JPH10262646A - 包装培地及び包装培地の製造方法 - Google Patents
包装培地及び包装培地の製造方法Info
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- JPH10262646A JPH10262646A JP9294697A JP9294697A JPH10262646A JP H10262646 A JPH10262646 A JP H10262646A JP 9294697 A JP9294697 A JP 9294697A JP 9294697 A JP9294697 A JP 9294697A JP H10262646 A JPH10262646 A JP H10262646A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- bag
- packaging
- present
- petri dish
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- Pending
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- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易且つ安価に製造できると共に、使用前の
段階での雑菌類の侵入を防止でき、常温で流通、保管で
きる包装培地を提供する。 【解決手段】 培地3 を容器2 に入れ、この容器2 を包
装用の袋体4 に封入して滅菌消毒をしたものである。
段階での雑菌類の侵入を防止でき、常温で流通、保管で
きる包装培地を提供する。 【解決手段】 培地3 を容器2 に入れ、この容器2 を包
装用の袋体4 に封入して滅菌消毒をしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物や菌類等を
培養し増殖する際に簡便に使用できるようにした包装培
地及びその包装培地の製造方法に関するものである。
培養し増殖する際に簡便に使用できるようにした包装培
地及びその包装培地の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】微生物や菌類等を培養し増殖する凝固培
地には、シャーレー等の個々の培養容器に所定量の凝固
培地を入れて置き使用する際に、その培養容器内の凝固
培地に検体を移植して簡便に使用できるようにした容器
入りの培地がある。この容器入り培地を製造する場合、
従来は培地用粉末材料を60〜70°Cの水で溶かして
液状にし、この液状の培地材を高圧蒸気滅菌法により滅
菌消毒をした後、その液状の培地材をシャーレー等の培
養容器の本体側に適当量づつ分注し蓋をして凝固させる
方法を採っている。
地には、シャーレー等の個々の培養容器に所定量の凝固
培地を入れて置き使用する際に、その培養容器内の凝固
培地に検体を移植して簡便に使用できるようにした容器
入りの培地がある。この容器入り培地を製造する場合、
従来は培地用粉末材料を60〜70°Cの水で溶かして
液状にし、この液状の培地材を高圧蒸気滅菌法により滅
菌消毒をした後、その液状の培地材をシャーレー等の培
養容器の本体側に適当量づつ分注し蓋をして凝固させる
方法を採っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の容器入り培地
は、培地材が液状の段階で高圧蒸気滅菌法により滅菌消
毒を行い、それを培養容器の本体側に分注する方法で製
造しているため、培養容器を含む全てを完全に滅菌消毒
する場合には、培地の滅菌消毒工程と培養容器の滅菌消
毒工程とが別々になり、培地と培養容器とを別工程で個
別に滅菌消毒をしなければならない欠点がある。
は、培地材が液状の段階で高圧蒸気滅菌法により滅菌消
毒を行い、それを培養容器の本体側に分注する方法で製
造しているため、培養容器を含む全てを完全に滅菌消毒
する場合には、培地の滅菌消毒工程と培養容器の滅菌消
毒工程とが別々になり、培地と培養容器とを別工程で個
別に滅菌消毒をしなければならない欠点がある。
【0004】また培地材が液状の段階で滅菌消毒を行
い、その後、培地材をシャーレー等の培養容器に入れて
凝固させただけであるため、流通、保管の段階で培養容
器内に空気中の雑菌類が紛れ込んで、その雑菌類が培地
で増殖する恐れがある。このため空気中の雑菌等の侵入
を防止するには、無菌状態の清浄な環境下で培地入り容
器を密閉状態に梱包し、その状態を使用の直前まで保つ
必要があるが、これは事実上、非常に困難である。そこ
で、従来は、次善策として培養容器内に雑菌が紛れ込ん
だ場合にも、その雑菌が培養容器内の培地で増殖しない
ように、培地入りの容器を冷蔵保存する方法を採ってい
る。このため、従来では流通、保管の各段階で冷蔵庫が
必要であり、流通、保管コストが著しく高騰する欠点が
ある。
い、その後、培地材をシャーレー等の培養容器に入れて
凝固させただけであるため、流通、保管の段階で培養容
器内に空気中の雑菌類が紛れ込んで、その雑菌類が培地
で増殖する恐れがある。このため空気中の雑菌等の侵入
を防止するには、無菌状態の清浄な環境下で培地入り容
器を密閉状態に梱包し、その状態を使用の直前まで保つ
必要があるが、これは事実上、非常に困難である。そこ
で、従来は、次善策として培養容器内に雑菌が紛れ込ん
だ場合にも、その雑菌が培養容器内の培地で増殖しない
ように、培地入りの容器を冷蔵保存する方法を採ってい
る。このため、従来では流通、保管の各段階で冷蔵庫が
必要であり、流通、保管コストが著しく高騰する欠点が
ある。
【0005】しかも、冷蔵保存法は、培養容器内に侵入
した雑菌類の増殖を抑制するだけであって、空気中の雑
菌類の侵入そのものを阻止するものではないため、場合
によっては、検体の培養時に冷蔵前の段階で侵入した雑
菌類が増殖し、その雑菌類と検体の菌類とを区別できな
くなるようなことも考えられる。本発明は、このような
従来の課題に鑑み、容易且つ安価に製造できると共に、
使用前の段階での雑菌類の侵入を防止でき、しかも常温
で流通、保管できる包装培地及び包装培地の製造方法を
提供することを目的とする。
した雑菌類の増殖を抑制するだけであって、空気中の雑
菌類の侵入そのものを阻止するものではないため、場合
によっては、検体の培養時に冷蔵前の段階で侵入した雑
菌類が増殖し、その雑菌類と検体の菌類とを区別できな
くなるようなことも考えられる。本発明は、このような
従来の課題に鑑み、容易且つ安価に製造できると共に、
使用前の段階での雑菌類の侵入を防止でき、しかも常温
で流通、保管できる包装培地及び包装培地の製造方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、培地3 を容器2,14に入れ、この容器2,14を包装用の
袋体4 に封入して滅菌消毒をしたものである。請求項2
に記載の本発明は、請求項1に記載の発明において、袋
体4 にガスバリヤー性を有するシート状袋材7 により製
袋した袋体4 を用いたものである。
は、培地3 を容器2,14に入れ、この容器2,14を包装用の
袋体4 に封入して滅菌消毒をしたものである。請求項2
に記載の本発明は、請求項1に記載の発明において、袋
体4 にガスバリヤー性を有するシート状袋材7 により製
袋した袋体4 を用いたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、放射線消毒により滅菌消毒を
したものである。請求項4に記載の本発明は、請求項1
又は2に記載の発明において、袋体4 の一部に、不織布
により構成された通気部13を設けたものである。請求項
5に記載の本発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の
発明において、培地3 を入れた容器2,14をガスバリヤー
性のある包装用の袋体4 に封入し、この袋体4 の外部か
ら放射線を照射して滅菌消毒をするものである。
2に記載の発明において、放射線消毒により滅菌消毒を
したものである。請求項4に記載の本発明は、請求項1
又は2に記載の発明において、袋体4 の一部に、不織布
により構成された通気部13を設けたものである。請求項
5に記載の本発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の
発明において、培地3 を入れた容器2,14をガスバリヤー
性のある包装用の袋体4 に封入し、この袋体4 の外部か
ら放射線を照射して滅菌消毒をするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1乃至図3は本発明に係
る包装培地1 の第1の実施形態を例示する。この包装培
地1 は、図1及び図2に示すように、シャーレー2 に凝
固培地3 を入れ、このシャーレー2 を包装用の袋体4 に
封入して放射線消毒により滅菌消毒をしたものである。
シャーレー2 は培養容器の一例を示し、偏平な円形状の
本体5 と、この本体5の開口側に着脱自在に載置された
蓋6 とを備えている。なお、シャーレー2 は、合成樹脂
製である。
に基づいて詳細に説明する。図1乃至図3は本発明に係
る包装培地1 の第1の実施形態を例示する。この包装培
地1 は、図1及び図2に示すように、シャーレー2 に凝
固培地3 を入れ、このシャーレー2 を包装用の袋体4 に
封入して放射線消毒により滅菌消毒をしたものである。
シャーレー2 は培養容器の一例を示し、偏平な円形状の
本体5 と、この本体5の開口側に着脱自在に載置された
蓋6 とを備えている。なお、シャーレー2 は、合成樹脂
製である。
【0009】凝固培地3 はシャーレー2 の本体5 側に、
その全体に亘って略均一な厚さとなるように入れられて
いる。なお、この凝固培地3 には、主たる支持体として
寒天を使用した寒天培地等、凝固性を有する培地が使用
されている。包装用の袋体4 は可撓性及びガスバリヤー
性を有し、ポリエチレンフィルムの単体、又はポリエチ
レンフィルムとポリプロピレンフィルムとの重合体等か
らなる合成樹脂製のシート状袋材7 を用いて製袋され、
その中に凝固培地3 入りのシャーレー2 を入れて封入し
ている。なお、袋体4 には、そのふたつのシール部9の
一方側に開封用の切り込み部8 が設けられている。
その全体に亘って略均一な厚さとなるように入れられて
いる。なお、この凝固培地3 には、主たる支持体として
寒天を使用した寒天培地等、凝固性を有する培地が使用
されている。包装用の袋体4 は可撓性及びガスバリヤー
性を有し、ポリエチレンフィルムの単体、又はポリエチ
レンフィルムとポリプロピレンフィルムとの重合体等か
らなる合成樹脂製のシート状袋材7 を用いて製袋され、
その中に凝固培地3 入りのシャーレー2 を入れて封入し
ている。なお、袋体4 には、そのふたつのシール部9の
一方側に開封用の切り込み部8 が設けられている。
【0010】この包装培地1 を製造する場合には、培地
用粉末材料を60〜70°Cの水で溶かして液状にし、
この液状の培地材を各シャーレー2 の本体5 側に適当量
づつ分注し蓋6 をして凝固させる。次にそのシャーレー
2 を包装用の袋体4 に入れた後、袋体4 内に適当量の空
気が入った状態で袋体4 の開口側を密封する。そして、
凝固培地3 入りのシャーレー2 が封入された袋体4 を図
3に示すようにコンベヤライン10等で消毒室に搬送し
て、その上側から放射線照射装置11によりγ線、電子線
等の放射線を照射して、袋体4 の外側から凝固培地3 、
シャーレー2 及び袋体4 の滅菌消毒を行う。
用粉末材料を60〜70°Cの水で溶かして液状にし、
この液状の培地材を各シャーレー2 の本体5 側に適当量
づつ分注し蓋6 をして凝固させる。次にそのシャーレー
2 を包装用の袋体4 に入れた後、袋体4 内に適当量の空
気が入った状態で袋体4 の開口側を密封する。そして、
凝固培地3 入りのシャーレー2 が封入された袋体4 を図
3に示すようにコンベヤライン10等で消毒室に搬送し
て、その上側から放射線照射装置11によりγ線、電子線
等の放射線を照射して、袋体4 の外側から凝固培地3 、
シャーレー2 及び袋体4 の滅菌消毒を行う。
【0011】放射線照射装置11により袋体4 の上側から
放射線を照射して滅菌消毒をする場合には、袋体4 のシ
ート状袋材7 、シャーレー2 の蓋6 、凝固培地3 等で放
射線が減衰されるため、夫々の材料の厚さ、凝固培地3
の厚さ等に応じて放射線の線量を決定すれば良いが、少
なくとも凝固培地3 の底部側まで確実に滅菌消毒できる
ようにする必要がある。この包装培地1 を使用する場合
には、切り込み部8 から袋体4 を開封して、その中のシ
ャーレー2 を取り出せば良く、その後は従来と同様に簡
便に使用できる。
放射線を照射して滅菌消毒をする場合には、袋体4 のシ
ート状袋材7 、シャーレー2 の蓋6 、凝固培地3 等で放
射線が減衰されるため、夫々の材料の厚さ、凝固培地3
の厚さ等に応じて放射線の線量を決定すれば良いが、少
なくとも凝固培地3 の底部側まで確実に滅菌消毒できる
ようにする必要がある。この包装培地1 を使用する場合
には、切り込み部8 から袋体4 を開封して、その中のシ
ャーレー2 を取り出せば良く、その後は従来と同様に簡
便に使用できる。
【0012】この包装培地1 は、次のような利点があ
る。即ち、凝固培地3 が入ったシャーレー2 を袋体4 に
封入した後、袋体4 を含む全体を放射線消毒により滅菌
消毒しているので、凝固培地3 とシャーレー2 とを一工
程で同時に滅菌消毒でき、従来のように凝固培地3 側の
消毒工程とシャーレー2 側との消毒工程が別になる場合
に比較して作業が容易であり安価に製造できる。
る。即ち、凝固培地3 が入ったシャーレー2 を袋体4 に
封入した後、袋体4 を含む全体を放射線消毒により滅菌
消毒しているので、凝固培地3 とシャーレー2 とを一工
程で同時に滅菌消毒でき、従来のように凝固培地3 側の
消毒工程とシャーレー2 側との消毒工程が別になる場合
に比較して作業が容易であり安価に製造できる。
【0013】特に放射線照射装置11により袋体4 の外側
から放射線を照射して放射線消毒をしているので、凝固
培地3 入りのシャーレー2 を袋体4 内に封入し密封した
状態のままで滅菌消毒を行うことができる。また凝固培
地3 入りのシャーレー2 を袋体4 に封入した後に放射線
消毒を行っているので、その放射線消毒によって袋体4
内の空気を同時に滅菌消毒できると共に、消毒後におけ
る雑菌の外部からの侵入を袋体4 によって阻止でき、袋
体4を開封する時点まで滅菌状態を持続でき、使用前の
段階での雑菌類の侵入を未然に防止できる。
から放射線を照射して放射線消毒をしているので、凝固
培地3 入りのシャーレー2 を袋体4 内に封入し密封した
状態のままで滅菌消毒を行うことができる。また凝固培
地3 入りのシャーレー2 を袋体4 に封入した後に放射線
消毒を行っているので、その放射線消毒によって袋体4
内の空気を同時に滅菌消毒できると共に、消毒後におけ
る雑菌の外部からの侵入を袋体4 によって阻止でき、袋
体4を開封する時点まで滅菌状態を持続でき、使用前の
段階での雑菌類の侵入を未然に防止できる。
【0014】しかも、袋体4 を開封しない限りその中に
雑菌が侵入する可能性がないため、従来のように流通、
保管の各段階で低温状態に保つ必要がなく冷蔵庫が不要
であり、包装培地1 の流通、保管が非常に容易になると
共に、流通コスト、保管コストを大幅に低減できる。更
に袋体4 がガスバリヤー性を有するので、凝固培地3 の
水分の放散が少なくなり、常温保存が可能であることと
相俟って長期の保管が可能である。
雑菌が侵入する可能性がないため、従来のように流通、
保管の各段階で低温状態に保つ必要がなく冷蔵庫が不要
であり、包装培地1 の流通、保管が非常に容易になると
共に、流通コスト、保管コストを大幅に低減できる。更
に袋体4 がガスバリヤー性を有するので、凝固培地3 の
水分の放散が少なくなり、常温保存が可能であることと
相俟って長期の保管が可能である。
【0015】図4は本発明の第2の実施形態を例示し、
シャーレー2 の本体5 の開口側に封口シール12を設けた
ものである。この実施形態の包装培地1 は、本体5 に培
地3aを入れた後、その開口側に封口シール12を装着して
密封している。この場合には培地3aに液体状又は流動体
状のものを使用しても、その培地3aがシャーレー2 の本
体5 から洩れ出すことがない。従って、培地3aには、凝
固培地は勿論のこと、液体状又は流動体状の培地を使用
できる。
シャーレー2 の本体5 の開口側に封口シール12を設けた
ものである。この実施形態の包装培地1 は、本体5 に培
地3aを入れた後、その開口側に封口シール12を装着して
密封している。この場合には培地3aに液体状又は流動体
状のものを使用しても、その培地3aがシャーレー2 の本
体5 から洩れ出すことがない。従って、培地3aには、凝
固培地は勿論のこと、液体状又は流動体状の培地を使用
できる。
【0016】図5及び図6は本発明の第3の実施形態を
例示し、合成樹脂製のシート状袋材7 を用いて袋体4 を
構成すると共に、その一部に、不織布により構成された
通気部13を帯状に設けたものである。この場合には、凝
固培地3 入りのシャーレー2 を袋体4 内に封入した後、
それをガス消毒室に入れてガス消毒法により高圧ガスを
利用して滅菌消毒を行う。この時、消毒ガスは不織布製
の通気部13から袋体4 内に入り、シャーレー2 内の凝固
培地3 を滅菌消毒する。
例示し、合成樹脂製のシート状袋材7 を用いて袋体4 を
構成すると共に、その一部に、不織布により構成された
通気部13を帯状に設けたものである。この場合には、凝
固培地3 入りのシャーレー2 を袋体4 内に封入した後、
それをガス消毒室に入れてガス消毒法により高圧ガスを
利用して滅菌消毒を行う。この時、消毒ガスは不織布製
の通気部13から袋体4 内に入り、シャーレー2 内の凝固
培地3 を滅菌消毒する。
【0017】このため、ガス消毒法により滅菌消毒を行
うことも可能であり、放射線消毒法に比較して製造設備
のイニシャルコストを低減できる。また通気部13を不織
布で構成しているため、その通気部13で外部から侵入し
ようとする雑菌を捕捉でき、その雑菌の侵入を防止でき
る。図7乃至図9は本発明の第4乃至第6の実施形態を
例示し、有底筒状の細長い本体5 と、その開口側に着脱
自在に装着された蓋6 とによって培養容器14を構成し、
その本体5 側に培地3aを入れて袋体4 に封入したもので
ある。
うことも可能であり、放射線消毒法に比較して製造設備
のイニシャルコストを低減できる。また通気部13を不織
布で構成しているため、その通気部13で外部から侵入し
ようとする雑菌を捕捉でき、その雑菌の侵入を防止でき
る。図7乃至図9は本発明の第4乃至第6の実施形態を
例示し、有底筒状の細長い本体5 と、その開口側に着脱
自在に装着された蓋6 とによって培養容器14を構成し、
その本体5 側に培地3aを入れて袋体4 に封入したもので
ある。
【0018】図7の培養容器14は、蓋6 の嵌合部15側を
本体5 の開口側に着脱自在に挿入して閉栓するようにし
ている。図8の培養容器14は、本体5 の開口側の外周に
雄ねじ部16を、蓋6 の内周には雌ねじ部17を夫々設け、
両ねじ部16,17 を螺合させて着脱自在に閉栓するように
している。図9の培養容器14は、蓋6 の嵌合部15側の外
周に螺旋突条18を設け、この螺旋突条18を介して蓋6 の
嵌合部を本体5 の開口側に着脱自在に挿入するようにし
ている。
本体5 の開口側に着脱自在に挿入して閉栓するようにし
ている。図8の培養容器14は、本体5 の開口側の外周に
雄ねじ部16を、蓋6 の内周には雌ねじ部17を夫々設け、
両ねじ部16,17 を螺合させて着脱自在に閉栓するように
している。図9の培養容器14は、蓋6 の嵌合部15側の外
周に螺旋突条18を設け、この螺旋突条18を介して蓋6 の
嵌合部を本体5 の開口側に着脱自在に挿入するようにし
ている。
【0019】本発明は、このような構造の培養容器14を
使用した場合にも同様に実施することが可能である。な
お、培地3aには、凝固性を有する凝固培地の他、液体状
又は流動体状の培地を使用することもできる。以上、本
発明の各実施形態について詳述したが、本発明は各実施
形態に限定されるものではない。例えば、培養容器14
は、合成樹脂製以外のガラス製等でも良い。また袋体4
に使用するシート状袋材7 は、雑菌等の侵入を防止でき
るものであれば良く、合成樹脂製以外のものを使用して
も良い。培地3aには固形培地を使用しても良い。
使用した場合にも同様に実施することが可能である。な
お、培地3aには、凝固性を有する凝固培地の他、液体状
又は流動体状の培地を使用することもできる。以上、本
発明の各実施形態について詳述したが、本発明は各実施
形態に限定されるものではない。例えば、培養容器14
は、合成樹脂製以外のガラス製等でも良い。また袋体4
に使用するシート状袋材7 は、雑菌等の侵入を防止でき
るものであれば良く、合成樹脂製以外のものを使用して
も良い。培地3aには固形培地を使用しても良い。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、培地
3,3aを容器2,14に入れ、この容器2,14を包装用の袋体4
に封入して滅菌消毒をしているので、包装培地1 を容易
且つ安価に製造できると共に、使用前の段階での雑菌類
の侵入を防止でき、しかも常温で流通、保管できる。請
求項2に記載の本発明によれば、ガスバリヤー性を有す
るシート状袋材7 により製袋した袋体4 を用いているの
で、常温での保存が可能であることと相俟って包装培地
1 を滅菌状態で長期に亘って保管できる。
3,3aを容器2,14に入れ、この容器2,14を包装用の袋体4
に封入して滅菌消毒をしているので、包装培地1 を容易
且つ安価に製造できると共に、使用前の段階での雑菌類
の侵入を防止でき、しかも常温で流通、保管できる。請
求項2に記載の本発明によれば、ガスバリヤー性を有す
るシート状袋材7 により製袋した袋体4 を用いているの
で、常温での保存が可能であることと相俟って包装培地
1 を滅菌状態で長期に亘って保管できる。
【0021】請求項3に記載の本発明によれば、放射線
消毒により滅菌消毒をしているので、袋体4 に培養容器
2,14を入れて密封した状態でも外部から滅菌消毒でき
る。請求項4に記載の本発明によれば、袋体4 の一部
に、不織布により構成された通気部13を設けているの
で、ガス消毒により袋体4 内の培地3,3aの滅菌消毒が可
能である。請求項5に記載の本発明によれば、培地3,3a
を入れた容器2,14をガスバリヤー性のある包装用の袋体
4 に封入し、この袋体4 の外部から放射線を照射して滅
菌消毒をするので、袋体4 で密封した状態の包装培地1
を容易且つ安価に製造でき、しかも確実に滅菌消毒を行
うことができる。
消毒により滅菌消毒をしているので、袋体4 に培養容器
2,14を入れて密封した状態でも外部から滅菌消毒でき
る。請求項4に記載の本発明によれば、袋体4 の一部
に、不織布により構成された通気部13を設けているの
で、ガス消毒により袋体4 内の培地3,3aの滅菌消毒が可
能である。請求項5に記載の本発明によれば、培地3,3a
を入れた容器2,14をガスバリヤー性のある包装用の袋体
4 に封入し、この袋体4 の外部から放射線を照射して滅
菌消毒をするので、袋体4 で密封した状態の包装培地1
を容易且つ安価に製造でき、しかも確実に滅菌消毒を行
うことができる。
【図1】本発明の第1実施形態を示す包装培地の断面図
である。
である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す包装培地の一部切
り欠き斜視図である。
り欠き斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す包装培地の消毒法
の説明図である。
の説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す包装培地の断面図
である。
である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す包装培地の平面図
である。
である。
【図6】本発明の第3実施形態を示す包装培地の断面図
である。
である。
【図7】本発明の第4実施形態を示す包装培地の断面図
である。
である。
【図8】本発明の第5実施形態を示す包装培地の断面図
である。
である。
【図9】本発明の第6実施形態を示す包装培地の断面図
である。
である。
2 シャーレー(容器) 3 凝固培地 3a 培地 4 袋体 7 シート状袋材 13 通気部 14 培養容器
Claims (5)
- 【請求項1】 培地(3)(3a) を容器(2)(14) に入れ、こ
の容器(2)(14) を包装用の袋体(4) に封入して滅菌消毒
をしたことを特徴とする包装培地。 - 【請求項2】 ガスバリヤー性を有するシート状袋材
(7) により製袋した袋体(4) を用いたことを特徴とする
請求項1に記載の包装培地。 - 【請求項3】 放射線消毒により滅菌消毒をしたことを
特徴とする請求項1又は2に記載の包装培地。 - 【請求項4】 袋体(4) の一部に、不織布により構成さ
れた通気部(13)を設けたことを特徴とする請求項1又は
2に記載の包装培地。 - 【請求項5】 培地(3)(3a) を入れた容器(2)(14) をガ
スバリヤー性のある包装用の袋体(4) に封入し、この袋
体(4) の外部から放射線を照射して滅菌消毒をすること
を特徴とする包装培地の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9294697A JPH10262646A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 包装培地及び包装培地の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9294697A JPH10262646A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 包装培地及び包装培地の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10262646A true JPH10262646A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=14068649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9294697A Pending JPH10262646A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 包装培地及び包装培地の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10262646A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6464937B2 (en) * | 2000-11-01 | 2002-10-15 | Pml Microbiologicals, Inc. | Ultrapure sterilization of microbiological test media by electron beam irradiation |
| DE102006004157A1 (de) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | Eppendorf Ag | Vorrichtung und Verfahren zum Inkubieren von Zellen |
| JP2010535346A (ja) * | 2007-07-31 | 2010-11-18 | マイクロニクス, インコーポレイテッド | 衛生的スワブ採取システム、マイクロ流体アッセイデバイスおよび診断アッセイのための方法 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9294697A patent/JPH10262646A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6464937B2 (en) * | 2000-11-01 | 2002-10-15 | Pml Microbiologicals, Inc. | Ultrapure sterilization of microbiological test media by electron beam irradiation |
| DE102006004157A1 (de) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | Eppendorf Ag | Vorrichtung und Verfahren zum Inkubieren von Zellen |
| US8323957B2 (en) | 2006-01-30 | 2012-12-04 | Eppendorf Ag | Device and method for the incubation of cells |
| JP2010535346A (ja) * | 2007-07-31 | 2010-11-18 | マイクロニクス, インコーポレイテッド | 衛生的スワブ採取システム、マイクロ流体アッセイデバイスおよび診断アッセイのための方法 |
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