JPH10259719A - 振動吸収機構 - Google Patents
振動吸収機構Info
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- JPH10259719A JPH10259719A JP9064862A JP6486297A JPH10259719A JP H10259719 A JPH10259719 A JP H10259719A JP 9064862 A JP9064862 A JP 9064862A JP 6486297 A JP6486297 A JP 6486297A JP H10259719 A JPH10259719 A JP H10259719A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints; Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints; Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型化に好適であってしかも減衰効率の高い
振動吸収機構を提供する。 【解決手段】 振動吸収装置10は、伸長力を受けた場
合、上流側ケーシング18と下流側ケーシング20とが
離れると共にフレキシブルパイプ12の山部分12aの
幅が広くなる。逆に圧縮力を受けた場合、両ケーシング
18、20が接近すると共に山部分12aの幅が狭くな
る。このように山部分12aの幅が変化すると、スペー
サ16とフレキシブルパイプ12との摺動、スペーサ1
6とインナパイプ14との摺動によって、エネルギーが
消費され減衰される。このとき、スペーサ16がフレキ
シブルパイプ12の山部分12aの内部に挿入されてい
るため、スペーサ16とフレキシブルパイプ12との接
触面積は大きく、従って両者の摺動によるエネルギー消
費が大きく、減衰効率も大きくなる。
振動吸収機構を提供する。 【解決手段】 振動吸収装置10は、伸長力を受けた場
合、上流側ケーシング18と下流側ケーシング20とが
離れると共にフレキシブルパイプ12の山部分12aの
幅が広くなる。逆に圧縮力を受けた場合、両ケーシング
18、20が接近すると共に山部分12aの幅が狭くな
る。このように山部分12aの幅が変化すると、スペー
サ16とフレキシブルパイプ12との摺動、スペーサ1
6とインナパイプ14との摺動によって、エネルギーが
消費され減衰される。このとき、スペーサ16がフレキ
シブルパイプ12の山部分12aの内部に挿入されてい
るため、スペーサ16とフレキシブルパイプ12との接
触面積は大きく、従って両者の摺動によるエネルギー消
費が大きく、減衰効率も大きくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排気経
路の途中にて該排気経路に生じた振動を吸収するための
振動吸収機構に関する。
路の途中にて該排気経路に生じた振動を吸収するための
振動吸収機構に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの排気経路はエンジンのローリ
ング、ピッチング等による振動あるいは悪路走行時にお
ける振動を受けることが知られているが、かかる振動を
長期にわたって受け続けると、排気経路を構成する排気
パイプが繰り返したわみ、最終的には破損に至るおそれ
がある。
ング、ピッチング等による振動あるいは悪路走行時にお
ける振動を受けることが知られているが、かかる振動を
長期にわたって受け続けると、排気経路を構成する排気
パイプが繰り返したわみ、最終的には破損に至るおそれ
がある。
【0003】このため、従来からこのような不具合を解
消すべく、排気経路の途中に振動吸収機構を設けてい
た。この振動吸収機構の代表的なものとしては、フレキ
シブルパイプ又は蛇管と称するものがあり、これは曲げ
に対する振動や軸方向に対する振動を吸収する作用を奏
するものである。
消すべく、排気経路の途中に振動吸収機構を設けてい
た。この振動吸収機構の代表的なものとしては、フレキ
シブルパイプ又は蛇管と称するものがあり、これは曲げ
に対する振動や軸方向に対する振動を吸収する作用を奏
するものである。
【0004】このような振動吸収機構としては、例えば
特開平6−221145号公報に開示されているものが
知られていた。この振動吸収機構は、フレキシブルパイ
プであるベローズ102の内部に内側スリーブ104と
外側スリーブ105とが同軸となるように設けられ、両
スリーブ104、105の重なり合った部分の隙間にス
ペーサ106が配置されたものである。なお、内側スリ
ーブ104が排ガスの上流側に位置している。
特開平6−221145号公報に開示されているものが
知られていた。この振動吸収機構は、フレキシブルパイ
プであるベローズ102の内部に内側スリーブ104と
外側スリーブ105とが同軸となるように設けられ、両
スリーブ104、105の重なり合った部分の隙間にス
ペーサ106が配置されたものである。なお、内側スリ
ーブ104が排ガスの上流側に位置している。
【0005】この振動吸収機構は、伸長力を受けると、
ベローズ102が伸びると共に内側スリーブ104と外
側スリーブ105はスペーサ106を介して互いに離れ
るように摺動し、逆に圧縮力を受けると、ベローズ10
2が縮むと共に内側スリーブ104がスペーサ106を
介して外側スリーブ105の中に入り込むように摺動す
る。また、長手方向に対して直角の曲げ力を受けると、
スペーサ106が変形しつつ内側スリーブ104が外側
スリーブ105に対して曲げ方向に移動する。いずれの
場合にも、ベローズ102が変形すると共に、スペーサ
106と拡スリーブ04、105とが摺動することによ
り、作用力(伸長力、圧縮力、曲げ力)を減衰させて振
動を吸収する。
ベローズ102が伸びると共に内側スリーブ104と外
側スリーブ105はスペーサ106を介して互いに離れ
るように摺動し、逆に圧縮力を受けると、ベローズ10
2が縮むと共に内側スリーブ104がスペーサ106を
介して外側スリーブ105の中に入り込むように摺動す
る。また、長手方向に対して直角の曲げ力を受けると、
スペーサ106が変形しつつ内側スリーブ104が外側
スリーブ105に対して曲げ方向に移動する。いずれの
場合にも、ベローズ102が変形すると共に、スペーサ
106と拡スリーブ04、105とが摺動することによ
り、作用力(伸長力、圧縮力、曲げ力)を減衰させて振
動を吸収する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記振
動吸収機構において減衰を大きくしようとすれば、スペ
ーサ106を長手方向に長くして、内側スリーブ104
及び外側スリーブ105との接触面積(つまり摺動面
積)を大きくすることが考えられるが、このようにスペ
ーサ106を長手方向に長くしたのでは振動吸収機構そ
のものが大型化するため好ましくないという問題があっ
た。
動吸収機構において減衰を大きくしようとすれば、スペ
ーサ106を長手方向に長くして、内側スリーブ104
及び外側スリーブ105との接触面積(つまり摺動面
積)を大きくすることが考えられるが、このようにスペ
ーサ106を長手方向に長くしたのでは振動吸収機構そ
のものが大型化するため好ましくないという問題があっ
た。
【0007】また、エンジンの排気経路においては、エ
ンジンの振動等に伴って排気経路が固有に振動して変形
するため、この固有の変形モードによる振動をも防止す
ることが好ましいが、この場合には、エンジンの排気口
付近に取り付ける場合に比べて一層小型化のものが望ま
れることになる。
ンジンの振動等に伴って排気経路が固有に振動して変形
するため、この固有の変形モードによる振動をも防止す
ることが好ましいが、この場合には、エンジンの排気口
付近に取り付ける場合に比べて一層小型化のものが望ま
れることになる。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、小型化に好適であってしかも減衰効率
の高い振動吸収機構を提供することにある。また、別の
目的は、前記目的に加えて、排気経路の固有の変形モー
ドによる振動を防止する振動吸収機構を提供することに
ある。
り、その目的は、小型化に好適であってしかも減衰効率
の高い振動吸収機構を提供することにある。また、別の
目的は、前記目的に加えて、排気経路の固有の変形モー
ドによる振動を防止する振動吸収機構を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明は、エンジンの排気経路の途中
にて該排気経路に生じた振動を吸収するための振動吸収
機構であって、1又は複数の山部分を備えたフレキシブ
ルパイプと、前記フレキシブルパイプの内部にて該フレ
キシブルパイプと隙間をもって配置された小径スリーブ
と、前記フレキシブルパイプと前記小径スリーブとの隙
間にて両者に接触するように設けられ、一部が前記フレ
キシブルパイプの少なくとも1つの山部分の内部に挿入
された形状の振動吸収用スペーサとを備えたことを特徴
とする。
を解決するため、本発明は、エンジンの排気経路の途中
にて該排気経路に生じた振動を吸収するための振動吸収
機構であって、1又は複数の山部分を備えたフレキシブ
ルパイプと、前記フレキシブルパイプの内部にて該フレ
キシブルパイプと隙間をもって配置された小径スリーブ
と、前記フレキシブルパイプと前記小径スリーブとの隙
間にて両者に接触するように設けられ、一部が前記フレ
キシブルパイプの少なくとも1つの山部分の内部に挿入
された形状の振動吸収用スペーサとを備えたことを特徴
とする。
【0010】かかる振動吸収機構に対して伸長力が加わ
ると、フレキシブルパイプの山部分の幅(つまりフレキ
シブルパイプの軸方向の間隔)が広くなる。逆に圧縮力
が加わると、フレキシブルパイプの山部分の幅が狭くな
る。ここで、本発明の振動吸収機構は、図5(a)に示
すように振動吸収用スペーサ(長さL)がフレキシブル
パイプの少なくとも1つの山部分の内部に挿入されその
内壁と接触しているため、同じ長さで山部分の内部に挿
入されていない場合(図5(b)参照)に比べて、振動
吸収用スペーサとフレキシブルパイプとの接触面積が大
きい。したがって、フレキシブルパイプの山部分が伸長
力によって広がろうとしたとき、あるいは圧縮力によっ
て狭まろうとしたとき、振動吸収用スペーサとフレキシ
ブルパイプとの摺動面積が大きいため、エネルギー消費
が大きく、減衰効率も大きくなる。
ると、フレキシブルパイプの山部分の幅(つまりフレキ
シブルパイプの軸方向の間隔)が広くなる。逆に圧縮力
が加わると、フレキシブルパイプの山部分の幅が狭くな
る。ここで、本発明の振動吸収機構は、図5(a)に示
すように振動吸収用スペーサ(長さL)がフレキシブル
パイプの少なくとも1つの山部分の内部に挿入されその
内壁と接触しているため、同じ長さで山部分の内部に挿
入されていない場合(図5(b)参照)に比べて、振動
吸収用スペーサとフレキシブルパイプとの接触面積が大
きい。したがって、フレキシブルパイプの山部分が伸長
力によって広がろうとしたとき、あるいは圧縮力によっ
て狭まろうとしたとき、振動吸収用スペーサとフレキシ
ブルパイプとの摺動面積が大きいため、エネルギー消費
が大きく、減衰効率も大きくなる。
【0011】同様に、フレキシブルパイプに対して曲げ
力や捻り力が働いたときも、振動吸収用スペーサとフレ
キシブルパイプとの摺動面積が大きいため、エネルギー
消費が大きく、減衰効率が大きくなる。また、フレキシ
ブルパイプの山部分の内部に振動吸収用スペーサを挿入
するため、山部分とは別の位置に振動吸収用スペーサを
設置する必要がなく、その分、振動吸収機構の長さを短
くできる。
力や捻り力が働いたときも、振動吸収用スペーサとフレ
キシブルパイプとの摺動面積が大きいため、エネルギー
消費が大きく、減衰効率が大きくなる。また、フレキシ
ブルパイプの山部分の内部に振動吸収用スペーサを挿入
するため、山部分とは別の位置に振動吸収用スペーサを
設置する必要がなく、その分、振動吸収機構の長さを短
くできる。
【0012】このように、本発明の振動吸収機構によれ
ば、振動を減衰させる効率が高いという効果と共に、小
型化に適しているという効果が得られる。尚、本発明の
振動吸収機構は、通常、エンジンの排気経路を形成する
上流側排気パイプと下流側排気パイプとを連結するよう
に設けられる。そして、上流側排気パイプから導入され
た排ガスを外部に漏らすことなく下流側排気パイプに送
出する役割を果たすと共に、一方の排気パイプの振動を
他方の排気パイプに伝達させない役割を果たす。
ば、振動を減衰させる効率が高いという効果と共に、小
型化に適しているという効果が得られる。尚、本発明の
振動吸収機構は、通常、エンジンの排気経路を形成する
上流側排気パイプと下流側排気パイプとを連結するよう
に設けられる。そして、上流側排気パイプから導入され
た排ガスを外部に漏らすことなく下流側排気パイプに送
出する役割を果たすと共に、一方の排気パイプの振動を
他方の排気パイプに伝達させない役割を果たす。
【0013】また、本発明の振動吸収用スペーサとして
は、例えば弾性変形可能な材質で形成されたものであれ
ば使用することができ、具体的にはゴムなどのエラスト
マーで形成されたスペーサや、金属繊維で形成されたス
ペーサなどを用いることができる。このうち、耐熱性な
どを考慮すれば金属繊維で形成されたスペーサであるこ
とが好ましく、具体的にはワイヤメッシュ等を用いるこ
とが好ましい。
は、例えば弾性変形可能な材質で形成されたものであれ
ば使用することができ、具体的にはゴムなどのエラスト
マーで形成されたスペーサや、金属繊維で形成されたス
ペーサなどを用いることができる。このうち、耐熱性な
どを考慮すれば金属繊維で形成されたスペーサであるこ
とが好ましく、具体的にはワイヤメッシュ等を用いるこ
とが好ましい。
【0014】本発明の振動吸収機構は、エンジンの排気
経路の途中であって該排気経路が持っている固有の変形
モードの腹の部分に取り付けられていてもよい。一般
に、エンジンの排気経路はある周波数になると共振して
振れるという固有の変形モードを有しているが、この固
有の変形モードの腹の部分つまり振幅が大きな部分に振
動吸収機構を設けることにより、この振動を効率よく吸
収でき、上記共振を小さく抑えることができるという効
果が得られる。このような変形モードの腹の部分に取り
付ける際、その取付スペースが制限されることが多い
が、本発明は小型化しても減衰効率は高いため、このよ
うな取付箇所であっても好適に取り付けることができ
る。
経路の途中であって該排気経路が持っている固有の変形
モードの腹の部分に取り付けられていてもよい。一般
に、エンジンの排気経路はある周波数になると共振して
振れるという固有の変形モードを有しているが、この固
有の変形モードの腹の部分つまり振幅が大きな部分に振
動吸収機構を設けることにより、この振動を効率よく吸
収でき、上記共振を小さく抑えることができるという効
果が得られる。このような変形モードの腹の部分に取り
付ける際、その取付スペースが制限されることが多い
が、本発明は小型化しても減衰効率は高いため、このよ
うな取付箇所であっても好適に取り付けることができ
る。
【0015】また、本発明の振動吸収機構において、フ
レキシブルパイプはただ1つの山部を備えていてもよ
い。この場合、フレキシブルパイプの長さを短くするこ
とができるため、一層小型化に適する。また、構造が簡
易なため、安価に製造できる。更に、本発明の振動吸収
機構において、フレキシブルパイプは、伸長方向又は圧
縮方向の移動範囲を規制する規制機構を備えていてもよ
い。この場合、伸縮方向に自由に移動可能とした場合に
比べて、イレギュラーな大きさの伸長力又は圧縮力が加
わったとしてもフレキシブルパイプや振動吸収用スペー
サが破損するおそれがないという効果が得られる。
レキシブルパイプはただ1つの山部を備えていてもよ
い。この場合、フレキシブルパイプの長さを短くするこ
とができるため、一層小型化に適する。また、構造が簡
易なため、安価に製造できる。更に、本発明の振動吸収
機構において、フレキシブルパイプは、伸長方向又は圧
縮方向の移動範囲を規制する規制機構を備えていてもよ
い。この場合、伸縮方向に自由に移動可能とした場合に
比べて、イレギュラーな大きさの伸長力又は圧縮力が加
わったとしてもフレキシブルパイプや振動吸収用スペー
サが破損するおそれがないという効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。 [第1実施例]図1は本実施例の振動吸収装置の破断面
図である。
図面に基づいて説明する。 [第1実施例]図1は本実施例の振動吸収装置の破断面
図である。
【0017】本実施例の振動吸収装置10は、フレキシ
ブルパイプ12、インナパイプ14、スペーサ16、上
流側ケーシング18、及び下流側ケーシング20とから
構成される。フレキシブルパイプ12は、金属製の蛇管
(ベローズ)であり、そのパイプ壁は流体の通過を許さ
ないものである。このフレキシブルパイプ12は、山部
分12aをただ一つだけ備えており、この山部分12a
が幅方向(図1にて左右方向)に変形することにより伸
縮し得るものである。
ブルパイプ12、インナパイプ14、スペーサ16、上
流側ケーシング18、及び下流側ケーシング20とから
構成される。フレキシブルパイプ12は、金属製の蛇管
(ベローズ)であり、そのパイプ壁は流体の通過を許さ
ないものである。このフレキシブルパイプ12は、山部
分12aをただ一つだけ備えており、この山部分12a
が幅方向(図1にて左右方向)に変形することにより伸
縮し得るものである。
【0018】インナパイプ14は、フレキシブルパイプ
12と同軸となるように配設された段付きパイプであ
り、小径スリーブ14aと大径スリーブ14bとを備え
ている。このうち、小径スリーブ14aはフレキシブル
パイプ12と隙間をもって配置され、大径スリーブ14
bはフレキシブルパイプ12の上流側(図1にて左側、
以下同じ)の開口12bの内周面に密着・固定されてい
る。インナパイプの下流側(図1にて右側、以下同じ)
の端部14cは、フレキシブルパイプ12の下流側開口
12cの手前まで延びている。
12と同軸となるように配設された段付きパイプであ
り、小径スリーブ14aと大径スリーブ14bとを備え
ている。このうち、小径スリーブ14aはフレキシブル
パイプ12と隙間をもって配置され、大径スリーブ14
bはフレキシブルパイプ12の上流側(図1にて左側、
以下同じ)の開口12bの内周面に密着・固定されてい
る。インナパイプの下流側(図1にて右側、以下同じ)
の端部14cは、フレキシブルパイプ12の下流側開口
12cの手前まで延びている。
【0019】スペーサ16は、耐熱性に優れ、丈夫で伸
縮力や曲げ力、捻り力を吸収可能な金属製の部材を用い
るのが好ましいため、ここではワイヤメッシュを採用し
た。このスペーサ16は、フレキシブルパイプ12とイ
ンナパイプ14の小径スリーブ14aとの隙間にて両者
に接触するように配置されている。また、スペーサ16
の表面側は一部突出してフレキシブルパイプ12の山部
分12aの内部に挿入されてこの山部分12aの内壁に
接触している。
縮力や曲げ力、捻り力を吸収可能な金属製の部材を用い
るのが好ましいため、ここではワイヤメッシュを採用し
た。このスペーサ16は、フレキシブルパイプ12とイ
ンナパイプ14の小径スリーブ14aとの隙間にて両者
に接触するように配置されている。また、スペーサ16
の表面側は一部突出してフレキシブルパイプ12の山部
分12aの内部に挿入されてこの山部分12aの内壁に
接触している。
【0020】なお、スペーサ16は一体成型によりこの
ような形状に形成されていてもよいが、山部分12aの
内部に挿入しやすいように複数に分割したものを用いて
それらを併せたときにこのような形状になるようにして
もよい。また、スペーサ16は、リング状につまり小径
スリーブ14aの全周にわたって設けられていてもよい
が、小径スリーブ14aの外周に沿ってスポット的に設
けられていてもよい。
ような形状に形成されていてもよいが、山部分12aの
内部に挿入しやすいように複数に分割したものを用いて
それらを併せたときにこのような形状になるようにして
もよい。また、スペーサ16は、リング状につまり小径
スリーブ14aの全周にわたって設けられていてもよい
が、小径スリーブ14aの外周に沿ってスポット的に設
けられていてもよい。
【0021】上流側ケーシング18は、上流側カラー1
8aと、この上流側カラー18aよりも拡径された上流
側カバー18bと、上流側カラー18aと上流側カバー
18bとの間を成す上流側テーパ18cとを有してい
る。上流側カラー18aはフレキシブルパイプ12の上
流側開口12bの外周面に固着され、上流側カバー18
bはフレキシブルパイプ12の山部分12aを覆うよう
に設けられている。
8aと、この上流側カラー18aよりも拡径された上流
側カバー18bと、上流側カラー18aと上流側カバー
18bとの間を成す上流側テーパ18cとを有してい
る。上流側カラー18aはフレキシブルパイプ12の上
流側開口12bの外周面に固着され、上流側カバー18
bはフレキシブルパイプ12の山部分12aを覆うよう
に設けられている。
【0022】下流側ケーシング20は、下流側カラー2
0aと、この下流側カラー20aよりも拡径された下流
側カバー20bと、下流側カラー20aと下流側カバー
20bとの間を成す下流側テーパ20cとを有してい
る。下流側カラー20aはフレキシブルパイプ12の下
流側開口12cの外周面に固着され、下流側カバー20
bは上流側カバー18bを覆うように設けられている。
また、下流側テーパ20cは、この振動吸収装置10に
外力が加わえられていない状態では、上流側カバー18
bの先端から離れた状態にある。また、下流側カバー2
0bの先端には上流側テーパ18cと略平行となるリム
20dが設けられ、このリム20dは振動吸収装置10
に外力が加えられていない状態では上流側テーパ18c
から離れた状態にある。
0aと、この下流側カラー20aよりも拡径された下流
側カバー20bと、下流側カラー20aと下流側カバー
20bとの間を成す下流側テーパ20cとを有してい
る。下流側カラー20aはフレキシブルパイプ12の下
流側開口12cの外周面に固着され、下流側カバー20
bは上流側カバー18bを覆うように設けられている。
また、下流側テーパ20cは、この振動吸収装置10に
外力が加わえられていない状態では、上流側カバー18
bの先端から離れた状態にある。また、下流側カバー2
0bの先端には上流側テーパ18cと略平行となるリム
20dが設けられ、このリム20dは振動吸収装置10
に外力が加えられていない状態では上流側テーパ18c
から離れた状態にある。
【0023】次に、上記振動吸収装置10の作用につい
て図1及び図2に基づいて説明する。図2は振動吸収装
置を適用したエンジンの排気経路の説明図である。図2
に示すように、エンジンの排気経路30は、エンジンに
取り付けられたエキゾーストマニホルド32、触媒コン
バータ33、サブマフラ34、メインマフラ35から構
成され、各装置同士はカバーを介して接続されている。
このエンジンの排気経路30は、例えばエンジンの振動
周波数がある周波数になると図2にて点線で示した固有
の変形モードとの間で振動する。このうち、最も大きく
振動する箇所(つまり腹)A、Bに本実施例の振動吸収
装置10が設置されている。
て図1及び図2に基づいて説明する。図2は振動吸収装
置を適用したエンジンの排気経路の説明図である。図2
に示すように、エンジンの排気経路30は、エンジンに
取り付けられたエキゾーストマニホルド32、触媒コン
バータ33、サブマフラ34、メインマフラ35から構
成され、各装置同士はカバーを介して接続されている。
このエンジンの排気経路30は、例えばエンジンの振動
周波数がある周波数になると図2にて点線で示した固有
の変形モードとの間で振動する。このうち、最も大きく
振動する箇所(つまり腹)A、Bに本実施例の振動吸収
装置10が設置されている。
【0024】この振動吸収装置10は、フレキシブルパ
イプ12が密閉性を有しており、インナパイプ14の大
径スリーブ14bはフレキシブルパイプ12に密着され
ている。また、連結箇所A、Bにおいて、振動吸収装置
10は密閉性よく接続される。つまり、図1において、
図示しない上流側の排気パイプは大径スリーブ14bに
内接するように挿入され、図示しない下流側の排気パイ
プはフレキシブルパイプ12の下流側開口12cに内接
するように挿入される。このため、エンジンの排気経路
30のうち振動吸収装置10により連結されている箇所
A,Bにおいて、排ガスは外部に漏れることなく上流側
から下流側へ流通する。
イプ12が密閉性を有しており、インナパイプ14の大
径スリーブ14bはフレキシブルパイプ12に密着され
ている。また、連結箇所A、Bにおいて、振動吸収装置
10は密閉性よく接続される。つまり、図1において、
図示しない上流側の排気パイプは大径スリーブ14bに
内接するように挿入され、図示しない下流側の排気パイ
プはフレキシブルパイプ12の下流側開口12cに内接
するように挿入される。このため、エンジンの排気経路
30のうち振動吸収装置10により連結されている箇所
A,Bにおいて、排ガスは外部に漏れることなく上流側
から下流側へ流通する。
【0025】このように設置された振動吸収装置10
は、図1において、伸長力を受けた場合、上流側ケーシ
ング18と下流側ケーシング20とが離れると共に、フ
レキシブルパイプ12の山部分12aの幅(つまりフレ
キシブルパイプ12の軸方向の間隔)が広くなる。逆に
圧縮力を受けた場合、上流側ケーシング18と下流側ケ
ーシング20とが接近すると共に、フレキシブルパイプ
12の山部分12aの幅が狭くなる。
は、図1において、伸長力を受けた場合、上流側ケーシ
ング18と下流側ケーシング20とが離れると共に、フ
レキシブルパイプ12の山部分12aの幅(つまりフレ
キシブルパイプ12の軸方向の間隔)が広くなる。逆に
圧縮力を受けた場合、上流側ケーシング18と下流側ケ
ーシング20とが接近すると共に、フレキシブルパイプ
12の山部分12aの幅が狭くなる。
【0026】このように山部分12aの幅が広くなった
り狭くなったりすると、山部分12aの変形によるエネ
ルギー消費、スペーサ16とフレキシブルパイプ12と
の摺動によるエネルギー消費、スペーサ16とインナパ
イプ14との摺動によるエネルギー消費によって、振動
が減衰される。このとき、スペーサ16がフレキシブル
パイプ12の山部分12aの内部に挿入されその内壁と
接触しているため、スペーサ16とフレキシブルパイプ
12との接触面積は大きい。したがって、スペーサ16
とフレキシブルパイプ12との摺動によるエネルギー消
費が大きく、減衰効率も大きくなる。
り狭くなったりすると、山部分12aの変形によるエネ
ルギー消費、スペーサ16とフレキシブルパイプ12と
の摺動によるエネルギー消費、スペーサ16とインナパ
イプ14との摺動によるエネルギー消費によって、振動
が減衰される。このとき、スペーサ16がフレキシブル
パイプ12の山部分12aの内部に挿入されその内壁と
接触しているため、スペーサ16とフレキシブルパイプ
12との接触面積は大きい。したがって、スペーサ16
とフレキシブルパイプ12との摺動によるエネルギー消
費が大きく、減衰効率も大きくなる。
【0027】また、振動吸収装置10に予期せぬほど大
きな伸長力が加わった場合には、上流側ケーシング18
と下流側ケーシング20は互いに離れるが、上流側ケー
シング18の上流側テーパ18cと下流側ケーシング2
0のリム20dとが衝合した後は、この上流側テーパ1
8cとリム20dが係止しているため、それ以上両ケー
シング18、20が離れることはない。一方、予期せぬ
ほど大きな圧縮力が加わった場合には、上流側ケーシン
グ18と下流側ケーシング20は互いに接近するが、上
流側ケーシング18の上流側カバー18bの先端と下流
側ケーシング20の下流側テーパ20cとが衝合した後
は、この上流側カバー18bの先端と下流側テーパ20
cが係止しているため、それ以上両ケーシング18、2
0が接近することはない。
きな伸長力が加わった場合には、上流側ケーシング18
と下流側ケーシング20は互いに離れるが、上流側ケー
シング18の上流側テーパ18cと下流側ケーシング2
0のリム20dとが衝合した後は、この上流側テーパ1
8cとリム20dが係止しているため、それ以上両ケー
シング18、20が離れることはない。一方、予期せぬ
ほど大きな圧縮力が加わった場合には、上流側ケーシン
グ18と下流側ケーシング20は互いに接近するが、上
流側ケーシング18の上流側カバー18bの先端と下流
側ケーシング20の下流側テーパ20cとが衝合した後
は、この上流側カバー18bの先端と下流側テーパ20
cが係止しているため、それ以上両ケーシング18、2
0が接近することはない。
【0028】また、フレキシブルパイプ12に対して曲
げ力や捻り力が働いたときも、スペーサ16とフレキシ
ブルパイプ12との摺動面積が大きいため、上記と同
様、エネルギー消費が大きく、減衰効率が大きくなる。
また、予期せぬほど大きな曲げ力が加わった場合には、
上流側ケーシング18は下流側ケーシング20に対して
曲げ方向に移動するが、両ケーシング18のいずれかの
箇所が接触し合った後はその箇所同士で係止し合うた
め、それ以上上流側ケーシング18が下流側ケーシング
20に対して曲げ方向に移動することはない。
げ力や捻り力が働いたときも、スペーサ16とフレキシ
ブルパイプ12との摺動面積が大きいため、上記と同
様、エネルギー消費が大きく、減衰効率が大きくなる。
また、予期せぬほど大きな曲げ力が加わった場合には、
上流側ケーシング18は下流側ケーシング20に対して
曲げ方向に移動するが、両ケーシング18のいずれかの
箇所が接触し合った後はその箇所同士で係止し合うた
め、それ以上上流側ケーシング18が下流側ケーシング
20に対して曲げ方向に移動することはない。
【0029】以上詳述した第1実施例の振動吸収装置1
0によれば、次の効果が得られる。 スペーサ16とフレキシブルパイプ12との接触面積
つまり摺動面積が大きいため、振動を減衰させる効率が
高い。 フレキシブルパイプ12の山部分12aの内部にスペ
ーサ16を挿入するため、山部分12aとは別の位置に
スペーサ16を設置する必要がなく、その分、振動吸収
装置10の全体の長さを短くして、コンパクト形状に設
計できる。
0によれば、次の効果が得られる。 スペーサ16とフレキシブルパイプ12との接触面積
つまり摺動面積が大きいため、振動を減衰させる効率が
高い。 フレキシブルパイプ12の山部分12aの内部にスペ
ーサ16を挿入するため、山部分12aとは別の位置に
スペーサ16を設置する必要がなく、その分、振動吸収
装置10の全体の長さを短くして、コンパクト形状に設
計できる。
【0030】フレキシブルパイプ12は山部分12a
がただ1つのみなので、よりコンパクトな形状に設計で
き、しかも構造が簡易で安価に製造できる。 振動吸収装置10は、エンジンの排気経路30のうち
固有の変形モードの腹の部分に取り付けられているた
め、共振を小さく抑えることができる。この場合、取付
スペースが狭いことが多いが、振動吸収装置10は小型
化しても減衰効率は高いため、このような取付箇所に取
り付けるのに適している。
がただ1つのみなので、よりコンパクトな形状に設計で
き、しかも構造が簡易で安価に製造できる。 振動吸収装置10は、エンジンの排気経路30のうち
固有の変形モードの腹の部分に取り付けられているた
め、共振を小さく抑えることができる。この場合、取付
スペースが狭いことが多いが、振動吸収装置10は小型
化しても減衰効率は高いため、このような取付箇所に取
り付けるのに適している。
【0031】両ケーシング18、20が伸縮方向や曲
げ方向の移動範囲を規制する役割を果たすため、イレギ
ュラーな大きさの外力が加わったときにもフレキシブル
パイプ12やスペーサ16が破損するおそれがない。 [第2実施例]図3は本実施例の振動吸収装置の破断面
図である。
げ方向の移動範囲を規制する役割を果たすため、イレギ
ュラーな大きさの外力が加わったときにもフレキシブル
パイプ12やスペーサ16が破損するおそれがない。 [第2実施例]図3は本実施例の振動吸収装置の破断面
図である。
【0032】本実施例の振動吸収装置50は、フレキシ
ブルパイプ52、上流側インナパイプ54、下流側イン
ナパイプ55、スペーサ56、上流側ケーシング58、
及び下流側ケーシング60から構成される。フレキシブ
ルパイプ52は、ただ一つの山部分52aを備えてお
り、第1実施例のフレキシブルパイプ12と同様の構成
である。
ブルパイプ52、上流側インナパイプ54、下流側イン
ナパイプ55、スペーサ56、上流側ケーシング58、
及び下流側ケーシング60から構成される。フレキシブ
ルパイプ52は、ただ一つの山部分52aを備えてお
り、第1実施例のフレキシブルパイプ12と同様の構成
である。
【0033】上流側インナパイプ54は、小径スリーブ
54aと大径スリーブ54bとを備えた段付きパイプで
あり、小径スリーブ54aの端部にリム54cを設けた
以外は、第1実施例のインナパイプ14と同様の構成で
ある。下流側インナパイプ55は、フレキシブルパイプ
52の下流側開口52cの内周面に固着されている。こ
の下流側インナパイプ55のうちリム55cを備えた端
部は、上流側インナパイプのリム54cを超え、該リム
54cと対向する位置に配置されている。
54aと大径スリーブ54bとを備えた段付きパイプで
あり、小径スリーブ54aの端部にリム54cを設けた
以外は、第1実施例のインナパイプ14と同様の構成で
ある。下流側インナパイプ55は、フレキシブルパイプ
52の下流側開口52cの内周面に固着されている。こ
の下流側インナパイプ55のうちリム55cを備えた端
部は、上流側インナパイプのリム54cを超え、該リム
54cと対向する位置に配置されている。
【0034】スペーサ56は、第1実施例のスペーサ1
6と同様の構成である。上流側ケーシング58は、上流
側カラー58aと、この上流側カラー58aよりも拡径
された上流側カバー58bを有している。上流側カラー
58aはフレキシブルパイプ52の上流側開口52bの
外周面に固着され、上流側カバー58bはフレキシブル
パイプ52の山部分52aを部分的に覆うように設けら
れている。
6と同様の構成である。上流側ケーシング58は、上流
側カラー58aと、この上流側カラー58aよりも拡径
された上流側カバー58bを有している。上流側カラー
58aはフレキシブルパイプ52の上流側開口52bの
外周面に固着され、上流側カバー58bはフレキシブル
パイプ52の山部分52aを部分的に覆うように設けら
れている。
【0035】下流側ケーシング60は、下流側カラー6
0aと、この下流側カラー60aよりも拡径された下流
側カバー60bを有している。下流側カラー60aはフ
レキシブルパイプ52の下流側開口52cの外周面に固
着され、下流側カバー60bは上流側カバー58bと所
定距離隔てた位置で対峙している。
0aと、この下流側カラー60aよりも拡径された下流
側カバー60bを有している。下流側カラー60aはフ
レキシブルパイプ52の下流側開口52cの外周面に固
着され、下流側カバー60bは上流側カバー58bと所
定距離隔てた位置で対峙している。
【0036】次に、上記振動吸収装置50の作用につい
て説明する。この振動吸収装置50は上記第1実施例と
同様の箇所(図2における箇所A,B)に設置されてい
る。この振動吸収装置50は、伸長力を受けた場合、上
流側ケーシング58と下流側ケーシング60とが離れる
と共に、フレキシブルパイプ52の山部分52aの幅が
広くなる。逆に圧縮力を受けた場合、上流側ケーシング
58と下流側ケーシング60とが接近すると共に、フレ
キシブルパイプ52の山部分52aの幅が狭くなる。こ
のように山部分52aの幅が広くなったり狭くなったり
すると、山部分52aの変形によるエネルギー消費、ス
ペーサ56とフレキシブルパイプ52との摺動によるエ
ネルギー消費、スペーサ56とインナパイプ54との摺
動によるエネルギー消費によって、振動が減衰される。
このとき、第1実施例と同様、スペーサ16とフレキシ
ブルパイプ12との摺動によるエネルギー消費が大き
く、減衰効率も大きくなる。
て説明する。この振動吸収装置50は上記第1実施例と
同様の箇所(図2における箇所A,B)に設置されてい
る。この振動吸収装置50は、伸長力を受けた場合、上
流側ケーシング58と下流側ケーシング60とが離れる
と共に、フレキシブルパイプ52の山部分52aの幅が
広くなる。逆に圧縮力を受けた場合、上流側ケーシング
58と下流側ケーシング60とが接近すると共に、フレ
キシブルパイプ52の山部分52aの幅が狭くなる。こ
のように山部分52aの幅が広くなったり狭くなったり
すると、山部分52aの変形によるエネルギー消費、ス
ペーサ56とフレキシブルパイプ52との摺動によるエ
ネルギー消費、スペーサ56とインナパイプ54との摺
動によるエネルギー消費によって、振動が減衰される。
このとき、第1実施例と同様、スペーサ16とフレキシ
ブルパイプ12との摺動によるエネルギー消費が大き
く、減衰効率も大きくなる。
【0037】また、振動吸収装置50に予期せぬほど大
きな伸長力が加わった場合には、上流側ケーシング58
と下流側ケーシング60は互いに離れる。そして、上流
側インナパイプ54のリム54cと下流側インナパイプ
55のリム55cとが衝合した後は、両リム54c、5
5cが係止しているため、それ以上両ケーシング58、
60が離れることはない。一方、予期せぬほど大きな圧
縮力が加わった場合には、上流側ケーシング58と下流
側ケーシング60は互いに接近する。そして、上流側ケ
ーシング58の先端と下流側ケーシング60の先端とが
衝合した後は、それ以上両ケーシング58、60が接近
することはない。
きな伸長力が加わった場合には、上流側ケーシング58
と下流側ケーシング60は互いに離れる。そして、上流
側インナパイプ54のリム54cと下流側インナパイプ
55のリム55cとが衝合した後は、両リム54c、5
5cが係止しているため、それ以上両ケーシング58、
60が離れることはない。一方、予期せぬほど大きな圧
縮力が加わった場合には、上流側ケーシング58と下流
側ケーシング60は互いに接近する。そして、上流側ケ
ーシング58の先端と下流側ケーシング60の先端とが
衝合した後は、それ以上両ケーシング58、60が接近
することはない。
【0038】また、フレキシブルパイプ52に対して曲
げ力や捻り力が働いたときも、スペーサ56とフレキシ
ブルパイプ52との摺動面積が大きいため、上記と同
様、エネルギー消費が大きく、減衰効率が大きくなる。
以上の第2実施例の振動吸収装置50によれば、第1実
施例と同様の効果が得られる。
げ力や捻り力が働いたときも、スペーサ56とフレキシ
ブルパイプ52との摺動面積が大きいため、上記と同
様、エネルギー消費が大きく、減衰効率が大きくなる。
以上の第2実施例の振動吸収装置50によれば、第1実
施例と同様の効果が得られる。
【0039】[その他]尚、本発明の実施の形態は、上
記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術
的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうま
でもない。例えば、上記各実施例では、フレキシブルパ
イプ12、52の山部分12a、52aの内部空間のう
ち先端部分はスペーサ16、56によって埋められてい
ないが、図5(a)のように山部分の内部空間をスペー
サによってすべて埋めてもよい。
記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術
的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうま
でもない。例えば、上記各実施例では、フレキシブルパ
イプ12、52の山部分12a、52aの内部空間のう
ち先端部分はスペーサ16、56によって埋められてい
ないが、図5(a)のように山部分の内部空間をスペー
サによってすべて埋めてもよい。
【0040】また、上記各実施例のフレキシブルパイプ
12、52は山部分12a,52aをただ一つ設けた
が、複数設けてもよい。例えば図4には、第1実施例の
変形例として、2つの山部分12aを設け、これらの内
部にスペーサ16を挿入した例を示す。この場合も上記
第1実施例と略同様の効果が得られる。但し、振動吸収
装置は山部分が少ないほどコンパクトな形状に設計でき
る点で有利である。
12、52は山部分12a,52aをただ一つ設けた
が、複数設けてもよい。例えば図4には、第1実施例の
変形例として、2つの山部分12aを設け、これらの内
部にスペーサ16を挿入した例を示す。この場合も上記
第1実施例と略同様の効果が得られる。但し、振動吸収
装置は山部分が少ないほどコンパクトな形状に設計でき
る点で有利である。
【0041】更に、第1実施例において、上流側ケーシ
ング18の上流側カバー18bの先端に、下流側テーパ
20cと略平行となるリムを設けてもよい。この場合、
圧縮方向の移動範囲は、このリムと下流側テーパ20c
とが衝合することにより規制されることになる。
ング18の上流側カバー18bの先端に、下流側テーパ
20cと略平行となるリムを設けてもよい。この場合、
圧縮方向の移動範囲は、このリムと下流側テーパ20c
とが衝合することにより規制されることになる。
【図1】 第1実施例の振動吸収装置の破断面図であ
る。
る。
【図2】 エンジンの排気経路を表す説明図である。
【図3】 第2実施例の振動吸収装置の破断面図であ
る。
る。
【図4】 第1実施例の変形例の破断面図である。
【図5】 振動吸収機構におけるスペーサとフレキシブ
ルパイプとの接触面積に関する説明図である。
ルパイプとの接触面積に関する説明図である。
【図6】 従来例の破断面図である。
10・・・振動吸収装置、12・・・フレキシブルパイ
プ、12a・・・山部分、14・・・インナパイプ、1
4a・・・小径スリーブ、14b・・・大径スリーブ、
16・・・スペーサ、18・・・上流側ケーシング、1
8a・・・上流側カラー、18b・・・上流側カバー、
18c・・・上流側テーパ、20・・・下流側ケーシン
グ、20a・・・下流側カラー、20b・・・下流側カ
バー、20c・・・下流側テーパ、20d・・・リム、
30・・・排気経路。
プ、12a・・・山部分、14・・・インナパイプ、1
4a・・・小径スリーブ、14b・・・大径スリーブ、
16・・・スペーサ、18・・・上流側ケーシング、1
8a・・・上流側カラー、18b・・・上流側カバー、
18c・・・上流側テーパ、20・・・下流側ケーシン
グ、20a・・・下流側カラー、20b・・・下流側カ
バー、20c・・・下流側テーパ、20d・・・リム、
30・・・排気経路。
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンの排気経路の途中にて該排気経
路に生じた振動を吸収するための振動吸収機構であっ
て、 1又は複数の山部分を備えたフレキシブルパイプと、 前記フレキシブルパイプの内部にて該フレキシブルパイ
プと隙間をもって配置された小径スリーブと、 前記フレキシブルパイプと前記小径スリーブとの隙間に
て両者に接触するように設けられ、一部が前記フレキシ
ブルパイプの少なくとも1つの山部分の内部に挿入され
た形状の振動吸収用スペーサとを備えたことを特徴とす
る振動吸収機構。 - 【請求項2】 請求項1記載の振動吸収機構は、前記エ
ンジンの排気経路の途中であって該排気経路が持ってい
る固有の変形モードの腹の部分に取り付けられたことを
特徴とする振動吸収機構。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の振動吸収機構であ
って、 前記フレキシブルパイプはただ1つの山部を備えたこと
を特徴とする振動吸収機構。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の振動吸
収機構であって、 前記フレキシブルパイプは、伸長方向又は圧縮方向の移
動範囲を規制する規制機構を備えたことを特徴とする振
動吸収機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9064862A JPH10259719A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 振動吸収機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9064862A JPH10259719A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 振動吸収機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10259719A true JPH10259719A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13270413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9064862A Pending JPH10259719A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 振動吸収機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10259719A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005515369A (ja) * | 2001-12-31 | 2005-05-26 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 制動装置、特に自動車用制動装置 |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP9064862A patent/JPH10259719A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005515369A (ja) * | 2001-12-31 | 2005-05-26 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 制動装置、特に自動車用制動装置 |
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