JPH10250377A - 自動車の車体におけるヒンジアーム貫通孔のシール構造 - Google Patents
自動車の車体におけるヒンジアーム貫通孔のシール構造Info
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- JPH10250377A JPH10250377A JP7277197A JP7277197A JPH10250377A JP H10250377 A JPH10250377 A JP H10250377A JP 7277197 A JP7277197 A JP 7277197A JP 7277197 A JP7277197 A JP 7277197A JP H10250377 A JPH10250377 A JP H10250377A
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- Japan
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- hole
- door
- hinge arm
- vehicle body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドアを支持するヒンジアームが貫通する孔か
らの雨水の浸入を防止できる、自動車の車体におけるヒ
ンジアーム貫通孔のシール構造を提供する。 【解決手段】 車体に設けられた開口を開閉するドア
(24)に固定され、車体に揺動可能に連結されたヒン
ジアーム(26)を備え、このヒンジアームが車体の貫
通孔(28)を貫通して移動可能であり、貫通孔をふさ
ぐふた(30)を有する自動車の車体における前記貫通
孔のシール構造であって、環状のシール材(32)を備
える。このシール材は、貫通孔の周縁部分(29)を嵌
入させ、これによって周縁部分に取り付けられる固定部
(40)と、この固定部から突出され、ふたと接触可能
なリップ部(41)と、ドアが全開したときヒンジアー
ムが突き当たる、固定部から突出されたストッパ部(4
2)とを有する。
らの雨水の浸入を防止できる、自動車の車体におけるヒ
ンジアーム貫通孔のシール構造を提供する。 【解決手段】 車体に設けられた開口を開閉するドア
(24)に固定され、車体に揺動可能に連結されたヒン
ジアーム(26)を備え、このヒンジアームが車体の貫
通孔(28)を貫通して移動可能であり、貫通孔をふさ
ぐふた(30)を有する自動車の車体における前記貫通
孔のシール構造であって、環状のシール材(32)を備
える。このシール材は、貫通孔の周縁部分(29)を嵌
入させ、これによって周縁部分に取り付けられる固定部
(40)と、この固定部から突出され、ふたと接触可能
なリップ部(41)と、ドアが全開したときヒンジアー
ムが突き当たる、固定部から突出されたストッパ部(4
2)とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の車体におけ
るヒンジアーム貫通孔のシール構造に関し、特に、自動
車のバックドアを揺動可能に支持するヒンジアームが貫
通する孔に適用できるシール構造に関する。
るヒンジアーム貫通孔のシール構造に関し、特に、自動
車のバックドアを揺動可能に支持するヒンジアームが貫
通する孔に適用できるシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】バックドアを備える自動車では、バック
ドアが開閉する車体の開口に障害物を存在させないため
に、バックドアを支持し、車体に揺動可能に連結される
ヒンジアームを前記開口の側方で車体に開けた貫通孔に
通すことがある。この場合、前記貫通孔を経て雨水やダ
ストが車室内に進入するのを防止するシール構造が必要
となる。
ドアが開閉する車体の開口に障害物を存在させないため
に、バックドアを支持し、車体に揺動可能に連結される
ヒンジアームを前記開口の側方で車体に開けた貫通孔に
通すことがある。この場合、前記貫通孔を経て雨水やダ
ストが車室内に進入するのを防止するシール構造が必要
となる。
【0003】このシール構造の1つとして、図4に示し
たものがある(実開昭56-136859 号公報)。ドア10を
支持し、車体11に揺動可能に連結されたヒンジアーム
12は、車体に設けられた貫通孔13を貫通して配置さ
れ、移動可能である。ふたを兼ねるシール材14がヒン
ジアーム12に取り付けられている。このシール材14
は、ドア10が閉まったとき、車体の貫通孔13周縁の
シール座15と接触して本来の機能を発揮する。
たものがある(実開昭56-136859 号公報)。ドア10を
支持し、車体11に揺動可能に連結されたヒンジアーム
12は、車体に設けられた貫通孔13を貫通して配置さ
れ、移動可能である。ふたを兼ねるシール材14がヒン
ジアーム12に取り付けられている。このシール材14
は、ドア10が閉まったとき、車体の貫通孔13周縁の
シール座15と接触して本来の機能を発揮する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記シール構造では、
前記シール座を車体に作る際の制約からシール座の高さ
を高くすることが限られている。また、シール座の自由
端に向けて末広状となるようにシール座を形成すること
が難しい。その結果、たとえば雨が降っているときドア
を開けたり、雨はやんだがまだ水滴がドアに付着してい
るときドアを開けたりすると、雨水が貫通孔のある壁面
に沿って流れ、貫通孔の近くを流れる水が貫通孔内に浸
入するおそれがある。
前記シール座を車体に作る際の制約からシール座の高さ
を高くすることが限られている。また、シール座の自由
端に向けて末広状となるようにシール座を形成すること
が難しい。その結果、たとえば雨が降っているときドア
を開けたり、雨はやんだがまだ水滴がドアに付着してい
るときドアを開けたりすると、雨水が貫通孔のある壁面
に沿って流れ、貫通孔の近くを流れる水が貫通孔内に浸
入するおそれがある。
【0005】本発明は、ドアを支持するヒンジアームが
貫通する孔からの雨水の浸入を防止できる、自動車の車
体におけるヒンジアーム貫通孔のシール構造を提供す
る。
貫通する孔からの雨水の浸入を防止できる、自動車の車
体におけるヒンジアーム貫通孔のシール構造を提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体に設けら
れた開口を開閉するドアに固定され、前記車体に揺動可
能に連結されたヒンジアームを備え、このヒンジアーム
が車体の貫通孔を貫通して移動可能であり、前記貫通孔
をふさぐふたを有する自動車の車体における前記貫通孔
のシール構造であって、環状のシール材を備える。この
シール材は、前記貫通孔の周縁部分を嵌入させ、これに
よって前記周縁部分に取り付けられる固定部と、この固
定部から突出され、前記ふたと接触可能なリップ部と、
前記ドアが全開したとき前記ヒンジアームが突き当た
る、前記固定部から突出されたストッパ部とを有する。
れた開口を開閉するドアに固定され、前記車体に揺動可
能に連結されたヒンジアームを備え、このヒンジアーム
が車体の貫通孔を貫通して移動可能であり、前記貫通孔
をふさぐふたを有する自動車の車体における前記貫通孔
のシール構造であって、環状のシール材を備える。この
シール材は、前記貫通孔の周縁部分を嵌入させ、これに
よって前記周縁部分に取り付けられる固定部と、この固
定部から突出され、前記ふたと接触可能なリップ部と、
前記ドアが全開したとき前記ヒンジアームが突き当た
る、前記固定部から突出されたストッパ部とを有する。
【0007】
【作用及び効果】ドアを全閉したとき、ヒンジアームに
取り付けたふたがシール材のリップ部と接触し、シール
機能を発揮する。ドアを全開するとき、ヒンジアームが
シール材のストッパ部に突き当たり、ドアのそれ以上の
開放を阻止する。ドアを開いた状態では、シール材のリ
ップ部が雨水の浸入を防止する。
取り付けたふたがシール材のリップ部と接触し、シール
機能を発揮する。ドアを全開するとき、ヒンジアームが
シール材のストッパ部に突き当たり、ドアのそれ以上の
開放を阻止する。ドアを開いた状態では、シール材のリ
ップ部が雨水の浸入を防止する。
【0008】ヒンジアームが貫通する孔の周縁に取り付
けたシール材がリップ部を有するため、ドアを閉じたと
き、ヒンジアームのふたがリップ部に均一に密接する。
これによって、シール性能を向上できる。
けたシール材がリップ部を有するため、ドアを閉じたと
き、ヒンジアームのふたがリップ部に均一に密接する。
これによって、シール性能を向上できる。
【0009】シール材のリップ部の形状や寸法を貫通孔
の形状や寸法の制約を受けることなく適当に選定できる
ことから、ドアを開いたとき、雨水が貫通孔に浸入する
のを防止できる。すなわち、図4に示したシール構造で
は、前述のように、シール座の高さを高くしたり、シー
ル座を自由端に向けて末広状に形成したりすることが限
られていた。そのため、ドアを開いたときの雨水の浸入
防止効果が不十分であった。これに対して、別個に形成
したシール材を貫通孔の周縁に取り付ける本発明では、
実質的に何等の制約なくシール材を形成することができ
るため、一方ではドアを閉じたときのシール性を高め、
他方ではドアを開いたときの雨水の浸入防止効果を高め
るようにリップ部の形状や寸法を選定できる。
の形状や寸法の制約を受けることなく適当に選定できる
ことから、ドアを開いたとき、雨水が貫通孔に浸入する
のを防止できる。すなわち、図4に示したシール構造で
は、前述のように、シール座の高さを高くしたり、シー
ル座を自由端に向けて末広状に形成したりすることが限
られていた。そのため、ドアを開いたときの雨水の浸入
防止効果が不十分であった。これに対して、別個に形成
したシール材を貫通孔の周縁に取り付ける本発明では、
実質的に何等の制約なくシール材を形成することができ
るため、一方ではドアを閉じたときのシール性を高め、
他方ではドアを開いたときの雨水の浸入防止効果を高め
るようにリップ部の形状や寸法を選定できる。
【0010】シール材がリップ部とストッパ部とを有す
るため、1つのシール材にシール機能とヒンジアームの
ストッパ機能とを持たせることができる。これによっ
て、部品点数を減らすことができる。さらに、シール材
とストッパとを別個に取り付けていた作業を1つの作業
で済ませることが可能となり、作業能率を向上できる。
るため、1つのシール材にシール機能とヒンジアームの
ストッパ機能とを持たせることができる。これによっ
て、部品点数を減らすことができる。さらに、シール材
とストッパとを別個に取り付けていた作業を1つの作業
で済ませることが可能となり、作業能率を向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るシール構造は、車体
に設けられた開口を開閉するドアに固定され、前記車体
に揺動可能に連結されたヒンジアームを備え、このヒン
ジアームが車体の貫通孔を貫通して移動可能であり、前
記貫通孔をふさぐふたを有する自動車の車体において、
前記ドアを閉めたとき、前記貫通孔を密封する構造であ
る。ドアはバックドア又はラッゲージドアである。ヒン
ジアームは、車体の幅方向の2つの側部のそれぞれにお
いてドアに取り付けられる。ドアは、トーションバース
プリング又は油圧シリンダ装置による補助力を受け、開
放を容易にするように形成される。
に設けられた開口を開閉するドアに固定され、前記車体
に揺動可能に連結されたヒンジアームを備え、このヒン
ジアームが車体の貫通孔を貫通して移動可能であり、前
記貫通孔をふさぐふたを有する自動車の車体において、
前記ドアを閉めたとき、前記貫通孔を密封する構造であ
る。ドアはバックドア又はラッゲージドアである。ヒン
ジアームは、車体の幅方向の2つの側部のそれぞれにお
いてドアに取り付けられる。ドアは、トーションバース
プリング又は油圧シリンダ装置による補助力を受け、開
放を容易にするように形成される。
【0012】環状のシール材が設けられる。このシール
材は、ブチルゴム又はウレタンゴムのような合成ゴムを
成形して得ることができる。シール材は、前記貫通孔の
周縁部分を嵌入させ、これによって前記周縁部分に取り
付けられる固定部と、この固定部から突出され、前記ふ
たと接触可能なリップ部と、前記ドアが全開したとき前
記ヒンジアームが突き当たる、前記固定部から突出され
たストッパ部とを有する。前記リップ部は、その自由端
が貫通孔の半径方向の外方へ向き、かつ、貫通孔の全周
にわたるように形成することができる。これに対して、
前記ストッパ部はヒンジアームが突き当たる部位のみに
設ければ十分であるが、貫通孔の全周にわたるように形
成することもできる。
材は、ブチルゴム又はウレタンゴムのような合成ゴムを
成形して得ることができる。シール材は、前記貫通孔の
周縁部分を嵌入させ、これによって前記周縁部分に取り
付けられる固定部と、この固定部から突出され、前記ふ
たと接触可能なリップ部と、前記ドアが全開したとき前
記ヒンジアームが突き当たる、前記固定部から突出され
たストッパ部とを有する。前記リップ部は、その自由端
が貫通孔の半径方向の外方へ向き、かつ、貫通孔の全周
にわたるように形成することができる。これに対して、
前記ストッパ部はヒンジアームが突き当たる部位のみに
設ければ十分であるが、貫通孔の全周にわたるように形
成することもできる。
【0013】
【実施例】シール構造は、ドアが閉じた状態を示す図1
と、ドアが開いた状態を示す図2と、シール材を斜視状
態で示す図3とを参照すると、車体20に設けられた開
口を開閉するドア24に固定され、車体20に揺動可能
に連結されたヒンジアーム26を備え、このヒンジアー
ム26が車体の貫通孔28を貫通して移動可能であり、
貫通孔28をふさぐふた30を有する自動車の車体にお
いて、ドア24が前記開口を閉じたとき貫通孔28を密
封する構造であって、環状のシール材32を備える。な
お、前記開口は図1の紙面の手前にあるため、図1には
現れていない。
と、ドアが開いた状態を示す図2と、シール材を斜視状
態で示す図3とを参照すると、車体20に設けられた開
口を開閉するドア24に固定され、車体20に揺動可能
に連結されたヒンジアーム26を備え、このヒンジアー
ム26が車体の貫通孔28を貫通して移動可能であり、
貫通孔28をふさぐふた30を有する自動車の車体にお
いて、ドア24が前記開口を閉じたとき貫通孔28を密
封する構造であって、環状のシール材32を備える。な
お、前記開口は図1の紙面の手前にあるため、図1には
現れていない。
【0014】図示の実施例では、前記開口は自動車20
の車室後部に設けられたもので、ドア24はバックドア
である。ヒンジアーム26は、全体がほぼS 字状を呈す
るように形成されており、車体20の幅方向にある2つ
の側部のそれぞれにおいて車体20に取り付けたブラケ
ット34に揺動可能に支持され、かつ、ドア24にボル
ト止めされている。ヒンジアーム26には、リンク36
が揺動可能に結合されている。ヒンジアーム26は、リ
ンク36を介してトーションバースプリング38のばね
力を受けている。このばね力は、ドア24を開くときド
ア24の重量を負担し、ドア24の開放を容易にする。
の車室後部に設けられたもので、ドア24はバックドア
である。ヒンジアーム26は、全体がほぼS 字状を呈す
るように形成されており、車体20の幅方向にある2つ
の側部のそれぞれにおいて車体20に取り付けたブラケ
ット34に揺動可能に支持され、かつ、ドア24にボル
ト止めされている。ヒンジアーム26には、リンク36
が揺動可能に結合されている。ヒンジアーム26は、リ
ンク36を介してトーションバースプリング38のばね
力を受けている。このばね力は、ドア24を開くときド
ア24の重量を負担し、ドア24の開放を容易にする。
【0015】ふた30は、貫通孔28の形状と実質的に
一致するか、又は相似形状の板材からなり、ヒンジアー
ム26に溶接付けされている。図示の実施例では、貫通
孔28は、平面形状が長方形状を呈し、かつ、短い方の
辺が車体の幅方向へ伸びるように開けられている。
一致するか、又は相似形状の板材からなり、ヒンジアー
ム26に溶接付けされている。図示の実施例では、貫通
孔28は、平面形状が長方形状を呈し、かつ、短い方の
辺が車体の幅方向へ伸びるように開けられている。
【0016】シール材32は、車体の貫通孔28の周縁
部分29を嵌入させ、これによって周縁部分29に取り
付けられる固定部40と、この固定部40から突出さ
れ、ふた30と接触可能なリップ部41と、ドア24が
全開したときヒンジアーム26が突き当たる、固定部4
0から突出されたストッパ部42とを有する。
部分29を嵌入させ、これによって周縁部分29に取り
付けられる固定部40と、この固定部40から突出さ
れ、ふた30と接触可能なリップ部41と、ドア24が
全開したときヒンジアーム26が突き当たる、固定部4
0から突出されたストッパ部42とを有する。
【0017】図示の実施例では、貫通孔28の周縁部分
29は車体20のパネル21の平坦面から車室外方へ向
けて直立しており、シール材32の固定部40は周縁部
分29が入る全周にわたっている溝43を有する。リッ
プ部41は、平面形状が長方形状を呈するもので、固定
部40の全周にわたるように固定部40に一体に形成さ
れている。固定部40の溝43内に周縁部分29を嵌入
させると、リップ部41が固定部40から車室外方へ突
出する。リップ部41は、さらに、その自由端44が貫
通孔28の半径方向の外方へ向くように曲げられてい
る。その結果、リップ部41と固定部40との間は環状
の溝45となっている。一方、ストッパ部42は、ヒン
ジアーム26が突き当たる部位だけに設けられ、固定部
40から車室内方へ突出している。
29は車体20のパネル21の平坦面から車室外方へ向
けて直立しており、シール材32の固定部40は周縁部
分29が入る全周にわたっている溝43を有する。リッ
プ部41は、平面形状が長方形状を呈するもので、固定
部40の全周にわたるように固定部40に一体に形成さ
れている。固定部40の溝43内に周縁部分29を嵌入
させると、リップ部41が固定部40から車室外方へ突
出する。リップ部41は、さらに、その自由端44が貫
通孔28の半径方向の外方へ向くように曲げられてい
る。その結果、リップ部41と固定部40との間は環状
の溝45となっている。一方、ストッパ部42は、ヒン
ジアーム26が突き当たる部位だけに設けられ、固定部
40から車室内方へ突出している。
【0018】シール材32の固定部40を貫通孔28の
周縁部分29に取り付けて使用するとき、図1に示した
ようにドア24を全閉すると、ヒンジアーム26に取り
付けたふた30がシール材32のリップ部41と接触
し、シール材32はシール機能を発揮する。図2に示し
たようにドア24を全開すると、ヒンジアーム26がシ
ール材32のストッパ部42に突き当たり、ドア24の
それ以上の開放を阻止する。ドア24を開いた状態で
は、シール材32のリップ部41が雨水の浸入を防止す
る。シール材32は、パネル21から独立した部品とし
て作ることができ,実質的に何等の制約を受けない。し
たがって、パネル21の平坦面からリップ部41までの
距離H は、周縁部分29の直立距離h より大きくするこ
とができる。これは雨水の浸入防止効果を高める上で好
ましい。
周縁部分29に取り付けて使用するとき、図1に示した
ようにドア24を全閉すると、ヒンジアーム26に取り
付けたふた30がシール材32のリップ部41と接触
し、シール材32はシール機能を発揮する。図2に示し
たようにドア24を全開すると、ヒンジアーム26がシ
ール材32のストッパ部42に突き当たり、ドア24の
それ以上の開放を阻止する。ドア24を開いた状態で
は、シール材32のリップ部41が雨水の浸入を防止す
る。シール材32は、パネル21から独立した部品とし
て作ることができ,実質的に何等の制約を受けない。し
たがって、パネル21の平坦面からリップ部41までの
距離H は、周縁部分29の直立距離h より大きくするこ
とができる。これは雨水の浸入防止効果を高める上で好
ましい。
【0019】図示の実施例によれば、シール材32のリ
ップ部41が固定部40と比べて薄く形成されているこ
とと、環状の溝45がリップ部41と固定部40との間
に存在することから、ふた30がリップ部41に突き当
たったとき、リップ部41の全体が変形してふた30と
密接する。また、環状の溝45が存在することから、ド
ア24を開いたとき、貫通孔28の近くに達した水は溝
45を経て下方へ流れる。このように、ドア24を閉じ
たときのシール性の向上を図り、ドア24を開いたとき
の雨水の浸入防止効果を高めることができる。
ップ部41が固定部40と比べて薄く形成されているこ
とと、環状の溝45がリップ部41と固定部40との間
に存在することから、ふた30がリップ部41に突き当
たったとき、リップ部41の全体が変形してふた30と
密接する。また、環状の溝45が存在することから、ド
ア24を開いたとき、貫通孔28の近くに達した水は溝
45を経て下方へ流れる。このように、ドア24を閉じ
たときのシール性の向上を図り、ドア24を開いたとき
の雨水の浸入防止効果を高めることができる。
【0020】図3に示したシール材32は一体のものと
して成形されている。たとえば、シール材の貫通孔28
への装着性をよくするために、図3の仮想線p で切断し
た2つの形態としてシール材を成形し、これらを貫通孔
28に取り付けて使用することもできる。この明細書で
環状のシール材とは、使用時に環状になっていることを
意味する。
して成形されている。たとえば、シール材の貫通孔28
への装着性をよくするために、図3の仮想線p で切断し
た2つの形態としてシール材を成形し、これらを貫通孔
28に取り付けて使用することもできる。この明細書で
環状のシール材とは、使用時に環状になっていることを
意味する。
【図1】本発明に係る自動車の車体におけるヒンジアー
ム貫通孔のシール構造の実施例を示す断面図で、ドアが
閉じた状態を示している。
ム貫通孔のシール構造の実施例を示す断面図で、ドアが
閉じた状態を示している。
【図2】ドアが開き、ヒンジアームがシール材のストッ
パ部に突き当たった状態を示す断面図である。
パ部に突き当たった状態を示す断面図である。
【図3】シール材の斜視図である。
【図4】従来技術を示す断面図である。
20 車体 24 ドア(バックドア) 26 ヒンジアーム 28 貫通孔 29 周縁部分 30 ふた 32 シール材 40 固定部 41 リップ部 42 ストッパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳 和秀 岐阜県大垣市久徳町100番地 太平洋工業 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に設けられた開口を開閉するドアに
固定され、前記車体に揺動可能に連結されたヒンジアー
ムを備え、このヒンジアームが車体の貫通孔を貫通して
移動可能であり、前記貫通孔をふさぐふたを有する自動
車の車体における前記貫通孔のシール構造であって、環
状のシール材を備え、このシール材は、前記貫通孔の周
縁部分を嵌入させ、これによって前記周縁部分に取り付
けられる固定部と、この固定部から突出され、前記ふた
と接触可能なリップ部と、前記ドアが全開したとき前記
ヒンジアームが突き当たる、前記固定部から突出された
ストッパ部とを有する、自動車の車体におけるヒジンア
ーム貫通孔のシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7277197A JPH10250377A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 自動車の車体におけるヒンジアーム貫通孔のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7277197A JPH10250377A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 自動車の車体におけるヒンジアーム貫通孔のシール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10250377A true JPH10250377A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13498982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7277197A Pending JPH10250377A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 自動車の車体におけるヒンジアーム貫通孔のシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10250377A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2888771A1 (fr) * | 2005-07-19 | 2007-01-26 | Caoutchoucs Modernes Soc Par A | Procede de fabrication d'un dispositif d'etancheite et d'isolation acoustique pour un systeme d'arret de porte de vehicule automobile, et systeme d'arret de porte equipe d'un tel dispositif |
| JP2008214987A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両のパワーバックドア |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP7277197A patent/JPH10250377A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2888771A1 (fr) * | 2005-07-19 | 2007-01-26 | Caoutchoucs Modernes Soc Par A | Procede de fabrication d'un dispositif d'etancheite et d'isolation acoustique pour un systeme d'arret de porte de vehicule automobile, et systeme d'arret de porte equipe d'un tel dispositif |
| JP2008214987A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両のパワーバックドア |
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