JPH10252865A - スプロケットとそのスプロケットを使用する物品収納装置 - Google Patents
スプロケットとそのスプロケットを使用する物品収納装置Info
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- JPH10252865A JPH10252865A JP9054487A JP5448797A JPH10252865A JP H10252865 A JPH10252865 A JP H10252865A JP 9054487 A JP9054487 A JP 9054487A JP 5448797 A JP5448797 A JP 5448797A JP H10252865 A JPH10252865 A JP H10252865A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローラチェンからなる無端体の一部をワイヤ
などの紐状体に置き換える場合、スプロケットに巻回す
る部分までも廉価な紐状体に置き換えることのできる特
殊なスプロケットの提供と、そのスプロケットを使用す
ることによって一層の低廉化を図り得る物品収納装置の
提供。 【解決手段】 ローラチェン17と咬合する複数の歯3
2を備え、かつ、その外周部に紐状体18を挿入して巻
回する凹入部33が設けられているスプロケット9と、
そのスプロケット9を複数の物品を並べて収納する収納
部の出入口側に設け、収納部の奥側に設けた回転体とに
わたってローラチェン17と紐状体18とを有する無端
体を正逆回動自在に掛張し、無端体の上側移動径路にお
けるローラチェン17上に物品を載置可能に構成してあ
る物品収納装置。
などの紐状体に置き換える場合、スプロケットに巻回す
る部分までも廉価な紐状体に置き換えることのできる特
殊なスプロケットの提供と、そのスプロケットを使用す
ることによって一層の低廉化を図り得る物品収納装置の
提供。 【解決手段】 ローラチェン17と咬合する複数の歯3
2を備え、かつ、その外周部に紐状体18を挿入して巻
回する凹入部33が設けられているスプロケット9と、
そのスプロケット9を複数の物品を並べて収納する収納
部の出入口側に設け、収納部の奥側に設けた回転体とに
わたってローラチェン17と紐状体18とを有する無端
体を正逆回動自在に掛張し、無端体の上側移動径路にお
けるローラチェン17上に物品を載置可能に構成してあ
る物品収納装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラチェンと咬
合する複数の歯が外周部に設けられたスプロケットと、
そのスプロケットを物品収納部の出入口側に設け、収納
部の奥側に設けた回転体とにわたってローラチェンとワ
イヤなどの紐状体とを有する無端体を正逆回動自在に掛
張し、その無端体の上側移動径路における前記ローラチ
ェン上に複数の物品を載置して収納する物品収納装置と
に関する。
合する複数の歯が外周部に設けられたスプロケットと、
そのスプロケットを物品収納部の出入口側に設け、収納
部の奥側に設けた回転体とにわたってローラチェンとワ
イヤなどの紐状体とを有する無端体を正逆回動自在に掛
張し、その無端体の上側移動径路における前記ローラチ
ェン上に複数の物品を載置して収納する物品収納装置と
に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような物品収納装置では、物品を
載置して搬送する無端体として、一般にローラチェンが
使用され、物品を収納する収納部の出入口側と奥側とに
それぞれスプロケットを設け、両スプロケット間にロー
ラチェンを巻き掛け、そのローラチェンのローラ部をガ
イド部材が支持することになる。ところが、物品を載置
して搬送するために両スプロケット間に掛張したローラ
チェンは、収納部の出入口側と奥側との間を往復回動す
るだけであるから、必ずしも無端体の全てをローラチェ
ンで構成する必要はない。すなわち、収納部の出入口側
のみをスプロケットにし、奥側をプーリにして、無端状
のローラチェンの一部を廉価なワイヤなどの紐状体に置
き換え、スプロケットに咬合して正逆回動する部分のみ
をローラチェンにして装置の低廉化を図ることが考えら
れる。
載置して搬送する無端体として、一般にローラチェンが
使用され、物品を収納する収納部の出入口側と奥側とに
それぞれスプロケットを設け、両スプロケット間にロー
ラチェンを巻き掛け、そのローラチェンのローラ部をガ
イド部材が支持することになる。ところが、物品を載置
して搬送するために両スプロケット間に掛張したローラ
チェンは、収納部の出入口側と奥側との間を往復回動す
るだけであるから、必ずしも無端体の全てをローラチェ
ンで構成する必要はない。すなわち、収納部の出入口側
のみをスプロケットにし、奥側をプーリにして、無端状
のローラチェンの一部を廉価なワイヤなどの紐状体に置
き換え、スプロケットに咬合して正逆回動する部分のみ
をローラチェンにして装置の低廉化を図ることが考えら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え無
端状のローラチェンの一部をワイヤなどに置き換えたと
しても、その無端体を巻き掛けるスプロケットが、その
外周部にローラチェンと咬合する複数の歯のみを備えた
従来のスプロケットであれば、そのスプロケットに巻回
する部分までもワイヤなどに置き換えることはできず、
どうしても装置の低廉化に限界がある。
端状のローラチェンの一部をワイヤなどに置き換えたと
しても、その無端体を巻き掛けるスプロケットが、その
外周部にローラチェンと咬合する複数の歯のみを備えた
従来のスプロケットであれば、そのスプロケットに巻回
する部分までもワイヤなどに置き換えることはできず、
どうしても装置の低廉化に限界がある。
【0004】本発明は、この点に着目したもので、その
目的は、ローラチェンからなる無端体の一部をワイヤな
どの紐状体に置き換える場合、スプロケットに巻回する
部分までも廉価な紐状体に置き換えることのできる特殊
なスプロケットの提供と、そのスプロケットを使用する
ことにより、より一層の低廉化を図り得る物品収納装置
の提供にある。
目的は、ローラチェンからなる無端体の一部をワイヤな
どの紐状体に置き換える場合、スプロケットに巻回する
部分までも廉価な紐状体に置き換えることのできる特殊
なスプロケットの提供と、そのスプロケットを使用する
ことにより、より一層の低廉化を図り得る物品収納装置
の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1に記載のスプロケットによれば、スプロケ
ットの外周部に紐状体を挿入して巻回する凹入部が設け
られているため、スプロケットに巻回しない部分をワイ
ヤなどの廉価な紐状体に置き換えることができるのは勿
論のこと、スプロケットに巻回する部分までも紐状体に
置き換えることができ、比較的高価なローラチェンを極
力短くして、スプロケットに巻回する無端体の低廉化を
図ることができる。
め、請求項1に記載のスプロケットによれば、スプロケ
ットの外周部に紐状体を挿入して巻回する凹入部が設け
られているため、スプロケットに巻回しない部分をワイ
ヤなどの廉価な紐状体に置き換えることができるのは勿
論のこと、スプロケットに巻回する部分までも紐状体に
置き換えることができ、比較的高価なローラチェンを極
力短くして、スプロケットに巻回する無端体の低廉化を
図ることができる。
【0006】請求項2に記載のスプロケットによれば、
ローラチェンと咬合する複数の歯が、スプロケットの外
周部の全周にわたって設けられているため、そのスプロ
ケットに対するローラチェンの巻回移動量が大きい無端
体にも使用でき、適用範囲の拡大を図ることができると
ともに、紐状体が巻回する凹入部もスプロケットの外周
部全周にわたって設けられているので、スプロケットに
対する紐状体の巻回移動量の大きい無端体にも使用する
ことができる。また、スプロケットに対するローラチェ
ンや紐状体の巻回移動量が小さい無端体においても、ロ
ーラチェン用の歯と紐状体用の凹入部とが、共にスプロ
ケットの全周にわたって設けられているので、スプロケ
ットに無端体を巻回する際、スプロケットと無端体との
位相を考慮して巻回する必要がなく、無端体の組付けを
容易に行うことができる。
ローラチェンと咬合する複数の歯が、スプロケットの外
周部の全周にわたって設けられているため、そのスプロ
ケットに対するローラチェンの巻回移動量が大きい無端
体にも使用でき、適用範囲の拡大を図ることができると
ともに、紐状体が巻回する凹入部もスプロケットの外周
部全周にわたって設けられているので、スプロケットに
対する紐状体の巻回移動量の大きい無端体にも使用する
ことができる。また、スプロケットに対するローラチェ
ンや紐状体の巻回移動量が小さい無端体においても、ロ
ーラチェン用の歯と紐状体用の凹入部とが、共にスプロ
ケットの全周にわたって設けられているので、スプロケ
ットに無端体を巻回する際、スプロケットと無端体との
位相を考慮して巻回する必要がなく、無端体の組付けを
容易に行うことができる。
【0007】請求項3に記載のスプロケットによれば、
紐状体用の凹入部が、複数の歯の歯先面の歯幅方向の中
間部に設けられているため、ローラチェンが咬合する通
常の歯の歯先面に凹入部を設けるだけの簡単な構成で済
み、例えば、歯の横側方に別途凹入部を設ける場合のよ
うに、スプロケットの全体構造が複雑になることもな
く、スプロケットそのものを廉価に製造することができ
る。
紐状体用の凹入部が、複数の歯の歯先面の歯幅方向の中
間部に設けられているため、ローラチェンが咬合する通
常の歯の歯先面に凹入部を設けるだけの簡単な構成で済
み、例えば、歯の横側方に別途凹入部を設ける場合のよ
うに、スプロケットの全体構造が複雑になることもな
く、スプロケットそのものを廉価に製造することができ
る。
【0008】請求項4に記載のスプロケットによれば、
紐状体用の凹入部が、複数の歯の歯幅方向の中央部に設
けられているため、ローラチェンの一部を紐状体で置き
換える場合、1本の紐状体で置き換えることができ、し
かも、凹入部が歯幅の中央部に設けられているので、そ
の紐状体をローラチェンの横幅方向の中央部に位置する
ように連結することにより、スプロケットに紐状体が巻
回した状態においても、ローラチェンがスプロケットの
横幅方向にずれる虞れも少なく、スプロケットに対する
ローラチェンの咬合も円滑に行うことができる。
紐状体用の凹入部が、複数の歯の歯幅方向の中央部に設
けられているため、ローラチェンの一部を紐状体で置き
換える場合、1本の紐状体で置き換えることができ、し
かも、凹入部が歯幅の中央部に設けられているので、そ
の紐状体をローラチェンの横幅方向の中央部に位置する
ように連結することにより、スプロケットに紐状体が巻
回した状態においても、ローラチェンがスプロケットの
横幅方向にずれる虞れも少なく、スプロケットに対する
ローラチェンの咬合も円滑に行うことができる。
【0009】請求項5に記載のスプロケットによれば、
凹入部の横側面が傾斜面に形成されて、その凹入部の横
幅が、スプロケットの外周部側ほど広くなるように構成
されているので、凹入部の横側面が紐状体の案内作用を
有し、凹入部に対する紐状体の挿入を円滑に行うことが
できる。
凹入部の横側面が傾斜面に形成されて、その凹入部の横
幅が、スプロケットの外周部側ほど広くなるように構成
されているので、凹入部の横側面が紐状体の案内作用を
有し、凹入部に対する紐状体の挿入を円滑に行うことが
できる。
【0010】請求項6に記載の物品収納装置によれば、
物品を搬出入する出入口から奥行き方向に向けて複数の
物品を並べて収納する収納部を備え、その収納部の出入
口側に上述した請求項1〜5のいずれかに記載のスプロ
ケットを設け、かつ、前記収納部の奥側に回転体を設け
て、スプロケットと回転体とにわたってローラチェンと
紐状体とを有する無端体を正逆回動自在に掛張し、その
無端体の上側移動径路における前記ローラチェン上に前
記物品を載置可能に構成し、物品を載置した上側移動径
路におけるローラチェンのローラ部を支持するガイド部
材を前記上側移動径路の下方に沿って設けるものである
から、物品収納部の出入口側と奥側とにわたって設ける
無端体のうち、スプロケットに巻回しない部分をワイヤ
などの廉価な紐状体に置き換えることができるのに加
え、スプロケットに巻回する部分までも紐状体に置き換
えることができ、物品載置のために必要な部分のみをロ
ーラチェンにして、収納装置の低廉化を図ることができ
る。
物品を搬出入する出入口から奥行き方向に向けて複数の
物品を並べて収納する収納部を備え、その収納部の出入
口側に上述した請求項1〜5のいずれかに記載のスプロ
ケットを設け、かつ、前記収納部の奥側に回転体を設け
て、スプロケットと回転体とにわたってローラチェンと
紐状体とを有する無端体を正逆回動自在に掛張し、その
無端体の上側移動径路における前記ローラチェン上に前
記物品を載置可能に構成し、物品を載置した上側移動径
路におけるローラチェンのローラ部を支持するガイド部
材を前記上側移動径路の下方に沿って設けるものである
から、物品収納部の出入口側と奥側とにわたって設ける
無端体のうち、スプロケットに巻回しない部分をワイヤ
などの廉価な紐状体に置き換えることができるのに加
え、スプロケットに巻回する部分までも紐状体に置き換
えることができ、物品載置のために必要な部分のみをロ
ーラチェンにして、収納装置の低廉化を図ることができ
る。
【0011】請求項7に記載の物品収納装置によれば、
その物品載置部分のローラチェンを、そのローラ部をこ
ろがり軸受を介して支持する軸受付きローラチェンで構
成するものであるから、ころがり軸受を有しない通常の
ローラチェンに較べてかなり高価にはなるが、その軸受
付きローラチェンのローラ部をガイド部材が支持するこ
とにより、ガイド部材に対するローラ部の相対移動も円
滑で、少ない動力で円滑な物品搬送を行うことができ、
しかも、物品載置部分の全てを高価な軸受付きローラチ
ェンで構成するのではなく、最も奥側に載置するひとつ
の物品の載置範囲と最も出入口側に載置するひとつの物
品の載置範囲とを除く物品載置部分のみを軸受付きロー
ラチェンで構成するものであるから、高価な軸受付きロ
ーラチェンは必要最小限の長さで済む。
その物品載置部分のローラチェンを、そのローラ部をこ
ろがり軸受を介して支持する軸受付きローラチェンで構
成するものであるから、ころがり軸受を有しない通常の
ローラチェンに較べてかなり高価にはなるが、その軸受
付きローラチェンのローラ部をガイド部材が支持するこ
とにより、ガイド部材に対するローラ部の相対移動も円
滑で、少ない動力で円滑な物品搬送を行うことができ、
しかも、物品載置部分の全てを高価な軸受付きローラチ
ェンで構成するのではなく、最も奥側に載置するひとつ
の物品の載置範囲と最も出入口側に載置するひとつの物
品の載置範囲とを除く物品載置部分のみを軸受付きロー
ラチェンで構成するものであるから、高価な軸受付きロ
ーラチェンは必要最小限の長さで済む。
【0012】そして、物品載置部分のうちの最も奥側に
載置するひとつの物品の載置範囲をガイド部材に沿って
移動可能な可動枠体で構成し、その可動枠体にころがり
軸受を介して支持するローラを複数個設けて、その可動
枠体のローラをガイド部材が支持するように構成するも
のであるから、上側移動径路に沿って移動させる必要が
あるだけで、上側移動径路と下側移動径路との方向転換
用のスプロケットに咬合させる必要のない最奥側の物品
載置部分を可動枠体に置き換えることにより、上述のよ
うに軸受付きローラチェンの短縮化に寄与しながら、か
つ、円滑な物品搬送を損ねることがない。さらに、物品
載置部分のうちの最も出入口側に載置するひとつの物品
の載置範囲を通常のローラチェンで構成し、その通常の
ローラチェンのローラ部をガイド部材が支持するように
構成するものであるから、例えばフォークリフトなどで
押し込みながら搬入することにより、ガイド部材に対し
て相対移動はするが、物品の重量が掛かった状態で相対
移動することはほとんどない出入口側の物品載置部分を
通常のローラチェンに置き換えることにより、円滑な物
品搬送を損ねることなく、軸受付きローラチェンの短縮
化に寄与することができ、装置全体の大幅な低廉化を図
ることができる。
載置するひとつの物品の載置範囲をガイド部材に沿って
移動可能な可動枠体で構成し、その可動枠体にころがり
軸受を介して支持するローラを複数個設けて、その可動
枠体のローラをガイド部材が支持するように構成するも
のであるから、上側移動径路に沿って移動させる必要が
あるだけで、上側移動径路と下側移動径路との方向転換
用のスプロケットに咬合させる必要のない最奥側の物品
載置部分を可動枠体に置き換えることにより、上述のよ
うに軸受付きローラチェンの短縮化に寄与しながら、か
つ、円滑な物品搬送を損ねることがない。さらに、物品
載置部分のうちの最も出入口側に載置するひとつの物品
の載置範囲を通常のローラチェンで構成し、その通常の
ローラチェンのローラ部をガイド部材が支持するように
構成するものであるから、例えばフォークリフトなどで
押し込みながら搬入することにより、ガイド部材に対し
て相対移動はするが、物品の重量が掛かった状態で相対
移動することはほとんどない出入口側の物品載置部分を
通常のローラチェンに置き換えることにより、円滑な物
品搬送を損ねることなく、軸受付きローラチェンの短縮
化に寄与することができ、装置全体の大幅な低廉化を図
ることができる。
【0013】請求項8に記載の物品収納装置によれば、
物品を並べて収納する収納部が、上下方向ならびに横方
向に並列する状態で複数設けられているため、多数の物
品を収納することができ、かつ、各収納部の出入口が、
同一方向に設けられているので、同じ方向から各収納部
に対して物品の搬出入を行うことができるとともに、そ
の出入口側が低くなるように傾斜され、その傾斜によっ
て前記軸受付きローラチェンが出入口側に移動付勢され
るものであるから、スプリングなどの特別な付勢手段を
設ける必要もなく、単に装置を傾斜させるだけで物品を
出入口側に搬送することができ、さらに装置の低廉化を
図ることができる。
物品を並べて収納する収納部が、上下方向ならびに横方
向に並列する状態で複数設けられているため、多数の物
品を収納することができ、かつ、各収納部の出入口が、
同一方向に設けられているので、同じ方向から各収納部
に対して物品の搬出入を行うことができるとともに、そ
の出入口側が低くなるように傾斜され、その傾斜によっ
て前記軸受付きローラチェンが出入口側に移動付勢され
るものであるから、スプリングなどの特別な付勢手段を
設ける必要もなく、単に装置を傾斜させるだけで物品を
出入口側に搬送することができ、さらに装置の低廉化を
図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によるスプロケットとその
スプロケットを使用する物品収納装置の実施の形態を図
面に基づいて説明する。このスプロケットは、図1に示
すような物品収納装置などに使用されるもので、この物
品収納装置は、鉛直方向に立設された複数本の主柱1
と、これら主柱1を連結する横梁2や補強用の梁3など
によって全体が枠組みされた金属製の構造体からなり、
前方に物品Aを搬出入するための出入口4が、上下方向
ならびに横方向に並列する状態で複数個設けられてい
る。各出入口4から後方の奥行き方向に向けては、複数
個の物品AをパレットPに載置した状態で一列に並べて
収納する収納部5に構成され、かつ、この構造体全体
が、出入口4側が若干低くなるように傾斜されている。
なお、この実施形態においては、構造体の最上階も収納
部5に構成され、したがって、最上階の収納部5の前方
も出入口4に構成されている。
スプロケットを使用する物品収納装置の実施の形態を図
面に基づいて説明する。このスプロケットは、図1に示
すような物品収納装置などに使用されるもので、この物
品収納装置は、鉛直方向に立設された複数本の主柱1
と、これら主柱1を連結する横梁2や補強用の梁3など
によって全体が枠組みされた金属製の構造体からなり、
前方に物品Aを搬出入するための出入口4が、上下方向
ならびに横方向に並列する状態で複数個設けられてい
る。各出入口4から後方の奥行き方向に向けては、複数
個の物品AをパレットPに載置した状態で一列に並べて
収納する収納部5に構成され、かつ、この構造体全体
が、出入口4側が若干低くなるように傾斜されている。
なお、この実施形態においては、構造体の最上階も収納
部5に構成され、したがって、最上階の収納部5の前方
も出入口4に構成されている。
【0015】各収納部5内の下方には、出入口4側から
見て左右一対の枠体6が、図2に示すように、前後方向
の全長に亘って配設されて、横梁2などに適宜固定され
ている。この枠体6は、図7に示すように、断面コの字
型の金属材料からなる一体成形品で、コの字型の開口部
を下にして配設され、その上辺の複数箇所がコの字型に
切り欠かれて上方へ折曲され、複数の左側舌片7aと右
側舌片7bとが一体的に形成されている。このようにし
て形成された左右の舌片7a,7bの間に、ガイド部材
としての断面形状が矩形のガイドレール8が嵌入保持さ
れ、左右一対の枠体6の上辺にガイドレール8が取り付
けられて、そのガイドレール8が、後述するローラチェ
ンのローラ部などを支持するように構成されている。
見て左右一対の枠体6が、図2に示すように、前後方向
の全長に亘って配設されて、横梁2などに適宜固定され
ている。この枠体6は、図7に示すように、断面コの字
型の金属材料からなる一体成形品で、コの字型の開口部
を下にして配設され、その上辺の複数箇所がコの字型に
切り欠かれて上方へ折曲され、複数の左側舌片7aと右
側舌片7bとが一体的に形成されている。このようにし
て形成された左右の舌片7a,7bの間に、ガイド部材
としての断面形状が矩形のガイドレール8が嵌入保持さ
れ、左右一対の枠体6の上辺にガイドレール8が取り付
けられて、そのガイドレール8が、後述するローラチェ
ンのローラ部などを支持するように構成されている。
【0016】各枠体6の前端部、換言すると、前記ガイ
ドレール8の前端よりも出入口4側の端部近くには、図
3および図4に示すように、スプロケット9が設けら
れ、各スプロケット9が、それぞれ枠体6に回転可能に
保持され、かつ、各スプロケット9の上部が、枠体6の
上辺に開口の切欠部から上方へ突出する状態で保持され
ている。各枠体6の後端部近くには、図5および図6に
示すように、長孔10を貫通するプーリ軸11が設けら
れ、このプーリ軸11に回転体としてのプーリ12が相
対回転可能に取り付けられ、そのプーリ12の上部も枠
体6の上辺に開口の切欠部から上方へ突出するように構
成されている。
ドレール8の前端よりも出入口4側の端部近くには、図
3および図4に示すように、スプロケット9が設けら
れ、各スプロケット9が、それぞれ枠体6に回転可能に
保持され、かつ、各スプロケット9の上部が、枠体6の
上辺に開口の切欠部から上方へ突出する状態で保持され
ている。各枠体6の後端部近くには、図5および図6に
示すように、長孔10を貫通するプーリ軸11が設けら
れ、このプーリ軸11に回転体としてのプーリ12が相
対回転可能に取り付けられ、そのプーリ12の上部も枠
体6の上辺に開口の切欠部から上方へ突出するように構
成されている。
【0017】前記プーリ12を保持するプーリ軸11
は、枠体6の外側に位置する平面視コの字型のテンショ
ンブラケット13に挿通固定され、そのテンションブラ
ケット13には、ボルト14が相対回転可能に螺合され
ていて、そのボルト14の先端が、枠体6の後端部に固
定の蓋体15に接当するように構成されている。すなわ
ち、各枠体6の後方からボルト14を回転操作すること
により、プーリ12を保持するプーリ軸11を枠体6の
長孔10に沿って位置変更して、各スプロケット9とプ
ーリ12との間隔を変更調節できるように構成されてい
る。
は、枠体6の外側に位置する平面視コの字型のテンショ
ンブラケット13に挿通固定され、そのテンションブラ
ケット13には、ボルト14が相対回転可能に螺合され
ていて、そのボルト14の先端が、枠体6の後端部に固
定の蓋体15に接当するように構成されている。すなわ
ち、各枠体6の後方からボルト14を回転操作すること
により、プーリ12を保持するプーリ軸11を枠体6の
長孔10に沿って位置変更して、各スプロケット9とプ
ーリ12との間隔を変更調節できるように構成されてい
る。
【0018】そして、各枠体6のスプロケット9とプー
リ12とにわたっては、軸受付きローラチェン16、通
常のローラチェン17、紐状体としてのワイヤ18、な
らびに、金属製の可動枠体19からなる無端体が掛張さ
れている。前記軸受付きローラチェン16は、図8およ
び図9に示すように、そのローラ部20がニードル状の
ころがり軸受21を介してローラピン22に相対回転自
在に保持された摩擦抵抗の小さい特殊なローラチェン
で、かつ、そのチェンプレート23が上面側に折曲さ
れ、折曲されたチェンプレート23によって物品Aを載
置するための物品載置面Bが形成されている。それに対
して、通常のローラチェン17の方は、そのローラ部2
4が上述のようなころがり軸受21なしにローラピン2
5に相対回転自在に保持された普通一般のローラチェン
で、この通常のローラチェン17のチェンプレート26
も上面側に折曲されて物品載置面Bが形成され、軸受付
きローラチェン16と通常のローラチェン17とが、同
一のチェンピッチに構成され、両ローラチェン16,1
7のローラ部20,24が、共に各ガイドレール8上を
回転し得るように構成されている。
リ12とにわたっては、軸受付きローラチェン16、通
常のローラチェン17、紐状体としてのワイヤ18、な
らびに、金属製の可動枠体19からなる無端体が掛張さ
れている。前記軸受付きローラチェン16は、図8およ
び図9に示すように、そのローラ部20がニードル状の
ころがり軸受21を介してローラピン22に相対回転自
在に保持された摩擦抵抗の小さい特殊なローラチェン
で、かつ、そのチェンプレート23が上面側に折曲さ
れ、折曲されたチェンプレート23によって物品Aを載
置するための物品載置面Bが形成されている。それに対
して、通常のローラチェン17の方は、そのローラ部2
4が上述のようなころがり軸受21なしにローラピン2
5に相対回転自在に保持された普通一般のローラチェン
で、この通常のローラチェン17のチェンプレート26
も上面側に折曲されて物品載置面Bが形成され、軸受付
きローラチェン16と通常のローラチェン17とが、同
一のチェンピッチに構成され、両ローラチェン16,1
7のローラ部20,24が、共に各ガイドレール8上を
回転し得るように構成されている。
【0019】前記可動枠体19は、図10に示すよう
に、下方が開放したコの字型の断面形状を有し、その内
部空間内に複数のニードル状のころがり軸受27を介し
てピン28に保持された摩擦抵抗の小さい複数個のロー
ラ29が回転自在に設けられ、その複数のローラ29が
ガイドレール8上を回転することで、可動枠体19がガ
イドレール8に沿って円滑に移動し得るように構成さ
れ、その上面が物品載置面Bに構成されるとともに、図
5に示すように、各可動枠体19の後端部には、パレッ
トPや物品Aが接当するストッパ30が固着されてい
る。そして、その可動枠体19の出入口4側の端部に軸
受付きローラチェン16が連結され、その軸受付きロー
ラチェン16の出入口4側の端部に通常のローラチェン
17が連結され、可動枠体19上面の物品載置面Bと両
ローラチェン16,17のチェンプレート23,26上
面の物品載置面Bとが、ほぼ面一になるように構成さ
れ、可動枠体19の反対側の端部と通常のローラチェン
17とが、それぞれ連結具31を介して1本のワイヤ1
8に連結されている。
に、下方が開放したコの字型の断面形状を有し、その内
部空間内に複数のニードル状のころがり軸受27を介し
てピン28に保持された摩擦抵抗の小さい複数個のロー
ラ29が回転自在に設けられ、その複数のローラ29が
ガイドレール8上を回転することで、可動枠体19がガ
イドレール8に沿って円滑に移動し得るように構成さ
れ、その上面が物品載置面Bに構成されるとともに、図
5に示すように、各可動枠体19の後端部には、パレッ
トPや物品Aが接当するストッパ30が固着されてい
る。そして、その可動枠体19の出入口4側の端部に軸
受付きローラチェン16が連結され、その軸受付きロー
ラチェン16の出入口4側の端部に通常のローラチェン
17が連結され、可動枠体19上面の物品載置面Bと両
ローラチェン16,17のチェンプレート23,26上
面の物品載置面Bとが、ほぼ面一になるように構成さ
れ、可動枠体19の反対側の端部と通常のローラチェン
17とが、それぞれ連結具31を介して1本のワイヤ1
8に連結されている。
【0020】すなわち、可動枠体19上面の物品載置面
Bと両ローラチェン16,17のチェンプレート23,
26上面の物品載置面Bとに物品AをパレットPごと載
置し得るように構成され、そのため、図11の(ロ)に
示すように、可動枠体19と両ローラチェン16,17
との合計長さが、前記ガイドレール8とほぼ等しい長さ
Lを有し、通常のローラチェン17と可動枠体19と
が、それぞれほぼパレットひとつ分の長さL1を有し、
軸受付きローラチェン16が、ガイドレール8とほぼ等
しい長さLからパレット2つ分の長さ2×L1を減じた
長さL2を有するように構成されている。したがって、
ワイヤ18の方は、その両端の連結具31を含んで、ガ
イドレール8とほぼ等しい長さLに、スプロケット9の
半周分とプーリ12の半周分とを加えた長さを有し、両
ローラチェン16,17とワイヤ18とが、出入口4側
のスプロケット9に巻回し、後方のプーリ12にワイヤ
18が巻回して、両ローラチェン16,17、可動枠体
19、ならびに、ワイヤ18からなる無端体が、各スプ
ロケット9とプーリ12とにわたって掛張されて、上側
移動径路と下側移動径路とに沿って正逆回動自在に構成
されている。
Bと両ローラチェン16,17のチェンプレート23,
26上面の物品載置面Bとに物品AをパレットPごと載
置し得るように構成され、そのため、図11の(ロ)に
示すように、可動枠体19と両ローラチェン16,17
との合計長さが、前記ガイドレール8とほぼ等しい長さ
Lを有し、通常のローラチェン17と可動枠体19と
が、それぞれほぼパレットひとつ分の長さL1を有し、
軸受付きローラチェン16が、ガイドレール8とほぼ等
しい長さLからパレット2つ分の長さ2×L1を減じた
長さL2を有するように構成されている。したがって、
ワイヤ18の方は、その両端の連結具31を含んで、ガ
イドレール8とほぼ等しい長さLに、スプロケット9の
半周分とプーリ12の半周分とを加えた長さを有し、両
ローラチェン16,17とワイヤ18とが、出入口4側
のスプロケット9に巻回し、後方のプーリ12にワイヤ
18が巻回して、両ローラチェン16,17、可動枠体
19、ならびに、ワイヤ18からなる無端体が、各スプ
ロケット9とプーリ12とにわたって掛張されて、上側
移動径路と下側移動径路とに沿って正逆回動自在に構成
されている。
【0021】このように、各スプロケット9には、両ロ
ーラチェン16,17とワイヤ18とが巻回するため、
各スプロケット9は、図3および図12に示すように、
その外周部の全周にわたって両ローラチェン16,17
が咬合する複数の歯32が設けられ、さらに、その各歯
32の歯先面の歯幅b方向の中央部には、ワイヤ18が
挿入して巻回する凹入部33が設けられている。各凹入
部33は、その両横側面が共に傾斜面に形成され、凹入
部33の横幅がスプロケット9の外周部側ほど徐々に幅
広になるように構成され、凹入部33内にワイヤ18が
入り込んで巻回した際、巻回したワイヤ18の中心を結
ぶ直径Dが、スプロケット9のピッチサークルPCの直
径dとほぼ同じになるように構成されている。したがっ
て、各スプロケット9に両ローラチェン16,17が咬
合した状態においても、また、各スプロケット9の凹入
部33にワイヤ18が入り込んで巻回した状態において
も、両ローラチェン16,17やワイヤ18などからな
る無端体の張力にあまり変化がなく、無端体を常にほぼ
一定の張力で掛張することが可能となる。
ーラチェン16,17とワイヤ18とが巻回するため、
各スプロケット9は、図3および図12に示すように、
その外周部の全周にわたって両ローラチェン16,17
が咬合する複数の歯32が設けられ、さらに、その各歯
32の歯先面の歯幅b方向の中央部には、ワイヤ18が
挿入して巻回する凹入部33が設けられている。各凹入
部33は、その両横側面が共に傾斜面に形成され、凹入
部33の横幅がスプロケット9の外周部側ほど徐々に幅
広になるように構成され、凹入部33内にワイヤ18が
入り込んで巻回した際、巻回したワイヤ18の中心を結
ぶ直径Dが、スプロケット9のピッチサークルPCの直
径dとほぼ同じになるように構成されている。したがっ
て、各スプロケット9に両ローラチェン16,17が咬
合した状態においても、また、各スプロケット9の凹入
部33にワイヤ18が入り込んで巻回した状態において
も、両ローラチェン16,17やワイヤ18などからな
る無端体の張力にあまり変化がなく、無端体を常にほぼ
一定の張力で掛張することが可能となる。
【0022】各枠体6の下方開口部は、図7に示すよう
に、ガイド板34によって閉鎖され、そのガイド板34
には、通常のローラチェン17とワイヤ18とを連結す
る連結具31が接当するチェンストッパ35が固定さ
れ、図11の(イ)に示すように、前記連結具31がチ
ェンストッパ35に接当することにより、両ローラチェ
ン16,17やワイヤ18などからなる無端体の反時計
方向への回動が規制され、かつ、その反時計方向への回
動が規制された状態で、可動枠体19が上側移動径路の
出入口4側の端部に位置するように構成されている。ま
た、各枠体6の後端側にも、図5や図6に示すように、
ボルト・ナット36によって別のチェンストッパ37が
固定されていて、このチェンストッパ37に可動枠体1
9に固着のストッパ30が接当することにより、図11
の(ロ)に示すように、前記無端体の時計方向への回動
を規制するように構成されている。
に、ガイド板34によって閉鎖され、そのガイド板34
には、通常のローラチェン17とワイヤ18とを連結す
る連結具31が接当するチェンストッパ35が固定さ
れ、図11の(イ)に示すように、前記連結具31がチ
ェンストッパ35に接当することにより、両ローラチェ
ン16,17やワイヤ18などからなる無端体の反時計
方向への回動が規制され、かつ、その反時計方向への回
動が規制された状態で、可動枠体19が上側移動径路の
出入口4側の端部に位置するように構成されている。ま
た、各枠体6の後端側にも、図5や図6に示すように、
ボルト・ナット36によって別のチェンストッパ37が
固定されていて、このチェンストッパ37に可動枠体1
9に固着のストッパ30が接当することにより、図11
の(ロ)に示すように、前記無端体の時計方向への回動
を規制するように構成されている。
【0023】その無端体の上側移動径路における出入口
4側の端部には、図3および図4に示すように、両ロー
ラチェン16,17や可動枠体19の物品載置面B上の
パレットPや物品Aの移動を停止して落下を防止するス
トッパ部材39が、その出入口4側の方が高くなるよう
に側面視において水平方向に対し若干傾斜した状態でボ
ルト・ナットなどによって固着されている。つまり、物
品収納装置全体が出入口4側が低くなるように傾斜して
いるため、両ローラチェン16,17や可動枠体19の
物品載置面Bも、上側移動径路において出入口4側の方
が若干低くなるように傾斜している。その傾斜した物品
載置面Bに対し、図3に示すように、ストッパ部材39
の上面40が、出入口4側の端部において物品載置面B
より上方に位置し、後側の端部において物品載置面Bよ
り下方に位置するように取り付けられ、かつ、ストッパ
部材39の出入口4側端部には、パレットPや物品Aに
接当して落下を防止するストッパ41が上方に向けて延
設されている。
4側の端部には、図3および図4に示すように、両ロー
ラチェン16,17や可動枠体19の物品載置面B上の
パレットPや物品Aの移動を停止して落下を防止するス
トッパ部材39が、その出入口4側の方が高くなるよう
に側面視において水平方向に対し若干傾斜した状態でボ
ルト・ナットなどによって固着されている。つまり、物
品収納装置全体が出入口4側が低くなるように傾斜して
いるため、両ローラチェン16,17や可動枠体19の
物品載置面Bも、上側移動径路において出入口4側の方
が若干低くなるように傾斜している。その傾斜した物品
載置面Bに対し、図3に示すように、ストッパ部材39
の上面40が、出入口4側の端部において物品載置面B
より上方に位置し、後側の端部において物品載置面Bよ
り下方に位置するように取り付けられ、かつ、ストッパ
部材39の出入口4側端部には、パレットPや物品Aに
接当して落下を防止するストッパ41が上方に向けて延
設されている。
【0024】この物品収納装置に対する物品Aの搬出入
は、通常、フォークリフトを用いて行うもので、空の収
納部5に物品Aを搬入するには、フォークリフトによっ
て物品AをパレットPごと持ち上げ、出入口4から物品
Aを載置したパレットPを両ローラチェン16,17や
可動枠体19の物品載置面B上に載置する。収納部5が
空の場合、両ローラチェン16,17やワイヤ18など
からなる無端体は、出入口4側が低くなるように傾斜し
ているため、ワイヤ18よりも重い両ローラチェン1
6,17や可動枠体19との重量の関係によって、可動
枠体19を出入口4側に移動させようとする付勢力が作
用し、通常のローラチェン17とワイヤ18とを連結す
る連結具31がチェンストッパ35に当接した状態とな
り、上述したように可動枠体19が上側移動径路の出入
口4側の端部に位置し、スプロケット9に軸受付きロー
ラチェン16が咬合し、プーリ12にワイヤ18が巻回
した状態となっている。
は、通常、フォークリフトを用いて行うもので、空の収
納部5に物品Aを搬入するには、フォークリフトによっ
て物品AをパレットPごと持ち上げ、出入口4から物品
Aを載置したパレットPを両ローラチェン16,17や
可動枠体19の物品載置面B上に載置する。収納部5が
空の場合、両ローラチェン16,17やワイヤ18など
からなる無端体は、出入口4側が低くなるように傾斜し
ているため、ワイヤ18よりも重い両ローラチェン1
6,17や可動枠体19との重量の関係によって、可動
枠体19を出入口4側に移動させようとする付勢力が作
用し、通常のローラチェン17とワイヤ18とを連結す
る連結具31がチェンストッパ35に当接した状態とな
り、上述したように可動枠体19が上側移動径路の出入
口4側の端部に位置し、スプロケット9に軸受付きロー
ラチェン16が咬合し、プーリ12にワイヤ18が巻回
した状態となっている。
【0025】したがって、フォークリフトにより持ち上
げた物品AをパレットPごとストッパ部材39の上面4
0と可動枠体19の物品載置面B上に位置させながら若
干奥へ押し込むと、パレットPが左右に位置する可動枠
体19のストッパ30に接当し、両可動枠体19が同期
して一緒に奥へ押し込まれる。適当距離押し込んだ状態
で、物品AをパレットPごとストッパ部材39の上面4
0と可動枠体19の物品載置面B上に載置すると、傾斜
による付勢力で物品Aが左右の可動枠体19と一緒に出
入口4側に移動し、パレットPがストッパ部材39のス
トッパ41に接当してそれ以上の移動が阻止される。引
き続いて物品Aを搬入するには、フォークリフトによっ
て物品AをパレットPごと持ち上げ、そのパレットPで
先に搬入したパレットPを奥へ押し込み、適当距離押し
込んだ状態で載置すると、上述のようにパレットPがス
トッパ41に接当して停止される。
げた物品AをパレットPごとストッパ部材39の上面4
0と可動枠体19の物品載置面B上に位置させながら若
干奥へ押し込むと、パレットPが左右に位置する可動枠
体19のストッパ30に接当し、両可動枠体19が同期
して一緒に奥へ押し込まれる。適当距離押し込んだ状態
で、物品AをパレットPごとストッパ部材39の上面4
0と可動枠体19の物品載置面B上に載置すると、傾斜
による付勢力で物品Aが左右の可動枠体19と一緒に出
入口4側に移動し、パレットPがストッパ部材39のス
トッパ41に接当してそれ以上の移動が阻止される。引
き続いて物品Aを搬入するには、フォークリフトによっ
て物品AをパレットPごと持ち上げ、そのパレットPで
先に搬入したパレットPを奥へ押し込み、適当距離押し
込んだ状態で載置すると、上述のようにパレットPがス
トッパ41に接当して停止される。
【0026】このように物品AをパレットPごと順次押
し込んで搬入するのであり、その押し込みの際、可動枠
体19のローラ29や軸受付きローラチェン16のロー
ラ部20が、ガイドレール8に対して接触しながら移動
することになるが、可動枠体19のローラ29はころが
り軸受27を介してピン28に保持され、軸受付きロー
ラチェン16のローラ部20はころがり軸受21を介し
てローラピン22に保持されているので、ローラ29や
ローラ部20は円滑に回転し、比較的楽に物品Aをパレ
ットPごと押し込むことができる。その押し込みの際、
スプロケット9には軸受付きローラチェン16が咬合
し、プーリ12にはワイヤ18が巻回することになる
が、物品Aの収納数が収納部5の所定収納数よりもひと
つ少ない状態においては、スプロケット9に通常のロー
ラチェン17が咬合することになる。
し込んで搬入するのであり、その押し込みの際、可動枠
体19のローラ29や軸受付きローラチェン16のロー
ラ部20が、ガイドレール8に対して接触しながら移動
することになるが、可動枠体19のローラ29はころが
り軸受27を介してピン28に保持され、軸受付きロー
ラチェン16のローラ部20はころがり軸受21を介し
てローラピン22に保持されているので、ローラ29や
ローラ部20は円滑に回転し、比較的楽に物品Aをパレ
ットPごと押し込むことができる。その押し込みの際、
スプロケット9には軸受付きローラチェン16が咬合
し、プーリ12にはワイヤ18が巻回することになる
が、物品Aの収納数が収納部5の所定収納数よりもひと
つ少ない状態においては、スプロケット9に通常のロー
ラチェン17が咬合することになる。
【0027】このようにスプロケット9に通常のローラ
チェン17が咬合した状態で、さらに物品Aを押し込み
搬入しようとすると、通常のローラチェン17のローラ
部24が、ガイドレール8に対して接触しながら移動す
ることになる。しかし、その際には、物品Aがパレット
Pごとフォークリフトで持ち上げられて押し込まれるた
め、通常のローラチェン17には物品Aの荷重が作用せ
ず、物品Aの押し込み搬入を楽に行うことができる。そ
して、この最後の物品Aの押し込み搬入の際に、スプロ
ケット9に対する通常のローラチェン17の咬合が外れ
て、ワイヤ18がスプロケット9の凹入部33に入り込
んで巻回することになる。各収納部5に所定数の物品A
を搬入した状態において、さらに物品Aを搬入しようと
すると、可動枠体19のストッパ30がチェンストッパ
37に接当し、所定数以上の搬入が阻止されるのであ
り、搬入した物品Aを搬出するには、搬入時とは逆に、
出入口4側にある物品AをパレットPごとフォークリフ
トで順次持ち上げて取り出すのである。
チェン17が咬合した状態で、さらに物品Aを押し込み
搬入しようとすると、通常のローラチェン17のローラ
部24が、ガイドレール8に対して接触しながら移動す
ることになる。しかし、その際には、物品Aがパレット
Pごとフォークリフトで持ち上げられて押し込まれるた
め、通常のローラチェン17には物品Aの荷重が作用せ
ず、物品Aの押し込み搬入を楽に行うことができる。そ
して、この最後の物品Aの押し込み搬入の際に、スプロ
ケット9に対する通常のローラチェン17の咬合が外れ
て、ワイヤ18がスプロケット9の凹入部33に入り込
んで巻回することになる。各収納部5に所定数の物品A
を搬入した状態において、さらに物品Aを搬入しようと
すると、可動枠体19のストッパ30がチェンストッパ
37に接当し、所定数以上の搬入が阻止されるのであ
り、搬入した物品Aを搬出するには、搬入時とは逆に、
出入口4側にある物品AをパレットPごとフォークリフ
トで順次持ち上げて取り出すのである。
【0028】〔別実施形態〕先の実施形態においては、
1本のワイヤ18を通常のローラチェン17と可動枠体
19との横方向の中央に位置する状態で連結し、そのた
め、ワイヤ18が入り込む凹入部33をスプロケット9
の歯32の歯幅b方向中央部に設けた例を示したが、ワ
イヤ18を通常のローラチェン17や可動枠体19に対
して横方向に偏芯した位置に連結し、それに伴って、凹
入部33を各歯32の歯幅bの中央から偏芯した位置に
設けて実施することもできる。
1本のワイヤ18を通常のローラチェン17と可動枠体
19との横方向の中央に位置する状態で連結し、そのた
め、ワイヤ18が入り込む凹入部33をスプロケット9
の歯32の歯幅b方向中央部に設けた例を示したが、ワ
イヤ18を通常のローラチェン17や可動枠体19に対
して横方向に偏芯した位置に連結し、それに伴って、凹
入部33を各歯32の歯幅bの中央から偏芯した位置に
設けて実施することもできる。
【0029】また、前記ワイヤ18は、必ずしも1本に
限るものではなく、複数本のワイヤ18で通常のローラ
チェン17と可動枠体19とを連結することもでき、そ
の場合には、ワイヤ18の数に対応する数の凹入部33
をスプロケット9の歯32に設ける必要がある。さら
に、通常のローラチェン17と可動枠体19とを2本の
ワイヤ18で連結する場合、図13に示すように、スプ
ロケット9の歯32の両側にそれぞれワイヤ18が入り
込む凹入部33を設けて実施することもできる。その場
合にも、凹入部33内に入り込んだワイヤ18の中心を
結ぶ直径Dをスプロケット9のピッチサークルPCとほ
ぼ同じに構成することにより、両ローラチェン16,1
7やワイヤ18などからなる無端体の張力を常にほぼ一
定に維持することが可能となる。
限るものではなく、複数本のワイヤ18で通常のローラ
チェン17と可動枠体19とを連結することもでき、そ
の場合には、ワイヤ18の数に対応する数の凹入部33
をスプロケット9の歯32に設ける必要がある。さら
に、通常のローラチェン17と可動枠体19とを2本の
ワイヤ18で連結する場合、図13に示すように、スプ
ロケット9の歯32の両側にそれぞれワイヤ18が入り
込む凹入部33を設けて実施することもできる。その場
合にも、凹入部33内に入り込んだワイヤ18の中心を
結ぶ直径Dをスプロケット9のピッチサークルPCとほ
ぼ同じに構成することにより、両ローラチェン16,1
7やワイヤ18などからなる無端体の張力を常にほぼ一
定に維持することが可能となる。
【0030】これまでの実施形態においては、ワイヤ1
8用の凹入部33を備えたスプロケット9を物品収納装
置に用いた例を示したが、このスプロケット9の用途に
ついては、必ずしも物品収納装置に限るものではなく、
ローラチェン16,17とワイヤ18などの紐状体とを
連結したものの方向転換用として種々の装置に使用する
ことができる。その場合、スプロケット9に対するロー
ラチェン16,17やワイヤ18の移動量が少ない場合
には、スプロケット9の外周部全周にわたって歯32や
凹入部33を設ける必要はなく、スプロケット9外周の
一部に歯32を設け、他の部分に凹入部33を設けるな
ど、実際の実施に際して種々の変更を加えることができ
る。
8用の凹入部33を備えたスプロケット9を物品収納装
置に用いた例を示したが、このスプロケット9の用途に
ついては、必ずしも物品収納装置に限るものではなく、
ローラチェン16,17とワイヤ18などの紐状体とを
連結したものの方向転換用として種々の装置に使用する
ことができる。その場合、スプロケット9に対するロー
ラチェン16,17やワイヤ18の移動量が少ない場合
には、スプロケット9の外周部全周にわたって歯32や
凹入部33を設ける必要はなく、スプロケット9外周の
一部に歯32を設け、他の部分に凹入部33を設けるな
ど、実際の実施に際して種々の変更を加えることができ
る。
【0031】また、このスプロケット9を物品収納装置
に使用する場合、通常のローラチェン17と可動枠体1
9とをほぼパレットひとつ分の長さL1とし、可動枠体
19と両ローラチェン16,17との合計長さをガイド
レール8とほぼ等しい長さLに構成した例を示したが、
両ローラチェン16,17を構成するチェンひとつの長
さの関係から、多少長くなったり短くなるのはやもう得
ず、その場合には、安全性を考慮して軸受付きローラチ
ェン16の方を若干長めにしたり、スプロケット8との
干渉を避けるために可動枠体19を若干短めにして実施
するのが望ましい。
に使用する場合、通常のローラチェン17と可動枠体1
9とをほぼパレットひとつ分の長さL1とし、可動枠体
19と両ローラチェン16,17との合計長さをガイド
レール8とほぼ等しい長さLに構成した例を示したが、
両ローラチェン16,17を構成するチェンひとつの長
さの関係から、多少長くなったり短くなるのはやもう得
ず、その場合には、安全性を考慮して軸受付きローラチ
ェン16の方を若干長めにしたり、スプロケット8との
干渉を避けるために可動枠体19を若干短めにして実施
するのが望ましい。
【図1】物品収納装置全体の斜視図
【図2】物品収納部の一部切り欠き平面図
【図3】物品収納部の出入口側の側面図
【図4】物品収納部の出入口側の平面図
【図5】物品収納部の後端側の側面図
【図6】物品収納部の後端側の平面図
【図7】枠体とガイド部材との断面図
【図8】ローラチェンの縦断側面図
【図9】ローラチェンの横断平面図
【図10】可動枠体の断面図
【図11】物品収納部の概略側面図
【図12】スプロケットの断面図
【図13】別の実施形態を示すスプロケットの断面図
4 出入口 5 収納部 8 ガイド部材 9 スプロケット 12 回転体 16 軸受付きローラチェン 17 通常のローラチェン 18 紐状体 19 可動枠体 20 軸受付きローラチェンのローラ部 21 軸受付きローラチェンのころがり軸受 24 通常のローラチェンのローラ部 27 可動枠体のころがり軸受 29 可動枠体のローラ 32 スプロケットの歯 33 凹入部 A 物品 b 歯幅
Claims (8)
- 【請求項1】 ローラチェンと咬合する複数の歯が外周
部に設けられたスプロケットであって、 前記スプロケットの外周部に紐状体を挿入して巻回する
凹入部が設けられているスプロケット。 - 【請求項2】 前記複数の歯が、スプロケットの外周部
の全周にわたって設けられ、かつ、前記凹入部が、スプ
ロケットの外周部の全周にわたって設けられている請求
項1に記載のスプロケット。 - 【請求項3】 前記凹入部が、複数の歯の歯先面の歯幅
方向の中間部に設けられている請求項1または2に記載
のスプロケット。 - 【請求項4】 前記凹入部が、複数の歯の歯幅方向の中
央部に設けられている請求項3に記載のスプロケット。 - 【請求項5】 前記凹入部の横側面が傾斜面に形成され
て、その凹入部の横幅が、スプロケットの外周部側ほど
広くなるように構成されている請求項1〜4のいずれか
1項に記載のスプロケット。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のス
プロケットを使用する物品収納装置であって、物品を搬
出入する出入口から奥行き方向に向けて複数の物品を並
べて収納する収納部を備え、その収納部の出入口側に前
記スプロケットを設け、かつ、前記収納部の奥側に回転
体を設けて、前記スプロケットと回転体とにわたってロ
ーラチェンと紐状体とを有する無端体を正逆回動自在に
掛張し、その無端体の上側移動径路における前記ローラ
チェン上に前記物品を載置可能に構成し、物品を載置し
た上側移動径路におけるローラチェンのローラ部を支持
するガイド部材を前記上側移動径路の下方に沿って設け
てある物品収納装置。 - 【請求項7】 前記無端体における物品載置部分のう
ち、最も奥側に載置するひとつの物品の載置範囲と最も
出入口側に載置するひとつの物品の載置範囲とを除く物
品載置部分のみを、そのローラ部をころがり軸受を介し
て支持する軸受付きローラチェンで構成し、前記物品載
置部分のうちの最も奥側に載置するひとつの物品の載置
範囲を前記ガイド部材に沿って移動可能な可動枠体で構
成し、その可動枠体にころがり軸受を介して支持するロ
ーラを複数個設けるとともに、前記物品載置部分のうち
の最も出入口側に載置するひとつの物品の載置範囲を通
常のローラチェンで構成して、前記軸受付きローラチェ
ンのローラ部、前記可動枠体のローラ、ならびに、前記
通常のローラチェンのローラ部とを前記ガイド部材が支
持するように構成してある請求項6記載の物品収納装
置。 - 【請求項8】 前記収納部が、上下方向ならびに横方向
に並列する状態で複数設けられ、各収納部の出入口が、
同一方向に設けられるとともに、その出入口側が低くな
るように傾斜され、その傾斜によって前記軸受付きロー
ラチェンが出入口側に移動付勢されている請求項6また
は7に記載の物品収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9054487A JPH10252865A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | スプロケットとそのスプロケットを使用する物品収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9054487A JPH10252865A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | スプロケットとそのスプロケットを使用する物品収納装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252865A true JPH10252865A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=12972013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9054487A Pending JPH10252865A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | スプロケットとそのスプロケットを使用する物品収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252865A (ja) |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9054487A patent/JPH10252865A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |