JPH1025972A - 断熱ブリッジを形成するための断熱スペーサー - Google Patents

断熱ブリッジを形成するための断熱スペーサー

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JPH1025972A
JPH1025972A JP9009591A JP959197A JPH1025972A JP H1025972 A JPH1025972 A JP H1025972A JP 9009591 A JP9009591 A JP 9009591A JP 959197 A JP959197 A JP 959197A JP H1025972 A JPH1025972 A JP H1025972A
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heat insulating
insulating spacer
bridge member
leg
synthetic resin
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JP9009591A
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Douglas H Wylie
エッチ.ウィリー ダグラス
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Original Assignee
Bay Mills Ltd
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    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 過酷な条件において優れている多重窓ガラス
ユニット用の改善された断熱スペーサーを提供する。 【解決手段】 断熱スペーサー100Aは、頂部ブリッ
ジ部材110Aと、金属製の第1の脚部材と、金属製の
第2の脚部材と、底部ブリッジ部材140Aとを備えて
いる。頂部ブリッジ部材110A、第1及び第2の脚部
材、及び、底部ブリッジ部材140Aの形態によって、
溝部分150Aが画成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、断熱ス
ペーサーに関し、より詳細には、多重窓ガラスユニット
の隔置された窓ガラスの間に断熱ブリッジを形成して、
例えば、上記ユニットの断熱性能を改善するための、断
熱スペーサーに関する。本発明はまた、そのような断熱
スペーサーの製造方法にも関係する。
【0002】
【従来の技術】ビルディング又は建物の構造において重
要な考慮事項は、エネルギの保存である。そのような構
造にガラスを広く使用するという観点において、特に問
題となるのは、ガラスの表面を通る熱損失である。その
ような問題に対する1つの解決策は、断熱ガラスユニッ
トを多く使用することであり、そのような断熱ガラスユ
ニットは、基本的には、密封された乾燥空気の空間によ
って分離された2又はそれ以上のガラスパネルから構成
されている。密封された断熱ガラスユニットは、一般的
に、上記ガラスパネルを正確に分離するための何等かの
手段(例えば、スペーサー)を必要とする。
【0003】現在使用されているスペーサーは、スチー
ル、アルミニウム、又は、他の金属からその全体が形成
されている概ね管状のチャンネル(溝形の材料)であっ
て、そのようなチャンネルは、窓ガラスの間の空間から
湿分を吸収するための乾燥剤を収容しており、これによ
り、凝縮又は結露を防止すると共に、密封された空気の
空間を乾燥した状態に保持する。管状のスペーサーは、
一般的に、所望の輪郭になるように圧延成形される。ス
チールのスペーサーは、一般的に、廉価で且つ強度が大
きいが、アルミニウムのスペーサーは、切断及び取り付
けが容易である。アルミニウムは、また、軽量で構造的
な完全性を提供するが、高価であり、熱的な性能が劣っ
ている。プラスチックからその全体が形成されたスペー
サーも、限定された範囲で使用されてきた。しかしなが
ら、プラスチックは、透過性があり、湿分の透過及び凝
縮を生ずることがある。
【0004】スペーサーの適合性に影響を与えるある重
要な要因すなわちファクタ(特に、材料の熱伝達性及び
膨張率)が存在する。金属のスペーサーは、周囲の空気
空間よりもかなり良好な熱伝導体であるので、そのよう
なスペーサーを用いると、内側の窓ガラスと外側の窓ガ
ラスとの間に熱伝達が生じ、これにより、熱消散、エネ
ルギ損失、湿分の凝縮(特に敷居の上での)、及び、他
の問題が生ずる。また、一般的に使用されるスペーサー
の材料の膨張率は、ガラスの膨張率よりもかなり大き
い。従って、熱伝達によって、ガラスとスペーサーとの
間の寸法的な変化が生じ、これにより、ガラス及びシー
ルに応力が発生する。これは、例えば、スペーサーが長
手方向において十分に収縮してシール材から離れること
により、密封されたガラスユニットに損傷及び破壊を与
えることがある。
【0005】そのようなスペーサーユニットを商業的に
製造する際に使用される最も一般的な材料は、金属であ
った。金属を用いる理由は、他の理由もあるが、金属は
ガラスの膨張率と同様な膨張率を有しており、また、そ
のような性質が、上述のユニットを製造する際に重要で
あるからである。熱膨張の違いは総て、問題を生ずる。
これは、温度変化の大きな気候において特に顕著であ
る。これらの結果は、ガラスのクラックを発生させ、ま
た、窓ガラスの間のシールを少なくとも破損させる。
【0006】特に、ナイロン、ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリカーボネート、あるいは、他のプラスチックか
ら押し出されたスペーサーの如き、全プラスチックスペ
ーサーに関してある実験を行ったが、そのようなユニッ
トは、一般的に、薄くて構造的に弱いものであった。実
際に、そのような薄い非金属のスペーサーは、曲がって
潰れるので望ましくない。また、現在まで、大部分の熱
可塑性樹脂は、スペーサーとして使用することが許容で
きない。その理由は、内側のガラスの表面に曇り又は霧
を生ずる揮発性の物質(例えば、可塑剤)を発生するか
らである。上述の欠点から、そのような全プラスチック
スペーサーは、一般的に、満足すべきものではなかっ
た。
【0007】従って、金属は多くの欠点を有している
が、一般的に許容できる材料であった。すなわち、金属
の熱伝導率は、ガラス、又は、窓ガラスの間の空気空間
の熱伝導率よりもかなり大きい。密封されたユニットに
おいては、ビルディングの中からの熱は、冬季において
は逃げようとして、最小抵抗の経路を取る。そのような
最小抵抗の経路は、金属のスペーサーが設けられている
密封された窓ユニットの周囲である。内側及び外側の窓
ガラスに接触する金属のスペーサーは、窓ガラスの間の
熱導体として作用して、内側の窓ガラスから外側の窓ガ
ラスへ熱が容易に伝達するための経路を提供する。その
結果、冬季の低温状態において、シールが壊れると、断
熱ガラスの内側、あるいは、内側の窓ガラスの表面で、
湿分の凝縮すなわち結露が生ずる。また、熱は、窓の周
囲から迅速に失われ、窓の周囲は、窓の中心に比較し
て、10乃至20°Fの温度降下を示すことが多い。冬
季の過酷な条件においては、窓ユニットの周囲に凍結線
が生ずることがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の温度差は、ま
た、窓ガラスの中心とその周囲との間に、収縮の差を生
ずる。従って、ガラスに応力クラックが発生するか、あ
るいは、シールが破損することになる。外側のシールが
破損すると、窓の間の空間に水蒸気を含む空気が侵入し
て、窓ガラスの内側に溜まることがある。そのような湿
分の凝縮は、窓ユニットを曇らせる。多くの窓ユニット
は、上述の応力クラック又はシールの破損によって、故
障する傾向がある。
【0009】従来のスペーサー構造に特有の他の問題
は、剛性を有するスペーサーは、外側の窓ガラスから内
側の窓ガラスへ音が伝達するための良好な経路を提供す
ることである。これは、空港のような非常に騒音の大き
な場所において、特に問題となる。病院の如き他の設備
も、音の伝達が低いガラスユニットを必要とする。
【0010】通常のガラスユニットに関する更に別の問
題は、強い風、交通の騒音、又は、ガラスユニットの中
に収容されている空気の膨張又は収縮による内部圧力の
変化の影響を受けて、窓ガラスが撓むことに関係するも
のである。そのような作用は、ガラスパネルに大きな応
力を与えて、スペーサーとガラスとの間のシールを破壊
し、湿分の侵入を許容する。極端な場合には、ガラスパ
ネルが壊れることがある。
【0011】従来技術は、複合スペーサーによって、上
述の欠点を解消する試みを行っている。例えば、米国特
許第4,113,905号は、二重断熱式の窓ガラスを
分離するための複合フォームのスペーサーを開示してい
る。このスペーサーは、押し出された薄い金属又はプラ
スチックのコアと、コアに形成された比較的厚い発泡プ
ラスチック層とを備えている。
【0012】そのようなスペーサーを形成するために、
押し出された又は圧延成形された薄いコアが、2つの部
分から成る鋳造型の中で、サポートロッドによって支持
される。硬化可能な発泡プラスチックが、上記コアと鋳
型の間に形成された環状の空間に鋳込まれる。次に、上
記フォームを硬化及び冷却する。これにより、上記フォ
ームは収縮して、コアの周囲に25から150ミルの厚
みの層を形成する。上記コア自体は、10ミル程度の非
常に薄いものであり、アルミニウム又はスチールの如き
金属、あるいは、PVC又はポリエチレンオキシドポリ
マーの如きある種の押し出し可能なプラスチックを押し
出し又は圧延成形した材料から形成されている。フォー
ム鋳造材料は、フェノール系、ポリエステル系、又は、
ポリウレタン系の発泡樹脂である。
【0013】そのようなスペーサーは、金属基材によっ
て与えられる構造的な剛性に起因する利点を提供する。
しかしながら、そのようなスペーサーは、比較的薄い発
泡材料のコーティングが、連続的な金属チューブよりも
優れた断熱ブリッジとして作用しないという欠点を有し
ている。また、そのようなスペーサーは、製造するのに
高価である。その理由は、そのような薄く細長い中空体
を形成するためには、通常の射出成形技術を利用するこ
とが実際的ではないからである。また、ビニルのスペー
サーは、一般的に、品質の劣ったシール材であり、機械
的な損傷を受ける。
【0014】米国特許第4,222,213号は、上記
米国特許第4,113,905号に教示されるスペーサ
ーに対する改善である。米国特許第4,222,213
号のスペーサーは、最初に押し出され、次に、圧力又は
摩擦を与えることにより、通常の押し出された又は圧延
成形された金属のスペーサーの周囲に装着されたプラス
チックの薄い断熱形状を備えており、また、窓ガラスに
当接する突出する接点を有している。上述のプラスチッ
ク断熱層は、通常の押し出されたアルミニウムのスペー
サーの上に押し出し可能な熱可塑性樹脂から形成するこ
とができる。しかしながら、そのようなスペーサーの圧
着、及び、2材料構造は、金属及びプラスチックの熱膨
張率が異なるので、温度変化による2つの成分の分離を
生ずることがある。これは望ましくない。
【0015】従って、多重窓ガラスユニットの隔置され
た窓ガラスの間に断熱ブリッジを形成し、通常の断熱ス
ペーサーに関する上述の欠点、及び、通常のスペーサー
製造技術に関する欠点を解消する、断熱スペーサーを提
供する必要がある。
【0016】本発明の目的は、通常の及び他の断熱スペ
ーサーに関する上述の欠点を解決又は解消する、多重窓
ガラスユニット用の改善された断熱スペーサーを提供す
ることである。この点に関して、本発明は、例えば、通
常のアルミニウムのスペーサーに置き換わることができ
る。
【0017】本発明の別の目的は、複合スペーサーの金
属及びプラスチックの材料の間の接合を改善して満足す
べきものとする、改善された複合断熱スペーサーを製造
するための改善された方法を提供することである。
【0018】本発明の更に別の目的は、一方の窓ガラス
から他の窓ガラスへ本発明の断熱スペーサーを通って伝
達される熱伝達を減少させる、断熱ブリッジを形成する
ことである。従って、本発明は、内側の窓ガラスを、冬
季における通常の温度よりも数度暖かい状態に維持し、
同時に、そうでなければ生ずる凝縮すなわち結露を防止
する。
【0019】本発明の別の目的は、ガラスの膨張率にほ
ぼ等しい膨張率を有する断熱スペーサーを提供すること
である。本発明の更に別の目的は、特にビルディングに
おける断熱を改善して、多重断熱ガラスを改善すること
である。上記及び他の目的は、以下の詳細な説明を読む
ことにより、より良く理解されよう。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、多重
窓ガラスユニットの窓ガラスを隔置させて、窓ガラスの
間に断熱空間を形成するための、断熱スペーサーを提供
する。この断熱スペーサーは、頂部ブリッジ部材と、金
属製の第1の脚部材と、金属製の第2の脚部材と、底部
ブリッジ部材と、上記頂部ブリッジ部材、上記第1及び
第2の脚部材、並びに、上記底部ブリッジ部材の形態に
よって画成される溝部分とを備えている。頂部ブリッジ
部材は、合成樹脂材料又はその複合物から形成されてお
り、多重ガラス窓ユニットの窓ガラスに接触して、窓ガ
ラスの間に断熱ブリッジを形成する。頂部ブリッジ部材
は、上面と、該上面に対して実質的に平行な下面とを有
しており、開口を含むこともできる。上記第1及び第2
の脚部材は、その一方又は両方の端部に延長部を有して
おり、そのような延長部には穿孔が形成されている。脚
部材は、その一端部の穿孔を有する延長部によって、頂
部ブリッジ部材の下面に固定される。ある特徴において
は、頂部ブリッジ部材の一部が、脚部材の延長部の上記
穿孔を通過して、脚部材を頂部ブリッジ部材に固定す
る。第1及び第2の脚部材は、ジグザグ形状に曲げるこ
とができる。底部ブリッジ部材は、頂部ブリッジ部材に
対して実質的に平行である。
【0021】上記溝部分は、頂部ブリッジ部材の上記開
口を通して窓ガラスの間の空間から湿分を吸収するため
の乾燥材料を収容することができる。一実施例において
は、底部ブリッジ部材は、第1及び第2の脚部材と同じ
材料の部片から圧延成形される。別の実施例において
は、底部ブリッジ部材は、頂部ブリッジ部材と同じ又は
類似の合成樹脂又は複合材料から形成される。この場合
には、第1及び第2の脚部は、その両端部に延長部を有
する。底部ブリッジ部材の一部が、そのような延長部の
穿孔を通過して、脚部材を底部ブリッジ部材に固定す
る。
【0022】本発明は、頂部ブリッジ部材の外側を完成
された寸法に押し出し、また、第1及び第2の脚部を所
望の寸法に曲げることにより、特定の設備又は顧客の要
求に合わせてカスタマイズすることができる。第1及び
第2の脚部材は、構造的な剛性、及び、製造の際の所望
の曲げ性を与えて、スペーサーが変動する寸法に合致し
てその寸法を維持することを可能とする。
【0023】本発明は、アセンブリの縁部に沿う断熱ガ
ラスユニットの熱的な性能を改善する。
【0024】本発明は、また、本発明の断熱スペーサー
を製造するための方法も提供する。1つの方法は、金属
を第1及び第2の脚部材(これら脚部材は、その一端部
に延長部を有しており、第1及び第2の脚部材の延長部
は穿孔されている)に成形する工程と、合成樹脂又は複
合材料の融点付近又はそれ以上の温度まで上記脚部材を
予熱する工程と、チャンネルの第1及び第2の脚部材の
上記延長部、及び、合成樹脂材料及び複合合成樹脂材料
の一方を互いに押圧して、脚部材の延長部を上記材料に
固定し、これにより、上記材料が脚部材を横断する第1
のブリッジ部材を形成するようにする工程と、上記第1
のブリッジ部材、上記第1、第2の脚部材、及び、第2
のブリッジ部材の形態によって、断熱スペーサーの溝部
分を画成する工程とを備えている。1つの特徴において
は、頂部ブリッジ部材の一部が、脚部材の延長部の穿孔
を通過して、脚部材を頂部ブリッジ部材に固定する。本
発明は、また、例えば、頂部ブリッジ部材のクロスヘッ
ド押し出し加工、接着剤又は他の手段による上記要素の
接合、あるいは、超音波振動又は加熱によって、第1及
び第2の脚部材を頂部ブリッジ部材に固定する別の方法
も含む。第1及び第2の脚部材は、所望の形態に曲げる
ことができる。望ましい形態は、ジグザグ形状である。
【0025】第2のブリッジ部材は、上記第1及び第2
の脚部材と同じ材料の部片から圧延成形することがで
き、また、第2のブリッジ部材は、上記第1のブリッジ
部材と同じ又は類似の合成樹脂又は複合材料から形成す
ることができる。後者の場合には、脚部材の各々の端部
には、穿孔を有する延長部を設けることができる。この
場合には、脚部材は予熱され、第1及び第2の脚部材の
延長部は、合成樹脂又は複合材料と一緒に押圧されて、
脚部材の延長部を上記材料に固定し、これにより、上記
材料は、脚部材を横断する第1及び第2のブリッジ部材
を形成する。
【0026】本発明の上記及び他の利点、並びに、その
目的は、本発明の好ましい実施例を図示している図面及
び以下の説明からより良く理解されよう。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の断熱スペーサーは、例え
ば、二重ガラス窓ユニット(図示せず)の窓ガラスを互
いに隔置してこれら窓ガラスの間に断熱された空間(断
熱空間)を形成するための二重シール式断熱スペーサー
として設計されている。説明を容易にするために、本明
細書においては、二重ガラス窓ユニットに関して説明す
る。しかしながら、本発明は、多重ガラス窓ユニットと
共に使用することができ、また、ガラスから形成されて
いる窓ユニットに限定されるものではなく、更に、窓ユ
ニットに限定されるものでさえもない。むしろ、本発明
は、プラスチック及び他の材料から形成されたユニット
と共に使用することができ、また、ドア、陳列ケース、
及び、断熱スペーサーが必要とされる同様な用途に使用
することができる。
【0028】本発明の断熱スペーサー及び該断熱スペー
サーの製造方法は、本件出願人に譲渡されている米国特
許第5,313,762号、及び、1994年1月31
日に出願されていて本件出願人に譲渡されている米国特
許出願シリアルNo.08/189,145号(199
6年1月23日に米国特許第5,485,709号とし
て発行されている)に開示されている技術の改善であ
り、これら米国特許及び米国特許出願の開示内容の各々
は、本明細書において参考される。
【0029】図1Aを参照すると、本発明の二重シール
式断熱スペーサーの第1の実施例が、参照符号100A
で示されている。スペーサー100Aは、例えば、二重
ガラス窓ユニットの内側及び外側の窓ガラスに接触する
ための頂部ブリッジ部材110Aを備えている。
【0030】この実施例、並びに、後に説明する実施例
の各々においては、頂部ブリッジ部材は、所望の物理的
特性を与えることができると共に、退色又は変色するこ
となく紫外線に耐えることのできる合成樹脂材料、例え
ば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、又は、他の適宜な合成樹脂、あるいは、例え
ば、ガラス繊維又はビーズの複合材料を含む上述の樹脂
の複合材料から形成されている。好ましい実施例におい
ては、Eastman又はBASFから入手可能なPE
TGが用いられる。例えば、EastmanからKod
ar PETGコポリエステル6763の商品名で入手
可能なポリ(エチレン−1,4−シクロヘキシレンジメ
チレン・テレフタレート)(poly(ethylene-1,4-cycloh
exylenedimethylene terephthalate))を使用するのが
好ましく、この材料は、PET[ポリ(エチレンテレフ
タレート)(poly(ethylene terephthalate))]族の非
晶質(非結晶質)熱可塑性ポリエステルである。Kod
ar PETGコポリエステルの名称の中の「G」は、
ポリマーを製造する際に第2グリコール(1,4−シク
ロヘキサンジメタノール又はCHDM(1,4-cyclohexan
edimethanol,or CHDM))を使用していることを示
している。上記グリコールを添加することにより、容易
に押し出しすることのできるコポリエステルが生ずる。
【0031】当業者は、所望の性質を与える他の合成樹
脂材料又は複合材料を使用することができることを認識
している。しかしながら、ポリ塩化ビニル(PVC)を
用いることは好ましくないことが分かった。むしろ、P
VCは、ガラスの低Eコーティングを腐食する塩素ガス
を放出又は発生する傾向がある。また、PVCは、「ガ
ス放出」として知られる現象から生ずる曇りを窓ガラス
に生じさせることがある。
【0032】頂部ブリッジ部材110Aは、一体構造で
あって、上面112Aと、該上面112Aに対して実質
的に平行な下面114Aとを有している。頂部ブリッジ
部材110Aは、開口160Aを含むことができる。
【0033】この実施例、並びに、後に説明する幾つか
の実施例においては、頂部ブリッジ部材110Aには、
空所、凹所又は溝部分を設けることができ、そのような
空所等は、例えば、三重窓ガラス構造を与える装飾パネ
ルを保持するためのフレームを収容する。また、頂部ブ
リッジ部材110Aを打ち抜き又は穿孔して、例えば、
組子又は他の装飾的な特徴部を収容することができる。
【0034】溝部材すなわちチャンネル部材120A
は、第1及び第2の脚部122A、124Aを有してい
る。この実施例、及び、後に説明する各々の実施例にお
いては、チャンネル部材120Aの第1及び第2の脚部
は、ステンレス鋼、亜鉛メッキ鋼、錫メッキ鋼、アルミ
ニウム、及び、これらの複合材料から成る群から選択さ
れた金属によって形成することができる。ステンレス鋼
又は亜鉛メッキ鋼が好ましいが、必要であれば他の金属
を用いることができる。
【0035】後に詳細に説明するが、第1の脚部122
A、及び、第2の脚部124Aは、頂部ブリッジ部材1
10Aに固定されている。この実施例においては、図示
のように、第1の脚部122Aは、延長部130Aを有
しており、一方、第2の脚部124Aは、延長部132
Aを有している。延長部130A、132Aは、スペー
サー100Aの中心に向かって「内方に伸長」してい
る。この構成は好ましいものであり、その理由は、後に
説明する穿孔がスペーサーの「中」に収容されるからで
ある。その厚みのほぼ1倍乃至2倍の長さにわたって頂
部ブリッジ部材100Aに貫入している延長部130
A、132Aは、スペーサー110Aの構造的な性質を
改善する。延長部130A、132Aは、内方に伸長す
るL字型のものであるものとしてほぼ図示されている
が、そのような延長部は、外方に伸長することができ、
また、他の形状とすることができる。また、当業者は、
他の形態が本発明の概念の範囲内にあることを認識す
る。
【0036】この実施例、及び、後に説明する幾つかの
実施例においては、第1の脚部122A、及び、第2の
脚部124Aは、頂部ブリッジ部材110Aから窪むの
ではなく、頂部ブリッジ部材と面一にすることができ
る。そのような構造は、大きな温度勾配が問題にはなら
ないより暖かい設備において望まれることがある。
【0037】第1の脚部122A及び第2の脚部124
Aを頂部ブリッジ部材110Aに固定するために、第1
の脚部122Aの延長部130Aは、穿孔131Aを有
しており、一方、第2の脚部124Aの延長部132A
は、穿孔133Aを有している(これら穿孔は、図4に
最も良く示されている)。製造の際には、後に説明する
ように、第1の脚部材122A及び第2の脚部材124
Aが、頂部ブリッジ部材110Aの材料の融点付近ある
いはそれ以上の温度まで予熱され、第1の脚部材122
A及び第2の脚部材124Aの延長部130A、132
Aが、頂部ブリッジ部材110Aの材料に押し付けられ
る。これにより、脚部材の延長部が頂部ブリッジ部材の
材料に固定され、従って、この材料は、第1の脚部12
2A及び第2の脚部124Aを横断する頂部ブリッジ部
材110Aを形成する。勿論、他の技術を用いて上記各
要素を互いに固定することができる。頂部ブリッジ部材
110Aの材料の一部は、第1及び第2の脚部122
A、124Aの延長部の穿孔131A、133Aを通過
する。本発明者は、穿孔を通過するそのような材料の部
分が、反対側の金属を「掴」み又は該金属に「食い込」
み、各要素を互いに固定する助けをすることを見い出し
た。実際に、穿孔を通過する材料は、スペーサーの反対
側に茸型のリベットを形成する。第1の脚部122A及
び第2の脚部124Aの延長部は、これら延長部の厚み
の約1倍乃至2倍の深さまで、頂部ブリッジ部材110
Aに貫入する。
【0038】従って、第1の脚部122A及び第2の脚
部124Aの各々の延長部は、2つの材料を互いに接合
するのを助ける。そのような延長部は、また、最終製品
の曲げ性を支援することができ、その理由は、第1及び
第2の脚部材の延長部が、頂部ブリッジ部材110Aに
確実に固定されるからである。
【0039】スペーサーには、底部ブリッジ部材140
Aも含まれており、この底部ブリッジ部材は、頂部ブリ
ッジ部材110Aに対して実質的に平行である。この実
施例においては、底部ブリッジ部材140Aは、チャン
ネル部材120Aの第1及び第2の脚部と同じ材料から
圧延成形される。この設計は、簡単な構造を提供する。
溝部分150Aは、頂部ブリッジ部材110A、チャン
ネル部材120Aの第1及び第2の脚部、及び、底部ブ
リッジ部材140Aの形態によって、その形状が画定さ
れている。
【0040】この実施例においては、後に説明する各々
の実施例と同様に、溝部分150Aは、頂部ブリッジ部
材110Aの開口160Aを通して窓ガラスの間の空間
から湿分を吸収するための乾燥材料すなわち乾燥剤(図
示せず)を収容することができる。当業界で周知の乾燥
剤は、ゼオライト、シリカゲル、及び、他の湿分吸収材
料を含むことができる。従って、開口160Aは、蒸気
の吸収を可能とする程度に十分に大きいが、溝部分15
0Aの中に収容することのできる乾燥材料(図示せず)
を閉じ込めるのに十分な程度に小さい。
【0041】必要であれば、この実施例、及び、後に説
明する幾つかの実施例において、頂部ブリッジ部材11
0Aは、所望の寸法になるように押出成形することがで
きる。一般的に、頂部ブリッジ部材110Aの全幅は、
約0.250インチから約0.875インチであり、そ
の高さは、約0.045インチである。底部ブリッジ部
材140Aの幅は、頂部ブリッジ部材の幅よりも狭い。
チャンネル部材120Aの幅も、金属をガラスから離れ
た状態に維持するために、頂部ブリッジ部材110Aの
幅よりも狭い。断熱スペーサー100Aの全高は、約
0.300インチ程度である。勿論、この実施例、及
び、後に説明する幾つかの実施例において、設備の要件
に応じて、上に述べた寸法以外の寸法を用いることがで
きる。従って、本発明は、本明細書に述べる寸法に限定
されるものではない。
【0042】この実施例、及び、後に説明する各々の実
施例において、チャンネル部材120Aは、所望の寸法
に曲げることができる。第1及び第2の脚部材は、構造
的な剛性、及び、製造の際の所定の曲げ性を与え、スペ
ーサー100Aが変化する寸法に合致してそのような寸
法を維持することを可能とする。各々の場合において、
合成樹脂又は複合材料から形成されていて金属を含まな
いブリッジ部材によって与えられる断熱スペーサーの最
外方の寸法が、窓ユニットの内側及び外側の窓ガラスに
接触するのが好ましい。この構成は、窓ガラスの間の熱
伝達を大幅に減少させる。一方、そのような減少した温
度差は、凝縮すなわち結露を防止する。勿論、上述のよ
うに、脚部材は、必要に応じて、頂部ブリッジ部材と面
一にすることができる。
【0043】必要であれば、この実施例、及び、後に説
明する実施例において、頂部ブリッジ部材110Aの形
状を台形にして、各々の側部を約45°の角度で切断
し、これにより、約0.015インチ程度の減少した寸
法が内側及び外側の窓ガラスに接触するようにすること
ができる。この最小限にされた表面積の接触は、窓ガラ
スの間の熱伝達を更に減少させる。
【0044】スペーサー100Aは、二重シール式の断
熱スペーサーである。ポリイソブチレン又はこれと同等
な材料の如き第1のシール材(図示せず)を、周知の技
術によって、例えば、スペーサー100Aの両側で頂部
ブリッジ部材110Aの縁部111Aによって形成され
た空所161A、及び、チャンネル部材120Aのベン
ド121Aの中に設けることができる。必要であれば、
ポリスルフィド(ポリ硫化物)又はポリウレタンの如き
第2のシール材(図示せず)を、周知の技術によって、
例えば、チャンネル部材120Aのベンド121A及び
ベンド127Aによってスペーサー100Aの両側に形
成されている空所125Aの中に設けることができる。
【0045】次に、図1Bを参照すると、本発明の断熱
スペーサーの第1の実施例の代替実施例が、参照符号1
00Bで示されている。この代替実施例の同様な部品に
は、第1の実施例の参照符号と同じにして、参照符号の
末尾文字によって修正を加えている。
【0046】スペーサー100Bは、例えば、二重ガラ
ス窓ユニットの内側及び外側の窓ガラスに接触するため
の頂部ブリッジ部材110Bを備えている。上述のよう
に、頂部ブリッジ部材110Bは、合成樹脂又は複合材
料から形成されている。頂部ブリッジ部材110Bは、
一体構造であって、上面112Bと、該上面112Bに
対して実質的に平行な下面114Bとを有している。頂
部ブリッジ部材110Bは、開口160Bを含むことが
できる。
【0047】チャンネル部材120Bは、第1及び第2
の脚部122B、124Bを備えている。この第1の実
施例の代替実施例、及び、後に説明する各々の代替実施
例においては、第1の脚部122B及び第2の脚部12
4Bは各々、ジグザグ形状に曲げられている。しかしな
がら、これら代替実施例においては、ジグザグ形状以外
の曲がった形態を用いることができる。チャンネル部材
120Bのジグザグ形状は、チャンネル部材120Bを
所望の寸法に容易に曲げることができるという、スペー
サー製造時の利点をもたらす。
【0048】第1の脚部122Bの穿孔を有する延長部
130B、及び、第2の脚部124Bの穿孔を有する延
長部132Bは、図1A(及び図4)に関して上に説明
した態様で、頂部ブリッジ部材110Bに固定されてい
る。これも上に説明したように、上記延長部は、内方又
は外方に伸長することができる。
【0049】底部ブリッジ部材140Bもスペーサーに
含まれており、この底部ブリッジ部材は、頂部ブリッジ
部材110Bに対して実質的に平行である。この実施例
においては、底部ブリッジ部材140Bは、チャンネル
部材120Bの第1及び第2の脚部と同じ材料から圧延
成形されている。全体的な構造が、溝部分150Bを形
成している。
【0050】スペーサー100Bも、二重シール式断熱
スペーサーである。ポリイソブチレン又は同等な材料の
如き第1のシール材(図示せず)を空所部分161Bの
中に設けることができ、また、必要に応じて、ポリスル
フィド又はポリウレタンの如き第2のシール材(図示せ
ず)を空所部分125Bの中に設けることができる。
【0051】次に、図2Aを参照すると、本発明の断熱
スペーサーの第2の実施例が参照符号200Aで示され
ている。スペーサー200Aは、単シール式断熱スペー
サーとして示されている。ポリスルフィド又はポリウレ
タン(図示せず)の如き単一のシールを、頂部ブリッジ
部材210Aの下の空所261Aの中に設けることがで
きる。
【0052】頂部ブリッジ部材210Aは、例えば、二
重ガラス窓ユニットの内側及び外側の窓ガラスに接触す
る。頂部ブリッジ部材210Aは、合成樹脂又は複合材
料から形成されている。頂部ブリッジ部材210Aは、
上面212Aと、該上面212Aに対して実質的に平行
な下面214Aとを有している。頂部ブリッジ部材21
0Aは、開口260Aを含むことができる。
【0053】チャンネル部材220Aは、第1及び第2
の脚部222A、224Aを備えている。第1の脚部2
22Aの穿孔を有する延長部230A、及び、第2の脚
部224Aの穿孔を有する延長部232Aは、第1の実
施例の代替実施例に関して上に説明した態様で、頂部ブ
リッジ部材210Aに固定されている。延長部230
A、232Aは、外方に伸長している。
【0054】底部ブリッジ部材240Aは、頂部ブリッ
ジ部材210Aに対して実質的に平行である。この実施
例においては、底部ブリッジ部材240Aは、金属のチ
ャンネル部材220Aの第1及び第2の脚部と同じ材料
から圧延成形されている。全体的な構造が、溝部分25
0Aを形成している。
【0055】次に、図2Bを参照すると、本発明の断熱
スペーサーの第2の実施例の代替実施例が、参照符号2
00Bで示されている。スペーサー200Bは、単シー
ル式断熱スペーサーとして示されている。ポリスルフィ
ド又はポリウレタンの如きシール材(図示せず)を頂部
ブリッジ部材210Bの下の空所261Bの中に設ける
ことができる。
【0056】頂部ブリッジ部材210Bは、例えば、二
重ガラス窓ユニットの窓ガラスに接触する。頂部ブリッ
ジ部材210Bは、合成樹脂又は複合材料から形成され
ていて、上面212Bと、該上面212Bに対して実質
的に平行な下面214Bとを有している。頂部ブリッジ
部材210Bは、開口260Bを含むことができる。
【0057】チャンネル部材220Bは、第1及び第2
の脚部222B、224Bを備えている。この実施例に
おいては、第1の脚部222B及び第2の脚部224B
は各々、ジグザグ形状に曲げられている。第1の脚部2
22Bの穿孔を有する延長部230B、及び、第2の脚
部224Bの穿孔を有する延長部232Bは、上述の第
1の実施例の代替実施例に関して上に説明した態様で、
頂部ブリッジ部材210Aに固定されている。延長部2
30B、232Bは、外方に伸長している。
【0058】底部ブリッジ部材240Bは、頂部ブリッ
ジ部材210Bに対して実質的に平行である。この実施
例においては、底部ブリッジ部材240Bは、金属のチ
ャンネル部材220Bの第1及び第2の脚部と同じ材料
から圧延成形されている。全体的な構造が、溝部250
Bを形成している。
【0059】次に、図3Aを参照すると、本発明の断熱
スペーサーの第3の実施例が、参照符号300Aで示さ
れている。スペーサー300Aは、二重シール式断熱ス
ペーサーとして示されていて、例えば、二重ガラス窓ユ
ニットの窓ガラスに接触するための頂部ブリッジ部材3
10Aを備えている。頂部ブリッジ部材310Aは、上
記第1の実施例の頂部ブリッジ部材110Aと同等なも
のである。チャンネル部材320Aは、第1及び第2の
脚部322A、324Aを備えている。第1の脚部32
2Aの穿孔を有する上方延長部330A、及び、第2の
脚部324Aの穿孔を有する上方延長部332Aが、上
述の態様で頂部ブリッジ部材310Aに固定されてい
る。上記延長部は、内方に伸長している。
【0060】底部ブリッジ部材340Aは、頂部ブリッ
ジ部材310Aに対して実質的に平行である。この実施
例においては、頂部ブリッジ部材340Aは、頂部ブリ
ッジ部材310Aの材料と同様な又は同一の合成樹脂又
は複合材料から形成されている。第1の脚部322Aの
下方延長部330A、及び、第2の脚部324Aの下方
延長部332Aは同様に、穿孔を有している。上記穿孔
を有する延長部は、この実施例及び上述の実施例の頂部
ブリッジ部材に関して上で説明した態様で、底部ブリッ
ジ部材に固定されている。全体的な構造が、溝部分35
0Aを形成している。
【0061】スペーサー300Aは、二重シール式断熱
スペーサーであって、頂部ブリッジ部材310Aの縁部
及びチャンネル部材320Aのベンド321Aによって
形成された第1のシール材用の空所361Aと、ベンド
321A及びチャンネル部材320Aの縁部327Aに
よって形成された第2のシール材用の空所325Aとを
有している。
【0062】次に、図3Bを参照すると、本発明の断熱
スペーサーの第3の実施例の代替実施例が、参照符号3
00Bで示されている。第1のシール材用の空所361
B、及び、第2のシール材用の空所325Bを含むスペ
ーサー300Bは、二重シール式断熱スペーサーとして
示されていて、二重ガラス窓ユニットの内側及び外側の
窓ガラスに接触するための頂部ブリッジ部材310Bを
備えている。頂部ブリッジ部材310Bは、上記第1の
実施例の代替実施例の頂部ブリッジ部材110Bと同等
なものである。
【0063】チャンネル部材320Bは、第1及び第2
の脚部322B、324Bを備えている。第1の脚部3
22Bの穿孔を有する上方延長部330B、及び、第2
の脚部324Bの穿孔を有する上方延長部322Bは、
上述の実施例に関して上に説明した態様で、頂部ブリッ
ジ部材310Bに固定されている。第1の脚部322B
及び第2の脚部324Bは各々、ジグザグ形状に曲げら
れている。
【0064】底部ブリッジ部材340Bは、頂部ブリッ
ジ部材310Bに対して実質的に平行である。この実施
例においては、底部ブリッジ部材340Bは、頂部ブリ
ッジ部材310Bの材料と同様な又は同じ合成樹脂又は
複合材料から形成されている。第1の脚部322Bの下
方延長部334Bは、穿孔335Bを有しており、ま
た、第2の脚部324Bの下方延長部336Bも同様
に、穿孔を有している。これら穿孔を有する延長部は、
図3Aに関して上に説明した態様で、底部ブリッジ部材
340Bに固定されている。これら延長部は、内方に伸
長しており、全体的な構造が、溝部分350Bを形成し
ている。
【0065】図3A及び図3Bの実施例の断熱スペーサ
ー300A、300Bと図1A及び図1B並びに図2A
及び図2Bの実施例のスペーサーとの間の主要な違い
は、各々の底部ブリッジ部材340A、340Bの各々
が、頂部ブリッジ部材310Bの材料と同様な又は同じ
合成樹脂又は複合材料から形成していることである。従
って、断熱スペーサー300A、300Bは、窓ガラス
の間、及び、頂部ブリッジ部材310A、310Bと底
部ブリッジ部材340A、340Bとの間に完全な合成
樹脂を設けることによって、チャンネル部材320A、
320Bを通る総ての熱伝達を実質的に除去する。
【0066】第1、第2、及び、第3の実施例の頂部ブ
リッジ部材、並びに、第3の実施例及びその代替実施例
の底部ブリッジ部材に使用される合成樹脂又は複合材料
の性質は、そのような材料が、良好な押し出し可能性を
有していて、「ガス放出」を殆どあるいは全く行わず
(すなわち、ガラスを曇らせる揮発物質を放出しな
い)、理想的には曲げ性を有しており、湿分(蒸気)バ
リアとして作用する傾向があり、紫外線により生ずる有
害な効果に対して抵抗性を有していることである。
【0067】本発明の断熱スペーサーは、種々の方法で
製造することができる。例えば、標準的なプラスチック
のコーナー部品を用いて、4つのスペーサー部品を組み
立て、断熱ガラスアセンブリに使用される断熱スペーサ
ーフレームを形成することができる。これに代え、スペ
ーサーの3つの隅部を曲げ、次に、必要に応じて乾燥剤
を充填し、最後の隅部をコーナーキーで閉じることがで
きる。更に別の代替実施例として、必要に応じてスペー
サーに乾燥剤を充填し、4つの隅部を曲げ、次に、残り
の2つの端部をコネクタで接合することにより閉じるこ
とができる。上述の実施例の代替実施例のチャンネル部
材のジグザグ形状は、そのようなスペーサーの曲げ性を
支援し、従って、90°のベンドを容易に形成すること
ができる。
【0068】図4は、例えば、図1Aの実施例に使用さ
れるチャンネル部材を示している。図4は、チャンネル
部材400Aを示しており、この図においては、図1A
の実施例の頂部ブリッジ部材110Aを取り除いて、第
1の脚部122Aの延長部130Aの穿孔131A、及
び、第2の脚部124Aの延長部132Aの穿孔133
Aをより良く示している。残りの要素は、図1Aに示す
実施例と同じである。穿孔131A、133Aは、一般
的には、0.035インチの幅及び0.090インチの
長さを有していて、中心間の間隔が0.150インチで
ある、一連の連続する穿孔である。勿論、そのような寸
法は変えることができる。穿孔131A、133Aは、
打ち抜き加工、ドリル加工等の如き所望の方法で形成す
ることができる。
【0069】図5は、本発明の断熱スペーサーを形成す
る方法を概略的に示している。約0.003インチ乃至
0.020インチの厚みを有していて、一般的にはフラ
ッシュコーティングされ亜鉛メッキされた炭素鋼又はス
テンレス鋼であって、予めスリットが形成されているコ
イル巻きされた所定の幅を有する金属ストリップ500
が送り出されて、圧延成形機505で圧延成形され、例
えば、図1Aに関して上に説明した延長部130A、1
32Aを有するチャンネル部材が形成される(本明細書
においては、例示した寸法は代表的なものであって、当
業者には理解されるように、容易に変更することができ
る。)。圧延成形する前に、チャンネル部材120Aの
延長部130A、132Aは、打ち抜きステーションで
打ち抜かれて、0.035インチの幅及び0.090イ
ンチの長さを有していて中心間が0.150インチ隔置
されている一連の連続的な穿孔を有することになる。圧
延成形機505及び打ち抜きステーション510は、別
個のものとして図示されているが、そのような装置は、
必要に応じて、1つのユニットに結合することができ
る。
【0070】圧延成形機505及び打ち抜きステーショ
ン510の直ぐ下流側で、一定速度(約30乃至200
フィート/分)で移動するチャンネル部材120Aは、
例えば、一連のプロパントーチで加熱される。これと同
時に、4方向に向かう燃焼ガス火炎バーナー又はトーチ
(線速度に比例する影響を与えるより多い又はより少な
い数を用いることができる)が使用される。赤外線、ホ
ットエア、誘導加熱又は抵抗加熱の如き他の熱源を用い
ることもできる。実際に、他の技術を用いて、上述の部
品を一緒に固定することができる。例えば、クロスヘッ
ド押し出し、接着剤による接合、超音波溶接等を用いて
同じ結果を得ることができる。この実施例においては、
チャンネル部材120Aは、使用する合成樹脂材料又は
複合合成樹脂材料530の融点付近又は該融点よりも高
い温度まで加熱されて、頂部ブリッジ部材110Aを形
成する(加熱される部材120Aの予想温度は、400
°Cである)。
【0071】上述のように、超音波溶接、誘導溶接又は
接合のような他のプロセスを用いて、本発明の断熱スペ
ーサーを製造することができる。
【0072】超音波溶接プロセスは、チャンネル部材の
第1及び第2の脚部材の金属において、(例えば、約2
0,000サイクル/秒よりも高い)高周波の振動を用
いる。上記金属は、樹脂又は複合材料に対して振動され
る。この金属の振動は、摩擦を生じ、この摩擦は、上記
樹脂又は複合材料をその融点まで加熱する。次に、チャ
ンネル部材の第1及び第2の脚部材が、上記樹脂又は複
合材料の中に埋め込まれる。
【0073】誘導溶接においては、高い無線周波数によ
って、チャンネル部材の第1及び第2の脚部材の金属に
電流が誘導される。これにより、金属に樹脂又は複合材
料が融解するに十分な程度まで、金属が非常に熱くな
る。
【0074】接合プロセスにおいては、予め押し出され
た樹脂又は複合材料、及び、チャンネル部材の第1及び
第2の脚部材の処理された金属が、接着剤又は他の接合
剤によって、互いに接合される。
【0075】一連の案内及び積層ローラ540が、加熱
源(又は他の固定源)520の直ぐ下流側に設けられて
いて、予め押し出された合成樹脂材料又は複合合成樹脂
材料を加熱された金属チャンネル120Aの穿孔を有す
る延長部130A、132Aに付与する。好ましい実施
例においては、最終的な寸法に予め押し出された樹脂材
料が、圧延成形機505及び打ち抜きステーション51
0の上方に設けられた金属スプールから供給されて、下
方の金属チャンネル120Aと組み合わされる。現在
は、直径が5インチで5−1/2インチの間隔で設けら
れた4組のローラが使用される。各組のローラは、互い
に上下方向に隣接して設けられていて、樹脂材料530
を加熱されたチャンネル120Aの穿孔を有する延長部
130A、132Aの上に案内してこれに押し付けるた
めに使用される。樹脂材料530を収容するために、各
々の組の頂部ローラは、0.005インチの矩形状の溝
を有しており、この溝は、樹脂材料530の厚みとほぼ
同じ深さを有している。各組の底部ローラは、金属チャ
ンネル120Aの幅と同じ矩形状の溝を有しており、こ
の溝の深さは、脚部材の高さよりも僅かに小さい。この
溝は、樹脂材料530が付与される際に、チャンネル部
材120Aの幅及び位置を保持する。各組の両方の溝
は、垂直平面にある同じ中心線を有しており、樹脂材料
530をチャンネル部材120Aの中心に位置決めす
る。積層ローラ540の最適な数、間隔及び直径は、処
理条件に従って決定することができ、そのような数等
は、生産スピードに影響を与える要因である。当業者に
は理解されるように、ローラ以外の手段を用いて部品を
動かすことができる。
【0076】ローラ540の第1の対のニップ点(挟持
点)においては、樹脂材料530が加熱された金属チャ
ンネル120Aに物理的に接触され、この金属チャンネ
ルは、樹脂材料530の底面を融解する。積層ローラ5
40からの圧力が、融解した樹脂材料を脚部材130
A、132Aの穿孔を通して絞り出す。各ローラ組の間
の調節可能な一定のギャップが、樹脂材料を穿孔を通し
て絞り出すために与えられる圧力の大きさを決定する。
この圧力が高すぎると、部品が変形する。従って、各々
のローラ組540のギャップの寸法は、正確に達成され
なければならない。このギャップは、樹脂材料が穿孔を
通して絞り出される量が増えるので、下流側のローラ組
になる程減少する。積層ローラ540の代わりに、金属
ベルトのプーラー(引き出し装置)を用いることもでき
る。従って、積層ローラ540は、チャンネル部材12
0Aの第1及び第2の脚部材の穿孔を有する延長部を互
いに押し付け、これにより、樹脂材料の一部が脚部材の
延長部の穿孔を通過する。このようにして、脚部材の延
長部は、材料に固定され、これにより、該材料は、脚部
材を横断するブリッジ110Aを形成する。
【0077】積層ローラ540は、内部を循環する冷却
水(約10°Cの温度)によって冷却され、従って、熱
い樹脂材料は、ローラに付着することはなく、また、関
連するローラベアリングを冷たい状態に保持する。金属
チャンネル120Aの冷却は、融解した樹脂材料が穿孔
を完全に通過するまでは、生じないようにするのが重要
である。底部ローラの冷却、従って、金属チャンネル1
20Aの冷却を制限するために、循環水の流量が絞られ
る。断熱スペーサー100Aが積層ローラ540を出た
後に、冷却ステーションにおいて追加の冷却が行われ
て、頂部ブリッジ部材110Aは、最終的な引っ張り装
置に到達する前に、完全に固化する。この追加の冷却
は、ウォーターバス(水浴)、空気ブロア、自由な対
流、又は、同等な方法を含む、適宜な方法によって行う
ことができる。
【0078】好ましい引っ張り装置560は、ゴムベル
トの無限軌道であるが、一連のローラ組又は同様なもの
とすることもできる。このプーラー560は、樹脂材料
530が上流側で付与されている際に、断熱スペーサー
100Aに穏やかな引張力を与える。この穏やかな引張
力は、圧延成形されるチャンネル部材120Aが、何等
かの圧縮力が必然的に生ずる積層プロセスの上流側で、
曲がらないようにする。上記引っ張り装置560は、積
層ローラ540が動力で駆動される場合には、省略する
ことができる。引っ張り装置560の下流側において、
通常の圧延成形をする直線化ブランク(図示せず)を用
いて、断熱スペーサー100Aを直線化することができ
る。断熱スペーサー100Aは、直線化する力を加える
前に、周囲温度付近まで完全に冷却されることが重要で
ある。そうでなければ、部品に存在する残留応力によっ
て、機械を出た後に、部品が曲がってしまう。
【0079】頂部ブリッジ部材110Aの開口160A
は、押し出しラインの最後で打ち抜かれるのが好ましい
が、押し出しラインとは別の場所で打ち抜くことがで
き、あるいは、金属チャンネルを付与する前又は後に打
ち抜くこともできる。フライング切断鋸又は切断刃の如
き、通常の圧延成形の切断装置を用いて、その後の梱包
及びハンドリングを行うために、最終的な部品を切断す
る。
【0080】上記説明は、図1Aに示す断熱スペーサー
100Aを形成することに関して行ったが、そのような
説明は、図1A、図2A、図2Bに示す断熱スペーサー
の形成に関しても等しく応用することができる。同様な
方法を用いて、図3Aに示す断熱スペーサー300A、
及び、図3Bに示す断熱スペーサー300Bを形成する
ことができる。これらの実施例においては、金属ストリ
ップ500が圧延成形機505において圧延成形され
て、各々の端部に延長部を有する第1及び第2の脚部材
(例えば、321A、324A)を形成する。上述の延
長部は、上述の態様で、打ち抜きステーション510に
おいて穿孔される。第1及び第2の脚部材は、例えば、
合成樹脂材料及び複合合成樹脂材料の一方530の融点
付近又はそれ以上の温度まで予熱される。上述の他の技
術を用いて、上述の要素を互いに固定することができ
る。積層ローラ540は、第1及び第2の脚部材の各々
の端部の延長部及び樹脂材料530を互いに押圧して、
第2のブリッジ部材(例えば、310A、340A)を
脚部材を横断して固定する。積層ローラ540は、第1
及び第2の脚部材の延長部を上記材料に押圧し、これに
より、脚部材の各々の端部にある材料の一部が、脚部材
の延長部の穿孔を通過するようにする。従って、上記材
料は、脚部材の延長部に固定され、これにより、上記材
料は、脚部材を横断して、例えば、第1及び第2の脚部
材130A、340Aをを形成する。次に、断熱スペー
サー300A、又は、300Bが、上述の態様で処理さ
れる。
【0081】上述の実施例は、本発明の実施例の代表的
なものであって、説明するための単なる例として述べた
ものである。上述の実施例は、本発明の範囲を制限する
ものではない。一定の寸法、形態、及び、スペーサーの
製造方法を図示し且つ説明したが、そのような寸法等
は、本発明を限定するものではない。請求の範囲によっ
てのみ限定される本発明の範囲内で、種々の変形及び変
更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aと図1Bは、二重シール式断熱スペーサ
ーの第1及びその代替実施例の斜視図である。
【図2】図2Aと図2Bは、単シール式断熱スペーサー
の第2及びその代替実施例の斜視図である。
【図3】図3Aと図3Bは、二重シール式断熱スペーサ
ーの第3及びその代替実施例の斜視図である。
【図4】本発明に使用される断熱スペーサーのチャンネ
ルを示す斜視図である。
【図5】本発明の断熱スペーサーの製造方法を示す概略
図である。
【符号の説明】
100A、100B 断熱スペーサー 110A、110B 頂部ブリッジ部材 112A、112B 上面 114A、114B 下面 120A、120B チャンネル部材 122A、122B 第1の脚部材 124A、124B 第2の脚部材 130A、130B 延長部 131A、133A 穿孔 132A、132B 延長部 140A、140B 底部ブリッジ部材 150A、150B 溝部分 160A、160B 開口

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重窓ガラスユニットの隔置された窓ガ
    ラスの間に断熱ブリッジを形成するための断熱スペーサ
    ーであって、 合成樹脂材料及び複合合成樹脂材料の一方から形成され
    ていると共に、上面、及び、該上面に対して実質的に平
    行な下面を有しており、前記多重窓ガラスユニットの隔
    置された窓ガラスに接触するための、頂部ブリッジ部材
    と、 各々の一端部に延長部を有しており、これら延長部が穿
    孔を有しており、これら穿孔を有する延長部が、前記頂
    部ブリッジ部材の前記下面に固定されている、金属製の
    第1の脚部材及び金属製の第2の脚部材と、 前記頂部ブリッジ部材に対して実質的に平行であり、前
    記第1及び第2の脚部材の各々と協働する、底部ブリッ
    ジ部材と、 前記頂部ブリッジ部材、前記第1及び第2の脚部材、及
    び、前記底部ブリッジ部材の形態によって画成される、
    溝部分とを備えることを特徴とする断熱スペーサー。
  2. 【請求項2】 請求項1の断熱スペーサーにおいて、前
    記頂部ブリッジ部材の一部が、前記脚部材の延長部の前
    記穿孔を通過していて、前記脚部材を前記頂部ブリッジ
    部材に固定していることを特徴とする断熱スペーサー。
  3. 【請求項3】 請求項1の断熱スペーサーにおいて、前
    記第1の脚部材及び前記第2の脚部材は各々、ジグザグ
    形状に曲がっていることを特徴とする断熱スペーサー。
  4. 【請求項4】 請求項1の断熱スペーサーにおいて、前
    記底部ブリッジ部材は、前記第1及び第2の脚部材と同
    じ金属の部片から圧延成形されていることを特徴とする
    断熱スペーサー。
  5. 【請求項5】 請求項3の断熱スペーサーにおいて、前
    記底部ブリッジ部材は、前記第1及び第2の脚部材と同
    じ金属の部片から圧延成形されていることを特徴とする
    断熱スペーサー。
  6. 【請求項6】 請求項1の断熱スペーサーにおいて、前
    記底部ブリッジ部材は、合成樹脂材料及び複合合成樹脂
    材料の一方から形成されており、前記第1の脚部材及び
    前記第2の脚部材は、前記一端部とは反対側の他端部に
    延長部を有しており、これら延長部には穿孔が形成され
    ており、これら穿孔を有する延長部が、前記底部ブリッ
    ジ部材に固定されていることを特徴とする断熱スペーサ
    ー。
  7. 【請求項7】 請求項3の断熱スペーサーにおいて、前
    記底部ブリッジ部材は、合成樹脂材料及び複合合成樹脂
    材料の一方から形成されており、前記第1の脚部材及び
    前記第2の脚部材は、前記一端部とは反対側の他端部に
    延長部を有しており、これら延長部には穿孔が形成され
    ており、これら穿孔を有する延長部が、前記底部ブリッ
    ジ部材に固定されていることを特徴とする断熱スペーサ
    ー。
  8. 【請求項8】 請求項1の断熱スペーサーにおいて、前
    記頂部ブリッジ部材が、PETGから形成されているこ
    とを特徴とする断熱スペーサー。
  9. 【請求項9】 請求項6の断熱スペーサーにおいて、前
    記頂部ブリッジ部材及び前記底部ブリッジ部材が、PE
    TGから形成されていることを特徴とする断熱スペーサ
    ー。
  10. 【請求項10】 請求項1の断熱スペーサーにおいて、
    前記第1及び第2の脚部材は、ステンレス鋼、亜鉛メッ
    キ鋼、錫メッキ鋼、及び、アルミニウムから成る群から
    選択された材料から形成されていることを特徴とする断
    熱スペーサー。
  11. 【請求項11】 請求項1の断熱スペーサーにおいて、
    前記第1及び第2の脚部材は、構造的な剛性及び製造の
    際の所定の曲げ性を示し、当該断熱スペーサーが、変動
    する寸法及びフレームの形態に合致してそのような寸法
    及び形態を維持することを可能とすることを特徴とする
    断熱スペーサー。
  12. 【請求項12】 多重窓ガラスユニットの窓ガラスを隔
    置させるための断熱スペーサーを製造するための製造方
    法であって、 金属を成形して、穿孔された延長部をその一端部に有し
    ている金属チャンネルの第1及び第2の脚部材を形成す
    る工程と、 合成樹脂材料及び複合合成樹脂材料の一方の融点付近又
    はそれ以上の温度まで、前記チャンネルの第1及び第2
    の脚部材を予熱する工程と、 前記チャンネルの第1及び第2の脚部材の前記延長部と
    前記合成樹脂材料及び前記複合合成樹脂材料の一方とを
    互いに押圧して、前記脚部材の前記延長部を前記材料に
    固定し、これにより、前記材料が、前記脚部材を横断す
    る第1のブリッジ部材を形成するようにする工程と、 前記第1のブリッジ部材、前記第1及び第2の脚部材、
    及び、第2の脚部材によって、断熱スペーサーの溝部分
    を画成する工程とを備えることを特徴とする断熱スペー
    サーの製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12の断熱スペーサーの製造方
    法において、更に、前記第1及び第2の脚部材の前記延
    長部を前記材料と共に押圧するための積層ローラを使用
    する工程を備えることを特徴とする断熱スペーサーの製
    造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記積層ローラは、前記第1及び第2の脚
    部材の前記穿孔を有する延長部を前記材料と共に押圧
    し、これにより、前記材料の一部が前記脚部材の前記延
    長部の穿孔を通過するようにすることを特徴とする断熱
    スペーサーの製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項12の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記金属チャンネルの前記第1及び第2の
    脚部材が、ジグザグ形状に曲げられることを特徴とする
    断熱スペーサーの製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項12の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記第2のブリッジ部材が、前記第1及び
    第2の脚部材と同じ金属から圧延成形されることを特徴
    とする断熱スペーサーの製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項15の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記第2のブリッジ部材が、前記第1及び
    第2の脚部材と同じ金属から圧延成形されることを特徴
    とする断熱スペーサーの製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項12の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記第2のブリッジ部材が、合成樹脂材料
    及び複合合成樹脂材料の一方から形成されることを特徴
    とする断熱スペーサーの製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項15の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記第2のブリッジ部材が、合成樹脂材料
    及び複合合成樹脂材料の一方から形成されることを特徴
    とする断熱スペーサーの製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項12の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記第1のブリッジ部材が、PETGから
    形成されており、前記第1及び第2の脚部材が、ステン
    レス鋼、亜鉛メッキ鋼、錫メッキ鋼、及び、アルミニウ
    ムから成る群から選択された材料から形成されているこ
    とを特徴とする断熱スペーサーの製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項15の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記第1のブリッジ部材及び前記第2のブ
    リッジ部材が、PETGから形成されており、前記第1
    及び第2の脚部材が、ステンレス鋼、亜鉛メッキ鋼、錫
    メッキ鋼、及び、アルミニウムから成る群から選択され
    た材料から形成されていることを特徴とする断熱スペー
    サーの製造方法。
  22. 【請求項22】 多重窓ガラスユニットの窓ガラスの間
    の所望の空間にほぼ等しい幅を有する断熱スペーサーを
    製造するための断熱スペーサーの製造方法であって、 金属を成形して、各々の端部に延長部を有しており、こ
    れら延長部が穿孔されている、第1及び第2の脚部材を
    形成する工程と、 合成樹脂材料及び複合合成樹脂材料の一方の融点付近又
    はこれよりも高い温度まで前記第1及び第2の脚部材を
    予熱する工程と、 前記第1及び第2の脚部材の各々の端部の前記延長部を
    前記合成樹脂材料及び前記複合合成樹脂材料の一方に押
    圧して、前記脚部材の前記延長部を前記材料に固定し、
    これにより、前記材料が、前記脚部材を横断する第1及
    び第2のブリッジ部材を形成するようにする工程とを備
    えることを特徴とする断熱スペーサーの製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項22の断熱スペーサーの製造方
    法において、更に、前記第1及び第2の脚部材の前記延
    長部を前記材料と共に押圧するための積層ローラを使用
    する工程を備えることを特徴とする断熱スペーサーの製
    造方法。
  24. 【請求項24】 請求項22の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記積層ローラは、前記第1及び第2の脚
    部材の前記延長部を前記材料と共に押圧し、これによ
    り、前記脚部材の各々の端部にある前記材料の一部が、
    前記脚部材の前記延長部の前記穿孔を通過するようにす
    ることを特徴とする断熱スペーサーの製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項22の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記金属チャンネルの前記第1及び第2の
    脚部材が、ジグザグ形状に曲げられていることを特徴と
    する断熱スペーサーの製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項22の断熱スペーサーの製造方
    法において、前記第1及び第2のブリッジ部材は、PE
    TGから形成されており、前記第1及び第2の脚部材
    は、ステンレス鋼、亜鉛メッキ鋼、錫メッキ鋼、及び、
    アルミニウムから選択された材料から形成されているこ
    とを特徴とする断熱スペーサーの製造方法。
JP9009591A 1996-01-22 1997-01-22 断熱ブリッジを形成するための断熱スペーサー Pending JPH1025972A (ja)

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