JPH10258200A - 乾燥機 - Google Patents
乾燥機Info
- Publication number
- JPH10258200A JPH10258200A JP9067803A JP6780397A JPH10258200A JP H10258200 A JPH10258200 A JP H10258200A JP 9067803 A JP9067803 A JP 9067803A JP 6780397 A JP6780397 A JP 6780397A JP H10258200 A JPH10258200 A JP H10258200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dried
- container
- clothes
- water
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 略真空状態等所定の低圧状態下で衣類から蒸
発された水分を同低圧状態下においても十分に機能する
水分除去手段によって継続的に抽出除去することによっ
て、従来のような間欠的な送風・脱気を行うことなく蒸
発作用の継続を可能とし、短かい時間で十分な乾燥を実
現できるようにした乾燥機を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本願発明の乾燥機では、大気圧以下の減
圧状態を維持できる被乾燥物収容容器と、該被乾燥物収
容容器内の空気を排出する脱気手段と、上記被乾燥物収
容容器内の蒸発水分を継続的に抽出除去する水分除去手
段とを備えて構成されている。したがって、該構成の場
合、外部環境に対する被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧
が相対的に上り、蒸発しやすくなる。そして、該効率良
く蒸発した水分が、さらに水分除去手段により継続的に
効率良く抽出除去され、最後まで十分な乾燥が継続され
る。したがって、乾燥時間の短縮が可能となる。
発された水分を同低圧状態下においても十分に機能する
水分除去手段によって継続的に抽出除去することによっ
て、従来のような間欠的な送風・脱気を行うことなく蒸
発作用の継続を可能とし、短かい時間で十分な乾燥を実
現できるようにした乾燥機を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本願発明の乾燥機では、大気圧以下の減
圧状態を維持できる被乾燥物収容容器と、該被乾燥物収
容容器内の空気を排出する脱気手段と、上記被乾燥物収
容容器内の蒸発水分を継続的に抽出除去する水分除去手
段とを備えて構成されている。したがって、該構成の場
合、外部環境に対する被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧
が相対的に上り、蒸発しやすくなる。そして、該効率良
く蒸発した水分が、さらに水分除去手段により継続的に
効率良く抽出除去され、最後まで十分な乾燥が継続され
る。したがって、乾燥時間の短縮が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、衣類その他のも
のを乾燥する乾燥機の構造に関するものである。
のを乾燥する乾燥機の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば衣類などを乾燥する衣類乾燥機
は、コインランドリーなどを含め、すでに家庭でも一般
に普及している。
は、コインランドリーなどを含め、すでに家庭でも一般
に普及している。
【0003】この従来から一般に普及している衣類乾燥
機の構造は、開閉可能な蓋付き容器の内部に設けられ、
湿った衣類を入れるようになっている回転式ドラムと、
この回転式ドラム内へ外部から乾燥した空気を導入する
ファンと、同ファンにより導入される空気を加熱するヒ
ータとにより構成されている。
機の構造は、開閉可能な蓋付き容器の内部に設けられ、
湿った衣類を入れるようになっている回転式ドラムと、
この回転式ドラム内へ外部から乾燥した空気を導入する
ファンと、同ファンにより導入される空気を加熱するヒ
ータとにより構成されている。
【0004】そして、このような構成の従来の衣類乾燥
機では、上記回転式ドラムによって撹拌されながら温風
を吹き付けられた衣類中の水分の温度が上昇して蒸発
し、上記ファンの送風により順次外部に排出されること
によって乾燥作用が進行するようになっている。ヒータ
からの温風で衣類を加熱するのは、衣類中の水分の飽和
蒸気圧を上昇させて蒸発を促進させるためであり、回転
式ドラムにより回転させて撹拌するのは、撹拌により衣
類各部の水分が速やかに周囲へ拡散するのを促進するた
めである。
機では、上記回転式ドラムによって撹拌されながら温風
を吹き付けられた衣類中の水分の温度が上昇して蒸発
し、上記ファンの送風により順次外部に排出されること
によって乾燥作用が進行するようになっている。ヒータ
からの温風で衣類を加熱するのは、衣類中の水分の飽和
蒸気圧を上昇させて蒸発を促進させるためであり、回転
式ドラムにより回転させて撹拌するのは、撹拌により衣
類各部の水分が速やかに周囲へ拡散するのを促進するた
めである。
【0005】このような乾燥方法により、自然乾燥によ
る乾燥方法に比べて遥かに短時間で衣類を乾燥させるこ
とができる。
る乾燥方法に比べて遥かに短時間で衣類を乾燥させるこ
とができる。
【0006】しかし、この従来一般の乾燥機では、衣類
を加熱・撹拌する必要があるため、温風の熱により繊維
の劣化や色落ちが起こったり、撹拌時の摩擦で衣類を傷
めるなどの欠点がある。
を加熱・撹拌する必要があるため、温風の熱により繊維
の劣化や色落ちが起こったり、撹拌時の摩擦で衣類を傷
めるなどの欠点がある。
【0007】そのために、上記ヒータにより加熱される
温風(導入空気)の温度は、略100℃程度までにしか
上げることができず、乾燥時間の短縮には限界があっ
た。また、外気の温度や湿度による影響を受けやすく、
それによって乾燥時間が相当に変動する欠点もあった。
温風(導入空気)の温度は、略100℃程度までにしか
上げることができず、乾燥時間の短縮には限界があっ
た。また、外気の温度や湿度による影響を受けやすく、
それによって乾燥時間が相当に変動する欠点もあった。
【0008】そこで、最近では、例えば特開平3−13
9400号公報に示されるように、上記のような衣類等
の被乾燥物が入れられる乾燥容器を真空状態に耐えられ
るような耐圧性の高い構造のもので形成する一方、真空
ポンプを付加して同容器内の空気を脱気することによ
り、衣類中の水分に対する大気圧以下の低圧環境を形成
して衣類等の被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧を相対的
に高くし、蒸発しやすくすることによって乾燥効率を向
上させ、乾燥時間を短縮するようにしたものが提案され
ている。
9400号公報に示されるように、上記のような衣類等
の被乾燥物が入れられる乾燥容器を真空状態に耐えられ
るような耐圧性の高い構造のもので形成する一方、真空
ポンプを付加して同容器内の空気を脱気することによ
り、衣類中の水分に対する大気圧以下の低圧環境を形成
して衣類等の被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧を相対的
に高くし、蒸発しやすくすることによって乾燥効率を向
上させ、乾燥時間を短縮するようにしたものが提案され
ている。
【0009】このような構成の乾燥機によれば、衣類等
被乾燥物中の水分の蒸発効率が高くなり、温風温度をそ
れほどには高くしなくても良くなるので、例えば化学繊
維製衣類等の耐熱性の低い被乾燥物も傷まないようにす
ることができる。
被乾燥物中の水分の蒸発効率が高くなり、温風温度をそ
れほどには高くしなくても良くなるので、例えば化学繊
維製衣類等の耐熱性の低い被乾燥物も傷まないようにす
ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の乾
燥機の場合、確かに被乾燥物からの水分の蒸発効率が向
上するが、一旦蒸発した水分の継続的な排出が困難であ
るため、運転開始後所定時間経つと容器内に水蒸気が充
満し、蒸発効率が低下してくる問題がある。したがっ
て、本来間欠的な送風と脱気を行わない限り、十分な被
乾燥物の乾燥を実現することができない。その結果、必
ずしも有効に乾燥時間を短縮することができない問題が
ある。
燥機の場合、確かに被乾燥物からの水分の蒸発効率が向
上するが、一旦蒸発した水分の継続的な排出が困難であ
るため、運転開始後所定時間経つと容器内に水蒸気が充
満し、蒸発効率が低下してくる問題がある。したがっ
て、本来間欠的な送風と脱気を行わない限り、十分な被
乾燥物の乾燥を実現することができない。その結果、必
ずしも有効に乾燥時間を短縮することができない問題が
ある。
【0011】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、略真空状態等所定の低圧状態下で
衣類から蒸発された水分を同低圧状態下においても十分
に機能する水分除去手段によって継続的に抽出除去する
ことによって、従来のような間欠的な送風・脱気を行う
ことなく蒸発作用の継続を可能とし、短かい時間で十分
な乾燥を実現できるようにした乾燥機を提供することを
目的とするものである。
めになされたもので、略真空状態等所定の低圧状態下で
衣類から蒸発された水分を同低圧状態下においても十分
に機能する水分除去手段によって継続的に抽出除去する
ことによって、従来のような間欠的な送風・脱気を行う
ことなく蒸発作用の継続を可能とし、短かい時間で十分
な乾燥を実現できるようにした乾燥機を提供することを
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願各発明は、該目的を
達成するために、それぞれ次のような課題解決手段を備
えて構成されている。
達成するために、それぞれ次のような課題解決手段を備
えて構成されている。
【0013】すなわち、先ず本願の請求項1の発明の乾
燥機では、大気圧以下の減圧状態を維持できる被乾燥物
収容容器と、該被乾燥物収容容器内の空気を排出する脱
気手段と、上記被乾燥物収容容器内の蒸発水分を継続的
に抽出除去する水分除去手段とを備えて構成されてい
る。
燥機では、大気圧以下の減圧状態を維持できる被乾燥物
収容容器と、該被乾燥物収容容器内の空気を排出する脱
気手段と、上記被乾燥物収容容器内の蒸発水分を継続的
に抽出除去する水分除去手段とを備えて構成されてい
る。
【0014】したがって、該構成の場合、外部環境に対
する被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧が相対的に上り、
蒸発しやすくなる。そして、該効率良く蒸発した水分
が、さらに水分除去手段により継続的に効率良く抽出除
去され、最後まで十分な乾燥が継続される。したがっ
て、乾燥時間の短縮が可能となる。
する被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧が相対的に上り、
蒸発しやすくなる。そして、該効率良く蒸発した水分
が、さらに水分除去手段により継続的に効率良く抽出除
去され、最後まで十分な乾燥が継続される。したがっ
て、乾燥時間の短縮が可能となる。
【0015】そして、請求項2の発明では、上記請求項
1の発明の構成に対して、さらに上記被乾燥物収容容器
内の被乾燥物を加熱し、同被乾燥物中の水分の飽和水蒸
気圧を高くする加熱手段が付加され、それにより効果的
に上記被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧そのものを高め
て、さらに効率的な水分の蒸発作用を促進する。
1の発明の構成に対して、さらに上記被乾燥物収容容器
内の被乾燥物を加熱し、同被乾燥物中の水分の飽和水蒸
気圧を高くする加熱手段が付加され、それにより効果的
に上記被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧そのものを高め
て、さらに効率的な水分の蒸発作用を促進する。
【0016】また、請求項3の発明では、さらに上記請
求項1の発明の構成における水分除去手段が、例えば上
記被乾燥物収容容器内の蒸発水分を冷却し凝縮させるこ
とによって継続的に除去する冷却手段により構成され、
一旦蒸発した水分を水滴化して効率良く外部に取出す。
求項1の発明の構成における水分除去手段が、例えば上
記被乾燥物収容容器内の蒸発水分を冷却し凝縮させるこ
とによって継続的に除去する冷却手段により構成され、
一旦蒸発した水分を水滴化して効率良く外部に取出す。
【0017】また請求項4の発明では、同じく上記請求
項1の発明の構成における上記水分除去手段が、例えば
上記被乾燥物収容容器内の蒸発水分を吸着することによ
って除去する水分吸着手段により構成され、一旦蒸発し
た水分を吸着して除去する。
項1の発明の構成における上記水分除去手段が、例えば
上記被乾燥物収容容器内の蒸発水分を吸着することによ
って除去する水分吸着手段により構成され、一旦蒸発し
た水分を吸着して除去する。
【0018】また、請求項5の発明では、上記請求項2
の発明の構成における加熱手段が、上記請求項1の発明
の構成における冷却手段からの排熱を利用して加熱する
ように構成され、また請求項6の発明では、同じく請求
項2の発明の構成における加熱手段が、上記請求項1の
発明の構成における脱気手段からの排熱を利用して加熱
するように構成され、それぞれ排熱量を活用して有効に
被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧を高くする。
の発明の構成における加熱手段が、上記請求項1の発明
の構成における冷却手段からの排熱を利用して加熱する
ように構成され、また請求項6の発明では、同じく請求
項2の発明の構成における加熱手段が、上記請求項1の
発明の構成における脱気手段からの排熱を利用して加熱
するように構成され、それぞれ排熱量を活用して有効に
被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧を高くする。
【0019】さらに請求項7の発明では、請求項2の発
明の構成における加熱手段が、電磁加熱手段により構成
され、該電磁加熱手段により被乾燥物中の水分子のみを
効果的に加熱して飽和水蒸気圧を高くする。
明の構成における加熱手段が、電磁加熱手段により構成
され、該電磁加熱手段により被乾燥物中の水分子のみを
効果的に加熱して飽和水蒸気圧を高くする。
【0020】また、請求項8の発明では、上記請求項2
の発明の構成における加熱手段が超音波振動加熱手段に
より構成され、被乾燥物を振動させて水分を蒸発しやす
くするとともに被乾燥物中の水分子を振動加熱して飽和
水蒸気圧を高める。
の発明の構成における加熱手段が超音波振動加熱手段に
より構成され、被乾燥物を振動させて水分を蒸発しやす
くするとともに被乾燥物中の水分子を振動加熱して飽和
水蒸気圧を高める。
【0021】また、請求項9の発明では、上記請求項3
の発明の冷却手段が専用のものとしてコンパクトに、ま
た請求項10の発明では、同じく上記請求項3の発明の
冷却手段が、他の冷凍機のものを兼用して低コストに、
各々構成されている。
の発明の冷却手段が専用のものとしてコンパクトに、ま
た請求項10の発明では、同じく上記請求項3の発明の
冷却手段が、他の冷凍機のものを兼用して低コストに、
各々構成されている。
【0022】
【発明の効果】したがって、以上の結果、本願各発明の
乾燥機によると、ヒータ等による温風加熱や間欠的な送
風・脱気を必要とすることなく高効率な乾燥が可能とな
るので、例えば化学繊維製衣類等の耐熱性の低い被乾燥
物を傷めることなく、しかも短時間での十分な乾燥が可
能となる。また、その結果、衣類以外の熱に弱い各種の
被乾燥物の乾燥にも適したものとなる。
乾燥機によると、ヒータ等による温風加熱や間欠的な送
風・脱気を必要とすることなく高効率な乾燥が可能とな
るので、例えば化学繊維製衣類等の耐熱性の低い被乾燥
物を傷めることなく、しかも短時間での十分な乾燥が可
能となる。また、その結果、衣類以外の熱に弱い各種の
被乾燥物の乾燥にも適したものとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、例えば衣類乾燥機
として構成した本願発明の実施の形態に係る乾燥機の構
成を示している。
として構成した本願発明の実施の形態に係る乾燥機の構
成を示している。
【0024】図中、先ず符号1は大気圧以下の所定の低
圧状態、例えば10-2〜10-1Torr程度の略真空の
状態を維持できる耐圧構造の衣類収容容器であり、その
内側空間部には複数段の衣類棚2a〜2eが上下方向に
所定の間隔を保って設けられている。
圧状態、例えば10-2〜10-1Torr程度の略真空の
状態を維持できる耐圧構造の衣類収容容器であり、その
内側空間部には複数段の衣類棚2a〜2eが上下方向に
所定の間隔を保って設けられている。
【0025】そして、該衣類収容容器1には、その下部
位置に脱気手段である真空ポンプ3の脱気パイプ3aが
連通されている。この脱気パイプ3aには、開閉バルブ
4が設けられており、上記真空ポンプ3を所定時間駆動
して上記衣類収容容器1内が上述した略真空状態まで脱
気減圧されると、その時点で該開閉バルブ4を閉めるこ
とによって上記衣類収容容器1内を当該略真空状態に維
持するようになっている。
位置に脱気手段である真空ポンプ3の脱気パイプ3aが
連通されている。この脱気パイプ3aには、開閉バルブ
4が設けられており、上記真空ポンプ3を所定時間駆動
して上記衣類収容容器1内が上述した略真空状態まで脱
気減圧されると、その時点で該開閉バルブ4を閉めるこ
とによって上記衣類収容容器1内を当該略真空状態に維
持するようになっている。
【0026】また、上記衣類収容容器1の底部1aの中
央部には、例えば図2に詳細に示すような凝縮水捕集用
の凹部10が形成され、その底部10aには図示のよう
な構造の冷却ユニット5が設けられている。この冷却ユ
ニット5は、上記凹部10の底部10a部分に位置する
熱交換器5aと、該熱交換器5aの上方側に一体化され
ていて衣類収容容器1内を輻射冷却する冷却フィン5b
と、上記熱交換器5aの下側に一体化されていて上記熱
交換器5aを介して冷却回収した衣類収容容器1内の回
収熱を外部に放出する放熱フィン5cとから構成されて
おり、上記熱交換器5aには冷凍回路を有する冷凍装置
6からの冷却冷媒が循環されるようになっている。上記
冷却フィン5bは、例えば図3に示すようなウエーブ形
状のフラットフィン構造となっている。また、上記衣類
収容容器1底部1aの凹部10からは凝縮水排出用のド
レンパイプ7が外部に導出され、同凹部10外側に設け
られた凝縮水貯留用のドレンパン9内に連通されてい
る。
央部には、例えば図2に詳細に示すような凝縮水捕集用
の凹部10が形成され、その底部10aには図示のよう
な構造の冷却ユニット5が設けられている。この冷却ユ
ニット5は、上記凹部10の底部10a部分に位置する
熱交換器5aと、該熱交換器5aの上方側に一体化され
ていて衣類収容容器1内を輻射冷却する冷却フィン5b
と、上記熱交換器5aの下側に一体化されていて上記熱
交換器5aを介して冷却回収した衣類収容容器1内の回
収熱を外部に放出する放熱フィン5cとから構成されて
おり、上記熱交換器5aには冷凍回路を有する冷凍装置
6からの冷却冷媒が循環されるようになっている。上記
冷却フィン5bは、例えば図3に示すようなウエーブ形
状のフラットフィン構造となっている。また、上記衣類
収容容器1底部1aの凹部10からは凝縮水排出用のド
レンパイプ7が外部に導出され、同凹部10外側に設け
られた凝縮水貯留用のドレンパン9内に連通されてい
る。
【0027】なお、上記冷却フィン5bの形状および構
造は、上述のようなウエーブ形状のフラットフィン構造
に限らず、例えば図4のようなドーナツ形状の傾斜プレ
ート構造のものでも良い。
造は、上述のようなウエーブ形状のフラットフィン構造
に限らず、例えば図4のようなドーナツ形状の傾斜プレ
ート構造のものでも良い。
【0028】次に、このように構成された衣類乾燥機の
作用について説明する。
作用について説明する。
【0029】今例えば、以上の構成において、上記衣類
収容容器1内の衣類棚2a〜2eに図示の如く例えば洗
濯後の湿った各種の衣類8a〜8eを載置する。
収容容器1内の衣類棚2a〜2eに図示の如く例えば洗
濯後の湿った各種の衣類8a〜8eを載置する。
【0030】そして、次に上記真空ポンプ3を駆動して
同衣類収容容器1内を10-2〜10-1Torr程度の略
真空状態まで脱気減圧して開閉弁3aを閉じる。する
と、それによって衣類中の水分の飽和水蒸気圧が高ま
り、外部拡散抵抗が小さくなるので、同水分が効率良く
蒸発するようになる。また、同真空ポンプ3の駆動に連
動して上記冷凍装置6を駆動することによって上記熱交
換器5aおよび冷却フィン5bを介して上記衣類収容容
器1内を冷却し、その回収熱を放熱フィン5cを介して
外部に放熱することによって、上記衣類8a〜8eから
蒸発した当該蒸発水分を上記衣類収容容器1の内周壁面
で凝縮させて下方側底部1aの凹部10内に滴下捕集さ
せ、上記ドレンパイプ7を介して外部のドレンパン9内
に留める。
同衣類収容容器1内を10-2〜10-1Torr程度の略
真空状態まで脱気減圧して開閉弁3aを閉じる。する
と、それによって衣類中の水分の飽和水蒸気圧が高ま
り、外部拡散抵抗が小さくなるので、同水分が効率良く
蒸発するようになる。また、同真空ポンプ3の駆動に連
動して上記冷凍装置6を駆動することによって上記熱交
換器5aおよび冷却フィン5bを介して上記衣類収容容
器1内を冷却し、その回収熱を放熱フィン5cを介して
外部に放熱することによって、上記衣類8a〜8eから
蒸発した当該蒸発水分を上記衣類収容容器1の内周壁面
で凝縮させて下方側底部1aの凹部10内に滴下捕集さ
せ、上記ドレンパイプ7を介して外部のドレンパン9内
に留める。
【0031】この結果、衣類収容容器1内の蒸発水分は
継続的に凝縮されて外部に取出され、飽和状態に達する
ことなく蒸発が促進される。
継続的に凝縮されて外部に取出され、飽和状態に達する
ことなく蒸発が促進される。
【0032】以上のように、本願発明の実施の形態1に
係る乾燥機の構造では、略真空(10-2〜10-1Tor
r程度)状態を維持できる衣類収容容器1と、該衣類収
容容器1内を同状態に脱気する真空ポンプ3と、上記衣
類収容容器1中の蒸発水分を凝縮させる冷却ユニット5
と、該冷却ユニット5を機能させる冷凍装置6とから構
成されている。従って、該乾燥機による衣類の乾燥方法
では、上述のように、先ず蒸発した水分を速やかに衣類
収容容器1内全体に拡散させるために真空ポンプ3を用
いて同衣類収容容器1内部を略真空状態に保つ。この
時、例えば真空デシケータの如く10-3Torr程度の
オーダーまで高く脱気する必要はなく、あくまでも空気
に対する水蒸気の拡散抵抗を減少させ、相対的に衣類中
の水分の飽和水蒸気圧を高めることによって衣類中の水
分の蒸発作用を促進させれば足りる。低い圧力の下で
は、2種類のガスの相互拡散係数はその全圧に反比例す
るようになるので、例えば上記衣類収容容器1内を大気
圧の1000分の1(0.76Torr)に減圧するだ
けで、1000倍の蒸発促進作用が得られる。
係る乾燥機の構造では、略真空(10-2〜10-1Tor
r程度)状態を維持できる衣類収容容器1と、該衣類収
容容器1内を同状態に脱気する真空ポンプ3と、上記衣
類収容容器1中の蒸発水分を凝縮させる冷却ユニット5
と、該冷却ユニット5を機能させる冷凍装置6とから構
成されている。従って、該乾燥機による衣類の乾燥方法
では、上述のように、先ず蒸発した水分を速やかに衣類
収容容器1内全体に拡散させるために真空ポンプ3を用
いて同衣類収容容器1内部を略真空状態に保つ。この
時、例えば真空デシケータの如く10-3Torr程度の
オーダーまで高く脱気する必要はなく、あくまでも空気
に対する水蒸気の拡散抵抗を減少させ、相対的に衣類中
の水分の飽和水蒸気圧を高めることによって衣類中の水
分の蒸発作用を促進させれば足りる。低い圧力の下で
は、2種類のガスの相互拡散係数はその全圧に反比例す
るようになるので、例えば上記衣類収容容器1内を大気
圧の1000分の1(0.76Torr)に減圧するだ
けで、1000倍の蒸発促進作用が得られる。
【0033】次に、その上で、さらに上記冷凍装置6に
より作動される冷却ユニット5にて上記衣類収容容器1
中の上記蒸発水分を凝縮させ、底部1aの凹部10で集
めてドレンパン9側に捕集することにより容器内を継続
的に除湿する。これにより、衣類収容容器1内の衣類周
辺の水蒸気濃度が低下するため、更に蒸発が促進される
ようになり、速やかに乾燥を進行させることができる。
上記衣類収容容器1内に設けた冷却ユニット5は衣類収
容容器1中の蒸発水分の除去(除湿)が目的であり、衣
類自体を冷却する必要はない。
より作動される冷却ユニット5にて上記衣類収容容器1
中の上記蒸発水分を凝縮させ、底部1aの凹部10で集
めてドレンパン9側に捕集することにより容器内を継続
的に除湿する。これにより、衣類収容容器1内の衣類周
辺の水蒸気濃度が低下するため、更に蒸発が促進される
ようになり、速やかに乾燥を進行させることができる。
上記衣類収容容器1内に設けた冷却ユニット5は衣類収
容容器1中の蒸発水分の除去(除湿)が目的であり、衣
類自体を冷却する必要はない。
【0034】従って、従来の温風式のもののように衣類
収容容器全体の熱容量の影響を受けることはなく、エネ
ルギーを無駄に消費しないという利点を有している。つ
まり、どのような容器の大きさであっても、乾燥に必要
なエネルギーは衣類量(必要除湿量)だけで決まるた
め、本構成による乾燥は非常に高効率であると言える。
収容容器全体の熱容量の影響を受けることはなく、エネ
ルギーを無駄に消費しないという利点を有している。つ
まり、どのような容器の大きさであっても、乾燥に必要
なエネルギーは衣類量(必要除湿量)だけで決まるた
め、本構成による乾燥は非常に高効率であると言える。
【0035】なお、上記冷却ユニット5および冷凍装置
6は、通常のヒートポンプ式のものでも、又スターリン
グ冷凍機でも、さらには吸着式冷凍装置でも、ペルチェ
素子でも良い。
6は、通常のヒートポンプ式のものでも、又スターリン
グ冷凍機でも、さらには吸着式冷凍装置でも、ペルチェ
素子でも良い。
【0036】なお、以上の構成において、例えば或る程
度乾燥が進行した段階で、再び上記真空ポンプ3を作動
させるとともに開閉弁4を開き、上記衣類収容容器1内
の真空度を回復させることによって蒸発水分の増加によ
る蒸発作用の低下を防ぐようにすると、より蒸発効率が
向上する。
度乾燥が進行した段階で、再び上記真空ポンプ3を作動
させるとともに開閉弁4を開き、上記衣類収容容器1内
の真空度を回復させることによって蒸発水分の増加によ
る蒸発作用の低下を防ぐようにすると、より蒸発効率が
向上する。
【0037】また、その他の方法として、例えば上記脱
気行程での減圧による温度降下のために衣類中の水分蒸
気圧が低下するのを防ぐため、除湿がある程度進行した
時点で外部空気を再導入し、容器内の温度を上昇させる
ことによって衣類の温度を回復(加熱)し、再び脱気を
行うようにして蒸発を促進する方法を採用することもで
きる。
気行程での減圧による温度降下のために衣類中の水分蒸
気圧が低下するのを防ぐため、除湿がある程度進行した
時点で外部空気を再導入し、容器内の温度を上昇させる
ことによって衣類の温度を回復(加熱)し、再び脱気を
行うようにして蒸発を促進する方法を採用することもで
きる。
【0038】さらに、また上記外気の再導入時に冷却装
置部でデフロスト(加熱)運転を行い、凍結した水分を
外部へ除去する事により、再び除湿する際の冷却性能を
回復させるようにすることも有効である。
置部でデフロスト(加熱)運転を行い、凍結した水分を
外部へ除去する事により、再び除湿する際の冷却性能を
回復させるようにすることも有効である。
【0039】(実施の形態2)図5は、上記実施の形態
1のものと同様に衣類乾燥機に適用した本願発明の実施
の形態2に係る乾燥機の構成を示している。
1のものと同様に衣類乾燥機に適用した本願発明の実施
の形態2に係る乾燥機の構成を示している。
【0040】本実施の形態の衣類乾燥機では、上記実施
の形態1における衣類乾燥機の構成における冷却ユニッ
ト5および冷凍装置6に代えて真空ポンプ3における上
記脱気パイプ3aの開閉弁4よりも上流側位置に、例え
ばヒートポンプ式の冷却手段11における冷却ユニット
11aを設けたことを特徴とするものであり、衣類収容
容器1の底部1aには前述の凝縮水捕集用の凹部10と
ドレンパイプ7およびドレンパン9のみが設けられてい
る。
の形態1における衣類乾燥機の構成における冷却ユニッ
ト5および冷凍装置6に代えて真空ポンプ3における上
記脱気パイプ3aの開閉弁4よりも上流側位置に、例え
ばヒートポンプ式の冷却手段11における冷却ユニット
11aを設けたことを特徴とするものであり、衣類収容
容器1の底部1aには前述の凝縮水捕集用の凹部10と
ドレンパイプ7およびドレンパン9のみが設けられてい
る。
【0041】このような構成によれば、脱気パイプ3a
内の空間部を介して衣類収容容器1内を輻射冷却するこ
とができ、該構成によっても、十分な除湿機能を得るこ
とができ、上記実施の形態1の場合と全く同様の蒸発促
進作用を得ることができる。
内の空間部を介して衣類収容容器1内を輻射冷却するこ
とができ、該構成によっても、十分な除湿機能を得るこ
とができ、上記実施の形態1の場合と全く同様の蒸発促
進作用を得ることができる。
【0042】(実施の形態3)図6は、同じく衣類乾燥
機に適用した本願発明の実施の形態3に係る乾燥機の構
成を示している。
機に適用した本願発明の実施の形態3に係る乾燥機の構
成を示している。
【0043】上述のように衣類等の被乾燥物が入れられ
る収容容器を略真空状態に耐えられるような耐圧性の高
い構造のもので形成する一方、脱気手段としての真空ポ
ンプを付加して同容器内の空気を脱気することにより、
衣類中の水分に対する大気圧以下の低圧乾燥環境を形成
して衣類等の被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧を相対的
に上げて蒸発しやすくするとともに、蒸発した水分を冷
却凝縮することによって継続的に除去するようにすれば
乾燥効率は向上し、乾燥時間を短縮することができる。
る収容容器を略真空状態に耐えられるような耐圧性の高
い構造のもので形成する一方、脱気手段としての真空ポ
ンプを付加して同容器内の空気を脱気することにより、
衣類中の水分に対する大気圧以下の低圧乾燥環境を形成
して衣類等の被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧を相対的
に上げて蒸発しやすくするとともに、蒸発した水分を冷
却凝縮することによって継続的に除去するようにすれば
乾燥効率は向上し、乾燥時間を短縮することができる。
【0044】そして、温風温度を高くしなくても良くな
るので、例えば化学繊維製衣類等の耐熱性の低い被乾燥
物も傷まないようにして乾燥することができる。
るので、例えば化学繊維製衣類等の耐熱性の低い被乾燥
物も傷まないようにして乾燥することができる。
【0045】しかし、それらの構成に対して、さらに衣
類中の水分に対して若干の加熱を行う加熱手段を付加
し、上記低圧環境状態において衣類中の水分の飽和水蒸
気圧をさらに高くするようにすると、上記乾燥効率は、
より向上する。
類中の水分に対して若干の加熱を行う加熱手段を付加
し、上記低圧環境状態において衣類中の水分の飽和水蒸
気圧をさらに高くするようにすると、上記乾燥効率は、
より向上する。
【0046】本実施の形態の衣類乾燥機は、このような
観点に基いてなされたもので、図示のように上記実施の
形態1の衣類乾燥機の構成における衣類棚2a〜2eを
ヒートパイプ13からの冷媒熱により加熱可能な構成の
ものに形成し、ヒートパイプ13を介して例えば上記真
空ポンプ3の空気圧縮作用による排出熱を供給して加熱
するようにしたことを特徴とするものである。そのため
に、図示の如く真空ポンプ3の胴体部外周には排熱回収
手段14が設けられている。
観点に基いてなされたもので、図示のように上記実施の
形態1の衣類乾燥機の構成における衣類棚2a〜2eを
ヒートパイプ13からの冷媒熱により加熱可能な構成の
ものに形成し、ヒートパイプ13を介して例えば上記真
空ポンプ3の空気圧縮作用による排出熱を供給して加熱
するようにしたことを特徴とするものである。そのため
に、図示の如く真空ポンプ3の胴体部外周には排熱回収
手段14が設けられている。
【0047】このような構成によると、特別なエネルギ
ー源を必要とすることなく、衣類中の水分の飽和水蒸気
圧を高くすることができ、より蒸発効率を向上させて、
さらに乾燥効率を高くすることができるので、より一層
短時間での乾燥を可能とすることができる。
ー源を必要とすることなく、衣類中の水分の飽和水蒸気
圧を高くすることができ、より蒸発効率を向上させて、
さらに乾燥効率を高くすることができるので、より一層
短時間での乾燥を可能とすることができる。
【0048】(実施の形態4)図7は、同じく衣類乾燥
機に適用した本願発明の実施の形態4に係る乾燥機の構
成を示している。
機に適用した本願発明の実施の形態4に係る乾燥機の構
成を示している。
【0049】本実施の形態の衣類乾燥機も、上記実施の
形態3と同様の観点に基いてなされたもので、図示のよ
うに上記実施の形態2の衣類乾燥機の構成における衣類
棚2a〜2eをヒートパイプ13からの冷媒熱により加
熱可能な構成のものに形成し、ヒートパイプ13を介し
て同衣類乾燥機の冷却手段11の冷却ユニット11aか
らの排出熱を供給して加熱するようにしたことを特徴と
するものである。そのために、同冷却ユニット11aの
放熱部側には排熱回収手段15が設けられている。
形態3と同様の観点に基いてなされたもので、図示のよ
うに上記実施の形態2の衣類乾燥機の構成における衣類
棚2a〜2eをヒートパイプ13からの冷媒熱により加
熱可能な構成のものに形成し、ヒートパイプ13を介し
て同衣類乾燥機の冷却手段11の冷却ユニット11aか
らの排出熱を供給して加熱するようにしたことを特徴と
するものである。そのために、同冷却ユニット11aの
放熱部側には排熱回収手段15が設けられている。
【0050】このような構成によると、特別なエネルギ
ー源を必要とすることなく、衣類中の水分の飽和水蒸気
圧を高くすることができ、より蒸発効率を向上させて、
さらに乾燥効率を高くし、より短時間での乾燥を可能と
することができる。
ー源を必要とすることなく、衣類中の水分の飽和水蒸気
圧を高くすることができ、より蒸発効率を向上させて、
さらに乾燥効率を高くし、より短時間での乾燥を可能と
することができる。
【0051】(実施の形態5)図8は、同じく衣類乾燥
機に適用した本願発明の実施の形態5に係る乾燥機の構
成を示している。
機に適用した本願発明の実施の形態5に係る乾燥機の構
成を示している。
【0052】本実施の形態の衣類乾燥機も、上記実施の
形態3,4と同様の観点に基いてなされたもので、図示
のように上記実施の形態1の衣類乾燥機の構成における
衣類棚2a〜2eをヒートパイプ13からの冷媒熱によ
り加熱可能な構成のものに形成する一方、ヒートパイプ
13を衣類収容容器1の壁面内を利用して配設し、同ヒ
ートパイプ13を介して冷却ユニット5の放熱フィン5
cからの放出廃熱を供給して加熱するようにしたことを
特徴とするものである。
形態3,4と同様の観点に基いてなされたもので、図示
のように上記実施の形態1の衣類乾燥機の構成における
衣類棚2a〜2eをヒートパイプ13からの冷媒熱によ
り加熱可能な構成のものに形成する一方、ヒートパイプ
13を衣類収容容器1の壁面内を利用して配設し、同ヒ
ートパイプ13を介して冷却ユニット5の放熱フィン5
cからの放出廃熱を供給して加熱するようにしたことを
特徴とするものである。
【0053】このような構成によると、やはり特別なエ
ネルギー源を必要とすることなく、衣類中の水分の飽和
水蒸気圧を高くすることができ、より蒸発効率を向上さ
せて、さらに乾燥効率を高くし、より短時間での乾燥を
可能とすることができる。
ネルギー源を必要とすることなく、衣類中の水分の飽和
水蒸気圧を高くすることができ、より蒸発効率を向上さ
せて、さらに乾燥効率を高くし、より短時間での乾燥を
可能とすることができる。
【0054】(実施の形態6)図9は、同じく衣類乾燥
機に適用した本願発明の実施の形態5に係る乾燥機の構
成を示している。
機に適用した本願発明の実施の形態5に係る乾燥機の構
成を示している。
【0055】本実施の形態では、上記実施の形態3,
4,5と同様の目的を達成するにつき、特に衣類中の水
分に対してのみ選択的に加熱作用を与えることができる
ように電磁波による高周波加熱方式を採用したことを特
徴とするものである。
4,5と同様の目的を達成するにつき、特に衣類中の水
分に対してのみ選択的に加熱作用を与えることができる
ように電磁波による高周波加熱方式を採用したことを特
徴とするものである。
【0056】そのために、図示のように前述の実施の形
態1の衣類乾燥機の構成において、さらに衣類収容容器
1の天井部1b下面に高周波加熱用のマグネトロン17
を設けて構成している。
態1の衣類乾燥機の構成において、さらに衣類収容容器
1の天井部1b下面に高周波加熱用のマグネトロン17
を設けて構成している。
【0057】したがって、該構成によると、上述の実施
の形態1の構成におけるような低圧・除湿環境下での蒸
発促進作用に加えて、さらに衣類中の水分子にのみ作用
する電磁波の選択加熱作用によって衣類を傷めることな
く当該水分の飽和水蒸気圧を一段と高めることが可能と
なり、より一層効果的に蒸発効率を向上させることがで
き、さらに乾燥時間を短縮することができる。
の形態1の構成におけるような低圧・除湿環境下での蒸
発促進作用に加えて、さらに衣類中の水分子にのみ作用
する電磁波の選択加熱作用によって衣類を傷めることな
く当該水分の飽和水蒸気圧を一段と高めることが可能と
なり、より一層効果的に蒸発効率を向上させることがで
き、さらに乾燥時間を短縮することができる。
【0058】(実施の形態7)図10は、同じく衣類乾
燥機に適用した本願発明の実施の形態7に係る乾燥機の
構成を示している。
燥機に適用した本願発明の実施の形態7に係る乾燥機の
構成を示している。
【0059】本実施の形態では、上述の各実施の形態に
おける除湿用の冷却手段並びに衣類中の水分の飽和水蒸
気圧上昇用の加熱手段を、図示のように室外機21およ
び室内機22よりなる空気調和機の冷凍回路の冷媒を利
用して構成するように、相互に接続して構成したことを
特徴とするものである。
おける除湿用の冷却手段並びに衣類中の水分の飽和水蒸
気圧上昇用の加熱手段を、図示のように室外機21およ
び室内機22よりなる空気調和機の冷凍回路の冷媒を利
用して構成するように、相互に接続して構成したことを
特徴とするものである。
【0060】このような構成によれば、既存の冷凍回路
を利用して冷却、加熱手段を実現することができるの
で、より低コストになる。
を利用して冷却、加熱手段を実現することができるの
で、より低コストになる。
【0061】(実施の形態8)図11は、同じく衣類乾
燥機に適用した本願発明の実施の形態8に係る乾燥機の
構成を示している。
燥機に適用した本願発明の実施の形態8に係る乾燥機の
構成を示している。
【0062】本実施の形態では、上述の各実施の形態に
おける除湿用の冷却手段並びに衣類中の水分の飽和水蒸
気圧上昇用の加熱手段を、図示のように冷蔵庫23の冷
凍機23aの冷媒を利用して構成するように、相互に接
続して構成したことを特徴とするものである。
おける除湿用の冷却手段並びに衣類中の水分の飽和水蒸
気圧上昇用の加熱手段を、図示のように冷蔵庫23の冷
凍機23aの冷媒を利用して構成するように、相互に接
続して構成したことを特徴とするものである。
【0063】このような構成によれば、既存の冷凍回路
を利用して冷却、加熱手段を実現することができるの
で、より低コストになる。
を利用して冷却、加熱手段を実現することができるの
で、より低コストになる。
【0064】(実施の形態9)図12は、同じく衣類乾
燥機に適用した本願発明の実施の形態9に係る乾燥機の
構成を示している。
燥機に適用した本願発明の実施の形態9に係る乾燥機の
構成を示している。
【0065】本実施の形態では、上記実施の形態3,
4,5,6と同様の観点から衣類中の水分の飽和水蒸気
圧を高めるに際し、超音波振動加熱方式を採用し、実施
の形態1の乾燥機における衣類棚2a〜2eを超音波振
動加熱構造のもので形成するとともに、それらを超音波
発振器25で駆動するようにしたことを特徴としてい
る。
4,5,6と同様の観点から衣類中の水分の飽和水蒸気
圧を高めるに際し、超音波振動加熱方式を採用し、実施
の形態1の乾燥機における衣類棚2a〜2eを超音波振
動加熱構造のもので形成するとともに、それらを超音波
発振器25で駆動するようにしたことを特徴としてい
る。
【0066】このような構成によれば、衣類中の水分の
飽和水蒸気圧自体が高められると同時に衣類の振動によ
り通常の蒸発作用も向上する。したがって、より乾燥効
率が向上して、乾燥時間が短縮される。
飽和水蒸気圧自体が高められると同時に衣類の振動によ
り通常の蒸発作用も向上する。したがって、より乾燥効
率が向上して、乾燥時間が短縮される。
【0067】(実施の形態10)図13は、同じく衣類
乾燥機に適用した本願発明の実施の形態10に係る乾燥
機の構成を示している。
乾燥機に適用した本願発明の実施の形態10に係る乾燥
機の構成を示している。
【0068】本実施の形態では、水供給パイプ29aと
水排出パイプ29bとを備え、洗濯槽および衣類乾燥容
器として構成された衣類収容容器1の中に洗濯・乾燥用
の回転撹拌式ドラム30を設けてなる全自動洗濯機に対
して、例えば上記本願発明の実施の形態1の冷却構成並
びに実施の形態6の高周波加熱構成を相互に組合わせる
ことにより適用して構成したものであり、洗濯から乾燥
までを効率良く短時間で実現できるようにしたことを特
徴としている。
水排出パイプ29bとを備え、洗濯槽および衣類乾燥容
器として構成された衣類収容容器1の中に洗濯・乾燥用
の回転撹拌式ドラム30を設けてなる全自動洗濯機に対
して、例えば上記本願発明の実施の形態1の冷却構成並
びに実施の形態6の高周波加熱構成を相互に組合わせる
ことにより適用して構成したものであり、洗濯から乾燥
までを効率良く短時間で実現できるようにしたことを特
徴としている。
【0069】このような全自動型の洗濯・乾燥機におい
て、例えば常時は撹拌せず、ある程度乾燥が進んだ後に
初めて上記回転撹拌式ドラム30で衣類を撹拌し、それ
によって洗濯時のシワを除去することができるようにす
ることもできる。
て、例えば常時は撹拌せず、ある程度乾燥が進んだ後に
初めて上記回転撹拌式ドラム30で衣類を撹拌し、それ
によって洗濯時のシワを除去することができるようにす
ることもできる。
【0070】(実施の形態11)図14は、同じく衣類
乾燥機に適用した本願発明の実施の形態11に係る乾燥
機の構成を示している。
乾燥機に適用した本願発明の実施の形態11に係る乾燥
機の構成を示している。
【0071】本実施の形態では、上記各実施の形態のよ
うに、衣類から蒸発した水分を除去するに際し、冷却凝
縮方法を採用するのではなく、図示のように衣類収容容
器1の底部1aに形成した凹部10内に例えばシリカゲ
ル等よりなる所定吸水容量の水分吸着剤33を設けて吸
着除湿するようにしたことを特徴とするものである。
うに、衣類から蒸発した水分を除去するに際し、冷却凝
縮方法を採用するのではなく、図示のように衣類収容容
器1の底部1aに形成した凹部10内に例えばシリカゲ
ル等よりなる所定吸水容量の水分吸着剤33を設けて吸
着除湿するようにしたことを特徴とするものである。
【0072】該水分吸着剤33は、使用完了後加熱乾燥
させることにより、容易に吸着した水分を脱着させるこ
とができるので、繰り返し使用することができる。
させることにより、容易に吸着した水分を脱着させるこ
とができるので、繰り返し使用することができる。
【0073】このような構成によっても、上記各実施の
形態のものと同様の乾燥効率向上、乾燥時間短縮作用を
実現することができる。
形態のものと同様の乾燥効率向上、乾燥時間短縮作用を
実現することができる。
【0074】なお、上記水分吸着材33には、上記シリ
カゲルの他に例えば高分子水分吸収膜を採用することも
できる。
カゲルの他に例えば高分子水分吸収膜を採用することも
できる。
【図1】図1は、本願発明の実施の形態1に係る乾燥機
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
【図2】図2は、本願発明の実施の形態1に係る乾燥機
の要部の構成を示す概略拡大断面図である。
の要部の構成を示す概略拡大断面図である。
【図3】図3は、本願発明の実施の形態1に係る乾燥機
の要部の構成を示す概略拡大斜視図である。
の要部の構成を示す概略拡大斜視図である。
【図4】図4は、本願発明の実施の形態1に係る乾燥機
の要部の変形例の構成を示す概略拡大斜視図である。
の要部の変形例の構成を示す概略拡大斜視図である。
【図5】図5は、本願発明の実施の形態2に係る乾燥機
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
【図6】図6は、本願発明の実施の形態3に係る乾燥機
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
【図7】図7は、本願発明の実施の形態4に係る乾燥機
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
【図8】図8は、本願発明の実施の形態5に係る乾燥機
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
【図9】図9は、本願発明の実施の形態6に係る乾燥機
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
【図10】図10は、本願発明の実施の形態7に係る乾
燥機の構成を示す概略図である。
燥機の構成を示す概略図である。
【図11】図11は、本願発明の実施の形態8に係る乾
燥機の構成を示す概略図である。
燥機の構成を示す概略図である。
【図12】図12は、本願発明の実施の形態9に係る乾
燥機の構成を示す概略図である。
燥機の構成を示す概略図である。
【図13】図13は、本願発明の実施の形態10に係る
乾燥機の構成を示す概略図である。
乾燥機の構成を示す概略図である。
【図14】図14は、本願発明の実施の形態11に係る
乾燥機の要部の構成を示す概略拡大断面図である。
乾燥機の要部の構成を示す概略拡大断面図である。
1は衣類収容容器、2a〜2eは衣類棚、3は真空ポン
プ、3aは脱気パイプ、5は冷却ユニット、5aは冷却
フィン、5bは放熱フィン、6は冷凍装置、7はドレン
パイプ、9はドレンパン、10は凹部である。
プ、3aは脱気パイプ、5は冷却ユニット、5aは冷却
フィン、5bは放熱フィン、6は冷凍装置、7はドレン
パイプ、9はドレンパン、10は凹部である。
Claims (10)
- 【請求項1】 大気圧以下の減圧状態を維持できる被乾
燥物収容容器と、該被乾燥物収容容器内の空気を排出す
る脱気手段と、上記被乾燥物収容容器内の蒸発水分を継
続的に抽出除去する水分除去手段とを備えてなる乾燥
機。 - 【請求項2】 被乾燥物収容容器内の被乾燥物を加熱
し、同被乾燥物中の水分の飽和水蒸気圧を高くする加熱
手段を付加したことを特徴とする請求項1記載の乾燥
機。 - 【請求項3】 水分除去手段は、被乾燥物収容容器内の
水分を冷却し凝縮させることによって除去する冷却手段
により構成されていることを特徴とする請求項1記載の
乾燥機。 - 【請求項4】 水分除去手段は、被乾燥物収容容器内の
蒸発水分を吸着することによって除去する水分吸着手段
により構成されていることを特徴とする請求項1記載の
乾燥機。 - 【請求項5】 加熱手段は、冷却手段からの排熱を利用
して加熱するように構成されていることを特徴とする請
求項2記載の乾燥機。 - 【請求項6】 加熱手段は、脱気手段からの排熱を利用
して加熱するように構成されていることを特徴とする請
求項2記載の乾燥機。 - 【請求項7】 加熱手段は、電磁加熱手段により構成さ
れていることを特徴とする請求項2記載の乾燥機。 - 【請求項8】 加熱手段は、超音波振動加熱手段により
構成されていることを特徴とする請求項2記載の乾燥
機。 - 【請求項9】 冷却手段は、専用のものにより構成され
ていることを特徴とする請求項3記載の乾燥機。 - 【請求項10】 冷却手段は、他の冷凍機のものを兼用
して構成されていることを特徴とする請求項3記載の乾
燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067803A JPH10258200A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067803A JPH10258200A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10258200A true JPH10258200A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13355484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9067803A Pending JPH10258200A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10258200A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102877279A (zh) * | 2012-10-09 | 2013-01-16 | 苏章群 | 一种新型干衣机 |
| JP2021506523A (ja) * | 2018-01-16 | 2021-02-22 | グリー エレクトリック アプライアンスィズ,インコーポレーテッド オブ ジュハイ | 衣類乾燥装置及びその制御方法 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP9067803A patent/JPH10258200A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102877279A (zh) * | 2012-10-09 | 2013-01-16 | 苏章群 | 一种新型干衣机 |
| JP2021506523A (ja) * | 2018-01-16 | 2021-02-22 | グリー エレクトリック アプライアンスィズ,インコーポレーテッド オブ ジュハイ | 衣類乾燥装置及びその制御方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101275357B (zh) | 干燥装置以及具有该装置的洗衣干燥机 | |
| US6151795A (en) | Flat material dryer | |
| US9803313B2 (en) | Clothes treating apparatus | |
| JP3825772B2 (ja) | 乾燥機 | |
| US20060117593A1 (en) | Clothes dryer with a dehumidifier | |
| CN107462064A (zh) | 一种加热和除湿一体化的热泵烘干机 | |
| JP4026469B2 (ja) | 衣類乾燥装置 | |
| CN117127372A (zh) | 一种热泵与转轮除湿混合的干衣机 | |
| JP4077251B2 (ja) | 除湿機 | |
| JP2004089415A (ja) | 衣類乾燥装置 | |
| JPH04281178A (ja) | 真空乾燥処理装置 | |
| JPH10258200A (ja) | 乾燥機 | |
| JP2009291226A (ja) | 乾燥装置 | |
| KR100577245B1 (ko) | 건조장치의 잔류습기 제거구조 및 그 제어방법 | |
| JP2002126397A (ja) | 除湿乾燥機 | |
| JPH1076100A (ja) | 衣類乾燥機 | |
| JP2004135753A (ja) | 洗濯乾燥機 | |
| KR20150009200A (ko) | 냉동사이클을 이용한 농수산물 건조기 | |
| KR20020092712A (ko) | 의류 건조 장치 및 의류 건조 방법 | |
| CN218466156U (zh) | 衣物处理设备 | |
| JPH10192593A (ja) | 除湿式衣類乾燥機 | |
| KR100434371B1 (ko) | 건조 장치 및 건조 방법 | |
| JP2003185342A (ja) | 乾燥装置 | |
| KR100550570B1 (ko) | 고효율 제습 공기조화기 및 그 제어 방법 | |
| JP2003172559A (ja) | ヒートポンプ式乾燥機 |