JPH10258287A - 汚水処理装置 - Google Patents

汚水処理装置

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JPH10258287A
JPH10258287A JP6508597A JP6508597A JPH10258287A JP H10258287 A JPH10258287 A JP H10258287A JP 6508597 A JP6508597 A JP 6508597A JP 6508597 A JP6508597 A JP 6508597A JP H10258287 A JPH10258287 A JP H10258287A
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tank
electrode
electrodes
iron
treatment apparatus
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JP6508597A
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Koji Yamamoto
康次 山本
Yoshinobu Nishimura
佳展 西村
Akihiro Fukumoto
明広 福本
Masaki Moriizumi
雅貴 森泉
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/46Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
    • C02F1/461Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
    • C02F1/463Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrocoagulation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/46Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
    • C02F1/461Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
    • C02F1/46104Devices therefor; Their operating or servicing
    • C02F1/46109Electrodes
    • C02F2001/46133Electrodes characterised by the material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状や大きさ、あるいは組込箇所に関する制
約を受けることなく、汚水中のリン酸を除去するための
イオンを安定して溶出させることができる汚水処理装置
を提供する。 【解決手段】 脱リン処理装置Dは、エアリフトポンプ
29のリフト管32の一部になる円筒状カバー60の内
壁に沿わせて設けられアノード側として機能する円筒状
の一方電極51と、この一方電極51の内側中央に配さ
れてカソード側として機能する丸棒状の他方電極52
と、この他方電極52を一方電極51に固定する上下3
つのスペーサ53と、両電極51・52間に電流を印加
する直流電源42と、制御部43と、スイッチ44と、
キャップ61とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汚水処理装置に関
し、さらに詳しくは、屎尿廃水と生活廃水との混合した
汚水からリン酸を沈殿除去するための合併処理浄化槽な
どの汚水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の脱リン処理装置としては、特開
平7−108296号(C02F 3/30)公報に開
示されたものが知られている。この公報に記載された装
置は、嫌気濾床槽または沈殿分離槽と、ばっ気槽と、沈
殿槽と、消毒槽とを、この順に配置した汚水処理装置に
おいて、ばっ気槽内の汚水をポンプによって汲み上げ、
鉄溶解装置を介して嫌気濾床槽または沈殿分離槽に戻す
ようにした汚水処理装置である。
【0003】ここでの鉄溶解装置としては、繊維状また
は綿状の鉄材を電極として、1〜100Vの直流または
交流の電圧を印加し、印加電圧により鉄イオンの溶出量
を調節するようにしたものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような鉄溶解装置
は、汚水処理装置におけるばっ気槽の上方などの空きス
ペースを利用して組み込まれるため、その形状や大き
さ、あるいは組込箇所に制約があるという問題点があ
る。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、広く利用されている小型合併処理浄化槽
などの汚水処理装置が本来有している部材の内部に配設
することで、形状や大きさ、あるいは組込箇所に関する
制約を受けることなく、汚水中のリン酸を除去するため
のイオンを安定して溶出させることができる汚水処理装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、ブロア、給気管及びリフト管を有してなりエアリ
フト作用で汚水を汲み上げるエアリフトポンプのリフト
管内に配設される一対の電極を備え、両電極間に電流を
印加することにより、電極から、汚水中のリン酸を除去
するための鉄イオンまたはアルミニウムイオンを溶出さ
せることを特徴とする汚水処理装置が提供される。
【0007】エアリフトポンプは例えば、小型合併処理
浄化槽の生物膜濾過槽(好気性処理槽)やこれに隣接す
る次の処理水槽(沈殿槽)の上部などに配される。そし
て、処理水槽における汚水(処理水)を汲み上げて夾雑
物除去槽(第1嫌気性処理槽)へ戻す際などに用いられ
る。
【0008】エアリフトポンプは、槽外に配されること
が多いブロアと、このブロアに接続されてブロアから空
気の供給を受ける給気管と、下方に開口し給気管の少な
くとも下端部が内部に挿入され給気管からの空気による
エアリフト作用で水を汲み上げるリフト管とを備えてい
る。
【0009】一対の電極は、エアリフトポンプのリフト
管内の所定箇所に、着脱自在に配設される。電極の点検
や交換を重視するからである。一対の電極は、両方と
も、鉄及びアルミニウムのうちの1つから構成されてい
てもよく、または、一方が鉄及びアルミニウムのうちの
1つから他方が不溶性金属から構成されていてもよい。
前者の場合には電極の極性変換を行うことができる。
【0010】一対の電極は例えば、両方とも棒状のも
の、または、一方が筒状のもので他方が一方の内部に配
設された棒状のものが用いられる。前者の場合には電極
の極性変換を行うことができる。後者の場合には、筒状
電極をリフト管の内壁に沿わせて設けたり、それ自体を
リフト管の内壁の一部にしたりすることができる。
【0011】以上のような一対の電極がリフト管内に配
されて、そのリフト管が処理すべき汚水中に置かれて両
電極間に所定電流が印加されると、アノード側になる電
極から鉄イオンまたはアルミニウムイオンが溶出する。
これらのイオンは、汚水中のリン酸(オルトリン酸)と
反応して、難溶性リン化合物(Fe(OH)x (P
4 y またはAl(OH)x (PO4 y )となって
凝集し沈殿する。
【0012】本発明の脱リン処理装置は、両電極間に印
加する電流の制御を行うことにより前記イオンの溶出量
を制御する制御部をさらに備えているのがいっそう好ま
しい。
【0013】このような制御部を備えている場合は、例
えば、小型合併処理浄化槽の大きさ(処理可能人数)な
どに応じて、鉄イオンまたはアルミニウムイオンの溶出
量を調節することができる。
【0014】本発明の他の観点によれば、前記の各種の
脱リン処理装置が組み込まれた汚水処理装置が提供され
る。例えば、脱リン処理装置が小型合併処理浄化槽の生
物膜濾過槽(好気性処理槽)やこれに隣接する次の処理
水槽(沈殿槽)の上部などに配され、処理水槽から夾雑
物除去槽(第1嫌気濾床槽)へ戻される処理水からリン
酸を除去するように構成された小型合併処理浄化槽が提
供される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定
されるものではない。
【0016】図1及び図2に示すように、本発明の1つ
の実施の形態に係る脱リン処理装置Dは、流量調整機能
のある汚水処理装置としての小型合併処理浄化槽1に組
み込まれて用いられている。
【0017】この浄化槽1の内部は、屎尿廃水と生活廃
水との混合した汚水が流入する流入管2の側から、汚水
処理ずみの水を外部へ放流する放流管3の側にかけて、
汚水浄化処理の工程順に応じて複数の槽が区画形成され
た槽構造にされている。
【0018】4は流入管2側の最前部に区画形成された
夾雑物除去槽である。この夾雑物除去槽4では、屎尿廃
水や生活廃水の中に混入されており浄化処理できない夾
雑物を沈殿分離させて除去する。
【0019】夾雑物除去槽4の流入管2側には流入ガイ
ド5が区画形成されている。この流入ガイド5と流入管
2との間には、流入水を夾雑物除去槽4の下方へ向かっ
て案内する角筒状あるいは円筒状の降流通路6が形成さ
れている。
【0020】また、夾雑物除去槽4には嫌気性微生物の
濾床である嫌気濾床7が設けられており、その嫌気濾床
7に微生物を棲息させることで嫌気処理を行うようにさ
れている。嫌気濾床7は、流入水や逆洗廃水が一時的に
流入した際の水流によって沈殿物が巻き上げられ浮遊物
質となって次の槽へ流出するのを抑えて、次の槽の負荷
を下げることができる。
【0021】8は夾雑物除去槽4に隣接して区画形成さ
れた次の嫌気濾床槽である。この嫌気濾床槽8では、嫌
気濾床9に嫌気性微生物を棲息させることで嫌気処理を
行うようにされている。
【0022】10は嫌気濾床槽8に隣接して区画形成さ
れた次の生物膜濾過槽である。この生物膜濾過槽10に
は好気性微生物の濾床である好気濾床11が設けられて
おり、その好気濾床11に好気性微生物を棲息させるこ
とで好気処理を行うようにされている。
【0023】12は生物膜濾過槽11に隣接して区画形
成された次の処理水槽である。この処理水槽12では、
生物膜濾過槽11で好気処理され、濾過されて移流して
きた処理水を静置貯蔵する。
【0024】13は処理水槽12の上部に区画形成され
た消毒槽である。この消毒槽13は通常、処理水槽12
で処理された後の上澄み水を消毒処理して、放流管3か
ら外部へ排出するようにされている。
【0025】夾雑物除去槽4と嫌気濾床槽8とは垂直な
隔壁14で仕切られている。この隔壁14の上部には、
隔壁14を貫通する移流口15が開口形成されている。
そして、この移流口15に角筒状あるいは円筒状の移流
管16が嵌められている。この移流管16は、その下端
が夾雑物処理槽4の嫌気濾床7の下部に位置しており、
清掃口を兼ねている。
【0026】嫌気濾床槽8と次の生物膜濾過槽10とは
中間隔壁17で仕切られている。この中間隔壁17の嫌
気濾床槽8側には上昇流通路18が固定状に設けられて
いる。夾雑物除去槽4から移流管16を通って嫌気濾床
槽8へ移流してきた汚水は、嫌気濾床9を下降流で通過
した後、上昇流通路18を通って上昇する。
【0027】上昇流通路18の上部には定量ポンプ19
の取水口20が設けられている。定量ポンプ19は嫌気
濾床槽8から生物膜濾過槽10へ一定量の汚水を移送す
る。すなわち、汚水は取水口20から定量ポンプ19内
に取り込まれて次の生物膜濾過槽10へ一定量送り込ま
れる。
【0028】嫌気濾床槽8における嫌気濾床9で、ある
程度の浮遊物質(SS)が捕捉される。捕捉されたSS
は、徐々に嫌気分解されて溶解性のものになっていった
り、嫌気濾床槽8の底に汚泥として貯留されたりする。
また、嫌気濾床9では有機性の窒素がアンモニア性の窒
素に嫌気分解される。
【0029】生物膜濾過槽10の底部付近には、散気装
置21の散気管22が横設状態に配されている。この散
気装置21は、その散気管22から空気を吹き出すこと
で、生物膜濾過槽10の好気濾床11に棲息する好気性
微生物に対する酸素供給機能を果す。
【0030】生物膜濾過槽10における好気濾床11に
は濾材が配置してあり、この濾材に付着した微生物が、
BOD成分等を分解したりSS化したりして濾材に捕捉
する。生物膜濾過槽10は物理的な濾過作用も有してお
り、ここでもSSを捕捉する。また、生物膜濾過槽10
では、窒素を硝酸に変える硝酸菌や亜硝酸菌の働きでア
ンモニア性窒素を硝酸性窒素に変える。
【0031】生物膜濾過槽10と次の処理水槽12との
間には隔壁23が設けられている。そして、この隔壁2
3を通して生物膜濾過槽10と処理水槽12とをつなぐ
U字管24が設けられている。このU字管24は、隔壁
23の上部で屈曲されており、生物膜濾過槽10の底部
寄り箇所と処理水槽12の底部とに開口している。
【0032】処理水槽12の底部には、U字管24の開
口部に連なるポンプ25が設置されている。そして、好
気濾床11にSSが溜まり生物膜濾過槽10の洗浄が必
要なときに、このポンプ25を作動させて処理水槽12
に溜まった処理水を通常の流れとは逆に生物膜濾過槽1
0へ流すことで、好気濾床11を洗う。その逆洗水は生
物膜濾過槽10から夾雑物除去槽7へ返送管を通じて返
送される。
【0033】処理水槽12の上部から夾雑物除去槽4の
上部にかけて、処理水中の上澄み水を常時返送するため
の循環路26が設けられている。この循環路26には、
処理水槽12から水の流れの順に、脱リン処理装置D、
分水計量装置27、夾雑物除去槽への流入口28が設け
られている。
【0034】処理水槽12における処理水中の上澄み水
は、エアリフトポンプ29を用いて処理水槽12の中間
部から汲み上げられ、脱リン処理装置D、分水計量装置
27を経た後に、循環路26を介して夾雑物除去槽4の
降流通路6の上部に戻される。エアリフトポンプ29は
槽外のブロア30、エアリフト用給気管31、リフト管
32から構成されている。
【0035】槽外のブロア30からエアリフト用給気管
31へ給気すると、処理水槽12の処理水は、リフト管
32の下端開口部から引き込まれ、そのエアリフト作用
によって管内を上昇し、分水計量装置27に送られる。
【0036】分水計量装置27は処理水槽12の上部に
設置され、正・背面板部と左右の側面板部と底板部とか
ら矩形箱状の有底構造に一体形成されている。この箱内
部は、流入室33と、分水室35・36と、両者の間の
中間室34とに区画されている。
【0037】流入室33には、エアリフトポンプ29か
らの流入水を流入させる流入管が設置されている。流入
室33と中間室34とは、下部側を連通可能に開口形成
した隔壁で仕切られ、流入室33に流入した処理水を潜
流させて中間室34へ移流させるようにしている。
【0038】分水室35・36は、第1分水室35と第
2分水室36との2室に区分されている。そして、第1
分水室35と中間室34との隔壁は、下端が底板に固定
され上端がV字状に開放されている。第2分水室36と
中間室34との隔壁は、下端が底板に固定され上端が凹
字状に開放されている。そして、この凹字状に開放され
た隔壁には、その開放寸法を調節することのできる溢流
堰板が取り付けられている。
【0039】第1分水室35には、処理水を循環路26
へ流出させるための流出管37が接続され、第2分水室
36には、処理水を生物膜濾過槽10へ流出させるため
の流出管38が接続されている。したがって、流入室3
3に流入した処理水は、中間室34を経て、溢流堰板の
高さ調整により、2つの分水室35・36で循環路26
と生物膜濾過槽10とへ分水される。
【0040】図3及び図4に示すように、脱リン処理装
置Dは、エアリフトポンプ29のリフト管32の一部に
なる円筒状カバー60の内壁に沿わせて設けられアノー
ド側として機能する円筒状の一方電極51と、この一方
電極51の内側中央に配されてカソード側として機能す
る丸棒状の他方電極52と、この他方電極52を一方電
極51に固定する上下3つのスペーサ53と、両電極5
1・52間に電流を印加する直流電源42と、制御部4
3と、スイッチ44と、キャップ61とを備えている。
【0041】一方電極51は鋼材から構成され、他方電
極52は不溶性金属としての白金から構成されている。
両電極51・52は、その上端に設けられた端子を介し
て直流電源42に接続されている。
【0042】この脱リン処理装置Dは、電極51・52
の点検や交換を重視して、取り外し可能に設けられてい
る。すなわち、図5に示すように、キャップ61を外し
てから導線を外し、一番上のスペーサ53を他方電極5
2から抜く。次いで、他方電極52を中間のスぺーサ5
3とともに上方へ引き出し、その後、一方電極51を上
方へ引き出すことで、取り外すことができる。
【0043】この脱リン処理装置Dが処理水中に配され
て両電極51・52間に所定電流が印加されると、一方
電極51から鉄イオンが処理水中へ溶出する。この鉄イ
オンは、処理水中のリン酸(オルトリン酸)と反応し
て、難溶性リン化合物Fe(OH)x (PO4 y とな
って凝集し沈殿する。
【0044】ブロア30から給気管31へ給気される
と、処理水槽12の処理水は、リフト管32の下端開口
部から引き込まれ、そのエアリフト作用によって管内を
上昇し脱リン処理装置Dを通る。
【0045】このとき、給気管31からリフト管32に
入った空気は、脱リン処理装置Dに対するばっ気の機能
も果たす。すなわち、鉄が溶解すると2価の鉄イオンF
2+としてイオン化するが、オルトリン酸PO4 3-と反
応するためには3価の鉄イオンFe3+になる必要があ
る。Fe2+からFe3+にするには酸化することが必要
で、これは処理水中の溶存酸素を利用して行われる。溶
存酸素がなくなれば、溶け出した鉄はFe2+のままであ
り、オルトリン酸PO4 3-と反応しなくなる。そこで、
給気管31からのばっ気を行うことで処理水中の溶存酸
素を補うようにしている。
【0046】このように、Fe2+は、溶存酸素を利用し
て酸化処理されてFe3+になりながら、分水計量装置2
7及び循環路26を経て夾雑物除去槽4へ送られ、オル
トリン酸PO4 3-と反応して難溶性のリン酸鉄塩Fe
(OH)x (PO4 y となる。そして、このリン酸鉄
塩Fe(OH)x (PO4 y は、夾雑物除去槽4に存
在するSS分を核にして凝集し、大きなフロックにな
り、沈殿して槽底部に堆積する。
【0047】夾雑物除去槽4の槽底部に堆積した、脱リ
ン汚泥分を含む夾雑物は、夾雑物除去槽4の嫌気濾床7
のない部分から、バキュームカーにより定期的に(通
常、1年当たり1回程度の割合で)汲み出される。夾雑
物除去槽4の嫌気濾床7を構成する濾材は、移流管16
を利用して内側から、嫌気濾床7のない部分を利用して
外側から、洗うことができる。
【0048】この小型合併処理浄化槽1には、図3〜図
5に示すような脱リン処理装置Dに代えて、図6〜図8
に示すような脱リン処理装置Fが組み込まれてもよい。
【0049】その脱リン処理装置Fは、エアリフトポン
プ29のリフト管32の一部になる円筒状カバー60の
内壁に沿わせて設けられた丸棒状の一方電極65と、こ
の一方電極51に沿うようにカバー60の内壁に沿わせ
て丸棒状の他方電極66と、両電極65・66を固定す
る上下3つのスペーサ63と、キャップ61とを備えて
いる。
【0050】両電極65・66は、いずれも同一の鋼材
から構成されており、極性変換により、アノード側また
はカソード側として機能する。この脱リン処理装置Fの
他の部分の構成は脱リン処理装置Dのそれと同様であ
る。
【0051】次に、脱リン処理装置D及び脱リン処理装
置Fに付加されるのが好ましい要素及びその機能につい
て説明する。
【0052】浄化槽の選定に関する現行規則では、浄化
槽の大きさは実際に流入する水量・水質によって決める
られるのではなく、「建築物の用途別による屎尿浄化槽
の処理対象人員算定基準=JIS A 3302」によ
って決められる。
【0053】すなわち、浄化槽の処理対象人員算定基準
は 住宅の場合 n=5+(A−100/30) n:人員(人) A:建物の延べ床面積(m2)ただ
し、Aが100m2以下の場合は5人とし、Aが220
2を超える場合は10人とする。
【0054】このJISの人員算定方法では実態にそぐ
わない面が多い。例えば、建物の床面積が220m2
超える場合には、実際は2人しか住んでいなくとも10
人槽が必要となる。
【0055】このような場合に、JISの算定基準で求
めた人員に応じて鉄を溶出させるようにすると、必要量
以上の鉄が溶出する。鉄は、リン酸と反応する他に水酸
基OH-と反応して水酸化第二鉄の形でも難溶性の塩に
なり、汚泥として堆積される。このため、鉄を過剰に溶
かすと、この水酸化第二鉄の汚泥が増えて汚泥引き抜き
回数(浄化槽清掃回数)が増加する等の問題を引き起こ
すことになったり、鉄溶出のために必要以上の電気量を
消費することになったりして、不経済になる。
【0056】そこで、実際の使用人数に合わせて鉄の溶
出量を制御するスイッチを設けるようにする。これによ
り、鉄が過剰に溶出して水酸化第二鉄の汚泥量が増えて
汚泥引き抜き回数が増加するのを防止するとともに、電
気代の節約を図ることができる。また、合併処理浄化槽
1に流入する汚水の流入量に応じて鉄の溶出量を自動調
整するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ブロア、給気
管及びリフト管を有してなりエアリフト作用で汚水を汲
み上げるエアリフトポンプのリフト管内に配設される一
対の電極を備え、両電極間に電流を印加することによ
り、電極から、汚水中のリン酸を除去するための鉄イオ
ンまたはアルミニウムイオンを溶出させるように構成さ
れているので、汚水処理装置が本来有しているエアリフ
トポンプのリフト管の内部に配設することで、形状や大
きさ、あるいは組込箇所に関する制約を受けることな
く、汚水中のリン酸を除去するためのイオンを安定して
溶出させることができるという効果を奏する。
【0058】請求項2の発明によれば、一対の電極は、
リフト管に着脱自在に配設され、両方とも、鉄及びアル
ミニウムのうちの1つから構成され、または、一方が鉄
及びアルミニウムのうちの1つから他方が不溶性金属か
ら構成されているので、請求項1の発明が奏する前記効
果を簡単で安価な部材により確保することができるとと
もに、着脱自在に電極を取り外すことで、その点検や交
換を簡単に行うことができる。
【0059】請求項3の発明によれば、一対の電極は、
両方とも棒状のもの、または、一方が筒状のもので他方
が一方の内部に配設された棒状のものであるので、請求
項1または2の発明が奏する前記効果を簡単で安価な部
材により確保することができる。
【0060】請求項4の発明によれば、両電極間に印加
する電流の制御を行うことにより前記イオンの溶出量を
制御する制御部をさらに備えているので、小型合併処理
浄化槽の大きさ(処理可能人数)などに応じて、鉄イオ
ンまたはアルミニウムイオンの溶出量を調節することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の態様に係る脱リン処理装
置が組み込まれた小型合併処理浄化槽の垂直縦断面図で
ある。
【図2】図1の小型合併処理浄化槽の水平断面図であ
る。
【図3】図1の脱リン処理装置の一部を拡大した垂直縦
断面図である。
【図4】図1の脱リン処理装置の一部をさらに拡大した
垂直縦断面図である。
【図5】図1の脱リン処理装置の一部の分解斜視図であ
る。
【図6】図1の脱リン処理装置に代わる脱リン処理装置
の一部を拡大した垂直縦断面図である。
【図7】図6の脱リン処理装置の一部をさらに拡大した
垂直縦断面図である。
【図8】図6の脱リン処理装置の一部の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
29 エアーリフトポンプ 30 ブロア 31 給気管 51 電極 52 電極 53 スペーサ 60 ケース 61 キャップ 63 スペーサ 65 電極 66 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 3/30 (72)発明者 森泉 雅貴 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロア、給気管及びリフト管を有してな
    りエアリフト作用で汚水を汲み上げるエアリフトポンプ
    のリフト管内に配設される一対の電極を備え、 両電極間に電流を印加することにより、電極から、汚水
    中のリン酸を除去するための鉄イオンまたはアルミニウ
    ムイオンを溶出させることを特徴とする汚水処理装置。
  2. 【請求項2】 一対の電極は、リフト管に着脱自在に配
    設され、両方とも、鉄及びアルミニウムのうちの1つか
    ら構成され、または、一方が鉄及びアルミニウムのうち
    の1つから他方が不溶性金属から構成されている請求項
    1記載の汚水処理装置。
  3. 【請求項3】 一対の電極は、両方とも棒状のもの、ま
    たは、一方が筒状のもので他方が一方の内部に配設され
    た棒状のものである請求項1または2記載の汚水処理装
    置。
  4. 【請求項4】 両電極間に印加する電流の制御を行うこ
    とにより前記イオンの溶出量を制御する制御部をさらに
    備えている請求項1〜3のいずれか1つに記載の汚水処
    理装置。
JP6508597A 1997-03-18 1997-03-18 汚水処理装置 Pending JPH10258287A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010098763A (ko) * 2000-04-19 2001-11-08 나가라 쿠니타케 폐수 처리장치
WO2003062152A1 (en) * 2002-01-25 2003-07-31 Bcde Group Waste Management Ltd Oy Method and apparatus for removing impurities from waste water by electroflotation
JP2014088599A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 金属水酸化物の製造装置及び金属水酸化物の製造方法、並びにスパッタリングターゲット

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