JPH10253610A - 液体クロマトグラフィー用電気化学検出器、液体クロマトグラフィー装置、及びかかる装置を用いた分析方法 - Google Patents
液体クロマトグラフィー用電気化学検出器、液体クロマトグラフィー装置、及びかかる装置を用いた分析方法Info
- Publication number
- JPH10253610A JPH10253610A JP9061318A JP6131897A JPH10253610A JP H10253610 A JPH10253610 A JP H10253610A JP 9061318 A JP9061318 A JP 9061318A JP 6131897 A JP6131897 A JP 6131897A JP H10253610 A JPH10253610 A JP H10253610A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- solvent
- liquid chromatography
- sample
- analyzed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
- G01N30/64—Electrical detectors
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/28—Electrolytic cell components
- G01N27/30—Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N2030/022—Column chromatography characterised by the kind of separation mechanism
- G01N2030/027—Liquid chromatography
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体クロマトグラフィー用電気化学検出器
を、作用電極表面上の不純物の吸着を抑制し、参照電極
での電極本体の保護を十分にすることにより、有機溶剤
中でも使用可能とする。 【解決手段】 参照電極2と作用電極3と対極4とを有
して構成される3極式ポテンシオスタットからなる液体
クロマトグラフィー用電気化学検出器において、該3極
式ポテンシオスタットを構成する参照電極2は、電極本
体11と電極本体11を保護して収納する内筒16と外
筒20の二つの筒体からなり、内筒16は電極本体11
を電解液ともに収納し、外筒20は内筒16を電解液と
もに収納して構成することにより、電極本体11を二つ
の電解液層と筒体で二重に保護する2重構造を有し、作
用電極3は、作用電極3の接続する該装置の電子回路1
0のプログラム機能により電位を周期的に変化させうる
ものであるように構成する。
を、作用電極表面上の不純物の吸着を抑制し、参照電極
での電極本体の保護を十分にすることにより、有機溶剤
中でも使用可能とする。 【解決手段】 参照電極2と作用電極3と対極4とを有
して構成される3極式ポテンシオスタットからなる液体
クロマトグラフィー用電気化学検出器において、該3極
式ポテンシオスタットを構成する参照電極2は、電極本
体11と電極本体11を保護して収納する内筒16と外
筒20の二つの筒体からなり、内筒16は電極本体11
を電解液ともに収納し、外筒20は内筒16を電解液と
もに収納して構成することにより、電極本体11を二つ
の電解液層と筒体で二重に保護する2重構造を有し、作
用電極3は、作用電極3の接続する該装置の電子回路1
0のプログラム機能により電位を周期的に変化させうる
ものであるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体クロマトグラ
フィー用の検出器及び液体クロマトグラフィー装置にか
かり、特に被分析試料の分離状況を電極反応を用いて電
気化学的に検出する液体クロマトグラフィー用電気化学
検出器及び該検出器を用いた液体クロマトグラフィー装
置に関する。
フィー用の検出器及び液体クロマトグラフィー装置にか
かり、特に被分析試料の分離状況を電極反応を用いて電
気化学的に検出する液体クロマトグラフィー用電気化学
検出器及び該検出器を用いた液体クロマトグラフィー装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】クロマトグラフィーとは、複雑な混合物
を分離又は分析するために用いられる技法の一つであ
る。この技法は様々な方法を含むが、共通する特徴はこ
の技法が、常に移動する所謂移動相と固定されて移動し
ない固定相の2つの空間から成ることである。そして、
分離又は分析したい対象である被分析混合物試料を移動
相中に導入し、移動相とともに、巨視的には固定相中
を、微視的には固定相を構成する部材の表面と接しなが
ら移動をさせる。
を分離又は分析するために用いられる技法の一つであ
る。この技法は様々な方法を含むが、共通する特徴はこ
の技法が、常に移動する所謂移動相と固定されて移動し
ない固定相の2つの空間から成ることである。そして、
分離又は分析したい対象である被分析混合物試料を移動
相中に導入し、移動相とともに、巨視的には固定相中
を、微視的には固定相を構成する部材の表面と接しなが
ら移動をさせる。
【0003】この時、混合物試料中の含有成分は固定相
に対する親和性が各々異なることから、固定相を通過す
る速度が各成分間で異なってくる。つまり、より強い親
和性を有する成分は、より遅い通過速度を示す。その結
果、移動相の移動に伴って、それぞれの成分に分離され
ていく。そして、通過時間を標準試料等が示すそれと比
較すれば、各成分の同定が可能であり、混合物試料の分
析と分離が可能となる。
に対する親和性が各々異なることから、固定相を通過す
る速度が各成分間で異なってくる。つまり、より強い親
和性を有する成分は、より遅い通過速度を示す。その結
果、移動相の移動に伴って、それぞれの成分に分離され
ていく。そして、通過時間を標準試料等が示すそれと比
較すれば、各成分の同定が可能であり、混合物試料の分
析と分離が可能となる。
【0004】このクロマトグラフィーは、移動相と固定
相の組み合わせの選択により幾つかの種類に分類され
る。そして、移動相を被分析試料が溶解可能な液体であ
る溶媒とするものは液体クロマトグラフィーと称され、
適用できる被分析試料も多く、非常に有効な手段として
広く用いられている。液体クロマトグラフィーは、固定
相の選択により、具体的には固定相に固体を選択する
か、液体を選択するかによって、液−固クロマトグラフ
ィーと液−液クロマトグラフィーに更に分類されるが、
通常は”液体クロマトグラフィー”と言えば液−固クロ
マトグラフィーを指すというのが一般的になっている。
相の組み合わせの選択により幾つかの種類に分類され
る。そして、移動相を被分析試料が溶解可能な液体であ
る溶媒とするものは液体クロマトグラフィーと称され、
適用できる被分析試料も多く、非常に有効な手段として
広く用いられている。液体クロマトグラフィーは、固定
相の選択により、具体的には固定相に固体を選択する
か、液体を選択するかによって、液−固クロマトグラフ
ィーと液−液クロマトグラフィーに更に分類されるが、
通常は”液体クロマトグラフィー”と言えば液−固クロ
マトグラフィーを指すというのが一般的になっている。
【0005】液体クロマトグラフィーは通常、被分析試
料を移動相たる溶剤の流れに従って分離を行う多孔性の
微粒子等の固定相を充填してなるカラムからなる分離部
と、分離部に移動相たる溶剤を送液する送液部と、分離
部の被分析試料の分離状況を検出する検出部から構成さ
れる。そして、従来、液体クロマトグラフィーにおいて
は、分離部におけるより優れた分離能力の達成が常に課
題とされてきたが、最近はこの分離部の分離能ととも
に、検出部における極微量にしか存在しない物質のため
の高感度検出が強く求められるに至っている。
料を移動相たる溶剤の流れに従って分離を行う多孔性の
微粒子等の固定相を充填してなるカラムからなる分離部
と、分離部に移動相たる溶剤を送液する送液部と、分離
部の被分析試料の分離状況を検出する検出部から構成さ
れる。そして、従来、液体クロマトグラフィーにおいて
は、分離部におけるより優れた分離能力の達成が常に課
題とされてきたが、最近はこの分離部の分離能ととも
に、検出部における極微量にしか存在しない物質のため
の高感度検出が強く求められるに至っている。
【0006】検出部における検出装置は現在4種類のも
のが主に用いられている。それは、被分析試料の紫外
光吸収特性の差異に従って被分析試料の分離状況を検出
する吸光光度検出器、被分析試料の蛍光発光特性の差
異に従って被分析試料の分離状況を検出する蛍光検出
器、被分析試料の電気化学的特性の差異に従って被分
析試料の分離状況を検出する電気化学検出器、示差屈
折率を測定して被分析試料の分離状況を検出する示差屈
折率検出器、の4種類である。
のが主に用いられている。それは、被分析試料の紫外
光吸収特性の差異に従って被分析試料の分離状況を検出
する吸光光度検出器、被分析試料の蛍光発光特性の差
異に従って被分析試料の分離状況を検出する蛍光検出
器、被分析試料の電気化学的特性の差異に従って被分
析試料の分離状況を検出する電気化学検出器、示差屈
折率を測定して被分析試料の分離状況を検出する示差屈
折率検出器、の4種類である。
【0007】この中で、電気化学検出器は高い選択性と
感度を有するため、最近各種の微量分析特に糖や生体成
分の分析に急速に利用されはじめている。電気化学検出
器は電気化学的に活性な物質が電極表面上で酸化あるい
は還元を受ける際の電極反応電流を測定するものであ
り、電流測定検出器と電量測定検出器がある。何れも通
常は定電位での電極反応を利用したものであるが、電量
検出器は100%近い電解効率を得るために電極の表面
積を大きくする必要があり、SN比はあまり上がらない
という欠点を有する。
感度を有するため、最近各種の微量分析特に糖や生体成
分の分析に急速に利用されはじめている。電気化学検出
器は電気化学的に活性な物質が電極表面上で酸化あるい
は還元を受ける際の電極反応電流を測定するものであ
り、電流測定検出器と電量測定検出器がある。何れも通
常は定電位での電極反応を利用したものであるが、電量
検出器は100%近い電解効率を得るために電極の表面
積を大きくする必要があり、SN比はあまり上がらない
という欠点を有する。
【0008】それに対し、電流測定検出器では、電極の
表面積や使用するセル容積を微小にした設計では電解効
率は低いものの、電量検出器よりも高感度の検出が可能
であり、極微量の被分析物質を対象とする生体成分の分
析には専らこの型の検出器が使用されている。よって、
本発明においては、かかる電気化学検出器は、この電流
測定検出器のことを指している。
表面積や使用するセル容積を微小にした設計では電解効
率は低いものの、電量検出器よりも高感度の検出が可能
であり、極微量の被分析物質を対象とする生体成分の分
析には専らこの型の検出器が使用されている。よって、
本発明においては、かかる電気化学検出器は、この電流
測定検出器のことを指している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電気化学検出器は高感
度で選択的である反面、その使用において幾つかの課題
を有している。先ず第一に、電気化学的に活性な目的の
被分析物質を一定の電位条件下で酸化或いは還元反応し
て、分析を行う場合、電極反応を担う作用電極は反応に
必要な程度の比較的長時間の間一定電圧に維持される必
要があるとされてきた。
度で選択的である反面、その使用において幾つかの課題
を有している。先ず第一に、電気化学的に活性な目的の
被分析物質を一定の電位条件下で酸化或いは還元反応し
て、分析を行う場合、電極反応を担う作用電極は反応に
必要な程度の比較的長時間の間一定電圧に維持される必
要があるとされてきた。
【0010】その場合、移動相たる溶剤中の電気化学的
に活性な痕跡量の不純物(金属イオンや他の有機不純物
イオンや酸化還元性のある陰イオン等)は少しずつだが
ある程度の時間をかけて作用電極上に集合又は吸着して
しまう。その結果、作用電極表面での目的とする被分析
物質の酸化又は還元反応はこの吸着不純物に妨害され、
被分析物質に十分な電位が供給できず、実際の検出感度
を落とすという問題を生じていた。
に活性な痕跡量の不純物(金属イオンや他の有機不純物
イオンや酸化還元性のある陰イオン等)は少しずつだが
ある程度の時間をかけて作用電極上に集合又は吸着して
しまう。その結果、作用電極表面での目的とする被分析
物質の酸化又は還元反応はこの吸着不純物に妨害され、
被分析物質に十分な電位が供給できず、実際の検出感度
を落とすという問題を生じていた。
【0011】よって、このような吸着不純物の妨害を抑
制すること、つまり作用電極上への不純物の吸着を抑
え、可能な限り無くすることが重要な課題となる。ま
た、電極上で十分な反応が起きるためには移動相たる溶
剤が良通電性であることが必要があり、そのため、十分
な塩濃度を有する極性溶媒を用いる必要がある。このよ
うな高極性の溶媒を用いる液体クロマトグラフィーのモ
ードには、その固定相と被分析試料の間の相互作用の機
構の差異、ひいては充填剤の差異により、逆相モード液
体クロマトグラフィーやイオン交換クロマトグラフィー
等がある。
制すること、つまり作用電極上への不純物の吸着を抑
え、可能な限り無くすることが重要な課題となる。ま
た、電極上で十分な反応が起きるためには移動相たる溶
剤が良通電性であることが必要があり、そのため、十分
な塩濃度を有する極性溶媒を用いる必要がある。このよ
うな高極性の溶媒を用いる液体クロマトグラフィーのモ
ードには、その固定相と被分析試料の間の相互作用の機
構の差異、ひいては充填剤の差異により、逆相モード液
体クロマトグラフィーやイオン交換クロマトグラフィー
等がある。
【0012】これらのモードに電気化学検出器を使用す
る場合、移動相は水系溶剤が通常は用いられてきた。し
かし、従来の逆相モード液体クロマトグラフィーやイオ
ン交換クロマトグラフィーにおいてもそうであるよう
に、移動相の特性は分離する被分析物質の特性に合わせ
て選択される必要があり、具体的には溶剤の所謂極性を
制御して、若しくは被分析試料の分離を行いながら適当
に変化させるなどして、最適な分離が行われる必要があ
る。
る場合、移動相は水系溶剤が通常は用いられてきた。し
かし、従来の逆相モード液体クロマトグラフィーやイオ
ン交換クロマトグラフィーにおいてもそうであるよう
に、移動相の特性は分離する被分析物質の特性に合わせ
て選択される必要があり、具体的には溶剤の所謂極性を
制御して、若しくは被分析試料の分離を行いながら適当
に変化させるなどして、最適な分離が行われる必要があ
る。
【0013】その様な溶剤の極性の制御は通常は水にメ
タノールやアセトニトリル等、有機物溶剤としては比較
的極性が高く、水に可溶なものを添加して移動相溶剤と
することによりなされる。しかし、溶剤中に有機溶剤を
多量に含有しているものを従来の電気化学検出器で移動
相溶剤として使用すると、被分析試料の分析により得ら
れるクロマトグラムのベースラインにおいて、その安定
性が損なわれ、該検出器での分析が困難となることがあ
った。
タノールやアセトニトリル等、有機物溶剤としては比較
的極性が高く、水に可溶なものを添加して移動相溶剤と
することによりなされる。しかし、溶剤中に有機溶剤を
多量に含有しているものを従来の電気化学検出器で移動
相溶剤として使用すると、被分析試料の分析により得ら
れるクロマトグラムのベースラインにおいて、その安定
性が損なわれ、該検出器での分析が困難となることがあ
った。
【0014】これは、参照電極の標準としての機能を、
溶剤に含有される有機溶剤、特に参照電極中の電極本体
に到達した有機溶剤が低下させているためと推定されて
いる。従って、参照電極において、移動相である溶剤が
含有する有機溶剤の影響が及ばないようにすることが課
題となる。
溶剤に含有される有機溶剤、特に参照電極中の電極本体
に到達した有機溶剤が低下させているためと推定されて
いる。従って、参照電極において、移動相である溶剤が
含有する有機溶剤の影響が及ばないようにすることが課
題となる。
【0015】そこで、本発明の目的は、上記の課題を解
決した新規な液体クロマトグラフィー用電気化学検出器
及び液体クロマトグラフィーを提供することである。ま
た、本発明の別の目的は、作用電極表面上での不純物イ
オンの吸着を抑え、それらによる被分析試料の電極反応
の妨害を抑制し、更に、多量の有機溶剤を移動相に用い
ることを可能とした参照電極を使用した液体クロマトグ
ラフィー用電気化学検出器及び液体クロマトグラフィー
を提供することである。
決した新規な液体クロマトグラフィー用電気化学検出器
及び液体クロマトグラフィーを提供することである。ま
た、本発明の別の目的は、作用電極表面上での不純物イ
オンの吸着を抑え、それらによる被分析試料の電極反応
の妨害を抑制し、更に、多量の有機溶剤を移動相に用い
ることを可能とした参照電極を使用した液体クロマトグ
ラフィー用電気化学検出器及び液体クロマトグラフィー
を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
液体クロマトグラフィー用電気化学検出器において、参
照電極と作用電極と対極とを有して構成される3極式ポ
テンシオスタットからなる液体クロマトグラフィー用電
気化学検出器において、該3極式ポテンシオスタットを
構成する参照電極は、電極本体と該電極本体を保護して
収納する内筒と外筒の二つの筒体からなり、内筒は該電
極本体を電解液ともに収納し、外筒は該内筒を電解液と
もに収納して構成することにより、該電極本体を二つの
電解液層と筒体で二重に保護する2重構造を有し、該作
用電極は、該作用電極の接続する該装置の電子回路のプ
ログラム機能により電位を周期的に変化させうるもので
あることを特徴とする。
液体クロマトグラフィー用電気化学検出器において、参
照電極と作用電極と対極とを有して構成される3極式ポ
テンシオスタットからなる液体クロマトグラフィー用電
気化学検出器において、該3極式ポテンシオスタットを
構成する参照電極は、電極本体と該電極本体を保護して
収納する内筒と外筒の二つの筒体からなり、内筒は該電
極本体を電解液ともに収納し、外筒は該内筒を電解液と
もに収納して構成することにより、該電極本体を二つの
電解液層と筒体で二重に保護する2重構造を有し、該作
用電極は、該作用電極の接続する該装置の電子回路のプ
ログラム機能により電位を周期的に変化させうるもので
あることを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、液体クロマトグラ
フィー用電気化学検出器において、電極電位の基準とな
る参照電極と、被電解物質に直接作用する作用電極と、
電解反応を補助する対極と、該参照電極と該作用電極と
該対極の3種電極をそれぞれ支持し、更に該3種電極に
及んで該3種電極各々を繋ぐとともに両端の開口部をそ
れぞれ移動相である溶剤の流入口及び流出口とする内腔
を有し、該内腔中を流れる該溶剤と該3種電極それぞれ
とを接触可能としているセルと、該3種電極各々と接続
しポテンシオスタット並びに電位発生回路並びに電界電
流測定増幅回路を有する電子回路とからなり、該セルの
該内腔中を流れる溶剤中の被分析試料を該作用電極上で
の電極反応により酸化又は還元させ、該酸化又は還元反
応により該対極と該作用電極との間に生じる電流を検出
して被分析試料の検出を行う液体クロマトグラフィー用
電気化学検出器において、該参照電極は、電極本体と、
該電極本体を支持する支持具と、液体の浸出不能な部材
からなり該支持具取付け用の取付け開口部と更に少なく
とも一つの開口部分を内開口部として有する筒状体であ
って、該内開口部をカーボン材で充填して塞ぎ、該支持
具との間で該電極本体を第一の電解質溶液とともに該電
極本体と該内筒外部との電気的導通を確保しつつ密封収
納する内筒と、液体の浸出不能な部材からなり該支持具
取付け用の取付け開口部と更に少なくとも一つの開口部
分を外開口部として有する筒状体であって、該外開口部
をカーボン材で充填して塞ぎ、該支持具との間で該電極
本体を収納した該内筒を第二の電解質溶液とともに該電
極本体と該外筒外部との電気的導通を確保しつつ密封収
納する外筒と、からなり、該電子回路が更に該作用電極
の電位を周期的に変化させることが可能なプログラム機
能を有することを特徴とする。
フィー用電気化学検出器において、電極電位の基準とな
る参照電極と、被電解物質に直接作用する作用電極と、
電解反応を補助する対極と、該参照電極と該作用電極と
該対極の3種電極をそれぞれ支持し、更に該3種電極に
及んで該3種電極各々を繋ぐとともに両端の開口部をそ
れぞれ移動相である溶剤の流入口及び流出口とする内腔
を有し、該内腔中を流れる該溶剤と該3種電極それぞれ
とを接触可能としているセルと、該3種電極各々と接続
しポテンシオスタット並びに電位発生回路並びに電界電
流測定増幅回路を有する電子回路とからなり、該セルの
該内腔中を流れる溶剤中の被分析試料を該作用電極上で
の電極反応により酸化又は還元させ、該酸化又は還元反
応により該対極と該作用電極との間に生じる電流を検出
して被分析試料の検出を行う液体クロマトグラフィー用
電気化学検出器において、該参照電極は、電極本体と、
該電極本体を支持する支持具と、液体の浸出不能な部材
からなり該支持具取付け用の取付け開口部と更に少なく
とも一つの開口部分を内開口部として有する筒状体であ
って、該内開口部をカーボン材で充填して塞ぎ、該支持
具との間で該電極本体を第一の電解質溶液とともに該電
極本体と該内筒外部との電気的導通を確保しつつ密封収
納する内筒と、液体の浸出不能な部材からなり該支持具
取付け用の取付け開口部と更に少なくとも一つの開口部
分を外開口部として有する筒状体であって、該外開口部
をカーボン材で充填して塞ぎ、該支持具との間で該電極
本体を収納した該内筒を第二の電解質溶液とともに該電
極本体と該外筒外部との電気的導通を確保しつつ密封収
納する外筒と、からなり、該電子回路が更に該作用電極
の電位を周期的に変化させることが可能なプログラム機
能を有することを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載の液
体クロマトグラフィー用電気化学検出器において、前記
プログラム機能は前記電位発生回路が有し、前記電位発
生回路が周期的に前記作用電極での発生電位を変化させ
ることを可能としていることを特徴とする。
体クロマトグラフィー用電気化学検出器において、前記
プログラム機能は前記電位発生回路が有し、前記電位発
生回路が周期的に前記作用電極での発生電位を変化させ
ることを可能としていることを特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明は、液体クロマトグラ
フィー装置において、移動相たる溶剤を外部の溶剤槽か
らくみ上げて該溶剤の流路となる送液管を通して溶剤の
送液をする少なくとも一つのポンプと、該ポンプから送
液された溶剤中に被分析試料を注入して溶解させる注入
口を形成する自動又は手動操作可能な被検物質注入装置
と、送液された溶剤中の被分析試料を溶剤の流れに従っ
て各含有試料成分に分離する少なくとも一つのカラム
と、該カラムで分離された被分析試料の分離状況を検出
する検出装置と、からなる液体クロマトグラフィー装置
において、該検出装置に請求項3記載の液体クロマトグ
ラフィー用電気化学検出器を用いることを特徴とする。
フィー装置において、移動相たる溶剤を外部の溶剤槽か
らくみ上げて該溶剤の流路となる送液管を通して溶剤の
送液をする少なくとも一つのポンプと、該ポンプから送
液された溶剤中に被分析試料を注入して溶解させる注入
口を形成する自動又は手動操作可能な被検物質注入装置
と、送液された溶剤中の被分析試料を溶剤の流れに従っ
て各含有試料成分に分離する少なくとも一つのカラム
と、該カラムで分離された被分析試料の分離状況を検出
する検出装置と、からなる液体クロマトグラフィー装置
において、該検出装置に請求項3記載の液体クロマトグ
ラフィー用電気化学検出器を用いることを特徴とする。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項4記載の液
体クロマトグラフィー装置において、前記検出装置は、
請求項3記載の液体クロマトグラフィー用電気化学検出
器と検出した被分析試料の分離状況を示すクロマトグラ
ムを描く記録計とからなり、更に、移動相たる溶剤のp
Hを調整するために該装置とは別に用意されたpH調整
用溶液をくみ上げて該装置内に供給するpH調整用ポン
プを有し、前記カラムでの被分析試料の分離の後に該分
離された被分析試料の置かれる環境を所望のpH値に設
定することを可能としたことを特徴とする。
体クロマトグラフィー装置において、前記検出装置は、
請求項3記載の液体クロマトグラフィー用電気化学検出
器と検出した被分析試料の分離状況を示すクロマトグラ
ムを描く記録計とからなり、更に、移動相たる溶剤のp
Hを調整するために該装置とは別に用意されたpH調整
用溶液をくみ上げて該装置内に供給するpH調整用ポン
プを有し、前記カラムでの被分析試料の分離の後に該分
離された被分析試料の置かれる環境を所望のpH値に設
定することを可能としたことを特徴とする。
【0021】請求項6記載の発明は、液体クロマトグラ
フィー装置を用いた分析方法において、有機溶剤及び/
又は水に電解質を溶解して調製されて外部の溶剤槽に充
填された少なくとも一種の溶剤を移動相とし、該溶剤槽
から該溶剤を少なくとも一つのポンプでくみ上げ、該溶
剤の流路となる送液管を通して溶剤の送液をし、該ポン
プから送液された溶剤中に、被分析試料を該溶剤中に注
入する注入口を形成する自動又は手動操作可能な被検物
質注入装置を通して被分析試料を注入して溶解させ、送
液された溶剤中の被分析試料を少なくとも一つのクロマ
トグラフィー用カラムを用いて溶剤の流れに従って被分
析試料中の各含有試料成分に分離し、該カラムで分離さ
れた被分析試料の分離状況を、参照電極と作用電極と対
極とを有して構成される3極式ポテンシオスタットから
なる液体クロマトグラフィー用電気化学検出器であっ
て、該3極式ポテンシオスタットを構成する参照電極
は、電極本体と該電極本体を保護して収納する内筒と外
筒の二つの筒体からなり、内筒は該電極本体を電解液と
もに収納し、外筒は該内筒を電解液ともに収納して構成
することにより、該電極本体を二つの電解液層と筒体で
二重に保護する2重構造を有し、該作用電極は、該作用
電極の接続する該装置の電子回路のプログラム機能によ
り電位を周期的に変化させうるものである液体クロマト
グラフィー用電気化学検出器を用いて検出することを特
徴とする。
フィー装置を用いた分析方法において、有機溶剤及び/
又は水に電解質を溶解して調製されて外部の溶剤槽に充
填された少なくとも一種の溶剤を移動相とし、該溶剤槽
から該溶剤を少なくとも一つのポンプでくみ上げ、該溶
剤の流路となる送液管を通して溶剤の送液をし、該ポン
プから送液された溶剤中に、被分析試料を該溶剤中に注
入する注入口を形成する自動又は手動操作可能な被検物
質注入装置を通して被分析試料を注入して溶解させ、送
液された溶剤中の被分析試料を少なくとも一つのクロマ
トグラフィー用カラムを用いて溶剤の流れに従って被分
析試料中の各含有試料成分に分離し、該カラムで分離さ
れた被分析試料の分離状況を、参照電極と作用電極と対
極とを有して構成される3極式ポテンシオスタットから
なる液体クロマトグラフィー用電気化学検出器であっ
て、該3極式ポテンシオスタットを構成する参照電極
は、電極本体と該電極本体を保護して収納する内筒と外
筒の二つの筒体からなり、内筒は該電極本体を電解液と
もに収納し、外筒は該内筒を電解液ともに収納して構成
することにより、該電極本体を二つの電解液層と筒体で
二重に保護する2重構造を有し、該作用電極は、該作用
電極の接続する該装置の電子回路のプログラム機能によ
り電位を周期的に変化させうるものである液体クロマト
グラフィー用電気化学検出器を用いて検出することを特
徴とする。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項6記載の液
体クロマトグラフィー装置を用いた分析方法において、
前記ポンプとは別に設けられた少なくとも一つのpH調
整用ポンプを用いて、移動相たる溶剤のpHを調整する
ためのpH調整用溶液を該送液管における前記カラムと
前記電気化学検出器を繋ぐ部位の内部に供給し、前記カ
ラムでの分離によって各含有成分に分離された被分析試
料を所望のpH環境下に置いたうえで、被分析試料の分
離状況を前記の電気化学検出器により検出することを特
徴とする。
体クロマトグラフィー装置を用いた分析方法において、
前記ポンプとは別に設けられた少なくとも一つのpH調
整用ポンプを用いて、移動相たる溶剤のpHを調整する
ためのpH調整用溶液を該送液管における前記カラムと
前記電気化学検出器を繋ぐ部位の内部に供給し、前記カ
ラムでの分離によって各含有成分に分離された被分析試
料を所望のpH環境下に置いたうえで、被分析試料の分
離状況を前記の電気化学検出器により検出することを特
徴とする。
【0023】請求項1及び請求項2及び請求項3記載の
発明によれば、参照電極を密封して保護する筒状体を内
筒と外筒を用いて二重とすることが可能となる。そし
て、その時、内筒と外筒は何れもカーボン材で充填され
て塞がれた開口部を有しており、内筒は電極本体ととも
に電解質液を収納し、外筒は該内筒とともに自身と該内
筒との間に電解質液収納して有している。
発明によれば、参照電極を密封して保護する筒状体を内
筒と外筒を用いて二重とすることが可能となる。そし
て、その時、内筒と外筒は何れもカーボン材で充填され
て塞がれた開口部を有しており、内筒は電極本体ととも
に電解質液を収納し、外筒は該内筒とともに自身と該内
筒との間に電解質液収納して有している。
【0024】カーボン材を充填した開口部は参照電極が
接触する移動相たる溶剤等外部環境からの有機溶剤の進
入を防止するが、該外部との電気的な導通は可能であ
り、参照電極において電極としての性能を損なわせるこ
とはない。よって、電極特性を低下させること無く、参
照電極が接触する移動相たる溶剤等外部環境からの有機
溶剤の進入を保護用の筒を二重構造とすることにより二
重に防止し、有機溶剤の参照電極を構成する電極本体へ
の到達を実質的に抑止した参照電極を提供できる。
接触する移動相たる溶剤等外部環境からの有機溶剤の進
入を防止するが、該外部との電気的な導通は可能であ
り、参照電極において電極としての性能を損なわせるこ
とはない。よって、電極特性を低下させること無く、参
照電極が接触する移動相たる溶剤等外部環境からの有機
溶剤の進入を保護用の筒を二重構造とすることにより二
重に防止し、有機溶剤の参照電極を構成する電極本体へ
の到達を実質的に抑止した参照電極を提供できる。
【0025】また、電位発生回路等がプログラム機能を
有することなどにより、電子回路が、電極反応を担う作
用極上に供給される電位を任意に変化すること、特に、
その変化を周期的なものとすることが可能となる。従っ
て、被分析試料の電気化学的特性に対応させて定められ
た電解電位を一定時間作用電極上で維持した後、イオン
性等の不純物の吸着が起こる前に吸着を防ぐために、又
は吸着した不純物が電極から脱離するように、作用電極
上の電位を変化させ、又はその極性を変化させることが
可能である。
有することなどにより、電子回路が、電極反応を担う作
用極上に供給される電位を任意に変化すること、特に、
その変化を周期的なものとすることが可能となる。従っ
て、被分析試料の電気化学的特性に対応させて定められ
た電解電位を一定時間作用電極上で維持した後、イオン
性等の不純物の吸着が起こる前に吸着を防ぐために、又
は吸着した不純物が電極から脱離するように、作用電極
上の電位を変化させ、又はその極性を変化させることが
可能である。
【0026】この時、作用電極上の電位の変化は所望の
プログラミングがなされており、又は周期的に変化する
ようにされており、電極上が所望の電解電位に維持され
ている間のみ電流の検出を行うことは容易であり、電位
の変化に対応させて所望の時点で所望の時間検出を行え
ば、電極の変化による電流検出の不具合が起きることは
ない。
プログラミングがなされており、又は周期的に変化する
ようにされており、電極上が所望の電解電位に維持され
ている間のみ電流の検出を行うことは容易であり、電位
の変化に対応させて所望の時点で所望の時間検出を行え
ば、電極の変化による電流検出の不具合が起きることは
ない。
【0027】以上より、参照電極で使用する電極本体の
有機溶剤からの保護を二重にして、電極本体への有機溶
剤の到達をを実質的に抑止することにより、多量の有機
溶剤を移動相に用いることを可能とするとともに、作用
電極表面への印加電位を周期的に極性を変化させる等、
望みの変化をさせることにより電極上での不純物イオン
の吸着を抑え、それらによる被分析試料の電極反応の妨
害を抑制する液体クロマトグラフィー用電気化学検出器
を提供することことが可能となる。
有機溶剤からの保護を二重にして、電極本体への有機溶
剤の到達をを実質的に抑止することにより、多量の有機
溶剤を移動相に用いることを可能とするとともに、作用
電極表面への印加電位を周期的に極性を変化させる等、
望みの変化をさせることにより電極上での不純物イオン
の吸着を抑え、それらによる被分析試料の電極反応の妨
害を抑制する液体クロマトグラフィー用電気化学検出器
を提供することことが可能となる。
【0028】請求項4及び請求項5及び請求項6及び請
求項7記載の発明によれば、用いる検出器の参照電極に
おいて、使用する電極本体の有機溶剤からの保護を二重
にして、電極本体への有機溶剤の到達を実質的に抑止す
ることにより、多量の有機溶剤を移動相として用いるこ
とを可能としている。さらに、用いる検出器の作用電極
表面への印加電位を周期的に極性を変化させる等、望み
の変化をさせることにより作用電極上での不純物イオン
の吸着を抑え、それらによる被分析試料の電極反応の妨
害を抑制することが可能となる。
求項7記載の発明によれば、用いる検出器の参照電極に
おいて、使用する電極本体の有機溶剤からの保護を二重
にして、電極本体への有機溶剤の到達を実質的に抑止す
ることにより、多量の有機溶剤を移動相として用いるこ
とを可能としている。さらに、用いる検出器の作用電極
表面への印加電位を周期的に極性を変化させる等、望み
の変化をさせることにより作用電極上での不純物イオン
の吸着を抑え、それらによる被分析試料の電極反応の妨
害を抑制することが可能となる。
【0029】よって、有機溶剤を移動相たる溶剤に用い
ることが可能となり、カラムにおいて高い分離能を示す
ことが可能であり、電気化学検出器における被分析試料
の高感度の検出が可能な液体クロマトグラフィー用装置
及びかかる装置を用いた液体クロマトグラフィーによる
分析方法を提供できる。
ることが可能となり、カラムにおいて高い分離能を示す
ことが可能であり、電気化学検出器における被分析試料
の高感度の検出が可能な液体クロマトグラフィー用装置
及びかかる装置を用いた液体クロマトグラフィーによる
分析方法を提供できる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明する。先ず初めに、本発明にかかる実施例である液体
クロマトグラフィー用電気化学検出器について説明す
る。図1は本発明にかかる実施例である液体クロマトグ
ラフィー用電気化学検出器の構成の概略を示す図であ
る。そして、図2は本発明にかかる実施例である液体ク
ロマトグラフィー用電気化学検出器に用いる参照電極の
分解斜視図である。
明する。先ず初めに、本発明にかかる実施例である液体
クロマトグラフィー用電気化学検出器について説明す
る。図1は本発明にかかる実施例である液体クロマトグ
ラフィー用電気化学検出器の構成の概略を示す図であ
る。そして、図2は本発明にかかる実施例である液体ク
ロマトグラフィー用電気化学検出器に用いる参照電極の
分解斜視図である。
【0031】本発明にかかる実施例である液体クロマト
グラフィー用電気化学検出器1は、電極電位の基準とな
る参照電極2と、被電解物質に直接作用する作用電極3
と、電解反応を補助する対極4と、参照電極2と作用電
極3と対極4の3種電極をそれぞれ支持し、更に3種電
極(2,3,4)に及んで3種電極(2,3,4)各々
を繋ぐとともに両端の開口部をそれぞれ移動相である溶
剤の流入口及び流出口とする内腔5を有し、内腔5中を
流れる該溶剤と3種電極(2,3,4)それぞれとを接
触可能としているセル6と、3種電極(2,3,4)各
々と接続し、ポテンシオスタット7並びに電位発生回路
8並びに電界電流測定増幅回路9を有する電子回路10
とからなる。
グラフィー用電気化学検出器1は、電極電位の基準とな
る参照電極2と、被電解物質に直接作用する作用電極3
と、電解反応を補助する対極4と、参照電極2と作用電
極3と対極4の3種電極をそれぞれ支持し、更に3種電
極(2,3,4)に及んで3種電極(2,3,4)各々
を繋ぐとともに両端の開口部をそれぞれ移動相である溶
剤の流入口及び流出口とする内腔5を有し、内腔5中を
流れる該溶剤と3種電極(2,3,4)それぞれとを接
触可能としているセル6と、3種電極(2,3,4)各
々と接続し、ポテンシオスタット7並びに電位発生回路
8並びに電界電流測定増幅回路9を有する電子回路10
とからなる。
【0032】そして、セル6の内腔5中を流れる溶剤中
の被分析試料を作用電極3上での電極反応により酸化又
は還元させ、該酸化又は還元反応により対極4と作用電
極3との間に生じる電流を検出して被分析試料の検出を
行うものである。この液体クロマトグラフィー用電気化
学検出器1においては、参照電極2は、電極本体11
と、電極本体11を支持する支持具12と、液体の浸出
不能な部材からなり支持具12取付け用の取付け開口部
13と更にもう一つの開口部分を内開口部14として有
する筒状体であって、内開口部14をカーボン材15で
充填して塞ぎ、支持具12との間で電極本体11を第一
の電解質溶液とともに電極本体11と筒状体外部との電
気的導通を確保しつつ密封収納する内筒16と、液体の
浸出不能な部材からなり支持具12取付け用の取付け開
口部17ともう一つの開口部分を外開口部18として有
する筒状体であって、外開口部18をカーボン材19で
充填して塞ぎ、支持具12との間で電極本体11を収納
した内筒16を第二の電解質溶液とともに電極本体11
と筒状体外部との電気的導通を確保しつつ密封収納する
外筒20とからなる。
の被分析試料を作用電極3上での電極反応により酸化又
は還元させ、該酸化又は還元反応により対極4と作用電
極3との間に生じる電流を検出して被分析試料の検出を
行うものである。この液体クロマトグラフィー用電気化
学検出器1においては、参照電極2は、電極本体11
と、電極本体11を支持する支持具12と、液体の浸出
不能な部材からなり支持具12取付け用の取付け開口部
13と更にもう一つの開口部分を内開口部14として有
する筒状体であって、内開口部14をカーボン材15で
充填して塞ぎ、支持具12との間で電極本体11を第一
の電解質溶液とともに電極本体11と筒状体外部との電
気的導通を確保しつつ密封収納する内筒16と、液体の
浸出不能な部材からなり支持具12取付け用の取付け開
口部17ともう一つの開口部分を外開口部18として有
する筒状体であって、外開口部18をカーボン材19で
充填して塞ぎ、支持具12との間で電極本体11を収納
した内筒16を第二の電解質溶液とともに電極本体11
と筒状体外部との電気的導通を確保しつつ密封収納する
外筒20とからなる。
【0033】このとき、電極本体11には塩化第一銀電
極を用いた。そして、電極本体11とともに内筒16中
に密封される第一の電解質溶液は塩化銀を飽和した塩化
カリウム溶液(濃度は3.3mol/リットル)とし
た。そして、内筒16とともに外筒20に密封される第
二の電解質溶液は塩化カリウム溶液(濃度は3.3mo
l/リットル)とした。
極を用いた。そして、電極本体11とともに内筒16中
に密封される第一の電解質溶液は塩化銀を飽和した塩化
カリウム溶液(濃度は3.3mol/リットル)とし
た。そして、内筒16とともに外筒20に密封される第
二の電解質溶液は塩化カリウム溶液(濃度は3.3mo
l/リットル)とした。
【0034】さらに、内筒16と外筒20の材質につい
ては非導電性の物質からなり、水溶液を密封可能で、長
時間の使用後も電解質溶液に侵されることの無く、密封
する電解質液中や、接触する移動相たる有機溶剤中に不
純物となりうる物質が溶け込まないように安定な部材で
あれば如何なるものでもよい。本実施例においては、内
筒16の材質は4−フッ化エチレンと6−フッ化プロピ
レンの共重合体からなる樹脂とし、外筒20の材質は3
−フッ化塩化エチレンとした。
ては非導電性の物質からなり、水溶液を密封可能で、長
時間の使用後も電解質溶液に侵されることの無く、密封
する電解質液中や、接触する移動相たる有機溶剤中に不
純物となりうる物質が溶け込まないように安定な部材で
あれば如何なるものでもよい。本実施例においては、内
筒16の材質は4−フッ化エチレンと6−フッ化プロピ
レンの共重合体からなる樹脂とし、外筒20の材質は3
−フッ化塩化エチレンとした。
【0035】そして、電子回路10は更に作用電極3の
電位を周期的に変化させることが可能なように、電位発
生回路8にプログラム機能を有しており、電位発生回路
8は周期的に作用電極3の発生電位を変化させることを
可能としている。本実施例においては、作用電極への電
圧印加はパルスによりなされるようにプログラムされて
おり、作用電極3の電位を所望の値で所望の時間の間維
持した後、その極性を逆にして同じ時間の間維持し、更
にこの過程を繰り返すように設定されている。この時、
電圧印加にかかるパルスの周波数は約1Hz(1秒間の
間に正・逆の電圧印加が一周期)とし、試料分析にかか
る電流検出は所望の電位に作用電極3が維持されている
時間内のみ行われる。
電位を周期的に変化させることが可能なように、電位発
生回路8にプログラム機能を有しており、電位発生回路
8は周期的に作用電極3の発生電位を変化させることを
可能としている。本実施例においては、作用電極への電
圧印加はパルスによりなされるようにプログラムされて
おり、作用電極3の電位を所望の値で所望の時間の間維
持した後、その極性を逆にして同じ時間の間維持し、更
にこの過程を繰り返すように設定されている。この時、
電圧印加にかかるパルスの周波数は約1Hz(1秒間の
間に正・逆の電圧印加が一周期)とし、試料分析にかか
る電流検出は所望の電位に作用電極3が維持されている
時間内のみ行われる。
【0036】尚、電圧印加にかかるパルスの周波数は1
Hzに限るものではなく、被分析試料等の特性に合わせ
変えることが可能である。図3は本発明にかかる実施例
である液体クロマトグラフィー用電気化学検出器に用い
るセルの分解斜視図であり、参照電極の設置の方法や、
移動相たる溶剤の流路を形成する内腔の形成状況等を示
す図である。
Hzに限るものではなく、被分析試料等の特性に合わせ
変えることが可能である。図3は本発明にかかる実施例
である液体クロマトグラフィー用電気化学検出器に用い
るセルの分解斜視図であり、参照電極の設置の方法や、
移動相たる溶剤の流路を形成する内腔の形成状況等を示
す図である。
【0037】セル6は参照電極2と参照電極2を設置す
る設置用開口部32と溶媒の出入口となる二つの送液用
開口部33と突起部34を有する内部が空洞な金属製の
セルブロック31とブロック31を電気化学検出器1中
に設置するための取付け部35と非導電性の樹脂製のセ
ルスペーサ36と作用電極3とセルガイド37と絶縁座
39と端子40を有する作用電極用の電極押さえ38か
らなる。
る設置用開口部32と溶媒の出入口となる二つの送液用
開口部33と突起部34を有する内部が空洞な金属製の
セルブロック31とブロック31を電気化学検出器1中
に設置するための取付け部35と非導電性の樹脂製のセ
ルスペーサ36と作用電極3とセルガイド37と絶縁座
39と端子40を有する作用電極用の電極押さえ38か
らなる。
【0038】そして、参照電極2は開口部32に挿入さ
れてセルブロック31に固定される。セルスペーサ36
とセルガイド38と電極押さえ38は突起部34を用い
てそれぞれが自身の内部に有する穴44にその突起部3
4を挿入することにより、セルブロック31側からセル
スペーサ36、セルガイド38及び電極押さえ39の順
番でセルブロック31に固定される。
れてセルブロック31に固定される。セルスペーサ36
とセルガイド38と電極押さえ38は突起部34を用い
てそれぞれが自身の内部に有する穴44にその突起部3
4を挿入することにより、セルブロック31側からセル
スペーサ36、セルガイド38及び電極押さえ39の順
番でセルブロック31に固定される。
【0039】その際、作用電極3は金製であり、セルガ
イド37中に設けられたガイド部41にはめ込まれ、セ
ルスペーサー34と電極押さえ39の間に固定される。
この時、電極押さえ39の有する端子は作用電極3と接
触し、作用電極3と外部との電気的な導通を可能にして
いる。尚、作用電極には白金やグラッシーカーボンも使
用可能である。
イド37中に設けられたガイド部41にはめ込まれ、セ
ルスペーサー34と電極押さえ39の間に固定される。
この時、電極押さえ39の有する端子は作用電極3と接
触し、作用電極3と外部との電気的な導通を可能にして
いる。尚、作用電極には白金やグラッシーカーボンも使
用可能である。
【0040】また、セルスペーサー34は作用電極3と
接する対応部分の内に穴部42を有しており、この穴部
42がセルブロック31の送液用開口部32と重なり、
セルブロック31上にセルスペーサ36、作用電極3、
セルガイド38及び電極押さえ39が固定されたときに
作用電極3とセルブロック31の外壁との間に空隙を形
成する。
接する対応部分の内に穴部42を有しており、この穴部
42がセルブロック31の送液用開口部32と重なり、
セルブロック31上にセルスペーサ36、作用電極3、
セルガイド38及び電極押さえ39が固定されたときに
作用電極3とセルブロック31の外壁との間に空隙を形
成する。
【0041】この空隙は、送液用開口部33を介して移
動相たる溶剤の流路となる内腔の一部を形成しており、
内腔を流れる溶剤と作用電極3との接触を可能とし、ひ
いては被分析試料の分析に用いられる作用電極上の電極
反応を可能としている。よって、セルブロック31の部
材については酸性条件下やアルカリ性条件下で劣化する
ことの無い部材を選択することが望ましく、また、その
一部である導電性部分の使いやすい適当な部位が対極4
(図中に位置を特定しない)を構成することから、酸や
アルカリに強い金属を用いることが望ましい。
動相たる溶剤の流路となる内腔の一部を形成しており、
内腔を流れる溶剤と作用電極3との接触を可能とし、ひ
いては被分析試料の分析に用いられる作用電極上の電極
反応を可能としている。よって、セルブロック31の部
材については酸性条件下やアルカリ性条件下で劣化する
ことの無い部材を選択することが望ましく、また、その
一部である導電性部分の使いやすい適当な部位が対極4
(図中に位置を特定しない)を構成することから、酸や
アルカリに強い金属を用いることが望ましい。
【0042】次に、本発明にかかる実施例である液体ク
ロマトグラフィー装置、及びかかる装置を用いた分析方
法について説明する。図4は本発明にかかる実施例であ
る液体クロマトグラフィー装置の構成の概略を示す図で
ある。本発明にかかる実施例である液体クロマトグラフ
ィー装置101は、移動相たる溶剤を外部の溶剤槽10
2からくみ上げて溶剤の流路となる送液管103を通し
て溶剤の送液をするポンプ104,105と、ポンプ1
04,105から送液された溶剤中に被分析試料を注入
して溶解させる注入口を形成する自動又は手動操作可能
な被検物質注入装置106と、送液された溶剤中の被分
析試料を溶剤の流れに従って各含有試料成分に分離する
液体クロマトグラフィー用カラム107と、カラム10
7で分離された被分析試料の分離状況を検出する検出装
置とからなる。 そして、この検出装置は、上記の液体
クロマトグラフィー用電気化学検出器1と検出した被分
析試料の分離状況を示すクロマトグラムを描く記録計
(図示されない)とからなる。
ロマトグラフィー装置、及びかかる装置を用いた分析方
法について説明する。図4は本発明にかかる実施例であ
る液体クロマトグラフィー装置の構成の概略を示す図で
ある。本発明にかかる実施例である液体クロマトグラフ
ィー装置101は、移動相たる溶剤を外部の溶剤槽10
2からくみ上げて溶剤の流路となる送液管103を通し
て溶剤の送液をするポンプ104,105と、ポンプ1
04,105から送液された溶剤中に被分析試料を注入
して溶解させる注入口を形成する自動又は手動操作可能
な被検物質注入装置106と、送液された溶剤中の被分
析試料を溶剤の流れに従って各含有試料成分に分離する
液体クロマトグラフィー用カラム107と、カラム10
7で分離された被分析試料の分離状況を検出する検出装
置とからなる。 そして、この検出装置は、上記の液体
クロマトグラフィー用電気化学検出器1と検出した被分
析試料の分離状況を示すクロマトグラムを描く記録計
(図示されない)とからなる。
【0043】液体クロマトグラフィー用カラム107に
はシリカゲルやシリカゲルの表面にオクタデシルシラン
やオクチルシランやアミノ、シアノ、フェニル、ナフチ
ル等を結合させて化学修飾して形成される化学結合型充
填剤や多孔性高分子からなる充填剤を充填したカラム
や、多孔性高分子粒の表面にスルホン酸基や4級アンモ
ニウム基等のイオン交換官能基を導入して形成されたイ
オン交換樹脂を充填したカラム等が使用可能である。
はシリカゲルやシリカゲルの表面にオクタデシルシラン
やオクチルシランやアミノ、シアノ、フェニル、ナフチ
ル等を結合させて化学修飾して形成される化学結合型充
填剤や多孔性高分子からなる充填剤を充填したカラム
や、多孔性高分子粒の表面にスルホン酸基や4級アンモ
ニウム基等のイオン交換官能基を導入して形成されたイ
オン交換樹脂を充填したカラム等が使用可能である。
【0044】更に、移動相たる溶剤のpHを調整するた
めに装置101とは別に用意されたpH調整用溶液をく
み上げてカラム107と電気化学検出器1をつなぐ送液
管103部分に供給するpH調整用ポンプ108を有
し、カラム107での被分析試料の分離の後に該分離さ
れた被分析試料の置かれる環境を所望のpH値に設定す
ることを可能とし、従って当然に該pH値を有する環境
下で被分析試料の分離状況の検出を行うことを可能とし
ている。
めに装置101とは別に用意されたpH調整用溶液をく
み上げてカラム107と電気化学検出器1をつなぐ送液
管103部分に供給するpH調整用ポンプ108を有
し、カラム107での被分析試料の分離の後に該分離さ
れた被分析試料の置かれる環境を所望のpH値に設定す
ることを可能とし、従って当然に該pH値を有する環境
下で被分析試料の分離状況の検出を行うことを可能とし
ている。
【0045】勿論、pH調整が必要ない場合は、pH調
整用ポンプ108を省略し、pH調整用溶液も使用しな
い。また、本実施例においては、溶剤槽102を2つ設
けており、一方に水、他方に有機溶剤等それぞれ別種の
溶剤を充填し、対応する2つのポンプ104,105で
汲み上げ、送液管103中で混合することにより、移動
相を形成している。
整用ポンプ108を省略し、pH調整用溶液も使用しな
い。また、本実施例においては、溶剤槽102を2つ設
けており、一方に水、他方に有機溶剤等それぞれ別種の
溶剤を充填し、対応する2つのポンプ104,105で
汲み上げ、送液管103中で混合することにより、移動
相を形成している。
【0046】そして、液体クロマトグラフィー装置10
1を用いて分析作業中、ポンプ104と105の送液圧
の変化させて移動相たる混合溶剤の含有構成溶剤の比率
を変化させることも可能である。尚、溶剤の種類は2種
に限られる必要はなく、1種類でもよく、また、3種以
上としてもよい。その場合、用いる溶剤または溶剤槽の
数に対応させて用いるポンプの数を決める。
1を用いて分析作業中、ポンプ104と105の送液圧
の変化させて移動相たる混合溶剤の含有構成溶剤の比率
を変化させることも可能である。尚、溶剤の種類は2種
に限られる必要はなく、1種類でもよく、また、3種以
上としてもよい。その場合、用いる溶剤または溶剤槽の
数に対応させて用いるポンプの数を決める。
【0047】次に、本発明にかかる実施例である液体ク
ロマトグラフィー装置を用いて実際に試料の分析を行
い、その効果について評価を行った。図5は分析に用い
た試料とその構造を説明する図である。分析に用いた試
料は尿中のイブプロフェン代謝物であり、それは図中の
番号(〜)が示すように5種類ある。これら5種類
の代謝物はそれぞれ類似の構造を有するが、代謝物,
,はそれぞれ分子内に糖であるグルクロン酸を抱合
して有している。
ロマトグラフィー装置を用いて実際に試料の分析を行
い、その効果について評価を行った。図5は分析に用い
た試料とその構造を説明する図である。分析に用いた試
料は尿中のイブプロフェン代謝物であり、それは図中の
番号(〜)が示すように5種類ある。これら5種類
の代謝物はそれぞれ類似の構造を有するが、代謝物,
,はそれぞれ分子内に糖であるグルクロン酸を抱合
して有している。
【0048】グルクロン酸等の糖は塩基性環境下では水
素イオンを解離し、アニオンとなり、通常の電気化学的
分析が可能な程度の電気化学的活性を有するようにな
る。よって、代謝物,,はそれぞれ分子内に抱合
する糖であるグルクロン酸の効果により、塩基性条件下
で電気化学的活性を有し、分子内にグルクロン酸を抱合
しない代謝物とは電気化学的活性を有しない。
素イオンを解離し、アニオンとなり、通常の電気化学的
分析が可能な程度の電気化学的活性を有するようにな
る。よって、代謝物,,はそれぞれ分子内に抱合
する糖であるグルクロン酸の効果により、塩基性条件下
で電気化学的活性を有し、分子内にグルクロン酸を抱合
しない代謝物とは電気化学的活性を有しない。
【0049】しかし、何れもイブプロフェン構造に由来
するベンゼン環を分子内に有しており、紫外光による吸
光度分析は可能である。従って、イブプロフェン代謝物
〜は紫外光による吸光度分析によっては何れも検出
されてしまうが、電気化学検出器によれば代謝物,
,のみ選択的に検出されうる。
するベンゼン環を分子内に有しており、紫外光による吸
光度分析は可能である。従って、イブプロフェン代謝物
〜は紫外光による吸光度分析によっては何れも検出
されてしまうが、電気化学検出器によれば代謝物,
,のみ選択的に検出されうる。
【0050】つまり電気化学的分析を行えば、類似構造
を有する複雑な混合物中から、電気化学的に不活性で不
要な成分に妨害されること無く、分析の必要な糖などの
電気化学的に活性な物質のみを選択的に高感度で検出す
ることが可能となり、分析によって被分析試料中におけ
る糖等に関して得られる情報は飛躍的に正確なものとな
る。
を有する複雑な混合物中から、電気化学的に不活性で不
要な成分に妨害されること無く、分析の必要な糖などの
電気化学的に活性な物質のみを選択的に高感度で検出す
ることが可能となり、分析によって被分析試料中におけ
る糖等に関して得られる情報は飛躍的に正確なものとな
る。
【0051】イブプロフェン代謝物の分析条件を示す。
溶剤には水と有機溶剤であるアセトニトリルを用い、そ
れぞれ別個の溶剤槽に充填し、対応する二つのポンプを
用いて、混合して移動相を形成した。そして、その混合
比率については、所望の初期の混合比率から所望の速度
で分析作業中徐々にアセトニトリルの比率が高くなるよ
うに制御されて、分析は行われた。
溶剤には水と有機溶剤であるアセトニトリルを用い、そ
れぞれ別個の溶剤槽に充填し、対応する二つのポンプを
用いて、混合して移動相を形成した。そして、その混合
比率については、所望の初期の混合比率から所望の速度
で分析作業中徐々にアセトニトリルの比率が高くなるよ
うに制御されて、分析は行われた。
【0052】そして、水とアセトニトリルからなる移動
相たる溶剤には、その濃度が50mmol/リットルと
なるように調製された電解質となるリン酸二水素カリウ
ムを溶解し、イブプロフェン代謝物(〜)の有する
カルボキシル基において水素イオンの解離を抑制してカ
ラム中での分離を十分なものとするために酸性(pHは
2.45)に設定された。
相たる溶剤には、その濃度が50mmol/リットルと
なるように調製された電解質となるリン酸二水素カリウ
ムを溶解し、イブプロフェン代謝物(〜)の有する
カルボキシル基において水素イオンの解離を抑制してカ
ラム中での分離を十分なものとするために酸性(pHは
2.45)に設定された。
【0053】カラムについては内径1.5mmで長さが
250mmの所謂逆相の分析用カラム(CAPCELL PAK C1
8 UG120 )を用い、分離作業中は40°Cに保持され
た。イブプロフェン代謝物(〜)の分離後、移動相
たる溶剤のpHを調整し求める成分のアニオン化を行う
ために、pH調製用の溶剤として、0.6規定の水酸化
ナトリウム溶液を用いた。そして、移動相のpHは13
に調整された。
250mmの所謂逆相の分析用カラム(CAPCELL PAK C1
8 UG120 )を用い、分離作業中は40°Cに保持され
た。イブプロフェン代謝物(〜)の分離後、移動相
たる溶剤のpHを調整し求める成分のアニオン化を行う
ために、pH調製用の溶剤として、0.6規定の水酸化
ナトリウム溶液を用いた。そして、移動相のpHは13
に調整された。
【0054】尚、比較例として210nmの紫外光を用
いた吸光度検出器を用い、カラムで分離された被分析試
料の一部を移動相たる溶剤のpH調整がなされる前に分
析し、本発明にかかる実施例の示す結果との比較を行っ
た。次に、イブプロフェン代謝物の分析結果をその得ら
れたクロマトグラムにより示す。
いた吸光度検出器を用い、カラムで分離された被分析試
料の一部を移動相たる溶剤のpH調整がなされる前に分
析し、本発明にかかる実施例の示す結果との比較を行っ
た。次に、イブプロフェン代謝物の分析結果をその得ら
れたクロマトグラムにより示す。
【0055】図6は本発明にかかる実施例によるクロマ
トグラムと比較例である吸光度検出器によるクロマトグ
ラムを比較して示す図である。図6より、5種類の尿中
イブプロフェン代謝物中のグルクロン酸抱合体(,
、)のみが本実施例にかかる液体クロマトグラフィ
ー用電気化学検出器により選択的に検出され、その際、
ベースラインの乱れもないことが分かった。
トグラムと比較例である吸光度検出器によるクロマトグ
ラムを比較して示す図である。図6より、5種類の尿中
イブプロフェン代謝物中のグルクロン酸抱合体(,
、)のみが本実施例にかかる液体クロマトグラフィ
ー用電気化学検出器により選択的に検出され、その際、
ベースラインの乱れもないことが分かった。
【0056】以上の結果より、被分析試料中の糖又糖を
抱合した物質を分析したい場合に、被分析試料が糖以外
の多数の成分を含有したのもであっても、有機溶剤等分
離に最適な溶剤を用いて最適な分離を行った後、その糖
又糖を抱合した物質のみを選択的に検出し、正確な分析
結果を得ることが可能であることが分かった。
抱合した物質を分析したい場合に、被分析試料が糖以外
の多数の成分を含有したのもであっても、有機溶剤等分
離に最適な溶剤を用いて最適な分離を行った後、その糖
又糖を抱合した物質のみを選択的に検出し、正確な分析
結果を得ることが可能であることが分かった。
【0057】
【発明の効果】請求項1及び請求項2及び請求項3記載
の発明によれば、参照電極で使用する電極本体の有機溶
剤からの保護を二重にして、電極本体への有機溶剤の到
達をを実質的に抑止することにより、有機溶剤を移動相
に用いることを可能とするとともに、作用電極表面への
印加電位を周期的に極性を変化させる等、望みの変化を
させることにより電極上での不純物イオンの吸着を抑
え、それらによる被分析試料の電極反応の妨害を抑制す
る液体クロマトグラフィー用電気化学検出器を提供する
ことことが可能となる。
の発明によれば、参照電極で使用する電極本体の有機溶
剤からの保護を二重にして、電極本体への有機溶剤の到
達をを実質的に抑止することにより、有機溶剤を移動相
に用いることを可能とするとともに、作用電極表面への
印加電位を周期的に極性を変化させる等、望みの変化を
させることにより電極上での不純物イオンの吸着を抑
え、それらによる被分析試料の電極反応の妨害を抑制す
る液体クロマトグラフィー用電気化学検出器を提供する
ことことが可能となる。
【0058】請求項4及び請求項5及び請求項6及び請
求項7記載の発明によれば、有機溶剤を移動相たる溶剤
に用いることが可能となり、カラムにおいて高い分離能
を示すことが可能であり、電気化学検出器における被分
析試料の高感度の検出が可能な液体クロマトグラフィー
用装置及びかかる装置を用いた液体クロマトグラフィー
による分析方法を提供できる。
求項7記載の発明によれば、有機溶剤を移動相たる溶剤
に用いることが可能となり、カラムにおいて高い分離能
を示すことが可能であり、電気化学検出器における被分
析試料の高感度の検出が可能な液体クロマトグラフィー
用装置及びかかる装置を用いた液体クロマトグラフィー
による分析方法を提供できる。
【図1】本発明にかかる実施例である液体クロマトグラ
フィー用電気化学検出器の構成の概略を示す図である。
フィー用電気化学検出器の構成の概略を示す図である。
【図2】本発明にかかる実施例である液体クロマトグラ
フィー用電気化学検出器に用いる参照電極の分解斜視図
である。
フィー用電気化学検出器に用いる参照電極の分解斜視図
である。
【図3】本発明にかかる実施例である液体クロマトグラ
フィー用電気化学検出器に用いるセルの分解斜視図であ
る。
フィー用電気化学検出器に用いるセルの分解斜視図であ
る。
【図4】本発明にかかる実施例である液体クロマトグラ
フィー装置の構成の概略を示す図である。
フィー装置の構成の概略を示す図である。
【図5】分析に用いた試料とその構造を説明する図であ
る。
る。
【図6】本発明にかかる実施例によるクロマトグラムと
比較例である吸光度検出器によるクロマトグラムを比較
して示す図である。
比較例である吸光度検出器によるクロマトグラムを比較
して示す図である。
1 電気化学検出器 2 参照電極 3 作用電極 4 対極 5 内腔 6 セル 7 ポテンシオスタット 8 電位発生回路 9 電界電流測定増幅回路 10 電子回路 11 電極本体 12 支持具 13,17 取付け開口部 14 内開口部 15,19 カーボン材 16 内筒 18 外開口部 20 外筒 31 セルブロック 32 設置用開口部 33 送液用開口部 34 突起部 35 取付け部 36 セルスペーサ 37 セルガイド 38 電極押さえ 39 端子 40 絶縁座 41 ガイド部 42 穴部 44 穴 101 液体クロマトグラフィー装置 102 溶剤槽 104,105 ポンプ 106 被検物質注入装置 107 カラム 108 pH調整用ポンプ
Claims (7)
- 【請求項1】 参照電極と作用電極と対極とを有して構
成される3極式ポテンシオスタットからなる液体クロマ
トグラフィー用電気化学検出器において、 該3極式ポテンシオスタットを構成する参照電極は、電
極本体と該電極本体を保護して収納する内筒と外筒の二
つの筒体からなり、内筒は該電極本体を電解液ともに収
納し、外筒は該内筒を電解液ともに収納して構成するこ
とにより、該電極本体を二つの電解液層と筒体で二重に
保護する2重構造を有し、 該作用電極は、該作用電極の接続する該装置の電子回路
のプログラム機能により電位を周期的に変化させうるも
のであることを特徴とする液体クロマトグラフィー用電
気化学検出器。 - 【請求項2】 電極電位の基準となる参照電極と、 被電解物質に直接作用する作用電極と、 電解反応を補助する対極と、 該参照電極と該作用電極と該対極の3種電極をそれぞれ
支持し、更に該3種電極に及んで該3種電極各々を繋ぐ
とともに両端の開口部をそれぞれ移動相である溶剤の流
入口及び流出口とする内腔を有し、該内腔中を流れる該
溶剤と該3種電極それぞれとを接触可能としているセル
と、 該3種電極各々と接続しポテンシオスタット並びに電位
発生回路並びに電界電流測定増幅回路を有する電子回路
とからなり、 該セルの該内腔中を流れる溶剤中の被分析試料を該作用
電極上での電極反応により酸化又は還元させ、該酸化又
は還元反応により該対極と該作用電極との間に生じる電
流を検出して被分析試料の検出を行う液体クロマトグラ
フィー用電気化学検出器において、 該参照電極は、電極本体と、 該電極本体を支持する支持具と、 液体の浸出不能な部材からなり該支持具取付け用の取付
け開口部と更に少なくとも一つの開口部分を内開口部と
して有する筒状体であって、該内開口部をカーボン材で
充填して塞ぎ、該支持具との間で該電極本体を第一の電
解質溶液とともに該電極本体と該内筒外部との電気的導
通を確保しつつ密封収納する内筒と、 液体の浸出不能な部材からなり該支持具取付け用の取付
け開口部と更に少なくとも一つの開口部分を外開口部と
して有する筒状体であって、該外開口部をカーボン材で
充填して塞ぎ、該支持具との間で該電極本体を収納した
該内筒を第二の電解質溶液とともに該電極本体と該外筒
外部との電気的導通を確保しつつ密封収納する外筒と、
からなり、 該電子回路が更に該作用電極の電位を周期的に変化させ
ることが可能なプログラム機能を有することを特徴とす
る液体クロマトグラフィー用電気化学検出器。 - 【請求項3】 請求項2記載の液体クロマトグラフィー
用電気化学検出器において、 前記プログラム機能は前記電位発生回路が有し、前記電
位発生回路が周期的に前記作用電極での発生電位を変化
させることを可能としていることを特徴とする液体クロ
マトグラフィー用電気化学検出器。 - 【請求項4】 移動相たる溶剤を外部の溶剤槽からくみ
上げて該溶剤の流路となる送液管を通して溶剤の送液を
する少なくとも一つのポンプと、 該ポンプから送液された溶剤中に被分析試料を注入して
溶解させる注入口を形成する自動又は手動操作可能な被
検物質注入装置と、 送液された溶剤中の被分析試料を溶剤の流れに従って各
含有試料成分に分離する少なくとも一つのカラムと、 該カラムで分離された被分析試料の分離状況を検出する
検出装置と、からなる液体クロマトグラフィー装置にお
いて、 該検出装置に請求項3記載の液体クロマトグラフィー用
電気化学検出器を用いることを特徴とする液体クロマト
グラフィー装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の液体クロマトグラフィー
装置において、 前記検出装置は、請求項3記載の液体クロマトグラフィ
ー用電気化学検出器と検出した被分析試料の分離状況を
示すクロマトグラムを描く記録計とからなり、 更に、移動相たる溶剤のpHを調整するために該装置と
は別に用意されたpH調整用溶液をくみ上げて該装置内
に供給するpH調整用ポンプを有し、前記カラムでの被
分析試料の分離の後に該分離された被分析試料の置かれ
る環境を所望のpH値に設定することを可能としたこと
を特徴とする液体クロマトグラフィー装置。 - 【請求項6】 有機溶剤及び/又は水に電解質を溶解し
て調製されて外部の溶剤槽に充填された少なくとも一種
の溶剤を移動相とし、該溶剤槽から該溶剤を少なくとも
一つのポンプでくみ上げ、該溶剤の流路となる送液管を
通して溶剤の送液をし、 該ポンプから送液された溶剤中に、被分析試料を該溶剤
中に注入する注入口を形成する自動又は手動操作可能な
被検物質注入装置を通して被分析試料を注入して溶解さ
せ、 送液された溶剤中の被分析試料を少なくとも一つのクロ
マトグラフィー用カラムを用いて溶剤の流れに従って被
分析試料中の各含有試料成分に分離し、 該カラムで分離された被分析試料の分離状況を、参照電
極と作用電極と対極とを有して構成される3極式ポテン
シオスタットからなる液体クロマトグラフィー用電気化
学検出器であって、該3極式ポテンシオスタットを構成
する参照電極は、電極本体と該電極本体を保護して収納
する内筒と外筒の二つの筒体からなり、内筒は該電極本
体を電解液ともに収納し、外筒は該内筒を電解液ともに
収納して構成することにより、該電極本体を二つの電解
液層と筒体で二重に保護する2重構造を有し、該作用電
極は、該作用電極の接続する該装置の電子回路のプログ
ラム機能により電位を周期的に変化させうるものである
液体クロマトグラフィー用電気化学検出器を用いて検出
することを特徴とする液体クロマトグラフィー装置を用
いた分析方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の液体クロマトグラフィー
装置を用いた分析方法において、 前記ポンプとは別に設けられた少なくとも一つのpH調
整用ポンプを用いて、移動相たる溶剤のpHを調整する
ためのpH調整用溶液を該送液管における前記カラムと
前記電気化学検出器を繋ぐ部位の内部に供給し、前記カ
ラムでの分離によって各含有成分に分離された被分析試
料を所望のpH環境下に置いたうえで、被分析試料の分
離状況を前記の電気化学検出器により検出することを特
徴とする液体クロマトグラフィー装置を用いた分析方
法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9061318A JPH10253610A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 液体クロマトグラフィー用電気化学検出器、液体クロマトグラフィー装置、及びかかる装置を用いた分析方法 |
| KR1019980709132A KR20000010983A (ko) | 1997-03-14 | 1998-03-12 | 액체 크로마토그래피용 전기화학검출기, 액체 크로마토그래피장치 및 이 장치를 이용한 분석방법 |
| PCT/JP1998/001031 WO1998041856A1 (fr) | 1997-03-14 | 1998-03-12 | Detecteur electrochimique par chromatographie en phase liquide, chromatographe en phase liquide et methode d'analyse associee |
| EP98907189A EP0903580A4 (en) | 1997-03-14 | 1998-03-12 | ELECTROCHEMICAL DETECTOR BY LIQUID PHASE CHROMATOGRAPHY, LIQUID PHASE CHROMATOGRAPH AND METHOD OF ANALYSIS THEREOF |
| TW087103746A TW416004B (en) | 1997-03-14 | 1998-03-13 | Electrochemical detector for liquid chromatography, liquid chromatography apparatus and analysis using the aparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9061318A JPH10253610A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 液体クロマトグラフィー用電気化学検出器、液体クロマトグラフィー装置、及びかかる装置を用いた分析方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10253610A true JPH10253610A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13167690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9061318A Withdrawn JPH10253610A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 液体クロマトグラフィー用電気化学検出器、液体クロマトグラフィー装置、及びかかる装置を用いた分析方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0903580A4 (ja) |
| JP (1) | JPH10253610A (ja) |
| KR (1) | KR20000010983A (ja) |
| TW (1) | TW416004B (ja) |
| WO (1) | WO1998041856A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7297241B2 (en) | 2002-08-23 | 2007-11-20 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Method and a device for monitoring a medical microsample in the flow measuring cell of an analyzer |
| JPWO2019111438A1 (ja) * | 2017-12-04 | 2020-07-30 | 株式会社島津製作所 | 液体クロマトグラフ |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101731697B1 (ko) | 2015-02-23 | 2017-05-04 | 순천대학교 산학협력단 | 인쇄 박막 트랜지스터 어레이를 이용한 크로마토그래피 장치용 디지털 모니터링 센서, 이 센서를 포함하는 크로마토그래피 장치, 크로마토그래피 장치용 디지털 모니터링 센서의 제조방법 |
| KR101626462B1 (ko) | 2015-03-26 | 2016-06-13 | 주식회사 오영 | 발색 물질의 컬럼 크로마토그래피를 이용한 분리 방법 |
| KR101626460B1 (ko) | 2015-03-26 | 2016-06-01 | 주식회사 오영 | 원격제어가 가능한 컬럼 크로마토그래피를 이용한 분리 장치 및 그 제어 방법 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58129243A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-02 | Showa Denko Kk | 液体クロマトグラフイ−および装置 |
| US4390406A (en) * | 1982-07-23 | 1983-06-28 | Allied Corporation | Replaceable outer junction double junction reference electrode |
| US4496454A (en) * | 1983-10-19 | 1985-01-29 | Hewlett-Packard Company | Self cleaning electrochemical detector and cell for flowing stream analysis |
| US4554064A (en) * | 1984-03-28 | 1985-11-19 | Imasco-Cdc Research Foundation | Dual working-electrode electrochemical detector for high performance liquid chromatography |
| JPS6399267U (ja) * | 1986-12-19 | 1988-06-27 | ||
| US5118403A (en) * | 1989-06-09 | 1992-06-02 | The Research Foundation Of State Univ. Of N.Y. | Glassy carbon linear array electrode |
| JPH0412262A (ja) * | 1990-04-28 | 1992-01-16 | Horiba Ltd | 非水溶媒中で使用する比較電極 |
| US5399256A (en) * | 1994-01-07 | 1995-03-21 | Bioanalytical Systems, Inc. | Electrochemical detector cell |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP9061318A patent/JPH10253610A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-03-12 KR KR1019980709132A patent/KR20000010983A/ko not_active Ceased
- 1998-03-12 WO PCT/JP1998/001031 patent/WO1998041856A1/ja not_active Ceased
- 1998-03-12 EP EP98907189A patent/EP0903580A4/en not_active Withdrawn
- 1998-03-13 TW TW087103746A patent/TW416004B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7297241B2 (en) | 2002-08-23 | 2007-11-20 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Method and a device for monitoring a medical microsample in the flow measuring cell of an analyzer |
| JPWO2019111438A1 (ja) * | 2017-12-04 | 2020-07-30 | 株式会社島津製作所 | 液体クロマトグラフ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR20000010983A (ko) | 2000-02-25 |
| WO1998041856A1 (fr) | 1998-09-24 |
| EP0903580A1 (en) | 1999-03-24 |
| EP0903580A4 (en) | 2000-10-11 |
| TW416004B (en) | 2000-12-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4086456B2 (ja) | クロマトグラフィー物質を電気化学的に改良するシステム | |
| Oberacher et al. | Mass spectrometric methods for monitoring redox processes in electrochemical cells | |
| Bond et al. | A role for electrospray mass spectrometry in electrochemical studies | |
| Flanagan et al. | Electrochemical detection in HPLC: Analysis of drugs and poisons | |
| JPH0672862B2 (ja) | 電気化学セル | |
| JP7071556B2 (ja) | 高速起動イオンクロマトグラフィシステム及び方法 | |
| Lund et al. | Evaluation of amperometric detectors for high-performance liquid chromatography: analysis of benzodiazepines | |
| Stojanovic et al. | Liquid chromatography-electrochemical detection of inorganic arsenic using a wall jet cell with conventional and microsized platinum disk electrodes | |
| Zhou et al. | Determination of hydrazines by capillary zone electrophoresis with amperometric detection at a platinum particle-modified carbon fibre microelectrode | |
| Padarauskas | CE determination of small ions: methods and techniques | |
| Horvai et al. | Electrochemical detectors in HPLC and ion chromatography | |
| JPH09170998A (ja) | 参照電極組立体 | |
| JPH10253610A (ja) | 液体クロマトグラフィー用電気化学検出器、液体クロマトグラフィー装置、及びかかる装置を用いた分析方法 | |
| Dieker et al. | Study of a glassy carbon electrode in amperometric detection using dc, normal and differential pulse techniques | |
| Wang et al. | Ion transfer across water/solidified nitrobenzene interface as amperometric flow detector | |
| Olsson et al. | Determination of plant indoles by capillary electrophoresis with amperometric detection | |
| Horvai et al. | Liquid chromatography with electrochemical detection: New applications in ion chromatography and reversed-phase chromatography | |
| Sun et al. | Determination of itopride hydrochloride by high-performance liquid chromatography with Ru (bpy) 32+ electrogenerated chemiluminescence detection | |
| Dytrtová et al. | An electrochemical device generating metal ion adducts of organic compounds for electrospray mass spectrometry | |
| WO2001067089A1 (fr) | Procede d'analyse par chromatographie liquide | |
| JP4113563B2 (ja) | クロマトグラフィー物質を電気化学的に改良するシステム | |
| O'Shea et al. | Capillary electrophoresis/electrochemistry | |
| Villar et al. | Determination of mitoxantrone using phase-selective ac adsorptive stripping voltammetry in a flow system with selectivity enhancement | |
| US12023603B2 (en) | Two-electrode configuration for separations based on electrosorption in electrochemically modulated liquid chromatography (EMLC) | |
| Lyle et al. | Observations on a dropping-mercury electrochemical detector for flow-injection analysis and HPLC |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |