JPH1025385A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

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JPH1025385A
JPH1025385A JP8199697A JP19969796A JPH1025385A JP H1025385 A JPH1025385 A JP H1025385A JP 8199697 A JP8199697 A JP 8199697A JP 19969796 A JP19969796 A JP 19969796A JP H1025385 A JPH1025385 A JP H1025385A
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JP
Japan
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plasticizer
vinyl chloride
resin composition
chloride resin
polyester
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JP8199697A
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Akio Maruyama
明男 丸山
Toshiyuki Kato
俊幸 加藤
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Achilles Corp
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Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーンルーム内などで使用される帯電防止
性および静電複写機で使用されるインキの付着防止性を
兼備するに優れた書類ホルダーを提供するための塩化ビ
ニル系樹脂組成物を提案する。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
可塑剤25〜60重量部、アマイド系滑剤0.2〜3.
0重量部添加してなる塩化ビニル系樹脂組成物におい
て、前記可塑剤としてフタル酸エステル系の導電性可塑
剤(I)およびポリエステル系可塑剤(II)を重量比
で4:1〜1:4の範囲となるように混合した可塑剤を
使用する。上記のポリエステル系可塑剤(II)として
は、アジピン酸とジオールとを縮合重合して得られるポ
リエステル系可塑剤が特に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塩化ビニル系樹脂組
成物に関し、詳細には、優れた帯電防止性および静電複
写機等のインキ付着防止性を兼ね備え、クリーンルーム
内で使用される書類ケースなどの素材として好適な軟質
塩化ビニル系樹脂シートまたはフィルムを提供し得る塩
化ビニル系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、帯電防止性を有する塩化ビニ
ル系樹脂シートやフィルムを得るためには、一般的に、
塩化ビニル系樹脂シートやフィルムの表面に超微粒子金
属とバインダー樹脂と溶剤とからなる導電性表面処理剤
をコーティングする方法、塩化ビニル系樹脂シートやフ
ィルムの表面にカーボンブラックとバインダー樹脂と溶
剤とからなる導電性表面処理剤を所定の模様状(例えば
網目状)にコーティングする方法、塩化ビニル系樹脂シ
ートやフィルムの表面に帯電防止剤を塗布する方法、帯
電防止剤を含む塩化ビニル系樹脂組成物をシートやフィ
ルムに成形する方法などが採られていた。
【0003】しかし、超微粒子金属やカーボンブラック
を含有する導電性表面処理剤を使用した場合には、透明
な塩化ビニル系樹脂シートやフィルムを得ることができ
ないために用途が制限され、帯電防止剤をコーティング
した場合は、帯電防止効果の持続性に著しく劣るという
問題があった。また、帯電防止剤を含む塩化ビニル系樹
脂組成物を使用する場合には、充分な帯電防止効果を得
るために比較的多量の帯電防止剤を添加しなければなら
ず、そのため、ブリード、ブルーム現象が生じて、フィ
ルムやシートの外観を損なうという問題があり、帯電防
止効果の持続性も充分ではなかった。
【0004】また、特開昭59−105037号公報に
は、塩化ビニル系樹脂成形品に導電性を付与するいわゆ
る導電性可塑剤が提案されている。この導電性可塑剤
は、塩化ビニル系樹脂との相溶性に優れるため、ブリー
ド、ブルーム現象を生じることなく充分な帯電防止効果
を発揮させ得るものとして、近年では注目を浴びてい
る。
【0005】一方、書類ホルダー等の素材として、軟質
塩化ビニル系樹脂シートやフィルムが使用されている
が、この軟質塩化ビニル系樹脂シートやフィルムは多量
の可塑剤を含むため、静電複写機やファクシミリ等で使
用されているインキと軟質塩化ビニル系樹脂シートやフ
ィルム表面と接触すると、このインキが軟質塩化ビニル
系樹脂シートやフィルム表面に移行して、軟質塩化ビニ
ル系樹脂シートやフィルムの表面を汚損したり、軟質塩
化ビニル系樹脂シートやフィルム表面に書類が付着して
しまう等の問題があった。
【0006】この問題を解決するための手段としては、
本発明出願人が特開昭58−162650号公報で先に
提案した技術が知られている。この提案は、軟質塩化ビ
ニル系樹脂シートを製造するあたり、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対し、アマイド系滑剤を0.2〜2.0
重量部含む塩化ビニル系樹脂組成物を使用したことを特
徴とするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般的に帯電防止性が
要求されるのは、半導体などを製造するための、いわゆ
るクリーンルームなどであり、従来よりクリーンルーム
内に敷設される床材、作業を行なうために敷設するマッ
ト、クリーンルーム内の間仕切り等に使用されるカーテ
ン、半導体等を収納するためのケース、人体が帯電する
のを防止するための衣服や履物等についての研究がなさ
れ、数多くの提案がなされている。しかし、クリーンル
ーム内で使用される書類ホルダー等の書類を保管するた
めの文具については、研究されるまでに至っていない。
【0008】上記の課題を解決するために、本発明出願
人は、特願平8−28513号として、塩化ビニル系樹
脂に添加する可塑剤の添加量および可塑剤中に含まれる
導電性可塑剤量を特定範囲とするとともに、特定量のア
マイド系滑剤を併用することによって、優れた帯電防止
性および静電複写機等に使用されるインキの付着防止性
を兼ね備える軟質塩化ビニル系樹脂シートやフィルムを
提供し得る塩化ビニル系樹脂組成物を提案したが、その
後の更なる研究の結果、導電性可塑剤と併用する可塑剤
としてポリエステル系可塑剤を使用することによって、
更に良好な帯電防止性および静電複写機等に使用される
インキの付着防止性を兼ね備える軟質塩化ビニル系樹脂
シートやフィルムを提供し得る塩化ビニル系樹脂組成物
が得られることを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めになされた本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、塩化
ビニル系樹脂100重量部当たり、可塑剤25〜60重
量部、アマイド系滑剤0.2〜3.0重量部を添加して
なる塩化ビニル系樹脂組成物であって、可塑剤が、化1
に示す一般式で表されるフタル酸エステル系可塑剤
(I)およびポリエステル系可塑剤(II)の混合物で
あり、可塑剤(I)と可塑剤(II)の重量比が4:1
〜1:4の範囲であることを特徴とするものである。
【0010】
【化2】 (式中、R1 、R2 は、炭素数3〜15の直鎖状または
分岐状のアルキル基を示し、Aは炭素数2〜4のアルキ
レン基を示す。m、nは1〜7の整数である。R1 とR
2 およびmとnは、それぞれが同一であっても異なって
いてもよい。ただし、AとR1 およびAとR2 の合計炭
素数は5〜17である。)
【0011】本発明に使用される塩化ビニル系樹脂と
は、ポリ塩化ビニル樹脂の他、塩化ビニルと他のモノマ
ー、例えばエチレン、プロピレン、酢酸ビニル、塩化ビ
ニリデン、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エス
テル、メタクリル酸エステル、マレイン酸、フマル酸、
アクリロニトリル、アルキルビニルエーテルなどとの共
重合樹脂、あるいはこれらの樹脂のブレンド物などを含
むものである。
【0012】上記の塩化ビニル系樹脂には可塑剤が添加
されるが、このときの添加量は塩化ビニル系樹脂100
重量部に対し、25〜60重量部である。可塑剤の添加
量が少なすぎると、得られるシートやフィルムの柔軟性
が劣り、書類ホルダー等の素材として不適であり、可塑
剤の添加量が多過ぎると、得られるシートやフィルムが
静電複写機等で使用されるインキの付着防止性に劣るも
のとなる。
【0013】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物において
使用される可塑剤の一つは、特開昭59−105037
号公報によって提案されている導電性可塑剤であり、炭
素数1〜3の直鎖状または分岐状の脂肪族アルコール
に、炭素数2〜4のアルキレンオキサイドを1〜7モル
付加し、アルコールとアルキレンオキサイドの合計炭素
数が5〜17で末端ヒドロキシル化合物とフタル酸との
エステルである。アルコールの炭素数、アルキレンオキ
サイドの付加モル数およびアルコールとアルキレンオキ
サイドの合計炭素数が、上記の範囲を外れた場合には、
導電性を有する可塑剤としてのバランスが失われる。な
お、上記の導電性可塑剤の構造を示す一般式は、化3に
示す通りである。
【0014】
【化3】 (式中、R1 、R2 は、炭素数3〜15の直鎖状または
分岐状のアルキル基を示し、Aは炭素数2〜4のアルキ
レン基を示す。m、nは1〜7の整数である。R1 とR
2 およびmとnは、それぞれが同一であっても異なって
いてもよい。ただし、AとR1 およびAとR2 の合計炭
素数は5〜17である。)
【0015】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物におい
て、上記の導電性可塑剤を併用されるポリエステル系可
塑剤は、フタル酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸等
のジカルボン酸であるアジピン酸とジオールとが縮合重
合され、末端基としてカルボキシル基あるいは水酸基を
持つものであるが、一般的には、末端のカルボシル基あ
るいは水酸基は、それぞれアルコール、カルボン酸と縮
合重合している(以下に示す化4は、ジカルボン酸がア
ジピン酸で、両末端基が水酸基で、かつカルボン酸と縮
合重合しているものの生成工程を示す反応式であり、式
中Rは炭素数3〜6、好ましくは3〜5のアルキレン
基、R’は炭素数1〜15のアルキル基を表してい
る)。
【化4】
【0016】本発明で使用するポリエステル系可塑剤と
しては、ジカルボン酸としてアジピン酸を使用したもの
が特に好適である。また、本発明で使用するポリエステ
ル系可塑剤の分子量は、1000〜10000、好まし
くは、1500〜5000である。ポリエステル系可塑
剤の分子量が小さすぎると、静電複写機等で使用される
インキの付着防止効果が十分に発現せず、ポリエステル
系可塑剤の分子量が大きすぎると、塩化ビニル系樹脂組
成物を成形する際の加工性に劣る。
【0017】上記の導電性可塑剤(I)とポリエステル
系可塑剤(II)の混合割合は、重量比で、4:1〜
1:4の範囲である。導電性可塑剤(I)の混合割合が
高すぎると、帯電防止効果は優れるものの、可塑剤が表
面にブリードし易くなり、また、ポリエステル系可塑剤
(II)の混合割合が高すぎると、帯電防止効果が十分
に発現しない。
【0018】なお、本発明の塩化ビニル系樹脂組成物
は、少量であれば、上記の導電性可塑剤およびポリエス
テル系可塑剤の一部を、それ以外の可塑剤に置き換えて
添加しても差し支えない。上記の導電性可塑剤およびポ
リエステル系可塑剤以外の可塑剤として具体的には、ジ
−n−オクチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフ
タレート、ジイソノニルフタレート、ジブチルフタレー
ト、ブチルベンジルフタレート、ジラウリルフタレー
ト、ジデシルフタレート、ジウンデシルフタレート、ジ
トリデシルフタレート等のフタル酸エステル系可塑剤;
ジオクチルアジペート、ジトリノニルアジペート、ジイ
ソデシルアジペート等のアジピン酸エステル系可塑剤;
トリキシリルホスフェート、トリクレジルホスフェー
ト、トリス(イソプロピルフェニル)ホスフェート、ト
リブチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリ
フェニルホスフェート、トリエチルフェニルホスフェー
ト等のリン酸エステル系可塑剤;セバチン酸エステル系
可塑剤;トリメリット酸エステル系可塑剤;エポキシ化
大豆油等のエポキシ系可塑剤;上記以外のポリエステル
系可塑剤等の可塑剤を挙げることができる。
【0019】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物にはアマ
イド系滑剤が添加されるが、このアマイド系滑剤として
は、−CONH基を有するものが使用できる。例えば、
メチレンビスステアロアミド、メチレンビスラウレロア
ミド、メチレンビスオレイロアミド、エチレンビスステ
アロアミド、エチレンビスラウレロアミド、エチレンビ
スオレイロアミド、ブチレンビスステアロアミド、ブチ
レンビスラウレロアミド、ブチレンビスオレイロアミ
ド、ヘキサメチレンビスステアロアミド、ヘキサメチレ
ンビスラウレロアミド、ヘキサメチレンビスオレイロア
ミド等のビスアミド系;N,N’−ジオレイルアジプア
ミド、N,N’−ジステアリルアジプアミド、N,N’
−ジオレイルフタロアミド、N,N’−ジステアリルフ
タロアミド等のジアミド系;N−オレイルオレイロアミ
ド、N−オレイルステアロアミド、N−オレイルラウレ
ロアミド、N−ラウリルオレイロアミド、N−ラウリル
ラウレロアミド、N−ラウリルステアロアミド、N−ス
テアリルラウリロアミド、N−ステアリルステアロアミ
ド等のモノアミド系が使用できるが、特に好ましくは、
ビスアミド系あるいはモノアミド系である。
【0020】上記のアマイド系滑剤の添加量は、塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対し、0.2〜3.0重量部
である。アマイド系滑剤の添加量が少なすぎると、得ら
れるシートやフィルムが静電複写機等で使用されるイン
キの付着防止性に劣るものとなり、アマイド系滑剤の添
加量が多すぎると、添加されたアマイド系滑剤がブリー
ドし、得られたシートやフィルムの外観を損なう。
【0021】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物には、上
記の可塑剤、アマイド系滑剤以外にも、必要に応じて安
定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、無機充填
剤、帯電防止剤などの各種添加剤を添加することもでき
る。ただし、本発明の塩化ビニル系樹脂組成物には、所
定量の導電性可塑剤を含むため、別途帯電防止剤を添加
する必要もなく、かえって添加することによる弊害(ブ
リードなど)が生じる虞があるため、帯電防止剤の添加
はしないのが望ましい。また、上記の各種添加剤の種類
や添加量については、従来の塩化ビニル系樹脂組成物に
添加する場合と同様である。
【0022】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、カレ
ンダー法や押出法など従来より公知の手段によってシー
トやフィルムに成形される。勿論、本発明の塩化ビニル
系樹脂組成物を、シートやフィルム以外の塩化ビニル系
樹脂成形品の素材として使用することも可能であるが、
一般的に、帯電防止性と静電複写機等で使用されるイン
キの付着防止性の両者が要求されるのは、上記したよう
な、特にクリーンルーム内で使用される書類ホルダーや
デスクマット等のシート状成形品である場合が多い。
【0023】
【実施例】以下、具体的な実施例を挙げ、本発明をより
具体的に説明するが、本発明は以下に挙げる実施例に限
定されるものではない。
【0024】表1に示す配合からなる塩化ビニル系樹脂
組成物を調製し、テストロールにて厚さ0.3mmのシ
ートを製造した。得られたシートについて、帯電防止
性、静電複写機に使用されるインキの付着防止性、塩化
ビニル系樹脂組成物中に含まれる添加剤のブリード性に
ついて、クリーンルーム中で使用する書類ホルダーの素
材とすることを想定して、相対的に5段階(S、A、
B、C、D)で評価した。また、上記の3項目の評価を
総合的に判断した結果を総合判断として評価した。その
結果を表1に示す。なお、評価がS〜Bのものは、クリ
ーンルーム中で使用する書類ホルダーの素材として要求
される性能を達成したものであり、C〜Dのものは、ク
リーンルーム中で使用する書類ホルダーの素材として要
求される性能を達成できなかったものである。
【0025】
【表1】 *1 平均重合度1050のポリ塩化ビニル樹脂 *2 導電性可塑剤「サンソサイザーC−1100」
(商品名:新日本理化社製) *3 アジピン酸とジオールとの縮合重合によって得ら
れたポリエステル系可塑剤 *4 グルタル酸とジオールとの縮合重合によって得ら
れたポリエステル系可塑剤 *5 コハク酸とジオールとの縮合重合によって得られ
たポリエステル系可塑剤 *6 フタル酸とジオールとの縮合重合によって得られ
たポリエステル系可塑剤 *7 ジ−2−エチルヘキシルフタレート *8 Ba−Zn系複合安定剤 *9 カチオン系帯電防止剤「#915」(商品名:大
協化成社製) *10 メチレンビスステアロアミド
【0026】
【発明の効果】以上の結果より明らかなように、本発明
の塩化ビニル系樹脂組成物は、優れた帯電防止性および
静電複写機に使用されるインキの付着防止性を兼ね備え
る塩化ビニル系樹脂シートまたはフィルムを提供し得る
ものである。なお、上記の結果から明らかなように、ア
ジピン酸とジオールとの縮合重合によって得られたポリ
エステル系可塑剤を使用した場合には、それ以外のポリ
エステル系可塑剤を使用した場合よりも優れた帯電防止
性および静電複写機に使用されるインキの付着防止性を
兼ね備える塩化ビニル系樹脂シートまたはフィルムを提
供し得る。
【0027】また、ポリエステル系可塑剤に代えて、ジ
−2−エチルヘキシルフタレートを使用しても、クリー
ンルーム中で使用する書類ホルダーの素材として要求さ
れる性能を達成し得るものが得られるが、本発明の塩化
ビニル系樹脂組成物、特に、アジピン酸とジオールとの
縮合重合によって得られたポリエステル系可塑剤を使用
した場合には、それ以上に優れた帯電防止性および静電
複写機に使用されるインキの付着防止性を兼ね備える塩
化ビニル系樹脂シートまたはフィルムを提供し得るもの
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部当たり、
    可塑剤25〜60重量部、アマイド系滑剤0.2〜3.
    0重量部を添加してなる塩化ビニル系樹脂組成物であっ
    て、可塑剤が、化1に示す一般式で表されるフタル酸エ
    ステル系可塑剤(I)およびポリエステル系可塑剤(I
    I)の混合物であり、可塑剤(I)と可塑剤(II)の
    重量比が、4:1〜1:4の範囲である塩化ビニル系樹
    脂組成物。 【化1】 (式中、R1 、R2 は、炭素数3〜15の直鎖状または
    分岐状のアルキル基を示し、Aは炭素数2〜4のアルキ
    レン基を示す。m、nは1〜7の整数である。R1 とR
    2 およびmとnは、それぞれが同一であっても異なって
    いてもよい。ただし、AとR1 およびAとR2 の合計炭
    素数は5〜17である。)
  2. 【請求項2】 ポリエステル系可塑剤(II)が、アジ
    ピン酸とジオールとを縮合重合して得られるポリエステ
    ル系可塑剤である請求項1記載の塩化ビニル系樹脂組成
    物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107428990A (zh) * 2015-01-30 2017-12-01 巴斯夫欧洲公司 包含聚合二羧酸酯及对苯二甲酸二烷基酯的增塑剂组合物

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