JPH10255573A - ワイヤハーネス用グロメット - Google Patents
ワイヤハーネス用グロメットInfo
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- JPH10255573A JPH10255573A JP9051704A JP5170497A JPH10255573A JP H10255573 A JPH10255573 A JP H10255573A JP 9051704 A JP9051704 A JP 9051704A JP 5170497 A JP5170497 A JP 5170497A JP H10255573 A JPH10255573 A JP H10255573A
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- grommet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体ボデイのバーリング加工した貫通孔に装
着する防水性に優れたグロメットを提供する。 【解決手段】 ゴム製のアウター11と、樹脂製のイン
ナー12とからなり、アウターは小径筒部11aと、該
小径筒部の一端から拡径する拡径筒部11bと、該拡径
筒部の肉厚の先端面の内周から突出するスカート部11
cとからなり、拡径筒部の先端面をバーリング先端に圧
接するシール面11hとし、かつ、拡径筒部の内周面に
インナー係止用の溝11gを設けると共にスカート部に
先端側からスリット11kを設けている一方、インナー
はアウターの拡径筒部に内嵌する円筒部12aの一端に
フランジ部12bを設けて、上記溝11gに係止すると
共に、上記円筒部の外周面に係止爪12cを突設してお
り、該係止爪は上記アウターのスカート部介在させて貫
通孔の室内側周縁に係止している。
着する防水性に優れたグロメットを提供する。 【解決手段】 ゴム製のアウター11と、樹脂製のイン
ナー12とからなり、アウターは小径筒部11aと、該
小径筒部の一端から拡径する拡径筒部11bと、該拡径
筒部の肉厚の先端面の内周から突出するスカート部11
cとからなり、拡径筒部の先端面をバーリング先端に圧
接するシール面11hとし、かつ、拡径筒部の内周面に
インナー係止用の溝11gを設けると共にスカート部に
先端側からスリット11kを設けている一方、インナー
はアウターの拡径筒部に内嵌する円筒部12aの一端に
フランジ部12bを設けて、上記溝11gに係止すると
共に、上記円筒部の外周面に係止爪12cを突設してお
り、該係止爪は上記アウターのスカート部介在させて貫
通孔の室内側周縁に係止している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス用
グロメットに関し、詳しくは、自動車のエンジンルーム
と室内とを仕切る車体ボデイに設けた貫通孔に、ワイヤ
ハーネスを通した状態で装着して、エンジンルーム側か
ら室内側への浸水を防止するグロメットにおいて、一方
向からの挿入で貫通孔へ確実に係止出来ると共に、エン
ジンルーム側でのシール性能を確実にするものである。
グロメットに関し、詳しくは、自動車のエンジンルーム
と室内とを仕切る車体ボデイに設けた貫通孔に、ワイヤ
ハーネスを通した状態で装着して、エンジンルーム側か
ら室内側への浸水を防止するグロメットにおいて、一方
向からの挿入で貫通孔へ確実に係止出来ると共に、エン
ジンルーム側でのシール性能を確実にするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のグロメットにおいて、エ
ンジンルーム側から車体ボデイの貫通孔へ差し込むだけ
で係止するグロメットとして、図6から図9に示す如
き、弾性を有するゴム部材からなるアウター1と剛性の
ある樹脂部材からなるインナー2との2部品からなるグ
ロメットGが提供されている。
ンジンルーム側から車体ボデイの貫通孔へ差し込むだけ
で係止するグロメットとして、図6から図9に示す如
き、弾性を有するゴム部材からなるアウター1と剛性の
ある樹脂部材からなるインナー2との2部品からなるグ
ロメットGが提供されている。
【0003】上記アウター1は、ワイヤハーネスW/H
に密着させて挿通する小径筒部1aと、該小径筒部1a
の一端に連続した樹脂部品保持用の大径筒部1bと、該
大径筒部1bの開口先端より折り返した後に外方へ突出
させたシールリップ1cよりなる。一方、上記インナー
2は、円筒部2aの一端に、アウター1の大径筒部1b
内に内嵌するフランジ部2bを外周に突設すると共に、
アウター1より突出する円筒部2aの外周面に間隔をあ
けて複数の係止爪2cを突設している。
に密着させて挿通する小径筒部1aと、該小径筒部1a
の一端に連続した樹脂部品保持用の大径筒部1bと、該
大径筒部1bの開口先端より折り返した後に外方へ突出
させたシールリップ1cよりなる。一方、上記インナー
2は、円筒部2aの一端に、アウター1の大径筒部1b
内に内嵌するフランジ部2bを外周に突設すると共に、
アウター1より突出する円筒部2aの外周面に間隔をあ
けて複数の係止爪2cを突設している。
【0004】上記2部材からなるグロメットGの組みつ
けは、図7に示すように、まず、ワイヤハーネスW/H
に対して、アウター1を小径筒部1aを拡張させて通
し、その後、インナー2をワイヤハーネスW/Hに通
し、アウター1の大径筒部1bにインナー2のフランジ
部2bを内嵌して組みつけている。
けは、図7に示すように、まず、ワイヤハーネスW/H
に対して、アウター1を小径筒部1aを拡張させて通
し、その後、インナー2をワイヤハーネスW/Hに通
し、アウター1の大径筒部1bにインナー2のフランジ
部2bを内嵌して組みつけている。
【0005】上記のようにグロメットGを取り付けたワ
イヤハーネスW/Hを車体に取り付ける時、図8に示す
ように、エンジンルーム側から車体ボデイ3の貫通孔3
aへと挿入する。グロメットGは、インナー2の係止爪
2cが撓みながら貫通孔3aを通り、図9に示すよう
に、貫通孔3aの室内側に係止して、グロメットGを車
体ボデイ3に固定し、かつ、該状態でアウター1のシー
ルリップ1cが車体ボデイ3のエンジンルーム側の外面
に密着させてシールし、浸水を防止している。
イヤハーネスW/Hを車体に取り付ける時、図8に示す
ように、エンジンルーム側から車体ボデイ3の貫通孔3
aへと挿入する。グロメットGは、インナー2の係止爪
2cが撓みながら貫通孔3aを通り、図9に示すよう
に、貫通孔3aの室内側に係止して、グロメットGを車
体ボデイ3に固定し、かつ、該状態でアウター1のシー
ルリップ1cが車体ボデイ3のエンジンルーム側の外面
に密着させてシールし、浸水を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のグロメット
Gはエンジンルーム側からグロメットを貫通孔3aに挿
入する一方向の挿入作業で車体に係止できる利点はある
が、車体ボデイ3にグロメットGを装着する時に、シー
ルリップ1cがめくれやすく、そこから水が浸入して防
水性能が劣る問題がある。かつ、車体ボデイ3の貫通孔
3aにはバーリング処理が出来ず、打抜孔となるため、
浸水がしやすい構造となる。
Gはエンジンルーム側からグロメットを貫通孔3aに挿
入する一方向の挿入作業で車体に係止できる利点はある
が、車体ボデイ3にグロメットGを装着する時に、シー
ルリップ1cがめくれやすく、そこから水が浸入して防
水性能が劣る問題がある。かつ、車体ボデイ3の貫通孔
3aにはバーリング処理が出来ず、打抜孔となるため、
浸水がしやすい構造となる。
【0007】さらに、係止爪2cが車体ボデイ3の室内
側に係止したかどうか解りずらい問題もあった。
側に係止したかどうか解りずらい問題もあった。
【0008】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、車体ボデイの貫通孔がバーリングを備えたものに
取り付けられるようにし、かつ、止水性能を高めると共
に、車体への係止が確認出来るようにすることを課題と
している。
ので、車体ボデイの貫通孔がバーリングを備えたものに
取り付けられるようにし、かつ、止水性能を高めると共
に、車体への係止が確認出来るようにすることを課題と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、自動車の室外と室内を仕切
る車体ボデイの室外側に突出したバーリングを有する貫
通孔に、ワイヤハーネスを挿通して装着するグロメット
であって、ゴムまたはエラストマーからなるアウター
と、樹脂成形したインナーとからなり、上記アウターは
上記ワイヤハーネスを密着させて挿通する小径筒部と、
該小径筒部の一端から拡径する拡径筒部と、該拡径筒部
の肉厚の先端面の内周から突出するスカート部とからな
り、上記拡径筒部の先端面をバーリング先端に圧接する
シール面とすると共に、バーリング側面に圧接するシー
ル突起を上記スカート部の外周に突設し、かつ、拡径筒
部の内周面にインナー係止用の溝を設けると共にスカー
ト部に先端側からスリットを設けている一方、上記イン
ナーは上記アウターの拡径筒部に内嵌する円筒部の一端
にフランジ部を設けて、上記拡径筒部内周面の溝に係止
すると共に、上記円筒部の外周面に係止爪を突設してお
り、該係止爪は上記アウターのスカート部のスリットを
入れた先端側を折り返して介在させた状態で上記車体ボ
デイの貫通孔の室内側周縁に係止する構成としているワ
イヤハーネス用グロメットを提供している。
め、本発明は、請求項1で、自動車の室外と室内を仕切
る車体ボデイの室外側に突出したバーリングを有する貫
通孔に、ワイヤハーネスを挿通して装着するグロメット
であって、ゴムまたはエラストマーからなるアウター
と、樹脂成形したインナーとからなり、上記アウターは
上記ワイヤハーネスを密着させて挿通する小径筒部と、
該小径筒部の一端から拡径する拡径筒部と、該拡径筒部
の肉厚の先端面の内周から突出するスカート部とからな
り、上記拡径筒部の先端面をバーリング先端に圧接する
シール面とすると共に、バーリング側面に圧接するシー
ル突起を上記スカート部の外周に突設し、かつ、拡径筒
部の内周面にインナー係止用の溝を設けると共にスカー
ト部に先端側からスリットを設けている一方、上記イン
ナーは上記アウターの拡径筒部に内嵌する円筒部の一端
にフランジ部を設けて、上記拡径筒部内周面の溝に係止
すると共に、上記円筒部の外周面に係止爪を突設してお
り、該係止爪は上記アウターのスカート部のスリットを
入れた先端側を折り返して介在させた状態で上記車体ボ
デイの貫通孔の室内側周縁に係止する構成としているワ
イヤハーネス用グロメットを提供している。
【0010】上記構成のグロメットでは、バーリングを
備えた車体ボデイの貫通孔に装着することができ、バー
リングの先端面にグロメットのシール面を剛性を有する
インナーで押圧して圧接する構成としているため、防水
性能が高まる。かつ、室内側においても、係止爪でスカ
ート部を車体に圧接するため、この部位でも防水を図る
ことができる。
備えた車体ボデイの貫通孔に装着することができ、バー
リングの先端面にグロメットのシール面を剛性を有する
インナーで押圧して圧接する構成としているため、防水
性能が高まる。かつ、室内側においても、係止爪でスカ
ート部を車体に圧接するため、この部位でも防水を図る
ことができる。
【0011】また、アウターの上記拡径部内周面の溝に
インナーのフランジ部が係止した状態で、インナーの係
止爪が車体に係止するため、グロメットが車体に固定で
きたか否かを確実にチェックすることができる。
インナーのフランジ部が係止した状態で、インナーの係
止爪が車体に係止するため、グロメットが車体に固定で
きたか否かを確実にチェックすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1に示すグロメット10は、前記
従来例と同様に、ゴムあるいはエラストマーからなるア
ウター11と樹脂成形したインナー12との2部品から
構成し、エンジンルーム側からの挿入だけの一方向の挿
入作業で、車体ボデイ30の貫通孔30aに挿入係止で
きる構成としており、かつ、貫通孔30aの周縁にはエ
ンジンルーム側へ突出した円環形状のバーリング30b
を設けた構形状としている。即ち、バーリング処理した
貫通孔30aに取付られるグロメット10としている。
参照して説明する。図1に示すグロメット10は、前記
従来例と同様に、ゴムあるいはエラストマーからなるア
ウター11と樹脂成形したインナー12との2部品から
構成し、エンジンルーム側からの挿入だけの一方向の挿
入作業で、車体ボデイ30の貫通孔30aに挿入係止で
きる構成としており、かつ、貫通孔30aの周縁にはエ
ンジンルーム側へ突出した円環形状のバーリング30b
を設けた構形状としている。即ち、バーリング処理した
貫通孔30aに取付られるグロメット10としている。
【0013】上記アウター11は、ワイヤハーネスW/
Hを密着させて挿通する小径筒部11aと、該小径筒部
11aの一端より円錐筒形状に拡径する拡径筒部11b
と、該拡径筒部11bの先端内周縁より円筒形状に突出
させた薄肉のスカート部11cとよりなる。該スカート
部11cの外径は上記バーリング30bの内径よりも小
さく設定している。
Hを密着させて挿通する小径筒部11aと、該小径筒部
11aの一端より円錐筒形状に拡径する拡径筒部11b
と、該拡径筒部11bの先端内周縁より円筒形状に突出
させた薄肉のスカート部11cとよりなる。該スカート
部11cの外径は上記バーリング30bの内径よりも小
さく設定している。
【0014】上記拡径筒部11bは、その底壁部11d
を薄肉とする一方、周壁部11eは厚肉とし、その内周
面の小径側に係止段部11fを形成すると共に、係止段
部11fより内周面を直線状に延在させ、大径側に係止
溝11gを形成している。さらに、周壁部11eの先端
面は広幅として、貫通孔30aの外周より突設したバー
リング30bの先端面に当接するシール面11hとして
いる。
を薄肉とする一方、周壁部11eは厚肉とし、その内周
面の小径側に係止段部11fを形成すると共に、係止段
部11fより内周面を直線状に延在させ、大径側に係止
溝11gを形成している。さらに、周壁部11eの先端
面は広幅として、貫通孔30aの外周より突設したバー
リング30bの先端面に当接するシール面11hとして
いる。
【0015】上記スカート部11cは広幅した先端シー
ル面11hの内周縁より突設している。該スカート部1
1cは薄肉とし、かつ、先端にリブ11iを設けると共
に、該先端より切り込んだスリット11kを周方向に間
隔をあけて形成している。さらに、スカート部11cの
外周面にバーリング側面に圧接するシール突起11jを
環状に突設している。
ル面11hの内周縁より突設している。該スカート部1
1cは薄肉とし、かつ、先端にリブ11iを設けると共
に、該先端より切り込んだスリット11kを周方向に間
隔をあけて形成している。さらに、スカート部11cの
外周面にバーリング側面に圧接するシール突起11jを
環状に突設している。
【0016】樹脂成形品からなるインナー12は前記し
た従来例と同様な形状とし、円筒部12aの一端に、ア
ウター1の拡径筒部11b内に内嵌するフランジ部12
bを外周に突設すると共に、円筒部12aの外周面に間
隔をあけて複数の係止爪12cを突設している。
た従来例と同様な形状とし、円筒部12aの一端に、ア
ウター1の拡径筒部11b内に内嵌するフランジ部12
bを外周に突設すると共に、円筒部12aの外周面に間
隔をあけて複数の係止爪12cを突設している。
【0017】上記アウター11、インナー12からなる
グロメット10は、ワイヤハーネスW/Hに対して、ア
ウター11の小径筒部11aを拡径して挿通し、小径筒
部11aの先端をワイヤハーネスW/Hに対してテープ
33を巻き付けて固定する。ついで、インナー12をワ
イヤハーネスW/Hに通して組み付ける。
グロメット10は、ワイヤハーネスW/Hに対して、ア
ウター11の小径筒部11aを拡径して挿通し、小径筒
部11aの先端をワイヤハーネスW/Hに対してテープ
33を巻き付けて固定する。ついで、インナー12をワ
イヤハーネスW/Hに通して組み付ける。
【0018】上記ワイヤハーネスW/Hに通したインナ
ー12がアウター11内に挿入すると、図2に示すよう
に、そのフランジ部12aがアウター11の拡径筒部1
1bの係止段部11fに当接し、該状態で、係止爪12
cが係止溝11gに僅かに係止される。
ー12がアウター11内に挿入すると、図2に示すよう
に、そのフランジ部12aがアウター11の拡径筒部1
1bの係止段部11fに当接し、該状態で、係止爪12
cが係止溝11gに僅かに係止される。
【0019】上記した状態でグロメット10を取り付け
たワイヤハーネスW/Hを車体ボデイ30の貫通孔30
aに装着する際、図3に示すように、エンジンルーム側
(X)から挿入していく。該挿入時、まず、図4(A)
に示すように、アウター11のスカート部11cが貫通
孔30aのバーリング30bを通して室内側(Y)へと
伸長する。
たワイヤハーネスW/Hを車体ボデイ30の貫通孔30
aに装着する際、図3に示すように、エンジンルーム側
(X)から挿入していく。該挿入時、まず、図4(A)
に示すように、アウター11のスカート部11cが貫通
孔30aのバーリング30bを通して室内側(Y)へと
伸長する。
【0020】さらに、ワイヤハーネスW/Hを室内側へ
と押し込むと、図4(B)に示すように、アウター11
の薄肉の拡径部底壁11dおよび拡径部周壁11eの小
径側が撓み、係止段部11fに係止したインナー12の
フランジ部12bを押し下げると共に、係止爪12cを
溝11gより外して押し下げる。
と押し込むと、図4(B)に示すように、アウター11
の薄肉の拡径部底壁11dおよび拡径部周壁11eの小
径側が撓み、係止段部11fに係止したインナー12の
フランジ部12bを押し下げると共に、係止爪12cを
溝11gより外して押し下げる。
【0021】さらに、ワイヤハーネスW/Hを押し込む
と、図4(C)に示すように、フランジ部12bが溝1
1gに係止する位置まで押し下げられ、インナー12の
円筒部12aが係止爪12cを撓ませてアウター11の
スカート部11cの内周面を通して、バーリング30b
を通過し、室内側(Y)へと突出する。
と、図4(C)に示すように、フランジ部12bが溝1
1gに係止する位置まで押し下げられ、インナー12の
円筒部12aが係止爪12cを撓ませてアウター11の
スカート部11cの内周面を通して、バーリング30b
を通過し、室内側(Y)へと突出する。
【0022】インナー12の係止爪12cが室内側
(Y)に突出すると、係止爪12cが外向きに突出して
いるため、外周に位置するアウター11のスカート部1
1cを巻き込み、スカート部11cを外周側に広げて、
スカート部11cを挟んだ状態で、貫通孔30aの室内
側周縁に係止する。そのさい、スカート部11cにはス
リット11kが切り込まれているため、これらスリット
11kで分離して外周側に容易に広がることができる。
(Y)に突出すると、係止爪12cが外向きに突出して
いるため、外周に位置するアウター11のスカート部1
1cを巻き込み、スカート部11cを外周側に広げて、
スカート部11cを挟んだ状態で、貫通孔30aの室内
側周縁に係止する。そのさい、スカート部11cにはス
リット11kが切り込まれているため、これらスリット
11kで分離して外周側に容易に広がることができる。
【0023】上記のように、係止爪12cがスカート部
11cを挟んだ状態で車体ボデイ30に係止した後、ワ
イヤハーネスW/Hの押し込みを解くと、図4(D)に
示すように、アウター11は原状に復元する。
11cを挟んだ状態で車体ボデイ30に係止した後、ワ
イヤハーネスW/Hの押し込みを解くと、図4(D)に
示すように、アウター11は原状に復元する。
【0024】上記のようにグロメット10を車体ボデイ
30のバーリング30bを有する貫通孔30aに装着す
ると、図5に示すように、グロメット10のインナー1
2のフランジ部12bがアウター11の溝11gに圧入
固定された状態で組つけられ、この状態でシール面11
hをバーリング30bの端面に圧接する。また、スカー
ト部11cのシール突起11jがバーリング側面に圧接
してシールする。よって、バーリング端面とグロメット
10との間からの浸水を確実に防止できる。さらに、車
体ボデイ30の貫通孔30aにエンジンルーム側に突出
した上記バーリング30bを設けているため、従来例に
記載した打抜孔の貫通孔と比較して防水性能が高まる。
30のバーリング30bを有する貫通孔30aに装着す
ると、図5に示すように、グロメット10のインナー1
2のフランジ部12bがアウター11の溝11gに圧入
固定された状態で組つけられ、この状態でシール面11
hをバーリング30bの端面に圧接する。また、スカー
ト部11cのシール突起11jがバーリング側面に圧接
してシールする。よって、バーリング端面とグロメット
10との間からの浸水を確実に防止できる。さらに、車
体ボデイ30の貫通孔30aにエンジンルーム側に突出
した上記バーリング30bを設けているため、従来例に
記載した打抜孔の貫通孔と比較して防水性能が高まる。
【0025】また、アウター11のスカート部11cを
介在させてインナー12の円筒部12aがバーリング3
0bの内周面に沿って室内側に突出し、係止爪12cが
アウター11のスカート部11cの先端側を外開きに折
り曲げて貫通孔30aの室内側周縁に係止する。このよ
うに、ゴム製のスカート部11cが係止爪12cにより
貫通孔30bの室内側周縁に密着されるため、この部分
でも防水が図れる。
介在させてインナー12の円筒部12aがバーリング3
0bの内周面に沿って室内側に突出し、係止爪12cが
アウター11のスカート部11cの先端側を外開きに折
り曲げて貫通孔30aの室内側周縁に係止する。このよ
うに、ゴム製のスカート部11cが係止爪12cにより
貫通孔30bの室内側周縁に密着されるため、この部分
でも防水が図れる。
【0026】さらに、アウター11の溝11gにインナ
ー12のフランジ部12bが係止した状態で、インナー
12の係止爪12cが貫通孔30aの周縁に係止するた
め、グロメット10の車体への係止が、節度感をもっ
て、容易に確認できる。
ー12のフランジ部12bが係止した状態で、インナー
12の係止爪12cが貫通孔30aの周縁に係止するた
め、グロメット10の車体への係止が、節度感をもっ
て、容易に確認できる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、バーリング加工した車体ボデイの貫通孔に室
内側からワイヤハーネスと共にグロメットを挿入するだ
けの、一方向操作でグロメットを車体に係止することが
でき、グロメットの車体への取付作業が容易である。
によれば、バーリング加工した車体ボデイの貫通孔に室
内側からワイヤハーネスと共にグロメットを挿入するだ
けの、一方向操作でグロメットを車体に係止することが
でき、グロメットの車体への取付作業が容易である。
【0028】また、グロメットを車体ボデイに取り付け
た状態で、室外側に突出したバーリングの先端にグロメ
ットのシール面を剛性を有するインナーで押圧して圧接
させるため、シール性を向上させることができ、室内へ
の浸水防止を確実に図ることができる。
た状態で、室外側に突出したバーリングの先端にグロメ
ットのシール面を剛性を有するインナーで押圧して圧接
させるため、シール性を向上させることができ、室内へ
の浸水防止を確実に図ることができる。
【0029】さらに、アウターを押圧して変形してイン
ナーを貫通孔を通して、係止爪を貫通孔の室内側周縁に
係止し、該係止時にアウターの溝にインナーのフランジ
が係止されるため、グロメットへの車体への係止を容易
に確認することができる。
ナーを貫通孔を通して、係止爪を貫通孔の室内側周縁に
係止し、該係止時にアウターの溝にインナーのフランジ
が係止されるため、グロメットへの車体への係止を容易
に確認することができる。
【図1】 本発明のグロメットの分解斜視図である。
【図2】 上記グロメットにワイヤハーネスを挿通した
状態の要部断面図である。
状態の要部断面図である。
【図3】 車体ボデイの貫通孔への上記グロメットの装
着方向を示す概略斜視図である。
着方向を示す概略斜視図である。
【図4】 (A)乃至(D)は車体ボデイの貫通孔への
上記グロメットの取付工程を示す要部断面図である。
上記グロメットの取付工程を示す要部断面図である。
【図5】 車体ボデイの貫通孔に上記グロメットを装着
した状態の要部拡大断面である。
した状態の要部拡大断面である。
【図6】 従来のグロメットの分解斜視図である。
【図7】 上記従来のグロメットの組付方法を示す概略
図である。
図である。
【図8】 上記従来のグロメットの車体への取付方向を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図9】 (A)は上記従来のグロメットの車体ボデイ
の貫通孔への装着状態を示す断面図、(B)は(A)の
要部拡大図である。
の貫通孔への装着状態を示す断面図、(B)は(A)の
要部拡大図である。
10 グロメット 11 アウター 11a 小径筒部 11b 拡径筒部 11c スカート部 11f 係止段部 11g 溝 11h シール面 11k スリット 11j シール突起 12 インナー 12a 円筒部 12b フランジ部 12c 係止爪 30 車体ボデイ 30a 貫通孔 30b バーリング W/H ワイヤハーネス
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車の室外と室内を仕切る車体ボデイ
の室外側に突出したバーリングを有する貫通孔に、ワイ
ヤハーネスを挿通して装着するグロメットであって、 ゴムまたはエラストマーからなるアウターと、樹脂成形
したインナーとからなり、上記アウターは上記ワイヤハ
ーネスを密着させて挿通する小径筒部と、該小径筒部の
一端から拡径する拡径筒部と、該拡径筒部の肉厚の先端
面の内周から突出するスカート部とからなり、上記拡径
筒部の先端面をバーリング先端に圧接するシール面とす
ると共に、バーリング側面に圧接するシール突起を上記
スカート部の外周に突設し、かつ、拡径筒部の内周面に
インナー係止用の溝を設けると共にスカート部に先端側
からスリットを設けている一方、 上記インナーは上記アウターの拡径筒部に内嵌する円筒
部の一端にフランジ部を設けて、上記拡径筒部内周面の
溝に係止すると共に、上記円筒部の外周面に係止爪を突
設しており、該係止爪は上記アウターのスカート部のス
リットを入れた先端側を折り返して介在させた状態で上
記車体ボデイの貫通孔の室内側周縁に係止する構成とし
ているワイヤハーネス用グロメット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9051704A JPH10255573A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | ワイヤハーネス用グロメット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9051704A JPH10255573A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | ワイヤハーネス用グロメット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255573A true JPH10255573A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12894293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9051704A Withdrawn JPH10255573A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | ワイヤハーネス用グロメット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10255573A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7100237B2 (en) | 2002-04-24 | 2006-09-05 | Yazaki Corporation | Grommet |
| CN100446132C (zh) * | 2005-01-14 | 2008-12-24 | Ls电线有限公司 | 高压复合绝缘子的制造方法 |
| JP2009016183A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Yazaki Corp | グロメット |
| JP2012182899A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネス保持構造 |
| JP2013038981A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット |
| JP2021027689A (ja) * | 2019-08-05 | 2021-02-22 | 本田技研工業株式会社 | グロメット |
| CN112744167A (zh) * | 2019-10-30 | 2021-05-04 | 住友电装株式会社 | 护线套 |
| JP2024154170A (ja) * | 2023-04-18 | 2024-10-30 | 矢崎総業株式会社 | グロメット |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP9051704A patent/JPH10255573A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |