JPH10256784A - チップ状部品供給装置 - Google Patents

チップ状部品供給装置

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Publication number
JPH10256784A
JPH10256784A JP9052675A JP5267597A JPH10256784A JP H10256784 A JPH10256784 A JP H10256784A JP 9052675 A JP9052675 A JP 9052675A JP 5267597 A JP5267597 A JP 5267597A JP H10256784 A JPH10256784 A JP H10256784A
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JP
Japan
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chip
hopper
supply
driving
electronic component
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Pending
Application number
JP9052675A
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English (en)
Inventor
Akira Mori
晃 毛利
Koichi Saito
浩一 斎藤
Takashi Kimoto
隆 木本
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパから排出されたチップ状電子部品を、
案内通路に沿って取り出し位置にまで導こうとすると
き、部品が取り出し位置にまで確実に供給されるように
し、部品の単位時間当たりの取り出し回数が増しても、
十分にそれらの供給が追従できるようにする。 【解決手段】 圧縮空気を吐出するポンプ33を駆動す
るための、原動レバー9、ロータ39、大歯車40、小
歯車43、カム45、カムフォロワ47および従動レバ
ー48を含む可動機構に関連して、可動機構の動作によ
り歪みエネルギを貯蔵する渦巻ばね46を設ける。可動
機構を能動化するため、プッシャ17が原動レバー9を
回動させたとき、渦巻ばね46にエネルギが貯蔵され
る。次いで、このエネルギが放出されるとき、可動機構
が再び能動化され、プッシャ17の動きがなくてもポン
プ33を作動させ、部品2を供給できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チップ状部品供
給装置に関するもので、特に、複数種類のチップ状部品
をそれぞれ種類別に供給するための複数の供給ユニット
を備えるチップ状部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、コンデンサ、抵抗器、インダ
クタ等の電子部品であって、表面マウント可能とされた
電子部品の多くは、チップ状の形態をなしている。この
ようなチップ状電子部品を回路基板上にマウントするた
め、チップマウント機が用いられている。
【0003】チップマウント機には、上述のチップ状電
子部品を供給するための供給装置が組み込まれていて、
このチップ状電子部品供給装置によって整列状態で供給
されたチップ状電子部品は、真空吸引に基づき、1個ず
つ吸引ノズルにより吸着されて保持され、この状態で吸
引ノズルが移動することにより、回路基板上の所望の位
置にマウントされる。
【0004】チップ状電子部品供給装置は、複数種類の
チップ状電子部品をそれぞれ種類別に供給するための複
数の供給ユニットを備える。供給ユニットの一例が図4
に示されている。図4は、1つの供給ユニット1を斜視
図で示したものである。供給ユニット1は、特定種類の
複数のチップ状電子部品2を受け入れかつ排出するホッ
パ4を備える。チップ状電子部品2は、図4において想
像線で示したケース5内に収納された状態で用意され
る。チップ状電子部品2は、図4に示すように、ケース
5がホッパ4に装着された状態とされてから、ケース5
に設けられた蓋(図示せず。)を開けることによって、
ホッパ4内に導入される。
【0005】上述したホッパ4から排出されたチップ状
電子部品2は、案内通路(図示せず。)を通って取り出
し位置3にまで導かれる。この案内通路内を通るとき、
チップ状電子部品2は整列状態とされる。このように整
列状態で取り出し位置3まで送られて来たチップ状電子
部品2は、前述したように、真空吸引に基づき、1個ず
つ吸引ノズル(図示せず。)により吸着されて保持さ
れ、この状態で吸引ノズルが移動することにより、回路
基板上の所望の位置にマウントされる。
【0006】上述のようなホッパ4および案内通路を備
える供給ユニット1は、1つのチップマウント機におい
て、複数設けられ、これら複数の供給ユニット1は、並
列状態で配置される。他方、吸引ノズルは、1つのチッ
プマウント機において、1つ設けられ、マウント操作を
行なうとき、通常、2つの所定位置間を繰り返し往復す
るように制御される。したがって、吸引ノズルによって
所望のチップ状電子部品2を所望の順序で取り出すこと
を可能にするため、複数の供給ユニット1は、全体とし
て所望の方向へ所望の距離だけ移動され、これによっ
て、取り出されるべきチップ状電子部品2を供給する供
給ユニット1の取り出し位置3を、吸引ノズルの往復動
作の一端に位置させるようにしている。
【0007】このような吸引ノズルによる所望のチップ
状電子部品2の取り出しを確実に行なえるようにするに
は、各供給ユニット1の取り出し位置3に途切れること
なく確実にチップ状電子部品2が供給されなければなら
ない。したがって、各供給ユニット1は、ホッパ4から
取り出し位置3へのチップ状電子部品2の供給を駆動す
るための駆動手段を備えている。
【0008】上述の駆動手段としては、図4に示した特
定的な供給ユニット1では、ホッパ4から取り出し位置
3へ至るチップ状電子部品2に向かって付与される圧縮
空気が用いられる。この圧縮空気は、ホッパ4の近傍に
設けられた空気導入口7から導入され、ホッパ4内のチ
ップ状電子部品2に対して攪拌作用を及ぼすとともに、
案内通路内でチップ状電子部品2を強制的に送るように
作用する。
【0009】また、この供給ユニット1では、チップ状
電子部品2を1個ずつ確実に取り出し位置3から吸引取
り出しするため、1個のチップ状電子部品2を取り出し
位置3に送る毎に、取り出し位置3を開閉するシャッタ
8が設けられる。シャッタ8は、原動レバー9を含むリ
ンクセット10を介して与えられた駆動力により所望の
ごとく動作される。原動レバー9は、L字状をなしてい
て、ピン11を中心として矢印12および13方向に回
動するように保持されている。また、原動レバー9に関
連して引っ張りばね14が設けられ、この引っ張りばね
14は、原動レバー9を矢印13方向に回動させるよう
に付勢している。
【0010】このような構成の複数の供給ユニット1を
備えるチップ状電子部品供給装置において、1つの能動
化手段15が設けられる。能動化手段15は、前述した
吸引ノズルが動作する位置に対応して位置されるもので
あって、この特定的なチップ状電子部品供給装置におい
ては、圧縮空気供給ノズル16およびプッシャ17を備
えている。圧縮空気供給ノズル16およびプッシャ17
は、共に連結プレート18によって保持されており、ガ
イド棒19によって案内されながら、矢印20および2
1で示すように、一体的に上下方向に動作可能である。
【0011】図4に示した状態から、圧縮空気供給ノズ
ル16およびプッシャ17が矢印20方向に動作したと
き、圧縮空気供給ノズル16は、その先端を空気導入口
7に接触させ、そのタイミングで圧縮空気を空気導入口
7に向かって導入する。これによって、前述したよう
に、圧縮空気が、ホッパ4内のチップ状電子部品2に対
して攪拌作用を及ぼすとともに、案内通路内でチップ状
電子部品2を強制的に送るように作用する。
【0012】また、上述のように、圧縮空気供給ノズル
16およびプッシャ17が矢印20方向に動作したと
き、プッシャ17は、原動レバー9の一方端を同方向に
押圧し、原動レバー9を矢印12方向に回動させる。他
方、圧縮空気供給ノズル16およびプッシャ17が矢印
21方向に動作したとき、プッシャ17は原動レバー9
から離れ、引っ張りばね14の作用により、原動レバー
9は矢印13方向に回動する。このような原動レバー9
の矢印12および13方向の一往復回動の結果、前述し
たように、シャッタ8が動作し、チップ状電子部品2が
1個ずつ取り出し位置3に送られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、このチ
ップ状電子部品供給装置においては、能動化手段15
は、吸引ノズルが動作する位置に対応して1つだけ設け
られ、取り出そうとするチップ状電子部品2を扱う供給
ユニット1に対してのみ作用し、それによって、当該供
給ユニット1に備えるホッパ4から取り出し位置3への
チップ状電子部品2の供給を駆動するための圧縮空気を
空気導入口7へ供給するようにしている。
【0014】言い換えると、取り出しを終えた、あるい
は取り出し前のチップ状電子部品2を扱う供給ユニット
1に対しては、能動化手段15が全く作用しない。この
ように、能動化手段15が、取り出そうとするチップ状
電子部品2を扱う供給ユニット1に対してしか作用しな
いように構成されていても、チップマウント機がそれほ
ど高速では稼働されない場合には、チップ状電子部品2
を取り出し位置3にまで十分に供給することができる。
【0015】これに対して、チップマウント機がより高
速化され、吸引ノズルによるチップ状電子部品2の単位
時間当たりの取り出し回数が増したとき、供給ユニット
1の取り出し位置3へのチップ状電子部品2の供給が、
吸引ノズルによるチップ状電子部品2の取り出しに追従
できないことがある。それゆえに、この発明の目的は、
上述したようなチップマウント機の高速化に十分に対応
できるように改良されたチップ状部品供給装置を提供し
ようとすることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数種類の
チップ状部品をそれぞれ種類別に供給するための複数の
供給ユニットを備え、各供給ユニットは、特定種類の複
数のチップ状部品を受け入れかつ排出するホッパと、ホ
ッパから排出されたチップ状部品を整列させて所定の取
り出し位置にまで導く案内通路と、ホッパから取り出し
位置へのチップ状部品の供給を駆動するための駆動手段
とをそれぞれ備え、複数の供給ユニットのうち、取り出
そうとするチップ状部品を扱う供給ユニットに備える駆
動手段を能動化するための能動化手段をさらに備える、
チップ状部品供給装置に向けられるものであって、上述
した技術的課題を解決するため、次のような構成を備え
ることを特徴としている。
【0017】すなわち、この発明に係るチップ状部品供
給装置は、能動化手段が駆動手段を能動化するとき、こ
の能動化手段による駆動手段の能動化のためのエネルギ
の一部を貯蔵するためのエネルギ貯蔵手段を備えてい
る。このエネルギ貯蔵手段に貯蔵されたエネルギは、能
動化手段が駆動手段を能動化した後、駆動手段を能動化
するために用いられるように構成される。
【0018】この発明において、より具体的な実施形態
では、駆動手段は、能動化手段によって機械的に動作さ
れる可動機構を含み、エネルギ貯蔵手段は、この可動機
構の動作によりエネルギを貯蔵する手段を含んでいる。
上述の実施形態において、エネルギ貯蔵手段は、たとえ
ば、可動機構の動作により歪みエネルギを貯蔵するばね
をもって構成される。
【0019】また、駆動手段は、この発明が向けられる
チップ状部品供給装置の形式によって異なるが、ホッパ
から取り出し位置へ至るチップ状部品に向かって付与さ
れる圧縮空気を供給するためのものであって、可動機構
の動作により圧縮空気を送り出すポンプをもって構成さ
れるもの、可動機構の動作によりホッパに振動(ストロ
ーク1〜10mm程度の往復運動:以下同じ)を与える手
段をもって構成されるもの、あるいは、可動機構の動作
により案内通路に振動を与える手段をもって構成される
もの、等がある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、この発明を、チップ状部
品としてのチップ状電子部品を供給するためのチップ状
電子部品供給装置に向けられた実施形態に関連して説明
する。図1は、この発明の一実施形態によるチップ状電
子部品供給装置に備える供給ユニット31を一部破断し
て示す斜視図である。なお、供給ユニット31は、基本
的には、前述した図4に示した供給ユニット1に対し
て、構成部品を変更または追加することにより構成する
ことができるものであり、そのため、前述した図4に示
す要素に相当する要素を多く備えている。したがって、
図4に示す要素に相当する要素には、同様の参照符号を
付し、重複する説明を省略することがある。
【0021】供給ユニット31は、複数種類のチップ状
電子部品をそれぞれ種類別に供給するためのものであっ
て、チップ状電子部品供給装置には、複数の供給ユニッ
ト31が並列状態で設けられている。図1には、そのう
ちの1つの供給ユニット31が図示されている。供給ユ
ニット31は、図4に示した供給ユニット1と同様、特
定種類の複数のチップ状電子部品2を受け入れかつ排出
するホッパ4を備える。図1では、チップ状電子部品2
を収納し、これらをホッパ4内に導入するためにホッパ
4に装着される、ケース5の図示が省略されている。
【0022】上述したホッパ4から排出されたチップ状
電子部品2は、図4に示した供給ユニット1と同様、案
内通路(図示せず。)を通って取り出し位置3にまで導
かれる。この案内通路内を通るとき、チップ状電子部品
2は整列状態とされている。このように整列状態で取り
出し位置3まで送られて来たチップ状電子部品2は、真
空吸引に基づき、1個ずつ吸引ノズル(図示せず。)に
より吸着されて保持され、この状態で吸引ノズルが移動
することにより、回路基板上の所望の位置にマウントさ
れる。
【0023】各供給ユニット31の取り出し位置3に途
切れることなく確実にチップ状電子部品2が供給される
ようにして、上述のような吸引ノズルによる所望のチッ
プ状電子部品2の取り出しを確実に行なえるようにする
ため、この実施形態においても、各供給ユニット31
は、ホッパ4から取り出し位置3へのチップ状電子部品
2の供給を駆動するための駆動手段を備えている。
【0024】上述の駆動手段としては、図4に示した供
給ユニット1と同様、ホッパ4から取り出し位置3へ至
るチップ状電子部品2に向かって付与される圧縮空気が
用いられ、この圧縮空気は、ホッパ4の近傍に設けられ
た空気導入口7から導入され、ホッパ4内のチップ状電
子部品2に対して攪拌作用を及ぼすとともに、案内通路
内でチップ状電子部品2を強制的に送るように作用す
る。
【0025】しかしながら、この実施形態では、図4に
示したような圧縮空気供給ノズル16が空気導入口7に
選択的に接触するように構成されるのではなく、空気導
入口7に圧縮空気供給管32が固定的に接続される。圧
縮空気は、後述する機構により駆動されるポンプ33に
よって作り出され、圧縮空気供給管32を介して空気導
入口7に供給される。
【0026】また、この供給ユニット31においても、
図4に示した供給ユニット1と同様、チップ状電子部品
2を1個ずつ取り出し位置3に送るようにするため、1
個のチップ状電子部品2を取り出し位置3に送る毎に、
取り出し位置3を開閉するシャッタ8が設けられる。シ
ャッタ8は、原動レバー9を含むリンクセット10を介
して与えられた駆動力により所望のごとく動作される。
原動レバー9は、この供給ユニット31に備える固定壁
23に設けられたピン11を中心として回動するように
保持されている。
【0027】この実施形態においては、上述したポンプ
33を含む駆動手段を能動化するための能動化手段15
として、プッシャ17を備えている。プッシャ17は、
矢印20および21で示すように、上下方向に動作可能
である。プッシャ17は、図4に示したプッシャ17と
同様、矢印20方向に動作したとき、原動レバー9の一
方端を同方向に押圧し、原動レバー9を矢印12方向に
回動させ、他方、矢印21方向に動作したとき、原動レ
バー9から離れる。このとき、引っ張りばね34の作用
により、原動レバー9は矢印13方向に回動する。引っ
張りばね34は、原動レバー9上に設けられたピン35
と固定壁23上に設けられたピン36との間に連結され
る。このような原動レバー9の矢印12および13方向
の一往復回動の結果、シャッタ8が動作し、チップ状電
子部品2が1個ずつ取り出し位置3に送られる。
【0028】この実施形態では、原動レバー9は、Z字
状をなしていて、その他方端側の端部には、爪37が形
成される。この爪37に対向して、切欠き38を形成し
たロータ39が配置され、このロータ39と平行に並ぶ
ように、大歯車40が配置される。ロータ39および大
歯車40は、共にシャフト41上に固定される。シャフ
ト41は、固定壁23とこの固定壁23上に設けられた
ブラケット42とによって回転可能に保持され、したが
って、ロータ39と大歯車40とは一体に回転する。
【0029】大歯車40に噛合するように、小歯車43
が配置される。小歯車43は、シャフト44上に固定さ
れる。シャフト44は、固定壁23とブラケット42と
によって回転可能に保持される。シャフト44上には、
また、カム45が固定され、それによって、カム45と
小歯車43とは一体に回転するようにされる。また、シ
ャフト44のまわりには、エネルギ貯蔵手段としての渦
巻ばね46が配置される。渦巻ばね46の一方端はシャ
フト44に固定され、他方端はブラケット42に固定さ
れる。このようにして、渦巻ばね46は、シャフト44
が回転したとき、そこに歪みエネルギを貯蔵する。
【0030】上述のカム45に接するように、カムフォ
ロワ47が配置される。カムフォロワ47は、従動レバ
ー48の一方端部に取り付けられる。従動レバー48
は、固定壁23に設けられたピン49を中心として矢印
50および51方向に回動可能に保持される。また、従
動レバー48の一方端部とブラケット42との間には、
引っ張りばね52が連結される。この引っ張りばね52
は、従動レバー48を矢印51方向に回動させ、それに
よって、カムフォロワ47をカム45に接触した状態に
維持するように付勢する。
【0031】従動レバー48の他方端側には、前述した
ポンプ33が配置される。ポンプ33は、固定壁23上
に取り付けられる。ポンプ33は、プランジャ(図示せ
ず。)から延びるプランジャ棒53を備え、このプラン
ジャ棒53を往復動作させることにより、圧縮空気を圧
縮空気供給管32へと送り込むように構成されている。
【0032】従動レバー48の回動によって、プランジ
ャ棒53を往復動作させるため、従動レバー48の他方
端部は、プランジャ棒53に連結される。より詳細に
は、プランジャ棒53には、連結ピン54が設けられ、
従動レバー48には、連結ピン54を受け入れる穴55
が設けられる。穴55は長穴とされていることが好まし
く、それによって、従動レバー48の端部の円弧状の運
動軌跡とプランジャ棒53の直線状の運動軌跡との差を
吸収し得るようにされている。
【0033】このような構成において、図1に示した供
給ユニット31が、吸引ノズルによって取り出そうとす
るチップ状電子部品2を扱うものであるとき、当該供給
ユニット31は、プッシャ17の作動位置まで移動され
る。この状態において、プッシャ17は、矢印20方向
に動作して、原動レバー9の一方端部を押圧することに
よって、原動レバー9を矢印12方向に回動させ、次い
で、矢印21方向に動作して、原動レバー9の矢印13
方向への回動を許容する。
【0034】この原動レバー9の回動によって、従来の
場合と同様、シャッタ8が動作するばかりでなく、次の
ような動作が引き起こされる。すなわち、原動レバー9
の矢印12方向への回動に応じて、爪37がロータ39
の切欠き38の端部壁に係合しながら、ロータ39を矢
印56方向に所定角度だけ回転させる。これによって、
大歯車40も同様に所定角度だけ回転し、これに噛合す
る小歯車43が所定回転数だけ回転する。この小歯車4
3の回転に従って、カム45も回転する。カム45の回
転によって、カムフォロワ47が所定回数だけ上下動
し、これに応じて、従動レバー48が、矢印50および
51で示すように、所定回数だけ往復揺動される。
【0035】上述の従動レバー48の揺動の結果、プラ
ンジャ棒53は往復動作し、それによって、ポンプ33
は、圧縮空気を吐出する。この圧縮空気は、圧縮空気供
給管32を介して、空気導入口7に導入され、従来の場
合と同様、ホッパ4内のチップ状電子部品2に対して攪
拌作用を及ぼすとともに、案内通路内でチップ状電子部
品2を強制的に送るように作用する。
【0036】このようにして、能動化手段15としての
プッシャ17が、駆動手段としての原動レバー9、ロー
タ39、大歯車40、小歯車43、カム45および従動
レバー48等を含む可動機構を動作させ、かつポンプ3
3を能動化する。また、注目すべきは、上述した小歯車
43の回転に従って、シャフト44が回転したとき、渦
巻ばね46には、歪みが生じ、その結果、歪みエネルギ
が貯蔵される。この歪みエネルギは、上述のように、能
動化手段15としてのプッシャ17が駆動手段としての
ポンプ33を能動化した後において、プッシャ17が矢
印21方向へ動作して、以下のように、原動レバー9が
矢印13方向へ回動されたとき、放出される。
【0037】すなわち、原動レバー9が矢印13方向へ
回動されたとき、爪37はロータ39の切欠き38の端
部壁から離れる方向へ移動し、これに応じて、ロータ3
9は、原動レバー9による拘束から解放されて、ロータ
39からカム45に至る可動機構は、自由に動作し得る
状態となる。このとき、上述のように、渦巻ばね46
は、歪みエネルギを貯蔵しているので、このエネルギを
放出すべくシャフト44に作用して、シャフト44を前
述した場合とは逆の方向に回転させる。
【0038】これによって、再び、カム45が回転す
る。このカム45の回転は、前述した場合と同様、カム
フォロワ47の上下動および従動レバー48の往復揺動
をもたらす。そして、従動レバー48の揺動によって、
プランジャ棒53が往復動作され、ポンプ33が圧縮空
気を吐出する。この圧縮空気も、また、圧縮空気供給管
32を介して、空気導入口7に導入され、ホッパ4内の
チップ状電子部品2に対して攪拌作用を及ぼすととも
に、案内通路内でチップ状電子部品2を強制的に送るよ
うに作用する。
【0039】上述のように、渦巻ばね46に貯蔵された
歪みエネルギが放出されるのは、プッシャ17が矢印2
1方向に動作して、原動レバー9の矢印13方向への回
動が生じ、その結果、爪37がロータ39の切欠き38
の端部壁から離れる方向へ移動し、これに応じて、ロー
タ39が原動レバー9による拘束から解放されて、ロー
タ39からカム45に至る可動機構が自由に動作し得る
状態となった時点、すなわち、チップ状電子部品2の取
り出しを実施した後の時点である。
【0040】この実施形態によれば、上述の時点にある
供給ユニット31において、渦巻ばね46に貯蔵された
エネルギが放出されるので、このエネルギによって、ポ
ンプ33を再び作動させ、圧縮空気を空気導入口7に再
び導入することができる。そのため、チップ状電子部品
2の取り出しを実施した後の時点においても、次に来る
べきチップ状電子部品2の取り出しに備えて、ホッパ4
内のチップ状電子部品2を攪拌し、かつ案内通路内でチ
ップ状電子部品2を送るように、上述の圧縮空気を作用
させることができる。
【0041】したがって、チップマウント機がより高速
化され、吸引ノズルによるチップ状電子部品2の単位時
間当たりの取り出し回数が増したとしても、供給ユニッ
ト31の取り出し位置3へのチップ状電子部品2の供給
を、吸引ノズルによるチップ状電子部品2の取り出しに
十分に追従させることができるので、チップマウント機
の高速化に十分に対応させることができる。
【0042】また、この実施形態においては、エネルギ
貯蔵手段として渦巻ばね46のような歪みエネルギを貯
蔵し得るばねが用いられ、かつこのエネルギは有限であ
るので、所定のエネルギを放出した時点で、カム45等
を含む可動機構が自動的に停止し、その結果、ポンプ3
3も自動的に停止する。したがって、ポンプ33等の停
止のための特別な手段を設けることなく、圧縮空気によ
るチップ状電子部品2の攪拌が過度にもたらされること
による、チップ状電子部品2の不所望な磨耗や機械的損
傷を生じないようにすることができる。
【0043】なお、以上の図1に示した実施形態におい
て、ブラケット42は、固定壁23からの張り出し寸法
を比較的大きくして図示されているが、これは、ブラケ
ット42の上方に配置されるロータ39、大歯車40、
小歯車43、カム45および渦巻ばね46等の要素の位
置関係をより明瞭に図解するためのもので、実際には、
ブラケット42の張り出し寸法はより小さくされ、ロー
タ39、大歯車40、小歯車43、カム45および渦巻
ばね46等の要素はよりコンパクトに配置される。
【0044】図2は、この発明の他の実施形態を説明す
るためのものである。図2に示したチップ状電子部品供
給装置に備える供給ユニット61は、複数のチップ状電
子部品2を受け入れかつ排出するホッパ62を備える。
ホッパ62は、漏斗状をなしていて、その底部に設けら
れた排出口63には、ホッパ62から排出されたチップ
状電子部品2を整列させて所定の取り出し位置(図示せ
ず。)にまで導く案内通路を構成する案内パイプ64が
挿入される。
【0045】案内パイプ64は、上端部65と残部66
とに分割される。これら上端部64と残部66とは、共
にパイプ受け67によって保持されるが、特に上端部6
5については、排出口63に対して上下方向に振動可能
とされる。この上端部65の振動可能な構成は、ホッパ
62から取り出し位置へのチップ状電子部品2の供給を
駆動するための駆動手段として機能するもので、より特
定的には、ホッパ62内のチップ状電子部品2に対して
攪拌作用を及ぼすことによって、案内パイプ64内へチ
ップ状電子部品2を整列状態で受け入れることをより容
易なものとするように作用する。
【0046】上述した上端部65の上下方向の振動は、
図1に示した従動レバー48に相当する従動レバー68
によって駆動される。すなわち、従動レバー68は、従
動レバー48と同様、矢印69および70で示すように
往復揺動可能であり、この従動レバー68の端部が、上
端部65上に設けられた1対の張出部71および72間
に係合することにより、従動レバー68の揺動が伝達さ
れて、上端部65が上下方向に振動する。
【0047】なお、従動レバー68に往復揺動を与える
ための機構は、前述した従動レバー48に往復揺動を与
えるための機構と実質的に同様である。図3は、この発
明のさらに他の実施形態を説明するためのものである。
図3に示したチップ状電子部品供給装置に備える供給ユ
ニット81は、複数のチップ状電子部品2を受け入れか
つ排出するホッパ82を備える。ホッパ82は、漏斗状
をなしていて、その底部に設けられた排出口83には、
ホッパ82から排出されたチップ状電子部品2を整列さ
せて所定の取り出し位置(図示せず。)にまで導く案内
通路を構成する案内パイプ84が固定的に連結される。
【0048】案内パイプ84は、パイプ受け85によっ
て、上下方向に振動可能なように保持される。この実施
形態では、案内パイプ84とホッパ82とが互いに固定
的に連結されているので、案内パイプ84の上下方向の
振動に伴って、ホッパ82も上下方向に振動される。こ
のホッパ82および案内パイプ84の振動可能な構成
は、ホッパ82から取り出し位置へのチップ状電子部品
2の供給を駆動するための駆動手段として機能するもの
で、より特定的には、ホッパ82内のチップ状電子部品
2に対して攪拌作用を及ぼすことによって、案内パイプ
84内へチップ状電子部品2を整列状態で受け入れるこ
とをより容易なものとするように作用するとともに、案
内パイプ84内のチップ状電子部品2にも振動を与える
ことによって、案内パイプ84内でのチップ状電子部品
2の移動をより円滑なものとするように作用する。
【0049】上述したホッパ82および案内パイプ84
の上下方向の振動は、図1に示した従動レバー48に相
当する従動レバー86によって駆動される。すなわち、
従動レバー86は、従動レバー48と同様、矢印87お
よび88で示すように往復揺動可能であり、この従動レ
バー86の端部が、案内パイプ84上に設けられた1対
の張出部89および90間に係合することにより、従動
レバー86の揺動が伝達されて、ホッパ82および案内
パイプ84が上下方向に振動する。
【0050】なお、この実施形態においても、従動レバ
ー86に往復揺動を与えるための機構は、前述した従動
レバー48に往復揺動を与えるための機構と実質的に同
様である。以上、この発明を図示した実施形態に関連し
て説明したが、この発明の範囲内において、その他、種
々の実施形態が可能である。
【0051】たとえば、エネルギ貯蔵手段として、前述
した実施形態では、渦巻ばね46が用いられたが、他の
形態のばねが用いられてもよい。また、このような歪み
エネルギを貯蔵するばねに代えて、他のエネルギ貯蔵手
段が用いられてもよい。また、このようなエネルギ貯蔵
手段によって貯蔵されるエネルギは、歪みエネルギのよ
うな機械的エネルギの他、たとえば電気的エネルギであ
ってもよい。電気的エネルギを貯蔵する場合には、能動
化手段による駆動手段の能動化のための機械的エネルギ
の一部が発電等により電気的エネルギに変換され、この
電気的エネルギが充電され、その後、この充電された電
気的エネルギが、駆動手段を再び能動化するために放電
される。
【0052】また、図示した実施形態は、チップ状電子
部品2のための供給装置であったが、この発明は、チッ
プ状電子部品に限らず、その他のチップ状部品のための
供給装置にも適用することができる。
【0053】
【発明の効果】このように、この発明に係るチップ状部
品供給装置によれば、能動化手段が駆動手段を能動化す
るとき、能動化手段による駆動手段の能動化のためのエ
ネルギの一部を貯蔵するためのエネルギ貯蔵手段を備
え、このエネルギ貯蔵手段に貯蔵されたエネルギは、能
動化手段が駆動手段を能動化した後、駆動手段を再び能
動化するために用いられるので、能動化手段が動作を終
えた後であっても、駆動手段が、エネルギ貯蔵手段から
のエネルギによって再び能動化されることができる。
【0054】このようなことから、この発明によれば、
ホッパから取り出し位置へのチップ状部品の供給を駆動
するための駆動手段の能動化されている時間が延長さ
れ、それゆえ、取り出し位置へのチップ状部品の供給を
より確実なものとすることができる。したがって、取り
出し位置からのチップ状部品の単位時間当たりの取り出
し回数が増しても、これに十分に追従させて、取り出し
位置へチップ状部品を確実に送り込むことができる。
【0055】この発明は、ホッパ、案内通路および駆動
手段をそれぞれ備える、複数の供給ユニットに対して、
1つの能動化手段が設けられた、チップ状部品供給装置
に向けられるものである。このようなチップ状部品供給
装置では、複数の供給ユニットの各々に備える駆動手段
の能動化を、1つの能動化手段によって次々と行なわな
ければならないので、ある特定の駆動手段が能動化され
ている時間は、限られたものとなる。したがって、上述
のように、エネルギ貯蔵手段からのエネルギによって駆
動手段の能動化時間が延長されることには、重要な意義
がある。
【0056】この発明において、駆動手段が、能動化手
段によって機械的に動作される可動機構を含むとき、エ
ネルギ貯蔵手段が、この可動機構の動作によりエネルギ
を貯蔵する手段をもって構成されていると、このような
エネルギ貯蔵手段を、たとえば、可動機構の動作により
歪みエネルギを貯蔵するばねのような簡単な機械部品で
構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるチップ状電子部品
供給装置に含まれる1つの供給ユニット31を一部破断
して示す斜視図である。
【図2】この発明の他の実施形態によるチップ状電子部
品供給装置に含まれる1つの供給ユニット61の一部を
示す断面図である。
【図3】この発明のさらに他の実施形態によるチップ状
電子部品供給装置に含まれる1つの供給ユニット81の
一部を示す断面図である。
【図4】この発明にとって興味あるチップ状電子部品供
給装置に含まれる1つの供給ユニット1を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 チップ状電子部品 3 取り出し位置 4,62,82 ホッパ 7 空気導入口 9 原動レバー 15 能動化手段 17 プッシャ 31,61,81 供給ユニット 32 圧縮空気供給管 33 ポンプ 37 爪 38 切欠き 39 ロータ 40,43 歯車 41,44 シャフト 45 カム 46 渦巻ばね 47 カムフォロワ 48,68,86 従動レバー 53 プランジャ棒 64,84 案内パイプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のチップ状部品をそれぞれ種類
    別に供給するための複数の供給ユニットを備え、 各前記供給ユニットは、 特定種類の複数のチップ状部品を受け入れかつ排出する
    ホッパと、 前記ホッパから排出されたチップ状部品を整列させて所
    定の取り出し位置にまで導く案内通路と、 前記ホッパから前記取り出し位置へのチップ状部品の供
    給を駆動するための駆動手段とをそれぞれ備え、 複数の前記供給ユニットのうち、取り出そうとするチッ
    プ状部品を扱う供給ユニットに備える前記駆動手段を能
    動化するための能動化手段をさらに備える、チップ状部
    品供給装置において、 前記能動化手段が前記駆動手段を能動化するとき、前記
    能動化手段による前記駆動手段の能動化のためのエネル
    ギの一部を貯蔵するためのエネルギ貯蔵手段を備え、 前記エネルギ貯蔵手段に貯蔵されたエネルギは、前記能
    動化手段が前記駆動手段を能動化した後、前記駆動手段
    を能動化するために用いられるように構成されたことを
    特徴とする、チップ状部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記能動化手段によっ
    て機械的に動作される可動機構を含み、前記エネルギ貯
    蔵手段は、前記可動機構の動作によりエネルギを貯蔵す
    る手段を含む、請求項1に記載のチップ状部品供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記エネルギ貯蔵手段は、前記可動機構
    の動作により歪みエネルギを貯蔵するばねを含む、請求
    項2に記載のチップ状部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、前記ホッパから前記取
    り出し位置へ至るチップ状部品に向かって付与される圧
    縮空気を供給するためのものであって、前記可動機構の
    動作により圧縮空気を送り出すポンプを含む、請求項2
    または3に記載のチップ状部品供給装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段は、前記可動機構の動作に
    より前記ホッパに振動を与える手段を含む、請求項2な
    いし4のいずれかに記載のチップ状部品の供給装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段は、前記可動機構の動作に
    より前記案内通路に振動を与える手段を含む、請求項2
    ないし5のいずれかに記載のチップ状部品の供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044825A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Tani Electronics Corp プリント基板等の板状物品のプッシャー
WO2017043696A1 (ko) * 2015-09-09 2017-03-16 (주)에이피텍 플립 장치

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