JPH10249579A - はんだ材料 - Google Patents
はんだ材料Info
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- JPH10249579A JPH10249579A JP5653997A JP5653997A JPH10249579A JP H10249579 A JPH10249579 A JP H10249579A JP 5653997 A JP5653997 A JP 5653997A JP 5653997 A JP5653997 A JP 5653997A JP H10249579 A JPH10249579 A JP H10249579A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶融温度が錫−鉛はんだの溶融温度程度に低
く、また濡れ性、機械的強度に優れ、また安価なはんだ
材料を獲得する。 【解決手段】 所定の組成比とされたSn−Zn−Bi
−In−Ag系合金あるいは、この合金にCuを添加し
たSn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系合金をはんだ
材料として使用する。
く、また濡れ性、機械的強度に優れ、また安価なはんだ
材料を獲得する。 【解決手段】 所定の組成比とされたSn−Zn−Bi
−In−Ag系合金あるいは、この合金にCuを添加し
たSn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系合金をはんだ
材料として使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板に実装さ
れる各種電子部品を接続するためのはんだ材料に関す
る。
れる各種電子部品を接続するためのはんだ材料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】はんだを開発する上で重要になるのは、
温度特性(共晶温度,溶融温度)、濡れ性、機械的特性
等である。良好なはんだ付け性を得るためには、はんだ
融液が良好な濡れ性を有することが必要であり、また低
温ではんだ付け作業が行えるようにするには、はんだの
溶融温度が比較的低いことが望ましい。また、配線の信
頼性を高めるためには、はんだが破断し難いこと、すな
わち強度が大きく、延び易いことが必要である。さら
に、配線の耐久性の点からは、はんだが酸化し難いこと
が求められる。
温度特性(共晶温度,溶融温度)、濡れ性、機械的特性
等である。良好なはんだ付け性を得るためには、はんだ
融液が良好な濡れ性を有することが必要であり、また低
温ではんだ付け作業が行えるようにするには、はんだの
溶融温度が比較的低いことが望ましい。また、配線の信
頼性を高めるためには、はんだが破断し難いこと、すな
わち強度が大きく、延び易いことが必要である。さら
に、配線の耐久性の点からは、はんだが酸化し難いこと
が求められる。
【0003】ここで、現状で多く用いられている錫−鉛
はんだは、錫63重量%と鉛37重量%の共晶組成とな
されており、共晶温度が183℃である。この錫−鉛は
んだは、温度特性や濡れ性等については求められる要件
を満たしている。しかし、強度特性は十分に満足のいく
ものとは言えない。
はんだは、錫63重量%と鉛37重量%の共晶組成とな
されており、共晶温度が183℃である。この錫−鉛は
んだは、温度特性や濡れ性等については求められる要件
を満たしている。しかし、強度特性は十分に満足のいく
ものとは言えない。
【0004】一方、現在、検討されている無鉛はんだ材
料は錫をベース元素にするものが主流であり、具体的に
は、Sn−In系、Sn−Zn系、Sn−Bi系、Sn
−Ag系等の2元共晶合金に各種添加元素を添加するこ
とで特性を制御した多元系合金が提案されている。しか
しながら、これらの無鉛はんだ材料は、溶融温度が高
い,濡れ性が悪い、あるいは酸化されやすい等の問題を
抱えており、また機械的特性も満足のいくものとは言え
ない。
料は錫をベース元素にするものが主流であり、具体的に
は、Sn−In系、Sn−Zn系、Sn−Bi系、Sn
−Ag系等の2元共晶合金に各種添加元素を添加するこ
とで特性を制御した多元系合金が提案されている。しか
しながら、これらの無鉛はんだ材料は、溶融温度が高
い,濡れ性が悪い、あるいは酸化されやすい等の問題を
抱えており、また機械的特性も満足のいくものとは言え
ない。
【0005】すなわち、Sn−In系はんだ材料は、共
晶温度が約120℃と低く、温度特性の点では好まし
い。しかし、Inが希少であるため高価であり、高コス
トになるといった問題がある。
晶温度が約120℃と低く、温度特性の点では好まし
い。しかし、Inが希少であるため高価であり、高コス
トになるといった問題がある。
【0006】また、Sn−Zn系はんだ材料は、共晶温
度が199℃と錫−鉛はんだと同程度であるので現行の
はんだプロセスがそのまま使用できるといったメリット
があり、コストも比較的低く抑えられる。その反面、こ
の合金は、酸化し易く、耐久性が十分に得られない。
度が199℃と錫−鉛はんだと同程度であるので現行の
はんだプロセスがそのまま使用できるといったメリット
があり、コストも比較的低く抑えられる。その反面、こ
の合金は、酸化し易く、耐久性が十分に得られない。
【0007】Sn−Bi系はんだ材料は、共晶温度が1
39℃と低く、温度特性には優れている。しかし、強度
的に脆く、配線信頼性の点で不十分である。
39℃と低く、温度特性には優れている。しかし、強度
的に脆く、配線信頼性の点で不十分である。
【0008】一方、Sn−Ag系はんだ材料は、共晶温
度が221℃と高いことと、Agが高価なためコストが
かかることといった問題がある。しかし、耐酸化性とは
んだ付け性等に優れていることから、無鉛はんだ材料と
して検討が進められている。
度が221℃と高いことと、Agが高価なためコストが
かかることといった問題がある。しかし、耐酸化性とは
んだ付け性等に優れていることから、無鉛はんだ材料と
して検討が進められている。
【0009】例えば、McCormackらのIEEE
International Symposium
on ELECTRONICS & ENVIRONM
ENTS(1995)p171には、Sn−Ag系はん
だ材料にZnを添加することによって機械的強度特性が
改善されることが報告されている。
International Symposium
on ELECTRONICS & ENVIRONM
ENTS(1995)p171には、Sn−Ag系はん
だ材料にZnを添加することによって機械的強度特性が
改善されることが報告されている。
【0010】また、さらに多元系としたはんだ材料とし
て、AlloyHと称されるSn−Bi−Ag−Cu系
はんだ材料も提案されている。このはんだ材料は、(S
n,Bi,Ag,Cu)=(90重量%,7.5重量
%,2重量%,0.5重量%)なる組成比とされてお
り、熱サイクルに対する耐久性に優れている。その一
方、溶融温度が〜210℃と比較的高く、また強度的に
脆いといった問題がある。脆さについては、Bi量が多
過ぎることによるものと考えられている。
て、AlloyHと称されるSn−Bi−Ag−Cu系
はんだ材料も提案されている。このはんだ材料は、(S
n,Bi,Ag,Cu)=(90重量%,7.5重量
%,2重量%,0.5重量%)なる組成比とされてお
り、熱サイクルに対する耐久性に優れている。その一
方、溶融温度が〜210℃と比較的高く、また強度的に
脆いといった問題がある。脆さについては、Bi量が多
過ぎることによるものと考えられている。
【0011】この他、AT&T社においてはSn−Zn
−In−Ag系はんだ材料が開発されている。このはん
だ材料は、InやAgといった希少な元素を多く含む組
成となっているため、価格が高いといった問題がある。
−In−Ag系はんだ材料が開発されている。このはん
だ材料は、InやAgといった希少な元素を多く含む組
成となっているため、価格が高いといった問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、これまで
提案されている無鉛はんだ材料は、はんだに求められる
要件を十分に満たしておらず、また価格も高価であり、
工業的に使用するのは難しいのが実情ある。
提案されている無鉛はんだ材料は、はんだに求められる
要件を十分に満たしておらず、また価格も高価であり、
工業的に使用するのは難しいのが実情ある。
【0013】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、温度特性、濡れ性、機械
的特性のいずれについても優れ、また安価なはんだ材料
を提供することを目的とする。
鑑みて提案されたものであり、温度特性、濡れ性、機械
的特性のいずれについても優れ、また安価なはんだ材料
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のはんだ材料は、Sn−Zn−Bi−In
−Ag系合金よりなり、Zn,Bi,In,Agの組成
比が、 3.0重量%≦Zn≦10.0重量% 0.5重量%≦Bi≦4.0重量% 1.0重量%≦In≦4.0重量% 0.1重量%≦Ag≦1.0重量% であり、残部が実質的に錫からなることを特徴とするも
のである。
めに、本発明のはんだ材料は、Sn−Zn−Bi−In
−Ag系合金よりなり、Zn,Bi,In,Agの組成
比が、 3.0重量%≦Zn≦10.0重量% 0.5重量%≦Bi≦4.0重量% 1.0重量%≦In≦4.0重量% 0.1重量%≦Ag≦1.0重量% であり、残部が実質的に錫からなることを特徴とするも
のである。
【0015】このような組成のはんだ材料は、溶融温度
が錫−鉛はんだと同程度であるので、現行の錫−鉛はん
だのはんだ付けプロセスをそのまま使用することができ
る。また、濡れ性が良く、機械的強度も優れるので、良
好なはんだ付け性が得られるとともに配線の信頼性も向
上する。
が錫−鉛はんだと同程度であるので、現行の錫−鉛はん
だのはんだ付けプロセスをそのまま使用することができ
る。また、濡れ性が良く、機械的強度も優れるので、良
好なはんだ付け性が得られるとともに配線の信頼性も向
上する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な実施の形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【0017】本発明のはんだ材料は、Snを基本元素と
するSn−Zn−Bi系はんだ材料に、In,Agを微
量添加したSn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材
料、さらにCuを微量添加したSn−Zn−Bi−In
−Ag−Cu系はんだ材料である。
するSn−Zn−Bi系はんだ材料に、In,Agを微
量添加したSn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材
料、さらにCuを微量添加したSn−Zn−Bi−In
−Ag−Cu系はんだ材料である。
【0018】このはんだ材料では、溶融温度、はんだ融
液の濡れ性、機械的強度の点から各元素の組成が次のよ
うに規制される。
液の濡れ性、機械的強度の点から各元素の組成が次のよ
うに規制される。
【0019】3.0重量%≦Zn≦10.0重量% 0.5重量%≦Bi≦4.0重量% 1.0重量%≦In≦4.0重量% 0.1重量%≦Ag≦1.0重量% 以下、この組成範囲について説明する。
【0020】まず、Znの組成比は3〜10重量%であ
る。Znの組成比がこの範囲から外れる場合には、はん
だ融液の濡れ性が損なわれ、はんだ付け性が悪くなる。
特に、Zn組成比が10重量%を越えると、はんだの延
性が小さくなり、配線としたときに破断が生じ易くな
る。また、Zn組成比が大きくなると、はんだが酸化し
易くなるといった問題も生じ易くなる。
る。Znの組成比がこの範囲から外れる場合には、はん
だ融液の濡れ性が損なわれ、はんだ付け性が悪くなる。
特に、Zn組成比が10重量%を越えると、はんだの延
性が小さくなり、配線としたときに破断が生じ易くな
る。また、Zn組成比が大きくなると、はんだが酸化し
易くなるといった問題も生じ易くなる。
【0021】Biの組成比は0.5〜4.0重量%であ
ることが必要である。Biの組成比が0.5重量%を下
回る場合には、破断強度が小さくなる。また、Biは、
はんだの溶融温度を下げるように作用するので、この組
成比が少なくなると、例えば錫−鉛はんだに比べて溶融
温度が高くなり、現行のはんだプロセスが使えないとい
った不都合が生じる。一方、Biの組成比が4.0重量
%よりも大きくなると、はんだ融液の濡れ性が損なわれ
るとともに、はんだ材料が脆くなる。
ることが必要である。Biの組成比が0.5重量%を下
回る場合には、破断強度が小さくなる。また、Biは、
はんだの溶融温度を下げるように作用するので、この組
成比が少なくなると、例えば錫−鉛はんだに比べて溶融
温度が高くなり、現行のはんだプロセスが使えないとい
った不都合が生じる。一方、Biの組成比が4.0重量
%よりも大きくなると、はんだ融液の濡れ性が損なわれ
るとともに、はんだ材料が脆くなる。
【0022】Inの組成比は1〜4重量%に規制され
る。Inの組成比がこの範囲から外れるとはんだ融液の
濡れ性が低くなり、はんだ付け性が損なわれる。また、
In組成比が1重量%より少なくなると、はんだの延性
も小さくなり、配線が破断し易くなる。また、Inも、
はんだの溶融温度を下げるように作用するので、この組
成比が少なくなると、溶融温度が高過ぎてしまい、はん
だ付けに際する加熱温度を高めに設定しなければならな
いといった不都合が生じる。
る。Inの組成比がこの範囲から外れるとはんだ融液の
濡れ性が低くなり、はんだ付け性が損なわれる。また、
In組成比が1重量%より少なくなると、はんだの延性
も小さくなり、配線が破断し易くなる。また、Inも、
はんだの溶融温度を下げるように作用するので、この組
成比が少なくなると、溶融温度が高過ぎてしまい、はん
だ付けに際する加熱温度を高めに設定しなければならな
いといった不都合が生じる。
【0023】Agの組成比は0.1〜1.0重量%であ
る。Agの組成比がこの範囲から外れる場合には、はん
だ融液の濡れ性が損なわれるとともに、はんだの延性が
低くなり、配線に破断が生じ易くなる。特に、Agの組
成比が大過ぎるとはんだが脆くなる。
る。Agの組成比がこの範囲から外れる場合には、はん
だ融液の濡れ性が損なわれるとともに、はんだの延性が
低くなり、配線に破断が生じ易くなる。特に、Agの組
成比が大過ぎるとはんだが脆くなる。
【0024】なお、このはんだ材料には、強度特性を高
めたり、対接合材料であるCuの食われを防止する目的
でCuを添加しても良い。但し、Cuをあまり多く含ま
せると、CuとSnの金属間化合物が形成され、これに
よってクラック等が発生するので、Cu添加量の上限は
3.0重量%である。
めたり、対接合材料であるCuの食われを防止する目的
でCuを添加しても良い。但し、Cuをあまり多く含ま
せると、CuとSnの金属間化合物が形成され、これに
よってクラック等が発生するので、Cu添加量の上限は
3.0重量%である。
【0025】本発明では、はんだ材料の組成比を以上の
ように規制する。なお、ここでは組成の残部について
「実質的に錫からなる」としているが、これは、この組
成の残部が、Snを主体としているが、この他に不可避
的不純物を含むことを排除するものではないという意味
である。
ように規制する。なお、ここでは組成の残部について
「実質的に錫からなる」としているが、これは、この組
成の残部が、Snを主体としているが、この他に不可避
的不純物を含むことを排除するものではないという意味
である。
【0026】以上のようなはんだ材料を得るには、地金
となる錫の粒体あるいはインゴットと、その他の元素の
粒体あるいはインゴットを、所定の組成比となるように
秤量してるつぼ中に充填し、溶融後、冷却することによ
って凝固(合金化)させれば良い。なお、溶融に際して
は、はんだの酸化を防止するために炉中に窒素ガス等の
不活性ガスを導入するのが望ましい。
となる錫の粒体あるいはインゴットと、その他の元素の
粒体あるいはインゴットを、所定の組成比となるように
秤量してるつぼ中に充填し、溶融後、冷却することによ
って凝固(合金化)させれば良い。なお、溶融に際して
は、はんだの酸化を防止するために炉中に窒素ガス等の
不活性ガスを導入するのが望ましい。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について実験結果に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0028】実施例1(Sn−Zn−Bi−In−Ag
系はんだ材料) まず、純度99.999%のSn、純度99.9999
%のZn、純度99.9999%のBi、純度99.9
9%のIn及び純度99.999%のAgを、(Sn,
Zn,Bi,In,Ag)=(86.9重量%,8.6
重量%,2.0重量%,2.0重量%,0.5重量%)
なる組成比で秤量し、容量5ccの磁性るつぼに投入し
た。なお、各元素の量は、最終的に約33gの合金が得
られるように設定した。続いて、このるつぼ内の原料を
約400℃で、溶融させて2時間保持し、溶融試料を得
た。なお、この溶融に際しては、試料の酸化防止のため
に、炉中に3リットル/分の流量で窒素ガスを流すよう
にした。
系はんだ材料) まず、純度99.999%のSn、純度99.9999
%のZn、純度99.9999%のBi、純度99.9
9%のIn及び純度99.999%のAgを、(Sn,
Zn,Bi,In,Ag)=(86.9重量%,8.6
重量%,2.0重量%,2.0重量%,0.5重量%)
なる組成比で秤量し、容量5ccの磁性るつぼに投入し
た。なお、各元素の量は、最終的に約33gの合金が得
られるように設定した。続いて、このるつぼ内の原料を
約400℃で、溶融させて2時間保持し、溶融試料を得
た。なお、この溶融に際しては、試料の酸化防止のため
に、炉中に3リットル/分の流量で窒素ガスを流すよう
にした。
【0029】次に、引っ張り試験のための試料棒を作製
するため、この溶融試料を鋳型に流し込み直径4mm,
長さ約100mmの鋳型棒とした。そして、この鋳型棒
のうち40mm長分を試験機に取付け、引っ張り試験を
行った。なお、引っ張り試験の条件は、ゲージ長が15
mm,引っ張り速度が10mm/秒である。
するため、この溶融試料を鋳型に流し込み直径4mm,
長さ約100mmの鋳型棒とした。そして、この鋳型棒
のうち40mm長分を試験機に取付け、引っ張り試験を
行った。なお、引っ張り試験の条件は、ゲージ長が15
mm,引っ張り速度が10mm/秒である。
【0030】また、残った試料を用いて、示差熱分析法
によって溶融温度を測定するとともにウェッティングバ
ランス法によって濡れ性を評価した。示差熱分析法によ
って測定される温度特性を図1に、ウェッティングバラ
ンス法による濡れ性を図2に、引っ張り試験による機械
的特性を図3に示す。
によって溶融温度を測定するとともにウェッティングバ
ランス法によって濡れ性を評価した。示差熱分析法によ
って測定される温度特性を図1に、ウェッティングバラ
ンス法による濡れ性を図2に、引っ張り試験による機械
的特性を図3に示す。
【0031】実施例2(Sn−Zn−Bi−In−Ag
−Cu系はんだ材料) 純度99.999%のSn、純度99.9999%のZ
n、純度99.9999%のBi、純度99.99%の
In、純度99.999%のAg及び純度99.999
9%のCuを、(Sn,Zn,Bi,In,Ag,C
u)=(86.4重量%,8.6重量%,2.0重量
%,2.0重量%,0.5重量%,0.5重量%)なる
組成比で秤量し、容量5ccの磁性るつぼに投入した。
なお、各元素の量は、最終的に約33gの合金が得られ
るように設定した。
−Cu系はんだ材料) 純度99.999%のSn、純度99.9999%のZ
n、純度99.9999%のBi、純度99.99%の
In、純度99.999%のAg及び純度99.999
9%のCuを、(Sn,Zn,Bi,In,Ag,C
u)=(86.4重量%,8.6重量%,2.0重量
%,2.0重量%,0.5重量%,0.5重量%)なる
組成比で秤量し、容量5ccの磁性るつぼに投入した。
なお、各元素の量は、最終的に約33gの合金が得られ
るように設定した。
【0032】そして、この磁性るつぼ中の原料を実施例
1と同様にして溶融させ、得られた溶融試料を鋳型に流
し込むことで試料棒を作製した。そして、この試料棒を
用いて、引っ張り試験、溶融温度の測定及び濡れ性の評
価を行った。ウェッティングバランス法による濡れ性を
図2に、引っ張り試験による機械的特性を図3に示す。
1と同様にして溶融させ、得られた溶融試料を鋳型に流
し込むことで試料棒を作製した。そして、この試料棒を
用いて、引っ張り試験、溶融温度の測定及び濡れ性の評
価を行った。ウェッティングバランス法による濡れ性を
図2に、引っ張り試験による機械的特性を図3に示す。
【0033】比較例1(錫−鉛はんだ材料) 市販の錫−鉛はんだ棒を用意した。なお、この錫−鉛は
んだ棒は、組成比が(Sn,Pb)=(60重量%,4
0重量%)であり、共晶温度が183℃である。このは
んだ棒を磁性るつぼに投入し、共晶温度よりも約100
℃高い270℃で再溶融させて2時間保持し、溶融試料
を得た。なお、この場合にも、試料の酸化防止のため
に、炉中に3リットル/分の流量で窒素ガスを流すよう
にした。
んだ棒は、組成比が(Sn,Pb)=(60重量%,4
0重量%)であり、共晶温度が183℃である。このは
んだ棒を磁性るつぼに投入し、共晶温度よりも約100
℃高い270℃で再溶融させて2時間保持し、溶融試料
を得た。なお、この場合にも、試料の酸化防止のため
に、炉中に3リットル/分の流量で窒素ガスを流すよう
にした。
【0034】そして、得られた溶融試料を、実施例1と
同様にして鋳型に流し込むことで試料棒を作製し、この
試料棒を用いて、引っ張り試験、溶融温度の測定及び濡
れ性の評価を行った。示差熱分析法によって測定される
温度特性を図1に、ウェッティングバランス法による濡
れ性を図2に、引っ張り試験による機械的特性を図3に
示す。
同様にして鋳型に流し込むことで試料棒を作製し、この
試料棒を用いて、引っ張り試験、溶融温度の測定及び濡
れ性の評価を行った。示差熱分析法によって測定される
温度特性を図1に、ウェッティングバランス法による濡
れ性を図2に、引っ張り試験による機械的特性を図3に
示す。
【0035】比較例2(Sn−Bi−Ag−Cu系はん
だ材料:AlloyH) 純度99.999%のSn、純度99.9999%のB
i、純度99.999%のAg及び純度99.9999
%のCuを、(Sn,Bi,Ag,Cu)=(90重量
%,7.5重量%,2.0重量%,0.5重量%)なる
組成比で秤量し、容量5ccの磁性るつぼに投入した。
なお、各元素の量は、最終的に約33gの合金が得られ
るように設定した。
だ材料:AlloyH) 純度99.999%のSn、純度99.9999%のB
i、純度99.999%のAg及び純度99.9999
%のCuを、(Sn,Bi,Ag,Cu)=(90重量
%,7.5重量%,2.0重量%,0.5重量%)なる
組成比で秤量し、容量5ccの磁性るつぼに投入した。
なお、各元素の量は、最終的に約33gの合金が得られ
るように設定した。
【0036】そして、この磁性るつぼ中の原料を実施例
1と同様にして溶融させ、得られた溶融試料を鋳型に流
し込むことで試料棒を作製した。そして、この試料棒を
用いて、引っ張り試験、溶融温度の測定及び濡れ性の評
価を行った。示差熱分析法によって測定される温度特性
を図1に、ウェッティングバランス法による濡れ性を図
2に、引っ張り試験による機械的特性を図3に示す。
1と同様にして溶融させ、得られた溶融試料を鋳型に流
し込むことで試料棒を作製した。そして、この試料棒を
用いて、引っ張り試験、溶融温度の測定及び濡れ性の評
価を行った。示差熱分析法によって測定される温度特性
を図1に、ウェッティングバランス法による濡れ性を図
2に、引っ張り試験による機械的特性を図3に示す。
【0037】比較例3(Sn−Zn−In−Ag系はん
だ材料) 純度99.999%のSn、純度99.9999%のZ
n、純度99.99%のIn及び純度99.999%の
Agを、(Sn,Zn,In,Ag)=(85.4重量
%,8.6重量%,4.0重量%,2.0重量%)なる
組成比で秤量し、容量5ccの磁性るつぼに投入した。
なお、各元素の量は、最終的に約33gの合金が得られ
るように設定した。
だ材料) 純度99.999%のSn、純度99.9999%のZ
n、純度99.99%のIn及び純度99.999%の
Agを、(Sn,Zn,In,Ag)=(85.4重量
%,8.6重量%,4.0重量%,2.0重量%)なる
組成比で秤量し、容量5ccの磁性るつぼに投入した。
なお、各元素の量は、最終的に約33gの合金が得られ
るように設定した。
【0038】そして、この磁性るつぼ中の原料を実施例
1と同様にして溶融させ、得られた溶融試料を鋳型に流
し込むことで試料棒を作製した。そして、この試料棒を
用いて、引っ張り試験、溶融温度の測定及び濡れ性の評
価を行った。示差熱分析法によって測定される温度特性
を図1に、ウェッティングバランス法による濡れ性を図
2に、引っ張り試験による機械的特性を図3に示す。但
し、温度特性については、組成比を(Sn,Zn,I
n,Ag)=(86.5重量%,8重量%,5.0重量
%,0.5重量%)とした場合の測定結果である。
1と同様にして溶融させ、得られた溶融試料を鋳型に流
し込むことで試料棒を作製した。そして、この試料棒を
用いて、引っ張り試験、溶融温度の測定及び濡れ性の評
価を行った。示差熱分析法によって測定される温度特性
を図1に、ウェッティングバランス法による濡れ性を図
2に、引っ張り試験による機械的特性を図3に示す。但
し、温度特性については、組成比を(Sn,Zn,I
n,Ag)=(86.5重量%,8重量%,5.0重量
%,0.5重量%)とした場合の測定結果である。
【0039】以上、実施例1、実施例2及び比較例1〜
比較例3で測定されたデータを比較すると、先ず、図1
は、各はんだ材料の示差熱分析で観測される温度特性で
ある。この図1において、横軸は温度、縦軸は溶融,凝
固等の変化として現れる吸熱反応または発熱反応の反応
速度である。また、図中に示した温度の値は、各はんだ
材料の溶融温度(液相線温度)である。
比較例3で測定されたデータを比較すると、先ず、図1
は、各はんだ材料の示差熱分析で観測される温度特性で
ある。この図1において、横軸は温度、縦軸は溶融,凝
固等の変化として現れる吸熱反応または発熱反応の反応
速度である。また、図中に示した温度の値は、各はんだ
材料の溶融温度(液相線温度)である。
【0040】この図からわかるように、Sn−Bi−A
g−Cu系はんだ材料は溶融温度が約210℃であり、
錫−鉛はんだ材料に比べて高い溶融温度になっている。
g−Cu系はんだ材料は溶融温度が約210℃であり、
錫−鉛はんだ材料に比べて高い溶融温度になっている。
【0041】これに対して、Sn−Zn−In−Ag系
はんだ材料やSn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材
料は、溶融温度が190〜195の範囲にあり、錫−鉛
はんだ材料と余り差のない溶融温度が得られている。ま
た、Sn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系はんだ材料
も、Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料と同程
度の溶融温度が得られることが確認されている。
はんだ材料やSn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材
料は、溶融温度が190〜195の範囲にあり、錫−鉛
はんだ材料と余り差のない溶融温度が得られている。ま
た、Sn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系はんだ材料
も、Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料と同程
度の溶融温度が得られることが確認されている。
【0042】次に、図2は、ウェッテイング・バランス
法で測定される各はんだ材料の濡れ特性である。ここ
で、このウェッティングバランス法について簡単に説明
する。
法で測定される各はんだ材料の濡れ特性である。ここ
で、このウェッティングバランス法について簡単に説明
する。
【0043】ウェッテイング・バランス法では、母材
(被接合材)をはんだ融液中に浸漬させ、その際の濡れ
力Fの経時変化(過度現象)を観測することではんだの
濡れ性を評価する方法である。なお、濡れ力Fは次式に
よって求められる値である。
(被接合材)をはんだ融液中に浸漬させ、その際の濡れ
力Fの経時変化(過度現象)を観測することではんだの
濡れ性を評価する方法である。なお、濡れ力Fは次式に
よって求められる値である。
【0044】F=γ・L・cosθ−g・ρ・V F:濡れ力 γ:表面張力 L:母材のはんだ融液中に占める周辺廻りの長さ θ:母材とはんだ融液との接触角 ρ:はんだ融液の密度 V:母材がはんだ融液中に占める体積 g:重力加速度 母材を所定の速度ではんだ融液に浸漬させ、母材がはん
だ融液に接してからの濡れ力Fの経時変化を観測する
と、図4に示すような曲線が得られる。
だ融液に接してからの濡れ力Fの経時変化を観測する
と、図4に示すような曲線が得られる。
【0045】はんだの濡れ性はこの曲線から評価するこ
とができる。すなわち、母材がはんだ融液に接してから
濡れ力が0になるまでの時間(ゼロタイム時間)T
0と、濡れ力が正の値になった後の立ち上がり、及びは
んだが染み上がって濡れ力が定常になったときの濡れ力
の値F′が濡れ性の指標となり、ゼロタイム時間T0が
短い程、また、濡れ力の立ち上が急峻であり、さらに定
常となった後の濡れ力F′が大きい値である程、はんだ
の濡れ広がり速さが速く、濡れ性が良いことを意味す
る。
とができる。すなわち、母材がはんだ融液に接してから
濡れ力が0になるまでの時間(ゼロタイム時間)T
0と、濡れ力が正の値になった後の立ち上がり、及びは
んだが染み上がって濡れ力が定常になったときの濡れ力
の値F′が濡れ性の指標となり、ゼロタイム時間T0が
短い程、また、濡れ力の立ち上が急峻であり、さらに定
常となった後の濡れ力F′が大きい値である程、はんだ
の濡れ広がり速さが速く、濡れ性が良いことを意味す
る。
【0046】以上のような点から図2を見ると、Sn−
Bi−Ag−Cu系はんだ材料やSn−Zn−In−A
g系はんだ材料は、錫−鉛はんだ材料に比べて、濡れ力
が正の値となった後の立ち上がりが緩やかであり、ゼロ
タイム時間が長い。また、定常となった後の濡れ力F′
の値も小さい。すなわち、これらのはんだ材料は、錫−
鉛はんだ材料よりも濡れ性が悪いことがわかる。
Bi−Ag−Cu系はんだ材料やSn−Zn−In−A
g系はんだ材料は、錫−鉛はんだ材料に比べて、濡れ力
が正の値となった後の立ち上がりが緩やかであり、ゼロ
タイム時間が長い。また、定常となった後の濡れ力F′
の値も小さい。すなわち、これらのはんだ材料は、錫−
鉛はんだ材料よりも濡れ性が悪いことがわかる。
【0047】これに対して、Sn−Zn−Bi−In−
Ag系はんだ材料、Sn−Zn−Bi−In−Ag−C
u系はんだ材料は、Sn−Bi−Ag−Cu系はんだ材
料やSn−Zn−In−Ag系はんだ材料に比べて、濡
れ力の立ち上がりが急峻であり、ゼロタイム時間が短
い。また、定常となった後の濡れ力F′も大きく、錫−
鉛はんだ材料と同程度の濡れ性が得られる。
Ag系はんだ材料、Sn−Zn−Bi−In−Ag−C
u系はんだ材料は、Sn−Bi−Ag−Cu系はんだ材
料やSn−Zn−In−Ag系はんだ材料に比べて、濡
れ力の立ち上がりが急峻であり、ゼロタイム時間が短
い。また、定常となった後の濡れ力F′も大きく、錫−
鉛はんだ材料と同程度の濡れ性が得られる。
【0048】続いて、図3は、引っ張り試験によって測
定される各はんだ棒の歪み(延び)と応力の関係であ
る。また、表1に、各はんだ棒の破断に至ったときの最
大荷重と延び率を示す。
定される各はんだ棒の歪み(延び)と応力の関係であ
る。また、表1に、各はんだ棒の破断に至ったときの最
大荷重と延び率を示す。
【0049】
【表1】
【0050】まず、錫−鉛はんだ材料は、破断に至る最
大荷重が約58kg重であり、そのときの延び率が11
8%である。このことから、錫−鉛はんだ材料は、延性
には優れているが強度的に弱く、クリープ特性が悪いこ
とがわかる。
大荷重が約58kg重であり、そのときの延び率が11
8%である。このことから、錫−鉛はんだ材料は、延性
には優れているが強度的に弱く、クリープ特性が悪いこ
とがわかる。
【0051】また、Sn−Bi−Ag−Cu系はんだ材
料は、破断に至る荷重が約120kg重で、そのときの
伸び率が35〜40%である。このことから、このはん
だ材料は、破断強度は大きいが延性特性が悪く、脆いこ
とが示唆される。
料は、破断に至る荷重が約120kg重で、そのときの
伸び率が35〜40%である。このことから、このはん
だ材料は、破断強度は大きいが延性特性が悪く、脆いこ
とが示唆される。
【0052】Sn−Zn−In−Ag系はんだ材料は、
破断に至る最大荷重が約82kg重、そのときの伸び率
が65%であり、錫−鉛はんだ材料やSn−Bi−Ag
−Cu系はんだ材料に比べれば強度,延性のバランスが
良いが、十分とは言えない。
破断に至る最大荷重が約82kg重、そのときの伸び率
が65%であり、錫−鉛はんだ材料やSn−Bi−Ag
−Cu系はんだ材料に比べれば強度,延性のバランスが
良いが、十分とは言えない。
【0053】これに対して、Sn−Zn−Bi−In−
Ag系はんだ材料は、破断に至る最大荷重が約125〜
129kg重で、そのときの伸び率が約74%であり、
Sn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系はんだ材料は、
破断に至る最大荷重が約132kg重で、その時の伸び
率が約67%である。この2種類のはんだ材料は、いず
れも破断強度が大きく、延性に優れている。
Ag系はんだ材料は、破断に至る最大荷重が約125〜
129kg重で、そのときの伸び率が約74%であり、
Sn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系はんだ材料は、
破断に至る最大荷重が約132kg重で、その時の伸び
率が約67%である。この2種類のはんだ材料は、いず
れも破断強度が大きく、延性に優れている。
【0054】以上のように、Sn−Bi−Ag−Cu系
はんだ材料は、溶融温度が約210℃と高く、濡れ性が
悪い。また、機械的強度については延性特性に問題があ
る。
はんだ材料は、溶融温度が約210℃と高く、濡れ性が
悪い。また、機械的強度については延性特性に問題があ
る。
【0055】また、Sn−Zn−In−Ag系はんだ材
料は、溶融温度が比較的低いが、濡れ性が悪く、また機
械的特性も十分に満足のいくものとは言えない。
料は、溶融温度が比較的低いが、濡れ性が悪く、また機
械的特性も十分に満足のいくものとは言えない。
【0056】錫−鉛はんだ材料は、溶融温度、濡れ性に
は優れているが、破断強度が小さいという欠点がある。
は優れているが、破断強度が小さいという欠点がある。
【0057】これに対して、Sn−Zn−Bi−In−
Ag系はんだ材料、Sn−Zn−Bi−In−Ag−C
u系はんだ材料は、溶融温度が比較的低く、また濡れ性
も良好である。しかも、破断強度が大きく、延性にも優
れており、はんだ材料に要求される要件を満たすものと
言える。
Ag系はんだ材料、Sn−Zn−Bi−In−Ag−C
u系はんだ材料は、溶融温度が比較的低く、また濡れ性
も良好である。しかも、破断強度が大きく、延性にも優
れており、はんだ材料に要求される要件を満たすものと
言える。
【0058】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材
料の組成の検討 次に、Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料につ
いて、濡れ性と機械強度の点から適正な組成範囲を調べ
た。
料の組成の検討 次に、Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料につ
いて、濡れ性と機械強度の点から適正な組成範囲を調べ
た。
【0059】まず、組成比の異なる各種Sn−Zn−B
i−In−Ag系はんだ材料を合成した。
i−In−Ag系はんだ材料を合成した。
【0060】そして、それぞれのはんだ材料について、
上述したのと同様にウェッティングバランス法による濡
れ性の評価と引っ張り試験による機械強度の評価を行っ
た。その結果を図5〜図16に示す。なお、合成したは
んだ材料の基本組成は、(Zn,Bi,In,Ag)=
(8.6重量%,4重量%,2重量%,0.5重量%)
であり、各検討は、このうち1元素の組成比のみを変化
させて行った。また、この組成比の変化分はSnの組成
比によって調整するようにした。
上述したのと同様にウェッティングバランス法による濡
れ性の評価と引っ張り試験による機械強度の評価を行っ
た。その結果を図5〜図16に示す。なお、合成したは
んだ材料の基本組成は、(Zn,Bi,In,Ag)=
(8.6重量%,4重量%,2重量%,0.5重量%)
であり、各検討は、このうち1元素の組成比のみを変化
させて行った。また、この組成比の変化分はSnの組成
比によって調整するようにした。
【0061】まず、図5〜図8は、濡れ性を示すデータ
であり、各元素の組成比(重量%〔wt%〕)と、ゼロ
クロスタイムあるいは濡れ力F′の関係を示す。なお、
上述の如く、このゼロクロスタイムが短い程、また濡れ
力F′が大きい程、濡れ性が良好であることを意味す
る。
であり、各元素の組成比(重量%〔wt%〕)と、ゼロ
クロスタイムあるいは濡れ力F′の関係を示す。なお、
上述の如く、このゼロクロスタイムが短い程、また濡れ
力F′が大きい程、濡れ性が良好であることを意味す
る。
【0062】このうち、図5は、Znの組成比と濡れ性
の関係である。この図を見ると、ゼロクロスタイムと濡
れ力F′はZn組成比に依存して変化しており、ゼロク
ロスタイムが1秒以内に抑えられ、且つ濡れ力F′が大
きい値になるのは、Zn組成比が3〜10重量%の場合
である。
の関係である。この図を見ると、ゼロクロスタイムと濡
れ力F′はZn組成比に依存して変化しており、ゼロク
ロスタイムが1秒以内に抑えられ、且つ濡れ力F′が大
きい値になるのは、Zn組成比が3〜10重量%の場合
である。
【0063】このことから、Zn組成比は3〜10重量
%が適正範囲であり、さらには3〜9重量%とするのが
好ましいことがわかる。
%が適正範囲であり、さらには3〜9重量%とするのが
好ましいことがわかる。
【0064】次に、図6は、Bi組成比と濡れ性の関係
である。この図から、ゼロクロスタイムはBiの組成比
が大きくなる程長くなり、濡れ力F′はBi組成比が大
きくなる程小さな値になるのがわかる。そして、Bi組
成比が4重量%より大きくなると、ゼロクロスタイムが
1秒を越え、良好な濡れ性が得られなくなる。
である。この図から、ゼロクロスタイムはBiの組成比
が大きくなる程長くなり、濡れ力F′はBi組成比が大
きくなる程小さな値になるのがわかる。そして、Bi組
成比が4重量%より大きくなると、ゼロクロスタイムが
1秒を越え、良好な濡れ性が得られなくなる。
【0065】このことから、Bi組成比は4重量%以下
とするのが望ましい。
とするのが望ましい。
【0066】続いて、図7は、In組成比と濡れ性の関
係である。この図を見ると、ゼロクロスタイムは、In
組成比の増加に伴って2重量%以下の範囲では短くな
り、それ以上の範囲では長くなる。また、濡れ力F′
は、In組成比の増加に伴って2重量%以下の範囲では
増大し、それ以上の範囲では低下する。そして、ゼロク
ロスタイムが1秒以内に抑えられ、また濡れ力F′が大
きな値になるのは、In組成比が1〜4重量%である場
合である。
係である。この図を見ると、ゼロクロスタイムは、In
組成比の増加に伴って2重量%以下の範囲では短くな
り、それ以上の範囲では長くなる。また、濡れ力F′
は、In組成比の増加に伴って2重量%以下の範囲では
増大し、それ以上の範囲では低下する。そして、ゼロク
ロスタイムが1秒以内に抑えられ、また濡れ力F′が大
きな値になるのは、In組成比が1〜4重量%である場
合である。
【0067】このことから、In組成比は1〜4重量%
が適正であることがわかる。
が適正であることがわかる。
【0068】さらに、図8は、Ag組成比と濡れ性の関
係である。この図から、ゼロクロスタイムが短く抑えら
れるのは、Ag組成比が0.1〜1.0重量%の場合で
あり、また、この組成範囲であれば濡れ力F′も比較的
大きな値になるのがわかる。
係である。この図から、ゼロクロスタイムが短く抑えら
れるのは、Ag組成比が0.1〜1.0重量%の場合で
あり、また、この組成範囲であれば濡れ力F′も比較的
大きな値になるのがわかる。
【0069】このことから、Ag組成比の適正範囲は
0.1〜1.0重量%であることがわかる。
0.1〜1.0重量%であることがわかる。
【0070】次に、図9〜図16で示す機械的強度のデ
ータについて検討する。このうち、図9,図11,図1
3,図15は、各元素の組成比(重量%)と、破断歪み
あるいは最大荷重歪みの関係を示す。また、図10,図
12,図14,図16は、各元素の組成比(重量%)
と、破断応力あるいは最大荷重応力の関係を示す。
ータについて検討する。このうち、図9,図11,図1
3,図15は、各元素の組成比(重量%)と、破断歪み
あるいは最大荷重歪みの関係を示す。また、図10,図
12,図14,図16は、各元素の組成比(重量%)
と、破断応力あるいは最大荷重応力の関係を示す。
【0071】ここで、最大荷重歪み(Peak Str
ain)、最大荷重応力(PeakStress)は、
引っ張り試験に際して、はんだ試料にかかる荷重が最大
となったときの歪みあるいは応力である。また、破断歪
み(Fracture Strain)、破断応力(F
racture stress)は、試料が切断された
ときの歪みあるいは応力である。
ain)、最大荷重応力(PeakStress)は、
引っ張り試験に際して、はんだ試料にかかる荷重が最大
となったときの歪みあるいは応力である。また、破断歪
み(Fracture Strain)、破断応力(F
racture stress)は、試料が切断された
ときの歪みあるいは応力である。
【0072】この場合、歪みが大きければ延び易く、応
力が大きければ強度が強いことを意味する。また、最大
荷重歪みと破断歪みがほぼ同じであり、また、これらの
値が小さく、さらに応力が大きい値である場合には、強
度は強いが脆いことを意味する。
力が大きければ強度が強いことを意味する。また、最大
荷重歪みと破断歪みがほぼ同じであり、また、これらの
値が小さく、さらに応力が大きい値である場合には、強
度は強いが脆いことを意味する。
【0073】まず、図9及び図10は、Zn組成比と機
械的強度の関係である。このうち図10を見ると、応力
については、Zn組成比が大きくなる程増大し、強度の
点ではZn組成比が大きい方が有利であるのが示唆され
る。しかし、図9で示す歪みについては、Zn組成比が
10重量%になると、最大荷重歪みが略0になり、ほと
んど延びが得られなくなる。
械的強度の関係である。このうち図10を見ると、応力
については、Zn組成比が大きくなる程増大し、強度の
点ではZn組成比が大きい方が有利であるのが示唆され
る。しかし、図9で示す歪みについては、Zn組成比が
10重量%になると、最大荷重歪みが略0になり、ほと
んど延びが得られなくなる。
【0074】このことから、機械的強度の点からのZn
組成比の適正範囲は、10重量%以下である。なお、先
の濡れ性の検討から求められたZn組成比の適正範囲は
3〜10重量%であり、これと併せるとZn組成比は3
〜10重量%であるのが望ましい。
組成比の適正範囲は、10重量%以下である。なお、先
の濡れ性の検討から求められたZn組成比の適正範囲は
3〜10重量%であり、これと併せるとZn組成比は3
〜10重量%であるのが望ましい。
【0075】次に、図11及び図12は、Bi組成比と
機械的強度の関係である。このうち図12を見ると、応
力は、Bi組成比が大きくなる程増大し、強度の点では
Bi組成比が大きい方が望ましいことがわかる。しか
し、図11で示す歪みについては、Bi組成比が4重量
%を越えると、最大荷重歪みと破断応力が近づいてくる
とともに両者の値が小さくなる。また、この4重量%を
越える範囲では応力が大きいので、はんだが脆くなる。
機械的強度の関係である。このうち図12を見ると、応
力は、Bi組成比が大きくなる程増大し、強度の点では
Bi組成比が大きい方が望ましいことがわかる。しか
し、図11で示す歪みについては、Bi組成比が4重量
%を越えると、最大荷重歪みと破断応力が近づいてくる
とともに両者の値が小さくなる。また、この4重量%を
越える範囲では応力が大きいので、はんだが脆くなる。
【0076】したがって、機械的強度の点からのBi組
成比の適正範囲は、4重量%以下であり、これは先の濡
れ性の検討から求められたBi組成比と一致するもので
ある。但し、Bi組成比が小さくなると、はんだの溶融
温度が高くなり、また強度も小さくなるので、この下限
は0.5重量%である。
成比の適正範囲は、4重量%以下であり、これは先の濡
れ性の検討から求められたBi組成比と一致するもので
ある。但し、Bi組成比が小さくなると、はんだの溶融
温度が高くなり、また強度も小さくなるので、この下限
は0.5重量%である。
【0077】続いて、図13及び図14は、In組成比
と機械的強度の関係である。まず、図14で示す応力
は、In組成比が2重量%以下の範囲で最大荷重応力の
変化が見られるものの、あまりIn組成比に依存した変
化が見られず、どの組成比であっても十分な応力が得ら
れる。一方、図13で示す歪みについては、In組成比
が0.5重量%近辺において小さく、1重量%以上の範
囲では値の変化は見られるが、歪みの大きさは十分であ
る。
と機械的強度の関係である。まず、図14で示す応力
は、In組成比が2重量%以下の範囲で最大荷重応力の
変化が見られるものの、あまりIn組成比に依存した変
化が見られず、どの組成比であっても十分な応力が得ら
れる。一方、図13で示す歪みについては、In組成比
が0.5重量%近辺において小さく、1重量%以上の範
囲では値の変化は見られるが、歪みの大きさは十分であ
る。
【0078】このことから、機械的強度の点からのIn
組成比の適正範囲は1重量%以上である。また、先の濡
れ性の検討から求められたIn組成比の適正範囲は1〜
4重量%であり、これと併せるとIn組成比は1〜4重
量%とするのが望ましい。
組成比の適正範囲は1重量%以上である。また、先の濡
れ性の検討から求められたIn組成比の適正範囲は1〜
4重量%であり、これと併せるとIn組成比は1〜4重
量%とするのが望ましい。
【0079】さらに、図15及び図16は、Ag組成比
と機械的強度の関係である。このうち、図15で示す歪
みについては、Ag組成比が0.1〜1.0重量%の範
囲にピークがあり、Ag組成比が2.0重量%を越える
と小さい値になり、伸びが悪くなる。そして、さらにA
g組成比が増加すると、最大荷重歪みと破断歪みの値が
近づき、またこの組成範囲では応力も大きい値であるた
め、はんだが脆くなる。
と機械的強度の関係である。このうち、図15で示す歪
みについては、Ag組成比が0.1〜1.0重量%の範
囲にピークがあり、Ag組成比が2.0重量%を越える
と小さい値になり、伸びが悪くなる。そして、さらにA
g組成比が増加すると、最大荷重歪みと破断歪みの値が
近づき、またこの組成範囲では応力も大きい値であるた
め、はんだが脆くなる。
【0080】したがって、機械的強度の点からのAg組
成比の適正範囲は2重量%以下、好ましくは1重量%以
下である。
成比の適正範囲は2重量%以下、好ましくは1重量%以
下である。
【0081】なお、先の濡れ性の検討から求められたA
g組成比の適正範囲は0.1〜1重量%であり、これと
併せるとAg組成比は0.1〜1重量%とする必要があ
る。
g組成比の適正範囲は0.1〜1重量%であり、これと
併せるとAg組成比は0.1〜1重量%とする必要があ
る。
【0082】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のはんだ材料は、所定の組成比とされたSn−Zn−
Bi−In−Ag系はんだ材料、またはこのはんだ材料
にCuが添加されたSn−Zn−Bi−In−Ag−C
u系はんだ材料である。このはんだ材料は、溶融温度が
錫−鉛はんだと同程度であるので、現行の錫−鉛はんだ
のはんだ付けプロセスをそのまま使用することができ
る。また、濡れ性が良く、機械的強度も優れるので、良
好なはんだ付け性が得られるとともに配線の信頼性も向
上する。
明のはんだ材料は、所定の組成比とされたSn−Zn−
Bi−In−Ag系はんだ材料、またはこのはんだ材料
にCuが添加されたSn−Zn−Bi−In−Ag−C
u系はんだ材料である。このはんだ材料は、溶融温度が
錫−鉛はんだと同程度であるので、現行の錫−鉛はんだ
のはんだ付けプロセスをそのまま使用することができ
る。また、濡れ性が良く、機械的強度も優れるので、良
好なはんだ付け性が得られるとともに配線の信頼性も向
上する。
【図1】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料、
錫−鉛はんだ材料、Sn−Bi−Ag−Cu系はんだ材
料、Sn−Zn−In−Ag系はんだ材料について、示
差熱分析で測定される温度特性を示す特性図である。
錫−鉛はんだ材料、Sn−Bi−Ag−Cu系はんだ材
料、Sn−Zn−In−Ag系はんだ材料について、示
差熱分析で測定される温度特性を示す特性図である。
【図2】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料、
Sn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系はんだ材料、錫
−鉛はんだ材料、Sn−Bi−Ag−Cu系はんだ材
料、Sn−Zn−In−Ag系はんだ材料について、ウ
ェッティング・バランス法による濡れ性を示す特性図で
ある。
Sn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系はんだ材料、錫
−鉛はんだ材料、Sn−Bi−Ag−Cu系はんだ材
料、Sn−Zn−In−Ag系はんだ材料について、ウ
ェッティング・バランス法による濡れ性を示す特性図で
ある。
【図3】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料、
Sn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系はんだ材料、錫
−鉛はんだ材料、Sn−Bi−Ag−Cu系はんだ材
料、Sn−Zn−In−Ag系はんだ材料について、歪
みと応力の関係を示す特性図である。
Sn−Zn−Bi−In−Ag−Cu系はんだ材料、錫
−鉛はんだ材料、Sn−Bi−Ag−Cu系はんだ材
料、Sn−Zn−In−Ag系はんだ材料について、歪
みと応力の関係を示す特性図である。
【図4】ウェッティング・バランス法で測定される典型
的な濡れ性を示す模式図である。
的な濡れ性を示す模式図である。
【図5】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料の
Zn組成比と、ゼロクロスタイム及び濡れ力F′の関係
を示す特性図である。
Zn組成比と、ゼロクロスタイム及び濡れ力F′の関係
を示す特性図である。
【図6】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料の
Bi組成比と、ゼロクロスタイム及び濡れ力F′の関係
を示す特性図である。
Bi組成比と、ゼロクロスタイム及び濡れ力F′の関係
を示す特性図である。
【図7】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料の
In組成比と、ゼロクロスタイム及び濡れ力F′の関係
を示す特性図である。
In組成比と、ゼロクロスタイム及び濡れ力F′の関係
を示す特性図である。
【図8】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料の
Ag組成比と、ゼロクロスタイム及び濡れ力F′の関係
を示す特性図である。
Ag組成比と、ゼロクロスタイム及び濡れ力F′の関係
を示す特性図である。
【図9】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料の
Zn組成比と、最大荷重歪み及び破断歪みの関係を示す
特性図である。
Zn組成比と、最大荷重歪み及び破断歪みの関係を示す
特性図である。
【図10】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料
のZn組成比と、最大荷重応力及び破断応力の関係を示
す特性図である。
のZn組成比と、最大荷重応力及び破断応力の関係を示
す特性図である。
【図11】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料
のBi組成比と、最大荷重歪み及び破断歪みの関係を示
す特性図である。
のBi組成比と、最大荷重歪み及び破断歪みの関係を示
す特性図である。
【図12】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料
のBi組成比と、最大荷重応力及び破断応力の関係を示
す特性図である。
のBi組成比と、最大荷重応力及び破断応力の関係を示
す特性図である。
【図13】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料
のIn組成比と、最大荷重歪み及び破断歪みの関係を示
す特性図である。
のIn組成比と、最大荷重歪み及び破断歪みの関係を示
す特性図である。
【図14】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料
のIn組成比と、最大荷重応力及び破断応力の関係を示
す特性図である。
のIn組成比と、最大荷重応力及び破断応力の関係を示
す特性図である。
【図15】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料
のAg組成比と、最大荷重歪み及び破断歪みの関係を示
す特性図である。
のAg組成比と、最大荷重歪み及び破断歪みの関係を示
す特性図である。
【図16】Sn−Zn−Bi−In−Ag系はんだ材料
のAg組成比と、最大荷重応力及び破断応力の関係を示
す特性図である。
のAg組成比と、最大荷重応力及び破断応力の関係を示
す特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 Sn−Zn−Bi−In−Ag系合金よ
りなり、Zn,Bi,In,Agの組成比が、 3.0重量%≦Zn≦10.0重量% 0.5重量%≦Bi≦4.0重量% 1.0重量%≦In≦4.0重量% 0.1重量%≦Ag≦1.0重量% であり、残部が実質的に錫からなることを特徴とするは
んだ材料。 - 【請求項2】 Cuが3.0重量%以下の範囲で添加さ
れていることを特徴とする請求項1記載のはんだ材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5653997A JPH10249579A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | はんだ材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5653997A JPH10249579A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | はんだ材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10249579A true JPH10249579A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13029901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5653997A Pending JPH10249579A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | はんだ材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10249579A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002062273A (ja) * | 2000-06-06 | 2002-02-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 鉛フリーはんだ材料の品質評価方法および装置ならびにフローはんだ付け方法およびシステム |
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| WO2007014529A1 (fr) * | 2005-08-02 | 2007-02-08 | Jusheng Ma | Alliage de brasage sans plomb a point de fusion bas |
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| CN102513720A (zh) * | 2011-12-23 | 2012-06-27 | 哈尔滨工业大学深圳研究生院 | 一种高性能锡基钎料合金及其制备方法 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP5653997A patent/JPH10249579A/ja active Pending
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| JP4770733B2 (ja) * | 2004-04-21 | 2011-09-14 | 日本電気株式会社 | はんだ及びそれを使用した実装品 |
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