JPH10257388A - 動画像編集方法 - Google Patents

動画像編集方法

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JPH10257388A
JPH10257388A JP9061401A JP6140197A JPH10257388A JP H10257388 A JPH10257388 A JP H10257388A JP 9061401 A JP9061401 A JP 9061401A JP 6140197 A JP6140197 A JP 6140197A JP H10257388 A JPH10257388 A JP H10257388A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像編集装置において、映像素材の一部分
に特殊効果が施された場合の編集作業を、より効率的に
行えるようにする。 【解決手段】 映像素材の一部分に特殊効果が施された
場合に、操作者の操作によらずに特殊効果が施された映
像素材部分の前後の部分と特殊効果が施された部分とが
同時に映像素材として新たに生成され登録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
番組やビデオ番組などの番組制作に使用する動画像編集
装置、特に、動画像情報の特殊効果処理が施された画像
情報を編集する場合に好適な動画像編集装置の編集方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送番組やビデオ番
組を制作する制作設備においてコンピュータを使用した
ことによる高機能化が急速に進展している。
【0003】特に番組制作時に従来行われた、ビデオテ
ープレコーダを使用し、テープカウンタを頼りに早送り
や巻き戻し等を繰り返して映像情報の編集を行うような
映像編集方法を使用する方法に変わって、取り扱いや保
存が容易で廉価なハードディスクや光ディスクなどのラ
ンダムアクセス記憶装置に映像情報を一旦記録すること
によって、映像情報の編集を行う動画像編集装置を用い
た映像編集方法が多く使用されるようになり、現在に至
っている。
【0004】このような編集装置を用いて編集を行う
際、映像の表現力を豊かにする目的で、動画像中のある
部分に特殊効果処理を施すことは、番組作成に欠かせな
い編集作業の一つとなっている。
【0005】ここで特殊効果としては、例えば、動画像
中の1フレームの画像をある時間だけ静止(フリーズ)
させたように連続して出力するフリーズ効果や、動画像
中のある区間を1秒間当たり30フレームの画像を出力
するとした通常の再生速度よりも遅く(スロー)、また
は早く(ファースト)再生するようにした、バリアブル
効果に代表されるモーションエフェクト効果がある。ま
た、ある区間の動画像にテロップが合成されるようにし
たスーパーインポーズ効果や、一連の画像内容に応じた
動画像情報であるカット間あるいは複数カットから構成
されるシーン間のつなぎ目にワイプ、ディゾルブ、フェ
ード等の接続方法を用いて接続されるようにした特殊効
果等がある。
【0006】ここで、画像編集装置のブロック構成例に
ついて、図4を用いて説明する。図4は、動画像編集装
置のブロック構成例を示した図であり、この図に示す動
画像編集装置は、各種制御処理を実行するCPU180
1、動画像編集時に用いられるカットあるいはシーンに
応じた縮小動画像表示や、編集状態を明らかにするため
に、カット、シーンの階層構造の表示を行うモニタ18
08、CPU1801のための各種制御プログラムなど
を記憶するメモリ1802、モニタ1808に表示する
ための縮小動画像情報を記憶するフレームバッファ18
07、複数のシーンからなる動画像または各シーンにお
ける変化点(画像内容が急激に変化するフレーム画像位
置)を検出するシーン変化点検出部1803、VTR1
805からの映像情報を圧縮伸張する圧縮伸張部181
1を備える。
【0007】さらに画像編集装置は、シーンまたはカッ
ト毎のさまざまな情報、例えば、一連の動画像およびシ
ーンの、変化点検出部1803で検出された変化点のフ
レーム番号と、縮小動画像ファイル名と、圧縮動画像フ
ァイル名とからなる動画像情報、動画像全体あるいはシ
ーンを高速に表示する場合のデータサイズやカットの代
表画像として縮小表示されるデータサイズに合わせて縮
小された縮小動画像情報、圧縮伸張部1811によって
圧縮符号化された圧縮動画像情報、複数のシーン、カッ
トそれぞれの階層の段数を表す階層番号、画像編集装置
に登録されたカットの順にシリアルに付与されているカ
ット番号、各シーンを構成する複数のカットの順序を表
すシーケンス番号、シーンまたはカットそれぞれに対応
する縮小動画像がモニタ1808に表示されるか否かを
識別するための情報等を記憶する、磁気記録装置180
6を備える。
【0008】さらに画像編集装置は、VTR1805お
よびVTR1805からの映像の信号を入力するビデオ
インタフェース1804を有し、操作者の指示等を入力
する入力手段として、マウスまたはキーボード1809
を備える。
【0009】上記CPU1801、メモリ1802、シ
ーン変化点検出部1803、ビデオインタフェース18
04、磁気記録装置1806、フレームバッファ180
7、圧縮伸張部1811はバス1810に接続されてお
り、CPU1801によりバス1810を介して、それ
ら構成手段が制御される。なお、磁気記録装置1806
の代わりに、他の記録媒体、例えば、MO(光磁気)デ
ィスク記憶装置を用いたり、あるいはネットワーク(L
AN,RS−232Cインタフェースを用いたネットワ
ーク等)で接続されたリモートファイル装置を用いると
してもよい。
【0010】以下、従来用いられた編集装置において、
動画像にバリアブル効果の処理を施す場合の処理方法の
手順について説明する。
【0011】図5は画像編集装置のモニタ1808にお
ける操作画面表示の例を示した図で、画像編集装置に登
録されてある各映像素材(カット毎の画像情報)に応じ
た縮小動画像を一覧表示するための素材ウインドウ20
1、画像表示と特殊効果処理動作を選択指示するための
ホップアップモニタウインドウ202、複数の映像素材
を所定の順序に関連づけて並べるようにするためのタイ
ムラインウインドウ203が表示される。
【0012】ここで、素材ウインドウ201中には、編
集を始める際に登録された各映像素材に応じた、代表画
像とされた縮小画像301が表示されている。なお、縮
小画像301の下には、それぞれ映像素材に応じた名
前、表題等のテキストが表示されている。
【0013】さらに、素材ウインドウ201の中から番
組に使用したい映像素材に応じた縮小画像が、マウス、
キーボード等の外部入力装置を用いて選択されること
で、図6に示されるようなホップアップモニタウインド
ウ202がモニタ1808に表示され、選択された映像
素材の画像がホップアップモニタウインドウ202のモ
ニタ領域407に表示される。
【0014】ここで、その映像素材の中で特殊効果処理
される映像範囲を決めるために、イン点ボタン403が
選択指示されると共に、イン点マーク402がポジショ
ンコントロールバー401上の上記映像範囲の開始点に
相当する位置にくるよう指示され、次にアウト点ボタン
404が選択指示されると共に、アウト点マーク405
がポジションコントロールバー401上の上記映像範囲
の終了点に相当する位置にくるよう指示される。
【0015】そして、上記選択された範囲に施される特
殊効果の種類がバリアブル効果(モーションエフェクト
効果)の場合には、ホップアップモニタウインドウ20
2上のモーションエフェクトボタン406が選択指示さ
れることにより、図7に示されるモーションエフェクト
設定パネルがモニタ1808に表示される。このモーシ
ョンエフェクト設定パネル中では、再生スピード設定ダ
イアログボックス601を用いてマウスまたはキーボー
ド1809により再生スピードが、設定後の再生スピー
ドと通常スピードとの割合でもって、この図の例では7
5.00%に設定入力され、または持続長さ設定ダイア
ログボックス602を用いて持続長さ(フレーム数、時
間長に関連する長さ)が、図の例では351フレーム数
に設定入力され、あるいはフレーム率設定ダイアログボ
ックスを用いて、単位時間当たりに出現するフレーム数
に相当するフレーム率が、図の例では22.50FPS
(フレーム/秒)に設定入力されて、上記いずれか一つ
の設定入力がなされた後にOKボタン604が選択指示
されることにより、バリアブル効果の指示が終了する。
【0016】さらに、カットが分割生成される様子を表
した図2に例示するように、もとの映像素材1101の
タイムコードが「3」から「5」となる間の3つのフレ
ーム画像部分が、例えば、再生速度を通常速度の50%
とするバリアブル効果が施されたとする。その結果、図
2に示すように、上記3つのフレーム画像がそれぞれ2
回連続した画像情報、すなわち映像素材1103が新た
なカットとして画像編集装置に登録され、その登録され
た映像素材1103に応じた新たな縮小画像情報がフレ
ームバッファ1807に記憶されると共にその縮小画像
が素材ウインドウ201に表示される。
【0017】このようにして新たに登録されたバリアブ
ル効果の施された映像素材1103、あるいは他の登録
済みの映像素材の順序編集を行う場合は、映像素材にそ
れぞれ対応する領域表示、例えば図5のタイムラインウ
インドウ203の、斜線で示す領域表示302と、斜め
格子で示す領域表示303とが、所定の場所、例えば、
領域表示302の右側の位置になるように領域表示30
3を配置させる。そうすることによって、それら領域表
示に対応する映像素材の編集順序情報が生成される。そ
して、そのようにして生成された順序情報が磁気記憶装
置1806に記憶されることで、動画像編集が行われ
る。
【0018】しかしながら、このような従来技術の動画
像編集方法においては、新しく作成されたバリアブル効
果の施された映像素材は、もとの映像素材から完全に独
立した、関連性がないものとなるので、もとの映像素材
のどの部分から作成されたのかという関連情報が失われ
てしまう。
【0019】そのため、例えば、もとの映像素材のうち
の特殊効果が施されない映像素材部分と、特殊効果が施
される部分に特殊効果を施して新たに登録された映像素
材とを並べて編集する場合は、上記特殊効果が施されな
い映像素材部分だけを映像素材として新たに登録する作
業を行わなければならない。
【0020】上記作業を行うためには、操作者がもとの
映像素材における特殊効果を施す部分のイン点のフレー
ム画像とアウト点のフレーム画像に対応したタイムコー
ド(図2の例ではそれぞれタイムコードが「3」、
「5」)を記憶しなければならない。その上で操作者
は、カットが分割生成される様子を表した図3に示すよ
うに、例えば、もとの映像素材の先頭のフレーム画像
(タイムコードが「0」)と上記イン点フレーム画像の
直前のフレーム画像(タイムコードが「2」)とを選択
指示することにより、それら指示されたフレーム画像間
のフレーム画像列が新たな映像素材1102として登録
される。同様に上記アウト点フレーム画像の直後のフレ
ーム画像(タイムコードが「6」)からもとの映像素材
の最後尾のフレーム画像(タイムコードが「9」)まで
のフレーム画像列が、新たな映像素材1104として登
録される。
【0021】従って、上記特殊効果が施され新たに登録
された映像素材とは別に、例えば、特殊効果の施されな
い映像部分についても、新たに映像素材として登録しな
おさなければならないという、手間の掛かる作業が必要
であった。
【0022】また、上記作業については、操作者が特殊
効果の施された映像素材部分のイン点とアウト点のフレ
ーム画像に応じたタイムコード゛を画像編集装置とは関
係なく記憶しておかなければならないという欠点があっ
た。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来、映像素材に対し
て、その中のある部分に特殊効果を施すような場合に
は、操作者により上述のような特殊効果を施さない部分
をも新たに映像素材として登録しなおさなければなら
ず、また、その作業のためには操作者が特殊効果の施さ
れた映像素材部分のイン点とアウト点のフレーム画像に
応じたタイムコードを記憶しておかなければならないた
め、編集作業が面倒であるという欠点があった。
【0024】本発明は上記の欠点を除き、動画像の編集
作業がより効率的に行えるようにすることを目的とす
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、入力された複数のフレーム画像情報からな
る動画像情報を、一連の画像内容に応じた動画像情報で
あるカット毎に記憶する手段と、動画像情報に特殊効果
処理を施す手段と、特殊効果処理が施された動画像情報
を記憶する手段とを有し、記憶された動画像情報を編集
する動画像編集装置に用いられる画像編集方法におい
て、上記動画像情報(以下、もとの動画像情報と称す)
に特殊効果処理が施されて得られた第1の動画像情報部
分と、上記もとの動画像情報のうち上記特殊効果処理が
施されない第2の動画像情報部分とを、それぞれ別のカ
ットとして分割されて記憶されるようにしたものであ
る。
【0026】また本発明は、上記もとの動画像情報のう
ちの上記第2の動画像情報部分が、連続しない2つの部
分からなる場合は、その2つの部分がそれぞれ別のカッ
トとして分割されて記憶されるようにしたものである。
【0027】また本発明は、上記特殊効果処理によって
は、上記もとの動画像情報に上記第2の動画像情報部分
に相当する動画像情報部分が存しない場合は、上記特殊
効果処理が施されて得られた上記第1の動画像情報部分
が、上記もとの動画像情報のカットとは別のカットとし
て記憶されるようにしたものである。
【0028】また本発明は、上記分割されて記憶された
複数のカットのそれぞれの順序情報が、上記もとの動画
像情報におけるそれぞれ対応する動画像情報部分のそれ
ぞれの順序に応じて生成され記憶されるようにしたもの
である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、本発明を実施するために用いられる
動画像編集装置としては、従来の技術の説明において詳
述した図4に示した動画像編集装置のブロック構成例と
同様なものを使用することが可能であるので、ここでは
この動画像編集装置のブロック構成例の説明は省略す
る。
【0030】図8は、画像編集装置のモニタ1808に
表示される操作画面表示の例を示した図で、この図に示
すように、各映像素材に応じた縮小動画像を一覧表示す
るための素材エリア1201、動画像編集作業を行うた
めの編集エリア1202、およびそれらの左隣に、ボタ
ン1203およびその他のボタンからなるボタン表示群
が表示される。
【0031】そのうち編集エリア1202において、フ
レームバッファ1807にそれぞれ記憶された、各カッ
トに対応する縮小動画像1204〜1208と、複数の
カットから構成されるシーンそれぞれに対応する縮小動
画像1209、1210(例えば代表画像)と、さらに
複数のシーンから構成される編集対象の動画像に対応す
る縮小画像1211(例えば代表画像)が表示され、そ
れら縮小動画像1204〜1211は、それぞれのシー
ン、動画像の構成に応じた木構造を表すようにした結線
により結ばれて表示される。
【0032】以下、本発明を用いてバリアブル効果を施
したカットを作成する場合の手順について、そのフロー
チャートを示した図10および図11に図示された各ス
テップと対比させながら説明する。
【0033】まず、図8の素材エリア1201に表示さ
れた縮小動画像の中から、バリアブル効果を施す部分を
有するカットに応じた縮小動画像を選択指示した後(図
10のステップ101)、ボタン表示群バリアブルボタ
ン1203を選択指示することにより(ステップ10
2)、図9に示すようなバリアブルウインドウがモニタ
1808に表示される(ステップ103)。
【0034】次に、その表示されたバリアブルウインド
ウを用いて、バリアブル効果が施される範囲が指定され
る。すなわち、図9に示すバリアブルウインドウにおい
て、イン点ボタン1309を選択指示した上で、フィル
ムイメージ列1311に並べて表示された縮小画像のう
ちのいずれか一つの縮小画像を指定することで、その指
定された縮小画像にイン点表示1302が付けられ、そ
の画像がイン点画像として設定されて、その設定情報が
磁気記憶装置1806に記憶される。次に、アウト点ボ
タン1310を選択指示した上で、フィルムイメージ列
1311に並べて表示された縮小画像のうちのいずれか
一つの縮小画像であって、上記イン点表示1302が付
けられた縮小画像よりも後の縮小動画像を指定すること
で、その指定された縮小画像にアウト点表示1303が
付けられ、その画像がアウト点画像として設定されて、
その設定情報が磁気記憶装置1806に記憶される。以
上のように、フィルムイメージ列1311上において選
択された縮小表示に対応するフレーム画像間(イン点画
像とアウト点画像間)の映像素材部分が、バリアブル効
果が施される範囲として指定される。
【0035】さらに別の方法、例えば、イン点設定ダイ
アログボックス1304に、イン点画像として設定すべ
きフレーム画像のタイムコードがマウスまたはキーボー
ド1809により入力されると共に、アウト点設定ダイ
アログボックス1305にアウト点画像として設定すべ
きフレーム画像のタイムコードが入力されることで、そ
れら入力されたタイムコードに対応するフレーム画像間
の映像素材部分が、バリアブル効果が施される範囲とし
て指定される。
【0036】上記いずれかの方法によりバリアブル効果
が施される範囲が指定された後、その指定された部分の
再生速度が設定される。すなわち、バリアブルウインド
ウの再生スピード設定ダイアログボックス1306にマ
ウスまたはキーボード1809によって、設定される再
生速度と通常の速度との割合が、例えば0.50と入力
されることで再生速度が設定される。または、バリアブ
ル効果後の再生時間設定ダイアログボックス1307に
設定されるべき時間、例えば00:01:26がマウス
またはキーボード1809により入力され、あるいは、
バリアブル効果後の合計再生時間設定ダイアログボック
ス1308に設定されるべきその時間、例えば00:0
0:03:06が入力される。
【0037】上記いずれかの入力により再生速度が設定
され(ステップ104)、バリアブルウインドウのOK
ボタン1312が選択されることで(ステップ10
5)、本発明に係わるカットが分割生成される。即ち、
図1に示すように、上記選択範囲(タイムコード「3」
と「5」のフレーム間)の映像素材部分にバリアブル効
果が施され(図11のステップ1905)、バリアブル
効果が施された映像素材1103のカットが新たに画像
編集装置に作成登録される(ステップ1907,190
8)。
【0038】以上の動作の後、バリアブルウインドウ1
301が非表示となる(図10のステップ106)。
【0039】さらに本発明は、上記バリアブル効果が施
された映像素材のカットを登録すると同時に、もとのカ
ット、すなわちバリアブル効果を施す部分を有するカッ
トのうちバリアブル効果が施されない部分が、新たなカ
ットとして画像編集装置に作成登録され、各カットに対
応する縮小動画像が表示される(ステップ107)。以
下、この動作について図11の各ステップと対比させな
がら説明する。
【0040】まず、上記設定されたイン点画像がそのカ
ット内での先頭フレーム画像であるか否かが判別される
(図11のステップ1901)。この判別によってイン
点画像がもとのカットの先頭フレーム画像である場合
は、バリアブル効果が施される映像素材部分の前におけ
る、バリアブル効果が施されない映像部分としてのカッ
トは作成されない。あるいは、上記判別によってイン点
画像がもとのカットの先頭フレーム画像でない場合は、
カットが分割生成される様子を表した図1に示すよう
に、もとの映像素材1101のタイムコードが「0」か
ら「2」となる間の3つのフレーム画像部分が、新たな
カット、すなわち映像素材1102として画像編集装置
に登録される(ステップ1903,1904)。
【0041】次に、上記設定されたアウト点画像がその
カット内での最後尾フレーム画像であるか否かが判別さ
れる(ステップ1910)。この判別によってアウト点
画像がもとのカットの最後尾フレーム画像である場合
は、バリアブル効果が施される映像素材部分の後におけ
る、バリアブル効果が施されない映像部分としてのカッ
トは作成されない。あるいは、上記判別によってイン点
画像がもとのカットの最後尾フレーム画像でない場合
は、図1に示すように、もとの映像素材1101のタイ
ムコードが「6」から「9」となる間の4つのフレーム
画像部分が、新たなカット、すなわち映像素材1104
として画像編集装置に登録される(ステップ1912,
1913)。
【0042】上記説明のようにして新たに作成登録され
たカットには、もとのカットにおけるそれぞれ対応する
バリアブル効果が施される映像素材(動画像情報)部分
あるいはバリアブル効果が施されない映像素材(動画像
情報)部分の、それぞれの順序に応じて順序情報が生成
され、それぞれカット情報に付加されて磁気記憶装置1
806に記憶される。新たに作成された3つのカットに
対応する縮小動画像の表示時には、それらがその付加さ
れた順序情報に従った順番に並べられて、素材エリア1
201あるいは素材ウインドウに、例えば、木構造でも
って表示される(ステップ1916,1917)。
【0043】以上により、特殊効果、例えばバリアブル
効果を施す設定を行うことによって、もとのカットの所
定映像情報部分にバリアブル効果が施されて得られたカ
ットが新たに生成登録されると同時に、そのもとのカッ
トのバリアブル効果が施されなかった映像情報部分につ
いても新たなカットとして登録される。そのため、編集
の前に新たなイン点およびアウト点を指定することによ
るカットの生成登録作業を行う必要が減じ、作業性が向
上する。また、それら新たに登録されたカットに対応す
る縮小動画像が、もとになった映像情報部分の順序に応
じて並べて表示されるため、例えば、もとのカットのバ
リアブル効果を施さない映像情報部分のカットと、バリ
アブル効果を施した映像情報のカットとを並べて編集し
たい場合に、それらカットが隣り合って、かつ、もとの
カットにおける順序に応じた順番に並べられて表示され
ていることで、それらのカットを組合せて選択すること
が格段に容易となる。
【0044】本発明において新たに生成登録されたカッ
トに対応する縮小動画像を表示する方法については、以
下の4つの表示方法がある。
【0045】表示方法1 図12の、縮小動画像の表示例を示した図にあるよう
に、この例および以下の例において新しく生成された3
つのカットにそれぞれ対応する縮小動画像は、新たに表
示される素材ウインドウ1401に並べて表示され、そ
れらを編集に用いたい場合は、その縮小動画像が選択さ
れ、素材エリアに登録されることで編集に用いられる。
【0046】この際、特殊効果が施されたカットに対応
する縮小動画像には、例えば、バリアブル効果が施され
た場合には、その効果に対応する文字表示“V”が表示
される。この文字表示が縮小動画像に表示されているこ
とにより、一瞥してどのカットが特殊効果を施されたか
を判別することができる。なお、この文字表示は、以下
の表示方法の例においても同様に行われている。
【0047】表示方法2 図13の、縮小動画像の表示例を示した図にあるよう
に、新しく作成されたカットに対応する縮小動画像は、
新たに表示される素材ウインドウ1501に3つの要素
からなる一つの木構造として表示される。
【0048】表示方法3 図14の、縮小動画像の表示例を示した図にあるよう
に、新しく作成されたカットに対応する縮小動画像は、
素材エリア1201に3つ並んで表示される。
【0049】表示方法4 図15の、縮小動画像の表示例を示した図にあるよう
に、新しく作成されたカットに対応する縮小動画像は、
素材エリアに3つの要素からなる一つの木構造として表
示される。
【0050】上記においては、カットの中間部分に特殊
効果を施した場合を例に挙げて、新たに3つのカットが
生成される場合について説明したが、例えばカットの前
半部分あるいは後半部分に特殊効果を施した場合は、そ
の特殊効果を施した部分のカットと残りの部分のカット
の合計2つが新たに作成されることになり、そのカット
全体に特殊効果を施した場合は、特殊効果を施したカッ
トのみ新たに作成されることになる。
【0051】また、特殊効果のうちバリアブル効果につ
いて説明したが、その他の特殊効果においても同様の表
示形態をとることにより、上記課題の解決が可能であ
る。
【0052】
【発明の効果】本発明により、映像素材に特殊効果が施
された場合に、特殊効果が施されて得られた映像素材
と、もとの映像素材の特殊効果が施されていない映像素
材部分とが同時に新たな映像素材として作成されるた
め、後の編集作業で用いられる映像素材を効率よく作成
することができる。また、上記特殊効果が施されて得ら
れた映像素材と、もとの映像素材の特殊効果が施されて
いない映像素材部分とが同時に新たな映像素材に応じた
縮小動画像表示が、動画像編集装置の表示モニタに関連
づけて、例えば、もとの映像素材の順番に応じて表示さ
れるため、編集作業時にそれら映像素材を組み合わせて
編集する場合の組合せ指示を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるカット分割の様子を表した図
【図2】カット分割の様子を表した図
【図3】カット分割の様子を表した図
【図4】画像編集装置のブロック構成例を示した図
【図5】画像編集装置の操作画面表示の例を示した図
【図6】従来技術による画像編集装置で表示されるホッ
プアップモニタウインドウを説明する図
【図7】従来技術による画像編集装置で表示されるモー
ションエフェクト設定パネルを説明する図
【図8】本発明に係わる画像編集装置の操作画面表示例
を示した図
【図9】本発明に係わる画像編集装置に表示されるバリ
アブルウインドウの説明図
【図10】本発明の動画像編集方法の大まかな手順の例
を示すフローチャート
【図11】本発明の動画像編集方法に関する手順の例を
示すフローチャート
【図12】本発明に係わる縮小画像表示例を示した図
【図13】本発明に係わる縮小画像表示例を示した図
【図14】本発明に係わる縮小画像表示例を示した図
【図15】本発明に係わる縮小画像表示例を示した図
【符号の説明】
1101,1102,1103,1104:映像素材、
1201:素材エリア、1202:編集エリア、120
3:バリアブルボタン、1204〜1211:縮小画像
(縮小動画像)、1401:素材ウインドウ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された複数のフレーム画像情報から
    なる動画像情報を、一連の画像内容に応じた動画像情報
    であるカット毎に記憶する手段と、動画像情報に特殊効
    果処理を施す手段と、特殊効果処理が施された動画像情
    報を記憶する手段とを有し、記憶された動画像情報を編
    集する動画像編集装置に用いられる画像編集方法におい
    て、上記動画像情報(以下、もとの動画像情報と称す)
    に特殊効果処理が施されて得られた第1の動画像情報部
    分と、上記もとの動画像情報のうち上記特殊効果処理が
    施されない第2の動画像情報部分とを、それぞれ別のカ
    ットとして分割されて記憶されるようにしたことを特徴
    とする動画像編集方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の動画像編集方法におい
    て、上記もとの動画像情報のうちの上記第2の動画像情
    報部分が、連続しない2つの部分からなる場合は、該2
    つの部分がそれぞれ別のカットとして分割されて記憶さ
    れるようにしたことを特徴とする動画像編集方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の動画像編集方法におい
    て、上記特殊効果処理によっては、上記第2の動画像情
    報部分に相当する動画像情報部分が存しない場合は、上
    記特殊効果処理が施されて得られた上記第1の動画像情
    報部分が、上記もとの動画像情報のカットとは別のカッ
    トとして記憶されるようにしたことを特徴とする動画像
    編集方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3に記載の動画
    像編集方法において、上記分割されて記憶された複数の
    カットのそれぞれの順序情報が、上記もとの動画像情報
    におけるそれぞれ対応する動画像情報部分のそれぞれの
    順序に応じて生成され記憶されるようにしたことを特徴
    とする動画像編集方法。
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