JPH10259971A - 冷凍機用冷媒のオンサイト再生方法、および同オンサイト再生装置 - Google Patents
冷凍機用冷媒のオンサイト再生方法、および同オンサイト再生装置Info
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- JPH10259971A JPH10259971A JP6634797A JP6634797A JPH10259971A JP H10259971 A JPH10259971 A JP H10259971A JP 6634797 A JP6634797 A JP 6634797A JP 6634797 A JP6634797 A JP 6634797A JP H10259971 A JPH10259971 A JP H10259971A
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- refrigerator
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2345/00—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
- F25B2345/005—Service stations therefor
- F25B2345/0052—Service stations therefor having wheels
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷凍機10内に封入されている冷媒の中に潤
滑油が混入したとき、潤滑油で汚染された冷媒を精製し
て再生する技術を改良して、可搬形の再生装置を冷凍機
の近傍に搬入して冷媒の再生を行ない得るようにする。 【解決手段】 可搬形の再生タンク14を冷凍機10の
近傍に置き、着脱可能な管路PLで接続し、冷凍機10
内の汚染冷媒を再生タンク14内へ移す。再生タンク1
4内の汚染冷媒を電気ヒータ16で加熱するとともに圧
縮機能を有する真空ポンプ21で再生タンク14内を真
空引きする。再生タンク内で蒸発した冷媒ガスは冷却装
置23で冷却されて液化し、清浄な冷媒液となり、減圧
弁39を経て冷凍機10に返送される。
滑油が混入したとき、潤滑油で汚染された冷媒を精製し
て再生する技術を改良して、可搬形の再生装置を冷凍機
の近傍に搬入して冷媒の再生を行ない得るようにする。 【解決手段】 可搬形の再生タンク14を冷凍機10の
近傍に置き、着脱可能な管路PLで接続し、冷凍機10
内の汚染冷媒を再生タンク14内へ移す。再生タンク1
4内の汚染冷媒を電気ヒータ16で加熱するとともに圧
縮機能を有する真空ポンプ21で再生タンク14内を真
空引きする。再生タンク内で蒸発した冷媒ガスは冷却装
置23で冷却されて液化し、清浄な冷媒液となり、減圧
弁39を経て冷凍機10に返送される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍機に封入され
ている冷媒の中に潤滑油が混入したとき、潤滑油の混入
によって汚染された冷媒を精製する方法、および同装置
に係り、特に、汚染された冷媒を抜き取って再生専門工
場に搬入するのではなく、当該冷凍機が設置されている
場所(オンサイト)で汚染冷媒を再生する方法、および
上記方法を実施するための再生装置に関するものであ
る。
ている冷媒の中に潤滑油が混入したとき、潤滑油の混入
によって汚染された冷媒を精製する方法、および同装置
に係り、特に、汚染された冷媒を抜き取って再生専門工
場に搬入するのではなく、当該冷凍機が設置されている
場所(オンサイト)で汚染冷媒を再生する方法、および
上記方法を実施するための再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、ターボ式冷凍機の基本的な構成
を説明するために示したもので、模式的に描いた系統図
である。冷凍機は圧縮機1と凝縮器2と蒸発器4とを主
要構成機器として成っている。これらは密閉循環系を形
成しており、圧縮機1で圧縮された冷媒ガスは断熱圧縮
によって昇温して凝縮器2に送られ、冷却水3によって
冷却される。冷却された高圧の冷媒ガスは凝縮器2内で
液化し、液化潜熱も前記冷却水3によって運び去られ
る。液化した冷媒液は蒸発器4内に流入し、減圧されて
気化する際、冷水5を冷却して冷熱源を作り出す。前記
の圧縮機1は、図示しない電気モータで駆動される回転
機器であるから、摩擦部分を潤滑しなければならない。
そこで、油溜1aが設けられていて、この中に潤滑油が
貯えられており、油ポンプ6は油溜1a内の潤滑油を吸
入し、フィルタ7を経て摩擦部分に圧送,循環せしめる
ようになっている。
を説明するために示したもので、模式的に描いた系統図
である。冷凍機は圧縮機1と凝縮器2と蒸発器4とを主
要構成機器として成っている。これらは密閉循環系を形
成しており、圧縮機1で圧縮された冷媒ガスは断熱圧縮
によって昇温して凝縮器2に送られ、冷却水3によって
冷却される。冷却された高圧の冷媒ガスは凝縮器2内で
液化し、液化潜熱も前記冷却水3によって運び去られ
る。液化した冷媒液は蒸発器4内に流入し、減圧されて
気化する際、冷水5を冷却して冷熱源を作り出す。前記
の圧縮機1は、図示しない電気モータで駆動される回転
機器であるから、摩擦部分を潤滑しなければならない。
そこで、油溜1aが設けられていて、この中に潤滑油が
貯えられており、油ポンプ6は油溜1a内の潤滑油を吸
入し、フィルタ7を経て摩擦部分に圧送,循環せしめる
ようになっている。
【0003】上述のようにして圧縮機1の摩擦部分を潤
滑すると、冷媒の中へ潤滑油が徐々に混入してゆく。潤
滑油が冷媒の中に混入すると、 (a)蒸発器4の蒸発性能が低下して蒸発圧力が低くな
り、冷凍能力が減少する。この不具合は、混入率が5%
(重量比)を越えると実用上の不具合を生じる。 (b)潤滑油の混入率が上昇して蒸発性能の低下が規定
値に達すると保護リレーが自動的に作動して、運転の継
続ができなくなる。 (c)蒸発器4内の冷媒液面が泡立ち、泡が破裂すると
き微細な液滴が発生してミストを生じ、冷媒ミストが圧
縮機1に吸入されるので該圧縮機1がオーバーロードと
なり、運転の継続ができなくなる。
滑すると、冷媒の中へ潤滑油が徐々に混入してゆく。潤
滑油が冷媒の中に混入すると、 (a)蒸発器4の蒸発性能が低下して蒸発圧力が低くな
り、冷凍能力が減少する。この不具合は、混入率が5%
(重量比)を越えると実用上の不具合を生じる。 (b)潤滑油の混入率が上昇して蒸発性能の低下が規定
値に達すると保護リレーが自動的に作動して、運転の継
続ができなくなる。 (c)蒸発器4内の冷媒液面が泡立ち、泡が破裂すると
き微細な液滴が発生してミストを生じ、冷媒ミストが圧
縮機1に吸入されるので該圧縮機1がオーバーロードと
なり、運転の継続ができなくなる。
【0004】従来一般に、冷媒中の潤滑油混入率が増加
すると、(イ)冷凍機内の汚損冷媒を新品の冷媒と交換
し、もしくは(ロ)汚損した冷媒を冷凍機から抜き取っ
て再生工場に搬入して精製していた。しかし、上記の精
製によって再生し得る歩留まりは50〜70%に過ぎ
ず、不経済である。その上、冷凍機内に封入されている
冷媒を空気中へ漏失しないように運搬容器に移したり、
再生した冷媒を運搬して冷凍機内へ戻す作業は多大の労
力を要する。そこで(ハ)冷媒クリーナを併設した例も
有る。図8は、前掲の図7に示したターボ形冷凍機の油
溜内の潤滑油の混入で汚染された冷媒を抽出して精製す
るように構成された従来例の冷媒クリーナを示す模式的
な系統図である。図示の8aは密閉容器で、その中に熱
交換パイプ8bが設けられている。圧縮機1から吐出さ
れる冷媒ガスは断熱圧縮によって昇温しているので、こ
の高温のガスをバルブV1を経て熱交換パイプ8bに流
通させて熱源として利用し、バルブV4を経て圧縮機1
の吸込側へ還流させる。一方、蒸発器4内の冷媒液には
潤滑油が混入しており、この汚染冷媒をバルブV5を経
て密閉容器8a内に導入する。導入された汚染冷媒は熱
交換パイプ8bによって加熱される。加熱されて昇温す
ると、汚染冷媒中の冷媒成分は蒸発して冷媒ガスとな
る。この、ほぼ純粋な冷媒ガスはバルブV3から圧縮機
1の吸入側に合流させる。上述のようにして汚染冷媒中
の冷媒成分を蒸発させると、該汚染冷媒中の潤滑油成分
が液状で密閉容器8a内に残留する。このようにして分
離された潤滑油成分は、バルブV6および油ストレーナ
8cを経て油溜1aに返送される。上記の返送の流動力
は、圧縮機1の吐出ガス圧力をバルブV2を介して密閉
容器8a内に導入して得られる。上記密閉容器8a内か
らガス圧で押し出された潤滑油成分は、チェック弁9を
押し開き、バルブV7を経て油溜1aの中へ流入せしめ
られる。
すると、(イ)冷凍機内の汚損冷媒を新品の冷媒と交換
し、もしくは(ロ)汚損した冷媒を冷凍機から抜き取っ
て再生工場に搬入して精製していた。しかし、上記の精
製によって再生し得る歩留まりは50〜70%に過ぎ
ず、不経済である。その上、冷凍機内に封入されている
冷媒を空気中へ漏失しないように運搬容器に移したり、
再生した冷媒を運搬して冷凍機内へ戻す作業は多大の労
力を要する。そこで(ハ)冷媒クリーナを併設した例も
有る。図8は、前掲の図7に示したターボ形冷凍機の油
溜内の潤滑油の混入で汚染された冷媒を抽出して精製す
るように構成された従来例の冷媒クリーナを示す模式的
な系統図である。図示の8aは密閉容器で、その中に熱
交換パイプ8bが設けられている。圧縮機1から吐出さ
れる冷媒ガスは断熱圧縮によって昇温しているので、こ
の高温のガスをバルブV1を経て熱交換パイプ8bに流
通させて熱源として利用し、バルブV4を経て圧縮機1
の吸込側へ還流させる。一方、蒸発器4内の冷媒液には
潤滑油が混入しており、この汚染冷媒をバルブV5を経
て密閉容器8a内に導入する。導入された汚染冷媒は熱
交換パイプ8bによって加熱される。加熱されて昇温す
ると、汚染冷媒中の冷媒成分は蒸発して冷媒ガスとな
る。この、ほぼ純粋な冷媒ガスはバルブV3から圧縮機
1の吸入側に合流させる。上述のようにして汚染冷媒中
の冷媒成分を蒸発させると、該汚染冷媒中の潤滑油成分
が液状で密閉容器8a内に残留する。このようにして分
離された潤滑油成分は、バルブV6および油ストレーナ
8cを経て油溜1aに返送される。上記の返送の流動力
は、圧縮機1の吐出ガス圧力をバルブV2を介して密閉
容器8a内に導入して得られる。上記密閉容器8a内か
らガス圧で押し出された潤滑油成分は、チェック弁9を
押し開き、バルブV7を経て油溜1aの中へ流入せしめ
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前掲の図8に示した冷
媒クリーナ8を備えた冷凍機においては、該冷凍機を運
転しつつ汚染冷媒を蒸留精製することができるが、冷媒
クリーナを備えていない冷凍機においては、潤滑油が冷
媒中に混入して冷媒を汚染したとき、(イ)汚染冷媒を
廃棄して新しい冷媒と交換するか、もしくは(ロ)汚染
冷媒を可搬形の容器に移して再生工場で精製するか、し
なければならない。しかし、特定フロンを冷媒として用
いている場合は、汚染した冷媒を安易に廃棄することが
できないので、公害防止処理を含めて多大の費用と労力
とを必要とする。また、汚染冷媒を専門の再生工場で精
製する場合は歩留まりが悪く(50〜70%)、移送に
多大の労力を要するので不経済である。本発明は上述の
事情に鑑みて為されたものであって、潤滑油の混入によ
って汚染された冷媒を専門の再生工場へ搬入することな
く、冷凍機が設置されている場所(例えばビルの機械室
の中など)で精製再生する実用的な方法、および、上記
の発明を実施するに好適な装置を提供することを目的と
する。
媒クリーナ8を備えた冷凍機においては、該冷凍機を運
転しつつ汚染冷媒を蒸留精製することができるが、冷媒
クリーナを備えていない冷凍機においては、潤滑油が冷
媒中に混入して冷媒を汚染したとき、(イ)汚染冷媒を
廃棄して新しい冷媒と交換するか、もしくは(ロ)汚染
冷媒を可搬形の容器に移して再生工場で精製するか、し
なければならない。しかし、特定フロンを冷媒として用
いている場合は、汚染した冷媒を安易に廃棄することが
できないので、公害防止処理を含めて多大の費用と労力
とを必要とする。また、汚染冷媒を専門の再生工場で精
製する場合は歩留まりが悪く(50〜70%)、移送に
多大の労力を要するので不経済である。本発明は上述の
事情に鑑みて為されたものであって、潤滑油の混入によ
って汚染された冷媒を専門の再生工場へ搬入することな
く、冷凍機が設置されている場所(例えばビルの機械室
の中など)で精製再生する実用的な方法、および、上記
の発明を実施するに好適な装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに創作した本発明の基本的原理について、その実施形
態に対応する図1を参照して略述すると次のごとくであ
る。前掲の図8において圧縮機1と凝縮器2と蒸発器4
との組合せとして図示した冷凍機を、本図1においては
1個の円10で表している。第1の台車15に搭載した
再生タンク14と、第2の台車28に搭載した圧縮機能
を有する真空ポンプ21および冷却装置23を設ける。
冷凍機1内に封入されている冷媒が潤滑油の混入で汚染
されると、汚染された冷媒を再生タンク14内に移し、
圧縮機能を有する真空ポンプ21で該再生タンク14内
を真空吸引しつつ、ヒータ16で加熱する。減圧状態で
加熱された汚染冷媒中の冷媒成分は気化して前記圧縮機
能を有する真空ポンプ21で加圧されて吐出され、冷却
装置23で冷却されて液化し、ほぼ純粋な冷媒液になっ
て戻り管路27を経て冷凍機10に返送される。前記の
汚染冷媒中の潤滑油成分は再生タンク14内で蒸発せず
に残留し、ドレンバルブから排出される。
めに創作した本発明の基本的原理について、その実施形
態に対応する図1を参照して略述すると次のごとくであ
る。前掲の図8において圧縮機1と凝縮器2と蒸発器4
との組合せとして図示した冷凍機を、本図1においては
1個の円10で表している。第1の台車15に搭載した
再生タンク14と、第2の台車28に搭載した圧縮機能
を有する真空ポンプ21および冷却装置23を設ける。
冷凍機1内に封入されている冷媒が潤滑油の混入で汚染
されると、汚染された冷媒を再生タンク14内に移し、
圧縮機能を有する真空ポンプ21で該再生タンク14内
を真空吸引しつつ、ヒータ16で加熱する。減圧状態で
加熱された汚染冷媒中の冷媒成分は気化して前記圧縮機
能を有する真空ポンプ21で加圧されて吐出され、冷却
装置23で冷却されて液化し、ほぼ純粋な冷媒液になっ
て戻り管路27を経て冷凍機10に返送される。前記の
汚染冷媒中の潤滑油成分は再生タンク14内で蒸発せず
に残留し、ドレンバルブから排出される。
【0007】以上に説明した原理に基づいて請求項1の
発明方法は、冷凍機に封入されている冷媒に潤滑油が混
入した場合、潤滑油で汚染された冷媒の中から潤滑油成
分を分離して、精製された冷媒を前記冷凍機に戻す冷媒
再生方法において、冷凍機内の、潤滑油が混入した汚染
冷媒を、大気から遮断された状態で密閉された再生用タ
ンクの中に移し、上記再生用タンク内を減圧するととも
に加熱して、汚染冷媒中の冷媒成分を蒸発せしめ、発生
した冷媒ガスを冷凍機内圧力よりも高圧に加圧するとと
もに冷却することにより液化せしめて、液化した冷媒液
を管路によって前記の冷凍機に返送することを特徴とす
る。以上に説明した請求項1の発明方法によると、従来
技術における冷媒クリーナが「冷凍機を構成している圧
縮機の吐出ガスの温度・圧力」を利用したのに比して、
圧縮機能を有する真空ポンプによって汚染冷媒を蒸溜し
てほぼ完全な精製を行ない、かつ、発生した冷媒ガスを
加圧・冷却して高効率で回収することができる。その
上、可搬形の機器類を用いて実施できるので、既設の冷
凍機に対してオンサイトで冷媒再生を行なうことができ
る。しかも、冷凍機内の密閉循環系の中に封入されてい
る冷媒を大気に触れさせることなく精製・再生できるの
で、特定フロンより成る冷媒であっても大気中に漏出せ
しめてフロン公害を生じる虞れが無い。
発明方法は、冷凍機に封入されている冷媒に潤滑油が混
入した場合、潤滑油で汚染された冷媒の中から潤滑油成
分を分離して、精製された冷媒を前記冷凍機に戻す冷媒
再生方法において、冷凍機内の、潤滑油が混入した汚染
冷媒を、大気から遮断された状態で密閉された再生用タ
ンクの中に移し、上記再生用タンク内を減圧するととも
に加熱して、汚染冷媒中の冷媒成分を蒸発せしめ、発生
した冷媒ガスを冷凍機内圧力よりも高圧に加圧するとと
もに冷却することにより液化せしめて、液化した冷媒液
を管路によって前記の冷凍機に返送することを特徴とす
る。以上に説明した請求項1の発明方法によると、従来
技術における冷媒クリーナが「冷凍機を構成している圧
縮機の吐出ガスの温度・圧力」を利用したのに比して、
圧縮機能を有する真空ポンプによって汚染冷媒を蒸溜し
てほぼ完全な精製を行ない、かつ、発生した冷媒ガスを
加圧・冷却して高効率で回収することができる。その
上、可搬形の機器類を用いて実施できるので、既設の冷
凍機に対してオンサイトで冷媒再生を行なうことができ
る。しかも、冷凍機内の密閉循環系の中に封入されてい
る冷媒を大気に触れさせることなく精製・再生できるの
で、特定フロンより成る冷媒であっても大気中に漏出せ
しめてフロン公害を生じる虞れが無い。
【0008】請求項2の発明方法の構成は前記請求項1
に係る再生方法の構成要件に加えて、前記再生タンク内
に上位液面レベル(LS1)と下位液面レベル(LS2)
とを設定し、冷凍機内の潤滑油混入汚染冷媒液を再生用
タンク内に上位液面レベル(LS1)まで満たして減圧
・加熱し、再生タンク内の汚染冷媒中の冷媒成分が蒸発
して、その液面が下位液面レベル(LS2)まで低下す
ると、冷凍機内の汚染冷媒を再生タンク内へ補充して液
面を上位液面レベル(LS1)まで復元せしめ、その
後、上記の操作を繰り返して、再生タンク内の液面を前
記の上位液面レベル(LS1)と下位液面レベル(L
S2)との間で変動せしめつつ、この範囲内に保って冷
媒の再生を遂行することを特徴とする。以上に説明した
請求項2の発明方法によると、再生タンク内に上位液面
レベルまで満たした汚染冷媒を減圧・加熱して下位液面
レベルに相当するまで濃縮されると再び上位液面レベル
になるまで、冷凍機内の汚染冷媒を補充して、この操作
を繰り返すので、再生タンクの容量が、冷凍機内に封入
されている冷媒量よりも小さくても、冷凍機内の汚染冷
媒を順次に再生タンク内へ補充しつつ精製を進行せしめ
て、冷凍機内の汚染冷媒の全量を精製して再生すること
ができる。上述のように、比較的小容量の再生タンクを
用いて冷凍機内に封入されている冷媒の全量を精製・再
生し得るということは、一つには該再生タンクを可搬形
に構成して搬送し易いという点で実用的価値を高からし
める。また一つには、既設の冷凍機の周辺に余裕スペー
スが少なくても再生タンクを置いて汚染冷媒を精製・再
生できるという点で、適用可能範囲を広からしめる。
に係る再生方法の構成要件に加えて、前記再生タンク内
に上位液面レベル(LS1)と下位液面レベル(LS2)
とを設定し、冷凍機内の潤滑油混入汚染冷媒液を再生用
タンク内に上位液面レベル(LS1)まで満たして減圧
・加熱し、再生タンク内の汚染冷媒中の冷媒成分が蒸発
して、その液面が下位液面レベル(LS2)まで低下す
ると、冷凍機内の汚染冷媒を再生タンク内へ補充して液
面を上位液面レベル(LS1)まで復元せしめ、その
後、上記の操作を繰り返して、再生タンク内の液面を前
記の上位液面レベル(LS1)と下位液面レベル(L
S2)との間で変動せしめつつ、この範囲内に保って冷
媒の再生を遂行することを特徴とする。以上に説明した
請求項2の発明方法によると、再生タンク内に上位液面
レベルまで満たした汚染冷媒を減圧・加熱して下位液面
レベルに相当するまで濃縮されると再び上位液面レベル
になるまで、冷凍機内の汚染冷媒を補充して、この操作
を繰り返すので、再生タンクの容量が、冷凍機内に封入
されている冷媒量よりも小さくても、冷凍機内の汚染冷
媒を順次に再生タンク内へ補充しつつ精製を進行せしめ
て、冷凍機内の汚染冷媒の全量を精製して再生すること
ができる。上述のように、比較的小容量の再生タンクを
用いて冷凍機内に封入されている冷媒の全量を精製・再
生し得るということは、一つには該再生タンクを可搬形
に構成して搬送し易いという点で実用的価値を高からし
める。また一つには、既設の冷凍機の周辺に余裕スペー
スが少なくても再生タンクを置いて汚染冷媒を精製・再
生できるという点で、適用可能範囲を広からしめる。
【0009】また、前述のように上,下に二つの液面を
設定して、その間で液面を制御することは、公知のセン
サや公知のバルブ類、および公知のマイクロコンピュー
タを用いて容易に、かつ高い信頼性をもって、しかも安
価に実施することが出来るので経済的である。
設定して、その間で液面を制御することは、公知のセン
サや公知のバルブ類、および公知のマイクロコンピュー
タを用いて容易に、かつ高い信頼性をもって、しかも安
価に実施することが出来るので経済的である。
【0010】請求項3の発明方法の構成は前記請求項1
もしくは請求項2の構成要件に加えて、再生用タンク内
を約−730mmHgを越えない範囲内の高真空にして、冷
凍機内の汚染冷媒を圧力差によって再生用タンク内へ流
入せしめ、冷凍機内に封入されている冷媒量に応じて予
め定めた時間が経過したとき前記の流入を停止せしめる
ことを特徴とする。以上に説明した請求項3の発明方法
によると、従来技術におけるがごとく冷凍機を構成して
いる圧縮機の吸入作用では到底達成できないレベルの高
真空まで再生タンク内を減圧するので、この高真空は、
一つには汚染冷媒中の冷媒成分の蒸発を促進し、かつ、
冷凍機内の汚染冷媒を再生タンクの中へ差圧流動によっ
て速やかに流動せしめて高能率の冷媒再生を可能ならし
める。しかし、−730mmHgを越えない範囲内の高真空
であるから、大気中の空気が漏入する虞れは無い。一
方、潤滑油は、この程度の高真空では冷媒に随伴して蒸
発する虞れが無いので、再生冷媒の純度を低下せしめる
虞れが無く、高能率で、高純度の再生冷媒が、高い歩留
まりで得られる。
もしくは請求項2の構成要件に加えて、再生用タンク内
を約−730mmHgを越えない範囲内の高真空にして、冷
凍機内の汚染冷媒を圧力差によって再生用タンク内へ流
入せしめ、冷凍機内に封入されている冷媒量に応じて予
め定めた時間が経過したとき前記の流入を停止せしめる
ことを特徴とする。以上に説明した請求項3の発明方法
によると、従来技術におけるがごとく冷凍機を構成して
いる圧縮機の吸入作用では到底達成できないレベルの高
真空まで再生タンク内を減圧するので、この高真空は、
一つには汚染冷媒中の冷媒成分の蒸発を促進し、かつ、
冷凍機内の汚染冷媒を再生タンクの中へ差圧流動によっ
て速やかに流動せしめて高能率の冷媒再生を可能ならし
める。しかし、−730mmHgを越えない範囲内の高真空
であるから、大気中の空気が漏入する虞れは無い。一
方、潤滑油は、この程度の高真空では冷媒に随伴して蒸
発する虞れが無いので、再生冷媒の純度を低下せしめる
虞れが無く、高能率で、高純度の再生冷媒が、高い歩留
まりで得られる。
【0011】請求項4の発明方法の構成は前記請求項1
ないし請求項3の構成要件に加えて、前記汚染冷媒中の
冷媒成分を蒸発せしめる操作に際して、サーモスタット
を有する電気ヒータによって過熱しないように加熱しつ
つ、再生用タンク内を減圧して冷媒成分の蒸発を助長
し、再生用タンク内の汚染冷媒の量に応じて予め設定し
た時間を経過したとき、上記の加熱と減圧とを停止し、
再生用タンク内に残留している潤滑油成分を該再生用タ
ンクのドレン弁から排出することを特徴とする。以上に
説明した請求項4の発明方法によると、再生用タンク内
の汚染冷媒の量に応じた時間だけ減圧・加熱が行なわれ
るので、作業者の労力を要せずに汚染冷媒の精製が遂行
される。そして、前記の加熱を電気ヒータで行なうので
自動制御が容易であり、特に、サーモスタットが設けら
れているので過熱させたり空焚きしたりする虞れが無く
て安全である。精溜を終えた後、汚染冷媒から分離され
た潤滑油成分を冷凍機の油溜に戻すことなくドレン弁か
ら排出するので、冷凍機の圧縮機に過大な量の潤滑油を
供給してしまう虞れが無い。すなわち、本発明を適用し
て冷凍機内の汚染冷媒を再生する直前の状態において該
冷凍機の油溜内の潤滑油面を規定どおりに保持するよう
にメンティナンス(潤滑油の補充)が行なわれていれ
ば、該冷凍機の密閉循環系内には必要量以上の潤滑油が
入っているので、これを排出することによって正常な整
備状態が得られる。
ないし請求項3の構成要件に加えて、前記汚染冷媒中の
冷媒成分を蒸発せしめる操作に際して、サーモスタット
を有する電気ヒータによって過熱しないように加熱しつ
つ、再生用タンク内を減圧して冷媒成分の蒸発を助長
し、再生用タンク内の汚染冷媒の量に応じて予め設定し
た時間を経過したとき、上記の加熱と減圧とを停止し、
再生用タンク内に残留している潤滑油成分を該再生用タ
ンクのドレン弁から排出することを特徴とする。以上に
説明した請求項4の発明方法によると、再生用タンク内
の汚染冷媒の量に応じた時間だけ減圧・加熱が行なわれ
るので、作業者の労力を要せずに汚染冷媒の精製が遂行
される。そして、前記の加熱を電気ヒータで行なうので
自動制御が容易であり、特に、サーモスタットが設けら
れているので過熱させたり空焚きしたりする虞れが無く
て安全である。精溜を終えた後、汚染冷媒から分離され
た潤滑油成分を冷凍機の油溜に戻すことなくドレン弁か
ら排出するので、冷凍機の圧縮機に過大な量の潤滑油を
供給してしまう虞れが無い。すなわち、本発明を適用し
て冷凍機内の汚染冷媒を再生する直前の状態において該
冷凍機の油溜内の潤滑油面を規定どおりに保持するよう
にメンティナンス(潤滑油の補充)が行なわれていれ
ば、該冷凍機の密閉循環系内には必要量以上の潤滑油が
入っているので、これを排出することによって正常な整
備状態が得られる。
【0012】請求項5の発明方法の構成は前記請求項1
ないし請求項3の構成要件に加えて、前記汚染冷媒中の
冷媒成分を蒸発させるために加熱する操作の熱源とし
て、上記冷媒成分を液化させるために加圧した断熱圧縮
熱を用い、もしくは、上記断熱圧縮熱と電気ヒータの発
生熱とを併用することを特徴とする。以上に説明した請
求項5の発明方法によると、冷媒ガスを液化させるため
に圧縮したとき該冷媒ガスが昇温するので、この高温に
なった冷媒ガスを熱源として利用することにより、汚染
冷媒の精製再生系統全体としてのエネルギー効率を向上
せしめることができる。上記の圧縮熱だけで不足の場合
は、これに必要最小限の電気ヒータを併用することによ
って、制御容易に、しかも高いエネルギー効率で汚染冷
媒を精製・再生することができる。
ないし請求項3の構成要件に加えて、前記汚染冷媒中の
冷媒成分を蒸発させるために加熱する操作の熱源とし
て、上記冷媒成分を液化させるために加圧した断熱圧縮
熱を用い、もしくは、上記断熱圧縮熱と電気ヒータの発
生熱とを併用することを特徴とする。以上に説明した請
求項5の発明方法によると、冷媒ガスを液化させるため
に圧縮したとき該冷媒ガスが昇温するので、この高温に
なった冷媒ガスを熱源として利用することにより、汚染
冷媒の精製再生系統全体としてのエネルギー効率を向上
せしめることができる。上記の圧縮熱だけで不足の場合
は、これに必要最小限の電気ヒータを併用することによ
って、制御容易に、しかも高いエネルギー効率で汚染冷
媒を精製・再生することができる。
【0013】請求項6の発明方法の構成は前記請求項1
ないし請求項5の構成要件に加えて、前記再生用タンク
の容量に見合う量の冷媒を予め準備しておき、冷凍機内
の汚染冷媒を再生用タンクに移すとともに、予め準備し
てあった冷媒を上記冷凍機内に補充して、該冷凍機を作
動させるために必要な封入冷媒量を確保し、該冷凍機を
運転しつつ、再生用タンク内に移した汚染冷媒を精製す
ることを特徴とする。以上に説明した請求項6の発明方
法によると、潤滑油の混入によって汚染された冷媒の1
部を再生用タンクに移して精製処理により再生している
間、冷凍機の封入冷媒量の減少を予備冷媒で補充するこ
とによって、該冷凍機の運転が可能になる。夏季におい
て、整備のために冷凍機の運転を休止することは事実上
きわめて困難であって、運転休止を必要とする冷凍機の
整備は休日もしくは夜間に行なわれることが多い。しか
し、このように休日や夜間に整備を行なうことは、メン
ティナンス専門技術者の私生活を犠牲にして行なわれる
ので好ましいことではない。メンティナンス専門技術者
が使命感に燃えて休日作業を遂行するとしても、作業が
休日に集中して週日に手待ちを生じることは非効率的で
ある。さらにメンティナンス専門技術者が使命感に鼓舞
されて夜間作業を遂行するとしても、昼間作業に比して
緒種の制約(例えば騒音規制,照明不充分、作業支援の
不充分など)のために作業の能率は上がりにくい。こう
した観点から、本請求項6の適用によって汚染冷媒の再
生中も冷凍機の運転を継続し得ること、従って週日の昼
間に冷媒再生作業を遂行し得ることの実用的価値は大き
い。
ないし請求項5の構成要件に加えて、前記再生用タンク
の容量に見合う量の冷媒を予め準備しておき、冷凍機内
の汚染冷媒を再生用タンクに移すとともに、予め準備し
てあった冷媒を上記冷凍機内に補充して、該冷凍機を作
動させるために必要な封入冷媒量を確保し、該冷凍機を
運転しつつ、再生用タンク内に移した汚染冷媒を精製す
ることを特徴とする。以上に説明した請求項6の発明方
法によると、潤滑油の混入によって汚染された冷媒の1
部を再生用タンクに移して精製処理により再生している
間、冷凍機の封入冷媒量の減少を予備冷媒で補充するこ
とによって、該冷凍機の運転が可能になる。夏季におい
て、整備のために冷凍機の運転を休止することは事実上
きわめて困難であって、運転休止を必要とする冷凍機の
整備は休日もしくは夜間に行なわれることが多い。しか
し、このように休日や夜間に整備を行なうことは、メン
ティナンス専門技術者の私生活を犠牲にして行なわれる
ので好ましいことではない。メンティナンス専門技術者
が使命感に燃えて休日作業を遂行するとしても、作業が
休日に集中して週日に手待ちを生じることは非効率的で
ある。さらにメンティナンス専門技術者が使命感に鼓舞
されて夜間作業を遂行するとしても、昼間作業に比して
緒種の制約(例えば騒音規制,照明不充分、作業支援の
不充分など)のために作業の能率は上がりにくい。こう
した観点から、本請求項6の適用によって汚染冷媒の再
生中も冷凍機の運転を継続し得ること、従って週日の昼
間に冷媒再生作業を遂行し得ることの実用的価値は大き
い。
【0014】請求項7の発明装置の構成は、冷凍機内に
形成されている冷媒の密閉循環系統に接続される着脱可
能な管路を備えた可搬形の再生タンクと、上記再生タン
ク内の上部空間内のガスを吸入して加圧・吐出する「圧
縮機能を有する真空ポンプ」と、上記真空ポンプが吐出
したガスを冷却して液化させる手段と、液化した冷媒を
前記冷凍機の密閉循環系統内へ返送する手段とを具備し
ていることを特徴とする。以上に説明した請求項7の発
明装置によると、可搬形の再生タンクに着脱可能な管路
が備えられているので、必要に応じて再生タンクを既設
冷凍機の設置個所近傍(オンサイト)に搬送して該冷凍
機の冷媒循環系統に接続することができる。そして、圧
縮機能を有する真空ポンプを備えているので、前記冷凍
機内の圧力が大気圧よりも低くても該冷凍機内の冷媒を
吸い出して再生タンク内へ移すことができ、さらに、再
生タンク内へ移した冷媒を減圧することもできる。減圧
された冷媒は気化するが、前記の真空ポンプが圧縮機能
を有しており、かつ、該真空ポンプによって圧縮・吐出
された冷媒ガスを冷却する手段が設けられているので、
圧縮した冷媒ガスを更に冷却して液化させることができ
る。従来例の冷媒クリーナにおいては、冷凍機が運転さ
れている状態における冷凍サイクル内の温度差と圧力差
とを利用して汚染冷媒を精溜していたので、所望の温度
−圧力条件が得にくく、能率が低かったのに比して、本
請求項7のように再生専用のポンプや再生専用の冷却手
段を設けることにより、高能率,高精度の蒸溜精製を行
なうことができる。しかも、前記の再生タンクが可搬形
であり、接続管路が着脱可能であるから、1セットの冷
媒再生装置を用いて、複数基の冷凍機を巡回してオンサ
イトで汚染冷媒を精製再生することができる。
形成されている冷媒の密閉循環系統に接続される着脱可
能な管路を備えた可搬形の再生タンクと、上記再生タン
ク内の上部空間内のガスを吸入して加圧・吐出する「圧
縮機能を有する真空ポンプ」と、上記真空ポンプが吐出
したガスを冷却して液化させる手段と、液化した冷媒を
前記冷凍機の密閉循環系統内へ返送する手段とを具備し
ていることを特徴とする。以上に説明した請求項7の発
明装置によると、可搬形の再生タンクに着脱可能な管路
が備えられているので、必要に応じて再生タンクを既設
冷凍機の設置個所近傍(オンサイト)に搬送して該冷凍
機の冷媒循環系統に接続することができる。そして、圧
縮機能を有する真空ポンプを備えているので、前記冷凍
機内の圧力が大気圧よりも低くても該冷凍機内の冷媒を
吸い出して再生タンク内へ移すことができ、さらに、再
生タンク内へ移した冷媒を減圧することもできる。減圧
された冷媒は気化するが、前記の真空ポンプが圧縮機能
を有しており、かつ、該真空ポンプによって圧縮・吐出
された冷媒ガスを冷却する手段が設けられているので、
圧縮した冷媒ガスを更に冷却して液化させることができ
る。従来例の冷媒クリーナにおいては、冷凍機が運転さ
れている状態における冷凍サイクル内の温度差と圧力差
とを利用して汚染冷媒を精溜していたので、所望の温度
−圧力条件が得にくく、能率が低かったのに比して、本
請求項7のように再生専用のポンプや再生専用の冷却手
段を設けることにより、高能率,高精度の蒸溜精製を行
なうことができる。しかも、前記の再生タンクが可搬形
であり、接続管路が着脱可能であるから、1セットの冷
媒再生装置を用いて、複数基の冷凍機を巡回してオンサ
イトで汚染冷媒を精製再生することができる。
【0015】請求項8の発明装置の構成は前記請求項7
の発明装置の構成要件に加えて、前記再生タンクおよび
その付属部材を搭載した第1の台車と、前記圧縮機能を
有する真空ポンプおよび冷却手段並びにそれらの付属部
材を搭載した第2の台車とを具備していることを特徴と
する。以上に説明した請求項8の発明装置によると、請
求項7の発明装置に欠くことのできない機器類が2個の
台車に分配して搭載されているので、既設冷凍機の近傍
(オンサイト)に搬入して汚染冷媒の再生処理を行なっ
たり、再生処理を終えてから搬出したりするにも便利で
ある。単に台車に搭載されているというだけでなく2台
の台車に分割搭載されているので例えば機械室内に設置
されている冷凍機の直近に広大なスペースが無くても、
若干のスペースが2個所有れば2台の台車に分割搭載さ
れた再生装置を搬入してセットすることができる。ま
た、例えば冷凍機が集合住宅の地下室もしくは屋上に設
置されていて、整備用の機器をエレベータで搬入,搬出
しなければならない場合も、2台の台車に分割搭載され
ていれば、それぞれの台車をエレベータによって運搬す
ることができる。この場合、分割数が多すぎると台車相
互や台車と冷凍機との間の配管,配線が複雑になって、
作業員に高度の知識や熟練が無ければ不測のトラブルを
招きかねない。2台というのは、本発明者の多年の経験
に基づき、かつ、繰り返して比較テストを行なった結
果、既設冷凍機の実情に照らして設定した最も実用的な
構成要件である。
の発明装置の構成要件に加えて、前記再生タンクおよび
その付属部材を搭載した第1の台車と、前記圧縮機能を
有する真空ポンプおよび冷却手段並びにそれらの付属部
材を搭載した第2の台車とを具備していることを特徴と
する。以上に説明した請求項8の発明装置によると、請
求項7の発明装置に欠くことのできない機器類が2個の
台車に分配して搭載されているので、既設冷凍機の近傍
(オンサイト)に搬入して汚染冷媒の再生処理を行なっ
たり、再生処理を終えてから搬出したりするにも便利で
ある。単に台車に搭載されているというだけでなく2台
の台車に分割搭載されているので例えば機械室内に設置
されている冷凍機の直近に広大なスペースが無くても、
若干のスペースが2個所有れば2台の台車に分割搭載さ
れた再生装置を搬入してセットすることができる。ま
た、例えば冷凍機が集合住宅の地下室もしくは屋上に設
置されていて、整備用の機器をエレベータで搬入,搬出
しなければならない場合も、2台の台車に分割搭載され
ていれば、それぞれの台車をエレベータによって運搬す
ることができる。この場合、分割数が多すぎると台車相
互や台車と冷凍機との間の配管,配線が複雑になって、
作業員に高度の知識や熟練が無ければ不測のトラブルを
招きかねない。2台というのは、本発明者の多年の経験
に基づき、かつ、繰り返して比較テストを行なった結
果、既設冷凍機の実情に照らして設定した最も実用的な
構成要件である。
【0016】請求項9の発明装置の構成は前記請求項
7,8の発明装置の構成要件に加えて、前記再生タンク
内に設けられた少なくとも2個の液面レベルセンサ、も
しくは少なくとも2個の液面レベルスイッチを具備する
とともに、前記の管路内に電動弁もしくは電磁弁が設け
られており、かつ、上記電動弁もしくは電磁弁は、前記
液面レベルスイッチもしくは液面レベルセンサを介して
開閉制御されるものであることを特徴とする。以上に説
明した請求項9の発明装置によると、冷凍機内に封入さ
れている大量の冷媒が潤滑油の混入によって汚染された
場合、上記の冷媒封入量に比して格段に小容量の再生タ
ンクを用い、該再生タンクの2個の設定液面に相当する
範囲内で汚染冷媒を一時的に貯え、下位の液面になるま
で蒸発させる操作と上位の液面になるまで補充する操作
とを繰り返しつつ、冷凍機内の大量の冷媒の全量を小容
量の再生タンクで精製再生することができる。本発明を
実施する際、1個の液面レベルスイッチを用いても、該
1個のレベルスイッチが「応差」を有していて、例えば
オフ作動する液位とオン作動する液位とが異なるヒステ
リシス特性を示す場合は上記と同様の作用・効果を生
じ、2個の液面を検知するので、本請求項9の技術的範
囲に属するものである。また、1個の液面レベルセンサ
が2位置の液位のそれぞれに対して個別に反応する場合
も上記と同様であって本請求項9の技術的範囲に属す
る。
7,8の発明装置の構成要件に加えて、前記再生タンク
内に設けられた少なくとも2個の液面レベルセンサ、も
しくは少なくとも2個の液面レベルスイッチを具備する
とともに、前記の管路内に電動弁もしくは電磁弁が設け
られており、かつ、上記電動弁もしくは電磁弁は、前記
液面レベルスイッチもしくは液面レベルセンサを介して
開閉制御されるものであることを特徴とする。以上に説
明した請求項9の発明装置によると、冷凍機内に封入さ
れている大量の冷媒が潤滑油の混入によって汚染された
場合、上記の冷媒封入量に比して格段に小容量の再生タ
ンクを用い、該再生タンクの2個の設定液面に相当する
範囲内で汚染冷媒を一時的に貯え、下位の液面になるま
で蒸発させる操作と上位の液面になるまで補充する操作
とを繰り返しつつ、冷凍機内の大量の冷媒の全量を小容
量の再生タンクで精製再生することができる。本発明を
実施する際、1個の液面レベルスイッチを用いても、該
1個のレベルスイッチが「応差」を有していて、例えば
オフ作動する液位とオン作動する液位とが異なるヒステ
リシス特性を示す場合は上記と同様の作用・効果を生
じ、2個の液面を検知するので、本請求項9の技術的範
囲に属するものである。また、1個の液面レベルセンサ
が2位置の液位のそれぞれに対して個別に反応する場合
も上記と同様であって本請求項9の技術的範囲に属す
る。
【0017】請求項10の発明装置の構成は前記請求項
7〜9の発明装置の構成要件に加えて、前記再生タンク
を冷凍機の密閉循環系に接続する管路の途中にドライヤ
が介挿接続されており、かつ、前記の圧縮機能を有する
真空ポンプの吐出管路の途中にオイルセパレータが設け
られていることを特徴とする。以上に説明した請求項1
0の発明装置によると、潤滑油で汚染された冷媒を再生
するに際して、該汚染冷媒の中から潤滑油成分を分離除
去するだけでなく、混入している水分をも除去し、か
つ、再生冷媒と潤滑油成分との分離をより確実ならしめ
ることができる。本請求項10におけるドライヤは物理
的に水分を除去するものであって化学的に水分を除去す
るものであっても良いが、潤滑油成分を除去する以前の
汚染冷媒の流路中にドライヤが設けられているので、分
離精製された冷媒液中にも、分離排出される潤滑油中に
も水分が含まれなくなる。また、真空ポンプの吐出管路
中にオイルセパレータが設けられているので、精溜工程
の途中でガス状をなしている冷媒ガスの中からオイルミ
スト(潤滑油の極微細な油滴)が除去される。
7〜9の発明装置の構成要件に加えて、前記再生タンク
を冷凍機の密閉循環系に接続する管路の途中にドライヤ
が介挿接続されており、かつ、前記の圧縮機能を有する
真空ポンプの吐出管路の途中にオイルセパレータが設け
られていることを特徴とする。以上に説明した請求項1
0の発明装置によると、潤滑油で汚染された冷媒を再生
するに際して、該汚染冷媒の中から潤滑油成分を分離除
去するだけでなく、混入している水分をも除去し、か
つ、再生冷媒と潤滑油成分との分離をより確実ならしめ
ることができる。本請求項10におけるドライヤは物理
的に水分を除去するものであって化学的に水分を除去す
るものであっても良いが、潤滑油成分を除去する以前の
汚染冷媒の流路中にドライヤが設けられているので、分
離精製された冷媒液中にも、分離排出される潤滑油中に
も水分が含まれなくなる。また、真空ポンプの吐出管路
中にオイルセパレータが設けられているので、精溜工程
の途中でガス状をなしている冷媒ガスの中からオイルミ
スト(潤滑油の極微細な油滴)が除去される。
【0018】請求項11の発明装置の構成は前記請求項
7,9,10の発明装置の構成要件に加えて、前記再生
タンクの内容積とほぼ等しい容量の、補充用冷媒タンク
を具備していることを特徴とする。以上に説明した請求
項11の発明装置によると、冷凍機内の汚染冷媒を再生
タンク内に移して精製している期間中、補充用冷媒タン
ク内の冷媒を用いて冷凍機内の冷媒量の減少を補って該
冷凍機の運転を継続することができるので、夏季の週日
の昼間においても汚染冷媒の再生が可能になる。前記の
構成における補充用冷媒タンクの容量が、冷凍機の封入
冷媒量の如何に拘らず、再生タンク容量とほぼ同容量で
あることの技術的意義が重要である。冷凍機の大きさに
は各種あって、封入されている冷媒量も一定ではない
が、メンティナンス専門技術者が取扱う冷凍機の中でや
や大形のものは、数百キログラムの冷媒が入っている。
従って、その全量を一度に再生タンク内に移して蒸溜精
製することは実用的でなく、多くの場合、封入冷媒量の
数分の1以下を再生タンクに移して精製し、この作業を
連続的に繰り返すことになる。従って、冷凍機内の冷媒
量の減少は封入量の数分の1程度であり、減量分を補充
して冷凍機の運転を続行するために必要な冷媒補充量
は、要するに再生タンクの容量とほぼ等しい量である。
このため、本請求項11の構成要件のごとく再生タンク
の内容積とほぼ等しい補充用冷媒タンクを準備しておく
ことが最も合理的である。
7,9,10の発明装置の構成要件に加えて、前記再生
タンクの内容積とほぼ等しい容量の、補充用冷媒タンク
を具備していることを特徴とする。以上に説明した請求
項11の発明装置によると、冷凍機内の汚染冷媒を再生
タンク内に移して精製している期間中、補充用冷媒タン
ク内の冷媒を用いて冷凍機内の冷媒量の減少を補って該
冷凍機の運転を継続することができるので、夏季の週日
の昼間においても汚染冷媒の再生が可能になる。前記の
構成における補充用冷媒タンクの容量が、冷凍機の封入
冷媒量の如何に拘らず、再生タンク容量とほぼ同容量で
あることの技術的意義が重要である。冷凍機の大きさに
は各種あって、封入されている冷媒量も一定ではない
が、メンティナンス専門技術者が取扱う冷凍機の中でや
や大形のものは、数百キログラムの冷媒が入っている。
従って、その全量を一度に再生タンク内に移して蒸溜精
製することは実用的でなく、多くの場合、封入冷媒量の
数分の1以下を再生タンクに移して精製し、この作業を
連続的に繰り返すことになる。従って、冷凍機内の冷媒
量の減少は封入量の数分の1程度であり、減量分を補充
して冷凍機の運転を続行するために必要な冷媒補充量
は、要するに再生タンクの容量とほぼ等しい量である。
このため、本請求項11の構成要件のごとく再生タンク
の内容積とほぼ等しい補充用冷媒タンクを準備しておく
ことが最も合理的である。
【0019】請求項12の発明装置の構成は前記請求項
11の発明装置の構成要件に加えて、(イ)前記の真空
ポンプ吐出ガスを冷却する手段と補充用冷媒タンクとを
接続する弁手段を備えた管路、(ロ)前記冷凍機の密閉
循環系と補充用冷媒タンクとを接続する弁手段を備えた
管路、および(ハ)前記補充用冷媒タンク内の冷媒液面
を検知するセンサ、並びに(ニ)上記液面検知センサの
検出信号を入力されて前記弁手段を開閉制御する自動制
御器を具備していることを特徴とする。以上に説明した
請求項12の発明装置によると、冷凍機の冷媒封入量よ
りも格段に小容量の再生タンクとほぼ同容量の補充冷媒
タンクの中に貯えてあった冷媒液を冷凍機内へ補充した
り、再生タンクで蒸発して冷却手段で液化した再生冷媒
液を一時的に補充冷媒タンクに貯溜したりして、この作
動を繰り返しながら冷凍機の運転継続をサポートし、か
つ、該冷凍機内の封入冷媒を冷凍機外に循環させなが
ら、その全量を精製再生することができる。
11の発明装置の構成要件に加えて、(イ)前記の真空
ポンプ吐出ガスを冷却する手段と補充用冷媒タンクとを
接続する弁手段を備えた管路、(ロ)前記冷凍機の密閉
循環系と補充用冷媒タンクとを接続する弁手段を備えた
管路、および(ハ)前記補充用冷媒タンク内の冷媒液面
を検知するセンサ、並びに(ニ)上記液面検知センサの
検出信号を入力されて前記弁手段を開閉制御する自動制
御器を具備していることを特徴とする。以上に説明した
請求項12の発明装置によると、冷凍機の冷媒封入量よ
りも格段に小容量の再生タンクとほぼ同容量の補充冷媒
タンクの中に貯えてあった冷媒液を冷凍機内へ補充した
り、再生タンクで蒸発して冷却手段で液化した再生冷媒
液を一時的に補充冷媒タンクに貯溜したりして、この作
動を繰り返しながら冷凍機の運転継続をサポートし、か
つ、該冷凍機内の封入冷媒を冷凍機外に循環させなが
ら、その全量を精製再生することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る冷凍機用冷媒
のオンサイト再生方法を実施するために構成したオンサ
イト再生装置の1実施形態を示し、部分的に破断して模
式的に描いた系統図である。前掲の図7に示した冷凍サ
イクルの密閉循環系を備えた冷凍機を、本図1において
は符号10を付した1個の円で表してある。上記冷凍機
10内の冷媒が潤滑油の混入によって汚染されると、着
脱可能な管路PLを接続し、ストレーナ11,電動弁1
2およびドライヤ13を経て再生タンク14内に導入さ
れる。上記の導入は、圧縮機能を有する真空ポンプ21
によって、電動弁19を介して再生タンク14内を減圧
することによって行なわれ、再生タンク内の圧力はタン
ク用ゲージ20によって検知される。前記の電動弁12
は、再生タンク14内に設けられたレベルスイッチLS
1,LS2によって開閉制御され、該再生タンク14内の
液面が上昇して上位液面検出用のレベルスイッチLS1
に達すると閉弁され、液面が下降して下位液面検出用の
レベルスイッチLS2に達すると開弁されるようになっ
ていて、再生タンク14内の冷媒液面は、再生工程の前
半においては上位液面レベルLS1と下位液面レベルL
S2との間に保たれる。上述の作用から理解されるよう
に、レベルスイッチに代えて液面センサ(図示せず)を
用いることもでき、電動弁に代えて電磁弁を用いること
もできる。前記の圧縮機能を有する真空ポンプ21は、
本実施形態においては真空吸引能力(定格値)−730
mmHg、圧縮能力(定格値)1kg/cm2Gである。真空ポ
ンプと圧縮ポンプとの間には明確な境界が無く、習慣的
に、吸入圧が水銀柱700ミリメートル程度で、吐出圧
が大気圧よりも余り高くない気体ポンプを真空ポンプと
呼び、吸入圧が水銀柱600ミリメートルに達せず、吐
出圧が数kg/cm2G以上の気体ポンプを圧縮機もしくは
圧縮ポンプと呼んでいる。本発明において圧縮機能を有
する真空ポンプとは、吸入圧が水銀柱700ミリメート
ル程度であり、吐出圧が1kg/cm2G以上の気体ポンプ
を言い、「真空吸引性能を有する圧縮機」と呼ぶことも
出来る。
のオンサイト再生方法を実施するために構成したオンサ
イト再生装置の1実施形態を示し、部分的に破断して模
式的に描いた系統図である。前掲の図7に示した冷凍サ
イクルの密閉循環系を備えた冷凍機を、本図1において
は符号10を付した1個の円で表してある。上記冷凍機
10内の冷媒が潤滑油の混入によって汚染されると、着
脱可能な管路PLを接続し、ストレーナ11,電動弁1
2およびドライヤ13を経て再生タンク14内に導入さ
れる。上記の導入は、圧縮機能を有する真空ポンプ21
によって、電動弁19を介して再生タンク14内を減圧
することによって行なわれ、再生タンク内の圧力はタン
ク用ゲージ20によって検知される。前記の電動弁12
は、再生タンク14内に設けられたレベルスイッチLS
1,LS2によって開閉制御され、該再生タンク14内の
液面が上昇して上位液面検出用のレベルスイッチLS1
に達すると閉弁され、液面が下降して下位液面検出用の
レベルスイッチLS2に達すると開弁されるようになっ
ていて、再生タンク14内の冷媒液面は、再生工程の前
半においては上位液面レベルLS1と下位液面レベルL
S2との間に保たれる。上述の作用から理解されるよう
に、レベルスイッチに代えて液面センサ(図示せず)を
用いることもでき、電動弁に代えて電磁弁を用いること
もできる。前記の圧縮機能を有する真空ポンプ21は、
本実施形態においては真空吸引能力(定格値)−730
mmHg、圧縮能力(定格値)1kg/cm2Gである。真空ポ
ンプと圧縮ポンプとの間には明確な境界が無く、習慣的
に、吸入圧が水銀柱700ミリメートル程度で、吐出圧
が大気圧よりも余り高くない気体ポンプを真空ポンプと
呼び、吸入圧が水銀柱600ミリメートルに達せず、吐
出圧が数kg/cm2G以上の気体ポンプを圧縮機もしくは
圧縮ポンプと呼んでいる。本発明において圧縮機能を有
する真空ポンプとは、吸入圧が水銀柱700ミリメート
ル程度であり、吐出圧が1kg/cm2G以上の気体ポンプ
を言い、「真空吸引性能を有する圧縮機」と呼ぶことも
出来る。
【0021】前述のごとく、圧縮機能を有する真空ポン
プ21は−730mmHgの真空吸引性能を有しているの
で、再生タンク14内を−730mmHgに減圧して、冷凍
機10内の冷媒液を再生タンク14内へ移すことも可能
であるが、本実施形態においては、冷凍機10と再生タ
ンク14との差圧が100〜150mmHgとなるように、
差圧スイッチ18によって電動弁19を開閉制御した。
その理由は、能率良く汚染冷媒を流動せしめ得る範囲内
で、ポンプの実効的な能率(単位時間あたり吐出重量)
を低下させる程度の高真空とならないように調節し、か
つ、高真空によって大気が漏入する虞れの無い程度に制
御したものである。前記の着脱可能な管路PLは仮設管
路であって、恒常的な配管に比して気密信頼性が充分で
ないから、高真空を掛けないに越したことは無い。再生
タンク14内の液面が上位液面レベルLS1に達すると
電動弁12が閉止され、圧縮機能を有する真空ポンプ2
1によって再生タンク14内を−730mmHgに減圧しつ
つ、サーモスタット17付きの電気ヒータ16で加熱さ
れる。
プ21は−730mmHgの真空吸引性能を有しているの
で、再生タンク14内を−730mmHgに減圧して、冷凍
機10内の冷媒液を再生タンク14内へ移すことも可能
であるが、本実施形態においては、冷凍機10と再生タ
ンク14との差圧が100〜150mmHgとなるように、
差圧スイッチ18によって電動弁19を開閉制御した。
その理由は、能率良く汚染冷媒を流動せしめ得る範囲内
で、ポンプの実効的な能率(単位時間あたり吐出重量)
を低下させる程度の高真空とならないように調節し、か
つ、高真空によって大気が漏入する虞れの無い程度に制
御したものである。前記の着脱可能な管路PLは仮設管
路であって、恒常的な配管に比して気密信頼性が充分で
ないから、高真空を掛けないに越したことは無い。再生
タンク14内の液面が上位液面レベルLS1に達すると
電動弁12が閉止され、圧縮機能を有する真空ポンプ2
1によって再生タンク14内を−730mmHgに減圧しつ
つ、サーモスタット17付きの電気ヒータ16で加熱さ
れる。
【0022】再生タンク14内で減圧されるとともに加
熱された汚染冷媒の中の冷媒成分は蒸発し、潤滑油成分
は蒸発せずに残留する。冷媒成分の蒸発によって再生タ
ンク14内の液面は低下し、下位液面レベルスイッチL
S2まで低下すると電動弁12が開かれて、冷凍機10
内の汚染冷媒が再生タンク14内に流入し、冷媒液面が
上位液面レベルスイッチLS1まで上昇すると電動弁1
2が閉止される。上述の作動が繰り返され、再生タンク
14内の汚染冷媒の液面は上位液面レベルLS1と下位
液面レベルLS2との間を往復しつつ、次第に潤滑油混
合率が上昇してゆく。本実施形態の装置においては、図
示を省略したがタイマ手段が設けられている。作業者
は、冷凍機10の封入冷媒量に応じてタイマをセットし
ておく。セットした時間を経過すると電動弁12が閉じ
られ、再生タンク14内の汚染冷媒を煮込まれて、所定
時間の煮詰め運転が行なわれる。この所定時間中は作業
員による直接的な監視をしなくても、サーモスタット1
7の作用によって適正に煮込まれ、過熱や空焚きの虞れ
が無い。
熱された汚染冷媒の中の冷媒成分は蒸発し、潤滑油成分
は蒸発せずに残留する。冷媒成分の蒸発によって再生タ
ンク14内の液面は低下し、下位液面レベルスイッチL
S2まで低下すると電動弁12が開かれて、冷凍機10
内の汚染冷媒が再生タンク14内に流入し、冷媒液面が
上位液面レベルスイッチLS1まで上昇すると電動弁1
2が閉止される。上述の作動が繰り返され、再生タンク
14内の汚染冷媒の液面は上位液面レベルLS1と下位
液面レベルLS2との間を往復しつつ、次第に潤滑油混
合率が上昇してゆく。本実施形態の装置においては、図
示を省略したがタイマ手段が設けられている。作業者
は、冷凍機10の封入冷媒量に応じてタイマをセットし
ておく。セットした時間を経過すると電動弁12が閉じ
られ、再生タンク14内の汚染冷媒を煮込まれて、所定
時間の煮詰め運転が行なわれる。この所定時間中は作業
員による直接的な監視をしなくても、サーモスタット1
7の作用によって適正に煮込まれ、過熱や空焚きの虞れ
が無い。
【0023】圧縮機能を有する真空ポンプ21は、煮詰
め運転中、再生タンク14内が−730mmHgの高真空と
なるように真空引きしつつ、吸入した冷媒ガスを約1kg
/cm2Gに加圧して吐出する。上記の吐出ガスは断熱圧
縮によって昇温しているので、オイルセパレータ22を
経て冷却装置23に送り込んで冷却水24で冷却する。
再生タンク14内の汚染冷媒は、煮詰められるに従って
潤滑油濃度が上昇し、冷媒成分の蒸発に伴ってオイルミ
ストを発生し易くなるが、前記のオイルセパレータ22
で潤滑油の微細粒子を除去され、高圧下で冷却されて液
化し、ドライヤ26を経て戻り管27を通って冷凍機1
0に還流せしめられる。このとき、液化した冷媒は1kg
/cm2Gに加圧されているので、減圧弁39により圧力
・流量を制御されて円滑に流動せしめられる。図示の2
1aは圧縮機能を有する真空ポンプ21の吐出圧を検知
するための圧力計であり、図示の25は冷却装置23の
冷却能力を調節するための水量調整弁である。
め運転中、再生タンク14内が−730mmHgの高真空と
なるように真空引きしつつ、吸入した冷媒ガスを約1kg
/cm2Gに加圧して吐出する。上記の吐出ガスは断熱圧
縮によって昇温しているので、オイルセパレータ22を
経て冷却装置23に送り込んで冷却水24で冷却する。
再生タンク14内の汚染冷媒は、煮詰められるに従って
潤滑油濃度が上昇し、冷媒成分の蒸発に伴ってオイルミ
ストを発生し易くなるが、前記のオイルセパレータ22
で潤滑油の微細粒子を除去され、高圧下で冷却されて液
化し、ドライヤ26を経て戻り管27を通って冷凍機1
0に還流せしめられる。このとき、液化した冷媒は1kg
/cm2Gに加圧されているので、減圧弁39により圧力
・流量を制御されて円滑に流動せしめられる。図示の2
1aは圧縮機能を有する真空ポンプ21の吐出圧を検知
するための圧力計であり、図示の25は冷却装置23の
冷却能力を調節するための水量調整弁である。
【0024】以上のようにして、比較的小容量の再生タ
ンク14の中へ、冷凍機10内の汚染冷媒の全量を順次
に移送して、冷媒成分を精溜して冷凍機10に返送す
る。汚染冷媒中の潤滑油の殆ど全量は再生タンク14内
に残留するので、再生タンク14のドレン弁から排出す
る。(図7参照)冷凍機内に封入されている大量(一般
に数百キログラム)の冷媒中に潤滑油が混入すると、油
溜1a内の油面は低下するが、これを放置しておくと圧
縮機1の焼付きを招くので、上記油溜1a内に潤滑油を
補充しなければならない。この潤滑油補充を繰り返して
いると、冷凍機全体の中の潤滑油量は過多になる。これ
を概要的に見れば、冷媒中に混入している分だけ潤滑油
が過多になっている。従って、本実施形態では、再生タ
ンク14内に残留した潤滑油を無制限に冷凍機10内に
戻すことをせず、再生タンク14のドレン弁から排出す
るのである。
ンク14の中へ、冷凍機10内の汚染冷媒の全量を順次
に移送して、冷媒成分を精溜して冷凍機10に返送す
る。汚染冷媒中の潤滑油の殆ど全量は再生タンク14内
に残留するので、再生タンク14のドレン弁から排出す
る。(図7参照)冷凍機内に封入されている大量(一般
に数百キログラム)の冷媒中に潤滑油が混入すると、油
溜1a内の油面は低下するが、これを放置しておくと圧
縮機1の焼付きを招くので、上記油溜1a内に潤滑油を
補充しなければならない。この潤滑油補充を繰り返して
いると、冷凍機全体の中の潤滑油量は過多になる。これ
を概要的に見れば、冷媒中に混入している分だけ潤滑油
が過多になっている。従って、本実施形態では、再生タ
ンク14内に残留した潤滑油を無制限に冷凍機10内に
戻すことをせず、再生タンク14のドレン弁から排出す
るのである。
【0025】図1に示されているように、再生タンク1
4およびその付属部材は第1の台車15に搭載されてお
り、一方、圧縮機能を有する真空ポンプ21と冷却装置
23およびこれらの付属部材は第2の台車28に搭載さ
れている。汚染冷媒のオンサイト再生に必要な機器類が
上述のようにして2台の台車に振り分けて搭載されてい
るので、これらの機器類を既設の冷凍機の近傍へ搬入し
たり搬出したりする作業を迅速かつ容易に行なうことが
できる。必要な機器類を1台の台車に分割して搭載して
あるので、冷凍機近傍(オンサイト)に広大なスペース
が無くても、若干のスペースが2個所に有れば台車を搬
入することができる。また、分割搭載が2台の台車であ
って、それよりも多くないから、台車間の配管,配線、
並びに、台車と冷凍機との間の配管,配線が余り複雑で
なく、著しく錯綜する虞れが無い。このため、格別に高
度の知識が無くても適正に操作することができる。
4およびその付属部材は第1の台車15に搭載されてお
り、一方、圧縮機能を有する真空ポンプ21と冷却装置
23およびこれらの付属部材は第2の台車28に搭載さ
れている。汚染冷媒のオンサイト再生に必要な機器類が
上述のようにして2台の台車に振り分けて搭載されてい
るので、これらの機器類を既設の冷凍機の近傍へ搬入し
たり搬出したりする作業を迅速かつ容易に行なうことが
できる。必要な機器類を1台の台車に分割して搭載して
あるので、冷凍機近傍(オンサイト)に広大なスペース
が無くても、若干のスペースが2個所に有れば台車を搬
入することができる。また、分割搭載が2台の台車であ
って、それよりも多くないから、台車間の配管,配線、
並びに、台車と冷凍機との間の配管,配線が余り複雑で
なく、著しく錯綜する虞れが無い。このため、格別に高
度の知識が無くても適正に操作することができる。
【0026】図2は、前掲の図1と異なる実施形態に係
る冷媒の再生装置を示し、部分的に破断して描いた模式
図である。前記の実施形態(図1)に比して異なるとこ
ろは、再生タンク内に設けた電気ヒータ16に代えて、
圧縮機能を有する真空ポンプ21から吐出される高温の
冷媒ガスを流通させる加熱管29を設けたことである。
このように構成すれば、電気的エネルギーを消費せずに
再生タンク14内の汚染冷媒を加熱することができる上
に、圧縮機能を有する真空ポンプ21から吐出された高
温の冷媒ガスが加熱管29を流通する間に熱交換によっ
て冷却されるので、冷却装置23の水量調整弁25を絞
り気味にしても冷媒ガスを液化させることができ、冷却
水24の消費量を節減することができる。
る冷媒の再生装置を示し、部分的に破断して描いた模式
図である。前記の実施形態(図1)に比して異なるとこ
ろは、再生タンク内に設けた電気ヒータ16に代えて、
圧縮機能を有する真空ポンプ21から吐出される高温の
冷媒ガスを流通させる加熱管29を設けたことである。
このように構成すれば、電気的エネルギーを消費せずに
再生タンク14内の汚染冷媒を加熱することができる上
に、圧縮機能を有する真空ポンプ21から吐出された高
温の冷媒ガスが加熱管29を流通する間に熱交換によっ
て冷却されるので、冷却装置23の水量調整弁25を絞
り気味にしても冷媒ガスを液化させることができ、冷却
水24の消費量を節減することができる。
【0027】図3は、前記と異なる実施形態に係る冷媒
再生装置を示し、模式的に描いた系統図である。本実施
形態においては再生タンク14内の汚染冷媒の加熱を、
主として加熱管29内を流通する高温の冷媒ガスによっ
て行なうとともに、電気ヒータ16によって加熱を補っ
ている。このように構成するとことにより、圧縮機能を
有する真空ポンプ21で断熱圧縮された冷媒ガスの保有
顕熱を有効に利用してエネルギー効率を高め、かつ、電
気ヒータによる加熱の制御容易性を利用して再生タンク
14内の汚染冷媒の蒸発速度を容易に調節することがで
きる。
再生装置を示し、模式的に描いた系統図である。本実施
形態においては再生タンク14内の汚染冷媒の加熱を、
主として加熱管29内を流通する高温の冷媒ガスによっ
て行なうとともに、電気ヒータ16によって加熱を補っ
ている。このように構成するとことにより、圧縮機能を
有する真空ポンプ21で断熱圧縮された冷媒ガスの保有
顕熱を有効に利用してエネルギー効率を高め、かつ、電
気ヒータによる加熱の制御容易性を利用して再生タンク
14内の汚染冷媒の蒸発速度を容易に調節することがで
きる。
【0028】図4は、前記と異なる実施形態の冷媒再生
装置を部分的に破断して描いた模式図である。本実施形
態においては、圧縮機能を有する真空ポンプ21で圧縮
された高温高圧の冷媒ガスを液化させるために冷却する
手段として、小型冷凍機32を設けた。上記小型冷凍機
32は、家庭用の小形電気冷蔵庫に類似した機器であっ
て、熱交換器31の冷却コイル31aに低温の流体を流
通せしめる。圧縮機能を有する真空ポンプ21で圧縮さ
れた冷媒ガスは、オイルセパレータ22でオイルミスト
を除去され、ドライヤ26で水分(水蒸気)を除去され
た後、前記の熱交換器31で強く冷却されて効率良く液
化し、戻り管27を経て冷凍機10に返送される。
装置を部分的に破断して描いた模式図である。本実施形
態においては、圧縮機能を有する真空ポンプ21で圧縮
された高温高圧の冷媒ガスを液化させるために冷却する
手段として、小型冷凍機32を設けた。上記小型冷凍機
32は、家庭用の小形電気冷蔵庫に類似した機器であっ
て、熱交換器31の冷却コイル31aに低温の流体を流
通せしめる。圧縮機能を有する真空ポンプ21で圧縮さ
れた冷媒ガスは、オイルセパレータ22でオイルミスト
を除去され、ドライヤ26で水分(水蒸気)を除去され
た後、前記の熱交換器31で強く冷却されて効率良く液
化し、戻り管27を経て冷凍機10に返送される。
【0029】図5は、前掲の図1に示した実施形態と類
似の配管系を有し、該前記の実施形態と異なる制御系を
備えた冷凍機用冷媒のオンサイト再生装置の1例を示
し、部分的に破断して描いた模式図である。冷凍機10
に封入されている冷媒の圧力は圧力センサS1によって
検出され、再生タンク14内の汚染冷媒の量は油面セン
サS2によって検出され、再生タンク14内部空間の圧
力は圧力センサS3によって検出され、圧縮機能を有す
る真空ポンプ21の吐出ガス圧力は圧力センサS4によ
って検出され、上記それぞれのセンサS1〜S4の検出信
号出力は自動制御装置38に入力される。該自動制御装
置38は、電動弁12、電気ヒータ16、電動弁33、
および電動弁34を制御して、前掲の図1に示した実施
形態におけると同様の作用によって汚染冷媒を精製再生
し、冷凍機10に返送する。
似の配管系を有し、該前記の実施形態と異なる制御系を
備えた冷凍機用冷媒のオンサイト再生装置の1例を示
し、部分的に破断して描いた模式図である。冷凍機10
に封入されている冷媒の圧力は圧力センサS1によって
検出され、再生タンク14内の汚染冷媒の量は油面セン
サS2によって検出され、再生タンク14内部空間の圧
力は圧力センサS3によって検出され、圧縮機能を有す
る真空ポンプ21の吐出ガス圧力は圧力センサS4によ
って検出され、上記それぞれのセンサS1〜S4の検出信
号出力は自動制御装置38に入力される。該自動制御装
置38は、電動弁12、電気ヒータ16、電動弁33、
および電動弁34を制御して、前掲の図1に示した実施
形態におけると同様の作用によって汚染冷媒を精製再生
し、冷凍機10に返送する。
【0030】図6は、前掲の図5に示した実施形態の冷
媒再生装置の主要な構成部分を仮想線で描くとともに、
補充用の冷媒液を満たしたタンク、およびその付属機器
類を描いた模式図である。本図6に仮想線で示したドラ
イヤ13,再生タンク14,圧縮機能を有する真空ポン
プ21,冷却装置23,およびドライヤ26は図5に示
した実施形態におけると同様ないし類似の構成部材であ
る。補充用の清浄な冷媒液を入れた補充用冷媒タンク3
5は、再生タンク14とほぼ等しい容量を有しており、
貯溜されていいる冷媒液を電磁弁36および減圧弁39
を経て冷凍機10へ送給できるように配管される。
媒再生装置の主要な構成部分を仮想線で描くとともに、
補充用の冷媒液を満たしたタンク、およびその付属機器
類を描いた模式図である。本図6に仮想線で示したドラ
イヤ13,再生タンク14,圧縮機能を有する真空ポン
プ21,冷却装置23,およびドライヤ26は図5に示
した実施形態におけると同様ないし類似の構成部材であ
る。補充用の清浄な冷媒液を入れた補充用冷媒タンク3
5は、再生タンク14とほぼ等しい容量を有しており、
貯溜されていいる冷媒液を電磁弁36および減圧弁39
を経て冷凍機10へ送給できるように配管される。
【0031】冷凍機10の内の汚染冷媒の1部が再生タ
ンク14内に移されると、該冷凍機10内の封入冷媒量
が減少して、そのままでは運転できなくなる。そこで、
補充用冷媒タンク35内に準備されていた補充用冷媒液
を冷凍機10に補給して該冷凍機10の運転を継続す
る。再生タンク14内で発生した冷媒蒸気が圧縮機能を
有する真空ポンプ21で加圧されるとともに冷却装置2
3で冷却されて液化した冷媒液は補充用冷媒タンク35
内に注入される。このようにして、補充用冷媒タンク3
5には、清浄な冷媒液が貯えられる。上述のようにして
冷媒液が循環しつつ精溜され、その間、冷凍機10の運
転が継続される。上述の冷媒精製中における補充用冷媒
タンク35内の圧力は圧力センサS5により、該補充用
冷媒タンク35内の冷媒液面は液面センサS6により、
それぞれ検出されて自動制御装置38′に入力される。
自動制御装置38′はタイマ装置を内蔵しており、予め
与えられているプログラムに従って、かつ、冷凍機10
の封入冷媒量に応じてセットされた時間に従って冷凍機
10内の汚染冷媒を順次に精製再生し、冷凍機10内の
封入冷媒全量の精製を遂行する。全量の精製再生を終了
した状態において、補充用冷媒タンク35は、精製され
た清浄な再生冷媒によってほぼ満たされており、この状
態で前記と異なる冷凍機の近傍へ搬送して繰り返し使用
することができる。
ンク14内に移されると、該冷凍機10内の封入冷媒量
が減少して、そのままでは運転できなくなる。そこで、
補充用冷媒タンク35内に準備されていた補充用冷媒液
を冷凍機10に補給して該冷凍機10の運転を継続す
る。再生タンク14内で発生した冷媒蒸気が圧縮機能を
有する真空ポンプ21で加圧されるとともに冷却装置2
3で冷却されて液化した冷媒液は補充用冷媒タンク35
内に注入される。このようにして、補充用冷媒タンク3
5には、清浄な冷媒液が貯えられる。上述のようにして
冷媒液が循環しつつ精溜され、その間、冷凍機10の運
転が継続される。上述の冷媒精製中における補充用冷媒
タンク35内の圧力は圧力センサS5により、該補充用
冷媒タンク35内の冷媒液面は液面センサS6により、
それぞれ検出されて自動制御装置38′に入力される。
自動制御装置38′はタイマ装置を内蔵しており、予め
与えられているプログラムに従って、かつ、冷凍機10
の封入冷媒量に応じてセットされた時間に従って冷凍機
10内の汚染冷媒を順次に精製再生し、冷凍機10内の
封入冷媒全量の精製を遂行する。全量の精製再生を終了
した状態において、補充用冷媒タンク35は、精製され
た清浄な再生冷媒によってほぼ満たされており、この状
態で前記と異なる冷凍機の近傍へ搬送して繰り返し使用
することができる。
【0032】
【発明の効果】以上に本発明の実施形態を挙げてその構
成・機能を明らかならしめたように、請求項1の発明方
法によると、従来技術における冷媒クリーナが「冷凍機
を構成している圧縮機の吐出ガスの温度・圧力」を利用
したのに比して、圧縮機能を有する真空ポンプによって
汚染冷媒を蒸溜してほぼ完全な精製を行ない、かつ、発
生した冷媒ガスを加圧・冷却して高効率で回収すること
ができる。その上、可搬形の機器類を用いて実施できる
ので、既設の冷凍機に対してオンサイトで冷媒再生で
き、特定フロンよりなる冷媒であっても大気中に漏出せ
しめてフロン公害を生じる虞れが無い。
成・機能を明らかならしめたように、請求項1の発明方
法によると、従来技術における冷媒クリーナが「冷凍機
を構成している圧縮機の吐出ガスの温度・圧力」を利用
したのに比して、圧縮機能を有する真空ポンプによって
汚染冷媒を蒸溜してほぼ完全な精製を行ない、かつ、発
生した冷媒ガスを加圧・冷却して高効率で回収すること
ができる。その上、可搬形の機器類を用いて実施できる
ので、既設の冷凍機に対してオンサイトで冷媒再生で
き、特定フロンよりなる冷媒であっても大気中に漏出せ
しめてフロン公害を生じる虞れが無い。
【0033】請求項2の発明方法によると、再生タンク
内に上位液面レベルまで満たした汚染冷媒を減圧・加熱
して下位液面レベルに相当するまで濃縮されると再び上
位液面レベルになるまで、冷凍機内の汚染冷媒を補充し
て、この操作を繰り返すので、再生タンクの容量が小さ
くても冷凍機内の大量の冷媒を再生することができる。
また、前述のように上,下に二つの液面を設定して、そ
の間で液面を制御することは、公知のセンサや公知のバ
ルブ類、および公知のマイクロコンピュータを用いて容
易に、かつ高い信頼性をもって、しかも安価に実施する
ことができるので経済的である。
内に上位液面レベルまで満たした汚染冷媒を減圧・加熱
して下位液面レベルに相当するまで濃縮されると再び上
位液面レベルになるまで、冷凍機内の汚染冷媒を補充し
て、この操作を繰り返すので、再生タンクの容量が小さ
くても冷凍機内の大量の冷媒を再生することができる。
また、前述のように上,下に二つの液面を設定して、そ
の間で液面を制御することは、公知のセンサや公知のバ
ルブ類、および公知のマイクロコンピュータを用いて容
易に、かつ高い信頼性をもって、しかも安価に実施する
ことができるので経済的である。
【0034】請求項3の発明方法によると、再生タンク
内を高真空まで減圧するので、この高真空は一つには汚
染冷媒の蒸発を促進し、かつ、汚染冷媒を速やかに流動
せしめて高能率の冷媒再生を可能ならしめる。このと
き、潤滑油は蒸発せず、高純度の再生冷媒が高い歩留ま
りで得られる。請求項4の発明方法によると、再生用タ
ンク内の汚染冷媒の量に応じた時間だけ減圧・加熱が行
なわれるので作業者の労力を要しない。精溜を終えた
後、汚染冷媒から分離した潤滑油を冷凍機の油溜に戻す
ことなく排出するので、冷媒の再生を終了した状態で、
潤滑油量に関して正常な整備状態が得られる。請求項5
の発明方法によると、圧縮されて高温になった冷媒ガス
を熱源として利用するので、冷媒再生系統全体としてエ
ネルギー効率を向上せしめることができる。上記の圧縮
熱だけでは不足の場合、電気ヒータを併用することによ
り、エネルギー効率を高く保ちつつ容易に発熱量を制御
することができる。請求項6の発明方法によると、再生
処理を行なっている間、冷凍機を休止させることなく、
その運転を継続することができる。本請求項6の適用に
よって汚染冷媒の再生中も冷凍機の運転を継続し得るこ
とは、夏期の週日の昼間に冷媒再生作業を遂行し得るこ
とを意味し、その実用的価値は大きい。
内を高真空まで減圧するので、この高真空は一つには汚
染冷媒の蒸発を促進し、かつ、汚染冷媒を速やかに流動
せしめて高能率の冷媒再生を可能ならしめる。このと
き、潤滑油は蒸発せず、高純度の再生冷媒が高い歩留ま
りで得られる。請求項4の発明方法によると、再生用タ
ンク内の汚染冷媒の量に応じた時間だけ減圧・加熱が行
なわれるので作業者の労力を要しない。精溜を終えた
後、汚染冷媒から分離した潤滑油を冷凍機の油溜に戻す
ことなく排出するので、冷媒の再生を終了した状態で、
潤滑油量に関して正常な整備状態が得られる。請求項5
の発明方法によると、圧縮されて高温になった冷媒ガス
を熱源として利用するので、冷媒再生系統全体としてエ
ネルギー効率を向上せしめることができる。上記の圧縮
熱だけでは不足の場合、電気ヒータを併用することによ
り、エネルギー効率を高く保ちつつ容易に発熱量を制御
することができる。請求項6の発明方法によると、再生
処理を行なっている間、冷凍機を休止させることなく、
その運転を継続することができる。本請求項6の適用に
よって汚染冷媒の再生中も冷凍機の運転を継続し得るこ
とは、夏期の週日の昼間に冷媒再生作業を遂行し得るこ
とを意味し、その実用的価値は大きい。
【0035】請求項7の発明装置によると、可搬形の再
生タンクに着脱可能な管路が備えられているので、必要
に応じて再生タンクを冷凍機の近傍(オンサイト)に搬
送して、該冷凍機の冷媒循環系統に接続することができ
る。これにより、1セットの冷媒再生装置を用いて複数
基の冷凍機を巡回してオンサイトで冷媒を精製再生する
ことができる。請求項8の発明装置によると、請求項7
の発明装置に欠くことの出来ない機器類が2個の台車に
分配して搭載されているので、既設冷凍機の近傍(オン
サイト)に搬入して冷媒再生処理を行なったり、搬出し
たりするに便利である。台車が2台というのは、本発明
者の多年の経験に基づき、かつ、繰り返して比較テスト
を行なった結果、既設冷凍機の実情に照らして設定した
最も実用的な構成要件である。請求項9の発明装置によ
ると、冷凍機の冷媒封入量に比して小容量の再生タンク
を用いて精製再生することができる。請求項10の発明
装置によると、潤滑油で汚染された冷媒を再生するに際
して、混入している水分をも除去し、かつ、再生冷媒と
潤滑油成分との分離をより確実ならしめることができ
る。請求項11の発明装置によると、冷凍機内の汚染冷
媒を再生タンクに移して精製している期間中、補充用冷
媒タンク内の冷媒を用いて冷凍機内の冷媒量の減少を補
って該冷凍機の運転を継続することができる。請求項1
2の発明装置によると、冷凍機の冷媒封入量よりも格段
に小容量の再生タンクとほぼ同容量の補充用冷媒タンク
の中に貯えられていた冷媒液を冷凍機内へ補充したり、
再生タンクで蒸発して冷却手段で液化した再生冷媒液を
一時的に貯溜したりして、この作動を繰り返しながら冷
凍機の運転継続をサポートし、かつ、該冷凍機内の封入
冷媒を冷凍機外に循環させながら、その全量を精製再生
することができる。
生タンクに着脱可能な管路が備えられているので、必要
に応じて再生タンクを冷凍機の近傍(オンサイト)に搬
送して、該冷凍機の冷媒循環系統に接続することができ
る。これにより、1セットの冷媒再生装置を用いて複数
基の冷凍機を巡回してオンサイトで冷媒を精製再生する
ことができる。請求項8の発明装置によると、請求項7
の発明装置に欠くことの出来ない機器類が2個の台車に
分配して搭載されているので、既設冷凍機の近傍(オン
サイト)に搬入して冷媒再生処理を行なったり、搬出し
たりするに便利である。台車が2台というのは、本発明
者の多年の経験に基づき、かつ、繰り返して比較テスト
を行なった結果、既設冷凍機の実情に照らして設定した
最も実用的な構成要件である。請求項9の発明装置によ
ると、冷凍機の冷媒封入量に比して小容量の再生タンク
を用いて精製再生することができる。請求項10の発明
装置によると、潤滑油で汚染された冷媒を再生するに際
して、混入している水分をも除去し、かつ、再生冷媒と
潤滑油成分との分離をより確実ならしめることができ
る。請求項11の発明装置によると、冷凍機内の汚染冷
媒を再生タンクに移して精製している期間中、補充用冷
媒タンク内の冷媒を用いて冷凍機内の冷媒量の減少を補
って該冷凍機の運転を継続することができる。請求項1
2の発明装置によると、冷凍機の冷媒封入量よりも格段
に小容量の再生タンクとほぼ同容量の補充用冷媒タンク
の中に貯えられていた冷媒液を冷凍機内へ補充したり、
再生タンクで蒸発して冷却手段で液化した再生冷媒液を
一時的に貯溜したりして、この作動を繰り返しながら冷
凍機の運転継続をサポートし、かつ、該冷凍機内の封入
冷媒を冷凍機外に循環させながら、その全量を精製再生
することができる。
【図1】本発明に係る冷凍機用冷媒のオンサイト再生方
法を実施するために構成したオンサイト再生装置の1実
施形態を示し、部分的に破断して模式的に描いた系統図
である。
法を実施するために構成したオンサイト再生装置の1実
施形態を示し、部分的に破断して模式的に描いた系統図
である。
【図2】前掲の図1と異なる実施形態に係る冷媒の再生
装置を示し、部分的に破断して描いた模式図である。
装置を示し、部分的に破断して描いた模式図である。
【図3】前記と更に異なる実施形態に係る冷媒再生装置
を示し、模式的に描いた系統図である。
を示し、模式的に描いた系統図である。
【図4】前記と更に異なる実施形態の冷媒再生装置を部
分的に破断して描いた模式図である。
分的に破断して描いた模式図である。
【図5】前掲の図1に示した実施形態と類似の配管系を
有し、該前記の実施形態と異なる制御系を備えた冷凍機
用冷媒のオンサイト再生装置の1例を示し、部分的に破
断して描いた模式図である。
有し、該前記の実施形態と異なる制御系を備えた冷凍機
用冷媒のオンサイト再生装置の1例を示し、部分的に破
断して描いた模式図である。
【図6】前掲の図5に示した実施形態の冷媒再生装置の
主要な構成部分を仮想線で描くとともに、補充用の冷媒
液を満たしたタンク、およびその付属機器類を描いた模
式図である。
主要な構成部分を仮想線で描くとともに、補充用の冷媒
液を満たしたタンク、およびその付属機器類を描いた模
式図である。
【図7】ターボ式冷凍機の基本的な構成を説明するため
に示したもので、模式的に描いた系統図である。
に示したもので、模式的に描いた系統図である。
【図8】前掲の図7に示したターボ形冷凍機の油溜内の
潤滑油の混入で汚染された冷媒を抽出して精製するよう
に構成された従来例のの冷媒クリーナを示す模式的な系
統図である。
潤滑油の混入で汚染された冷媒を抽出して精製するよう
に構成された従来例のの冷媒クリーナを示す模式的な系
統図である。
1…圧縮機、1a…油溜、2…凝縮器、3…冷却水、4
…蒸発器、5…冷水、6…油ポンプ、7…フィルタ、8
…冷媒クリーナ、8a…密閉容器、8b…熱交換パイ
プ、8c…油ストレーナ、9…チェック弁、10…冷凍
機、11…ストレーナ、12…電動弁、13…ドライ
ヤ、14…再生タンク、15…第1の台車、16…電気
ヒータ、17…サーモスタット、18…差圧スイッチ、
19…電動弁、20…タンク用ゲージ、21…圧縮機能
を有する真空ポンプ、22…オイルセパレータ、23…
冷却装置、24…冷却水、25…水量調整弁、26…ド
ライヤ、27…戻り管、28…第2の台車、29…加熱
管、30…電動弁、31…熱交換器、31a…冷却コイ
ル、32…小型冷凍機、33…電動弁、34…電動弁、
35…補充用冷媒タンク、36…電磁弁、37…リリー
フ弁、38,38′…自動制御装置、39…減圧弁。
…蒸発器、5…冷水、6…油ポンプ、7…フィルタ、8
…冷媒クリーナ、8a…密閉容器、8b…熱交換パイ
プ、8c…油ストレーナ、9…チェック弁、10…冷凍
機、11…ストレーナ、12…電動弁、13…ドライ
ヤ、14…再生タンク、15…第1の台車、16…電気
ヒータ、17…サーモスタット、18…差圧スイッチ、
19…電動弁、20…タンク用ゲージ、21…圧縮機能
を有する真空ポンプ、22…オイルセパレータ、23…
冷却装置、24…冷却水、25…水量調整弁、26…ド
ライヤ、27…戻り管、28…第2の台車、29…加熱
管、30…電動弁、31…熱交換器、31a…冷却コイ
ル、32…小型冷凍機、33…電動弁、34…電動弁、
35…補充用冷媒タンク、36…電磁弁、37…リリー
フ弁、38,38′…自動制御装置、39…減圧弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊木 美知雄 東京都港区高輪2−20−36 日立ビル施設 エンジニアリング株式会社リニューアルエ ンジニアリング部内 (72)発明者 宮武 輝佳 東京都港区高輪2−20−36 日立ビル施設 エンジニアリング株式会社リニューアルエ ンジニアリング部内 (72)発明者 大友 毅 東京都港区高輪2−20−36 日立ビル施設 エンジニアリング株式会社リニューアルエ ンジニアリング部内
Claims (12)
- 【請求項1】 冷凍機に封入されている冷媒に潤滑油が
混入した場合、潤滑油で汚染された冷媒の中から潤滑油
成分を分離して、精製された冷媒を前記冷凍機に戻す冷
媒再生方法において、 冷凍機内の、潤滑油が混入した汚染冷媒を、大気から遮
断された状態で密閉された再生用タンクの中に移し、 上記再生用タンク内を減圧するとともに加熱して、汚染
冷媒中の冷媒成分を蒸発せしめ、 発生した冷媒ガスを冷凍機内圧力よりも高圧に加圧する
とともに冷却することにより液化せしめて、液化した冷
媒液を管路によって前記の冷凍機に返送することを特徴
とする、冷凍機用冷媒のオンサイト再生方法。 - 【請求項2】 前記再生タンク内に上位液面レベル(L
S1)と下位液面レベル(LS2)とを設定し、冷凍機内
の潤滑油混入汚染冷媒液を再生用タンク内に上位液面レ
ベル(LS1)まで満たして減圧・加熱し、 再生タンク内の汚染冷媒中の冷媒成分が蒸発して、その
液面が下位液面レベル(LS2)まで低下すると、冷凍
機内の汚染冷媒を再生タンク内へ補充して液面を上位液
面レベル(LS1)まで復元せしめ、 その後、上記の操作を繰り返して、再生タンク内の液面
を前記の上位液面レベル(LS1)と下位液面レベル
(LS2)との間で変動せしめつつ、この範囲内に保っ
て冷媒の再生を遂行することを特徴とする、請求項1に
記載した冷凍機用冷媒のオンサイト再生方法。 - 【請求項3】 再生用タンク内を、−730mmHgを越え
ない範囲内の高真空にして、冷凍機内の汚染冷媒を圧力
差によって再生用タンク内へ流入せしめ、 冷凍機内に封入されている冷媒量に応じて予め定めた時
間が経過したとき前記の流入を停止せしめることを特徴
とする、請求項1もしくは請求項2に記載した冷凍機用
冷媒のオンサイト再生方法。 - 【請求項4】 前記汚染冷媒中の冷媒成分を蒸発せしめ
る操作に際して、サーモスタットを有する電気ヒータに
よって過熱しないように加熱しつつ、 再生用タンク内を減圧して冷媒成分の蒸発を助長し、 再生用タンク内の汚染冷媒の量に応じて予め設定した時
間を経過したとき、上記の加熱と減圧とを停止し、再生
用タンク内に残留している潤滑油成分を該再生用タンク
のドレン弁から排出することを特徴とする、請求項1な
いし請求項3の何れか一つに記載した冷凍機用冷媒のオ
ンサイト再生方法。 - 【請求項5】 前記汚染冷媒中の冷媒成分を蒸発させる
ために加熱する操作の熱源として、上記冷媒成分を液化
させるために加圧した断熱圧縮熱を用い、もしくは、上
記断熱圧縮熱と電気ヒータの発生熱とを併用することを
特徴とする、請求項1ないし請求項3の何れか一つに記
載した冷凍機用冷媒のオンサイト再生方法。 - 【請求項6】 前記再生用タンクの容量に見合う量の冷
媒を予め準備しておき、 冷凍機内の汚染冷媒を再生用タンクに移すとともに、予
め準備してあった冷媒を上記冷凍機内に補充して、該冷
凍機を作動させるために必要な封入冷媒量を確保し、 該冷凍機を運転しつつ、再生用タンク内に移した汚染冷
媒を精製することを特徴とする、請求項1ないし請求項
5に記載した冷凍機用冷媒のオンサイト再生方法。 - 【請求項7】 冷凍機内に形成されている冷媒の密閉循
環系統に接続される着脱可能な管路を備えた可搬形の再
生タンクと、上記再生タンク内の上部空間内のガスを吸
入して加圧・吐出する「圧縮機能を有する真空ポンプ」
と、上記真空ポンプが吐出したガスを冷却して液化させ
る手段と、液化した冷媒を前記冷凍機の密閉循環系統内
へ返送する手段とを具備していることを特徴とする、冷
凍機用冷媒のオンサイト再生装置。 - 【請求項8】 前記再生タンクおよびその付属部材を搭
載した第1の台車と、前記圧縮機能を有する真空ポンプ
および冷却手段並びにそれらの付属部材を搭載した第2
の台車とを具備していることを特徴とする、請求項7に
記載した冷凍機用冷媒のオンサイト再生装置。 - 【請求項9】 前記再生タンク内に設けられた少なくと
も2個の液面レベルセンサ、もしくは少なくとも2個の
液面レベルスイッチを具備するとともに、 前記の管路内に電動弁もしくは電磁弁が設けられてお
り、 かつ、上記電動弁もしくは電磁弁は、前記液面レベルス
イッチもしくは液面レベルセンサを介して開閉制御され
るものであることを特徴とする、請求項7もしくは請求
項8に記載した冷凍機用冷媒のオンサイト再生装置。 - 【請求項10】 前記再生タンクを冷凍機の密閉循環系
に接続する管路の途中にドライヤが介挿接続されてお
り、 かつ、前記の圧縮機能を有する真空ポンプの吐出管路の
途中にオイルセパレータが設けられていることを特徴と
する、請求項7ないし請求項9の内の何れかに記載した
冷凍機用冷媒のオンサイト再生装置。 - 【請求項11】 前記再生タンクの内容積とほぼ等しい
容量の、補充用冷媒タンクを具備していることを特徴と
する、請求項7、請求項9、もしくは請求項10の何れ
かに記載した冷凍機用冷媒のオンサイト再生装置。 - 【請求項12】 (イ)前記の真空ポンプ吐出ガスを冷
却する手段と補充用冷媒タンクとを接続する弁手段を備
えた管路、(ロ)前記冷凍機の密閉循環系と補充用冷媒
タンクとを接続する弁手段を備えた管路、および(ハ)
前記補充用冷媒タンク内の冷媒液面を検知するセンサ、
並びに(ニ)上記液面検知センサの検出信号を入力され
て前記弁手段を開閉制御する自動制御器を具備している
ことを特徴とする、請求項11に記載した冷凍機用冷媒
のオンサイト再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6634797A JPH10259971A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 冷凍機用冷媒のオンサイト再生方法、および同オンサイト再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6634797A JPH10259971A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 冷凍機用冷媒のオンサイト再生方法、および同オンサイト再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10259971A true JPH10259971A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13313246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6634797A Pending JPH10259971A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 冷凍機用冷媒のオンサイト再生方法、および同オンサイト再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10259971A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104056825A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-09-24 | 北京赛能杰工业炉技术有限公司 | 一种盘状管内壁的清扫方法及系统 |
| CN105258415A (zh) * | 2015-10-15 | 2016-01-20 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种回油装置及其控制方法 |
| CN105627514A (zh) * | 2016-01-07 | 2016-06-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调冷媒缺氟判定方法和装置 |
| KR101691590B1 (ko) * | 2016-07-22 | 2016-12-30 | 심재봉 | 냉매재생방법 및 장치 |
| CN108592468A (zh) * | 2018-05-02 | 2018-09-28 | 顾晓航 | 一种低温辅助回收机组 |
| CN113483448A (zh) * | 2021-07-09 | 2021-10-08 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 室内机的管内油污回收方法 |
| CN118602670A (zh) * | 2024-06-07 | 2024-09-06 | 苏州苏冻制冷科技有限公司 | 一种蒸发法耐腐蚀的移动式载冷剂自动处理装置 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP6634797A patent/JPH10259971A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104056825A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-09-24 | 北京赛能杰工业炉技术有限公司 | 一种盘状管内壁的清扫方法及系统 |
| CN105258415A (zh) * | 2015-10-15 | 2016-01-20 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种回油装置及其控制方法 |
| CN105258415B (zh) * | 2015-10-15 | 2017-11-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种回油装置及其控制方法 |
| CN105627514A (zh) * | 2016-01-07 | 2016-06-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调冷媒缺氟判定方法和装置 |
| KR101691590B1 (ko) * | 2016-07-22 | 2016-12-30 | 심재봉 | 냉매재생방법 및 장치 |
| CN108592468A (zh) * | 2018-05-02 | 2018-09-28 | 顾晓航 | 一种低温辅助回收机组 |
| CN113483448A (zh) * | 2021-07-09 | 2021-10-08 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 室内机的管内油污回收方法 |
| CN113483448B (zh) * | 2021-07-09 | 2022-10-28 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 室内机的管内油污回收方法 |
| CN118602670A (zh) * | 2024-06-07 | 2024-09-06 | 苏州苏冻制冷科技有限公司 | 一种蒸发法耐腐蚀的移动式载冷剂自动处理装置 |
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