JPH10255334A - 光カードおよびその製造方法 - Google Patents
光カードおよびその製造方法Info
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- JPH10255334A JPH10255334A JP7925297A JP7925297A JPH10255334A JP H10255334 A JPH10255334 A JP H10255334A JP 7925297 A JP7925297 A JP 7925297A JP 7925297 A JP7925297 A JP 7925297A JP H10255334 A JPH10255334 A JP H10255334A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱転写プリンターによる文字や画像の印刷が
可能な印刷受容層をハードコート層に密着性よく形成し
た光カードを提供する。 【解決手段】 透明基板4の表面に設けられたハードコ
ート層3上に印刷受容層2が形成されている光カードに
おいて、該印刷受容層2が、第一の密着向上層(A層)
/第二の密着向上層(B層)/文字・画像情報形成層
(C層)の3層で形成され、かつB層がA層とC層の混
合物質で形成されている光カード。
可能な印刷受容層をハードコート層に密着性よく形成し
た光カードを提供する。 【解決手段】 透明基板4の表面に設けられたハードコ
ート層3上に印刷受容層2が形成されている光カードに
おいて、該印刷受容層2が、第一の密着向上層(A層)
/第二の密着向上層(B層)/文字・画像情報形成層
(C層)の3層で形成され、かつB層がA層とC層の混
合物質で形成されている光カード。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写プリンター
による印刷性を向上した光カードおよびその製造方法に
関する。
による印刷性を向上した光カードおよびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、クレジットカード、IDカード、
銀行カードなどの識別カードに、個人情報を記入する方
法として、 専用の装置で情報を読むバーコード、OCR(Opt
ical Character recognitio
n;光学文字認識)をカード表面に熱転写プリンタで設
ける、 人間が通常可視で読み取ることができる文字情報、写
真等の画像情報をカード表面に熱転写プリンタで設け
る、等の方法が実用化されている。
銀行カードなどの識別カードに、個人情報を記入する方
法として、 専用の装置で情報を読むバーコード、OCR(Opt
ical Character recognitio
n;光学文字認識)をカード表面に熱転写プリンタで設
ける、 人間が通常可視で読み取ることができる文字情報、写
真等の画像情報をカード表面に熱転写プリンタで設け
る、等の方法が実用化されている。
【0003】熱転写プリンターの方式としては、昇華型
熱転写プリンター、溶融転写型熱転写プリンタなどが実
用化されている。これらの熱転写プリンターにおいて
は、熱転写プリンターにより形成された文字や画像を形
成している顔料および色素の一部は、熱転写プリンタの
熱で、プラスチックカードの表面を形成している樹脂に
拡散したり、または樹脂と混合している。この様に文字
や画像の顔料および色素がカード表面の樹脂に拡散した
り、樹脂と混合することで、印刷画像や文字の耐摩耗
性、密着性が向上するように設計されている。
熱転写プリンター、溶融転写型熱転写プリンタなどが実
用化されている。これらの熱転写プリンターにおいて
は、熱転写プリンターにより形成された文字や画像を形
成している顔料および色素の一部は、熱転写プリンタの
熱で、プラスチックカードの表面を形成している樹脂に
拡散したり、または樹脂と混合している。この様に文字
や画像の顔料および色素がカード表面の樹脂に拡散した
り、樹脂と混合することで、印刷画像や文字の耐摩耗
性、密着性が向上するように設計されている。
【0004】これら、熱転写プリンタ装置及び転写リボ
ンは、文字や画像が形成される被転写面の表面の材質
が、塩化ビニル樹脂にマッチングするように調整されて
いる。一方、近年、高密度、高記録容量のカード状記録
媒体として、光カードが開発され、上市されている。一
般的光カードは、図3に示される様に、裏面に凹凸状の
プリフォーマット16を形成した透明基板12の表面に
ハードコート層11を設け、裏面のプリフォーマット1
6を形成した面には記録層17および可視情報14を設
け、該記録層17の上に接着層18を介して保護基板1
3を設け、該保護基板13の外面には可視情報14が形
成されている構造からなる。また、情報の記録、再生は
透明基板12を通して記録、再生光15を照射して記録
層17に情報の記録または再生が行なわれる。
ンは、文字や画像が形成される被転写面の表面の材質
が、塩化ビニル樹脂にマッチングするように調整されて
いる。一方、近年、高密度、高記録容量のカード状記録
媒体として、光カードが開発され、上市されている。一
般的光カードは、図3に示される様に、裏面に凹凸状の
プリフォーマット16を形成した透明基板12の表面に
ハードコート層11を設け、裏面のプリフォーマット1
6を形成した面には記録層17および可視情報14を設
け、該記録層17の上に接着層18を介して保護基板1
3を設け、該保護基板13の外面には可視情報14が形
成されている構造からなる。また、情報の記録、再生は
透明基板12を通して記録、再生光15を照射して記録
層17に情報の記録または再生が行なわれる。
【0005】したがって、記録再生光が入射する基板の
表面に傷がない方が好ましく、通常、傷発生を抑制する
ために、上記の様に光カード表面にハードコート層が施
されている。これらハードコート層は、紫外線硬化型樹
脂(ウレタンアクリレートで代表される樹脂)、または
熱硬化型シリコン樹脂等で形成されている。
表面に傷がない方が好ましく、通常、傷発生を抑制する
ために、上記の様に光カード表面にハードコート層が施
されている。これらハードコート層は、紫外線硬化型樹
脂(ウレタンアクリレートで代表される樹脂)、または
熱硬化型シリコン樹脂等で形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光カードにおいても、
従来の識別カードと同じように、バーコード、OCR,
カード所有者の名前、ID番号、顔写真等の情報をカー
ド表面に形成することが要求されている。しかしなが
ら、カードの記録再生光の入射表面にはハードコート層
が形成されている。
従来の識別カードと同じように、バーコード、OCR,
カード所有者の名前、ID番号、顔写真等の情報をカー
ド表面に形成することが要求されている。しかしなが
ら、カードの記録再生光の入射表面にはハードコート層
が形成されている。
【0007】ハードコート層の形成に用いられるハード
コート樹脂は一般に、架橋性が高く、熱変形温度が大き
く、かつ表面張力が小さい。そのために、 ハードコート樹脂の表面に熱転写プリンターで文字や
画像を形成しようとしても、熱転写フィルムから文字や
画像がハードコート樹脂の表面に転写しなくなる。 たとえ転写しても、文字や画像を形成している印刷イ
ンキの樹脂、顔料及び色素がハードコート層の内部に拡
散していないために、色素及び顔料が十分に発色しな
い。また、印刷インキの密着性が確保できないなどの問
題があり実用に至っていない。
コート樹脂は一般に、架橋性が高く、熱変形温度が大き
く、かつ表面張力が小さい。そのために、 ハードコート樹脂の表面に熱転写プリンターで文字や
画像を形成しようとしても、熱転写フィルムから文字や
画像がハードコート樹脂の表面に転写しなくなる。 たとえ転写しても、文字や画像を形成している印刷イ
ンキの樹脂、顔料及び色素がハードコート層の内部に拡
散していないために、色素及び顔料が十分に発色しな
い。また、印刷インキの密着性が確保できないなどの問
題があり実用に至っていない。
【0008】これらの問題を解決するために、ハードコ
ート層をけずり取り受容層を印刷するか、又はハードコ
ート層の表面に直接熱転写インキの受容層を設けること
が考えられているが、下記の様な問題点がある。
ート層をけずり取り受容層を印刷するか、又はハードコ
ート層の表面に直接熱転写インキの受容層を設けること
が考えられているが、下記の様な問題点がある。
【0009】1.けずり取るのは作業性が悪くコストア
ップとなる。 2.ハードコート層に密着性のある樹脂として、例えば
液硬化タイプのウレタンアクリレート樹脂が挙げられる
が、該ウレタンアクリレート樹脂で形成された受容層は
架橋性が高く、物性がハードコート層に類似しているも
のしか存在しないために、硬化後は、ウレタンアクリレ
ート樹脂の表面に熱転写プリンタによる印宇を行なうこ
とができない。
ップとなる。 2.ハードコート層に密着性のある樹脂として、例えば
液硬化タイプのウレタンアクリレート樹脂が挙げられる
が、該ウレタンアクリレート樹脂で形成された受容層は
架橋性が高く、物性がハードコート層に類似しているも
のしか存在しないために、硬化後は、ウレタンアクリレ
ート樹脂の表面に熱転写プリンタによる印宇を行なうこ
とができない。
【0010】3.ウレタンアクリレート樹脂などの2液
硬化型樹脂で形成された受容層の熱転写印字特性を向上
させるために、比較的低いエネルギーでウレタンアクリ
レート樹脂などの樹脂を硬化させることが考えられる。
しかし、カード製造直後は、ウレタンアクリレート樹脂
などで形成された印刷受容層に熱転写可能であっても、
カードを数日間常温で放置すると受容層の硬化が進行
し、熱転写プリンタで印字できなくなる。また、樹脂の
硬化が不完全であると、ハードコート層との密着性の向
上ができない。
硬化型樹脂で形成された受容層の熱転写印字特性を向上
させるために、比較的低いエネルギーでウレタンアクリ
レート樹脂などの樹脂を硬化させることが考えられる。
しかし、カード製造直後は、ウレタンアクリレート樹脂
などで形成された印刷受容層に熱転写可能であっても、
カードを数日間常温で放置すると受容層の硬化が進行
し、熱転写プリンタで印字できなくなる。また、樹脂の
硬化が不完全であると、ハードコート層との密着性の向
上ができない。
【0011】4.熱転写性を向上させるために、受容層
として、塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂を用い、ハ
ードコート層の上に設けても、高い密着性を維持するこ
とはできず、碁盤目テープ剥離テストで剥離する。
として、塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂を用い、ハ
ードコート層の上に設けても、高い密着性を維持するこ
とはできず、碁盤目テープ剥離テストで剥離する。
【0012】本発明は、この様な従来技術の問題点を改
善するためになされたものであり、熱転写プリンターに
よる文字や画像の印刷が可能な印刷受容層をハードコー
ト層に密着性よく形成した光カードおよびその製造方法
を提供することを目的とするものである。
善するためになされたものであり、熱転写プリンターに
よる文字や画像の印刷が可能な印刷受容層をハードコー
ト層に密着性よく形成した光カードおよびその製造方法
を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、透明基
板の表面に設けられたハードコート層上に印刷受容層が
形成されている光カードにおいて、該印刷受容層が、第
一の密着向上層(A層)/第二の密着向上層(B層)/
文字・画像情報形成層(C層)の3層で形成され、かつ
B層がA層とC層の混合物質で形成されていることを特
徴とする光カードである。
板の表面に設けられたハードコート層上に印刷受容層が
形成されている光カードにおいて、該印刷受容層が、第
一の密着向上層(A層)/第二の密着向上層(B層)/
文字・画像情報形成層(C層)の3層で形成され、かつ
B層がA層とC層の混合物質で形成されていることを特
徴とする光カードである。
【0014】また、本発明は、透明基板の表面に設けら
れたハードコート層上に、第一の密着向上層(A層)/
第二の密着向上層(B層)/文字・画像情報形成層(C
層)の3層からなる印刷受容層が形成されている光カー
ドの製造方法において、前記ハードコート層上にA層を
形成し、該A層が半硬化の状態においてその上にC層を
形成し、該A層とC層の接触部においてA層とC層の混
分物質からなるB層を形成することを特徴とする光カー
ドの製造方法である。
れたハードコート層上に、第一の密着向上層(A層)/
第二の密着向上層(B層)/文字・画像情報形成層(C
層)の3層からなる印刷受容層が形成されている光カー
ドの製造方法において、前記ハードコート層上にA層を
形成し、該A層が半硬化の状態においてその上にC層を
形成し、該A層とC層の接触部においてA層とC層の混
分物質からなるB層を形成することを特徴とする光カー
ドの製造方法である。
【0015】本発明において、前記A層がウレタンアク
リレート樹脂で、C層がアクリル樹脂または塩化ビニル
樹脂で形成されているのが好ましい。また、前記A層が
ウレタンアクリレート樹脂で、C層がウレタン結合を作
りうる水酸基を有するアクリルポリオールのオリゴマー
および塩化ビニル樹脂からつくられた、熱変形温度60
〜90℃の樹脂からなるのが好ましい。
リレート樹脂で、C層がアクリル樹脂または塩化ビニル
樹脂で形成されているのが好ましい。また、前記A層が
ウレタンアクリレート樹脂で、C層がウレタン結合を作
りうる水酸基を有するアクリルポリオールのオリゴマー
および塩化ビニル樹脂からつくられた、熱変形温度60
〜90℃の樹脂からなるのが好ましい。
【0016】また、本発明は樹脂基板上に印刷受容層を
備えている情報記録媒体であって、該印刷受容層は、該
基板から離れた側の第1の表面と該基板に近い側の第2
の表面とは各々異なる組成からなり、該印刷受容層はJ
IS K5400に規定された碁盤目テープ法によって
は該印刷受容層内で実質的に剥離が生じることの無いも
のであることを特徴とする情報記録媒体である。
備えている情報記録媒体であって、該印刷受容層は、該
基板から離れた側の第1の表面と該基板に近い側の第2
の表面とは各々異なる組成からなり、該印刷受容層はJ
IS K5400に規定された碁盤目テープ法によって
は該印刷受容層内で実質的に剥離が生じることの無いも
のであることを特徴とする情報記録媒体である。
【0017】また、本発明は、透明基板、光記録層およ
び第1保護層をこの順で有し、該透明基板の該光記録層
に対向する側とは反対側の面に第2保護層が形成され、
該第1保護層面上及び該第2保護層面上の少なくとも一
方に印刷受容層を有する情報記録媒体に於いて、該印刷
受容層は、該基板から離れた側の第1の表面と該基板に
近い側の第2の表面とは各々異なる組成からなり、該印
刷受容層はJIS K5400に規定された碁盤目テー
プ法によっては該印刷受容層内で実質的に剥離が生じる
ことの無いものであることを特徴とする情報記録媒体で
ある。
び第1保護層をこの順で有し、該透明基板の該光記録層
に対向する側とは反対側の面に第2保護層が形成され、
該第1保護層面上及び該第2保護層面上の少なくとも一
方に印刷受容層を有する情報記録媒体に於いて、該印刷
受容層は、該基板から離れた側の第1の表面と該基板に
近い側の第2の表面とは各々異なる組成からなり、該印
刷受容層はJIS K5400に規定された碁盤目テー
プ法によっては該印刷受容層内で実質的に剥離が生じる
ことの無いものであることを特徴とする情報記録媒体で
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、耐擦傷性硬化樹脂から
なるハードコート層が形成された基板表面側に、印刷受
容層が形成されている光カードにおいて、該印刷受容層
が、第一の密着向上層(A層)/第二の密着向上層(B
層)/文字・画像情報形成層(C層)の3層で形成さ
れ、B層がA層とC層の混合物質で形成されていること
を特徴とする。
なるハードコート層が形成された基板表面側に、印刷受
容層が形成されている光カードにおいて、該印刷受容層
が、第一の密着向上層(A層)/第二の密着向上層(B
層)/文字・画像情報形成層(C層)の3層で形成さ
れ、B層がA層とC層の混合物質で形成されていること
を特徴とする。
【0019】本発明においては、印刷受容層を形成する
樹脂材料を次のものに選定することで、より効果を発揮
することができる。すなわち、 A層がウレタンアクリレート樹脂で、C層が主にアク
リル樹脂、塩化ビニル樹脂で形成されていること。 さらに、樹脂材料をA層がウレタンアクリレート樹脂
で、C層がウレタン結合を作りうる水酸基を有するアク
リルポリオールおよび塩化ビニル樹脂を含有する、熱変
形温度60〜90℃の樹脂で形成されていること。 にすることによって、ハードコート層とより密着性の高
い印刷受容層を形成することが可能となった。
樹脂材料を次のものに選定することで、より効果を発揮
することができる。すなわち、 A層がウレタンアクリレート樹脂で、C層が主にアク
リル樹脂、塩化ビニル樹脂で形成されていること。 さらに、樹脂材料をA層がウレタンアクリレート樹脂
で、C層がウレタン結合を作りうる水酸基を有するアク
リルポリオールおよび塩化ビニル樹脂を含有する、熱変
形温度60〜90℃の樹脂で形成されていること。 にすることによって、ハードコート層とより密着性の高
い印刷受容層を形成することが可能となった。
【0020】図1は本発明の光カードの一例を示す断面
模式図である。同図において、本発明の光カードは、一
方の外側の面にハードコート層3を設けた透明基板4の
他方の表面にプリグルーブを形成し、その上に記録層1
0を設け、該記録層10の上に接着剤5を介して保護基
板6を積層し、該保護基板6の表面に、情報を有する印
刷層7を印刷して設け、その上にオーバーコートフィル
ム8を積層してなり、該オーバーコートフィルム8の表
面のカード裏面には個人情報印刷9を印刷し、また、カ
ード表面のハードコート層3上にはA層/B層/C層の
3層からなる印刷受容層2が形成され、該印刷受容層2
には個人情報1が熱転写されていることを特徴とする。
模式図である。同図において、本発明の光カードは、一
方の外側の面にハードコート層3を設けた透明基板4の
他方の表面にプリグルーブを形成し、その上に記録層1
0を設け、該記録層10の上に接着剤5を介して保護基
板6を積層し、該保護基板6の表面に、情報を有する印
刷層7を印刷して設け、その上にオーバーコートフィル
ム8を積層してなり、該オーバーコートフィルム8の表
面のカード裏面には個人情報印刷9を印刷し、また、カ
ード表面のハードコート層3上にはA層/B層/C層の
3層からなる印刷受容層2が形成され、該印刷受容層2
には個人情報1が熱転写されていることを特徴とする。
【0021】図2は本発明の光カードにおける部分模式
図である。同図において、本発明において、印刷受容層
2は、ハードコート層3の上に、第一の密着向上層(A
層)、第二の密着向上層(B層)、文字・画像情報形成
層(C層)を順次積層して構成される。
図である。同図において、本発明において、印刷受容層
2は、ハードコート層3の上に、第一の密着向上層(A
層)、第二の密着向上層(B層)、文字・画像情報形成
層(C層)を順次積層して構成される。
【0022】本発明において、印刷受容層2の形成方法
は、第一の密着向上層(A層)をハードコート層3上に
積層し、該第一の密着向上層(A層)が文字・画像情報
形成層(C層)に可溶な状態に保ったまま、次に文字・
画像情報形成層(C層)を積層し、A層とC層の間に、
A層とC層の混合物質からなる第二の密着向上層(B
層)を形成した後、上記A層、B層、C層を加熱処理、
または紫外線処理などのエネルギーを加えることによっ
て、印刷受容層2を得る。
は、第一の密着向上層(A層)をハードコート層3上に
積層し、該第一の密着向上層(A層)が文字・画像情報
形成層(C層)に可溶な状態に保ったまま、次に文字・
画像情報形成層(C層)を積層し、A層とC層の間に、
A層とC層の混合物質からなる第二の密着向上層(B
層)を形成した後、上記A層、B層、C層を加熱処理、
または紫外線処理などのエネルギーを加えることによっ
て、印刷受容層2を得る。
【0023】第一の密着向上層(A層)には、例えばウ
レタンアクリレート樹脂が好適に用いられ、これはイソ
シアネート硬化による2液硬化型樹脂を用いて形成され
る。具体的には、ウレタン結合を造る、アクリルポリオ
ール、ポリエステルポリオールまたはアルキドポリオー
ルを主成分とし(その他の樹脂として、アクリル樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、または塩化ビニル系樹脂を1〜10
重量%、レベリング材、消泡材などの添加材を1〜10
重量%を含有していてもよい)、硬化剤としては、例え
ばイソシアネート系の樹脂を含む2液硬化型樹脂が挙げ
られる。
レタンアクリレート樹脂が好適に用いられ、これはイソ
シアネート硬化による2液硬化型樹脂を用いて形成され
る。具体的には、ウレタン結合を造る、アクリルポリオ
ール、ポリエステルポリオールまたはアルキドポリオー
ルを主成分とし(その他の樹脂として、アクリル樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、または塩化ビニル系樹脂を1〜10
重量%、レベリング材、消泡材などの添加材を1〜10
重量%を含有していてもよい)、硬化剤としては、例え
ばイソシアネート系の樹脂を含む2液硬化型樹脂が挙げ
られる。
【0024】A層を形成する場合には、上記樹脂を溶剤
に溶解して使用する。溶剤としては、シクロヘキサノン
などのケトン類、トルエンなどの芳香族、エチルセルソ
ルブ、メチルセルソルブなどのアルコール類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどのエステル類が、単体または混合物
で使用される。
に溶解して使用する。溶剤としては、シクロヘキサノン
などのケトン類、トルエンなどの芳香族、エチルセルソ
ルブ、メチルセルソルブなどのアルコール類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどのエステル類が、単体または混合物
で使用される。
【0025】文字・画像情報形成層(C層)は、主成分
として塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂からなり、そ
の他の樹脂としてウレタン結合を造る、アクリルポリオ
ール又はポリエステルポリオールを1〜10wt%含有
した樹脂混合物を用いて合成される。
として塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂からなり、そ
の他の樹脂としてウレタン結合を造る、アクリルポリオ
ール又はポリエステルポリオールを1〜10wt%含有
した樹脂混合物を用いて合成される。
【0026】アクリルポリオール又はポリエステルポリ
オールの水酸基(−OH)は、A層の形成に使われたポ
リオール樹脂の未反応部の(−OH)基と、A層に含ま
れる未反応のイソシアネート樹脂を介してウレタン結合
をつくり、B層が形成される。
オールの水酸基(−OH)は、A層の形成に使われたポ
リオール樹脂の未反応部の(−OH)基と、A層に含ま
れる未反応のイソシアネート樹脂を介してウレタン結合
をつくり、B層が形成される。
【0027】アクリルポリオール・オリゴマーは、一般
に
に
【0028】
【化1】 (式中、R、R′は炭素数1〜10の直鎖または分岐を
有するアルキレン基、アルケニレン基を示す。m、Lは
1〜5の整数、nは1〜500の整数を示す。)で表わ
される。
有するアルキレン基、アルケニレン基を示す。m、Lは
1〜5の整数、nは1〜500の整数を示す。)で表わ
される。
【0029】ポリエステルポリオールは、一般に
【0030】
【化2】 (式中、R1、R2、R3、R4は炭素数1〜10の直鎖ま
たは分岐を有するアルキレン基、アルケニレン基を示
す。m、Lは1〜5の整数、pは1〜500の整数を示
す。)で表わされる。
たは分岐を有するアルキレン基、アルケニレン基を示
す。m、Lは1〜5の整数、pは1〜500の整数を示
す。)で表わされる。
【0031】C層を形成する場合には、上記樹脂を溶剤
に溶解して使用する。溶剤としては、シクロヘキサノン
などのケトン類、トルエンなどの芳香族、エチルセルソ
ルブ、メチルセルソルブなどのアルコール類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどのエステル類が、単体または混合物
で使用される。
に溶解して使用する。溶剤としては、シクロヘキサノン
などのケトン類、トルエンなどの芳香族、エチルセルソ
ルブ、メチルセルソルブなどのアルコール類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどのエステル類が、単体または混合物
で使用される。
【0032】第二の密着向上層(B層)は、第一の密着
向上層(A層)と文字・画像情報形成層(C層)の混合
物質で形成される。
向上層(A層)と文字・画像情報形成層(C層)の混合
物質で形成される。
【0033】以下に本発明の光カードの製造方法の具体
例を説明する。 1.第一の密着向上層(A層)をハードコート層の表面
に積層し、加熱乾燥温度、時間を制御し、樹脂の硬化状
態が10〜50%程度になる様にコントロ―ルした状態
で文字・画像情報形成層(C層)を積層し、20〜12
0秒程度放置する。樹脂の硬化状態は塗膜中の未反応な
イソシアネートの量で評価できる。
例を説明する。 1.第一の密着向上層(A層)をハードコート層の表面
に積層し、加熱乾燥温度、時間を制御し、樹脂の硬化状
態が10〜50%程度になる様にコントロ―ルした状態
で文字・画像情報形成層(C層)を積層し、20〜12
0秒程度放置する。樹脂の硬化状態は塗膜中の未反応な
イソシアネートの量で評価できる。
【0034】放置した状態で、樹脂が次の製造過程に障
害にならない程度に硬化が不完全である第一の密着向上
層(A層)の樹脂の一部が、文字・画像情報形成層(C
層)の樹脂溶液に可溶する。その結果、A層の樹脂とC
層の樹脂が混合した第二の密着性向上層のB層が形成さ
れる。
害にならない程度に硬化が不完全である第一の密着向上
層(A層)の樹脂の一部が、文字・画像情報形成層(C
層)の樹脂溶液に可溶する。その結果、A層の樹脂とC
層の樹脂が混合した第二の密着性向上層のB層が形成さ
れる。
【0035】次にA,B,C層を、50〜90℃でl0
〜100分程度加熱乾燥することによって、第一の密着
向上層(A層)内では樹脂が完全に硬化し、第二の密着
向上層(B層)内では、A層の樹脂にC層の樹脂が混合
しているために硬化収縮が、第一の密着向上層(A層)
と文字・画像情報形成層(C層)の中間に緩和される。
その結果、A層とC層の硬化収縮の差が小さくなり、B
層を介することでA層とC層の密着性が向上する。ま
た、B層はストレス緩衝層としても機能する。
〜100分程度加熱乾燥することによって、第一の密着
向上層(A層)内では樹脂が完全に硬化し、第二の密着
向上層(B層)内では、A層の樹脂にC層の樹脂が混合
しているために硬化収縮が、第一の密着向上層(A層)
と文字・画像情報形成層(C層)の中間に緩和される。
その結果、A層とC層の硬化収縮の差が小さくなり、B
層を介することでA層とC層の密着性が向上する。ま
た、B層はストレス緩衝層としても機能する。
【0036】2.C層を形成している樹脂にポリオール
樹脂が混入している場合には、C層とA層と混合した物
質から構成されるB層は、C層のポリオール樹脂がA層
に含有されているイソシアネート樹脂と接触して形成さ
れる。次に加熱乾燥することによって、C層のポリオー
ル樹脂がA層のイソシアネート樹脂を介してウレタン結
合を作りB層を形成し、その結果A層とC層の密着性が
向上する。
樹脂が混入している場合には、C層とA層と混合した物
質から構成されるB層は、C層のポリオール樹脂がA層
に含有されているイソシアネート樹脂と接触して形成さ
れる。次に加熱乾燥することによって、C層のポリオー
ル樹脂がA層のイソシアネート樹脂を介してウレタン結
合を作りB層を形成し、その結果A層とC層の密着性が
向上する。
【0037】ハードコート層の材料としては、ウレタン
アクリレート、不飽和ポリエステル、エポキシアクリレ
ートなどの紫外線硬化樹脂、シリコン系熱硬化樹脂等を
使用することができる。その中で特に、硬度が高いウレ
タンアクリレートが好ましい。
アクリレート、不飽和ポリエステル、エポキシアクリレ
ートなどの紫外線硬化樹脂、シリコン系熱硬化樹脂等を
使用することができる。その中で特に、硬度が高いウレ
タンアクリレートが好ましい。
【0038】透明基板、保護基板としては、ポリカーボ
ネート、ポリメチルメタアクリレート、ポリエチレンテ
レフタレート、塩化ビニルなどの樹脂が使用される。
ネート、ポリメチルメタアクリレート、ポリエチレンテ
レフタレート、塩化ビニルなどの樹脂が使用される。
【0039】次に本発明に於て記録層10は、記録に使
用する光の波長、例えば半導体レーザーの様に光ビーム
の波長が650nm以上、特に700〜900nmの範
囲にある場合、該光ビームの波長域に吸収極大波長を有
することが好ましく、又光ビームの照射によって光学的
に検出可能な変化が生ずるのに必要なエネルギーの小さ
いことが好ましい。
用する光の波長、例えば半導体レーザーの様に光ビーム
の波長が650nm以上、特に700〜900nmの範
囲にある場合、該光ビームの波長域に吸収極大波長を有
することが好ましく、又光ビームの照射によって光学的
に検出可能な変化が生ずるのに必要なエネルギーの小さ
いことが好ましい。
【0040】本発明において、その他の特性は特に限定
されない。テルル、テルル化合物、銀塩などの金属記録
材料、又は有機色素材料などを用いることができる。
又、再生に使用する光に対して、情報の記録部と非記録
部とで光学特性の差が大きいものが好ましい。
されない。テルル、テルル化合物、銀塩などの金属記録
材料、又は有機色素材料などを用いることができる。
又、再生に使用する光に対して、情報の記録部と非記録
部とで光学特性の差が大きいものが好ましい。
【0041】そして本発明における記録層10に用いら
れる物質としては、例えば、アントラキノン誘導体(特
にインダスレン骨格を有するもの)、ジオキサジン化合
物及びその誘導体、トリフェノジチアジン化合物、フェ
ナンスレン誘導体、シアニン化合物、メロシアニン化合
物、ピリリウム系化合物、キサンテン系化合物、トリフ
ェニルメタン系化合物、クロコニウム系色素、アゾ色
素、クロコン類、アジン類、インジゴイド類、ポリメチ
ン系色素、アズレン系色素、スクアリウム系色素、ポリ
メチン鎖を有するシアニン系色素、テトラフェニルシア
ニン系色素等の有機色素物質が挙げられる。
れる物質としては、例えば、アントラキノン誘導体(特
にインダスレン骨格を有するもの)、ジオキサジン化合
物及びその誘導体、トリフェノジチアジン化合物、フェ
ナンスレン誘導体、シアニン化合物、メロシアニン化合
物、ピリリウム系化合物、キサンテン系化合物、トリフ
ェニルメタン系化合物、クロコニウム系色素、アゾ色
素、クロコン類、アジン類、インジゴイド類、ポリメチ
ン系色素、アズレン系色素、スクアリウム系色素、ポリ
メチン鎖を有するシアニン系色素、テトラフェニルシア
ニン系色素等の有機色素物質が挙げられる。
【0042】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
する。
【0043】実施例1 案内溝を形成したポリカーボネート基板(厚さ400μ
m)の案内溝を形成していない表面に、紫外線硬化型ウ
レタンアクリレート樹脂(ユニディック17−824−
9、大日本インキ社製)からなるハードコート層を5μ
mの厚さに形成した。
m)の案内溝を形成していない表面に、紫外線硬化型ウ
レタンアクリレート樹脂(ユニディック17−824−
9、大日本インキ社製)からなるハードコート層を5μ
mの厚さに形成した。
【0044】次に案内溝を形成した面に、下記構造の色
素(I)及び(II)を混合し記録層を形成した。
素(I)及び(II)を混合し記録層を形成した。
【0045】
【化3】 ((I):75wt%、(II):25wt%)
【0046】別にロゴ、デザイン印刷をした保護基板
(厚さ280μm)を準備した。保護基板として透明の
ポリカーボネートを用いた。印刷層の厚みはロゴ印刷、
遮光印刷層を含め30μmである。印刷後、印刷層の表
面に厚さ40μmの塩化ビニル樹脂フィルムを熱プレス
装置を用いて積層した。印刷はスクリーン印刷で行っ
た。
(厚さ280μm)を準備した。保護基板として透明の
ポリカーボネートを用いた。印刷層の厚みはロゴ印刷、
遮光印刷層を含め30μmである。印刷後、印刷層の表
面に厚さ40μmの塩化ビニル樹脂フィルムを熱プレス
装置を用いて積層した。印刷はスクリーン印刷で行っ
た。
【0047】次に記録層を形成した基板と印刷層を形成
した保護基板を、接着剤を介して貼り合わせた。接着剤
としては、厚さ50μmのホットメルト接着剤を用い
た。貼り合わせ温度は120℃であった。
した保護基板を、接着剤を介して貼り合わせた。接着剤
としては、厚さ50μmのホットメルト接着剤を用い
た。貼り合わせ温度は120℃であった。
【0048】ハードコート層の表面に文字や画像情報を
設けるために、下記の方法により、印刷受容層を形成し
た。 1)第一の密着向上層(A層)の形成 白色のウレタンアクリレート系樹脂(商品名スクリーン
インキ、HAC−120、セイコーアドバンス社製)を
用いた。
設けるために、下記の方法により、印刷受容層を形成し
た。 1)第一の密着向上層(A層)の形成 白色のウレタンアクリレート系樹脂(商品名スクリーン
インキ、HAC−120、セイコーアドバンス社製)を
用いた。
【0049】(インキ成分) アクリルポリオール樹脂 30wt% 塩化ビニル系樹脂 1〜4wt% 白色顔料 20wt% レベリング剤 2wt% 溶剤(シクロヘキサノン) 34wt% 硬化剤イソシアネート 10wt% 上記組成のインキをハードコート層の上にスクリーン印
刷機を用いて厚さ4μmに積層した。次に、60℃の温
度で10分間硬化した。
刷機を用いて厚さ4μmに積層した。次に、60℃の温
度で10分間硬化した。
【0050】2)第二の密着向上層(B層)および文字
・画像情報形成層(C層)の形成 C層形成用インクとしてアクリル樹脂、塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル樹脂の混合物(商品名:セリコール1
3、帝国インキ社製)を、上記の1)の樹脂の上にスク
リーン印刷で厚さ3μmに積層した。積層後、30秒間
放置し、第二の密着向上層(B層)を形成した。
・画像情報形成層(C層)の形成 C層形成用インクとしてアクリル樹脂、塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル樹脂の混合物(商品名:セリコール1
3、帝国インキ社製)を、上記の1)の樹脂の上にスク
リーン印刷で厚さ3μmに積層した。積層後、30秒間
放置し、第二の密着向上層(B層)を形成した。
【0051】次に、60℃の加熱乾燥炉に1時間放置し
てA,B,C層からなる印刷受容層を光カードのハード
コート表面に形成した。次に中空刃切断機を用いてカー
ドサイズに切断することによって、ハードコート表面に
印刷受容層を有する光カードを得た。得られた光カード
の印刷受容層に、カード用プリンタCP−1000(凸
版印刷(株)製)を用いて、OCR−B仕様の黒文字を
形成した。OCRリーダーによって十分に読むことがで
きた。
てA,B,C層からなる印刷受容層を光カードのハード
コート表面に形成した。次に中空刃切断機を用いてカー
ドサイズに切断することによって、ハードコート表面に
印刷受容層を有する光カードを得た。得られた光カード
の印刷受容層に、カード用プリンタCP−1000(凸
版印刷(株)製)を用いて、OCR−B仕様の黒文字を
形成した。OCRリーダーによって十分に読むことがで
きた。
【0052】実施例2 実施例1で用いたC層形成インキ(商品名:セリコール
13)を、VICインキ(主成分:塩化ビニル樹脂とア
クリルポリオール樹脂、セイコーアドバンス社製)に変
えて、実施例1と同様の方法で、ハードコート表面に印
刷受容層を有する光カードを得た。
13)を、VICインキ(主成分:塩化ビニル樹脂とア
クリルポリオール樹脂、セイコーアドバンス社製)に変
えて、実施例1と同様の方法で、ハードコート表面に印
刷受容層を有する光カードを得た。
【0053】実施例3 実施例1で用いたC層形成インキ(商品名:セリコール
13)を、HRDインキ(主成分:アクリル樹脂、セイ
コーアドバンス社製)に変えて、実施例1と同様の方法
で、ハードコート表面に印刷受容層を有する光カードを
得た。
13)を、HRDインキ(主成分:アクリル樹脂、セイ
コーアドバンス社製)に変えて、実施例1と同様の方法
で、ハードコート表面に印刷受容層を有する光カードを
得た。
【0054】実施例4 実施例1のハードコート層の材料を、シリコン系樹脂に
変えて、実施例1と同様の方法で、ハードコート表面に
印刷受容層を有する光カードを得た。
変えて、実施例1と同様の方法で、ハードコート表面に
印刷受容層を有する光カードを得た。
【0055】実施例5 実施例1のハードコート材料を、下記の紫外線硬化型ウ
レタンアクリレート樹脂(ユニディック17−824−
9、大日本インキ社製) 50wt%(C7−15
7、大日本インキ社製) 50wt
%に変えて、実施例1と同様の方法で、ハードコート表
面に印刷受容層を有する光カードを得た。
レタンアクリレート樹脂(ユニディック17−824−
9、大日本インキ社製) 50wt%(C7−15
7、大日本インキ社製) 50wt
%に変えて、実施例1と同様の方法で、ハードコート表
面に印刷受容層を有する光カードを得た。
【0056】比較例1 印刷受容層を、実施例1で使用した第一の密着向上層の
形成に用いたウレタンアクリレート系樹脂(商品名スク
リーンインキ、HAC−120、セイコーアドバンス社
製)だけで構成し、実施例1と同様の方法で光カードを
得た。HAC−120の加熱乾燥炉時間は80℃、1時
間であった。
形成に用いたウレタンアクリレート系樹脂(商品名スク
リーンインキ、HAC−120、セイコーアドバンス社
製)だけで構成し、実施例1と同様の方法で光カードを
得た。HAC−120の加熱乾燥炉時間は80℃、1時
間であった。
【0057】比較例2 実施例1で用いた第二の密着向上層(B層)を形成せず
に印刷受容層を作成した。すなわち、実施例1の第一の
密着向上層に用いたウレタンアクリレート系樹脂(HA
C−120インキ)をA層として塗布した後、70℃で
60分加熱硬化させた。
に印刷受容層を作成した。すなわち、実施例1の第一の
密着向上層に用いたウレタンアクリレート系樹脂(HA
C−120インキ)をA層として塗布した後、70℃で
60分加熱硬化させた。
【0058】次に、C層として実施例2で使用したVI
Cのインクを積層し、温度60℃で60分加熱乾燥炉し
て樹脂の溶媒を除去し、A層とC層とからなる印刷受容
層を形成した。
Cのインクを積層し、温度60℃で60分加熱乾燥炉し
て樹脂の溶媒を除去し、A層とC層とからなる印刷受容
層を形成した。
【0059】比較例3 実施例1で用いたウレタンアクリレート系樹脂(HAC
−120インキ)を用いずに印刷受容層を形成し、実施
例1と同様の方法で光カードを得た。
−120インキ)を用いずに印刷受容層を形成し、実施
例1と同様の方法で光カードを得た。
【0060】上記の各実施例および各比較例の評価を下
記の表1に示す。
記の表1に示す。
【0061】
【表1】
【0062】(注) (1)熱転写プリンタによる印字の可能性 実施例1で用いたカード用プリンタCP−1000(凸
版印刷(株)製)を用いて行なった。○印は、OCRの
文字リーダーで読むことが可能であった。JIS X−
9004,5 印字図形の規格を満足することを示す。
版印刷(株)製)を用いて行なった。○印は、OCRの
文字リーダーで読むことが可能であった。JIS X−
9004,5 印字図形の規格を満足することを示す。
【0063】(2)印刷受容層の密着耐久性(碁盤め剥
離テスト) JIS−K5400,8.5に規定された碁盤目テープ
テストに従った。○印は、碁盤目テープテストで、印刷
受容層内に実質的に剥離の生じなかったことを示す。具
体的には、JIS−K5400,8.5の表−18に示
される評価点数が8〜10のものである。
離テスト) JIS−K5400,8.5に規定された碁盤目テープ
テストに従った。○印は、碁盤目テープテストで、印刷
受容層内に実質的に剥離の生じなかったことを示す。具
体的には、JIS−K5400,8.5の表−18に示
される評価点数が8〜10のものである。
【0064】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、熱
転写プリンターによる文字や画像の印刷が可能な印刷受
容層をハードコート層の表面に密着性よく形成すること
が可能となった。また、熱転写プリンタによるカード発
行システムにおいて、可視情報を印刷できなかったハー
ドコート層の表面に個人情報、OCR文字、バーコード
などを印刷することが可能となった。
転写プリンターによる文字や画像の印刷が可能な印刷受
容層をハードコート層の表面に密着性よく形成すること
が可能となった。また、熱転写プリンタによるカード発
行システムにおいて、可視情報を印刷できなかったハー
ドコート層の表面に個人情報、OCR文字、バーコード
などを印刷することが可能となった。
【図1】本発明の光カードの一例を示す断面模式図であ
る。
る。
【図2】本発明の光カードにおける部分模式図である。
【図3】従来の光カードを示す模式図である。
1 個人情報 2 印刷受容層 3 ハードコート層 4 透明基板 5 接着剤 6 保護基板 7 印刷層 8 オーバーコートフィルム 9 個人情報印刷 10 記録層 11 ハードコート層 12 透明基板 13 保護基板 14 可視情報 15 記録再生光 16 プリフォーマット 17 記録層 18 接着層 A層 第一の密着向上層 B層 第二の密着向上層 C層 文字・画像情報形成層
Claims (8)
- 【請求項1】 透明基板の表面に設けられたハードコー
ト層上に印刷受容層が形成されている光カードにおい
て、該印刷受容層が、第一の密着向上層(A層)/第二
の密着向上層(B層)/文字・画像情報形成層(C層)
の3層で形成され、かつB層がA層とC層の混合物質で
形成されていることを特徴とする光カード。 - 【請求項2】 前記第一の密着向上層(A層)がウレタ
ンアクリレート樹脂で、文字・画像情報形成層(C層)
がアクリル樹脂または塩化ビニル樹脂で形成されている
請求項1記載の光カード。 - 【請求項3】 前記第一の密着向上層(A層)がウレタ
ンアクリレート樹脂で、文字・画像情報形成層(C層)
がウレタン結合を作りうる水酸基を有するアクリルポリ
オールおよび塩化ビニル樹脂を含有する、熱変形温度6
0〜90℃の樹脂で形成されている請求項1記載の光カ
ード。 - 【請求項4】 透明基板の表面に設けられたハードコー
ト層上に、第一の密着向上層(A層)/第二の密着向上
層(B層)/文字・画像情報形成層(C層)の3層から
なる印刷受容層が形成されている光カードの製造方法に
おいて、前記ハードコート層上にA層を形成し、該A層
が半硬化の状態においてその上にC層を形成し、該A層
とC層の接触部においてA層とC層の混分物質からなる
B層を形成することを特徴とする光カードの製造方法。 - 【請求項5】 前記第一の密着向上層(A層)がウレタ
ンアクリレート樹脂で、文字・画像情報形成層(C層)
がアクリル樹脂または塩化ビニル樹脂からなる請求項4
記載の光カードの製造方法。 - 【請求項6】 前記第一の密着向上層(A層)がウレタ
ンアクリレート樹脂で、文字・画像情報形成層(C層)
がウレタン結合を作りうる水酸基を有するアクリルポリ
オールおよび塩化ビニル樹脂を含有する、熱変形温度6
0〜90℃の樹脂からなる請求項4記載の光カードの製
造方法。 - 【請求項7】 樹脂基板上に印刷受容層を備えている情
報記録媒体であって、該印刷受容層は、該基板から離れ
た側の第1の表面と該基板に近い側の第2の表面とは各
々異なる組成からなり、該印刷受容層はJIS K54
00に規定された碁盤目テープ法によっては該印刷受容
層内で実質的に剥離が生じることの無いものであること
を特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項8】 透明基板、光記録層および第1保護層を
この順で有し、該透明基板の該光記録層に対向する側と
は反対側の面に第2保護層が形成され、該第1保護層面
上及び該第2保護層面上の少なくとも一方に印刷受容層
を有する情報記録媒体に於いて、該印刷受容層は、該基
板から離れた側の第1の表面と該基板に近い側の第2の
表面とは各々異なる組成からなり、該印刷受容層はJI
S K5400に規定された碁盤目テープ法によっては
該印刷受容層内で実質的に剥離が生じることの無いもの
であることを特徴とする情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7925297A JPH10255334A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 光カードおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7925297A JPH10255334A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 光カードおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255334A true JPH10255334A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13684671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7925297A Pending JPH10255334A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 光カードおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10255334A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004034339A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Toppan Forms Co Ltd | サインパネルおよびこれを有したシート |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP7925297A patent/JPH10255334A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004034339A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Toppan Forms Co Ltd | サインパネルおよびこれを有したシート |
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