JPH10252878A - 変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置 - Google Patents
変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置Info
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- JPH10252878A JPH10252878A JP6893097A JP6893097A JPH10252878A JP H10252878 A JPH10252878 A JP H10252878A JP 6893097 A JP6893097 A JP 6893097A JP 6893097 A JP6893097 A JP 6893097A JP H10252878 A JPH10252878 A JP H10252878A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧シリンダの差圧|PINC −PDEC |が過
大になることを防止するバルブを設けることにより、無
段変速機が正または負方向の過大トルクを伝達すること
や無段変速機の変速比が最Hiまたは最Lo状態となる
ことを防止し、以って、変速比無限大無段変速機の動力
伝達経路の部品の耐久性を向上させたり、運転性を向上
させることができる変速比無限大無段変速機のトルク伝
達力制御装置を提供する。 【解決手段】 差圧PINC −PDEC または油圧PDEC −
PINC が設定値よりも大きくなった時に油圧PINC また
は油圧PDEC を低下させることにより、差圧|PINC −
PDEC |を設定値以下にするコントロールバルブを設け
て変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を構
成した。
大になることを防止するバルブを設けることにより、無
段変速機が正または負方向の過大トルクを伝達すること
や無段変速機の変速比が最Hiまたは最Lo状態となる
ことを防止し、以って、変速比無限大無段変速機の動力
伝達経路の部品の耐久性を向上させたり、運転性を向上
させることができる変速比無限大無段変速機のトルク伝
達力制御装置を提供する。 【解決手段】 差圧PINC −PDEC または油圧PDEC −
PINC が設定値よりも大きくなった時に油圧PINC また
は油圧PDEC を低下させることにより、差圧|PINC −
PDEC |を設定値以下にするコントロールバルブを設け
て変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を構
成した。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両などに採用
される無段変速機のうち、特に、変速比無限大無段変速
機のトルク伝達力制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から車両の変速機として、ベルト式
やトロイダル型の無段変速機が知られており、このよう
な無段変速機の変速領域をさらに拡大するために、無段
変速機に遊星歯車機構を組み合せて変速比を無限大まで
制御可能とする変速比無限大無段変速機が知られてい
る。 【0003】このような変速比無限大無段変速機として
は、例えば、本出願人が提案した特願平8−25322
9号に示すものがある。 【0004】これは、図10に示すように、エンジンに
結合される変速比無限大無段変速機のユニット入力軸l
に、変速比を連続的に変更可能な無段変速機2と一定の
変速比を備えた一定変速機3(3a,3b)を並列的に
連結するとともに、これらの出力軸を遊星歯車機構5で
結合したもので、無段変速機2の出力は無段変速機出力
ギヤ列40(2a,40a,4a)を介して出力軸4に
連結され、該出力軸4は遊星歯車機構5のサンギヤ5a
に連結され、また、一定変速機3の出力軸3cは遊星歯
車機構5のキャリア5bに連結される一方、遊星歯車機
構5のリングギヤ5cはユニット出力軸6に結合されて
構成されている。 【0005】そして、上記ユニット入力軸lから遊星歯
車機構5のキャリア5bへの伝達経路の途中には動力循
環モードクラッチ9が介装され、また、無段変速機の出
力軸4からユニット出力軸6の伝達経路の途中には、直
結モードクラッチ10が介装されている。 【0006】このような変速比無限大無段変速機では、
動力循環モードクラッチ9を接続する一方、直結モード
クラッチ10を遮断することにより、無段変速機2と一
定変速機3の変速比に応じて、ユニット総減速比を負の
値から正の値まで無限大を含んでほぼ連続的に制御を行
なう動力循環モードと、動力循環モードクラッチ9を遮
断する一方、直結モードクラッチ10を接続して無段変
速機2の変速比と無段変速機出力ギヤ列40の変速比の
積に応じた変速比となる直結モードを選択的に使用する
ことができる。 【0007】また、無段変速機2は、トロイダル型で構
成され、パワーローラ20の下端は、図llに示すよう
に、油圧シリンダ30に支持されて軸周りに回転可能な
トラニオン軸23に軸支される。 【0008】そして、上記油圧シリンダ30は、ピスト
ン31によって上下の油室30A,30Bに画成されて
おり、油室30Aの油圧PDEC と油室30Bの油圧P
INC は、軸方向に摺動自在なスプール51を備えてなる
コントロールバルブ50によって、図示しないソレノイ
ドからの信号圧PSOL と補正信号圧シリンダ60からの
補正信号圧ΔPSOL により調圧される。 【0009】このとき、パワーローラ20のトルク伝達
力は差圧PINC −PDEC と釣り合うため、信号圧PSOL
と補正信号圧ΔPSOL により、無段変速機のトルク伝達
力が調整されることになる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御
装置においては、ソレノイド弁の不調やスプール51の
スティックにより差圧|PINC −PDEC |が過大になる
場合がある。この場合には、無段変速機が正または負方
向の過大トルクを伝達することにより変速比無限大無段
変速機の動力伝達経路の部品の耐久性が低下したり、無
段変速機の変速比が最Hiまたは最Lo状態となること
により運転性が損なわれる、という課題を有していた。 【0011】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、油圧シリンダ
の差圧|PINC −PDEC |が過大になることを防止する
バルブを設けることにより、無段変速機が正または負方
向の過大トルクを伝達することや無段変速機の変速比が
最Hiまたは最Lo状態となることを防止し、以って、
変速比無限大無段変速機の動力伝達経路の部品の耐久性
を向上させたり、運転性を向上させることができる変速
比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を提供しよ
うとするものである。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項lに記載の発明にあっては、差圧PINC −P
DEC または油圧PDEC −PINC が設定値よりも大きくな
った時に油圧PINC または油圧PDEC を低下させること
により、差圧|PINC −PDEC |を設定値以下にするコ
ントロールバルブを設けたことを特徴とするものであ
る。 【0013】即ち、この請求項1の発明は、ユニット入
力軸にそれぞれ連結された無段変速機及び一定変速機
と、上記無段変速機の出力軸に連結されたサンギヤと上
記一定変速機の出力軸に連結されたキャリア及び上記ユ
ニット出力軸に連結されたリングギヤとから構成されて
なる遊星歯車機構と、上記ユニット入力軸からキャリア
ヘの伝達経路に介装された動力循環モードクラッチと、
上記無段変速機の出力軸からユニット出力軸の伝達経路
に介装された直結モードクラッチと、を備え、上記無段
変速機は、トロイド状の溝を備えた入力ディスクと出力
ディスクの内周に挟持されていると共にこれら両ディス
クとの接触状態を可変に設定可能なパワーローラと、上
記パワーローラに作用するトルク伝達力を第l油室の油
圧と第2油室の油圧の差圧に応じて受けるピストンが収
装されてなる油圧シリンダと、上記ピストンに画成され
た2つの油室を備えた補正信号圧シリンダと、上記パワ
ーローラの変位を補正信号圧シリンダのピストンに伝達
する変位伝達手段と、2つのコントロールバルブと、を
備えて構成されてなり、この一方のコントロールバルブ
は、軸方向へ変位可能なスプールが収装されていると共
に、該スプールを軸方向へ付勢するようにスプールの端
面に信号圧PSOL を導く信号圧ポートを設け、上記スプ
ールの所定方向の変位に応じて、上記第l油室と元圧油
路を連通し、かつ、第2油室とドレンタンクとを連通す
る一方、上記所定方向と逆方向へのスプールの変位に応
じて、上記第2油室と元圧油路を連通し、かつ、第l油
室とドレンタンクを連通するとともに、絞りを介して信
号圧ポートと連通し、上記スプールを軸方向へ付勢する
ようにスプールの端面に補正信号圧を導く補正信号圧ポ
ートを設け、上記信号圧が増大または減少したときのパ
ワーローラの変位に対して、上記補正信号圧シリンダの
ピストンの変位に応じて体積増大及び体積減少する上記
2つの油室の一方の油室と補正信号圧ポートとを連通す
るように構成し、他方のコントロールバルブは、差圧P
INC −PDEC またはPDEC −PINC が設定値よりも大き
くなった時に一方の油室の油圧PINC または他方の油室
の油圧PDECを低下させることにより、差圧|PINC −
PDEC |を設定値以下にするように制御されることを特
徴とするものである。 【0014】また、請求項2に記載の発明にあっては、
請求項l記載の発明において、油圧PINC による力が作
用する方向の変位に応じて油圧PINC をドレンポートと
連通するスプールを収装するコントロールバルブと、油
圧PDEC による力が作用する方向の変位に応じて油圧P
DEC をドレンポートと連通するスプールを収装するコン
トロールバルブと、を設けたことを特徴とするものであ
る。 【0015】即ち、請求項2に記載の発明は、前記差圧
|PINC −PDEC |を設定値以下にするコントロールバ
ルブは、一方の油室の油圧PINC を導くポートと他方の
油室の油圧PDEC を導くポート及びドレンポートと、上
記油圧PDEC による力が作用する方向ヘスプールを付勢
するスプリングと、上記油圧PINC または油圧PDECを
受けるランドを設けた軸方向へ変位可能なスプールと、
を備え、該スプールは、油圧PINC による力が作用する
方向の変位に応じて油圧PINC をドレンポートと連通す
るように構成されてなるコントロールバルブと、油圧P
INC を導くポートと油圧PDEC を導くポート及びドレン
ポートと、一方の油室の油圧PINC による力が作用する
方向ヘスプールを付勢するスプリングと、油圧PINC ま
たは油圧PDEC を受けるランドを設けた軸方向へ変位可
能なスプールと、を備え、該スプールは、油圧PDEC に
よる力が作用する方向の変位に応じて油圧PDEC をドレ
ンポートと連通するように構成されてなる他のコントロ
ールバルブと、を備えて構成されていることを特徴とす
るものである。 【0016】請求項3記載の発明にあっては、上記請求
項l記載の発明において、油圧PIN C と油圧PDEC の大
きい方の油圧による力が作用する方向の変位に応じて上
記大きい方の油圧をドレンポートと連通するスプールを
収装するコントロールバルブと、所定方向の変位に応じ
て油圧PINC を上記コントロールバルブの第1ポートへ
導くとともに油圧PDEC を上記コントロールバルブの第
2ポートへ導く一方、上記所定方向と逆方向の変位に応
じて油圧PDEC を上記第1ポートへ導くととも油圧P
INC を上記第2ポートへ導くコントロールバルブと、を
設けたことを特徴とするものである。 【0017】即ち、請求項3に記載の発明は、前記差圧
|PINC −PDEC |を設定値以下にするコントロールバ
ルブは、油圧PINC と油圧PDEC の大きい方の油圧と連
通する第1ポートと、油圧PINC とPDEC の小さい方の
油圧と連通する第2ポート及びドレンポートと、油圧P
INC または油圧PDEC を受けるランドを設けた軸方向へ
変位可能なスプールと、油圧PINC と油圧PDEC の小さ
い方の油圧による力が作用する方向ヘスプールを付勢す
るスプリングと、を備え、上記スプールは、上記大きい
方の油圧による力が作用する方向の変位に応じて上記大
きい方の油圧をドレンポートへと導くコントロールバル
ブと、上記油圧PINC を上記第1ポートへ導くポート及
び上記第2ポートへ導くポートと、油圧PDEC を上記第
1ポートへ導くポート及び上記第2ポートへ導くポート
と、軸方向へ変位可能なスプールと、を備え、上記スプ
ールは、所定方向の変位に応じて油圧PINC を上記第1
ポートへ導くとともに油圧PDEC を上記第2ポートへ導
く一方、上記所定方向と逆方向の変位に応じて油圧P
DEC を上記第1ポートへ導くとともに油圧PINC を上記
第2ポートへ導く他のコントロールバルブと、を備えて
構成されていることを特徴とするものである。 【0018】請求項4記載の発明にあっては、請求項l
記載の発明において、油圧PINC による力が作用する方
向の変位に応じて油圧PINC をドレンポートと連通する
一方、油圧PDEC による力が作用する方向の変位に応じ
て油圧PDEC をドレンポートと連通するスプールを収装
するコントロールバルブを設けたことを特徴とするもの
である。 【0019】即ち、請求項4に記載の発明は、前記差圧
|PINC −PDEC |を設定値以下にするコントロールバ
ルブは、油圧PINC を導くポートと油圧PDEC を導くポ
ート及びドレンポートと、油圧PINC による力が作用す
る方向ヘスプールを付勢するスプリングと、油圧PDEC
による力が作用する方向ヘスプールを付勢するスプリン
グと、軸方向へ変位可能なスプールと、を備え、上記ス
プールは、油圧PINCによる力が作用する方向の変位に
応じて油圧PINC をドレンポートへと導く一方、油圧P
DEC による力が作用する方向の変位に応じて油圧PDEC
をドレンポートへと導くコントロールバルブであること
特徴とするものである。 【0020】 【作用】それ故、請求項lに記載された発明にあって
は、差圧PINC −PDEC が設定値よりも大きくなった時
には、油圧PINC をドレンポートへと導く一方、差圧油
圧PDEC −PINC が設定値よりも大きくなった時には、
油圧PDEC をドレンポートへと導くことにより、差圧P
INC −PDEC を設定値以下にすることができる。 【0021】また、請求項2に記載された発明にあって
は、一方のコントロールバルブにおいて、油圧PDEC に
よる作用力と設定スプリング力に抗して油圧PINC によ
る作用力でスプールが移動した場合には、油圧PINC が
ドレンポートへと導かれ、また、もう一方のコントロー
ルバルブにおいて、油圧PINC による作用力と設定スプ
リング力に抗して油圧PDEC による作用力でスプールが
移動した場合には、油圧PDEC がドレンポートへと導か
れ、差圧PINC −PDEC を設定値以下にすることができ
る。 【0022】さらに、請求項3に記載された発明にあっ
ては、一方のコントロールバルブにより油圧PINC と油
圧PDEC の大きい方の油圧が、もう一方のコントロール
バルブの第1ポートへ導かれると共に、小さい方の油圧
が上記コントロールバルブの第2ポートへ導かれ、もう
一方のコントロールバルブにおいて、油圧PINC と油圧
PDEC の小さい方の油圧による作用力と設定スプリング
力に抗して油圧PINCと油圧PDEC の大きい方の油圧に
よる作用力でスプールが移動した場合には、大きい方の
油圧をドレンポートへと導くことにより、差圧PINC −
PDEC を設定値以下にすることができる。 【0023】また、請求項4に記載された発明にあって
は、油圧PDEC による作用力と設定スプリング力に抗し
て油圧PINC による作用力でスプールが移動した場合に
は、油圧PINC をドレンポートへと導く一方、油圧P
INC による作用力と設定スプリング力に抗して油圧P
DEC による作用力でスプールが移動した場合には、油圧
PDEC をドレンポートへと導くことにより、差圧PINC
−PDEC を設定値以下にすることができる。 【0024】 【発明の実施の形態例】以下、添付図面に示す実施の形
態例に基づき、この発明を詳細に説明する。 【0025】図1は、この発明の実施の第1形態例に係
る変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を示
しており、従来例と同一のものについては、図10と図
11で用いた符号と同一の符号を付して、その詳細な説
明をここでは省略する。 【0026】即ち、この形態例に係る無段変速機のトル
ク伝達力制御装置は、コントロールバルブll0,12
0を備えて構成されている。 【0027】コントロールバルブ110には、油圧P
INC を導くポート113Aと、油圧PDEC を導くポート
113Cと、図示しないドレンタンクと連通するドレン
ポート113Bと、が設けられている。 【0028】また、スプールlllは、油圧PINC およ
び油圧PDEC を夫々図中左側及び右側から受けるランド
ll2aを備え、スプール111を図中左側へ付勢する
スプリング114が介装されている。 【0029】コントロールバルブ120には、油圧P
DEC を導くポート123Aと、油圧PINC を導くポート
123Cと、図示しないドレンタンクと連通するドレン
ポート123Bと、が設けられている。 【0030】また、スプール121は、油圧PINC およ
び油圧PDEC を夫々図中左側及び右側から受けるランド
122aを備え、スプール121を図中右側へ付勢する
スプリング124が介装されている。 【0031】以上のように構成された変速比無限大無段
変速機のトルク伝達力制御装置の作用を、次に説明す
る。 【0032】油圧PDEC による作用力と設定スプリング
力よりも油圧PINC による作用力が大きくなる(即ち、
差圧PINC −PDEC が、スプリングll4により設定さ
れた圧力差よりも大きくなる)と、図2に示すように、
スプールlllは、図中右側へと移動し、ドレンポート
113Bが開口しPINC が低下する。このとき、スプー
ル121は、図中右側に移動し、ドレンポート123B
を閉口するため、油圧PDEC には変化が生じない。従っ
て、差圧PINC −PDEC を設定された圧力差以下にする
ことができる。 【0033】同様に、油圧PINC による作用力と設定ス
プリング力よりも油圧PDEC による作用力が大きくなる
(即ち、差圧PDEC −PINC が、スプリング124によ
り設定された圧力差よりも大きくなる)と、図3に示す
ように、スプール121は、図中左側に移動して、ドレ
ンポート123Bが開口し油圧PDEC が低下する。この
とき、スプール111は、図中左側に移動し、ドレンポ
ート113Bを閉口するため、油圧PINC には変化が生
じない。従って、差圧PDEC −PINC を設定された圧力
差以下にすることができる。 【0034】この第1形態例に係る変速比無限大無段変
速機のトルク伝達力制御装置は、以上のように構成され
ているため、油圧シリンダの差圧|PINC −PDEC |が
過大になることを防止することができ、無段変速機が正
または負方向の過大トルクを伝達することや無段変速機
の変速比が最Hiまたは最Lo状態となることを防止
し、変速比無限大無段変速機の動力伝達経路の部品の耐
久性が低下したり、運転性が損なわれることをなくする
ことができる。 【0035】図4は、本発明の実施の第2形態例の変速
比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を示してお
り、従来例と同一のものについては、図10と図11で
用いた符号と同一の符号を付して、その詳細な説明をこ
こでは省略する。 【0036】即ち、この形態例に係る無段変速機のトル
ク伝達力制御装置は、コントロールバルブ210,22
0を備えて構成されている。 【0037】コントロールバルブ210には、油圧P
INC を導くポート213A,213Cと、油圧PDEC を
導くポート213E,213Gと、ポート213B,2
13D,213F,213Hと、が設けられている。 【0038】また、スプール211は、油圧PINC を受
けるランド212aと、油圧PINCおよび油圧PDEC を
夫々図中左側及び右側から受けるランド212bと、油
圧PDEC を受けるランド212cと、を備えて構成され
ている。 【0039】コントロールバルブ220には、コントロ
ールバルブ210のポート213B,213Hと連通す
るポート223Aと、ポート223D,213Fと連通
するポート223Cと、図示しないドレンタンクと連通
するドレンポート223Bと、が設けられている。 【0040】以上のように構成された変速比無限大無段
変速機のトルク伝達力制御装置の作用を、次に説明す
る。 【0041】図5に示すように、油圧PINC >油圧P
DEC の場合は、スプール211は図中右側に移動してポ
ート213Bがポート223Aと連通し、ポート213
Fがポート223Cと連通するため、ポート223Aに
は油圧PINC が導かれ、ポート223Cには油圧PDEC
が導かれる。 【0042】このとき、油圧PDEC による作用力と設定
スプリング力よりも油圧PINC による作用力が大きくな
る(即ち、差圧PINC −PDEC が、スプリング224に
より設定された圧力差よりも大きくなる)と、スプール
221は、図中右側に移動し、ドレンポート223Bが
開口し油圧PINC が低下するため、差圧PINC −PDE C
を設定された圧力差以下にすることができる。 【0043】同様に、図6に示すように、油圧PDEC >
油圧PINC の場合は、スプール211は図中左側に移動
してポート213Hがポート223Aと連通し、ポート
213Dがポート223Cと連通するため、ポート22
3Aには油圧PDEC が導かれ、ポート223Cには油圧
PINC が導かれる。 【0044】このとき、油圧PINC による作用力と設定
スプリング力よりも油圧PDEC による作用力が大きくな
る(即ち、差圧PDEC −PINC が、スプリング224に
より設定された圧力差よりも大きくなる)と、スプール
221は、図中右側に移動し、ドレンポート223Bが
開口しPDEC が低下するため、差圧PDEC −PINC を設
定された圧力差以下にすることができる。 【0045】この第2形態例に係る変速比無限大無段変
速機のトルク伝達力制御装置は、以上のように構成され
ているので、油圧シリンダの差圧|PINC −PDEC |が
過大になることを防止することができ、無段変速機が正
または負方向の過大トルクを伝達することや無段変速機
の変速比が最Hiまたは最Lo状態となることを防止
し、変速比無限大無段変速機の動力伝達経路の部品の耐
久性が低下したり、運転性が損なわれることをなくする
ことができる。 【0046】図7は、この発明の実施の第3形態例に係
る変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を示
しており、従来例と同一のものについては、図10と図
11で用いた符号と同一の符号を付して、その詳細な説
明をここでは省略する。 【0047】即ち、この形態例に係る無段変速機のトル
ク伝達力制御装置は、コントロールバルブ310を備え
て構成されている。 【0048】コントロールバルブ310には、油圧P
INC を導くポート313Aと、油圧PDEC を導くポート
313Dと、図示しないドレンタンクと連通するドレン
ポート313G,313Cが設けられている。 【0049】また、スプール311は、油圧PINC を受
けるランド312aと、油圧PDECを受けるランド31
2bと、を備えており、該スプール311を図中右側へ
付勢するスプリング314と、図中左側へ付勢するスプ
リング315と、が介装されている。 【0050】以上のように構成された変速比無限大無段
変速機のトルク伝達力制御装置の作用を、次に説明す
る。 【0051】油圧PDEC による作用力と設定スプリング
力よりも油圧PINC による作用力が大きくなる(即ち、
差圧PINC −PDEC が、スプリング315により設定さ
れた圧力差よりも大きくなる)と、図8に示すように、
スプール311は、図中右側に移動してドレンポート3
13Bを開口し、これにより油圧PINC が低下するた
め、差圧PINC −PDEC を設定された圧力差以下にする
ことができる。 【0052】同様に、油圧PINC による作用力と設定ス
プリング力よりも油圧PDEC による作用力が大きくなる
(即ち、差圧PDEC −PINC が、スプリング314によ
り設定された圧力差よりも大きくなる)と、図9に示す
ように、上記スプール311は、図中左側に移動してド
レンポート313Cを開口し、これにより油圧PDECが
低下するため、差圧PDEC −PINC を設定された圧力差
以下にすることができる。 【0053】この第3形態例に係る変速比無限大無段変
速機のトルク伝達力制御装置は、以上のように構成され
ているので、油圧シリンダの差圧|PINC −PDEC |が
過大になることを防止することができ、無段変速機が正
または負方向の過大トルクを伝達することや無段変速機
の変速比が最Hiまたは最Lo状態となることを防止
し、変速比無限大無段変速機の動力伝達経路の部品の耐
久性が低下したり、運転性が損なわれることをなくする
ことができる。 【0054】 【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る変
速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置にあって
は、油圧シリンダの差圧|PINC −PDEC |が過大にな
ることを防止するバルブを設けることにより、無段変速
機が正または負方向の過大トルクを伝達することや無段
変速機の変速比が最Hiまたは最Lo状態となることを
防止し、以って、変速比無限大無段変速機の動力伝達経
路の部品の耐久性を向上させたり、運転性を向上させる
ことができる、という優れた効果が得られる。
される無段変速機のうち、特に、変速比無限大無段変速
機のトルク伝達力制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から車両の変速機として、ベルト式
やトロイダル型の無段変速機が知られており、このよう
な無段変速機の変速領域をさらに拡大するために、無段
変速機に遊星歯車機構を組み合せて変速比を無限大まで
制御可能とする変速比無限大無段変速機が知られてい
る。 【0003】このような変速比無限大無段変速機として
は、例えば、本出願人が提案した特願平8−25322
9号に示すものがある。 【0004】これは、図10に示すように、エンジンに
結合される変速比無限大無段変速機のユニット入力軸l
に、変速比を連続的に変更可能な無段変速機2と一定の
変速比を備えた一定変速機3(3a,3b)を並列的に
連結するとともに、これらの出力軸を遊星歯車機構5で
結合したもので、無段変速機2の出力は無段変速機出力
ギヤ列40(2a,40a,4a)を介して出力軸4に
連結され、該出力軸4は遊星歯車機構5のサンギヤ5a
に連結され、また、一定変速機3の出力軸3cは遊星歯
車機構5のキャリア5bに連結される一方、遊星歯車機
構5のリングギヤ5cはユニット出力軸6に結合されて
構成されている。 【0005】そして、上記ユニット入力軸lから遊星歯
車機構5のキャリア5bへの伝達経路の途中には動力循
環モードクラッチ9が介装され、また、無段変速機の出
力軸4からユニット出力軸6の伝達経路の途中には、直
結モードクラッチ10が介装されている。 【0006】このような変速比無限大無段変速機では、
動力循環モードクラッチ9を接続する一方、直結モード
クラッチ10を遮断することにより、無段変速機2と一
定変速機3の変速比に応じて、ユニット総減速比を負の
値から正の値まで無限大を含んでほぼ連続的に制御を行
なう動力循環モードと、動力循環モードクラッチ9を遮
断する一方、直結モードクラッチ10を接続して無段変
速機2の変速比と無段変速機出力ギヤ列40の変速比の
積に応じた変速比となる直結モードを選択的に使用する
ことができる。 【0007】また、無段変速機2は、トロイダル型で構
成され、パワーローラ20の下端は、図llに示すよう
に、油圧シリンダ30に支持されて軸周りに回転可能な
トラニオン軸23に軸支される。 【0008】そして、上記油圧シリンダ30は、ピスト
ン31によって上下の油室30A,30Bに画成されて
おり、油室30Aの油圧PDEC と油室30Bの油圧P
INC は、軸方向に摺動自在なスプール51を備えてなる
コントロールバルブ50によって、図示しないソレノイ
ドからの信号圧PSOL と補正信号圧シリンダ60からの
補正信号圧ΔPSOL により調圧される。 【0009】このとき、パワーローラ20のトルク伝達
力は差圧PINC −PDEC と釣り合うため、信号圧PSOL
と補正信号圧ΔPSOL により、無段変速機のトルク伝達
力が調整されることになる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御
装置においては、ソレノイド弁の不調やスプール51の
スティックにより差圧|PINC −PDEC |が過大になる
場合がある。この場合には、無段変速機が正または負方
向の過大トルクを伝達することにより変速比無限大無段
変速機の動力伝達経路の部品の耐久性が低下したり、無
段変速機の変速比が最Hiまたは最Lo状態となること
により運転性が損なわれる、という課題を有していた。 【0011】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、油圧シリンダ
の差圧|PINC −PDEC |が過大になることを防止する
バルブを設けることにより、無段変速機が正または負方
向の過大トルクを伝達することや無段変速機の変速比が
最Hiまたは最Lo状態となることを防止し、以って、
変速比無限大無段変速機の動力伝達経路の部品の耐久性
を向上させたり、運転性を向上させることができる変速
比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を提供しよ
うとするものである。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項lに記載の発明にあっては、差圧PINC −P
DEC または油圧PDEC −PINC が設定値よりも大きくな
った時に油圧PINC または油圧PDEC を低下させること
により、差圧|PINC −PDEC |を設定値以下にするコ
ントロールバルブを設けたことを特徴とするものであ
る。 【0013】即ち、この請求項1の発明は、ユニット入
力軸にそれぞれ連結された無段変速機及び一定変速機
と、上記無段変速機の出力軸に連結されたサンギヤと上
記一定変速機の出力軸に連結されたキャリア及び上記ユ
ニット出力軸に連結されたリングギヤとから構成されて
なる遊星歯車機構と、上記ユニット入力軸からキャリア
ヘの伝達経路に介装された動力循環モードクラッチと、
上記無段変速機の出力軸からユニット出力軸の伝達経路
に介装された直結モードクラッチと、を備え、上記無段
変速機は、トロイド状の溝を備えた入力ディスクと出力
ディスクの内周に挟持されていると共にこれら両ディス
クとの接触状態を可変に設定可能なパワーローラと、上
記パワーローラに作用するトルク伝達力を第l油室の油
圧と第2油室の油圧の差圧に応じて受けるピストンが収
装されてなる油圧シリンダと、上記ピストンに画成され
た2つの油室を備えた補正信号圧シリンダと、上記パワ
ーローラの変位を補正信号圧シリンダのピストンに伝達
する変位伝達手段と、2つのコントロールバルブと、を
備えて構成されてなり、この一方のコントロールバルブ
は、軸方向へ変位可能なスプールが収装されていると共
に、該スプールを軸方向へ付勢するようにスプールの端
面に信号圧PSOL を導く信号圧ポートを設け、上記スプ
ールの所定方向の変位に応じて、上記第l油室と元圧油
路を連通し、かつ、第2油室とドレンタンクとを連通す
る一方、上記所定方向と逆方向へのスプールの変位に応
じて、上記第2油室と元圧油路を連通し、かつ、第l油
室とドレンタンクを連通するとともに、絞りを介して信
号圧ポートと連通し、上記スプールを軸方向へ付勢する
ようにスプールの端面に補正信号圧を導く補正信号圧ポ
ートを設け、上記信号圧が増大または減少したときのパ
ワーローラの変位に対して、上記補正信号圧シリンダの
ピストンの変位に応じて体積増大及び体積減少する上記
2つの油室の一方の油室と補正信号圧ポートとを連通す
るように構成し、他方のコントロールバルブは、差圧P
INC −PDEC またはPDEC −PINC が設定値よりも大き
くなった時に一方の油室の油圧PINC または他方の油室
の油圧PDECを低下させることにより、差圧|PINC −
PDEC |を設定値以下にするように制御されることを特
徴とするものである。 【0014】また、請求項2に記載の発明にあっては、
請求項l記載の発明において、油圧PINC による力が作
用する方向の変位に応じて油圧PINC をドレンポートと
連通するスプールを収装するコントロールバルブと、油
圧PDEC による力が作用する方向の変位に応じて油圧P
DEC をドレンポートと連通するスプールを収装するコン
トロールバルブと、を設けたことを特徴とするものであ
る。 【0015】即ち、請求項2に記載の発明は、前記差圧
|PINC −PDEC |を設定値以下にするコントロールバ
ルブは、一方の油室の油圧PINC を導くポートと他方の
油室の油圧PDEC を導くポート及びドレンポートと、上
記油圧PDEC による力が作用する方向ヘスプールを付勢
するスプリングと、上記油圧PINC または油圧PDECを
受けるランドを設けた軸方向へ変位可能なスプールと、
を備え、該スプールは、油圧PINC による力が作用する
方向の変位に応じて油圧PINC をドレンポートと連通す
るように構成されてなるコントロールバルブと、油圧P
INC を導くポートと油圧PDEC を導くポート及びドレン
ポートと、一方の油室の油圧PINC による力が作用する
方向ヘスプールを付勢するスプリングと、油圧PINC ま
たは油圧PDEC を受けるランドを設けた軸方向へ変位可
能なスプールと、を備え、該スプールは、油圧PDEC に
よる力が作用する方向の変位に応じて油圧PDEC をドレ
ンポートと連通するように構成されてなる他のコントロ
ールバルブと、を備えて構成されていることを特徴とす
るものである。 【0016】請求項3記載の発明にあっては、上記請求
項l記載の発明において、油圧PIN C と油圧PDEC の大
きい方の油圧による力が作用する方向の変位に応じて上
記大きい方の油圧をドレンポートと連通するスプールを
収装するコントロールバルブと、所定方向の変位に応じ
て油圧PINC を上記コントロールバルブの第1ポートへ
導くとともに油圧PDEC を上記コントロールバルブの第
2ポートへ導く一方、上記所定方向と逆方向の変位に応
じて油圧PDEC を上記第1ポートへ導くととも油圧P
INC を上記第2ポートへ導くコントロールバルブと、を
設けたことを特徴とするものである。 【0017】即ち、請求項3に記載の発明は、前記差圧
|PINC −PDEC |を設定値以下にするコントロールバ
ルブは、油圧PINC と油圧PDEC の大きい方の油圧と連
通する第1ポートと、油圧PINC とPDEC の小さい方の
油圧と連通する第2ポート及びドレンポートと、油圧P
INC または油圧PDEC を受けるランドを設けた軸方向へ
変位可能なスプールと、油圧PINC と油圧PDEC の小さ
い方の油圧による力が作用する方向ヘスプールを付勢す
るスプリングと、を備え、上記スプールは、上記大きい
方の油圧による力が作用する方向の変位に応じて上記大
きい方の油圧をドレンポートへと導くコントロールバル
ブと、上記油圧PINC を上記第1ポートへ導くポート及
び上記第2ポートへ導くポートと、油圧PDEC を上記第
1ポートへ導くポート及び上記第2ポートへ導くポート
と、軸方向へ変位可能なスプールと、を備え、上記スプ
ールは、所定方向の変位に応じて油圧PINC を上記第1
ポートへ導くとともに油圧PDEC を上記第2ポートへ導
く一方、上記所定方向と逆方向の変位に応じて油圧P
DEC を上記第1ポートへ導くとともに油圧PINC を上記
第2ポートへ導く他のコントロールバルブと、を備えて
構成されていることを特徴とするものである。 【0018】請求項4記載の発明にあっては、請求項l
記載の発明において、油圧PINC による力が作用する方
向の変位に応じて油圧PINC をドレンポートと連通する
一方、油圧PDEC による力が作用する方向の変位に応じ
て油圧PDEC をドレンポートと連通するスプールを収装
するコントロールバルブを設けたことを特徴とするもの
である。 【0019】即ち、請求項4に記載の発明は、前記差圧
|PINC −PDEC |を設定値以下にするコントロールバ
ルブは、油圧PINC を導くポートと油圧PDEC を導くポ
ート及びドレンポートと、油圧PINC による力が作用す
る方向ヘスプールを付勢するスプリングと、油圧PDEC
による力が作用する方向ヘスプールを付勢するスプリン
グと、軸方向へ変位可能なスプールと、を備え、上記ス
プールは、油圧PINCによる力が作用する方向の変位に
応じて油圧PINC をドレンポートへと導く一方、油圧P
DEC による力が作用する方向の変位に応じて油圧PDEC
をドレンポートへと導くコントロールバルブであること
特徴とするものである。 【0020】 【作用】それ故、請求項lに記載された発明にあって
は、差圧PINC −PDEC が設定値よりも大きくなった時
には、油圧PINC をドレンポートへと導く一方、差圧油
圧PDEC −PINC が設定値よりも大きくなった時には、
油圧PDEC をドレンポートへと導くことにより、差圧P
INC −PDEC を設定値以下にすることができる。 【0021】また、請求項2に記載された発明にあって
は、一方のコントロールバルブにおいて、油圧PDEC に
よる作用力と設定スプリング力に抗して油圧PINC によ
る作用力でスプールが移動した場合には、油圧PINC が
ドレンポートへと導かれ、また、もう一方のコントロー
ルバルブにおいて、油圧PINC による作用力と設定スプ
リング力に抗して油圧PDEC による作用力でスプールが
移動した場合には、油圧PDEC がドレンポートへと導か
れ、差圧PINC −PDEC を設定値以下にすることができ
る。 【0022】さらに、請求項3に記載された発明にあっ
ては、一方のコントロールバルブにより油圧PINC と油
圧PDEC の大きい方の油圧が、もう一方のコントロール
バルブの第1ポートへ導かれると共に、小さい方の油圧
が上記コントロールバルブの第2ポートへ導かれ、もう
一方のコントロールバルブにおいて、油圧PINC と油圧
PDEC の小さい方の油圧による作用力と設定スプリング
力に抗して油圧PINCと油圧PDEC の大きい方の油圧に
よる作用力でスプールが移動した場合には、大きい方の
油圧をドレンポートへと導くことにより、差圧PINC −
PDEC を設定値以下にすることができる。 【0023】また、請求項4に記載された発明にあって
は、油圧PDEC による作用力と設定スプリング力に抗し
て油圧PINC による作用力でスプールが移動した場合に
は、油圧PINC をドレンポートへと導く一方、油圧P
INC による作用力と設定スプリング力に抗して油圧P
DEC による作用力でスプールが移動した場合には、油圧
PDEC をドレンポートへと導くことにより、差圧PINC
−PDEC を設定値以下にすることができる。 【0024】 【発明の実施の形態例】以下、添付図面に示す実施の形
態例に基づき、この発明を詳細に説明する。 【0025】図1は、この発明の実施の第1形態例に係
る変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を示
しており、従来例と同一のものについては、図10と図
11で用いた符号と同一の符号を付して、その詳細な説
明をここでは省略する。 【0026】即ち、この形態例に係る無段変速機のトル
ク伝達力制御装置は、コントロールバルブll0,12
0を備えて構成されている。 【0027】コントロールバルブ110には、油圧P
INC を導くポート113Aと、油圧PDEC を導くポート
113Cと、図示しないドレンタンクと連通するドレン
ポート113Bと、が設けられている。 【0028】また、スプールlllは、油圧PINC およ
び油圧PDEC を夫々図中左側及び右側から受けるランド
ll2aを備え、スプール111を図中左側へ付勢する
スプリング114が介装されている。 【0029】コントロールバルブ120には、油圧P
DEC を導くポート123Aと、油圧PINC を導くポート
123Cと、図示しないドレンタンクと連通するドレン
ポート123Bと、が設けられている。 【0030】また、スプール121は、油圧PINC およ
び油圧PDEC を夫々図中左側及び右側から受けるランド
122aを備え、スプール121を図中右側へ付勢する
スプリング124が介装されている。 【0031】以上のように構成された変速比無限大無段
変速機のトルク伝達力制御装置の作用を、次に説明す
る。 【0032】油圧PDEC による作用力と設定スプリング
力よりも油圧PINC による作用力が大きくなる(即ち、
差圧PINC −PDEC が、スプリングll4により設定さ
れた圧力差よりも大きくなる)と、図2に示すように、
スプールlllは、図中右側へと移動し、ドレンポート
113Bが開口しPINC が低下する。このとき、スプー
ル121は、図中右側に移動し、ドレンポート123B
を閉口するため、油圧PDEC には変化が生じない。従っ
て、差圧PINC −PDEC を設定された圧力差以下にする
ことができる。 【0033】同様に、油圧PINC による作用力と設定ス
プリング力よりも油圧PDEC による作用力が大きくなる
(即ち、差圧PDEC −PINC が、スプリング124によ
り設定された圧力差よりも大きくなる)と、図3に示す
ように、スプール121は、図中左側に移動して、ドレ
ンポート123Bが開口し油圧PDEC が低下する。この
とき、スプール111は、図中左側に移動し、ドレンポ
ート113Bを閉口するため、油圧PINC には変化が生
じない。従って、差圧PDEC −PINC を設定された圧力
差以下にすることができる。 【0034】この第1形態例に係る変速比無限大無段変
速機のトルク伝達力制御装置は、以上のように構成され
ているため、油圧シリンダの差圧|PINC −PDEC |が
過大になることを防止することができ、無段変速機が正
または負方向の過大トルクを伝達することや無段変速機
の変速比が最Hiまたは最Lo状態となることを防止
し、変速比無限大無段変速機の動力伝達経路の部品の耐
久性が低下したり、運転性が損なわれることをなくする
ことができる。 【0035】図4は、本発明の実施の第2形態例の変速
比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を示してお
り、従来例と同一のものについては、図10と図11で
用いた符号と同一の符号を付して、その詳細な説明をこ
こでは省略する。 【0036】即ち、この形態例に係る無段変速機のトル
ク伝達力制御装置は、コントロールバルブ210,22
0を備えて構成されている。 【0037】コントロールバルブ210には、油圧P
INC を導くポート213A,213Cと、油圧PDEC を
導くポート213E,213Gと、ポート213B,2
13D,213F,213Hと、が設けられている。 【0038】また、スプール211は、油圧PINC を受
けるランド212aと、油圧PINCおよび油圧PDEC を
夫々図中左側及び右側から受けるランド212bと、油
圧PDEC を受けるランド212cと、を備えて構成され
ている。 【0039】コントロールバルブ220には、コントロ
ールバルブ210のポート213B,213Hと連通す
るポート223Aと、ポート223D,213Fと連通
するポート223Cと、図示しないドレンタンクと連通
するドレンポート223Bと、が設けられている。 【0040】以上のように構成された変速比無限大無段
変速機のトルク伝達力制御装置の作用を、次に説明す
る。 【0041】図5に示すように、油圧PINC >油圧P
DEC の場合は、スプール211は図中右側に移動してポ
ート213Bがポート223Aと連通し、ポート213
Fがポート223Cと連通するため、ポート223Aに
は油圧PINC が導かれ、ポート223Cには油圧PDEC
が導かれる。 【0042】このとき、油圧PDEC による作用力と設定
スプリング力よりも油圧PINC による作用力が大きくな
る(即ち、差圧PINC −PDEC が、スプリング224に
より設定された圧力差よりも大きくなる)と、スプール
221は、図中右側に移動し、ドレンポート223Bが
開口し油圧PINC が低下するため、差圧PINC −PDE C
を設定された圧力差以下にすることができる。 【0043】同様に、図6に示すように、油圧PDEC >
油圧PINC の場合は、スプール211は図中左側に移動
してポート213Hがポート223Aと連通し、ポート
213Dがポート223Cと連通するため、ポート22
3Aには油圧PDEC が導かれ、ポート223Cには油圧
PINC が導かれる。 【0044】このとき、油圧PINC による作用力と設定
スプリング力よりも油圧PDEC による作用力が大きくな
る(即ち、差圧PDEC −PINC が、スプリング224に
より設定された圧力差よりも大きくなる)と、スプール
221は、図中右側に移動し、ドレンポート223Bが
開口しPDEC が低下するため、差圧PDEC −PINC を設
定された圧力差以下にすることができる。 【0045】この第2形態例に係る変速比無限大無段変
速機のトルク伝達力制御装置は、以上のように構成され
ているので、油圧シリンダの差圧|PINC −PDEC |が
過大になることを防止することができ、無段変速機が正
または負方向の過大トルクを伝達することや無段変速機
の変速比が最Hiまたは最Lo状態となることを防止
し、変速比無限大無段変速機の動力伝達経路の部品の耐
久性が低下したり、運転性が損なわれることをなくする
ことができる。 【0046】図7は、この発明の実施の第3形態例に係
る変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置を示
しており、従来例と同一のものについては、図10と図
11で用いた符号と同一の符号を付して、その詳細な説
明をここでは省略する。 【0047】即ち、この形態例に係る無段変速機のトル
ク伝達力制御装置は、コントロールバルブ310を備え
て構成されている。 【0048】コントロールバルブ310には、油圧P
INC を導くポート313Aと、油圧PDEC を導くポート
313Dと、図示しないドレンタンクと連通するドレン
ポート313G,313Cが設けられている。 【0049】また、スプール311は、油圧PINC を受
けるランド312aと、油圧PDECを受けるランド31
2bと、を備えており、該スプール311を図中右側へ
付勢するスプリング314と、図中左側へ付勢するスプ
リング315と、が介装されている。 【0050】以上のように構成された変速比無限大無段
変速機のトルク伝達力制御装置の作用を、次に説明す
る。 【0051】油圧PDEC による作用力と設定スプリング
力よりも油圧PINC による作用力が大きくなる(即ち、
差圧PINC −PDEC が、スプリング315により設定さ
れた圧力差よりも大きくなる)と、図8に示すように、
スプール311は、図中右側に移動してドレンポート3
13Bを開口し、これにより油圧PINC が低下するた
め、差圧PINC −PDEC を設定された圧力差以下にする
ことができる。 【0052】同様に、油圧PINC による作用力と設定ス
プリング力よりも油圧PDEC による作用力が大きくなる
(即ち、差圧PDEC −PINC が、スプリング314によ
り設定された圧力差よりも大きくなる)と、図9に示す
ように、上記スプール311は、図中左側に移動してド
レンポート313Cを開口し、これにより油圧PDECが
低下するため、差圧PDEC −PINC を設定された圧力差
以下にすることができる。 【0053】この第3形態例に係る変速比無限大無段変
速機のトルク伝達力制御装置は、以上のように構成され
ているので、油圧シリンダの差圧|PINC −PDEC |が
過大になることを防止することができ、無段変速機が正
または負方向の過大トルクを伝達することや無段変速機
の変速比が最Hiまたは最Lo状態となることを防止
し、変速比無限大無段変速機の動力伝達経路の部品の耐
久性が低下したり、運転性が損なわれることをなくする
ことができる。 【0054】 【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る変
速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置にあって
は、油圧シリンダの差圧|PINC −PDEC |が過大にな
ることを防止するバルブを設けることにより、無段変速
機が正または負方向の過大トルクを伝達することや無段
変速機の変速比が最Hiまたは最Lo状態となることを
防止し、以って、変速比無限大無段変速機の動力伝達経
路の部品の耐久性を向上させたり、運転性を向上させる
ことができる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態例に係る変速比無限
大無段変速機のトルク伝達力制御装置の構成を説明する
図である。 【図2】同制御装置の作動説明図である。 【図3】同制御装置の他の作動説明図である。 【図4】この発明の実施の第2形態例に係る変速比無限
大無段変速機のトルク伝達力制御装置の構成を説明する
図である。 【図5】同制御装置の作動説明図である。 【図6】同制御装置の他の作動説明図である。 【図7】この発明の実施の第3形態例に係る変速比無限
大無段変速機のトルク伝達力制御装置の構成を説明する
図である。 【図8】同制御装置の作動説明図である。 【図9】同制御装置の他の作動説明図である。 【図10】従来の変速比無限大無段変速機の概略的な構
成を示す説明図である。 【図11】従来の変速比無限大無段変速機のトルク伝達
力制御装置を示す図である。 【符号の説明】 1 ユニット入力軸 2 無段変速機 2a 無段変速機出力ギヤ 3 一定変速機 4 無段変速機出力軸 4a (第1の)ギヤ 5 遊星歯車機構 9 動力循環モードクラッチ 10 直結モードクラッチ 11a,11b 駆動軸 20 パワーローラ 21 入力ディスク 22 出力ディスク 30 油圧シリンダ 30A,30B 油室 31 ピストン 40 無段変速機出力ギヤ列 40a カウンタギヤ 50 コントロールバルブ 51 スプール 110,120,210,220,310 コントロー
ルバルブ 111,121,211,221,311 スプール 114,122,224,314,315 スプリング
大無段変速機のトルク伝達力制御装置の構成を説明する
図である。 【図2】同制御装置の作動説明図である。 【図3】同制御装置の他の作動説明図である。 【図4】この発明の実施の第2形態例に係る変速比無限
大無段変速機のトルク伝達力制御装置の構成を説明する
図である。 【図5】同制御装置の作動説明図である。 【図6】同制御装置の他の作動説明図である。 【図7】この発明の実施の第3形態例に係る変速比無限
大無段変速機のトルク伝達力制御装置の構成を説明する
図である。 【図8】同制御装置の作動説明図である。 【図9】同制御装置の他の作動説明図である。 【図10】従来の変速比無限大無段変速機の概略的な構
成を示す説明図である。 【図11】従来の変速比無限大無段変速機のトルク伝達
力制御装置を示す図である。 【符号の説明】 1 ユニット入力軸 2 無段変速機 2a 無段変速機出力ギヤ 3 一定変速機 4 無段変速機出力軸 4a (第1の)ギヤ 5 遊星歯車機構 9 動力循環モードクラッチ 10 直結モードクラッチ 11a,11b 駆動軸 20 パワーローラ 21 入力ディスク 22 出力ディスク 30 油圧シリンダ 30A,30B 油室 31 ピストン 40 無段変速機出力ギヤ列 40a カウンタギヤ 50 コントロールバルブ 51 スプール 110,120,210,220,310 コントロー
ルバルブ 111,121,211,221,311 スプール 114,122,224,314,315 スプリング
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項l】 ユニット入力軸に夫々連結された無段変
速機及び一定変速機と、上記無段変速機の出力軸に連結
されたサンギヤと上記一定変速機の出力軸に連結された
キャリア及び上記ユニット出力軸に連結されたリングギ
ヤとから構成されてなる遊星歯車機構と、上記ユニット
入力軸からキャリアヘの伝達経路に介装された動力循環
モードクラッチと、上記無段変速機の出力軸からユニッ
ト出力軸の伝達経路に介装された直結モードクラッチ
と、を備え、上記無段変速機は、トロイド状の溝を備え
た入力ディスクと出力ディスクの内周に挟持されている
と共にこれら両ディスクとの接触状態を可変に設定可能
なパワーローラと、上記パワーローラに作用するトルク
伝達力を第l油室の油圧と第2油室の油圧の差圧に応じ
て受けるピストンが収装されてなる油圧シリンダと、上
記ピストンに画成された2つの油室を備えた補正信号圧
シリンダと、上記パワーローラの変位を補正信号圧シリ
ンダのピストンに伝達する変位伝達手段と、2つのコン
トロールバルブと、を備えて構成されてなり、この一方
のコントロールバルブは、軸方向へ変位可能なスプール
が収装されていると共に、該スプールを軸方向へ付勢す
るようにスプールの端面に信号圧PSOL を導く信号圧ポ
ートを設け、上記スプールの所定方向の変位に応じて、
上記第l油室と元圧油路を連通し、かつ、第2油室とド
レンタンクとを連通する一方、上記所定方向と逆方向へ
のスプールの変位に応じて、上記第2油室と元圧油路を
連通し、かつ、第l油室とドレンタンクを連通するとと
もに、絞りを介して信号圧ポートと連通し、上記スプー
ルを軸方向へ付勢するようにスプールの端面に補正信号
圧を導く補正信号圧ポートを設け、上記信号圧が増大ま
たは減少したときのパワーローラの変位に対して、上記
補正信号圧シリンダのピストンの変位に応じて体積増大
及び体積減少する上記2つの油室の一方の油室と補正信
号圧ポートとを連通するように構成し、他方のコントロ
ールバルブは、差圧PINC −PDEC またはPDEC −P
INC が設定値よりも大きくなった時に一方の油室の油圧
PINC または他方の油室の油圧PDEC を低下させること
により、差圧|PINC −PDEC |を設定値以下にするよ
うに制御されることを特徴とする変速比無限大無段変速
機のトルク伝達力制御装置。 【請求項2】 前記差圧|PINC −PDEC |を設定値以
下にするコントロールバルブは、一方の油室の油圧P
INC を導くポートと他方の油室の油圧PDEC を導くポー
ト及びドレンポートと、上記油圧PDEC による力が作用
する方向ヘスプールを付勢するスプリングと、上記油圧
PINC または油圧PDEC を受けるランドを設けた軸方向
へ変位可能なスプールと、を備え、該スプールは、油圧
PINC による力が作用する方向の変位に応じて油圧P
INC をドレンポートと連通するように構成されてなるコ
ントロールバルブと、油圧PINC を導くポートと油圧P
DECを導くポート及びドレンポートと、一方の油室の油
圧PINC による力が作用する方向ヘスプールを付勢する
スプリングと、油圧PINC または油圧PDEC を受けるラ
ンドを設けた軸方向へ変位可能なスプールと、を備え、
該スプールは、油圧PDEC による力が作用する方向の変
位に応じて油圧PDEC をドレンポートと連通するように
構成されてなる他のコントロールバルブと、を備えて構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の変連比
無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置。 【請求項3】 前記差圧|PINC −PDEC |を設定値以
下にするコントロールバルブは、油圧PINC と油圧P
DEC の大きい方の油圧と連通する第1ポートと、油圧P
INC とPDEC の小さい方の油圧と連通する第2ポート及
びドレンポートと、油圧PINC または油圧PDEC を受け
るランドを設けた軸方向へ変位可能なスプールと、油圧
PINC と油圧PDEC の小さい方の油圧による力が作用す
る方向ヘスプールを付勢するスプリングと、を備え、上
記スプールは、上記大きい方の油圧による力が作用する
方向の変位に応じて上記大きい方の油圧をドレンポート
へと導くコントロールバルブと、上記油圧PINC を上記
第1ポートへ導くポート及び上記第2ポートへ導くポー
トと、油圧PDEC を上記第1ポートへ導くポート及び上
記第2ポートへ導くポートと、軸方向へ変位可能なスプ
ールと、を備え、上記スプールは、所定方向の変位に応
じて油圧PINC を上記第1ポートへ導くとともに油圧P
DEC を上記第2ポートへ導く一方、上記所定方向と逆方
向の変位に応じて油圧PDEC を上記第1ポートへ導くと
ともに油圧PINC を上記第2ポートへ導く他のコントロ
ールバルブと、を備えて構成されていることを特徴とす
る請求項lに記載の変速比無限大無段変速機のトルク伝
達力制御装置。 【請求項4】 前記差圧|PINC −PDEC |を設定値以
下にするコントロールバルブは、油圧PINC を導くポー
トと油圧PDEC を導くポート及びドレンポートと、油圧
PINC による力が作用する方向ヘスプールを付勢するス
プリングと、油圧PDEC による力が作用する方向ヘスプ
ールを付勢するスプリングと、軸方向へ変位可能なスプ
ールと、を備え、上記スプールは、油圧PINC による力
が作用する方向の変位に応じて油圧PINC をドレンポー
トへと導く一方、油圧PDEC による力が作用する方向の
変位に応じて油圧PDEC をドレンポートへと導くコント
ロールバルブであること特徴とする請求項1に記載の変
速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6893097A JPH10252878A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6893097A JPH10252878A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252878A true JPH10252878A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13387879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6893097A Pending JPH10252878A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 変速比無限大無段変速機のトルク伝達力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252878A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007078079A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Jtekt Corp | フルトロイダル型無段変速機 |
| JP2009144866A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Equos Research Co Ltd | トロイダル式無段変速装置の油圧制御装置 |
| JP2009144865A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Equos Research Co Ltd | トロイダル式無段変速装置の油圧制御装置 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP6893097A patent/JPH10252878A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007078079A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Jtekt Corp | フルトロイダル型無段変速機 |
| JP2009144866A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Equos Research Co Ltd | トロイダル式無段変速装置の油圧制御装置 |
| JP2009144865A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Equos Research Co Ltd | トロイダル式無段変速装置の油圧制御装置 |
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