JPH10253035A - ごみ焼却灰の溶融処理炉 - Google Patents
ごみ焼却灰の溶融処理炉Info
- Publication number
- JPH10253035A JPH10253035A JP7453297A JP7453297A JPH10253035A JP H10253035 A JPH10253035 A JP H10253035A JP 7453297 A JP7453297 A JP 7453297A JP 7453297 A JP7453297 A JP 7453297A JP H10253035 A JPH10253035 A JP H10253035A
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- JP
- Japan
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- furnace
- incineration ash
- refuse incineration
- wall
- furnace body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 炉本体内壁の固着物を確実に除去して、長時
間安定運転できるごみ焼却灰の溶融処理炉を提供する。 【解決手段】 炉本体11の内部に配置された電極14
a、14b間に通電することにより、ごみ焼却灰を溶融
させて、溶融スラグ22と溶融塩23を生成させるごみ
焼却灰の溶融処理炉10aにおいて、炉本体11の内壁
に付着する灰及び/又は塩の固着物21を除去する複数
本の突き棒12と、突き棒12を進退駆動する駆動手段
13aとを設けている。
間安定運転できるごみ焼却灰の溶融処理炉を提供する。 【解決手段】 炉本体11の内部に配置された電極14
a、14b間に通電することにより、ごみ焼却灰を溶融
させて、溶融スラグ22と溶融塩23を生成させるごみ
焼却灰の溶融処理炉10aにおいて、炉本体11の内壁
に付着する灰及び/又は塩の固着物21を除去する複数
本の突き棒12と、突き棒12を進退駆動する駆動手段
13aとを設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ焼却灰を溶融
してスラグ化するごみ焼却灰の溶融処理炉に関する。
してスラグ化するごみ焼却灰の溶融処理炉に関する。
【0002】
【従来の技術】ごみ焼却灰中には有害物質が含まれてい
て、そのまま埋立て処理したり投棄処理したりすること
は環境上問題がある。そこで、ごみ焼却灰を溶融して、
有害物質を排出しないようにする方法が提案されてい
る。この方法においては、炉本体内に配置された電極間
に通電することによって発生する熱で、炉内に投入した
ごみ焼却灰の溶融処理を行っていた。ところで、焼却灰
を溶融した際、溶融スラグ上面にNaClやKClなど
の溶融塩を生じる。この溶融塩は溶融スラグ上面に覆い
被さるように形成され、更にその沸点が低いため揮散し
て炉本体内壁やフード内面で冷却し固着し易く、このた
め、この溶融塩の固着物が障壁となり棚吊り現象を起こ
すなどして、灰投入口からのごみ焼却灰が容易に溶融ス
ラグに到達できない問題があった。そこで、本出願人は
特に、特願平8−094469号で記載されているよう
に、ごみ焼却灰をブリケット化して灰投入口から投入落
下させ、溶融塩の固着物を破壊貫通させることで、ごみ
焼却灰を溶融スラグに到達させることを提案した。
て、そのまま埋立て処理したり投棄処理したりすること
は環境上問題がある。そこで、ごみ焼却灰を溶融して、
有害物質を排出しないようにする方法が提案されてい
る。この方法においては、炉本体内に配置された電極間
に通電することによって発生する熱で、炉内に投入した
ごみ焼却灰の溶融処理を行っていた。ところで、焼却灰
を溶融した際、溶融スラグ上面にNaClやKClなど
の溶融塩を生じる。この溶融塩は溶融スラグ上面に覆い
被さるように形成され、更にその沸点が低いため揮散し
て炉本体内壁やフード内面で冷却し固着し易く、このた
め、この溶融塩の固着物が障壁となり棚吊り現象を起こ
すなどして、灰投入口からのごみ焼却灰が容易に溶融ス
ラグに到達できない問題があった。そこで、本出願人は
特に、特願平8−094469号で記載されているよう
に、ごみ焼却灰をブリケット化して灰投入口から投入落
下させ、溶融塩の固着物を破壊貫通させることで、ごみ
焼却灰を溶融スラグに到達させることを提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
願平8−094469号に記載の方法では、未だ解決す
べき以下のような問題があった。 ブリケット化したごみ焼却灰を投入口から落下させる
方法では、カバーリング灰の厚みが厚い場合には、ブリ
ケット化したごみ焼却灰で固着物を確実に破壊貫通させ
ることができない。特に、溶融物を排出した後は、溶融
面と固着物間に空洞ができ、固着物が冷却されブリケッ
トによる破壊貫通が更に困難となる。 ブリケット化したごみ焼却灰の落下位置が一定でない
ため、固着物を炉本体内全体に渡って破壊できない。ま
た、ブリケット化したごみ焼却灰の落下で溶融塩が飛散
し炉本体内壁やフード内面に付着し、固着物が成長す
る。 以上のような問題が原因となり、溶融処理炉の長時間
継続した運転ができない。 本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、炉本体内
壁の固着物を確実に除去して、長時間安定運転できるご
み焼却灰の溶融処理炉を提供することを目的とする。
願平8−094469号に記載の方法では、未だ解決す
べき以下のような問題があった。 ブリケット化したごみ焼却灰を投入口から落下させる
方法では、カバーリング灰の厚みが厚い場合には、ブリ
ケット化したごみ焼却灰で固着物を確実に破壊貫通させ
ることができない。特に、溶融物を排出した後は、溶融
面と固着物間に空洞ができ、固着物が冷却されブリケッ
トによる破壊貫通が更に困難となる。 ブリケット化したごみ焼却灰の落下位置が一定でない
ため、固着物を炉本体内全体に渡って破壊できない。ま
た、ブリケット化したごみ焼却灰の落下で溶融塩が飛散
し炉本体内壁やフード内面に付着し、固着物が成長す
る。 以上のような問題が原因となり、溶融処理炉の長時間
継続した運転ができない。 本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、炉本体内
壁の固着物を確実に除去して、長時間安定運転できるご
み焼却灰の溶融処理炉を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のごみ焼却灰の溶融処理炉は、ごみ焼却灰を、炉本
体の内部に配置された電極間に通電することによって溶
融させて溶融スラグと溶融塩を生成させるごみ焼却灰の
溶融処理炉において、前記炉本体の内壁に付着する灰及
び/又は塩からなる固着物を除去する複数本の突き棒
と、該突き棒を進退駆動する駆動手段とを有している。
請求項2記載のごみ焼却灰の溶融処理炉は、ごみ焼却灰
を、炉本体の内部に配置された電極間に通電することに
よって溶融させて溶融スラグと溶融塩を生成させるごみ
焼却灰の溶融処理炉において、前記炉本体の上部に該炉
本体の内壁に沿って摺動移動し、その下端が前記内壁に
付着した灰及び/又は塩からなる固着物をこそぎ落とす
炉蓋と、該炉蓋を昇降する駆動手段とを有している。請
求項3記載のごみ焼却灰の溶融処理炉は、ごみ焼却灰
を、炉本体の内部に配置された電極間に通電することに
よって溶融させて溶融スラグと溶融塩を生成させるごみ
焼却灰の溶融処理炉において、前記炉本体の内壁に沿っ
て上下移動し、該内壁に付着した灰及び/又は塩からな
る固着物を除去するスクレーパーと、該スクレーパーを
昇降する駆動手段とを有している。
記載のごみ焼却灰の溶融処理炉は、ごみ焼却灰を、炉本
体の内部に配置された電極間に通電することによって溶
融させて溶融スラグと溶融塩を生成させるごみ焼却灰の
溶融処理炉において、前記炉本体の内壁に付着する灰及
び/又は塩からなる固着物を除去する複数本の突き棒
と、該突き棒を進退駆動する駆動手段とを有している。
請求項2記載のごみ焼却灰の溶融処理炉は、ごみ焼却灰
を、炉本体の内部に配置された電極間に通電することに
よって溶融させて溶融スラグと溶融塩を生成させるごみ
焼却灰の溶融処理炉において、前記炉本体の上部に該炉
本体の内壁に沿って摺動移動し、その下端が前記内壁に
付着した灰及び/又は塩からなる固着物をこそぎ落とす
炉蓋と、該炉蓋を昇降する駆動手段とを有している。請
求項3記載のごみ焼却灰の溶融処理炉は、ごみ焼却灰
を、炉本体の内部に配置された電極間に通電することに
よって溶融させて溶融スラグと溶融塩を生成させるごみ
焼却灰の溶融処理炉において、前記炉本体の内壁に沿っ
て上下移動し、該内壁に付着した灰及び/又は塩からな
る固着物を除去するスクレーパーと、該スクレーパーを
昇降する駆動手段とを有している。
【0005】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係るごみ焼却灰の溶融処理炉の説明図、図2は
本発明の第2の実施の形態に係るごみ焼却灰の溶融処理
炉の説明図、図3は本発明の第3の実施の形態に係るご
み焼却灰の溶融処理炉の説明図である。なお、以下の実
施の形態においては、ジロー炉方式の溶融処理炉を例に
しているが、エルー炉方式や炉壁に電極を配置する横電
方式の炉であっても同様に適用できる。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係るごみ焼却灰の溶融処理炉の説明図、図2は
本発明の第2の実施の形態に係るごみ焼却灰の溶融処理
炉の説明図、図3は本発明の第3の実施の形態に係るご
み焼却灰の溶融処理炉の説明図である。なお、以下の実
施の形態においては、ジロー炉方式の溶融処理炉を例に
しているが、エルー炉方式や炉壁に電極を配置する横電
方式の炉であっても同様に適用できる。
【0006】図1に示すように、第1の実施の形態に係
るごみ焼却灰の溶融処理炉10aは、炉本体11と、炉
本体11の内壁近傍に上下動可能に設けられた突き棒1
2と、突き棒12の駆動手段の一例である進退駆動可能
な駆動シリンダー13aと、炉体体11の上部を覆う炉
蓋の一例であるフード15とを有している。以下、これ
らについて詳しく説明する。
るごみ焼却灰の溶融処理炉10aは、炉本体11と、炉
本体11の内壁近傍に上下動可能に設けられた突き棒1
2と、突き棒12の駆動手段の一例である進退駆動可能
な駆動シリンダー13aと、炉体体11の上部を覆う炉
蓋の一例であるフード15とを有している。以下、これ
らについて詳しく説明する。
【0007】前記炉本体11は、ごみ焼却灰を溶融する
もので、容器状となって内側は水冷の金属壁又は耐火物
で構成され、その中央に電極14a、14bが設けられ
ている。上部には、炉本体11を覆う耐熱材料からなる
フード15が取付けられ、そのフード15の上部にごみ
焼却灰の投入口16が設けられ、更に、フード15の側
面には排気口17が設けられている。前記電極14a、
14bは上下方向に相対向して前記炉本体11中央部に
配置され、その材質はカーボンからなる電極材料であ
り、前記電極14a、14bは単相交流電源18に接続
されている。
もので、容器状となって内側は水冷の金属壁又は耐火物
で構成され、その中央に電極14a、14bが設けられ
ている。上部には、炉本体11を覆う耐熱材料からなる
フード15が取付けられ、そのフード15の上部にごみ
焼却灰の投入口16が設けられ、更に、フード15の側
面には排気口17が設けられている。前記電極14a、
14bは上下方向に相対向して前記炉本体11中央部に
配置され、その材質はカーボンからなる電極材料であ
り、前記電極14a、14bは単相交流電源18に接続
されている。
【0008】前記突き棒12は、複数本(例えば3〜5
本)あって、その上端が駆動シリンダー13aによって
支持され、フード15の上部に設けられた上ガイド19
とフード15の下部内側に設けられた下ガイド20によ
って上下方向に進退可能に配置されている。前記突き棒
12は直径が3〜10cm程度の丸棒からなって、炉壁
から10〜50cmの部分を斜め上方(約10〜20
度)から炉本体11の内壁を突くようになっている。な
お、この突き棒の下部は、十分な強度と耐摩耗性を有す
る材料からなっている。
本)あって、その上端が駆動シリンダー13aによって
支持され、フード15の上部に設けられた上ガイド19
とフード15の下部内側に設けられた下ガイド20によ
って上下方向に進退可能に配置されている。前記突き棒
12は直径が3〜10cm程度の丸棒からなって、炉壁
から10〜50cmの部分を斜め上方(約10〜20
度)から炉本体11の内壁を突くようになっている。な
お、この突き棒の下部は、十分な強度と耐摩耗性を有す
る材料からなっている。
【0009】前記駆動シリンダー13aは、油圧又は空
圧のシリンダーからなっており、駆動シリンダー13a
が伸縮することで、その下部に連結された突き棒12を
進退運動させるようにしている。
圧のシリンダーからなっており、駆動シリンダー13a
が伸縮することで、その下部に連結された突き棒12を
進退運動させるようにしている。
【0010】続いて、ごみ焼却灰の溶融処理炉10aの
運転方法について抵抗溶融炉の例によって説明する。前
記電極14a、14b間に単相交流電源18からの電圧
を加え、通電させることで、前記電極14a、14b間
にアーク放電が起こり電極近傍のごみ焼却灰が溶融す
る。一部溶融後は電極間の抵抗で溶融スラグ内にジュー
ル熱が発生する。この発生した熱で炉本体11内に投入
されたごみ焼却灰が加熱溶融され、溶融スラグ22と溶
融塩23が生成される。そして、生成された溶融物の比
重の違いから、比重2.5〜2.7である溶融スラグ2
2の上部に比重1.6〜2.1の溶融塩23が浮遊する
状態で堆積される。そこで、炉本体11の側面下部に高
さを適宜調整して排出口を設け、これによって溶融スラ
グ22と溶融塩23を炉本体11内から別々に排出する
ことができる。
運転方法について抵抗溶融炉の例によって説明する。前
記電極14a、14b間に単相交流電源18からの電圧
を加え、通電させることで、前記電極14a、14b間
にアーク放電が起こり電極近傍のごみ焼却灰が溶融す
る。一部溶融後は電極間の抵抗で溶融スラグ内にジュー
ル熱が発生する。この発生した熱で炉本体11内に投入
されたごみ焼却灰が加熱溶融され、溶融スラグ22と溶
融塩23が生成される。そして、生成された溶融物の比
重の違いから、比重2.5〜2.7である溶融スラグ2
2の上部に比重1.6〜2.1の溶融塩23が浮遊する
状態で堆積される。そこで、炉本体11の側面下部に高
さを適宜調整して排出口を設け、これによって溶融スラ
グ22と溶融塩23を炉本体11内から別々に排出する
ことができる。
【0011】ごみ焼却灰の溶融処理炉10aへのごみ焼
却灰の投入を続けると、溶融塩23の上表面に浮遊する
状態で、比重0.3〜1.0のごみ焼却灰がカバーリン
グ灰24となって薄く堆積される。ところが、溶融塩2
3は、低沸点のため揮散してカバーリング灰24の中で
冷却固化したり、溶融スラグ22上の炉本体11内壁上
部で冷却して固着物21となる。このため、前記カバー
リング灰24と前記固着物21は、ごみ焼却灰が炉本体
11内底部の溶融スラグ22に到達するのを妨げ、ごみ
焼却灰の溶融効率が下がってくる。
却灰の投入を続けると、溶融塩23の上表面に浮遊する
状態で、比重0.3〜1.0のごみ焼却灰がカバーリン
グ灰24となって薄く堆積される。ところが、溶融塩2
3は、低沸点のため揮散してカバーリング灰24の中で
冷却固化したり、溶融スラグ22上の炉本体11内壁上
部で冷却して固着物21となる。このため、前記カバー
リング灰24と前記固着物21は、ごみ焼却灰が炉本体
11内底部の溶融スラグ22に到達するのを妨げ、ごみ
焼却灰の溶融効率が下がってくる。
【0012】そこで、前記突き棒12と該突き棒12を
進退駆動する駆動シリンダー13aとを用いて、遮蔽と
なる前記カバーリング灰24と前記固着物21を定期的
に破壊除去する。そうすることで、ごみ焼却灰を溶融ス
ラグ22に到達させることができる。これによって、ご
み焼却灰の溶融効率の向上を図り、更に、長時間継続し
て安定したごみ焼却灰の溶融処理炉10aを運転するこ
とができる。
進退駆動する駆動シリンダー13aとを用いて、遮蔽と
なる前記カバーリング灰24と前記固着物21を定期的
に破壊除去する。そうすることで、ごみ焼却灰を溶融ス
ラグ22に到達させることができる。これによって、ご
み焼却灰の溶融効率の向上を図り、更に、長時間継続し
て安定したごみ焼却灰の溶融処理炉10aを運転するこ
とができる。
【0013】次に図2を参照しながら、第2の実施の形
態に係るごみ焼却灰の溶融処理炉10bについて説明す
る。ごみ焼却灰の溶融処理炉10bは、炉本体11と、
炉本体11の内壁面に沿って摺動移動できる炉蓋の一例
であるフード25と、該フード25を昇降する駆動手段
の一例である駆動シリンダー13bを有して構成されて
いる。以下(第3の実施の形態においても同様)、これ
らについて詳しく説明するが、前記第1の実施の形態に
係るごみ焼却灰の溶融処理炉10aと同様の構成要素に
ついては同一の符号を付してその詳しい説明を省略す
る。
態に係るごみ焼却灰の溶融処理炉10bについて説明す
る。ごみ焼却灰の溶融処理炉10bは、炉本体11と、
炉本体11の内壁面に沿って摺動移動できる炉蓋の一例
であるフード25と、該フード25を昇降する駆動手段
の一例である駆動シリンダー13bを有して構成されて
いる。以下(第3の実施の形態においても同様)、これ
らについて詳しく説明するが、前記第1の実施の形態に
係るごみ焼却灰の溶融処理炉10aと同様の構成要素に
ついては同一の符号を付してその詳しい説明を省略す
る。
【0014】前記フード25は、耐熱材料(例えば、鉄
製材料)からなり、炉本体11内部に隙間を有して嵌入
して、炉本体11内壁面にそって摺動移動可能に設けら
れている。炉本体11の外側部には駆動シリンダー13
bが複数個(例えば3〜5個)設置されており、この駆
動シリンダー13bは同期駆動して、その駆動力は図示
しないガイドに挿入されて駆動軸26を介してフード2
5に伝えられる。また、フード25と炉本体11とのシ
ール部分には、円筒状の伸縮できる不燃材からなる蛇腹
28が取付けられている。
製材料)からなり、炉本体11内部に隙間を有して嵌入
して、炉本体11内壁面にそって摺動移動可能に設けら
れている。炉本体11の外側部には駆動シリンダー13
bが複数個(例えば3〜5個)設置されており、この駆
動シリンダー13bは同期駆動して、その駆動力は図示
しないガイドに挿入されて駆動軸26を介してフード2
5に伝えられる。また、フード25と炉本体11とのシ
ール部分には、円筒状の伸縮できる不燃材からなる蛇腹
28が取付けられている。
【0015】したがって、ごみ焼却灰の溶融処理炉10
bにおいて、炉本体11の内壁に固着物21が固着した
場合に、駆動シリンダー13bを同期駆動して伸縮する
と、フード25が炉本体11の内壁面に沿って昇降す
る。これによって、炉本体11の内壁面に固着した固着
物21は炉本体11からこそぎ落とされる。この実施に
係るごみ焼却灰の溶融処理炉10bにおいては、前記ご
み焼却灰の溶融処理炉10aよりも動力を必要とする
が、炉本体11の内面壁に付着した固着物21をより確
実に除去できる。なお、フード25の下端は固着物21
と直接衝突するので十分に強度を有し、しかも耐熱材料
によって構成されている。
bにおいて、炉本体11の内壁に固着物21が固着した
場合に、駆動シリンダー13bを同期駆動して伸縮する
と、フード25が炉本体11の内壁面に沿って昇降す
る。これによって、炉本体11の内壁面に固着した固着
物21は炉本体11からこそぎ落とされる。この実施に
係るごみ焼却灰の溶融処理炉10bにおいては、前記ご
み焼却灰の溶融処理炉10aよりも動力を必要とする
が、炉本体11の内面壁に付着した固着物21をより確
実に除去できる。なお、フード25の下端は固着物21
と直接衝突するので十分に強度を有し、しかも耐熱材料
によって構成されている。
【0016】更に、図3及び図4に示す第3の実施の形
態に係るごみ焼却灰の溶融処理炉10cについて説明す
る。ごみ焼却灰の溶融処理炉10cは、炉本体11と、
炉本体11の上部にかぶったフード(炉蓋)29と、炉
本体11の内壁面に沿って昇降移動(上下移動)できる
リング状スクレーパー27と、該リング状スクレーパー
27を昇降する駆動手段の一例である駆動シリンダー1
3cとから構成されている。以下、これらについて詳し
く説明する。
態に係るごみ焼却灰の溶融処理炉10cについて説明す
る。ごみ焼却灰の溶融処理炉10cは、炉本体11と、
炉本体11の上部にかぶったフード(炉蓋)29と、炉
本体11の内壁面に沿って昇降移動(上下移動)できる
リング状スクレーパー27と、該リング状スクレーパー
27を昇降する駆動手段の一例である駆動シリンダー1
3cとから構成されている。以下、これらについて詳し
く説明する。
【0017】前記フード29は、円筒形状をしており、
前記炉本体11内壁と滑らかに接続するように設けられ
ている。前記リング状スクレーパー27は、十分強度を
有する耐熱材料からなり、図4に示すように、リング状
に形成されている。このリング状スクレーパー27は、
前記炉本体11内壁面と前記フード29内面を上下移動
できるように3本の昇降軸30によって、駆動シリンダ
ー13cに連結されている。
前記炉本体11内壁と滑らかに接続するように設けられ
ている。前記リング状スクレーパー27は、十分強度を
有する耐熱材料からなり、図4に示すように、リング状
に形成されている。このリング状スクレーパー27は、
前記炉本体11内壁面と前記フード29内面を上下移動
できるように3本の昇降軸30によって、駆動シリンダ
ー13cに連結されている。
【0018】したがって、ごみ焼却灰の溶融処理炉10
cにおいては、炉体内の内壁面に固着物が固着したとき
は、駆動シリンダー13cを同期して駆動することによ
ってリング状スクレーパー27が昇降する。これによっ
て、炉本体11の内壁面及びフード29の下部に固着し
た固着物21が除去される。この実施の形態のごみ焼却
灰の溶融処理炉10cにおいては、昇降するリング状ス
クレーパー27が軽いので駆動シリンダー13cの動力
が小さくてすむ。
cにおいては、炉体内の内壁面に固着物が固着したとき
は、駆動シリンダー13cを同期して駆動することによ
ってリング状スクレーパー27が昇降する。これによっ
て、炉本体11の内壁面及びフード29の下部に固着し
た固着物21が除去される。この実施の形態のごみ焼却
灰の溶融処理炉10cにおいては、昇降するリング状ス
クレーパー27が軽いので駆動シリンダー13cの動力
が小さくてすむ。
【0019】前記実施の形態においては、電気抵抗加熱
方式の一例を用いた溶融処理炉の場合について説明して
いるが、同じく電気溶融方式のプラズマ方式やアーク放
電方式の溶融処理炉の場合であっても本発明は適用され
る。また、前記実施の形態においては、ジロー炉方式の
ごみ焼却灰の溶融処理炉を使用しているが、エルー炉方
式の溶融処理炉や、電源に直流電源を使用する場合であ
っても本発明は適用される。更に、前記実施の形態にお
いては、駆動手段として空圧又は油圧のシリンダーを使
用したが、例えば、電動モータを使用した往復駆動手段
又は振動手段であっても、本発明は適用される。
方式の一例を用いた溶融処理炉の場合について説明して
いるが、同じく電気溶融方式のプラズマ方式やアーク放
電方式の溶融処理炉の場合であっても本発明は適用され
る。また、前記実施の形態においては、ジロー炉方式の
ごみ焼却灰の溶融処理炉を使用しているが、エルー炉方
式の溶融処理炉や、電源に直流電源を使用する場合であ
っても本発明は適用される。更に、前記実施の形態にお
いては、駆動手段として空圧又は油圧のシリンダーを使
用したが、例えば、電動モータを使用した往復駆動手段
又は振動手段であっても、本発明は適用される。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載のごみ焼却灰の溶融処理炉
は、炉本体の内壁に付着し、ごみ焼却灰が炉本体内底部
の溶融スラグに到達するのを妨げる灰及び/又は塩から
なる固着物を除去する複数本の突き棒と、該突き棒を進
退駆動する駆動手段とを有しているので、ごみ焼却灰を
溶融スラグに到達させることができ、ごみ焼却灰の溶融
効率の向上を図ると共に、長時間継続して安定した溶融
処理ができる。
は、炉本体の内壁に付着し、ごみ焼却灰が炉本体内底部
の溶融スラグに到達するのを妨げる灰及び/又は塩から
なる固着物を除去する複数本の突き棒と、該突き棒を進
退駆動する駆動手段とを有しているので、ごみ焼却灰を
溶融スラグに到達させることができ、ごみ焼却灰の溶融
効率の向上を図ると共に、長時間継続して安定した溶融
処理ができる。
【0021】請求項2記載のごみ焼却灰の溶融処理炉
は、炉本体の上部に該炉本体の内壁に沿って摺動移動
し、その下端が前記内壁に付着した灰及び/又は塩から
なる固着物をこそぎ落とす炉蓋と、該炉蓋を昇降する駆
動手段とを有するので、より安定した固着物の除去が可
能であり、ごみ焼却灰が炉本体内底部の溶融スラグに安
定して到達することができ、ごみ焼却灰の溶融効率の向
上と、長時間継続して安定した溶融処理ができる。
は、炉本体の上部に該炉本体の内壁に沿って摺動移動
し、その下端が前記内壁に付着した灰及び/又は塩から
なる固着物をこそぎ落とす炉蓋と、該炉蓋を昇降する駆
動手段とを有するので、より安定した固着物の除去が可
能であり、ごみ焼却灰が炉本体内底部の溶融スラグに安
定して到達することができ、ごみ焼却灰の溶融効率の向
上と、長時間継続して安定した溶融処理ができる。
【0022】請求項3記載のごみ焼却灰の溶融処理炉は
炉本体の内壁に沿って上下移動し、該内壁に付着した灰
及び/又は塩からなる固着物を除去するスクレーパー
と、該スクレーパーを昇降する駆動手段とを有するの
で、ごみ焼却灰を溶融スラグに到達させることができ、
ごみ焼却灰の溶融効率の向上と、長時間継続して安定し
たの溶融処理ができる。また、昇降するリング状スクレ
ーパーが軽いので駆動シリンダーの動力が小さくてす
む。
炉本体の内壁に沿って上下移動し、該内壁に付着した灰
及び/又は塩からなる固着物を除去するスクレーパー
と、該スクレーパーを昇降する駆動手段とを有するの
で、ごみ焼却灰を溶融スラグに到達させることができ、
ごみ焼却灰の溶融効率の向上と、長時間継続して安定し
たの溶融処理ができる。また、昇降するリング状スクレ
ーパーが軽いので駆動シリンダーの動力が小さくてす
む。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るごみ焼却灰の
溶融処理炉の説明図である。
溶融処理炉の説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るごみ焼却灰の
溶融処理炉の説明図である。
溶融処理炉の説明図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るごみ焼却灰の
溶融処理炉の説明図である。
溶融処理炉の説明図である。
【図4】同リング状スクレーパーの斜視図である。
10a ごみ焼却灰の溶融処理炉 10b ごみ焼
却灰の溶融処理炉 10c ごみ焼却灰の溶融処理炉 11 炉本体 12 突き棒 13a 駆動シ
リンダー 13b 駆動シリンダー 13c 駆動シ
リンダー 14a 電極 14b 電極 15 フード(炉蓋) 16 投入口 17 排気口 18 単相交流
電源 19 上ガイド 20 下ガイド 21 固着物 22 溶融スラ
グ 23 溶融塩 24 カバーリ
ング灰 25 フード(炉蓋) 26 駆動軸 27 リング状スクレーパー 28 蛇腹 29 フード(炉蓋) 30 昇降軸
却灰の溶融処理炉 10c ごみ焼却灰の溶融処理炉 11 炉本体 12 突き棒 13a 駆動シ
リンダー 13b 駆動シリンダー 13c 駆動シ
リンダー 14a 電極 14b 電極 15 フード(炉蓋) 16 投入口 17 排気口 18 単相交流
電源 19 上ガイド 20 下ガイド 21 固着物 22 溶融スラ
グ 23 溶融塩 24 カバーリ
ング灰 25 フード(炉蓋) 26 駆動軸 27 リング状スクレーパー 28 蛇腹 29 フード(炉蓋) 30 昇降軸
Claims (3)
- 【請求項1】 ごみ焼却灰を、炉本体の内部に配置され
た電極間に通電することによって溶融させて溶融スラグ
と溶融塩を生成させるごみ焼却灰の溶融処理炉におい
て、 前記炉本体の内壁に付着する灰及び/又は塩からなる固
着物を除去する複数本の突き棒と、該突き棒を進退駆動
する駆動手段とを有することを特徴とするごみ焼却灰の
溶融処理炉。 - 【請求項2】 ごみ焼却灰を、炉本体の内部に配置され
た電極間に通電することによって溶融させて溶融スラグ
と溶融塩を生成させるごみ焼却灰の溶融処理炉におい
て、 前記炉本体の上部に該炉本体の内壁に沿って摺動移動
し、その下端が前記内壁に付着した灰及び/又は塩から
なる固着物をこそぎ落とす炉蓋と、該炉蓋を昇降する駆
動手段とを有することを特徴とするごみ焼却灰の溶融処
理炉。 - 【請求項3】 ごみ焼却灰を、炉本体の内部に配置され
た電極間に通電することによって溶融させて溶融スラグ
と溶融塩を生成させるごみ焼却灰の溶融処理炉におい
て、 前記炉本体の内壁に沿って上下移動し、該内壁に付着し
た灰及び/又は塩からなる固着物を除去するスクレーパ
ーと、該スクレーパーを昇降する駆動手段とを有するこ
とを特徴とするごみ焼却灰の溶融処理炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7453297A JPH10253035A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | ごみ焼却灰の溶融処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7453297A JPH10253035A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | ごみ焼却灰の溶融処理炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10253035A true JPH10253035A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13550011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7453297A Withdrawn JPH10253035A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | ごみ焼却灰の溶融処理炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10253035A (ja) |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP7453297A patent/JPH10253035A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |