JPH10258164A - パチンコ遊技機における図柄表示・可変入賞制御装置 - Google Patents

パチンコ遊技機における図柄表示・可変入賞制御装置

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JPH10258164A
JPH10258164A JP9084360A JP8436097A JPH10258164A JP H10258164 A JPH10258164 A JP H10258164A JP 9084360 A JP9084360 A JP 9084360A JP 8436097 A JP8436097 A JP 8436097A JP H10258164 A JPH10258164 A JP H10258164A
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JP
Japan
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display device
symbol display
symbol
time
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Application number
JP9084360A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
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Sansei KK
Original Assignee
Sansei KK
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Publication date
Application filed by Sansei KK filed Critical Sansei KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 パチンコ遊技機の遊技盤面に設けられる図柄
表示装置の特定図柄の出現確率や図柄変動時間を可変制
御し、あるいはその特定図柄の出現確率によって可変入
賞装置の作動時間を可変制御する図柄表示・可変入賞制
御装置を提供すること。 【解決手段】 特別図柄の一致により条件装置が作動す
る特別図柄表示装置とある図柄の表示態様により普通電
動役物を開放動差させる普通図柄表示装置とを有し、特
別図柄表示装置における特定図柄の出現確率が最高確率
へ移行すると、普通図柄表示装置における図柄の変動開
始から変動の停止確定に至る迄の図柄変動時間が短縮さ
れ、また普通電動役物の開放時間は延長されるS10。
その間遊技者はより多くの入賞が得られ、またゲーム内
容の変化を楽しめるS11〜S20。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
関し、さらに詳しくは、パチンコ遊技機の遊技盤面に設
けられる図柄表示装置の特定図柄の出現確率や図柄変動
時間を可変制御し、あるいは、その特定図柄の出現確率
によって可変入賞装置の作動時間を可変制御する図柄表
示・可変入賞制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種のパチンコ遊技機において
は、いわゆるフィーバータイプのものが人気を集めてお
り、遊技盤面の特定の入賞口に遊技球が入ると特別図柄
表示装置の複数の図柄(数字や絵模様等)が変動し、停
止時の図柄の組合せによって「大当り」と称されるよう
に、しばらくの間その遊技盤面の下方に設けられる可変
入賞装置の大入賞口が何回か連続して開放され、その間
多数の入賞が得られ遊技者に大量の賞球が払出されるよ
うになっている。
【0003】したがって遊技者は、ひとたびフィーバー
状態になると、可変入賞装置の大入賞口が開放されて、
連続的に大量の賞球を得ることができ、この「大当り」
が何回か続くと大勝できる可能性もあることから、遊技
者にとってこの種のフィーバータイプのものは非常に射
幸心を煽るものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフィーバータイプのパチンコ遊技機は、いっ
たんフィーバー状態になれば大量の賞球が遊技者に払出
されるものではあるが、逆にフィーバー状態が得られな
ければ大量の賞球を得ることはほとんど期待できない。
したがって、遊技者にとってフィーバー状態がどの程度
の頻度で得られるかが勝敗の分かれ目となるのであっ
て、遊技内容そのものは比較的単純なものであった。そ
のために遊技者の中には、遊技の途中で飽きが来て長い
時間遊技を楽しむことをしなくなったり、遊技場に通う
頻度が減ってしまうといった傾向があった。
【0005】本発明の解決しようとする課題は、遊技盤
面に図柄表示装置や可変入賞装置を備えたパチンコ遊技
機において、遊技者に所定の利益を付与するその図柄表
示装置の特定図柄の出現確率や図柄変動時間を可変制御
したり、その特定図柄の出現確率によって可変入賞装置
の作動時間を可変制御することにある。これにより遊技
を楽しむ遊技者の遊技内容に対する興趣を一層高めんと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係るパチンコ遊技機の図柄表示制御装置は、
第一の図柄表示装置と第二の図柄表示装置とを有し、第
一若しくは第二の図柄表示装置における遊技者に所定の
利益を付与する特別図柄の出現確率を所定する特別図柄
出現確率設定手段と、他方の第一の図柄表示装置若しく
は第二の図柄表示装置における図柄の変動開始から変動
の停止確定に至る迄の図柄変動時間を切り替える変動時
間切替手段と、前記特別図柄出現確率設定手段により設
定される出現確率が高く設定された場合には前記変動時
間切替手段による図柄変動時間を短い状態に切り替え制
御する制御手段とを備えたことを要旨とするものであ
る。
【0007】上記構成を有する請求項1に記載の図柄表
示制御装置によれば、特定図柄出現確率設定手段により
第一若しくは第二の図柄表示装置における特定図柄の出
現確率が高く設定された場合、変動時間切替手段により
他方の図柄表示装置における図柄の変動開始から変動の
確定停止に至る迄の図柄変動時間が短い状態に切り替え
制御される。したがって、第一若しくは第二の図柄表示
装置の特定図柄の出現確率が高く設定されている程、他
方の図柄表示装置の図柄変動時間が短くなるということ
で、遊技者にとっては図柄表示装置の回転の早い図柄確
定により早く賞球が得られ、また短時間で大量の賞球が
得られる。そしてこのように遊技者としてはある一定の
条件の下でより多くの利益が得られるということで期待
が高まり、興趣が一層高められることになる。
【0008】また本発明の請求項2に記載の発明は、複
数の図柄の組合せにより遊技者に所定の利益を付与する
特別図柄表示装置と単一の図柄の表示態様により遊技者
に所定の利益を付与する普通図柄表示装置とを有し、特
別図柄表示装置における特定図柄の出現確率を設定する
特定図柄出現確率設定手段と、普通図柄表示装置におけ
る図柄の変動開始から変動の停止確定に至る迄の図柄変
動時間を切り替える変動時間切替手段と、前記特定図柄
出現確率設定手段により設定される出現確率が高く設定
された場合には前記変動時間切替手段による図柄変動時
間を短い状態に切り替え制御する制御手段とを備えたこ
とを要旨とするものである。
【0009】上記構成を有する請求項2に記載の図柄表
示装置によれば、特定図柄出現確率手段により特別図柄
表示装置における特定図柄の出現確率が高く設定される
と、変動時間切替手段により普通図柄表示装置における
図柄の変動開始から変動を停止確定に至る迄の図柄変動
時間が短い状態に切り替え制御される。これにより特別
図柄表示装置の特定図柄の出現確率が高い状態では、普
通図柄表示装置の図柄変動が早く確定し、遊技者に払出
される賞球がより短い時間で多量に払出されることにな
り、遊技者としてはより多くの利益を得るという期待が
持てることになる。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、複数の
図柄の組合せにより遊技者に所定の利益を付与する特別
図柄表示装置と単一の図柄の表示態様により遊技者に所
定の利益を付与する普通図柄表示装置とを有し、普通図
柄表示装置における所定の表示態様の図柄の出演確率を
設定する特定図柄出現確率設定手段と、特別図柄表示装
置における各図柄の変動開始から変動の停止確定に至る
迄の図柄変動時間を切り替える変動時間切替手段と、前
記特定図柄出現確率設定手段により設定される出現確率
が高く設定された場合には前記変動時間切替手段による
図柄変動時間を短い状態に切り替え制御する制御手段と
を備えたことを要旨とするものである。
【0011】上記構成を有する請求項3に記載の図柄表
示装置によれば、特定図柄出現確率手段により普通図柄
表示装置における所定の表示態様の図柄の出現確率が高
く設定されると、変動時間切替手段により特別図柄表示
装置における各図柄の変動開始から変動の停止確定に至
る迄の図柄変動時間が短い状態に切り替え制御される。
これにより普通図柄表示装置の特定図柄の出現確率が高
い状態では、特別図柄表示装置の図柄変動が早く確定
し、やはり遊技者に払出される賞球が短い時間で多量に
払出されるという期待が遊技者に与えられることにな
る。
【0012】さらに本発明の請求項4に記載の発明は、
図柄表示装置と可変入賞装置とを有し、図柄表示装置に
おいて予め定められた表示様態が成立した場合に可変入
賞装置を作動する入賞装置作動手段と、該入賞装置作動
手段により作動される前記可変入賞装置の作動時間を切
り替える作動時間切替手段と、前記図柄表示装置におい
て予め定められた表示態様が成立する出現確率を設定す
る図柄出現確率設定手段と、前記作動時間切替手段によ
り切り替えられる前記可変入賞装置の作動時間を前記図
柄出現確率設定手段により設定される前記図柄表示装置
の図柄出現確率が高く設定された第一の確率状態におい
ては長い第一作動時間に切り替え、前記図柄出現確率設
定手段により設定される前記図柄表示装置の図柄出現確
率が低く設定された第二の確率状態においては短い第二
作動時間に切り替え制御する入賞装置動作時間切替制御
手段とを備えたことを要旨とするものである。
【0013】上記構成を有する請求項4に記載の可変入
賞制御装置によれば、図柄表示装置において予め定めら
れた表示態様が成立した場合に、図柄出現確率設定手段
によりその表示態様の成立する出現確率が高く設定され
ておれば、前記可変入賞装置の作動時間は作動時間切替
手段により長い第一作動時間に切り替えられ、前記図柄
出現確率設定手段により設定される前記図柄表示設定の
図柄出現確率が低く設定されておれば、前記可変入賞装
置の作動時間は短い第二作動時間に切り替え制御され
る。
【0014】したがって、図柄表示装置における予め定
められた表示態様が成立する出現確率が高い程可変入賞
装置の作動時間が長いために、その可変入賞装置に遊技
球が入賞する可能性が高くなって遊技者が獲得する賞球
数はより多くなり、そうでない時、つまり出現確率が低
い程可変入賞装置の作動時間は短くなって遊技者が獲得
する賞球数は少なくなるということで、遊技内容に趣向
が凝らされているので、遊技者の遊技に対する興趣は一
層高められることになる。
【0015】さらにまた本発明の請求項5に記載の発明
は、前記入賞装置動作時間切替制御手段により切り替え
制御される前記可変入賞装置の作動を始動入賞スイッチ
の検出動作に基づいて直ちに終了させる作動強制終了手
段を備えたことを要旨とするものである。可変入賞装置
の作動中であっても始動入賞スイッチの検出動作があれ
ば、作動強制終了手段によりその可変入賞装置の作動が
直ちに終了される。したがって遊技者はその始動入賞ス
イッチの検出動作があるまでは所定の入賞が得られる
し、逆に始動入賞スイッチの検出動作により入賞が制限
されるということで入賞数がコントロールされることに
なる。これにより遊技者と遊技提供者との利益のバラン
スが図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して詳しく説明する。図1は、本実施例の
パチンコ遊技機の正面図、図2はその外観斜視図を示し
たものである。パチンコ遊技機10は、パチンコ機本体
側部を構成する外枠11と、パチンコ機前面部のベース
となる内枠12とを備え、その内枠12の額縁状に形成
された開口内周縁には金枠13が嵌められると共に、そ
の金枠13には遊技盤14の前面を覆うガラス扉15が
開閉可能に設けられる。
【0017】そしてガラス扉15の下方位置には、打球
発射装置に供給される遊技球を貯留するための受け皿
(上受け皿)16が取り付けられ、更にその下方には、
賞品球の排出時に上受け皿16から溢れた球を貯留する
ための球受け皿(下受け皿)17が設けられている。
尚、上受け皿16に設けられる球抜けボタン18の操作
により上受け皿16内の遊技球が下受け皿17に向けて
抜き落とされる。
【0018】下受け皿17の図中右側位置には、遊技球
を遊技盤14面に向けて弾発発射する発射レバー20が
設けられ、この発射レバー20には遊技球を一球毎に発
射する為の単発スイッチ21が備えられる。発射レバー
20の回動操作する量に応じて遊技球を遊技盤14面に
向けて弾発発射する程度が調整されるとともに、所定回
動位置の検出により発射電源が投入されるようになって
いる。
【0019】前記内枠12の上辺縁から図中右側辺縁に
は、合成樹脂製のレンズ体で構成される枠トップ飾り2
3が設けられ、この枠トップ飾り23の内部には、枠飾
りランプ24,24…や前記ガラス扉15開閉用の鍵穴
25の周囲を飾る鍵飾りランプ26が設けられている。
【0020】パチンコ遊技機10の一側には、プリペイ
ドカードによる玉貸機(以下、「プリペイドカードユニ
ット」と称する)30が設置される。このプリペイドカ
ードユニット30は、1台の遊技機に1台づつ設置され
る。このプリペイドカードユニット30の設置に対応し
てパチンコ遊技機10の前記上受け皿16には、プリペ
イドカードによる遊技球の貸出し操作を行う為の球貸し
操作部31が設けられ、この球貸し操作部31には、プ
リペイドカードによる球貸出しを操作する球貸出しボタ
ン32、その球貸出しの可能状態を示す球貸出しボタン
ランプ33、プリペイドカードを排出させるカード返却
ボタン34、プリペイドカードの残高表示、及びエラー
表示を行う度数表示部35等が備えられている。
【0021】プリペイドカードの使用に際しては、プリ
ペイドカードユニット30に備えられるカード利用可表
示ランプ36の点灯中にカード挿入口37にプリペイド
カードを挿入し、金額設定ボタン38を操作することに
より、貸出し金額(100円、200円、300円、5
00円等)を選択することができる。前記上受け皿16
に備えられる球貸し操作部31の球貸出しボタン32を
操作することにより、予め選択された金額の球技球が貸
出されることになる。
【0022】前記内枠12の前面に設けられる遊技盤1
4は、遊技板に装着された金属製の内レール41、打球
槌により打球発射位置より弾発発射された遊技球を盤面
に向けて誘導する為の外レール42、打球位置及び発射
レールより転動し遊技盤面に至った球の跳ね返り作用の
より再び打球が発射レールや打球位置に戻ることを防止
するファール止43、打球位置より転動してきた過大な
飛送力を有する球を遊技板右上部において衝撃を吸収し
つつ停止阻止し遊技板面下に向けて落下させる返しゴム
48等によりその周囲が構成され、その内側に遊技領域
が形成される。
【0023】図3は、その遊技盤面を拡大して示したも
のである。遊技盤14の遊技領域の中央やや上方には特
別図柄表示装置50が設けられ、その中央部に3つの特
別図柄表示部(図中左から順に左図柄表示部50A、中
図柄表示部50B、右図柄表示部50Cが設けられる。
各図柄表示部50A、50B、50Cは、夫々「1、
2、3、4、5、6、7、8、9」までの数字と、「法
師、鬼、車、姫、小槌」の各図柄の計14種類の表示に
よって構成される。
【0024】特別図柄表示装置50の直下位置には第1
種始動入賞口51が設けられ、更にその下方位置に第1
種特別電動役物52及び普通電動役物(第1種始動入賞
口)53が設けられる。第1種特別電動役物52は、通
常は閉じている大入賞口54と、その大入賞口54が開
放されたときに遊技球の入賞が可能な特定領域入賞口5
5とを備える。また普通電動役物(第1種始動入賞口)
53も通常は閉じており、後述する普通図柄表示装置の
表示記号によって開閉動作されるようになっている。前
記第1種始動入賞口51及び普通電動役物(第1種始動
入賞口)53の賞球の個数は4個まで記憶され、その個
数分が特別図柄表示装置50の左右に設けられる特別図
柄用記憶表示LED56a〜56dにより点灯表示され
るようになっている。
【0025】特別図柄表示装置50の直上位置には7セ
グデジタル表示の普通図柄表示装置60が設けられる。
この普通図柄表示装置60の図柄は、「A、b、C、
d、E、−」の6種類によって表示される。この普通図
柄表示装置60の図柄は、遊技盤14面の特別図柄表示
装置50の左右両側に遊技球が通過可能なゲート61
a、61bが備えられ、遊技球がこのゲート61a、6
1bを通過すると変動を開始するようになっている。
【0026】特別図柄表示装置50の最上部には天入賞
口64が設けられており、その左右両側には左袖入賞口
65a及び右袖入賞口65bが設けられ、又、前記第1
種特別電動役物52の左右両側には左落し入賞口66a
及び右落し入賞口66bが設けられている。更に遊技盤
14面には、打球槌により弾発発射された遊技球の落下
してくる方向を無作為に変更させたり、打球の流下速度
及び方向を変化させる風車67、67や障害釘68、6
8…、あるいは遊技の演出効果を高めるためある一定の
契機により点灯(点滅)を行うランプ風車69、69、
サイドランプ70、70等が設けられている。そして遊
技盤14の最下部には、何れの入賞口にも入賞しなかっ
た遊技球(アウト球)を回収し、集合処理するアウト口
71が設けられている。
【0027】発射された遊技球が、遊技盤14面に設け
られた各入賞口のうち、天入賞口64、左袖入賞口65
a、右袖入賞口65b、第1種始動入賞口51、普通電
動役物(第1種始動入賞口)53に入賞すると5個、左
落し入賞口66a及び右落し入賞口66bに入賞すると
10個、大入賞口54及び特定入賞口55に入賞すると
15個の賞球が払出される。
【0028】尚、遊技盤14の遊技領域の外側には、入
賞の発生により払い出される賞球数を表示する賞球数表
示部72、賞球の払出し動作時に点灯(点滅)表示駆動
される球払出しLED73、タンクやタンクレール上の
遊技球が所定量以下になったとき点灯(点滅)し、その
旨表示する球切れLED74等が設けられる。
【0029】図4は、パチンコ遊技機の裏面図、図5は
その外観斜視図である。パチンコ遊技機10の裏面に設
けられる機構板76面の上方位置に、遊技場の島から供
給される遊技球を一時貯留する賞球タンク77が設けら
れると共に、その賞球タンク77に連設されてタンクレ
ール78が設けられ、このタンクレール78の賞球流下
下端部分に同じく機構板76面に設けられる賞球払出機
構部80が連設されている。
【0030】このタンクレール78には、前記賞球タン
ク77やタンクレール78上の遊技球の補給状態により
作動される補給スイッチ81が設けられ、又、賞球払出
機構部80の直前において賞球の欠乏を検出し払出し機
構の空動作を防止する為の空切り防止スイッチ82が設
けられている。さらに賞球払出機構により払出された賞
球がパチンコ遊技機内で充満した場合にこれを検出する
満タンスイッチ83あるいは機内で充満した遊技球によ
り係動され満タンスイッチ83を押動する満タンストッ
パ84等も備えられている。
【0031】また機構板76には遊技盤14面の各入賞
口に入った入賞球(セーブ球)を一球毎に球切りして検
出するセーフ球排出機構部85が設けられ、このセーフ
球排出機構部85により検出されたセーブ球はこの後機
外へ排出されるようになっている。パチンコ遊技機10
の遊技板裏面は中央カバー86により覆われており、各
入賞口に入ったセーフ球はこの中央カバー86が覆設さ
れる機構板76下部に形成されたセーフ球誘導路112
で集められてセーフ球排出機構部85へ導出されるよう
になっている。
【0032】そして各種の制御基板がこの機構板76に
は取付けられている。例えば、プリペイドカードに係わ
る情報をパチンコ遊技機10の外部において処理するプ
リペイドカードユニット30と遊技機本体とを電気的に
接続するCR外部接続端子基板87を含む外部接続端子
97、発生したセーフ球の種別に応じて所定個数の賞球
を前記賞球払出機構部80に払出し動作させる回路が装
着されたCR賞球払出制御基板88、該CR賞球払出制
御基板88とプリペイドカードユニット30及び球貸し
操作基板、度数表示基板(図2の球貸し操作部31に収
容されている)との間に設けられ、プリペイドカードユ
ニット30に挿入されたプリペイドカードの情報と、パ
チンコ遊技機10の前面に設けられた球貸し操作部31
への球貸し要求信号と球貸し状態を表示する度数表示情
報と、球貸し情報に基づいてCR賞球払出制御部を司令
制御する情報との授受を行うカードインターフェイス基
板89が設けられている。
【0033】また前記CR外部接続端子基板87、カー
ドインターフェイス基板89、CR賞球払出制御基板8
8相互間においてカードデータ処理に係わる信号を中継
するCR中継基板90、パチンコ遊技機10の遊技盤1
4面で発生したセーフ球を検出して特別図柄表示装置5
0を駆動制御し、その特別図柄の表示態様を設定切り替
え制御し、入賞の種別に対応して所定個数の賞球の払出
し等を行う主基板91等がこの機構板76に取付けられ
ている。そしてこれら独立してそれぞれ組み付けられた
各種基板がパチンコ遊技機に組み付けられた後、コネク
タ配線により互いに脱着可能に電気接続されている。パ
チンコ遊技機10の外部のプリペイドカードユニット3
0と遊技機本体との間の情報の入出力は、カードインタ
ーフェイス接続部92を介して行われる。
【0034】前記CR賞球払出制御基板88は、賞球の
不足欠乏、及び供給状態、排出状態の異常を検出し、払
出し動作の停止と、表示動作も合わせて行われるもの
で、ここにはCR賞球払出制御基板88や賞球払出機構
部80等の賞球払出制御機構において遊技球の不足、球
詰まり、回路操作異常、ソフトエラー等の異常が発生し
た場合にその旨を表示するエラー表示部93、あるいは
エラー状態が解除された場合に前記エラー表示部93を
初期状態に復帰リセットさせるエラー表示リセットボタ
ン94が設けられている。
【0035】また前記主基板91には、特定図柄表示装
置50に於いて発生する当たりの出現状態(確率)を3
個のLEDにて表示する設定表示LED95、あるいは
前記当たりの出現確率を所定条件下のみ切替え可能に設
定する為の確率モード設定スイッチ96が設けられてい
る。
【0036】パチンコ遊技機10で発生した各種情報は
機構板76の上部片隅に設けられる外部接続端子97を
介して遊技機外部の遊技場管理装置へ出力される。特別
図柄表示装置50の図柄若しくは入賞装置の始動回数、
所定図柄の確定により発生する大当たりの発生回数、遊
技者に特別な利益状態を継続させる継続情報、当該パチ
ンコ遊技機における当たりの出現確率、不正検出信号等
の各種情報がこの外部接続端子92を介して入出力され
ることになる。
【0037】更に機構板76の裏面下方隅寄り位置に
は、前記上受け皿16に供給された遊技球を遊技盤14
面に向けて弾発発射するための打球発射装置100が備
えられている。この打球発射装置100は、打球発射モ
ータ101のほか、発射装置制御回路、打球槌、弾発力
調整手段等により構成される。タッチ感度調整ボリュー
ム102は、遊技者の打球発射操作ハンドルへの接触を
検出して打球発射モータ101の電源を投入するタッチ
スイッチ回路の検出感度を調整する為に設けられ、又、
遊技球発射調整ダイヤル103は、遊技盤14面へ向け
ての遊技球弾発力、飛走距離をパチンコ遊技機の裏面側
で調整設定する為に設けられている。
【0038】打球発射装置100に近接して発射装置制
御基板104が設けられ、これには打球発射モータ10
1の駆動制御回路及びタッチスイッチ回路が含まれてい
る。打球発射モータ101の駆動制御回路では、モータ
の回転速度、トルク、特に1分間に発射する打球間隔、
速度等が設定されている。尚、このパチンコ遊技機10
は電源プラグ106を介してAC100V電源に接続さ
れている。また前記外部接続端子97より引き出された
リード線107は、コネクタ108及び電源プラグ10
9を介してAC24V電源に接続されている。
【0039】図6は、遊技盤14の裏面に設けられるセ
ーフ球の流出経路を示したものである。図示されるよう
に、普通電動役物(第1種始動入賞口)53、天入賞口
64、左袖入賞口65a、左落し入賞口66aに入賞し
たセーフ球は、傾斜板状のセーフ球集合路(セーフ球集
合板)111上に落下し、その傾斜下端位置に設けられ
る、同じ傾斜板状のセーフ球誘導路(セーフ球誘導板)
112を介して前述のセーフ球排出機構部85へ誘導さ
れる。また第1種始動入賞口51、大入賞口54、特定
入賞口55、右袖入賞口65b、右落し入賞口66bに
入賞したセーフ球は直接セーフ球誘導路112上に落下
し、セーフ球排出機構部80へ誘導されるように構成さ
れている。
【0040】前記第1種始動入賞口51、及び普通電動
役物(第1種始動入賞口)53に入ったセーフ球の流出
経路には、それぞれそれらの入賞を感知する第1種始動
用検出スイッチ113a、113bが設けられる。また
前記大入賞口54に入ったセーフ球の流出経路には、そ
の大入賞口54内への入賞球数を計数(カウント)する
カウント用スイッチ114が設けられ、前記特定入賞口
55に入ったセーフ球の流出経路には、その特定入賞口
55にセーフ球が入ったことを感知する特定入賞検出用
スイッチ115が設けられている。さらに前記ゲート6
1a、61bを通過する遊技球の通過経路には、遊技球
がゲート61a、61bを通過したことを感知するゲー
ト用スイッチ116a、116bがそれぞれ設けられて
いる。
【0041】そして前記第1種始動用検出スイッチ11
3a、113bからの検出信号により前記第1種始動入
賞口51、53に遊技球の入賞があったことが検知され
ると、前述したように特別図柄表示装置50が駆動され
る。また第1種特別電動役物52の作動中に前記カウン
ト用スイッチ114からの検出信号により前記大入賞口
54の1回毎の開放状態で10個のセーフ球の入賞があ
ったことが検知されると、その大入賞口54は閉じられ
る。
【0042】さらにその大入賞口54の開放状態の間に
前記特定入賞検出用スイッチ115からの検出信号によ
り特定入賞口55に遊技球の入賞があったことが検知さ
れれば、前記第1種特別電動役物52の作動は繰り返さ
れることになる。またゲート用スイッチ116a、11
6bからの検出信号があれば、前述したように普通図柄
表示装置60が駆動されることになる。遊技盤14裏面
には普通電動役物(第1種始動入賞口53)を開閉動作
させる普通電動役物開放用ソレイノイド119や大入賞
口64を開閉動作させる大入賞口開放用ソレノイド12
0も設けられている。
【0043】一方、前記天入賞口64及び左右袖入賞口
65a、65bの各入賞口に入ったセーフ球の流路には
5個払出用検出スイッチ117a、117bが設けら
れ、これらの検出スイッチ117a、117bからの検
知信号に基づいて前述の賞球払出機構部80より所定個
数(5個づつ)の賞球が払出される。また前記第1種始
動入賞口51、あるいは普通電動役物53に設けられる
前述の第1種始動用検出スイッチ113a、113bか
らの検出信号によっても同様に賞球払出機構部80より
5個の賞球が払出されるようになっている。
【0044】また前記大入賞口54に設けられるカウン
ト用スイッチ114、あるいは特定入賞口55に設けら
れる特定入賞検出用スイッチ115からの検出信号があ
れば、賞球払出機構部80より15個の賞球が払出され
る。尚、前記左右落し入賞口66a、66bに入ったセ
ーフ球の流路には入賞検出スイッチは設けられていない
が、セーフ球払出機構部85に設けられるセーフ球検出
スイッチによりトータルのセーフ球個数がカウントされ
るので、その個数差分だけ10個づつの賞球が払出され
ることになっている。
【0045】図7は賞球払出機構及びセーフ球排出機構
における遊技球の流路を示したものである。初めに賞球
払出機構について説明すると、前述したことと一部重複
するが、タンクレール78の球流路下端部に賞球払出樋
121と球抜き樋122とが分岐して設けられ、賞球払
出樋121の下流位置に前記賞球払出機構部80が設け
られるものであり、その賞球払出機構部80の開放下端
口123より流下した賞球はクッションローラ124を
介して上面開口した箱型の賞球保留部125に一時的に
保留され、通常は球出口126より上受け皿16へ払出
され、上受け皿16が満杯になったときは賞球通路樋体
128を介して下受け皿17へ払出されるようになって
いる。
【0046】図8は、賞球払出機構部80の詳細を示し
た分解斜視図である。この賞球払出機構部80は、機構
部本体130に賞球モータ131が設けられ、そのモー
タ軸に取付けられるスクリュー回転体132が前記開放
下端口123に臨設されている。また機構部本体130
に取付けられるケース軸受133には賞球払出機構内の
賞球を1個宛て検出するフォトセンサ134a、134
bが設けられている。ケース軸受133にはケース軸受
カバー135が被着される。
【0047】この賞球払出機構部80からの賞球の払出
しは、賞球モータ131の駆動によりスクリュー回転体
132が回転駆動され、前述タンク77及びタンクレー
ル78上の賞球が賞球払出樋121を通って賞球払出機
構部80へ導出され、スクリュー回転体132の回転に
伴って所定数の球数の賞球が開放下端口123より賞球
保留部125へ払出されるようになっている。
【0048】一方セーフ球排出機構部85は、図9に詳
細な断面構造を示したが、機構板76の右下部にユニッ
ト化され脱着可能に設けられた機構部本体137に前述
のセーフ球誘導路112を介して誘導されてきたセーフ
球を受け入れるセーフ球排出樋138が一体的に形成さ
れている。そしてそのセーフ球排出樋138の途中に切
欠開口部139が設けられ、その切欠開口部139には
連続して流下するセーフ球の球切り作用をするテコ部材
140が臨設される。
【0049】このテコ部材140には、これを間欠的に
揺動作用するセーフ球排出ソレノイド141が連繋さ
れ、この排出ソレノイド141のプランジャの進退動に
より前記テコ部材140が回動軸を中心に揺動され、セ
ーフ球排出樋138内に貯留されているセーフ球が1個
づつ通過するようになっている。セーフ球排出樋138
のセーフ球流路にはセーフ球の通過を1個づつ検出する
セーフ球検出スイッチ142が設けられ、その検出スイ
ッチ142による検出信号は前述のCR賞球払出制御基
板88へ送信される。そしてこの信号に基づいて前述の
賞球払出機構部80より所定数の賞球が払出されるもの
である。
【0050】図10は前述の図3に示した遊技盤14の
裏面側に位置する筐体内部に設けられる各種制御基板の
配置関係を示したものである。例えば、前述の特別図柄
表示装置50の特別図柄を変動表示させる特別図柄表示
基板151、遊技盤14面の第1種始動入賞口51や普
通電動役物53に入賞があったときにこの特別図柄表示
基板15を駆動させる特別図柄制御基板152、前述の
特別図柄用記憶表示LED56a〜56dを点灯させる
特別図柄用記憶表示左基板153a及び右基板153
b、前述の普通図柄表示装置60の普通図柄を変動表示
させる普通図柄表示装置基板154が設けられる。
【0051】またゲート61a、61bを遊技球が通過
したときにそのゲートLEDを点灯させる左肩及び右肩
ゲートLED基板155a、155b、サイドランプ7
0、70を点灯させるサイドランプ基板156、15
6、左袖及び右袖入賞口65a、65bに入賞があった
ときにそれらの入賞口のLEDを点灯させる左袖及び右
袖入賞口ランプ基板157a、157b、前述の第1種
特別電動役物52の条件動作中に大入賞口54を開閉動
作させる大入賞口基板158、その大入賞口54の開閉
動作中にその左右ランプを点灯させる左右の大入賞口ラ
ンプ基板159a、159b、並びに大入賞口の左右L
EDを点灯させる大入賞口左LED基板160a及び右
LED基板160bも設けられる。
【0052】さらに前述の枠トップ飾り23内の枠飾り
ランプ24等を点灯させる天飾りLED基板161、ラ
ンプ風車69を点灯させるランプ風車基板164、そし
てこれらの各種基板と前述の主基板91とを接続し該主
基板91からの指令を上記各種基板に伝達する中継基板
162等がこの筐体内部には設けられている。尚、遊技
盤面の筐体内部には、その他に遊技機前面のガラス扉1
5が設けられる金枠13がこじ開けられた場合などにこ
れを検出する金枠スイッチ163等も設けられる。
【0053】図11は、上述した各種制御基板の電気的
接続関係を示す制御ブロック図である。この制御ブロッ
ク図でもわかるように、特別図柄表示装置50の特別図
柄制御基板152は直接主基板91に接続され、普通図
柄表示装置60の普通図柄表示装置基板154は中継基
板162を介して主基板91に接続されている。また特
別図柄用記憶表示基板153a、153b、ゲートLE
D基板155a、155b、サイドランプ基板156、
袖入賞口ランプ基板157a、157b、ランプ風車基
板164、第1種始動口用スイッチ113a等も中継基
板162を介して主基板91に接続されている。
【0054】一方大入賞口ランプ基板159a,159
b、大入賞口LED基板160a、160b、第1種始
動口用スイッチ113b、カウント用スイッチ114、
特定領域入賞検出用スイッチ115、普通電動役物開放
用ソレイド119、大入賞口開放用ソレノイド120等
は大入賞口基板158に接続されており、この大入賞口
158が中継基板162を介して主基板91に接続され
ている。
【0055】更に前記主基板91はCR外部接続端子基
板87やCR賞球払出制御基板88と接続され、CR賞
球払出制御基板88はCR中継基板90を介して賞球払
出機構部80の賞球モータ131やフォトセンサ13
4、空切り防止スイッチ82等と接続される。またCR
賞球払出制御基板88には満タンスイッチ83、セーフ
球排出ソレノイド141、セーフ球検出スイッチ14
2、金枠スイッチ163等が接続されるほか、発射装置
制御基板104を介して遊技球発射装置100の発射レ
バー20、単発スイッチ21、発射モータ101に接続
され、更にこのCR賞球払出制御基板88にはカードイ
ンターフェース基板89を介してプリペイドカードユニ
ット30に接続されるほか、前述の球貸し操作基板と度
数表示基板に接続されている。
【0056】その他天飾りLED基板161や各種の制
御基板、更にスイッチ類等もこの制御回路内には設けら
れているが、図面に示すのみで説明は省略する。また、
各制御基板間の電気信号の送受信関係や各種スイッチ類
信号の入出力関係は矢印で示しており、重ねて説明する
ことは割愛する。
【0057】しかしてこのパチンコ遊技機においては、
前記普通図柄表示装置60の「A」「b」「C」「d」
「E」のいずれかが出る、いわゆる「当り」の状態が得
られる抽選確率は1種類のみ(「当り」の抽選確率は、
9/10)となっている。また特別図柄表示装置50の
左図柄50A、中図柄50B、右図柄50Cの図柄が全
て一致する。いわゆる「大当り」の状態が得られる抽選
確率は、次の表1に示した通り、低確率、中確率、高確
率の3段階の設定が前述の確率モード設定スイッチ96
の操作により可能となっているが、更に各設定毎に最高
確率と最低確率の2種類のモード状態が設けられてい
る。
【0058】
【表1】
【0059】そして特別図柄は、遊技球が第1種始動入
賞口51又は普通電動役物(第1種始動入賞口)53に
入賞した時、最低確率モード時には約 8.3秒経過によ
り、又最高確率時には約 7.6秒経過により左図柄50
A、中図柄B、右図柄50Cの順で図柄変動を停止す
る。但し、記憶による変更を開始する時は変動時間が短
縮され、最低確率時は約 3.2秒経過により、又最高確
率時は約 2.5秒経過により上記の順で各図柄変動停止
されるようになっている。
【0060】又、前記普通図柄表示装置60には、通常
モードと変動時間短縮モードの2種類のモード状態があ
り、特別図柄表示装置50が最高確率に移行している状
態の時には普通図柄表示装置は変動時間短縮モードの状
態に移行するようになっている。そして普通図柄表示装
置60の図柄変動時間は、通常モード時で約 29.0
秒、変動時間短縮モード時で約 5.0秒が経過すると普
通図柄の変動が停止される。但し、変動時間短縮モード
時において記憶による変動を開始する時は、変動時間が
更に短縮され、約 1.0秒経過した時点で変動停止され
るようになっている。
【0061】さらに前記普通電動役物(第1種始動用入
賞口)53の開放時間は、前記特別図柄表示装置50が
最低確率の時、すなわち、前記普通図柄表示装置60が
通常モードの時には約 0.3秒と短い時間に設定されて
いるが、そうでない時、すなわち、前記特別図柄表示装
置50が最高確率に移行している状態であって、前記普
通図柄表示装置60が変動時間短縮モードに移行してい
る状態の時には前記普通電動役物53は約 0.8秒とい
う長い時間開放されるようになっている。
【0062】したがって特別図柄表示装置50が最高確
率の時には、普通図柄表示装置60の変動開始から停止
までの時間が短く(約29秒→約5秒)、早く普通図柄
が確定することにより、普通電動役物53が開放動作を
行う回数や頻度は増すことになり、しかもその普通電動
役物53の1回当りの開放時間が長い(約 0.3秒→約
0.8秒)ことからそこに入賞する可能性も高くなり、
特別図柄表示装置50が駆動される頻度も増すことから
遊技者はより多くの賞球が得られることになる。
【0063】このように構成された図柄表示・可変入賞
制御装置では、特別図柄表示装置50が最低確率、普通
図柄表示装置が通常モードの状態で遊技が開始される
が、その遊技中にゲート61a、61bを遊技球が通過
すると、普通図柄表示装置60の普通図柄が変動を開始
する。そして普通図柄表示装置60の普通図柄の変動が
停止した時点での図柄表示の態様が「A」「b」「C」
「d」「E」のいずれかであれば、普通電動役物(第1
種始動入賞口)53が開放動作を行う。第1種始動入賞
口51に入賞があった時、あるいは普通電動役物(第1
種始動入賞口)53の開放動作の間に、その普通電動役
物53に遊技球の入賞があった時には、そのセーフ球1
個につき5個の賞球の払出がなされ、かつそれらの入賞
個数分、特別図柄表示装置50が特別図柄の変動を繰り
返す。
【0064】そして特別図柄表示装置50の特別図柄の
変動が停止した時の各図柄50A、50B、50Cの組
合せが、全て一致した時、すなわち「1、1、1」「2、
2、2」「3、3、3」「4、4、4」「5、5、5」「6、
6、6」「7、7、7」「8、8、8」「9、9、9」「法師、
法師、法師」「鬼、鬼、鬼」「車、車、車」「姫、姫、姫」
「小槌、小槌、小槌」 のいずれかの場合には、いわゆる
「大当り」と称せられる特別遊技状態が得られ、条件装
置が作動する。
【0065】条件装置が作動すると第1種特別電動役物
52が作動し、大入賞口54が約25.0 秒間開放され
る。その大入賞口54の開放中及び第1種特別電動役物
52の作動終了から約2.0 秒以内に、遊技球が特定領
域入賞口55を通過すると役物連続作動装置が作動し、
その第1種特別電動役物52の開放動作終了後、再びそ
の第1種特別電動役物52が作動して大入賞口54が開
放される。この大入賞口54が開放される都度その大入
賞口54に遊技球が10個入賞した時は、開放動作時間
中であっても大入賞口54はいったん閉じられ、所定の
短いインターバル時間(例えば、3〜4秒)経過後、次
の開放動作へ移行する。
【0066】この「大当り」の遊技状態における第1種
特別電動役物52の連続開閉作動は最高16回まで繰り
返される。但し、大入賞口54が開放動作中及び第1種
特別電動役物52の作動終了から約2.0 秒以内に、遊
技球が特定入賞口55を通過しなかった場合、その大入
賞口54の開放動作の終了後、新たにその大入賞口54
が開放されることはなく、これにより「大当り」の遊技
状態は終了する。尚、第1種始動入賞口51及び普通電
動役物(第1種始動入賞口)53の賞球の個数の記憶が
ある場合は、記憶表示LED56a〜56dに表示され
る個数分の図柄変動停止が繰り返される。
【0067】一方、特別図柄表示装置50が次の4種類
の特定図柄、すなわち「3、3、3」、「7、7、7」、
「法師、法師、法師」、「姫、姫、姫」のいずれかで一致し
た場合には、特別図柄表示装置50に係る抽選確率が最
高確率へ、普通図柄表示装置60が変動時間短縮モード
へ移行する。そして最高確率中、再び特定図柄で条件装
置が作動した場合、その作動停止後、新たに最高確率・
変動時間短縮モードへの移行を繰り返す。
【0068】図12A及び図12Bは、その制御フロー
チャートを示したものである。遊技者が打球発射装置1
00の操作ハンドルレバーを回して遊技を開始さた時点
では、特別図柄表示装置50は最低確率、普通図柄表示
装置60は通常モード、普通電動役物(第1種始動入賞
口)53も通常モードの状態にある(ステップ1、以下
単に「S1」のように表記)。
【0069】この遊技状態において、ゲート用スイッチ
116a又は116bからの検知信号により遊技盤14
面のゲート61a、61bに遊技球が通過したか否か
(S2)、あるいは第1種始動用検出スイッチ113a
からの検知信号により第1種始動入賞口51に遊技球の
入賞があったか否か(S3)の判断がなされている。初
めにゲート61a、61bに遊技球が通過したと判断さ
れた時(S2、「YES」)のフロー(流れ)について
説明すると、その時には普通図柄表示装置60が普通図
柄の変動を開始し、この場合は通常モードで作動してい
るので約29秒間図柄変動状態が続いた後、変動を停止
する(S4)。
【0070】この時に普通図柄表示装置60の普通図柄
の表示態様が「A」「b」「C」「d」「E」のいずれ
かであれば(S5、「YES」)、普通電動役物(第1
種始動入賞口)53がこの時は通常モードである為約
0.3 秒間開放され(S6)、その開放の間に第1種始
動用検出スイッチ113bからの検知信号により普通電
動役物53に遊技球の入賞がなければ(S7、「N
O」)、S2へ戻って次の遊技球がゲート61a、61
bを通過するのを待ち、第1種始動用検出スイッチ11
3bからの検知信号により普通電動役物53に遊技球が
入賞したと判断されれば(S7、「YES」)、特別図
柄表示装置50が特別図柄の変動を開始し、その図柄変
動を開始してから約8.3 秒が経過した後にその変動を
停止する(S8)。
【0071】そして特別図柄表示装置50が図柄変動を
停止した時の各図柄50A、50B、50Cが「3、3、
3」「7、7、7」「法師、法師、法師」「姫、姫、姫」のい
ずれかで一致した時(S9、「YES」)には、特別図
柄表示装置50は最高確率の抽選確率に移行し、普通図
柄表示装置60は変動時間短縮モードに移行し、更に普
通電動役物53も変動時間延長モードに移行する(S1
0)。
【0072】そして条件装置が作動し、第1種特別電動
役物52が作動することにより大入賞口54が約25.
0 秒間開放される。その間に、あるいは第1種特別電
動役物52の作動終了から約2.0 秒以内に遊技球が特
定領域入賞口55を通過すると役物連続作動装置が作動
し、この開放動作終了後再び第1種特別電動役物52が
作動して大入賞口54が開放される。この第1種特別電
動役物52の連続作動回数は、最高16回繰り返される
(S11)。
【0073】また、前記S9において特別図柄表示装置
50が特定図柄では一致していない(S9、「NO」)
が、特定図柄以外で一致している(S12、「YE
S」)と判断されれば、この場合は特別図柄表示装置5
0が最低確率、普通図柄表示装置60が通常モード、普
通電動役物53も通常モードではあるが、特別図柄表示
装置50が変動を開始し6秒経過後に停止(S13)し
た時の各図柄が一致していると判断されれば(S14、
「YES」)、普通図柄表示装置60が変動時間短縮モ
ードへ移行する(S15)。
【0074】そしてその変動時間短縮モードの状態にお
いて第1種始動入賞口51あるいは普通電動役物53へ
遊技球の入賞があって特別図柄が50回図柄変動〜停止
を繰り返す間その変動時間短縮モードの状態が続く。し
たがってその間はゲート61a、61bを遊技球が通過
した時の普通図柄表示装置60の図柄変動時間は短縮さ
れ、その図柄が「A」「b」「C」「d」「E」のいず
れかであった時の普通電動役物53の開放時間も長いこ
とから、その普通電動役物53への入賞の可能性も高く
なり、遊技者はより多くの期待できることになる。
【0075】一方、前述のS10の特別図柄表示装置5
0の抽選確率が最高確率へ移行している状態において、
遊技盤14面のゲート61a、61bに遊技球の通過が
あったと判断された時(S17、「YES」)、普通図
柄表示装置60は普通図柄の変動を開始し、この時は変
動時間短縮モードへ移行しているので約5秒という短い
時間で図柄変動を停止する(S18)。
【0076】そしてこの時に普通図柄表示装置60の普
通図柄の表示態様が「A」「b」「C」「d」「E」の
いずれかであれば(S19、「YES」)、普通電動役
物(第1種始動入賞口)53がこの時は変動時間延長モ
ードに移行している為約 0.8秒間開放され(S2
0)、その開放の間に第1種始動用検出スイッチ113
bからの検知信号により普通電動役物53に遊技球の入
賞がなければ(S19、「NO」)、S17へ戻って次
の遊技球がゲート61a、61bを通過するのを待ち、
普通電動役物53に遊技球が入賞すれば、その分の賞球
が遊技者へ払出される。尚、S5あるいはS19におい
て普通図柄「−」で停止した場合は普通電動役物53は
開放されない(S21)。
【0077】図13は、条件装置が作動している時のタ
イミングチャートを示したものである。今、条件装置が
通常図柄(特定図柄以外)で作動している時には、特別
図柄表示装置50は低確率で作動し、普通図柄表示装置
60は通常モードで作動しているが、これが特別図柄表
示装置50の各図柄50A、50B、50Cが 「3、
3、3」「7、7、7」「法師、法師、法師」「姫、姫、姫」
のいずれかの特定図柄で一致した時には、特別図柄表示
装置50は高確率の抽選確率で作動し、普通図柄表示装
置60は変動時間短縮モードで作動する。
【0078】そして特別図柄表示装置50の次の各図柄
50A、50B、50Cの組合せが通常図柄であれば、
特別図柄表示装置50は低確率の抽選確率に戻り、普通
図柄表示装置60は通常モードに戻って作動することに
なるが、これが特定図柄の組合せが続いた場合には、特
別図柄表示装置50の抽選確率は高確率のままで作動を
継続し、普通図柄表示装置60も変動時間短縮モードで
の作動を継続するものである。
【0079】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。上記第1の実施例では、特別図柄表示装置50の抽
選確率が最低確率と最高確率の2種類あって、普通図柄
表示装置60の抽選確率を1種類のみとしたが、次の第
2の実施例は、これを逆にして、特別図柄表示装置50
の抽選確率を1種類のみ(2/499)とし、普通図柄
表示装置60の抽象確率を最低確率(10/100)と
最高確率(97/100)の2種類とする。
【0080】そして特別図柄表示装置50には、通常モ
ードと変動時間短縮モードの2種類の状態があり、普通
図柄表示装置60が最高確率に移行している状態の時に
は特別図柄表示装置50は変動時間短縮モードの状態に
移行するようになっている。また特別図柄表示装置50
の図柄変動時間は、通常モード時で約8.3 秒、変動時
間短縮モード時で約7.6 秒が経過すると特別図柄の変
動が停止される。但し、変動時間短縮モード時において
記憶による変動を開始する時は、変動時間が更に短縮さ
れ、約2.5 秒経過した時点で変動停止されるようにな
っている。
【0081】さらに前記普通電動役物(第1種始動入賞
口)53は、普通図柄表示装置60が最低確率時には約
0.3 秒と短い時間しか開放されないが、普通図柄表示
装置60が最高確率時には約2.0 秒と長い時間開放さ
れる。但し、開放された普通電動役物53に遊技球2個
入賞した時は、第1種始動用検出スイッチ113bから
の検出信号により開放動作時間内であっても開放動作を
終了するようになっている。
【0082】しかしてこの第2の実施例の場合にも、遊
技球がゲート61、61bを通過すると、普通図柄表示
装置60の普通図柄が変動を開始する。そして約5.0
秒を経過すると図柄変動を停止する。そしてこの第2の
実施例では、普通図柄表示装置60の図柄表示の態様
を、「A、b、C、d、E、7」の6種類とし、変動停
止した普通図柄「7」の時、前記普通図柄役物(第1種
始動入賞口)53が低確率時は約0.3秒、高確率時は
約2.0秒間の開放動作を行う。
【0083】その間に普通電動役物(第1種始動入賞
口)53に遊技球が入賞すれば、その入賞個数分だけ前
述の特別図柄表示装置50の特別図柄の変動開始〜停止
の動作が行われることになる。但し、開放した普通電動
役物(第1種始動口)53に遊技球が2個入賞した時
は、開放動作時間内であっても普通電動役物(第1種始
動口)53の開放動作は終了する。尚、普通図柄が
「A、b、C、d、E」で停止した場合は、普通電動役
物(第1種始動入賞口)53は開放動作を行わない。
【0084】遊技球が第1種始動入賞口51又は普通電
動役物(第1種始動入賞口)53に入賞すると、特別図
柄表示装置50の特別図柄が左図柄50A、中図柄50
B、右図柄50Cの順で変動を開始する。そして約8.
3 秒を経過すると図柄変動を停止する。但し、普通図
柄表示装置60の係る抽選確率が高確率時、特別図柄表
示装置50は変動時間短縮モード時となり、約7.6 秒
以上経過すると図柄変動を停止する。又、変動時間短縮
モード時において記憶による変動を開始するときは、約
2.5秒以上経過すると図柄変動を停止する。
【0085】この第2の実施例では、特別図柄表示装置
50の各図柄表示部50A、50B、50Cは、夫々
「0、1、2、3、4、5、6、7、8、9」までの数
字と、「法師、鬼、車、姫、小槌」の各図柄の計15種
類の表示によって構成される。そして変動停止した時の
左図柄A、中図柄50B、右図柄50Cの組合せが、
「0、0、0」「1、1、1」「2、2、2」「3、3、3」
「4、4、4」「5、5、5」「6、6、6」「7、7、7」
「8、8、8」「9、9、9」「法師、法師、法師」「鬼、鬼、
鬼」「車、車、車」「姫、姫、姫」「小槌、小槌、小槌」のよ
うに全て一致した場合には、条件装置が作動する。それ
以外の場合、すなわち左図柄50A、中図柄50B、右
図柄50Cの少なくともいずれかの図柄が一致しない場
合には、条件装置は作動しない。
【0086】条件装置が作動すると第1特別電動役物5
2が作動し、大入賞口開放用ソレノイド120が作動し
て大入賞口54が約25.0 秒間開放される。その大入
賞口54の開放中及び第1種特別電動役物52の作動終
了から約2.0 秒以内に、遊技球が特定入賞口55を通
過すると役物連続作動が作動し、その第1特別電動役物
52の開放動作終了後、再びその第1種特別電動52が
作動して大入賞口54が開放される。
【0087】第1種特別電動役部物52の連続作動回数
は、条件装置が 「3、3、3」「5、5、5」「7、7、
7」「法師、法師、法師」「姫、姫、姫」 のいずれかの特
定図柄で作動した場合は最高12回、それ以外の図柄で
作動した場合は最高16回となっている。尚、開放した
大入賞口54に遊技球が10個入賞した時は、開放操作
時間中であってもその大入賞口54はいったん閉じら
れ、所定の短いインターバル時間(例えば、3〜4秒)
経過後、次の開放動作へ移行する。
【0088】そして通常動作時には低確率で特別図柄表
示装置50が作動するが、条件装置が次の5種類の特定
図柄「3、3、3」「5、5、5」「7、7、7」「法師、法
師、法師」「姫、姫、姫」の場合には、その条件装置の作
動停止から次の作動開始までの間、普通図柄表示装置6
0に係る抽選確率が最高確率へ移行し、特別図柄表示装
置50が変動時間短縮モードへ移行する。そして最高確
率中に、再び特定図柄で条件装置が作動した場合、その
作動停止後、新たに最高確率・変動時間短縮モードでの
作動を繰り返す。
【0089】図14A及び図14Bは、その制御フロー
チャートを示したものである。遊技者が打球発射装置1
00の操作ハンドルレバーを回して遊技を開始した時点
では、普通図柄表示装置60は最低確率特別図柄表示装
置60は通常モード、普通電動役物(第1種始動入賞
口)53も通常モードの状態にある(S31)。
【0090】この遊技状態において、ゲート用スイッチ
116a又は116bからの検知信号により遊技盤14
面のゲート61a、61bに遊技球が通過したか否か
(S32)、あるいは、第1種始動用検出スイッチ11
3aからの検知信号により第1種始動入賞口51に遊技
球の入賞があったか否か(S33)の判断がなされ、ゲ
ート61a、61bに遊技球が通過したと判断された時
(S32、「YES」)には普通図柄表示装置60が普
通図柄の変動を開始し、約5秒経過後変動を停止する
(S34)。
【0091】この時に普通図柄表示装置60の普通図柄
の表示態様が「7」であれば(S35、「YES」)、
普通電動役物(第1種始動入賞口)53がこの時は通常
モードである為約0.3 秒間開放され(S6)、その開
放の間に第1種始動用検出スイッチ113bからの検知
信号により普通電動役物53に遊技球の入賞がなければ
(S37、「NO」)、S32へ戻って次の遊技球がゲ
ート61a、61bを通過するのを待ち、第1種始動用
検出スイッチ113bからの検知信号により普通電動役
物53に遊技球が入賞したと判断されれば(S37、
「YES」)、特別図柄表示装置50が特別図柄の変動
を開始し、その図柄変動を開始してから約8.3 秒が経
過した後に、その変動を停止する(S38)。
【0092】そして特別図柄表示装置50が図柄変動を
停止した時の各図柄50A、50B、50Cが「3、3、
3」「5、5、5」「7、7、7」「法師、法師、法師」
「姫、姫、姫」のいずれかの特定図柄で一致した時(S3
9、「YES」)には、普通図柄表示装置60は最高確
率の抽選確率に移行し、制御図柄表示装置50は変動時
間短縮モードに移行し、更に普通導電役物53も変動時
間延長モードに移行する(S40)。
【0093】そして条件装置が作動し、第1種特別電動
役物52が作動することにより大入賞口54が約25.
0 秒間開放される。その間に、あるいは第1種特別電
動役物52の作動終了から約2.0 秒以内に遊技球が特
定領域入賞口55を通過すると役物作動装置が作動し、
この開放動作終了後再び第1種特別電動役物52が作動
して大入賞口54が開放される。この第1種特別電動役
物52の連続作動回数は、最高12回繰り返される(S
41)。
【0094】一方、S39において特別図柄表示装置5
0が特定図柄では一致していない(S39、「NO」)
が、特定図柄以外で一致している(S42、「YE
S」)と判断されれば、この場合は普通図柄表示装置6
0が最低確率、特別図柄表示装置50が通常モード、普
通電動役物53も通常モードではあるが、第1種特別電
動役物53の開放動作が連続して最高16回まで繰り返
される(S43)。
【0095】そして前述のS40の普通図柄表示装置6
0の抽選確率が最高確率へ移行している状態において、
遊技盤14面のゲート61a、61bに遊技球の通過が
あったと判断された時(S44、「YES」)、普通図
柄表示装置60が普通図柄の変動を開始し停止する(S
45)が、この時にその普通図柄の表示態様が「7」で
あれば(S46、「YES」)、普通電動役物(第1種
始動入賞口)53がこの時は変動時間延長モードに移行
している為約0.8秒間開放される(S47)。
【0096】その開放の間に第1種始動用検出スイッチ
113bからの検知信号により普通電動役物53に遊技
球の入賞がなければ(S18、「NO」)、S44へ戻
って次の遊技球がゲート61a、61bを通過するのを
待ち、普通電動役物53に遊技球が入賞すれば、その分
の賞球が遊技者へ払出される。尚、S35あるいはS4
6において普通図柄「A」「b」「C」「d」「E」の
いずれかで停止した場合は、普通電動役物53は開放さ
れない(S20)。
【0097】図15は、条件装置が移動している時のタ
イミングチャートを示したものである。今、条件装置が
通常図柄(特定図柄以外)で作動している時には、普通
図柄表示装置60は低確率の抽選確率で作動し、特別図
柄表示装置50は通常モードで作動しているが、これが
特別図柄表示装置50の各図柄50A、50B、50C
が「3、3、3」「5、5、5」「7、7、7」「法師、法師、
法師」「姫、姫、姫」のいずれかの特定図柄で一致した時
には、普通図柄表示装置60は最高確率の抽選確率で作
動し、特別図柄表示装置50は変動時間短縮モードで作
動する。
【0098】そして特別図柄表示装置50の次の各図柄
50A、50B、50Cの組合せが通常図柄であれば、
普通図柄表示装置60は最低確率の抽選確率に戻り、特
別図柄表示装置50は通常モードに戻って作動すること
になるが、これが特定図柄の組合せが続いた場合には、
普通図柄表示装置60の抽選確率は高確率のままで作動
を継続し、特別図柄表示装置50も変動時間短縮モード
での作動を継続するものである。
【0099】普通図柄表示装置60の抽選確率が最高確
率の時には、その普通図柄表示装置60の普通図柄に
「7」が出る確率が高い(抽選確率が10/100→9
7/100へ移行)。そのため普通変動役物(第1種始
動入賞口)53の開放頻度が増し、しかもその普通電動
役物53の1回当りの開放時間も長くなる(0.3 秒→
2.0 秒へ移行)ことから、この普通電動役物53へ遊
技球が入賞する確率も高くなる。
【0100】そのため特別図柄表示装置50の動作回数
が増し、しかもこの特別図柄表示装置50は普通図柄表
示装置60の抽選確率が高確率に移行している状態では
変動時間短縮モードに移行しているため、変動停止の時
間が短くなる(8.3秒→7.6秒へ移行、記憶による場
合は 2.5)ことから、早く条件装置が作動する状態が
得られたり、特定図柄が出れば新たに最高確率・変動時
間短縮モードでの作動が継続されることになる。
【0101】また逆に普通図柄表示装置60の抽選確率
が最低確率の時には、その普通図柄表示装置60の普通
図柄に「7」が出る確率が低く(10/100)、
「7」が出てもその開放時間に短い(0.3 秒)ことか
ら、この普通電動役物53へ入賞する確率が低い。その
ため特別図柄表示装置50の動作回数は少なく、しかも
通常モードで動作しているため変動開始から停止までの
時間が長く(8.3 秒)、条件装置が作動する状態が得
られる機会が少なくなり、また特定図柄が出る機会も少
なくということになる。
【0102】しかしそれでも特別図柄表示装置50の各
図柄50A、50B、50Cが一致すれば条件装置が作
動し、第1種特別電動役物(可変入賞装置)52の開放
動作の繰り返しにより、遊技者は多量の賞球が得られる
し、その各図柄50A、50B、50Cが 「3、3、
3」「5、5、5」「7、7、7」「法師、法師、法師」
「姫、姫、姫」 のいずれかの特定図柄で一致すれば、更
に普通図柄表示装置60の抽選確率が最高確率へ移行
し、また特別図柄表示装置50は変動時間短縮モードへ
移行することにより、遊技者は、上述のような利益が付
与されるものである。
【0103】尚、図16は遊技盤14面の障害釘68等
の配置状態を具体的に示したものである。図示されるよ
うに、第1種特別電動役物52の大入賞口54及び普通
電動役物(第1種始動入賞口)53は遊技盤14面の最
下部に配置している。そしてこれらの特定入賞口の下方
には障害釘等の障害物は植設していない。
【0104】遊技盤14面上を落下転動する遊技球は、
遊技盤14面に植設される遊技釘や風車67等に接触す
ることにより、その落下の方向及び速度が、不規則に変
化する。そしてこの動作を繰り返しながら、各種の入賞
口やゲート61a、61b付近に到達するため、各入賞
口及び各ゲートの入賞口が実現されるものである。
【0105】このような時に、大入賞口54及び普通電
動役物(第1種始動入賞口)53を遊技盤14面の最下
部に配置することにより、釘調整及び開放した大入賞口
54及び普通電動役物53によって遊技球が他の入賞口
及びゲートの通過率に影響を与えることは回避される。
したがって遊技球の不用意な転動によって第1種特別電
動役物52の開閉動作や普通電動役物53への入賞が妨
げられるようなことはなく、遊技者が不快な感情を持っ
たり、興醒めすることなく、遊技を楽しむことができ
る。
【0106】以上各種の実施例について説明したが、本
発明の「可変入賞装置」は第1種特別電動役物52と普
通電動役物53とを総称している。但し、実施例で判る
ように条件が作動した時に作動時間を長くしているのは
普通電動役物53の方であるから、本発明では特に普通
電動役物53が対象とされる。
【0107】尚、本発明は上記した実施の形態に何ら限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々の改変が可能である。例えば、上記実施例におい
て特別図柄表示装置や普通図柄表示装置の表示図柄、条
件装置が作動する図柄態様、図柄変動から停止までの時
間、普通電動役物の開放時間等は適宜変更可能であり、
そうすることによって遊技者の興趣は一層高められるこ
とになる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパチンコ遊
技機によれば、遊技盤面に設けられる図柄表示装置の特
定図柄の出現確率や図柄変動時間が可変制御され、ある
いはその特定図柄の出現確率によって可変入賞装置の作
動時間が可変制御されるものであるから、遊技者は遊技
内容の変化に興趣を覚え、また多量の賞球を得る可能性
もあることから遊技者の射幸心を惹起し、遊技産業の発
展に一層寄与し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるパチンコ遊技機
の正面図である。
【図2】その外観斜視図である。
【図3】図1に示したパチンコ遊技機の遊技盤面の拡大
正面図である。
【図4】図1に示したパチンコ遊技機の裏面図である。
【図5】その外観斜視図である。
【図6】遊技盤の裏面に設けられる入賞球(セーフ球)
の流出経路を説明する図である。
【図7】このパチンコ遊技機における賞球払出機構及び
セーフ球排出機構における遊技球(賞球、セーフ球)の
流出経路を示した図である。
【図8】図7に示した賞球払出機構部の詳細を示した分
解斜視図である。
【図9】図7に示したセーフ球排出機構部の詳細を示し
た拡大断面図である。
【図10】遊技盤裏面の筐体内部における各種制御基板
の配置関係を示した図である。
【図11】このパチンコ遊技機における制御ブロック図
である。
【図12A・B】このパチンコ遊技機における第1の実
施例に係る遊技内容を説明する制御フローチャートであ
る。
【図13】その遊技内容における図柄表示装置や普通電
動役物の作動タイミングチャートである。
【図14A・B】このパチンコ遊技機における第2の実
施例に係る遊技内容を説明する制御フローチャートであ
る。
【図15】その第2の実施例における遊技内容の図柄表
示装置や普通電動役物の作動タイミングチャートであ
る。
【図16】遊技盤面の障害釘等の詳細な構成図である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 50 特別図柄表示装置 50A、50B、50C 図柄表示部 51 第1種始動入賞口 52 第1種特別電動役物 53 普通電動役物(第1種始動入賞口) 54 大入賞口 55 特定領域入賞口 60 普通図柄表示装置 61a、61b ゲート 113b 第1種始動用検出スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の図柄表示装置と第二の図柄表示装
    置とを有し、第一若しくは第二の図柄表示装置における
    遊技者に所定の利益を付与する特別図柄の出現確率を設
    定する特別図柄出現確率設定手段と、他方の第一の図柄
    表示装置若しくは第二の図柄表示装置における図柄の変
    動開始から変動の停止確定に至る迄の図柄変動時間を切
    り替える変動時間切替手段と、前記特別図柄出現確率設
    定手段により設定される出現確率が高く設定された場合
    には前記変動時間切替手段による図柄変動時間を短い状
    態に切り替え制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    するパチンコ遊技機における図柄表示制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の図柄の組合せにより遊技者に所定
    の利益を付与する特別図柄表示装置と単一の図柄の表示
    態様により遊技者に所定の利益を付与する普通図柄表示
    装置とを有し、特別図柄表示装置における特定図柄の出
    現確率を設定する特定図柄出現確率設定手段と、普通図
    柄表示装置における図柄の変動開始から変動の停止確定
    に至る迄の図柄変動時間を切り替える変動時間切替手段
    と、前記特定図柄出現確率設定手段により設定される出
    現確率が高く設定された場合には前記変動時間切替手段
    による図柄変動時間を短い状態に切り替え制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とするパチンコ遊技機におけ
    る図柄表示制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の図柄の組合せにより遊技者に所定
    の利益を付与する特別図柄表示装置と単一の図柄の表示
    態様により遊技者に所定の利益を付与する普通図柄表示
    装置とを有し、普通図柄表示装置における所定の表示態
    様の図柄の出現確率を設定する特定図柄出現確率設定手
    段と、特別図柄表示装置における各図柄の変動開始から
    変動の停止確定に至る迄の図柄変動時間を切り替える変
    動時間切替手段と、前記特定図柄出現確率設定手段によ
    り設定される出現確率が高く設定された場合には前記変
    動時間切替手段による図柄変動時間を短い状態に切り替
    え制御する制御手段とを備えたことを特徴とするパチン
    コ遊技機における図柄表示制御装置。
  4. 【請求項4】 図柄表示装置と可変入賞装置とを有し、
    図柄表示装置において予め定められた表示様態が成立し
    た場合に可変入賞装置を作動する入賞装置作動手段と、
    該入賞装置作動手段により作動される前記可変入賞装置
    の作動時間を切り替える作動時間切替手段と、前記図柄
    表示装置において予め定められた表示態様が成立する出
    現確率を設定する図柄出現確率設定手段と、前記作動時
    間切替手段により切り替えられる前記可変入賞装置の作
    動時間を前記図柄出現確率設定手段により設定される前
    記図柄表示装置の図柄出現確率が高く設定された第一の
    確率状態においては長い第一作動時間に切り替え、前記
    図柄出現確率設定手段により設定される前記図柄表示装
    置の図柄出現確率が低く設定された第二の確率状態にお
    いては短い第二作動時間に切り替え制御する入賞装置動
    作時間切替制御手段とを備えたことを特徴とするパチン
    コ遊技機における可変入賞制御装置。
  5. 【請求項5】 前記入賞装置動作時間切替制御手段によ
    り切り替え制御される前記可変入賞装置の作動を始動入
    賞スイッチの検出動作に基づいて直ちに終了させる作動
    強制終了手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載
    のパチンコ遊技機における可変入賞制御装置。
JP9084360A 1997-03-17 1997-03-17 パチンコ遊技機における図柄表示・可変入賞制御装置 Pending JPH10258164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011229733A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機

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