JPH1025384A - 塩化水素捕捉能を有する高充填発泡樹脂組成物及びその成形体 - Google Patents

塩化水素捕捉能を有する高充填発泡樹脂組成物及びその成形体

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JPH1025384A
JPH1025384A JP18361396A JP18361396A JPH1025384A JP H1025384 A JPH1025384 A JP H1025384A JP 18361396 A JP18361396 A JP 18361396A JP 18361396 A JP18361396 A JP 18361396A JP H1025384 A JPH1025384 A JP H1025384A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩化ビニル系樹脂に炭酸カルシウムを高充填
状態として発泡成形を可能にし、諸物性に優れていると
共に、燃焼時に於いて高い塩化水素捕捉能を有する塩化
ビニル系樹脂の高充填発泡樹脂組成物及びその成形体を
提供するにある。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
無機微粒子充填剤として粒径1μ以下の重質乃至軽質の
炭酸カルシウムフィラーを50〜300重量部、発泡剤
を0.05〜20重量部及び塩化ビニル系樹脂と相溶性
の良い高分子加工助剤を3〜50重量部を配合して成る
ことを特徴とする塩化水素捕捉能を有する高充填発泡樹
脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩化水素捕捉能を
有する高充填発泡樹脂組成物及びその成形体に関するも
ので、より詳細には、炭酸カルシウムフィラーを高充填
して発泡成形を可能にし、諸物性に優れていると共に、
燃焼時に於いて高い塩化水素捕捉能を有する塩化ビニル
系樹脂の高充填発泡樹脂組成物及びその成形体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、塩化ビニル系樹脂は、優れた物
理的、機械的物性を有しており、特に難燃性に優れるた
め、建材を始めとする多くの分野に於いて利用されてい
る。しかしながら塩化ビニルは分子中に塩素を含有して
いるため、火災時に塩化水素を発生し、環境に影響を与
えることが問題とされている。また、使用後のプラスチ
ック製品の多くは焼却処理されるが、塩化ビニル系樹脂
は焼却時に塩化水素を発生し、人体に及ぼす影響や焼却
炉などに影響を与えることも問題とされている。
【0003】このような燃焼時における塩化水素の発生
を抑制するための手段として、塩化ビニル系樹脂に炭酸
カルシウム等の無機充填剤を多量に配合し、発生する塩
化水素を捕捉する方法が提案されている。
【0004】例えば、特公昭57−54054号公報に
は、可塑性ポリ塩化ビニル100重量部に対して適量の
脂肪族可塑剤とホウ酸金属塩少なくとも2.0重量部と
水和アルミナ少なくとも5重量部とを配合し、更にこれ
へポリ塩化ビニル樹脂分100重量部に対して比表面積
17000cm2 /g以上の炭酸カルシウムを少なくと
も70重量部を配合して成ることを特徴とするポリ塩化
ビニル組成物が記載されている。
【0005】また、特公昭57−34299号公報に
は、塩化ビニル樹脂100重量部、少なくとも30重量
%以上が分子量900以上である可塑剤40〜90重量
部、三酸化アンチモン3〜50重量部、水酸化マグネシ
ウム5〜80重量部、粒径250μm以下の炭酸カルシ
ウム10〜80重量部を主成分として含むことを特徴と
する難燃性樹脂組成物が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では、塩化水素の捕捉効果が95%程度であるも
のの、形成される成形体は非常に脆く、伸び、衝撃強度
が低く、商品化は非常に難しかった。また、成形体表面
から発生する塩化水素は、無機充填剤(炭酸カルシウ
ム)に捕捉される前に、大気中へ放出されてしまい、成
形品から発生する全塩化水素を完全捕捉することはでき
ず、塩化水素捕捉能には限界があるという問題点があっ
た。
【0007】従って、本発明の目的は、塩化ビニル系樹
脂に炭酸カルシウムを高充填状態として発泡成形を可能
にし、諸物性に優れていると共に、燃焼時に於いて高い
塩化水素捕捉能を有する塩化ビニル系樹脂の高充填発泡
樹脂組成物及びその成形体を提供するにある。
【0008】本発明の他の目的は、炭酸カルシウムが高
充填された塩化ビニル系樹脂の発泡体からなるコアと、
塩化ビニル系樹脂と相溶性の良い高分子加工助剤と炭酸
カルシウムとから成るスキン層とから成り、従来の技術
では実現されていなかった発泡成形体の脆さの解消を可
能し、かつ燃焼時に極めて高い塩化水素捕捉能を有する
塩化ビニル系樹脂発泡成形体を提供するにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、燃焼時に塩化ビ
ニル系樹脂成形体より発生する塩化水素を、微粒子炭酸
カルシウムフィラーを高充填した場合に比して、更に高
い捕捉効率で有効に捕捉しうる塩化ビニル系樹脂発泡樹
脂組成物及びそれから成る成形体を提供するにある。
【0010】
【課題が解決するための手段】本発明によれば、塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対し、無機微粒子充填剤とし
て粒径1μ以下の重質乃至軽質の炭酸カルシウムフィラ
ーを50〜300重量部、発泡剤を0.05〜20重量
部及び塩化ビニル系樹脂と相溶性の良い高分子加工助剤
を3〜50重量部を配合して成ることを特徴とする塩化
水素捕捉能を有する高充填発泡樹脂組成物が提供され
る。
【0011】本発明によればまた、上記の高充填発泡組
成物をセルカ成形にて急冷成形することにより得られ、
且つ成形体表面に塩化ビニル系樹脂と相溶性の良い高分
子加工助剤と炭酸カルシウムフィラーのスキン層が形成
されていることを特徴とする塩化水素捕捉能を有する高
充填発泡樹脂成形体が提供される。
【0012】本発明においては、発泡剤として重曹(N
aHCO3 )を用いることが特に好ましい。
【0013】本発明によれば、塩化ビニル系樹脂と相溶
性の良い高分子加工助剤を配合することにより、塩化ビ
ニル系樹脂に炭酸カルシウムを高充填し、発泡成形が可
能となる。即ち、本発明に用いる高分子加工助剤は、塩
化ビニル系樹脂の界面張力を低下させ、溶融混練条件下
に、炭酸カルシウムの分散を均一且つ一様なものとなる
ように作用し、これにより炭酸カルシウムの高充填状態
での発泡成形が可能となる。また、炭酸カルシウムを高
充填し、これを発泡成形することにより、燃焼時におけ
る塩化水素捕捉性を向上させることが可能となった。
【0014】更に、炭酸カルシウムを樹脂中に高充填す
ることにより、耐熱性を向上させる、線膨張率を抑制す
る、寸法安定性を向上させる、難燃効果を付与する、等
の一般的効果に加えて、発泡セルを微細化する、及び炭
酸カルシウム微粒子を発泡セルの周囲に均一に分散させ
る等の作用も得られ、これにより、成形品の物性、例え
ば剛性を向上させ、また上記諸性能を一層向上させるこ
とができる。
【0015】また、塩化ビニル樹脂に炭酸カルシウム、
発泡剤と共に、塩化ビニル系樹脂と相溶性の良い高分子
加工助剤を配合し、この樹脂組成物にセルカ成形法を適
用することにより、成形体表面に、塩化ビニル系樹脂と
相溶性の良い高分子加工助剤と炭酸カルシウムとの組成
物から成る層を形成させることが可能となり、この表面
層は塩化ビニル系樹脂の含有割合が少ないので、燃焼時
の塩化水素の捕捉効果を大きくすることができる。
【0016】即ち、成形体表面からは塩化水素が発生す
ることがなく、内部から燃焼直後に発生した塩化水素が
炭酸カルシウムに捕捉されずに放出されるのを、上記表
面層で押さえることが可能となる。更に、上記表面層の
形成により、発泡成形体の物性、例えば剛性を顕著に向
上させることが可能となる。
【0017】更にまた、本発明の樹脂組成物の発泡剤成
分として重曹を選択することにより、酸・塩基の中和反
応により塩化水素の捕捉をより有効に行うことができ
る。即ち、重曹は、成形時には、下記式(1) ・2NaHCO3 →Na2 CO3 +H2 O+CO2 ‥(1) のように分解して発泡を生じると共に、成形体の燃焼時
には、下記式(2)及び(3) ・NaHCO3 +HC1→NaC1+H2 O+CO2 ‥(2) ・Na2 CO3 +2HC1→2NaC1+H2 O+CO2 ‥(3) のように塩化水素を反応により捕捉する。
【0018】
【実施の形態】
[樹脂組成物]本発明に使用される塩化ビニル系樹脂と
しては塩化ビニル単独重合体、塩化ビニルと共重合可能
なモノマーとの共重合体、塩化ビニルとグラフト共重合
可能なゴム成分とのグラフト共重合体等が挙げられる。
共重合体の適当な例は、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−プロ
ピレン共重合体、塩化ビニル−スチレン共重合体、塩化
ビニル−イソブチレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニ
リデン共重合体、塩化ビニル−スチレン−無水マレイン
酸三元共重合体、塩化ビニル−スチレン−アクリロニト
リル共重合体、塩化ビニル−ブタジエン共重合体、塩化
ビニル−塩化ビニリデン−酢酸ビニル三元共重合体、塩
化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−
マレイン酸エステル共重合体、塩化ビニル−メタクリル
酸エステル共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共
重合体、内部可塑化ポリ塩化ビニル等である。
【0019】対象となる炭酸カルシウムフィラーとして
は、軽質炭酸カルシウムでも、或いは重質炭酸カルシウ
ムの何れであってもよいが、その粒子形状は、不定形の
ものも定形のものもよく、ウィスカー状のものを使用し
てもよい。これらは単独もしくは組み合わせて使用して
も良い。これら炭酸カルシウムフィラーの平均粒子径と
しては、1μ未満(サブミクロン)が好ましく、0.5
μ以下が更に好ましく、0.2μ以下が最も好ましい。
炭酸カルシウムの粒径1μ以上になると、塩化水素の捕
捉能力が低下するので好ましくない。
【0020】炭酸カルシウムフィラーの添加量は、塩化
ビニル系樹脂100重量部に対して50〜300重量部
が好ましく、50〜150重量部が更に好ましい。添加
量が50重量部未満では目的とする塩化水素捕捉効果が
得られない。また300重量部を越えて添加しても、そ
れ以上の効果は望めず、成形性の悪化、強度などの物性
の低下を起こすので好ましくない。
【0021】本発明において、塩化ビニル系樹脂と相溶
性の良い高分子加工助剤としては、溶解度パラメーター
(Sp値)が塩化ビニル系樹脂のSp値の±0.6以内
にある高分子加工助剤が使用される。溶解度パラメータ
ーは、下記式 Sp=(CED)1/2 = (ΔE/V)1/2 式中、CEDは凝集エネルギー密度であり、ΔEはモル
凝集エネルギーであり、Vは分子容である、で定義さ
れ、(cal/cm3 1/2 で表される次元を有する。
塩化ビニル樹脂のSp値は、理論値で9.6、実測値で
9.5である。
【0022】好適な高分子加工助剤としては、例えば、
メタクリレート/ブタジエン/スチレン(MBS)樹
脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(AB
S)樹脂、アクリルニトリル−エチレン−スチレン(A
ES)樹脂、アクリロニトリル/スチレン(AS)樹脂
等のスチレン系樹脂、ポリメチルメタクリレート等のア
クリル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)系樹脂、ポリウレタン系樹脂等が挙げられる。
【0023】これらの添加量としては塩化ビニル系樹脂
100重量部に対し3〜50重量部が好ましい。3重量
部未満では耐衝撃性の発現が十分でなく、更に成形体表
面のスキン層が不十分であるため塩化水素の捕捉能力が
低下して好ましくない。また、50重量部以上ではコス
ト高になるため好ましくない。
【0024】本発明の樹脂組成物における発泡剤として
は、特に制限は無く、物理的発泡剤であっても、分解型
発泡剤(化学発泡剤)であってもよい。物理的発泡剤と
しては、例えば、ペンタン、ネオペンタン、ヘキサン、
ヘプタン、ペンゼン、二塩化メチレン、トリクロルエチ
レン、フレオン(11)等が挙げられる。また、分解型
発泡剤としては無機系発泡剤、有機系発泡剤どちらでも
使用可能である。例えば、無機系発泡剤としては、重炭
酸ナトリウム(重曹)、炭酸アンモニウム、重炭酸アン
モニウム、亜硝酸アンモニウム、ホウ化水素ナトリウ
ム、軽金属、アジド化合物等がある。有機系発泡剤とし
てはアゾジカルポンアミド、アゾピスイソブチロニトリ
ル、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、N,N´−
ジニトロン−N,N´−ジメチルテレフタルアミド、p
−トルエンスルホニルヒドラジド、p,p´−オキシー
ピス(ベンゼンスルポニルヒドラジド)、ベンゼンスル
ポニルヒドラジド、トリヒドラジノトリアジン等があ
る。これらの発泡剤は単独もしくは2種以上組み合わせ
て使用しても良い。
【0025】これらの中では、塩化水素捕捉能という観
点から見ると、無機系発泡剤である重炭酸ナトリウム発
泡剤が最も好ましい。
【0026】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物には、炭
酸カルシウムフィラー、加工助剤及び発泡剤の他に、必
要に応じ、可塑剤、滑剤、安定剤、紫外線吸収剤、帯電
防止剤、酸化防止剤、顔料、難燃剤等を、適宜公知の処
方に従って、添加配合してもよい。
【0027】可塑剤としては、塩化ビニル樹脂用可塑剤
として公知の任意のもの、例えばフタル酸エステル、脂
肪族二塩基酸エステル、リン酸エステル、ヒドロキシ多
価カルボン酸エステル、モノ脂肪酸エステル、多価アル
コールエステル、エポキシ系可塑剤、ポリエステル系可
塑剤が使用される。
【0028】また、滑剤としては、各種ワックス類、例
えば石油系ワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロ
プレンワックス、脂肪酸乃至その誘導体、動植物ワック
ス等が使用される。
【0029】また、安定剤としても、それ自体公知のも
の、例えば錫系安定剤や、金属石ケン系安定剤、ゼオラ
イト系安定剤、或いは鉛系安定剤を配合することができ
る。上記有機錫系安定剤としては、ジブチル錫ジラウレ
ート、ジブチル錫マレエート、オルガノ錫メルカプタイ
ド、ジ−n−オクチル錫ラウレート、ジ−n−オクチル
錫マレエートポリマー、ジ−n−オクチル錫ビス2−エ
チルヘキシルマレエート、ジ−n−オクチル錫ビスイソ
オクチルチオグリコレート等が使用される。金属石ケン
系安定剤としては、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン
酸亜鉛等が単独又は2種以上の組合せで使用される。ゼ
オライト系安定剤としては、A型、X型、Y型、T型等
の外に、チヤバサイト、モルデナイト、エリオナイト、
クリノパチロライト等の各種結晶構造のものや、これら
のイオン交換体、カルシウムイオン交換体等が使用され
る。鉛系安定剤としては、それ自体公知の任意のもの、
特に三塩基性乃至四塩基性硫酸鉛、塩基性亜リン酸鉛、
塩基性ケイ酸鉛、塩基性炭酸鉛、塩基性マレイン酸鉛、
塩基性フタル酸鉛、塩基性ステアリン酸鉛、高級脂肪酸
鉛或いはこれらの2種以上の組合せが挙げられる。
【0030】[成形体]本発明によれば、上記の高充填
発泡樹脂組成物を、セルカ成形にて急冷成形する。即
ち、押出機内スクリューによって送り込まれた材料が、
スクリュー回転及び加熱によって練り込まれて金型(ダ
イ)より吐出される。この際練られた材料中の発泡剤が
分解し、金型から吐出されると発泡する。一般成形の場
合は、この発泡した樹脂を、製品形状を決めるガイド
(サイジングダイ)によって冷却固化され、引取機を通
じて引き取られ切断される。これに対して、セルカ成形
方法では、図1及び図2に示すラインにて発泡成形体が
形成される。
【0031】即ち、押出機のスクリュー1の先端にはダ
イ本体2が取り付けられ、その先には、冷却ジャケット
6を備えたサイジングダイ5、冷却槽7及び大型引き取
り機8がこの順序で設けられている。ダイ本体3には、
パイプ状のトーピード4がスパイダー3によって固定さ
れており、溶融樹脂組成物は、未発泡の状態で、ダイノ
ズルの細い隙間11から中空状態で押出され、ダイ出口
とほぼ同一寸法のサイジングダイ5内で冷却ジャケット
6により急冷され、外面はスキン層9となり、外面以外
の樹脂組成物は内側へ発泡し、広がって、発泡層10と
なる。図2のAはベンチの着座部パネルの成形例であ
り、図2のBは断面がコの字状の構造材の成形例であ
る。
【0032】本発明の高充填発泡樹脂組成物に、セルカ
成形法を適用すると、表面に硬いスキン層が形成され、
平均の発泡倍率のわりには、表面硬度は高くなる。ま
た、サイジングダイにて固化して押し出される為、成形
品の寸法は非常に安定しているという特徴が得られる。
【0033】特に、本発明では、成形体表面に、塩化ビ
ニル系樹脂と相溶性の良い高分子加工助剤と炭酸カルシ
ウムとの組成物から成るスキン層を形成させることが可
能となり、この表面層は塩化ビニル系樹脂の含有割合が
少ないため、燃焼時における塩化水素の発生が少ないと
いう利点がある。
【0034】本発明の樹脂組成物の押出発泡は、塩化ビ
ニル樹脂の種類や配合組成によっても変化するが、一般
に、160乃至190℃のダイヘッド温度で行うのがよ
く、押出物の急冷は冷却ジャケットに冷却用水を供給す
ることにより行うことができる。
【0035】本発明による高充填発泡押出成形体は、軽
量であり、断熱性及び剛性に優れており、各種建材、各
種構造材、断熱材等として有用である。
【0036】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0037】実施例1 塩化ビニル樹脂100重量部に対して、平均粒子径0.
15μの炭酸カルシウムを100重量部、アクリル系加
工助剤20重量部、重曹系発泡剤2重量部、その他安定
剤等をヘンシェルにて混合しセルカ成形により押出成形
を行い成形体を得た。得られた成形体を使用して燃焼時
の塩化水素発生量をJIS K 7217に準じて測定
した。塩化水素捕捉能(%)は次式に従い算出した。 塩化水素捕捉能(%)=〔塩化ビニル系樹脂に含まれる
塩化水素量−塩化水素発生量〕/塩化ビニル系樹脂に含
まれる塩化水素量×100 塩化水素捕捉能は99.3%であった。成形品での物性
試験結果を表1に示す。
【0038】実施例2 塩化ビニル樹脂100重量部に対して、平均粒子径0.
15μの炭酸カルシウムを100重量部、AES系加工
助剤20重量部、重曹系発泡剤2重量部、その他安定剤
等をヘンシェルにて混合しセルカ成形により押出成形を
行い成形体を得た。得られた成形体を使用して燃焼時の
塩化水素発生量をJIS K 7217に準じて測定し
た。塩化水素捕捉能は99.4%であった。成形品での
物性試験結果を表1に示す。
【0039】実施例3 塩化ビニル樹脂80重量部に対して、平均粒子径0.1
5μの炭酸カルシウムを100重量部、アクリル系加工
助剤20重量部、重曹系発泡剤2重量部、その他安定剤
等をヘンシェルにて混合しセルカ成形により押出成形を
行い成形体を得た。得られた成形体を使用して燃焼時の
塩化水素発生量をJIS K 7217に準じて測定し
た。塩化水素捕捉能は99.2%であった。成形品での
物性試験結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】尚、次項に示す表1に於ける(注)は以下
の通りである。 (注1) 三井東圧化学製 塩化ビニル樹脂(平均重合
度 800) (注2) 白石工業製 炭酸カルシウム(平均粒子径
0.15μ) (注3) 三菱化学製 メタクリル加工助剤 (注4) 共栄ケミカル製 無機系重曹発泡剤 (注5) 日本合成ゴム製 AES加工助剤
【0042】比較例1 塩化ビニル樹脂100重量部に対して、平均粒子0.1
5μの炭酸カルシウムを100重量部、アクリル系加工
助剤20重量部、その他安定剤等をヘンシェルにて混合
し押出成形を行い成形体を得た。(無発泡)得られた成
形体を使用して燃焼時の塩化水素発生量をJIS K
7217に準じて測定した。発泡セルカ成形では無いた
め、アクリル系加工助剤と炭酸カルシウムのスキン層が
出来ていない為、成形体表面からの出る塩化水素はキャ
ッチできず塩化水素捕捉能は93.8%であった。成形
品での物性試験結果を表2,3に示す。
【0043】比較例2 塩化ビニル樹脂100重量部に対して、平均粒子径0.
15μの炭酸カルシウムを100重量部、アクリル系加
工助剤20重量部、重曹系発泡剤2重量部、その他安定
剤等をヘンシェルにて混合し通常発泡により押出成形を
行い成形体を得た。得られた成形体を使用して燃焼時の
塩化水素発生量をJIS K 7217に準じて測定し
た。この成形体は通常発泡成形のため、比較例2と同様
表層にアクリル系加工助剤と炭酸カルシウムのスキン層
が出来ていない為、成形体表面からの出る塩化系はキャ
ッチできず塩化水素捕捉能は96.1%であった。成形
品での物性試験結果を表2,3に示す。
【0044】比較例3 塩化ビニル樹脂100重量部に対して、平均粒子径0.
15μの炭酸カルシウムを100重量部、アクリル系加
工助剤20重量部、アゾジカルポンアミド発泡剤2重量
部、その他安定剤等をヘンシェルにて混合しセルカによ
り押出成形を行い成形体を得た。得られた成形体を使用
して燃焼時の塩化水素発生量をJISK 7217に準
じて測定した。この成形体は、アゾジカルポンアミドの
発泡剤を使用したために塩化水素捕捉効果は無く、塩化
水素捕捉能は95.8%であった。成形品での物性試験
結果を表2,3に示す。
【0045】比較例4 塩化ビニル樹脂100重量部に対して、平均粒子径0.
15μの炭酸カルシウムを100重量部、アクリル系加
工助剤2重量部、重曹系発泡剤2重量部、その他安定剤
等をヘンシェルにて混合しセルカにより押出成形を行い
成形体を得た。得られた成形体を使用して燃焼時の塩化
水素発生量をJIS K 7217に準じて測定した。
この成形体はアクリル系加工助剤が少量であるため、表
面のスキン層に塩化ビニル樹脂が析出している。よって
塩化水素捕捉能は94.5%であった。成形品での物性
試験結果を表2,3に示す。
【0046】比較例5 塩化ビニル樹脂100重量部に対して、平均粒子径2μ
の重質炭酸カルシウムを100重量部、アクリル系加工
助剤20重量部、重曹系発泡剤2重量部、その他安定剤
等をヘンシェルにて混合してセルカにより押出成形を行
い成形体を得た。得られた成形体を使用して燃焼時の塩
化水素発生量をJIS K 7217に準じて測定し
た。この成形体は1μ以上の炭酸カルシウムをしている
ため、塩化水素捕捉能はやや小さく81.6%となっ
た。成形品での物性試験結果を表2,3に示す。
【0047】比較例6 塩化ビニル樹脂100重量部に対して、平均粒子径0.
15μの炭酸カルシウムを200重量部、アクリル系加
工助剤20重量部、重曹系発泡剤2重量部、その他安定
剤等をヘンシェルにて混合してセルカにより押出成形を
行い成形体を得た。得られた成形体を使用して燃焼時の
塩化水素発生量をJIS K 7217に準じて測定し
た。この成形体は塩化水素捕捉能的には98.9%と炭
酸カルシウムを100重量部配合とほとんど変わらない
結果となった。しかし、物性的には非常に脆く、商品化
には難しい。成形品での物性試験結果を表2,3に示
す。
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】尚、次項に示す表2,3に於ける(注)は
以下の通りである。 (注6) 日東粉化製 重質炭酸カルシウム (平均粒
子径 2μ) (注7) 三協化成製 有機系ADCA発泡剤
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、塩化ビニル系樹脂と相
溶性の良い高分子加工助剤を配合することにより、塩化
ビール系樹脂に炭酸カルシウムを高充填し、発泡成形が
可能となった。また、炭酸カルシウムを高充填し、これ
を発泡成形することにより、燃焼時における塩化水素捕
捉性を向上させることが可能となった。
【0052】更に、炭酸カルシウムを樹脂中に高充填す
ることにより、耐熱性を向上させる、線膨張率を抑制す
る、寸法安定性を向上させる、難燃効果を付与する、等
の一般的効果に加えて、発泡セルを微細化する、及び炭
酸カルシウム微粒子を発泡セルの周囲に均一に分散させ
る等の作用も得られ、これにより、成形品の物性、例え
ば剛性を向上させ、また上記諸性能を一層向上させるこ
とができる。
【0053】また、本発明の樹脂組成物にセルカ成形法
を適用することにより、成形体表面に、塩化ビニル系樹
脂と相溶性の良い高分子加工助剤と炭酸カルシウムとの
組成物から成る層を形成させることが可能となり、この
表面層は塩化ビニル系樹脂の含有割合が少ないので、燃
焼時の塩化水素の捕捉効果を大きくすることができる。
即ち、成形体表面からは塩化水素が発生することがな
く、内部から燃焼直後に発生した塩化水素が炭酸カルシ
ウムに捕捉されずに放出されるのを、上記表面層で押さ
えることが可能となる。更に、上記表面層の形成によ
り、発泡成形体の物性、例えば剛性を顕著に向上させる
ことが可能となる。
【0054】更にまた、発泡剤として重曹を選択するこ
とにより、酸・塩基の中和反応により塩化水素の捕捉を
より有効に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるセルカ成形工程を説明する装置
の配置図である。
【図2】図1におけるダイ出口の断面図であって、図2
のAはベンチの着座部パネルの成形例であり、図2のB
は断面がコの字状の構造材の成形例である。
【符号の説明】
1 押出機のスクリュー 2 ダイ本体 3 スパイダー 4 トーピード 5 サイジングダイ 6 冷却ジャケット 7 冷却槽 8 大型引き取り機 9 スキン層 10 発泡層 11 樹脂出口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
    無機微粒子充填剤として粒径1μ以下の重質乃至軽質の
    炭酸カルシウムフィラーを50〜300重量部、発泡剤
    を0.05〜20重量部及び塩化ビニル系樹脂と相溶性
    の良い高分子加工助剤を3〜50重量部を配合して成る
    ことを特徴とする塩化水素捕捉能を有する高充填発泡樹
    脂組成物。
  2. 【請求項2】 発泡剤が重曹である請求項1記載の樹脂
    組成物。
  3. 【請求項3】 塩化ビニル系樹脂と相溶性の良い高分子
    加工助剤がアクリル系樹脂及びAES樹脂である請求項
    1記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の高充填発泡組成物をセル
    カ成形にて急冷成形することにより得られ、且つ成形体
    表面に塩化ビニル系樹脂と相溶性の良い加工助剤と炭酸
    カルシウムフィラーのスキン層が形成されていることを
    特徴とする塩化水素捕捉能を有する高充填発泡樹脂成形
    体。
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