うことがで
きる。しかもガイド板44は不使用時に格納位置に格納
することができるので、ストレッチャー支持面39を後
部車室38の全長に亘って形成することが可能となり、
これにより後部車室38の前後方向寸法を小型化するこ
とができる。更にガイド板44で後部バンパー46の上
面が覆われるので、ストレッチャーSとの接触により後
部バンパー46が傷付くことが防止される。
【0033】ストレッチャーSがストレッチャー支持面
39上を前進すると、左右の補助輪30,30がストレ
ッチャー支持面39の前部に設けた左右のガイド部材5
1,51のガイド面511 ,511 に案内されて左右方
向中央にセンタリングされ、更に左右の補助輪30,3
0が左右のガイド部材51,51の位置決め面512,
512 に当接して左右方向に位置決めされる。これと同
時に、ストレッチャーSの前部に設けたロッド29がス
トレッチャー支持面39の前部に設けたストッパ52に
係合し、ストレッチャーSの前端が上下方向に移動不能
に固定される。続いて、ロック機構53のフック54を
後方に引いた後に90°回転させ、図示せぬスプリング
の弾発力で前進させると、そのフック54がストレッチ
ャーSの後部に設けたストライカ38に係合し、これに
よりストレッチャーSの後部が移動不能に固定される。
【0034】上述のようにしてストレッチャーSを支持
台6上に固定した後、ガイド板44をヒンジ45,45
回りに格納位置に向けて上方に揺動させると、ガイド板
44に設けた係止部材49が一対の弾性ローラ48,4
8に係合してガイド板44が格納位置に固定される。而
して、リヤゲート3を閉じることにより緊急自動車Vは
走行可能な状態となる。
【0035】逆にストレッチャーSを支持台6から下ろ
す場合には、テールゲート3を開いてガイド板44を使
用位置に揺動させた後、ロック機構53によるロックを
解除してストレッチャーSを後方に引き出せば良い。ス
トレッチャーSを後方に引き出す際に、ガイド板44の
後縁から離れた後部支持脚17及び前部支持脚16は折
り畳み位置から使用位置へと重力で自動的に揺動する。
【0036】図3に示すように、床下収納ボックス9は
テールゲート3により開閉される後部開口50の近傍に
設けられているため、作業者は無理な姿勢を強いられる
ことなく車外からの容易に物品の出し入れを行うことが
できる。図8(A)に示すように、前側の第1開閉蓋5
7及び後側の第2開閉蓋58は独立して開閉することが
可能であるため、小型の物品の出し入れに便利である。
このとき、第1開閉蓋57及び第2開閉蓋58は何れも
前方に開くので、これら開閉蓋57,58が後方に位置
する作業者の邪魔になることがない。また図8(B)に
示すように、前側の第1開閉蓋57を開いた状態で、後
側の第2開閉蓋58をセンターバー60と一体でヒンジ
60回りに右側に開けば、ボックス本体56の上面開口
を完全に開放して大型の物品を出し入れすることができ
る。このとき、第1開閉蓋57は前方に開き、センター
バー60及び第2開閉蓋58は右側に開くので、これら
開閉蓋57,58及びセンターバー60が後方に位置す
る作業者の邪魔になることがない。
【0037】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、車室の後部開口に臨む支持台の後端に、後下
方に延びて後部バンパーの上部を覆う使用位置と上方に
起立する格納位置との間を起立・倒伏するようにガイド
板を枢支し、ストレッチャーを支持台上に搬入する際に
前記使用位置にあるガイド板の上面でストレッチャーの
前端を案内するとともに、ストレッチャーの前部支持脚
及び後部支持脚をガイド板の後端に当接させて折り畳む
ので、不使用時にガイド板を格納位置に起立させて車室
のスペースを有効利用することが可能となるだけでな
く、ストレッチャーを支持台上に搬入する際に、該スト
レッチャーの前部支持脚及び後部支持脚をガイド板との
当接により自動的に折り畳んで作業性を高めることがで
きる。しかもガイド板で後部バンパーが覆われるので、
ストレッチャーとの接触により後部バンパーが傷付く虞
がない。
【0039】また請求項2に記載された発明によれば、
後方に向けて左右方向の幅が拡開する底壁と、この底壁
の左右両側縁から起立する側壁とを備えたガイド板を、
車室の後部開口に臨む支持台の後端に、後下方に延びて
後部バンパーの上部を覆う使用位置と上方に起立する格
納位置との間を起立・倒伏するように枢支し、ストレッ
チャーを支持台上に搬入する際に前記使用位置にあるガ
イド板の底壁及び側壁でストレッチャーを支持台上に案
内するので、不使用時にガイド板を格納位置に起立させ
て車室のスペースを有効利用することが可能となるだけ
でなく、ストレッチャーをガイド板に対して左右方向に
正確に位置合わせする必要をなくして作業性を高めるこ
とができる。
【0040】また請求項3に記載された発明によれば、
ストレッチャーの前部に、該ストレッチャーが前部支持
脚及び後部支持脚で地面に支持されているときに前記使
用位置にあるガイド板の上面に当接可能な補助輪を設け
たので、ストレッチャーをガイド板に対して上下方向に
正確に位置合わせする必要をなくして作業性を高めるこ
とができ、しかも補助輪がガイド板及びストレッチャー
支持面に沿って転動することにより軽い力でストレッチ
ャーを移動させることができる。
【0041】また請求項4に記載された発明によれば、
ストレッチャーの前部に左右の補助輪を設けるととも
に、支持台の前部に前記補助輪を案内して左右方向に位
置決めする左右のガイド部材を設けたので、支持台に沿
って軽い力でストレッチャーを移動させることができる
だけでなく、ガイド部材でストレッチャーを左右方向に
自動的に位置決めすることができる。
【0042】また請求項5に記載された発明によれば、
車室の床面の左右一側に支持台を設け、左右他側に車室
の後部開口から開閉操作が可能な開閉蓋を備えた床下収
納ボックスを設けたので、支持台と干渉することなく、
且つ作業者が無理な姿勢を強いられることなく車外から
床下収納ボックスに物品を出し入れすることができる。
【0043】また請求項6に記載された発明によれば、
床下収納ボックスは、上面が開口したボックス本体と、
ボックス本体の左右一方の側縁に一端を枢支されて他端
が左右他方の側縁に延びるセンターバーと、ボックス本
体の前縁に枢支されてセンターバーとの間の開口を開閉
する第1開閉蓋と、センターバーに枢支されてボックス
本体の後縁との間の開口を開閉する第2開閉蓋とを備え
たことにより、第1開閉蓋又は第2開閉蓋を開いて小型
の物品をボックス本体に出し入れすることができるのは
勿論のこと、第1開閉蓋を開いた状態でセンターバー及
び第2開閉蓋を一体で開くことにより、ボックス本体の
開口を完全に開放して大型の物品を出し入れすることが
できる。しかも上記何れの場合にも、第1開閉蓋及び第
2開閉蓋が車外の作業者とボックス本体との間を遮るこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】緊急自動車の全体側面図
【図2】緊急自動車の全体平面図
【図3】支持台にストレッチャーを載置した状態を示す
車室の平面図
【図4】図3の4−4線矢視図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】ストレッチャーを緊急自動車に搬入する前の状
態を示す図
【図7】ストレッチャーの搬入時の作用説明図
【図8】床下収納ボックスの作用説明図
【符号の説明】
6 支持台 9 床下収納ボックス 16 前部支持脚 17 後部支持脚 30 補助輪 31 前輪(車輪) 32 降臨(車輪) 38 車室 44 ガイド板 441 底壁 442 側壁 46 後部バンパー 50 後部開口 51 ガイド部材 56 ボックス本体 57 第1開閉蓋 58 第2開閉蓋 60 センターバー S ストレッチャー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端が前後揺動自在に枢支されて下端に
    車輪(31,32)が設けられた折り畳み自在な前部支
    持脚(16)及び後部支持脚(17)を備えたストレッ
    チャー(S)を、車室(38)の後部開口(50)を通
    して該車室(38)内に設けた支持台(6)上に搬入す
    る緊急自動車において、 車室(38)の後部開口(50)に臨む支持台(6)の
    後端に、後下方に延びて後部バンパー(46)の上部を
    覆う使用位置と上方に起立する格納位置との間を起立・
    倒伏するようにガイド板(44)を枢支し、ストレッチ
    ャー(S)を支持台(6)上に搬入する際に前記使用位
    置にあるガイド板(44)の上面でストレッチャー
    (S)の前端を案内するとともに、ストレッチャー
    (S)の前部支持脚(16)及び後部支持脚(17)を
    ガイド板(44)の後端に当接させて折り畳むことを特
    徴とする緊急自動車。
  2. 【請求項2】 ストレッチャー(S)を車室(38)の
    後部開口(50)を通して該車室(38)内に設けた支
    持台(6)上に搬入する緊急自動車において、 後方に向けて左右方向の幅が拡開する底壁(441 )
    と、この底壁(441 )の左右両側縁から起立する側壁
    (442 )とを備えたガイド板(44)を、車室(3
    8)の後部開口(50)に臨む支持台(6)の後端に、
    後下方に延びて後部バンパー(46)の上部を覆う使用
    位置と上方に起立する格納位置との間を起立・倒伏する
    ように枢支し、ストレッチャー(S)を支持台(6)上
    に搬入する際に前記使用位置にあるガイド板(44)の
    底壁(441 )及び側壁(442 )でストレッチャー
    (S)を案内することを特徴とする緊急自動車。
  3. 【請求項3】 ストレッチャー(S)の前部に、該スト
    レッチャー(S)が前部支持脚(16)及び後部支持脚
    (17)で地面に支持されているときに前記使用位置に
    あるガイド板(44)の上面に当接可能な補助輪(3
    0)を設けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載
    の緊急自動車。
  4. 【請求項4】 ストレッチャー(S)の前部に左右の補
    助輪(30)を設けるとともに、支持台(6)の前部に
    前記補助輪(30)を案内して左右方向に位置決めする
    左右のガイド部材(51)を設けたことを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の緊急自動車。
  5. 【請求項5】 車室(38)の床面(40)の左右一側
    に支持台(6)を設け、左右他側に車室(38)の後部
    開口(50)から開閉操作が可能な開閉蓋(57,5
    8)を備えた床下収納ボックス(9)を設けたことを特
    徴とする、請求項1又は2に記載の緊急自動車。
  6. 【請求項6】 前記床下収納ボックス(9)は、上面が
    開口したボックス本体(56)と、ボックス本体(5
    6)の左右一方の側縁に一端を枢支されて他端が左右他
    方の側縁に延びるセンターバー(60)と、ボックス本
    体(56)の前縁に枢支されてセンターバー(60)と
    の間の開口を開閉する第1開閉蓋(57)と、センター
    バー(60)に枢支されてボックス本体(56)の後縁
    との間の開口を開閉する第2開閉蓋(58)とを備えた
    ことを特徴とする、請求項5に記載の緊急自動車。
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