JPH10255342A - 光学的情報記録媒体とその製造方法 - Google Patents

光学的情報記録媒体とその製造方法

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JPH10255342A
JPH10255342A JP9056694A JP5669497A JPH10255342A JP H10255342 A JPH10255342 A JP H10255342A JP 9056694 A JP9056694 A JP 9056694A JP 5669497 A JP5669497 A JP 5669497A JP H10255342 A JPH10255342 A JP H10255342A
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JP
Japan
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metal plate
adhesive
recording medium
optical information
information recording
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Withdrawn
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JP9056694A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tono
宏行 東野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホットメルト型接着剤を用いて被着体どうし
を貼り合わせる場合、常温域付近に軟化点を持つ接着剤
を使用する必要があり、このため高温信頼性に優れた光
学的情報記録媒体を実現することが困難とされていた。 【解決手段】 金属板2の両面にフィルム状ホットメル
ト型接着剤3を介して記録層1aを有する基板1,1を
各々配置し、加圧しながら金属板2を高周波電磁波の照
射によって加熱し、その熱でフィルム状ホットメルト型
接着剤3を溶融軟化せしめる。さらに加圧状態のまま金
属板2の加熱を停止し、接着剤を硬化させて各基板1,
1と金属板2とを接着する。これにより軟化温度が常温
域よりも遥かに高いホットメルト型接着剤を用いること
ができ、高温時において被着体どうしの接着状態が不安
定化することのない高温信頼性に優れた光学的情報記録
媒体を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD等の光学的
情報記録媒体とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】両面に記録面を有する光学的情報記録媒
体は、記録層を有する2枚の基板どうしを接着層を介し
て貼り合わせた構造、或いは記録層を有する2枚の基板
を補強板の両面に接着層を介して貼り付けた構造となっ
ている。このような光学的情報記憶媒体の接着に用いら
れる接着剤としては、混合硬化型、加熱硬化型、光硬化
型、湿気硬化型、嫌気硬化型、ホットメルト型或いは粘
着材などが知られているが、なかでも、ローラ塗布方式
のホットメルト型の接着剤は作業性に優れ、安価である
という理由から多用されている。
【0003】このローラ塗布方式のホットメルト型の接
着剤による方法は、図4に示すように、被着体20であ
る基板或いは補強材の貼り合わせ面に、ヒートローラ2
1により高温(100℃以上)のホットメルト型の接着
剤22を塗布して、この接着剤が硬化する前に貼り合わ
せを行うというものである。
【0004】しかしながら、被着体に塗布された接着剤
の温度は、接着剤が被着体に触れた瞬間より低下しはじ
め、貼り合わせを行う時点では室温近くまで低下しま
う。このため、接着剤としては、常温域においても十分
な粘弾性を有しているものすなわち軟化温度の比較的低
いものを選択せざるを得ない。このような事情により、
従来の光学的情報記録媒体は、高温時において被着体ど
うしの接着状態が不安定化するなど、高温信頼性におい
て難を抱えるものとされていた。
【0005】また、ヒートローラによって被着体の表面
に接着剤を塗布した場合、その塗布面には接着剤による
凹凸が形成される。ここで接着剤として常温域付近に軟
化温度を持つものが使用されていた場合、接着剤の凹凸
の硬化が被着体の貼り合わせ前に進行してしまい、加圧
しながら基板どうしを貼り合わせても上記の凹凸は完全
には平坦にならず、この結果、記録面の平坦度も損われ
るという問題が生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、ホッ
トメルト型接着剤を用いて被着体どうしを貼り合わせる
場合、常温域付近に軟化点を持つ接着剤を使用する必要
があり、このため高温信頼性に優れた光学的情報記録媒
体を実現することが困難とされていた。
【0007】本発明はこのような課題を解決するための
もので、高温信頼性に優れ、平坦な記録面を持つ高品位
な光学的情報記録媒体を容易に得ることのできる光学的
情報記録媒体の製造方法の提供を目的としている。
【0008】また、本発明は、製造が容易で高温信頼性
に優れた光学的情報記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光学的情報記録媒体の製造方法は、金属板
の両面に接着層を介して被着体を各々配置し、加圧しな
がら金属板を高周波により加熱して接着層を溶融せしめ
ることで前記被着体どうしを接着することを特徴とする
ものである。
【0010】本発明においては、2体の被着体、例えば
記録層を有する2枚の基板、或いは記録層を有する基板
と補強材とを重ね合わせた状態で、金属板を高周波によ
り加熱し、その両面に配置された接着層を溶融軟化せし
めて被着体どうしを接着することができるので、軟化点
温度が常温域よりも遥かに高い接着剤を使用することが
可能となり、高温時において被着体どうしの接着状態が
不安定化することのない高温信頼性に優れた光学的情報
記録媒体を得ることができ、なおかつ記録面の平坦な高
品位な光学的情報記録媒体を実現することができる。
【0011】また、真空中で加圧しながら金属板を高周
波により加熱して接着層を溶融せしめることで、層間に
エアー溜りができることを防止でき、より高品質な光学
的情報記録媒体を製造することができる。
【0012】本発明は、記録層を有する基板どうしの接
着、補強材の両面への前記基板の接着に適用することが
でき、補強材の片面に前記基板を貼り付けてなる光学的
情報記録媒体の製造にも適用可能である。さらに、本発
明は記録層を有する基板、補強材以外の光学的情報記録
媒体の構造体を被着体とする場合においても利用でき
る。
【0013】また、本発明の光学的情報記録媒体は、金
属板の両面に接着層を介して記録層を有する基板を各々
貼り付けて構成されることを特徴とするもので、金属板
の両面に接着層が存在するので、金属板の加熱により接
着層を溶融軟化せしめて基板どうしを接着することが可
能となる。よって、軟化点温度が常温域より高い接着剤
を使用することが可能となり、高温信頼性の向上を図る
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明に係る光学的情報記録媒体の
製造方法の実施形態を示す図である。 ここで、被着体
となる記録層1aを有する基板1は、例えば、厚さ0.
6mm、直径120mmのポリカーボネート基板に相変
化記録層(例えば、透明誘電体、ゲルマニウムーアンチ
モンーテルル合金、透明誘電体を積層した記録層)を形
成してなるものである。また、トラッキング用の案内溝
(例えば、ピッチ1.6μm、幅0.8μm、深さ80
nm)を有するものでもよい。また、記録層を保護する
保護層が例えば光硬化型樹脂により形成されてなるもの
でもよく、金属反射層が形成されたものであっても構わ
ない。また、記録層1aとしては、基板表面の凹凸信号
と反射膜だけのもの、或いは光磁気記録膜を有するもの
でもよい。
【0016】金属板2としては、例えば、厚さ50μm
のアルミ板(アルミ箔)を用いることができ、フィルム
状のホットメルト型接着剤3としては、例えば、厚さ5
0μmで軟化点が80℃以上のオレフィン系ホットメル
ト型接着剤を例示できる。ここで言う軟化点とは、所望
の接着強度と所望の剛性が得られる最高点の温度を意味
する。
【0017】以上、記録層1aを有する基板1、金属板
2、ホットメルト型接着剤フィルム3を図1(a)に示
すように重ね合わせる。すなわち、金属板2の両面にフ
ィルム状ホットメルト型接着剤3を介して基板1を各々
重ね合わせる。次に、図1(b)に示すように、ガラス
やセラミックス等の剛性の高い絶縁物からなる板(図示
せず)で上記積層物を上下より挟み込み、1〜20kg
/cm2 程度の加重を均等に加える。そして加圧したま
ま所定強度の高周波電磁波を所定時間照射することによ
って金属板2を加熱し、その熱でフィルム状ホットメル
ト型接着剤3を溶融軟化せしめ、基板1と金属板2との
隙間を溶融した接着剤により埋める。さらに加圧状態の
まま金属板2の加熱を停止し、接着剤を硬化させて各基
板1,1と金属板2とを接着した後、加圧を解除し、以
て基板どうしの貼り合わせが完了となる。
【0018】なお、高周波電磁波の強度は金属板2を1
20〜200℃で加熱できるように選択され、また上記
適性温度域が確保されるように強度を調整することが好
ましい。また、照射時間は、フィルム状ホットメルト型
接着剤3が完全に溶融して、この溶融した接着剤で基板
1と金属板2との隙間が完全に埋るのに要する時間以上
で生産性に影響の無い範囲で任意に選択すればよい。
【0019】かくして本実施形態の光学的情報記録媒体
の製造方法によれば、被着体である基板1,1を重ね合
わせた状態のままその間に配置した金属板2を高周波加
熱して、その熱でフィルム状ホットメルト型接着剤3を
溶融軟化させて接着を行うので、軟化温度が常温域より
も遥かに高いホットメルト型接着剤を用いることがで
き、高温時において被着体どうしの接着状態が不安定化
することのない高温信頼性に優れた光学的情報記録媒体
を実現できる。また、接着剤の凹凸が生じなくなるの
で、平坦な記録面を持つ高品位な光学的情報記録媒体を
容易に製造することが可能となる。
【0020】また、以上の工程を真空排気された環境内
で行うことによって、層間にエアー溜りが生じることを
防止することができ、より高品質な光学的情報記録媒体
を実現することができる。
【0021】次に、本発明に係る他の実施形態について
説明する。
【0022】前記の実施形態では、ホットメルト型接着
剤としてフィルム状のものを用いたが、図2に示すよう
に、予め両面にホットメルト型接着剤からなる接着層1
3,13を塗布形成しておいた金属板2を、被着体とな
る基板1,1の間に配置し、以下前記の実施形態と同様
に、金属板2を高周波加熱して接着層13,13を溶融
軟化せしめることで基板どうしを貼り合わすようにして
もよい。金属板2の両面へのホットメルト型接着剤から
なる接着層13の塗布形成は、例えば、図4に示したよ
うなヒートローラ21によって行うことが可能である。
【0023】また、図3に示すように、各基板1,1の
表面にホットメルト型接着剤からなる接着層13,13
をヒートローラ等により塗布形成しておき、その間に金
属板2を配置して金属板2を高周波加熱して接着層1
3,13を溶融せしめることで、各基板どうしを貼り合
わすようにしてもよい。
【0024】また、本発明は、記録層を有する基板を補
強材の両面に各々貼り付けた構造の光学的情報記録媒体
の製造においても適用可能である。すなわち、基板と補
強材との間に、両面にホットメルト型接着剤による接着
層を塗布形成した金属板或いは両面にフィルム状接着剤
を重ねた金属板を配置し、金属板を高周波加熱して接着
層或いはフィルム状接着剤を溶融せしめて基板と補強材
とを接着すればよい。さらに、本発明は、記録層を有す
る基板を補強材の片面に貼り付けた構造の光学的情報記
録媒体の製造においても適用可能であることは言うまで
もない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学的情
報記録媒体の製造方法によれば、軟化点温度が常温域よ
りも高い接着剤を使用することが可能となり、高温信頼
性に優れた光学的情報記録媒体を簡単に製造することが
できるともに、記録面の平坦な高品位な光学的情報記録
媒体を得ることができる。また、真空中で加圧しながら
金属板を高周波加熱して接着層を溶融せしめることで、
層間にエアー溜りができることを防止でき、より高品質
な光学的情報記録媒体を実現できる。
【0026】また、本発明の光学的情報記録媒体によれ
ば、金属板の両面に接着層が存在するので、金属板の加
熱により接着層を溶融軟化せしめて基板どうしを接着す
ることが可能となり、よって、軟化点温度が常温域より
遥かに高い接着剤を使用することが可能となり、高温時
において被着体どうしの接着状態が不安定化することの
ない高温信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学的情報記録媒体の製造方法の
実施形態を示す図
【図2】本発明の他の実施形態を示す図
【図3】本発明のさらに他の実施形態を示す図
【図4】ホットメルト型接着剤のローラ塗布方法を示す
【符号の説明】
1………基板 1a……記録層 2………金属板 3………フィルム状ホットメルト型接着剤 13……接着層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板の両面に接着層を介して被着体を
    各々配置し、加圧しながら前記金属板を高周波により加
    熱して前記接着層を溶融せしめることで前記被着体どう
    しを接着することを特徴とする光学的情報記録媒体の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 金属板の両面に接着層を介して被着体を
    各々配置し、真空中で加圧しながら前記金属板を高周波
    により加熱して前記接着層を溶融せしめることで前記被
    着体どうしを接着することを特徴とする光学的情報記録
    媒体の製造方法。
  3. 【請求項3】 金属板の両面に、フィルム状の接着剤を
    介して被着体を各々配置し、加圧しながら前記金属板を
    高周波により加熱して前記フィルム状接着剤を溶融せし
    めることで前記被着体どうしを接着することを特徴とす
    る光学的情報記録媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】 2体の被着体の間に、接着層が両面に各
    々形成された金属板を配置し、加圧しながら前記金属板
    を高周波により加熱して前記接着層を溶融せしめること
    で前記被着体どうしを接着することを特徴とする光学的
    情報記録媒体の製造方法。
  5. 【請求項5】 接着層が少なくとも一方面に形成された
    2体の被着体の間に、金属板を前記各被着体の接着層と
    接するように配置し、加圧しながら前記金属板を高周波
    により加熱して前記接着層を溶融せしめることで前記被
    着体どうしを接着することを特徴とする光学的情報記録
    媒体の製造方法。
  6. 【請求項6】 金属板の両面に接着層を介して記録層を
    有する基板を各々配置し、加圧しながら前記金属板を高
    周波により加熱して前記フィルム状接着剤を溶融せしめ
    ることで前記基板どうしを接着することを特徴とする光
    学的情報記録媒体の製造方法。
  7. 【請求項7】 金属板の両面に接着層を介して記録層を
    有する基板を各々貼り付けて構成されることを特徴とす
    る光学的情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 金属板の一方面に第1の接着層を介して
    記録層を有する基板を貼り付け、前記金属板の他方面に
    第2の接着層を介して補強材を貼り付けて構成されるこ
    とを特徴とする光学的情報記録媒体。
JP9056694A 1997-03-11 1997-03-11 光学的情報記録媒体とその製造方法 Withdrawn JPH10255342A (ja)

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