JPH10258430A - 光コネクタの製法およびそれによって得られた光コネクタならびに上記製法に用いる光コネクタ製造用金型および装置 - Google Patents
光コネクタの製法およびそれによって得られた光コネクタならびに上記製法に用いる光コネクタ製造用金型および装置Info
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- JPH10258430A JPH10258430A JP6807497A JP6807497A JPH10258430A JP H10258430 A JPH10258430 A JP H10258430A JP 6807497 A JP6807497 A JP 6807497A JP 6807497 A JP6807497 A JP 6807497A JP H10258430 A JPH10258430 A JP H10258430A
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- optical fiber
- mold
- cavity
- axis
- optical connector
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】高精度にしかも低コストで得ることができる光
コネクタの製法および光コネクタ製造用金型。 【解決手段】下型1と、この下型1の前方を前後移動し
うるスライダー2とを備えた金型を準備し、上記下型1
のキャビティ4a内に、外皮14から被覆15,光ファ
イバ13の順に露出させた光ファイバコード7の先端部
をキャビティ4aの軸心に沿うよう配設し、上記光ファ
イバ13を相対向する位置決めピン10で挟持して軸心
線上に位置決めしたのち、上記スライダー2を下型1側
へ移動させることにより、光ファイバ13先端を上記ス
ライダー2に設けられた位置決め穴16に挿入させてキ
ャビティ4cの軸心上に位置決めしたのち型締めし、そ
の状態でフェルール成形空間4内に樹脂を注入し固化さ
せたのち脱型する。
コネクタの製法および光コネクタ製造用金型。 【解決手段】下型1と、この下型1の前方を前後移動し
うるスライダー2とを備えた金型を準備し、上記下型1
のキャビティ4a内に、外皮14から被覆15,光ファ
イバ13の順に露出させた光ファイバコード7の先端部
をキャビティ4aの軸心に沿うよう配設し、上記光ファ
イバ13を相対向する位置決めピン10で挟持して軸心
線上に位置決めしたのち、上記スライダー2を下型1側
へ移動させることにより、光ファイバ13先端を上記ス
ライダー2に設けられた位置決め穴16に挿入させてキ
ャビティ4cの軸心上に位置決めしたのち型締めし、そ
の状態でフェルール成形空間4内に樹脂を注入し固化さ
せたのち脱型する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形によりフ
ェルールを形成すると同時に、光ファイバコードの端末
を樹脂モールドにより固定することができる光コネクタ
の製法およびそれによって得られた光コネクタならびに
上記製法に用いる光コネクタ製造用金型および装置に関
するものである。
ェルールを形成すると同時に、光ファイバコードの端末
を樹脂モールドにより固定することができる光コネクタ
の製法およびそれによって得られた光コネクタならびに
上記製法に用いる光コネクタ製造用金型および装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、光LAN等の光通信に使用され
る光ファイバにおいて、光ファイバ同士を接続したり、
端末機器と接続したりするためには、図15に示すよう
な光コネクタ41が用いられる。この光コネクタ41
は、先端に先端穴44が形成され、この先端穴44に連
通して後端側が段階的に大きくなる円筒空間45,46
が形成されたフェルール42と、このフェルール42に
固定される光ファイバコード7とから構成されている。
この光コネクタ41は、フェルール42内の先端穴44
および円筒空間45,46内に、注射器等でエポキシ接
着剤43等を充填し、あらかじめ外皮14から被覆1
5,光ファイバ13の順に露出させた光ファイバコード
7を、後端側から円筒空間45,46内に挿入し、光フ
ァイバ13の先端をフェルール42の先端穴44から露
出させ、加熱硬化接着して固定することにより得られ
る。
る光ファイバにおいて、光ファイバ同士を接続したり、
端末機器と接続したりするためには、図15に示すよう
な光コネクタ41が用いられる。この光コネクタ41
は、先端に先端穴44が形成され、この先端穴44に連
通して後端側が段階的に大きくなる円筒空間45,46
が形成されたフェルール42と、このフェルール42に
固定される光ファイバコード7とから構成されている。
この光コネクタ41は、フェルール42内の先端穴44
および円筒空間45,46内に、注射器等でエポキシ接
着剤43等を充填し、あらかじめ外皮14から被覆1
5,光ファイバ13の順に露出させた光ファイバコード
7を、後端側から円筒空間45,46内に挿入し、光フ
ァイバ13の先端をフェルール42の先端穴44から露
出させ、加熱硬化接着して固定することにより得られ
る。
【0003】上記光コネクタ41は、光接続損失を最小
限に抑えるため、光ファイバ13の先端が位置決め固定
される先端穴44の内径寸法および偏心量、フェルール
42の外径寸法および真円度等に関して、非常に高精度
が要求される。したがって、上記光コネクタ41は、従
来からフェルール42として金属等が使用され、高精度
に切削,研磨加工して作製したのち、上述のように光フ
ァイバコード7を接着等で固定することにより製造され
ている。
限に抑えるため、光ファイバ13の先端が位置決め固定
される先端穴44の内径寸法および偏心量、フェルール
42の外径寸法および真円度等に関して、非常に高精度
が要求される。したがって、上記光コネクタ41は、従
来からフェルール42として金属等が使用され、高精度
に切削,研磨加工して作製したのち、上述のように光フ
ァイバコード7を接着等で固定することにより製造され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の光コ
ネクタ41では、フェルール42が、金属等を切削,研
磨加工して作製されるため、製造効率が極めて悪く、製
造コストも極めて高い。また、フェルール42に光ファ
イバコード7を固定するには、一本づつ接着作業を行わ
ねばならず、一層生産性が悪く、製造コストも嵩む。こ
のため、低コストな光コネクタ41の開発が望まれてい
る。そこで、樹脂成形によって、フェルールを形成する
と同時に光ファイバコード7の端末を樹脂モールドによ
ってフェルールに固定するようにした光コネクタの製法
が試みられている(例えば、特開平2−165109
号)。しかしながら、この方法では、金型のキャビティ
先端部に設けられた光ファイバの位置決め穴に、細径の
光ファイバを挿入しなければならないため、光ファイバ
が撓んでしまい、作業が困難で効率が悪く、低コスト化
を阻害していた。また、光ファイバを挿入しやすくする
ためには、位置決め穴を大きくする必要があり、精度が
低下してしまうという問題もあった。
ネクタ41では、フェルール42が、金属等を切削,研
磨加工して作製されるため、製造効率が極めて悪く、製
造コストも極めて高い。また、フェルール42に光ファ
イバコード7を固定するには、一本づつ接着作業を行わ
ねばならず、一層生産性が悪く、製造コストも嵩む。こ
のため、低コストな光コネクタ41の開発が望まれてい
る。そこで、樹脂成形によって、フェルールを形成する
と同時に光ファイバコード7の端末を樹脂モールドによ
ってフェルールに固定するようにした光コネクタの製法
が試みられている(例えば、特開平2−165109
号)。しかしながら、この方法では、金型のキャビティ
先端部に設けられた光ファイバの位置決め穴に、細径の
光ファイバを挿入しなければならないため、光ファイバ
が撓んでしまい、作業が困難で効率が悪く、低コスト化
を阻害していた。また、光ファイバを挿入しやすくする
ためには、位置決め穴を大きくする必要があり、精度が
低下してしまうという問題もあった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、光コネクタを高精度にしかも低コストで得るこ
とができる光コネクタの製法およびそれによって得られ
た光コネクタならびに上記製法に用いる光コネクタ製造
用金型および装置の提供をその目的とする。
もので、光コネクタを高精度にしかも低コストで得るこ
とができる光コネクタの製法およびそれによって得られ
た光コネクタならびに上記製法に用いる光コネクタ製造
用金型および装置の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の光コネクタの製法は、樹脂成形による光コ
ネクタの製法であって、固定型と、この固定型の前方を
前後移動しうる移動型とを備えた金型を準備し、上記固
定型のキャビティ内に、外皮から被覆,光ファイバの順
に露出させた光ファイバコードの先端部をキャビティの
軸心に沿うよう配設し、上記光ファイバを相対向する位
置決めピンで挟持して軸心線上に位置決めしたのち、上
記移動型を固定型側へ移動させることにより、光ファイ
バ先端を上記移動型に設けられた位置決め穴に挿入させ
てキャビティの軸心に位置決めしたのち型締めし、その
状態でキャビティ内に樹脂を注入し固化させたのち脱型
することにより、フェルールを成形すると同時に光ファ
イバコードの先端部をフェルールに固定して光コネクタ
を得るようにしたことを要旨とする。
め、本発明の光コネクタの製法は、樹脂成形による光コ
ネクタの製法であって、固定型と、この固定型の前方を
前後移動しうる移動型とを備えた金型を準備し、上記固
定型のキャビティ内に、外皮から被覆,光ファイバの順
に露出させた光ファイバコードの先端部をキャビティの
軸心に沿うよう配設し、上記光ファイバを相対向する位
置決めピンで挟持して軸心線上に位置決めしたのち、上
記移動型を固定型側へ移動させることにより、光ファイ
バ先端を上記移動型に設けられた位置決め穴に挿入させ
てキャビティの軸心に位置決めしたのち型締めし、その
状態でキャビティ内に樹脂を注入し固化させたのち脱型
することにより、フェルールを成形すると同時に光ファ
イバコードの先端部をフェルールに固定して光コネクタ
を得るようにしたことを要旨とする。
【0007】また、本発明の光コネクタは、外皮から被
覆,光ファイバの順に露出させた光ファイバコードが、
上記光ファイバをフェルールの軸心線上に貫通させるよ
うフェルールに固定され、上記フェルールの側部に相対
向する横穴が穿設され、上記横穴から光ファイバが露呈
していることを要旨とする。
覆,光ファイバの順に露出させた光ファイバコードが、
上記光ファイバをフェルールの軸心線上に貫通させるよ
うフェルールに固定され、上記フェルールの側部に相対
向する横穴が穿設され、上記横穴から光ファイバが露呈
していることを要旨とする。
【0008】また、本発明の光コネクタ製造用金型は、
樹脂成形によって光コネクタを製造する金型であって、
固定型と、この固定型の前方を前後移動しうる移動型と
を備え、上記固定型のキャビティ内に、外皮から被覆,
光ファイバの順に露出させた光ファイバコードの先端部
をキャビティの軸心に沿って配設するよう保持する保持
溝が形成され、上記光ファイバを挟持して軸心線上に位
置決めさせる相対向状の位置決めピンを有し、上記移動
型に、移動型が固定型側へ移動されたとき光ファイバ先
端が挿入されてキャビティの軸心に位置決めさせる位置
決め穴が設けられていることを要旨とする。
樹脂成形によって光コネクタを製造する金型であって、
固定型と、この固定型の前方を前後移動しうる移動型と
を備え、上記固定型のキャビティ内に、外皮から被覆,
光ファイバの順に露出させた光ファイバコードの先端部
をキャビティの軸心に沿って配設するよう保持する保持
溝が形成され、上記光ファイバを挟持して軸心線上に位
置決めさせる相対向状の位置決めピンを有し、上記移動
型に、移動型が固定型側へ移動されたとき光ファイバ先
端が挿入されてキャビティの軸心に位置決めさせる位置
決め穴が設けられていることを要旨とする。
【0009】また、本発明の光コネクタ製造装置は、樹
脂成形によって光コネクタを製造する製造装置であっ
て、固定型と、この固定型の前方を前後移動しうる移動
型とを備え、上記固定型のキャビティ内に、外皮から被
覆,光ファイバの順に露出させた光ファイバコードの先
端部をキャビティの軸心に沿って配設するよう保持する
保持溝が形成され、上記光ファイバを両側から挟持して
軸心線上に位置決めする相対向状の位置決めピンを有
し、上記移動型に、移動型が固定型側へ移動されたとき
光ファイバ先端が挿入されてキャビティの軸心に位置決
めさせる位置決め穴が設けられた金型を備えていること
を要旨とする。
脂成形によって光コネクタを製造する製造装置であっ
て、固定型と、この固定型の前方を前後移動しうる移動
型とを備え、上記固定型のキャビティ内に、外皮から被
覆,光ファイバの順に露出させた光ファイバコードの先
端部をキャビティの軸心に沿って配設するよう保持する
保持溝が形成され、上記光ファイバを両側から挟持して
軸心線上に位置決めする相対向状の位置決めピンを有
し、上記移動型に、移動型が固定型側へ移動されたとき
光ファイバ先端が挿入されてキャビティの軸心に位置決
めさせる位置決め穴が設けられた金型を備えていること
を要旨とする。
【0010】すなわち、本発明の光コネクタの製法は、
樹脂成形によって光コネクタが得られるため、従来の金
属等を切削,研磨して作製されるフェルールと比べ、製
造効率が格段に向上し、製造コストも飛躍的に安価にな
る。また、フェルールを成形すると同時に光ファイバコ
ードをフェルールに固定して光コネクタを得るようにし
たため、従来のように光ファイバを一本づつフェルール
に接着する手間が省け、一層生産性が良く、製造コスト
も低くなる。しかも、光ファイバを相対向する位置決め
ピンで挟持して軸心線上に位置決めするとともに、光フ
ァイバ先端を移動型に設けられた位置決め穴に挿入させ
てキャビティの軸心に位置決めした状態で樹脂成形が行
われるため、樹脂の注入圧力等が加わっても、光ファイ
バが位置ずれ等することがなく、フェルールに対する光
ファイバの偏心等が殆どなくなるため、光の挿入損失が
極めて小さくなり、高性能の光コネクタが得られる。
樹脂成形によって光コネクタが得られるため、従来の金
属等を切削,研磨して作製されるフェルールと比べ、製
造効率が格段に向上し、製造コストも飛躍的に安価にな
る。また、フェルールを成形すると同時に光ファイバコ
ードをフェルールに固定して光コネクタを得るようにし
たため、従来のように光ファイバを一本づつフェルール
に接着する手間が省け、一層生産性が良く、製造コスト
も低くなる。しかも、光ファイバを相対向する位置決め
ピンで挟持して軸心線上に位置決めするとともに、光フ
ァイバ先端を移動型に設けられた位置決め穴に挿入させ
てキャビティの軸心に位置決めした状態で樹脂成形が行
われるため、樹脂の注入圧力等が加わっても、光ファイ
バが位置ずれ等することがなく、フェルールに対する光
ファイバの偏心等が殆どなくなるため、光の挿入損失が
極めて小さくなり、高性能の光コネクタが得られる。
【0011】また、本発明の光コネクタは、光ファイバ
がフェルールの軸心線上を貫通するようフェルールに固
定され、上記フェルールの側部に相対向する横穴が穿設
され、上記横穴から光ファイバが露呈している。すなわ
ち、上記製法によって得られるものであり、効率よく生
産され、低コストである。また、フェルールに対する光
ファイバの偏心が殆どないため、光の挿入損失が極めて
小さくなり、通信用等の挿入損失が厳しく規定されると
ころにも適用できる。
がフェルールの軸心線上を貫通するようフェルールに固
定され、上記フェルールの側部に相対向する横穴が穿設
され、上記横穴から光ファイバが露呈している。すなわ
ち、上記製法によって得られるものであり、効率よく生
産され、低コストである。また、フェルールに対する光
ファイバの偏心が殆どないため、光の挿入損失が極めて
小さくなり、通信用等の挿入損失が厳しく規定されると
ころにも適用できる。
【0012】また、本発明の光コネクタ製造用金型は、
樹脂成形によって光コネクタを製造する金型であって、
固定型と、この固定型の前方を前後移動しうる移動型と
を備え、上記固定型のキャビティ内に、外皮から被覆,
光ファイバの順に露出させた光ファイバコードの先端部
をキャビティの軸心に沿って配設するよう保持する保持
溝が形成され、上記光ファイバを挟持して軸心線上に位
置決めさせる相対向状の位置決めピンを有し、上記移動
型に、移動型が固定型側へ移動されたとき光ファイバ先
端が挿入されてキャビティの軸心に位置決めさせる位置
決め穴が設けられている。このため、上記製法を容易に
行うことができる。
樹脂成形によって光コネクタを製造する金型であって、
固定型と、この固定型の前方を前後移動しうる移動型と
を備え、上記固定型のキャビティ内に、外皮から被覆,
光ファイバの順に露出させた光ファイバコードの先端部
をキャビティの軸心に沿って配設するよう保持する保持
溝が形成され、上記光ファイバを挟持して軸心線上に位
置決めさせる相対向状の位置決めピンを有し、上記移動
型に、移動型が固定型側へ移動されたとき光ファイバ先
端が挿入されてキャビティの軸心に位置決めさせる位置
決め穴が設けられている。このため、上記製法を容易に
行うことができる。
【0013】また、本発明の光コネクタ製造用金型にお
いて、キャビティ内に隘路が設けられている場合には、
上記隘路の周辺部分は、樹脂が高密度充填されて局部的
に応力が高くなり、フェルールと光ファイバとの密着力
が高くなる。
いて、キャビティ内に隘路が設けられている場合には、
上記隘路の周辺部分は、樹脂が高密度充填されて局部的
に応力が高くなり、フェルールと光ファイバとの密着力
が高くなる。
【0014】また、本発明の光コネクタ製造用金型にお
いて、位置決めピンの先端部が、く字状に2分割され、
相対向する位置決めピンの上記く字状部が互いに交差す
るようになっている場合には、上記く字状部が交差しな
がら光ファイバを挟持することから、光ファイバがキャ
ビティの軸心からずれていたとしても、挟持する際上記
く字状部の谷に光ファイバが移動し、自動的に軸心に位
置決めされるようになる。
いて、位置決めピンの先端部が、く字状に2分割され、
相対向する位置決めピンの上記く字状部が互いに交差す
るようになっている場合には、上記く字状部が交差しな
がら光ファイバを挟持することから、光ファイバがキャ
ビティの軸心からずれていたとしても、挟持する際上記
く字状部の谷に光ファイバが移動し、自動的に軸心に位
置決めされるようになる。
【0015】また、本発明の光コネクタ用フェルール製
造装置は、樹脂成形によって光コネクタを製造する製造
装置であって、固定型と、この固定型の前方を前後移動
しうる移動型とを備え、上記固定型のキャビティ内に、
外皮から被覆,光ファイバの順に露出させた光ファイバ
コードの先端部をキャビティの軸心に沿って配設するよ
う保持する保持溝が形成され、上記光ファイバを両側か
ら挟持して軸心線上に位置決めする相対向状の位置決め
ピンを有し、上記移動型に、移動型が固定型側へ移動さ
れたとき光ファイバ先端が挿入されてキャビティの軸心
に位置決めさせる位置決め穴が設けられた金型を備えて
いる。このため、上記製法を容易に行うことができる。
造装置は、樹脂成形によって光コネクタを製造する製造
装置であって、固定型と、この固定型の前方を前後移動
しうる移動型とを備え、上記固定型のキャビティ内に、
外皮から被覆,光ファイバの順に露出させた光ファイバ
コードの先端部をキャビティの軸心に沿って配設するよ
う保持する保持溝が形成され、上記光ファイバを両側か
ら挟持して軸心線上に位置決めする相対向状の位置決め
ピンを有し、上記移動型に、移動型が固定型側へ移動さ
れたとき光ファイバ先端が挿入されてキャビティの軸心
に位置決めさせる位置決め穴が設けられた金型を備えて
いる。このため、上記製法を容易に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
しく説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態を示す光コネ
クタ製造用金型である。この金型は、下型(固定型)1
と、この下型1にスライド自在に載置されるスライダー
(移動型)2と、上記スライダー2が載置された下型1
に合わさる上型3とからなっている。そして、外皮14
から被覆15,光ファイバ13の順で露出させた光ファ
イバコード7の上記光ファイバ13を、フェルール成形
空間4内で挟持する位置決めピン10が突出したピンブ
ロック11を備えている。
クタ製造用金型である。この金型は、下型(固定型)1
と、この下型1にスライド自在に載置されるスライダー
(移動型)2と、上記スライダー2が載置された下型1
に合わさる上型3とからなっている。そして、外皮14
から被覆15,光ファイバ13の順で露出させた光ファ
イバコード7の上記光ファイバ13を、フェルール成形
空間4内で挟持する位置決めピン10が突出したピンブ
ロック11を備えている。
【0018】上記下型1は、上面にキャビティ4aが凹
設された成形型部1aと、この成形型部1aの前方に突
出し、スライダー2をスライド自在に載置させるスライ
ド台部1bとからなっている。上記キャビティ4aは、
成形型部1aの前面に開放する半丸溝状に形成されてい
る。また、上記キャビティ4aの後方には、ゲートラン
ナー6を介してキャビティ4aと連通する左右2個所の
樹脂たまり5が凹設されている。さらに、上記キャビテ
ィ4aの後方中央には、キャビティ4aと連通して後方
に延びる半丸溝状の保持溝8aが形成され、図2に示す
ように、上記保持溝8aに光ファイバコード7が保持さ
れるようになっている。そして、上記キャビティ4aの
左右両側には、それぞれ2本づつの半丸溝状のピン溝9
aが形成され、ピンブロック11から突出する位置決め
ピン10がスライド自在に保持されるようになってい
る。
設された成形型部1aと、この成形型部1aの前方に突
出し、スライダー2をスライド自在に載置させるスライ
ド台部1bとからなっている。上記キャビティ4aは、
成形型部1aの前面に開放する半丸溝状に形成されてい
る。また、上記キャビティ4aの後方には、ゲートラン
ナー6を介してキャビティ4aと連通する左右2個所の
樹脂たまり5が凹設されている。さらに、上記キャビテ
ィ4aの後方中央には、キャビティ4aと連通して後方
に延びる半丸溝状の保持溝8aが形成され、図2に示す
ように、上記保持溝8aに光ファイバコード7が保持さ
れるようになっている。そして、上記キャビティ4aの
左右両側には、それぞれ2本づつの半丸溝状のピン溝9
aが形成され、ピンブロック11から突出する位置決め
ピン10がスライド自在に保持されるようになってい
る。
【0019】上記上型3は、上記下型1の成形型部1a
に合わさる成形型部3aと、この成形型部3aの前方に
突出し、型締め時に上記スライダー2と嵌合する側面視
L字状の嵌合部3bとからなっている。上記成形型部3
aの下面には、上記下型1の成形型部1aと対応するよ
う、前面に開放する半丸溝状のキャビティ4bが形成さ
れ、このキャビティ4bの後方中央には、上記下型1の
保持溝8aと合わさって光ファイバコード7を保持する
保持溝8bが形成されている。さらに、上記キャビティ
4bの左右両側には、位置決めピン10がスライド自在
に保持されるピン溝9bが形成されている。図1におい
て12は樹脂たまり5内に樹脂を注入する樹脂注入穴で
ある。
に合わさる成形型部3aと、この成形型部3aの前方に
突出し、型締め時に上記スライダー2と嵌合する側面視
L字状の嵌合部3bとからなっている。上記成形型部3
aの下面には、上記下型1の成形型部1aと対応するよ
う、前面に開放する半丸溝状のキャビティ4bが形成さ
れ、このキャビティ4bの後方中央には、上記下型1の
保持溝8aと合わさって光ファイバコード7を保持する
保持溝8bが形成されている。さらに、上記キャビティ
4bの左右両側には、位置決めピン10がスライド自在
に保持されるピン溝9bが形成されている。図1におい
て12は樹脂たまり5内に樹脂を注入する樹脂注入穴で
ある。
【0020】上記スライダー2は、下型1のスライド台
部1b上に前後スライド移動自在に載置されるブロック
状に形成されている。このスライダー2の背面には、図
3に示すように、上記キャビティ4a,4bに連通して
これらとともにフェルール成形空間4を形成するキャビ
ティ4cが形成されている。上記キャビティ4cの奥面
中央には、前方に向かって伸び、光ファイバ13の先端
部が挿入されてキャビティ4cの軸心に位置決めする位
置決め穴16が穿設されている。上記位置決め穴16
は、図4に示すように、キャビティ4c奥面に形成され
た突部18の中央に形成されている。これにより、フェ
ルール基準面(前面)の中央に凹部をつくり、この凹部
の中央から光ファイバ13が突出するようになるため、
成形バリがフェルール基準面からでないようになってい
る。また、その開口部周辺には、光ファイバ13を挿入
しやすいようテーパー状の面取り19が形成されてい
る。図1および図2において17は上記位置決め穴16
を外気に連通させるエアベントである。
部1b上に前後スライド移動自在に載置されるブロック
状に形成されている。このスライダー2の背面には、図
3に示すように、上記キャビティ4a,4bに連通して
これらとともにフェルール成形空間4を形成するキャビ
ティ4cが形成されている。上記キャビティ4cの奥面
中央には、前方に向かって伸び、光ファイバ13の先端
部が挿入されてキャビティ4cの軸心に位置決めする位
置決め穴16が穿設されている。上記位置決め穴16
は、図4に示すように、キャビティ4c奥面に形成され
た突部18の中央に形成されている。これにより、フェ
ルール基準面(前面)の中央に凹部をつくり、この凹部
の中央から光ファイバ13が突出するようになるため、
成形バリがフェルール基準面からでないようになってい
る。また、その開口部周辺には、光ファイバ13を挿入
しやすいようテーパー状の面取り19が形成されてい
る。図1および図2において17は上記位置決め穴16
を外気に連通させるエアベントである。
【0021】上記位置決めピン10は、2個のピンブロ
ック11からそれぞれ2本づつ突出し、それぞれ下型
1,上型3のピン溝9a,9bにスライド自在に保持さ
れてフェルール成形空間4内に相対向するように進退す
るようになっている。そして、相対向する位置決めピン
10を突き合わせた状態で、その先端部によりキャビテ
ィ4a,4b内に軸心に沿うように配設される光ファイ
バ13の2個所を挟持し、軸心上に位置決めするように
なっている。上記位置決めピン10は、図5に示すよう
に、先端部の片側半分に切欠部23が形成され、残る突
出部分20の前面にく字状切り欠き21が形成され2分
割されている。また、この位置決めピン10と対向する
位置決めピン10は、先端部の反対側の片側半分に切欠
部23が形成され、残る突出部分20の前面に同様のく
字状切り欠き21が形成されている(図示せず)。
ック11からそれぞれ2本づつ突出し、それぞれ下型
1,上型3のピン溝9a,9bにスライド自在に保持さ
れてフェルール成形空間4内に相対向するように進退す
るようになっている。そして、相対向する位置決めピン
10を突き合わせた状態で、その先端部によりキャビテ
ィ4a,4b内に軸心に沿うように配設される光ファイ
バ13の2個所を挟持し、軸心上に位置決めするように
なっている。上記位置決めピン10は、図5に示すよう
に、先端部の片側半分に切欠部23が形成され、残る突
出部分20の前面にく字状切り欠き21が形成され2分
割されている。また、この位置決めピン10と対向する
位置決めピン10は、先端部の反対側の片側半分に切欠
部23が形成され、残る突出部分20の前面に同様のく
字状切り欠き21が形成されている(図示せず)。
【0022】上記金型を用い、本発明の光コネクタの製
法は、つぎのようにして行われる。すなわち、下型1の
キャビティ4a内にキャビティ4aの軸心に沿うよう光
ファイバコード7を保持溝8aに保持させ、この光ファ
イバ13を相対向する位置決めピン10で挟持して位置
決めしたのち、スライダー2を下型1側へ移動させるこ
とにより、光ファイバ13の先端をスライダー2のキャ
ビティ4cに設けられた位置決め穴16に挿入させて軸
心上に位置決めしたのち型締めし、フェルール成形空間
4内に樹脂を注入し固化させたのち脱型することが行わ
れる。
法は、つぎのようにして行われる。すなわち、下型1の
キャビティ4a内にキャビティ4aの軸心に沿うよう光
ファイバコード7を保持溝8aに保持させ、この光ファ
イバ13を相対向する位置決めピン10で挟持して位置
決めしたのち、スライダー2を下型1側へ移動させるこ
とにより、光ファイバ13の先端をスライダー2のキャ
ビティ4cに設けられた位置決め穴16に挿入させて軸
心上に位置決めしたのち型締めし、フェルール成形空間
4内に樹脂を注入し固化させたのち脱型することが行わ
れる。
【0023】まず、光ファイバコード7を必要長さだけ
切断し、その先端部分の外皮14および被覆15をそれ
ぞれ所定寸法だけ剥離除去し、先端部の所定長さの光フ
ァイバ13を露出させるとともに、この露呈した光ファ
イバ13の根元部分に所定長さの被覆15を露呈した状
態とする(図1参照)。
切断し、その先端部分の外皮14および被覆15をそれ
ぞれ所定寸法だけ剥離除去し、先端部の所定長さの光フ
ァイバ13を露出させるとともに、この露呈した光ファ
イバ13の根元部分に所定長さの被覆15を露呈した状
態とする(図1参照)。
【0024】ついで、先端部分の剥離処理を行った光フ
ァイバコード7の外皮14の部分を、下型1の保持溝8
aに保持させ、金型に光ファイバコード7をセットす
る。この状態で、上記光ファイバコード7の先端部に露
出した光ファイバ13は、キャビティ4a内においてキ
ャビティ4aの軸心に沿うよう配設されるようになって
いる。そして、ピン進退装置(図示せず)により左右の
ピンブロック11を内側に向かってスライドさせ、図6
および図7に示すように、位置決めピン10を突き合わ
せ、その先端部で上記光ファイバ13を挟持する。この
とき、対向する一対の位置決めピン10は、お互いの突
出部分20が噛み合って相手の先端の切欠部23に突き
当たり、く字状切り欠き21が交差し、そのく字状切り
欠き21の谷の部分で光ファイバ13を挟持するように
なっている。このとき、相対向するく字状切り欠き21
が交差しながら光ファイバ13を挟持することから、光
ファイバ13がフェルールの軸心からずれていたとして
も、挟持する際に光ファイバ13がく字状切り欠き21
の谷の部分に移動し、自動的に軸心上に位置決めされ
る。また、お互いの突出部分20が噛み合って相手の先
端の切欠部23に突き当たった状態で光ファイバ13が
位置決めされるようになっていることから、光ファイバ
13を挟み込んで損傷させることがない。
ァイバコード7の外皮14の部分を、下型1の保持溝8
aに保持させ、金型に光ファイバコード7をセットす
る。この状態で、上記光ファイバコード7の先端部に露
出した光ファイバ13は、キャビティ4a内においてキ
ャビティ4aの軸心に沿うよう配設されるようになって
いる。そして、ピン進退装置(図示せず)により左右の
ピンブロック11を内側に向かってスライドさせ、図6
および図7に示すように、位置決めピン10を突き合わ
せ、その先端部で上記光ファイバ13を挟持する。この
とき、対向する一対の位置決めピン10は、お互いの突
出部分20が噛み合って相手の先端の切欠部23に突き
当たり、く字状切り欠き21が交差し、そのく字状切り
欠き21の谷の部分で光ファイバ13を挟持するように
なっている。このとき、相対向するく字状切り欠き21
が交差しながら光ファイバ13を挟持することから、光
ファイバ13がフェルールの軸心からずれていたとして
も、挟持する際に光ファイバ13がく字状切り欠き21
の谷の部分に移動し、自動的に軸心上に位置決めされ
る。また、お互いの突出部分20が噛み合って相手の先
端の切欠部23に突き当たった状態で光ファイバ13が
位置決めされるようになっていることから、光ファイバ
13を挟み込んで損傷させることがない。
【0025】つぎに、スライダー2を後方に向かってス
ライドさせ、光ファイバ13の先端部を、位置決め穴1
6内に挿入させてキャビティ4cの軸心上に位置決めす
る(図2参照)。この状態で、光ファイバ13は、位置
決めピン10によって2個所が挟持されるとともに、先
端部が位置決め穴16に挿入されることにより、フェル
ール成形空間4の軸心上に位置決めされている。
ライドさせ、光ファイバ13の先端部を、位置決め穴1
6内に挿入させてキャビティ4cの軸心上に位置決めす
る(図2参照)。この状態で、光ファイバ13は、位置
決めピン10によって2個所が挟持されるとともに、先
端部が位置決め穴16に挿入されることにより、フェル
ール成形空間4の軸心上に位置決めされている。
【0026】そして、上型3を下型1およびスライダー
2の上に載置して型締めを行う(図3参照)。そのの
ち、樹脂注入穴12より樹脂を注入し、樹脂たまり5,
ゲートランナー6を通過させ、フェルール成形空間4の
後方(保持された光ファイバコード7の両側である)か
ら注入させ、フェルール成形空間4内に充填させて固化
させる。このとき、フェルール成形空間4の後方から注
入された樹脂は、光ファイバ13に沿ってフェルール成
形空間4内を前方に向かって進み、樹脂の進行方向を横
切るように突き合わせられている位置決めピン10の上
下を乗り越えるようにして圧入される(図3における矢
印B)。このとき、上記位置決めぴん10が樹脂の流れ
に対する隘路になっていることから、上記位置決めピン
10の周辺部分は、樹脂が高密度充填されて局部的に応
力が高くなり、フェルールと光ファイバ13との密着力
が高くなる。
2の上に載置して型締めを行う(図3参照)。そのの
ち、樹脂注入穴12より樹脂を注入し、樹脂たまり5,
ゲートランナー6を通過させ、フェルール成形空間4の
後方(保持された光ファイバコード7の両側である)か
ら注入させ、フェルール成形空間4内に充填させて固化
させる。このとき、フェルール成形空間4の後方から注
入された樹脂は、光ファイバ13に沿ってフェルール成
形空間4内を前方に向かって進み、樹脂の進行方向を横
切るように突き合わせられている位置決めピン10の上
下を乗り越えるようにして圧入される(図3における矢
印B)。このとき、上記位置決めぴん10が樹脂の流れ
に対する隘路になっていることから、上記位置決めピン
10の周辺部分は、樹脂が高密度充填されて局部的に応
力が高くなり、フェルールと光ファイバ13との密着力
が高くなる。
【0027】ついで、上述とは逆の順序で型を開き脱型
させて、光ファイバコード7に固定された製品を取り出
す。このようにして得られた光コネクタ24を図8およ
び図9に示す。そののち、フェルール25の基準面から
突出した光ファイバ13を、上記基準面(図8および図
9において鎖線で示す位置である)から突出しないよう
切断もしくは光学研磨を行い、本発明の光コネクタ24
が得られる。
させて、光ファイバコード7に固定された製品を取り出
す。このようにして得られた光コネクタ24を図8およ
び図9に示す。そののち、フェルール25の基準面から
突出した光ファイバ13を、上記基準面(図8および図
9において鎖線で示す位置である)から突出しないよう
切断もしくは光学研磨を行い、本発明の光コネクタ24
が得られる。
【0028】本発明の光コネクタ24は、先端側が細径
に形成された円柱状であり、太径部の中央に鍔部が形成
されている(図8および図9参照)。そして、光ファイ
バ13がフェルール25の内部を軸心線上を貫通するよ
う光ファイバコード7がフェルール25に固定され、フ
ェルール25の後端から光ファイバコード7が後方に向
かって延びている。上記フェルール25の側部に相対向
する横穴(位置決めピン10の抜け跡)22が穿設さ
れ、この横穴22から上記光ファイバ13が露呈してい
る。上記横穴22の奥部(光ファイバ13が露呈してい
る周辺の部分)は、樹脂が高密度に充填され、局部的に
応力が高くなっている。
に形成された円柱状であり、太径部の中央に鍔部が形成
されている(図8および図9参照)。そして、光ファイ
バ13がフェルール25の内部を軸心線上を貫通するよ
う光ファイバコード7がフェルール25に固定され、フ
ェルール25の後端から光ファイバコード7が後方に向
かって延びている。上記フェルール25の側部に相対向
する横穴(位置決めピン10の抜け跡)22が穿設さ
れ、この横穴22から上記光ファイバ13が露呈してい
る。上記横穴22の奥部(光ファイバ13が露呈してい
る周辺の部分)は、樹脂が高密度に充填され、局部的に
応力が高くなっている。
【0029】なお、本発明において、使用する樹脂材料
は、特に限定されるものではなく、例えば、エポキシ樹
脂,フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂や、サーモトロピ
ック液晶ポリマー(LCP),ポリフェニレンスルフィ
ド(PPS),ポリブチレンテレフタレート(PBT)
等の熱可塑性樹脂を使用することができる。また、必要
に応じて、結晶性シリカ,溶融シリカ,ガラスファイ
バ,ガラスビーズ,タルク,炭酸カルシウム,二硫化モ
リブデン,カオリナイト,炭酸マグネシウム,弗化カル
シウム,マグネタイト等のフィラーを充填することがで
きる。また,必要に応じて,離型剤,着色剤,難燃剤等
を添加することもできる。
は、特に限定されるものではなく、例えば、エポキシ樹
脂,フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂や、サーモトロピ
ック液晶ポリマー(LCP),ポリフェニレンスルフィ
ド(PPS),ポリブチレンテレフタレート(PBT)
等の熱可塑性樹脂を使用することができる。また、必要
に応じて、結晶性シリカ,溶融シリカ,ガラスファイ
バ,ガラスビーズ,タルク,炭酸カルシウム,二硫化モ
リブデン,カオリナイト,炭酸マグネシウム,弗化カル
シウム,マグネタイト等のフィラーを充填することがで
きる。また,必要に応じて,離型剤,着色剤,難燃剤等
を添加することもできる。
【0030】また、本発明において、樹脂の成形方法
は、特に限定されるものではなく、例えば、インジェク
ション成形や、トランスファ成形,圧縮成形等各種の成
形法を用いることができる。
は、特に限定されるものではなく、例えば、インジェク
ション成形や、トランスファ成形,圧縮成形等各種の成
形法を用いることができる。
【0031】また、本発明が対象とする光ファイバも、
特に限定されるものではなく、材質的には、コアおよび
クラッドがガラスからなる光ファイバ,ガラスコアおよ
びプラスチッククラッドからなる光ファイバ,コアおよ
びクラッドがプラスチックからなる光ファイバのいずれ
であってもよい。また、構造的には、高屈折率のコアの
周りに低屈折率のクラッドを被覆した2重構造のステッ
プインデックス型(SI型)、もしくは、屈折率が半径
方向に放物線状に変化するグレーティドインデックス型
(GI型)のいずれでもよい。
特に限定されるものではなく、材質的には、コアおよび
クラッドがガラスからなる光ファイバ,ガラスコアおよ
びプラスチッククラッドからなる光ファイバ,コアおよ
びクラッドがプラスチックからなる光ファイバのいずれ
であってもよい。また、構造的には、高屈折率のコアの
周りに低屈折率のクラッドを被覆した2重構造のステッ
プインデックス型(SI型)、もしくは、屈折率が半径
方向に放物線状に変化するグレーティドインデックス型
(GI型)のいずれでもよい。
【0032】図10は、本発明の第2の実施の形態の金
型に使用する位置決めピンを示す。この位置決めピン3
0は、先端部にV字状の溝31が刻設されている。そし
て、図11に示すように、相対向する一対の位置決めピ
ン30が突き合わされ、上記V字状溝31で光ファイバ
13を挟持するようになっている。このものでも、上記
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
型に使用する位置決めピンを示す。この位置決めピン3
0は、先端部にV字状の溝31が刻設されている。そし
て、図11に示すように、相対向する一対の位置決めピ
ン30が突き合わされ、上記V字状溝31で光ファイバ
13を挟持するようになっている。このものでも、上記
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0033】図12は、本発明の第3の実施の形態の金
型に使用する位置決めピンを示す。この位置決めピン3
2は、先端部に半丸状の溝33が刻設されている。そし
て、図13に示すように、相対向する一対の位置決めピ
ン32が突き合わされ、上記半丸状溝33で光ファイバ
13を挟持するようになっている。このものでも、上記
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
型に使用する位置決めピンを示す。この位置決めピン3
2は、先端部に半丸状の溝33が刻設されている。そし
て、図13に示すように、相対向する一対の位置決めピ
ン32が突き合わされ、上記半丸状溝33で光ファイバ
13を挟持するようになっている。このものでも、上記
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0034】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
明する。
【0035】
コア :ガラス φ0.2mm クラッド:フッ化アクリレート φ0.23mm 被覆 :テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE) φ0.5mm 外皮 :PVC φ2.2mm
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】上記のようにして得られた各光コネクタに
ついて、光ファイバの密着力(ファイバ保持力)の測定
を行った。
ついて、光ファイバの密着力(ファイバ保持力)の測定
を行った。
【0041】ファイバ保持力は、図14に示す測定装置
で測定した。この測定装置は、2本の平行なガイド棒2
7の上端にフェルール取付具26が取付けられ、上記ガ
イド棒27の下側にスライド自在にファイバ取付具28
が取り付けられたスタンド(アイコーエンジニアリング
社製,2252)と、上記フェルール取付具26の上側
に取り付けられるハンディ式荷重測定器(プッシュプル
ゲージ:アイコーエンジニアリング社製,9505)2
9とからなっている。そして、フェルール取付具26に
フェルール25の先端側を把持させ、上記ファイバ取付
具28に光ファイバコード7の下端部の外皮から露出さ
せた被覆14を把持させて引っ張り速度50mm/mi
nでファイバ取付具28を下方に引っ張った。このとき
のハンディ式荷重測定器29の示す最大荷重を測定し、
ファイバ保持力とした。このようにして10本測定した
ファイバ保持力の平均値と偏差を下記の表5に示す。
で測定した。この測定装置は、2本の平行なガイド棒2
7の上端にフェルール取付具26が取付けられ、上記ガ
イド棒27の下側にスライド自在にファイバ取付具28
が取り付けられたスタンド(アイコーエンジニアリング
社製,2252)と、上記フェルール取付具26の上側
に取り付けられるハンディ式荷重測定器(プッシュプル
ゲージ:アイコーエンジニアリング社製,9505)2
9とからなっている。そして、フェルール取付具26に
フェルール25の先端側を把持させ、上記ファイバ取付
具28に光ファイバコード7の下端部の外皮から露出さ
せた被覆14を把持させて引っ張り速度50mm/mi
nでファイバ取付具28を下方に引っ張った。このとき
のハンディ式荷重測定器29の示す最大荷重を測定し、
ファイバ保持力とした。このようにして10本測定した
ファイバ保持力の平均値と偏差を下記の表5に示す。
【0042】
【表5】
【0043】上記表5から明らかなように、実施例のフ
ァイバ保持力は、比較例よりも大きく偏差が小さくばら
つきも小さいことがわかる。
ァイバ保持力は、比較例よりも大きく偏差が小さくばら
つきも小さいことがわかる。
【0044】上記のように得られた光コネクタについ
て、各光コネクタの光ファイバの挿入損失の測定を行っ
た。
て、各光コネクタの光ファイバの挿入損失の測定を行っ
た。
【0045】挿入損失は、光パワーテスタ(住友電気工
業社製,CAT−2700)を用い、JIS C 59
76の測定方法に従って行った。このようにして10本
測定した挿入損失値の平均値および偏差を下記の表6に
示す。
業社製,CAT−2700)を用い、JIS C 59
76の測定方法に従って行った。このようにして10本
測定した挿入損失値の平均値および偏差を下記の表6に
示す。
【0046】
【表6】
【0047】上記表6から明らかなように、実施例の挿
入損失は、比較例よりも小さく、偏差も小さいことがわ
かる。
入損失は、比較例よりも小さく、偏差も小さいことがわ
かる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、樹脂成
形によって光コネクタが得られるため、従来の金属等を
切削,研磨して作製されるフェルールと比べ、製造効率
が格段に向上し、製造コストも飛躍的に安価になる。ま
た、フェルールを成形すると同時に光ファイバコードを
フェルールに固定して光コネクタを得るようにしたた
め、従来のように光ファイバを一本づつフェルールに接
着する手間が省け、一層生産性が良く、製造コストも低
くなる。しかも、光ファイバを相対向する位置決めピン
で挟持して軸心線上に位置決めするとともに、光ファイ
バ先端を移動型に設けられた位置決め穴に挿入させてキ
ャビティの軸心に位置決めした状態で樹脂成形が行われ
るため、樹脂の注入圧力等が加わっても、光ファイバが
位置ずれ等することがなく、フェルールに対する光ファ
イバの偏心等が殆どなくなるため、光の挿入損失が極め
て小さくなり、高性能の光コネクタが得られる。
形によって光コネクタが得られるため、従来の金属等を
切削,研磨して作製されるフェルールと比べ、製造効率
が格段に向上し、製造コストも飛躍的に安価になる。ま
た、フェルールを成形すると同時に光ファイバコードを
フェルールに固定して光コネクタを得るようにしたた
め、従来のように光ファイバを一本づつフェルールに接
着する手間が省け、一層生産性が良く、製造コストも低
くなる。しかも、光ファイバを相対向する位置決めピン
で挟持して軸心線上に位置決めするとともに、光ファイ
バ先端を移動型に設けられた位置決め穴に挿入させてキ
ャビティの軸心に位置決めした状態で樹脂成形が行われ
るため、樹脂の注入圧力等が加わっても、光ファイバが
位置ずれ等することがなく、フェルールに対する光ファ
イバの偏心等が殆どなくなるため、光の挿入損失が極め
て小さくなり、高性能の光コネクタが得られる。
【図1】本発明の一実施の形態の光コネクタ製造用金型
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】上記金型の上型を除去した状態を示す平面図で
ある。
ある。
【図3】上記金型を示すA−A断面図である。
【図4】上記金型の要部拡大断面図である。
【図5】位置決めピンを示す斜視図である。
【図6】上記位置決めピンで光ファイバを挟持した状態
を上から見た図である。
を上から見た図である。
【図7】上記位置決めピンで光ファイバを挟持した状態
を横から見た図である。
を横から見た図である。
【図8】本発明の光コネクタを示す側面図である。
【図9】上記光コネクタを示す断面図である。
【図10】第2の実施の形態の金型に使用する位置決め
ピンを示す斜視図である。
ピンを示す斜視図である。
【図11】上記位置決めピンで光ファイバを挟持した状
態を横から見た図である。
態を横から見た図である。
【図12】第3の実施の形態の金型に使用する位置決め
ピンを示す斜視図である。
ピンを示す斜視図である。
【図13】上記位置決めピンで光ファイバを挟持した状
態を横から見た図である。
態を横から見た図である。
【図14】上記光コネクタのファイバ保持力を測定する
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図15】従来例の光コネクタを示す断面図である。
1 下型 2 スライダー 4 フェルール成形空間 4a,4c キャビティ 7 光ファイバコード 10 位置決めピン 13 光ファイバ 14 外皮 15 被覆 16 位置決め穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 6/36 G02B 6/36 // B29L 31:34 (72)発明者 宮部 一道 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 (72)発明者 西 修 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 (72)発明者 譽田 英弥 大阪府大阪市此花区島屋1−1−3 住友 電気工業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 樹脂成形による光コネクタの製法であっ
て、固定型と、この固定型の前方を前後移動しうる移動
型とを備えた金型を準備し、上記固定型のキャビティ内
に、外皮から被覆,光ファイバの順に露出させた光ファ
イバコードの先端部をキャビティの軸心に沿うよう配設
し、上記光ファイバを相対向する位置決めピンで挟持し
て軸心線上に位置決めしたのち、上記移動型を固定型側
へ移動させることにより、光ファイバ先端を上記移動型
に設けられた位置決め穴に挿入させてキャビティの軸心
に位置決めしたのち型締めし、その状態でキャビティ内
に樹脂を注入し固化させたのち脱型することにより、フ
ェルールを成形すると同時に光ファイバコードの先端部
をフェルールに固定して光コネクタを得るようにしたこ
とを特徴とする光コネクタの製法。 - 【請求項2】 外皮から被覆,光ファイバの順に露出さ
せた光ファイバコードが、上記光ファイバをフェルール
の軸心線上に貫通させるようフェルールに固定され、上
記フェルールの側部に相対向する横穴が穿設され、上記
横穴から光ファイバが露呈していることを特徴とする光
コネクタ。 - 【請求項3】 樹脂成形によって光コネクタを製造する
金型であって、固定型と、この固定型の前方を前後移動
しうる移動型とを備え、上記固定型のキャビティ内に、
外皮から被覆,光ファイバの順に露出させた光ファイバ
コードの先端部をキャビティの軸心に沿って配設するよ
う保持する保持溝が形成され、上記光ファイバを挟持し
て軸心線上に位置決めさせる相対向状の位置決めピンを
有し、上記移動型に、移動型が固定型側へ移動されたと
き光ファイバ先端が挿入されてキャビティの軸心に位置
決めさせる位置決め穴が設けられていることを特徴とす
る光コネクタ製造用金型。 - 【請求項4】 キャビティ内に隘路が設けられている請
求項3記載の光コネクタ製造用金型。 - 【請求項5】 位置決めピンの先端部が、く字状に2分
割され、相対向する位置決めピンの上記く字状部が互い
に交差するようになっている請求項3または4記載の光
コネクタ製造用金型。 - 【請求項6】 樹脂成形によって光コネクタを製造する
製造装置であって、固定型と、この固定型の前方を前後
移動しうる移動型とを備え、上記固定型のキャビティ内
に、外皮から被覆,光ファイバの順に露出させた光ファ
イバコードの先端部をキャビティの軸心に沿って配設す
るよう保持する保持溝が形成され、上記光ファイバを両
側から挟持して軸心線上に位置決めする相対向状の位置
決めピンを有し、上記移動型に、移動型が固定型側へ移
動されたとき光ファイバ先端が挿入されてキャビティの
軸心に位置決めさせる位置決め穴が設けられた金型を備
えていることを特徴とする光コネクタ製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6807497A JPH10258430A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 光コネクタの製法およびそれによって得られた光コネクタならびに上記製法に用いる光コネクタ製造用金型および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6807497A JPH10258430A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 光コネクタの製法およびそれによって得られた光コネクタならびに上記製法に用いる光コネクタ製造用金型および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10258430A true JPH10258430A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13363271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6807497A Pending JPH10258430A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 光コネクタの製法およびそれによって得られた光コネクタならびに上記製法に用いる光コネクタ製造用金型および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10258430A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2364265A (en) * | 2000-06-23 | 2002-01-23 | Pullen Lee Jason | Moulded article |
| JP2003004984A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光コネクタフェルール及びその製造方法と、光コネクタ及びその組立方法 |
| KR100432783B1 (ko) * | 2002-06-14 | 2004-05-24 | 한국전자통신연구원 | 광접속 소자 제조 장치 및 방법 |
| US7311451B2 (en) | 2002-02-01 | 2007-12-25 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of manufacturing optical communication module, and optimum mold and lead frame for use in the manufacturing method |
| CN111283973A (zh) * | 2020-02-17 | 2020-06-16 | 深圳市银宝山新科技股份有限公司 | 脱模机构及注塑模具 |
| CN110509490B (zh) * | 2019-09-05 | 2021-03-02 | 江苏中科光电有限公司 | 一种二次成型高精度陶瓷插芯的生产工艺 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP6807497A patent/JPH10258430A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN110509490B (zh) * | 2019-09-05 | 2021-03-02 | 江苏中科光电有限公司 | 一种二次成型高精度陶瓷插芯的生产工艺 |
| CN111283973A (zh) * | 2020-02-17 | 2020-06-16 | 深圳市银宝山新科技股份有限公司 | 脱模机构及注塑模具 |
| CN111283973B (zh) * | 2020-02-17 | 2021-12-17 | 深圳市银宝山新科技股份有限公司 | 脱模机构及注塑模具 |
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