JPH10258779A - トラックの荷台 - Google Patents
トラックの荷台Info
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- JPH10258779A JPH10258779A JP8460797A JP8460797A JPH10258779A JP H10258779 A JPH10258779 A JP H10258779A JP 8460797 A JP8460797 A JP 8460797A JP 8460797 A JP8460797 A JP 8460797A JP H10258779 A JPH10258779 A JP H10258779A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 FRP材を含む床体を有するトラックの荷台
において、後端部や前端部における振動を小さく抑え
る。 【解決手段】 FRP材を含む床体を有するトラックの
荷台において、前記床体の荷台幅方向における曲げ剛性
が、少なくとも荷台後部において部分的に高められてい
ることを特徴とするトラックの荷台。
において、後端部や前端部における振動を小さく抑え
る。 【解決手段】 FRP材を含む床体を有するトラックの
荷台において、前記床体の荷台幅方向における曲げ剛性
が、少なくとも荷台後部において部分的に高められてい
ることを特徴とするトラックの荷台。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックの荷台に
関し、とくにFRP材を含む床体を有するトラックの荷
台に関する。
関し、とくにFRP材を含む床体を有するトラックの荷
台に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラックの荷台においては、荷
台の後部においてその後端部に近い程、また、荷台を受
けている車両前後方向に延びる本体シャーシからの距離
が遠い程、走行時の振動、とくに上下方向の振動が激し
くなる。したがって通常、荷台の後端部の左右コーナに
おける振動が最も大きい。このような振動が大きくなる
と、操縦安定性や乗心地、積荷の積載安定性の悪化を招
く。また、ウィングパネルを有するウィング車等では、
荷台の床体の4隅の振動がウィングパネルやそれを支持
しているセンタービームに伝わるため、床体の前端側の
振動も問題となることがある。
台の後部においてその後端部に近い程、また、荷台を受
けている車両前後方向に延びる本体シャーシからの距離
が遠い程、走行時の振動、とくに上下方向の振動が激し
くなる。したがって通常、荷台の後端部の左右コーナに
おける振動が最も大きい。このような振動が大きくなる
と、操縦安定性や乗心地、積荷の積載安定性の悪化を招
く。また、ウィングパネルを有するウィング車等では、
荷台の床体の4隅の振動がウィングパネルやそれを支持
しているセンタービームに伝わるため、床体の前端側の
振動も問題となることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、とく
にFRP材を含む床体を有するトラックの荷台におい
て、上記のような荷台の後端や前端における振動を抑え
るために好適な構造を提供することにある。
にFRP材を含む床体を有するトラックの荷台におい
て、上記のような荷台の後端や前端における振動を抑え
るために好適な構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のトラックの荷台は、FRP材を含む床体を
有するトラックの荷台において、前記床体の荷台幅方向
における曲げ剛性が、少なくとも荷台後部において部分
的に高められていることを特徴とするものからなる。
に、本発明のトラックの荷台は、FRP材を含む床体を
有するトラックの荷台において、前記床体の荷台幅方向
における曲げ剛性が、少なくとも荷台後部において部分
的に高められていることを特徴とするものからなる。
【0005】上記トラックの荷台においては、前記床体
の荷台幅方向における曲げ剛性は、荷台前部においても
部分的に高められていてもよい。
の荷台幅方向における曲げ剛性は、荷台前部においても
部分的に高められていてもよい。
【0006】上記の曲げ剛性を部分的に高めるのは、た
とえば次のような各手段により達成することができる。
上記床体が荷台幅方向に延びる横根太を複数有する場
合、該複数の横根太のうち荷台後部または/および荷台
前部に位置する横根太の曲げ剛性を、他の部位における
横根太の曲げ剛性よりも高めることにより達成できる。
とえば次のような各手段により達成することができる。
上記床体が荷台幅方向に延びる横根太を複数有する場
合、該複数の横根太のうち荷台後部または/および荷台
前部に位置する横根太の曲げ剛性を、他の部位における
横根太の曲げ剛性よりも高めることにより達成できる。
【0007】また、前記荷台後部または/および荷台前
部に位置する横根太の幅を、他の部位における横根太の
幅よりも大きくすることによって達成できる。
部に位置する横根太の幅を、他の部位における横根太の
幅よりも大きくすることによって達成できる。
【0008】また、前記荷台後部または/および荷台前
部に位置する横根太の高さを、他の部位における横根太
の高さよりも大きくすることによって達成できる。
部に位置する横根太の高さを、他の部位における横根太
の高さよりも大きくすることによって達成できる。
【0009】また、前記荷台後部または/および荷台前
部に位置する横根太に、FRPの補剛性層を付加するこ
とによって達成できる。このような補剛性層としては、
たとえば一方向性強化繊維を含むFRP層を用いること
ができる。
部に位置する横根太に、FRPの補剛性層を付加するこ
とによって達成できる。このような補剛性層としては、
たとえば一方向性強化繊維を含むFRP層を用いること
ができる。
【0010】また、前記荷台後部または/および荷台前
部に位置する横根太の荷台前後方向における配設ピッチ
を、他の部位における横根太の配設ピッチよりも小さく
することによって達成できる。
部に位置する横根太の荷台前後方向における配設ピッチ
を、他の部位における横根太の配設ピッチよりも小さく
することによって達成できる。
【0011】また、前記荷台後部または/および荷台前
部に位置する横根太に、補剛性材(たとえば、鉄やアル
ミ等の金属材、または木材)をインサート成形すること
によっても達成できる。
部に位置する横根太に、補剛性材(たとえば、鉄やアル
ミ等の金属材、または木材)をインサート成形すること
によっても達成できる。
【0012】さらに、前記複数の横根太がFRPのスキ
ン材とコア材とを有する構造に構成される場合、前記荷
台後部または/および荷台前部に位置する横根太のコア
材の剛性を、他の部位における横根太のコア材の剛性よ
りも高くすることによっても達成できる。
ン材とコア材とを有する構造に構成される場合、前記荷
台後部または/および荷台前部に位置する横根太のコア
材の剛性を、他の部位における横根太のコア材の剛性よ
りも高くすることによっても達成できる。
【0013】また、前記床体の床面形成用パネル部材や
横根太、あるいはその両方を、荷台後部または/および
荷台前部において増厚することによっても達成できる。
横根太、あるいはその両方を、荷台後部または/および
荷台前部において増厚することによっても達成できる。
【0014】このような各手段は、各々単独で適用して
もよく、任意に組み合わせて適用してもよい。
もよく、任意に組み合わせて適用してもよい。
【0015】また、前記床体が荷台前後方向に延びる縦
根太を有する場合、荷台後部または/および荷台前部に
おける床体の荷台幅方向における曲げ剛性を、とくに縦
根太と床体側端部の間で部分的に高め、荷台前後部のコ
ーナ部の振動を効率よく抑えるようにした構造も有効で
ある。
根太を有する場合、荷台後部または/および荷台前部に
おける床体の荷台幅方向における曲げ剛性を、とくに縦
根太と床体側端部の間で部分的に高め、荷台前後部のコ
ーナ部の振動を効率よく抑えるようにした構造も有効で
ある。
【0016】このような本発明に係るトラックの荷台に
おいては、荷台の後部や前部において床体の荷台幅方向
における曲げ剛性が他の部位に比べ部分的に高められて
いるので、これらの部位における振動抑制力がとくに向
上され、荷台の後端や前端、とくにそれらのコーナ部に
おける振動が小さく抑えられる。
おいては、荷台の後部や前部において床体の荷台幅方向
における曲げ剛性が他の部位に比べ部分的に高められて
いるので、これらの部位における振動抑制力がとくに向
上され、荷台の後端や前端、とくにそれらのコーナ部に
おける振動が小さく抑えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のトラックの荷台
の望ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。図
1は、本発明の一実施態様に係るトラックの荷台を有す
る貨物室を備えたトラックを示しており、図2は、その
トラック用貨物室を架装する前のトラックの概略平面図
である。
の望ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。図
1は、本発明の一実施態様に係るトラックの荷台を有す
る貨物室を備えたトラックを示しており、図2は、その
トラック用貨物室を架装する前のトラックの概略平面図
である。
【0018】図1において、トラック1の貨物室2は、
床体としてのフロアパネル3と、フロアパネル3の前部
側に設けられた前部門形フレーム(前部門構)4および
フロントパネル5と、フロアパネル3の後部側に設けら
れた後部門形フレーム(後部門構)6およびリヤパネル
としてのドアパネル7と、貨物室2の天井部および側部
上部を形成し、両側上方にはね上げ可能なウィングパネ
ル8と、貨物室2の側部下部を形成し、両側で下方に開
閉可能なあおりパネル9とを有している。ウィングパネ
ル8は、センタービーム11を中心に回動され、たとえ
ば油圧シリンダ10によって開閉される。あおりパネル
9は、本実施態様では前後のパネル9a、9bに分割さ
れている。
床体としてのフロアパネル3と、フロアパネル3の前部
側に設けられた前部門形フレーム(前部門構)4および
フロントパネル5と、フロアパネル3の後部側に設けら
れた後部門形フレーム(後部門構)6およびリヤパネル
としてのドアパネル7と、貨物室2の天井部および側部
上部を形成し、両側上方にはね上げ可能なウィングパネ
ル8と、貨物室2の側部下部を形成し、両側で下方に開
閉可能なあおりパネル9とを有している。ウィングパネ
ル8は、センタービーム11を中心に回動され、たとえ
ば油圧シリンダ10によって開閉される。あおりパネル
9は、本実施態様では前後のパネル9a、9bに分割さ
れている。
【0019】このような貨物室2が、図2に示すような
運転席12の後方へと延びる、たとえば2本の平行に延
びる本体シャーシ13上に架装される。
運転席12の後方へと延びる、たとえば2本の平行に延
びる本体シャーシ13上に架装される。
【0020】床体としてのフロアパネル3は、図3に示
すように、荷台の床面を形成するパネル部材21と、そ
の両側部にパネル部材21と一体に成形されたサイドレ
ール22と、パネル部材21の下面側に設けられた荷台
幅方向に延びる複数の横根太23と荷台前後方向に延び
る2本の縦根太24とからなる補強部材25とを有して
おり、これらが一体的に成形されている。縦根太24が
本体シャーシ13上に架装され、サイドレール22にあ
おりパネル9が開閉自在に取り付けられる。
すように、荷台の床面を形成するパネル部材21と、そ
の両側部にパネル部材21と一体に成形されたサイドレ
ール22と、パネル部材21の下面側に設けられた荷台
幅方向に延びる複数の横根太23と荷台前後方向に延び
る2本の縦根太24とからなる補強部材25とを有して
おり、これらが一体的に成形されている。縦根太24が
本体シャーシ13上に架装され、サイドレール22にあ
おりパネル9が開閉自在に取り付けられる。
【0021】パネル部材21は、たとえば図4に示すよ
うに、上下面側に配置された2枚のFRPスキン材3
1、32と、両スキン材31、32間に介在されたコア
材33とを含む。コア材33は、たとえば発泡材や木材
からなる。両スキン材31、32間にわたるウエブを有
する構造としてもよい。また、パネル部材21は、FR
P板の単板構成を採ることも可能である。サイドレール
22も、FRP材のスキン材34と、その内部に配置さ
れたコア材35とを含む構造に構成されている。
うに、上下面側に配置された2枚のFRPスキン材3
1、32と、両スキン材31、32間に介在されたコア
材33とを含む。コア材33は、たとえば発泡材や木材
からなる。両スキン材31、32間にわたるウエブを有
する構造としてもよい。また、パネル部材21は、FR
P板の単板構成を採ることも可能である。サイドレール
22も、FRP材のスキン材34と、その内部に配置さ
れたコア材35とを含む構造に構成されている。
【0022】このような構成を有するトラックの荷台に
おいて、本発明では床体(フロアパネル3)の荷台幅方
向(図3の方向26)における曲げ剛性が、少なくとも
荷台後部27において部分的に高められ、とくに後部の
左右コーナ部27a、27bの振動が低減される。ま
た、必要に応じて荷台前部28においても床体の荷台幅
方向における曲げ剛性が部分的に高められ、とくに前部
の左右コーナ部28a、28bの振動が低減される。
おいて、本発明では床体(フロアパネル3)の荷台幅方
向(図3の方向26)における曲げ剛性が、少なくとも
荷台後部27において部分的に高められ、とくに後部の
左右コーナ部27a、27bの振動が低減される。ま
た、必要に応じて荷台前部28においても床体の荷台幅
方向における曲げ剛性が部分的に高められ、とくに前部
の左右コーナ部28a、28bの振動が低減される。
【0023】以下に、この曲げ剛性を増大させる各手段
について説明する。以下の説明は、荷台の後部27側に
ついて行うが、荷台前部28側についても同様の構造を
適用することができる。
について説明する。以下の説明は、荷台の後部27側に
ついて行うが、荷台前部28側についても同様の構造を
適用することができる。
【0024】まず図5に示す構造では、複数設けられて
いる横根太23のうち、荷台後部27に位置する横根太
23a(本実施例では2本の横根太)の曲げ剛性が、該
横根太23aの幅w1 を他の部位における横根太23の
幅w2 よりも大きくすることによって、高められてい
る。
いる横根太23のうち、荷台後部27に位置する横根太
23a(本実施例では2本の横根太)の曲げ剛性が、該
横根太23aの幅w1 を他の部位における横根太23の
幅w2 よりも大きくすることによって、高められてい
る。
【0025】図6に示す構造では、複数設けられている
横根太23のうち、荷台後部27に位置する横根太23
bの曲げ剛性が、該横根太23bの高さh1 を他の部位
における横根太23の高さh2 よりも大きくすることに
よって、高められている。図6に示す例では、横根太2
3bの高さh1 は、縦根太24の高さと同じ程度の高さ
まで増大されている。
横根太23のうち、荷台後部27に位置する横根太23
bの曲げ剛性が、該横根太23bの高さh1 を他の部位
における横根太23の高さh2 よりも大きくすることに
よって、高められている。図6に示す例では、横根太2
3bの高さh1 は、縦根太24の高さと同じ程度の高さ
まで増大されている。
【0026】図7に示す構造では、FRPスキン材41
とコア材42(たとえば、発泡材)とで構成された横根
太23のうち、荷台後部に位置する横根太23cに、F
RPの補剛性層43が付加されている。本実施例では、
補剛性層43は横根太23cのスキン材41の下面側に
付加されているが、側面や内部に付加してもよく、全面
にわたって付加してもよい。
とコア材42(たとえば、発泡材)とで構成された横根
太23のうち、荷台後部に位置する横根太23cに、F
RPの補剛性層43が付加されている。本実施例では、
補剛性層43は横根太23cのスキン材41の下面側に
付加されているが、側面や内部に付加してもよく、全面
にわたって付加してもよい。
【0027】補剛性層43としては、スキン材41にお
けるよりも高弾性率の強化繊維を含むものや、荷台幅方
向、つまり横根太23cの延設方向に延びる一方向性強
化繊維を含んでいるものが好ましい。とくに一方向性強
化繊維を含む補剛性層とすると、該強化繊維は荷台幅方
向における曲げモーメントの一部を効率よく受け持つこ
とになるので、補剛性効果が高い。
けるよりも高弾性率の強化繊維を含むものや、荷台幅方
向、つまり横根太23cの延設方向に延びる一方向性強
化繊維を含んでいるものが好ましい。とくに一方向性強
化繊維を含む補剛性層とすると、該強化繊維は荷台幅方
向における曲げモーメントの一部を効率よく受け持つこ
とになるので、補剛性効果が高い。
【0028】また、図8に示す構造では、複数設けられ
ている横根太23のうち、荷台後部27に位置する横根
太23dの荷台前後方向51における配設ピッチP
1 が、他の部位における横根太23の配設ピッチP2 よ
りも小さく設定されている。つまり、横根太間の間隔が
狭く、荷台後部27においては横根太23dがより密に
配置されている。なおこの構造は、図3にも例示してあ
る。
ている横根太23のうち、荷台後部27に位置する横根
太23dの荷台前後方向51における配設ピッチP
1 が、他の部位における横根太23の配設ピッチP2 よ
りも小さく設定されている。つまり、横根太間の間隔が
狭く、荷台後部27においては横根太23dがより密に
配置されている。なおこの構造は、図3にも例示してあ
る。
【0029】また、図9(イ)に示す構造では、FRP
スキン材61とコア材(たとえば、発泡材)62からな
る横根太23のうち、荷台後部に位置する横根太23e
に、補剛性材63(たとえば、鉄やアルミの金属板、あ
るいは木材)がインサート成形されている。図9(イ)
に示す例では、補剛性材63は横根太23e内の下壁部
に設けたが、図9(ロ)に示すように、上下方向に延び
る補剛性材64を配した横根太23fとしてもよい。
スキン材61とコア材(たとえば、発泡材)62からな
る横根太23のうち、荷台後部に位置する横根太23e
に、補剛性材63(たとえば、鉄やアルミの金属板、あ
るいは木材)がインサート成形されている。図9(イ)
に示す例では、補剛性材63は横根太23e内の下壁部
に設けたが、図9(ロ)に示すように、上下方向に延び
る補剛性材64を配した横根太23fとしてもよい。
【0030】また、図10に示す構造では、複数設けら
れている横根太23のうち、荷台後部27に位置する横
根太23gのコア材71が、他の部位における横根太2
3のコア材72よりも剛性の高い材質とされている。た
とえばコア材72が発泡材である場合、コア材71とし
て木材等が使用できる。
れている横根太23のうち、荷台後部27に位置する横
根太23gのコア材71が、他の部位における横根太2
3のコア材72よりも剛性の高い材質とされている。た
とえばコア材72が発泡材である場合、コア材71とし
て木材等が使用できる。
【0031】また、図11(イ)に示す構造では、床体
としてのフロアパネル3において、パネル部材21のス
キン材81が荷台後部27において増厚されている。増
厚部82は、上下のスキン材81の両方に形成されてお
り、床の上下面に段差が生じないように内方に向けて増
厚されている。この増厚は、図11(ロ)に示すように
横根太23で行ってもよい。すなわち、荷台後端部27
における横根太23hのFRPスキン材83を増厚する
ことができる。もちろん、図11の(イ)、(ロ)に示
した構造の両方を同時に適用してもよい。
としてのフロアパネル3において、パネル部材21のス
キン材81が荷台後部27において増厚されている。増
厚部82は、上下のスキン材81の両方に形成されてお
り、床の上下面に段差が生じないように内方に向けて増
厚されている。この増厚は、図11(ロ)に示すように
横根太23で行ってもよい。すなわち、荷台後端部27
における横根太23hのFRPスキン材83を増厚する
ことができる。もちろん、図11の(イ)、(ロ)に示
した構造の両方を同時に適用してもよい。
【0032】さらに、図12に示す構造では、荷台後部
において、荷台幅方向に延びる横根太の縦根太24より
も外側の部分、つまり、縦根太24と床体側端部の間の
部分91の曲げ剛性が、意図的に高められている。曲げ
剛性を高める構造としては、図5ないし図11に示した
いずれかの構造を採用すればよい。縦根太24は本体シ
ャーシ13上に架装され、本体シャーシ13の高い剛性
をもって支持されるので、縦根太24から荷台幅方向外
側の部分の剛性を高めることにより、外側端における振
動が効果的に抑制される。
において、荷台幅方向に延びる横根太の縦根太24より
も外側の部分、つまり、縦根太24と床体側端部の間の
部分91の曲げ剛性が、意図的に高められている。曲げ
剛性を高める構造としては、図5ないし図11に示した
いずれかの構造を採用すればよい。縦根太24は本体シ
ャーシ13上に架装され、本体シャーシ13の高い剛性
をもって支持されるので、縦根太24から荷台幅方向外
側の部分の剛性を高めることにより、外側端における振
動が効果的に抑制される。
【0033】以上説明した曲げ剛性を高めるための各構
造は、いずれの組み合わせも可能であり、組み合わせ構
造により、所望の方向における曲げ剛性が一層高められ
る。また、前述したように、各構造は荷台前部28側に
おいても同様に適用可能である。
造は、いずれの組み合わせも可能であり、組み合わせ構
造により、所望の方向における曲げ剛性が一層高められ
る。また、前述したように、各構造は荷台前部28側に
おいても同様に適用可能である。
【0034】本発明に係る荷台の補剛性構造により、荷
台後部27または/および荷台前部28において荷台幅
方向における曲げ剛性が大幅に高められるので、とくに
後端部の左右コーナ部27a、27bあるいは前端部の
左右コーナ部28a、28bの振動が小さく抑えられ
る。荷台後端部における振動を抑制できる結果、トラッ
クの操縦安定性、乗心地、積荷の積載安定性が向上し、
荷台前端部における振動を抑制できる結果、そこからウ
ィングパネル8やセンタービーム11に伝わる振動を小
さく抑えることができる。
台後部27または/および荷台前部28において荷台幅
方向における曲げ剛性が大幅に高められるので、とくに
後端部の左右コーナ部27a、27bあるいは前端部の
左右コーナ部28a、28bの振動が小さく抑えられ
る。荷台後端部における振動を抑制できる結果、トラッ
クの操縦安定性、乗心地、積荷の積載安定性が向上し、
荷台前端部における振動を抑制できる結果、そこからウ
ィングパネル8やセンタービーム11に伝わる振動を小
さく抑えることができる。
【0035】なお、本発明は、ウィングパネルを有する
ウィング車に限らず、平ボディー車等、FRP材を含む
床体を有する荷台を備えたあらゆるトラックに適用可能
である。
ウィング車に限らず、平ボディー車等、FRP材を含む
床体を有する荷台を備えたあらゆるトラックに適用可能
である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトラック
の荷台によれば、荷台の特定部位の特定方向における曲
げ剛性を適切に向上することにより、荷台の後端部や前
端部における振動を大幅に低減することができ、FRP
材を用いた荷台によりトラック全体の軽量化を達成しつ
つ、操縦安定性、乗心地、積荷の積載安定性等を向上す
ることができる。
の荷台によれば、荷台の特定部位の特定方向における曲
げ剛性を適切に向上することにより、荷台の後端部や前
端部における振動を大幅に低減することができ、FRP
材を用いた荷台によりトラック全体の軽量化を達成しつ
つ、操縦安定性、乗心地、積荷の積載安定性等を向上す
ることができる。
【図1】本発明の一実施態様に係る荷台を架装したトラ
ックの斜視図である。
ックの斜視図である。
【図2】図1のトラックの荷台架装前の平面図である。
【図3】図1のトラック荷台の床体の一部破断表示した
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図3の床体の部分縦断面図である。
【図5】曲げ剛性向上構造の一例を示す、荷台前後方向
に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
【図6】曲げ剛性向上構造の別の例を示す、荷台前後方
向に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
向に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
【図7】曲げ剛性向上構造のさらに別の例を示す、横根
太部の横断面図である。
太部の横断面図である。
【図8】曲げ剛性向上構造のさらに別の例を示す、荷台
前後方向に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
前後方向に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
【図9】曲げ剛性向上構造のさらに別の例を示す、横根
太部の横断面図である。
太部の横断面図である。
【図10】曲げ剛性向上構造のさらに別の例を示す、荷
台前後方向に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
台前後方向に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
【図11】曲げ剛性向上構造のさらに別の例を示す、荷
台前後方向に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
台前後方向に沿ってみた床体の部分縦断面図である。
【図12】曲げ剛性向上構造のさらに別の例を示す、床
体の荷台後部側からみた概略正面図である。
体の荷台後部側からみた概略正面図である。
1 トラック 2 貨物室 3 床体としてのフロアパネル 4、6 門構 8 ウィングパネル 9、9a、9b あおりパネル 10 油圧シリンダ 11 センタービーム 12 運転席 13 本体シャーシ 21 パネル部材 22 サイドレール 23、23a、23b、23c、23d、23e、23
f、23g、23h横根太 24 縦根太 25 補強部材 26 荷台幅方向 27 荷台後部 27a、27b 左右コーナ部 28 荷台前部 28a、28b 左右コーナ部 31、32、34、41、61、81 FRPスキン材 33、35、42、62 コア材 43 補剛性層 51 荷台前後方向 63、64 補剛性材 71 高剛性のコア材 72 コア材 82 増厚部 83 増厚されたスキン材 91 剛性が高められた横根太部分
f、23g、23h横根太 24 縦根太 25 補強部材 26 荷台幅方向 27 荷台後部 27a、27b 左右コーナ部 28 荷台前部 28a、28b 左右コーナ部 31、32、34、41、61、81 FRPスキン材 33、35、42、62 コア材 43 補剛性層 51 荷台前後方向 63、64 補剛性材 71 高剛性のコア材 72 コア材 82 増厚部 83 増厚されたスキン材 91 剛性が高められた横根太部分
Claims (12)
- 【請求項1】 FRP材を含む床体を有するトラックの
荷台において、前記床体の荷台幅方向における曲げ剛性
が、少なくとも荷台後部において部分的に高められてい
ることを特徴とするトラックの荷台。 - 【請求項2】 前記床体の荷台幅方向における曲げ剛性
が、荷台前部において部分的に高められている、請求項
1のトラックの荷台。 - 【請求項3】 前記床体が荷台幅方向に延びる横根太を
複数有し、該複数の横根太のうち荷台後部または/およ
び荷台前部に位置する横根太の曲げ剛性が、他の部位に
おける横根太の曲げ剛性よりも高められている、請求項
1または2のトラックの荷台。 - 【請求項4】 前記荷台後部または/および荷台前部に
位置する横根太の幅が、他の部位における横根太の幅よ
りも大きい、請求項3のトラックの荷台。 - 【請求項5】 前記荷台後部または/および荷台前部に
位置する横根太の高さが、他の部位における横根太の高
さよりも大きい、請求項3または4のトラックの荷台。 - 【請求項6】 前記荷台後部または/および荷台前部に
位置する横根太に、FRPの補剛性層が付加されてい
る、請求項3ないし5のいずれかに記載のトラックの荷
台。 - 【請求項7】 前記補剛性層が一方向性強化繊維を含ん
でいる、請求項6のトラックの荷台。 - 【請求項8】 前記荷台後部または/および荷台前部に
位置する横根太の荷台前後方向における配設ピッチが、
他の部位における横根太の配設ピッチよりも小さい、請
求項3ないし7のいずれかに記載のトラックの荷台。 - 【請求項9】 前記荷台後部または/および荷台前部に
位置する横根太に、補剛性材がインサート成形されてい
る、請求項3ないし8のいずれかに記載のトラックの荷
台。 - 【請求項10】 前記複数の横根太がFRPのスキン材
とコア材とを有し、前記荷台後部または/および荷台前
部に位置する横根太のコア材の剛性が、他の部位におけ
る横根太のコア材の剛性よりも高い、請求項3ないし9
のいずれかに記載のトラックの荷台。 - 【請求項11】 前記床体が、荷台後部または/および
荷台前部において増厚されている、請求項1ないし10
のいずれかに記載のトラックの荷台。 - 【請求項12】 前記床体が、荷台前後方向に延びる縦
根太を有し、荷台後部または/および荷台前部における
床体の荷台幅方向における曲げ剛性が、前記縦根太と床
体側端部の間で部分的に高められている、請求項1ない
し11のいずれかに記載のトラックの荷台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8460797A JPH10258779A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | トラックの荷台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8460797A JPH10258779A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | トラックの荷台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10258779A true JPH10258779A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13835388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8460797A Pending JPH10258779A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | トラックの荷台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10258779A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7353960B2 (en) | 2004-10-05 | 2008-04-08 | Martin Marietta Materials, Inc. | Cargo container with insulated floor |
| US7434520B2 (en) | 2004-04-12 | 2008-10-14 | Martin Marietta Materials, Inc. | Insulated cargo container doors |
| US7587984B2 (en) | 2004-03-05 | 2009-09-15 | Martin Marietta Materials, Inc. | Insulated cargo containers |
| JP2022112202A (ja) * | 2021-01-21 | 2022-08-02 | 有限会社小田切車体 | 車輛フレーム |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP8460797A patent/JPH10258779A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7587984B2 (en) | 2004-03-05 | 2009-09-15 | Martin Marietta Materials, Inc. | Insulated cargo containers |
| US7434520B2 (en) | 2004-04-12 | 2008-10-14 | Martin Marietta Materials, Inc. | Insulated cargo container doors |
| US7353960B2 (en) | 2004-10-05 | 2008-04-08 | Martin Marietta Materials, Inc. | Cargo container with insulated floor |
| JP2022112202A (ja) * | 2021-01-21 | 2022-08-02 | 有限会社小田切車体 | 車輛フレーム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041122 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050325 |