JPH10256914A - D/a変換器 - Google Patents
D/a変換器Info
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- JPH10256914A JPH10256914A JP5620397A JP5620397A JPH10256914A JP H10256914 A JPH10256914 A JP H10256914A JP 5620397 A JP5620397 A JP 5620397A JP 5620397 A JP5620397 A JP 5620397A JP H10256914 A JPH10256914 A JP H10256914A
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費電力を抑えつつも、アナログ出力にオー
バーシュートが発生しないようなD/A変換器を提供す
る。 【解決手段】 本発明のD/A変換器は、定電流源1
と、スイッチ回路SW1、SW2と、定電流源1とスイ
ッチ回路SW1との間に接続されたスイッチ回路SW3
と、出力抵抗2と、ダミー抵抗3と、制御回路4とを備
え、各スイッチは、制御回路4からの制御信号により切
り換え制御される。スイッチ回路SW1は、デジタル信
号に応じてオン、オフを繰り返し、スイッチ回路SW2
はスイッチ回路SW1とほぼ逆のタイミングで切り換え
られる。スイッチ回路SW3は、スイッチ回路SW1が
オンになる前からオフになった後までの所定期間だけオ
ンする。以上により、スイッチ回路SW1がオンする直
前の所定期間と、オフした直後の所定期間だけダミー抵
抗3に電流が流れ、ダミー抵抗3に電流が流れる期間を
削減できるため、その分、消費電力を低減できる。
バーシュートが発生しないようなD/A変換器を提供す
る。 【解決手段】 本発明のD/A変換器は、定電流源1
と、スイッチ回路SW1、SW2と、定電流源1とスイ
ッチ回路SW1との間に接続されたスイッチ回路SW3
と、出力抵抗2と、ダミー抵抗3と、制御回路4とを備
え、各スイッチは、制御回路4からの制御信号により切
り換え制御される。スイッチ回路SW1は、デジタル信
号に応じてオン、オフを繰り返し、スイッチ回路SW2
はスイッチ回路SW1とほぼ逆のタイミングで切り換え
られる。スイッチ回路SW3は、スイッチ回路SW1が
オンになる前からオフになった後までの所定期間だけオ
ンする。以上により、スイッチ回路SW1がオンする直
前の所定期間と、オフした直後の所定期間だけダミー抵
抗3に電流が流れ、ダミー抵抗3に電流が流れる期間を
削減できるため、その分、消費電力を低減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流加算型D/A
変換器に関するもので、特に、出力段に定電流源とスイ
ッチ回路とを備えたものを対象とする。
変換器に関するもので、特に、出力段に定電流源とスイ
ッチ回路とを備えたものを対象とする。
【0002】
【従来の技術】DVD(Digital Video Disk)装置などで
は、媒体に記録されたデジタル信号をアナログのビデオ
信号に変換する処理を行っており、このような処理には
通常D/A変換器が用いられる。D/A変換器には回路
構成の異なる複数のタイプがあり、図7はその一種であ
る電流加算型D/A変換器の出力段の回路構成を示して
いる。また、図8は図7のノードP〜Sの信号波形図で
ある。
は、媒体に記録されたデジタル信号をアナログのビデオ
信号に変換する処理を行っており、このような処理には
通常D/A変換器が用いられる。D/A変換器には回路
構成の異なる複数のタイプがあり、図7はその一種であ
る電流加算型D/A変換器の出力段の回路構成を示して
いる。また、図8は図7のノードP〜Sの信号波形図で
ある。
【0003】図7のD/A変換器は、複数のユニット1
0と、出力抵抗2と、ダミー抵抗3とを備える。各ユニ
ット10は、定電流源1と、定電流源1に接続されたス
イッチ回路SW1,SW2とを含んで構成され、このよ
うな構成のユニット10が所定のビット数分(例えば8
ビット分)並列接続されている。
0と、出力抵抗2と、ダミー抵抗3とを備える。各ユニ
ット10は、定電流源1と、定電流源1に接続されたス
イッチ回路SW1,SW2とを含んで構成され、このよ
うな構成のユニット10が所定のビット数分(例えば8
ビット分)並列接続されている。
【0004】スイッチ回路SW1は、変換対象であるデ
ジタル信号に応じてオン、オフを繰り返し、スイッチ回
路SW2はスイッチ回路SW1とはほぼ逆のタイミング
で動作する。このスイッチ回路SW2は、オーバーシュ
ートやアンダーシュートを防止するために設けられてお
り、スイッチ回路SW2がなくてもデジタル信号をアナ
ログ信号に変換することができ、スイッチ回路SW2を
省いた場合の回路は図9のようになる。
ジタル信号に応じてオン、オフを繰り返し、スイッチ回
路SW2はスイッチ回路SW1とはほぼ逆のタイミング
で動作する。このスイッチ回路SW2は、オーバーシュ
ートやアンダーシュートを防止するために設けられてお
り、スイッチ回路SW2がなくてもデジタル信号をアナ
ログ信号に変換することができ、スイッチ回路SW2を
省いた場合の回路は図9のようになる。
【0005】図10は図9のノードP、Q、Rの信号波
形図であり、この図を用いて図9の回路の動作を説明す
る。スイッチ回路SW1がオンすると、定電流源1から
の電流I0 はスイッチ回路SW1を介して出力抵抗2に
流れ、アナログ信号の電位(以下、アナログ出力と呼
ぶ)はI0 ・R(Rは出力抵抗2の抵抗値)になる。
形図であり、この図を用いて図9の回路の動作を説明す
る。スイッチ回路SW1がオンすると、定電流源1から
の電流I0 はスイッチ回路SW1を介して出力抵抗2に
流れ、アナログ信号の電位(以下、アナログ出力と呼
ぶ)はI0 ・R(Rは出力抵抗2の抵抗値)になる。
【0006】一方、スイッチ回路SW1がオフすると、
定電流源1とスイッチ回路SW1との接続点Qの電位は
電源電圧VDDに近いレベルにまで上昇し、その状態でス
イッチ回路SW1がオンすると、接続点Qの電位が低下
するまでの所定期間、本来定電流源1から流れるべき電
流以上の電流が接続点Qに流れ、アナログ出力に図10
の波形Rのようなオーバーシュートが発生してしまう。
定電流源1とスイッチ回路SW1との接続点Qの電位は
電源電圧VDDに近いレベルにまで上昇し、その状態でス
イッチ回路SW1がオンすると、接続点Qの電位が低下
するまでの所定期間、本来定電流源1から流れるべき電
流以上の電流が接続点Qに流れ、アナログ出力に図10
の波形Rのようなオーバーシュートが発生してしまう。
【0007】このため、図7の回路では、スイッチ回路
SW2とダミー抵抗3とで構成されるダミー回路を設
け、スイッチ回路SW1がオフの期間にスイッチ回路S
W2をオンさせて定電流源1からの電流をダミー抵抗3
に流し、接続点Qの電位を出力電圧に近い値に設定して
いる。
SW2とダミー抵抗3とで構成されるダミー回路を設
け、スイッチ回路SW1がオフの期間にスイッチ回路S
W2をオンさせて定電流源1からの電流をダミー抵抗3
に流し、接続点Qの電位を出力電圧に近い値に設定して
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7の
回路は、図8の波形RとSを見ればわかるように、スイ
ッチ回路SW1とSW2が交互にオンし、スイッチ回路
SW1がオフの間も定電流源1からの電流はスイッチ回
路SW2を流れるため、消費電力が多くなってしまう。
すなわち、スイッチ回路SW2を流れる電流は、D/A
変換には直接寄与しないため、アナログ信号への変換に
使われる消費電力は全体の消費電力の50%にすぎず、
無駄に消費される電力が多い。
回路は、図8の波形RとSを見ればわかるように、スイ
ッチ回路SW1とSW2が交互にオンし、スイッチ回路
SW1がオフの間も定電流源1からの電流はスイッチ回
路SW2を流れるため、消費電力が多くなってしまう。
すなわち、スイッチ回路SW2を流れる電流は、D/A
変換には直接寄与しないため、アナログ信号への変換に
使われる消費電力は全体の消費電力の50%にすぎず、
無駄に消費される電力が多い。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、消費電力を抑えつつも、アナ
ログ出力にオーバーシュートが発生しないようなD/A
変換器を提供することにある。
ものであり、その目的は、消費電力を抑えつつも、アナ
ログ出力にオーバーシュートが発生しないようなD/A
変換器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、定電流源からの電流を出力
抵抗に流しアナログ出力を得る電流加算型のD/A変換
器において、前記定電流源からの電流が流れるダミー抵
抗と、前記出力抵抗に直列に接続され、前記定電流源か
らの電流を前記出力抵抗に流すか否かを第1のスイッチ
制御信号に基づいて切り換える第1のスイッチ回路と、
前記ダミー抵抗に直列に接続され、前記定電流源からの
電流を前記ダミー抵抗に流すか否かを第2のスイッチ制
御信号に基づいて切り換える第2のスイッチ回路と、前
記デジタル信号に基づいて前記第1および第2のスイッ
チ制御信号を出力するスイッチ制御回路であって、前記
第1のスイッチ回路がオフからオンに切り替わる直前の
所定期間内に前記定電流源からの電流が前記ダミー抵抗
に流れるように前記第2のスイッチ回路を切り換え制御
する、スイッチ制御回路とを備える。
ために、請求項1の発明は、定電流源からの電流を出力
抵抗に流しアナログ出力を得る電流加算型のD/A変換
器において、前記定電流源からの電流が流れるダミー抵
抗と、前記出力抵抗に直列に接続され、前記定電流源か
らの電流を前記出力抵抗に流すか否かを第1のスイッチ
制御信号に基づいて切り換える第1のスイッチ回路と、
前記ダミー抵抗に直列に接続され、前記定電流源からの
電流を前記ダミー抵抗に流すか否かを第2のスイッチ制
御信号に基づいて切り換える第2のスイッチ回路と、前
記デジタル信号に基づいて前記第1および第2のスイッ
チ制御信号を出力するスイッチ制御回路であって、前記
第1のスイッチ回路がオフからオンに切り替わる直前の
所定期間内に前記定電流源からの電流が前記ダミー抵抗
に流れるように前記第2のスイッチ回路を切り換え制御
する、スイッチ制御回路とを備える。
【0011】請求項1の発明を図1に対応づけて説明す
ると、第1のスイッチ回路はスイッチ回路SW1に、第
2のスイッチ回路はスイッチ回路SW2に、スイッチ制
御回路は制御回路4にそれぞれ対応する。
ると、第1のスイッチ回路はスイッチ回路SW1に、第
2のスイッチ回路はスイッチ回路SW2に、スイッチ制
御回路は制御回路4にそれぞれ対応する。
【0012】請求項2の発明は、前記定電流源と前記第
2のスイッチ回路との間に接続され、第3のスイッチ制
御信号に基づいて切り換え制御される第3のスイッチ回
路を備え、前記スイッチ制御回路は、前記第1のスイッ
チ回路がオンする時刻よりも第1の期間早い時刻に前記
第3のスイッチ回路がオンし、前記第1のスイッチ回路
がオフする時刻よりも第2の期間遅い時刻に前記第3の
スイッチ回路がオフするように前記第3のスイッチ制御
信号を出力し、かつ、前記第1および第2のスイッチ回
路がほぼ逆のタイミングでオン、オフするように前記第
1および第2のスイッチ制御信号を出力する。
2のスイッチ回路との間に接続され、第3のスイッチ制
御信号に基づいて切り換え制御される第3のスイッチ回
路を備え、前記スイッチ制御回路は、前記第1のスイッ
チ回路がオンする時刻よりも第1の期間早い時刻に前記
第3のスイッチ回路がオンし、前記第1のスイッチ回路
がオフする時刻よりも第2の期間遅い時刻に前記第3の
スイッチ回路がオフするように前記第3のスイッチ制御
信号を出力し、かつ、前記第1および第2のスイッチ回
路がほぼ逆のタイミングでオン、オフするように前記第
1および第2のスイッチ制御信号を出力する。
【0013】請求項2の発明を図1および図2に対応づ
けて説明すると、第3のスイッチ回路はスイッチ回路S
W3に対応し、図2の波形A,Bに示すように、第1の
スイッチ回路SW1がオンになる直前からオフになった
直後までの所定期間、第3のスイッチ回路SW3はオン
に設定される。
けて説明すると、第3のスイッチ回路はスイッチ回路S
W3に対応し、図2の波形A,Bに示すように、第1の
スイッチ回路SW1がオンになる直前からオフになった
直後までの所定期間、第3のスイッチ回路SW3はオン
に設定される。
【0014】請求項3の発明のスイッチ制御回路は、前
記第1のスイッチ回路がオンする時刻よりも所定期間早
い時刻に前記第2のスイッチ回路がオンし、前記第1の
スイッチ回路がオンする時刻と略同時刻に前記第2のス
イッチ回路がオフするように前記第1および第2の制御
信号を出力する。
記第1のスイッチ回路がオンする時刻よりも所定期間早
い時刻に前記第2のスイッチ回路がオンし、前記第1の
スイッチ回路がオンする時刻と略同時刻に前記第2のス
イッチ回路がオフするように前記第1および第2の制御
信号を出力する。
【0015】請求項3の発明は、例えば図4の波形A,
Hに示すように、第1のスイッチ回路がオンになる直前
の所定期間だけ第2のスイッチ回路をオンする。
Hに示すように、第1のスイッチ回路がオンになる直前
の所定期間だけ第2のスイッチ回路をオンする。
【0016】請求項4の発明は、前記デジタル信号と、
前記デジタル信号を所定期間遅延させた信号とに基づい
て所定の論理演算を行う演算器を備え、前記スイッチ制
御回路は、前記デジタル信号を所定期間遅延させた信号
を前記第1のスイッチ制御信号とし、前記演算器の出力
を前記第2のスイッチ制御信号とする。
前記デジタル信号を所定期間遅延させた信号とに基づい
て所定の論理演算を行う演算器を備え、前記スイッチ制
御回路は、前記デジタル信号を所定期間遅延させた信号
を前記第1のスイッチ制御信号とし、前記演算器の出力
を前記第2のスイッチ制御信号とする。
【0017】請求項4の発明を図3に対応づけて説明す
ると、演算器はANDゲート43に対応し、デジタル信
号を所定期間遅延させた信号は遅延回路41または42
の出力に対応する。
ると、演算器はANDゲート43に対応し、デジタル信
号を所定期間遅延させた信号は遅延回路41または42
の出力に対応する。
【0018】請求項5の発明は、定電流源からの電流を
出力抵抗に流しアナログ出力を得る電流加算型のD/A
変換器において、前記出力抵抗に直列に接続され、前記
定電流源からの電流を前記出力抵抗に流すか否かを切り
換える第1のスイッチ回路と、前記定電流源と前記第1
のスイッチ回路との間に接続された第2のスイッチ回路
と、前記第1のスイッチ回路がオフのときに前記定電流
源と前記第1のスイッチ回路との間の電位がフローティ
ング状態になるように前記第2のスイッチ回路を切り換
え制御するスイッチ制御回路と、前記第1のスイッチ回
路がオンする直前に前記定電流源と前記第1のスイッチ
回路との間の電位が予め定めた電位になるように、前記
アナログ出力を前記定電流源と前記第1のスイッチ回路
との間に帰還させる帰還回路とを備える。
出力抵抗に流しアナログ出力を得る電流加算型のD/A
変換器において、前記出力抵抗に直列に接続され、前記
定電流源からの電流を前記出力抵抗に流すか否かを切り
換える第1のスイッチ回路と、前記定電流源と前記第1
のスイッチ回路との間に接続された第2のスイッチ回路
と、前記第1のスイッチ回路がオフのときに前記定電流
源と前記第1のスイッチ回路との間の電位がフローティ
ング状態になるように前記第2のスイッチ回路を切り換
え制御するスイッチ制御回路と、前記第1のスイッチ回
路がオンする直前に前記定電流源と前記第1のスイッチ
回路との間の電位が予め定めた電位になるように、前記
アナログ出力を前記定電流源と前記第1のスイッチ回路
との間に帰還させる帰還回路とを備える。
【0019】請求項5の発明を図5に対応づけて説明す
ると、第1のスイッチ回路はスイッチ回路SW1に、第
2のスイッチ回路はスイッチ回路SW4に、スイッチ制
御回路は制御回路4bに、帰還回路は帰還増幅器5およ
びスイッチ回路SW2に、それぞれ対応する。
ると、第1のスイッチ回路はスイッチ回路SW1に、第
2のスイッチ回路はスイッチ回路SW4に、スイッチ制
御回路は制御回路4bに、帰還回路は帰還増幅器5およ
びスイッチ回路SW2に、それぞれ対応する。
【0020】請求項6の発明の前記帰還回路は、一端が
前記第1および第2のスイッチ回路に接続され他端が前
記出力抵抗に接続され、第3のスイッチ制御信号に基づ
いて切り換え制御される第3のスイッチ回路を備え、前
記スイッチ制御回路は、前記第1のスイッチ回路がオン
する時刻よりも第1の期間早い時刻に前記第3のスイッ
チ回路がオンし、前記第1のスイッチ回路がオフする時
刻よりも第2の期間遅い時刻に前記第3のスイッチ回路
がオフするように前記第3のスイッチ制御信号を出力
し、かつ、前記第1および第2のスイッチ回路がほぼ逆
のタイミングでオン、オフするように前記第1および第
2のスイッチ制御信号を出力する。
前記第1および第2のスイッチ回路に接続され他端が前
記出力抵抗に接続され、第3のスイッチ制御信号に基づ
いて切り換え制御される第3のスイッチ回路を備え、前
記スイッチ制御回路は、前記第1のスイッチ回路がオン
する時刻よりも第1の期間早い時刻に前記第3のスイッ
チ回路がオンし、前記第1のスイッチ回路がオフする時
刻よりも第2の期間遅い時刻に前記第3のスイッチ回路
がオフするように前記第3のスイッチ制御信号を出力
し、かつ、前記第1および第2のスイッチ回路がほぼ逆
のタイミングでオン、オフするように前記第1および第
2のスイッチ制御信号を出力する。
【0021】請求項6の発明を図5に対応づけて説明す
ると、第3のスイッチ回路はスイッチ回路SW2に対応
する。
ると、第3のスイッチ回路はスイッチ回路SW2に対応
する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したD/A変
換器について、図面を参照しながら具体的に説明する。
換器について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0023】〔第1の実施形態〕以下に説明する第1の
実施形態は、図7に示す従来のD/A変換器に新たにス
イッチ回路SW3を追加し、主スイッチであるスイッチ
回路SW1がオンする直前の所定期間のみダミー抵抗3
に電流を流すべく、各スイッチ回路SW1〜SW3を切
り換え制御するものである。
実施形態は、図7に示す従来のD/A変換器に新たにス
イッチ回路SW3を追加し、主スイッチであるスイッチ
回路SW1がオンする直前の所定期間のみダミー抵抗3
に電流を流すべく、各スイッチ回路SW1〜SW3を切
り換え制御するものである。
【0024】図1は第1の実施形態のD/A変換器の出
力段の構成を示す回路図である。図1の回路図は1ビッ
ト分のユニット10aを示しており、実際には、このよ
うなユニット10aが複数並列接続されている。なお、
図1では、従来と同じ構成部分には同一符号を付してい
る。
力段の構成を示す回路図である。図1の回路図は1ビッ
ト分のユニット10aを示しており、実際には、このよ
うなユニット10aが複数並列接続されている。なお、
図1では、従来と同じ構成部分には同一符号を付してい
る。
【0025】各ユニット10aは、図7に示す従来のD
/A変換器と同様に、定電流源1と、スイッチ回路SW
1、SW2と、出力抵抗2と、ダミー抵抗3と、制御回
路4とを備える。定電流源1とスイッチ回路SW2との
間にはスイッチ回路SW3が接続され、スイッチ回路S
W2と、スイッチ回路SW3と、ダミー抵抗3とでダミ
ー回路が構成されている。これらスイッチ回路SW1〜
SW3は制御回路4によって制御され、より具体的に
は、制御回路4から出力される第1のスイッチ制御信号
によってスイッチ回路SW1が、第2のスイッチ制御信
号によってスイッチ回路SW2が、第3のスイッチ制御
信号によってスイッチ回路SW3がそれぞれ切り換え制
御される。また、制御回路4は、論理ゲートの組み合わ
せからなる制御信号生成部40と、インバータ41とで
構成されている。
/A変換器と同様に、定電流源1と、スイッチ回路SW
1、SW2と、出力抵抗2と、ダミー抵抗3と、制御回
路4とを備える。定電流源1とスイッチ回路SW2との
間にはスイッチ回路SW3が接続され、スイッチ回路S
W2と、スイッチ回路SW3と、ダミー抵抗3とでダミ
ー回路が構成されている。これらスイッチ回路SW1〜
SW3は制御回路4によって制御され、より具体的に
は、制御回路4から出力される第1のスイッチ制御信号
によってスイッチ回路SW1が、第2のスイッチ制御信
号によってスイッチ回路SW2が、第3のスイッチ制御
信号によってスイッチ回路SW3がそれぞれ切り換え制
御される。また、制御回路4は、論理ゲートの組み合わ
せからなる制御信号生成部40と、インバータ41とで
構成されている。
【0026】図2は図1のノードA〜Eの信号波形図で
あり、この図を用いて図1の回路動作を説明する。
あり、この図を用いて図1の回路動作を説明する。
【0027】制御回路4に入力されたデジタル信号は、
制御回路4内で所定期間τ1 だけ遅延されて第1のスイ
ッチ制御信号として出力され(図2の波形A)、この信
号によってスイッチ回路SW1は切り換え制御される。
また、スイッチ回路SW2は、スイッチ回路SW1とは
ほぼ逆のタイミングで切り換え制御される。
制御回路4内で所定期間τ1 だけ遅延されて第1のスイ
ッチ制御信号として出力され(図2の波形A)、この信
号によってスイッチ回路SW1は切り換え制御される。
また、スイッチ回路SW2は、スイッチ回路SW1とは
ほぼ逆のタイミングで切り換え制御される。
【0028】一方、制御回路4は、第1のスイッチ制御
信号がハイレベルに変化する時刻の所定期間τ1 前にハ
イレベルに変化し、第1のスイッチ制御信号がローレベ
ルに変化してから所定期間τ2 後にローレベルに変化す
る第3のスイッチ制御信号をノードBに出力する。スイ
ッチ回路SW3はこの第3のスイッチ制御信号により切
り換え制御される。
信号がハイレベルに変化する時刻の所定期間τ1 前にハ
イレベルに変化し、第1のスイッチ制御信号がローレベ
ルに変化してから所定期間τ2 後にローレベルに変化す
る第3のスイッチ制御信号をノードBに出力する。スイ
ッチ回路SW3はこの第3のスイッチ制御信号により切
り換え制御される。
【0029】今、図2に示す時刻T1 に、第3のスイッ
チ制御信号(ノードB)がハイレベルに変化したとする
と、それに応じてスイッチ回路SW3はオンに変化し、
定電流源1からの電流はスイッチ回路SW3とSW2を
介してダミー抵抗3に流れ、定電流源1とスイッチ回路
SW1との接続点Cの電位はI0 ・Rにまで低下する。
ここで、I0 は定電流源1から流れる電流、Rはダミー
抵抗3の抵抗値である。
チ制御信号(ノードB)がハイレベルに変化したとする
と、それに応じてスイッチ回路SW3はオンに変化し、
定電流源1からの電流はスイッチ回路SW3とSW2を
介してダミー抵抗3に流れ、定電流源1とスイッチ回路
SW1との接続点Cの電位はI0 ・Rにまで低下する。
ここで、I0 は定電流源1から流れる電流、Rはダミー
抵抗3の抵抗値である。
【0030】時刻T1 から所定期間τ1 後の時刻T2 に
なると、第1のスイッチ制御信号(ノードA)の論理が
ハイレベルに変化し、スイッチ回路SW1はオンに、ス
イッチ回路SW2はオフに変化する。これにより、定電
流源1からの電流はスイッチ回路SW1を介して出力抵
抗2に流れ、アナログ出力がハイレベルに変化する。
なると、第1のスイッチ制御信号(ノードA)の論理が
ハイレベルに変化し、スイッチ回路SW1はオンに、ス
イッチ回路SW2はオフに変化する。これにより、定電
流源1からの電流はスイッチ回路SW1を介して出力抵
抗2に流れ、アナログ出力がハイレベルに変化する。
【0031】その後、デジタル信号がローレベルに変化
し、それに応じて時刻T3 に第1のスイッチ制御信号
(ノードA)がローレベルに変化すると、スイッチ回路
SW1がオフに、スイッチ回路SW2がオンに変化し、
アナログ出力はローレベルに変化する。時刻T3 から所
定期間τ2 後の時刻T4 になると、第3のスイッチ制御
信号(ノードB)がローレベルに変化してスイッチ回路
SW3がオフし、それに応じて、接続点Cの電位は徐々
に上昇する。
し、それに応じて時刻T3 に第1のスイッチ制御信号
(ノードA)がローレベルに変化すると、スイッチ回路
SW1がオフに、スイッチ回路SW2がオンに変化し、
アナログ出力はローレベルに変化する。時刻T3 から所
定期間τ2 後の時刻T4 になると、第3のスイッチ制御
信号(ノードB)がローレベルに変化してスイッチ回路
SW3がオフし、それに応じて、接続点Cの電位は徐々
に上昇する。
【0032】その後、時刻T5 にデジタル信号が再びハ
イレベルに変化すると、その時点から第1のスイッチ制
御信号(ノードA)がハイレベルに変化するまでの所定
期間τ1 の間、ダミー抵抗3に再度電流が流れる。
イレベルに変化すると、その時点から第1のスイッチ制
御信号(ノードA)がハイレベルに変化するまでの所定
期間τ1 の間、ダミー抵抗3に再度電流が流れる。
【0033】このように、定電流源1からの電流がダミ
ー抵抗3に流れるのは、スイッチ回路SW2とSW3が
ともにオンの場合であり、具体的には、スイッチ回路S
W1がオンする直前の所定期間τ1 と、スイッチ回路S
W1がオフした直後の所定期間τ2 だけである。したが
って、ダミー抵抗3の一端の電位(以下、ダミー出力と
呼ぶ)は、図2の波形Eのようになる。
ー抵抗3に流れるのは、スイッチ回路SW2とSW3が
ともにオンの場合であり、具体的には、スイッチ回路S
W1がオンする直前の所定期間τ1 と、スイッチ回路S
W1がオフした直後の所定期間τ2 だけである。したが
って、ダミー抵抗3の一端の電位(以下、ダミー出力と
呼ぶ)は、図2の波形Eのようになる。
【0034】図1のD/A変換器では、スイッチ回路S
W1がオフになったときに、定電流源1とスイッチ回路
SW1との接続点Cの電位がほぼ電源電圧VDDにまで上
昇するが、スイッチ回路SW1がオンに切り替わる直前
にスイッチ回路SW3がオンして定電流源1からの電流
がダミー抵抗3に流れるため、接続点Cの電位はほぼI
0 ・Rにまで低下する。
W1がオフになったときに、定電流源1とスイッチ回路
SW1との接続点Cの電位がほぼ電源電圧VDDにまで上
昇するが、スイッチ回路SW1がオンに切り替わる直前
にスイッチ回路SW3がオンして定電流源1からの電流
がダミー抵抗3に流れるため、接続点Cの電位はほぼI
0 ・Rにまで低下する。
【0035】なお、スイッチ回路SW1がオフになって
から所定期間τ2 後にスイッチ回路SW3をオンからオ
フに切り換えるのは、デジタル信号のホールド時間を確
保するためであり、これにより、デジタル信号に多少の
波形のなまりがあっても精度よくアナログ信号への変換
を行うことができる。
から所定期間τ2 後にスイッチ回路SW3をオンからオ
フに切り換えるのは、デジタル信号のホールド時間を確
保するためであり、これにより、デジタル信号に多少の
波形のなまりがあっても精度よくアナログ信号への変換
を行うことができる。
【0036】図1のD/A変換器の消費電力P0 は以下
の(1)式で表される。 P0 =R・(I0 2 ・t0 +Idum 2 ・tdum )/T …(1) ここで、Rは出力抵抗2およびダミー抵抗3の抵抗値、
I0 はスイッチ回路SW1がオンのときに出力抵抗2に
流れる電流、Idum はダミー回路が動作しているときに
ダミー抵抗3に流れる電流、t0 はスイッチ回路SW1
がオンの期間、tdum はダミー回路の動作期間、Tはデ
ジタル信号の周期を示す。
の(1)式で表される。 P0 =R・(I0 2 ・t0 +Idum 2 ・tdum )/T …(1) ここで、Rは出力抵抗2およびダミー抵抗3の抵抗値、
I0 はスイッチ回路SW1がオンのときに出力抵抗2に
流れる電流、Idum はダミー回路が動作しているときに
ダミー抵抗3に流れる電流、t0 はスイッチ回路SW1
がオンの期間、tdum はダミー回路の動作期間、Tはデ
ジタル信号の周期を示す。
【0037】図7に示す従来のD/A変換器の消費電力
P0 は、I0 =Idum 、t0 =tdu m =T/2であるこ
とから、P0 =R・I0 2 で表されたが、本実施形態で
は、スイッチ回路SW1がオンになる直前の所定期間τ
1 と、スイッチ回路SW1がオフになった直後の所定期
間τ2 だけダミー抵抗3に電流を流すため、従来のD/
A変換器に比べてダミー回路の動作時間を短くでき、t
dum <<t0 に設定できる。したがって、(1)式にお
いて、Idum ・tdum <<I0 ・t0 となり、従来のD
/A変換器に比べて消費電力を大幅に低減できる。ま
た、第1の実施形態のD/A変換器は、図7に示す従来
の回路にスイッチ回路SW3と制御回路4を追加しただ
けの構成なので、従来の回路からの設計変更を容易に行
える。
P0 は、I0 =Idum 、t0 =tdu m =T/2であるこ
とから、P0 =R・I0 2 で表されたが、本実施形態で
は、スイッチ回路SW1がオンになる直前の所定期間τ
1 と、スイッチ回路SW1がオフになった直後の所定期
間τ2 だけダミー抵抗3に電流を流すため、従来のD/
A変換器に比べてダミー回路の動作時間を短くでき、t
dum <<t0 に設定できる。したがって、(1)式にお
いて、Idum ・tdum <<I0 ・t0 となり、従来のD
/A変換器に比べて消費電力を大幅に低減できる。ま
た、第1の実施形態のD/A変換器は、図7に示す従来
の回路にスイッチ回路SW3と制御回路4を追加しただ
けの構成なので、従来の回路からの設計変更を容易に行
える。
【0038】なお、図2に示した所定期間τ1 、τ2 を
具体的にどの程度の時間に設定するかは、半導体プロセ
スや半導体基板上のトランジスタの構造等により決ま
り、トランジスタ等の速度が向上するにつれ、τ1 やτ
2 も短く設定できる。
具体的にどの程度の時間に設定するかは、半導体プロセ
スや半導体基板上のトランジスタの構造等により決ま
り、トランジスタ等の速度が向上するにつれ、τ1 やτ
2 も短く設定できる。
【0039】〔第2の実施形態〕第2の実施形態は、図
7に示す従来のD/A変換器と基本的に同じ構成を有
し、スイッチ回路SW2の切り換えタイミングが従来と
異なる。
7に示す従来のD/A変換器と基本的に同じ構成を有
し、スイッチ回路SW2の切り換えタイミングが従来と
異なる。
【0040】図3は第2の実施形態のD/A変換器の出
力段の構成を示す回路図であり、図1と同様に1ビット
分のユニットを示している。スイッチ回路SW1とSW
2がいずれも定電流源1に接続されている点は図7に示
す従来の構成と同じであるが、スイッチ回路SW2の切
り換えタイミングが従来と異なる。
力段の構成を示す回路図であり、図1と同様に1ビット
分のユニットを示している。スイッチ回路SW1とSW
2がいずれも定電流源1に接続されている点は図7に示
す従来の構成と同じであるが、スイッチ回路SW2の切
り換えタイミングが従来と異なる。
【0041】制御回路4aは、遅延回路41、42と、
ANDゲート43と、インバータ44とで構成され、ス
イッチ回路SW1は遅延回路41から出力される第1の
制御信号によって切り換え制御され、スイッチ回路SW
2はANDゲート43から出力される第2の制御信号に
よって切り換え制御される。
ANDゲート43と、インバータ44とで構成され、ス
イッチ回路SW1は遅延回路41から出力される第1の
制御信号によって切り換え制御され、スイッチ回路SW
2はANDゲート43から出力される第2の制御信号に
よって切り換え制御される。
【0042】図4は図3の各部の信号波形図である。遅
延回路4aは、入力されたデジタル信号(図4の波形
F)を所定時間τだけ遅延させた第1のスイッチ制御信
号を出力し(図4の波形A)、この信号に応じてスイッ
チ回路SW1は切り換え制御される。また、インバータ
44および遅延回路42を通過した信号(図4の波形
G)とデジタル信号DとはANDゲート43で加算さ
れ、このゲート出力(図4の波形H)に応じてスイッチ
回路SW2は切り換え制御される。
延回路4aは、入力されたデジタル信号(図4の波形
F)を所定時間τだけ遅延させた第1のスイッチ制御信
号を出力し(図4の波形A)、この信号に応じてスイッ
チ回路SW1は切り換え制御される。また、インバータ
44および遅延回路42を通過した信号(図4の波形
G)とデジタル信号DとはANDゲート43で加算さ
れ、このゲート出力(図4の波形H)に応じてスイッチ
回路SW2は切り換え制御される。
【0043】このように、第2の実施形態のD/A変換
器では、スイッチ回路SW1がオンする前にまずスイッ
チ回路SW2をオンするため、スイッチ回路SW1がオ
ンする時点では、定電流源1とスイッチ回路SW1との
接続点Cの電位が、定電流源1からの電流I0 とダミー
抵抗3の抵抗値Rとの積であるI0 ・Rにまで低下し、
オーバーシュートが発生しなくなる。また、スイッチ回
路SW1がオンする直前の所定期間τだけスイッチ回路
SW2をオンするため、第1の実施形態と同様にダミー
抵抗3に電流が流れる期間を短くでき、消費電力を低減
できる。さらに、第2の実施形態のD/A変換器は、従
来の回路をそのまま流用できるため、設計変更が容易で
あり、設計費用を低減できる。
器では、スイッチ回路SW1がオンする前にまずスイッ
チ回路SW2をオンするため、スイッチ回路SW1がオ
ンする時点では、定電流源1とスイッチ回路SW1との
接続点Cの電位が、定電流源1からの電流I0 とダミー
抵抗3の抵抗値Rとの積であるI0 ・Rにまで低下し、
オーバーシュートが発生しなくなる。また、スイッチ回
路SW1がオンする直前の所定期間τだけスイッチ回路
SW2をオンするため、第1の実施形態と同様にダミー
抵抗3に電流が流れる期間を短くでき、消費電力を低減
できる。さらに、第2の実施形態のD/A変換器は、従
来の回路をそのまま流用できるため、設計変更が容易で
あり、設計費用を低減できる。
【0044】なお、デジタル信号を遅延回路41で遅延
させた第1のスイッチ制御信号に基づいてスイッチ回路
SW1をオン・オフするため、結果として、アナログ信
号が得られるまでに時間がかかることになる。しかし、
通常、D/A変換器の後段には、ノイズを低減するため
の不図示のローパスフィルタが接続され、このローパス
フィルタを通過することによる遅延時間を考えれば、D
/A変換器内の遅延時間は無視できるほど小さい。
させた第1のスイッチ制御信号に基づいてスイッチ回路
SW1をオン・オフするため、結果として、アナログ信
号が得られるまでに時間がかかることになる。しかし、
通常、D/A変換器の後段には、ノイズを低減するため
の不図示のローパスフィルタが接続され、このローパス
フィルタを通過することによる遅延時間を考えれば、D
/A変換器内の遅延時間は無視できるほど小さい。
【0045】〔第3の実施形態〕第1および第2の実施
形態のD/A変換器は、従来と同様の構成のダミー回路
を備えているが、以下に説明する第3の実施形態のD/
A変換器は、従来とは異なる構成のダミー回路を備え
る。第3の実施形態のダミー回路は、ダミー抵抗を備え
ておらず、ダミー回路の一端は出力抵抗2に接続されて
いる。また、ダミー回路はアナログ信号を帰還させる帰
還回路として作用する。
形態のD/A変換器は、従来と同様の構成のダミー回路
を備えているが、以下に説明する第3の実施形態のD/
A変換器は、従来とは異なる構成のダミー回路を備え
る。第3の実施形態のダミー回路は、ダミー抵抗を備え
ておらず、ダミー回路の一端は出力抵抗2に接続されて
いる。また、ダミー回路はアナログ信号を帰還させる帰
還回路として作用する。
【0046】図5は第3の実施形態のD/A変換器の出
力段の回路図であり、2ビット分のユニット10cの構
成を示している。第3の実施形態のダミー回路は、スイ
ッチ回路SW1に並列接続されたスイッチ回路SW2
と、スイッチ回路SW2と出力抵抗2との間に接続され
た帰還増幅器5とを含んで構成され、図1や図3に示す
ようなダミー抵抗3は設けられていない。また、スイッ
チ回路SW1と定電流源1との間には、スイッチ回路S
W4が接続されている。
力段の回路図であり、2ビット分のユニット10cの構
成を示している。第3の実施形態のダミー回路は、スイ
ッチ回路SW1に並列接続されたスイッチ回路SW2
と、スイッチ回路SW2と出力抵抗2との間に接続され
た帰還増幅器5とを含んで構成され、図1や図3に示す
ようなダミー抵抗3は設けられていない。また、スイッ
チ回路SW1と定電流源1との間には、スイッチ回路S
W4が接続されている。
【0047】第1および第2の実施形態では、スイッチ
回路SW1がオフのときに、定電流源1とスイッチ回路
SW1との接続点Cの電位を下げてオーバーシュートの
発生を抑えているが、そもそもスイッチ回路SW1がオ
フのときに接続点Cがフローティング状態になればオー
バーシュートが発生することはない。そこで、第3の実
施形態は、スイッチ回路SW1がオフのときに接続点C
をフローティング状態にすべく、スイッチ回路SW4を
設けている。
回路SW1がオフのときに、定電流源1とスイッチ回路
SW1との接続点Cの電位を下げてオーバーシュートの
発生を抑えているが、そもそもスイッチ回路SW1がオ
フのときに接続点Cがフローティング状態になればオー
バーシュートが発生することはない。そこで、第3の実
施形態は、スイッチ回路SW1がオフのときに接続点C
をフローティング状態にすべく、スイッチ回路SW4を
設けている。
【0048】スイッチ回路SW4がオフすると、接続点
Cはフローティング状態になるため、従来のように接続
点Cの電位が電源電圧レベルにまで上昇することはな
い。ところが、接続点Cをフローティング状態にしてお
くと、放電によって接続点Cの電位が徐々に低下し、そ
の後にスイッチ回路SW1がオンしたときに、アナログ
出力の立ち上がり波形になまりが生じるおそれがある。
このため、第3の実施形態では、スイッチ回路SW4と
出力抵抗2との間に帰還増幅器5を設け、スイッチ回路
SW4がオフのときに接続点Cの電位が所定レベル以下
にならないようにしている。
Cはフローティング状態になるため、従来のように接続
点Cの電位が電源電圧レベルにまで上昇することはな
い。ところが、接続点Cをフローティング状態にしてお
くと、放電によって接続点Cの電位が徐々に低下し、そ
の後にスイッチ回路SW1がオンしたときに、アナログ
出力の立ち上がり波形になまりが生じるおそれがある。
このため、第3の実施形態では、スイッチ回路SW4と
出力抵抗2との間に帰還増幅器5を設け、スイッチ回路
SW4がオフのときに接続点Cの電位が所定レベル以下
にならないようにしている。
【0049】すなわち、第3の実施形態のダミー回路
は、アナログ出力をスイッチ回路SW1の入力側に帰還
させる帰還回路として作用する。なお、帰還増幅器5
は、レベルシフトを行う汎用的なバッファで構成でき、
回路が複雑になることはなく、コストアップになること
もない。
は、アナログ出力をスイッチ回路SW1の入力側に帰還
させる帰還回路として作用する。なお、帰還増幅器5
は、レベルシフトを行う汎用的なバッファで構成でき、
回路が複雑になることはなく、コストアップになること
もない。
【0050】図6は図5の各部の信号波形図である。ス
イッチ回路SW1は、制御回路4からの制御信号に応じ
て切り換え制御され、そのほぼ逆のタイミングでスイッ
チ回路SW2は切り換え制御される。また、スイッチ回
路SW4は、スイッチ回路SW1がオンする所定期間τ
1 前から、スイッチ回路SW1がオフしてから所定期間
τ2 後までオン状態を維持する。
イッチ回路SW1は、制御回路4からの制御信号に応じ
て切り換え制御され、そのほぼ逆のタイミングでスイッ
チ回路SW2は切り換え制御される。また、スイッチ回
路SW4は、スイッチ回路SW1がオンする所定期間τ
1 前から、スイッチ回路SW1がオフしてから所定期間
τ2 後までオン状態を維持する。
【0051】スイッチ回路SW4のオン期間をスイッチ
回路SW1のオン期間よりも長くする理由は、スイッチ
回路SW1がオフからオン、あるいはオンからオフに切
り替わったときに、アナログ出力にオーバーシュートが
起こらないようにし、かつデジタル信号のホールド時間
を確保するためである。
回路SW1のオン期間よりも長くする理由は、スイッチ
回路SW1がオフからオン、あるいはオンからオフに切
り替わったときに、アナログ出力にオーバーシュートが
起こらないようにし、かつデジタル信号のホールド時間
を確保するためである。
【0052】このように、第3の実施形態のD/A変換
器は、スイッチ回路SW1、SW2と定電流源1との間
にスイッチ回路SW4を設けるため、スイッチ回路SW
1がオフのときに接続点Cをフローティング状態に設定
でき、接続点Cが電源電圧レベル近くまで上昇すること
がないことから、オーバーシュートの発生を抑制でき
る。また、ダミー抵抗3が不要となるため、回路を簡略
化できる。
器は、スイッチ回路SW1、SW2と定電流源1との間
にスイッチ回路SW4を設けるため、スイッチ回路SW
1がオフのときに接続点Cをフローティング状態に設定
でき、接続点Cが電源電圧レベル近くまで上昇すること
がないことから、オーバーシュートの発生を抑制でき
る。また、ダミー抵抗3が不要となるため、回路を簡略
化できる。
【0053】なお、図5に示したD/A変換器では、ス
イッチ回路SW1をオンする前にスイッチ回路SW4を
オンするため、定電流源1からの電流が帰還回路に流れ
込んで帰還回路内のインピーダンスによって無駄な消費
電力が発生してしまう。しかし、今後の半導体プロセス
の改良等により半導体素子が高速化すれば、スイッチ回
路SW1とSW4をほぼ同時に切り換えることが可能と
なり、帰還回路でほとんど消費電力が発生しなくなるこ
とから、より一層の消費電力低減が図れる。
イッチ回路SW1をオンする前にスイッチ回路SW4を
オンするため、定電流源1からの電流が帰還回路に流れ
込んで帰還回路内のインピーダンスによって無駄な消費
電力が発生してしまう。しかし、今後の半導体プロセス
の改良等により半導体素子が高速化すれば、スイッチ回
路SW1とSW4をほぼ同時に切り換えることが可能と
なり、帰還回路でほとんど消費電力が発生しなくなるこ
とから、より一層の消費電力低減が図れる。
【0054】上述した第1〜第3の実施形態では、定電
流源1やスイッチ回路SW1〜SW4の具体的な回路構
成について言及していないが、これらはバイポーラトラ
ンジスタ、PMOSトランジスタ、NMOSトランジス
タ、CMOSトランジスタなどを用いて構成される。
流源1やスイッチ回路SW1〜SW4の具体的な回路構
成について言及していないが、これらはバイポーラトラ
ンジスタ、PMOSトランジスタ、NMOSトランジス
タ、CMOSトランジスタなどを用いて構成される。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ダミー抵抗に電流を流すか否かを切り換える第2
のスイッチ回路のオン期間をできるだけ短くするため、
従来のD/A変換器に比べて消費電力を大幅に低減でき
る。また、第1のスイッチ回路がオフからオンに切り替
わる直前の所定期間内は定電流源からの電流がダミー抵
抗に流れるように第2のスイッチ回路を切り換える制御
するため、アナログ出力にオーバーシュートが発生する
こともない。
れば、ダミー抵抗に電流を流すか否かを切り換える第2
のスイッチ回路のオン期間をできるだけ短くするため、
従来のD/A変換器に比べて消費電力を大幅に低減でき
る。また、第1のスイッチ回路がオフからオンに切り替
わる直前の所定期間内は定電流源からの電流がダミー抵
抗に流れるように第2のスイッチ回路を切り換える制御
するため、アナログ出力にオーバーシュートが発生する
こともない。
【図1】第1の実施形態のD/A変換器の出力段の構成
を示す回路図。
を示す回路図。
【図2】図1のノードA〜Eの信号波形図。
【図3】第2の実施形態のD/A変換器の出力段の構成
を示す回路図。
を示す回路図。
【図4】図3の各部の信号波形図。
【図5】第3の実施形態のD/A変換器の出力段の構成
を示す回路図。
を示す回路図。
【図6】図5の各部の信号波形図。
【図7】ダミー回路を備えた従来のD/A変換器の出力
段の構成を示す回路図。
段の構成を示す回路図。
【図8】図7のノードP〜Sの信号波形図。
【図9】ダミー回路を持たない従来のD/A変換器の出
力段の構成を示す回路図。
力段の構成を示す回路図。
【図10】図9の各部の信号波形図。
1 定電流源 2 出力抵抗 3 ダミー抵抗 4、4a、4b 制御回路 5 帰還増幅器 10a〜10c ユニット SW1〜SW4 スイッチ回路
Claims (6)
- 【請求項1】定電流源からの電流を出力抵抗に流しアナ
ログ出力を得る電流加算型のD/A変換器において、 前記定電流源からの電流が流れるダミー抵抗と、 前記出力抵抗に直列に接続され、前記定電流源からの電
流を前記出力抵抗に流すか否かを第1のスイッチ制御信
号に基づいて切り換える第1のスイッチ回路と、 前記ダミー抵抗に直列に接続され、前記定電流源からの
電流を前記ダミー抵抗に流すか否かを第2のスイッチ制
御信号に基づいて切り換える第2のスイッチ回路と、 前記デジタル信号に基づいて前記第1および第2のスイ
ッチ制御信号を出力するスイッチ制御回路であって、前
記第1のスイッチ回路がオフからオンに切り替わる直前
の所定期間内に前記定電流源からの電流が前記ダミー抵
抗に流れるように前記第2のスイッチ回路を切り換え制
御する、スイッチ制御回路とを備えたを特徴とするD/
A変換器。 - 【請求項2】前記定電流源と前記第2のスイッチ回路と
の間に接続され、第3のスイッチ制御信号に基づいて切
り換え制御される第3のスイッチ回路を備え、 前記スイッチ制御回路は、前記第1のスイッチ回路がオ
ンする時刻よりも第1の期間早い時刻に前記第3のスイ
ッチ回路がオンし、前記第1のスイッチ回路がオフする
時刻よりも第2の期間遅い時刻に前記第3のスイッチ回
路がオフするように前記第3のスイッチ制御信号を出力
し、かつ、前記第1および第2のスイッチ回路がほぼ逆
のタイミングでオン、オフするように前記第1および第
2のスイッチ制御信号を出力することを特徴とする請求
項1記載のD/A変換器。 - 【請求項3】前記スイッチ制御回路は、前記第1のスイ
ッチ回路がオンする時刻よりも所定期間早い時刻に前記
第2のスイッチ回路がオンし、前記第1のスイッチ回路
がオンする時刻と略同時刻に前記第2のスイッチ回路が
オフするように前記第1および第2の制御信号を出力す
ることを特徴とする請求項1記載のD/A変換器。 - 【請求項4】前記デジタル信号と、前記デジタル信号を
所定期間遅延させた信号とに基づいて所定の論理演算を
行う演算器を備え、 前記スイッチ制御回路は、前記デジタル信号を所定期間
遅延させた信号を前記第1のスイッチ制御信号とし、前
記演算器の出力を前記第2のスイッチ制御信号とするこ
とを請求項3記載のD/A変換器。 - 【請求項5】定電流源からの電流を出力抵抗に流しアナ
ログ出力を得る電流加算型のD/A変換器において、 前記出力抵抗に直列に接続され、前記定電流源からの電
流を前記出力抵抗に流すか否かを切り換える第1のスイ
ッチ回路と、 前記定電流源と前記第1のスイッチ回路との間に接続さ
れた第2のスイッチ回路と、 前記第1のスイッチ回路がオフのときに前記定電流源と
前記第1のスイッチ回路との間の電位がフローティング
状態になるように前記第2のスイッチ回路を切り換え制
御するスイッチ制御回路と、 前記第1のスイッチ回路がオンする直前に前記定電流源
と前記第1のスイッチ回路との間の電位が予め定めた電
位になるように、前記アナログ出力を前記定電流源と前
記第1のスイッチ回路との間に帰還させる帰還回路とを
備えたことを特徴とするD/A変換器。 - 【請求項6】前記帰還回路は、一端が前記第1および第
2のスイッチ回路に接続され他端が前記出力抵抗に接続
され、第3のスイッチ制御信号に基づいて切り換え制御
される第3のスイッチ回路を備え、 前記スイッチ制御回路は、前記第1のスイッチ回路がオ
ンする時刻よりも第1の期間早い時刻に前記第3のスイ
ッチ回路がオンし、前記第1のスイッチ回路がオフする
時刻よりも第2の期間遅い時刻に前記第3のスイッチ回
路がオフするように前記第3のスイッチ制御信号を出力
し、かつ、前記第1および第2のスイッチ回路がほぼ逆
のタイミングでオン、オフするように前記第1および第
2のスイッチ制御信号を出力することを特徴とする請求
項5記載のD/A変換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5620397A JPH10256914A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | D/a変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5620397A JPH10256914A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | D/a変換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10256914A true JPH10256914A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13020570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5620397A Pending JPH10256914A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | D/a変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10256914A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10285038A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-23 | Sony Corp | デイジタルアナログ変換器 |
| JPH1153255A (ja) * | 1997-08-07 | 1999-02-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | カラーパレット用ramおよびd/aコンバータ |
| JP2001320276A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | ディジタル/アナログ変換器 |
| JP2008125141A (ja) * | 2008-02-20 | 2008-05-29 | Ricoh Co Ltd | D/a変換回路 |
| JP2011050007A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Sony Corp | Da変換器及び固体撮像装置 |
| JP2014017778A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Fujitsu Semiconductor Ltd | 半導体集積回路 |
| JP2015106739A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 |
| JP2019213054A (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 日本電信電話株式会社 | デジタル/アナログ変換器 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP5620397A patent/JPH10256914A/ja active Pending
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