JPH10257765A - 高力率ac/dcコンバータおよび高力率高輝度放電灯点灯装置 - Google Patents

高力率ac/dcコンバータおよび高力率高輝度放電灯点灯装置

Info

Publication number
JPH10257765A
JPH10257765A JP7907797A JP7907797A JPH10257765A JP H10257765 A JPH10257765 A JP H10257765A JP 7907797 A JP7907797 A JP 7907797A JP 7907797 A JP7907797 A JP 7907797A JP H10257765 A JPH10257765 A JP H10257765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power factor
current
high power
converter
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7907797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3514603B2 (ja
Inventor
Susumu Teramoto
進 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Origin Electric Co Ltd
Original Assignee
Origin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Origin Electric Co Ltd filed Critical Origin Electric Co Ltd
Priority to JP7907797A priority Critical patent/JP3514603B2/ja
Publication of JPH10257765A publication Critical patent/JPH10257765A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3514603B2 publication Critical patent/JP3514603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高力率のAC/DCコンバータとこれを利用し
た高輝度放電灯点灯装置を得る。特に、入力の商用交流
電源の広い変動範囲に対して高力率を維持する。 【解決手段】商用交流電源1を入力端子3,5 より受け、
整流回路7とダイオード11と平滑回路14とにより一旦直
流にした後、DC−DCコンバータ部24に送られる。こ
のDC−DCコンバータ部24の構成は、FET27と結合
コンデンサ13と変圧器25とダイオード31とコンデンサ33
とからなる。FET27は、結合コンデンサ13からのエネ
ルギーを高周波でオンオフする昇圧チョッパ回路と、変
圧器25の1次巻線からの電流をオンオフするDC−DC
コンバータ部24の双方のスイッチング素子として作用し
て、広い入力変動範囲に対して力率を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用交流入力電源電圧
を安定な直流出力電圧に変換するAC/DCコンバー
タ、特に高力率のAC/DCコンバータに関する。ま
た、このAC/DCコンバータの出力端子にインバータ
を設ける等して構成される高力率高輝度放電灯点灯装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】高力率のAC/DCコンバータについて
は、本件出願人は、すでに特願平3−280454号
(特開平5−95681号)を提案している。この回路
は簡素な構成でありながら、高力率と経済化を両立させ
ている。ところが、その回路定数の条件が、入力電圧を
広い変動範囲で対応させることは難しく、事実上不可能
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、高力率の
AC/DCコンバータにおいて、広い範囲の入力電圧に
対応させて動作できるようにすることを課題とする。ま
た、その高力率のAC/DCコンバータを利用して高力
率高輝度放電灯用点灯装置を得ることも課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明はこの課題を解
決するために、以下の手段を提案する。すなわち、商用
交流電源に接続されるべき一対の入力端子と;一対の交
流入力端子と一対の直流出力端子とを備えた全波整流回
路であって、その整流回路の交流入力端子が前記一対の
入力端子に接続される全波整流回路と;この全波整流回
路の直流出力端子に接続され、互いに直列接続されたイ
ンダクタとダイオードと平滑回路であって、この平滑回
路は、ほぼ等しい静電容量の2個のコンデンサを含む直
列回路を前記ダイオードの一端に接続すると共に、これ
ら各コンデンサを直列関係で充電するための充電用ダイ
オードを前記2個のコンデンサ間に接続し、前記2個の
各コンデンサから並列関係にエネルギー放出させるため
のエネルギー放出用ダイオードを前記2個のコンデンサ
にそれぞれ接続してなる平滑回路と;前記商用交流電源
の周波数に比較して十分高い周波数のオンオフ駆動信号
を発生する制御回路と;一対の主電極と制御端子とを備
えたスイッチング素子であって、その制御端子が前記制
御回路によってオンオフ駆動されるとともに、その主電
極の一端は前記インダクタと前記ダイオードとの接続点
に結合コンデンサを介して接続され、主電極の他の一端
は前記平滑回路の一端に接続されるスイッチング素子
と;少なくとも1次巻線と2次巻線とを備えた変圧器で
あって、その1次巻線が前記平滑回路と前記ダイオード
との接続点と前記スイッチング素子の主電極との間に接
続される変圧器と;この変圧器の2次巻線に接続された
整流手段と;この整流手段に接続された出力端子とから
なる高力率AC/DCコンバータを提案する。
【0005】 第2の手段として、前記変圧器の2次巻
線に接続された整流手段が、前記スイッチング素子のオ
ン時に対応してエネルギー伝達することを特徴とする高
力率AC/DCコンバータを提案する。
【0006】 第3の手段として、前記変圧器の2次巻
線に接続された整流手段が、前記スイッチング素子のオ
フ時に対応してエネルギー伝達することを特徴とする高
力率AC/DCコンバータを提案する。
【0007】 第4の手段として、前記スイッチング素
子の主電流端子に直列に電流検出手段を接続し、この電
流検出手段の信号により前記スイッチング素子のピーク
電流を一定とするように制御することを特徴とする高力
率AC/DCコンバータを提案する。
【0008】 第5の手段として、前記交流入力端子に
ほぼ平均値を得る電圧検出手段を接続し、この電圧検出
手段の信号により前記スイッチング素子を周波数制御す
ることにより、出力電力を補正することを特徴とする高
力率AC/DCコンバータを提案する。
【0009】 第6の手段として、前記出力端子と並列
に電圧検出手段を接続し、この電圧検出手段の信号によ
り前記スイッチング素子を周波数制御することにより出
力電圧を一定にすることを特徴とする高力率AC/DC
コンバータを提案する。
【0010】 第7の手段として、前記出力端子と直列
に電流検出手段を接続し、この電流検出手段の信号によ
り前記スイッチング素子をパルス幅制御することにより
出力電流を一定にすることを特徴とする高力率AC/D
Cコンバータを提案する。
【0011】 第8の手段として、前記の高力率AC/
DCコンバータの出力端子にインバータ回路を介して高
輝度放電灯に接続すると共にしてなることを特徴とする
高力率高輝度放電灯点灯装置を提案する。
【0012】
【実施例】 図1により、本発明にかかる高力率AC/
DCコンバータおよび高力率高輝度放電灯点灯装置を説
明する。この装置は、大別して高力率AC/DCコンバ
ータ2と、その直流出力を受けて、約100Hzの矩形
波に変換するインバータ回路35とイグナイタ37と高
輝度放電灯39と電流検出器45とからなる高力率高輝
度放電灯点灯装置とから構成される。
【0013】 まず、高力率AC/DCコンバータ2に
ついて詳細に説明する。構成は図1に示すように、商用
交流電源1を入力端子3,5を介してブリッジ型の整流
回路7に接続する。整流回路7の直流出力端子はインダ
クタ9とダイオード11とを介して平滑用回路14に供
給される。そしてインダクタ9とダイオード11との接
続点にはコンデンサ13を介してFET27のドレイン
電極が接続され、そのソース電極は平滑回路14のマイ
ナス側に接続される。FET27のゲート電極は制御回
路29によって約100kHzの高周波でオンオフ駆動され
る。これらの部分は整流チョッパ回路である。すなわち
入力の商用交流電源1(100V〜200V 50Hz)を整流回路7
で整流してインダクタ9とコンデンサ13を経由して約
100kHzの高周波でFET27はオンオフを繰り返す。
【0014】 まずFET27がオンしているときはイ
ンダクタ9からコンデンサ13を充電する電流が流れ
る。この電流はコンデンサ13の電圧が平滑回路14の
プラス側の電圧に達するまでの期間流れて、これらイン
ダクタ9とコンデンサ13にはエネルギーが蓄積され
る。つぎにFET27がオフしたときにはインダクタ9
に蓄えられた電流エネルギーはダイオード11を通して
平滑回路14を充電する。平滑回路14の中の静電容量
は十分大きい値であるので、定常状態ではほぼ一定の直
流電圧Ebを保つ。入力交流電流は必ずインダクタ9を経
由するので、電流は連続する。
【0015】 つぎに平滑回路14のプラス側は変圧器
25の1次巻線n1を介してFET27のドレインに接続
される。変圧器25の2次巻線n2は整流用のダイオード
31と平滑用のコンデンサ33に接続されるとともに直
流出力端子にも接続される。また、この平滑用のコンデ
ンサ33には、電圧検出器43が接続され、その検出出
力は制御回路29の検出入力端子に接続される。制御回
路29は普及しているスイッチング電源用集積回路と若
干の補助部品を追加して構成される一般的な回路であ
る。
【0016】 そして変圧器25については、上記のD
C−DCコンバータ部24の構成要素としての機能に加
えて、コンデンサ13と変圧器25の1次巻線n1との固
有振動によるコンデンサ13のリセット機能がある。F
ET27がオンしているときは平滑回路14の中のコン
デンサの蓄積電荷が変圧器25の1次巻線n1とそれ以降
の回路とを通して出力端子に電力を供給し, FET27
がオフしているときは変圧器25の1次巻線n1に流れて
いた電流のエネルギーはコンデンサ13とダイオード1
1の経路で流れてコンデンサ13の電圧を反転させる。
【0017】 つぎに動作を詳細に説明する。商用交流
電源1の周波数に対してFET27のスイッチング周波
数は十分高いものと仮定する。したがって、スイッチン
グの1サイクル期間中は入力電圧は一定とみなされ、ま
た、インダクタ9のインダクタンスL1はスイッチング周
波数に対して十分大きいため,ほぼ定電流と見なすこと
ができる。また、変圧器25の1次巻線の励磁インダク
タスL0は、インダクタ9のインダクタンスL1に比べ相当
小さく、巻数比は1:1としさらに、コンデンサ33の
静電容量は十分大きく電圧源として説明する。以下、図
2に示す時刻の区間T0,T1,...,T5に分けて説明する。
【区間T0-T1 】 時刻T0でFET27をオンさせると、
それまで商用交流電源1→インダクタ9→ダイオード1
1→平滑回路14→商用交流電源1の閉ループに流れて
いた電流はコンデンサ13を充電しながらFET27に
流れ込む。同時に変圧器25の1次巻線n1には平滑回路
14の電圧Ebが印加されるが、2次巻線n2の電圧極性は
出力電圧E0に対して負極性の電圧が発生し、ダイオード
31で遮断されるため2次側には電流が流れない。従っ
て変圧器25の1次巻線n1には励磁電流が時刻T0で平滑
回路14→n1→FET27→平滑回路14の閉ループに
流れはじめ図2 (a)に示すようにEb/L0 ( L0:変圧器2
5の励磁インダクタンス)の傾きで上昇する。
【区間T1-T2 】 時刻T1でコンデンサ13の電圧が平滑
回路14の電圧Eb となるとクランプされ、インダクタ
9の電流はダイオード11を介して平滑回路14に流れ
込む。したがって、FET27に流れる電流は平滑回路
14に流れていた電流が無くなるが、引き続きEb/L0 の
傾きで上昇する。図2(b)(c)にその波形を示す。この動
作モードはFET27がオフするまで続く。FET27
の導通期間は負荷および入力電圧の実効値が変わらなけ
ればほぼ一定になるため、この期間は入力電圧の高い位
相のときほど長く、おおよそ0〜3.0 μs になる。
【区間T2-T3 】 時刻T2でFET27をオフさせると1
次巻線n1に流れていた励磁電流はn1→コンデンサ13→
ダイオード11→n1の閉ループに流れる。FET27の
電圧はゼロからコンデンサ13の電圧にしたがって上昇
していく。一方変圧器25の2次巻線n2の電流はFET
27のオフ後も変圧器25の1次巻線n1のコンデンサ1
3の電圧が印加されるため依然として流れない。そし
て、入力電流であるインダクタ9の電流は引き続き減少
しながら平滑回路14に流れ続ける。
【区間T3-T4 】 時刻T3でコンデンサ13の電圧が−Vo
になると変圧器25の1次巻線n1の電圧も−Voになり2
次巻線n2に電流が流れはじめる。すると2次巻線電圧は
出力電圧Eoにクランプされ、1次巻線もEoに固定され
る。1次巻線電圧がEo一定となるとコンデンサ13への
充電がなくなり、したがって変圧器25の1次電流In1
は図2(a) に示すように時刻T3でゼロとなり、蓄積エネ
ルギーは2次巻線n2に転流する。2次巻線電流In2 は図
2(e) に示すようにEo/Lo の傾斜で減少する。FET2
7の電圧はコンデンサ13の電圧と変圧器25の1次巻
線n1の電圧と出力電圧Eoとの和の電圧となる。時刻T4で
2次巻線n2の電流はゼロになり、変圧器25の励磁イン
ダクタンスに蓄積されたエネルギーはすべて放出され
る。インダクタ9の電流は平滑回路14に流れ続ける。
時刻T3からT4までの時間は出力電流Ioの値で決定され、
最大出力電流時で約4μs 程度である。
【区間T4-T5 】 この区間は、2次電流がゼロになった
のち次にFET27がオンするまでの期間である。時刻
T5で再びFET27がオンし時刻T0からを繰り返す。イ
ンダクタ9に流れる電流Iiの波形を図2(g) に示す。
【0018】 以下、交流周波数の一周期についてシミ
ュレーションを行えば、商用交流入力電流Iiは正弦波に
直流分が重畳された如き波形となり、その力率は極めて
1に近い値となる。
【0019】
【平滑回路の作用】 次に図3に示す波形図を参照しな
がら、平滑回路14の作用を説明する。この動作説明に
おいては、インダクタ9とダイオード11を短絡仮定し
て考える。またDC−DCコンバータ部24への電流は
平滑作用を低下させない範囲の一定の電流を供給してい
るものと仮定して考える。
【0020】 ダイオードをブリッジ接続してなる整流
回路7の出力端子には、図3に示すように全波整流電圧
(e1)が現われる。この全波整流電圧(e1)はDC−DCコ
ンバータ部24に印加すると共に、直列接続されたコン
デンサ15,17に印加して充電する。この場合、コン
デンサ15,17は直列であり、かつ各静電容量がほぼ
等しいため、全波整流電圧(e1)の分圧した整流電圧(e2)
が個々のコンデンサ15,17に半々づつ印加すること
になる。ここで、全波整流電圧(e1)と整流電圧(e2)と
は、回路を独立にした仮想的な電圧であり、それゆえ、
かっこ表記としたり、図3では破線で示しているもので
ある。
【0021】 つぎに、各コンデンサ15,17は全波
整流電圧(e1)の上昇時において、コンデンサ電圧e3が整
流電圧(e2)より低くなる時刻t2からピーク時刻t3までの
間、商用交流電源1により全波整流回路7からダイオー
ド21を介して充電され、時刻t3でコンデンサ電圧e3は
整流電圧(e2)のピーク電圧まで上昇する。ピーク時刻t3
から整流電圧(e2)が下降するため、各コンデンサ15,
17への充電がなくなり、各コンデンサ電圧e3はその値
を保つ。時刻t4を過ぎると、コンデンサ電圧e3が全波整
流電圧(e1)よりも高くなるため、オフ状態にあった各ダ
イオード19,23がオンして、時刻t4から時刻t1まで
の間、各コンデンサ15,17からDC−DCコンバー
タ部24にエネルギー供給する。このエネルギー供給中
は、整流回路7が非導通となり、商用交流電源1からこ
の整流回路7を介してDC−DCコンバータ部24へ電
流が流れなくなる。時刻t1になると、コンデンサ電圧e3
が全波整流電圧(e1)よりも低くなるため、ダイオード1
9,23がオフして、各コンデンサ15,17が放電し
なくなり、その後コンデンサ電圧e3はその時の値を保つ
と共に、全波整流回路7が導通する。時刻t2でコンデン
サ電圧e3が整流電圧(e2)よりも低くなり、各コンデンサ
15,17への充電が開始される。以後同様の動作がく
り返えされる。従って、この平滑回路14全体の出力電
圧、すなわち、DC−DCコンバータ部24への入力電
圧は波形e4で示す如く平滑された直流電圧となり、その
出力電圧e4は0Vまで低下することがないので、DC−
DCコンバータ部24を安定して動作させることができ
る。
【0022】 また、整流回路7の入力電流は、波形(i
1)で示すような電流となり、直列接続されたコンデンサ
15,17の回路への入力電流は波形i2で示すような電
流となるので、商用交流電源1から回路全体に入力する
電流は波形i3で示すように、単なるコンデンサによる平
滑回路に比較して休止区間が短く、しかもピーク値が低
い電流となり、力率が非常によくなる。
【0023】 この平滑回路14の作用において、ダイ
オード19,23がオンするタイミングを決定する要素
は、商用交流電源1の電圧関係によって、自動的に決定
して動作するものである。したがって、商用交流電源1
の電圧が変動して、例えば100V/200Vの広範囲
で変化しても、各電圧と電流の値がほぼ比例するだけ
で、なんら支障なく動作する特性を有している。
【0024】 以上説明したAC/DCコンバータ2と
平滑回路14とのそれぞれの作用により、力率が向上す
ると共に、商用交流電源1の広い変動範囲に対しても良
好に作動するようになる。100V/200V共用対応
とするには、結合用のコンデンサ13の静電容量を小さ
くして、200V入力時の充電エネルギーを小さく選定
する。一方、100V入力時には、エネルギー不足とな
るが、この不足分については、インダクタ9の定数の設
計で補うことができる。
【0025】 つぎに、高輝度放電灯点灯装置の説明を
する。図1において、AC/DCコンバータ2の出力端
子30,32に発生する直流出力を受けてインバータ3
5で100Hz程度の矩形波に変換して、イグナイタ3
7を介して高輝度放電灯39に必要な電力が供給され
る。この高輝度放電灯39に必要な電力とは、第1に点
弧時には十分な高電圧を付与し、第2に点弧直後にはそ
の点弧状態を維持するに必要な保持電流を一定の短時間
維持し、第3には定常点灯時には、所定のほぼ一定電力
を供給することが必要である。
【0026】 図4は、この高輝度放電灯の電圧と電流
との関係を図解したものである。点灯前はほぼ電流ゼロ
で比較的高い電圧の領域αであり、点灯直後は比較的大
きい電流の領域βであり、定常点灯時は一定電力を示す
双曲線上の領域γで表される。
【0027】 この3種類の領域の制御を実現するため
に、図1に示すように、領域αについては電圧検出器4
3をコンデンサ33すなわちAC/DCコンバータ2の
出力端子30,32に接続してその検出信号を制御回路
29に送って、DC−DCコンバータ部24の動作を周
波数制御をすると共に、ピーク電流制御(その方法は下
記の領域γで説明する。)をして、その出力電圧を抑制
する。また領域βについては電流検出器45をAC/D
Cコンバータ2の出力端子32に直列接続してその検出
信号を制御回路29に送って、DC−DCコンバータ部
24の動作をパルス幅変調をして、その出力電流を抑制
している。さらに、領域γについては電流検出器41を
FET27のドレイン回路に接続してその検出信号を制
御回路29に送って、FET27のドレイン電流につい
てピーク値を一定値になるように制御することにより、
DC−DCコンバータ部24の動作を定電力制御として
いる。
【0028】 図5は、この高輝度放電灯39の点灯に
ついて各部の電圧と電流を時間を追って図解したもので
ある。点灯前の領域αではほぼ放電灯電流(m) はゼロ
で、放電灯電圧(k) は高い電圧を示す。そしてイグナイ
タ37が作動して数キロボルトのパルス電圧を発生する
と、点弧して放電灯電流(m) が流れ出す。この点弧直後
の領域βでは放電灯電流(m) の値はやや大きく、放電灯
電圧(k) の値はやや小さい。また、このときのインダク
タ9の電流(j) は輪郭が商用交流電圧(h) に相似の高周
波矩形波の列になる。わずかな時間経過後に、放電灯へ
の供給電力(n) が増加して定常点灯時の領域γとなる。
このとき各部の波形は一定の状態を継続する。なお、こ
の図5に示す波形は、説明用の観念的な波形であり、縦
軸横軸ともに実際の値を示すものではない。
【0029】 図6および図7は、それぞれ本発明にか
かる高力率高輝度放電灯点灯装置の一実施例において、
200V入力時の各部の波形と、同じく100V入力時
の各部の波形を、シミュレーションによって得た波形を
示す。これらの図において、e14は平滑回路14の平滑
出力電圧であって、直流電圧にスイッチング波形が重畳
している波形である。IQはスイッチング素子であるF
ET27の電流波形であり、VQはその電圧波形であ
る。Iiは商用交流電源1からの入力電流に対応した波
形である。そして、商用交流電源1の入力電圧波形であ
るe1は比較して、入力電流Iiの波形はその輪郭線が
e1にほぼ比例した波形となる。さらに、入力電流Ii
の波形をAC100V入力時と、AC200V入力時と
を比較して、同様に輪郭線がe1にほぼ比例した波形と
なる。この入力電流Iiの波形はスイッチングの高周波
に対して有効なフィルタを挿入することより、平均化さ
れて、連続した正弦波状となる。
【0030】 図8は、本発明にかかる高力率高輝度放
電灯点灯装置の一実施例において、200V入力時と1
00V入力時の交流入力電流の実測波形を示す。この実
測条件としては、入力回路に上述のスイッチングの高周
波に対して有効なフィルタを挿入されており、いずれも
ほぼ連続した正弦波状となり、高力率であることが示さ
れている。
【0031】 図9は、本発明にかかる高力率AC/D
Cコンバータおよび高力率高輝度放電灯点灯装置の他の
実施例を示す。この実施例は、図1に示す実施例に、平
滑回路14の下段のコンデンサに並列に電圧検出器18
を追加し、この電圧検出器18の信号によりFET27
を周波数制御することにより、出力電力を補正すること
を特徴とする。なお、この実施例において、電圧検出器
18の接続位置は、商用交流電源1の電圧値のほぼ平均
値に比例した検出信号を得ることができれば、他の接続
位置でも同様の作用をするものである。
【0032】 電流検出手段41によりFET27のピ
ーク電流を一定にするように制御を行うと、変圧器25
の2次側へのエネルギー伝達は商用交流電源1の変動に
は無関係に一定となる。しかし、実際には制御系の遅れ
やスイッチング素子の応答遅れによりAC100V/2
00V切り替え時のような大きな電圧変動時にはエネル
ギー伝達に誤差が生じる。
【0033】 この誤差を補正するため平滑回路14の
下段コンデンサの電圧を電圧検出器18で検出し、電圧
変化量をスイッチング素子のスイッチング周波数を変化
させることで実現している。一例としてAC100V時
にスイッチング周波数100KHzに対してAC200
V時に65KHzで2次側へのエネルギー伝達は一致し
た。
【0034】 なお、この実施例において、電圧検出器
18の接続位置は、商用交流電源1の電圧の平均値に比
例した検出信号を得ることができれば、他の接続位置で
も同様の作用をするものである。
【0035】
【発明の効果】 本発明は以上述べたような特徴を有し
ているので、簡素な構成であって、小型軽量、高力率、
高効率の効果を有するものである。特に100V/20
0Vの共用化により極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる高力率AC/DCコンバータお
よび高力率高輝度放電灯点灯装置の一実施例を示す。
【図2】コンバータ回路の動作説明用の波形図である。
【図3】平滑回路の動作説明用の波形図である。
【図4】本発明にかかる高力率高輝度放電灯点灯装置の
特性図を示す。
【図5】本発明にかかる高力率高輝度放電灯点灯装置に
おいて、時間を追って各部の電圧と電流とを示す。
【図6】本発明にかかる高力率高輝度放電灯点灯装置の
一実施例において、200V入力時の各部の波形を示
す。
【図7】本発明にかかる高力率高輝度放電灯点灯装置の
一実施例において、100V入力時の各部の波形を示
す。
【図8】本発明にかかる高力率高輝度放電灯点灯装置の
一実施例において、200V入力時と100V入力時の
交流入力電流の波形を示す。
【図9】本発明にかかる高力率AC/DCコンバータお
よび高力率高輝度放電灯点灯装置の他の実施例を示す。
【符号の説明】
1…商用交流電源 24…DC−DCコンバータ 3,
5…入力端子 7…整流回路 9…インダクタ 11…ダイオード
14…平滑回路 15,17…コンデンサ 18…電圧検出器 19,2
1,23…ダイオード 24…DC−DCコンバータ部 25…変圧器 2
7…FET 29…制御回路 31…ダイオード 33…コンデン
サ 35…インバータ回路 37…イグナイタ 39
…高輝度放電灯 41…電流検出器 43…電圧検出器 45…電
流検出器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用交流電源に接続されるべき一対の入力
    端子と;一対の交流入力端子と一対の直流出力端子とを
    備えた全波整流回路であって、その整流回路の交流入力
    端子が前記一対の入力端子に接続される全波整流回路
    と;この全波整流回路の直流出力端子に接続され、互い
    に直列接続されたインダクタとダイオードと平滑回路で
    あって、この平滑回路は、ほぼ等しい静電容量の2個の
    コンデンサを含む直列回路を前記ダイオードの一端に接
    続すると共に、これら各コンデンサを直列関係で充電す
    るための充電用ダイオードを前記2個のコンデンサ間に
    接続し、前記2個の各コンデンサから並列関係にエネル
    ギー放出させるためのエネルギー放出用ダイオードを前
    記2個のコンデンサにそれぞれ接続してなる平滑回路
    と;前記商用交流電源の周波数に比較して十分高い周波
    数のオンオフ駆動信号を発生する制御回路と;一対の主
    電極と制御端子とを備えたスイッチング素子であって、
    その制御端子が前記制御回路によってオンオフ駆動され
    るとともに、その主電極の一端は前記インダクタと前記
    ダイオードとの接続点に結合コンデンサを介して接続さ
    れ、主電極の他の一端は前記平滑回路の一端に接続され
    るスイッチング素子と;少なくとも1次巻線と2次巻線
    とを備えた変圧器であって、その1次巻線が前記平滑回
    路と前記ダイオードとの接続点と前記スイッチング素子
    の主電極との間に接続される変圧器と;この変圧器の2
    次巻線に接続された整流手段と;この整流手段に接続さ
    れた出力端子とからなる高力率AC/DCコンバータ。
  2. 【請求項2】前記変圧器の2次巻線に接続された整流手
    段が、前記スイッチング素子のオン時に対応してエネル
    ギー伝達することを特徴とする請求項1記載の高力率A
    C/DCコンバータ。
  3. 【請求項3】前記変圧器の2次巻線に接続された整流手
    段が、前記スイッチング素子のオフ時に対応してエネル
    ギー伝達することを特徴とする請求項1記載の高力率A
    C/DCコンバータ。
  4. 【請求項4】前記スイッチング素子の主電流端子に直列
    に電流検出手段を接続し、この電流検出手段の信号によ
    り前記スイッチング素子のピーク電流を一定とするよう
    に制御してなることを特徴とする請求項3記載の高力率
    AC/DCコンバータ。
  5. 【請求項5】前記一対の交流入力端子にほぼ平均値を得
    る電圧検出手段を接続し、この電圧検出手段の信号によ
    り前記スイッチング素子を周波数制御することにより、
    出力電力を補正することを特徴とする請求項3又は請求
    項4に記載の高力率AC/DCコンバータ。
  6. 【請求項6】前記出力端子と並列に電圧検出手段を接続
    し、この電圧検出手段の信号により前記スイッチング素
    子を周波数制御することにより出力電圧を一定にするこ
    とを特徴とする請求項3又は請求項4又は請求項5に記
    載の高力率AC/DCコンバータ。
  7. 【請求項7】前記出力端子と直列に電流検出手段を接続
    し、この電流検出手段の信号により前記スイッチング素
    子をパルス幅制御することにより出力電流を一定にする
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4又は請求項5に
    記載の高力率AC/DCコンバータ。
  8. 【請求項8】請求項3から請求項7までの何れかに記載
    の高力率AC/DCコンバータの出力端子にインバータ
    回路を介して高輝度放電灯に接続してなることを特徴と
    する高力率高輝度放電灯点灯装置。
JP7907797A 1997-03-13 1997-03-13 高力率高輝度放電灯点灯装置及びその駆動方法 Expired - Fee Related JP3514603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7907797A JP3514603B2 (ja) 1997-03-13 1997-03-13 高力率高輝度放電灯点灯装置及びその駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7907797A JP3514603B2 (ja) 1997-03-13 1997-03-13 高力率高輝度放電灯点灯装置及びその駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10257765A true JPH10257765A (ja) 1998-09-25
JP3514603B2 JP3514603B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=13679837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7907797A Expired - Fee Related JP3514603B2 (ja) 1997-03-13 1997-03-13 高力率高輝度放電灯点灯装置及びその駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3514603B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005039251A1 (en) * 2003-10-17 2005-04-28 Vicious Power Pty Ltd Electronic power control for lamps
WO2005046038A1 (en) * 2003-11-10 2005-05-19 The University Of Hong Kong Dimmable ballast with resistive input and low electromagnetic interference
CN103023350A (zh) * 2012-11-02 2013-04-03 东莞市神牛电子科技有限公司 一种非对称电容储能式ac-dc电源
US8625310B2 (en) 2009-04-15 2014-01-07 Samsung Display Co., Ltd. Method of supplying power, power supply apparatus for performing the method and display apparatus having the apparatus
CN116073674A (zh) * 2021-11-02 2023-05-05 佳能株式会社 电源设备和图像形成装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005039251A1 (en) * 2003-10-17 2005-04-28 Vicious Power Pty Ltd Electronic power control for lamps
WO2005046038A1 (en) * 2003-11-10 2005-05-19 The University Of Hong Kong Dimmable ballast with resistive input and low electromagnetic interference
US8625310B2 (en) 2009-04-15 2014-01-07 Samsung Display Co., Ltd. Method of supplying power, power supply apparatus for performing the method and display apparatus having the apparatus
CN103023350A (zh) * 2012-11-02 2013-04-03 东莞市神牛电子科技有限公司 一种非对称电容储能式ac-dc电源
CN103023350B (zh) * 2012-11-02 2015-07-15 东莞市神牛电子科技有限公司 一种非对称电容储能式ac-dc电源
CN116073674A (zh) * 2021-11-02 2023-05-05 佳能株式会社 电源设备和图像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3514603B2 (ja) 2004-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4240009A (en) Electronic ballast
KR100265182B1 (ko) 인버터장치
CA2713563A1 (en) High pressure discharge lamp lighting device and lighting fixture using the same
US5081570A (en) Control system for electric power supply
US6744222B2 (en) Discharge lamp lighting apparatus and lamp apparatus
JP2001333576A (ja) Dc/dcコンバータの制御方法
JPH10257765A (ja) 高力率ac/dcコンバータおよび高力率高輝度放電灯点灯装置
JP3390688B2 (ja) 直流電源装置
JP2655673B2 (ja) 電源装置
JPH06327247A (ja) 高力率電源供給装置
EP0477587A1 (en) Power apparatus
JPH08264285A (ja) 点灯装置
JPH07194142A (ja) 放電灯点灯装置
JP3053920B2 (ja) 高電圧発生装置
JP3614011B2 (ja) インバータ装置
JPH0731155A (ja) インバータ装置
JPH0341891Y2 (ja)
JPS5925580A (ja) スイツチングレギユレ−タ
JPH0574589A (ja) 放電灯点灯装置
JPH113794A (ja) 照明用点灯装置
JPH0595681A (ja) Ac/dcコンバータ
JPH05260750A (ja) Ac/dcコンバータ
JPH0462785A (ja) マグネトロン駆動電源
JPH10162977A (ja) 放電灯点灯装置および照明装置
JPS6236465B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees