JPH1025196A - めのう等の染分け着色方法 - Google Patents
めのう等の染分け着色方法Info
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- JPH1025196A JPH1025196A JP20111196A JP20111196A JPH1025196A JP H1025196 A JPH1025196 A JP H1025196A JP 20111196 A JP20111196 A JP 20111196A JP 20111196 A JP20111196 A JP 20111196A JP H1025196 A JPH1025196 A JP H1025196A
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Abstract
ることができないが、仮に、多色に着色するには、色と
色の重複を避けなければならないため、例えば3mm〜
10mmの板めのうに着色する場合を考えると、一色を
着色するには、20日〜50日位の時間がかかり、2色
を着色するには40日〜100日位かかることになるば
かりでなく、染分けて着色することはできなかった。 【解決手段】 めのう等の半貴石・貴石の装飾部材用の
被着色体として磨けば製品となる前の半加工品を使用
し、この半加工品に対し、一色を着色する時間は、10
日〜20日位にして着色し、色の重複を避ける為、着色
しない部分に薬品が浸透しない塗料をぬり、着色した後
に塗料を落とし、次の色の為の部分を残し他の部分に塗
料を塗って次の色を着色するようにしながら、めのうに
染分け着色を施すものである。
Description
る装飾部材用の被着色体に染分けて着色する方法に関
し、特にめのうに複数の色彩を染め分けしながら着色す
ることを可能としためのう等の染分け着色方法に関す
る。
由は、潜晶質である石英以外の不純物(通称蛋白質)の
部分に薬品が浸透して着色されるのである。通常、白め
のうに着色を施こすには、原石を3mm〜10mm位の
適当な厚さに切断した板を以下の方法で着色することに
より行なわれる。
て説明する。第1例として、硝酸第二鉄(Fe(NO
3)3)水溶液に20日〜50日位浸してから水洗いして
電気炉で250℃〜300℃位の温度で2日〜3日かけ
て焼上げ、1日位ゆっくりさまして釜出しすると、薬品
が浸透した部分が赤色(弁丙色)に着色される。この場
合、色は良好であるが、着色される部分が少ない。ま
た、第2例として、塩化第一鉄(FeCl2)水溶液
に20日〜50日位浸した後水洗いして硝酸ナトリウム
水溶液(Na(NO3)4)に20日〜50日位浸した後
水洗いして電気炉でと同様に焼上げる。この場合の方
法が主流であるが、着色される部分は多いが多少色が暗
い傾向にある。
クロム酸(CrO3)水溶液に6日〜10日浸した後水
洗いして酢酸アンモニア(CH3COONH4)液70%
〜氷酢酸30%位の割合の混合液に20日〜50日位浸
した後水洗いして電気炉で220℃〜280℃位の温度
で2日〜3日かけて焼上げ、1日位ゆっくりさまして釜
出しすると酸化クロム色の濃色の緑色に着色される。淡
色の緑色にする場合は、無水クロム酸に代えてクロム酸
カリウム(K2CrO4)を使用する。
糖水溶液かフルフラール液(C5H4O2)に20日〜5
0日位浸し、水洗いの後、電気炉にて250℃〜300
℃位で2日〜3日かけて焼上げ、1日かけてゆっくりさ
まして釜出しすると炭素化した黒色に着色される。
化コバルト(COCl2)水溶液に20日〜50日位浸
し水洗いの後、電気炉にて250〜300位の温度で2
日〜3日位かけて焼上げ1日位ゆっくりさまして釜出し
すると青色(淡色)に着色される。濃色には焼入れする
前に強アンモニア液に5日〜10日位浸し、水洗いの
後、同様に焼上げる。温度が弱いと退色することがあ
る。
ロム酸カリウム水溶液に20日〜50日浸し、水洗い後
250℃〜300℃位の温度で2日〜3日かけて焼上げ
1日かけてゆっくりさまし釜出しすると黄色とよもぎ色
に着色される。この場合、黄色の部分は少ない。このよ
うに、天然のめのうは、白いめのうに対して酸化鉄が時
間をかけて浸り込んで赤色になったものであるが、この
着色法に従って、めのうに赤、黒、青、緑、黄等のよう
に一色を着色することは可能であった。
成する場合、原石を3mm〜4mm位の適当な厚さに切
断した板の厚み分の1/2を赤、緑、黒、青等の一色で
着色し、表面の板の白の部分に手彫り又は超音波加工に
よって婦人像を彫ることによって作成する。
おけるめのうの着色法によると、一つのめのうに対して
一色しか着色することができないが、仮に、多色に着色
するには、色と色の重複を避けなければならないため、
例えば3mm〜10mmの板めのうに着色する場合を考
えると、一色を着色するには、20日〜50日位の時間
がかかり、2色を着色するには40日〜100日位かか
ることになるばかりでなく、鮮明に染分けて着色するこ
とは到底不可能であった。本発明は、上記の従来の課題
を解決するために鋭意研究の結果、開発に至ったもので
あり、めのう等に複数の色彩を染め分けしながら鮮明に
着色することを可能としためのう等の染分け着色方法を
提供することを目的とする。
め、本発明は、めのう等の半貴石・貴石の装飾部材用の
被着色体として磨けば製品となる前の半加工品を使用
し、一色を着色する時間は、10日〜20日位にして着
色し、色の重複を避ける為、着色しない部分に薬品が浸
透しない塗料をぬり、着色した後に塗料を落し、次の色
の為の部分を残し他の部分に塗料を塗って次の色を着色
するようにしたものである。なお、この場合、半加工品
を使用して着色するのは、半加工品は、仮に表面のみが
着色されていても内部の未着色部分は見えないため、結
果的に着色時間が短縮されることになるからである。
る装飾部材用の被着色体に染分けて着色する方法におい
て、この被着色体の着色領域以外の残部領域に非浸透性
被覆層を施こした後に着色領域に適宜の着色をし、その
後、この非浸透性被覆層を除去し、次いで、前記の着色
と別の色彩を施こす着色領域の残部領域に非浸透性被覆
層を施こした後に当該着色領域に着色をし、その後、こ
の非浸透性被覆層を除去する工程を一回以上繰り返すこ
とにより被着色体に染分けた着色をすることを特徴とす
るめのう等の染分け着色方法である。
〜20%、トルエン10%〜20%、キシレン5%〜1
0%の主要な成分等から成る塩化ビニル樹脂塗料を用い
ている。
て薄板を形成し、この薄板のめのうの生成時にできた自
然の縞模様を任意に選択し、被着色体に染分けた着色を
するものである。また、その他の被着色体は、天然のめ
のうを切断して薄板を形成し、この薄板に手彫り又は超
音波加工等の加工手段により婦人像を彫ったストーンカ
メオである。
浸装置をタンクの他方にコンプレッサーを取り付け、こ
のタンクの中に着色用薬品溶液と着色するめのうを収納
した容器を入れ、この真空含浸装置でタンク内の空気を
抜き真空状態にしてめのう内部の水分、空気等を排除し
て溶液が浸透する真空状態を所定時間保持した後にコン
プレッサーに切り換えて空気圧力を所定時間供給して、
溶液を着色領域に垂直に浸透させることにより染分け領
域を明確に着色するようにしためのう等の染分け着色方
法である。
方法の実施例を図面を用いて詳細に説明する。 第1実施例 先ず、図1に従って風景画等の模様めのう1について説
明する。天然のめのうにはファンシーめのうと呼ばれる
めのうがある。このめのうは、生成時に熱、圧力等で色
々の縞模様ができる。その後酸化鉄等の不純物が長い時
間をかけて浸透して色をつけたものである。これを3m
m〜10mm位に適当な板に切断すると、一見して建築
物とか山、谷等に見える風景やその他の模様のように見
える所がある。この部分を15×20mm〜35×45
mm位の大きさの中に入れて加工して模様以外の無地の
所を着色する。この場合、模様めのう1は、磨けば製品
となる前の半加工品を使用する。なお、この場合、半加
工品を使用して着色するのは、半加工品は、仮に表面の
みが着色されていても内部の未着色部分は見えないた
め、結果的に着色時間が短縮されることになるからであ
る。
になる部分を残し、他の全部分を薬品に浸されない塗料
で被覆する。この塗料である非浸透性被覆層は、酢酸エ
チル10%〜20%、トルエン10%〜20%、キシレ
ン5%〜10%の主要な成分から成る塩化ビニル樹脂塗
料を用いている。この状態で、模様めのう1を無水クロ
ム酸かクロム酸カリウム水溶液に5日位浸した後水洗い
して酢酸アンモニア70%〜氷酢酸30%溶液に5日〜
10日位浸した後水洗いし、塗料をシンナー等で落とし
電気炉で100℃〜120℃位の温度で軽く焼く。
分を塗料で覆い、塩化コバルト水溶液に20日位浸した
後水洗いして塗料をシンナー等で落とし、電気炉で25
0℃〜300℃位で2日〜3日かけて焼き、1日位ゆっ
くりさまして釜出しする。天然の模様は大部分が酸化鉄
なので、同時に焼上げると赤色の山4となり、森、平原
2は緑、空3は青色に焼上がり、美しい風景画模様のめ
のう1ができあがる。
いて説明する。本例は、着色前の無地のめのう板5に、
先に婦人像6を手彫り又は超音波加工により彫ったもの
に多色に着色するものである。先ず、彫り上げた婦人像
6の花7の部分を残し塗料(塩化ビニル樹脂塗料)で他
の部分を塗り固める。その後、100℃〜120℃位の
熱加工して塩化第一鉄水溶液に10日〜20日位浸し、
水洗いの後、硝酸ナトリウム水溶液に浸して10日〜2
0日後、水洗いして電気炉で100℃〜150℃位の温
度で熱処理する。
て、今度は婦人像6全体(花も含む)に塗料を塗り10
0℃〜120℃位の熱加工して、無水クロム酸水溶液か
又はクロム酸カリウム水溶液に3日〜5日位浸した後水
洗いして酢酸ソーダ液70%+氷酢酸30%の混合液に
5日〜10日位浸し、洗い出して230℃〜280℃位
の温度で電気炉で2日〜3日かけて焼き1日位でゆっく
りさます。こうすると白い婦人像6に赤い花7があっ
て、その外側と裏が緑色8となるストーンカメオ9が出
来上がる。
図であり、この場合、着色剤である溶液は毛細現象で浸
透するが、縦だけでなく横にも拡がるので境界がぼやけ
る。これを避ける為に真空含浸装置(真空ポンプ)10
とコンプレッサー11の圧力とを利用して着色する。
空含浸装置10を、別口にコンプレッサー11(例えば
10気圧)を取り付ける。タンク12の中に着色用薬品
溶液13と着色するめのう14を同一容器15の中に入
れ、密封後、最初、真空含浸装置10でタンク12内の
空気を抜き真空状態にすると、めのう14の内部の水
分、空気等が排除され、そこに溶液が浸透する真空状態
を1時間〜2時間保った後に今度はコンプレッサー11
に切り換えて、例えば10気圧位の空気圧力を1時間〜
2時間かける。このようにすると溶液がめのう14に垂
直に浸透し、はっきりとにじみの着色ができる。その
他、本発明における染分け着色方法は、白めのうに絵や
模様を染め分けして着色することができ、種々の応用範
囲がある。
は、被着色体の着色領域以外の残部領域に非浸透性被覆
層を施こした後に着色領域に適宜の着色をし、その後、
この非浸透性被覆層を除去し、次いで、前記の着色と別
の色彩を施こす着色領域の残部領域に非浸透性被覆層を
施こした後に当該着色領域に着色をし、その後、この非
浸透性被覆層を除去する工程を一回以上繰り返すことに
より被着色体に染分けた着色をするようにしたものであ
るから、めのう等に複数の色彩を染め分けしながら確実
に着色することができ、多色化することでカラフルにな
り、アクセサリーの美化につながる効果を有する。
ものもあり、その模様を利用して空間に着色することで
風景模様などにすることができ、商品価値を著しく高め
ることが出来ると共に、白めのうのカメオの表面の色付
けすることで華麗豪華な絵のカメオを得ることが可能と
なる。更に、真空含浸装置とコンプレッサー圧力とを利
用して着色することにより、着色液がめのう等の肉厚部
分に垂直に浸透し、鮮明な染め分け状態の着色ができる
等の有用な効果を有する。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 めのう等の半貴石・貴石である装飾部材
用の被着色体に染分けて着色する方法において、この被
着色体の着色領域以外の残部領域に非浸透性被覆層を施
こした後に着色領域に適宜の着色をし、その後、この非
浸透性被覆層を除去し、次いで、前記の着色と別の色彩
を施こす着色領域の残部領域に非浸透性被覆層を施こし
た後に当該着色領域に着色をし、その後、この非浸透性
被覆層を除去する工程を一回以上繰り返すことにより被
着色体に染分けた着色をすることを特徴とするめのう等
の染分け着色方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の非浸透性被覆層は、酢
酸エチル10%〜20%、トルエン10%〜20%、キ
シレン5%〜10%の主要な成分から成る塩化ビニル樹
脂塗料を用いているめのう等の染分け着色方法。 - 【請求項3】 上記の被着色体は、天然のめのうを切断
して薄板を形成し、この薄板にめのうの生成時にできた
自然の縞模様に沿って染分けて着色を施すようにした請
求項1又は2記載のめのう等の染分け着色方法。 - 【請求項4】 上記の被着色体は、天然のめのうを切断
して薄板を形成し、この薄板に手彫り又は超音波加工等
の加工手段により婦人像等を彫ったストーンカメオであ
り、このストーンカメオの適宜の着色領域に請求項1又
は2記載の方法で着色しためのう等の染分け着色方法。 - 【請求項5】 タンクの一方に真空含浸装置を、かつタ
ンクの他方にコンプレッサーをそれぞれ取り付け、この
タンクの中に着色用薬品溶液と染分け着色するめのうを
収納した容器を入れ、この真空含浸装置でタンク内の空
気を抜き真空状態にしてめのう内部の水分、空気等を排
除して溶液が浸透する真空状態を所定時間保持した後に
コンプレッサーに切り換えて空気圧力を所定時間供給し
て溶液を着色領域に垂直に浸透させることにより染分け
領域を明確に着色するようにしたことを特徴とするめの
う等の染分け着色方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20111196A JP2952383B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | めのう等の染分け着色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20111196A JP2952383B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | めのう等の染分け着色方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1025196A true JPH1025196A (ja) | 1998-01-27 |
| JP2952383B2 JP2952383B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16435591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20111196A Expired - Lifetime JP2952383B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | めのう等の染分け着色方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2952383B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100395220B1 (ko) * | 2000-10-16 | 2003-08-21 | 신지원 | 마노장식재의 제조방법 |
-
1996
- 1996-07-11 JP JP20111196A patent/JP2952383B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100395220B1 (ko) * | 2000-10-16 | 2003-08-21 | 신지원 | 마노장식재의 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2952383B2 (ja) | 1999-09-27 |
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