JPH10262014A - Fm放送受信機 - Google Patents

Fm放送受信機

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JPH10262014A
JPH10262014A JP9082391A JP8239197A JPH10262014A JP H10262014 A JPH10262014 A JP H10262014A JP 9082391 A JP9082391 A JP 9082391A JP 8239197 A JP8239197 A JP 8239197A JP H10262014 A JPH10262014 A JP H10262014A
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JP
Japan
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stereo
demodulator
signal
output
demodulation
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Application number
JP9082391A
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English (en)
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Yoshihiro Sato
良博 佐藤
Tomohiro Manabe
智広 真鍋
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2つの異なる方式によるステレオ放送と同一方
式によるステレオ放送とを受信周波数にしたがって自動
的に切り換え受信できるFM放送受信機を提供する。 【解決手段】IF増幅およびFM検波段2から出力され
るFM検波出力をパイロットステレオ復調器3およびポ
ーラステレオ復調器4に供給して復調し、放送受信のた
めに選択された受信周波数が含まれる放送周波数帯に対
応させた指定バンド識別信号dとポーラステレオ復調器
4がステレオ復調していることを示すステレオ復調検出
信号eとをアンドゲート回路17に供給し、アンドゲー
ト回路17から出力される選択制御信号fに基づいてパ
イロットステレオ復調器3からの復調出力とポーラステ
レオ復調器4からの復調出力との何れか一方を出力信号
選択回路11によって選択して送出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFM放送受信機に関
し、パイロットトーン方式とポーラ変調方式とに共用で
きるFM放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FMステレオ放送はパイロットト
ーン方式である。パイロットトーン方式は、19kHz
のパイロットトーン信号が最大周波数偏移(75kH
z)の10%で送られる。このパイロットトーン信号に
同期した38kHzの副搬送波をPLL回路で生成し、
副搬送波によってコンポジット信号をスイッチングして
L信号およびR信号にステレオ復調している。
【0003】東欧の国々おいては、受信可能な帯域65
〜74MHzおよび87.5〜108MHzとも同一の
放送方式、すなわちパイロットトーン方式が採用されて
いる。一方、ロシアでのFMステレオ放送方式は受信周
波数帯65〜74MHzではポーラ変調方式が用いら
れ、87.5〜108MHzではパイロットトーン方式
が用いられている。したがって、東欧およびロシアでの
FM放送受信機は、受信帯域65〜74MHzはポーラ
変調方式によるステレオ復調回路とパイロットステレオ
復調方式が、87.5〜108MHzはパイロットトー
ン方式によるFMステレオ復調回路がそれぞれ必要とな
る。
【0004】ポーラ変調方式は、31.25kHzの副
搬送波を最大周波数偏移(50kHz)の20%で抑圧
されて送られる。これを、抑圧フィルタ(Q=100)
の逆特性フィルタで生成し、これでコンポジット信号を
スイッチングしてL信号およびR信号にステレオ復調し
ている。また副搬送波の有無により、ステレオ状態また
はモノーラル状態になる。パイロットトーン方式とポー
ラ変調方式との違いを図3および図4に示し、それぞれ
の変調周波数配列を図4(a)および図4(b)に示
す。図4(a)はポーラ変調方式の場合を、図4(b)
はパイロットトーン方式の場合を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように東欧お
よびロシア向けのFM放送受信機は、それぞれ東欧およ
びロシアに応じたFM放送受信機が必要となるという問
題点があった。また、これらの地域別のFM放送受信機
を一つにしても、パイロットトーン方式とポーラ変調方
式とを手動によって切り換えるためのスイッチを必要と
するという問題点があった。
【0006】本発明は、2つの異なる方式によるステレ
オ放送を自動的に切り換え受信できるFM放送受信機を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
記載のFM放送受信機は、FM検波出力をそれぞれ入力
としかつ互いに異なる2つの変調方式に対応する第1お
よび第2のステレオ復調器と、第2のステレオ復調器が
ステレオ復調していることを示す信号に基づいて第1の
ステレオ復調器からの復調出力と第2のステレオ復調器
からの復調出力との一方を選択する出力信号選択回路と
を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明にかかる請求項1記載のFM放送受
信機は、第2のステレオ復調器がステレオ復調している
ことを示す信号に基づいて出力信号選択回路によって第
1のステレオ復調器からの復調出力と第2のステレオ復
調器からの復調出力との一方が自動的に選択される。
【0009】本発明にかかる請求項2記載のFM放送受
信機は、FM検波出力をそれぞれ入力としかつ互いに異
なる2つの変調方式に対応する第1および第2のステレ
オ復調器と、放送受信のために選択された受信周波数が
含まれる第1または第2の放送周波数帯に対応させた信
号と第2のステレオ復調器がステレオ復調していること
を示す信号とを論理積演算する論理積演算手段と、論理
積演算出力に基づいて第1のステレオ復調器からの復調
出力と第2のステレオ復調器からの復調出力との一方を
選択する出力信号選択回路とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】本発明にかかる請求項2記載のFM放送受
信機は、受信周波数が第1の放送周波数帯に含まれ、か
つ第2のステレオ復調器においてステレオ復調されてい
るときには、出力信号選択回路によって第2のステレオ
復調器からのステレオ復調出力が選択され、受信周波数
が第1または第2の放送周波数帯に含まれていても、第
2のステレオ復調器においてステレオ復調がなされてい
ないときには、第1のステレオ復調出力が選択される。
したがって、ステレオ復調が第2のステレオ復調でなさ
れ、かつ受信周波数が第1の放送周波数帯に含まれてい
るときのみ第2のステレオ復調器からのステレオ復調出
力が選択される。ステレオ復調が第2のステレオ復調器
でなされていないとき、すなわち変調方式が第2のステ
レオ復調器に対応しないときには、第1のステレオ復調
器からの出力が選択がなされて、この選択は自動的に行
われ、使用者が手動で切り換える必要はなくなる。
【0011】本発明にかかる請求項3記載のFM放送受
信機は、請求項1または2記載のFM放送受信機におい
て、一方の変調方式はパイロットトーン方式であり、他
方はポーラ変調方式であって、第1のステレオ復調器は
パイロットトーン方式に対応するステレオ復調器であ
り、かつ第2のステレオ復調器はポーラ変調方式に対応
するステレオ復調器であることを特徴とする。
【0012】本発明にかかる請求項3記載のFM放送受
信機は、東欧およびロシアの放送方式に適用できて、両
方への仕向の場合に好適である。
【0013】本発明にかかる請求項4記載のFM放送受
信機は、論理積演算回路へ送出されている第1の放送周
波数帯に対応させた信号に基づいて第2のステレオ復調
器を強制的にモノーラル復調状態に制御する強制モノー
ラル復調手段を備えたことを特徴とする。
【0014】本発明にかかる請求項4記載のFM放送受
信機は、第1または第2のステレオ復調器がステレオ復
調を行っている信号に基づいてステレオ表示を行う場合
に、出力信号選択回路によって第1のステレオ復調器か
らの出力が選択されている場合に、第2のステレオ復調
器は強制的にモノーラル復調状態に制御されるため、こ
のときにおける第2のステレオ復調器がステレオ復調を
行っている信号に基づいてステレオ表示がなされること
が防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるFM放送受
信機を実施の一形態によって説明する。図1は本発明の
実施の一形態にかかるFM受信機の構成を示すブロック
図である。
【0016】本発明の実施の一形態にかかるFM放送受
信機20は、アンテナにて受信した信号はFMフロント
エンド1に供給される。システムコントローラ6にキー
ボード8を介して与えた受信希望放送局情報に基づい
て、FMフロントエンド1にはPLL回路7により受信
希望放送局の放送周波数を選択する制御信号が送出さ
れ、FMフロントエンド1において受信指示FM放送局
の放送の受信がなされ、中間周波信号に変換されて送出
される。
【0017】FMフロントエンド1から送出された中間
周波信号信号は中間周波(IF)増幅およびFM検波段
2に供給されて、増幅のうえ、FM検波される。FM検
波出力信号aは、第1のステレオ復調器であるパイロッ
トステレオ復調器3および第2のステレオ復調器である
ポーラステレオ復調器4に供給され、ステレオ復調され
て、L信号およびR信号に分離される。
【0018】パイロットステレオ復調器3からの出力信
号(L信号およびR信号、モノーラル復調信号)および
ポーラステレオ復調器4からの出力信号(L信号および
R信号、モノーラル復調信号)は、出力信号選択回路1
1に送出されて、出力信号選択回路11の選択によりパ
イロットステレオ復調器3からの出力信号、またはポー
ラステレオ復調器4からの出力信号が選択されて送出さ
れる。
【0019】IF増幅およびFM検波段2からの検波出
力は同調検出回路5にも供給してFM検波出力a中の直
流成分に基づく信号を抽出して同調検出信号をシステム
コントローラ6へ送出し、システムコントローラ6の制
御のもとに同調検出信号に基づいて表示器9に同調表示
を行わせる。
【0020】パイロットステレオ復調器3はFM検波出
力信号a中にパイロット信号19kHzが含まれている
とき、低電位の復調識別信号を端子s1から送出する。
ポーラステレオ復調器4はFM検波出力信号a中に副搬
送波が含まれているとき、低電位の復調識別信号を端子
s3から送出する。
【0021】パイロットステレオ復調器3の端子s1お
よびポーラステレオ復調器4の端子s3にはアノードを
共通接続したダイオード12および13のカソードがそ
れぞれ各別に接続してあって、ダイオード12および1
3にてオア回路を構成し、共通接続されたダイオード1
2および13のアノードからの出力はシステムコントロ
ーラ6に供給し、アノード電位が低電位になったことに
よってシステムコントローラ6にステレオ復調がなされ
ていることを識別させる。アノード電位をステレオ識別
信号bとして示す。
【0022】パイロットステレオ復調器3およびポーラ
ステレオ復調器4には、それぞれ各別に強制モノーラル
端子s2およびs4を備えており、強制モノーラル端子
s2、s4を低電位を印加することによって、強制的に
モノーラル復調状態に制御可能に構成してある。強制モ
ノーラル端子s2、s4にはカソードを共通接続したダ
イオード14および15のアノードがそれぞれ各別に接
続してあって、システムコントローラ6から出力される
低電位の強制モノーラル信号eをダイオード14および
15のカソードに印加することによって、パイロットス
テレオ復調器3およびポーラステレオ復調器4を強制的
にモノーラル復調状態に制御する。
【0023】ポーラステレオ復調器4の端子s3の出力
は、ステレオ復調検出のための検出回路10に供給し
て、検出回路10にて入力信号の極性を反転してステレ
オ復調検出信号cとして、出力により出力信号選択回路
11を切り換えるためのアンドゲート回路17へ一方の
入力信号として送出させる。
【0024】出力信号選択回路11は、アンドゲート回
路17からの出力信号を選択制御信号fとして受け、選
択制御信号fが低電位のときには図2に示す接点位置に
切り換えられてパイロットステレオ復調器3からの出力
信号を選択し、選択制御信号fが高電位のときには図1
に示す接点位置から切り換えられてポーラステレオ復調
器3からの出力信号を選択る。
【0025】システムコントローラ6は、キーボード8
からの受信希望放送局情報を受けて、受信希望放送局の
放送周波数を選択する制御信号をPLL回路7へ送出す
ると共に、受信希望放送局の放送周波数から受信周波数
バンドを識別して指定バンド識別信号dを他方の入力信
号としてアンドゲート回路17へ送出すると共に、キー
ボード8からの強制モノーラル指示を受けて強制モノー
ラル信号eを送出してパイロットステレオ復調器3およ
びポーラステレオ復調器4を強制的にモノーラル復調状
態に制御する。なお、指定バンド識別信号dは受信周波
数バンドが65〜74MHzのときのみ高電位出力にさ
れる。
【0026】ここで、システムコントローラ6から出力
される指定バンド識別信号dは放送受信のために選択さ
れた受信周波数が含まれる第1または第2の放送周波数
帯に対応させた信号に対応し、検出回路10から出力さ
れるステレオ識別信号cは第2のステレオ復調器がステ
レオ復調していることを示す信号に対応し、かつアンド
ゲート回路17は放送受信のために選択された受信周波
数が含まれる第1または第2の放送周波数帯に対応させ
た信号と第2のステレオ復調器がステレオ復調している
ことを示す信号とを論理積演算する論理積演算手段に対
応している。
【0027】また、システムコントローラ6は、同調検
出回路5からの同調検出信号を受けて同調表示を表示器
9に行わせると共に、ステレオ識別信号bを受けてステ
レオ復調時には表示器9にステレオ復調である旨の表示
を行わせる。なお、ポーラステレオ復調器4の強制モノ
ーラル端子s4にはダイオード16のアノードが接続し
てあり、ダイオード16のカソードはシステムコントロ
ーラ6の指定バンド識別信号端子に接続して、指定バン
ド識別信号dが低電位のときにポーラステレオ復調器4
の復調動作を強制的にモノーラル復調状態に制御する。
【0028】ここで、ダイオード16は論理積演算回路
へ送出されている第1の放送周波数帯に対応させた信号
に基づいて第2のステレオ復調器を強制的にモノーラル
復調状態に制御する強制モノーラル復調手段に対応して
いる。
【0029】上記のように構成された本発明の実施の一
形態にかかるFM放送受信機20の作用について説明す
る。
【0030】キーボード8からの指示を受けてFMフロ
ントエンド1において受信希望放送局の放送周波数の受
信が行われ、中間周波信号に変換され、IF増幅および
FM検波段2において増幅のうえFM検波される。FM
検波出力信号aはパイロットステレオ復調器3およびポ
ーラステレオ復調器4に供給されて、ステレオ復調がさ
れ、復調出力信号は出力信号選択回路11を通して出力
される。また、同調検出回路5により検出された同調検
出信号がシステムコントローラ6に供給されて、同調表
示が表示器9になされる。
【0031】一方、キーボード8によって指示された受
信希望放送局の放送周波数に基づいて受信周波数バンド
が識別されて、指定バンド識別信号dがアンドゲート回
路17へ送出される。受信希望放送局の放送周波数が6
5〜74MHzの範囲内のときには、指定バンド識別信
号dは高電位にされてアンドゲート回路17のゲートは
開かれる。
【0032】次に、各放送受信状態における作用を、図
2に示すステレオ復調検出信号c、指定バンド識別信号
d、選択制御信号fの状態に基づいて作用を説明する。
【0033】(イ)この状態において受信周波数帯が6
5〜74MHzであってポーラ変調方式のステレオ放送
を受信しているときには、FM検波出力信号a中に副搬
送波31.25kHzが含まれており、ポーラステレオ
復調器4によってステレオ復調されると共に、その端子
s3は低電位となってステレオ識別信号bは低電位であ
りシステムコントローラ6によってこれが検出されて表
示器9にステレオ表示がなされる。パイロットステレオ
復調器3はパイロット信号19kHzが入力されないた
めにステレオ復調器として作用しない。一方、検出回路
10からの出力であるステレオ復調検出信号cは高電位
であり、アンドゲート回路17の出力である選択制御信
号fは高電位となり、出力信号選択回路11は図1の位
置から切り換えられて、ポーラステレオ復調器4からの
ステレオ復調出力が出力信号選択回路11から送出され
る。
【0034】(ロ)受信周波数帯域が65〜74MHz
でポーラ変調方式のまま、モノーラル放送を受信した場
合、副搬送波31.25kHzが送られていないためポ
ーラステレオ復調器4の端子s3は低電位にはならず、
これはステレオ識別信号bによってシステムコントロー
ラ6で検出されて、表示器9のステレオ表示は消滅させ
られる。端子s3は低電位にならないために検出回路1
0から出力されるステレオ識別信号cは低電位であり、
アンドゲート回路17の出力である選択制御信号fは低
電位であって、出力信号選択回路11は図1の位置に切
り換えられてパイロットステレオ復調器3からの復調出
力が出力信号選択回路11から送出される。この場合に
は、パイロットステレオ復調器3からモノーラル出力が
送出されていて、このモノーラル出力が出力信号選択回
路11から送出されることになる。
【0035】(ハ)受信周波数帯が65〜74MHzで
あるが、パイロット方式のステレオ放送を受信したとき
には、FM検波出力信号a中にパイロット信号19kH
zが含まれており、パイロットステレオ復調器3によっ
てステレオ復調されると共に、その端子s1は低電位と
なってステレオ識別信号bは低電位となりシステムコン
トローラ6によってこれが検出されて表示器9にステレ
オ表示がなされる。ポーラステレオ復調器4は副搬送波
31.25kHzが入力されないために作用しない。し
たがって、検出回路10からの出力であるステレオ復調
検出信号cは低電位であって、アンドゲート回路17の
出力である選択制御信号fは低電位となり、出力信号選
択回路11は図1の位置に切り換えられてパイロットス
テレオ復調器3からのステレオ復調出力が出力信号選択
回路11から送出される。
【0036】(ニ)受信周波数帯域が65〜74MHz
でパイロットトーン方式のまま、モノーラル放送を受信
した場合、FM検波出力信号a中にパイロット信号19
kHzが含まれていないためパイロットステレオ復調器
3の端子s1は低電位にならず、これはステレオ識別信
号bによってシステムコントローラ6で検出されて、表
示器9のステレオ表示は消滅させられる。ポーラステレ
オ復調器4の端子s3は低電位にならないために検出回
路10から出力されるステレオ識別信号cは低電位であ
り、アンドゲート回路17の出力である選択制御信号f
は低電位であって、出力信号選択回路11は図1の位置
に切り換えられてパイロットステレオ復調器3からの復
調出力が出力信号選択回路11から送出される。この場
合には、パイロットステレオ復調器3からモノーラル出
力が送出されていて、このモノーラル出力が出力信号選
択回路11から送出されることになる。
【0037】また、受信周波数帯が87.5〜108M
Hzでは、パイロットトーン方式のステレオ放送のみな
ので、システムコントローラ6から出力される指定バン
ド識別信号dは低電位であり、アンドゲート回路17の
ゲートは閉じられて、アンドゲート回路17から出力さ
れる選択制御信号fは低電位であって、出力信号選択回
路11によってパイロットステレオ復調器3からの復調
出力を選択する図1に示した位置に、常に制御される。
したがって上記の(ハ)、(ニ)の場合と同様になる。
【0038】もしこの場合において、受信周波数帯が8
7.5〜108MHzでパイロットトーン方式のステレ
オ放送のみであるため、ポーラステレオ変調器での復調
作用は全く行われない筈であるが、外来ノイズ(31.
25kHz成分)等により誤動作してしまい、モノーラ
ル放送の復調出力が選択されているにもかかわらず、ポ
ーラステレオ復調器4の端子s3が低電位となって、ス
テレオ識別信号bが低電位となって表示器9にステレオ
表示が誤点灯してしまうことも考えられる。
【0039】そこで、システムコントローラ6の受信希
望周波数によって制御される指定バンド識別信号dを利
用して、システムコントローラ6から強制モノーラル信
号eをダイオード16を介してポーラステレオ復調器4
の強制モノーラル端子s4に供給して、ポーラステレオ
復調器4を強制的にモノーラル復調状態に制御する。こ
れによって端子s3はこの場合に低電位にならず、表示
器9におけるステレオの誤表示が防止される。
【0040】上記した本発明にかかる実施の一形態にか
かるFM放送受信機においては、信号cと信号dとをア
ンドゲート回路17によって論理積演算して、その論理
積演算出力によって出力信号選択回路11を切り換え制
御する場合を例示したが、アンドゲート回路17を省略
して信号cのみに基づいて出力信号選択回路11を切り
換え制御してもよい。この場合は信号cが高電位のとき
に出力信号選択回路11は図1の位置から切り換えられ
て、ポーラステレオ復調器4からのステレオ復調出力が
送出される。
【0041】
【発明の効果】本発明にかかるFM放送受信機によれ
ば、FM放送受信機において異なる変調方式のそれぞれ
に応じたステレオ復調器を一つのFM放送受信機中に搭
載すると共に、このFM放送受信機にユーザーが切り換
えるためのスイッチを設けなくとも自動的に出力信号が
選択されて出力される効果がある。
【0042】このため、第1の放送周波数帯で一方の変
調方式を採用している国でも、同放送周波数帯で他方の
変調方式を採用している国のどちらで使用した場合でも
手動によって切り換える煩わしさがなく使用することが
できて好都合である。
【0043】また、使用する地域に関係なく第2の放送
周波数帯において安定した復調出力が得られるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるFM放送受信機
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるFM放送受信機
の作用の説明に供する信号状態を示す図である。
【図3】ポーラ変調方式とパイロットトーン方式の相違
の説明に供する図である。
【図4】ポーラ変調方式とパイロットトーン方式の変調
周波数配列を示す図である。
【符号の説明】
1 FMフロントエンド 2 IF増幅およびFM検波段 3 パイロットステレオ復調器 4 ポーラステレオ復調器 5 同調検出回路 6 システムコントローラ 7 PLL回路 8 キーボード 9 表示器 10 検出回路 11 出力信号選択回路 17 アンドゲート回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM放送受信機において、FM検波出力を
    それぞれ入力としかつ互いに異なる2つの変調方式に対
    応する第1および第2のステレオ復調器と、第2のステ
    レオ復調器がステレオ復調していることを示す信号に基
    づいて第1のステレオ復調器からの復調出力と第2のス
    テレオ復調器からの復調出力との一方を選択する出力信
    号選択回路とを備えたことを特徴とするFM放送受信
    機。
  2. 【請求項2】FM放送受信機において、FM検波出力を
    それぞれ入力としかつ互いに異なる2つの変調方式に対
    応する第1および第2のステレオ復調器と、放送受信の
    ために選択された受信周波数が含まれる第1または第2
    の放送周波数帯に対応させた信号と第2のステレオ復調
    器がステレオ復調していることを示す信号とを論理積演
    算する論理積演算手段と、論理積演算出力に基づいて第
    1のステレオ復調器からの復調出力と第2のステレオ復
    調器からの復調出力との一方を選択する出力信号選択回
    路とを備えたことを特徴とするFM放送受信機。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のFM放送受信機に
    おいて、一方の変調方式はパイロットトーン方式であ
    り、他方はポーラ変調方式であって、第1のステレオ復
    調器はパイロットトーン方式に対応するステレオ復調器
    であり、かつ第2のステレオ復調器はポーラ変調方式に
    対応するステレオ復調器であることを特徴とするFM放
    送受信機。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のFM放送受信機に
    おいて、論理積演算回路へ送出されている第1の放送周
    波数帯に対応させた信号に基づいて第2のステレオ復調
    器を強制的にモノーラル復調状態に制御する強制モノー
    ラル復調手段を備えたことを特徴とするFM放送受信
    機。
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