JPH08202068A - 電子写真用透明転写紙 - Google Patents
電子写真用透明転写紙Info
- Publication number
- JPH08202068A JPH08202068A JP736795A JP736795A JPH08202068A JP H08202068 A JPH08202068 A JP H08202068A JP 736795 A JP736795 A JP 736795A JP 736795 A JP736795 A JP 736795A JP H08202068 A JPH08202068 A JP H08202068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filtration resistance
- pulp
- filtration
- transparent transfer
- transfer paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子写真方式の複写機やプリンターに使用さ
れ、特に透明性に優れ、加熱印字後のボコツキが少ない
電子写真用透明転写紙を提供すること。 【構成】 濾過抵抗測定試験器で測定した濾過抵抗係数
Krが330〜2200秒である木材パルプから構成さ
れる電子写真用透明転写紙。 【効果】 本発明の電子写真用透明転写紙は、透明性が
高く、加熱印字後のボコツキも少ない。
れ、特に透明性に優れ、加熱印字後のボコツキが少ない
電子写真用透明転写紙を提供すること。 【構成】 濾過抵抗測定試験器で測定した濾過抵抗係数
Krが330〜2200秒である木材パルプから構成さ
れる電子写真用透明転写紙。 【効果】 本発明の電子写真用透明転写紙は、透明性が
高く、加熱印字後のボコツキも少ない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写機
やプリンターに使用される透明転写紙で、特に透明性に
優れ、加熱印字後のボコツキが少ない電子写真用透明転
写紙に関するものである。
やプリンターに使用される透明転写紙で、特に透明性に
優れ、加熱印字後のボコツキが少ない電子写真用透明転
写紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自然な表面性を有する電子写真用透明転
写紙を得る目的で、多段で叩解した濾水性の低い木材パ
ルプを用いて紙を製造することが行われている。また、
近年、電子写真方式複写機の高速化に伴って、加熱印字
後のボコツキ改良など透明転写紙に対する品質要求が厳
しくなってきている。
写紙を得る目的で、多段で叩解した濾水性の低い木材パ
ルプを用いて紙を製造することが行われている。また、
近年、電子写真方式複写機の高速化に伴って、加熱印字
後のボコツキ改良など透明転写紙に対する品質要求が厳
しくなってきている。
【0003】濾水度の低い原料から抄紙した紙の寸法安
定性を向上させるためには、叩解をできるだけ軽くして
プレスでの脱水性を向上させると共に乾燥時の収縮を制
御することが必要になる。一方、十分な透明性を得る上
からは、叩解を進めることが必要である。上記相反する
二つの条件を満たすため、パルプの選択、濾水性向上剤
の添加による脱水性の改良およびプレスや乾燥条件の最
適化などが試みられている。
定性を向上させるためには、叩解をできるだけ軽くして
プレスでの脱水性を向上させると共に乾燥時の収縮を制
御することが必要になる。一方、十分な透明性を得る上
からは、叩解を進めることが必要である。上記相反する
二つの条件を満たすため、パルプの選択、濾水性向上剤
の添加による脱水性の改良およびプレスや乾燥条件の最
適化などが試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】透明性を維持しつつ、
加熱印字後のボコツキを少なくするため、使用するパル
プの種類、濾水性向上剤の添加による脱水性の改良、プ
レスや乾燥条件について検討した。しかし、いずれの方
法においても満足のいく結果は得られなかった。
加熱印字後のボコツキを少なくするため、使用するパル
プの種類、濾水性向上剤の添加による脱水性の改良、プ
レスや乾燥条件について検討した。しかし、いずれの方
法においても満足のいく結果は得られなかった。
【0005】本発明は、叩解の進んだ原料を含有する電
子写真用透明転写紙の、透明性および電子写真方式の複
写機やプリンターで印字後のボコツキの改良に関するも
のである。すなわち、本発明の目的は、加熱印字後のボ
コツキが少ない電子写真用透明転写紙を提供することに
ある。
子写真用透明転写紙の、透明性および電子写真方式の複
写機やプリンターで印字後のボコツキの改良に関するも
のである。すなわち、本発明の目的は、加熱印字後のボ
コツキが少ない電子写真用透明転写紙を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するため、紙料の濾水性などについて種々の検討を
試みた。その結果、濾過抵抗測定試験器で測定し、下記
数2(数式1)で示される濾過抵抗係数Krが330〜
2200秒の範囲にある木材パルプを用いることによ
り、加熱印字後のボコツキの少ない電子写真用透明転写
紙の得られることを見いだした。
解決するため、紙料の濾水性などについて種々の検討を
試みた。その結果、濾過抵抗測定試験器で測定し、下記
数2(数式1)で示される濾過抵抗係数Krが330〜
2200秒の範囲にある木材パルプを用いることによ
り、加熱印字後のボコツキの少ない電子写真用透明転写
紙の得られることを見いだした。
【0007】
【数2】 Kr=−t/[ln{1−(q/Q)}+(q/Q)] Kr:濾過抵抗係数(秒) t:濾過時間(秒) Q:試料の水の容積(ml) q:濾水量(ml)
【0008】以下、本発明の電子写真用透明転写紙につ
いて、詳細に説明する。従来、叩解パルプなどの濾水性
の評価には、カナディアン・スタンダード・フリーネス
テスターやショッパー・リグラーテスターなどが用いら
れている。しかしながら、これらの手法では、濾水性の
低いパルプ(以下、重叩解パルプと称する)、例えば、
カナディアン・スタンダード・フリーネステスターで測
定した場合に、100ml以下であるようなパルプにつ
いては十分な評価を行うことはできなかった。
いて、詳細に説明する。従来、叩解パルプなどの濾水性
の評価には、カナディアン・スタンダード・フリーネス
テスターやショッパー・リグラーテスターなどが用いら
れている。しかしながら、これらの手法では、濾水性の
低いパルプ(以下、重叩解パルプと称する)、例えば、
カナディアン・スタンダード・フリーネステスターで測
定した場合に、100ml以下であるようなパルプにつ
いては十分な評価を行うことはできなかった。
【0009】そこで、本発明者らは、これらの方法に代
わる濾水性評価方法について検討を行った。その結果、
図1で示される濾過抵抗測定試験器を使用し、求められ
る濾過抵抗係数Krの概念を導入することで、パルプの
濾水性評価を行うことが可能であることを見いだした。
わる濾水性評価方法について検討を行った。その結果、
図1で示される濾過抵抗測定試験器を使用し、求められ
る濾過抵抗係数Krの概念を導入することで、パルプの
濾水性評価を行うことが可能であることを見いだした。
【0010】本発明における濾過抵抗係数Krは、下記
数3(数式1)により示される係数であり、例えば、土
田らにより紙パルプ技術協会誌、第26巻、第7号、1
1〜18頁(1972)に記載されている。
数3(数式1)により示される係数であり、例えば、土
田らにより紙パルプ技術協会誌、第26巻、第7号、1
1〜18頁(1972)に記載されている。
【0011】
【数3】 Kr=−t/[ln{1−(q/Q)}+(q/Q)] Kr:濾過抵抗係数(秒) t:濾過時間(秒) Q:試料の水の容積(ml) q:濾水量(ml)
【0012】本発明における電子写真用透明転写紙を重
叩解パルプを使って抄紙機で抄造する際には、ワイヤー
上での脱水性やプレス部分での搾水性を考慮すると、少
なくとも抄紙時のスラリー温度を40℃以上に上げて抄
造する必要がある。本発明者らは、このような実際の抄
紙条件と本発明の濾過抵抗試験機の測定原理を考慮し、
測定時におけるパルプスラリーのスラリー温度や攪拌条
件について鋭意検討した。
叩解パルプを使って抄紙機で抄造する際には、ワイヤー
上での脱水性やプレス部分での搾水性を考慮すると、少
なくとも抄紙時のスラリー温度を40℃以上に上げて抄
造する必要がある。本発明者らは、このような実際の抄
紙条件と本発明の濾過抵抗試験機の測定原理を考慮し、
測定時におけるパルプスラリーのスラリー温度や攪拌条
件について鋭意検討した。
【0013】その結果、本発明の濾過抵抗試験機を使っ
て重叩解パルプの濾過抵抗係数Krを求める際には、
(1)パルプスラリーの温度を40℃以上に引き上げて
測定すること、(2)測定中に、攪拌器によってパルプ
スラリーに適度な攪拌を連続で与え、測定機の円筒内に
おいてスラリーの大幅な濃度勾配が生じないようにし、
且つ、脱水時にできるパルプマット層を破壊しないよう
にすることが必要であることを見いだした。
て重叩解パルプの濾過抵抗係数Krを求める際には、
(1)パルプスラリーの温度を40℃以上に引き上げて
測定すること、(2)測定中に、攪拌器によってパルプ
スラリーに適度な攪拌を連続で与え、測定機の円筒内に
おいてスラリーの大幅な濃度勾配が生じないようにし、
且つ、脱水時にできるパルプマット層を破壊しないよう
にすることが必要であることを見いだした。
【0014】以下、添付した図1に基づき、濾過抵抗測
定試験方法について、詳細に説明する。図1は、本発明
における濾過抵抗係数Krの測定において、用いられた
濾過抵抗測定試験器の概略図である。測定紙料である濃
度0.4重量%の重叩解パルプ500mlを測定前に4
0℃に調温する。次に、調温されたこのパルプスラリー
を保温層2を設けた直径10cmのバッフル付き円筒容
器3に入れる。ワイヤーと7mmギャップを開けて設置
された、2cm×1.5cmの角羽根の攪拌翼4枚を持
つ攪拌装置1により310rpmでゆっくり攪拌しなが
ら濾液流出口6を開放し、70メッシュのブロンズワイ
ヤー5を透過した濾液を受液容器7に集め、その重量を
電子天秤8により1秒間隔で連続測定する。電子天秤8
による測定結果はパーソナルコンピュータ10により記
録される。記録された濾水量のデーターから濾水時間0
〜40秒の間の濾水量をもとに、数式1に従って最小自
乗法により濾過抵抗係数Krを算出した。
定試験方法について、詳細に説明する。図1は、本発明
における濾過抵抗係数Krの測定において、用いられた
濾過抵抗測定試験器の概略図である。測定紙料である濃
度0.4重量%の重叩解パルプ500mlを測定前に4
0℃に調温する。次に、調温されたこのパルプスラリー
を保温層2を設けた直径10cmのバッフル付き円筒容
器3に入れる。ワイヤーと7mmギャップを開けて設置
された、2cm×1.5cmの角羽根の攪拌翼4枚を持
つ攪拌装置1により310rpmでゆっくり攪拌しなが
ら濾液流出口6を開放し、70メッシュのブロンズワイ
ヤー5を透過した濾液を受液容器7に集め、その重量を
電子天秤8により1秒間隔で連続測定する。電子天秤8
による測定結果はパーソナルコンピュータ10により記
録される。記録された濾水量のデーターから濾水時間0
〜40秒の間の濾水量をもとに、数式1に従って最小自
乗法により濾過抵抗係数Krを算出した。
【0015】次に、本発明者らは、上記で述べた手法を
用いてパルプの叩解条件と電子写真用透明転写紙の物性
との相関について種々の検討を試みた。その結果、濾過
抵抗測定試験器でスラリー温度40℃、スラリー濃度
0.40重量%の条件下で測定した濾過抵抗係数Krが
300〜2200秒である木材パルプを用いることによ
り、加熱印字後のボコツキの少ない電子写真用透明転写
紙の得られる。
用いてパルプの叩解条件と電子写真用透明転写紙の物性
との相関について種々の検討を試みた。その結果、濾過
抵抗測定試験器でスラリー温度40℃、スラリー濃度
0.40重量%の条件下で測定した濾過抵抗係数Krが
300〜2200秒である木材パルプを用いることによ
り、加熱印字後のボコツキの少ない電子写真用透明転写
紙の得られる。
【0016】濾過抵抗係数Krが300秒未満である場
合には、十分な透明性が得られない。また、濾過抵抗係
数Krが2200秒を超える場合には、脱水性、搾水性
が悪化し、それに伴って加熱印字後のボコツキが悪化す
るため好ましくない。
合には、十分な透明性が得られない。また、濾過抵抗係
数Krが2200秒を超える場合には、脱水性、搾水性
が悪化し、それに伴って加熱印字後のボコツキが悪化す
るため好ましくない。
【0017】本発明の電子写真用透明転写紙に使用され
る木材パルプとしては、NBKP、LBKP、NBS
P、LBSPなどが挙げられる。使用に当たっては、そ
れらを数種類目的に応じた比率で混合して用いる。
る木材パルプとしては、NBKP、LBKP、NBS
P、LBSPなどが挙げられる。使用に当たっては、そ
れらを数種類目的に応じた比率で混合して用いる。
【0018】本発明における木材パルプは、ダブルディ
スクリファイナー、デラックスファイナー、ジョルダン
などの叩解機により、濾過抵抗係数Krが330〜22
00秒になるまで叩解後、抄紙される。
スクリファイナー、デラックスファイナー、ジョルダン
などの叩解機により、濾過抵抗係数Krが330〜22
00秒になるまで叩解後、抄紙される。
【0019】本発明の電子写真用透明転写紙には、通常
抄紙で使用する、染料、填料、サイズ剤、定着剤、乾燥
紙力増強剤などを必要に応じて含有するものである。ま
た、原紙表面にサイズプレスなどにより、澱粉やポリビ
ニルアルコールなどのバインダーや塩化ナトリウムのよ
うな導電剤を塗布することも可能である。
抄紙で使用する、染料、填料、サイズ剤、定着剤、乾燥
紙力増強剤などを必要に応じて含有するものである。ま
た、原紙表面にサイズプレスなどにより、澱粉やポリビ
ニルアルコールなどのバインダーや塩化ナトリウムのよ
うな導電剤を塗布することも可能である。
【0020】本発明における電子写真用透明転写紙と
は、電子写真方式の複写機、ページプリンターをはじ
め、この方式を応用した連続プリンター、ファクシミ
リ、フルカラー複写機などの記録材料として使用される
ものである。
は、電子写真方式の複写機、ページプリンターをはじ
め、この方式を応用した連続プリンター、ファクシミ
リ、フルカラー複写機などの記録材料として使用される
ものである。
【0021】
【作用】本発明の電子写真用透明転写紙は、濾過抵抗測
定試験器で測定した濾過抵抗係数Krが330〜220
0秒である木材パルプから構成された電子写真用透明転
写紙は、透明性が優れ、加熱印字後のボコツキが少な
い。
定試験器で測定した濾過抵抗係数Krが330〜220
0秒である木材パルプから構成された電子写真用透明転
写紙は、透明性が優れ、加熱印字後のボコツキが少な
い。
【0022】
【実施例】以下で、本発明を実施例により詳細に説明す
る。なお、本発明は実施例に限定されるものではない。
以下における部、%はすべて重量によるものである。ま
た、塗工量を示す値は断わりのないかぎり乾燥後の重量
である。
る。なお、本発明は実施例に限定されるものではない。
以下における部、%はすべて重量によるものである。ま
た、塗工量を示す値は断わりのないかぎり乾燥後の重量
である。
【0023】実施例1 重量平均繊維長2.29mm、濃度3.0%のNBKP
を、溝幅6mm、溝深さ5.5mmの刃を装備したディ
スクリファイナーで2回前処理した後に、溝幅3mm、
溝深さ4.5mmの刃を装備したディスクリファイナー
で8回後処理し、濾過抵抗係数Krが330.9秒の叩
解パルプを製造した。このパルプを用いて長網抄紙機に
より、パルプスラリー温度65℃で坪量75g/m2の電子
写真用透明転写紙を製造した。なお、サイズプレスでは
酸化澱粉を1.5g/m2および塩化ナトリウムを0.1g/
m2塗工し、その後密度が0.90g/m2になるようにマシ
ンカレンダー処理を行い、実施例1の電子写真用透明転
写紙を得た。
を、溝幅6mm、溝深さ5.5mmの刃を装備したディ
スクリファイナーで2回前処理した後に、溝幅3mm、
溝深さ4.5mmの刃を装備したディスクリファイナー
で8回後処理し、濾過抵抗係数Krが330.9秒の叩
解パルプを製造した。このパルプを用いて長網抄紙機に
より、パルプスラリー温度65℃で坪量75g/m2の電子
写真用透明転写紙を製造した。なお、サイズプレスでは
酸化澱粉を1.5g/m2および塩化ナトリウムを0.1g/
m2塗工し、その後密度が0.90g/m2になるようにマシ
ンカレンダー処理を行い、実施例1の電子写真用透明転
写紙を得た。
【0024】実施例2 実施例1において、ディスクリファイナーの後処理回数
を13回とし、濾過抵抗係数Krが654.4秒である
パルプを製造する以外はすべて同一の方法で、実施例2
の電子写真用透明転写紙を得た。
を13回とし、濾過抵抗係数Krが654.4秒である
パルプを製造する以外はすべて同一の方法で、実施例2
の電子写真用透明転写紙を得た。
【0025】実施例3 実施例1において、ディスクリファイナーの後処理回数
を20回とし、濾過抵抗係数Krが1915.2秒であ
るパルプを製造する以外はすべて同一の方法で、実施例
3の電子写真用透明転写紙を得た。
を20回とし、濾過抵抗係数Krが1915.2秒であ
るパルプを製造する以外はすべて同一の方法で、実施例
3の電子写真用透明転写紙を得た。
【0026】比較例1 実施例1において、ディスクリファイナーの後処理回数
を7回とし、濾過抵抗係数Krが315.1秒であるパ
ルプを製造する以外はすべて同一の方法で、比較例1の
電子写真用透明転写紙を得た。
を7回とし、濾過抵抗係数Krが315.1秒であるパ
ルプを製造する以外はすべて同一の方法で、比較例1の
電子写真用透明転写紙を得た。
【0027】比較例2 実施例1において、ディスクリファイナーの前処理回数
を4回、後処理回数を30回とし、濾過抵抗係数Krが
2511.1秒であるパルプを製造する以外はすべて同
一の方法で、比較例2の電子写真用透明転写紙を得た。
を4回、後処理回数を30回とし、濾過抵抗係数Krが
2511.1秒であるパルプを製造する以外はすべて同
一の方法で、比較例2の電子写真用透明転写紙を得た。
【0028】上記により製造した実施例1〜3および比
較例1〜2の電子写真用透明転写紙について、下記の評
価方法により評価し、その結果を表1に示した。 [透明度]透明度は、TAPPI標準法T−442su
72に準拠して測定した値であり、数値が大きいほど透
明性が高いことを示す。電子写真用透明転写紙として
は、透明度70%以上、好ましくは72%以上が必要と
される。
較例1〜2の電子写真用透明転写紙について、下記の評
価方法により評価し、その結果を表1に示した。 [透明度]透明度は、TAPPI標準法T−442su
72に準拠して測定した値であり、数値が大きいほど透
明性が高いことを示す。電子写真用透明転写紙として
は、透明度70%以上、好ましくは72%以上が必要と
される。
【0029】[ボコツキ]ボコツキは、電子写真複写機
(FX5080、富士ゼロックス社製)で印字した直後
の紙表面のボコツキを視覚評価した結果であり、ボコツ
キのほとんどないものを○、少しあるものを△、多いも
のを×とした。品質の下限はボコツキ△であるが、○で
あることが望ましい。
(FX5080、富士ゼロックス社製)で印字した直後
の紙表面のボコツキを視覚評価した結果であり、ボコツ
キのほとんどないものを○、少しあるものを△、多いも
のを×とした。品質の下限はボコツキ△であるが、○で
あることが望ましい。
【0030】
【表1】
【0031】評価:実施例1〜3の電子写真用透明転写
紙と比較例1〜2の電子写真用透明転写紙を比較するこ
とにより、濾過抵抗係数Krが330秒未満の場合に
は、透明度が低下することがわかる。一方、濾過抵抗係
数Krが2200秒を超える場合には、透明度が低下す
ると共に、加熱印字後のボコツキが悪化することがわか
る。
紙と比較例1〜2の電子写真用透明転写紙を比較するこ
とにより、濾過抵抗係数Krが330秒未満の場合に
は、透明度が低下することがわかる。一方、濾過抵抗係
数Krが2200秒を超える場合には、透明度が低下す
ると共に、加熱印字後のボコツキが悪化することがわか
る。
【0032】
【発明の効果】以上から、本発明の電子写真用透明転写
紙、すなわち、濾過抵抗測定試験器で測定した濾過抵抗
係数Krが330〜2200秒である木材パルプから構
成される電子写真用透明転写紙は、透明性が優れ、加熱
印字後のボコツキの少ないことが明らかになった。
紙、すなわち、濾過抵抗測定試験器で測定した濾過抵抗
係数Krが330〜2200秒である木材パルプから構
成される電子写真用透明転写紙は、透明性が優れ、加熱
印字後のボコツキの少ないことが明らかになった。
【図1】本発明の濾過抵抗係数Kr測定に用いられる濾
過抵抗測定試験器の概略図。
過抵抗測定試験器の概略図。
1 攪拌装置 2 保温層 3 円筒容器 4 叩解パルプスラリー 5 ワイヤー 6 濾液流出口 7 受液容器 8 電子天秤 9 RS232Cケーブル 10 パーソナルコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】 濾過抵抗測定試験器により測定し、下記
数1(数式1)で示される濾過抵抗係数Krが330〜
2200秒の範囲にある木材パルプからなる電子写真用
透明転写紙。 【数1】 Kr=−t/[ln{1−(q/Q)}+(q/Q)] Kr:濾過抵抗係数(秒) t:濾過時間(秒) Q:試料の水の容積(ml) q:濾水量(ml)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP736795A JPH08202068A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 電子写真用透明転写紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP736795A JPH08202068A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 電子写真用透明転写紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08202068A true JPH08202068A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11664010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP736795A Pending JPH08202068A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 電子写真用透明転写紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08202068A (ja) |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP736795A patent/JPH08202068A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0217959B1 (en) | Paper manufacturing method | |
| US4490732A (en) | Heat-sensitive recording sheets | |
| JPH08202068A (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JP2745431B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP2003202695A (ja) | トナー受容性連続紙 | |
| JP3210777B2 (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JPH0728270A (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JPH07181714A (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JP2001109184A (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JP3115073B2 (ja) | 連続記録用紙 | |
| JPH0657686A (ja) | オフセット輪転印刷用塗被紙用原紙 | |
| JPH06138688A (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JPH10254163A (ja) | 電子写真用透明転写紙およびその製造方法 | |
| JPH05232627A (ja) | 写真印画紙用支持体 | |
| JP3370737B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP3014712B2 (ja) | 感圧複写紙 | |
| JP2895299B2 (ja) | 写真印画紙用支持体 | |
| JP2874134B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP2002285498A (ja) | オンデマンド印刷用情報記録用紙 | |
| Wikstrom et al. | Formation of patterns on paper coated with a metering size press | |
| JPH0862777A (ja) | 画像記録媒体の製造方法 | |
| JP3545077B2 (ja) | 電子写真用透明転写紙 | |
| JP2000039736A (ja) | 電子写真用転写紙およびその製造方法 | |
| JPH0781223A (ja) | 感熱記録紙 | |
| JPS6013595A (ja) | 感熱記録材料及びその支持体 |