JPH10259760A - 定真空摺動絞り弁式気化器 - Google Patents
定真空摺動絞り弁式気化器Info
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- JPH10259760A JPH10259760A JP8582197A JP8582197A JPH10259760A JP H10259760 A JPH10259760 A JP H10259760A JP 8582197 A JP8582197 A JP 8582197A JP 8582197 A JP8582197 A JP 8582197A JP H10259760 A JPH10259760 A JP H10259760A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle valve
- sliding throttle
- negative pressure
- operating lever
- membrane
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型で吸入効率がよく、加速性能がよい、特
に2輪車用の定真空摺動絞り弁式気化器を得る。 【解決手段】 気化器本体6の上端壁に膜5を挟んで上
部カバー4を結合して膜5の上側に受圧室2を、膜5の
下側に大気室13をそれぞれ区画する。気化器本体6の
吸気路33と直交する開口17に昇降可能に嵌挿した摺
動絞り弁22を膜5に結合する。絞り弁操作レバー8に
より駆動される圧力切換弁50を摺動絞り弁22に備え
る。圧力切換弁50により吸気路33の負圧を受圧室2
へ導入し、摺動絞り弁22の開度を制御する。絞り弁操
作レバー8とこれを回動可能に支持する支軸7とを大気
室13の内部に配設する。
に2輪車用の定真空摺動絞り弁式気化器を得る。 【解決手段】 気化器本体6の上端壁に膜5を挟んで上
部カバー4を結合して膜5の上側に受圧室2を、膜5の
下側に大気室13をそれぞれ区画する。気化器本体6の
吸気路33と直交する開口17に昇降可能に嵌挿した摺
動絞り弁22を膜5に結合する。絞り弁操作レバー8に
より駆動される圧力切換弁50を摺動絞り弁22に備え
る。圧力切換弁50により吸気路33の負圧を受圧室2
へ導入し、摺動絞り弁22の開度を制御する。絞り弁操
作レバー8とこれを回動可能に支持する支軸7とを大気
室13の内部に配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変ベンチユリ型気
化器、詳しくは吸気路を流れる空気流量に応じてベンチ
ユリ面積を制御する負圧摺動絞り弁を、大気室の内部に
配設した絞り弁操作レバーにより駆動するようにした定
真空摺動絞り弁式気化器に関するものである。
化器、詳しくは吸気路を流れる空気流量に応じてベンチ
ユリ面積を制御する負圧摺動絞り弁を、大気室の内部に
配設した絞り弁操作レバーにより駆動するようにした定
真空摺動絞り弁式気化器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実公昭57-7800 号公報、実公昭62-12848
号公報、特公昭63-53371号公報などに開示される、従来
の負圧摺動絞り弁式気化器には次のような問題点があ
る。
号公報、特公昭63-53371号公報などに開示される、従来
の負圧摺動絞り弁式気化器には次のような問題点があ
る。
【0003】(a) 実公昭57-7800 号公報に開示される気
化器では、絞り弁操作レバーが気化器の上部の負圧室に
設けられ、遠隔操作用ケーブルの支持部が気化器から上
方へ突出しているので、気化器の上部が大型になり、気
化器を小形化するのが困難である。(b) 気化器の上部カ
バーには絞り弁操作レバーの支軸が支持され、強い力が
作用するので、上部カバーにアルミニウムなどの金属部
材(ダイカスト製品)を用いざるをえず、材料やデザイ
ンの面で制約される点が多かつた(2輪車では外観も重
要な要素になる)。(c) 絞り弁操作レバーの支軸が気化
器の負圧室から外部へ突出するので、異物の浸入を防ぐ
シールを施す必要がある。(d) 負圧摺動絞り弁にこれを
制御するばねを装着できないので、負圧摺動絞り弁を亜
鉛、銅などの重い材料で作り、負圧と平衡させて制御し
ているが、負圧摺動絞り弁が重いために急加速時の動き
が悪い。(e) 負圧摺動絞り弁は設定開度まで強制的に引
き上げられるが、気化器の上部の寸法が大きくなり、構
造も複雑になる。
化器では、絞り弁操作レバーが気化器の上部の負圧室に
設けられ、遠隔操作用ケーブルの支持部が気化器から上
方へ突出しているので、気化器の上部が大型になり、気
化器を小形化するのが困難である。(b) 気化器の上部カ
バーには絞り弁操作レバーの支軸が支持され、強い力が
作用するので、上部カバーにアルミニウムなどの金属部
材(ダイカスト製品)を用いざるをえず、材料やデザイ
ンの面で制約される点が多かつた(2輪車では外観も重
要な要素になる)。(c) 絞り弁操作レバーの支軸が気化
器の負圧室から外部へ突出するので、異物の浸入を防ぐ
シールを施す必要がある。(d) 負圧摺動絞り弁にこれを
制御するばねを装着できないので、負圧摺動絞り弁を亜
鉛、銅などの重い材料で作り、負圧と平衡させて制御し
ているが、負圧摺動絞り弁が重いために急加速時の動き
が悪い。(e) 負圧摺動絞り弁は設定開度まで強制的に引
き上げられるが、気化器の上部の寸法が大きくなり、構
造も複雑になる。
【0004】(f) 実公昭62-12848号公報に開示される気
化器では、加速時負圧摺動絞り弁を強制的に設定開度ま
で押し上げるためにばねを設けるなどの構成が必要な場
合もあり、構造が複雑になり、さらに絞り弁操作レバー
はばねを圧縮して負圧摺動絞り弁をアイドル位置へ戻す
ので、摺動絞り弁の操作力が重く扱いにくい。(g) 特公
昭63-53371号公報に開示される気化器では、摺動絞り弁
に絞り弁操作レバーを介してばねが設けられているが、
構造が複雑になる。(h) 従来の負圧摺動絞り弁は円筒形
をなすので、負圧摺動絞り弁の全開時、吸気路にデツド
スペースが残り、吸入効率が低下し、また燃料ノズルに
作用する吸気負圧が不安定になる。
化器では、加速時負圧摺動絞り弁を強制的に設定開度ま
で押し上げるためにばねを設けるなどの構成が必要な場
合もあり、構造が複雑になり、さらに絞り弁操作レバー
はばねを圧縮して負圧摺動絞り弁をアイドル位置へ戻す
ので、摺動絞り弁の操作力が重く扱いにくい。(g) 特公
昭63-53371号公報に開示される気化器では、摺動絞り弁
に絞り弁操作レバーを介してばねが設けられているが、
構造が複雑になる。(h) 従来の負圧摺動絞り弁は円筒形
をなすので、負圧摺動絞り弁の全開時、吸気路にデツド
スペースが残り、吸入効率が低下し、また燃料ノズルに
作用する吸気負圧が不安定になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、従来の気化器の欠点を解消し、小型で吸入
効率がよく、加速性能に優れる、特に2輪車用の定真空
摺動絞り弁式気化器を提供することにある。
問題に鑑み、従来の気化器の欠点を解消し、小型で吸入
効率がよく、加速性能に優れる、特に2輪車用の定真空
摺動絞り弁式気化器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は気化器本体の上端壁に膜を挟むよう
に上部カバーを結合して膜の上側に受圧室を、膜の下側
に大気室をそれぞれ区画し、気化器本体の吸気路と直交
する開口に昇降可能に嵌挿した摺動絞り弁を前記膜に結
合し、絞り弁操作レバーにより駆動される圧力切換弁を
前記摺動絞り弁に備え、前記圧力切換弁により吸気路の
負圧を受圧室へ導入し、前記摺動絞り弁の開度を制御す
る定真空摺動絞り弁式気化器において、前記絞り弁操作
レバーと該絞り弁操作レバーを回動可能に支持する支軸
とを前記大気室の内部に配設したことを特徴とする。
に、本発明の構成は気化器本体の上端壁に膜を挟むよう
に上部カバーを結合して膜の上側に受圧室を、膜の下側
に大気室をそれぞれ区画し、気化器本体の吸気路と直交
する開口に昇降可能に嵌挿した摺動絞り弁を前記膜に結
合し、絞り弁操作レバーにより駆動される圧力切換弁を
前記摺動絞り弁に備え、前記圧力切換弁により吸気路の
負圧を受圧室へ導入し、前記摺動絞り弁の開度を制御す
る定真空摺動絞り弁式気化器において、前記絞り弁操作
レバーと該絞り弁操作レバーを回動可能に支持する支軸
とを前記大気室の内部に配設したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では気化器本体の上端壁に
結合した膜の上側に受圧室を、膜の下側に大気室をそれ
ぞれ区画し、摺動絞り弁と一体の負圧安定ブロツクの内
部に配設した圧力切換弁により、吸気路の吸気負圧また
は大気室の大気圧を導入し、摺動絞り弁の開度(上昇位
置)を制御する。圧力切換弁を制御する絞り弁操作レバ
ーと該絞り弁操作レバーの支軸を大気室に配設すること
により、上部カバーの材料を変更可能にし、絞り弁操作
レバーの支持部のシールなどの構造を簡単かつ小形化
し、摺動絞り弁の動作を軽くし、急加速時の過渡応答性
を向上する。
結合した膜の上側に受圧室を、膜の下側に大気室をそれ
ぞれ区画し、摺動絞り弁と一体の負圧安定ブロツクの内
部に配設した圧力切換弁により、吸気路の吸気負圧また
は大気室の大気圧を導入し、摺動絞り弁の開度(上昇位
置)を制御する。圧力切換弁を制御する絞り弁操作レバ
ーと該絞り弁操作レバーの支軸を大気室に配設すること
により、上部カバーの材料を変更可能にし、絞り弁操作
レバーの支持部のシールなどの構造を簡単かつ小形化
し、摺動絞り弁の動作を軽くし、急加速時の過渡応答性
を向上する。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る摺動絞り弁式気化器の正
面断面図、図2は図1の線2A−2Aによる同摺動絞り
弁式気化器の平面断面図である。本発明による摺動絞り
弁式気化器は気化器本体6を横切る吸気路33の上側
に、吸気路33と直交する断面長方形の開口17が、ま
た開口17の左端前後縁に1対の案内溝20が設けら
れ、断面長方形の負圧安定ブロツク26が開口17に、
負圧安定ブロツク26の左端面に結合した板状の摺動絞
り弁22が案内溝20にそれぞれ昇降可能に嵌合され
る。気化器本体6の上端部には椀状の大気室13が形成
され、大気室13の底部は通路9を経て気化器本体6の
右端部つまり入口端部へ開放される。
面断面図、図2は図1の線2A−2Aによる同摺動絞り
弁式気化器の平面断面図である。本発明による摺動絞り
弁式気化器は気化器本体6を横切る吸気路33の上側
に、吸気路33と直交する断面長方形の開口17が、ま
た開口17の左端前後縁に1対の案内溝20が設けら
れ、断面長方形の負圧安定ブロツク26が開口17に、
負圧安定ブロツク26の左端面に結合した板状の摺動絞
り弁22が案内溝20にそれぞれ昇降可能に嵌合され
る。気化器本体6の上端部には椀状の大気室13が形成
され、大気室13の底部は通路9を経て気化器本体6の
右端部つまり入口端部へ開放される。
【0009】気化器本体6の上端には膜5の周縁部を挟
むように、合成樹脂などからなる椀状の上部カバー4が
結合される。膜5の上側に受圧室2が、膜5の下側に大
気室13がそれぞれ区画される。膜5に重合せ結合した
上下1対の押え板10,14に、負圧安定ブロツク26
の上端が結合される。負圧安定ブロツク26の上端部に
は受圧室2に連通する大径円筒部12と小径円筒部12
aとが同軸に形成され、小径円筒部12aの下端は横方
向の通路を経て、負圧安定ブロツクツク26の左端壁に
形成されかつ摺動絞り弁22により閉じられた上下方向
の溝からなる負圧通路23に連通され、負圧通路23の
下端は吸気路33の燃料ノズル30よりも下流側へ開放
される。
むように、合成樹脂などからなる椀状の上部カバー4が
結合される。膜5の上側に受圧室2が、膜5の下側に大
気室13がそれぞれ区画される。膜5に重合せ結合した
上下1対の押え板10,14に、負圧安定ブロツク26
の上端が結合される。負圧安定ブロツク26の上端部に
は受圧室2に連通する大径円筒部12と小径円筒部12
aとが同軸に形成され、小径円筒部12aの下端は横方
向の通路を経て、負圧安定ブロツクツク26の左端壁に
形成されかつ摺動絞り弁22により閉じられた上下方向
の溝からなる負圧通路23に連通され、負圧通路23の
下端は吸気路33の燃料ノズル30よりも下流側へ開放
される。
【0010】小径円筒部12aに圧力切換弁50(図
4)の弁スリーブ15が昇降可能に嵌挿される。弁スリ
ーブ15に外挿されかつ大径円筒部12の中間段部に固
定したばね座16と上部カバー4との間にばね3が介装
される。弁スリーブ15の中間部分に形成したフランジ
41と大径円筒部12の底部との間にばね19が介装さ
れる。フランジ41に連結片43が係止され、負圧安定
ブロツク26のスリツト18へ突出される。スリツト1
8の隙間で、弁スリーブ15と負圧安定ブロツク26と
の相対移動が許されるが、通常は連結片43がスリツト
18の下方部分へ接近している。
4)の弁スリーブ15が昇降可能に嵌挿される。弁スリ
ーブ15に外挿されかつ大径円筒部12の中間段部に固
定したばね座16と上部カバー4との間にばね3が介装
される。弁スリーブ15の中間部分に形成したフランジ
41と大径円筒部12の底部との間にばね19が介装さ
れる。フランジ41に連結片43が係止され、負圧安定
ブロツク26のスリツト18へ突出される。スリツト1
8の隙間で、弁スリーブ15と負圧安定ブロツク26と
の相対移動が許されるが、通常は連結片43がスリツト
18の下方部分へ接近している。
【0011】本発明によれば、気化器本体6の右側壁部
の大気室13の内部に、支軸7により絞り弁操作レバー
8が支持され、絞り弁操作レバー8の二股状の先端8a
(図3)が連結片43の上へ当接される。負圧安定ブロ
ツク26の下端部には円筒部21が形成され、円筒部2
1を閉鎖する案内筒28に燃料計量針弁29の基端部が
嵌挿され、かつ円筒部21の内部に収容したばね27に
より押えられる。
の大気室13の内部に、支軸7により絞り弁操作レバー
8が支持され、絞り弁操作レバー8の二股状の先端8a
(図3)が連結片43の上へ当接される。負圧安定ブロ
ツク26の下端部には円筒部21が形成され、円筒部2
1を閉鎖する案内筒28に燃料計量針弁29の基端部が
嵌挿され、かつ円筒部21の内部に収容したばね27に
より押えられる。
【0012】燃料計量針弁29は気化器本体6の下端部
に支持した燃料ノズル30の内部へ突出される。気化器
本体6の下端部に結合した燃料槽37へ、気化器本体6
から筒体35が突出される。多数の通孔30aを有する
燃料ノズル30は上端を吸気路33の内部へ僅かに突出
され、下端部を筒体35の内部へ突出される。筒体35
の内部(円筒部36)から吸気路33の入口端へ延びる
通路31が気化器本体6の下壁部に形成され、通路31
の端部にエアジエツト32が結合される。
に支持した燃料ノズル30の内部へ突出される。気化器
本体6の下端部に結合した燃料槽37へ、気化器本体6
から筒体35が突出される。多数の通孔30aを有する
燃料ノズル30は上端を吸気路33の内部へ僅かに突出
され、下端部を筒体35の内部へ突出される。筒体35
の内部(円筒部36)から吸気路33の入口端へ延びる
通路31が気化器本体6の下壁部に形成され、通路31
の端部にエアジエツト32が結合される。
【0013】図3,4に示すように、圧力切換弁50は
負圧安定ブロツク26の大径円筒部12の段部へ支持し
たばね座16に、昇降可能に外挿された弁スリーブ15
を備えている。弁スリーブ15の中間部分のフランジ4
1に設けた環状溝へ連結片43が係止され、連結片43
は負圧安定ブロツク26に設けた大径円筒部12を横切
るスリツト18の内部で昇降可能である。負圧安定ブロ
ツク26のスリツト18から側方へ突出する。連結片4
3の両端はクランク状に折り曲げられて肩部43aを形
成される。連結片43の肩部43aの上に、前述した絞
り弁操作レバー8の二股状の先端8aが、該絞り弁操作
レバー8をアイドル位置へ付勢するばね(図示せず)の
力により当接され、この時、弁スリーブ15が小径円筒
部12aの底部へ衝合される。しかし、絞り弁操作レバ
ー8の先端8aが肩部43aから上方へ離れると、連結
片43はばね19の力により押し上げられ、フランジ4
1がばね座16の下面に形成した弁座へ当る。この時、
常に大気圧下にある大径円筒部12の内部と大気孔44
を有する弁スリーブ15の内部とが遮断され、同時に、
負圧通路23が弁スリーブ15の内部へ連通する。
負圧安定ブロツク26の大径円筒部12の段部へ支持し
たばね座16に、昇降可能に外挿された弁スリーブ15
を備えている。弁スリーブ15の中間部分のフランジ4
1に設けた環状溝へ連結片43が係止され、連結片43
は負圧安定ブロツク26に設けた大径円筒部12を横切
るスリツト18の内部で昇降可能である。負圧安定ブロ
ツク26のスリツト18から側方へ突出する。連結片4
3の両端はクランク状に折り曲げられて肩部43aを形
成される。連結片43の肩部43aの上に、前述した絞
り弁操作レバー8の二股状の先端8aが、該絞り弁操作
レバー8をアイドル位置へ付勢するばね(図示せず)の
力により当接され、この時、弁スリーブ15が小径円筒
部12aの底部へ衝合される。しかし、絞り弁操作レバ
ー8の先端8aが肩部43aから上方へ離れると、連結
片43はばね19の力により押し上げられ、フランジ4
1がばね座16の下面に形成した弁座へ当る。この時、
常に大気圧下にある大径円筒部12の内部と大気孔44
を有する弁スリーブ15の内部とが遮断され、同時に、
負圧通路23が弁スリーブ15の内部へ連通する。
【0014】次に、本発明による摺動絞り弁式気化器の
作動について説明する。摺動絞り弁22が図1に示すア
イドル位置にある時、吸気路33の上部を矢印x方向へ
流れる空気は、負圧安定ブロツク26の両側の隙間33
aへ流れるが、最終的には摺動絞り弁22の下側の隙間
42を通過する。吸気路33の底部を流れる空気は、負
圧安定ブロツク26の下側を経て隙間42を通過する。
この時、燃料ノズル30の燃料が吸引され、空気と混合
しつつ機関へ供給される。
作動について説明する。摺動絞り弁22が図1に示すア
イドル位置にある時、吸気路33の上部を矢印x方向へ
流れる空気は、負圧安定ブロツク26の両側の隙間33
aへ流れるが、最終的には摺動絞り弁22の下側の隙間
42を通過する。吸気路33の底部を流れる空気は、負
圧安定ブロツク26の下側を経て隙間42を通過する。
この時、燃料ノズル30の燃料が吸引され、空気と混合
しつつ機関へ供給される。
【0015】機関の急加速時、吸気路33の負圧に関係
なく、絞り弁操作レバー8の先端8aは支軸7を中心に
最大作動位置(例えば膜5の全ストロークの約半分)ま
で強制的に押し上げられる。絞り弁操作レバー8の先端
8aは膜5の押え板14に当り、膜5を約半ストローク
分押し上げる。この時、弁スリーブ15がばね19の力
により押し上げられ、ばね座16の下面に当る。大気孔
44が閉じられ、小径円筒部12aの底部が負圧通路2
3と連通したままになる。吸気路33の吸気負圧が負圧
通路23、弁スリーブ15を経て受圧室2へ作用する。
受圧室2と大気室13との圧力差により、膜5と一緒に
摺動絞り弁22と負圧安定ブロツク26が吸い上げら
れ、吸気路33を通過する空気量が増加する。同時に、
燃料計量針弁29が引き上げられ、燃料槽37から燃料
ノズル30を経て吸気路33へ吸引される燃料量が増加
する。
なく、絞り弁操作レバー8の先端8aは支軸7を中心に
最大作動位置(例えば膜5の全ストロークの約半分)ま
で強制的に押し上げられる。絞り弁操作レバー8の先端
8aは膜5の押え板14に当り、膜5を約半ストローク
分押し上げる。この時、弁スリーブ15がばね19の力
により押し上げられ、ばね座16の下面に当る。大気孔
44が閉じられ、小径円筒部12aの底部が負圧通路2
3と連通したままになる。吸気路33の吸気負圧が負圧
通路23、弁スリーブ15を経て受圧室2へ作用する。
受圧室2と大気室13との圧力差により、膜5と一緒に
摺動絞り弁22と負圧安定ブロツク26が吸い上げら
れ、吸気路33を通過する空気量が増加する。同時に、
燃料計量針弁29が引き上げられ、燃料槽37から燃料
ノズル30を経て吸気路33へ吸引される燃料量が増加
する。
【0016】上述のように、絞り弁操作レバー8を加速
操作すると、圧力切換弁50の弁スリーブ15により負
圧通路23が開かれるので、摺動絞り弁22の開度が吸
気路33の負圧の強さに応じて迅速に開き、機関の円滑
な加速運転が得えられる。膜5の押え板10が上部カバ
ー4に当つたところで、摺動絞り弁22は吸気路33か
ら引込み、全開になる。
操作すると、圧力切換弁50の弁スリーブ15により負
圧通路23が開かれるので、摺動絞り弁22の開度が吸
気路33の負圧の強さに応じて迅速に開き、機関の円滑
な加速運転が得えられる。膜5の押え板10が上部カバ
ー4に当つたところで、摺動絞り弁22は吸気路33か
ら引込み、全開になる。
【0017】逆に、機関の減速時、絞り弁操作レバー8
を支軸7を中心に反時計方向へ回動すると、先端8aに
より連結片43が押し下げられ、弁スリーブ15により
負圧通路23が閉じられ、弁スリーブ15の大気孔44
が大径円筒部12、スリツト18、通路9に連通し、大
気が受圧室2へ入る。したがつて、ばね3の力を受けて
押え板10,14、膜5、負圧安定ブロツク26および
摺動絞り弁22が下降する。
を支軸7を中心に反時計方向へ回動すると、先端8aに
より連結片43が押し下げられ、弁スリーブ15により
負圧通路23が閉じられ、弁スリーブ15の大気孔44
が大径円筒部12、スリツト18、通路9に連通し、大
気が受圧室2へ入る。したがつて、ばね3の力を受けて
押え板10,14、膜5、負圧安定ブロツク26および
摺動絞り弁22が下降する。
【0018】途中で絞り弁操作レバー8を停止した時、
摺動絞り弁22が下方へ行き過ぎ、連結片43が絞り弁
操作レバー8の先端8aから下方へ離れると、前述した
ように、弁スリーブ15がばね19の力により押し上げ
られ、大気孔44が閉じかつ負圧通路23が開き、吸気
路33の吸気負圧が受圧室2へ作用することになり、摺
動絞り弁22が上昇する。そして、摺動絞り弁22の連
結片43が絞り弁操作レバー8の先端8aに当ると、大
気孔44が開きかつ負圧通路23が閉じ、大気圧が受圧
室2へ作用することになり、摺動絞り弁22が下降す
る。以上の繰返しにより、摺動絞り弁22は絞り弁操作
レバー8の停止位置付近に留る。機関の加速時、絞り弁
操作レバー8を所定の高さ(例えば膜5の全ストローク
の約半分)までの途中で停止した場合も同様である。
摺動絞り弁22が下方へ行き過ぎ、連結片43が絞り弁
操作レバー8の先端8aから下方へ離れると、前述した
ように、弁スリーブ15がばね19の力により押し上げ
られ、大気孔44が閉じかつ負圧通路23が開き、吸気
路33の吸気負圧が受圧室2へ作用することになり、摺
動絞り弁22が上昇する。そして、摺動絞り弁22の連
結片43が絞り弁操作レバー8の先端8aに当ると、大
気孔44が開きかつ負圧通路23が閉じ、大気圧が受圧
室2へ作用することになり、摺動絞り弁22が下降す
る。以上の繰返しにより、摺動絞り弁22は絞り弁操作
レバー8の停止位置付近に留る。機関の加速時、絞り弁
操作レバー8を所定の高さ(例えば膜5の全ストローク
の約半分)までの途中で停止した場合も同様である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のように、気化器本体の上
端壁に膜を挟むように上部カバーを結合して膜の上側に
受圧室を、膜の下側に大気室をそれぞれ区画し、気化器
本体の吸気路と直交する開口に昇降可能に嵌挿した摺動
絞り弁を前記膜に結合し、絞り弁操作レバーにより駆動
される圧力切換弁を前記摺動絞り弁に備え、前記圧力切
換弁により吸気路の負圧を受圧室へ導入し、前記摺動絞
り弁の開度を制御する定真空摺動絞り弁式気化器におい
て、前記絞り弁操作レバーと該絞り弁操作レバーを回動
可能に支持する支軸とを前記大気室の内部に配設したも
のであり、絞り弁操作レバーの支軸が気化器本体の大気
室に設けられるので、上部カバーは材質を制約されず、
自由な設計ができる。
端壁に膜を挟むように上部カバーを結合して膜の上側に
受圧室を、膜の下側に大気室をそれぞれ区画し、気化器
本体の吸気路と直交する開口に昇降可能に嵌挿した摺動
絞り弁を前記膜に結合し、絞り弁操作レバーにより駆動
される圧力切換弁を前記摺動絞り弁に備え、前記圧力切
換弁により吸気路の負圧を受圧室へ導入し、前記摺動絞
り弁の開度を制御する定真空摺動絞り弁式気化器におい
て、前記絞り弁操作レバーと該絞り弁操作レバーを回動
可能に支持する支軸とを前記大気室の内部に配設したも
のであり、絞り弁操作レバーの支軸が気化器本体の大気
室に設けられるので、上部カバーは材質を制約されず、
自由な設計ができる。
【0020】絞り弁操作レバーの支軸が大気室に設けら
れるのでダストシールの必要性がなく、必要としてもワ
ツシヤなどの簡単な構造ものでよい。
れるのでダストシールの必要性がなく、必要としてもワ
ツシヤなどの簡単な構造ものでよい。
【0021】絞り弁操作レバーを急開すると摺動絞り弁
は強制的に所定の(例えば50%)の開度に上昇するの
で、急加速性能が向上し、従来のような押上げ用のばね
や操作レバーは必要がなく、摺動絞り弁の動作が軽快で
ある。
は強制的に所定の(例えば50%)の開度に上昇するの
で、急加速性能が向上し、従来のような押上げ用のばね
や操作レバーは必要がなく、摺動絞り弁の動作が軽快で
ある。
【0022】摺動絞り弁はばねにより閉方向へ押されて
おり、摺動絞り弁を重くする必要がないので、摺動絞り
弁の急加速はもちろん過渡応答性が優れる。
おり、摺動絞り弁を重くする必要がないので、摺動絞り
弁の急加速はもちろん過渡応答性が優れる。
【0023】摺動絞り弁にフラツト弁を用いているので
空気の吸入効率がよく、燃料ノズルに安定部材を設けて
いるので、機関の高出力運転での燃料の流量安定性がよ
くなる。
空気の吸入効率がよく、燃料ノズルに安定部材を設けて
いるので、機関の高出力運転での燃料の流量安定性がよ
くなる。
【図1】本発明に係る定真空摺動絞り弁式気化器の正面
断面図である。
断面図である。
【図2】図2は図1の線2A−2Aによる同気化器の平
面断面図である。
面断面図である。
【図3】同気化器の圧力切換弁の平面断面図である。
【図4】同気化器の圧力切換弁の側面断面図である。
【図5】本発明の部分変更実施例に係る気化器の、図2
と同様の平面断面図である。
と同様の平面断面図である。
2:受圧室 3:ばね 4:上部カバー 5:膜 6:
気化器本体 7:支軸8:絞り弁操作レバー 9:通路
10:押え板 12:大径円筒部 12a:小径円筒
部 13:大気室 14:押え板 15:弁スリーブ
16:ばね座 17:開口 18:スリツト 19:ばね 20:案内
溝 21:円筒部 22:摺動絞り弁 23:負圧通路
26:負圧安定ブロツク 27:ばね 28:案内筒
29:燃料計量針弁 30:燃料ノズル 31:通路
32:エアジエツト 33:吸気路 35:筒体 3
7:燃料槽 41:フランジ 42:隙間 43:連結片 44:大気孔 50::圧力切換弁
気化器本体 7:支軸8:絞り弁操作レバー 9:通路
10:押え板 12:大径円筒部 12a:小径円筒
部 13:大気室 14:押え板 15:弁スリーブ
16:ばね座 17:開口 18:スリツト 19:ばね 20:案内
溝 21:円筒部 22:摺動絞り弁 23:負圧通路
26:負圧安定ブロツク 27:ばね 28:案内筒
29:燃料計量針弁 30:燃料ノズル 31:通路
32:エアジエツト 33:吸気路 35:筒体 3
7:燃料槽 41:フランジ 42:隙間 43:連結片 44:大気孔 50::圧力切換弁
Claims (7)
- 【請求項1】気化器本体の上端壁に膜を挟むように上部
カバーを結合して膜の上側に受圧室を、膜の下側に大気
室をそれぞれ区画し、気化器本体の吸気路と直交する開
口に昇降可能に嵌挿した摺動絞り弁を前記膜に結合し、
絞り弁操作レバーにより駆動される圧力切換弁を前記摺
動絞り弁に備え、前記圧力切換弁により吸気路の負圧を
受圧室へ導入し、前記摺動絞り弁の開度を制御する定真
空摺動絞り弁式気化器において、前記絞り弁操作レバー
と該絞り弁操作レバーを回動可能に支持する支軸とを前
記大気室の内部に配設したことを特徴とする定真空摺動
絞り弁式気化器。 - 【請求項2】前記絞り弁操作レバーが急開される時、前
記摺動絞り弁と前記膜との結合部が前記絞り弁操作レバ
ーの最大作動位置まで、前記吸気路の負圧に関係なく強
制的に押し上げられる、請求項1に記載の定真空摺動絞
り弁式気化器。 - 【請求項3】前記摺動絞り弁は板状のものであり、該摺
動絞り弁の上流側の板面に前記吸気路よりも幅が狭い負
圧安定ブロツクを結合し、該負圧安定ブロツクの下端部
に燃料計量針弁を支持した、請求項1に記載の定真空摺
動絞り弁式気化器。 - 【請求項4】前記摺動絞り弁は金属からなり、前記負圧
安定ブロツクは合成樹脂からなり、両者は一体的に結合
される、請求項1に記載の定真空摺動絞り弁式気化器。 - 【請求項5】前記負圧安定ブロツクは平面断面が長方形
である、請求項1に記載の定真空摺動絞り弁式気化器。 - 【請求項6】前記負圧安定ブロツクの下流側半分の平面
断面が長方形であり、上流側半分の平面断面が半円形で
ある、請求項1に記載の定真空摺動絞り弁式気化器。 - 【請求項7】前記摺動絞り弁と気化器本体に結合した上
部カバーとの間にばねを介装した、請求項1に記載の定
真空摺動絞り弁式気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8582197A JPH10259760A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 定真空摺動絞り弁式気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8582197A JPH10259760A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 定真空摺動絞り弁式気化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10259760A true JPH10259760A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13869531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8582197A Pending JPH10259760A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 定真空摺動絞り弁式気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10259760A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100455353B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2004-11-06 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 기화기 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP8582197A patent/JPH10259760A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100455353B1 (ko) * | 2002-05-31 | 2004-11-06 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 기화기 |
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