JPH10261771A - ワード線ストラップ回路 - Google Patents

ワード線ストラップ回路

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JPH10261771A
JPH10261771A JP9171895A JP17189597A JPH10261771A JP H10261771 A JPH10261771 A JP H10261771A JP 9171895 A JP9171895 A JP 9171895A JP 17189597 A JP17189597 A JP 17189597A JP H10261771 A JPH10261771 A JP H10261771A
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俊一 助川
Hugh P Mcadams
ピー.マックアダムス ヒュー
Tachibana Tadashi
正 橘
Katsuo Komatsuzaki
勝雄 小松崎
Takeshi Sakai
酒井  毅
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 DRAMの機能的歩留まりを向上させるワー
ド線ストラップ回路。 【解決手段】 偶数、奇数ワード線374,372を上
下に分路する。第1の下側導体500の一方の端が第1
の信号源386に、隣接する下側導体の間の許容し得る
間隔より小さい距離だけ第1の下側導体から隔たってい
る第1の上側導体544が第2の信号源384に結合さ
れる。第2の上側導体508が第1の下側導体の別の端
に結合され、第1の信号源からの信号を受け取る。隣接
する下側導体の間の許容し得る間隔より小さい距離だけ
第2の上側導体から隔たっている第2の下側導体552
が、第1の上側導体の別の端に結合され、第2の信号源
からの信号を受け取る。上側及び下側導体が、隣接する
下側導体の間の許容し得る間隔より小さい距離だけ隔た
っているので、レイアウト面積が節約される。各々の信
号源に接続された導体の合計抵抗値は同じであり、信号
遅延も同じになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は集積回路、更に具
体的に云えば、ワード線ストラップ回路を含む集積回路
に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】現在の相補型金属酸化物半導体
(CMOS)ダイナミック・ランダムアクセス・メモリ
(DRAM)回路は、卓上型及び携帯用のコンピュータ
・システムを含む種々の用途に主メモリとして使われる
場合が多い。プロセッサの設計及びソフトウェアの開発
の進歩により、主メモリには、高い密度並びに早いアク
セス時間を持つダイナミック・ランダムアクセス・メモ
リ回路が必要になった。ダイナミック・ランダムアクセ
ス・メモリの全アクセス時間のかなりの部分は、低電圧
から高電圧へのワード線の変化時間によるものである。
このワード線の変化時間は、ワード線に関連する抵抗値
と静電容量の積によって制限される。
【0003】従来のメモリ回路は多結晶シリコン・ワー
ド線と平行に金属ストラップ又は分路を用いて、ワード
線の全抵抗値を減らし、こうしてダイナミック・ランダ
ムアクセス・メモリの全アクセス時間を短くしていた。
図12Aでは、ワード線ストラップ1200が行復号ア
ンド・ゲート386と各々の多結晶ワード線セグメント
1210−1216の間に接点1204−1208によ
って結合され、ワード線の全抵抗値を小さくしている。
しかし、この方法では、金属ワード線ストラップの最小
ピッチ(金属幅に金属間スペースを加えた値)が、ダイ
ナミック・ランダムアクセス・メモリ回路のメモリ・セ
ルのピッチより大きい時、問題が起こる。ワード線スト
ラップのピッチを製造設備の能力より下げると、短絡し
た金属線のため、ダイナミック・ランダムアクセス・メ
モリ回路の機能的な歩留まりが大幅に低下する。
【0004】他のダイナミック・ランダムアクセス・メ
モリ回路は、ワード線ストラップをメモリ・セルのピッ
チ迄下げるために2レベル金属ストラップを用いてい
る。図12Aでは、偶数ワード線に対し、下側金属導体
1200が行復号アンド・ゲート386と各々の多結晶
ワード線セグメント1210−1216の間に接点12
04−1208によって結合されている。図12Bで
は、奇数ワード線に対し、上側金属導体1220が行復
号アンド・ゲート384と各々の多結晶ワード線セグメ
ント1230−1236の間に接点1224−1228
によって結合されている。その結果できる構造(図12
C)は、ダイナミック・ランダムアクセス・メモリ回路
の機能的な歩留まりを低下させずに、ワード線ストラッ
プのピッチを大幅に減少する。しかし、この方法では、
下側及び上側金属導体の間の抵抗値の差により、別の問
題が起こる。
【0005】下側金属導体及び上側金属導体のそれぞれ
の抵抗値を表す、ワード線ストラップ1004の2つの
抵抗値に対する、インバータ1002と多結晶シリコン
・セグメント1014の端の間のワード線の変化時間を
シミュレートする為に、図10Aの回路を使った。8個
の多結晶シリコン・セグメント1012を持つワード線
では、2.8ボルトに於て、下側金属導体に対する波形
1102及び上側金属導体に対する波形1104の間の
差は6ナノ秒である(図11)。16個の多結晶シリコ
ン・セグメント1032(図10B)及び同じ数のメモ
リ・セルを持つワード線1024では、波形1103及
び1105(図11)は、奇数及び偶数ワード線のアク
セス時間の差が、依然として6ナノ秒であることを示し
ている。これは回路の性能を劣化させる。それは、ワー
ド線を充電するのに要するピーク電流が、抵抗値の小さ
いストラップを持つワード線によって決定されるが、ダ
イナミック・ランダムアクセス・メモリ回路のアクセス
時間が、抵抗値が大きい方のストラップを持つワード線
によって決定されるからである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】ワード線ストラ
ップのピッチ、ピーク電流及びアクセス時間を減少する
というこういう問題が、2つの端を持つ第1の下側導体
を含む回路によって解決される。第1の下側導体の一方
の端が第1の信号源に結合される。2つの端を持つ第1
の上側導体が、隣接する下側導体の間の許容し得る間隔
より短かな距離だけ、第1の下側導体から隔たってい
る。第1の上側導体の一方の端が第2の信号源に結合さ
れる。第2の上側導体が2つの端を持つ。第2の上側導
体の一方の端が第1の下側導体の別の端に結合され、第
1の信号源からの信号を受け取る。第2の下側導体が2
つの端を持つ。第2の下側導体は、隣接する下側導体の
間の許容し得る間隔より短な距離だけ、第1の上側導体
から隔たっている。第2の下側導体の一方の端が第1の
上側導体の別の端に結合され、第2の信号源からの信号
を受け取る。
【0007】この発明はワード線を分路するために上側
及び下側導体を使い、こうしてワード線のピッチ及び変
化時間を減少する。ピーク電流及びワード線の遅延は、
奇数及び偶数ワード線でほぼ等しい。
【0008】この発明は以下図面について詳しく説明す
るところを読めば、更に完全に理解されよう。
【0009】
【実施例】図1について説明すると、64メガビット・
ダイナミック・ランダムアクセス・メモリ回路のブロッ
ク図が示されている。メモリ回路は、メモリ・セルの8
個の8メガビット・アレイ18に分けて構成されてい
る。各々の8メガビット・アレイが列復号回路14及び
行復号回路16を持っていて、8メガビット・アレイか
ら複数個のメモリ・セルを選択する。入出力(I/O)
回路12が、複数個のメモリ・セルと周辺回路10内に
ある出力端子(図面に示してない)の間で、データをや
りとりする。
【0010】8メガビット・アレイ18と、列及び行復
号回路14、16の拡大図が図2に示されている。8メ
ガビット・アレイが、更に8個の1メガビット・メモリ
・バンクに分割されている。各々の1メガビット・メモ
リ・バンクが、センスアンプ・バンク24と、左側及び
右側メモリ・アレイ22、26を有する。ワード線(図
に示していない)が、行復号回路16からセンスアンプ
・バンク24と平行に、左側及び右側メモリ・アレイ2
2、26の中を通る。各々の行復号回路16が、冗長メ
モリ・セル(図に示していない)を含めて、左側又は右
側メモリ・アレイ22、26内にある8192個より多
くのメモリ・セルからなる夫々の行を選択的に付勢する
ワード線に対する信号源である。行復号回路16から夫
々のワード線に沿ってこの8192個より多いメモリ・
セルに至る信号遅延時間を短縮し、こうして選択的に付
勢されたメモリ・セルからデータを読取り、又はデータ
を書込むのに要する時間を短縮することが非常に有利で
ある。この為、ワード線が、28及び30のところに示
すように、金属導体を用いて周期的にストラップされ又
は分路され、ワード線の抵抗値を減らし、こうしてワー
ド線の抵抗値と静電容量の積を小さくする。このように
ワード線の抵抗値と静電容量を小さくすると、夫々のワ
ード線に沿った信号遅延並びに64メガビット・ダイナ
ミック・ランダムアクセス・メモリのデータ・アクセス
時間が大幅に短くなる。
【0011】図3には、センスアンプ・バンク24と左
側及び右側メモリ・アレイ22、26の回路図が示され
ている。行復号回路16がアンド・ゲート376−38
6を含み、これらのゲートは、バス388の行アドレス
信号RA0 −RAn に応答して、選ばれたワード線を付
勢する。周知の様に、これらの行アドレス信号RA0
RAn は、外部の行アドレス信号の予め復号されたミン
タームズ(minterms)又はマックスタームズ
(maxterms)であって良い。例として云えば、
各々のアンド・ゲート384及び386が、夫々ワード
線372及び374に対応する。夫々ワード線WL1
72及びWL0 374の一番端にあるメモリ・セル34
8、350は、行復号回路16に更に接近している他の
メモリ・セルよりも、受ける信号遅延が一層大きい。偶
数ワード線WL0 374は多数の個所28(図2)でス
トラップされ、奇数ワード線WL1 372が多数の個所
30でストラップされ、ワード線の抵抗値を小さくす
る。ワード線ストラップの個所28は、ワード線WL0
374の下側金属導体をメモリ・セル350及び362
に対する多結晶シリコンのゲートに結合する為の接点3
75(図3)を有する。WL1 372に対する対応する
接点(図に示していない)が多数の個所30にある。
【0012】図4には、センスアンプ300及び302
と夫々のメモリ・セルの回路図が示されている。読取サ
イクルの間、例えばワード線WL0 374が、アンド・
ゲート386(図3)からの選択信号によって付勢され
る。トランジスタ430及びキャパシタ432を含むメ
モリ・セル350(図4)が選択されるのは、選択信号
がワード線WL0 374の一番端まで伝幡するのに要す
る時間が過ぎてからである。この為、ワード線WL0
74に沿った伝幡遅延が、読取サイクルでメモリ・セル
350を付勢するのに要する時間を直接的に長くする。
従って、この発明に従って、ワード線をストラップ又は
分路して、メモリ・アクセス時間を短縮することによ
り、この伝幡遅延を最小限に押さえることが非常に有利
である。
【0013】ワード線WL0 374がメモリ・セル35
0を選択した後、トランジスタ430が導電し、キャパ
シタ432からのデータをビット線334に結合する。
このデータがトランジスタ318によってセンスアンプ
300に結合される。このデータを表す、端子422、
424の間の差電圧がセンスアンプ300によって増幅
される。同様に、トランジスタ438がWL0 374に
応答して導電し、キャパシタ440からの別のデータを
端子448に結合し、センスアンプ302によって増幅
されるようにする。同様に、WL0 374に応答して、
トランジスタ438が導電し、キャパシタ440からの
別のデータを端子448に結合し、センスアンプ302
によって増幅されるようにする。列復号回路14(図
2)が、列アドレス信号(図に示していない)に応答し
て、端子426に列選択信号を選択的に発生し、センス
アンプ300、302(図4)からのデータを相補型デ
ータ線I/O0 400と
【外1】 401、I/O1 402と
【外2】 403に結合する。この後、このデータがI/O回路1
2(図1)に結合され、最終的にはダイナミック・ラン
ダムアクセス・メモリの外部の他の回路に結合される。
【0014】次に図5Aには、この発明の実施例による
メモリ・セルの1行に対応する例えばWL0 374のよ
うな偶数ワード線の線図が示されている。行復号アンド
・ゲート386が下側金属導体500に結合され、この
金属導体が接点528を介して、多結晶シリコンのワー
ド線ハーフ・セグメント536に結合される。多結晶シ
リコンのワード線ハーフ・セグメント536は、メモリ
・セル377及び381(図3)を含む夫々の行にある
メモリ・セルに対するゲートを形成する。更に下側金属
導体500(図5A)が、上側金属導体508及びバイ
ア516、518を介して、下側金属導体502に結合
される。下側金属導体502は、接点530を介して多
結晶シリコンのワード線セグメント538に結合され
る。多結晶シリコンのワード線セグメント538が、夫
々の行にある他のメモリ・セルに対するゲートを形成す
る。WL0 374の一番端にある多結晶シリコンのワー
ド線ハーフ・セグメント542迄このパターンが繰返さ
れ、このセグメントがメモリ・セル350および362
(図3)を含む夫々の行にあるメモリ・セルに対するゲ
ートを形成する。
【0015】図5Bには、この発明の実施例による、例
えばメモリ・セルの1行に対応するWL1 372の様な
奇数ワード線の線図が示されている。行復号アンド・ゲ
ート384が上側金属導体544に結合され、この金属
導体がバイア560を介して下側金属導体552に結合
される。下側金属導体552が接点574を介して、多
結晶シリコンのワード線セグメント580に結合され
る。多結晶シリコンのワード線セグメント580は、メ
モリ・セル379及び383(図3)を含む夫々の行に
あるメモリ・セルに対するゲートを形成する。ワード線
WL1 372の一番端にある多結晶シリコンのワード線
セグメント584(図5B)迄、このパターンが繰り返
され、このセグメントがメモリ・セル348及び360
(図3)を含む夫々の行にあるメモリ・セルに対するゲ
ートを構成する。
【0016】図5Cには、夫々図5A及び図5Bに示し
たような偶数及び奇数ワード線ストラップの平面図が線
図で示されている。例えば偶数ワード線ストラップWL
0 374が、夫々の端にある2つの下側金属導体ハーフ
・セグンメント500、506と、15個の下側金属導
体セグメント502−504と、16個の上側金属導体
セグメント508−514を含み、これらが直列に接続
されている。同様に、例えば奇数ワード線ストラップW
1 372が、夫々の端にある2つの上側金属導体ハー
フ・セグメント544、550と、15個の上側金属導
体セグメント546−548と、16個の下側金属導体
セグメント552−558とを含み、これらが直列に接
続されている。この配置は幾つかの理由で、非常に有利
である。第1に、下側金属導体セグメントの抵抗値が上
側金属導体セグメントの抵抗値より実質的に大きくて
も、奇数及び偶数の両方のワード線ストラップの合計抵
抗値は同じである。この為、奇数及び偶数の行にあるメ
モリ・セルのアクセス時間が同じである。第2に、奇数
及び偶数の両方のワード線にある多結晶シリコンのセグ
メントに、下側金属導体だけから接触することが可能で
ある。こうすると、上側金属導体から多結晶シリコン・
セグメントに直接的に接点を付けるという、接点のアス
ペクト比(深さと直径の比)が一層大きいために信頼性
が劣る事がある工程が避けられる。最後に、ワード線ス
トラップの長さの実質的な部分に亘って、隣接するワー
ド線ストラップが異なる金属導体で形成される。同じ様
な金属導体が密な間隔で隔たる事が起こるのは、バイ
ア、例えばバイア516及び560が形成された相対的
に一層小さい重なり領域だけである。この為、製造中に
隣接するワード線ストラップを短絡する確率が大幅に低
下する。更に、それに応じて信頼性を低下させる事な
く、ワード線ストラップのピッチ(中心線の間の距離)
を同じ金属で形成される金属線に対する最小許容ピッチ
より小さくする事が出来る。この最小許容ピッチは、そ
れより小さくすると、短絡又は開放した金属線が起こる
確率が増加する為に、製造過程の信頼性が犠牲になるよ
うな、同じ様な金属線に対する最小許容幅及び最小許容
スペースを含む。このような特徴の最小許容寸法は、6
4メガビット・ダイナミック・ランダムアクセス・メモ
リ又はその他の装置でかなり頻繁に起こるのが特徴であ
る。
【0017】図6Aには、例えばバイア516及び56
0(図5C)にある同じ様な金属導体の間の密な間隔の
必要性を避ける経由方式の線図が示されている。この場
合、上側金属導体605及び下側金属導体611が重な
り領域618(図6A)でバイア610によって接続さ
れる。隣接する下側金属導体600及び上側金属導体6
13が、重なり領域620でバイア612によって接続
される。次の6つのワード線ストラップ601−603
及び606−608に対する接続点が、ワード線ストラ
ップ600及び605に対する接続点に対してずれてい
る。8個のワード線ストラップのパターンが、夫々ワー
ド線ストラップ600及び605に対応するワード線ス
トラップ604及び609に対して繰り返される。例え
ば、最小8ワード線ストラップ・ピッチは、1つのバイ
アの幅(0.36μm)、バイアの2つの下側金属導体
の重なり(2×0.15μm)、4個の下側金属導体の
幅(4×0.3μm)及び下側金属導体の間の5個のス
ペース(5×0.3μm)を含み、合計3.36μmで
ある。この為、この発明による1ワード線ピッチは3.
36/8μm、即ち、0.42μmにする事が出来る。
これは単一の金属導体の、相当する最小ワード線ストラ
ップ・ピッチ(0.3μmの幅に0.3μmのスペース
を加えた値)より実質的に小さい。この代りに、単一ワ
ード線・ピッチが0.42μmより大きいが、0.6μ
mより小さければ、同じ様な金属導体の間の間隔を適当
に増加して、信頼性を改善することが出来る。
【0018】同様に、16本のワード線毎にワード線ク
ロスオーバ・パターンを繰り返すことにより、ワード線
ピッチを更に小さくする事が出来る。最小16ワード線
ストラップ・ピッチは、1つのバイアの幅(0.36μ
m)、バイアの2つの下側金属導体の重なり(2×0.
15μm)、8個の下側金属導体の幅(8×0.3μ
m)及び下側金属導体の間の9個のスペース(9×0.
3 μm)を含み、合計が5.86μmになる。この為
単一ワード線ピッチは5.76/16μm、即ち、0.
36μmに更に減少することが出来る。
【0019】ずらした接続点に必要な領域の全長は、典
型的には、金属導体セグメントの長さの20%未満であ
る。この為、隣接した下側及び上側金属導体セグメン
ト、例えば、600及び605は、長さがほぼ等しい。
重なり領域618及び620が隔たっていて、隣接する
同じ様な金属導体600及び611がずれていて、ワー
ド線ストラップ・ピッチが上側又は下側の同様な金属導
体に対する許容し得るピッチより小さくても、同じ様な
金属導体の間に少なくとも所望の最小スペースが保たれ
る。これは、ワード線ピッチが同じ様な金属導体に対す
る最小許容間隔より小さい場合でも、同じ様な金属導体
を、同じ様な金属導体に対する最小許容間隔より大きな
距離だけ隔てる事が出来るようにする事により、製造時
に、金属の相互接続の信頼性を大幅に改善する。更に、
他の接続点に対する上側及び下側金属導体の間の接続点
のずれが、メモリ・セル・アレイ、例えば、アレイ22
及び26(図2)に亘って起こり、この為、追加のレイ
アウト面積を必要としない。
【0020】図8Aには、図6Aの線図に対応した、下
側金属導電層の実際の配置を示す線図が示されている。
図8Bの線図は、図6Aの線図に対応する上側金属導電
層の実際の配置を示す。最後に、図8Cの線図は、図8
A及び図8Bの下側及び上側金属導電層を組み合わせた
配置を示しており、参照数字はこれまでと同じである。
【0021】次に図9A及び9Bには、相互接続セグメ
ントの寄生抵抗値及び静電容量とメモリ・セルの静電容
量(図に示していない)を含めて、この発明の実施例の
シミュレーションに使われた回路の回路図が示されてい
る。図9Aの回路は、8個の上側金属導体を持つワード
線のモデルである。図9Bの回路は、16個の上側金属
導体を持つワード線のモデルである。更に各々のワード
線は対応する数の下側金属導体及び多結晶シリコンのセ
グメントを含むが、各々のワード線が持つメモリ・セル
の総数は同じである。この場合、インバータ902(図
9A)及びインバータ932(図9B)が、行復号回
路、例えばアンド・ゲート386(図5A)に対応する
信号源である。
【0022】図9A及び図9Bの回路に対するシミュレ
ーション結果が図11に示されている。夫々インバータ
902、932の入力端子900、930の信号が、開
始時刻0に論理高レベルから論理低レベルへ同時に変化
する時、シミュレーションが開始される。波形1100
及び1101は、夫々多結晶セグメント926、956
の一番端に生じる電圧を表す。波形1101を1100
と比較すれば、16個のセグメントを持つ図9Bの回路
は、図9Aの回路に比べて、2.8ボルトで1.5ナノ
秒有利である事がわかる。更に、波形1101及び11
00を波形1103及び1102に夫々比較すれば、図
9A及び図9Bの各々の回路は、図12Cに示した従来
の抵抗値が更に大きい単一金属導体の場合に比べて、
2.8ボルトで3ナノ秒有利である事が分かる。例えば
50ナノ秒のアクセス時間(tRAC)を持つダイナミ
ック・ランダムアクセス・メモリでは、これは6%の改
善になる。この為、この発明のこれらの実施例では、信
頼性及びアクセス時間のかなりの改善が得られる。
【0023】この発明の実施例を好ましい実施例につい
て詳しく説明したが、以上の説明は例に過ぎず、この発
明を制約するものと解してはならない。例えば、上側及
び下側金属導体セグメントは、3つの導電層を利用でき
る場合、図7の経由線図に従って接続する事が出来る。
1つのワード線ストラップの接続点が、バイア719
で、第3の金属導体セグメント739に接続された第1
の金属導体セグメント709を有する。隣接したワード
線ストラップは、夫々バイア724、714に2つの接
続点を有する。第1の金属導体セグメント734がバイ
ア724で、第2の金属導体セグメント729に接続さ
れる。第2の金属導体セグメント729が、バイア71
4で第3の金属導体セグメント704に接続される。第
1及び第2の絶縁層633、631の標準的なエッチ技
術と、その後、タングステンその他の導電材料の様な同
形金属のデポジッションによってバイア632を形成す
る事により、第1及び第3の金属導体セグメント63
4、630(図6B)の間の直接接続を実現する事が出
来る。更に別の実施例では、第1及び第3の金属導体セ
グメント648、640が、別のバイア646(図6
C)の真上に1つのバイア642をパターン決めする事
により、第2の金属導体セグメント644を介して、接
続する事が出来る。別の実施例では、第1及び第3の金
属導体セグメント658、650を、別のバイア656
(図6D)に対して1つのバイア652をずらすことに
より、第2の金属導体セグメント654を介して接続す
る事が出来る。更に別の実施例では、隣接する同じ様な
金属導体の間に少なくとも最小許容間隔を保つ事によ
り、信頼性を改善しながら、隣接する導体のピッチを減
少する事によって、レイアウト面積を減少するために任
意の相互接続の用途に使う事が出来る。この発明のこの
実施例は、接点及び多結晶ワード線セグメント(図5A
及び図5B)を省略する事によって実現される。このよ
うな用途としてはメモリ及びマイクロプロセッサ装置に
対する幅の広いデータ及びアドレス・バス回路がある。
【0024】更に、以上の説明から、当業者には、この
発明の実施例の細部に種々の変更を加える事が出来る事
が了解されよう。このような変更並びにそのほかの実施
例もこの発明の範囲内に属する事を承知されたい。
【0025】以上の説明に関し、更に以下の項目を開示
する。 (1) 2つの端を持ち、当該第1の下側導体の一方の
端が第1の信号源に結合されている第1の下側導体と、
2つの端を持ち、前記第1の下側導体から、隣接する下
側導体の間の許容し得る間隔よりも小さな距離だけ隔た
り、当該第1の上側導体の一方の端が第2の信号源に結
合されている第1の上側導体と、2つの端を持ち、当該
第2の上側導体の一方の端が前記第1の下側導体の別の
端に結合されていて、前記第1の信号源から信号を受け
取る第2の上側導体と、2つの端を持ち、前記第2の上
側導体から、隣接する下側導体の間の許容し得る間隔よ
りも小さな距離だけ隔たり、当該第2の下側導体の一方
の端が前記第1の上側導体の別の端に結合されていて、
前記第2の信号源から信号を受け取る第2の下側導体と
を有する回路。
【0026】(2) (1)記載の回路に於て、絶縁層
により、前記第1の下側導体が前記第2の上側導体から
隔てられ、第1の上側導体が第2の下側導体から隔てら
れている回路。 (3) (2)記載の回路に於て、前記第1の下側導体
に結合された第3の導体、及び前記第2の下側導体に結
合された第4の導体を有する回路。 (4) (3)記載の回路に於て、前記第3及び第4の
導体の各々が複数個のメモリ・セルに接続され、各々の
メモリ・セルが少なくとも1つのMOSトランジスタを
有し、該MOSトランジスタはそれぞれ第3及び第4の
導体に接続されるゲートを持っている回路。 (5) (4)記載の回路に於て、前記第3及び第4の
導体が多結晶シリコン・ワード線で構成され、該多結晶
シリコン・ワード線は隣接する下側導体の間の許容し得
る間隔より小いピッチを持っている回路。
【0027】(6) (2)記載の回路に於て、前記第
1の下側導体及び前記第1の上側導体が、前記第1の上
側導体の長さの実質的な部分に亘って互いに平行であ
り、前記第2の上側導体及び前記第2の下側導体が、前
記第2の上側導体の長さの実質的な部分に亘って互いに
平行である回路。 (7) (2)記載の回路に於て、前記第1の下側導体
が前記絶縁層にある第1の孔を介して前記第2の上側導
体に結合され、前記第1の上側導体が前記絶縁層にある
第2の孔を介して前記第2の下側導体に結合される回
路。 (8) (7)記載の回路に於て、前記第1の下側導体
が第3の導体によって前記第2の上側導体に結合され、
前記第1の上側導体が第4の導体によって前記第2の下
側導体に結合され、第3及び第4の導体は前記第1及び
第2の上側導体とは異なる材料の性質を持っている回
路。 (9) (6)記載の回路に於て、前記第1の下側導体
及び前記第1の上側導体が、前記第1の上側導体の長さ
の実質的な部分に亘って前記絶縁層の厚さより大きな距
離だけ隔たっている回路。 (10) (9)記載の回路に於て、前記第1の下側導
体及び前記第1の上側導体が、前記第1の上側導体の長
さの実質的な部分に亘って前記絶縁層の厚さに等しい距
離だけ隔たっている回路。
【0028】(11) 2つの端並びにその間の長さを
持ち、当該第1の下側導体の一方の端が第1の信号源に
結合されている第1の下側導体と、2つの端並びにその
間の長さを持っていて、当該第1の上側導体の長さの実
質的な部分に亘って前記第1の下側導体と平行であっ
て、当該第1の上側導体の一方の端が第2の信号源に結
合されている第1の上側導体と、2つの端並びに前記第
1の上側導体の長さに略等しい長さを持ち、当該第2の
上側導体の一方の端が前記第1の下側導体の別の端に結
合されていて、前記第1の信号源から信号を受け取る第
2の上側導体と、2つの端並びに前記第1の下側導体の
長さに略等しい長さを持ち、前記第2の上側導体の長さ
の実質的な部分に亘って前記第2の上側導体と平行で、
当該第2の下側導体の一方の端が前記第1の上側導体の
別の端に結合されていて、前記第2の信号源から信号を
受け取る第2の下側導体とを有する回路。
【0029】(12) (11)記載の回路に於て、絶
縁層により、前記第1の下側導体が前記第2の上側導体
から隔てられると共に、前記第1の上側導体が前記第2
の下側導体から隔てられている回路。 (13) (12)記載の回路に於て、前記第1の下側
導体が前記絶縁層にある第1の孔を介して前記第2上側
導体に結合され、前記第1の上側導体が前記絶縁層にあ
る第2の孔を介して前記第2の下側導体に結合されてい
る回路。 (14) (13)記載の回路に於て、前記第1及び第
2の下側導体が第1の金属で構成されている回路。 (15) (14)記載の回路に於て、前記第1及び第
2の上側導体が第2の金属で構成されている回路。
【0030】(16) 複数個の信号を発生する複数個
の駆動回路と、第2の複数個の上側導電セグメントによ
って直列に接続され、第1の下側導電セグメントの端が
1つの駆動回路に結合されて1つの信号を受け取る第1
の複数個の下側導電セグメントと、第4の複数個の下側
導電セグメントによって直列に接続され、第1の上側導
電セグメントの端が1つの駆動回路に結合されて1つの
信号を受け取る第3の複数個の上側導電セグメントとを
有し、前記第1の複数個の下側導電セグメントの各々が
前記第3の複数個の上側導電セグメントの1つに隣接
し、前記第2の上側導電セグメントの各々が前記第4の
複数個の下側導電セグメントの1つに隣接している回
路。
【0031】(17) (16)記載の回路に於て、前
記第1の複数個の導電セグメントの各々が、隣接する下
側導電セグメントの間の許容し得る間隔より小さな距離
だけ、前記第3の複数個の上側導電セグメントの隣接す
る1つから隔たっている回路。 (18) (16)記載の回路に於て、前記複数個の信
号がアドレス信号である回路。 (19) (16)記載の回路に於て、前記複数個の信
号がデータ信号である回路。 (20) (16)記載の回路に於て、前記複数個の信
号が、メモリ・セルの複数個の行のうちの1行を選択的
に付勢するワード線信号である回路。
【0032】(21) (20)記載の回路に於て、更
に複数個の多結晶シリコン・セグメントを有し、各々の
多結晶シリコン・セグメントが、メモリ・セルの複数個
の行のうちの1行にあるメモリ・セルの複数個のゲート
端子に結合され、各々の多結晶シリコン・セグメント
が、前記第1の複数個及び第4の複数個の下側導電セグ
メントのうちの1つの下側導電セグメントに結合されて
いる回路。
【0033】(22) 2つの端を持つ第1の下側導体
500を有する回路を設計した。第1の下側導体の一方
の端が第1の信号源386に結合される。第1の上側導
体544が2つの端を持ち、隣接する下側導体の間の許
容し得る間隔より小さい距離だけ、第1の下側導体から
隔たっている。第1の上側導体の一方の端が第2の信号
源384に結合される。第2の上側導体508が2つの
端を持っている。第2の上側導体の一方の端が第1の下
側導体の別の端に結合され、第1の信号源からの信号を
受け取る。第2の下側導体552が2つの端を持ち、隣
接する下側導体の間の許容し得る間隔より小さい距離だ
け、第2の上側導体から隔たっている。第2の下側導体
の一方の端が、第1の上側導体の別の端に結合され、第
2の信号源からの信号を受け取る。上側及び下側導体
が、隣接する下側導体の間の許容し得る間隔より小さい
距離だけ隔たっているので、レイアウト面積が節約され
る。各々の信号源に接続された導体の合計抵抗値は同じ
であり、従って、信号遅延も同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を持つ64メガビット・ダイ
ナミック・ランダムアクセス・メモリの線図。
【図2】図1の64メガビット・ダイナミック・ランダ
ムアクセス・メモリの8メガビット・アレイの線図。
【図3】図2の8メガビット・アレイの1/8の回路
図。
【図4】図3に示した部分のメモリ・セル及びセンス・
アンプを示す回路図。
【図5】Aは偶数ワード線に対するこの発明の実施例の
線図。Bは奇数ワード線に対するこの発明の実施例の線
図。Cは奇数及び偶数ワード線を示すこの発明の実施例
の線図。
【図6】Aはこの発明の実施例の経由線図。Bはこの発
明のバイア構造の1例の線図。Cはこの発明のバイア構
造の別の例の線図。Dはこの発明のバイア構造の更に別
の例の線図。
【図7】この発明の別の実施例の経由線図。
【図8】Aは下側導体に対するこの発明の実施例の配置
線図。Bは上側導体に対するこの発明の実施例の配置線
図。Cは下側及び上側導体を示すこの発明の実施例の配
置線図。
【図9】Aはこの発明をシミュレーションする回路の線
図。Bはこの発明の別の実施例をシミュレーションする
回路の線図。
【図10】Aは従来の回路の線図。Bは従来の回路の別
の線図。
【図11】この発明の実施例並びに従来のシミュレーシ
ョン波形を示すグラフ。
【図12】Aは偶数ワード線に対する従来の線図。Bは
奇数ワード線に対する従来の線図。Cは奇数及び偶数ワ
ード線に対する従来の線図。
【符号の説明】
384 第2の信号源 386 第1の信号源 500 第1の下側導体 508 第2の上側導体 544 第1の上側導体 552 第2の下側導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松崎 勝雄 茨城県新治郡新治村大畑282 (72)発明者 酒井 毅 東京都青梅市河辺町3−11120 ドミナン ス河辺 403番

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの端を持ち、当該第1の下側導体の
    一方の端が第1の信号源に結合されている第1の下側導
    体と、 2つの端を持ち、前記第1の下側導体から、隣接する下
    側導体の間の許容し得る間隔よりも小さな距離だけ隔た
    り、当該第1の上側導体の一方の端が第2の信号源に結
    合されている第1の上側導体と、 2つの端を持ち、当該第2の上側導体の一方の端が前記
    第1の下側導体の別の端に結合されていて、前記第1の
    信号源から信号を受け取る第2の上側導体と、 2つの端を持ち、前記第2の上側導体から、隣接する下
    側導体の間の許容し得る間隔よりも小さな距離だけ隔た
    り、当該第2の下側導体の一方の端が前記第1の上側導
    体の別の端に結合されていて、前記第2の信号源から信
    号を受け取る第2の下側導体とを有する回路。
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