JPH10254432A - 鍵盤装置におけるハンマー - Google Patents
鍵盤装置におけるハンマーInfo
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- JPH10254432A JPH10254432A JP9068960A JP6896097A JPH10254432A JP H10254432 A JPH10254432 A JP H10254432A JP 9068960 A JP9068960 A JP 9068960A JP 6896097 A JP6896097 A JP 6896097A JP H10254432 A JPH10254432 A JP H10254432A
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- holder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】重い質量体である鉛や鉄などの金属材料と樹脂
材料とを組み合わせてハンマーを構成する際に、樹脂材
料により構成された部材と金属材料により構成された部
材との分離を容易にして各材料の再利用性を向上させ
る。また、アウトサート成形加工やインサート成形加工
を用いることなくハンマーを構成できるようにして、製
造コストの低減化を図る。 【解決手段】鍵盤装置に配設され、鍵盤装置の鍵の押鍵
・離鍵に伴い連動する鍵盤装置におけるハンマーにおい
て、鍵盤装置の鍵盤シャーシに対して回動自在に支持さ
れる回動軸14kを備えた樹脂製のハンマー・ホルダー
14と、ハンマー・ホルダー14に着脱自在に係合され
た金属製のハンマー本体12とを有する。
材料とを組み合わせてハンマーを構成する際に、樹脂材
料により構成された部材と金属材料により構成された部
材との分離を容易にして各材料の再利用性を向上させ
る。また、アウトサート成形加工やインサート成形加工
を用いることなくハンマーを構成できるようにして、製
造コストの低減化を図る。 【解決手段】鍵盤装置に配設され、鍵盤装置の鍵の押鍵
・離鍵に伴い連動する鍵盤装置におけるハンマーにおい
て、鍵盤装置の鍵盤シャーシに対して回動自在に支持さ
れる回動軸14kを備えた樹脂製のハンマー・ホルダー
14と、ハンマー・ホルダー14に着脱自在に係合され
た金属製のハンマー本体12とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵盤装置における
ハンマーに関し、さらに詳細には、電子ピアノなどの電
子楽器の鍵盤装置において、当該鍵盤装置の鍵の押鍵・
離鍵の際にアコースティック・ピアノに近似したタッチ
感を得ることを目的として配設された鍵盤装置における
ハンマーに関する。
ハンマーに関し、さらに詳細には、電子ピアノなどの電
子楽器の鍵盤装置において、当該鍵盤装置の鍵の押鍵・
離鍵の際にアコースティック・ピアノに近似したタッチ
感を得ることを目的として配設された鍵盤装置における
ハンマーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子ピアノなどの電子楽器に
用いられる鍵盤装置においては、当該鍵盤装置の鍵の押
鍵・離鍵の際にアコースティック・ピアノに近似したタ
ッチ感を得るために、「ハンマー」と称される質量体が
配設されている。
用いられる鍵盤装置においては、当該鍵盤装置の鍵の押
鍵・離鍵の際にアコースティック・ピアノに近似したタ
ッチ感を得るために、「ハンマー」と称される質量体が
配設されている。
【0003】図1には、従来の構造のハンマーを備えた
鍵盤装置が示されており、図1において、符号1は電子
ピアノなどの電子楽器に用いられる鍵盤装置における白
鍵および黒鍵を含む鍵であり、符号2は鋼板製の鍵盤シ
ャーシであり、符号3は鍵盤シャーシ2の下面にビス止
めあるいは接着などにより一体的に固設された鋼板製の
鍵盤シャーシ補強部材であり、符号4は鍵盤シャーシ補
強部材3の後方側の端部に突出形成された鍵軸受部に鍵
1を回動自在に支持する回動支持軸であり、符号5はク
ランク状に曲折された形状を備えていて、鍵盤シャーシ
補強部材3の前方側に形成されたU溝部2eに後方端部
側に形成された回動軸5aを回動自在に支持されたハン
マーであり、符号6は鍵1に対応して設けられ、押鍵操
作に伴って発音制御するためのスイッチ基板である。
鍵盤装置が示されており、図1において、符号1は電子
ピアノなどの電子楽器に用いられる鍵盤装置における白
鍵および黒鍵を含む鍵であり、符号2は鋼板製の鍵盤シ
ャーシであり、符号3は鍵盤シャーシ2の下面にビス止
めあるいは接着などにより一体的に固設された鋼板製の
鍵盤シャーシ補強部材であり、符号4は鍵盤シャーシ補
強部材3の後方側の端部に突出形成された鍵軸受部に鍵
1を回動自在に支持する回動支持軸であり、符号5はク
ランク状に曲折された形状を備えていて、鍵盤シャーシ
補強部材3の前方側に形成されたU溝部2eに後方端部
側に形成された回動軸5aを回動自在に支持されたハン
マーであり、符号6は鍵1に対応して設けられ、押鍵操
作に伴って発音制御するためのスイッチ基板である。
【0004】ここで、鍵1の下方にはアクチュエータ1
bが形成されており、アクチュエータ1bの下方端部
は、ハンマー5の後方端部側の上面に形成されたアクチ
ュエータ受け部5bと当接している。
bが形成されており、アクチュエータ1bの下方端部
は、ハンマー5の後方端部側の上面に形成されたアクチ
ュエータ受け部5bと当接している。
【0005】また、鍵1の中間部より前方には、下方に
向ってストッパー7が垂下しており、このストッパー7
が鍵盤シャーシ2の基盤部2aに穿設されたストッパー
挿入孔2bを貫通している。そして、ストッパー7の先
端部に前向きに形成された鉤状のストッパー爪7aが、
ストッパー挿入孔2bの前方下面に固着された上限緩衝
部材8aの下面に当接することにより離鍵時における鍵
1の上限を規制するとともに、ストッパー挿入孔2bの
前方上面に固着された下限緩衝部材8bの上面に鍵1の
裏面が当接することにより押鍵時における鍵1の下限を
規制している。また、鍵1の前端部には、鍵1と一体的
に形成された鍵ガイド部1aが下方に向かって垂下して
おり、この鍵1の押鍵操作が完了したときに、鍵盤シャ
ーシ2の前端部上面に固着された鍵緩衝部材9が鍵1の
前端部下面が当接して、鍵1の上下の揺動範囲を規制す
るようになされている。
向ってストッパー7が垂下しており、このストッパー7
が鍵盤シャーシ2の基盤部2aに穿設されたストッパー
挿入孔2bを貫通している。そして、ストッパー7の先
端部に前向きに形成された鉤状のストッパー爪7aが、
ストッパー挿入孔2bの前方下面に固着された上限緩衝
部材8aの下面に当接することにより離鍵時における鍵
1の上限を規制するとともに、ストッパー挿入孔2bの
前方上面に固着された下限緩衝部材8bの上面に鍵1の
裏面が当接することにより押鍵時における鍵1の下限を
規制している。また、鍵1の前端部には、鍵1と一体的
に形成された鍵ガイド部1aが下方に向かって垂下して
おり、この鍵1の押鍵操作が完了したときに、鍵盤シャ
ーシ2の前端部上面に固着された鍵緩衝部材9が鍵1の
前端部下面が当接して、鍵1の上下の揺動範囲を規制す
るようになされている。
【0006】鍵盤シャーシ2は、基盤部2aの前方に連
設されたボックス部2cを備えており、ボックス部2c
の垂壁部2dには、ハンマー5の数だけの整列したスリ
ットが穿設されている。
設されたボックス部2cを備えており、ボックス部2c
の垂壁部2dには、ハンマー5の数だけの整列したスリ
ットが穿設されている。
【0007】以上の構成において、鍵1を押鍵すると、
鍵1のアクチュエータ1bによりハンマー5のアクチュ
エータ受け部5bが押下されて、ハンマー5はU溝部2
eに回動自在に支持された回動軸5aを支点として回動
動作し、このハンマー5の回動動作の慣性によって重厚
なタッチ感を得ることができる。
鍵1のアクチュエータ1bによりハンマー5のアクチュ
エータ受け部5bが押下されて、ハンマー5はU溝部2
eに回動自在に支持された回動軸5aを支点として回動
動作し、このハンマー5の回動動作の慣性によって重厚
なタッチ感を得ることができる。
【0008】このため、ハンマー5は、主に鉛や鉄など
のような質量の重い金属材料により形成されている。
のような質量の重い金属材料により形成されている。
【0009】ところが、鉛や鉄などの金属材料は加工精
度を上げ難く、ハンマー5の回動動作の支点となる回動
軸5aを形成することは困難であるため、一般には回動
軸5aの部分は金属材料ではなくて樹脂材料により形成
されていた。また、ハンマー5が鍵1のアクチュエータ
1bと当接して押圧力を受けるアクチュエータ受け部5
bも、アクチュエータ1bとの当接による異音発生を防
止するために、一般には金属材料ではなくて樹脂材料に
より形成されていた。
度を上げ難く、ハンマー5の回動動作の支点となる回動
軸5aを形成することは困難であるため、一般には回動
軸5aの部分は金属材料ではなくて樹脂材料により形成
されていた。また、ハンマー5が鍵1のアクチュエータ
1bと当接して押圧力を受けるアクチュエータ受け部5
bも、アクチュエータ1bとの当接による異音発生を防
止するために、一般には金属材料ではなくて樹脂材料に
より形成されていた。
【0010】即ち、ハンマーは、一般には重い質量体で
ある鉛や鉄などの金属材料と樹脂材料との組み合わせに
よって構成されているが、こうしたハンマーにおける鉛
や鉄などの金属材料と樹脂材料とを組み合わせるには、
従来においてはアウトサート成形加工やインサート成形
加工が行われていた。
ある鉛や鉄などの金属材料と樹脂材料との組み合わせに
よって構成されているが、こうしたハンマーにおける鉛
や鉄などの金属材料と樹脂材料とを組み合わせるには、
従来においてはアウトサート成形加工やインサート成形
加工が行われていた。
【0011】しかしながら、ハンマーをアウトサート成
形加工やインサート成形加工により形成すると、ハンマ
ーを廃棄する際においては、重い質量体である鉛や鉄な
どの金属材料と樹脂材料との分離が困難となり、各材料
の再利用に不向きであるという問題点があった。
形加工やインサート成形加工により形成すると、ハンマ
ーを廃棄する際においては、重い質量体である鉛や鉄な
どの金属材料と樹脂材料との分離が困難となり、各材料
の再利用に不向きであるという問題点があった。
【0012】また、アウトサート成形加工やインサート
成形加工は加工作業煩雑であるので、製造コストが上昇
するという問題点もあった。
成形加工は加工作業煩雑であるので、製造コストが上昇
するという問題点もあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、重い質量体である鉛や鉄など
の金属材料と樹脂材料とを組み合わせてハンマーを構成
する際に、樹脂材料により構成された部材と金属材料に
より構成された部材との分離を容易にし、各材料の再利
用性を向上させた鍵盤装置におけるハンマーを提供する
ことにある。
うな従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、重い質量体である鉛や鉄など
の金属材料と樹脂材料とを組み合わせてハンマーを構成
する際に、樹脂材料により構成された部材と金属材料に
より構成された部材との分離を容易にし、各材料の再利
用性を向上させた鍵盤装置におけるハンマーを提供する
ことにある。
【0014】また、本発明の目的とするところは、アウ
トサート成形加工やインサート成形加工を用いることな
くハンマーを構成できるようにして、製造コストの低減
化を図るようにした鍵盤装置におけるハンマーを提供す
ることにある。
トサート成形加工やインサート成形加工を用いることな
くハンマーを構成できるようにして、製造コストの低減
化を図るようにした鍵盤装置におけるハンマーを提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、鍵盤装置に
配設され、鍵盤装置の鍵の押鍵・離鍵に伴い連動する鍵
盤装置におけるハンマーにおいて、鍵盤装置の鍵盤シャ
ーシに対して回動自在に支持される回動支持部を備えた
樹脂製のハンマー・ホルダーと、上記ハンマー・ホルダ
ーに着脱自在に係合された金属製のハンマー本体とを有
するようにしたものである。
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、鍵盤装置に
配設され、鍵盤装置の鍵の押鍵・離鍵に伴い連動する鍵
盤装置におけるハンマーにおいて、鍵盤装置の鍵盤シャ
ーシに対して回動自在に支持される回動支持部を備えた
樹脂製のハンマー・ホルダーと、上記ハンマー・ホルダ
ーに着脱自在に係合された金属製のハンマー本体とを有
するようにしたものである。
【0016】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、樹脂製のハンマー・ホルダーと金属製のハ
ンマー本体とが着脱自在に係合されてハンマーが構成さ
れているため、樹脂製のハンマー・ホルダーと金属製の
ハンマー本体との分離が容易であり、樹脂製のハンマー
・ホルダーと金属製のハンマー本体との再利用を図るこ
とができる。
明によれば、樹脂製のハンマー・ホルダーと金属製のハ
ンマー本体とが着脱自在に係合されてハンマーが構成さ
れているため、樹脂製のハンマー・ホルダーと金属製の
ハンマー本体との分離が容易であり、樹脂製のハンマー
・ホルダーと金属製のハンマー本体との再利用を図るこ
とができる。
【0017】また、本発明のうち請求項1に記載の発明
によれば、ハンマーを構成する際にアウトサート成形加
工やインサート成形加工を用いることがないので、製造
コストの低減化を図ることができる。
によれば、ハンマーを構成する際にアウトサート成形加
工やインサート成形加工を用いることがないので、製造
コストの低減化を図ることができる。
【0018】ここで、上記ハンマー・ホルダーは、例え
ば、本発明のうち請求項2に記載の発明のように、上記
鍵の押鍵・離鍵に伴い連動するアクチュエータと当接す
るアクチュエータ受け部を有するようにしてもよい。
ば、本発明のうち請求項2に記載の発明のように、上記
鍵の押鍵・離鍵に伴い連動するアクチュエータと当接す
るアクチュエータ受け部を有するようにしてもよい。
【0019】即ち、樹脂材料の一体成形によって、本発
明のうち請求項2に記載の発明のように回動支持部とア
クチュエータ受け部とを有するハンマー・ホルダーを形
成するようにすれば、回動支持部とアクチュエータ受け
部とを別々に形成する必要がないので、製造コストの一
層の低減化を図ることができる。
明のうち請求項2に記載の発明のように回動支持部とア
クチュエータ受け部とを有するハンマー・ホルダーを形
成するようにすれば、回動支持部とアクチュエータ受け
部とを別々に形成する必要がないので、製造コストの一
層の低減化を図ることができる。
【0020】また、着脱自在に係合された上記ハンマー
・ホルダーと上記ハンマー本体とは、例えば、本発明の
うち請求項3に記載の発明のように、上記ハンマーが上
記鍵の押鍵・離鍵に伴い連動する際には、上記ハンマー
・ホルダーから上記ハンマー本体が外れることがなく、
上記ハンマー・ホルダーから上記ハンマー本体を取り外
すための所定の動作を行った際にのみ、上記ハンマー・
ホルダーから上記ハンマー本体を取り外し可能であるよ
うになされている。
・ホルダーと上記ハンマー本体とは、例えば、本発明の
うち請求項3に記載の発明のように、上記ハンマーが上
記鍵の押鍵・離鍵に伴い連動する際には、上記ハンマー
・ホルダーから上記ハンマー本体が外れることがなく、
上記ハンマー・ホルダーから上記ハンマー本体を取り外
すための所定の動作を行った際にのみ、上記ハンマー・
ホルダーから上記ハンマー本体を取り外し可能であるよ
うになされている。
【0021】従って、本発明のうち請求項3に記載の発
明によれば、通常の鍵の押鍵・離鍵によってはハンマー
・ホルダーからハンマー本体が外れることがないので、
鍵盤装置を用いて演奏する際には何等の支障も生じるこ
とがない。そして、当該鍵盤装置を廃棄する際において
は、所定の動作によりハンマー・ホルダーからハンマー
本体を取り外すことができ、樹脂製のハンマー・ホルダ
ーと金属製のハンマー本体との再利用を図ることができ
る。
明によれば、通常の鍵の押鍵・離鍵によってはハンマー
・ホルダーからハンマー本体が外れることがないので、
鍵盤装置を用いて演奏する際には何等の支障も生じるこ
とがない。そして、当該鍵盤装置を廃棄する際において
は、所定の動作によりハンマー・ホルダーからハンマー
本体を取り外すことができ、樹脂製のハンマー・ホルダ
ーと金属製のハンマー本体との再利用を図ることができ
る。
【0022】また、上記ハンマー・ホルダーと上記ハン
マー本体とは、本発明のうち請求項4に記載の発明のよ
うに、上記ハンマー・ホルダーが弾性変形可能な第1の
係合部を有し、上記ハンマー本体が上記第1の係合部と
係合可能な第2の係合部を有し、上記第1の係合部が弾
性変形して上記第2の係合部と係合することにより、上
記ハンマー・ホルダーと上記ハンマー本体とを着脱自在
に係合するものとすることができる。
マー本体とは、本発明のうち請求項4に記載の発明のよ
うに、上記ハンマー・ホルダーが弾性変形可能な第1の
係合部を有し、上記ハンマー本体が上記第1の係合部と
係合可能な第2の係合部を有し、上記第1の係合部が弾
性変形して上記第2の係合部と係合することにより、上
記ハンマー・ホルダーと上記ハンマー本体とを着脱自在
に係合するものとすることができる。
【0023】従って、本発明のうち請求項4に記載の発
明によれば、樹脂製のハンマー・ホルダーの第1の係合
部の弾性変形作用を利用して、当該第1の係合部とハン
マー本体の第2の係合部との係合を行っているため、ハ
ンマー・ホルダーとハンマー本体との着脱が一層容易と
なる。
明によれば、樹脂製のハンマー・ホルダーの第1の係合
部の弾性変形作用を利用して、当該第1の係合部とハン
マー本体の第2の係合部との係合を行っているため、ハ
ンマー・ホルダーとハンマー本体との着脱が一層容易と
なる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明による鍵盤装置におけるハンマーの実施の形態を詳
細に説明するものとする。
発明による鍵盤装置におけるハンマーの実施の形態を詳
細に説明するものとする。
【0025】図2には、本発明による鍵盤装置における
ハンマーの第1の実施の形態による分解斜視図が示され
ている。
ハンマーの第1の実施の形態による分解斜視図が示され
ている。
【0026】即ち、ハンマー10は、重い質量体である
鉛や鉄などの金属製のハンマー本体12と、樹脂製のハ
ンマー・ホルダー14とを有して構成されている。
鉛や鉄などの金属製のハンマー本体12と、樹脂製のハ
ンマー・ホルダー14とを有して構成されている。
【0027】ここで、ハンマー本体12は、全体がクラ
ンク状に曲折されており、一方の端部12a(以下、
「後方端部12a」と称する。)側には係合部としての
貫通孔12bが穿設されており、他方の端部12c(以
下、「前方端部12c」と称する。)には膨出部12d
が形成されている。
ンク状に曲折されており、一方の端部12a(以下、
「後方端部12a」と称する。)側には係合部としての
貫通孔12bが穿設されており、他方の端部12c(以
下、「前方端部12c」と称する。)には膨出部12d
が形成されている。
【0028】次に、図3に示す図2とは反対方向から見
た場合のハンマー・ホルダー14の斜視図を併せて参照
しながら、ハンマー・ホルダー14の構成を説明する
と、ハンマー・ホルダー14は開口部14aを備えた中
空箱状に形成されており、開口部14aからハンマー本
体12の後方端部12aをハンマー・ホルダー14内に
挿入した際に、ハンマー本体12の後方端部12aがハ
ンマー・ホルダー14内に緊密に嵌挿可能に寸法設定さ
れている。
た場合のハンマー・ホルダー14の斜視図を併せて参照
しながら、ハンマー・ホルダー14の構成を説明する
と、ハンマー・ホルダー14は開口部14aを備えた中
空箱状に形成されており、開口部14aからハンマー本
体12の後方端部12aをハンマー・ホルダー14内に
挿入した際に、ハンマー本体12の後方端部12aがハ
ンマー・ホルダー14内に緊密に嵌挿可能に寸法設定さ
れている。
【0029】また、ハンマー・ホルダー14は、ハンマ
ー10を鍵盤装置(図示せず)内に組み込んだ際に、上
壁部14bよりも下壁部14cの方がハンマー本体12
の前方端部12c側に延長するように形成されている。
ー10を鍵盤装置(図示せず)内に組み込んだ際に、上
壁部14bよりも下壁部14cの方がハンマー本体12
の前方端部12c側に延長するように形成されている。
【0030】そして、ハンマー・ホルダー14の一方の
側壁部は、縁部のみ残して除去されている。一方、ハン
マー・ホルダー14の他方の側壁部14dには、弾性変
形可能な舌片14eが切り欠いて形成されている。この
舌片14eの内面には係合部としての突出部14fが形
成されており、舌片14eの外面には把持部14gが張
り出し形成されている。
側壁部は、縁部のみ残して除去されている。一方、ハン
マー・ホルダー14の他方の側壁部14dには、弾性変
形可能な舌片14eが切り欠いて形成されている。この
舌片14eの内面には係合部としての突出部14fが形
成されており、舌片14eの外面には把持部14gが張
り出し形成されている。
【0031】なお、舌片14eおよび舌片14eに形成
された突出部14fとハンマー本体12の貫通孔12b
とは、ハンマー本体14がハンマー・ホルダー12内に
嵌挿された際に、舌片14eに形成された突出部14f
が貫通孔12b内に位置されるように寸法設定されてい
る。
された突出部14fとハンマー本体12の貫通孔12b
とは、ハンマー本体14がハンマー・ホルダー12内に
嵌挿された際に、舌片14eに形成された突出部14f
が貫通孔12b内に位置されるように寸法設定されてい
る。
【0032】また、側壁部14dの後方端部14h側に
は、矩形状の貫通孔14iが形成されており、この貫通
孔14iの後方側縁部には、例えば、マイナス・ドライ
バー100(図4参照)の先端部100a(図4参照)
が嵌入可能な凹部14jが形成されている。
は、矩形状の貫通孔14iが形成されており、この貫通
孔14iの後方側縁部には、例えば、マイナス・ドライ
バー100(図4参照)の先端部100a(図4参照)
が嵌入可能な凹部14jが形成されている。
【0033】さらに、ハンマー・ホルダー14の下壁部
14cは後方に延長するように形成されており、図示し
ない鍵盤シャーシ側に形成されたU溝部(図1における
U溝部2eに相当する。)内に回動自在に支持される回
動支持部として回動軸14kが形成されているととも
に、図示しない鍵のアクチュエータ(図1におけるアク
チュエータ1bに相当する。)が当接するアクチュエー
タ受け部14lが形成されている。
14cは後方に延長するように形成されており、図示し
ない鍵盤シャーシ側に形成されたU溝部(図1における
U溝部2eに相当する。)内に回動自在に支持される回
動支持部として回動軸14kが形成されているととも
に、図示しない鍵のアクチュエータ(図1におけるアク
チュエータ1bに相当する。)が当接するアクチュエー
タ受け部14lが形成されている。
【0034】また、アクチュエータ受け部14lの下部
により、各鍵に対応してスイッチ基板に設けられた鍵ス
イッチを押下するようになっている(図示せず)。
により、各鍵に対応してスイッチ基板に設けられた鍵ス
イッチを押下するようになっている(図示せず)。
【0035】以上の構成において、ハンマー本体12と
ハンマー・ホルダー14とからハンマー10を構成する
には、ハンマー・ホルダー14の開口部14aからハン
マー本体12の後方端部12aを挿入し、ハンマー・ホ
ルダー14内にハンマー本体12の後方端部12aを嵌
挿する。この際に、舌片14eの突出部14fと後方端
部12aとが当接すると、舌片14eが弾性変形作用に
より外側へ撓むので、ハンマー・ホルダー14内への後
方端部12aの嵌挿が阻害されることはない。そして、
ハンマー本体12の貫通孔12bが、舌片14eの突出
部14fと対応する位置に到達したときに、舌片14e
は弾性変形作用により原位置に復帰して突出部14fが
ハンマー本体12の貫通孔12b内に嵌入し、突出部1
4fと貫通孔12bとが係合する。
ハンマー・ホルダー14とからハンマー10を構成する
には、ハンマー・ホルダー14の開口部14aからハン
マー本体12の後方端部12aを挿入し、ハンマー・ホ
ルダー14内にハンマー本体12の後方端部12aを嵌
挿する。この際に、舌片14eの突出部14fと後方端
部12aとが当接すると、舌片14eが弾性変形作用に
より外側へ撓むので、ハンマー・ホルダー14内への後
方端部12aの嵌挿が阻害されることはない。そして、
ハンマー本体12の貫通孔12bが、舌片14eの突出
部14fと対応する位置に到達したときに、舌片14e
は弾性変形作用により原位置に復帰して突出部14fが
ハンマー本体12の貫通孔12b内に嵌入し、突出部1
4fと貫通孔12bとが係合する。
【0036】これにより、ハンマー本体12とハンマー
・ホルダー14とが容易に抜け落ちないように結合さ
れ、ハンマー10が構成されることになる。
・ホルダー14とが容易に抜け落ちないように結合さ
れ、ハンマー10が構成されることになる。
【0037】そして、経年使用などによりハンマー10
を廃棄する際には、図4に示すように、指先などにより
把持部14gを図4上矢印A方向に引っ張って撓ませ
て、突出部14fと貫通孔12bとの係合を解除すると
ともに、マイナス・ドライバー100の先端部100a
をハンマー・ホルダー14の凹部14j内に嵌入して図
4上矢印B方向に移動させることにより、ハンマー・ホ
ルダー14内からハンマー本体12を引き抜く動作を行
う。
を廃棄する際には、図4に示すように、指先などにより
把持部14gを図4上矢印A方向に引っ張って撓ませ
て、突出部14fと貫通孔12bとの係合を解除すると
ともに、マイナス・ドライバー100の先端部100a
をハンマー・ホルダー14の凹部14j内に嵌入して図
4上矢印B方向に移動させることにより、ハンマー・ホ
ルダー14内からハンマー本体12を引き抜く動作を行
う。
【0038】このようにすると、金属製のハンマー本体
12と樹脂製のハンマー・ホルダー14とは簡単に分離
されるので、金属製のハンマー本体12と樹脂製のハン
マー・ホルダー14との再利用を容易に図ることができ
る。
12と樹脂製のハンマー・ホルダー14とは簡単に分離
されるので、金属製のハンマー本体12と樹脂製のハン
マー・ホルダー14との再利用を容易に図ることができ
る。
【0039】また、アウトサート成形加工やインサート
成形加工を用いることなしにハンマー10を構成できる
ので、製造コストの低減化を図ることができる。
成形加工を用いることなしにハンマー10を構成できる
ので、製造コストの低減化を図ることができる。
【0040】次ぎに、図5を参照しながら、本発明によ
る鍵盤装置におけるハンマーの第2の実施の形態を説明
する。
る鍵盤装置におけるハンマーの第2の実施の形態を説明
する。
【0041】即ち、図5には、本発明による鍵盤装置に
おけるハンマーの第2の実施の形態の分解斜視図が示さ
れている。なお、図2乃至図4に示す本発明による鍵盤
装置におけるハンマーの第1の実施の形態と同一あるい
は相当する構成には、図2乃至図4において用いた符号
と同一の符号を付して示すことにより、その詳細な構成
および作用の説明は省略する。
おけるハンマーの第2の実施の形態の分解斜視図が示さ
れている。なお、図2乃至図4に示す本発明による鍵盤
装置におけるハンマーの第1の実施の形態と同一あるい
は相当する構成には、図2乃至図4において用いた符号
と同一の符号を付して示すことにより、その詳細な構成
および作用の説明は省略する。
【0042】ここで、図2乃至図4に示す第1の実施の
形態によるハンマー10と図5に示す第2の実施の形態
によるハンマー100とは、ハンマー本体12とハンマ
ー・ホルダー14とを係合するための構成のみ相違す
る。
形態によるハンマー10と図5に示す第2の実施の形態
によるハンマー100とは、ハンマー本体12とハンマ
ー・ホルダー14とを係合するための構成のみ相違す
る。
【0043】即ち、ハンマー・ホルダー14の側壁部1
4dと対向する側壁部は縁部を含めて除去されており、
上壁部14bおよび下壁部14cの縁部には突起部14
0が形成されている。また、側壁部14dの突起部14
0と対向する部位には、貫通孔142が穿設されてい
る。
4dと対向する側壁部は縁部を含めて除去されており、
上壁部14bおよび下壁部14cの縁部には突起部14
0が形成されている。また、側壁部14dの突起部14
0と対向する部位には、貫通孔142が穿設されてい
る。
【0044】ここで、上壁部14bおよび下壁部14c
は、ハンマー・ホルダー14内にハンマー本体12が組
み込まれた際に、突起部140の内壁面から側壁部14
dまでの幅t内に、ハンマー本体12の幅Tの後方端部
12aが配置可能なように寸法設定されている。
は、ハンマー・ホルダー14内にハンマー本体12が組
み込まれた際に、突起部140の内壁面から側壁部14
dまでの幅t内に、ハンマー本体12の幅Tの後方端部
12aが配置可能なように寸法設定されている。
【0045】そして、側壁部14dには、ハンマー・ホ
ルダー14内にハンマー本体12が組み込まれた際に、
ハンマー本体12の貫通孔12bに挿通される位置決め
突出部144が形成されている。
ルダー14内にハンマー本体12が組み込まれた際に、
ハンマー本体12の貫通孔12bに挿通される位置決め
突出部144が形成されている。
【0046】以上の構成において、ハンマー本体12と
ハンマー・ホルダー14とからハンマー100を構成す
るには、ハンマー・ホルダー14の位置決め突出部14
4をハンマー本体12の貫通孔12bに挿通して、ハン
マー・ホルダー14内にハンマー本体12の後方端部1
2aを組み込む。この際に、上壁部14bおよび下壁部
14cに形成された突起部140が弾性変形し外側へ撓
むので、後方端部12aが突起部140を容易に乗り越
え、ハンマー・ホルダー14内への後方端部12aの嵌
挿が阻害されることはない。
ハンマー・ホルダー14とからハンマー100を構成す
るには、ハンマー・ホルダー14の位置決め突出部14
4をハンマー本体12の貫通孔12bに挿通して、ハン
マー・ホルダー14内にハンマー本体12の後方端部1
2aを組み込む。この際に、上壁部14bおよび下壁部
14cに形成された突起部140が弾性変形し外側へ撓
むので、後方端部12aが突起部140を容易に乗り越
え、ハンマー・ホルダー14内への後方端部12aの嵌
挿が阻害されることはない。
【0047】そして、ハンマー本体12の幅Tの後方端
部12aが、ハンマー・ホルダー14内の突起部140
の内壁面から側壁部14dまでの幅t内に位置すると、
突起部140が弾性変形作用により原位置に復帰し、ハ
ンマー・ホルダー14の突起部140とハンマー本体1
2の後方端部12aとが係合し、ハンマー本体12のハ
ンマー・ホルダー14内からの抜け止めがなされる。
部12aが、ハンマー・ホルダー14内の突起部140
の内壁面から側壁部14dまでの幅t内に位置すると、
突起部140が弾性変形作用により原位置に復帰し、ハ
ンマー・ホルダー14の突起部140とハンマー本体1
2の後方端部12aとが係合し、ハンマー本体12のハ
ンマー・ホルダー14内からの抜け止めがなされる。
【0048】これにより、ハンマー本体12とハンマー
・ホルダー14とが容易に抜け落ちないように結合さ
れ、ハンマー100が構成されることになる。
・ホルダー14とが容易に抜け落ちないように結合さ
れ、ハンマー100が構成されることになる。
【0049】そして、経年使用などによりハンマー10
0を廃棄する際には、マイナス・ドライバーの先端部を
ハンマー・ホルダー14の貫通孔142内に差し込ん
で、マイナス・ドライバーの先端部によりハンマー本体
12の後方端部12aをハンマー・ホルダー14から押
し出す動作を行う。
0を廃棄する際には、マイナス・ドライバーの先端部を
ハンマー・ホルダー14の貫通孔142内に差し込ん
で、マイナス・ドライバーの先端部によりハンマー本体
12の後方端部12aをハンマー・ホルダー14から押
し出す動作を行う。
【0050】こうすると、後方端部12aが突起部14
0を押圧して突起部140が弾性変形することになり、
後方端部12aが突起部140を乗り越えて、ハンマー
・ホルダー14の突起部140とハンマー本体12の後
方端部12aとの係合が解除され、金属製のハンマー本
体12と樹脂製のハンマー・ホルダー14とが分離され
る。
0を押圧して突起部140が弾性変形することになり、
後方端部12aが突起部140を乗り越えて、ハンマー
・ホルダー14の突起部140とハンマー本体12の後
方端部12aとの係合が解除され、金属製のハンマー本
体12と樹脂製のハンマー・ホルダー14とが分離され
る。
【0051】このように、金属製のハンマー本体12と
樹脂製のハンマー・ホルダー14とは簡単に分離される
ので、金属製のハンマー本体12と樹脂製のハンマー・
ホルダー14との再利用を容易に図ることができる。
樹脂製のハンマー・ホルダー14とは簡単に分離される
ので、金属製のハンマー本体12と樹脂製のハンマー・
ホルダー14との再利用を容易に図ることができる。
【0052】また、アウトサート成形加工やインサート
成形加工を用いることなしにハンマー100を構成でき
るので、製造コストの低減化を図ることができる。
成形加工を用いることなしにハンマー100を構成でき
るので、製造コストの低減化を図ることができる。
【0053】次ぎに、図6を参照しながら、本発明によ
る鍵盤装置におけるハンマーの第3の実施の形態を説明
する。
る鍵盤装置におけるハンマーの第3の実施の形態を説明
する。
【0054】即ち、図6には、本発明による鍵盤装置に
おけるハンマーの第3の実施の形態の分解斜視図が示さ
れている。なお、図2乃至図4に示す本発明による鍵盤
装置におけるハンマーの第1の実施の形態と同一あるい
は相当する構成には、図2乃至図4において用いた符号
と同一の符号を付して示すことにより、その詳細な構成
および作用の説明は省略する。
おけるハンマーの第3の実施の形態の分解斜視図が示さ
れている。なお、図2乃至図4に示す本発明による鍵盤
装置におけるハンマーの第1の実施の形態と同一あるい
は相当する構成には、図2乃至図4において用いた符号
と同一の符号を付して示すことにより、その詳細な構成
および作用の説明は省略する。
【0055】ここで、図2乃至図4に示す第1の実施の
形態によるハンマー10と図6に示す第3の実施の形態
によるハンマー200とは、ハンマー本体12とハンマ
ー・ホルダー14とを係合するための構成のみ相違す
る。
形態によるハンマー10と図6に示す第3の実施の形態
によるハンマー200とは、ハンマー本体12とハンマ
ー・ホルダー14とを係合するための構成のみ相違す
る。
【0056】即ち、ハンマー・ホルダー14の上壁部1
4bおよび下壁部14cには、弾性変形可能な舌片24
0が切り欠いて形成されている。この舌片240の内面
には係合部としての突出部242が形成されている。
4bおよび下壁部14cには、弾性変形可能な舌片24
0が切り欠いて形成されている。この舌片240の内面
には係合部としての突出部242が形成されている。
【0057】一方、ハンマー本体12の後方端部12a
の上壁部202および下壁部204には、係合部として
の凹部206が形成されている。
の上壁部202および下壁部204には、係合部として
の凹部206が形成されている。
【0058】ここで、ハンマー・ホルダー14の舌片2
40および舌片240に形成された突出部242とハン
マー本体12の凹部206とは、ハンマー本体12の後
方端部12aがハンマー・ホルダー14内に嵌挿された
際に、舌片240に形成された突出部242が凹部20
6内に位置されるように寸法設定されている。
40および舌片240に形成された突出部242とハン
マー本体12の凹部206とは、ハンマー本体12の後
方端部12aがハンマー・ホルダー14内に嵌挿された
際に、舌片240に形成された突出部242が凹部20
6内に位置されるように寸法設定されている。
【0059】以上の構成において、ハンマー本体12と
ハンマー・ホルダー14とからハンマー200を構成す
るには、ハンマー・ホルダー14の開口部14aからハ
ンマー本体12の後方端部12aを挿入し、ハンマー・
ホルダー14内に後方端部12aを嵌挿する。ここで、
舌片240の突出部242と後方端部12aとが当接す
ると、舌片240が弾性変形作用により外側へ撓むの
で、ハンマー・ホルダー14内への後方端部12aの嵌
挿が阻害されることはない。
ハンマー・ホルダー14とからハンマー200を構成す
るには、ハンマー・ホルダー14の開口部14aからハ
ンマー本体12の後方端部12aを挿入し、ハンマー・
ホルダー14内に後方端部12aを嵌挿する。ここで、
舌片240の突出部242と後方端部12aとが当接す
ると、舌片240が弾性変形作用により外側へ撓むの
で、ハンマー・ホルダー14内への後方端部12aの嵌
挿が阻害されることはない。
【0060】そして、ハンマー本体12の凹部206
が、舌片240の突出部242と対応する位置に到達し
たときに、舌片240は弾性変形作用により原位置に復
帰して突出部242が凹部206内に嵌入し、突出部2
42と凹部206とが係合する。
が、舌片240の突出部242と対応する位置に到達し
たときに、舌片240は弾性変形作用により原位置に復
帰して突出部242が凹部206内に嵌入し、突出部2
42と凹部206とが係合する。
【0061】これにより、ハンマー本体12とハンマー
・ホルダー14とが容易に抜け落ちないように結合さ
れ、ハンマー200が構成されることになる。
・ホルダー14とが容易に抜け落ちないように結合さ
れ、ハンマー200が構成されることになる。
【0062】そして、経年使用などによりハンマー20
0を廃棄する際には、ハンマー・ホルダー14内からハ
ンマー本体12を引っ張って抜き出す動作を行う。
0を廃棄する際には、ハンマー・ホルダー14内からハ
ンマー本体12を引っ張って抜き出す動作を行う。
【0063】そうすると、舌片240が弾性変形作用に
より外側へ撓んで突出部242と凹部206との係合が
解除され、ハンマー・ホルダー14内からハンマー本体
12を引き抜くことができる。
より外側へ撓んで突出部242と凹部206との係合が
解除され、ハンマー・ホルダー14内からハンマー本体
12を引き抜くことができる。
【0064】このように、金属製のハンマー本体12と
樹脂製のハンマー・ホルダー14とは簡単に分離される
ので、樹脂製のハンマー・ホルダーと金属製のハンマー
本体との再利用を容易に図ることができる。
樹脂製のハンマー・ホルダー14とは簡単に分離される
ので、樹脂製のハンマー・ホルダーと金属製のハンマー
本体との再利用を容易に図ることができる。
【0065】また、アウトサート成形加工やインサート
成形加工を用いることなしにハンマー200を構成でき
るので、製造コストの低減化を図ることができる。
成形加工を用いることなしにハンマー200を構成でき
るので、製造コストの低減化を図ることができる。
【0066】なお、このようにハンマー・ホルダー14
内にハンマー本体12を組み付けるようにすると、1種
類の樹脂製のハンマー・ホルダー14にさまざまな形状
や重さのハンマー本体12を組み付けることが可能とな
る。
内にハンマー本体12を組み付けるようにすると、1種
類の樹脂製のハンマー・ホルダー14にさまざまな形状
や重さのハンマー本体12を組み付けることが可能とな
る。
【0067】従って、ハンマーの製造工程においては、
例えば、図7に示すように、1種類の樹脂製のハンマー
・ホルダー14を用意しておくとともに、黒鍵用の形状
を備えた黒鍵用のハンマー本体120と白鍵用の形状を
備えた白鍵用のハンマー本体122とを用意しておくこ
とにより、黒鍵用のハンマーと白鍵用のハンマーとを作
り分けすることが容易となる。
例えば、図7に示すように、1種類の樹脂製のハンマー
・ホルダー14を用意しておくとともに、黒鍵用の形状
を備えた黒鍵用のハンマー本体120と白鍵用の形状を
備えた白鍵用のハンマー本体122とを用意しておくこ
とにより、黒鍵用のハンマーと白鍵用のハンマーとを作
り分けすることが容易となる。
【0068】また、例えば、図8に示すように、ハンマ
ー本体の形状や重さを当該ハンマー本体が配置される鍵
盤装置の音域に応じて徐々に変化させるようにして、低
音用のハンマー本体124と高音域のハンマー本体12
6とを複数種類用意しておくことにより、高音域ほどタ
ッチが軽くなるアコースティック・ピアノの演奏感を再
現することが可能なハンマーを容易に実現することがで
きる。
ー本体の形状や重さを当該ハンマー本体が配置される鍵
盤装置の音域に応じて徐々に変化させるようにして、低
音用のハンマー本体124と高音域のハンマー本体12
6とを複数種類用意しておくことにより、高音域ほどタ
ッチが軽くなるアコースティック・ピアノの演奏感を再
現することが可能なハンマーを容易に実現することがで
きる。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、重い質量体である鉛や鉄などの金属材料と
樹脂材料とを組み合わせてハンマーを構成する際に、樹
脂材料により構成された部材と金属材料により構成され
た部材との分離が容易になり、各材料の再利用性を向上
させることができるという優れた効果を奏する。
ているので、重い質量体である鉛や鉄などの金属材料と
樹脂材料とを組み合わせてハンマーを構成する際に、樹
脂材料により構成された部材と金属材料により構成され
た部材との分離が容易になり、各材料の再利用性を向上
させることができるという優れた効果を奏する。
【0070】また、本発明は、以上説明したように構成
されているので、アウトサート成形加工やインサート成
形加工を用いることなくハンマーを構成することができ
るようになり、製造コストの低減化を図ることができる
という優れた効果を奏する。
されているので、アウトサート成形加工やインサート成
形加工を用いることなくハンマーを構成することができ
るようになり、製造コストの低減化を図ることができる
という優れた効果を奏する。
【図1】従来の構造のハンマーを備えた鍵盤装置を示す
一部断面側面説明図である。
一部断面側面説明図である。
【図2】本発明による鍵盤装置におけるハンマーの第1
の実施の形態を示す分解斜視図である。
の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図3】図2とは反対方向から見た場合のハンマー・ホ
ルダーの斜視図である。
ルダーの斜視図である。
【図4】ハンマー本体とハンマー・ホルダーとを分離す
る場合の動作を示す説明図である。
る場合の動作を示す説明図である。
【図5】本発明による鍵盤装置におけるハンマーの第2
の実施の形態を示す分解斜視図である。
の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図6】本発明による鍵盤装置におけるハンマーの第3
の実施の形態を示す分解斜視図である。
の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図7】黒鍵用のハンマーと白鍵用のハンマーとの作り
分けを示す説明図である。
分けを示す説明図である。
【図8】高音域ほどタッチが軽くなるアコースティック
・ピアノの演奏感を再現することが可能なハンマーを示
す説明図である。
・ピアノの演奏感を再現することが可能なハンマーを示
す説明図である。
10、100、200 ハンマー 12、120、122、124、126 ハンマー本
体 12b 貫通孔 14 ハンマー・ホルダー 14e 舌片 14f 突出部 14k 回動軸 14l アクチュエータ受け部 140 突起部 144 位置決め突出部 206 凹部 240 舌片 242 突出部
体 12b 貫通孔 14 ハンマー・ホルダー 14e 舌片 14f 突出部 14k 回動軸 14l アクチュエータ受け部 140 突起部 144 位置決め突出部 206 凹部 240 舌片 242 突出部
Claims (4)
- 【請求項1】 鍵盤装置に配設され、鍵盤装置の鍵の押
鍵・離鍵に伴い連動する鍵盤装置におけるハンマーにお
いて、 鍵盤装置の鍵盤シャーシに対して回動自在に支持される
回動支持部を備えた樹脂製のハンマー・ホルダーと、 前記ハンマー・ホルダーに着脱自在に係合された金属製
のハンマー本体とを有することを特徴とする鍵盤装置に
おけるハンマー。 - 【請求項2】 請求項1記載の鍵盤装置におけるハンマ
ーにおいて、 前記ハンマー・ホルダーは、前記鍵の押鍵・離鍵に伴い
連動するアクチュエータと当接するアクチュエータ受け
部を有することを特徴とする鍵盤装置におけるハンマ
ー。 - 【請求項3】 請求項1または2のいずれか1項に記載
の鍵盤装置におけるハンマーにおいて、 着脱自在に係合された前記ハンマー・ホルダーと前記ハ
ンマー本体とは、前記ハンマーが前記鍵の押鍵・離鍵に
伴い連動する際には、前記ハンマー・ホルダーから前記
ハンマー本体が外れることがなく、前記ハンマー・ホル
ダーから前記ハンマー本体を取り外すための所定の動作
を行った際にのみ、前記ハンマー・ホルダーから前記ハ
ンマー本体を取り外し可能であることを特徴とする鍵盤
装置におけるハンマー。 - 【請求項4】 請求項1、2または3のいずれか1項に
記載の鍵盤装置におけるハンマーにおいて、 前記ハンマー・ホルダーは弾性変形可能な第1の係合部
を有し、 前記ハンマー本体は前記第1の係合部と係合可能な第2
の係合部を有し、 前記第1の係合部が弾性変形して前記第2の係合部と係
合することにより、前記ハンマー・ホルダーと前記ハン
マー本体とを着脱自在に係合することを特徴とする鍵盤
装置におけるハンマー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9068960A JPH10254432A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 鍵盤装置におけるハンマー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9068960A JPH10254432A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 鍵盤装置におけるハンマー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10254432A true JPH10254432A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13388763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9068960A Pending JPH10254432A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 鍵盤装置におけるハンマー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10254432A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006003495A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
| US7141729B2 (en) * | 2003-05-16 | 2006-11-28 | Roland Corporation | Hammer keyboard system and chassis |
| DE102010031394B4 (de) | 2009-07-17 | 2022-04-28 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Hammer für elektronisches Tasteninstrument |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP9068960A patent/JPH10254432A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7141729B2 (en) * | 2003-05-16 | 2006-11-28 | Roland Corporation | Hammer keyboard system and chassis |
| JP2006003495A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
| DE102010031394B4 (de) | 2009-07-17 | 2022-04-28 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Hammer für elektronisches Tasteninstrument |
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