JPH10252591A - 内燃機関の蒸発燃料処理装置 - Google Patents
内燃機関の蒸発燃料処理装置Info
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- JPH10252591A JPH10252591A JP5340097A JP5340097A JPH10252591A JP H10252591 A JPH10252591 A JP H10252591A JP 5340097 A JP5340097 A JP 5340097A JP 5340097 A JP5340097 A JP 5340097A JP H10252591 A JPH10252591 A JP H10252591A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料タンクから流出する液状燃料によってキ
ャニスタの燃料捕捉能力が低下してしまうことを確実に
防止する。 【解決手段】 蒸発燃料処理装置11は、燃料タンク1
2内において発生した蒸発燃料を捕捉するためのキャニ
スタ13と、同タンク13から流出した液状燃料を捕捉
するためのエバポタンク14とを備える。エバポタンク
14のケース30は入口ポート26と出口ポート27と
を有する。入口ポート26を第1のエバポ通路28によ
り燃料タンク12に接続する。出口ポート27を第2の
エバポ通路29によりキャニスタ13に接続する。ケー
ス30の内部を仕切部材32によって上下2つの空間に
区画し、上側の空間により流通路33を、下側の空間に
より収容室34を形成する。流通路33は蒸発燃料を入
口ポート26から出口ポートへと流通させる。収容室3
4内に液状燃料を吸収する燃料吸収材35を充填する。
ャニスタの燃料捕捉能力が低下してしまうことを確実に
防止する。 【解決手段】 蒸発燃料処理装置11は、燃料タンク1
2内において発生した蒸発燃料を捕捉するためのキャニ
スタ13と、同タンク13から流出した液状燃料を捕捉
するためのエバポタンク14とを備える。エバポタンク
14のケース30は入口ポート26と出口ポート27と
を有する。入口ポート26を第1のエバポ通路28によ
り燃料タンク12に接続する。出口ポート27を第2の
エバポ通路29によりキャニスタ13に接続する。ケー
ス30の内部を仕切部材32によって上下2つの空間に
区画し、上側の空間により流通路33を、下側の空間に
より収容室34を形成する。流通路33は蒸発燃料を入
口ポート26から出口ポートへと流通させる。収容室3
4内に液状燃料を吸収する燃料吸収材35を充填する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の燃料
タンクに発生した蒸発燃料を大気中に放出することなく
処理するための内燃機関の蒸発燃料処理装置に関する。
タンクに発生した蒸発燃料を大気中に放出することなく
処理するための内燃機関の蒸発燃料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばガソリンエンジンを搭載した車輌
においては、燃料タンク内の液体燃料(ガソリン)の温
度上昇にともない、その一部が蒸気(蒸発燃料)とな
る。従来より、この蒸発燃料の大気への放出を防止する
ために、多くの車輌には蒸発燃料処理装置が取付けられ
ている。
においては、燃料タンク内の液体燃料(ガソリン)の温
度上昇にともない、その一部が蒸気(蒸発燃料)とな
る。従来より、この蒸発燃料の大気への放出を防止する
ために、多くの車輌には蒸発燃料処理装置が取付けられ
ている。
【0003】この処理装置では、活性炭等の吸着剤を収
納したキャニスタと燃料タンクとがエバポ通路によって
接続されるとともに、キャニスタとエンジンの吸気通路
とがパージ通路によって接続されている。また、パージ
通路の途中には開閉弁が設けられている。
納したキャニスタと燃料タンクとがエバポ通路によって
接続されるとともに、キャニスタとエンジンの吸気通路
とがパージ通路によって接続されている。また、パージ
通路の途中には開閉弁が設けられている。
【0004】このような処理装置にあっては、開閉弁の
閉弁時に燃料タンクからの蒸発燃料が吸着材に吸着さ
れ、開閉弁の開弁時に吸着材に吸着されていた燃料が脱
離されて吸気通路に放出される。
閉弁時に燃料タンクからの蒸発燃料が吸着材に吸着さ
れ、開閉弁の開弁時に吸着材に吸着されていた燃料が脱
離されて吸気通路に放出される。
【0005】ところで、上記のような処理装置では、極
めて希ではあるが、例えば車輌が急斜面を走行した場合
に燃料タンクから多量の液状燃料がキャニスタ内に流入
してしまい、吸着材における燃料吸着能力の一時的な低
下を招くことがあった。
めて希ではあるが、例えば車輌が急斜面を走行した場合
に燃料タンクから多量の液状燃料がキャニスタ内に流入
してしまい、吸着材における燃料吸着能力の一時的な低
下を招くことがあった。
【0006】そこで、このような燃料吸着能力の低下を
回避するために、上記処理装置に更に液状の燃料を捕捉
するための液状燃料捕捉部をエバポ通路の途中に設け、
同捕捉部によってキャニスタ側に液状の燃料が流出しな
いようにすることが考えられる。
回避するために、上記処理装置に更に液状の燃料を捕捉
するための液状燃料捕捉部をエバポ通路の途中に設け、
同捕捉部によってキャニスタ側に液状の燃料が流出しな
いようにすることが考えられる。
【0007】例えば、特開平6−307302号公報に
記載された蒸発燃料処理装置では、燃料タンクから活性
炭が充填された活性炭ケース(キャニスタに相当する)
に至る通路(エバポ通路に相当する)の途中に高分子吸
収剤が充填された吸収剤ケースを設けるようにしてい
る。従って、同公報の処理装置によれば、エバポ通路に
流出した液状燃料は吸収剤ケース内の高分子吸収剤によ
り吸収されるため、活性炭における燃料吸着能力の低下
を抑制することが可能である。
記載された蒸発燃料処理装置では、燃料タンクから活性
炭が充填された活性炭ケース(キャニスタに相当する)
に至る通路(エバポ通路に相当する)の途中に高分子吸
収剤が充填された吸収剤ケースを設けるようにしてい
る。従って、同公報の処理装置によれば、エバポ通路に
流出した液状燃料は吸収剤ケース内の高分子吸収剤によ
り吸収されるため、活性炭における燃料吸着能力の低下
を抑制することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報の
処理装置では、燃料タンクから活性炭ケース側に移動す
る蒸発燃料を常時、吸収剤ケース内の高分子吸収剤に通
過させるようにしているため、例えば、夏期運転時のよ
うに周囲温度が高くなり燃料タンクから多量の蒸発燃料
が長時間にわたって流出した場合には、高分子吸収剤の
燃料吸収能力が飽和してしまうことがある。そして、こ
のような状況下で、燃料タンクから多量の液状燃料が流
出した場合には、同燃料を高分子吸収剤により捕捉しき
れずに活性炭ケース側に液状燃料が流入してしまい、活
性炭の燃料吸着能力を低下させてしまうおそれあった。
処理装置では、燃料タンクから活性炭ケース側に移動す
る蒸発燃料を常時、吸収剤ケース内の高分子吸収剤に通
過させるようにしているため、例えば、夏期運転時のよ
うに周囲温度が高くなり燃料タンクから多量の蒸発燃料
が長時間にわたって流出した場合には、高分子吸収剤の
燃料吸収能力が飽和してしまうことがある。そして、こ
のような状況下で、燃料タンクから多量の液状燃料が流
出した場合には、同燃料を高分子吸収剤により捕捉しき
れずに活性炭ケース側に液状燃料が流入してしまい、活
性炭の燃料吸着能力を低下させてしまうおそれあった。
【0009】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は燃料タンクから流出する液状燃
料によってキャニスタの燃料捕捉能力が低下してしまう
ことを確実に防止することにある。
ものであり、その目的は燃料タンクから流出する液状燃
料によってキャニスタの燃料捕捉能力が低下してしまう
ことを確実に防止することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、エバポ通路により燃料タン
クと接続され、当該燃料タンクに発生した蒸発燃料を捕
捉するキャニスタと、エバポ通路の途中に設けられ、燃
料タンクから流出した液状燃料を捕捉する液状燃料捕捉
部とを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、液
状燃料捕捉部は、エバポ通路により燃料タンクと接続さ
れる入口ポート及び同じくエバポ通路によりキャニスタ
と接続される出口ポートを備えたケースと、当該ケース
内に設けられ、入口ポートから出口ポートへと蒸発燃料
を流通させる流通路と、ケース内において当該流通路の
鉛直方向下側に配置された液状燃料を捕捉する捕捉材と
を備えてなることをその趣旨とする。
に、請求項1記載の発明は、エバポ通路により燃料タン
クと接続され、当該燃料タンクに発生した蒸発燃料を捕
捉するキャニスタと、エバポ通路の途中に設けられ、燃
料タンクから流出した液状燃料を捕捉する液状燃料捕捉
部とを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、液
状燃料捕捉部は、エバポ通路により燃料タンクと接続さ
れる入口ポート及び同じくエバポ通路によりキャニスタ
と接続される出口ポートを備えたケースと、当該ケース
内に設けられ、入口ポートから出口ポートへと蒸発燃料
を流通させる流通路と、ケース内において当該流通路の
鉛直方向下側に配置された液状燃料を捕捉する捕捉材と
を備えてなることをその趣旨とする。
【0011】上記構成によれば、燃料タンクから流出し
た蒸発燃料はエバポ通路を介して入口ポートから流通路
内に流入し、この流通路内を出口ポート側に移動する。
ここで、液状燃料捕捉部の捕捉材は、流通路の鉛直方向
下側に配置されているため、蒸発燃料はこの捕捉材には
捕捉されず、出口ポートからエバポ通路を介してキャニ
スタ側に移動し、同キャニスタによって捕捉される。一
方、燃料タンクから液状燃料が流出した場合も同様に、
その液状燃料は流通路内に流入するが、この場合には、
流通路から捕捉材側に移動する。
た蒸発燃料はエバポ通路を介して入口ポートから流通路
内に流入し、この流通路内を出口ポート側に移動する。
ここで、液状燃料捕捉部の捕捉材は、流通路の鉛直方向
下側に配置されているため、蒸発燃料はこの捕捉材には
捕捉されず、出口ポートからエバポ通路を介してキャニ
スタ側に移動し、同キャニスタによって捕捉される。一
方、燃料タンクから液状燃料が流出した場合も同様に、
その液状燃料は流通路内に流入するが、この場合には、
流通路から捕捉材側に移動する。
【0012】この際、捕捉材はそれ以前に蒸発燃料を捕
捉しておらず所定の燃料捕捉能力を有しているため、液
状燃料はこの捕捉材によって確実に捕捉される。また、
このように捕捉材により捕捉された液状燃料は気化して
出口ポートからエバポ通路を介してキャニスタ側に移動
し、同キャニスタにより捕捉される。
捉しておらず所定の燃料捕捉能力を有しているため、液
状燃料はこの捕捉材によって確実に捕捉される。また、
このように捕捉材により捕捉された液状燃料は気化して
出口ポートからエバポ通路を介してキャニスタ側に移動
し、同キャニスタにより捕捉される。
【0013】上記目的を達成するために、請求項2記載
の発明は、請求項1に記載した内燃機関の蒸発燃料処理
装置において、液状燃料を捕捉する捕捉材は流通路の全
周囲を囲む筒状を呈したものであることをその趣旨とす
る。
の発明は、請求項1に記載した内燃機関の蒸発燃料処理
装置において、液状燃料を捕捉する捕捉材は流通路の全
周囲を囲む筒状を呈したものであることをその趣旨とす
る。
【0014】上記構成によれば、請求項1に記載した発
明の作用に加えて、流通路が全周囲にわたり捕捉材によ
って囲まれているため、前記ケースが傾斜して流通路に
対する捕捉材の位置が変化した場合でも、液状燃料は捕
捉材により確実に捕捉される。
明の作用に加えて、流通路が全周囲にわたり捕捉材によ
って囲まれているため、前記ケースが傾斜して流通路に
対する捕捉材の位置が変化した場合でも、液状燃料は捕
捉材により確実に捕捉される。
【0015】
[第1の実施形態]以下、本発明を車輌用ガソリンエン
ジンに搭載された蒸発燃料処理装置に適用した第1の実
施形態について説明する。
ジンに搭載された蒸発燃料処理装置に適用した第1の実
施形態について説明する。
【0016】図1は、本実施形態にかかる蒸発燃料処理
装置11(以下、「処理装置」という)の概略構成図で
ある。同図に示すように、この処理装置11は、燃料タ
ンク12内において発生した蒸発燃料を捕捉するための
キャニスタ13と、同タンク12から流出した液状燃料
を捕捉するためのエバポタンク14とを備えている。
装置11(以下、「処理装置」という)の概略構成図で
ある。同図に示すように、この処理装置11は、燃料タ
ンク12内において発生した蒸発燃料を捕捉するための
キャニスタ13と、同タンク12から流出した液状燃料
を捕捉するためのエバポタンク14とを備えている。
【0017】キャニスタ13のケース13aの内部に
は、上下一対のフィルタ15,16が固定されており、
各フィルタ15,16の間には粒状活性炭からなる吸着
材17が充填されている。また、ケース13aの上部に
はエバポポート18及びパージポート19が形成される
とともに、その下部には大気に開放された大気ポート2
0が形成されている。パージポート19は、エンジン2
1の吸気通路22においてスロットル弁23の下流側に
パージ通路24を介して接続されている。
は、上下一対のフィルタ15,16が固定されており、
各フィルタ15,16の間には粒状活性炭からなる吸着
材17が充填されている。また、ケース13aの上部に
はエバポポート18及びパージポート19が形成される
とともに、その下部には大気に開放された大気ポート2
0が形成されている。パージポート19は、エンジン2
1の吸気通路22においてスロットル弁23の下流側に
パージ通路24を介して接続されている。
【0018】また、パージ通路24の途中にはその開度
に応じてキャニスタ13から吸気通路22内に導入され
る燃料量(パージ量)を調節するパージ量制御弁25が
設けられている。
に応じてキャニスタ13から吸気通路22内に導入され
る燃料量(パージ量)を調節するパージ量制御弁25が
設けられている。
【0019】エバポタンク14のケース30には、その
上部側の両側部に入口ポート26及び出口ポート27が
形成されている。入口ポート26は第1のエバポ通路2
8により燃料タンク12に接続され、出口ポート27は
第2のエバポ通路29によりキャニスタ13のエバポポ
ート18に接続されている。また、ケース30内には複
数の透孔31を有した板状の仕切部材32が設けられて
おり、この仕切部材32により同ケース30の内部は上
下2つの空間に区画されている。この上部側の空間は前
記入口ポート26から出口ポート27へと蒸発燃料を流
通させるための流通路33となっている。
上部側の両側部に入口ポート26及び出口ポート27が
形成されている。入口ポート26は第1のエバポ通路2
8により燃料タンク12に接続され、出口ポート27は
第2のエバポ通路29によりキャニスタ13のエバポポ
ート18に接続されている。また、ケース30内には複
数の透孔31を有した板状の仕切部材32が設けられて
おり、この仕切部材32により同ケース30の内部は上
下2つの空間に区画されている。この上部側の空間は前
記入口ポート26から出口ポート27へと蒸発燃料を流
通させるための流通路33となっている。
【0020】一方、前記ケース30の内部おいて仕切部
材32よりも下部側の空間は、液状燃料を一時的に溜め
ておくための収容室34となっており、同室34内部に
は燃料吸収材35(例えばスポンジゴム)が充填されて
いる。尚、ケース30は、流通路33内における蒸発燃
料の流通方向が水平方向となるように車輌(図示略)に
設置されている。従って、本実施形態において、収容室
34は流通路33に対して鉛直方向下側に位置してい
る。
材32よりも下部側の空間は、液状燃料を一時的に溜め
ておくための収容室34となっており、同室34内部に
は燃料吸収材35(例えばスポンジゴム)が充填されて
いる。尚、ケース30は、流通路33内における蒸発燃
料の流通方向が水平方向となるように車輌(図示略)に
設置されている。従って、本実施形態において、収容室
34は流通路33に対して鉛直方向下側に位置してい
る。
【0021】以上のように構成された処理装置11にあ
っては、燃料タンク12内の液状燃料が気化して蒸発燃
料となると、その蒸発燃料は第1のエバポ通路28を通
じて入口ポート26から流通路33内に導入される。そ
して、蒸発燃料は、流通路33内を出口ポート27側に
移動し同ポート27から第2のエバポ通路29内に導出
される。更に、蒸発燃料は、第2のエバポ通路29を通
じてエバポポート18からキャニスタ13の内部に導入
された後、吸着材17によって吸着される。
っては、燃料タンク12内の液状燃料が気化して蒸発燃
料となると、その蒸発燃料は第1のエバポ通路28を通
じて入口ポート26から流通路33内に導入される。そ
して、蒸発燃料は、流通路33内を出口ポート27側に
移動し同ポート27から第2のエバポ通路29内に導出
される。更に、蒸発燃料は、第2のエバポ通路29を通
じてエバポポート18からキャニスタ13の内部に導入
された後、吸着材17によって吸着される。
【0022】ここで、収容室34は流通路33の下側に
位置しているため、蒸発燃料は同室34内に流入するこ
となく流通路33内を移動する。従って、収容室34内
の燃料吸収材35に蒸発燃料が接触することはなく、同
材の燃料吸収能力が低下することはない。
位置しているため、蒸発燃料は同室34内に流入するこ
となく流通路33内を移動する。従って、収容室34内
の燃料吸収材35に蒸発燃料が接触することはなく、同
材の燃料吸収能力が低下することはない。
【0023】また、このように吸着材17に吸着された
燃料は、パージ量制御弁25が開弁状態となった際に大
気ポート20からケース13a内に導入された大気によ
り離脱されて再び気化した状態となる。このように気化
した燃料は、吸気負圧によりパージ通路24内に引き込
まれ、パージ通路24内を移動して吸気通路22内に導
入された後、エンジン21の燃焼室にて燃焼される。
燃料は、パージ量制御弁25が開弁状態となった際に大
気ポート20からケース13a内に導入された大気によ
り離脱されて再び気化した状態となる。このように気化
した燃料は、吸気負圧によりパージ通路24内に引き込
まれ、パージ通路24内を移動して吸気通路22内に導
入された後、エンジン21の燃焼室にて燃焼される。
【0024】次に、例えば車輌が急斜面を走行すること
により燃料タンク12から液状燃料が流出した場合を想
定する。この場合も蒸発燃料と同様に、液状燃料は第1
のエバポ通路28等を介して流通路33内に導入される
ものの、出口ポート27からは流出しない。液状燃料
は、仕切部材32の透孔31を通じて収容室34に流れ
落ち、燃料吸収材35により吸収されるからである。
により燃料タンク12から液状燃料が流出した場合を想
定する。この場合も蒸発燃料と同様に、液状燃料は第1
のエバポ通路28等を介して流通路33内に導入される
ものの、出口ポート27からは流出しない。液状燃料
は、仕切部材32の透孔31を通じて収容室34に流れ
落ち、燃料吸収材35により吸収されるからである。
【0025】この際、燃料吸収材35は前述したように
蒸発燃料を吸収しておらず所定の燃料吸収能力を有して
いるため、液状燃料はこの燃料吸収材35により確実に
吸収される。そして、このように吸収された液状燃料
は、燃料タンク12からの液状燃料の流出が停止した
後、徐々に気化して出口ポート27から第2のエバポ通
路29を通じてキャニスタ13内に導入され、吸着材1
7によって吸着される。
蒸発燃料を吸収しておらず所定の燃料吸収能力を有して
いるため、液状燃料はこの燃料吸収材35により確実に
吸収される。そして、このように吸収された液状燃料
は、燃料タンク12からの液状燃料の流出が停止した
後、徐々に気化して出口ポート27から第2のエバポ通
路29を通じてキャニスタ13内に導入され、吸着材1
7によって吸着される。
【0026】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、燃料タンク12から流出した液状燃料は燃料吸収材
35により確実に吸収されエバポタンク14内に収容さ
れるため、その液状燃料によりキャニスタ13の燃料捕
捉能力が低下してしまうことを確実に防止することがで
きる。
ば、燃料タンク12から流出した液状燃料は燃料吸収材
35により確実に吸収されエバポタンク14内に収容さ
れるため、その液状燃料によりキャニスタ13の燃料捕
捉能力が低下してしまうことを確実に防止することがで
きる。
【0027】[第2の実施形態]次に、第2の実施形態
について上記第1の実施形態との相違点を中心に説明す
る。尚、本実施形態において、第1の実施形態と同様の
構成については同一の符号を付して説明を省略する。
について上記第1の実施形態との相違点を中心に説明す
る。尚、本実施形態において、第1の実施形態と同様の
構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0028】図2は本実施形態におけるエバポタンク1
4を示す断面図であり、図3は図2の3−3線に沿った
断面図である。これら各図に示すように、エバポタンク
14のケース30は円筒状をなしており、同ケース30
の内部には、同じく円筒状をなし複数の透孔31を有す
る仕切部材32が設けられている。この仕切部材32に
よりケース30の内部は2つの空間に区画されており、
同部材32の内部側の空間によって流通路33が形成さ
れるとともに、外部側の空間には円筒状をなす燃料吸収
材35が充填されている。従って、図3に示すように、
本実施形態における流通路33の全周囲は燃料吸収材3
5によって囲まれた状態となっている。
4を示す断面図であり、図3は図2の3−3線に沿った
断面図である。これら各図に示すように、エバポタンク
14のケース30は円筒状をなしており、同ケース30
の内部には、同じく円筒状をなし複数の透孔31を有す
る仕切部材32が設けられている。この仕切部材32に
よりケース30の内部は2つの空間に区画されており、
同部材32の内部側の空間によって流通路33が形成さ
れるとともに、外部側の空間には円筒状をなす燃料吸収
材35が充填されている。従って、図3に示すように、
本実施形態における流通路33の全周囲は燃料吸収材3
5によって囲まれた状態となっている。
【0029】以上のように構成された本実施形態によれ
ば、例えば、車輌が傾いてエバポタンク14のケース3
0がその軸回りに回転して、流通路33に対する燃料吸
収材35の位置が変化した場合でも、流通路33に導入
された液状燃料を同吸収材35によって確実に捕捉する
ことができる。その結果、本実施形態によれば、燃料タ
ンク12から流出する液状燃料によってキャニスタ13
の燃料捕捉能力が低下してしまうことを更に確実に防止
することができる。
ば、例えば、車輌が傾いてエバポタンク14のケース3
0がその軸回りに回転して、流通路33に対する燃料吸
収材35の位置が変化した場合でも、流通路33に導入
された液状燃料を同吸収材35によって確実に捕捉する
ことができる。その結果、本実施形態によれば、燃料タ
ンク12から流出する液状燃料によってキャニスタ13
の燃料捕捉能力が低下してしまうことを更に確実に防止
することができる。
【0030】尚、上記各実施形態は以下に示す別の実施
形態のようにその構成を変更することもできる。これら
別の実施形態においても上記各実施形態と略同様の作用
効果を奏することができる。
形態のようにその構成を変更することもできる。これら
別の実施形態においても上記各実施形態と略同様の作用
効果を奏することができる。
【0031】・上記各実施形態では、燃料吸収材35と
してスポンジゴムを用いるようにしたが、この燃料吸収
材35は液状燃料を確実に捕捉できるものであればよ
く、例えば、フェルトや不織布を用いるようにしてもよ
い。
してスポンジゴムを用いるようにしたが、この燃料吸収
材35は液状燃料を確実に捕捉できるものであればよ
く、例えば、フェルトや不織布を用いるようにしてもよ
い。
【0032】・収容室33内に確実に燃料吸収部材35
を固定することができれば、仕切部材32を省略するこ
ともできる。
を固定することができれば、仕切部材32を省略するこ
ともできる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、エバポ通路の
途中に液状燃料捕捉部を設け、同捕捉部のケース内に蒸
発燃料を流通させる流通路を設けるとともに、同ケース
内において流通路の鉛直方向下側に液状燃料を捕捉する
捕捉材を配置するようにしている。従って、捕捉材は蒸
発燃料の捕捉による燃料捕捉能力の低下を生じることな
く、確実に液状燃料のみを捕捉する。その結果、本発明
によれば、燃料タンクから流出する液状燃料によってキ
ャニスタの燃料捕捉能力が低下してしまうことを確実に
防止することができる。
途中に液状燃料捕捉部を設け、同捕捉部のケース内に蒸
発燃料を流通させる流通路を設けるとともに、同ケース
内において流通路の鉛直方向下側に液状燃料を捕捉する
捕捉材を配置するようにしている。従って、捕捉材は蒸
発燃料の捕捉による燃料捕捉能力の低下を生じることな
く、確実に液状燃料のみを捕捉する。その結果、本発明
によれば、燃料タンクから流出する液状燃料によってキ
ャニスタの燃料捕捉能力が低下してしまうことを確実に
防止することができる。
【0034】請求項2記載の発明では、前記捕捉材を筒
状に形成して同捕捉材により流通路の全周囲を囲むよう
にしている。従って、前記ケースが傾斜して流通路に対
する捕捉材の位置が変化した場合でも、液状燃料は捕捉
材によって確実に捕捉される。その結果、本発明によれ
ば、燃料タンクから流出する液状燃料によってキャニス
タの燃料捕捉能力が低下してしまうことを更に確実に防
止することができる。
状に形成して同捕捉材により流通路の全周囲を囲むよう
にしている。従って、前記ケースが傾斜して流通路に対
する捕捉材の位置が変化した場合でも、液状燃料は捕捉
材によって確実に捕捉される。その結果、本発明によれ
ば、燃料タンクから流出する液状燃料によってキャニス
タの燃料捕捉能力が低下してしまうことを更に確実に防
止することができる。
【図1】第1の実施形態における蒸発燃料処理装置の概
略構成図。
略構成図。
【図2】第2の実施形態におけるエバポタンクを示す断
面図。
面図。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図。
11…蒸発燃料処理装置、12…燃料タンク、13…キ
ャニスタ、14…エバポタンク、26…入口ポート、2
7…出口ポート、28,29…エバポ通路、30…ケー
ス、33…流通路、35…燃料吸収材。
ャニスタ、14…エバポタンク、26…入口ポート、2
7…出口ポート、28,29…エバポ通路、30…ケー
ス、33…流通路、35…燃料吸収材。
Claims (2)
- 【請求項1】 エバポ通路により燃料タンクと接続さ
れ、当該燃料タンクに発生した蒸発燃料を捕捉するキャ
ニスタと、前記エバポ通路の途中に設けられ、前記燃料
タンクから流出した液状燃料を捕捉する液状燃料捕捉部
とを備えた内燃機関の蒸発燃料処理装置において、 前記液状燃料捕捉部は、前記エバポ通路により前記燃料
タンクと接続される入口ポート及び同じく前記エバポ通
路により前記キャニスタと接続される出口ポートを備え
たケースと、当該ケース内に設けられ、前記入口ポート
から前記出口ポートへと蒸発燃料を流通させる流通路
と、前記ケース内において当該流通路の鉛直方向下側に
配置された液状燃料を捕捉する捕捉材とを備えてなるこ
とを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。 - 【請求項2】 前記捕捉材は前記流通路の全周囲を囲む
筒状を呈したものであることを特徴とする請求項1記載
の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5340097A JPH10252591A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 内燃機関の蒸発燃料処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5340097A JPH10252591A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 内燃機関の蒸発燃料処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252591A true JPH10252591A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=12941787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5340097A Pending JPH10252591A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 内燃機関の蒸発燃料処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252591A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016055762A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料タンクの給油部構造 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP5340097A patent/JPH10252591A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016055762A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料タンクの給油部構造 |
| US10005356B2 (en) | 2014-09-09 | 2018-06-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Refueling portion structure of fuel tank |
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