JPH10255193A - 誘導案内システム - Google Patents
誘導案内システムInfo
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- JPH10255193A JPH10255193A JP5331297A JP5331297A JPH10255193A JP H10255193 A JPH10255193 A JP H10255193A JP 5331297 A JP5331297 A JP 5331297A JP 5331297 A JP5331297 A JP 5331297A JP H10255193 A JPH10255193 A JP H10255193A
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Abstract
に誘導することができる誘導案内システムを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 目標物を示す第1のデータ、および、目
標物との相対位置を示す固有の第2のデータを記憶した
4つの素子10−1ないし10−4が、十字状に配置されて
いる。利用者がつえを動かすことにより、アンテナ32
が、二つの素子に順次接近すると、各素子からデータが
送信され、アンテナ32を介して携帯用受信装置40により
受信される。携帯用受信装置40においては、二つ素子に
共通する第1のデータに基づき目標物が特定され、二つ
の素子で異なる固有の第2のデータに基づき、つえを動
かした方向と目標物との相対角度が得られる。
Description
誘導案内システムに関するものであり、より詳細には、
視覚障害者を目的地に誘導する誘導案内システムに関す
るものである。
構内の施設の位置などを示す情報を提供する手段とし
て、壁面などに設置される掲示板、LEDなど表示素子
による案内表示機、或いは、音声による案内放送などが
利用されている。
を利用することは困難であり、また、健常者であって
も、掲示板、案内表示機などから必要な情報を探し出す
ことは、困難な場合がある。さらに、音声による案内放
送は、その情報を必要としない人を含む不特定の乗客
に、情報を伝達することになり、情報を必要としない人
には、単なる雑音となるという問題がある。
案内ではなく、情報を必要とする人に、個別に情報を伝
達するシステムが提案されている。たとえば、特開平4
−32891号公報には、盲人案内板など床面タイルの
下部に、第1のアンテナコイル、第1の変調復調部、お
よびデータメモリ部を備えた誘導案内データ発信手段
と、その先端に第2のアンテナ、第2の変調復調部など
が配置された盲人用つえと、第2のアンテナを介して第
2の変調復調部により得られた信号を、音声として再生
する音声変換装置とを備えた誘導案内システムが提案さ
れている。この盲人用つえは、利用者が保持し、また、
音声変換装置は、利用者の腰など所定の位置に携帯され
ている。
る盲人用つえが、誘導案内データ発信手段が配置された
床面タイルの付近を通過することにより、第2のアンテ
ナより電力供給用周波数の電波が、誘導案内データ発信
手段に与えられ、データメモリ内に記憶されたデータ
(アドレス値)を示す信号が、第1のアンテナコイルか
ら発信される。発信された信号は、第2のアンテナより
受信され、第2の変調復調部を介して、音声変換装置に
与えられる。音声変換装置には、音声ROMが設けら
れ、与えられたデータ(アドレス値)に基づき、音声R
OMから、音声データが出力され、このデータに対応す
る音声(たとえば、入口があること、ドアがあること、
階段があることなど)が、イヤホンなどの音声出力手段
から発せられる。
た誘導案内システムには、以下に述べるような問題点が
ある。すなわち、システムの利用者は、その付近に、入
口やドアなど所定の目標物が配置されていることを知る
ことができるが、目標物の位置する方向を把握すること
が不可能である。これは、利用者が移動した方向に、所
定の目標物が必ずしも存在しないことによる。たとえ
ば、「階段がある」旨の音声が、音声出力手段から発せ
られた場合であっても、必ずしも、階段が、利用者が移
動した方向の前方に存在するとは限らない。したがっ
て、上述したシステムを利用する視覚障害者は、最終的
には、歩行しながらつえを動かして、所定の目標物を探
り出さなければならないという問題点がある。
道、或いは、図書館など建物の構内などにおいても、上
述したシステムのみでは、目標物の方向を、利用者が把
握することが困難である。したがって、上述したシステ
ムを用いて、目標物まで、利用者を適切に誘導するため
には、誘導案内データ発信手段を、利用者が歩行する線
に沿って密に配置する必要があり、コストを増大させる
という問題点がある。
まで、利用者を適切に誘導することができる誘導案内シ
ステムを提供することにある。
標物に向かって所定の位置に、それぞれ離間して配置さ
れた少なくとも2つ以上の素子であって、それぞれが、
アンテナコイル、目標物を示す共通の第1のデータ、お
よび、目標物との相対位置を示す固有の第2のデータを
記憶したデータメモリ、並びに、データメモリに記憶さ
れたデータを送信するための送信手段を備え、所定の電
波により起動されて、データメモリに記憶されたデータ
に対応する電波を送信するように構成された、少なくと
も2つ以上の素子と、前記素子を起動するための電波を
供給し、前記素子からの電波を受信するアンテナと、前
記アンテナが受信した信号を受け入れ、素子からの信号
に含まれるデータのうち、第1のデータに基づき、目標
物を特定する目標物特定手段、前記受信した信号を受け
入れ、異なる2つの素子からの信号に含まれる2組のデ
ータのうち、それぞれに固有の第2のデータに基づき、
目標物に対する、アンテナが動かされた方向の相対角度
を算出して、目標物の位置する方向を特定する位置算出
手段、並びに、異なる2つの素子の電波をアンテナが順
次受け入れた場合には、前記目標物特定手段により特定
された目標物、および、前記位置算出手段により特定さ
れた目標物の位置する方向とに基づき、目標物およびそ
の方向を示すための音声を出力し、その一方、一つの素
子の電波のみをアンテナが受け入れた場合には、前記目
標物特定手段により特定された目標物を示す音声を出力
する出力手段を有する携帯用受信装置とを備えたことを
特徴とする誘導案内システムにより達成される。
とにより、該アンテナが順次接近した素子の順序を知る
ことができ、この順序にしたがって、目標物に対するア
ンテナが動いた方向の相対角度を知ることができる。こ
れにより、利用者は、簡単かつ適切に、目標物の位置す
る方向を知ることができる。
内システムは、目標物に向かって所定の位置に、それぞ
れ離間して配置された少なくとも2つ以上の素子であっ
て、それぞれが、アンテナコイル、目標物を示す共通す
る第1のデータ、および、目標物との相対位置を示す固
有の第2のデータを記憶したデータメモリ、並びに、デ
ータメモリに記憶されたデータを送信するための送信手
段を備え、所定の電波により起動されて、データメモリ
に記憶されたデータに対応する電波を送信するように構
成された、少なくとも2つ以上の素子と、前記素子を起
動するための電波を供給し、前記素子からの電波を受信
するアンテナと、前記アンテナが受信した信号を受け入
れ、素子からの信号に含まれるデータのうち、第1のデ
ータに基づき、目標物を特定する目標物特定手段、前記
受信した信号を受け入れ、異なる2つの素子からの信号
に含まれる2組のデータのうち、それぞれに固有の第2
のデータに基づき、目標物に対する、アンテナが動かさ
れた方向の相対角度を算出して、目標物の位置する方向
を特定する位置算出手段、利用者が到達すべき最終目標
物を特定する最終目標物特定手段、前記目標物特定手段
により特定された目標物、最終目標物特定手段により特
定された最終目標物、および、目標物を含む地図データ
に基づき、最終目標物までの誘導経路を算出する誘導経
路算出手段、前記位置算出手段により得られたアンテナ
が動かされた方向と、前記誘導経路との間の相対角度を
算出する誘導方向算出手段、並びに、異なる2つの素子
の電波をアンテナが順次受け入れた場合には、誘導方向
算出手段により得られた相対角度に基づき、利用者が移
動すべき方向を示す音声を出力し、その一方、一つの素
子の電波のみをアンテナが受け入れた場合には、目標物
特定手段により特定された目標物および誘導経路を示す
音声を出力する出力手段を有する携帯用受信装置とを備
えている。
で、アンテナが動くことにより、該アンテナが順次接近
した素子の順序を知ることができ、この順序にしたがっ
て、該目標物および地図データに基づき得られた誘導経
路に対するアンテナが動いた方向の相対角度を知ること
ができる。これにより、利用者は、より簡単かつ適切
に、自己が進行すべき方向を知ることができる。
案内システムは、さらに、目標物の付近のそれぞれに設
置された通信装置と、前記地図データを記憶する地図デ
ータ記憶手段を有し、前記通信装置との間で地図データ
を通信可能なホストコンピュータとを備え、携帯用受信
装置が、さらに、目標物を示すデータを、該目標物の付
近に設置された前記通信装置の何れかに送信する送信手
段と、前記何れかの通信装置を介して、前記ホストコン
ピュータから与えられた地図データを受信する受信手段
とを有している。
規模を大きくすることなく、また、処理の負荷を大きく
することなく、利用者を適切に最終目標物まで誘導する
ことが可能となる。
を出力するように構成されていてもよいし、文字或いは
画像にて、情報を出力するように構成されていても良
い。
明の実施の形態につき、詳細に説明を加える。第1の実
施の形態において、利用者のつえが接近した1つ或いは
2つの素子に基づき、目標物の方向を特定できるように
なっている。つえを利用する際に、つえが前後或いは左
右に振られ、これにより、障害物の有無が確認されるこ
とが多い。このため、利用者がつえを振ることにより、
2つの素子の情報を取り出し、これに基づき、つえが移
動した方向に対する目標物の相対位置を、利用者に知ら
せるようになっている。或いは、1つの素子の情報のみ
が得られた場合にも、これを利用して、近傍の目標物を
利用者に知らせるようになっている。
素子と、携帯用受信装置とから構成される。この実施の
形態において、複数の素子からなる素子群は、目標物の
近傍の床面に埋め込まれている。
る誘導案内システムを構成する素子の構成を示す図であ
る。図1に示すように、素子10は、所定のデータを記
憶したメモリ12と、メモリ12から読み出されたデー
タを変調するとともに、外部からの電波を復調する変調
復調装置14と、外部からの電波を受け入れるととも
に、素子10により得られた信号を発信するアンテナコ
イル16とを有している。メモリ12には、後述するよ
うに、2つのデータを有している。
用受信装置の構成を示す図である。図2に示すように、
つえ30の先端には、素子10のアンテナコイルとの間
で電波を送受信するためのアンテナ32が設けられてい
る。また、携帯用受信装置40は、変調復調装置42
と、アンテナ32および変調復調装置42を介して得ら
れた信号に基づき、所定の音声データを出力するROM
44と、ROM44から出力された音声データを受け入
れ、所定のアナログの音声信号を生成して、これを出力
する音響回路46と、携帯用受信装置40全体を制御す
る制御回路48とを有している。
えを動かした方向を基準に目標物の方向を案内する第1
のモード(杖動作基準モード)、利用者がつえを、利用
者からみて後方から前方に向かって動かすと仮定して、
目標物の方向を案内する第2のモード(前方モード)、
および、利用者がつえを、利用者からみて左側から右側
に動かすと仮定して目標物の方向を案内する第3のモー
ド(右向モード)の3つのモードの何れかにしたがっ
て、作動するようになっている。利用者は、スイッチな
どの入力装置(図示せず)を用いて、これらモードのう
ちの何れかを選択する。これにより、携帯用受信装置4
0は選択されたモードにしたがって作動するようにな
る。また、携帯用受信装置40のROM44は、素子1
0から送信されるデータに応答して、音声データを出力
するためのデータテーブルを備えている。このデータテ
ーブルには、後述するように、3つのモードのそれぞれ
に対応するデータテーブルが含まれる。
内システムを構成する素子群の配置を示す図である。図
3においては、素子群は、4つの素子から構成されてい
るが、これに限定されるものではなく、後述するように
2個以上の素子から構成することが可能である。図3に
示すように、素子10−1、10−2は、目標物、たと
えば、出口への進行方向に沿って、ほぼ直線(図3の破
線L1)上に配置されている。この実施の形態において
は、矢印B方向に目標物が位置していると考え、前者を
近接素子、後者を遠方素子と称する。さらに、近接素子
10−1と遠方素子10−2とを結ぶ線の中点で、この
線とほぼ直交する直線(図3の破線L2)上に、2つの
素子10−3、10−4が配置されている。素子10−
3は、目標物から見て左側に位置するため、左側素子と
称し、素子10−4は、目標物から見て右側に位置する
ため、右側素子と称する。
いし10−4のメモリ12には、それぞれ、共通の第1
のデータ401と、固有の第2のデータ402とが記憶
されている。第1のデータ401は、目標物の名称と、
目標物に対して素子群の設置された位置を示すデータと
を含んでいる。また、第2のデータ402は、素子群に
おける素子の相対位置を示すデータとを含んでいる。
の前にある場合には、第1のデータ401は、「出口」
の「前」であることを示している。その一方、素子10
−1ないし素子10−4の第2のデータ302は、それ
ぞれ、「近接していること」、「遠方にあること」、
「左にあること」および「右にあること」を示してい
る。目標物が階段であり、かつ、素子群が階段の下にあ
るばあいには、第1のデータ401は、「階段」の
「下」であることを示し、目標物が改札であり、かつ、
素子群が改札の内側にある場合には、第1のデータは、
「改札」の「内側」であることを示す。
作動につき、以下に説明する。
10−4の何れか一つに接近すると、つえ30の先端に
配置されたアンテナ32から発せられた電力供給用周波
数の電波が、素子10−1ないし10−4の何れか一つ
のアンテナコイル16に受信される。これに応答して、
素子においては、回路内に電力が供給され、メモリ12
に記憶されたデータが、変調復調装置14を介して、所
定の周波数の電波として、アンテナコイル16から発せ
られる。
は、つえ30に配置されたアンテナ32により受信さ
れ、変調復調装置42を介して、制御部48に与えられ
る。以下、制御部48にて実行される処理を説明する。
ここに、図5は、第1の実施の形態にかかる制御部48
において実行される処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、終了指示があるか否かを判断
する(ステップ501)。これは、利用者が、システム
による誘導が不要となったとき(たとえば、目標物にす
でに到達したとき、目標物の位置する方向をすでに知っ
ているとき)に、利用者が受信装置に設けられたスイッ
チ(図示せず)を押下したときに、イエス(Y)と判断
される。
判断されると、次に、素子の情報を読み取ったか否かが
判断される(ステップ502)。このステップ502に
おいては、上述した素子10−1ないし10−4の何れ
かのアンテナコイル16からの電波が受信された場合
に、イエス(Y)と判断される。このステップにおいて
ノー(N)と判断された場合には、ステップ501に戻
る。
断されると、アンテナ32により受け入れられた電波に
基づくデータが、ワークメモリ(図示せず)の第1のメ
モリ領域に一時的に記憶される(ステップ503)。次
に、予め定められた時間内に、次の素子(素子10−1
ないし10−4の何れか)の情報を読み取ったか否かが
判断される(ステップ504)。この予め定められた時
間は、素子の間隔および利用者の振るつえの速度などに
応じて定めておけば良い。
れた場合には、アンテナ32により受け入れられた電波
に基づくデータが、ワークメモリ(図示せず)の第2の
メモリ領域に一時的に記憶される(ステップ505)。
次いで、第1の領域に記憶されたデータおよび第2の領
域に記憶されたデータの共通部分のデータ値が等しいか
否かが判断される(ステップ506)。
に、素子から与えられるデータには、それぞれ、4つの
素子に共通の第1のデータと、固有の第2のデータが含
まれる(図3参照)。したがって、ステップ506にお
いては、第1の領域および第2の領域のそれぞれに記憶
されたデータのうち、第1のデータに相当する部分のデ
ータ値を比較する。ステップ506においてノー(N)
と判断された場合には、第2のメモリ領域に記憶された
データを第1のメモリ領域に移動して(ステップ50
7)、ステップ504に戻る。
エス(Y)と判断された場合には、第1のメモリ領域に
記憶されたデータおよび第2のメモリ領域に記憶された
データの固有の部分が異なるか否かが判断される(ステ
ップ508)。前述したように、素子から与えられるデ
ータには、それぞれ、4つの素子に共通の第1のデータ
と、固有の第2のデータが含まれる(図3参照)。した
がって、ステップ508においては、第1の領域および
第2の領域のそれぞれに記憶されたデータのうち、第2
のデータに対応する部分のデータ値を比較する。このス
テップ508において、イエス(Y)と判断された場合
には、予め設定されたモード、および、第1のメモリ領
域および第2のメモリ領域に記憶されたデータを基づ
き、第1の案内文に対応する音声データを生成する(ス
テップ509)。
生成につき、以下に詳細に説明する。ここに、図6は、
利用者のつえが移動する方向と目標物との関係を説明す
る図、図7は、携帯用受信装置のROM44の所定の領
域に記憶されたデータテーブルを説明する図である。
て、つえの動く方向に対する目標物の相対位置が特定さ
れ得る。以下、つえの動きを基準とした場合につき、説
明を加える。つえ30が、近接素子10−1から遠方素
子10−2に向かって移動した場合(図6の矢印60
1)には、このつえの動く方向に対して、後方に目標物
が位置する。これに対して、つえ30が、遠方素子10
−2から近接素子10−1に向かって移動した場合(矢
印604)には、つえの動く方向に対して、前方に目標
物が位置する。また、つえ30が、近接素子10−1か
ら左側素子10−3に向かって移動した場合(矢印60
2)には、つえの動く方向の左後方(約135°の向
き)に目標物が位置し、その一方、つえ30が、左側素
子10−3から近接素子10−1に向かって移動した場
合(矢印607)には、右前方(約45°の向き)に目
標物が位置する。
物の相対位置が特定されるため、利用者がつえを前後に
動かす場合、或いは、利用者がつえを左から右に向かっ
て動かす場合にも、利用者に対する目標物の相対位置が
特定され得る。
め設定されたモードと、第1のメモリ領域に記憶された
データのうちの固有の情報である第2のデータおよび第
2のメモリ領域に記憶されたデータのうちの固有の情報
である第2のデータとに基づき、ROMの所定の領域に
設けられたデータテーブルから読み出すデータを決定し
ている。
るデータテーブルを示す図である。図7に示すように、
データテーブルには、第1のモード(杖動作基準モー
ド)、第2のモード(前方モード)および第3のモード
(右向モード)のそれぞれにおいて、第1のメモリ領域
のデータおよび第2のメモリ領域のデータに対応する案
内文を示すデータが格納されている。
モードであり、かつ、つえ30が矢印601の向きに動
かされ、その結果、図7に示すように、第1のメモリ領
域に関連する第2のデータが、「近接していること」を
示し、さらに、第2のメモリ領域に関連する第2のデー
タが、「遠方にあること」を示す場合には、「杖を動か
した方向の後方」という内容のデータが選択される(図
7の符号701参照)。これに対して、第2のモードが
予め設定されており、かつ、上述したようにつえ30が
動かされた場合には、「あなたの後方」という内容のデ
ータが選択される(図7の符号702参照)。
つ、つえ30が矢印603の向きに動かされ、その結
果、第1のメモリ領域に関連する第2のデータが、「近
接していること」を示し、さらに、第2のメモリ領域に
関連する第2のデータが、「左にあること」を示してい
る場合には、「あなたの左前方」に対応するデータが選
択される(図7の符号703参照)。
いは604ないし612の向きに動かされた場合にも、
これに応答して、かつ、設定されたモードにしたがっ
て、所定のデータが選択されることが理解できるであろ
う。
4の所定の領域のデータテーブル中のデータが選択され
た後に、第1の案内文に対応する音声データが生成され
る。より詳細には、第1のメモリ領域に記憶された第1
のデータ、データテーブルにより選択されたデータなど
に基づき得られた音声データを、順次音響回路46に出
力する。すなわち、上記第1のデータに基づく「目標
物」を示す音声データ、データテーブルにより選択され
た「杖を動かした方向の○○方(○○側)」或いは「あ
なたの××方(××側)」という音声データ、さらに
は、これらの語句をつなぐための副詞や動詞を示す音声
データが読み出されて、最終的な第1の案内文が生成さ
れる。
は、「**(目標物)は杖を動かした方向の○○方(○
○側)です」というものとなり、第2のモード或いは第
3のモードにおいては、「**(目標物)はあなたの×
×方(××側)です」というものとなる。
ードにて作動しており、且つ、出口の前に設置された素
子の上で、つえ30が矢印601の向きに動かされ、そ
の結果、図7に示すように、データテーブルから「杖を
動かした方向の後方」に対応するデータが選択される
(図7の符号701参照)ことを考える。この場合に
は、「出口は杖を動かした方向の後方です。」という語
句に対応するデータが、順次、制御部42から音響回路
46に与えられる。したがって、利用者は、イヤホンE
Pを介して、上記語句に対応する音声を聴くことがで
き、これにより、目標物である出口の位置を把握するこ
とが可能となる。
ると、制御部48は、ワークメモリの第1のメモリ領域
および第2のメモリ領域をリセットして(ステップ51
2)、ステップ501に戻る。
は、2つの素子に、つえが順次接近することにより、つ
えを動かした方向からみて(第1のモード)、或いは、
利用者から見て(第2のモード或いは第3のモード)、
どの方向に目標物が位置しているかを示す出力を得るこ
とが可能となる。なお、上述した案内文は、例示したも
のにすぎず、他の文章により、目標物が位置する方向を
示しても良いことは明らかである。
8においてノー(N)と判断された場合につき説明を加
える。このような場合、利用者の装置(つえおよび携帯
用受信装置)が異なる素子からの電波を受け入れること
ができなかったため、目標物の方向を特定することな
く、第2の案内文に対応するデータが生成される(ステ
ップ510)。より詳細には、第1のメモリ領域に記憶
された第1のデータに基づく、目標物を示す音声データ
などが、順次音響回路46に出力される。
物の名称(たとえば、出口、階段、改札など)および素
子群が設置された位置(前、下、内側など)を示すデー
タが含まれる。したがって、第2の案内文は、「ここは
**(目標物)の□□(素子群が設置された位置)で
す」というものとなる。
上で、つえ30が遠方素子のみに接近したことを考え
る。このときに、図5のステップ504にてノー(N)
と判断されて、ステップ510の処理が実行される。ス
テップ510においては、「ここは改札の内側です」と
いう語句に対応するデータが、順次、制御部42から音
響回路46に与えられる。したがって、利用者は、イヤ
ホンEPを介して、上記語句に対応する音声を聴くこと
ができ、これにより、目標物を特定するとともに、ある
程度、利用者自身の位置を把握することが可能となる。
リに記憶された第1のデータにより目標物が特定され、
第2のデータにより、つえが移動した方向に対する目標
物の相対位置、最終的には、利用者に対する目標物の相
対位置を得ることができる。したがって、利用者は、目
標物の位置を適切に把握することが可能となる。
対して設けられた素子群が4つの素子からなる場合につ
き説明を加えたが、素子群は、2つ、3つ、5つ、或い
は、それ以上であっても良い。図8に、素子群が2つな
いし5つである場合の素子の配列の例を示し、図9ない
し図11に、素子数に対応して、携帯用受信装置40の
ROM44に設けるべきデータテーブルを示す。
ら構成される場合は、たとえば、標物に向かう直線の両
側であって、この直線と垂直に交差する直線上に、2つ
の素子を配置したもの(以下、場合により「平行型」と
称する。)、目標物に向かうほぼ直線上に2つの素子が
配置されたもの(以下、場合により「直線型」と称す
る。)が考えられる。また、3つの素子から構成される
場合には、たとえば、目標物に向かう直線上の一点か
ら、目標物に近接する方向に120°の角度間隔で、3
つの素子が配置されたもの(以下、場合により「逆三角
形型」と称する。)、目標物に向かう直線上の一点か
ら、目標物に向かう直線上の一点から、目標物から遠ざ
かる方向に120°の角度間隔で、3つの素子が配置さ
れたもの(以下、場合により「順三角形型」と称す
る。)が考えられる。さらに、5つの素子から構成され
る場合には、目標物に向かう直線上に2つ素子と、これ
と直交する直線上に2つの素子と、中央の1つの素子と
が配置されたものが考えられる。これら素子の各々のメ
モリ12にも、第1のデータと第2のデータとが記憶さ
れている。
は、これらのうちの何れかの一種類のものを、各目標物
の近傍に配置してもよいし、数種類のものを混在させ
て、各目標物の近傍に配置してもよい。
素子群および直線型の素子群が、目標物の近傍に配置さ
れているような誘導案内システムにて、携帯用受信装置
40のROM44に設けられるデータテーブルを示す図
である。また、図10(a)、(b)は、それぞれ、逆
三角形型および順三角形型の素子群の場合に、ROM4
4に設けられるデータテーブルを示し、図11は、素子
群が5つの素子から構成される場合のデータテーブルを
示す。図9ないし図11に示すデータテーブルを、携帯
用受信装置のROM44に予め記憶しておくことによ
り、4つの素子以外の素子群が誘導案内システムにて用
いられる場合にも、適切な案内文を出力することが可能
となる。
々の目標物の近傍に配置されている場合につき、説明を
加える。この場合には、素子のメモリ12に記憶される
第1のデータに、素子群の配列を示す配列データが含ま
れる。たとえば、図8に示すように、平行型、直線型、
逆三角形型および順三角形型を示す配列データのデータ
値を、それぞれ、21、22、31および32に設定
し、4個、および、5個の素子から構成されることを示
す配列データを、それぞれ、40および50に設定すれ
ば良い。また、携帯用受信装置40には、図9ないし図
11のデータテーブルの全てが備えられる。携帯用受信
装置40においては、素子のメモリ12に記憶されたデ
ータを、アンテナを介して受け入れた後に、第1のデー
タ中の配列データを参照して、使用すべきデータテーブ
ルを選択すればよい。他の処理は、図5に示すものと同
様である。
明を加える。この実施の形態においては、携帯用受信装
置が、目的地、すなわち、最終的な目標物の位置および
該目標物までの経路を把握し、これを利用者に伝達する
ことにより、利用者を目的地(最終的な目標物)に誘導
案内するようになっている。
標物に対応する4つの素子(近接素子、遠方素子、左側
素子および右側素子)の配置、素子の構成、並びに、素
子のメモリに記憶されるデータなどは、第1の実施の形
態のものと同様である。図12は、第2の実施の形態に
かかるつえおよび携帯用受信装置の構成を示すブロック
ダイヤグラムである。この実施の形態において、つえ3
0は、第1の実施の形態のものと同様である。
かかる携帯用受信装置90は、マイクMCからの音声信
号をディジタルの音声データに変換するA/D変換器、
ディジタル音声信号をアナログ信号に変換するD/A変
換器、および、増幅器などを有する音響回路92と、音
響回路92から与えられる音声データに基づき、マイク
MCに与えられた音声を認識する音声認識回路94と、
つえ30のアンテナ32により受け入れられた電波を復
調し、また、所定の信号を変調して、アンテナ32から
発するべき電波を得る変調復調器42と、ROM44
と、制御部48と、制御部48に接続されたCD−RO
Mドライバ96とを有している。なお、変調復調器4
2、ROM44、制御部48は、制御部48にて実行さ
れる処理をのぞき、第1の実施の形態のものと同様であ
る。さらに、CD−ROMドライバ96は、たとえば、
駅構内の改札口、階段、プラットホームなどの位置や通
路の配置などを記述した地図データを収容したCD−R
OMのデータを読み出すようになっている。また、この
携帯用受信装置90は、前述した3つのモードの何れか
にて作動することができる。
作動につき、以下に説明を加える。
案内システムの携帯用受信装置90での処理の概略を示
すフローチャートである。図13に示すように、利用者
が携帯用受信装置90の所定のボタン(図示せず)など
を押下することにより、装置90が誘導モードにて作動
する(ステップ1301でイエス(Y))。次いで、利
用者が、マイクMCを介して、自己の目的地(最終的な
目標物)を入力する(ステップ1302)。携帯用受信
装置90の音響回路92のA/D変換器により、入力さ
れた音声信号は、ディジタルデータに変換され、これら
データが、音声認識回路94に与えられる。また、利用
者は、マイクMCを介して、現在位置を入力する。或い
は、床面に配置された何れかの素子の電波を受信した場
合には、携帯用受信装置90が、素子からのデータのう
ち、該素子に隣接する目標物を示す第1のデータに基づ
き、現在位置を決定しても良い。
などに基づき、目的地(最終的な目標物)および現在位
置が特定されると、制御部48は、CD−ROMドライ
バ96を起動し、CD−ROMドライバ96に設置され
たCD−ROMに記憶された、目的地(最終的な目標
物)への誘導に必要な地図データを読み出す(ステップ
1303)。
ナ32が、床面に配置された素子からの電波を受信した
か否かが判断される(ステップ1304)。ステップ1
304においてノー(N)と判断された場合には、再
度、ある素子に関連するデータが得られるまで、ステッ
プ1304を繰り返す。
ス(Y)と判断された場合には、さらに、所定の時間内
に、異なる素子からの電波を受信したか否かが判断され
る(ステップ1305)。より具体的には、図5におい
て説明した処理のステップ502ないしステップ508
と同様に、異なる2つの素子に関連するデータが得られ
たときに、ステップ1305においてイエス(Y)と判
断される。
断された場合には、次いで、得られたデータに基づき、
利用者の位置およびつえ30が動いた方向を検出する
(ステップ1306)。このステップ1306における
処理は、第1の実施の形態において、目標物のつえが動
いた方向に対する相対位置(或いは目標物の利用者に対
する相対位置)を検出する処理と類似している。すなわ
ち、制御部48は、そのメモリに共通する第1のデータ
を記憶している4つの素子の組のうち、最初につえ30
が接近して、そのメモリに記憶されたデータを送信した
素子に関連するデータ、次につえ30が接近して、その
メモリに記憶されたデータを送信した素子に関連するデ
ータに基づき、利用者の位置およびつえの動いた方向を
検出する。
現在位置から目的地(最終的な目標物)までの誘導経路
を得る(ステップ1307)。その後、制御部48は、
つえの動いた方向と利用者の現在位置から延びる誘導経
路との相対角度を算出し、これに応じた案内文を作成す
る(ステップ1308)。さらに、目的地(最終的な目
標物)に到達したか否かが判断され(ステップ130
9)、到達していない場合には、ステップ1304に戻
り、到達した場合には、処理を終了する。
ノー(N)と判断された場合、すなわち、一つの素子に関
連するデータしか得られなかった場合、或いは、データ
を受信した2つの素子が同一であった場合には、ステッ
プ1310に進む。
て説明したステップ510と同様の処理が実行される。
すなわち、読み出された素子のデータのうち、素子に隣
接して配置された目標物(これは、最終的な目標物とは
限らない)を示す第1のデータにしたがって、所定の案
内文が作成され、これが音声にて再生される。第2の実
施の形態においては、2つの異なる素子のデータによっ
て、つえが動かされた方向と利用者の現在位置から延び
る誘導経路との相対角度を算出している。しかしなが
ら、2つの異なる素子のデータを読み出せない場合に
は、上記相対角度を算出できず、その結果、誘導経路を
示す案内文を作成することができないため、ステップ1
310の処理が実行される。すなわち、誘導経路の方向
を示すことはできないものの、得られた素子のデータに
基づき、素子の近傍に位置する目標物および利用者が進
むべき経路を大まかに知らせるようにしている。
述した処理を、より具体的に説明する。
90は、第2のモード(前方モード)にて作動している
ものとする。たとえば、利用者が、階段のふもとの位置
P1にて、最終的な目標物(出口)を入力した後に、利
用者のつえが振られて、つえが、素子100−1と素子
100−4とに、この順番で接近したと考える。この場
合に、制御部48により、つえが振られた方向(図15
(a)の矢印AA)の左後ろ側(135°)の方向に、
誘導経路RTが延びていること、および、つえが振られ
た方向の右後ろ(225°)の方向に階段があることが
検出される(図15(a)参照)。そこで、制御部48
は、「ここは階段の下です。目的地の出口へ行くには、
あなたの左後方に進んで下さい。」という内容の音声デ
ータを生成し、これに基づく音声を、音響回路92を介
して、イヤホンEPに与える。
手した情報に基づき、誘導経路RTに沿って歩行し、他
の階段のふもとの位置P2に到達した後に、利用者のつ
えが振られて、つえが、素子101−1と素子101−
2とに、この順番で接近したと考える。この場合には、
制御部48により、つえが振られた方向(図15(b)
の矢印BB)の前側(0°)の方向に、誘導経路RTが
延びていること、および、つえが振られた方向の後ろ側
(180°)の方向に階段があることが検出される(図
15(b)参照)。そこで、制御部48は、「ここは階
段の下です。目的地の出口へ行くには、あなたの前方に
進んで下さい。」という内容の音声データを生成し、こ
れに基づく音声を、音響回路92を介して、イヤホンE
Pに与える。
行し、トイレ(WC)の前であるP3に到達したときに
も、利用者のつえが接近した2つの素子に基づき、所定
の案内文に対応するデータが制御部48により生成さ
れ、これが、音響回路92を介して、イヤホンEPに与
えられる。最後に、利用者が、目的地(最終的な目標
物)である出口の付近P4に到達したときにつき説明す
る。
つえが振られて、つえが、素子103−2と素子103
−4とに、この順番で接近したと考える。この場合に
は、制御部48により、つえが振られた方向(図15
(c)の矢印CC)の右前側(315°)の方向に、誘
導経路RTが延び、その先に、目的地(最終的な目標
物)である出口が存在することが検出される(図15
(c)参照)。そこで、制御部48は、「ここは出口の
前です。あなたの右前方に進んでください。」という内
容の音声データを生成し、これに基づく音声を、音響回
路92を介して、イヤホンEPに与える。
口の付近P4に到達したときには、ステップ1309に
おいてイエス(Y)と判断されるため、上述した音声デ
ータが生成されて、音声にて案内がなされた後に、処理
が終了することが理解できるであろう。
て、利用者のつえが、誘導経路RT上に位置しない2つ
の素子に接近して、この素子に関連するデータが、携帯
用受信装置40に与えられた場合には、図13のステッ
プ1306において、利用者の位置およびつえが振られ
た方向を検出した後に、CD−ROMドライバ96によ
り再度CD−ROMに記憶された地図データを読みだ
し、これに基づき、新たな誘導経路を得ればよい。
られた目的地(最終的な目標物)および地図データによ
り、目的地(最終的な目標物)までの誘導経路が得ら
れ、かつ、利用者のつえが2つの素子に接近して、素子
内のメモリに記憶されたデータが得られ、これに基づ
き、利用者の位置、並びに、つえの振られた方向と誘導
経路との相対角度を得ることができる。したがって、こ
れらにより、利用者を、目的地(最終的な目標物)まで
適切に誘導することが可能となる。
明を加える。この実施の形態においても、携帯用受信装
置が、目的地(最終的な目標物)の位置および該目標物
までの経路を把握し、これを利用者に伝達することによ
り、利用者を目的地に誘導案内するようになっている。
標物に対応する4つの素子(近接素子、遠方素子、左側
素子および右側素子)の配置、素子の構成、並びに、素
子のメモリに記憶されるデータなどは、第2の実施の形
態のものと同様である。図16は、第3の実施の形態に
かかるつえ、携帯用受信装置、および、携帯用受信装置
との通信を実行する地上装置の構成を示すブロックダイ
ヤグラムである。この実施の形態において、つえ30
は、第1および第2の実施の形態のもの同様である。
る受信装置90の構成部分の同一の部分には、同じ番号
を付している。図16に示すように、第3の実施の形態
にかかる携帯用受信装置120は、マイクからの音声信
号をディジタルの音声データに変換するA/D変換器、
ディジタル音声信号をアナログ信号に変換するD/A変
換器、および、増幅器などを有する音響回路92と、音
響回路92から与えられる音声データに基づき、マイク
MCに与えられた音声を認識する音声認識回路94と、
つえ30のアンテナ32により受け入れられた電波を復
調し、また、所定の信号を変調して、アンテナ32から
発するべき電波を得る変調復調器42と、ROM44
と、制御部48と、第2のアンテナ124に接続された
送受信装置122とを有している。
の素子が配置された地点の付近の各々に、通信装置13
0−1ないし130−nが設けられ、かつ、ホストコン
ピュータ140と通信装置130−1ないし130−n
との間、および、携帯用受信装置120と通信装置13
0−1ないし130−nとの間が通信可能となってい
る。
30−1ないし130−nが配置されている領域および
その付近の構造物(たとえば、駅の改札口、階段、プラ
ットホーム)の位置や通路の位置などを記述した地図デ
ータを収容したデータファイル142と、必要に応じ
て、データファイル142から所定の地図データを読み
だし、これらを通信装置130−1ないし130−nに
与える制御部144とを有している。
作動につき、以下に説明を加える。図17は、第3の実
施の形態にかかる誘導案内システムの携帯用受信装置1
20にて実行される処理の概略を示すフローチャートで
ある。図17に示すように、この携帯用受信装置120
にて実行される処理は、図13に示すものとほぼ同様で
ある。したがって、特に、図13のフローチャートの処
理と異なる部分につき、より詳細に説明する。
ステップ1702は、図13のステップ1301および
ステップ1302に、それぞれ対応する。ステップ17
02において、利用者による目的地(最終的な目標物)
および現在位置の入力の後、携帯用受信装置120の音
声認識回路94により、利用者により与えられた音声が
認識される。或いは、現在位置は、床面に配置された何
れかの素子からのデータに基づき、決定されても良い。
部48は、送受信装置122を起動させて、目的地およ
び現在位置に関するデータを、第2のアンテナ124か
ら送信する。第2のアンテナ124から送信されたデー
タは、通信装置130−1ないし130−nのいずれか
に受信され、受信した通信装置130−iのID番号並
びに目的地および現在位置に関するデータが、ホストコ
ンピュータ140に与えられる。ホストコンピュータ1
40は、通信装置130−iのID番号並びに目的地お
よび現在位置に関するデータに基づき、必要な地図デー
タをデータファイル142から取り出すとともに、現在
位置或いは通信装置130−iの位置から目的地までの
誘導経路を算出する。次いで、得られた地図データおよ
び目的地(最終的な目標物)までの誘導経路に関するデ
ータを、通信装置130−iに送信する。通信装置13
0−iは、受け入れたデータを、再度、携帯用受信装置
120に送信する。携帯用受信装置120は、通信装置
130−iからのデータを受け入れることにより、地図
データおよび目的地(最終的な目標物)までの誘導経路
を得ることができる。
びステップ1705の処理は、図13のステップ130
4およびステップ1305の処理にそれぞれ対応する。
断された場合には、続くステップ1706およびステッ
プ1707において、利用者の位置およびつえが動いた
方向を検出した後に、地図データおよび誘導経路に関す
るデータを参照して、誘導経路のつえが動いた方向に対
する相対角度を算出する。また、誘導経路を逸脱した場
合など、新たに地図データや誘導経路に関するデータが
必要な場合には、制御部44は、送受信装置122を介
して、付近に配置された通信装置130−jに対して、
地図データなどを必要とする旨のデータを送信する。こ
のデータは、通信装置130−jを介して、ホストコン
ピュータ140に与えられる。
して、利用者の位置(通信装置の位置)などに基づき、
必要な地図データをデータファイル142から取り出す
とともに、利用者の位置(通信装置の位置)から目的地
までの誘導経路を再度算出する。このように得られた誘
導経路などに関連するデータは、通信装置130−jを
介して、携帯用受信装置120に与えられる。
の処理は、図10のステップ1308およびステップ1
309の処理に対応する。このようにして、利用者は、
誘導経路にしたがって、目的地(最終的な目標物)に到
達することが可能となる。
ノー(N)と判断された場合、すなわち、一つの素子に関
連するデータしか得られなかった場合、或いは、データ
を受信した2つの素子が同一であった場合には、ステッ
プ1710に進む。
テップ1310と同様の処理が実行される。
ホストコンピュータから与えられた地図データおよび目
的地(目標物)までの誘導経路と、利用者のつえが2つ
の素子に接近して、素子内のメモリに記憶されたデータ
とに基づき、利用者の位置、並びに、つえの振られた方
向と誘導経路との相対角度を得ることができる。したが
って、これらにより、利用者を、目的地(目標物)まで
適切に誘導することが可能となる。
タなどを、ホストコンピュータから得るため、携帯用受
信装置の回路規模、処理の負荷を小さくすることが可能
となる。
間帯で出口が閉鎖されていることや、エスカレータの上
り下りなどを示す付加的なデータを、通信装置130を
介して携帯用受信装置120に与えるようにしても良
い。これにより、時間帯により目標物の状況に変化があ
る場合(たとえば、時間帯によりエスカレータが上り専
用或いは下り専用になること)であっても、適切に、利
用者を案内することが可能となる。
成する素子群を何れの場所に配置し、また、利用者がど
のように素子の近傍に到達することができるかにつき説
明する。たとえば、素子群を既設の点字ブロック列中に
埋設する。このようにすることで、利用者は点字ブロッ
ク上をつえを使用しつつ通ることで、素子の近傍に到達
することができる。或いは、目標物の前面全体(たとえ
ば、出口の前全体)に複数の素子群を一列に配置しても
良い。このような配置においては、利用者が何れかの素
子群の近傍に到達すれば足りる。
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
態においても、ROM44に記憶されたデータテーブル
を複数所有し、素子のメモリに記憶された第1のデータ
に、配列データを含ませることにより、複数の種類の素
子群が混在している誘導案内システムを実現することも
可能である。
おいて、素子のメモリには、携帯用受信装置の音声デー
タを記憶したROMのアドレスが記憶され、このアドレ
スによりROMから目標物を示す音声データが出力され
るようにしてもよい。或いは、素子のメモリに、 音声
データ自体を記憶しておいてもよい。また、携帯用受信
装置のROMには、音声データが記憶されているが、そ
の代わりに、音声を特定するためのID番号などを記憶
し、このID番号に基づき、波形発生器および音声合成
装置により、特定の音声信号を得るように構成しても良
い。
者を駅の構内の所定の目的地(最終的な目標物)を誘導
しているが、これに限定されるものではなく、たとえ
ば、道路、公園などの屋外、或いは、図書館、百貨店、
スーパーマーケットなどの屋内にて、この誘導案内シス
テムを使用できることも明らかである。
からみた方向を基準として、左側に位置する素子を左側
素子と称し、右側に位置する素子を右側素子と称した
が、かならずしも、これに限られるものではなく、目標
物を見る方向を基準として、左側および右側を決定した
場合にも、本発明を適用できることは言うまでもない。
などに素子を埋め込み、つえの先に設けられたアンテナ
から発せられる電波により、素子が起動されているが、
これに限定されるものではない。たとえば、靴などの先
端にアンテナを設けても良いことは明らかである。
の相対位置、誘導経路の相対位置などを、音声により、
利用者に知らせているがこれに限定されるものではな
く、携帯型の点字装置などにより、点字を用いて知らせ
ても良いし、ディスプレイの画面上に、文字および/ま
たは地図を含む画像を用いて知らせても良い。たとえ
ば、前記実施の形態において得られる音声と同様の文字
を、点字装置に点字にて表示し、或いは、ディスプレイ
の画面上に、文字情報として表示しても良い。さらに、
第2および第3の実施の形態において、得られた地図
を、ディスプレイ画面上に表示してもよい。
においては、利用者がマイクを介して音声により、目標
物など必要な指令を与えているが、これに限定されるも
のではない。たとえば、携帯用受信装置のディスプレイ
の上にタッチパネルを配設し、利用者が、タッチパネル
上で点字を打つように、タッチパネルを押すことによ
り、指令が与えられても良いし、キーボードなどを用い
て、指令が与えられるように構成しても良い。
異なる素子の情報が得られた場合には、目標物およびそ
の相対位置に関する情報を出力し、一つの素子の情報の
みが得られた場合には、目標物に関する情報を出力して
いるが、何れか一方のみを出力するように構成しても良
いことは明らかである。
は部材の機能が、2つ以上の物理的手段或いは部材によ
り実現されても、若しくは、2つ以上の手段或いは部材
の機能が、一つの手段或いは部材により実現されてもよ
い。
物まで、利用者を適切に誘導することができる誘導案内
システムを提供することが可能となる。
ラムである。
び携帯用受信装置の構成を示すブロックダイヤグラムで
ある。
る素子の配置を示す図である。
ータを説明するための図である。
て実行される処理を示すフローチャートである。
する方向、および、目標部の方向を説明するための図で
ある。
ータテーブルを示す図である。
ータテーブルの他の例を示す図である。
たデータテーブルの他の例を示す図である。
たデータテーブルの他の例を示す図である。
かるつえおよび携帯用受信装置の構成を示すブロックダ
イヤグラムである。
用受信装置にて実行される処理の概略を示すフローチャ
ートである。
そこまでの誘導経路の一例を示す図である。
導経路の相対角度を説明するための図である。
かる携帯用受信装置およびこれに関連する装置の構成を
示すブロックダイヤグラムである。
用受信装置にて実行される処理の概略を示すフローチャ
ートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 ある目標物に向かって所定の位置に、そ
れぞれ離間して配置された少なくとも2つ以上の素子で
あって、 それぞれが、アンテナコイル、 目標物を示す共通の第1のデータ、および、目標物との
相対位置を示す固有の第2のデータを記憶したデータメ
モリ、並びに、 データメモリに記憶されたデータを送信するための送信
手段を備え、所定の電波により起動されて、データメモ
リに記憶されたデータに対応する電波を送信するように
構成された、少なくとも2つ以上の素子と、 前記素子を起動するための電波を供給し、前記素子から
の電波を受信するアンテナと、 前記アンテナが受信した信号を受け入れ、素子からの信
号に含まれるデータのうち、第1のデータに基づき、目
標物を特定する目標物特定手段、 前記受信した信号を受け入れ、異なる2つの素子からの
信号に含まれる2組のデータのうち、それぞれに固有の
第2のデータに基づき、目標物に対する、アンテナが動
かされた方向の相対角度を算出して、目標物の位置する
方向を特定する位置算出手段、並びに、 異なる2つの素子の電波をアンテナが順次受け入れた場
合には、前記目標物特定手段により特定された目標物、
および、前記位置算出手段により特定された目標物の位
置する方向とに基づき、目標物およびその方向を示すた
めの音声を出力し、その一方、一つの素子の電波のみを
アンテナが受け入れた場合には、前記目標物特定手段に
より特定された目標物を示す音声を出力する出力手段を
有する携帯用受信装置とを備えたことを特徴とする誘導
案内システム。 - 【請求項2】 目標物に向かって所定の位置に、それぞ
れ離間して配置された少なくとも2つ以上の素子であっ
て、 それぞれが、アンテナコイル、 目標物を示す共通する第1のデータ、および、目標物と
の相対位置を示す固有の第2のデータを記憶したデータ
メモリ、並びに、 データメモリに記憶されたデータを送信するための送信
手段を備え、所定の電波により起動されて、データメモ
リに記憶されたデータに対応する電波を送信するように
構成された、少なくとも2つ以上の素子と、 前記素子を起動するための電波を供給し、前記素子から
の電波を受信するアンテナと、 前記アンテナが受信した信号を受け入れ、素子からの信
号に含まれるデータのうち、第1のデータに基づき、目
標物を特定する目標物特定手段、 前記受信した信号を受け入れ、異なる2つの素子からの
信号に含まれる2組のデータのうち、それぞれに固有の
第2のデータに基づき、目標物に対する、アンテナが動
かされた方向の相対角度を算出して、目標物の位置する
方向を特定する位置算出手段、 利用者が到達すべき最終目標物を特定する最終目標物特
定手段、 前記目標物特定手段により特定された目標物、最終目標
物特定手段により特定された最終目標物、および、目標
物を含む地図データに基づき、最終目標物までの誘導経
路を算出する誘導経路算出手段、 前記位置算出手段により得られたアンテナが動かされた
方向と、前記誘導経路との間の相対角度を算出する誘導
方向算出手段、並びに、 異なる2つの素子の電波をアンテナが順次受け入れた場
合には、誘導方向算出手段により得られた相対角度に基
づき、利用者が移動すべき方向を示す音声を出力し、そ
の一方、一つの素子の電波のみをアンテナが受け入れた
場合には、目標物特定手段により特定された目標物およ
び誘導経路を示す音声を出力する出力手段を有する携帯
用受信装置とを備えたことを特徴とする誘導案内システ
ム。 - 【請求項3】 さらに、目標物の付近のそれぞれに設置
された通信装置と、 前記地図データを記憶する地図データ記憶手段を有し、
前記通信装置との間で地図データを通信可能なホストコ
ンピュータとを備え、 携帯用受信装置が、さらに、目標物を示すデータを、該
目標物の付近に設置された前記通信装置の何れかに送信
する送信手段と、前記何れかの通信装置を介して、前記
ホストコンピュータから与えられた地図データを受信す
る受信手段とを有することを特徴とする請求項2に記載
の誘導案内システム。 - 【請求項4】 前記出力手段が、点字にて、情報を出力
するように構成されたことを特徴とする請求項1ないし
3の何れか一項に記載の誘導案内システム。 - 【請求項5】 前記出力手段が、文字にて、情報を表示
するように構成されたことを特徴とする請求項1ないし
4の何れか一項に記載の誘導案内システム。 - 【請求項6】 前記出力手段が、画像にて、情報を表示
するように構成されたことを特徴とする請求項1ないし
5の何れか一項に記載の誘導案内システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05331297A JP3745074B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 誘導案内システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05331297A JP3745074B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 誘導案内システム |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP05331297A Expired - Fee Related JP3745074B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 誘導案内システム |
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|---|---|
| JP (1) | JP3745074B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001338385A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-07 | Lintec Corp | 位置処理システム |
| JP2002310717A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Kyocera Corp | 経路案内システムおよび方法 |
| JP2003096727A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Hiroshima Kasei Ltd | 歩行者誘導タイル |
| JP2003109176A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-11 | Hiroshima Kasei Ltd | 歩行者誘導システム |
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-
1997
- 1997-03-07 JP JP05331297A patent/JP3745074B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| GB2500343A (en) * | 2010-11-30 | 2013-09-18 | Ibm | Method, device and computer program for mapping direction of movement by means of sound |
| GB2500343B (en) * | 2010-11-30 | 2014-02-12 | Ibm | Method, device and computer program for mapping moving direction by sounds |
| JPWO2012073698A1 (ja) * | 2010-11-30 | 2014-05-19 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation | 音により移動する方向をマッピングする方法、装置及びコンピュータプログラム |
| JP2012208873A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Fujifilm Corp | スケジュール実行支援装置、システム、方法、プログラム |
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| JP3745074B2 (ja) | 2006-02-15 |
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