JPH10252598A - 内燃機関のための燃料噴射弁 - Google Patents

内燃機関のための燃料噴射弁

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JPH10252598A
JPH10252598A JP10055345A JP5534598A JPH10252598A JP H10252598 A JPH10252598 A JP H10252598A JP 10055345 A JP10055345 A JP 10055345A JP 5534598 A JP5534598 A JP 5534598A JP H10252598 A JPH10252598 A JP H10252598A
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JP
Japan
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valve
piston
valve member
hydraulic working
fuel injection
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JP10055345A
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English (en)
Inventor
Katsuoki Itoh
イトウ カツオキ
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
    • F02M51/0603Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using piezoelectric or magnetostrictive operating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M47/00Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M47/04Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure using fluid, other than fuel, for injection-valve actuation
    • F02M47/046Fluid pressure acting on injection-valve in the period of injection to open it
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M2200/703Linkage between actuator and actuated element, e.g. between piezoelectric actuator and needle valve or pump plunger hydraulic
    • F02M2200/704Linkage between actuator and actuated element, e.g. between piezoelectric actuator and needle valve or pump plunger hydraulic with actuator and actuated element moving in different directions, e.g. in opposite directions

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 内燃機関のための燃料噴射弁であって、
弁体1内で軸方向移動可能な弁部材5を備えており、弁
部材がその一端に弁シール面7を備えており、弁部材が
この弁シール面により、噴射横断面の制御のために、弁
体に設けた弁座面9と協働しており、この弁座面からは
少なくとも1つの噴口11が、補給すべき内燃機関の燃
焼室内へ導出されており、かつ、弁部材を軸方向に操作
する電気的なアクチュエータ23が設けられており、こ
のアクチュエータが液圧的な作業室19を介して弁部材
へ作用している。その場合に、弁部材の操作のための第
2の電気的なアクチュエータ27が設けられており、こ
のアクチュエータが第1の電気的なアクチュエータ23
に依存せずに起動制御される。 【効果】 極めて迅速かつ直接的な弁部材操作が可能
で、燃料噴射弁における噴口横断面ひいては噴射時期に
わたる噴射経過を最適に形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関のための燃
料噴射弁であって、弁体内で軸方向移動可能な弁部材を
備えており、この弁部材がその一端に弁シール面を備え
ており、弁部材がこの弁シール面により、噴射横断面の
制御のために、弁体に設けた弁座面と協働しており、こ
の弁座面からは少なくとも1つの噴口が、補給すべき内
燃機関の燃焼室内へ導出されており、かつ、弁部材を軸
方向に操作する電気的なアクチュエータが設けられてお
り、このアクチュエータが液圧的な作業室を介して弁部
材へ作用している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許公開第19500
706号明細書から公知のこの種の燃料噴射弁では、ピ
ストン状の弁閉鎖部材が軸方向移動可能に弁体内に配置
されており、弁体はその自由端で、補給すべき内燃機関
の燃焼室内へ突入している。その場合、弁部材はその燃
焼室側端部に弁シール面を備えており、弁部材はこの弁
シール面により、噴射横断面の制御のために、弁体に設
けた弁座面と協働しており、弁座面からは1つの噴口が
内燃機関の燃焼室内へ導出されている。弁部材は電気的
なアクチュエータ、有利にはピエゾアクタ(Piezo
aktor)とも呼ばれるピエゾ作動体により軸方向に
操作され、その際、ピエゾアクタの作動運動が液圧的な
作業室を介して弁部材へ伝達される。この場合、このこ
との有する利点は、例えばピエゾアクタの温度依存性の
変動を補償することができ、かつピエゾアクタの作動運
動を弁部材の大きな作動運動へ変換することができるこ
とにある。
【0003】しかし、この公知の燃料噴射弁の欠点とす
るところは、ダイナミックな運転時に弁部材が過剰に振
動して反跳する可能性があり、このことが噴射弁の不所
望な開放を招くことにある。そのうえ、この公知の燃料
噴射弁ではピエゾアクタの固有振動が液圧的な増幅室を
介して弁部材へ伝達され、その結果、弁部材も振動し始
め、その結果、噴射の経過を過つ。この公知の燃料噴射
弁にはさらに、ピエゾアクタの戻し運動時に、液圧的な
作業室の急速な容積増大によって、この作業室内に存在
する燃料の圧力が蒸気圧以下に低下する可能性ひいては
キャビテーション障害の可能性を生じるという別の欠点
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を排
除することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、請求項1に記載のように、弁部材の操作のための第
2の電気的なアクチュエータが設けられており、このア
クチュエータが第1の電気的なアクチュエータに依存せ
ずに起動制御されることにより解決される。
【0006】
【発明の効果】本発明の利点は、第2の電気的なアクチ
ュエータを使用することにより、極めて迅速かつ直接的
な弁部材操作が可能となり、このことにより、燃料噴射
弁における噴口横断面、ひいては噴射時期にわたる噴射
経過を最適に形成することができることにある。その
際、ピエゾアクタの機械的な補償もしくは温度補償並び
にピエゾアクタの作動運動の液圧的な増幅が液圧的な作
業室を介して行われる。この作業室はその場合2つの部
分室に分割されており、両方の部分室はそれぞれピエゾ
アクタの1つのピストンと弁部材とにより制限されると
共に絞り箇所を介して互いに分離されており、その結
果、ピエゾアクタに発生する振動が弁部材に伝達され
ず、かつ弁部材の過剰振動もしくは反跳が抑制される。
さらに、電気的なアクチュエータとその作動ピストンと
の分離によって、電気的なアクチュエータの迅速な戻し
時に負圧の発生が回避され、これにより、クチュエータ
は作動ピストンにより持上げられる。互いに逆方向で弁
部材に作用する2つの電気的なアクチュエータが使用さ
れると特に有利である。その理由は、このことにより、
極めて迅速かつ制御された開放行程の他に、弁部材の閉
鎖行程も極めて迅速かつ制御されて実施されることがで
きるからである。互いに反対方向に作用するこれらの電
気的なアクチュエータの使用により、弁部材の緩衝をも
得ることができる。その理由は、第1のピエゾアクタに
対して反対方向に作用する第2のピエゾアクタが液圧的
な作業室内にダイナミックな力補償を生ぜしめるからで
ある。弁部材に結合された弁ピストンが2部分から構成
され、それぞれの弁ピストン部分が、反対方向で弁部材
に作用する作業室を制限することにより別の利点が得ら
れる。その場合、両方のピストン部分の所定の間隔によ
り、弁部材の前行程が実現される。
【0007】さらに、電気的なアクチュエータの所期の
段階的な作動運動により、弁部材の振動を抑制もしくは
減衰することができる。
【0008】その場合、電気的なアクチュエータは選択
的に圧電的な又は磁気歪み式のアクタとして形成される
ことができる。さらに、電気的なアクチュエータにより
操作される燃料噴射弁は外向きに開く噴射弁、又は内向
きに開く噴射弁、例えばホールノズル又はピントルノズ
ルとして形成されることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に図示の3つの実施例につき内
燃機関のための本発明にもとづく燃料噴射弁を詳細に説
明する。
【0010】内燃機関の本発明にもとづく燃料噴射弁の
第1実施例は弁体1を備えており、弁体の下方の自由端
は、補給すべき内燃機関の詳細には図示されていない燃
焼室内へ突入している。弁体1には軸方向の袋孔3が設
けられており、この袋孔内には、燃料噴射ポンプから導
出された噴射導管が開口している。さらに弁体1内に
は、ピストン状の弁部材5が軸方向移動可能に配置され
ており、この弁部材の下方の、燃焼室に近い方の端部が
弁シール面7を備えており、弁部材5はこの弁シール面
により、噴射横断面の制御のために、弁体1に設けた弁
座面9と協働している。この弁座面9は袋孔3の閉じて
いる端部に形成されている。この場合、弁座面9からは
2つの噴口11が、補給すべき内燃機関の燃焼室内へ通
じてている。弁部材5は弁シール面7とは逆の側の端面
に横断面減少部を有していて環状肩13を形成してお
り、この環状肩には、他方の側でケーシングに定置に支
持された弁ばね15が係合しており、その結果、弁ばね
15は弁部材5を弁座面9に当接せしめている。
【0011】弁部材5は弁シール面7とは逆の側の端部
に、大きな横断面を有する弁ピストン17を備えてお
り、この弁ピストンは弁部材5を軸方向に操作するため
に液圧的な作業室19内へ突入しており、かつ弁座面9
に面した下方のピストン環状端面21によりこの作業室
19を制限している。弁部材5の操作のためにさらに2
つの有利にはピエゾアクタとして形成された電気的なア
クチュエータが設けられており、その第1のアクチュエ
ータ23は、これに軸方向で当接した第1の作動ピスト
ン25を介して同様に液圧的な作業室19内に突入して
いる。第1のアクチュエータ23に対して付加的にこれ
に対してずれて配置された第2のアクチュエータ27が
設けられており、この第2のアクチュエータは同様に第
2の作動ピストン29を介して液圧的な作業室19内へ
突入している。その場合、液圧的な作業室19は3つの
部分室31,33,35に分割されており、その第1の
部分室31が第1の作動ピストン25により、かつその
第2の部分室33が第2の作動ピストン29により、か
つ第3の部分室35が弁ピストン17によりそれぞれ制
限されている。その場合、第3の部分室35はそれぞれ
1つの絞り箇所37を介して他方の両方の部分室31,
33に連通している。
【0012】電気的なアクチュエータ23,27へ作動
ピストン25,29を常に確実に当接させるために、作
動ピストン25,29と、これらを案内するケーシング
との間に戻しばね41が緊縮されており、戻しばねは作
動ピストン25,29を、液圧的な作業室19から離反
する方向に負荷していてこれらの作動ピストンを電気的
なアクチュエータ23,27へ常に当接させている。
【0013】内燃機関の本発明にもとづく燃料噴射弁の
図1に示された第1実施例は次のように作動する。閉じ
た燃料噴射弁の出発位置では、ピエゾアクタとして形成
された電気的なアクチュエータ23,27は無通電状態
に切換られており、かつ軸方向の最小の伸びを有してい
る。作動ピストン25,29は戻しばね41によりアク
チュエータ23,27に当接されており、その結果、液
圧的な作業室19内には基準圧しか形成されていない。
しかし、弁部材5に固定的に結合された弁ピストン17
のピストン環状端面21に弁部材5の開放方向で作用す
るこの基準圧は、弁部材5をその弁シール面7を介して
密に弁座面9に保持する弁ばね15の閉鎖力に比して小
さく、その結果、噴口11はこの弁シール面7により閉
鎖状態に保たれている。燃料噴射弁のところで噴射を行
う場合、アクチュエータ23,27が通電されてその長
さを伸長させる。その際、作動ピストン25,29が液
圧的な作業室19へ向かって移動させられ、その結果、
液圧媒体が部分室31,33から絞り箇所37を介して
第3の部分室35内へ吐き出される。部分室35内では
流入して来る液力的な圧力媒体が弁ピストン17の環状
端面21に作用し、この作動ピストン17を弁ばね15
の閉鎖力に抗して、弁座9から離反する方向へ移動せし
め、その結果、弁部材5が弁座面9から持ち上げられ、
高圧燃料により充填された袋孔3から噴口11へ至る間
の流れ横断面を開放する。その際、弁部材5の振動は電
気的なアクチュエータ23,27の所期の段階的な運動
により減衰される。そのことのために、アクチュエータ
23,27の膨張作動運動が段階的にレリーズされ、そ
の際、一方のアクチュエータがそれぞれ他方のアクチュ
エータの直後に起動制御される。アクチュエータ23,
27作動運動相互の時間的なずれはその場合ほぼ数10
μsである。
【0014】燃料噴射弁の噴射過程を終わらせるため
に、電気的なアクチュエータ23,27が改めて無通電
状態に切換られ、その結果、アクチュエータは極めて迅
速に、軸方向で短縮された出発位置へ戻される。その
際、電気的なアクチュエータ23,27の起動制御が改
めてわずかな時間的なずれで行われる。それぞれの作動
ピストン25,29は戻しばね41の力により同様にア
クチュエータ23,27へ向かって押し戻され、その結
果、液圧的な作業室19内の容積が迅速に増大し、これ
により圧力が減少して弁ばね15の閉鎖圧を下回る。そ
の結果、弁部材5が弁ばね15により改めて弁座面9に
当接するまで移動させられ、その結果、燃料噴射弁の開
放横断面が再び閉鎖され、噴射が終了する。その場合、
電気的なアクチュエータ23,27から作動ピストン2
5,29が分離していることにより、作動ピストン2
5,29の戻り運動が減速され、その結果、液圧的な作
業室19内の圧力は蒸気圧より下には低下せず、それゆ
え、キャビテーション障害を引き起こす負圧域が生じな
い。このキャビテーションの回避はさらに、電気的なア
クチュエータ23,27の戻り速度を減速させることに
より、かつ液圧的な作業室19内の系圧を液圧媒体の蒸
気圧以上に上昇させることにより助成されことができ
る。
【0015】図2に示された第2実施例が図1に示す第
1実施例と異なる点は、2つの液圧的な作業室が設けら
れており、これらの作業室が、弁部材5の弁ピストン1
7をそれぞれ反対の作動方向で負荷すべく弁ピストン1
7により互いに離れるように制限されていることにあ
る。このことのために、2つの液圧的な作業室は1つの
共通の円筒状の室43内に配置されており、この室43
はこの室内に滑り案内された弁ピストン17により第1
の上方の作業室45と、第2の下方の作業室47とに分
割されている。この場合、第1の上方の弁ピストン端面
49が第1の上方の液圧的な作業室45を、第2の下方
の弁ピストン端面21が第2の下方の液圧的な作業室4
7を制限している。液圧的な作業室45,47はそれぞ
れ2つの部分室に分割されており、そのうちのそれぞれ
一方の部分室が電気的なアクチュエータ23,27の作
動ピストン25,29のところに、かつ他方の部分室が
弁ピストン17のところに開口しており、かつこの場合
も部分室が絞り横断面37を介して互いに連通してい
る。
【0016】図2に示す第2実施例は次のように作動す
る。
【0017】燃料噴射弁が閉じている状態の出発位置で
は、第1のアクチュエータ23は軸方向で伸長してい
る。そのことのためには、制御電圧の供給により軸方向
に膨張するピエゾ素子が通電されていてもよく、又は制
御電圧の供給により収縮するピエゾ素子が無通電状態に
切換られていてもよい。第1のアクチュエータ23の軸
方向の膨張により、第1の作動ピストン25は第1の液
圧的な作業室45へ向かって移動させられ、その際、第
1の作動ピストン25のこの作動運動は作動ピストン1
7の上方の弁ピストン端面49を介して弁部材5へ伝達
され、その結果、弁部材はその弁シール面7により密に
弁座面9に圧着させられる。第2のアクチュエータ27
は燃料噴射弁の閉鎖状態では、軸方向の最小の伸びを有
するように切り変えられている。その際、第2の作動ピ
ストン29は戻しばね41によりアクチュエータ27に
当接させられており、かつ第2の下方の液圧的な作業室
47内で著しく上昇している。
【0018】燃料噴射弁で噴射を行う場合、第1のアク
チュエータ23はその軸方向の伸びを減少させるように
切換られる。それと同時に、第2のアクチュエータ27
はその軸方向の伸びが増大するように切換られ、その結
果、第2の作動ピストン29は第2のアクチュエータ2
7により第2の液圧的な作業室47へ向かって移動させ
られる。第2の作動ピストン29のこの作動運動は液圧
的に弁ピストン17の下方のピストン環状端面21へ伝
達され、その結果、弁部材5が弁座面9から持上られ
て、内燃機関の燃焼室内への噴射横断面を開放する。そ
の際、弁部材5の振動を回避するために、改めてアクチ
ュエータ23,27の段階的な起動制御により弁部材を
作動させることができ、その際、閉鎖方向で作用する作
動ピストン25はそのつどアクチュエータ23により短
時間だけ位置固定され、かつ同様に短時間だけ緩衝性の
対抗力を形成する。その際さらに、絞り箇所37の絞り
効果によりアクチュエータ23,27の固有振動の伝達
が減衰される。
【0019】図3に示す本発明にもとづく燃料噴射弁の
第3実施例が図2に示す第2実施例と異なる点は弁ピス
トン17の構成にあり、この場合、弁ピストン17は2
部分から構成されている。この場合、第1の上方のピス
トン部分61はその上方の弁ピストン端面49で、閉鎖
方向で弁部材5へ作用する上方の液圧的な作業室45を
制限している。弁ピストン17の第2の下方のピストン
部分63はその下方のピストン環状端面21で、内向き
に開く燃料噴射弁の弁部材5へ開放方向で作用する下方
の液圧的な作業室47を制限している。両方のピストン
部分61,63は有利には上方のピストン部分61に配
置されたピストンロッド65により、所定の相互間隔を
おいて互いに当接可能であり、その際、ピストンロッド
65と下方のピストン部分63との間の自由な間隔によ
り、開放方向の弁部材5の前行程hvが調整される。
【0020】図3にアクチュエータ及び作動ピストンの
対応する戻しばねを省略して図示された燃料噴射弁は第
2実施例と同様に作動する。その場合、開放行程開始時
に第2のアクチュエータ27が下方の液圧的な作業室4
7へ向かって移動する際に、弁部材5が極めて迅速な前
行程hvを進む。この前行程では図示されていない弁ば
ね(図1の弁ばね15参照)の力が克服されるだけでよ
い。前行程hvだけ進んだ後に、下方の弁ピストン部分
63は上方の弁ピストン部分61に当接し、次いで別の
作動運動の経過で比較的大きな戻し力を克服しなければ
ならない。その際、前噴射につづく弁部材5の開放行程
経過は、第1の作動ピストン25を操作するアクチュエ
ータ23の適当な起動制御により作動される。その際、
両方のピストン部分61,63の作動運動相互の影響を
回避するために、液圧的な作業室45,47は弁ピスト
ン17により有利に互いに分離されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】両方のピエゾアクタが同じ作動方向で1つの共
通の液圧的な作業室を介して弁部材へ作用する本発明の
第1実施例の略示図である。
【図2】両方の電気的なアクチュエータがそれぞれ逆の
作動方向で1つの共通の液圧的な作業室を介して燃料噴
射弁の弁部材に作用する本発明の第2実施例の略示図で
ある。
【図3】それぞれの電気的なアクチュエータに1つの別
個の液圧的な作業室が弁部材に対応して配置されている
本発明の第3実施例の略示図である。
【符号の説明】
1 弁体、 5 弁部材、 7 弁シール面、 9 弁
座面、 11 噴口、17 弁ピストン、 19 液圧
的な作業室、 21 弁ピストン環状端面、23 アク
チュエータ、 25 作動ピストン、 27 アクチュ
エータ、29 作動ピストン、 31,33,35 部
分室、 37 絞り横断面、 41 戻しばね、 43
円筒形の室、 45,47 液圧的な作業室、 6
1,63 ピストン部分、 65 ピストンロッド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のための燃料噴射弁であって、
    弁体(1)内で軸方向移動可能な弁部材(5)を備えて
    おり、この弁部材がその一端に弁シール面(7)を備え
    ており、弁部材(5)がこの弁シール面により、噴射横
    断面の制御のために、弁体(1)に設けた弁座面(9)
    と協働しており、この弁座面からは少なくとも1つの噴
    口(11)が、燃料を供給しようとする内燃機関の燃焼
    室内へ導出されており、かつ、弁部材(5)を軸方向に
    操作する電気的なアクチュエータ(23)が設けられて
    おり、このアクチュエータが液圧的な作業室(19)を
    介して弁部材(5)へ作用している形式のものにおい
    て、弁部材(5)の操作のための第2の電気的なアクチ
    ュエータ(27)が設けられており、このアクチュエー
    タが第1の電気的なアクチュエータ(23)に依存せず
    に起動制御されることを特徴とする内燃機関のための燃
    料噴射弁。
  2. 【請求項2】 液圧的な作業室(19)が、弁部材
    (5)に結合された弁ピストン(17)と、電気的なア
    クチュエータ(23,27)に結合された作動ピストン
    (25,29)とにより制限されており、その場合、作
    動ピストン(25,29)と弁ピストン(17)とに境
    を接した、液圧的な作業室(19)の室がそれぞれ部分
    室(31,33,35)を形成しており、これらの部分
    室が絞り横断面(37)により互いに区切られている請
    求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 弁ピストン(17)が直に弁部材(5)
    に結合されており、かつ、作動ピストン(25,29)
    が液圧的な作業室(31,33)とは逆の側の端面で、
    戻しばね(41)によりそれぞれの電気的なアクチュエ
    ータ(23,27)に当接されている請求項2記載の燃
    料噴射弁。
  4. 【請求項4】 電気的なアクチュエータ(23,27)
    がピエゾ作動体として形成されている請求項1記載の燃
    料噴射弁。
  5. 【請求項5】 第1及び第2のアクチュエータ(23,
    27)が同じ作動方向で液圧的な作業室(19)を介し
    て弁部材(5)の弁ピストン(17)に作用している請
    求項2記載の燃料噴射弁。
  6. 【請求項6】 2つの液圧的な作業室(45,47)が
    設けられており、これらの作業室が、弁部材(5)をそ
    れぞれ逆の作動方向に負荷するように弁ピストン(1
    7)により互いに区切られている請求項2記載の燃料噴
    射弁。
  7. 【請求項7】 2つの液圧的な作業室(45,47)が
    1つの共通の円筒形の室(43)内に配置されており、
    この室がその内部で滑動的に案内された弁ピストン(1
    7)により第1の上方の液圧的な作業室(45)と、第
    2の下方の液圧的な作業室(47)とに分割されてお
    り、その場合、第1の上方の弁ピストン端面(49)が
    第1の上方の液圧的な作業室(45)を、かつ第2の下
    方の弁ピストン端面(21)が第2の下方の液圧的な作
    業室(47)を制限している請求項6記載の燃料噴射
    弁。
  8. 【請求項8】 液圧的な作業室(45,47)がそれぞ
    れ2つの部分室に分割されており、それぞれ一方のその
    部分室が電気的なアクチュエータ(23,27)の作動
    ピストン(25,29)に開口しており、かつ他方の部
    分室が弁ピストン(17)に開口しており、かつ、両部
    分室が絞り横断面を介して互いに連通している請求項7
    記載の燃料噴射弁。
  9. 【請求項9】 弁ピストン(17)が2部分から構成さ
    れており、かつ第1の上方のピストン部分(61)によ
    り第1の上方の液圧的な作業室(45)を、かつ第2の
    下方のピストン部分(63)により第2の下方の液圧的
    な作業室(47)を制限しており、その場合、両方のピ
    ストン部分(61、63)が有利には一方のピストン部
    分に固定されたピストンロッド(65)を介して互いに
    当接可能である請求項6記載の燃料噴射弁。
JP10055345A 1997-03-10 1998-03-06 内燃機関のための燃料噴射弁 Pending JPH10252598A (ja)

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