JPH10253307A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH10253307A
JPH10253307A JP6024197A JP6024197A JPH10253307A JP H10253307 A JPH10253307 A JP H10253307A JP 6024197 A JP6024197 A JP 6024197A JP 6024197 A JP6024197 A JP 6024197A JP H10253307 A JPH10253307 A JP H10253307A
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JP
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magnetic
magnetic member
sensor
detecting
detecting device
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JP6024197A
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English (en)
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Michiharu Araya
道晴 荒谷
Shigeo Ogura
栄夫 小倉
Nobuhiro Takeda
伸弘 竹田
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定パターンで着磁された磁気部材と、これ
に対向させて配置した磁気検出素子を備え、磁気検出素
子に対して相対的に移動可能な磁気部材の位置を磁気検
出素子によって磁気的に検出する位置検出装置におい
て、簡単で安価な構成により磁気部材と磁気検出素子の
間隔を高精度に一定に保ち、安定した検出出力が得られ
るようにする。 【解決手段】 磁気部材102は弾性的に構成され、M
Rセンサ103が磁気部材102の上端側を押し込む位
置に配置されることにより、弾性変形させられた磁気部
材102が自らの弾性力によりMRセンサ103に押し
付けられる。MRセンサのMR素子A,Bの素子面11
0上に形成された保護膜111,112が間隔保持部材
となり、その厚みにより、磁気部材102の着磁面10
2aと素子面110の間隔xが一定に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の位置を検
出する位置検出装置に関し、特に磁気センサを用いて移
動体の位置を磁気的に検出する位置検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体の位置を検出する装置は各
種提案されていて、例えばMR(磁気抵抗効果)素子を
用いた位置検出装置が知られている。
【0003】図9にMR素子を用いた位置検出装置の従
来例を示す。図9において、正面にMR素子が設けられ
たMRセンサ3は図示しない固定部材に固定されてお
り、これに対して矢印4の方向に相対的に移動可能な移
動体1に、所定ピッチ(間隔)P、例えば100μmで
交互に逆極性に着磁された磁極を有する磁気部材2が固
着されている。磁気部材2はMRセンサ3正面のMR素
子に対し、所定間隔d、例えば50μmの間隔を保って
移動するよう構成されている。移動体1の移動に伴って
磁気部材2が移動すると、MRセンサ3のMR素子に印
加される磁界の強度が変化し、磁気抵抗効果によりMR
素子の抵抗値が変化するため、その変化を信号として取
り出して移動体1の位置を検出する事が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MR素
子の感度は、MR素子と磁気部材のなす間隔によって変
化するため、上記従来例においては、MR素子からの出
力を安定させるために、MRセンサ3のMR素子と磁気
部材2のなす間隔dを高精度に一定に保つ必要があり、
そのための機構の各部品に高い機械精度及び取り付け精
度が要求され、コスト増を招くといった問題点があっ
た。この問題は、MR素子以外の磁気検出素子を用いた
位置検出装置においても共通する。
【0005】そこで本発明の課題は、この種の位置検出
装置において、簡単で安価な構成により磁気部材と磁気
検出素子の間隔を高精度に一定に保つことができ、安定
した検出出力が得られるようにすること、及び高く且つ
安定した検出出力が得られるようにするための磁気検出
素子と磁気部材の間隔の設定を明らかにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、所定パターンで着磁された磁気部
材と、この磁気部材に対向させて配置した磁気検出素子
と、前記磁気部材と磁気検出素子の間に配置される間隔
保持部材とを備え、前記磁気検出素子に対して相対的に
移動可能な前記磁気部材の位置を前記磁気検出素子によ
って磁気的に検出する位置検出装置において、前記磁気
部材は、弾性的に構成され、自らの弾性力により前記間
隔保持部材を介して前記磁気検出素子に押し付けられる
ようにした。
【0007】具体的には、磁気部材は、例えば樹脂等の
弾性的な材料からなるベース材に磁性材料をコーティン
グする等して弾性的に構成される。また、例えば、磁気
部材の一端側を固定して他端側を自由とし、磁気検出素
子を設けたセンサを磁気部材の前記他端側を押し込む位
置に配置することにより、磁気部材が自らの弾性力によ
り間隔保持部材を介して磁気検出素子に押し付けられる
ようにする。
【0008】また、間隔保持部材は、例えば、磁気部材
と磁気検出素子の対向し合う面のそれぞれの少なくとも
一方の面上に形成される非磁性材料からなる膜とする。
【0009】また、本発明によれば、上記磁気部材と磁
気検出素子からなる位置検出装置において、磁気検出素
子は、線状の強磁性体からなる磁気検出子から構成され
る例えばMR素子とし、磁気部材と磁気検出素子の間隔
xは、磁気検出子の線幅wに対して、x≦wであるよう
にした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0011】[第1の実施形態]本発明の第1の実施形
態を図1〜図7により説明する。なお、第1の実施形態
の位置検出装置は、カメラのレンズ位置の制御のために
カメラのレンズ位置(鏡筒の位置)を検出する装置とす
る。
【0012】まず、図1,図2は、第1の実施形態の位
置検出装置の構成を示す外観斜視図及び断面図である。
【0013】両図において、101は、内部にレンズを
取り付けたカメラの鏡筒であり、その中心の光軸107
の方向にのみ移動可能である。鏡筒101の外周には、
光軸107と平行な方向に沿って直線状の溝104が刻
設されている。溝104は、互いに直角をなす2つの平
面のエッジ面105,106で形成されている。
【0014】一方、102は、弾性的に構成された細長
い平板状の磁気部材であり、光軸107に平行にされる
長手方向に沿って所定の着磁ピッチ(間隔)PでN極と
S極が交互に着磁されている。磁気部材102は、例え
ばPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂等の弾性
的な材料からなるベース材の片面にバリウムフェライト
系等の磁性材料をコーティングして構成され、そのコー
ティングされた磁性材料に上記パターンの着磁がなされ
る。
【0015】また、磁気部材102は、その上記着磁が
なされた着磁面102aの裏側の面を溝104のエッジ
面106に沿わせ、且つ磁気部材102の光軸107に
垂直にされる短手方向の一端(図2中下端)の面をエッ
ジ面105に沿わせる様にして溝104に固着されてい
る。
【0016】磁気部材102をエッジ面106に沿わせ
る事により、磁気部材102の短手方向の取付方向を、
正確かつ容易にエッジ面106の接線方向である取り付
け方向108と合わせる事ができる。なお、エッジ面1
06の取り付け方向108の幅は、磁気部材102の短
手方向の幅より狭く形成されているため、磁気部材10
2の短手方向の一方の端部(図2中上端部)側は、固定
されず、自由になっている。
【0017】また、磁気部材102をエッジ面105に
沿わせる事により磁気部材102の短手方向の位置を容
易に正確に決める事ができるとともに、磁気部材102
の長手方向を容易に正確に光軸107と平行に決める事
ができる。
【0018】次に、103は、図示しない鏡筒保持部材
上に固定されたMRセンサである。MRセンサ103
は、図2で示すように、磁気部材102の鏡筒101に
対して固定されていない図2中上端側を、エッジ面10
6で決まる磁気部材102の取付方向108に沿った位
置よりも押し込む位置で、磁気部材102の着磁面10
2aに対向するよう配置される。磁気部材102は、図
2中上端側がMRセンサ103に押し込まれる事により
着磁面の裏側に反るように弾性変形し、元の平板の形状
に復帰しようとする自らの弾性力によりMRセンサ10
3に押し付けられる。
【0019】次に、図3は、磁気部材102とMRセン
サ103の接触部の断面図を示す。MRセンサ103
は、ガラス基板109、このガラス基板109上に形成
された後述のそれぞれ複数の磁気検出子からなる磁気検
出素子である2つのMR素子A,B、及び、このMR素
子A,Bの表面(以下、素子面という)110を覆うよ
うに形成された保護膜111,112から構成されてい
る。
【0020】保護膜111は、MR素子A,Bを保護す
るためのものであり、電気的に絶縁性でかつ非磁性の材
質、例えばポリイミドや二酸化珪素の塗布、もしくは蒸
着、スパッタリング等によって形成されている。保護膜
112は、同様にMR素子A,Bを保護するものである
が、磁気部材102と直接に接触するため、低摩擦で耐
磨耗性のある非磁性材料が望ましく、例えばふっ素樹
脂、テフロン(商標名)等を塗布する事により形成され
ている。
【0021】前述したように、MRセンサ103と磁気
部材102は、磁気部材102が弾性変形して自らの弾
性力によりMRセンサ103に押し付けられるように配
置されるため、MRセンサ103の素子面110と磁気
部材102の着磁面102aとのなす間隔は、保護膜1
11,112の厚さの合計xとなる。すなわち、保護膜
111,112は、素子面110と着磁面102aの間
隔を一定に保持するための間隔保持部材として機能す
る。
【0022】次に、図4は、MRセンサ103の2つの
MR素子A,Bの形成パターンを示す。
【0023】MR素子A,Bは、それぞれ4本の磁気検
出子M1,M2,M3,M4から成る。これらの磁気検
出子は、ガラス基板上に強磁性薄膜、例えば、磁場中で
真空蒸着またはスパッタリング等により厚さ500〜1
000オングストロームのニッケル−鉄合金膜等を成膜
したものをエッチング等で直線状に加工して形成され、
その線幅は例えば20μmである。また磁気検出子M1
〜M4は、磁気部材102の磁界によって抵抗値に変化
が生じるように、磁気部材102の磁界の向きと直交す
る方向に沿って延びるように配置されており、その長さ
は例えば2mmである。磁気検出子M1,M2間及びM
3,M4間を接続する接続線M5は、磁気検出子と同じ
強磁性薄膜で形成されている。また、抵抗値を下げるた
め、接続線M5の線幅は太く、例えば100μmであ
る。M6,M8は、MR素子A,Bに電圧を印加するた
めの外部接続端子、M7はMR素子A,Bの出力信号を
取り出すための外部接続端子である。外部接続端子M
6,M7,M8は、磁気検出子M1〜M4と同じ強磁性
薄膜で形成されている。
【0024】磁気部材102の隣接するN,S磁極の境
界付近における誤差を相殺するため、磁気検出子M1と
M2、磁気検出子M3とM4は実質的に磁気部材102
の着磁ピッチPだけ位相をずらした状態(着磁ピッチP
のm倍の間隔だけ離れた状態、ただしm=1,2,3…
であって、ここではm=1すなわち着磁ピッチPの間隔
だけ離れた状態)で形成されている。
【0025】更に、磁気検出子M1とM2で構成される
磁気検出子群と磁気検出子M3とM4で構成される磁気
検出子群とは実質的に着磁ピッチP/2だけ位相をずら
した状態(着磁ピッチPの(n+1/2)倍の間隔だけ
離れた状態、ただしn=0、1、2、3…であって、こ
こでは着磁ピッチPの1/2倍の間隔だけ離れた状態)
で形成されている。磁気検出子群間をこのような間隔と
する事で、各磁気検出子群は互いに着磁ピッチPの周期
の1/2だけ位相のずれた磁界強度を検出する事とな
り、それによって磁気部材102が着磁ピッチP移動す
る毎に着磁ピッチPに対応した周期pの正弦波状の出力
を得る事ができる。
【0026】MR素子A,Bは2相の位置検出信号を出
力するように、実質的に着磁ピッチP/4だけ位相をず
らした状態(着磁ピッチPの(k+1/4)倍の間隔だ
け離れた状態、ただしk=0、1、2…であって、ここ
では着磁ピッチPの(3+1/4)倍の間隔だけ離れた
状態)で形成されている。
【0027】次に、図5(a)は、MR素子A,Bから
の出力信号AO,BOを示す。出力信号AO,BOは、
外部接続端子M6に電圧Vcを印加し、また外部接続端
子M8をグランドに接地した場合、中心電圧がVc/2
で周期pの正弦波状の出力信号となる。図5(b)に示
すように、これらの出力信号がVc/2と交わる位置に
おいて、マルチバイブレータ回路などでパルスを発生さ
せ、そのパルスをカウントする事により磁気部材102
の移動量が求まる。また、出力信号AO,BOの位相関
係から磁気部材102の移動方向が識別できるため、こ
れら移動量と移動方向から磁気部材102の位置を検出
し、図1の鏡筒101の位置(レンズ位置)を検出する
事が可能となる。
【0028】次に、MRセンサ103からの出力特性
と、MRセンサ103の素子面110と磁気部材102
の着磁面102aとのなす間隔xとの関係を説明する。
【0029】MRセンサ103からの出力特性は上記間
隔xに依存して変化する。図6(A),(B)に、MR
センサ103からの出力特性、すなわち、MRセンサ1
03の出力信号の振幅が間隔xに依存して変化する様子
を調べた実験結果を示す。図6のグラフにおける縦軸は
MRセンサからの出力信号の振幅電圧、横軸は間隔x
(μm)である。なお、図6(A)は、磁気部材の着磁
ピッチ80μmに対応するように構成したMRセンサの
実験結果であり、aは、前述したセンサのMR素子を構
成する磁気検出子M1〜M4の線幅wが40μmの場合
の特性、bは、磁気検出子の線幅wが30μmの場合の
特性である。また、図6(B)は、着磁ピッチ40μm
に対応するように構成したMRセンサの実験結果であ
り、cは磁気検出子の線幅wが20μmの場合の特性、
dは、磁気検出子の線幅wが15μmの場合の特性、e
は磁気検出子の線幅wが10μmの場合の特性である。
【0030】一般に、MRセンサの出力は、間隔xを徐
々に広げる事により、一旦増大した後、減少する。
【0031】MRセンサからの出力が減少するとS/N
が悪化し位置検出精度が悪化するため、MRセンサから
の出力はできるだけ大きい方が望ましい。また、MRセ
ンサと磁気部材を接触させて使用する場合を考えると、
例えば、MRセンサと磁気部材の間にゴミが侵入するこ
と等により、MRセンサと磁気部材のなす間隔が一時的
に増大してしまう可能性が考えられる。MRセンサと磁
気部材のなす間隔が増大してもMRセンサからの出力を
減少させないためには、MRセンサと磁気部材のなす間
隔を、MRセンサからの出力特性の曲線がピークを示す
間隔より小さく設定しておく事が望ましい。
【0032】また、更に望ましくは、間隔xの変動によ
って起きる出力変動による位置信号誤差を防止するため
に、間隔xは、MRセンサからの出力特性の曲線の傾き
が小さい、すなわち出力特性のピークを示す間隔と略等
しい方が良い。
【0033】ここで、図6(A),(B)に示したMR
センサの出力が最大となる間隔xの一覧を図7の表に示
す。この表より、MRセンサの出力が最大となる間隔x
は、磁気検出子の線幅wにほぼ等しい事がわかる。
【0034】以上の事からわかるように、磁気部材とM
R素子のなす間隔xを、磁気検出子の線幅wに対して、
x≦wとしておけば、MRセンサから大きな出力が得ら
れると共に、MRセンサからの出力変動を小さく抑える
事ができる。
【0035】このことを踏まえて、保護膜111,11
2の厚さは、例えば着磁ピッチPが80μmで磁気検出
子の線幅wが20μmの場合において、保護膜111が
5μm厚、保護膜112が15μm厚とする。この場
合、前述のように、磁気部材102が自らの弾性力によ
ってMRセンサ103に押し付けられ、常に保護膜11
2に密着しているため、MRセンサ103の素子面11
0と磁気部材102の着磁面102aとの間隔xは常に
20μmに保たれ、高くかつ安定した出力を得る事がで
きる。
【0036】[第2の実施形態]次に、図8は、本発明
の第2の実施形態による位置検出装置の構成を示してい
る。
【0037】図8において、113は、矢印114の方
向にのみ移動可能な移動部材であり、この移動部材11
3に刻設された溝104に、磁気部材102の長手方向
の一端が固着されている。磁気部材102は、第1の実
施形態と同様に弾性的に構成されるが、形状が異なり、
長手方向に反りを持つ形状となっている。磁気部材10
2の反りは、例えば、磁気部材102を高温の円筒に押
し当てる事により形成できる。
【0038】MRセンサ103は、磁気部材102の反
りを妨げるように磁気部材102を押し込む位置で、磁
気部材102の着磁面102aに対向するよう図示しな
い固定部材に固定されている。
【0039】磁気部材102は、MRセンサ103に押
し込まれる事により弾性変形し、元の形状に復帰しよう
とする自らの弾性力によりMRセンサ103に押し付け
られる。MRセンサ103は第1の実施形態と同様に素
子面上に保護膜が形成されたものとする。
【0040】このような実施形態によれば、磁気部材1
02が自らの弾性力によりMRセンサ103に押し付け
られることにより、磁気部材102の着磁面102aと
MRセンサ103の素子面との間隔xが常に上記保護膜
の厚さにより一定に保たれ、第1の実施形態と同様に安
定したセンサ出力を得ることができる。
【0041】なお、上記第1と第2の実施形態では、磁
気検出素子としてMR素子を採用したが、他の電磁効果
による磁気ヘッドやホール素子等を用いてもよい。
【0042】また、上記実施形態では、磁気部材とMR
素子との間の間隔保持部材として、MR素子の素子面上
に保護膜を形成したが、その代わりに薄いフィルムシー
トを素子面に張り付けても良い。また、磁気部材102
の着磁面102a上に保護膜ないしフィルムシート等の
間隔保持部材を設けてもよい。
【0043】また、上記実施形態では、磁気部材の着磁
パターンは、所定の着磁ピッチPで交互に逆極性に着磁
された周期的なパターンとしたが、着磁パターンはこれ
に限らず、例えば一部に着磁ピッチの異なる部分がある
ものとしてもよいことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、所定パターンで着磁された磁気部材と、この
磁気部材に対向させて配置した磁気検出素子と、前記磁
気部材と磁気検出素子の間に配置される間隔保持部材と
を備え、前記磁気検出素子に対して相対的に移動可能な
前記磁気部材の位置を前記磁気検出素子によって磁気的
に検出する位置検出装置において、前記磁気部材は、弾
性的に構成され、自らの弾性力により前記間隔保持部材
を介して前記磁気検出素子に押し付けられるようにした
ので、磁気部材と磁気検出素子の間隔が間隔部材の厚み
により常に高精度に一定に保たれ、安定した検出出力が
得られる。しかも、従来磁気部材と磁気検出素子の間隔
を保持するために必要であった機構、及び間隔を一定に
保つための機械精度が不要となり、装置の構成を簡単、
安価にすることができる。
【0045】また、特に前記間隔保持部材は、前記磁気
部材と磁気検出素子の対向し合う面のそれぞれの少なく
とも一方の面上に形成される非磁性材料からなる膜であ
るものとすることにより、この膜を保護膜として磁気検
出素子もしくは磁気部材を保護することができ、装置の
耐久性を向上できるとともに、間隔保持部材を固定する
部品が不要となり、コストを削減できる。
【0046】また、本発明によれば、上記磁気部材と磁
気検出素子からなる位置検出装置において、磁気検出素
子は、線状の強磁性体からなる磁気検出子から構成さ
れ、磁気部材と磁気検出素子の間隔xは、磁気検出子の
線幅wに対して、x≦wであるものとすることにより、
磁気検出素子より高く且つ安定した出力を得ることがで
き、そのためS/N比がよく、位置検出を安定して正確
に行うことができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の位置検出装置の構成
を示す外観斜視図である。
【図2】同位置検出装置の構成を示す断面図である。
【図3】同位置検出装置におけるMRセンサと磁気部材
との接触部を示す断面図である。
【図4】同位置検出装置のMRセンサに設けられるMR
素子の形成パターンを示す透視図である。
【図5】同位置検出装置におけるMRセンサからの出力
信号とその処理により得られるパルス信号を示す信号波
形図である。
【図6】同位置検出装置におけるMRセンサのMR素子
と磁気部材の間隔xによる出力特性を示すグラフ図であ
る。
【図7】同MRセンサにおいてMR素子の磁気検出子の
線幅wのそれぞれにおいて最大出力を示す間隔xの一覧
を示す表図である。
【図8】本発明の第2の実施形態の位置検出装置の概略
構成図である。
【図9】従来の位置検出装置の概略構成図である。
【符号の説明】
101 鏡筒 102 磁気部材 103 MRセンサ 104 溝 105,106 エッジ面 107 光軸 109 ガラス基板 111,112 保護膜 A,B MR素子 M1〜M4 磁気検出子 M5 接続線 M6〜M8 外部接続端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定パターンで着磁された磁気部材と、
    この磁気部材に対向させて配置した磁気検出素子と、前
    記磁気部材と磁気検出素子の間に配置される間隔保持部
    材とを備え、前記磁気検出素子に対して相対的に移動可
    能な前記磁気部材の位置を前記磁気検出素子によって磁
    気的に検出する位置検出装置において、 前記磁気部材は、弾性的に構成され、自らの弾性力によ
    り前記間隔保持部材を介して前記磁気検出素子に押し付
    けられるようにしたことを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記間隔保持部材は、前記磁気部材と磁
    気検出素子の対向し合う面のそれぞれの少なくとも一方
    の面上に形成される非磁性材料からなる膜であることを
    特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 所定パターンで着磁された磁気部材と、
    この磁気部材に対向させて配置した磁気検出素子とを備
    え、前記磁気検出素子に対して相対的に移動可能な前記
    磁気部材の位置を前記磁気検出素子によって磁気的に検
    出する位置検出装置において、 前記磁気検出素子は、線状の強磁性体からなる磁気検出
    子から構成され、 前記磁気部材と磁気検出素子の間隔xは、前記磁気検出
    子の線幅wに対して、x≦wであることを特徴とする位
    置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記磁気検出素子は磁気抵抗効果素子で
    あることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1
    項に記載の位置検出装置。
JP6024197A 1997-03-14 1997-03-14 位置検出装置 Pending JPH10253307A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013011477A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Sigma Corp 磁気抵抗素子を用いた位置検出装置及びこれを用いたレンズユニット
JP2013068543A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Tdk Corp 磁気センサ、磁気エンコーダ、磁気エンコーダモジュール、レンズ鏡筒
JP2022085897A (ja) * 2020-11-27 2022-06-08 エヌテエヌ-エスエヌエール ルルモン エアギャップ距離を置いてエンコーダの磁場を検知できるセンサ

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JP2022085897A (ja) * 2020-11-27 2022-06-08 エヌテエヌ-エスエヌエール ルルモン エアギャップ距離を置いてエンコーダの磁場を検知できるセンサ

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