JPH10261836A - 半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置の製造方法 - Google Patents

半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置の製造方法

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JPH10261836A
JPH10261836A JP9084590A JP8459097A JPH10261836A JP H10261836 A JPH10261836 A JP H10261836A JP 9084590 A JP9084590 A JP 9084590A JP 8459097 A JP8459097 A JP 8459097A JP H10261836 A JPH10261836 A JP H10261836A
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JP
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conductive type
undoped
mesa stripe
semiconductor
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JP9084590A
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Inventor
Takashi Takahashi
孝志 高橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は信頼性が良好で、かつ、簡単な製造工
程で、安価な半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置の
製造方法を提供する。 【解決手段】半導体レーザ装置100は、n型InP基
板101上に、n型InPクラッド層102、アンドー
プInGaAsP活性層103、p型InPクラッド層
104、p型InGaAsPコンタクト層105が積層
された後、メサストライブ形状112にエッチングされ
る。n型InPクラッド層102上に、アンドープIn
GaP/InP歪超格子構造106及びアンドープIn
P埋め込み層107が形成された後、プロトン注入によ
る高抵抗領域108が形成され、p側オーミック電極1
09が形成される。n型InP基板101の裏面に、n
側オーミック電極110が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ装置
及び半導体レーザ装置の製造方法に関し、詳細には、光
伝送や光接続等の光源に用いられる埋め込み構造の半導
体レーザ装置及び半導体レーザ装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の埋め込み構造半導体レーザとして
は、特開平7−58405号公報の埋め込み型半導体レ
ーザ素子の製造方法に記載されているものがある。
【0003】この埋め込み構造半導体レーザは、図10
に示すように、p型InP基板1上に、p型InGaA
sP活性層2、n型InPクラッド層3、n型InP電
流阻止層4、p型InP電流阻止層5、n型InPクラ
ッド層6及びn型InGaAsP電極層7が形成されて
いる。
【0004】この埋め込み構造半導体レーザは、まず、
p型InP基板1上に、p型InPバッファ層、p型I
nGaAsP活性層2及びn型InPクラッド層3がそ
れぞれ結晶成長されて形成され、SiO2 のストライプ
膜をホトリソグラフィ及びエッチングにより形成して、
このSiO2 ストライプ膜をマスクとして、p型InG
aAsP活性層2の下までウエットエッチングしてメサ
ストライプが形成される。次に、メサストライプの両側
にn型InP電流阻止層4とp型InP電流阻止層5が
結晶成長により形成され、SiO2 ストライプ膜が除去
された後、n型InPクラッド層6とn型InGaAs
P電極層7が基板全面に結晶成長により形成される。
【0005】上記構造の埋め込み構造半導体レーザは、
メサストライプの外側にpnpn構造が形成されてお
り、逆接合であるため、電流がほとんど流れない。した
がって、電流は、メサストライプの活性層領域に集中す
る。
【0006】また、従来の不純物拡散による混晶化を用
いた半導体レーザ装置の製造方法が提案されている(特
開平6−252501号公報参照)。
【0007】この半導体レーザは、図11に示すよう
に、n型GaAs基板10上に、SeドープAl0.6
0.4Asクラッド層11、アンドープAl0.3Ga0.7
As光導波層12、アンドープGaAs量子井戸活性層
13、MgドープAl0.6Ga0.4Asクラッド層14、
MgドープGaAsコンタクト層15、Si不純物拡散
源層16、Si34絶縁層17、p側電極18、n側電
極19、Si拡散領域20及びZn拡散領域21が形成
されている。
【0008】この半導体レーザは、ストライプ領域を除
いてSi不純物拡散源層16よりSiを拡散させること
により、ストライプ領域よりも下以外のアンドープAl
0.3Ga0.7As光導波層12とアンドープGaAs量子
井戸活性層13を混晶化させている。この混晶化した領
域は、混晶化していないGaAs量子井戸活性層13よ
りもバンドギャップエネルギーが大きくなり、また、屈
折率が低下するので、埋め込み構造を実現することがで
きる。この半導体レーザ装置の製造方法は、結晶成長を
1回しか行わないという特徴を有している。
【0009】さらに、従来、半絶縁層で埋め込んだ半導
体レーザが提案されている(特開平7−115251号
公報参照)。
【0010】この半導体レーザは、図12に示すよう
に、n型InP基板30上に、n型InPバッファ層3
1、歪量子井戸活性層32、p型InPクラッド層3
3、p型InGaAsP第1の電極層34、p+ 型In
GaAs第2の電極層35、鉄ドープInP高抵抗埋め
込み層36、電流阻止用SiO2 膜37、p側電極3
8、n側電極39及び金属電極40が形成されている。
【0011】この半導体レーザにおいては、メサストラ
イプの周囲を、鉄ドープInP高抵抗埋め込み層36で
囲むことにより、漏れ電流を阻止している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−58405号公報記載の埋め込み型半導体レー
ザ素子の製造方法にあっては、埋め込み型半導体レーザ
を製造するために、3回の結晶成長を行う必要があり、
製造工程が複雑であるという問題があった。
【0013】また、特開平6−252501号公報記載
の半導体レーザ装置の製造方法にあっては、結晶成長を
1回しか行わなくてすむが、半導体レーザ装置の製造方
法を長波長帯のInGaAsP系材料に適用した場合に
は、混晶化した層の格子定数が基板の格子定数と必ずし
も一致しないため、界面に結晶欠陥が発生し、素子の信
頼性が低下するという問題があった。
【0014】さらに、特開平7−115251号公報記
載の半導体レーザにあっては、鉄ドープInP高抵抗層
にドーピングした鉄が歪量子井戸活性層に拡散して、非
発光再結合中心を形成するため、素子特性を劣化させる
とともに、p型InPクラッド層のp型不純物が鉄ドー
プInP高抵抗層に拡散すると、鉄ドープInP高抵抗
層の漏れ電流阻止効果が低下するという問題あった。
【0015】そこで、請求項1記載の発明は、半導体レ
ーザ装置を、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
コンタクト層からなるメサストライプ形状の積層構造が
形成され、該メサストライプの側面に平らに形成された
アンドープ半導体埋め込み層にその表面から活性層面よ
りも上の位置までイオン打ち込みによる高抵抗領域が形
成されたものとすることにより、第1導電型を有する半
導体基板上に、第1導電型のクラッド層、第1導電型ま
たは第2導電型またはアンドープの活性層、第2導電型
のクラッド層、第2導電型のコンタクト層からなる層構
造を形成する結晶成長と、メサストライプ側面をアンド
ープ半導体層で埋め込む結晶成長の2回の結晶成長によ
って半導体レーザ装置が作製され、従来の埋め込み構造
半導体レーザに比較して、結晶成長の回数を減らして、
製造が容易で、かつ、安価なものとするとともに、長波
長帯の埋め込み半導体レーザにも適用でき、かつ、活性
層面よりも上の位置までのみイオンを打ち込んで高抵抗
領域を形成し、イオン打ち込みによる活性層の劣化を防
止し、漏れ電流阻止効果が良好で、信頼性の良好な半導
体レーザ装置を提供することを目的としている。
【0016】請求項2記載の発明は、半導体レーザ装置
を、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッ
ド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活
性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタク
ト層からなるメサストライプ形状の積層構造が形成さ
れ、該メサストライプの側面に平らに埋め込まれてアン
ドープ半導体層が形成され、アンドープ半導体埋め込み
層に活性層の両側部分にイオンが打ち込まれて高抵抗領
域が形成されたものとすることにより、アンドープ半導
体埋め込み層においてイオン打ち込み深さを深くして、
活性層の両側部分を高抵抗化し、電流をより効率よく活
性層に閉じ込め、漏れ電流阻止効果がより一層良好で、
製造が容易、かつ、安価な半導体レーザ装置を提供する
ことを目的としている。
【0017】請求項3記載の発明は、半導体レーザ装置
を、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッ
ド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活
性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタク
ト層からなる積層構造が、活性層面よりわずかに下まで
エッチングされてメサストライプが形成され、該メサス
トライプの側面の活性層面よりも上まで埋め込まれてア
ンドープ半導体層が形成され、アンドープ半導体埋め込
み層の表面から活性層の両側部分までイオンが打ち込ま
れて高抵抗領域が形成されたものとすることにより、ア
ンドープ半導体埋め込み層の層厚を薄くして、2回目の
結晶成長時間を短縮し、より一層製造が容易で、かつ、
安価なものとするとともに、高抵抗領域の形成時のイオ
ン打ち込み深さを浅くして、イオン打ち込みによる結晶
へのダメージを軽減し、より一層信頼性の良好な半導体
レーザ装置を提供することを目的としている。
【0018】請求項4記載の発明は、半導体レーザ装置
を、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッ
ド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活
性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタク
ト層からなるメサストライプ形状の積層構造が形成さ
れ、該メサストライプの側面に平らに埋め込まれたアン
ドープ半導体層、第2導電型の電流拡散層、第2導電型
のコンタクト層が順次積層され、アンドープ半導体埋め
込み層の活性層の両側部分にイオンが打ち込まれて高抵
抗領域が形成されたものとすることにより、電流が、メ
サストライプ上の第2導電型コンタクト層だけでなく、
アンドープ半導体埋め込み層上の第2導電型コンタクト
層からも注入され、当該注入された電流が、第2導電型
電流拡散層または第2導電型クラッド層を通って、活性
層の両側面に形成された高抵抗領域で活性層に狭窄さ
れ、上部電極とコンタクト層との接触面積が大きく、メ
サストライプ幅を狭くしてもコンタクト抵抗の増加を抑
制できるとともに、メサストライプ幅を狭くして、閾電
流の低減や高次モードの抑制が可能な半導体レーザ装置
を提供することを目的としている。
【0019】請求項5記載の発明は、メサストライプ側
面とアンドープ半導体埋め込み層の間に、クラッド層よ
りも禁制帯幅の大きい半導体層を含む超格子構造を形成
することにより、クラッド層と超格子構造の間にヘテロ
障壁を生成させ、クラッド層からアンドープ半導体埋め
込み層に漏れる電流を減少させることのできる半導体レ
ーザ装置を提供することを目的としている。
【0020】請求項6記載の発明は、第1導電型の半導
体基板上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第
2導電型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のク
ラッド層と第2導電型のコンタクト層を積層して、所定
のマスクを用いて垂直または垂直に近いメサストライプ
形状にエッチングするメサストライプ形成工程と、メサ
ストライプ形成工程で用いたマスクを使用してメサスト
ライプの側面に平らにアンドープ半導体層を選択的に結
晶成長させて埋め込む結晶成長工程と、当該マスクを使
用して、アンドープ半導体埋め込み層に活性層よりも上
の位置までイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高
抵抗領域形成工程と、を行って半導体レーザ装置を製造
することにより、積層構造をメサストライプ形状にエッ
チングするマスクを用いて、メサストライプ側面に半導
体埋め込み層を選択的に結晶成長し、また、同じマスク
を用いてアンドープ半導体層にイオン打ち込みを行っ
て、ホトリソグラフィによるストライプパターン形成を
1回のみとし、製造工程を簡単、かつ、容易なものとす
るとともに、光を水平横方向に閉じ込めるアンドープ半
導体層を選択成長させるマスクと高抵抗領域を形成する
イオン打ち込み用マスクを同じものを使用し、電流狭窄
構造と光閉じ込め構造を自己整合的に形成して水平横モ
ードを安定化させることができ、さらに、メサストライ
プ形状が垂直または垂直に近い形状であるため、高次モ
ード発振をカットオフすることができるとともに、無効
電流を低減させることのできる半導体レーザ装置の製造
方法を提供することを目的としている。
【0021】請求項7記載の発明は、第1導電型の半導
体基板上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第
2導電型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のク
ラッド層と第2導電型のコンタクト層を積層して、所定
のマスクを用いて垂直または垂直に近いメサストライプ
形状にエッチングするメサストライプ形成工程と、メサ
ストライプ形成工程で用いたマスクを使用してメサスト
ライプの側面にアンドープ半導体層を選択的に結晶成長
させて埋め込む結晶成長工程と、当該マスクを使用し
て、アンドープ半導体埋め込み層の活性層の両側部にイ
オンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵抗領域形成
工程と、を行って半導体レーザ装置を製造することによ
り、アンドープ半導体埋め込み層においてイオン打ち込
み深さを深くして、活性層の両側部分を高抵抗化し、電
流をより効率よく活性層に閉じ込め、漏れ電流阻止効果
がより一層良好な半導体レーザ装置を容易に、かつ、安
価に製造することのできる半導体レーザ装置の製造方法
を提供することを目的としている。
【0022】請求項8記載の発明は、第1導電型の半導
体基板上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第
2導電型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のク
ラッド層と第2導電型のコンタクト層を積層して、所定
のマスクを用いて垂直または垂直に近いメサストライプ
形状に活性層面よりわずかに下までエッチングするメサ
ストライプ形成工程と、メサストライプ形成工程で用い
たマスクを使用してメサストライプの側面にアンドープ
半導体層を選択的に結晶成長させて埋め込む結晶成長工
程と、当該マスクを使用して、アンドープ半導体埋め込
み層の活性層の両側部分にイオンを打ち込んで高抵抗領
域を形成する高抵抗領域形成工程と、を行って半導体レ
ーザを製造することにより、アンドープ半導体埋め込み
層の層厚を薄くして、2回目の結晶成長時間を短縮し、
半導体レーザ装置をより一層容易に、かつ、安価に製造
するとともに、高抵抗領域の形成時のイオン打ち込み深
さを浅くして、イオン打ち込みによる結晶へのダメージ
を軽減し、より一層信頼性の良好な半導体レーザ装置を
製造することのできる半導体レーザ装置の製造方法を提
供することを目的としている。
【0023】請求項9記載の発明は、第1導電型の半導
体基板上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第
2導電型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のク
ラッド層と第2導電型のコンタクト層を積層して、所定
のマスクを用いて垂直または垂直に近いメサストライプ
形状にエッチングするメサストライプ形成工程と、メサ
ストライプ形成工程で用いたマスクを使用してメサスト
ライプの側面に平らにアンドープ半導体層と第2導電型
の電流拡散層と第2導電型のコンタクト層を順次選択的
に結晶成長させて埋め込む結晶成長工程と、当該マスク
を使用して、アンドープ半導体埋め込み層の活性層の両
側部分にイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵
抗領域形成工程と、を行って半導体レーザ装置を製造す
ることにより、電流が、メサストライプ上の第2導電型
コンタクト層だけでなく、アンドープ半導体埋め込み層
上の第2導電型コンタクト層からも注入され、当該注入
された電流が、第2導電型電流拡散層または第2導電型
クラッド層を通って、活性層の両側面に形成された高抵
抗領域で活性層に狭窄され、上部電極とコンタクト層と
の接触面積が大きくなり、メサストライプ幅を狭くして
もコンタクト抵抗の増加を抑制できるとともに、メサス
トライプ幅を狭くして、閾電流の低減や高次モードの抑
制が可能な半導体レーザ装置を、安価に、かつ、容易に
製造することのできる半導体レーザ装置の製造方法を提
供することを目的としている。
【0024】請求項10記載の発明は、メサストライプ
側面とアンドープ半導体埋め込み層の間に、クラッド層
よりも禁制帯幅の大きい半導体層を含む超格子構造を形
成する超格子構造形成工程を、さらに行うことにより、
クラッド層と超格子構造の間にヘテロ障壁を生成し、ク
ラッド層からアンドープ半導体埋め込み層に漏れる電流
を減少させることのできる半導体レーザ装置を、安価
に、かつ、容易に製造することのできる半導体レーザ装
置の製造方法を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の半
導体レーザ装置は、第1導電型の半導体基板上に、第1
導電型のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいは
アンドープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導
電型のコンタクト層からなるメサストライプ形状の積層
構造が形成され、該メサストライプの側面に平らに埋め
込まれてアンドープ半導体層が形成され、前記アンドー
プ半導体埋め込み層にその表面から前記活性層面よりも
上の位置までイオンが打ち込まれて高抵抗領域が形成さ
れていることにより、上記目的を達成している。
【0026】上記構成によれば、半導体レーザ装置を、
第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層
と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活性層
と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタクト層
からなるメサストライプ形状の積層構造が形成され、該
メサストライプの側面に平らに形成されたアンドープ半
導体埋め込み層にその表面から活性層面よりも上の位置
までイオン打ち込みによる高抵抗領域が形成されて作製
されているので、第1導電型を有する半導体基板上に、
第1導電型のクラッド層、第1導電型または第2導電型
またはアンドープの活性層、第2導電型のクラッド層、
第2導電型のコンタクト層からなる層構造を形成する結
晶成長と、メサストライプ側面をアンドープ半導体層で
埋め込む結晶成長の2回の結晶成長によって半導体レー
ザ装置が作製され、従来の埋め込み構造半導体レーザに
比較して、結晶成長の回数を減らすことができ、製造が
容易で、かつ、安価なものとすることができるととも
に、長波長帯の埋め込み半導体レーザにも適用でき、か
つ、活性層面よりも上の位置までのみイオンを打ち込ん
で高抵抗領域を形成して、イオン打ち込みによる活性層
の劣化を防止し、半導体レーザ装置を漏れ電流阻止効果
が良好で、信頼性の良好なものとすることができる。
【0027】すなわち、活性層への水平横方向の光閉じ
込めは、メサストライプ側面に埋め込まれたアンドープ
半導体層と活性層との屈折率差により行われ、アンドー
プ半導体埋め込み層は、選択成長で形成されているた
め、InGaAsP材料系においても、不純物拡散によ
る混晶化層のように、基板との格子不整合が発生しな
い。したがって、長波長帯の埋め込み半導体レーザにも
適用できる。
【0028】また、メサストライプへの電流狭窄は、表
面からイオン打ち込みで高抵抗領域を形成することによ
り行われ、高抵抗領域は、活性層面よりも上で止まって
いるため、イオン打ち込みによる活性層の劣化が、生じ
にくい。
【0029】なお、打ち込むイオンとしてプロトンを用
いると、プロトンは、p型不純物を不活性化するため、
p型不純物がクラッド層から高抵抗領域に拡散した場合
にも、漏れ電流の増加を少なくすることができる。
【0030】請求項2記載の発明の半導体レーザ装置
は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッ
ド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活
性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタク
ト層からなるメサストライプ形状の積層構造が形成さ
れ、該メサストライプの側面に平らに埋め込まれてアン
ドープ半導体層が形成され、前記アンドープ半導体埋め
込み層に前記活性層の両側部分にイオンが打ち込まれて
高抵抗領域が形成されていることにより、上記目的を達
成している。
【0031】上記構成によれば、半導体レーザ装置を、
第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層
と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活性層
と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタクト層
からなるメサストライプ形状の積層構造が形成され、該
メサストライプの側面に平らに埋め込まれてアンドープ
半導体層が形成され、アンドープ半導体埋め込み層に活
性層の両側部分にイオンが打ち込まれて高抵抗領域が形
成されたものとしているので、アンドープ半導体埋め込
み層においてイオン打ち込み深さを深くして、活性層の
両側部分を高抵抗化し、電流をより効率よく活性層に閉
じ込めることができ、半導体レーザ装置を漏れ電流阻止
効果がより一層良好で、製造が容易、かつ、安価なもの
とすることができる。
【0032】ただし、活性層の劣化を防止するために
は、活性層幅よりもイオン打ち込み用マスク幅を若干広
く形成して、イオン打ち込みによる高抵抗領域と活性層
が直接接しないように作製する必要がある。
【0033】請求項3記載の発明の半導体レーザ装置
は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッ
ド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活
性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタク
ト層からなる積層構造が、前記活性層面よりわずかに下
までエッチングされてメサストライプが形成され、該メ
サストライプの側面の前記活性層面よりも上まで埋め込
まれてアンドープ半導体層が形成され、前記アンドープ
半導体埋め込み層の表面から前記活性層の両側部分まで
イオンが打ち込まれて高抵抗領域が形成されていること
により、上記目的を達成している。
【0034】上記構成によれば、半導体レーザ装置を、
第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層
と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活性層
と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタクト層
からなる積層構造が、活性層面よりわずかに下までエッ
チングされてメサストライプが形成され、該メサストラ
イプの側面の活性層面よりも上まで埋め込まれてアンド
ープ半導体層が形成され、アンドープ半導体埋め込み層
の表面から活性層の両側部分までイオンが打ち込まれて
高抵抗領域が形成されたものとしているので、アンドー
プ半導体埋め込み層の層厚を薄くして、2回目の結晶成
長時間を短縮することができ、より一層製造が容易で、
かつ、安価なものとすることができるとともに、高抵抗
領域の形成時のイオン打ち込み深さを浅くして、イオン
打ち込みによる結晶へのダメージを軽減することがで
き、より一層信頼性の良好なものとすることができる。
【0035】なお、アンドープ埋め込み層の結晶成長を
気相成長で行った場合、メサストライプ底面だけでな
く、側面にも結晶成長されるため、メサストライプに近
接した埋め込み層の膜厚が厚くなる。したがって、イオ
ン打ち込みで形成した高抵抗領域が活性層と接触しない
ようにすることができる。
【0036】請求項4記載の発明の半導体レーザ装置
は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッ
ド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活
性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタク
ト層からなるメサストライプ形状の積層構造が形成さ
れ、該メサストライプの側面に平らに埋め込まれたアン
ドープ半導体層、第2導電型の電流拡散層、第2導電型
のコンタクト層が順次積層され、前記アンドープ半導体
埋め込み層の前記活性層の両側部分にイオンが打ち込ま
れて高抵抗領域が形成されていることにより、上記目的
を達成している。
【0037】上記構成によれば、半導体レーザ装置を、
第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層
と第1導電型、第2導電型あるいはアンドープの活性層
と第2導電型のクラッド層と第2導電型のコンタクト層
からなるメサストライプ形状の積層構造が形成され、該
メサストライプの側面に平らに埋め込まれたアンドープ
半導体層、第2導電型の電流拡散層、第2導電型のコン
タクト層が順次積層され、アンドープ半導体埋め込み層
の活性層の両側部分にイオンが打ち込まれて高抵抗領域
が形成されたものとしているので、電流が、メサストラ
イプ上の第2導電型コンタクト層だけでなく、アンドー
プ半導体埋め込み層上の第2導電型コンタクト層からも
注入され、当該注入された電流が、第2導電型電流拡散
層または第2導電型クラッド層を通って、活性層の両側
面に形成された高抵抗領域で活性層に狭窄され、上部電
極とコンタクト層との接触面積が大きく、メサストライ
プ幅を狭くしてもコンタクト抵抗の増加を抑制できると
ともに、メサストライプ幅を狭くして、閾電流を低減さ
せることができ、また、高次モードの抑制を行うことが
できる。
【0038】上記各場合において、例えば、請求項5に
記載するように、前記メサストライプ側面と前記アンド
ープ半導体埋め込み層の間に、前記クラッド層よりも禁
制帯幅の大きい半導体層を含む超格子構造が形成されて
いてもよい。
【0039】上記構成によれば、メサストライプ側面と
アンドープ半導体埋め込み層の間に、クラッド層よりも
禁制帯幅の大きい半導体層を含む超格子構造を形成して
いるので、クラッド層と超格子構造の間にヘテロ障壁を
生成させることができ、クラッド層からアンドープ半導
体埋め込み層に漏れる電流を減少させることができる。
【0040】なお、クラッド層よりも禁制帯幅の大きい
半導体層としては、第1導電型の半導体基板と格子定数
の異なる材料を用いて歪超格子構造を形成することもで
き、この場合、歪層の膜厚は、臨界膜厚以下になるよう
に設定し、ミスフィット転位が入らないようにする必要
がある。
【0041】請求項6記載の発明の半導体レーザ装置の
製造方法は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
コンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて垂直ま
たは垂直に近いメサストライプ形状にエッチングするメ
サストライプ形成工程と、前記メサストライプ形成工程
で用いた前記マスクを使用して前記メサストライプの側
面に平らにアンドープ半導体層を選択的に結晶成長させ
て埋め込む結晶成長工程と、前記マスクを使用して、前
記アンドープ半導体埋め込み層に前記活性層よりも上の
位置までイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵
抗領域形成工程と、を行うことにより、上記目的を達成
している。
【0042】上記構成によれば、第1導電型の半導体基
板上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第2導
電型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のクラッ
ド層と第2導電型のコンタクト層を積層して、所定のマ
スクを用いて垂直または垂直に近いメサストライプ形状
にエッチングするメサストライプ形成工程と、メサスト
ライプ形成工程で用いたマスクを使用してメサストライ
プの側面に平らにアンドープ半導体層を選択的に結晶成
長させて埋め込む結晶成長工程と、当該マスクを使用し
て、アンドープ半導体埋め込み層に活性層よりも上の位
置までイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵抗
領域形成工程と、を行って半導体レーザ装置を製造して
いるので、積層構造をメサストライプ形状にエッチング
するマスクを用いて、メサストライプ側面に半導体埋め
込み層を選択的に結晶成長させることができ、また、同
じマスクを用いてアンドープ半導体層にイオン打ち込み
を行って、ホトリソグラフィによるストライプパターン
形成を1回のみとすることができ、製造工程を簡単、か
つ、容易なものとすることができるとともに、光を水平
横方向に閉じ込めるアンドープ半導体層を選択成長させ
るマスクと高抵抗領域を形成するイオン打ち込み用マス
クを同じものを使用することができ、電流狭窄構造と光
閉じ込め構造を自己整合的に形成して水平横モードを安
定化させることができ、さらに、メサストライプ形状が
垂直または垂直に近い形状であるため、高次モード発振
をカットオフすることができるとともに、無効電流を低
減させることができる。
【0043】すなわち、メサストライプ形状を順メサ形
状に作製した場合には、コンタクト層幅が狭くなってコ
ンタクト抵抗が増加したり、活性層幅が広くなって、高
次モード発振をカットオフすることが困難となり、メサ
ストライプ形状を逆メサ形状に作製した場合には、高抵
抗領域と活性層間の距離が離れてしまうため、第2導電
型クラッド層から活性層の両側面のアンドープ半導体層
を通る無効電流が増加してしまう。したがって、メサス
トライプ形状を、垂直または垂直に近い形状とすること
により、高次モード発振をカットオフすることができる
とともに、無効電流を低減させることができる。
【0044】請求項7記載の発明の半導体レーザ装置の
製造方法は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
コンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて垂直ま
たは垂直に近いメサストライプ形状にエッチングするメ
サストライプ形成工程と、前記メサストライプ形成工程
で用いた前記マスクを使用して前記メサストライプの側
面にアンドープ半導体層を選択的に結晶成長させて埋め
込む結晶成長工程と、前記マスクを使用して、前記アン
ドープ半導体埋め込み層の前記活性層の両側部にイオン
を打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵抗領域形成工程
と、を行うことにより、上記目的を達成している。
【0045】上記構成によれば、第1導電型の半導体基
板上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第2導
電型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のクラッ
ド層と第2導電型のコンタクト層を積層して、所定のマ
スクを用いて垂直または垂直に近いメサストライプ形状
にエッチングするメサストライプ形成工程と、メサスト
ライプ形成工程で用いたマスクを使用してメサストライ
プの側面にアンドープ半導体層を選択的に結晶成長させ
て埋め込む結晶成長工程と、当該マスクを使用して、ア
ンドープ半導体埋め込み層の活性層の両側部にイオンを
打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵抗領域形成工程
と、を行って半導体レーザ装置を製造しているので、ア
ンドープ半導体埋め込み層においてイオン打ち込み深さ
を深くして、活性層の両側部分を高抵抗化し、電流をよ
り効率よく活性層に閉じ込めることができ、漏れ電流阻
止効果がより一層良好な半導体レーザ装置を容易に、か
つ、安価に製造することができる。
【0046】請求項8記載の発明の半導体レーザ装置の
製造方法は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
コンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて垂直ま
たは垂直に近いメサストライプ形状に前記活性層面より
わずかに下までエッチングするメサストライプ形成工程
と、前記メサストライプ形成工程で用いた前記マスクを
使用して前記メサストライプの側面にアンドープ半導体
層を選択的に結晶成長させて埋め込む結晶成長工程と、
前記マスクを使用して、前記アンドープ半導体埋め込み
層の前記活性層の両側部分にイオンを打ち込んで高抵抗
領域を形成する高抵抗領域形成工程と、を行うことによ
り、上記目的を達成している。
【0047】上記構成によれば、第1導電型の半導体基
板上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第2導
電型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のクラッ
ド層と第2導電型のコンタクト層を積層して、所定のマ
スクを用いて垂直または垂直に近いメサストライプ形状
に活性層面よりわずかに下までエッチングするメサスト
ライプ形成工程と、メサストライプ形成工程で用いたマ
スクを使用してメサストライプの側面にアンドープ半導
体層を選択的に結晶成長させて埋め込む結晶成長工程
と、当該マスクを使用して、アンドープ半導体埋め込み
層の活性層の両側部分にイオンを打ち込んで高抵抗領域
を形成する高抵抗領域形成工程と、を行って半導体レー
ザを製造しているので、アンドープ半導体埋め込み層の
層厚を薄くして、2回目の結晶成長時間を短縮し、半導
体レーザ装置をより一層容易に、かつ、安価に製造する
ことができるとともに、高抵抗領域の形成時のイオン打
ち込み深さを浅くして、イオン打ち込みによる結晶への
ダメージを軽減することができ、より一層信頼性の良好
な半導体レーザ装置を製造することができる。
【0048】請求項9記載の発明の半導体レーザ装置の
製造方法は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
コンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて垂直ま
たは垂直に近いメサストライプ形状にエッチングするメ
サストライプ形成工程と、前記メサストライプ形成工程
で用いた前記マスクを使用して前記メサストライプの側
面に平らにアンドープ半導体層と第2導電型の電流拡散
層と第2導電型のコンタクト層を順次選択的に結晶成長
させて埋め込む結晶成長工程と、前記マスクを使用し
て、前記アンドープ半導体埋め込み層の前記活性層の両
側部分にイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵
抗領域形成工程と、を行うことにより、上記目的を達成
している。
【0049】上記構成によれば、第1導電型の半導体基
板上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第2導
電型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のクラッ
ド層と第2導電型のコンタクト層を積層して、所定のマ
スクを用いて垂直または垂直に近いメサストライプ形状
にエッチングするメサストライプ形成工程と、メサスト
ライプ形成工程で用いたマスクを使用してメサストライ
プの側面に平らにアンドープ半導体層と第2導電型の電
流拡散層と第2導電型のコンタクト層を順次選択的に結
晶成長させて埋め込む結晶成長工程と、当該マスクを使
用して、アンドープ半導体埋め込み層の活性層の両側部
分にイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵抗領
域形成工程と、を行って半導体レーザ装置を製造してい
るので、電流が、メサストライプ上の第2導電型コンタ
クト層だけでなく、アンドープ半導体埋め込み層上の第
2導電型コンタクト層からも注入され、当該注入された
電流が、第2導電型電流拡散層または第2導電型クラッ
ド層を通って、活性層の両側面に形成された高抵抗領域
で活性層に狭窄され、上部電極とコンタクト層との接触
面積が大きくなり、メサストライプ幅を狭くしてもコン
タクト抵抗の増加を抑制できるとともに、メサストライ
プ幅を狭くして、閾電流の低減や高次モードの抑制が可
能な半導体レーザ装置を、安価に、かつ、容易に製造す
ることができる。
【0050】上記各場合において、例えば、請求項10
に記載するように、前記メサストライプ側面と前記アン
ドープ半導体埋め込み層の間に、前記クラッド層よりも
禁制帯幅の大きい半導体層を含む超格子構造を形成する
超格子構造形成工程を、さらに行うことにより、上記目
的を達成している。
【0051】上記構成によれば、メサストライプ側面と
アンドープ半導体埋め込み層の間に、クラッド層よりも
禁制帯幅の大きい半導体層を含む超格子構造を形成する
超格子構造形成工程を、さらに行っているので、クラッ
ド層と超格子構造の間にヘテロ障壁を生成することがで
き、クラッド層からアンドープ半導体埋め込み層に漏れ
る電流を減少させることのできる半導体レーザ装置を、
安価に、かつ、容易に製造することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0053】図1〜図6は、本発明の半導体レーザ装置
及び半導体レーザ装置の製造方法の第1の実施の形態を
示す図であり、本実施の形態は、請求項1、請求項5、
請求項6及び請求項10に対応するものである。
【0054】図1は、本発明の半導体レーザ装置及び半
導体レーザ装置の製造方法の第1の実施の形態を適用し
た半導体レーザ装置100の正面断面図である。
【0055】図1において、半導体レーザ装置100
は、n型InP基板(第1導電型の半導体基板)101
上に、n型InPクラッド層(第1導電型のクラッド
層)102、アンドープInGaAsP活性層(アンド
ープの活性層)103、p型InPクラッド層(第2導
電型のクラッド層)104、p型InGaAsPコンタ
クト層(第2導電型のコンタクト層)105、アンドー
プInGaP/InP歪超格子構造106、アンドープ
InP埋め込み層(半導体埋め込み層)107、プロト
ン注入による高抵抗領域108及びp側オーミック電極
109が形成され、n型InP基板101の裏面に、n
側オーミック電極110が形成されている。
【0056】図2〜図6は、半導体レーザ装置100の
製造工程を示した図である。まず、n型InP基板10
1上に、メサストライプ形状の積層構造を形成するメサ
ストライプ形成工程を行う。すなわち、図2に示すよう
に、まず、n型InP基板101上に、SiドープIn
Pクラッド層102、アンドープInGaAsP(バン
ドギャップ波長が、1.3μm)活性層103、Mgド
ープInPクラッド層104、ZnドープInGaAs
Pコンタクト層105からなるDH構造を有機金属気相
成長法によりエビタキシャル成長させ、図3に示すよう
に、ZnドープInGaAsPコンタクト層105上
に、Si34層111をプラズマCVD法で形成する。
【0057】次に、Si34層111を、ホトリソグラ
フィーとエッチングにより、幅2μmのストライプ上に
残してマスクを形成し、Si34層111をマスクとし
て、少なくともアンドープInGaAsP活性層103
の下まで、ECR−RIBE法によりドライエッチング
して、図3に示すように、メサストライプ112を形成
する。このドライエッチングでは、ECR−RIBEを
用いて行っているので、メサストライプ112をほぼ垂
直なメサストライプ形状に形成することができる。
【0058】次に、メサストライプ形成工程で用いたマ
スクを使用してメサストライプ112の側面に平らにア
ンドープ半導体層107を結晶させて埋め込む結晶成長
工程を行う。すなわち、メサストライプ112の側面
に、図4に示すように、Si34層111をマスクとし
て、有機金属気相成長法で、アンドープInGaP/I
nP歪超格子構造106とアンドープInP埋め込み層
107を結晶成長させる。この結晶成長においては、有
機金属気相成長法の選択成長を用いることにより、Si
34層111上には結晶成長させず、メサストライプ1
12の側面に平らに結晶成長させる。
【0059】次に、上記マスクを使用して、アンドープ
半導体埋め込み層にアンドープInGaAsP活性層1
03よりも上の位置までイオンを打ち込んで高抵抗領域
108を形成する高抵抗領域形成工程を行う。すなわ
ち、図5に示すように、Si34層111をマスクとし
てアンドープInP埋め込み層107の表面からプロト
ンを打ち込んで、高抵抗領域108を形成する。このと
き、アンドープInP埋め込み層107の表面からアン
ドープInP埋め込み層107内に形成される高抵抗領
域108が、アンドープInGaAsP活性層103に
到達して、アンドープInGaAsP活性層103に接
触しないように、プロトンイオンを打ち込む深さを制御
する。
【0060】最後に、図6に示すように、Si34層1
11を除去した後、アンドープInP埋め込み層107
の高抵抗領域108及びp型InGaAsPコンタクト
層105の上面に、AuZn/Auからなるp側オーミ
ック電極109を抵抗加熱蒸着により形成し、n型In
P基板101の下面に、AuGe/Ni/Auからなる
n側オーミック電極110を抵抗加熱蒸着により形成す
る。
【0061】このように、本実施の形態によれば、半導
体レーザ装置100は、埋め込み構造となっており、こ
の埋め込み構造の半導体レーザ装置100を、2回の結
晶成長と1回のホトリソグラフィー処理を行うことによ
り作製することができる。したがって、半導体レーザ装
置100を簡単に、かつ、安価に製造することができ
る。
【0062】また、埋め込み層の材料であるInGaP
とInPは、InGaAsP活性層103よりも屈折率
が小さく、この屈折率差により光を水平横方向に閉じ込
めることができる。
【0063】さらに、アンドープInP埋め込み層10
7の表面からアンドープInGaAsP活性層103の
上までプロトンを打ち込んで高抵抗領域108を形成し
ているので、高抵抗領域108は、InGaAsP活性
層103に電流を集中させる働きをする。すなわち、半
導体レーザ装置100は、電流狭窄構造としてpnpn
サイリスタ構造を用いていないため、高出力動作時にお
いてもターンオフすることがない。そして、メサストラ
イプ112の外側の容量を小さくすることができ、高速
変調動作が可能となる。
【0064】また、プロトンは、p型不純物を不活性化
するため、p型不純物がp型InPクラッド層104か
ら高抵抗領域108に拡散した場合にも、漏れ電流が増
加しにくい。
【0065】さらに、半導体レーザ装置100は、イオ
ン打ち込みによるアンドープInGaAsP活性層10
3の損傷を防止するために、高抵抗領域108をアンド
ープInGaAsP活性層103の面よりも上の位置で
止まるように形成しているので、p型InGaAsPク
ラッド層104からアンドープInGaAsP活性層1
03の側面のアンドープInP埋め込み層107を通っ
て漏れ電流が発生する可能性がある。
【0066】ところが、半導体レーザ装置100は、メ
サストライプ112とアンドープInP埋め込み層10
7の間にアンドープInGaP/InP歪超格子構造1
06が形成されており、アンドープInGaP/InP
歪超格子構造106が、InGaP歪層5nmとInP
層5nmが5周期積層された構成となっている。そし
て、InGaPは、n型InPクラッド層102及びp
型InPクラッド層104よりも禁制帯幅の大きい材料
であるため、n型InPクラッド層102及びp型In
Pクラッド層104との間にヘテロ障壁を形成して、p
型InPクラッド層104からアンドープInGaAs
P埋め込み層107にリークするキャリアを減少させる
ことができる。
【0067】なお、InGaPは、InPよりも格子定
数が小さい材料であるため、アンドープInGaP/I
nP歪超格子構造106は、InP層であるn型InP
クラッド層102及びp型InPクラッド層104との
界面にミスフィット転位が発生しないように、臨界膜厚
以下の膜厚(層厚)に設定されている。
【0068】また、水平横方向に光を閉じ込めるアンド
ープInP埋め込み層107を選択成長させるSi34
層111を、高抵抗領域108を形成するプロトン打ち
込み用マスクとして使用しているため、光閉じ込め領域
と電流狭窄領域が自己整合的に形成され、ストライプ1
12内のキャリア密度分布と電界強度分布のずれが発生
せず、水平横モードを安定化させることができる。
【0069】図7は、本発明の半導体レーザ装置及び半
導体レーザ装置の製造方法の第2の実施の形態を示す図
であり、本実施の形態は、請求項2及び請求項7に対応
するものである。
【0070】図7は、本発明の半導体レーザ装置及び半
導体レーザ装置の製造方法の第2の実施の形態を適用し
た半導体レーザ装置200の正面断面図である。
【0071】図7において、半導体レーザ装置200
は、n型InP基板201上に、n型InPクラッド層
202、アンドープInGaAsP活性層203、p型
InPクラッド層204、p型InGaAsPコンタク
ト層205、アンドープInP埋め込み層206、プロ
トン注入による高抵抗領域207及びp側オーミック電
極208が形成され、n型InP基板201の裏面に、
n側オーミック電極209が形成されている。
【0072】本実施の形態の半導体レーザ装置200
は、上記第1の実施の形態の半導体レーザ装置100と
同様に形成されるが、メサストライプ210をドライエ
ッチングで形成する際に、メサストライプ210の形状
が垂直よりもわずかに逆メサになるように傾けて形成さ
れている。また、メサストライプ210をアンドープI
nGaAsP埋め込み層206で平らに埋め込んだ後、
高抵抗領域形成工程において、プロトン打ち込み深さを
深くして、アンドープInGaAsP活性層203の両
側面に高抵抗領域207を形成している。
【0073】このように、半導体レーザ装置200は、
高抵抗領域207がアンドープInGaAsP活性層2
03の両側面に形成されているため、電流の経路をメサ
ストライプ210のアンドープInGaAsP活性層2
03を通るように限定することができ、閾電流をより一
層低減させることができる。
【0074】また、メサストライプ210が垂直よりも
わずかに逆メサになるように傾けて形成されているた
め、アンドープInGaAsP活性層203の幅をメサ
ストライプ210のエッチングに用いたマスク幅より
も、約0.3μm程度狭く形成することができ、メサス
トライプ210のエッチングに用いたマスクを用いてプ
ロトン打ち込みを行った場合に、高抵抗領域207がア
ンドープInGaAsP活性層203と接触することが
なく、素子特性の劣化を抑制することができる。
【0075】図8は、本発明の半導体レーザ装置及び半
導体レーザ装置の製造方法の第3の実施の形態を示す図
であり、本実施の形態は、請求項3及び請求項8に対応
するものである。
【0076】図8は、本発明の半導体レーザ装置及び半
導体レーザ装置の製造方法の第3の実施の形態を適用し
た半導体レーザ装置300の正面断面図である。
【0077】図8において、半導体レーザ装置300
は、n型InP基板301上に、n型InPクラッド層
302、InGaAsP光導波層303、InGaAs
量子井戸活性層304、p型InPクラッド層305、
p型InGaAsPコンタクト層306、アンドープI
nP埋め込み層307、プロトン注入による高抵抗領域
308、SiO2 絶縁膜309及びp側オーミック電極
310が形成され、n型InP基板301の裏面に、n
側オーミック電極311が形成されている。
【0078】本実施の形態の半導体レーザ装置300
は、上記第1の実施の形態の半導体レーザ装置100と
同様に形成されるが、上記InGaAsP光導波層30
3は、層厚が100nmに形成され、InGaAs量子
井戸活性層304は、層厚が100nmに形成されてい
る。これらInGaAsP光導波層303とInGaA
s量子井戸活性層304は、SCH−SQW構造(Sepa
rate Confinement Hetero-Structure-Single Quantum W
ell 構造)を形成している。
【0079】メサストライプ形成工程において、メサス
トライプ312は、n型InPクラッド層302の上面
でエッチングが停止するように、ドライエッチングと選
択性のウエットエッチングを組み合わせて形成されてい
る。また、結晶成長工程において、アンドープInP埋
め込み層307は、メサストライプ312の上部InP
光導波層303の外側の上、0.3μmの高さまで、積
層されている。
【0080】さらに、高抵抗領域形成工程において、上
記高抵抗領域308は、アンドープInP埋め込み層3
07を除いて、n型InPクラッド層302の表面から
下部InGaAsP光導波層303よりも下側まで、プ
ロトンを打ち込んで形成されている。
【0081】また、アンドープInP埋め込み層307
は、有機金属気相成長法で結晶成長させることにより形
成されており、メサストライプ312の表面だけでな
く、側面にも、結晶成長が進行し、メサストライプ31
2近傍では、アンドープInP埋め込み層307の膜厚
が厚く、メサストライプ312から離れるに従って膜厚
が薄くなっている。したがって、高抵抗領域308は、
メサストライプ312の外側の平らな領域では、InG
aAs量子井戸活性層304の面の下まで形成される
が、メサストライプ312に近接した領域では、InG
aAs量子井戸活性層304の面よりも上で高抵抗領域
308が停止している。
【0082】このように、本実施の形態の半導体レーザ
装置300は、アンドープInP埋め込み層307を、
メサストライプ312の上部InP光導波層303の外
側の上、0.3μmの高さまで積層しており、このアン
ドープInP埋め込み層307は、屈折率がInGaA
sP光導波層303よりも小さいため、この屈折率差に
より水平横方向に光をメサストライプ312内に閉じ込
めることができる。
【0083】また、高抵抗領域308を、アンドープI
nP埋め込み層307を除いて、n型InPクラッド層
302の表面から下部InGaAsP光導波層303よ
りも下側まで形成しているため、電流の経路をメサスト
ライプ312のInGaAs量子井戸活性層304を通
るように限定することができ、閾電流を低減させること
ができる。
【0084】さらに、上記第2の実施の形態に比較し
て、n型InPクラッド層302へのプロトン打ち込み
深さを浅くすることができ、イオン打ち込みによる結晶
へのダメージを軽減させることができる。
【0085】さらに、メサストライプ312のInGa
As量子井戸活性層304の側部にアンドープInP埋
め込み層307がn型InP基板301側に広がる山形
に形成されて、n型InPクラッド層302へのプロト
ン打ち込みを、このアンドープInP埋め込み層307
を除いた下部InGaAsP光導波層303よりも下側
まで行って高抵抗領域308を形成しているので、イオ
ンを打ち込む領域をInGaAs量子井戸活性層304
と接触しないようにすることができ、素子特性の劣化を
抑制することができる。
【0086】なお、本実施の形態においては、アンドー
プInP埋め込み層307と高抵抗領域308の層厚が
薄いため、アンドープInP埋め込み層307上にさら
にSiO2 絶縁膜309を形成して、電流狭窄を確実な
ものとしている。
【0087】このSiO2 絶縁膜のパターン形成は、メ
サストライプ312の凹凸を利用した自己整合工程によ
り、メサストライプ312の頂上近傍のみをエッチング
で除去することができる。したがって、精密なマスク合
わせを行う必要がなく、半導体レーザ装置300の製造
を、簡単、かつ、安価なものとすることができる。
【0088】図9は、本発明の半導体レーザ装置及び半
導体レーザ装置の製造方法の第4の実施の形態を示す図
であり、本実施の形態は、請求項4及び請求項9に対応
するものである。
【0089】図9は、本発明の半導体レーザ装置及び半
導体レーザ装置の製造方法の第4の実施の形態を適用し
た半導体レーザ装置400の正面断面図である。
【0090】図9において、半導体レーザ装置400
は、n型InP基板401上に、n型InPクラッド層
402、InGaAsP光導波層403、InGaAs
量子井戸活性層404、p型InPクラッド層405、
p型InGaAsPコンタクト層406、アンドープI
nP埋め込み層407、プロトン注入による高抵抗領域
408、p型InP電流拡散層409、p型InGaA
sPコンタクト層410及びp側オーミック電極411
が形成され、n型InP基板401の裏面に、n側オー
ミック電極412が形成されている。
【0091】本実施の形態の半導体レーザ装置400
は、上記第1の実施の形態の半導体レーザ装置100と
同様に形成されるが、その結晶成長工程において、n型
InPクラッド層402の上に、アンドープInP埋め
込み層407を形成しており、アンドープInP埋め込
み層407は、メサストライプ413近傍では、膜厚が
厚く、メサストライプ413から離れるに従って膜厚が
薄くなるとともに、途中で略一定の膜厚となっている。
このアンドープInP埋め込み層407の上に、p型I
nGaAsP電流拡散層409とp型InGaAsPコ
ンタクト層410が積層されている。その後、高抵抗領
域形成工程において、InGaAs量子井戸活性層40
4の両側当たりのアンドープInP埋め込み層407部
分にプロトンが打ち込まれて、高抵抗領域408が形成
されている。
【0092】このように、本実施の形態の半導体レーザ
装置400は、電流がメサストライプ413上のp型I
nGaAsPコンタクト層410だけでなく、p型In
P電流拡散層409上のp型InGaAsPコンタクト
層410からも注入され、p側オーミック電極411と
p型InGaAsPコンタクト層410との接触面積が
大きくなる。その結果、メサストライプ413幅を狭く
しても、コンタクト抵抗の増加を抑制することができ、
素子の動作電圧を低減することができる。
【0093】また、p側オーミック電極411から注入
された電流は、p型InP電流拡散層409またはp型
InPクラッド層405を通過した後、InGaAs量
子井戸活性層404の両側面に形成された高抵抗領域4
08で狭窄され、メサストライプ413内のInGaA
s量子井戸活性層404に集中させることができる。そ
の結果、素子の特性をより一層向上させることができ
る。
【0094】このように、本実施の形態の半導体レーザ
装置400は、メサストライプ413の幅を2μm以下
にして、狭ストライプ構造とした場合に、特に、効果的
であり、ストライプ幅を狭くすることにより、閾電流を
さらに低減することができる。
【0095】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載の発明の半導体レーザ装置
によれば、半導体レーザ装置を、第1導電型の半導体基
板上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第2導
電型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のクラッ
ド層と第2導電型のコンタクト層からなるメサストライ
プ形状の積層構造が形成され、該メサストライプの側面
に平らに形成されたアンドープ半導体埋め込み層にその
表面から活性層面よりも上の位置までイオン打ち込みに
よる高抵抗領域が形成されて作製されているので、第1
導電型を有する半導体基板上に、第1導電型のクラッド
層、第1導電型または第2導電型またはアンドープの活
性層、第2導電型のクラッド層、第2導電型のコンタク
ト層からなる層構造を形成する結晶成長と、メサストラ
イプ側面をアンドープ半導体層で埋め込む結晶成長の2
回の結晶成長によって半導体レーザ装置が作製され、従
来の埋め込み構造半導体レーザに比較して、結晶成長の
回数を減らすことができ、製造が容易で、かつ、安価な
ものとすることができるとともに、長波長帯の埋め込み
半導体レーザにも適用でき、かつ、活性層面よりも上の
位置までのみイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成し
て、イオン打ち込みによる活性層の劣化を防止し、半導
体レーザ装置を漏れ電流阻止効果が良好で、信頼性の良
好なものとすることができる。
【0097】請求項2記載の発明の半導体レーザ装置に
よれば、半導体レーザ装置を、第1導電型の半導体基板
上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第2導電
型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のクラッド
層と第2導電型のコンタクト層からなるメサストライプ
形状の積層構造が形成され、該メサストライプの側面に
平らに埋め込まれてアンドープ半導体層が形成され、ア
ンドープ半導体埋め込み層に活性層の両側部分にイオン
が打ち込まれて高抵抗領域が形成されたものとしている
ので、アンドープ半導体埋め込み層においてイオン打ち
込み深さを深くして、活性層の両側部分を高抵抗化し、
電流をより効率よく活性層に閉じ込めることができ、半
導体レーザ装置を漏れ電流阻止効果がより一層良好で、
製造が容易、かつ、安価なものとすることができる。
【0098】請求項3記載の発明の半導体レーザ装置に
よれば、半導体レーザ装置を、第1導電型の半導体基板
上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第2導電
型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のクラッド
層と第2導電型のコンタクト層からなる積層構造が、活
性層面よりわずかに下までエッチングされてメサストラ
イプが形成され、該メサストライプの側面の活性層面よ
りも上まで埋め込まれてアンドープ半導体層が形成さ
れ、アンドープ半導体埋め込み層の表面から活性層の両
側部分までイオンが打ち込まれて高抵抗領域が形成され
たものとしているので、アンドープ半導体埋め込み層の
層厚を薄くして、2回目の結晶成長時間を短縮すること
ができ、より一層製造が容易で、かつ、安価なものとす
ることができるとともに、高抵抗領域の形成時のイオン
打ち込み深さを浅くして、イオン打ち込みによる結晶へ
のダメージを軽減することができ、より一層信頼性の良
好なものとすることができる。
【0099】請求項4記載の発明の半導体レーザ装置に
よれば、半導体レーザ装置を、第1導電型の半導体基板
上に、第1導電型のクラッド層と第1導電型、第2導電
型あるいはアンドープの活性層と第2導電型のクラッド
層と第2導電型のコンタクト層からなるメサストライプ
形状の積層構造が形成され、該メサストライプの側面に
平らに埋め込まれたアンドープ半導体層、第2導電型の
電流拡散層、第2導電型のコンタクト層が順次積層さ
れ、アンドープ半導体埋め込み層の活性層の両側部分に
イオンが打ち込まれて高抵抗領域が形成されたものとし
ているので、電流が、メサストライプ上の第2導電型コ
ンタクト層だけでなく、アンドープ半導体埋め込み層上
の第2導電型コンタクト層からも注入され、当該注入さ
れた電流が、第2導電型電流拡散層または第2導電型ク
ラッド層を通って、活性層の両側面に形成された高抵抗
領域で活性層に狭窄され、上部電極とコンタクト層との
接触面積が大きく、メサストライプ幅を狭くしてもコン
タクト抵抗の増加を抑制できるとともに、メサストライ
プ幅を狭くして、閾電流を低減させることができ、ま
た、高次モードの抑制を行うことができる。
【0100】請求項5記載の発明の半導体レーザ装置に
よれば、メサストライプ側面とアンドープ半導体埋め込
み層の間に、クラッド層よりも禁制帯幅の大きい半導体
層を含む超格子構造を形成しているので、クラッド層と
超格子構造の間にヘテロ障壁を生成させることができ、
クラッド層からアンドープ半導体埋め込み層に漏れる電
流を減少させることができる。
【0101】請求項6記載の発明の半導体レーザ装置の
製造方法によれば、第1導電型の半導体基板上に、第1
導電型のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいは
アンドープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導
電型のコンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて
垂直または垂直に近いメサストライプ形状にエッチング
するメサストライプ形成工程と、メサストライプ形成工
程で用いたマスクを使用してメサストライプの側面に平
らにアンドープ半導体層を選択的に結晶成長させて埋め
込む結晶成長工程と、当該マスクを使用して、アンドー
プ半導体埋め込み層に活性層よりも上の位置までイオン
を打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵抗領域形成工程
と、を行って半導体レーザ装置を製造しているので、積
層構造をメサストライプ形状にエッチングするマスクを
用いて、メサストライプ側面に半導体埋め込み層を選択
的に結晶成長させることができ、また、同じマスクを用
いてアンドープ半導体層にイオン打ち込みを行って、ホ
トリソグラフィによるストライプパターン形成を1回の
みとすることができ、製造工程を簡単、かつ、容易なも
のとすることができるとともに、光を水平横方向に閉じ
込めるアンドープ半導体層を選択成長させるマスクと高
抵抗領域を形成するイオン打ち込み用マスクを同じもの
を使用することができ、電流狭窄構造と光閉じ込め構造
を自己整合的に形成して水平横モードを安定化させるこ
とができ、さらに、メサストライプ形状が垂直または垂
直に近い形状であるため、高次モード発振をカットオフ
することができるとともに、無効電流を低減させること
ができる。
【0102】請求項7記載の発明の半導体レーザ装置の
製造方法によれば、第1導電型の半導体基板上に、第1
導電型のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいは
アンドープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導
電型のコンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて
垂直または垂直に近いメサストライプ形状にエッチング
するメサストライプ形成工程と、メサストライプ形成工
程で用いたマスクを使用してメサストライプの側面にア
ンドープ半導体層を選択的に結晶成長させて埋め込む結
晶成長工程と、当該マスクを使用して、アンドープ半導
体埋め込み層の活性層の両側部にイオンを打ち込んで高
抵抗領域を形成する高抵抗領域形成工程と、を行って半
導体レーザ装置を製造しているので、アンドープ半導体
埋め込み層においてイオン打ち込み深さを深くして、活
性層の両側部分を高抵抗化し、電流をより効率よく活性
層に閉じ込めることができ、漏れ電流阻止効果がより一
層良好な半導体レーザ装置を容易に、かつ、安価に製造
することができる。
【0103】請求項8記載の発明の半導体レーザ装置の
製造方法によれば、第1導電型の半導体基板上に、第1
導電型のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいは
アンドープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導
電型のコンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて
垂直または垂直に近いメサストライプ形状に活性層面よ
りわずかに下までエッチングするメサストライプ形成工
程と、メサストライプ形成工程で用いたマスクを使用し
てメサストライプの側面にアンドープ半導体層を選択的
に結晶成長させて埋め込む結晶成長工程と、当該マスク
を使用して、アンドープ半導体埋め込み層の活性層の両
側部分にイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵
抗領域形成工程と、を行って半導体レーザを製造してい
るので、アンドープ半導体埋め込み層の層厚を薄くし
て、2回目の結晶成長時間を短縮し、半導体レーザ装置
をより一層容易に、かつ、安価に製造することができる
とともに、高抵抗領域の形成時のイオン打ち込み深さを
浅くして、イオン打ち込みによる結晶へのダメージを軽
減することができ、より一層信頼性の良好な半導体レー
ザ装置を製造することができる。
【0104】請求項9記載の発明の半導体レーザ装置の
製造方法によれば、第1導電型の半導体基板上に、第1
導電型のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいは
アンドープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導
電型のコンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて
垂直または垂直に近いメサストライプ形状にエッチング
するメサストライプ形成工程と、メサストライプ形成工
程で用いたマスクを使用してメサストライプの側面に平
らにアンドープ半導体層と第2導電型の電流拡散層と第
2導電型のコンタクト層を順次選択的に結晶成長させて
埋め込む結晶成長工程と、当該マスクを使用して、アン
ドープ半導体埋め込み層の活性層の両側部分にイオンを
打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵抗領域形成工程
と、を行って半導体レーザ装置を製造しているので、電
流が、メサストライプ上の第2導電型コンタクト層だけ
でなく、アンドープ半導体埋め込み層上の第2導電型コ
ンタクト層からも注入され、当該注入された電流が、第
2導電型電流拡散層または第2導電型クラッド層を通っ
て、活性層の両側面に形成された高抵抗領域で活性層に
狭窄され、上部電極とコンタクト層との接触面積が大き
くなり、メサストライプ幅を狭くしてもコンタクト抵抗
の増加を抑制できるとともに、メサストライプ幅を狭く
して、閾電流の低減や高次モードの抑制が可能な半導体
レーザ装置を、安価に、かつ、容易に製造することがで
きる。
【0105】請求項10記載の発明の半導体レーザ装置
の製造方法によれば、メサストライプ側面とアンドープ
半導体埋め込み層の間に、クラッド層よりも禁制帯幅の
大きい半導体層を含む超格子構造を形成する超格子構造
形成工程を、さらに行っているので、クラッド層と超格
子構造の間にヘテロ障壁を生成することができ、クラッ
ド層からアンドープ半導体埋め込み層に漏れる電流を減
少させることのできる半導体レーザ装置を、安価に、か
つ、容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体レーザ装置及び半導体レーザ装
置の製造方法の第1の実施の形態を適用した半導体レー
ザ装置の正面断面図。
【図2】図1の半導体レーザ装置の製造手順としてn型
InP基板上に、SiドープInPクラッド層、アンド
ープInGaAsP活性層103、MgドープInPク
ラッド層及びZnドープInGaAsPコンタクト層が
結晶成長された状態を示す正面断面図。
【図3】図2のSiドープクラッド層からZnドープI
nGaAsPコンタクト層までをメサストライプに形成
した状態の正面断面図。
【図4】図3のSiドープクラッド層上にアンドープI
nGaP/InP歪超格子構造とアンドープInP埋め
込み層を形成した状態の正面断面図。
【図5】図4のアンドープInP埋め込み層にプロトン
を打ち込んで高抵抗領域を形成した状態の正面断面図。
【図6】図5の上面と下面にp側オーミック電極とn側
オーミック電極を形成した状態の正面断面図。
【図7】本発明の半導体レーザ装置及び半導体レーザ装
置の製造方法の第2の実施の形態を適用した半導体レー
ザ装置の正面断面図。
【図8】本発明の半導体レーザ装置及び半導体レーザ装
置の製造方法の第3の実施の形態を適用した半導体レー
ザ装置の正面断面図。
【図9】本発明の半導体レーザ装置及び半導体レーザ装
置の製造方法の第4の実施の形態を適用した半導体レー
ザ装置の正面断面図。
【図10】従来の埋め込み構造半導体レーザの正面断面
図。
【図11】従来の不純物拡散による混晶化を用いた半導
体レーザの正面断面図。
【図12】従来の半絶縁層で埋め込んだ半導体レーザの
正面断面図。
【符号の説明】
100 半導体レーザ装置 101 n型InP基板 102 SiドープInPクラッド層 103 アンドープInGaAsP活性層 104 MgドープInPクラッド層 105 ZnドープInGaAsPコンタクト層 106 アンドープInGaP/InP歪超格子構造 107 アンドープInP埋め込み層 108 高抵抗領域 109 p側電極 110 n側電極 111 Si3N4層 112 メサストライプ 200 半導体レーザ装置 201 n型InP基板 202 n型InPクラッド層 203 アンドープInGaAsP活性層 204 p型InPクラッド層 205 p型InGaAsPコンタクト層 206 アンドープInP埋め込み層 207 高抵抗領域 208 p側電極 209 n側電極 210 メサストライプ 300 半導体レーザ装置 301 n型InP基板 302 n型InPクラッド層 303 InGaAsP光導波層 304 InGaAs量子井戸活性層 305 p型InPクラッド層 306 p型InGaAsPコンタクト層 307 アンドープInP埋め込み層 308 高抵抗領域 309 SiO2 絶縁膜 310 p側オーミック電極 311 n側オーミック電極 312 メサストライプ 400 半導体レーザ装置 401 n型InP基板 402 n型InPクラッド層 403 InGaAsP光導波層 404 InGaAs量子井戸活性層 405 p型InPクラッド層 406 p型InGaAsPコンタクト層 407 アンドープInP埋め込み層 408 高抵抗領域 409 p型InP電流拡散層 410 p型InGaAsPコンタクト層 411 p側オーミック電極 412 n側オーミック電極 413 メサストライプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
    のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
    ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
    コンタクト層からなるメサストライプ形状の積層構造が
    形成され、該メサストライプの側面に平らに埋め込まれ
    てアンドープ半導体層が形成され、前記アンドープ半導
    体埋め込み層にその表面から前記活性層面よりも上の位
    置までイオンが打ち込まれて高抵抗領域が形成されてい
    ることを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
    のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
    ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
    コンタクト層からなるメサストライプ形状の積層構造が
    形成され、該メサストライプの側面に平らに埋め込まれ
    てアンドープ半導体層が形成され、前記アンドープ半導
    体埋め込み層に前記活性層の両側部分にイオンが打ち込
    まれて高抵抗領域が形成されていることを特徴とする半
    導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
    のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
    ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
    コンタクト層からなる積層構造が、前記活性層面よりわ
    ずかに下までエッチングされてメサストライプが形成さ
    れ、該メサストライプの側面の前記活性層面よりも上ま
    で埋め込まれてアンドープ半導体層が形成され、前記ア
    ンドープ半導体埋め込み層の表面から前記活性層の両側
    部分までイオンが打ち込まれて高抵抗領域が形成されて
    いることを特徴とする半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
    のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
    ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
    コンタクト層からなるメサストライプ形状の積層構造が
    形成され、該メサストライプの側面に平らに埋め込まれ
    たアンドープ半導体層、第2導電型の電流拡散層、第2
    導電型のコンタクト層が順次積層され、前記アンドープ
    半導体埋め込み層の前記活性層の両側部分にイオンが打
    ち込まれて高抵抗領域が形成されていることを特徴とす
    る半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】前記メサストライプ側面と前記アンドープ
    半導体埋め込み層の間に、前記クラッド層よりも禁制帯
    幅の大きい半導体層を含む超格子構造が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記
    載の半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
    のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
    ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
    コンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて垂直ま
    たは垂直に近いメサストライプ形状にエッチングするメ
    サストライプ形成工程と、前記メサストライプ形成工程
    で用いた前記マスクを使用して前記メサストライプの側
    面に平らにアンドープ半導体層を選択的に結晶成長させ
    て埋め込む結晶成長工程と、前記マスクを使用して、前
    記アンドープ半導体埋め込み層に前記活性層よりも上の
    位置までイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵
    抗領域形成工程と、を行うことを特徴とする半導体レー
    ザ装置の製造方法。
  7. 【請求項7】第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
    のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
    ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
    コンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて垂直ま
    たは垂直に近いメサストライプ形状にエッチングするメ
    サストライプ形成工程と、前記メサストライプ形成工程
    で用いた前記マスクを使用して前記メサストライプの側
    面にアンドープ半導体層を選択的に結晶成長させて埋め
    込む結晶成長工程と、前記マスクを使用して、前記アン
    ドープ半導体埋め込み層の前記活性層の両側部にイオン
    を打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵抗領域形成工程
    と、を行うことを特徴とする半導体レーザ装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
    のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
    ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
    コンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて垂直ま
    たは垂直に近いメサストライプ形状に前記活性層面より
    わずかに下までエッチングするメサストライプ形成工程
    と、前記メサストライプ形成工程で用いた前記マスクを
    使用して前記メサストライプの側面にアンドープ半導体
    層を選択的に結晶成長させて埋め込む結晶成長工程と、
    前記マスクを使用して、前記アンドープ半導体埋め込み
    層の前記活性層の両側部分にイオンを打ち込んで高抵抗
    領域を形成する高抵抗領域形成工程と、を行うことを特
    徴とする半導体レーザ装置の製造方法。
  9. 【請求項9】第1導電型の半導体基板上に、第1導電型
    のクラッド層と第1導電型、第2導電型あるいはアンド
    ープの活性層と第2導電型のクラッド層と第2導電型の
    コンタクト層を積層して、所定のマスクを用いて垂直ま
    たは垂直に近いメサストライプ形状にエッチングするメ
    サストライプ形成工程と、前記メサストライプ形成工程
    で用いた前記マスクを使用して前記メサストライプの側
    面に平らにアンドープ半導体層と第2導電型の電流拡散
    層と第2導電型のコンタクト層を順次選択的に結晶成長
    させて埋め込む結晶成長工程と、前記マスクを使用し
    て、前記アンドープ半導体埋め込み層の前記活性層の両
    側部分にイオンを打ち込んで高抵抗領域を形成する高抵
    抗領域形成工程と、を行うことを特徴とする半導体レー
    ザ装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記メサストライプ側面と前記アンドー
    プ半導体埋め込み層の間に、前記クラッド層よりも禁制
    帯幅の大きい半導体層を含む超格子構造を形成する超格
    子構造形成工程を、さらに行うことを特徴とする請求項
    6から請求項9のいずれかに記載の半導体レーザ装置の
    製造方法。
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