JPH10249835A - コンクリート製品の成形装置 - Google Patents
コンクリート製品の成形装置Info
- Publication number
- JPH10249835A JPH10249835A JP5889297A JP5889297A JPH10249835A JP H10249835 A JPH10249835 A JP H10249835A JP 5889297 A JP5889297 A JP 5889297A JP 5889297 A JP5889297 A JP 5889297A JP H10249835 A JPH10249835 A JP H10249835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- mold
- concrete product
- rollers
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 102
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 12
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローラを使用しても成形時には成形型を支承
台に支承させてローラに負担をかけないようにし、移動
時にはローラを働かせて容易に移動できるようにする。 【解決手段】 分割された複数の成形型を有し、これら
の成形型のうち所要の成形型23,24,25をコンク
リート製品を成形する成形位置A及び成形位置Aから離
間する離間位置Bに移動可能に支承台21の上面に支承
し、支承台21の上面より下側に上壁51及び下壁52
を有したレール部50を設け、移動する成形型の下側に
ブラケット54を突設し、ブラケット54に一対のロー
ラ55を回転可能に並設して取付けるとともに、一対の
ローラ54の取付位置を、成形型の移動時に該成形型が
支承台21に対して傾いたとき、一方のローラ55がレ
ール部50の上壁51に当接して転動し、他方のローラ
55がレール部50の下壁52に当接して転動するとと
もに、両ローラ55の当接によって成形型を支承台21
の上面から浮き上がらせる位置に設定した。
台に支承させてローラに負担をかけないようにし、移動
時にはローラを働かせて容易に移動できるようにする。 【解決手段】 分割された複数の成形型を有し、これら
の成形型のうち所要の成形型23,24,25をコンク
リート製品を成形する成形位置A及び成形位置Aから離
間する離間位置Bに移動可能に支承台21の上面に支承
し、支承台21の上面より下側に上壁51及び下壁52
を有したレール部50を設け、移動する成形型の下側に
ブラケット54を突設し、ブラケット54に一対のロー
ラ55を回転可能に並設して取付けるとともに、一対の
ローラ54の取付位置を、成形型の移動時に該成形型が
支承台21に対して傾いたとき、一方のローラ55がレ
ール部50の上壁51に当接して転動し、他方のローラ
55がレール部50の下壁52に当接して転動するとと
もに、両ローラ55の当接によって成形型を支承台21
の上面から浮き上がらせる位置に設定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート製品
を成形する成形装置に係り、特に、成形型を移動可能に
支承台の上面に支承して成形するコンクリート製品の成
形装置に関する。
を成形する成形装置に係り、特に、成形型を移動可能に
支承台の上面に支承して成形するコンクリート製品の成
形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、住宅の基礎を、現場打ち
するのではなく、予め工場でコンクリート製品である基
礎ブロックを成形し、これを現場に搬送して連設して組
み立てる技術が開発されている。図11(a)(b)及
び図12に示すように、コンクリート製品1である基礎
ブロックとしては、例えば、種々の模様が成形された表
面部2,裏面部3,設置される設置面部4,柱や壁が取
付けられる取付面部5及び両側端部6を備えて全体が略
矩形板状に形成されている。両側端部6は、上下方向の
切欠き部6aを有し、切欠き部6a以外の部分が隣接す
るコンクリート製品1と目地材を介して接合される接合
部6bとして構成されている。切欠き部6aを構成する
部分には軸線がコンクリート製品1の連設方向に沿うイ
ンサートナット7が埋設されている。そして、コンクリ
ート製品1同士が連設された際に、このインサートナッ
ト7にボルト8を螺合し隣接するボルト8同士を切欠き
部6aにおいて連結ナット9で連結し、この連結ナット
9の締め付けによって、緊結力を調整する。
するのではなく、予め工場でコンクリート製品である基
礎ブロックを成形し、これを現場に搬送して連設して組
み立てる技術が開発されている。図11(a)(b)及
び図12に示すように、コンクリート製品1である基礎
ブロックとしては、例えば、種々の模様が成形された表
面部2,裏面部3,設置される設置面部4,柱や壁が取
付けられる取付面部5及び両側端部6を備えて全体が略
矩形板状に形成されている。両側端部6は、上下方向の
切欠き部6aを有し、切欠き部6a以外の部分が隣接す
るコンクリート製品1と目地材を介して接合される接合
部6bとして構成されている。切欠き部6aを構成する
部分には軸線がコンクリート製品1の連設方向に沿うイ
ンサートナット7が埋設されている。そして、コンクリ
ート製品1同士が連設された際に、このインサートナッ
ト7にボルト8を螺合し隣接するボルト8同士を切欠き
部6aにおいて連結ナット9で連結し、この連結ナット
9の締め付けによって、緊結力を調整する。
【0003】また、取付面部5には、図13にも示すよ
うに、軸線が上下方向に延びる穴状の凹所10が、所定
間隔で複数設けられている。そして、取付面部5には、
埋設具としてのウエルドボルト11が設けられる。この
ウエルドボルト11は、U字状に形成され、両端部で形
成され一対の凹所10に夫々臨む露出部としての雄ネジ
部11a及びコンクリート製品1に埋設されるU字状の
埋設部11bから構成されている。このウエルドボルト
11には、雄ネジ部13とウエルドボルト11のネジ部
11aに螺合する雌ネジ部14とを備えて形成され、建
物の柱や壁材等を取付けるための支持ボルト15が構築
時に取付けられる。
うに、軸線が上下方向に延びる穴状の凹所10が、所定
間隔で複数設けられている。そして、取付面部5には、
埋設具としてのウエルドボルト11が設けられる。この
ウエルドボルト11は、U字状に形成され、両端部で形
成され一対の凹所10に夫々臨む露出部としての雄ネジ
部11a及びコンクリート製品1に埋設されるU字状の
埋設部11bから構成されている。このウエルドボルト
11には、雄ネジ部13とウエルドボルト11のネジ部
11aに螺合する雌ネジ部14とを備えて形成され、建
物の柱や壁材等を取付けるための支持ボルト15が構築
時に取付けられる。
【0004】従来、このコンクリート製品1を成形する
成形装置Sとしては、例えば、図14乃至図16に示す
ように、コンクリート製品1を逆さまにした状態で複数
個取りができるタイプのものが知られている。この成形
装置Sは、機枠20を備え、分割された複数の成形型を
有するとともに、これらの成形型のうち所要の成形型を
コンクリート製品1を成形する成形位置A及び該成形位
置Aから離間する離間位置Bに移動可能に支承台21の
上面に支承している。支承台21は機枠20に設けられ
ている。詳しくは、この成形装置Sは、図15に示すよ
うに、裏面部3を成形する裏面部成形面Rを有した固定
型22と、固定型22側に表面部2を成形する表面部成
形面Fを有し該表面部成形面Fとは逆向き(背中合わ
せ)の成形面であって裏面部3を成形する裏面部成形面
Rを有した複数の中間可動型23と、中間可動型23の
外側に設けられ固定型22側に表面部2を成形する表面
部成形面Fを有した外側可動型24と、取付面部5を成
形する複数の取付面部成形型25とを備えている。そし
て、これらの成形型22,23,24,25の配列は、
固定型22の次に、取付面部成形型25及び中間可動型
23の組を複数列設し、最後に取付面部成形型25と外
側可動型24とを配置して構成されている。
成形装置Sとしては、例えば、図14乃至図16に示す
ように、コンクリート製品1を逆さまにした状態で複数
個取りができるタイプのものが知られている。この成形
装置Sは、機枠20を備え、分割された複数の成形型を
有するとともに、これらの成形型のうち所要の成形型を
コンクリート製品1を成形する成形位置A及び該成形位
置Aから離間する離間位置Bに移動可能に支承台21の
上面に支承している。支承台21は機枠20に設けられ
ている。詳しくは、この成形装置Sは、図15に示すよ
うに、裏面部3を成形する裏面部成形面Rを有した固定
型22と、固定型22側に表面部2を成形する表面部成
形面Fを有し該表面部成形面Fとは逆向き(背中合わ
せ)の成形面であって裏面部3を成形する裏面部成形面
Rを有した複数の中間可動型23と、中間可動型23の
外側に設けられ固定型22側に表面部2を成形する表面
部成形面Fを有した外側可動型24と、取付面部5を成
形する複数の取付面部成形型25とを備えている。そし
て、これらの成形型22,23,24,25の配列は、
固定型22の次に、取付面部成形型25及び中間可動型
23の組を複数列設し、最後に取付面部成形型25と外
側可動型24とを配置して構成されている。
【0005】中間可動型23,取付面部成形型25及び
外側可動型24は、コンクリート製品1を成形する成形
位置A及び該成形位置Aから離間する離間位置Bに移動
可能に支承台21の上面にスライド可能に支承されてい
る。支承台21は成形型の移動方向に延びる細長状の部
材であり、成形型の移動方向に直交する方向に所定間隔
で複数列設されて設置されている。また、成形装置S
は、側端部6を成形する側端部成形型26(図14)を
備えている。この側端部成形型26は、機枠20に着脱
可能に設けられ、取付け時に成形位置に位置させられ
る。
外側可動型24は、コンクリート製品1を成形する成形
位置A及び該成形位置Aから離間する離間位置Bに移動
可能に支承台21の上面にスライド可能に支承されてい
る。支承台21は成形型の移動方向に延びる細長状の部
材であり、成形型の移動方向に直交する方向に所定間隔
で複数列設されて設置されている。また、成形装置S
は、側端部6を成形する側端部成形型26(図14)を
備えている。この側端部成形型26は、機枠20に着脱
可能に設けられ、取付け時に成形位置に位置させられ
る。
【0006】また、取付面部成形型25には、図15乃
至図17に示すように、埋設具としてのウエルドボルト
11を支持する埋設具保持装置Hが設けられている。こ
の埋設具保持装置Hとしては、コンクリート製品に凹所
10を成形する凹所成形体27を備え、この凹所成形体
27にウエルドボルト11の雄ネジ部11aを保持する
保持部を形成して構成されている。凹所成形体27は取
付面部成形型25の成形面に突設して取付けられる。こ
の凹所成形体27は、図15に示すように、凹所10の
形状に形成された円錐台状の本体27aと、本体27a
に形成されウエルドボルト11のネジ部11aが螺合し
て支持され上下方向に軸線を有する保持部としての雌ネ
ジ27bと、本体27aの下側に突設され取付面部成形
型25に開設された取付孔28を貫通する取付ネジ27
cと、取付孔28を貫通した取付ネジ27cにねじ込ま
れて取付面部成形型25に本体27aをワッシャ27e
を介して締め付け固定するナット27dとを備えてい
る。尚、側端部成形型26には、インサートナット7を
保持するボルト(図示せず)が着脱可能に設けられる。
至図17に示すように、埋設具としてのウエルドボルト
11を支持する埋設具保持装置Hが設けられている。こ
の埋設具保持装置Hとしては、コンクリート製品に凹所
10を成形する凹所成形体27を備え、この凹所成形体
27にウエルドボルト11の雄ネジ部11aを保持する
保持部を形成して構成されている。凹所成形体27は取
付面部成形型25の成形面に突設して取付けられる。こ
の凹所成形体27は、図15に示すように、凹所10の
形状に形成された円錐台状の本体27aと、本体27a
に形成されウエルドボルト11のネジ部11aが螺合し
て支持され上下方向に軸線を有する保持部としての雌ネ
ジ27bと、本体27aの下側に突設され取付面部成形
型25に開設された取付孔28を貫通する取付ネジ27
cと、取付孔28を貫通した取付ネジ27cにねじ込ま
れて取付面部成形型25に本体27aをワッシャ27e
を介して締め付け固定するナット27dとを備えてい
る。尚、側端部成形型26には、インサートナット7を
保持するボルト(図示せず)が着脱可能に設けられる。
【0007】そして、型組時には、予め、凹所成形体2
7の雌ネジ27bにウエルドボルト11をねじ込んでお
くとともに、取付面部成形型25に、ウエルドボルト1
1をねじ込んだ凹所成形体27を必要な数だけ取付けて
おく。そして、図15に示すように、中間可動型23,
取付面部成形型25及び外側可動型24を、支承台21
上に載置し、支承台21上をスライドさせて移動させて
成形位置Aに位置決めし、図示外のロック機構で固定す
るとともに、側端部成形型26を機枠20に取付けて成
形位置に位置決め固定し、インサートナット7をボルト
(図示せず)で固定する。この状態で、上から流動コン
クリートを流し込み、周知のバイブレータ等を用いて打
設する。その後、所要時間養生させてコンクリート製品
1を成形する。
7の雌ネジ27bにウエルドボルト11をねじ込んでお
くとともに、取付面部成形型25に、ウエルドボルト1
1をねじ込んだ凹所成形体27を必要な数だけ取付けて
おく。そして、図15に示すように、中間可動型23,
取付面部成形型25及び外側可動型24を、支承台21
上に載置し、支承台21上をスライドさせて移動させて
成形位置Aに位置決めし、図示外のロック機構で固定す
るとともに、側端部成形型26を機枠20に取付けて成
形位置に位置決め固定し、インサートナット7をボルト
(図示せず)で固定する。この状態で、上から流動コン
クリートを流し込み、周知のバイブレータ等を用いて打
設する。その後、所要時間養生させてコンクリート製品
1を成形する。
【0008】脱型時には、先ず、ロック機構(図示せ
ず)を解除して、ボルト(図示せず)を外して側端部成
形型26を機枠20から外す。これにより、インサート
ナット7の保持が解除されインサートナット7はコンク
リート製品1内に埋設状態で残されることになる。次
に、外側可動型24,中間可動型23,取付面部成形型
25を、支承台21上をスライドさせて移動させて離間
位置Bに位置させる。これにより、コンクリート製品1
が、取付面部成形型25に固定された状態で、コンクリ
ート製品1から固定型22,外側可動型24,中間可動
型23が離間させられる。そして、図16に示すよう
に、取付面部成形型25をコンクリート製品1とともに
支承台21から降ろす。この状態で、凹所成形体27の
ナット27dを外し、取付面部成形型25をコンクリー
ト製品1に凹所成形体27の本体27aを残した状態で
外す。その後、凹所成形体27の本体27aを回転させ
てウエルドボルト11から外す。このようにして、コン
クリート製品1を成形するようにしている。
ず)を解除して、ボルト(図示せず)を外して側端部成
形型26を機枠20から外す。これにより、インサート
ナット7の保持が解除されインサートナット7はコンク
リート製品1内に埋設状態で残されることになる。次
に、外側可動型24,中間可動型23,取付面部成形型
25を、支承台21上をスライドさせて移動させて離間
位置Bに位置させる。これにより、コンクリート製品1
が、取付面部成形型25に固定された状態で、コンクリ
ート製品1から固定型22,外側可動型24,中間可動
型23が離間させられる。そして、図16に示すよう
に、取付面部成形型25をコンクリート製品1とともに
支承台21から降ろす。この状態で、凹所成形体27の
ナット27dを外し、取付面部成形型25をコンクリー
ト製品1に凹所成形体27の本体27aを残した状態で
外す。その後、凹所成形体27の本体27aを回転させ
てウエルドボルト11から外す。このようにして、コン
クリート製品1を成形するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
コンクリート製品1の成形装置Sにあっては、中間可動
型23,取付面部成形型25及び外側可動型24の成形
位置A及び離間位置Bへの移動は、支承台21の上面を
スライドさせて行なうので、摩擦抵抗によって、成形型
が幅方向に平均した動きができずに幅方向の移動差が生
じてしまい、移動させにくいという問題があった。特
に、脱型時に、この移動差が生じると、コンクリート製
品1に無駄な力が作用し、コンクリート製品1を損傷し
てしまうことがあるという問題があった。これを解決す
るために、従来においては、図16に示すように、成形
型にローラ29を付けて移動させるようにし、摩擦抵抗
を低減することも行なっているが、これによると、成形
時において、成形型がローラで支持されることになるの
で、コンクリートの打設時のバイブレータによる振動等
でローラ29が摩耗してしまい、脱型時の転動が円滑に
行なわれずに、上記と同様の問題が生じてしまう。本発
明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、ローラを
使用しても成形時には成形型を支承台に支承させてロー
ラに負担をかけないようにし、移動時にはローラを働か
せて容易に移動できるようにしたコンクリート製品の成
形装置を提供することを目的とする。
コンクリート製品1の成形装置Sにあっては、中間可動
型23,取付面部成形型25及び外側可動型24の成形
位置A及び離間位置Bへの移動は、支承台21の上面を
スライドさせて行なうので、摩擦抵抗によって、成形型
が幅方向に平均した動きができずに幅方向の移動差が生
じてしまい、移動させにくいという問題があった。特
に、脱型時に、この移動差が生じると、コンクリート製
品1に無駄な力が作用し、コンクリート製品1を損傷し
てしまうことがあるという問題があった。これを解決す
るために、従来においては、図16に示すように、成形
型にローラ29を付けて移動させるようにし、摩擦抵抗
を低減することも行なっているが、これによると、成形
時において、成形型がローラで支持されることになるの
で、コンクリートの打設時のバイブレータによる振動等
でローラ29が摩耗してしまい、脱型時の転動が円滑に
行なわれずに、上記と同様の問題が生じてしまう。本発
明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、ローラを
使用しても成形時には成形型を支承台に支承させてロー
ラに負担をかけないようにし、移動時にはローラを働か
せて容易に移動できるようにしたコンクリート製品の成
形装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明のコンクリート製品の成形装置は、分割
された複数の成形型を有し、これらの成形型のうち所要
の成形型をコンクリート製品を成形する成形位置及び該
成形位置から離間する離間位置に移動可能に支承台の上
面に支承したコンクリート製品の成形装置において、上
記支承台の上面より下側に上記移動する成形型の移動方
向に沿って延び上壁及び下壁を有したレール部を設け、
上記移動する成形型の下側にブラケットを突設し、該ブ
ラケットに一対のローラを回転可能かつ成形型の移動方
向に並設して取付けるとともに、該一対のローラのブラ
ケットに対する取付位置を、上記成形型の移動時に該成
形型が上記支承台に対して傾いたとき、一方のローラが
上記レールの上壁に当接して転動し、他方のローラが上
記レールの下壁に当接して転動するとともに、該両ロー
ラの当該レールの上壁及び下壁への当接によって上記成
形型を支承台の上面から浮き上がらせる位置に設定した
構成としている。
るための本発明のコンクリート製品の成形装置は、分割
された複数の成形型を有し、これらの成形型のうち所要
の成形型をコンクリート製品を成形する成形位置及び該
成形位置から離間する離間位置に移動可能に支承台の上
面に支承したコンクリート製品の成形装置において、上
記支承台の上面より下側に上記移動する成形型の移動方
向に沿って延び上壁及び下壁を有したレール部を設け、
上記移動する成形型の下側にブラケットを突設し、該ブ
ラケットに一対のローラを回転可能かつ成形型の移動方
向に並設して取付けるとともに、該一対のローラのブラ
ケットに対する取付位置を、上記成形型の移動時に該成
形型が上記支承台に対して傾いたとき、一方のローラが
上記レールの上壁に当接して転動し、他方のローラが上
記レールの下壁に当接して転動するとともに、該両ロー
ラの当該レールの上壁及び下壁への当接によって上記成
形型を支承台の上面から浮き上がらせる位置に設定した
構成としている。
【0011】そして、必要に応じ、上記レール部を2以
上設け、各レール部に対応して上記成形型に上記ブラケ
ット及びローラを設けた構成としている。また、必要に
応じ、上記一対のローラと上記レールの上壁及び下壁と
の間に、断面円形かつ上記成形型の移動方向に延びるロ
ッドを介装した構成としている。更に、必要に応じ、上
記レール部を支承台によって構成している。
上設け、各レール部に対応して上記成形型に上記ブラケ
ット及びローラを設けた構成としている。また、必要に
応じ、上記一対のローラと上記レールの上壁及び下壁と
の間に、断面円形かつ上記成形型の移動方向に延びるロ
ッドを介装した構成としている。更に、必要に応じ、上
記レール部を支承台によって構成している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係るコンクリート製品の成形装置を説明
する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説
明する。図11、図12及び図13に示すように、本発
明の実施の形態に係る成形装置Sが成形するコンクリー
ト製品1は、上記と同様の基礎ブロックであり、種々の
模様が成形された表面部2,裏面部3,設置される設置
面部4,柱や壁が取付けられる取付面部5及び両側端部
6を備えて全体が略矩形板状に形成されている。両側端
部6は、上下方向の切欠き部6aを有し、切欠き部6a
以外の部分が隣接するコンクリート製品と目地材を介し
て接合される接合部6bとして構成されている。切欠き
部6aを構成する部分には軸線がコンクリート製品1の
連設方向に沿うインサートナット7が埋設されている。
そして、コンクリート製品1同士が連設された際に、こ
のインサートナット7にボルト8を螺合し隣接するボル
ト8同士を切欠き部6aにおいて連結ナット9で連結
し、この連結ナット9の締め付けによって、緊結力を調
整する。
の実施の形態に係るコンクリート製品の成形装置を説明
する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説
明する。図11、図12及び図13に示すように、本発
明の実施の形態に係る成形装置Sが成形するコンクリー
ト製品1は、上記と同様の基礎ブロックであり、種々の
模様が成形された表面部2,裏面部3,設置される設置
面部4,柱や壁が取付けられる取付面部5及び両側端部
6を備えて全体が略矩形板状に形成されている。両側端
部6は、上下方向の切欠き部6aを有し、切欠き部6a
以外の部分が隣接するコンクリート製品と目地材を介し
て接合される接合部6bとして構成されている。切欠き
部6aを構成する部分には軸線がコンクリート製品1の
連設方向に沿うインサートナット7が埋設されている。
そして、コンクリート製品1同士が連設された際に、こ
のインサートナット7にボルト8を螺合し隣接するボル
ト8同士を切欠き部6aにおいて連結ナット9で連結
し、この連結ナット9の締め付けによって、緊結力を調
整する。
【0013】また、取付面部5には、図13にも示すよ
うに、軸線が上下方向に延びる穴状の凹所10が、所定
間隔で複数設けられている。そして、取付面部5には、
埋設具としてのウエルドボルト11が設けられる。この
ウエルドボルト11は、U字状に形成され、両端部で形
成され一対の凹所10に夫々臨む露出部としての雄ネジ
部11a及びコンクリート製品に埋設されるU字状の埋
設部11bから構成されている。このウエルドボルト1
1には、雄ネジ部13とウエルドボルト11のネジ部1
1aに螺合する雌ネジ部14とを備えて構成され建物の
柱や壁材等を取付けるための支持ボルト15が構築時に
取付けられる。
うに、軸線が上下方向に延びる穴状の凹所10が、所定
間隔で複数設けられている。そして、取付面部5には、
埋設具としてのウエルドボルト11が設けられる。この
ウエルドボルト11は、U字状に形成され、両端部で形
成され一対の凹所10に夫々臨む露出部としての雄ネジ
部11a及びコンクリート製品に埋設されるU字状の埋
設部11bから構成されている。このウエルドボルト1
1には、雄ネジ部13とウエルドボルト11のネジ部1
1aに螺合する雌ネジ部14とを備えて構成され建物の
柱や壁材等を取付けるための支持ボルト15が構築時に
取付けられる。
【0014】実施の形態に係る成形装置Sは、図1乃至
図8に示すように、上記と同様に、コンクリート製品1
を逆さまにした状態で複数個取りができるタイプのもの
であり、機枠20を備え、分割された複数の成形型を有
するとともに、これらの成形型のうち所要の成形型(後
述の中間可動型23,取付面部成形型25及び外側可動
型24)をコンクリート製品1を成形する成形位置A及
び該成形位置Aから離間する離間位置Bに移動可能に支
承台21の上面に支承している。詳しくは、この成形装
置Sは、図1乃至図8に示すように、裏面部3を成形す
る裏面部成形面Rを有した固定型22と、固定型22側
に表面部2を成形する表面部成形面Fを有し該表面部成
形面Fとは逆向き(背中合わせ)の成形面であって裏面
部3を成形する裏面部成形面Rを有した複数の中間可動
型23と、中間可動型23の外側に設けられ固定型22
側に表面部2を成形する表面部成形面Fを有した外側可
動型24と、取付面部5を成形する複数の取付面部成形
型25とを備えている。そして、これらの成形型の配列
は、固定型22の次に、取付面部成形型25及び中間可
動型23の組を複数列設し、最後に取付面部成形型25
と外側可動型24とを配置して構成されている。
図8に示すように、上記と同様に、コンクリート製品1
を逆さまにした状態で複数個取りができるタイプのもの
であり、機枠20を備え、分割された複数の成形型を有
するとともに、これらの成形型のうち所要の成形型(後
述の中間可動型23,取付面部成形型25及び外側可動
型24)をコンクリート製品1を成形する成形位置A及
び該成形位置Aから離間する離間位置Bに移動可能に支
承台21の上面に支承している。詳しくは、この成形装
置Sは、図1乃至図8に示すように、裏面部3を成形す
る裏面部成形面Rを有した固定型22と、固定型22側
に表面部2を成形する表面部成形面Fを有し該表面部成
形面Fとは逆向き(背中合わせ)の成形面であって裏面
部3を成形する裏面部成形面Rを有した複数の中間可動
型23と、中間可動型23の外側に設けられ固定型22
側に表面部2を成形する表面部成形面Fを有した外側可
動型24と、取付面部5を成形する複数の取付面部成形
型25とを備えている。そして、これらの成形型の配列
は、固定型22の次に、取付面部成形型25及び中間可
動型23の組を複数列設し、最後に取付面部成形型25
と外側可動型24とを配置して構成されている。
【0015】上記表面部成形面Fは、図4に示すよう
に、表面成形板30に形成されている。この表面成形板
30は、盆状の矩形状板体部31と、この板体部31に
ゴムを流し込んで固化させて形成され母型により模様が
成形された型部32とから構成されている。板体部31
の裏面には複数のフック33が設けられている一方、可
動型の本体にはフック33が係合する係合孔34が形成
されており、係合孔34にフック33を引っ掛け係合さ
せることにより、表面成形板30は、着脱可能に可動体
の本体に取付けられる。
に、表面成形板30に形成されている。この表面成形板
30は、盆状の矩形状板体部31と、この板体部31に
ゴムを流し込んで固化させて形成され母型により模様が
成形された型部32とから構成されている。板体部31
の裏面には複数のフック33が設けられている一方、可
動型の本体にはフック33が係合する係合孔34が形成
されており、係合孔34にフック33を引っ掛け係合さ
せることにより、表面成形板30は、着脱可能に可動体
の本体に取付けられる。
【0016】中間可動型23,取付面部成形型25及び
外側可動型24は、コンクリート製品1を成形する成形
位置A及び該成形位置Aから離間する離間位置Bに移動
可能に支承台21の上面に支承されている。支承台21
は、H鋼を横にして構成され、成形型の移動方向に延び
る細長状の部材であり、成形型の移動方向に直交する方
向に所定間隔で複数列設されて設置されている。実施の
形態では、支承台21は機枠20の土台20aに所定間
隔で4本設けられている。また、成形装置Sは、側端部
6を成形する側端部成形型26(図14)を備えてい
る。この側端部成形型26は、機枠20に着脱可能に設
けられ、取付け時に成形位置に位置させられる。尚、側
端部成形型26には、インサートナット7を保持するボ
ルトが着脱可能に設けられる。
外側可動型24は、コンクリート製品1を成形する成形
位置A及び該成形位置Aから離間する離間位置Bに移動
可能に支承台21の上面に支承されている。支承台21
は、H鋼を横にして構成され、成形型の移動方向に延び
る細長状の部材であり、成形型の移動方向に直交する方
向に所定間隔で複数列設されて設置されている。実施の
形態では、支承台21は機枠20の土台20aに所定間
隔で4本設けられている。また、成形装置Sは、側端部
6を成形する側端部成形型26(図14)を備えてい
る。この側端部成形型26は、機枠20に着脱可能に設
けられ、取付け時に成形位置に位置させられる。尚、側
端部成形型26には、インサートナット7を保持するボ
ルトが着脱可能に設けられる。
【0017】また、取付面部成形型25には、図5,図
8及び図9(a)に示すように、取付面部5に形成され
る凹所10を成形するとともに、埋設具としてのウエル
ドボルト11を支持する凹所成形体40が取付面部成形
型25の成形面に突設して取付けられる。この凹所成形
体40は、凹所10の形状に形成された円錐台状の本体
41と、本体41に形成されウエルドボルト11のネジ
部11aが挿通されて支持され上下方向に軸線を有する
保持部としての挿通孔42と、本体41の下側に突設さ
れ取付面部成形型25の型面を構成する板25aに開設
された取付孔43を貫通する取付ネジ44と、取付孔4
3を貫通した取付ネジ44にねじ込まれて取付面部成形
型25に本体41を締め付け固定するナット45とを備
えている。46は取付面部成形型25の板25aとナッ
ト45との間に介装されるワッシャである。
8及び図9(a)に示すように、取付面部5に形成され
る凹所10を成形するとともに、埋設具としてのウエル
ドボルト11を支持する凹所成形体40が取付面部成形
型25の成形面に突設して取付けられる。この凹所成形
体40は、凹所10の形状に形成された円錐台状の本体
41と、本体41に形成されウエルドボルト11のネジ
部11aが挿通されて支持され上下方向に軸線を有する
保持部としての挿通孔42と、本体41の下側に突設さ
れ取付面部成形型25の型面を構成する板25aに開設
された取付孔43を貫通する取付ネジ44と、取付孔4
3を貫通した取付ネジ44にねじ込まれて取付面部成形
型25に本体41を締め付け固定するナット45とを備
えている。46は取付面部成形型25の板25aとナッ
ト45との間に介装されるワッシャである。
【0018】また、図8及び図9(a)に示すように、
保持部としての挿通孔42は、上記ウエルドボルト11
のネジ部11aに取外し可能に被冠される保持キャップ
Cが挿脱可能に嵌合する大きさに形成されている。保持
キャップCは、樹脂で円柱カップ状に成形されており、
ウエルドボルト11のネジ部11aに取外し可能に被冠
され、挿通孔42に挿脱可能に嵌合する大きさに形成さ
れている。また、保持キャップCの開口には、挿通孔4
2の開口縁部に当接する鍔部47が一体形成されてい
る。被冠する部分は、ネジ部11aに螺合する雌ネジ部
48に形成されている。また、図9(a)に示すよう
に、保持キャップCの底部には、ウエルドボルト11の
ネジ部11aから取外す際に、取り外しのための工具が
係合する係合部49が設けられている。実施の形態にお
いては、工具としての六角レンチが係合する六角柱穴状
に形成されている。尚、後述もするが、図9(b)
(c)に示すように、保持キャップCは、上述した形態
に限定されない。
保持部としての挿通孔42は、上記ウエルドボルト11
のネジ部11aに取外し可能に被冠される保持キャップ
Cが挿脱可能に嵌合する大きさに形成されている。保持
キャップCは、樹脂で円柱カップ状に成形されており、
ウエルドボルト11のネジ部11aに取外し可能に被冠
され、挿通孔42に挿脱可能に嵌合する大きさに形成さ
れている。また、保持キャップCの開口には、挿通孔4
2の開口縁部に当接する鍔部47が一体形成されてい
る。被冠する部分は、ネジ部11aに螺合する雌ネジ部
48に形成されている。また、図9(a)に示すよう
に、保持キャップCの底部には、ウエルドボルト11の
ネジ部11aから取外す際に、取り外しのための工具が
係合する係合部49が設けられている。実施の形態にお
いては、工具としての六角レンチが係合する六角柱穴状
に形成されている。尚、後述もするが、図9(b)
(c)に示すように、保持キャップCは、上述した形態
に限定されない。
【0019】成形装置Sの説明に戻り、図1乃至図7に
示すように、支承台21の上面より下側に、移動する成
形装置Sの移動方向に沿って延び上壁51と下壁52を
有したレール部50が設けられている。即ち、レール部
50は支承台21によって構成されており、H鋼の壁部
によって上壁51と下壁52を構成している。53は上
壁51と下壁52を中央で接続している接続板である。
レール部50は支承台21によって構成されているの
で、支承台21とレール部50を兼用でき、それだけ部
品点数を低減でき、構造も簡易で、コストダウンを図る
ことができる。レール部50は、図2及び図3に示すよ
うに、全部で6か所設けられており、外側に位置する2
つの支承台21の内側に設けられているとともに、中側
の2つの支承台21の各左右に1つずつ設けられてい
る。中側の2つの支承台21のレール部50のうち、外
側に位置する2つのレール部50は、中間可動型23及
び外側可動型24用のレール部50であり、外側に位置
する2つの支承台21の内側に設けられたレール部50
と、中側の2つの支承台21のレール部50のうち内側
に設けられた2つのレール部50とは、取付面部成形型
25用のレール部50である。
示すように、支承台21の上面より下側に、移動する成
形装置Sの移動方向に沿って延び上壁51と下壁52を
有したレール部50が設けられている。即ち、レール部
50は支承台21によって構成されており、H鋼の壁部
によって上壁51と下壁52を構成している。53は上
壁51と下壁52を中央で接続している接続板である。
レール部50は支承台21によって構成されているの
で、支承台21とレール部50を兼用でき、それだけ部
品点数を低減でき、構造も簡易で、コストダウンを図る
ことができる。レール部50は、図2及び図3に示すよ
うに、全部で6か所設けられており、外側に位置する2
つの支承台21の内側に設けられているとともに、中側
の2つの支承台21の各左右に1つずつ設けられてい
る。中側の2つの支承台21のレール部50のうち、外
側に位置する2つのレール部50は、中間可動型23及
び外側可動型24用のレール部50であり、外側に位置
する2つの支承台21の内側に設けられたレール部50
と、中側の2つの支承台21のレール部50のうち内側
に設けられた2つのレール部50とは、取付面部成形型
25用のレール部50である。
【0020】中間可動型23,取付面部成形型25及び
外側可動型24には、対応するレール部50に対向する
ように、各成形型の下側にブラケット54が突設されて
いる。各ブラケット54には、一対のローラ55が回転
可能に成形型の移動方向に並設され、転動面が上壁51
及び下壁52に対面して取付けられている。各ローラ5
5とレール部50の上壁51及び下壁52との間には、
断面円形かつ成形型の移動方向に延びるロッド56が介
装されている。一対のローラ55のブラケット54に対
する取付位置は、図7に示すように、成形型の移動時に
成形型が支承台21に対して傾いたとき、一方のローラ
55がレール部50の上壁51にロッド56を介して当
接して転動し、他方のローラ55がレール部50の下壁
52にロッド56を介して当接して転動するとともに、
両ローラ55の当該レール部50のロッド56を介して
の上壁51及び下壁52への当接によって、成形型を支
承台21の上面から浮き上がらせる位置に設定されてい
る。即ち、ローラ55の半径r、成形型の下端のコーナ
(角の点)からローラ55の回転中心までの距離L、成
形型が支承台21に支承されたときのローラ55とロッ
ド56とのクリアランスC等の寸法を、成形型を支承台
21に対して傾けたとき、ローラ55がロッド56に接
触して成形型を間隙eだけ浮き上がらせる寸法に定めて
いる。
外側可動型24には、対応するレール部50に対向する
ように、各成形型の下側にブラケット54が突設されて
いる。各ブラケット54には、一対のローラ55が回転
可能に成形型の移動方向に並設され、転動面が上壁51
及び下壁52に対面して取付けられている。各ローラ5
5とレール部50の上壁51及び下壁52との間には、
断面円形かつ成形型の移動方向に延びるロッド56が介
装されている。一対のローラ55のブラケット54に対
する取付位置は、図7に示すように、成形型の移動時に
成形型が支承台21に対して傾いたとき、一方のローラ
55がレール部50の上壁51にロッド56を介して当
接して転動し、他方のローラ55がレール部50の下壁
52にロッド56を介して当接して転動するとともに、
両ローラ55の当該レール部50のロッド56を介して
の上壁51及び下壁52への当接によって、成形型を支
承台21の上面から浮き上がらせる位置に設定されてい
る。即ち、ローラ55の半径r、成形型の下端のコーナ
(角の点)からローラ55の回転中心までの距離L、成
形型が支承台21に支承されたときのローラ55とロッ
ド56とのクリアランスC等の寸法を、成形型を支承台
21に対して傾けたとき、ローラ55がロッド56に接
触して成形型を間隙eだけ浮き上がらせる寸法に定めて
いる。
【0021】従って、この成形装置Sによって、コンク
リート製品1を成形するときは、以下のようにして行な
う。予め、図8に示すように、取付面部成形型25に凹
所成形体40を取付けておく。また、図9(a)に示す
ように、予め、ウエルドボルト11のネジ部11aに保
持キャップCの雌ネジ部48を螺合して、被冠してお
く。また、中間可動型23,取付面部成形型25及び外
側可動型24を、支承台21上に載置しておく。先ず、
型組時には、凹所成形体40の挿通孔42にウエルドボ
ルト11を保持キャップCを介して差し込む。この場
合、ウエルドボルト11を差し込むだけで保持できるの
で、取付け作業が極めて容易に行なわれる。この場合、
保持キャップCは鍔部47を有しているので、凹所成形
体40に対するウエルドボルト11の深さ方向の位置決
めを行なうことができ、凹所成形体40に対して確実に
正規の位置に位置させることができる。
リート製品1を成形するときは、以下のようにして行な
う。予め、図8に示すように、取付面部成形型25に凹
所成形体40を取付けておく。また、図9(a)に示す
ように、予め、ウエルドボルト11のネジ部11aに保
持キャップCの雌ネジ部48を螺合して、被冠してお
く。また、中間可動型23,取付面部成形型25及び外
側可動型24を、支承台21上に載置しておく。先ず、
型組時には、凹所成形体40の挿通孔42にウエルドボ
ルト11を保持キャップCを介して差し込む。この場
合、ウエルドボルト11を差し込むだけで保持できるの
で、取付け作業が極めて容易に行なわれる。この場合、
保持キャップCは鍔部47を有しているので、凹所成形
体40に対するウエルドボルト11の深さ方向の位置決
めを行なうことができ、凹所成形体40に対して確実に
正規の位置に位置させることができる。
【0022】また、一般に、ウエルドボルト11は、転
造で形成され、コストダウンを図る関係上比較的ネジ山
がラフに形成されており、その外径も一律に形成される
場合が少ない。そのため、保持キャップCを用いない
で、単に、挿通孔に差し込み保持させる場合には、ネジ
部11aと挿通孔との間にクリアランスが生じて、ウエ
ルドボルト11自体が凹所成形体40に対して多少なり
とも傾いたり捩じれたりする。この状態で成形すると、
露出した雄ネジ部が凹所10に対して多少なりとも斜め
に傾いてしまい、そのため、支持ボルト15とのはめ合
い精度が悪くなり、場合によって、はめ合いができない
ような事態も生じてしまう。しかしながら本発明の保持
キャップCによれば、ネジ部11aを螺合によって保持
キャップCにより被覆するとともに、挿通孔42に嵌合
させるので、ネジ部11aと挿通孔42との間にクリア
ランスが生じることがなく、凹所成形体40に対して正
規の位置に位置させられることになる。そのため、成形
後においても、ウエルドボルト11が凹所10に対して
傾くことなく正規の位置に位置させられることになり、
支持ボルト15とのはめ合い精度が極めて良くなる。
造で形成され、コストダウンを図る関係上比較的ネジ山
がラフに形成されており、その外径も一律に形成される
場合が少ない。そのため、保持キャップCを用いない
で、単に、挿通孔に差し込み保持させる場合には、ネジ
部11aと挿通孔との間にクリアランスが生じて、ウエ
ルドボルト11自体が凹所成形体40に対して多少なり
とも傾いたり捩じれたりする。この状態で成形すると、
露出した雄ネジ部が凹所10に対して多少なりとも斜め
に傾いてしまい、そのため、支持ボルト15とのはめ合
い精度が悪くなり、場合によって、はめ合いができない
ような事態も生じてしまう。しかしながら本発明の保持
キャップCによれば、ネジ部11aを螺合によって保持
キャップCにより被覆するとともに、挿通孔42に嵌合
させるので、ネジ部11aと挿通孔42との間にクリア
ランスが生じることがなく、凹所成形体40に対して正
規の位置に位置させられることになる。そのため、成形
後においても、ウエルドボルト11が凹所10に対して
傾くことなく正規の位置に位置させられることになり、
支持ボルト15とのはめ合い精度が極めて良くなる。
【0023】また、型組時には、中間可動型23,取付
面部成形型25及び外側可動型24を移動させて、成形
位置Aに位置決めする。この場合、各成形型を傾ける
と、一方のローラ55がレール部50の上壁51にロッ
ド56を介して当接して転動し、他方のローラ55がレ
ール部50の下壁52にロッド56を介して当接して転
動するとともに、成形型が支承台21の上面から浮き上
がる。そのため、成形型を傾けないで支承台21をスラ
イドさせる場合に比較して、摩擦抵抗が大きく減るの
で、容易に動かし易くなり、容易に成形位置Aに位置決
めできる。そのため、型組作業性が大幅に向上させられ
る。また、一対のローラ55とレール部50の上壁51
及び下壁52との間に、断面円形かつ成形型の移動方向
に延びるロッド56を介装しているので、ローラ55が
線接触することになり、それだけ、抵抗がなく、確実に
容易な移動を行なわせることができる。そして、成形位
置Aにおいては、成形型は支承台21に支承され、接触
することになる。
面部成形型25及び外側可動型24を移動させて、成形
位置Aに位置決めする。この場合、各成形型を傾ける
と、一方のローラ55がレール部50の上壁51にロッ
ド56を介して当接して転動し、他方のローラ55がレ
ール部50の下壁52にロッド56を介して当接して転
動するとともに、成形型が支承台21の上面から浮き上
がる。そのため、成形型を傾けないで支承台21をスラ
イドさせる場合に比較して、摩擦抵抗が大きく減るの
で、容易に動かし易くなり、容易に成形位置Aに位置決
めできる。そのため、型組作業性が大幅に向上させられ
る。また、一対のローラ55とレール部50の上壁51
及び下壁52との間に、断面円形かつ成形型の移動方向
に延びるロッド56を介装しているので、ローラ55が
線接触することになり、それだけ、抵抗がなく、確実に
容易な移動を行なわせることができる。そして、成形位
置Aにおいては、成形型は支承台21に支承され、接触
することになる。
【0024】そして、図示外のロック機構で固定すると
ともに、側端部成形型26を機枠20に取付けて成形位
置に位置決め固定し、インサートナット7をボルト(図
示せず)で固定する。この状態で、上から流動コンクリ
ートを流し込む。この場合、一般に、バイブレータを使
用して打設するが、成形型はローラ55に支持されるの
ではなく、支承台21に支承されて直接接触しているの
で、バイブレータによる振動があっても、接触による摩
擦抵抗によって動きにくく、所要の形状に成形できなか
ったりコンクリート漏れの原因になる等の支障が生じる
事態が防止される。また、バイブレータの振動によっ
て、ローラ55が摩耗してしまうことが防止される。
ともに、側端部成形型26を機枠20に取付けて成形位
置に位置決め固定し、インサートナット7をボルト(図
示せず)で固定する。この状態で、上から流動コンクリ
ートを流し込む。この場合、一般に、バイブレータを使
用して打設するが、成形型はローラ55に支持されるの
ではなく、支承台21に支承されて直接接触しているの
で、バイブレータによる振動があっても、接触による摩
擦抵抗によって動きにくく、所要の形状に成形できなか
ったりコンクリート漏れの原因になる等の支障が生じる
事態が防止される。また、バイブレータの振動によっ
て、ローラ55が摩耗してしまうことが防止される。
【0025】脱型時には、先ず、ロック機構(図示せ
ず)を解除して、ボルト(図示せず)を外して側端部成
形型26を機枠20から外す。これにより、インサート
ナット7の保持が解除されインサートナット7はコンク
リート製品1内に埋設状態で残されることになる。次
に、外側可動型24,中間可動型23,取付面部成形型
25を移動させて離間位置Bに位置させる。この場合、
各成形型を傾けると、一方のローラ55がレール部50
の上壁51にロッド56を介して当接して転動し、他方
のローラ55がレール部50の下壁52にロッド56を
介して当接して転動するとともに、成形型が支承台21
の上面から浮き上がる。そのため、成形型を傾けないで
支承台21をスライドさせる場合に比較して、摩擦抵抗
が大きく減るので、容易に動かし易くなり、容易に成形
位置Aに位置決めできる。そのため、脱型作業性が大幅
に向上させられる。また、バイブレータの振動によっ
て、ローラ55が摩耗してしまうことが防止されている
ので、それだけ、ローラの転動が円滑に行なわれる。
ず)を解除して、ボルト(図示せず)を外して側端部成
形型26を機枠20から外す。これにより、インサート
ナット7の保持が解除されインサートナット7はコンク
リート製品1内に埋設状態で残されることになる。次
に、外側可動型24,中間可動型23,取付面部成形型
25を移動させて離間位置Bに位置させる。この場合、
各成形型を傾けると、一方のローラ55がレール部50
の上壁51にロッド56を介して当接して転動し、他方
のローラ55がレール部50の下壁52にロッド56を
介して当接して転動するとともに、成形型が支承台21
の上面から浮き上がる。そのため、成形型を傾けないで
支承台21をスライドさせる場合に比較して、摩擦抵抗
が大きく減るので、容易に動かし易くなり、容易に成形
位置Aに位置決めできる。そのため、脱型作業性が大幅
に向上させられる。また、バイブレータの振動によっ
て、ローラ55が摩耗してしまうことが防止されている
ので、それだけ、ローラの転動が円滑に行なわれる。
【0026】特に、コンクリート製品1が載った取付面
部成形型25は重いので、支承台21上をスライドさせ
る場合には、動かしにくいが、成形型を浮き上がらせて
ローラ55を転動させることにより、容易に移動させる
ことができる。また、支承台21上をスライドさせる場
合には、摩擦抵抗によって、成形型の幅方向に平均した
動きができずに幅方向の移動差が生じてしまい、この移
動差が生じると、コンクリート製品1に無駄な力が作用
し、コンクリート製品1を損傷してしまうことがある
が、成形型を浮き上がらせてローラ55を転動させるこ
とにより、成形型の幅方向に平均した動きをさせること
ができ、そのため、コンクリート製品1に損傷を与えて
しまう事態が防止される。
部成形型25は重いので、支承台21上をスライドさせ
る場合には、動かしにくいが、成形型を浮き上がらせて
ローラ55を転動させることにより、容易に移動させる
ことができる。また、支承台21上をスライドさせる場
合には、摩擦抵抗によって、成形型の幅方向に平均した
動きができずに幅方向の移動差が生じてしまい、この移
動差が生じると、コンクリート製品1に無駄な力が作用
し、コンクリート製品1を損傷してしまうことがある
が、成形型を浮き上がらせてローラ55を転動させるこ
とにより、成形型の幅方向に平均した動きをさせること
ができ、そのため、コンクリート製品1に損傷を与えて
しまう事態が防止される。
【0027】この離間位置Bにおいて、取付面部成形型
25から、コンクリート製品1をクレーン等で持ち上
げ、脱型する。この場合、ウエルドボルト11は凹所成
形体40の挿通孔42に保持キャップCを介して差し込
まれているだけなので、容易に凹所成形体40から離脱
する。そのため、従来のように、支承台21から取付面
部成形型25を降ろして、裏から凹所成形体40のナッ
トを外してウエルドボルト11を外すような煩雑な作業
が不要になり、極めて脱型作業が容易に行なわれる。
25から、コンクリート製品1をクレーン等で持ち上
げ、脱型する。この場合、ウエルドボルト11は凹所成
形体40の挿通孔42に保持キャップCを介して差し込
まれているだけなので、容易に凹所成形体40から離脱
する。そのため、従来のように、支承台21から取付面
部成形型25を降ろして、裏から凹所成形体40のナッ
トを外してウエルドボルト11を外すような煩雑な作業
が不要になり、極めて脱型作業が容易に行なわれる。
【0028】そして、脱型後に、保持キャップCをウエ
ルドボルト11から取り外す。この場合、六角レンチを
係合部49に係合させて回転させれば良い。そのため、
手のみでは凹所10が狭いと回転操作しにくいが、六角
レンチで容易に回転できるので、極めて容易に取り外す
ことができる。保持キャップCを取外した状態では、ネ
ジ部11aは、螺合によって保持キャップCにより被覆
されて、挿通孔42に嵌合させられていたので、ネジ部
11aと挿通孔42との間にクリアランスが生じること
がない状態で埋設されたことから、ウエルドボルト11
が凹所10に対して傾くことなく正規の位置に位置させ
られることになり、支持ボルト15とのはめ合い精度が
極めて良くなる。
ルドボルト11から取り外す。この場合、六角レンチを
係合部49に係合させて回転させれば良い。そのため、
手のみでは凹所10が狭いと回転操作しにくいが、六角
レンチで容易に回転できるので、極めて容易に取り外す
ことができる。保持キャップCを取外した状態では、ネ
ジ部11aは、螺合によって保持キャップCにより被覆
されて、挿通孔42に嵌合させられていたので、ネジ部
11aと挿通孔42との間にクリアランスが生じること
がない状態で埋設されたことから、ウエルドボルト11
が凹所10に対して傾くことなく正規の位置に位置させ
られることになり、支持ボルト15とのはめ合い精度が
極めて良くなる。
【0029】尚、保持キャップCは、上述したものに限
定されない。保持キャップCの別の例について説明す
る。図9(b)に示す保持キャップCは、上記と同様に
樹脂で形成されており、ウエルドボルト11のネジ部1
1aから取外す際に、破断可能な2条の破断線60が設
けられている。この破断線60で挟まれた部分が破断部
61として構成されている。62は破断部に連設され手
で引っ張り可能な突起である。従って、この実施の形態
に係る保持キャップCによれば、成形後に取り外すとき
は、突起62を手で引っ張り、破断部61を破断線60
に沿って破断させて取り去り、残りを取り外せば良い。
そのため、手のみでは凹所10が狭いと回転操作しにく
いが、破断させるだけで極めて容易に取り外すことがで
きる。
定されない。保持キャップCの別の例について説明す
る。図9(b)に示す保持キャップCは、上記と同様に
樹脂で形成されており、ウエルドボルト11のネジ部1
1aから取外す際に、破断可能な2条の破断線60が設
けられている。この破断線60で挟まれた部分が破断部
61として構成されている。62は破断部に連設され手
で引っ張り可能な突起である。従って、この実施の形態
に係る保持キャップCによれば、成形後に取り外すとき
は、突起62を手で引っ張り、破断部61を破断線60
に沿って破断させて取り去り、残りを取り外せば良い。
そのため、手のみでは凹所10が狭いと回転操作しにく
いが、破断させるだけで極めて容易に取り外すことがで
きる。
【0030】次に、保持キャップCのもう一つ別の例に
ついて説明する。図9(c)に示す保持キャップCは、
上記と同様に樹脂で形成されており、底部に、ウエルド
ボルト11のネジ部11aから取外す際に、手や挾持工
具で把持可能な突出した把持部64が設けられている。
従って、この実施の形態に係る保持キャップCによれ
ば、成形後に取り外すときは、把持部64を手や挾持工
具で把持して回転させれば良い。そのため、手のみでは
凹所10が狭いと回転操作しにくいが、把持部を把持し
て容易に回転できるので、極めて容易に取り外すことが
できる。
ついて説明する。図9(c)に示す保持キャップCは、
上記と同様に樹脂で形成されており、底部に、ウエルド
ボルト11のネジ部11aから取外す際に、手や挾持工
具で把持可能な突出した把持部64が設けられている。
従って、この実施の形態に係る保持キャップCによれ
ば、成形後に取り外すときは、把持部64を手や挾持工
具で把持して回転させれば良い。そのため、手のみでは
凹所10が狭いと回転操作しにくいが、把持部を把持し
て容易に回転できるので、極めて容易に取り外すことが
できる。
【0031】
【実施例】本発明の実施例について示す。図10に示す
ように、レール部50とローラ55の取付け寸法を図示
する寸法に定めた。
ように、レール部50とローラ55の取付け寸法を図示
する寸法に定めた。
【0032】尚、上記実施の形態においては、レール部
50を支承台21によって構成したが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、別異にレール部50を設けて
構成しても良く適宜変更して差支えない。また、上記実
施の形態では、コンクリート製品1として基礎ブロック
の場合で説明したが必ずしもこれに限定されるものでは
なく、どのようなコンクリート製品であっても良い。
50を支承台21によって構成したが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、別異にレール部50を設けて
構成しても良く適宜変更して差支えない。また、上記実
施の形態では、コンクリート製品1として基礎ブロック
の場合で説明したが必ずしもこれに限定されるものでは
なく、どのようなコンクリート製品であっても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート製品の成形装置によれば、成形型を傾けるだけで成
形型を浮き上がらせてローラを転動させることにより移
動させることができるので、型組時や脱型時の成形型の
移動を容易に行なうことができ、作業性を大幅に向上さ
せることができる。特に、脱型時において、コンクリー
ト製品が載った成形型を移動させる場合には重いので、
支承台上をスライドさせると動かしにくいが、成形型を
浮き上がらせてローラを転動させて移動させることがで
きるので、極めて移動を容易に行なうことができる。
ート製品の成形装置によれば、成形型を傾けるだけで成
形型を浮き上がらせてローラを転動させることにより移
動させることができるので、型組時や脱型時の成形型の
移動を容易に行なうことができ、作業性を大幅に向上さ
せることができる。特に、脱型時において、コンクリー
ト製品が載った成形型を移動させる場合には重いので、
支承台上をスライドさせると動かしにくいが、成形型を
浮き上がらせてローラを転動させて移動させることがで
きるので、極めて移動を容易に行なうことができる。
【0034】また、支承台上をスライドさせる場合に
は、摩擦抵抗によって、成形型の幅方向に平均した動き
ができずに幅方向の移動差が生じてしまい、この移動差
が生じると、コンクリート製品に無駄な力が作用し、コ
ンクリート製品を損傷してしまうことがあるが、成形型
を浮き上がらせてローラを転動させることにより、成形
型の幅方向に平均した動きをさせることができ、そのた
め、コンクリート製品に損傷を与えてしまう事態を防止
することができるという効果がある。更に、成形時に、
バイブレータを使用してコンクリートを打設するとき等
振動があっても、成形型はローラに支持されるのではな
く、支承台に支承されて直接接触しているので、接触に
よる摩擦抵抗によって動きにくく、そのため、所要の形
状に成形できなかったりコンクリート漏れの原因になる
等の支障が生じる事態を防止することができる。また、
成形型はローラに支持されるのではなく、支承台に支承
されて直接接触しているので、ローラに負担がかかるこ
とがなく、バイブレータの振動等によって、ローラが摩
耗してしまうことが防止され、そのため、確実にローラ
の転動を円滑に行なわせることができることから、成形
型の幅方向に平均した動きをさせることができ、そのた
め、コンクリート製品に損傷を与えてしまう事態を防止
することができる。
は、摩擦抵抗によって、成形型の幅方向に平均した動き
ができずに幅方向の移動差が生じてしまい、この移動差
が生じると、コンクリート製品に無駄な力が作用し、コ
ンクリート製品を損傷してしまうことがあるが、成形型
を浮き上がらせてローラを転動させることにより、成形
型の幅方向に平均した動きをさせることができ、そのた
め、コンクリート製品に損傷を与えてしまう事態を防止
することができるという効果がある。更に、成形時に、
バイブレータを使用してコンクリートを打設するとき等
振動があっても、成形型はローラに支持されるのではな
く、支承台に支承されて直接接触しているので、接触に
よる摩擦抵抗によって動きにくく、そのため、所要の形
状に成形できなかったりコンクリート漏れの原因になる
等の支障が生じる事態を防止することができる。また、
成形型はローラに支持されるのではなく、支承台に支承
されて直接接触しているので、ローラに負担がかかるこ
とがなく、バイブレータの振動等によって、ローラが摩
耗してしまうことが防止され、そのため、確実にローラ
の転動を円滑に行なわせることができることから、成形
型の幅方向に平均した動きをさせることができ、そのた
め、コンクリート製品に損傷を与えてしまう事態を防止
することができる。
【0035】更に、レール部を2以上設け、各レール部
に対応して成形型にブラケット及びローラを設けた場合
には、成形型を複数の位置でローラで支持して移動させ
ることができるので、それだけ、安定が得られ、確実に
容易な移動を達成できる。また、一対のローラとレール
部の上壁及び下壁との間に、断面円形かつ成形型の移動
方向に延びるロッドを介装した場合には、ローラが線接
触するので、それだけ、抵抗がなく、確実に容易な移動
を達成できる。更に、レール部を支承台によって構成し
た場合には支承台とレール部を兼用できるので、それだ
け部品点数を低減でき、構造も簡易で、コストダウンを
図ることができる。
に対応して成形型にブラケット及びローラを設けた場合
には、成形型を複数の位置でローラで支持して移動させ
ることができるので、それだけ、安定が得られ、確実に
容易な移動を達成できる。また、一対のローラとレール
部の上壁及び下壁との間に、断面円形かつ成形型の移動
方向に延びるロッドを介装した場合には、ローラが線接
触するので、それだけ、抵抗がなく、確実に容易な移動
を達成できる。更に、レール部を支承台によって構成し
た場合には支承台とレール部を兼用できるので、それだ
け部品点数を低減でき、構造も簡易で、コストダウンを
図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るコンクリート製品の
成形装置を示す側面図である。
成形装置を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るコンクリート製品の
成形装置を示す図1中X線視断面図である。
成形装置を示す図1中X線視断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るコンクリート製品の
成形装置を示す図1中Y線視断面図である。
成形装置を示す図1中Y線視断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るコンクリート製品の
成形装置を示す要部側面断面図である。
成形装置を示す要部側面断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るコンクリート製品の
成形装置の取付面部成形型を示す要部図である。
成形装置の取付面部成形型を示す要部図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るコンクリート製品の
成形装置のレール部の状態を示す拡大断面図である。
成形装置のレール部の状態を示す拡大断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るコンクリート製品の
成形装置のレール部の状態をその作用とともに示す拡大
断面図である。
成形装置のレール部の状態をその作用とともに示す拡大
断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るコンクリート製品の
成形装置の埋設具保持装置及びこれに用いる保持キャッ
プを示す側面断面図である。
成形装置の埋設具保持装置及びこれに用いる保持キャッ
プを示す側面断面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るコンクリート製品の
成形装置の埋設具保持装置に用いる保持キャップの例
(a)(b)(c)を示す斜視図である。
成形装置の埋設具保持装置に用いる保持キャップの例
(a)(b)(c)を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る成形装置で成形す
るコンクリート製品の一例を使用状態とともに示し、
(a)は正面斜視図,(b)は背面斜視図である。
るコンクリート製品の一例を使用状態とともに示し、
(a)は正面斜視図,(b)は背面斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る成形装置で成形す
るコンクリート製品の一例を使用状態とともに示す背面
図である。
るコンクリート製品の一例を使用状態とともに示す背面
図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る成形装置で成形す
るコンクリート製品の一例の要部拡大断面図である。
るコンクリート製品の一例の要部拡大断面図である。
【図14】コンクリート製品の成形装置の一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図15】従来のコンクリート製品の成形装置を示す側
面図である。
面図である。
【図16】従来のコンクリート製品の成形装置を示す部
分斜視図である。
分斜視図である。
【図17】従来のコンクリート製品の成形装置の埋設具
保持装置を示す側面断面図である。
保持装置を示す側面断面図である。
S 成形装置 H 埋設具保持装置 C 保持キャップ 1 コンクリート製品 2 表面部 3 裏面部 4 設置面部 5 取付面部 6 側端部 7 インサートナット 10 凹所10 11 ウエルドボルト(埋設具) 11a ネジ部(露出部) 11b 埋設部 15 支持ボルト 20 機枠 21 支承台 A 成形位置 B 離間位置 R 裏面部成形面 F 表面部成形面 22 固定型 23 中間可動型 24 外側可動型 25 取付面部成形型 26 側端部成形型 30 表面成形板 31 板体部 32 型部 33 フック 34 係合孔 40 凹所成形体 41 本体 42 挿通孔(保持部) 43 取付孔 44 取付ネジ 45 ナット 47 鍔部 48 雌ネジ部 49 係合部 50 レール部 51 上壁 52 下壁 53 接続板 54 ブラケット 55 ローラ 56 ロッド 60 破断線 64 把持部
Claims (4)
- 【請求項1】 分割された複数の成形型を有し、これら
の成形型のうち所要の成形型をコンクリート製品を成形
する成形位置及び該成形位置から離間する離間位置に移
動可能に支承台の上面に支承したコンクリート製品の成
形装置において、 上記支承台の上面より下側に上記移動する成形型の移動
方向に沿って延び上壁及び下壁を有したレール部を設
け、上記移動する成形型の下側にブラケットを突設し、
該ブラケットに一対のローラを回転可能かつ成形型の移
動方向に並設して取付けるとともに、該一対のローラの
ブラケットに対する取付位置を、上記成形型の移動時に
該成形型が上記支承台に対して傾いたとき、一方のロー
ラが上記レールの上壁に当接して転動し、他方のローラ
が上記レールの下壁に当接して転動するとともに、該両
ローラの当該レールの上壁及び下壁への当接によって上
記成形型を支承台の上面から浮き上がらせる位置に設定
したことを特徴とするコンクリート製品の成形装置。 - 【請求項2】 上記レール部を2以上設け、各レール部
に対応して上記成形型に上記ブラケット及びローラを設
けたことを特徴とする請求項1記載のコンクリート製品
の成形装置。 - 【請求項3】 上記一対のローラと上記レールの上壁及
び下壁との間に、断面円形かつ上記成形型の移動方向に
延びるロッドを介装したことを特徴とする請求項1また
は2記載のコンクリート製品の成形装置。 - 【請求項4】 上記レール部を支承台によって構成した
ことを特徴とする請求項1,2または3記載のコンクリ
ート製品の成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5889297A JPH10249835A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | コンクリート製品の成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5889297A JPH10249835A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | コンクリート製品の成形装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10249835A true JPH10249835A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13097448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5889297A Pending JPH10249835A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | コンクリート製品の成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10249835A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102248603A (zh) * | 2011-05-19 | 2011-11-23 | 赵民忠 | 一种带滑轮的墙板机 |
| CN102398298A (zh) * | 2011-11-04 | 2012-04-04 | 北京恒源景升生态科技有限责任公司 | 一种带滑动底板的墙板机及其应用方法 |
| CN103831892A (zh) * | 2014-03-27 | 2014-06-04 | 宁波平海建材有限公司 | 多砌块一次成型模具 |
-
1997
- 1997-03-13 JP JP5889297A patent/JPH10249835A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102248603A (zh) * | 2011-05-19 | 2011-11-23 | 赵民忠 | 一种带滑轮的墙板机 |
| CN102398298A (zh) * | 2011-11-04 | 2012-04-04 | 北京恒源景升生态科技有限责任公司 | 一种带滑动底板的墙板机及其应用方法 |
| CN103831892A (zh) * | 2014-03-27 | 2014-06-04 | 宁波平海建材有限公司 | 多砌块一次成型模具 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10249835A (ja) | コンクリート製品の成形装置 | |
| JPH10258412A (ja) | コンクリート成形型の埋設具保持装置及びコンクリート成形型の埋設具保持装置に用いる保持キャップ | |
| JP3135368B2 (ja) | 支承のレベル調整方法 | |
| JP7018253B2 (ja) | 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造の建て方工法 | |
| JP2932893B2 (ja) | 構造支柱下端の支持装置 | |
| JPH09296611A (ja) | コンクリート構造物の施工中に設けられる安全柵用支柱の固定具 | |
| JP2715046B2 (ja) | 押出架設用橋桁の可動部支承方法 | |
| JP2002194897A (ja) | 鉄骨柱の目違い修正用治具 | |
| JPH1181201A (ja) | 地下鉄軌道スラブのパネル | |
| JP2757728B2 (ja) | 構造物用弾性支承体の据付方法 | |
| JP3774762B2 (ja) | アンカーボルト設置構造 | |
| JPH083590Y2 (ja) | 凹部成型用の型枠装置 | |
| JPH049883B2 (ja) | ||
| JP2533468Y2 (ja) | 擁壁ブロック | |
| JPH09268729A (ja) | 手摺支柱角度自在ブラケット | |
| JPH0796215B2 (ja) | コンクリートセグメントの製造用型枠 | |
| JPH0579042A (ja) | アンカー部材植付け用孔の形成方法及び孔形成型 | |
| JP2000336657A (ja) | 型枠装置 | |
| JP2001081870A (ja) | ジョイントピン設置装置およびユニット建物設置方法 | |
| JPH0452008Y2 (ja) | ||
| JPH0849306A (ja) | アンカーボルト定着装置 | |
| JPH09196285A (ja) | 自動販売機固定装置 | |
| JPH10184644A (ja) | 複合ナット、据付け部材及び構造体の高さ調整方法 | |
| IT202200023874A1 (it) | Dispositivo di supporto di scafi di imbarcazioni | |
| JP2000144634A (ja) | 弾性支承装置 |