JPH10254163A - 電子写真用透明転写紙およびその製造方法 - Google Patents
電子写真用透明転写紙およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH10254163A JPH10254163A JP5437497A JP5437497A JPH10254163A JP H10254163 A JPH10254163 A JP H10254163A JP 5437497 A JP5437497 A JP 5437497A JP 5437497 A JP5437497 A JP 5437497A JP H10254163 A JPH10254163 A JP H10254163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulp
- transfer paper
- electrophotography
- transparent transfer
- canadian
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高度に叩解処理をしたパルプを用いる電子写真
用透明転写紙において、高透明度で、電子写真複写機で
の加熱印字後の割れの少ない電子写真用透明転写紙を提
供すること。 【解決手段】カナダ変法ろ水度(パルプを絶乾で0.5
g採取し、ふるい板を80メッシュの平織りブロンズワ
イヤーにした以外は、JIS P8121のカナダ標準
形に準拠して測定した値)が50〜100mlに叩解し
たパルプを抄紙して得られたものであり、かつ引き裂き
強度(JIS P8116)が22gf以上であること
を特徴とする電子写真用透明転写紙。また、パルプの叩
解前のパルプスラリー温度を30〜40℃に昇温するこ
とを特徴とする電子写真用透明転写紙の製造方法。
用透明転写紙において、高透明度で、電子写真複写機で
の加熱印字後の割れの少ない電子写真用透明転写紙を提
供すること。 【解決手段】カナダ変法ろ水度(パルプを絶乾で0.5
g採取し、ふるい板を80メッシュの平織りブロンズワ
イヤーにした以外は、JIS P8121のカナダ標準
形に準拠して測定した値)が50〜100mlに叩解し
たパルプを抄紙して得られたものであり、かつ引き裂き
強度(JIS P8116)が22gf以上であること
を特徴とする電子写真用透明転写紙。また、パルプの叩
解前のパルプスラリー温度を30〜40℃に昇温するこ
とを特徴とする電子写真用透明転写紙の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高度に叩解処理を
施し、極端にフィブリル化を進めたパルプを使用して得
られる電子写真用透明転写紙において、高透明度で、電
子写真複写機での加熱印字後の割れが少ない電子写真用
透明転写紙およびその製造方法に関するものである。
施し、極端にフィブリル化を進めたパルプを使用して得
られる電子写真用透明転写紙において、高透明度で、電
子写真複写機での加熱印字後の割れが少ない電子写真用
透明転写紙およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自然な表面性を有する透明転写紙を得る
目的で、粘状叩解により極端にフィブリル化を進めたパ
ルプを用いて透明転写紙を製造することが行われてい
る。従来から、製図画面のトレース用、陽画用の第2原
図として用いられてきた透明転写紙も、近年の電子写真
方式の複写機やプリンター性能の向上に伴い、電子写真
用透明転写紙として、これらの複写機やプリンターで加
熱印字されることが多くなってきている。
目的で、粘状叩解により極端にフィブリル化を進めたパ
ルプを用いて透明転写紙を製造することが行われてい
る。従来から、製図画面のトレース用、陽画用の第2原
図として用いられてきた透明転写紙も、近年の電子写真
方式の複写機やプリンター性能の向上に伴い、電子写真
用透明転写紙として、これらの複写機やプリンターで加
熱印字されることが多くなってきている。
【0003】それに伴い、従来では考えられなかった問
題も発生するようになった。その一つに加熱印字後の割
れという問題がある。これは、加熱印字後の電子写真用
透明転写紙の紙端を揃える、あるいは丸める時に電子写
真用透明転写紙の端が裂けたり、欠けたりする問題であ
る。
題も発生するようになった。その一つに加熱印字後の割
れという問題がある。これは、加熱印字後の電子写真用
透明転写紙の紙端を揃える、あるいは丸める時に電子写
真用透明転写紙の端が裂けたり、欠けたりする問題であ
る。
【0004】加熱印字後の割れは、高透明度を得るため
にパルプのフィブリル化を極端に進めることにより、パ
ルプ繊維強度が低下して発生するものである。この問題
を解決するためには、透明度を高めるための極端にフィ
ブリル化の進んだパルプと加熱印字後の割れを向上させ
るためのある程度のパルプ繊維強度を保ったパルプが混
在している必要があり、種々の叩解条件を検討している
が、未だ適正な効果条件が得られていない。
にパルプのフィブリル化を極端に進めることにより、パ
ルプ繊維強度が低下して発生するものである。この問題
を解決するためには、透明度を高めるための極端にフィ
ブリル化の進んだパルプと加熱印字後の割れを向上させ
るためのある程度のパルプ繊維強度を保ったパルプが混
在している必要があり、種々の叩解条件を検討している
が、未だ適正な効果条件が得られていない。
【0005】上述したように、電子写真用透明転写紙の
製造においては、適正な叩解条件に調節することが難し
く、透明度を維持しながら、加熱印字後の割れを満足す
る電子写真用透明転写紙が得られていないのが現状であ
る。
製造においては、適正な叩解条件に調節することが難し
く、透明度を維持しながら、加熱印字後の割れを満足す
る電子写真用透明転写紙が得られていないのが現状であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、透明
度に優れ、電子写真方式の複写機やプリンターで加熱印
字した後の割れの少ない電子写真用透明転写紙を提供す
ることである。
度に優れ、電子写真方式の複写機やプリンターで加熱印
字した後の割れの少ない電子写真用透明転写紙を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意研究した結果、本発明の電子写真用透
明転写紙およびその製造方法を発明するに至った。
解決するため鋭意研究した結果、本発明の電子写真用透
明転写紙およびその製造方法を発明するに至った。
【0008】即ち、本発明の電子写真用透明転写紙は、
カナダ変法ろ水度(パルプを絶乾で0.5g採取し、ふ
るい板を80メッシュの平織りブロンズワイヤーにした
以外は、JIS P8121のカナダ標準形に準拠して
測定した値)が50ml以上100ml以下に叩解した
パルプを抄造して得る電子写真用透明転写紙であって、
該電子写真用透明転写紙の引き裂き強度が22gf以上
であることを特徴とするものである。
カナダ変法ろ水度(パルプを絶乾で0.5g採取し、ふ
るい板を80メッシュの平織りブロンズワイヤーにした
以外は、JIS P8121のカナダ標準形に準拠して
測定した値)が50ml以上100ml以下に叩解した
パルプを抄造して得る電子写真用透明転写紙であって、
該電子写真用透明転写紙の引き裂き強度が22gf以上
であることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の電子写真用透明転写紙の製
造方法は、原料となるパルプの叩解前のパルプスラリー
温度を30〜40℃に昇温することを特徴とするもので
ある。
造方法は、原料となるパルプの叩解前のパルプスラリー
温度を30〜40℃に昇温することを特徴とするもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子写真用透明転
写紙およびその製造方法について、詳細に説明する。
写紙およびその製造方法について、詳細に説明する。
【0011】本発明では、まず、電子写真用透明転写紙
の加熱印字後の割れを満足するためには、電子写真用透
明転写紙の引き裂き強度を22gf以上にすることが必
要であることを見いだした。
の加熱印字後の割れを満足するためには、電子写真用透
明転写紙の引き裂き強度を22gf以上にすることが必
要であることを見いだした。
【0012】また、本発明では、電子写真用透明転写紙
に要求されている透明度を得るためには、パルプをカナ
ダ変法ろ水度が100ml以下にする必要があることを
見いだした。しかしながら、カナダ変方ろ水度が50m
l未満では、フィブリル化が進みすぎ、パルプ繊維によ
れが生じ乾燥時の収縮を妨げ逆に透明度を低下させてし
まう。結果として、カナダ変法ろ水度50〜100ml
の範囲にパルプを叩解することで高い透明度を得ること
ができる。
に要求されている透明度を得るためには、パルプをカナ
ダ変法ろ水度が100ml以下にする必要があることを
見いだした。しかしながら、カナダ変方ろ水度が50m
l未満では、フィブリル化が進みすぎ、パルプ繊維によ
れが生じ乾燥時の収縮を妨げ逆に透明度を低下させてし
まう。結果として、カナダ変法ろ水度50〜100ml
の範囲にパルプを叩解することで高い透明度を得ること
ができる。
【0013】現状の叩解条件においては、電子写真用透
明転写紙に要求されている透明度を得るためのカナダ変
法ろ水度の上限値100mlにおいても、加熱印字後の
割れを満足させるために必要な引き裂き強度22gfに
達しない。
明転写紙に要求されている透明度を得るためのカナダ変
法ろ水度の上限値100mlにおいても、加熱印字後の
割れを満足させるために必要な引き裂き強度22gfに
達しない。
【0014】さらに、本発明者は鋭意検討した結果、本
発明の電子写真用透明転写紙の製造方法として、パルプ
の叩解前のパルプスラリー温度を30〜40℃にするこ
とで、優れた電子写真用透明転写紙が得られることを見
いだした。即ち、パルプスラリー温度を上げてパルプ繊
維の膨潤を抑制した状態とし、この条件で叩解すること
により、極端にフィブリル化の進んだパルプ繊維とある
程度の繊維強度を保ったパルプ繊維を混在させることに
成功したのである。
発明の電子写真用透明転写紙の製造方法として、パルプ
の叩解前のパルプスラリー温度を30〜40℃にするこ
とで、優れた電子写真用透明転写紙が得られることを見
いだした。即ち、パルプスラリー温度を上げてパルプ繊
維の膨潤を抑制した状態とし、この条件で叩解すること
により、極端にフィブリル化の進んだパルプ繊維とある
程度の繊維強度を保ったパルプ繊維を混在させることに
成功したのである。
【0015】本発明の電子写真用透明転写紙の製造方法
においては、パルプスラリー温度を昇温する場合、30
〜40℃の範囲内にすることである。ここで、パルプの
叩解前のパルプスラリー温度が30℃未満の場合、電子
写真用透明転写紙の引き裂き強度が22gf未満となり
加熱印字後に割れが発生してしまう。また、パルプの叩
解前のパルプスラリー温度が40℃を超えて高い場合、
叩解後のパルプ繊維長が低下しすぎ、引き裂き強度が2
2gf未満となり、加熱印字後に割れが発生してしま
う。
においては、パルプスラリー温度を昇温する場合、30
〜40℃の範囲内にすることである。ここで、パルプの
叩解前のパルプスラリー温度が30℃未満の場合、電子
写真用透明転写紙の引き裂き強度が22gf未満となり
加熱印字後に割れが発生してしまう。また、パルプの叩
解前のパルプスラリー温度が40℃を超えて高い場合、
叩解後のパルプ繊維長が低下しすぎ、引き裂き強度が2
2gf未満となり、加熱印字後に割れが発生してしま
う。
【0016】本発明における電子写真用透明転写紙と
は、電子写真方式の複写機、ページプリンターを始め、
この方式を応用した連続プリンター、ファクシミリ、フ
ルカラー複写機等の記録材料として使用されるものであ
る。
は、電子写真方式の複写機、ページプリンターを始め、
この方式を応用した連続プリンター、ファクシミリ、フ
ルカラー複写機等の記録材料として使用されるものであ
る。
【0017】本発明の電子写真用透明転写紙に使用され
るパルプとしては、NBKP、LBKP、NBSP、L
BSPなどが挙げられる。使用にあたっては、それらを
数種類目的に応じた比率で混合している。
るパルプとしては、NBKP、LBKP、NBSP、L
BSPなどが挙げられる。使用にあたっては、それらを
数種類目的に応じた比率で混合している。
【0018】本発明におけるパルプは、ダブルディスク
リファイナー、デラックスファイナー、ジョルダンなど
の叩解機により叩解した後、抄紙される。
リファイナー、デラックスファイナー、ジョルダンなど
の叩解機により叩解した後、抄紙される。
【0019】本発明の電子写真用透明転写紙に要求され
る透明性を得るために使用されるパルプは、実際にはカ
ナダ標準ろ水度試験法で測定可能低限値より低く、測定
不能な領域にまで高度に叩解処理を施されている。そこ
で、カナダ標準ろ水度試験法で測定不能な領域にまで叩
解されたパルプのろ水度を測定する手段として、パルプ
を絶乾で0.5g採取し、ふるい板を80メッシュの平
織りブロンズワイヤーにした以外は、JIS P812
1のカナダ標準形に準拠して測定する、カナダ変法ろ水
度試験法でもって、パルプのろ水度を測定した。
る透明性を得るために使用されるパルプは、実際にはカ
ナダ標準ろ水度試験法で測定可能低限値より低く、測定
不能な領域にまで高度に叩解処理を施されている。そこ
で、カナダ標準ろ水度試験法で測定不能な領域にまで叩
解されたパルプのろ水度を測定する手段として、パルプ
を絶乾で0.5g採取し、ふるい板を80メッシュの平
織りブロンズワイヤーにした以外は、JIS P812
1のカナダ標準形に準拠して測定する、カナダ変法ろ水
度試験法でもって、パルプのろ水度を測定した。
【0020】本発明における叩解パルプを用いて抄紙す
る場合、長網、丸網、ツインワイヤー、オントップ、ハ
イブリッド等の抄紙機を用いることができる。
る場合、長網、丸網、ツインワイヤー、オントップ、ハ
イブリッド等の抄紙機を用いることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例に従い本発明を詳述する。な
お、本発明は実施例に限定されるものではない。以下に
おける部、%はすべて重量によるものである。また、塗
工量を示す値は断りのない限り乾燥後の重量である。
お、本発明は実施例に限定されるものではない。以下に
おける部、%はすべて重量によるものである。また、塗
工量を示す値は断りのない限り乾燥後の重量である。
【0022】実施例1 (使用パルプ)当社自製針葉樹晒しクラフトパルプ(N
BKP)を濃度3%で離解したパルプスラリーに蒸気を
吹き込み28℃に昇温した。その後、ダブルディスクリ
ファイナー及びデラックスファイナー(共に相川鉄工
製)を用いてパルプのカナダ変法ろ水度が100mlに
なるまで叩解した。その後、長網抄紙機により、坪量7
5g/m2の電子写真用透明転写紙を製造した。なお、サ
イズプレスでは、スチレン−アクリル共重合体(播磨化
成社製、ハーサイズKN500)を0.1g/m2塗工
し、その後、密度が1.0g/cm3になるようにマシン
カレンダー処理を行った。
BKP)を濃度3%で離解したパルプスラリーに蒸気を
吹き込み28℃に昇温した。その後、ダブルディスクリ
ファイナー及びデラックスファイナー(共に相川鉄工
製)を用いてパルプのカナダ変法ろ水度が100mlに
なるまで叩解した。その後、長網抄紙機により、坪量7
5g/m2の電子写真用透明転写紙を製造した。なお、サ
イズプレスでは、スチレン−アクリル共重合体(播磨化
成社製、ハーサイズKN500)を0.1g/m2塗工
し、その後、密度が1.0g/cm3になるようにマシン
カレンダー処理を行った。
【0023】実施例2 実施例1において、パルプのカナダ変法ろ水度を80m
lに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用
透明転写紙を得た。
lに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用
透明転写紙を得た。
【0024】実施例3 実施例1において、パルプのカナダ変法ろ水度を60m
lに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用
透明転写紙を得た。
lに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用
透明転写紙を得た。
【0025】実施例4 実施例1において、パルプのカナダ変法ろ水度を50m
lに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用
透明転写紙を得た。
lに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用
透明転写紙を得た。
【0026】実施例5 実施例1において、パルプスラリー温度を42℃に変化
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
【0027】実施例6 実施例4において、パルプスラリー温度を42℃に変化
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
【0028】実施例7 実施例1において、パルプスラリー温度を30℃に変化
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
【0029】実施例8 実施例1において、パルプスラリー温度を35℃に変化
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
【0030】実施例9 実施例1において、パルプスラリー温度を40℃に変化
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
させる以外は、すべて同一の方法で電子写真用透明転写
紙を得た。
【0031】比較例1 当社自製針葉樹晒しクラフトパルプ(NBKP)を濃度
3%で離解した後、ダブルディスクリファイナー及びデ
ラックスファイナー(共に相川鉄工製)を用いてパルプ
のカナダ変法ろ水度が40mlになるまで叩解した。そ
の後、長網抄紙機により、坪量75g/m2の電子写真用
透明転写紙を製造した。なお、サイズプレスでは、スチ
レン−アクリル共重合体(播磨化成社製、ハーサイズK
N500)を0.1g/m2塗工し、その後、密度が1.
0g/cm3になるようにマシンカレンダー処理を行っ
た。
3%で離解した後、ダブルディスクリファイナー及びデ
ラックスファイナー(共に相川鉄工製)を用いてパルプ
のカナダ変法ろ水度が40mlになるまで叩解した。そ
の後、長網抄紙機により、坪量75g/m2の電子写真用
透明転写紙を製造した。なお、サイズプレスでは、スチ
レン−アクリル共重合体(播磨化成社製、ハーサイズK
N500)を0.1g/m2塗工し、その後、密度が1.
0g/cm3になるようにマシンカレンダー処理を行っ
た。
【0032】比較例2 比較例1において、パルプのカナダ変法ろ水度を110
mlに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真
用透明転写紙を得た。
mlに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真
用透明転写紙を得た。
【0033】比較例3 比較例1において、パルプのカナダ変法ろ水度を150
mlに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真
用透明転写紙を得た。
mlに変化させる以外は、すべて同一の方法で電子写真
用透明転写紙を得た。
【0034】実施例及び比較例で製造した透明紙につい
て、下記の評価方法により評価し、その結果をまとめて
表1に示す。
て、下記の評価方法により評価し、その結果をまとめて
表1に示す。
【0035】(カナダ変法ろ水度)パルプのカナダ変法
ろ水度は、パルプを絶乾で0.5g採取し、ふるい板を
80メッシュのブロンズワイヤーにした以外は、JIS
P8121のカナダ標準形に準拠して測定した値であ
る。
ろ水度は、パルプを絶乾で0.5g採取し、ふるい板を
80メッシュのブロンズワイヤーにした以外は、JIS
P8121のカナダ標準形に準拠して測定した値であ
る。
【0036】(パルプスラリー温度)パルプスラリー温
度は、赤液棒状温度計(0〜100℃)を用いて測定し
た値である。
度は、赤液棒状温度計(0〜100℃)を用いて測定し
た値である。
【0037】(透明度)透明度は、JIS P8138
のB法に準拠して測定した不透明度を100%から差し
引いた値であり、電子写真用透明転写紙としては、70
%以上が必要である。
のB法に準拠して測定した不透明度を100%から差し
引いた値であり、電子写真用透明転写紙としては、70
%以上が必要である。
【0038】(引き裂き強度)引き裂き強度は、JIS
P8116に準拠して測定した値である。
P8116に準拠して測定した値である。
【0039】(割れ)割れは、電子写真複写機(FX5
080、富士ゼロックス社製)で印字した直後の紙を二
つ折りにおった時の折り目の両端の割れの状態を視覚評
価した結果であり、割れの状態の非常に良好なものを
5、良好なものを4、やや悪いものを3、悪いものを
2、非常に悪いものを1とした。現状レベルは3であ
る。
080、富士ゼロックス社製)で印字した直後の紙を二
つ折りにおった時の折り目の両端の割れの状態を視覚評
価した結果であり、割れの状態の非常に良好なものを
5、良好なものを4、やや悪いものを3、悪いものを
2、非常に悪いものを1とした。現状レベルは3であ
る。
【0040】
【表1】
【0041】実施例1〜9及び比較例1〜5の結果か
ら、電子写真用透明転写紙の引き裂き強度が22gf以
上の時、加熱印字後の割れが満足できることが明らかで
ある。また、パルプのカナダ変法ろ水度が50〜100
mlの時、電子写真用透明転写紙の透明度を満足できる
ことが明らかである。そして、叩解前のパルプスラリー
温度が30〜40℃の時、加熱印字後の割れと透明度の
良好な電子写真用透明転写紙が得られることが明らかで
ある。
ら、電子写真用透明転写紙の引き裂き強度が22gf以
上の時、加熱印字後の割れが満足できることが明らかで
ある。また、パルプのカナダ変法ろ水度が50〜100
mlの時、電子写真用透明転写紙の透明度を満足できる
ことが明らかである。そして、叩解前のパルプスラリー
温度が30〜40℃の時、加熱印字後の割れと透明度の
良好な電子写真用透明転写紙が得られることが明らかで
ある。
【0042】
【発明の効果】本発明の電子写真用透明転写紙は、パル
プの叩解前のパルプスラリー温度を30〜40℃に昇温
し、カナダ変法ろ水度50〜100mlに叩解したパル
プを抄紙したものであり、高透明度で引き裂き強度に優
れ、加熱印字後の割れが少ないものである。
プの叩解前のパルプスラリー温度を30〜40℃に昇温
し、カナダ変法ろ水度50〜100mlに叩解したパル
プを抄紙したものであり、高透明度で引き裂き強度に優
れ、加熱印字後の割れが少ないものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 カナダ変法ろ水度(パルプを絶乾で0.
5g採取し、ふるい板を80メッシュの平織りブロンズ
ワイヤーにした以外は、JIS P8121のカナダ標
準形に準拠して測定した値)50〜100mlに叩解し
たパルプを抄紙して得られる電子写真用透明転写紙であ
って、該電子写真用透明転写紙の引き裂き強度(JIS
P8116)が22gf以上であることを特徴とする
電子写真用透明転写紙。 - 【請求項2】 パルプの叩解前に、パルプスラリー温度
を30〜40℃に昇温することを特徴とする電子写真用
透明転写紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5437497A JPH10254163A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 電子写真用透明転写紙およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5437497A JPH10254163A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 電子写真用透明転写紙およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10254163A true JPH10254163A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12968908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5437497A Pending JPH10254163A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 電子写真用透明転写紙およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10254163A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111907247A (zh) * | 2017-04-18 | 2020-11-10 | 王子控股株式会社 | 热转印纸用原纸和热转印纸 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP5437497A patent/JPH10254163A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111907247A (zh) * | 2017-04-18 | 2020-11-10 | 王子控股株式会社 | 热转印纸用原纸和热转印纸 |
| CN111907248A (zh) * | 2017-04-18 | 2020-11-10 | 王子控股株式会社 | 热转印纸用原纸和热转印纸 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3839144A (en) | Paper having 60{14 97 percent hydrated cellulosic fibers and 3{14 40 percent unhydrated cellulosic fibers | |
| JP3833272B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP2005336678A (ja) | 上質紙 | |
| JP3921495B1 (ja) | 片艶クラフト紙 | |
| JP3125475B2 (ja) | 新聞用紙 | |
| JPH09265204A (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JPH04204948A (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP3545077B2 (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JP5762050B2 (ja) | 印刷用紙 | |
| JPH08202069A (ja) | 電子写真用透明転写紙の製造方法 | |
| JPH07181714A (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JPH08209586A (ja) | 透明紙の製造方法 | |
| CN104271835B (zh) | 未经涂覆的记录介质 | |
| JP3370737B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP2845285B2 (ja) | 複数の層から成るオフセット印刷用新聞用紙 | |
| JP2811641B2 (ja) | 電子写真用転写紙の製造方法 | |
| JP3234783B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP3210777B2 (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JP3748276B2 (ja) | 電子写真用転写紙及びインクジェット記録用紙として兼用可能な非塗工上質タイプの記録用紙及びその製造方法 | |
| JP2811643B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JPH06158579A (ja) | 紙の製造方法 | |
| JP2001109184A (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JPH0728270A (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JP2019039114A (ja) | 熱転写紙用原紙および熱転写紙 | |
| JPH08202068A (ja) | 電子写真用透明転写紙 |