JPH10257968A - 電気ポット - Google Patents
電気ポットInfo
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- JPH10257968A JPH10257968A JP6681097A JP6681097A JPH10257968A JP H10257968 A JPH10257968 A JP H10257968A JP 6681097 A JP6681097 A JP 6681097A JP 6681097 A JP6681097 A JP 6681097A JP H10257968 A JPH10257968 A JP H10257968A
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- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存のバックアップ電源が持つ不具合を一掃
する。また、停電前の各種情報に基づき、停電復帰後の
動作を支障なく行なう。 【解決手段】 通電中に各種情報を不揮発性記憶手段21
に書込む。停電復帰後は、不揮発性記憶手段21からRA
M4に各種情報を転送する。これにより、停電前と同じ
条件の保温設定にて湯沸かし動作や保温動作を行なうこ
とができる。不揮発性記憶手段21はEEPROMからな
るので、回路が簡単でコストの低減も図れる。また、E
EPROMは半導体素子からなるので、信頼性が高く使
いやすい。
する。また、停電前の各種情報に基づき、停電復帰後の
動作を支障なく行なう。 【解決手段】 通電中に各種情報を不揮発性記憶手段21
に書込む。停電復帰後は、不揮発性記憶手段21からRA
M4に各種情報を転送する。これにより、停電前と同じ
条件の保温設定にて湯沸かし動作や保温動作を行なうこ
とができる。不揮発性記憶手段21はEEPROMからな
るので、回路が簡単でコストの低減も図れる。また、E
EPROMは半導体素子からなるので、信頼性が高く使
いやすい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯沸かし動作や保
温動作を行なうのに必要な各種情報を記憶し、停電復帰
後にこの記憶された各種情報に基づき、動作を再開する
電気ポットに関する。
温動作を行なうのに必要な各種情報を記憶し、停電復帰
後にこの記憶された各種情報に基づき、動作を再開する
電気ポットに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、この種の電気
ポットは、湯の温度を検知する温度検知手段からの情報
に基づき、湯沸かしヒータなどの加熱手段を通断電制御
して、湯を沸騰状態にまで加熱させる湯沸かし動作や、
湯を沸騰温度よりも低い保温温度に維持する保温動作な
どが、マイクロコンピュータを構成する制御手段により
行なわれる。
ポットは、湯の温度を検知する温度検知手段からの情報
に基づき、湯沸かしヒータなどの加熱手段を通断電制御
して、湯を沸騰状態にまで加熱させる湯沸かし動作や、
湯を沸騰温度よりも低い保温温度に維持する保温動作な
どが、マイクロコンピュータを構成する制御手段により
行なわれる。
【0003】こうした電気ポットにあっては、保温温度
を複数選択設定できるものが知られている。しかし、停
電が発生すると一度設定した保温温度は全て消去され、
初期状態に戻ってしまうため、再度保温温度を設定し直
す手間が必要であった。また、沸騰後の保温温度を、沸
騰状態の湯温に基づき設定する電気ポットでは、設定さ
れる保温温度が沸騰状態の湯温により湯沸かし毎に変わ
る可能性が有るが、停電が発生するとそれまで設定され
ていた保温温度が消去されるため、停電復帰後直ぐに保
温動作を行なう場合は、沸騰状態を経た後でないため予
め決められた保温温度が設定されることになり、停電前
と異なった条件で保温が行なわれ不便であった。さら
に、停電が発生すると、それまでの湯沸かしまたは保温
の動作状態情報が消去されてしまうため、停電復帰後に
停電前の動作状態を継続できなかった。このため、停電
復帰後は、例えば、常に湯沸かし動作を行ないその後保
温動作を行なうか、あるいは、停電復帰時の湯温により
保温動作を行なうかを選択決定していたが(湯温が低い
時には湯沸かし動作を行ない、湯温が高い時には保温動
作を行なう)、不便であり、また、湯沸かし途中やタイ
マー中などの必要な動作を停電復帰後継続することもで
きなかった。
を複数選択設定できるものが知られている。しかし、停
電が発生すると一度設定した保温温度は全て消去され、
初期状態に戻ってしまうため、再度保温温度を設定し直
す手間が必要であった。また、沸騰後の保温温度を、沸
騰状態の湯温に基づき設定する電気ポットでは、設定さ
れる保温温度が沸騰状態の湯温により湯沸かし毎に変わ
る可能性が有るが、停電が発生するとそれまで設定され
ていた保温温度が消去されるため、停電復帰後直ぐに保
温動作を行なう場合は、沸騰状態を経た後でないため予
め決められた保温温度が設定されることになり、停電前
と異なった条件で保温が行なわれ不便であった。さら
に、停電が発生すると、それまでの湯沸かしまたは保温
の動作状態情報が消去されてしまうため、停電復帰後に
停電前の動作状態を継続できなかった。このため、停電
復帰後は、例えば、常に湯沸かし動作を行ないその後保
温動作を行なうか、あるいは、停電復帰時の湯温により
保温動作を行なうかを選択決定していたが(湯温が低い
時には湯沸かし動作を行ない、湯温が高い時には保温動
作を行なう)、不便であり、また、湯沸かし途中やタイ
マー中などの必要な動作を停電復帰後継続することもで
きなかった。
【0004】上記不具合を解決するには、停電が発生し
ても必要な情報を消去させないために、ニッカド(Ni
−Cd)電池などの二次電池からなるバックアップ電源
により、制御手段であるマイクロコンピュータをバック
アップしたり、または、コンデンサの充放電機能を利用
して、各種情報を記憶する方法などが知られている。し
かし、コストが高く回路が複雑になるばかりでなく、寿
命が短かく使用温度範囲が狭いなどの問題も生じてい
た。
ても必要な情報を消去させないために、ニッカド(Ni
−Cd)電池などの二次電池からなるバックアップ電源
により、制御手段であるマイクロコンピュータをバック
アップしたり、または、コンデンサの充放電機能を利用
して、各種情報を記憶する方法などが知られている。し
かし、コストが高く回路が複雑になるばかりでなく、寿
命が短かく使用温度範囲が狭いなどの問題も生じてい
た。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、既存のバックアップ電源が持つ不具合を
一掃し、停電前の各種情報に基づいて、停電復帰後の湯
沸かし動作や保温動作を支障なく行なうことのできる電
気ポットを提供することをその目的とする。
とするもので、既存のバックアップ電源が持つ不具合を
一掃し、停電前の各種情報に基づいて、停電復帰後の湯
沸かし動作や保温動作を支障なく行なうことのできる電
気ポットを提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気ポットは、
前記目的を達成するために、制御手段によって実行され
る湯沸かし動作や保温動作を行なうのに必要な制御プロ
グラムを記憶した制御プログラム記憶手段と、この制御
プログラムの動作処理中に作業用領域として使用し記憶
される作業用記憶手段と、EEPROMで構成される不
揮発性記憶手段とを備え、前記制御手段は、通電時に前
記制御プログラム記憶手段または前記作業用記憶手段に
記憶される情報を前記不揮発性記憶手段に転送記憶し、
停電復帰時に該不揮発性記憶手段に記憶された情報を前
記作業用記憶手段に転送するものであることを特徴とす
る。
前記目的を達成するために、制御手段によって実行され
る湯沸かし動作や保温動作を行なうのに必要な制御プロ
グラムを記憶した制御プログラム記憶手段と、この制御
プログラムの動作処理中に作業用領域として使用し記憶
される作業用記憶手段と、EEPROMで構成される不
揮発性記憶手段とを備え、前記制御手段は、通電時に前
記制御プログラム記憶手段または前記作業用記憶手段に
記憶される情報を前記不揮発性記憶手段に転送記憶し、
停電復帰時に該不揮発性記憶手段に記憶された情報を前
記作業用記憶手段に転送するものであることを特徴とす
る。
【0007】上記構成によれば、通電中に制御プログラ
ム記憶手段や作業用記憶手段に記憶される各種情報が不
揮発性記憶手段に書込まれ、停電中も不揮発性記憶手段
に記憶保持される各種情報を停電復帰後に作業用記憶手
段に転送するようになっているので、停電前と同じ条件
で停電復帰後も湯沸かし動作や保温動作を行なうことが
できる。また、これらの情報を停電中にも記憶する不揮
発性記憶手段は、EEPROMを用いているので、電池
やコンデンサなどの既存のバックアップ電源に比べて、
回路が簡単でコストの低減も図れる。しかも、EEPR
OMは半導体素子から構成されるので、温度や寿命など
をさほど考慮しなくてもよく、信頼性が高く使いやす
い。
ム記憶手段や作業用記憶手段に記憶される各種情報が不
揮発性記憶手段に書込まれ、停電中も不揮発性記憶手段
に記憶保持される各種情報を停電復帰後に作業用記憶手
段に転送するようになっているので、停電前と同じ条件
で停電復帰後も湯沸かし動作や保温動作を行なうことが
できる。また、これらの情報を停電中にも記憶する不揮
発性記憶手段は、EEPROMを用いているので、電池
やコンデンサなどの既存のバックアップ電源に比べて、
回路が簡単でコストの低減も図れる。しかも、EEPR
OMは半導体素子から構成されるので、温度や寿命など
をさほど考慮しなくてもよく、信頼性が高く使いやす
い。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の電気ポットの一実施
例について、図1から図12を参照しながら説明する。
電気ポットの電気的構成を示す図1において、1は制御
基板(図示せず)などに実装されるマイクロコンピュー
タであって、これは周知のように、制御装置や演算論理
装置などを備えた中央処理装置に相当する制御手段2
や、読出し専用メモリたるROM(Read Only Memory)
3および書込み可能な揮発性メモリであるRAM(Rand
om Access Memory)4からなる主記憶装置などを備えて
構成される。また、マイクロコンピュータ1は、その他
に、制御手段2の入力側ポートに接続される温度入力手
段5および各入力手段6,7と、制御手段2の出力側ポ
ートに接続される各出力装置8,9,10を備えている。
例について、図1から図12を参照しながら説明する。
電気ポットの電気的構成を示す図1において、1は制御
基板(図示せず)などに実装されるマイクロコンピュー
タであって、これは周知のように、制御装置や演算論理
装置などを備えた中央処理装置に相当する制御手段2
や、読出し専用メモリたるROM(Read Only Memory)
3および書込み可能な揮発性メモリであるRAM(Rand
om Access Memory)4からなる主記憶装置などを備えて
構成される。また、マイクロコンピュータ1は、その他
に、制御手段2の入力側ポートに接続される温度入力手
段5および各入力手段6,7と、制御手段2の出力側ポ
ートに接続される各出力装置8,9,10を備えている。
【0009】制御プログラム記憶手段に相当するROM
3は、湯沸かし動作や保温動作などの各種動作を行なう
のに必要な固定した制御プログラムが、初期状態の各種
情報を含んで記憶されており、この制御プログラムが制
御手段2により実行されることで、電気ポットの一連の
動作が行なわれるようになっている。また、作業用記憶
手段に相当するRAM4は、制御手段2による制御プロ
グラムの動作処理中に作業用領域として随時使用し記憶
されるものである。制御手段2は、ROM3に記憶され
た初期状態の各種情報またはRAM4に記憶された各種
情報を適宜選択して前記制御プログラムを実行し、湯沸
かし動作や保温動作を行なう。なお、ここでいう各種情
報とは、例えば、容器(図示せず)内の湯温を検知する
温度検知手段11の温度情報や、保温設定手段12で選択さ
れる保温温度の設定情報や、湯沸かし選択手段13で設定
される湯沸かしモードまたはカルキ抜きモードの設定情
報などを含む。
3は、湯沸かし動作や保温動作などの各種動作を行なう
のに必要な固定した制御プログラムが、初期状態の各種
情報を含んで記憶されており、この制御プログラムが制
御手段2により実行されることで、電気ポットの一連の
動作が行なわれるようになっている。また、作業用記憶
手段に相当するRAM4は、制御手段2による制御プロ
グラムの動作処理中に作業用領域として随時使用し記憶
されるものである。制御手段2は、ROM3に記憶され
た初期状態の各種情報またはRAM4に記憶された各種
情報を適宜選択して前記制御プログラムを実行し、湯沸
かし動作や保温動作を行なう。なお、ここでいう各種情
報とは、例えば、容器(図示せず)内の湯温を検知する
温度検知手段11の温度情報や、保温設定手段12で選択さ
れる保温温度の設定情報や、湯沸かし選択手段13で設定
される湯沸かしモードまたはカルキ抜きモードの設定情
報などを含む。
【0010】21は、EEPROM(Electrically Erasa
ble Programable Read Only Memory)で構成される不揮
発性記憶手段である。この不揮発性記憶手段21には、湯
沸かし動作や保温動作中の通電時にROM3またはRA
M4に記憶される各種情報が、制御手段2からの命令に
より転送記憶される。そして、不揮発性記憶手段21に記
憶される各種情報は、停電時においてもそのまま保持さ
れ、停電復帰時になると、不揮発性記憶手段21に記憶さ
れた各種情報をRAM4に転送して、このRAM4に転
送した各種情報に基づいて、湯沸かし動作や保温動作を
行なうように制御手段2を構成している。本実施例で
は、前述の保温設定手段12により複数種類の保温温度か
ら選択設定した保温温度の設定情報と、湯沸かし動作に
おける沸騰状態の湯温に基づいて設定された保温温度の
設定情報と、湯沸かし動作か保温動作かという電気ポッ
トの動作状態情報などが、不揮発性記憶手段21に記憶さ
れる。
ble Programable Read Only Memory)で構成される不揮
発性記憶手段である。この不揮発性記憶手段21には、湯
沸かし動作や保温動作中の通電時にROM3またはRA
M4に記憶される各種情報が、制御手段2からの命令に
より転送記憶される。そして、不揮発性記憶手段21に記
憶される各種情報は、停電時においてもそのまま保持さ
れ、停電復帰時になると、不揮発性記憶手段21に記憶さ
れた各種情報をRAM4に転送して、このRAM4に転
送した各種情報に基づいて、湯沸かし動作や保温動作を
行なうように制御手段2を構成している。本実施例で
は、前述の保温設定手段12により複数種類の保温温度か
ら選択設定した保温温度の設定情報と、湯沸かし動作に
おける沸騰状態の湯温に基づいて設定された保温温度の
設定情報と、湯沸かし動作か保温動作かという電気ポッ
トの動作状態情報などが、不揮発性記憶手段21に記憶さ
れる。
【0011】前記制御手段2には、温度検知手段11から
の温度情報が温度入力手段5を経由して入力されるとと
もに、保温温度の設定を切換える保温設定手段12からの
操作信号と、湯沸かし時におけるモード設定を切換える
湯沸かし選択手段13からの操作信号が、各々入力手段
6,7を介して入力される。本実施例では、保温設定手
段12を操作することにより、湯温を98℃付近の高温に設
定する高温保温設定としての98保温設定と、湯温を60℃
付近の低温に設定する低温保温設定としての60保温設定
との2種類を選択できるようになっている。
の温度情報が温度入力手段5を経由して入力されるとと
もに、保温温度の設定を切換える保温設定手段12からの
操作信号と、湯沸かし時におけるモード設定を切換える
湯沸かし選択手段13からの操作信号が、各々入力手段
6,7を介して入力される。本実施例では、保温設定手
段12を操作することにより、湯温を98℃付近の高温に設
定する高温保温設定としての98保温設定と、湯温を60℃
付近の低温に設定する低温保温設定としての60保温設定
との2種類を選択できるようになっている。
【0012】制御手段2の出力側には、出力手段8に接
続され、湯沸かしヒータ22への通断電を行なう湯沸かし
ヒータ通電手段23と、出力手段9に接続され、保温ヒー
タ24への通断電を行なう保温ヒータ通電手段25が各々接
続される。このなかで、湯沸かしヒータ22は、湯沸かし
動作中に容器内の湯を加熱する湯沸かし加熱手段に相当
し、また、保温ヒータ24は、保温動作中に容器内の湯を
所定温度に保温する保温加熱手段に相当する。また、26
は、出力手段10に接続されるLEDやLCDなどの表示
手段であり、これは、前述の98保温設定時に点灯する98
保温ランプ27と、60保温設定時に点灯する60保温ランプ
28と、湯沸かし動作中に点灯する沸騰ランプ29とを備え
ている。
続され、湯沸かしヒータ22への通断電を行なう湯沸かし
ヒータ通電手段23と、出力手段9に接続され、保温ヒー
タ24への通断電を行なう保温ヒータ通電手段25が各々接
続される。このなかで、湯沸かしヒータ22は、湯沸かし
動作中に容器内の湯を加熱する湯沸かし加熱手段に相当
し、また、保温ヒータ24は、保温動作中に容器内の湯を
所定温度に保温する保温加熱手段に相当する。また、26
は、出力手段10に接続されるLEDやLCDなどの表示
手段であり、これは、前述の98保温設定時に点灯する98
保温ランプ27と、60保温設定時に点灯する60保温ランプ
28と、湯沸かし動作中に点灯する沸騰ランプ29とを備え
ている。
【0013】図2は、前記マイクロコンピュータ1の特
に沸騰検知に係わる機能構成を示すブロック図である。
同図において、31は容器内に収容された湯の容量を検知
する容量検知手段であり、本実施例では、沸騰動作中の
所定の温度範囲における湯温の上昇率に基づいて検知さ
れる。したがって、前記温度検知手段11からの温度情報
に基づいて、容器検知手段31の容量検知が行なわれる構
成となっている。また、32は同じく温度検知手段11から
の温度情報に基づく湯温が、容器検知手段31の容量検知
に応じて設定される沸点よりも低い所定温度に達したか
否かを比較する温度比較手段である。そして、この温度
比較手段32にて、湯温が所定温度に達したことを検知す
ると、その時点から計時手段33が計時を行なうように構
成される。なお、前記容量検知手段31が行なう容量検知
は、この所定温度よりも低い所定の温度範囲内で行なわ
れる。
に沸騰検知に係わる機能構成を示すブロック図である。
同図において、31は容器内に収容された湯の容量を検知
する容量検知手段であり、本実施例では、沸騰動作中の
所定の温度範囲における湯温の上昇率に基づいて検知さ
れる。したがって、前記温度検知手段11からの温度情報
に基づいて、容器検知手段31の容量検知が行なわれる構
成となっている。また、32は同じく温度検知手段11から
の温度情報に基づく湯温が、容器検知手段31の容量検知
に応じて設定される沸点よりも低い所定温度に達したか
否かを比較する温度比較手段である。そして、この温度
比較手段32にて、湯温が所定温度に達したことを検知す
ると、その時点から計時手段33が計時を行なうように構
成される。なお、前記容量検知手段31が行なう容量検知
は、この所定温度よりも低い所定の温度範囲内で行なわ
れる。
【0014】前記温度比較手段32や計時手段33は、容器
内の沸騰を検知する沸騰検知手段34を構成するものであ
る。沸騰検知手段34は、温度比較手段32により容器内の
湯温が沸点よりも低い容量に応じた所定温度に達したこ
とを検知してから、計時手段33による計時を開始し、容
量に応じた所定時間が経過したら、この計時手段33によ
る計時を停止して、湯沸かし加熱手段である湯沸かしヒ
ータ22の通電を停止する機能を有している。但し、これ
は通常の動作モードの場合であり、湯沸かし選択手段13
にて、沸騰検知後の沸騰継続によりカルキ成分を除去す
るカルキ抜き動作モードが選択されていれば、前述の計
時手段33による計時が所定時間経過した後も、容量検知
手段31で検知した容量に拘らず、一定時間湯沸かしヒー
タ22の通電を継続し、その後、この湯沸かしヒータ22の
通電を停止する。なお、本実施例では、湯沸かし動作中
に湯沸かしヒータ22と保温ヒータ24が同時に通電し、沸
騰検知手段34が湯沸かしヒータ22の通電を停止すると、
保温ヒータ24も一時的に通電を停止するように構成して
ある。
内の沸騰を検知する沸騰検知手段34を構成するものであ
る。沸騰検知手段34は、温度比較手段32により容器内の
湯温が沸点よりも低い容量に応じた所定温度に達したこ
とを検知してから、計時手段33による計時を開始し、容
量に応じた所定時間が経過したら、この計時手段33によ
る計時を停止して、湯沸かし加熱手段である湯沸かしヒ
ータ22の通電を停止する機能を有している。但し、これ
は通常の動作モードの場合であり、湯沸かし選択手段13
にて、沸騰検知後の沸騰継続によりカルキ成分を除去す
るカルキ抜き動作モードが選択されていれば、前述の計
時手段33による計時が所定時間経過した後も、容量検知
手段31で検知した容量に拘らず、一定時間湯沸かしヒー
タ22の通電を継続し、その後、この湯沸かしヒータ22の
通電を停止する。なお、本実施例では、湯沸かし動作中
に湯沸かしヒータ22と保温ヒータ24が同時に通電し、沸
騰検知手段34が湯沸かしヒータ22の通電を停止すると、
保温ヒータ24も一時的に通電を停止するように構成して
ある。
【0015】次に、上記構成における作用を、図3〜図
7に示す各フローチャートを参照して説明する。なお、
各図に記載されるEEPROMは、不揮発性記憶手段21
を意味する。先ず、図3のフローチャートに基づいて、
保温動作中における保温設定の変更動作を説明すると、
保温動作中は、予め選択された98保温設定または60保温
設定のいずれかにより、保温動作が行なわれるようにな
っている。すなわち、98保温設定が選択されている場合
は、湯温を98℃付近に保温する動作が行なわれ、これに
対応する表示手段26の98保温ランプ27が点灯する(ステ
ップS1)。また、60保温設定が選択されている場合
は、湯温を60℃に保温する動作が行なわれ、これに対応
する表示手段26の60保温ランプ28が点灯する(ステップ
S2)。いずれの保温動作においても、制御手段2は温
度検知手段11からの温度情報に基づいて、保温ヒータ通
電手段25を介して保温ヒータ24を通断電制御するととも
に、保温設定手段12が操作されたか否かを、入力手段7
からの操作信号の有無により監視する(ステップS3,
S4)。そして、保温設定手段12を何も操作しない限
り、ステップS1またはステップS2の手順を続行す
る。
7に示す各フローチャートを参照して説明する。なお、
各図に記載されるEEPROMは、不揮発性記憶手段21
を意味する。先ず、図3のフローチャートに基づいて、
保温動作中における保温設定の変更動作を説明すると、
保温動作中は、予め選択された98保温設定または60保温
設定のいずれかにより、保温動作が行なわれるようにな
っている。すなわち、98保温設定が選択されている場合
は、湯温を98℃付近に保温する動作が行なわれ、これに
対応する表示手段26の98保温ランプ27が点灯する(ステ
ップS1)。また、60保温設定が選択されている場合
は、湯温を60℃に保温する動作が行なわれ、これに対応
する表示手段26の60保温ランプ28が点灯する(ステップ
S2)。いずれの保温動作においても、制御手段2は温
度検知手段11からの温度情報に基づいて、保温ヒータ通
電手段25を介して保温ヒータ24を通断電制御するととも
に、保温設定手段12が操作されたか否かを、入力手段7
からの操作信号の有無により監視する(ステップS3,
S4)。そして、保温設定手段12を何も操作しない限
り、ステップS1またはステップS2の手順を続行す
る。
【0016】一方、98保温設定の動作が行なわれている
場合に保温設定手段12を操作すると、次のステップS5
に移行し、制御手段2はそれまでの98保温設定に代わり
60保温設定を選択したことを表示するのに、60保温ラン
プ28を点滅させる。このステップS5の動作は2秒間継
続するが(ステップS6)、次のステップS7でこの間
に保温設定手段12を何も操作しなければ、ステップS
5,S6の手順を抜け出して60保温設定を決定し、次の
ステップS8にて、60保温設定である旨の情報をROM
3またはRAM4から不揮発性記憶手段21に転送し書込
む。その後、ステップS2の手順に移行し、保温ヒータ
24を通断電制御して、湯温を60℃に保温する動作を行な
うとともに、これに対応する表示手段26の60保温ランプ
28を点滅状態から点灯状態に切換える。
場合に保温設定手段12を操作すると、次のステップS5
に移行し、制御手段2はそれまでの98保温設定に代わり
60保温設定を選択したことを表示するのに、60保温ラン
プ28を点滅させる。このステップS5の動作は2秒間継
続するが(ステップS6)、次のステップS7でこの間
に保温設定手段12を何も操作しなければ、ステップS
5,S6の手順を抜け出して60保温設定を決定し、次の
ステップS8にて、60保温設定である旨の情報をROM
3またはRAM4から不揮発性記憶手段21に転送し書込
む。その後、ステップS2の手順に移行し、保温ヒータ
24を通断電制御して、湯温を60℃に保温する動作を行な
うとともに、これに対応する表示手段26の60保温ランプ
28を点滅状態から点灯状態に切換える。
【0017】また、前記ステップS4において、60保温
設定の動作が行なわれている場合に保温設定手段12を操
作すると、次のステップS9に移行し、制御手段2はそ
れまでの60保温設定に代わり98保温設定が選択されたこ
とを表示するために、98保温ランプ27を点滅させる。こ
のステップS9の動作は2秒間継続するが(ステップS
10)、次のステップS11でこの間に保温設定手段12を何
も操作しなければ、ステップS10,S11の手順を抜け出
して98保温設定を決定し、次のステップS12にて、98保
温設定である旨の情報をROM3またはRAM4から不
揮発性記憶手段21に転送し書込む。その後、ステップS
1の手順に移行し、保温ヒータ24を通断電制御して、湯
温を98℃に保温する動作を行うとともに、これに対応す
る表示手段26の98保温ランプ27を点滅状態から点灯状態
に切換える。
設定の動作が行なわれている場合に保温設定手段12を操
作すると、次のステップS9に移行し、制御手段2はそ
れまでの60保温設定に代わり98保温設定が選択されたこ
とを表示するために、98保温ランプ27を点滅させる。こ
のステップS9の動作は2秒間継続するが(ステップS
10)、次のステップS11でこの間に保温設定手段12を何
も操作しなければ、ステップS10,S11の手順を抜け出
して98保温設定を決定し、次のステップS12にて、98保
温設定である旨の情報をROM3またはRAM4から不
揮発性記憶手段21に転送し書込む。その後、ステップS
1の手順に移行し、保温ヒータ24を通断電制御して、湯
温を98℃に保温する動作を行うとともに、これに対応す
る表示手段26の98保温ランプ27を点滅状態から点灯状態
に切換える。
【0018】なお、前記ステップS6およびステップS
10における2秒間の動作中は、保温設定手段12を連続し
て操作したときに対応して設けたものであり、表示は変
更した保温設定の98保温ランプ27または60保温ランプ28
に切換わるが、保温ヒータ24の通断電制御は保温設定手
段12を操作する前の動作を行なう。そして、ステップS
7において、60保温ランプ28が点滅しているときに、保
温設定手段12を再度操作すると、ステップS9の手順に
移行して、98保温ランプ27を点滅させる。また、ステッ
プS11において、98保温ランプ27が点滅しているとき
に、保温設定手段12を再度操作すると、ステップS9の
手順に移行して、60保温ランプ28を点滅させる。いずれ
にしても、98保温ランプ27または60保温ランプ28が点滅
状態になってから2秒が経過すると、その選択した保温
設定が確定し、不揮発性記憶手段21への書込み記憶が行
なわれる。
10における2秒間の動作中は、保温設定手段12を連続し
て操作したときに対応して設けたものであり、表示は変
更した保温設定の98保温ランプ27または60保温ランプ28
に切換わるが、保温ヒータ24の通断電制御は保温設定手
段12を操作する前の動作を行なう。そして、ステップS
7において、60保温ランプ28が点滅しているときに、保
温設定手段12を再度操作すると、ステップS9の手順に
移行して、98保温ランプ27を点滅させる。また、ステッ
プS11において、98保温ランプ27が点滅しているとき
に、保温設定手段12を再度操作すると、ステップS9の
手順に移行して、60保温ランプ28を点滅させる。いずれ
にしても、98保温ランプ27または60保温ランプ28が点滅
状態になってから2秒が経過すると、その選択した保温
設定が確定し、不揮発性記憶手段21への書込み記憶が行
なわれる。
【0019】図4のフローチャートは、湯沸かし動作中
における保温設定の変更動作手順を示したものである。
同図において、湯沸かし動作中は、予め98保温設定また
は60保温設定のいずれかが設定される。すなわち、98保
温設定が設定されている場合は、これに対応する表示手
段26の98保温ランプ27が点滅する(ステップS21)。ま
た、60保温設定が設定されている場合は、湯温を60℃に
保温する動作が行なわれ、これに対応する表示手段26の
60保温ランプ28が点滅する(ステップS22)。いずれの
場合にも、湯沸かし動作中は沸騰ランプ29が点灯してい
るが、以下、ステップS3〜ステップS12における保温
設定を変更する動作は、前記図3のフローチャートで説
明した保温動作時のものと同じ手順で行なわれる。
における保温設定の変更動作手順を示したものである。
同図において、湯沸かし動作中は、予め98保温設定また
は60保温設定のいずれかが設定される。すなわち、98保
温設定が設定されている場合は、これに対応する表示手
段26の98保温ランプ27が点滅する(ステップS21)。ま
た、60保温設定が設定されている場合は、湯温を60℃に
保温する動作が行なわれ、これに対応する表示手段26の
60保温ランプ28が点滅する(ステップS22)。いずれの
場合にも、湯沸かし動作中は沸騰ランプ29が点灯してい
るが、以下、ステップS3〜ステップS12における保温
設定を変更する動作は、前記図3のフローチャートで説
明した保温動作時のものと同じ手順で行なわれる。
【0020】図5のフローチャートは、沸騰状態の湯温
に基づく保温温度の設定動作手順を示したものである。
同図において、ステップS31における湯沸かし中は、こ
れを使用者に知らせるために、表示手段26の沸騰ランプ
29が表示点灯する。同時に、湯沸かしヒータ22および保
温ヒータ23を共に通電し、容器内の湯を強加熱する。こ
こで、ステップS32の手順にて、前記沸騰検知手段34が
後述する手順により沸騰を検知すると、制御手段2は温
度検知手段11が検知する沸騰状態の湯温よりも低い保温
温度を設定し、この値をRAM4に一時的に記憶する
(ステップS33)。その後、制御手段2は、不揮発性記
憶手段21に記憶されている保温温度情報を読込み(ステ
ップS34)、この読込んだ保温温度が今回設定された保
温温度と等しいか否かを、次のステップS35にて判断す
る。そして、読込んだ保温温度が今回設定された保温温
度と異なる場合には、今回設定したRAM4に記憶され
る保温温度を不揮発性記憶手段21に書込む一方(ステッ
プS36)、読込んだ保温温度が今回設定された保温温度
と等しい場合には、不揮発性記憶手段21への書込みを行
なわず、共に次のステップS37の手順で沸騰中の動作を
継続する。こうして、所定の湯沸かし動作が終了したな
らば(ステップS38)、ステップS39に移行して、今回
設定した保温設定を表示手段26にて表示するとともに、
この設定した保温温度に湯温が保たれるように、保温ヒ
ータ24を通断電しながら保温動作を行なう。前記実施例
のように、今回不揮発性記憶手段21へ書き込もうとして
いる情報が、既に不揮発性記憶手段21に記憶されている
情報と異なっている場合のみ、不揮発性記憶手段21への
書き込みを行なうことにより、書き込み回数を減らすこ
とができ、不揮発性記憶手段21であるEEPROMの寿
命を長くすることができる。
に基づく保温温度の設定動作手順を示したものである。
同図において、ステップS31における湯沸かし中は、こ
れを使用者に知らせるために、表示手段26の沸騰ランプ
29が表示点灯する。同時に、湯沸かしヒータ22および保
温ヒータ23を共に通電し、容器内の湯を強加熱する。こ
こで、ステップS32の手順にて、前記沸騰検知手段34が
後述する手順により沸騰を検知すると、制御手段2は温
度検知手段11が検知する沸騰状態の湯温よりも低い保温
温度を設定し、この値をRAM4に一時的に記憶する
(ステップS33)。その後、制御手段2は、不揮発性記
憶手段21に記憶されている保温温度情報を読込み(ステ
ップS34)、この読込んだ保温温度が今回設定された保
温温度と等しいか否かを、次のステップS35にて判断す
る。そして、読込んだ保温温度が今回設定された保温温
度と異なる場合には、今回設定したRAM4に記憶され
る保温温度を不揮発性記憶手段21に書込む一方(ステッ
プS36)、読込んだ保温温度が今回設定された保温温度
と等しい場合には、不揮発性記憶手段21への書込みを行
なわず、共に次のステップS37の手順で沸騰中の動作を
継続する。こうして、所定の湯沸かし動作が終了したな
らば(ステップS38)、ステップS39に移行して、今回
設定した保温設定を表示手段26にて表示するとともに、
この設定した保温温度に湯温が保たれるように、保温ヒ
ータ24を通断電しながら保温動作を行なう。前記実施例
のように、今回不揮発性記憶手段21へ書き込もうとして
いる情報が、既に不揮発性記憶手段21に記憶されている
情報と異なっている場合のみ、不揮発性記憶手段21への
書き込みを行なうことにより、書き込み回数を減らすこ
とができ、不揮発性記憶手段21であるEEPROMの寿
命を長くすることができる。
【0021】図6のフローチャートは、動作状態すなわ
ち通電時における不揮発性記憶手段21への転送書込み手
順を示したものである。同図のステップS41にて、60保
温設定に基づく保温動作が行なわれ、同時に保温中の表
示が60保温ランプ28の点灯により行なわれているとき
に、温度検知手段11で検知される湯温が例えば注水など
により60℃未満に低下したら(ステップS42)、自動的
に保温動作を終了し、湯沸かし動作を開始するととも
に、湯沸かし状態である旨の情報をROM3またはRA
M4から不揮発性記憶手段21に転送し書込む(ステップ
S43,S44)。なお、ステップS44における湯沸かし動
作中は、前記60保温ランプ28に代わり沸騰ランプ29が点
灯して、湯沸かし動作が行なわれていることを表示す
る。そして、ここでは省略されているが、前述のステッ
プS31〜ステップS37の手順を経て、ステップS45にて
一連の湯沸かし動作が終了したならば、ステップS46に
移行して、60保温設定に基づく保温動作を行なうととも
に、保温状態である旨の情報をROM3またはRAM4
から不揮発性記憶手段21に転送し書込む。こうして、湯
沸かしまたは保温動作が行なわれる毎に、不揮発性記憶
手段21に現在の動作状態が転送され記憶されるようにな
っている。
ち通電時における不揮発性記憶手段21への転送書込み手
順を示したものである。同図のステップS41にて、60保
温設定に基づく保温動作が行なわれ、同時に保温中の表
示が60保温ランプ28の点灯により行なわれているとき
に、温度検知手段11で検知される湯温が例えば注水など
により60℃未満に低下したら(ステップS42)、自動的
に保温動作を終了し、湯沸かし動作を開始するととも
に、湯沸かし状態である旨の情報をROM3またはRA
M4から不揮発性記憶手段21に転送し書込む(ステップ
S43,S44)。なお、ステップS44における湯沸かし動
作中は、前記60保温ランプ28に代わり沸騰ランプ29が点
灯して、湯沸かし動作が行なわれていることを表示す
る。そして、ここでは省略されているが、前述のステッ
プS31〜ステップS37の手順を経て、ステップS45にて
一連の湯沸かし動作が終了したならば、ステップS46に
移行して、60保温設定に基づく保温動作を行なうととも
に、保温状態である旨の情報をROM3またはRAM4
から不揮発性記憶手段21に転送し書込む。こうして、湯
沸かしまたは保温動作が行なわれる毎に、不揮発性記憶
手段21に現在の動作状態が転送され記憶されるようにな
っている。
【0022】図7のフローチャートは、停電復帰時にお
ける動作手順を示したものである。同図において、制御
手段2は停電復帰を検知すると(ステップS51)、次の
ステップS52にて、前述の各手順で不揮発性記憶手段21
に書込まれていた各種情報、すなわち保温設定情報,動
作状態情報および保温温度情報をマイクロコンピュータ
1のRAM4に転送(読込み)する。その後、ステップ
S53において、制御手段2はRAM4に読込まれた保温
設定情報の判定を行ない、この保温設定情報が98保温設
定であったならば、ステップS54に移行して、温度検知
手段12により検知される湯温が90℃以上であるか否かを
判断する。ここで湯温が90℃以上の場合には、現時点で
湯沸かしを行なう必要がないと判断し、98保温設定に基
づく保温動作が行なわれる(ステップS55)。そして、
保温ヒータ24の通断電制御は、不揮発性記憶手段21から
RAM4に読込んだ保温温度情報に基づき行なう。これ
に対し、前記ステップS54にて湯温が90℃未満であった
場合には、湯沸かしを行なう必要があると判断し、98保
温設定が設定された状態で、湯沸かし動作が行なわれる
(ステップS56)。
ける動作手順を示したものである。同図において、制御
手段2は停電復帰を検知すると(ステップS51)、次の
ステップS52にて、前述の各手順で不揮発性記憶手段21
に書込まれていた各種情報、すなわち保温設定情報,動
作状態情報および保温温度情報をマイクロコンピュータ
1のRAM4に転送(読込み)する。その後、ステップ
S53において、制御手段2はRAM4に読込まれた保温
設定情報の判定を行ない、この保温設定情報が98保温設
定であったならば、ステップS54に移行して、温度検知
手段12により検知される湯温が90℃以上であるか否かを
判断する。ここで湯温が90℃以上の場合には、現時点で
湯沸かしを行なう必要がないと判断し、98保温設定に基
づく保温動作が行なわれる(ステップS55)。そして、
保温ヒータ24の通断電制御は、不揮発性記憶手段21から
RAM4に読込んだ保温温度情報に基づき行なう。これ
に対し、前記ステップS54にて湯温が90℃未満であった
場合には、湯沸かしを行なう必要があると判断し、98保
温設定が設定された状態で、湯沸かし動作が行なわれる
(ステップS56)。
【0023】また、前記ステップS53において、保温設
定情報が60保温設定であったならば、ステップS57に移
行して、RAM4に読込まれた別の動作状態情報の判定
を行なう。そして、ステップS57で読込んだ停電直前の
動作状態情報が湯沸かし動作であったならば、ステップ
S58に移行して、60保温設定を設定した状態で湯沸かし
動作を行なう。これに対して、ステップS57で読込んだ
停電直前の動作状態情報が保温動作であったならば、ス
テップS59に移行して、温度検知手段12により検知され
る湯温が60℃以上であるか否かを判断する。ここで湯温
が60℃以上の場合には、現時点で湯沸かしを行なう必要
がないと判断し、60保温設定に基づく保温動作が行なわ
れる(ステップS60)。そして、保温ヒータ24の通断電
制御は、ROM3に記憶されている保温温度情報に基づ
き行なう。これに対し、前記ステップS59にて湯温が60
℃未満であった場合には、湯沸かしを行なう必要がある
と判断し、ステップS58に移行して、60保温設定を設定
した状態で湯沸かし動作を行なう。
定情報が60保温設定であったならば、ステップS57に移
行して、RAM4に読込まれた別の動作状態情報の判定
を行なう。そして、ステップS57で読込んだ停電直前の
動作状態情報が湯沸かし動作であったならば、ステップ
S58に移行して、60保温設定を設定した状態で湯沸かし
動作を行なう。これに対して、ステップS57で読込んだ
停電直前の動作状態情報が保温動作であったならば、ス
テップS59に移行して、温度検知手段12により検知され
る湯温が60℃以上であるか否かを判断する。ここで湯温
が60℃以上の場合には、現時点で湯沸かしを行なう必要
がないと判断し、60保温設定に基づく保温動作が行なわ
れる(ステップS60)。そして、保温ヒータ24の通断電
制御は、ROM3に記憶されている保温温度情報に基づ
き行なう。これに対し、前記ステップS59にて湯温が60
℃未満であった場合には、湯沸かしを行なう必要がある
と判断し、ステップS58に移行して、60保温設定を設定
した状態で湯沸かし動作を行なう。
【0024】このように、本実施例の電気ポットは、設
定されている最新の保温設定情報が、通電中に不揮発性
記憶手段21に書込まれており、停電中も不揮発性記憶手
段21に記憶保持される保温設定情報を停電復帰後にRA
M4に転送するようになっているので、停電から復帰す
る毎に保温設定を再度行なわなくても、停電前と同じ条
件の保温設定にて保温動作を行なうことができる。ま
た、沸騰状態の湯温に基づいて、その後の保温温度を設
定する電気ポットにあっては、設定される保温温度が沸
騰状態の湯温により湯沸かし毎に変わる可能性が有る
が、停電復帰後に沸騰状態を通過せずに保温動作になる
場合でも、停電前に設定した最新の保温温度を不揮発性
記憶手段21に記憶しているので、停電前と同じ条件で保
温を行なうことが可能になり、使い勝手が向上する。さ
らに、本実施例では、停電前の動作状態を不揮発性記憶
手段21に書込んでおり、停電復帰後にこの動作状態情報
をRAM4に転送するようになっているので、必要な動
作を停電復帰後も継続できる。例えば、沸騰前の湯沸か
し動作中に突然停電が発生しても、停電復帰後には同じ
条件で湯沸かし動作を継続して行なうことができ、確実
に湯を沸騰させることができるので、清潔な湯を得るこ
とができ、使い勝手もよい。
定されている最新の保温設定情報が、通電中に不揮発性
記憶手段21に書込まれており、停電中も不揮発性記憶手
段21に記憶保持される保温設定情報を停電復帰後にRA
M4に転送するようになっているので、停電から復帰す
る毎に保温設定を再度行なわなくても、停電前と同じ条
件の保温設定にて保温動作を行なうことができる。ま
た、沸騰状態の湯温に基づいて、その後の保温温度を設
定する電気ポットにあっては、設定される保温温度が沸
騰状態の湯温により湯沸かし毎に変わる可能性が有る
が、停電復帰後に沸騰状態を通過せずに保温動作になる
場合でも、停電前に設定した最新の保温温度を不揮発性
記憶手段21に記憶しているので、停電前と同じ条件で保
温を行なうことが可能になり、使い勝手が向上する。さ
らに、本実施例では、停電前の動作状態を不揮発性記憶
手段21に書込んでおり、停電復帰後にこの動作状態情報
をRAM4に転送するようになっているので、必要な動
作を停電復帰後も継続できる。例えば、沸騰前の湯沸か
し動作中に突然停電が発生しても、停電復帰後には同じ
条件で湯沸かし動作を継続して行なうことができ、確実
に湯を沸騰させることができるので、清潔な湯を得るこ
とができ、使い勝手もよい。
【0025】また、これらの各種情報を停電中にも記憶
する不揮発性記憶手段21は、EEPROMを用いている
ので、電池やコンデンサなどの既存のバックアップ電源
に比べて、回路が簡単でコストの低減も図れる。しか
も、EEPROMは半導体素子から構成されるので、温
度や寿命などをさほど考慮しなくてもよく、信頼性が高
く使いやすい。
する不揮発性記憶手段21は、EEPROMを用いている
ので、電池やコンデンサなどの既存のバックアップ電源
に比べて、回路が簡単でコストの低減も図れる。しか
も、EEPROMは半導体素子から構成されるので、温
度や寿命などをさほど考慮しなくてもよく、信頼性が高
く使いやすい。
【0026】つまり、制御手段2によって実行される湯
沸かし動作や保温動作を行なうのに必要な制御プログラ
ムを記憶した制御プログラム記憶手段たるROM3と、
この制御プログラムの動作処理中に作業用領域として使
用し記憶される作業用記憶手段たるRAM4と、EEP
ROMで構成される不揮発性記憶手段21とを備え、前記
制御手段2は、通電時にROM3またはRAM4に記憶
される情報を不揮発性記憶手段21に転送記憶し、停電復
帰時にこの不揮発性記憶手段21に記憶された情報をRA
M4に転送するように構成しているので、既存のバック
アップ電源が持つ不具合を一掃し、停電前の各種情報に
基づいて、停電復帰後の湯沸かしや保温動作を支障なく
行なうことが可能になる。
沸かし動作や保温動作を行なうのに必要な制御プログラ
ムを記憶した制御プログラム記憶手段たるROM3と、
この制御プログラムの動作処理中に作業用領域として使
用し記憶される作業用記憶手段たるRAM4と、EEP
ROMで構成される不揮発性記憶手段21とを備え、前記
制御手段2は、通電時にROM3またはRAM4に記憶
される情報を不揮発性記憶手段21に転送記憶し、停電復
帰時にこの不揮発性記憶手段21に記憶された情報をRA
M4に転送するように構成しているので、既存のバック
アップ電源が持つ不具合を一掃し、停電前の各種情報に
基づいて、停電復帰後の湯沸かしや保温動作を支障なく
行なうことが可能になる。
【0027】なお、上記不揮発性記憶手段21に記憶する
情報は、本実施例で開示したものに限らず、電気ポット
の動作に係わるあらゆる情報がこれに含まれる。例え
ば、湯沸かし開始時間を設定するタイマ時間の情報や、
あるいは、故障時におけるエラー情報を不揮発性記憶手
段21に記憶してもよい。また、実施例では、98保温設定
と60保温設定の二種類の保温設定情報を示しているが、
何種類でもよい。さらに、他の条件に基づく保温温度の
設定条件を不揮発性記憶手段21に記憶してもよい。図3
〜図7に示す各フローチャートの動作手順は、あくまで
も一例であって、停電復帰後の動作の分岐や、各種情報
の不揮発性記憶手段21への記憶タイミングは、適宜変更
してよい。具体的には、不揮発性記憶手段21への動作状
態の書込みは、その動作が開始する時点ではなく、動作
中でもよい。また、沸騰時の湯温に基づく保温温度の設
定と不揮発性記憶手段21への書込みは、沸騰検知後一定
時間が経過してから行なってもよい。
情報は、本実施例で開示したものに限らず、電気ポット
の動作に係わるあらゆる情報がこれに含まれる。例え
ば、湯沸かし開始時間を設定するタイマ時間の情報や、
あるいは、故障時におけるエラー情報を不揮発性記憶手
段21に記憶してもよい。また、実施例では、98保温設定
と60保温設定の二種類の保温設定情報を示しているが、
何種類でもよい。さらに、他の条件に基づく保温温度の
設定条件を不揮発性記憶手段21に記憶してもよい。図3
〜図7に示す各フローチャートの動作手順は、あくまで
も一例であって、停電復帰後の動作の分岐や、各種情報
の不揮発性記憶手段21への記憶タイミングは、適宜変更
してよい。具体的には、不揮発性記憶手段21への動作状
態の書込みは、その動作が開始する時点ではなく、動作
中でもよい。また、沸騰時の湯温に基づく保温温度の設
定と不揮発性記憶手段21への書込みは、沸騰検知後一定
時間が経過してから行なってもよい。
【0028】次に、本実施例における沸騰検知時におけ
る各動作を、図8のフローチャートと、図9〜図12に
示すグラフに基づき説明する。なお、図9〜図12にお
いて、上段のグラフは、容器内の湯温と時間との関係を
示しており、実線は実際の湯温(実温度)をあらわし、
また、破線は温度検知手段12で検知される湯温(検知温
度)をあらわしている。さらに、下段のグラフは、湯沸
かしヒータ22の通断電の状態をあらわしている。
る各動作を、図8のフローチャートと、図9〜図12に
示すグラフに基づき説明する。なお、図9〜図12にお
いて、上段のグラフは、容器内の湯温と時間との関係を
示しており、実線は実際の湯温(実温度)をあらわし、
また、破線は温度検知手段12で検知される湯温(検知温
度)をあらわしている。さらに、下段のグラフは、湯沸
かしヒータ22の通断電の状態をあらわしている。
【0029】図8のフローチャートにおいて、湯沸かし
動作が開始すると、前述のように湯沸かしヒータ22が通
電状態となり(ステップS71)、容器内の湯を強加熱す
る。湯沸かしヒータ22の通電中、湯温は図9のグラフに
示すように徐々に上昇する。そして、ステップS72にお
いて、所定温度T1よりも低い温度範囲で容量検知手段
31が湯の容量検知を行なう。ステップS73にて、温度比
較手段32により湯温が沸点T0よりも低い所定温度T1
に達したことを検知すると、沸騰検知手段33は一旦計時
手段33に内蔵するカウンタを零にクリアし、そこから計
時を開始する(ステップS74,S75)。そして、湯沸か
し選択手段13で普通の動作モードを選択している場合
は、所定時間t1が経過したら、沸騰状態に達している
ものと判断して(ステップS76,S77)、湯沸かしヒー
タ22の通電を停止する(ステップS81)なお、上記所定
温度T1および所定時間t1は、容量検知手段31で検知
した湯の容量に応じて可変設定される。
動作が開始すると、前述のように湯沸かしヒータ22が通
電状態となり(ステップS71)、容器内の湯を強加熱す
る。湯沸かしヒータ22の通電中、湯温は図9のグラフに
示すように徐々に上昇する。そして、ステップS72にお
いて、所定温度T1よりも低い温度範囲で容量検知手段
31が湯の容量検知を行なう。ステップS73にて、温度比
較手段32により湯温が沸点T0よりも低い所定温度T1
に達したことを検知すると、沸騰検知手段33は一旦計時
手段33に内蔵するカウンタを零にクリアし、そこから計
時を開始する(ステップS74,S75)。そして、湯沸か
し選択手段13で普通の動作モードを選択している場合
は、所定時間t1が経過したら、沸騰状態に達している
ものと判断して(ステップS76,S77)、湯沸かしヒー
タ22の通電を停止する(ステップS81)なお、上記所定
温度T1および所定時間t1は、容量検知手段31で検知
した湯の容量に応じて可変設定される。
【0030】図10は容器内の湯が小容量の場合のグラ
フであり、図11は容器内の湯が大容量の場合のグラフ
を示している。いずれも場合も、温度検知手段12の検知
温度は、実温度よりも遅れて温度上昇する。図10に示
す小容量時には、実温度と検知温度との差が大きく、実
温度が早く立上がり、検知温度よりも早く沸点T0=10
0 ℃に達する。一方、図11に示す大容量時には、実温
度と検知温度との差が小さく、実温度が沸点T0=100
℃に達すると、検知温度も直ぐに沸点T0に達する。そ
こで、このような容量に応じた実温度と検知温度との関
係を利用して、本実施例では、容器内の湯が小容量の場
合には、温度検知手段12の検知温度がT1=92℃に達し
てから、計時手段33による計時がt1=20秒間経過した
ら、湯沸かしヒータ22の通電を停止する。一方、容器内
の湯が大容量の場合には、温度検知手段12の検知温度が
T1=97℃に達してから、計時手段33による計時がt1
=40秒間経過したら、湯沸かしヒータ22の通電を停止す
る。つまり、小容量の場合は、沸騰検知の判定を開始す
る所定温度T1を低く設定するとともに、計時手段33が
計時する所定時間t1を短く設定する。逆に、大容量の
場合は、沸騰検知の判定を開始する所定温度T1を高く
設定するとともに、計時手段33が計時する所定時間t1
を長く設定する。
フであり、図11は容器内の湯が大容量の場合のグラフ
を示している。いずれも場合も、温度検知手段12の検知
温度は、実温度よりも遅れて温度上昇する。図10に示
す小容量時には、実温度と検知温度との差が大きく、実
温度が早く立上がり、検知温度よりも早く沸点T0=10
0 ℃に達する。一方、図11に示す大容量時には、実温
度と検知温度との差が小さく、実温度が沸点T0=100
℃に達すると、検知温度も直ぐに沸点T0に達する。そ
こで、このような容量に応じた実温度と検知温度との関
係を利用して、本実施例では、容器内の湯が小容量の場
合には、温度検知手段12の検知温度がT1=92℃に達し
てから、計時手段33による計時がt1=20秒間経過した
ら、湯沸かしヒータ22の通電を停止する。一方、容器内
の湯が大容量の場合には、温度検知手段12の検知温度が
T1=97℃に達してから、計時手段33による計時がt1
=40秒間経過したら、湯沸かしヒータ22の通電を停止す
る。つまり、小容量の場合は、沸騰検知の判定を開始す
る所定温度T1を低く設定するとともに、計時手段33が
計時する所定時間t1を短く設定する。逆に、大容量の
場合は、沸騰検知の判定を開始する所定温度T1を高く
設定するとともに、計時手段33が計時する所定時間t1
を長く設定する。
【0031】これにより、小容量の場合は、所定温度T
1が低く設定されていても、温度検知手段12の検知温度
が所定温度T1に達した時点では、実温度がほぼ沸点T
0近くまで上昇しているので、短い所定時間t1が経過
した後には、容器内の湯は十分沸点T0に達している。
一方、大容量の場合は、所定温度T1を高く設定して
も、温度検知手段12の検知温度が所定温度T1に達した
時点では、実温度が沸点T0に達しておらず、しかもそ
の温度上昇も緩やかである。したがって、所定時間t1
を長く設定することによって、容器内の湯を沸点T0に
まで上昇させることができる。
1が低く設定されていても、温度検知手段12の検知温度
が所定温度T1に達した時点では、実温度がほぼ沸点T
0近くまで上昇しているので、短い所定時間t1が経過
した後には、容器内の湯は十分沸点T0に達している。
一方、大容量の場合は、所定温度T1を高く設定して
も、温度検知手段12の検知温度が所定温度T1に達した
時点では、実温度が沸点T0に達しておらず、しかもそ
の温度上昇も緩やかである。したがって、所定時間t1
を長く設定することによって、容器内の湯を沸点T0に
まで上昇させることができる。
【0032】また、本実施例では、ステップS77におい
て、湯沸かし設定手段13によりカルキ抜き動作モードが
選択されていると、沸騰検知手段34は再度計時手段33の
カウンタを零にクリアし(ステップS78)、そこから計
時を開始する(ステップS79)。そして、図12に示す
ように、湯沸かしヒータ22を通電したまま、容器内の湯
の容量に応じない一定時間t3が経過したら(ステップ
S80)、カルキ抜き動作を完了させ、湯沸かしヒータ22
の通電を停止する。
て、湯沸かし設定手段13によりカルキ抜き動作モードが
選択されていると、沸騰検知手段34は再度計時手段33の
カウンタを零にクリアし(ステップS78)、そこから計
時を開始する(ステップS79)。そして、図12に示す
ように、湯沸かしヒータ22を通電したまま、容器内の湯
の容量に応じない一定時間t3が経過したら(ステップ
S80)、カルキ抜き動作を完了させ、湯沸かしヒータ22
の通電を停止する。
【0033】ところで従来は、湯の沸騰を検知するため
に、温度検知手段で検知される湯温の上昇率を測定し、
この上昇率が一定値以下になったら沸騰を検知するよう
に構成していた。ところが、湯温が沸点に達する屈曲点
前後の上昇率の差を検知する場合は、沸騰してからこれ
を検知するまでの時間が長くなる。特に、容器内の湯が
大容量の場合は、沸点に至るまでの温度上昇率が緩やか
であり、沸騰検知時点での温度差が小さく、検出時間を
長く設定する必要があった。また、容量に関係なく沸騰
検知を行なうものでは、容器内の湯が大容量の場合の検
知時間に合わせて、確実に沸騰を検知するようにしてい
た。しかし、容器内の湯が少ない場合は、沸騰までの温
度上昇率が大きく、大容量時に比べて早く沸騰に達する
ため、沸騰検知が行われるまでの間、沸騰状態が長く継
続し、蒸気が多量に発生する問題を有していた。
に、温度検知手段で検知される湯温の上昇率を測定し、
この上昇率が一定値以下になったら沸騰を検知するよう
に構成していた。ところが、湯温が沸点に達する屈曲点
前後の上昇率の差を検知する場合は、沸騰してからこれ
を検知するまでの時間が長くなる。特に、容器内の湯が
大容量の場合は、沸点に至るまでの温度上昇率が緩やか
であり、沸騰検知時点での温度差が小さく、検出時間を
長く設定する必要があった。また、容量に関係なく沸騰
検知を行なうものでは、容器内の湯が大容量の場合の検
知時間に合わせて、確実に沸騰を検知するようにしてい
た。しかし、容器内の湯が少ない場合は、沸騰までの温
度上昇率が大きく、大容量時に比べて早く沸騰に達する
ため、沸騰検知が行われるまでの間、沸騰状態が長く継
続し、蒸気が多量に発生する問題を有していた。
【0034】一方、容器内の湯が所定温度に達したこと
で沸騰を検知するものでは、判定温度を高い値(例え
ば、1気圧の地点での沸点である100 ℃)に設定する
と、気圧の低い場所では沸点がこれよりも低く、いつま
での湯温が判定温度に達せず、沸騰検知ができないとい
う問題を生じる。逆に、判定温度を低くすると、今度は
沸騰検知時に湯が沸騰していないことがある。また、温
度検知手段のばらつきによっても、こうした不具合が生
じる。
で沸騰を検知するものでは、判定温度を高い値(例え
ば、1気圧の地点での沸点である100 ℃)に設定する
と、気圧の低い場所では沸点がこれよりも低く、いつま
での湯温が判定温度に達せず、沸騰検知ができないとい
う問題を生じる。逆に、判定温度を低くすると、今度は
沸騰検知時に湯が沸騰していないことがある。また、温
度検知手段のばらつきによっても、こうした不具合が生
じる。
【0035】そこで、本実施例では、湯量に拘らず確実
に沸騰検知を行えるようにし、しかも、沸騰時における
蒸気の発生を極力抑えることを目的として、湯沸かし時
に容器内の湯を加熱する湯沸かし加熱手段たる湯沸かし
ヒータ22と、前記容器内の湯温を検知する温度検知手段
12と、前記容器内の湯の容量を検知する容量検知手段31
と、湯温が沸点よりも低い所定温度T1に達したか否か
を比較する温度比較手段32と、湯温が前記所定温度T1
に達してから所定時間t1の計時を行なう計時手段33
と、この計時手段33が所定時間t1の計時を行ったら、
前記湯沸かしヒータ22の通電を停止する沸騰検知手段34
とを備え、前記温度比較手段32は、容器検知手段31で検
知される湯の容量が大きいほど所定温度T1を高く設定
するとともに、前記計時手段33は、容器検知手段31で検
知される湯の容量が大きいほど所定時間t1を長く設定
するように構成している。
に沸騰検知を行えるようにし、しかも、沸騰時における
蒸気の発生を極力抑えることを目的として、湯沸かし時
に容器内の湯を加熱する湯沸かし加熱手段たる湯沸かし
ヒータ22と、前記容器内の湯温を検知する温度検知手段
12と、前記容器内の湯の容量を検知する容量検知手段31
と、湯温が沸点よりも低い所定温度T1に達したか否か
を比較する温度比較手段32と、湯温が前記所定温度T1
に達してから所定時間t1の計時を行なう計時手段33
と、この計時手段33が所定時間t1の計時を行ったら、
前記湯沸かしヒータ22の通電を停止する沸騰検知手段34
とを備え、前記温度比較手段32は、容器検知手段31で検
知される湯の容量が大きいほど所定温度T1を高く設定
するとともに、前記計時手段33は、容器検知手段31で検
知される湯の容量が大きいほど所定時間t1を長く設定
するように構成している。
【0036】このように構成すると、蒸気の発生が激し
い期間、つまり、図10および図11において、実温度
が沸点T0に達してから湯沸かしヒータの通電を停止す
る間での沸騰継続時間t2を、容器内の湯の容量に拘ら
ず短くすることができる。このため、激しい蒸気の発生
が少なくなって、また、蒸気の総発生量も少なくなり、
蒸気により外部の結露を減らしたり、また、蒸気により
失われる湯量を少なくすることができる。また、特に小
容量の場合は、沸騰までの湯の温度上昇率が大きく、沸
点に達すると激しく蒸気を発生するようになるが、本実
施例では、沸騰検知の判定を開始する所定温度T1と、
湯沸かしヒータ22の通電を停止するまでの時間t1を容
量に応じて各々可変することができるので、こうした不
具合を一掃できる。さらに、沸騰状態の継続時間t2を
短くできるので、容器の内圧を抑えることもでき、併せ
て蒸気口や吐出口からの湯の吹き出しや突出を減らすと
ともに、転倒時の湯の吹き出しを防止する効果も得られ
る。
い期間、つまり、図10および図11において、実温度
が沸点T0に達してから湯沸かしヒータの通電を停止す
る間での沸騰継続時間t2を、容器内の湯の容量に拘ら
ず短くすることができる。このため、激しい蒸気の発生
が少なくなって、また、蒸気の総発生量も少なくなり、
蒸気により外部の結露を減らしたり、また、蒸気により
失われる湯量を少なくすることができる。また、特に小
容量の場合は、沸騰までの湯の温度上昇率が大きく、沸
点に達すると激しく蒸気を発生するようになるが、本実
施例では、沸騰検知の判定を開始する所定温度T1と、
湯沸かしヒータ22の通電を停止するまでの時間t1を容
量に応じて各々可変することができるので、こうした不
具合を一掃できる。さらに、沸騰状態の継続時間t2を
短くできるので、容器の内圧を抑えることもでき、併せ
て蒸気口や吐出口からの湯の吹き出しや突出を減らすと
ともに、転倒時の湯の吹き出しを防止する効果も得られ
る。
【0037】また、温度検知手段11からの検知温度だけ
で、一連の沸騰検知を行うようにしているので、蒸気セ
ンサなどの他の検知手段を設けたものにくらべて、本体
の内部構造や入力回路を簡素化することが可能になり、
コストの低減を図ることも可能である。
で、一連の沸騰検知を行うようにしているので、蒸気セ
ンサなどの他の検知手段を設けたものにくらべて、本体
の内部構造や入力回路を簡素化することが可能になり、
コストの低減を図ることも可能である。
【0038】さらに、上記構成において、沸騰検知後の
沸騰継続によりカルキ成分を除去するカルキ抜き動作モ
ードを選択する選択手段たる湯沸かし選択手段13をさら
に備え、この湯沸かし選択手段13によりカルキ抜き動作
モードを選択した場合には、前記所定時間t1の経過
後、さらに湯沸かしヒータ22を湯の容量に応じない一定
時間t3通電させ、この一定時間t3の経過後に湯沸か
しヒータ22の通電を停止するように沸騰検知手段34を構
成する。こうすることにより、一定時間t3の沸騰状態
を確保することで、十分なカルキ抜き効果を得られ、し
かも、沸騰継続時間t2を極力短くして、不必要な蒸気
の発生を抑えることが可能になる。
沸騰継続によりカルキ成分を除去するカルキ抜き動作モ
ードを選択する選択手段たる湯沸かし選択手段13をさら
に備え、この湯沸かし選択手段13によりカルキ抜き動作
モードを選択した場合には、前記所定時間t1の経過
後、さらに湯沸かしヒータ22を湯の容量に応じない一定
時間t3通電させ、この一定時間t3の経過後に湯沸か
しヒータ22の通電を停止するように沸騰検知手段34を構
成する。こうすることにより、一定時間t3の沸騰状態
を確保することで、十分なカルキ抜き効果を得られ、し
かも、沸騰継続時間t2を極力短くして、不必要な蒸気
の発生を抑えることが可能になる。
【0039】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明の電気ポットは、制御手段によっ
て実行される湯沸かし動作や保温動作を行なうのに必要
な制御プログラムを記憶した制御プログラム記憶手段
と、この制御プログラムの動作処理中に作業用領域とし
て使用し記憶される作業用記憶手段と、EEPROMで
構成される不揮発性記憶手段とを備え、前記制御手段
は、通電時に前記制御プログラム記憶手段または前記作
業用記憶手段に記憶される情報を前記不揮発性記憶手段
に転送記憶し、停電復帰時に該不揮発性記憶手段に記憶
された情報を前記作業用記憶手段に転送するものである
ことを特徴とし、これにより、既存のバックアップ電源
が持つ不具合を一掃し、停電前の各種情報に基づいて、
停電復帰後の湯沸かし動作や保温動作を支障なく行なう
ことが可能になる。
て実行される湯沸かし動作や保温動作を行なうのに必要
な制御プログラムを記憶した制御プログラム記憶手段
と、この制御プログラムの動作処理中に作業用領域とし
て使用し記憶される作業用記憶手段と、EEPROMで
構成される不揮発性記憶手段とを備え、前記制御手段
は、通電時に前記制御プログラム記憶手段または前記作
業用記憶手段に記憶される情報を前記不揮発性記憶手段
に転送記憶し、停電復帰時に該不揮発性記憶手段に記憶
された情報を前記作業用記憶手段に転送するものである
ことを特徴とし、これにより、既存のバックアップ電源
が持つ不具合を一掃し、停電前の各種情報に基づいて、
停電復帰後の湯沸かし動作や保温動作を支障なく行なう
ことが可能になる。
【図1】本発明の一実施例を示す電気ポットの回路構成
図である。
図である。
【図2】同上マイクロコンピュータの機能構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】同上保温動作中における保温設定の変更動作手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図4】同上湯沸かし動作中における保温設定の変更動
作手順を示すフローチャートである。
作手順を示すフローチャートである。
【図5】同上沸騰状態の湯温に基づく保温温度の設定動
作手順を示すフローチャートである。
作手順を示すフローチャートである。
【図6】同上通電時における不揮発性記憶手段への転送
書込み手順を示すフローチャートである。
書込み手順を示すフローチャートである。
【図7】同上停電復帰時における動作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】同上沸騰検知時における動作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図9】同上湯沸かし時における温度検知手段の検知温
度の変化と、湯沸かしヒータの通断電タイミングとを示
すグラフである。
度の変化と、湯沸かしヒータの通断電タイミングとを示
すグラフである。
【図10】同上小容量湯沸かし時における実際の湯温お
よび温度検知手段の検知温度の各変化と、湯沸かしヒー
タの通断電タイミングとを示すグラフである。
よび温度検知手段の検知温度の各変化と、湯沸かしヒー
タの通断電タイミングとを示すグラフである。
【図11】同上大容量湯沸かし時における実際の湯温お
よび温度検知手段の検知温度の各変化と、湯沸かしヒー
タの通断電タイミングとを示すグラフである。
よび温度検知手段の検知温度の各変化と、湯沸かしヒー
タの通断電タイミングとを示すグラフである。
【図12】同上カルキ抜き動作モードを選択した場合
の、湯沸かし時における温度検知手段の検知温度の変化
と、湯沸かしヒータの通断電タイミングとを示すグラフ
である。
の、湯沸かし時における温度検知手段の検知温度の変化
と、湯沸かしヒータの通断電タイミングとを示すグラフ
である。
2 制御手段 3 ROM(制御プログラム記憶手段) 4 RAM(作業用記憶手段) 21 不揮発性記憶手段
Claims (1)
- 【請求項1】 制御手段によって実行される湯沸かし動
作や保温動作を行なうのに必要な制御プログラムを記憶
した制御プログラム記憶手段と、この制御プログラムの
動作処理中に作業用領域として使用し記憶される作業用
記憶手段と、EEPROMで構成される不揮発性記憶手
段とを備え、前記制御手段は、通電時に前記制御プログ
ラム記憶手段または前記作業用記憶手段に記憶される情
報を前記不揮発性記憶手段に転送記憶し、停電復帰時に
該不揮発性記憶手段に記憶された情報を前記作業用記憶
手段に転送するものであることを特徴とする電気ポッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6681097A JPH10257968A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 電気ポット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6681097A JPH10257968A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 電気ポット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10257968A true JPH10257968A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13326594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6681097A Pending JPH10257968A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 電気ポット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10257968A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002100223A1 (de) * | 2001-06-09 | 2002-12-19 | Braun Gmbh | Elektrischer wasserkocher zum aufheizen von wasser |
| KR100451753B1 (ko) * | 2002-11-09 | 2004-10-08 | 엘지전자 주식회사 | 전기 밥솥 |
| US6818867B2 (en) | 2001-06-09 | 2004-11-16 | Braun Gmbh | Method for heating liquid in an electric kettle |
| JP2007294343A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Toshiba Home Technology Corp | 電磁誘導加熱制御装置 |
| JP2017183863A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社Lixil | リモートコントローラ |
| JP2023100144A (ja) * | 2022-01-05 | 2023-07-18 | タイガー魔法瓶株式会社 | 湯沸かし器 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP6681097A patent/JPH10257968A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002100223A1 (de) * | 2001-06-09 | 2002-12-19 | Braun Gmbh | Elektrischer wasserkocher zum aufheizen von wasser |
| US6818867B2 (en) | 2001-06-09 | 2004-11-16 | Braun Gmbh | Method for heating liquid in an electric kettle |
| KR100451753B1 (ko) * | 2002-11-09 | 2004-10-08 | 엘지전자 주식회사 | 전기 밥솥 |
| JP2007294343A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Toshiba Home Technology Corp | 電磁誘導加熱制御装置 |
| JP2017183863A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社Lixil | リモートコントローラ |
| JP2023100144A (ja) * | 2022-01-05 | 2023-07-18 | タイガー魔法瓶株式会社 | 湯沸かし器 |
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