JPH10253171A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10253171A
JPH10253171A JP9056230A JP5623097A JPH10253171A JP H10253171 A JPH10253171 A JP H10253171A JP 9056230 A JP9056230 A JP 9056230A JP 5623097 A JP5623097 A JP 5623097A JP H10253171 A JPH10253171 A JP H10253171A
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JP
Japan
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refrigerant
compressor
air conditioner
evaporator
sub
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JP9056230A
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Shozo Funakura
正三 船倉
Yuji Yoshida
雄二 吉田
Noriho Okaza
典穂 岡座
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00Component parts or details not otherwise provided for in this subclass
    • F25B2400/13Economisers

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン層を破壊しない冷媒を用いた空気調和
機において、冷凍サイクル内に混入した水分により、装
置の信頼性が低下する。また、中間負荷条件での運転時
の運転効率向上と、高負荷条件での運転時の運転効率向
上とが両立していない。 【解決手段】 圧縮機1、凝縮器2、主減圧器3、蒸発
器4を配管接続した空気調和機において、分岐点28で
分岐し接続点29で主回路に接続するバイパス回路と、
副減圧器5と、補助熱交換器6と、ドライヤ7とを備
え、分子中に塩素を含まない単一冷媒あるいは混合冷媒
を冷媒として用い、補助熱交換器6によって分岐点28
から主減圧器3までの間の冷媒と、副減圧器5から接続
点29までの間の冷媒を熱交換させ、バイパス流量制御
器8により、圧縮機の運転負荷をもとに副減圧器5を制
御し、蒸発器4と凝縮器2のうち少なくとも一方は冷媒
流路を狭めて冷媒流速を高める構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機、凝縮器、
主減圧器、蒸発器を配管接続することにより冷凍サイク
ルを構成している空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より空気調和機の冷媒としてHCF
C22(R22)が広く用いられており、また減圧器入
口での過冷却度を増大するために図3に示すような空気
調和機が提案されている。
【0003】図3は従来の空気調和機の構成を示す模式
図である。図3において、21は圧縮機、22は凝縮
器、23は主減圧器、24は蒸発器であり、これらを配
管接続した主回路により冷凍サイクルを構成している。
また凝縮器22から主減圧器23までの間にある分岐点
30から分岐して、圧縮機21の吸入部付近にある接続
点31で再び主回路と合流するバイパス回路が設けられ
ており、このバイパス回路上に副減圧器25と補助熱交
換器26が設けられている。補助熱交換器26は分岐点
30から主減圧器23までの間の冷媒と、副減圧器25
から接続点31までの間の冷媒とを熱交換させるもので
あるから、上述したバイパス回路上に配置されると共
に、分岐点30から主減圧器23までの間の主回路上に
も配置されている。さらに冷媒として一般にはHCFC
22(R22)が封入されている。
【0004】次に、このような従来の空気調和機の動作
を説明する。冷媒は圧縮機21で圧縮されて高温高圧と
なり、凝縮器22で放熱して凝縮液化して、補助熱交換
器26を経て、主減圧器23で減圧されて低温低圧の二
相状態となり、蒸発器24で吸熱して蒸発気化して再び
圧縮機21に吸入される。また凝縮器22で凝縮液化し
た冷媒の一部は、副減圧器25で減圧されて低温低圧の
二相状態となり、補助熱交換器26で主減圧器23の入
口部の冷媒を過冷却することにより蒸発して、接続点3
1で蒸発器24で蒸発した冷媒と合流して圧縮機21に
吸入される。このとき主減圧器23入口部の冷媒は過冷
却されることにより、蒸発器24入口部でのエンタルピ
が減少する。すなわち蒸発器4の入口と出口でのエンタ
ルピ差が増大することとなり、凝縮器22を出た冷媒の
一部を副減圧器25へとバイパスさせて蒸発器24を流
れる冷媒流量が減少しても同等の蒸発器能力を確保で
き、また蒸発器24を流れる冷媒流量が減少することに
より主減圧器23〜蒸発器24〜圧縮機21吸入部での
圧力損失も低減できて運転効率を向上できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
り空気調和機の冷媒として一般に用いられているHCF
C22(R22)は成層圏オゾン層を破壊するために使
用が規制され、その代替冷媒として分子中に塩素を含ま
ない冷媒が注目されている。しかし、これらの冷媒は従
来から圧縮機内の潤滑油に用いられてきた鉱油との相溶
性が悪く、新たにエステル系あるいはエーテル系などの
潤滑油が開発されている。しかしエステル系の潤滑油は
冷凍サイクル内に混入した水分により加水分解を起こし
て酸を発生し、金属塩を生成してキャピラリの閉塞等を
引き起こす。一方エーテル系の潤滑油は吸湿性が高いた
めに冷凍サイクル内に水分を持ち込む可能性があり、こ
の水分が圧縮機内の絶縁フィルム等の有機材料を劣化さ
せるという課題があった。
【0006】また、分子中に塩素を含まない冷媒として
HFC系の冷媒が開発されてオゾン層破壊を防止するこ
とは可能となったが、これらの冷媒は地球温暖化係数に
ついては従来のHCFC22(R22)とほぼ同等であ
るため、地球温暖化防止のためには空気調和機の運転効
率を向上させて消費電力量を低減する必要がある。実際
の空気調和機の年間消費電力量のうち、定格能力以下の
いわゆる中間負荷条件での運転時と、高負荷条件での運
転時の消費電力量の占める割合が多いため、運転効率向
上により中間負荷条件での運転時における消費電力量の
低減と、高負荷条件での運転時における消費電力量の低
減とを両立させなければならない。しかし図3で示され
るような従来の空気調和機では、定格能力付近あるいは
高負荷条件運転時には、主減圧器23入口での過冷却を
増大できる上に、凝縮器22を出た冷媒の一部を副減圧
器25、補助熱交換器26を経て圧縮機21の吸入部に
導入することにより、蒸発器24をバイパスさせること
ができて、主減圧器23〜蒸発器24〜圧縮機21の吸
入部までの圧力損失を低減できて運転効率を向上させる
ことができるが、中間負荷条件での運転時には、冷媒流
量が少ないために圧力損失低減の効果は小さく、むしろ
冷媒の一部が蒸発器24をバイパスして流れているため
に蒸発器24での冷媒流速低下によって蒸発熱伝達率が
低下して運転効率が低下してしまうという課題があっ
た。なお、上述した中間負荷条件での運転時における課
題は、分子中に塩素を含まない冷媒を用いた空気調和機
のみならず、HCFC22(R22)を冷媒として用い
た、図3に示すような従来の空気調和機においても課題
として挙げられていた。
【0007】本発明は、このような分子中に塩素を含ま
ない冷媒を用いた空気調和機の、冷凍サイクル内に混入
した水分が引き起こす課題を考慮し、冷凍サイクル内に
混入した水分の除去による信頼性の向上を実現する、オ
ゾン層を破壊しない冷媒を用いた空気調和機を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】また、本発明は、空気調和機の中間負荷条
件での運転時における課題を考慮し、中間負荷条件での
運転における運転効率の向上と高負荷条件での運転にお
ける運転効率の向上との両立を実現する空気調和機を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、圧
縮機、凝縮器、主減圧器、蒸発器を配管接続した空気調
和機において、前記凝縮器から前記主減圧器までの間に
配置された分岐点から分岐して、前記蒸発器から前記圧
縮機の吸入部までの間に配置された接続点に接続してい
るバイパス回路と、前記バイパス回路に配置された副減
圧器と、前記副減圧器の下流側の前記バイパス回路に配
置され、かつ前記分岐点から前記主減圧器までの間に配
置された補助熱交換器と、前記凝縮器から前記蒸発器ま
での間に配置され水分の捕捉を目的とするドライヤとを
備え、冷媒として分子中に塩素を含まない単一冷媒ある
いは混合冷媒を用い、前記補助熱交換器によって前記分
岐点から前記主減圧器までの間の冷媒と、前記副減圧器
から前記接続点までの間の冷媒を熱交換させることを特
徴とする空気調和機である。
【0010】請求項3の本発明は、圧縮機、凝縮器、主
減圧器、蒸発器を配管接続した空気調和機において、前
記凝縮器から前記主減圧器までの間に配置された分岐点
から分岐して、前記蒸発器から前記圧縮機の吸入部まで
の間に配置された接続点に接続しているバイパス回路
と、前記バイパス回路に配置された副減圧器と、前記副
減圧器の下流側の前記バイパス回路に配置され、かつ前
記分岐点から前記主減圧器までの間に配置された補助熱
交換器と、前記圧縮機の運転負荷状態に応じて、前記副
減圧器を制御するバイパス流量制御器とを備え、前記補
助熱交換器によって前記分岐点から前記主減圧器までの
間の冷媒と、前記副減圧器から前記接続点までの間の冷
媒を熱交換させることを特徴とする空気調和機である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の第一の実施の形態における
空気調和機の構成を示す模式図である。図1において、
1は圧縮機、2は凝縮器、3は主減圧器、4は蒸発器で
あり、これらを配管接続した主回路により冷凍サイクル
を構成している。また凝縮器2から主減圧器3までの間
にある分岐点28から分岐して、圧縮機1の吸入部付近
にある接続点29で再び主回路と合流するバイパス回路
20を設けられており、このバイパス回路20上に副減
圧器5と補助熱交換器6が設けられている。補助熱交換
器6は分岐点28から主減圧器3までの間の冷媒と、副
減圧器5から接続点29までの間の冷媒とを熱交換させ
るものであるから、上述したバイパス回路20上に配置
されると共に、分岐点28から主減圧器3までの間の主
回路上にも配置されている。本実施の形態における空気
調和機は、冷媒として分子中に塩素を含まない単一冷媒
あるいは混合冷媒を用いている。また7はドライヤであ
り、内部には水分を捕捉する水分捕捉剤(図示せず)が
封入されている。また、バイパス流量制御器8では圧縮
機1の運転負荷状態に応じて、前記副減圧器5を制御す
るものである。
【0013】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。冷媒は圧縮機1で圧縮されて高温高圧となり、
凝縮器2で放熱して凝縮液化して、補助熱交換器6、ド
ライヤ7を経て、主減圧器3で減圧されて低温低圧の二
相状態となり、蒸発器4で吸熱して蒸発気化して再び圧
縮機1に吸入される。また凝縮器2で凝縮液化した冷媒
の一部は、副減圧器5で減圧されて低温低圧の二相状態
となり、補助熱交換器6で主減圧器3の入口部の冷媒を
過冷却することにより蒸発して、圧縮機1の吸入部で蒸
発器4で蒸発した冷媒と合流して圧縮機1に吸入され
る。
【0014】このときドライヤ7は冷凍サイクル内に持
ち込まれた水分を捕捉するが、ドライヤ7内での冷媒の
流速が速いとドライヤ7内の水分捕捉剤(モレキュラー
シーブなど)が劣化あるいは摩耗してしまい、また流速
が遅いと混入した水分を捕捉するのに長時間を要すると
いう問題が予想される。しかし、本実施の形態において
は、ドライヤ7を凝縮器2〜蒸発器4の間に設けている
ため、ここでの冷媒は、液状態あるいは乾き度の小さい
液が多い状態の二相状態であるので、ガス状態である蒸
発器4〜圧縮機1〜凝縮器2間の冷媒と比べて流速が遅
く、ドライヤ7内での冷媒流速が適度に保たれ、ドライ
ヤ7内の冷媒流速が異常に速くなるために起こる水分捕
捉剤(図示せず)の劣化摩耗を防止しつつ、冷凍サイク
ル内に混入した水分を捕捉できるのである。
【0015】また、望ましくはドライヤ7を凝縮器2〜
主減圧器3の間に設け、凝縮器2で凝縮液化された冷媒
を主減圧器3で減圧されて二相状態となるまでにドライ
ヤ7内に導入することにより、ドライヤ7内での冷媒流
速が適度に保たれ、ドライヤ7内の冷媒流速が異常に速
くなるために起こる水分捕捉剤(図示せず)の劣化摩耗
をさらに防止しつつ、冷凍サイクル内に混入した水分を
捕捉できるのである。
【0016】あるいは望ましくはドライヤ7を凝縮器2
と主減圧器3との間の分岐点28〜蒸発器4間に設ける
ことによって、凝縮器2を出た冷媒の一部は副減圧器5
側のバイパス回路20に流れるためドライヤ7に導入さ
れる冷媒流量が若干減少することにより、ドライヤ7内
の冷媒流速が適度に保たれ、ドライヤ7内の冷媒流速が
異常に速くなるために起こる水分捕捉剤(図示せず)の
劣化摩耗を防止しつつ、冷凍サイクル内に混入した水分
を捕捉できるのである。
【0017】また、さらに望ましくはドライヤ7を凝縮
器2と主減圧器3との間の分岐点28〜主減圧器3間に
設けることによって、凝縮器2を出た冷媒の一部は副減
圧器5側のバイパス回路20に流れるためドライヤ7に
導入される冷媒流量が若干減少することにより、かつ凝
縮器2で凝縮液化された冷媒を主減圧器3で減圧されて
二相状態となるまでにドライヤ7内に導入することによ
り、ドライヤ7内の冷媒流速がさらに適度に保たれ、圧
縮機1が高負荷運転しているときにもドライヤ7内の冷
媒流速が異常に速くなるために起こる水分捕捉剤(図示
せず)の劣化摩耗を防止しつつ、冷凍サイクル内に混入
した水分を捕捉できるのである。
【0018】また、さらに望ましくは、ドライヤ7を補
助熱交換器6〜主減圧器3の間に設け、ドライヤ7に導
入される冷媒は補助熱交換器6で過冷却されるために確
実に液状態となり、二相状態であれば存在するガス冷媒
が無くなることにより、ドライヤ7内の冷媒流速がさら
に適度に保たれ、圧縮機1が高能力運転されているとき
にも、ドライヤ7内の冷媒流速が異常に速くなるために
起こる水分捕捉剤(図示せず)の劣化摩耗を防止しつ
つ、冷凍サイクル内に混入した水分を捕捉できるのであ
る。
【0019】また、上述のいずれの場合もドライヤ7
は、バイパス回路20ではなく主回路に設けられている
ので、ドライヤ7内の流速が異常に遅くなるために混入
した水分を捕捉するのに長時間を要するという問題も回
避しつつ冷凍サイクル内に混入した水分を捕捉できるの
である。
【0020】次に、バイパス流量制御器8の作用につい
て説明する。
【0021】バイパス流量制御器8は、圧縮機1の運転
負荷を検知して、その検知した運転負荷に応じて副減圧
器5側に流れるバイパス流量を調整する。運転負荷の検
知方法としては、圧縮機1が複数の圧縮機の場合には圧
縮機の稼動運転台数を、極変圧縮機の場合には稼動極数
を、インバータ圧縮機の場合には運転周波数を、それぞ
れもとに圧縮機運転負荷を判断することとしている。な
お、図示はしていないが、上記に加え、冷凍サイクルの
温度、圧力や凝縮器2や蒸発器4の周囲温度(空冷式の
場合には吸込空気温度など)などをもとに圧縮機運転負
荷を判断する場合もある。
【0022】まず空気調和機が高負荷で運転されて圧縮
機1の運転負荷が高い場合、バイパス流量制御器8は副
減圧器5の減圧量を減少させる。すなわち、副減圧器5
が膨張弁の場合は開度を大きくする。すると副減圧器5
側のバイパス回路20の流量が増加し、主減圧器3側の
主回路の流量が減少する。しかし補助熱交換器6での熱
交換量が増加するため主減圧器3の入口部での冷媒の過
冷却度が増大すなわち蒸発器4の入口と出口の間でのエ
ンタルピ差が増大するために蒸発器の能力は維持された
まま、主減圧器3〜蒸発器4〜圧縮機1の吸入部での圧
力損失が減少し、運転効率を向上できる。またドライヤ
7を分岐点28〜蒸発器4間に設けた場合には、圧縮機
1の運転負荷が高いすなわち冷媒流量が多い時にバイパ
ス回路20の流量を増やして主回路の流量の増加を抑え
ることになり、結果的にドライヤ7内の冷媒流速を適度
に保ち、ドライヤ7内の水分捕捉剤の劣化摩耗も防止で
きる。
【0023】次に空気調和機が中間負荷条件で運転され
て圧縮機1の運転負荷が低い場合、バイパス流量制御器
8は副減圧器5の減圧量を増大させる。すなわち、副減
圧器5が膨張弁の場合は開度を小さくする。すると副減
圧器5側のバイパス回路20の流量が減少あるいは0と
なり、主減圧器3側の主回路の流量が増加する。すなわ
ち蒸発器4内での冷媒流速低下のために蒸発熱伝達率が
低下してしまう問題を回避できて運転効率を向上するこ
とができるものである。またドライヤ7を分岐点28〜
蒸発器4間に設けた場合には、圧縮機1の運転負荷が低
いすなわち冷媒流量が少ない時にバイパス回路20の流
量を減少あるいは0として主回路の流量の低下を抑える
ことになり、結果的にドライヤ7内の冷媒流速を適度に
保ち、混入した水分を捕捉するのに長時間を要するとい
う問題も回避できる。
【0024】また蒸発器4を伝熱管の細径化やパス数の
減少など冷媒流路を狭めて構成することにより、冷媒流
速が高まり蒸発熱伝達率も増大できるため、中間負荷条
件での運転時にさらに運転効率を向上することができ
る。また高負荷で運転するときには、バイパス流量制御
器8が副減圧器5の減圧量を減少させてバイパス回路2
0の流量を増加、主回路の流量を減少させるために、蒸
発器4を伝熱管の細径化やパス数の減少など冷媒流路を
狭めて構成することによる圧力損失の増大を抑えること
ができる。すなわち中間負荷条件での運転効率をさらに
向上させて、かつ高負荷運転時の運転効率も維持あるい
は向上できるものである。
【0025】あるいは凝縮器2を伝熱管の細径化やパス
数の減少など冷媒流路を狭めて構成することにより、冷
媒流速が高まり凝縮熱伝達率も増大できるため、中間負
荷条件での運転時にさらに運転効率を向上することがで
きる。また高負荷で運転するときには、凝縮器2での圧
力損失は蒸発器4での圧力損失ほど大きくないので、冷
媒流速が高まり凝縮熱伝達率の増大により、高負荷運転
時の運転効率も向上できるものである。
【0026】次に、本発明の第二の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0027】図2は本発明の第二の実施の形態における
空気調和機の構成を示す模式図である。図2において
は、図1と同じ構成要素については図1と同じ符号を付
し、また図2中の実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れ
を、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れを示す。図2に
示す空気調和機において、冷媒として分子中に塩素を含
まない単一冷媒あるいは混合冷媒が封入されており、9
は冷房運転と暖房運転を切り替える四方弁、10は室外
熱交換器であり、冷房運転時は凝縮器、暖房運転時には
蒸発器として作用する。11は室内熱交換器であり、冷
房運転時には蒸発器、暖房運転時には凝縮器として作用
する。また12は第一逆止弁、13は第二逆止弁、14
は第三逆止弁、15は第四逆止弁であり、これらにより
冷房運転時、暖房運転時ともに室外熱交換器10あるい
は室内熱交換器11で凝縮液化した冷媒は補助熱交換器
6、ドライヤ7、主減圧器3を経て室内熱交換器11あ
るいは室外熱交換器10で蒸発気化する。すなわち、冷
房運転時の場合は、圧縮機1、四方弁9、室外熱交換器
10、第三逆止弁14、補助熱交換器6、ドライヤ7、
主減圧器3、第四逆止弁15、室内熱交換器11、四方
弁9の順に配管接続した主回路により冷凍サイクルを構
成し、暖房運転時の場合は、圧縮機1、四方弁9、室内
熱交換器11、第一逆止弁12、補助熱交換器6、ドラ
イヤ7、主減圧器3、第二逆止弁13、室外熱交換器1
0、四方弁9の順に配管接続した主回路により冷凍サイ
クルを構成している。第一逆止弁12あるいは第三逆止
弁14から主減圧器3までの間にある分岐点28から配
管を分岐して圧縮機1の吸入部付近にある接続点29で
再び四方弁9を経た主回路と合流するバイパス回路20
を設けられており、このバイパス回路20上に副減圧器
5と補助熱交換器6が設けられている。補助熱交換器6
は分岐点28から主減圧器3までの間の冷媒と、副減圧
器5から接続点29までの間の冷媒とを熱交換させるも
のであるから、上述したバイパス回路20上に配置され
ると共に、分岐点28から主減圧器3までの間の主回路
上にも配置されている。
【0028】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。四方弁9の切り替えにより、冷房と暖房で凝縮
器と蒸発器が入れ替わるときにも、冷房運転時、暖房運
転時ともに室外熱交換器10あるいは室内熱交換器11
で凝縮液化した冷媒がドライヤ7に導入される。したが
って第一の実施の形態で説明したと同様に、圧縮機1の
運転負荷が高い場合にも低い場合にもドライヤ7内の冷
媒流速を適度に保ち、ドライヤ7内の水分捕捉剤(図示
せず)の劣化摩耗や水分捕捉に長時間を要するといった
問題を回避できる。
【0029】また、バイパス流量制御器8により、第一
の実施の形態と同様に中間負荷条件での運転時にも高負
荷運転時にも運転効率を向上できる。
【0030】また、四方弁9の切り替えにより、室外熱
交換器10と室内熱交換器11は蒸発器としても凝縮器
としても作用する。したがって、例えば冷房運転時に凝
縮器として作用する室外熱交換器10の冷媒流路を狭め
た構成とした場合、冷房運転時には冷媒流速が高まり凝
縮熱伝達率の向上により冷房運転効率をさらに向上させ
ることができるが、暖房運転時には圧力損失が増大し、
特に高負荷運転時の暖房運転効率が低下してしまう。し
かし、本実施の形態においては、中間負荷条件での暖房
運転時には、バイパス流量制御器8が圧縮機1の運転負
荷に応じて副減圧器5を操作してバイパス回路20の流
量を調整することと、室外熱交換器10の冷媒流路を狭
めることにより、室外熱交換器10内での冷媒流速低下
による蒸発熱伝達率低下を防止あるいは冷媒流速増大に
よる蒸発熱伝達率を向上でき、かつ高負荷暖房運転時に
はバイパス流量制御器8が圧縮機1の運転負荷に応じて
副減圧器5を操作してバイパス回路20の流量を調整す
ることにより圧力損失増大を防止し、中間負荷条件での
暖房運転時と高能力暖房運転時の運転効率をともに向上
することができる。すなわち、冷房運転時にも暖房運転
時にも運転効率をさらに向上できる。
【0031】なお、本実施の形態においては、4つの逆
止弁を用いた構成として説明したがこれにこだわるもの
ではなく、例えば4つの逆止弁の代わりに四方弁を追加
しても同様の効果が得られるのは明らかである。
【0032】また、第一の実施の形態あるいは第二の実
施の形態においては、副減圧器を減圧量が調整できる例
えば電子式膨張弁のようなもので説明したが、これにこ
だわるものではなく、キャピラリと電磁弁のような組み
合わせでも同様の効果が得られるものである。
【0033】なお、本発明の空気調和機は、第一の実施
の形態あるいは第二の実施の形態においては、冷媒とし
て分子中に塩素を含まない単一冷媒あるいは混合冷媒を
用い、これにより冷凍サイクル内に混入する望まれない
水分の除去のためにドライヤを備えたものとして説明し
た。すなわち、請求項1(もしくはその従属項である請
求項2または4)に対応する空気調和機として説明し
た。しかし、上述した実施の形態において、冷媒を冷凍
サイクル内に望まれない水分が混入しにくい冷媒、例え
ばHCFC22(R22)として、ドライヤを備えない
空気調和機、すなわち、請求項3(もしくはその従属項
である請求項4)に対応する空気調和機としても、上述
した実施の形態で説明した効果のうち、冷凍サイクル内
に発生した水分除去関係の効果を除く全ての効果が得ら
れる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、請求項1の本発明は、冷凍サイクル内に混入した水
分を除去することによって信頼性が向上する、オゾン層
を破壊しない冷媒を用いた空気調和機を提供することが
できる。
【0035】また、請求項2の本発明は、中間負荷条件
での運転時における運転効率の向上と、高負荷条件での
運転時における運転効率の向上とを両立させる、オゾン
層を破壊しない冷媒を用いた空気調和機を提供すること
ができる。
【0036】さらに、請求項3の本発明は、中間負荷条
件での運転における運転効率の向上と、高負荷条件での
運転における運転効率の向上との両立させる、HCFC
冷媒を冷媒として用いた空気調和機を提供することがで
きる。
【0037】また、請求項4の本発明は、蒸発熱伝達率
あるいは凝縮熱伝達率を向上させ、かつ蒸発器での圧力
損失の増大を抑えることができて、中間負荷条件での運
転時における運転効率のさらなる向上と、高負荷条件で
の運転における運転効率のさらなる向上とを両立させる
空気調和機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における空気調和機
の構成を示す模式図。
【図2】本発明の第二の実施の形態における空気調和機
の構成を示す模式図。
【図3】従来の空気調和機の構成を示す模式図。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 主減圧器 4 蒸発器 5 副減圧器 6 補助熱交換器 7 ドライヤ 8 バイパス流量制御器 9 四方弁 10 室外熱交換器 11 室内熱交換器 12 第一逆止弁 13 第二逆止弁 14 第三逆止弁 15 第四逆止弁 20 バイパス回路 28 分岐点 29 接続点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、主減圧器、蒸発器を配
    管接続した空気調和機において、前記凝縮器から前記主
    減圧器までの間に配置された分岐点から分岐して、前記
    蒸発器から前記圧縮機の吸入部までの間に配置された接
    続点に接続しているバイパス回路と、前記バイパス回路
    に配置された副減圧器と、前記副減圧器の下流側の前記
    バイパス回路に配置され、かつ前記分岐点から前記主減
    圧器までの間に配置された補助熱交換器と、前記凝縮器
    から前記蒸発器までの間に配置され水分の捕捉を目的と
    するドライヤとを備え、冷媒として分子中に塩素を含ま
    ない単一冷媒あるいは混合冷媒を用い、前記補助熱交換
    器によって前記分岐点から前記主減圧器までの間の冷媒
    と、前記副減圧器から前記接続点までの間の冷媒を熱交
    換させることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機の運転負荷状態に応じて、前
    記副減圧器を制御するバイパス流量制御器を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 圧縮機、凝縮器、主減圧器、蒸発器を配
    管接続した空気調和機において、前記凝縮器から前記主
    減圧器までの間に配置された分岐点から分岐して、前記
    蒸発器から前記圧縮機の吸入部までの間に配置された接
    続点に接続しているバイパス回路と、前記バイパス回路
    に配置された副減圧器と、前記副減圧器の下流側の前記
    バイパス回路に配置され、かつ前記分岐点から前記主減
    圧器までの間に配置された補助熱交換器と、前記圧縮機
    の運転負荷状態に応じて、前記副減圧器を制御するバイ
    パス流量制御器とを備え、前記補助熱交換器によって前
    記分岐点から前記主減圧器までの間の冷媒と、前記副減
    圧器から前記接続点までの間の冷媒を熱交換させること
    を特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記蒸発器と前記凝縮器のうち少なくと
    も一方は、冷媒流路を狭めて冷媒流速を高める構造とす
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空
    気調和機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002243301A (ja) * 2001-02-14 2002-08-28 Daikin Ind Ltd 熱交換ユニット及び空気調和装置
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JP2009300021A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 冷凍サイクル装置
JP2011099571A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Panasonic Corp 冷凍サイクル装置及びそれを用いた温水暖房装置
JP2013228154A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機

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