JPH10263482A - 農産物の選別処理装置 - Google Patents

農産物の選別処理装置

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JPH10263482A
JPH10263482A JP7377497A JP7377497A JPH10263482A JP H10263482 A JPH10263482 A JP H10263482A JP 7377497 A JP7377497 A JP 7377497A JP 7377497 A JP7377497 A JP 7377497A JP H10263482 A JPH10263482 A JP H10263482A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糖度,酸度等の内部品質と色,傷等の外観品
質に基づく農産物の評価選別により生産者別(荷口別)
の代価計算を適正化し、同時に仕分選別を適正化する農
産物の選別処理装置を提供する。 【解決手段】 荷口別に搬送される農産物Pを、荷口毎
にその一部を取出しその後搬送ライン上に戻すサンプリ
ング装置と、このサンプリング装置で少なくとも内部品
質を測定する第1の計測手段22と、搬送ラインから仕
分選別部に送られる全農産物を仕分選別のために外観品
質を測定するセンサカメラ7と、各農産物の仕分区分を
内部品質と外観品質に基づいて判定する仕分区分判定手
段、及び内部品質と外観品質に基づいて代価を計算する
代価計算手段を有する演算制御装置11を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は農産物の選別装置に
関し、特には、温州みかん,八朔,夏柑,伊予柑,ネー
ブル等の柑橘類、馬鈴薯、玉葱等の選別に好ましく用い
られる農産物の選別処理装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】農産物を集荷・選別・出荷する選果場にお
ける農産物の選別処理は、生産者から持ち込まれた大量
の農産物を所定の選別規格に沿って仕分けしてグループ
化(商品化)すると共に、生産者が持ち込んだ荷口(農
産物)に対して代価精算のための評価を行うことであ
る。この評価の手法の一つとして、仕分けコンベアから
各仕分区分別の箱詰め部に対して仕分けされたいわゆる
選別後の農産物を、当該箱詰め部で荷口毎に集計する方
法があるが、仕分けラインが長いことや、仕分けられた
量もそれぞれの箱詰め部で異なるために、同一の荷口の
ものについて各箱詰め部での箱詰め作業が一致して終了
するというようなことがなく、予め、固定的に前後の荷
口間を空けて供給しただけでは荷口の管理(区別)が十
分とは言えないという問題がある。この箱詰め部での荷
口の管理(区別)のために、前工程のラインのスピード
をダウンさせたりあるいは一時休止させたりして、後の
荷口のものが前の荷口のものに混入しないように制御す
ることがあるが、ラインの制御が複雑になり、しかもラ
インの休止によって選別処理装置全体の能率も低下して
しまうという問題も残る。
【0003】一方、温州みかん,玉葱,馬鈴薯などの農
産物では、同じ生産者(荷口)の農産物は、生産場所,
成育時の天候等の条件などが概ね共通していることか
ら、大きさ等の階級要素、色やつや等の外観の等級要素
に極端なばらつきは少ないことに注目し、サンプリング
方式で全体の品質を評価することに十分意義があると考
え、生産者別の農産物の評価選別をサンプリング方式で
行う評価法が従来から提案されている(特開昭62−1
40687号公報、特開平3−146185号公報)。
【0004】このサンプリング方式によれば、荷受部
(選別ラインの前工程)で荷口毎の品質を評価してしま
うため、上記各箱詰め部(選別ラインの最後の工程)で
荷口毎に集計する方式と比べてラインの能率を落とさず
に効率的に評価できるうえにラインの制御も簡素になる
という利点がある。しかも高価な計測装置などの設置台
数を少なくしながら、大量な農産物を一定程度評価でき
て、生産者に概ね正当な代価を支払えるという利点もあ
る。
【0005】このことを、農産物の全量について等級,
階級を計測して選別処理することが処理能率や経済性の
面から難しいと考えられている例えば「みかん」の選別
処理を例として説明すると、一般に「みかん」では、通
常規模の設備で一日120t(毎時15t、個数で言え
ば毎時15万個程)の大量処理が行われており、このよ
うな大量、迅速処理が求められるみかんにあっては、一
つの荷口のみかん群では外観等級要素とその分布に極端
な差はないと考えられるので、まず荷口別の全重量を計
測し、次に荷口別に農産物の一部をサンプリングしてそ
の等級や階級の等階級分布を調べ、これらの全重量と等
階級の分布を総合して評価(評価選別)することで生産
者への代価を計算し、一方箱詰のための仕分(仕分選
別)には、例えば孔あきドラムやカメラ等のセンサを用
いて大きさ別に仕分選別する大量,高速処理に適した仕
分方式を用いるものとするのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで近時の一般的
な農産物の選別処理においては、重量や大きさ等の階級
要素や色,傷等の外観の等級要素のみならず、糖度,酸
度等の農産物の内部品質を表す等級要素を仕分選別に採
用する傾向が大きくなっている。
【0007】これは、例えば大きなみかんであっても糖
度や酸度が少ないために美味しくないみかんは、外観上
は良くても品質が優れているとは本来言えないからであ
る。このため選果場での選別処理を農産物の真の評価に
一致させることが強く要望されるようになってきてい
る。
【0008】そこで、内部品質(糖度や酸度)を含む等
階級選別のために、荷受けした農産物のなかから一定量
を抜き取り、これを破壊検査してその荷口(生産者)の
持ち込んだ農産物の内部品質(糖度や酸度)を評価して
ランク別にまとめ、このランク別にまとめた農産物を外
観検査装置を有する仕分選別装置に供給する仕分選別法
があり、この方法によれば、内部品質のランクの異なる
農産物群毎に、外観検査装置の判定段階を変更して、内
部品質と外観品質の総合による等階級判定を行うことが
できるが、破壊検査の方式であるため検査に手間がかか
り、内部品質のランク別に農産物をまとめて仕分選別装
置に供給する作業が必要で、作業効率が合理的でなく、
また同じランクの農産物を一定量まとめるために保管場
所(倉庫や低温室)が必要になって選果場の面積が大き
くなり、設備コストも嵩むという問題がある。
【0009】ところで、内部等級要素である糖度や酸度
の計測を可能とする計測方法や手段は近時急速に発達し
てきているので、この技術を利用することが考えられる
が、しかし、糖度,酸度等の内部等級要素の計測手段
は、処理の高速化には未だ解決すべき課題も多く、また
計測装置が高価であるため選別処理装置(設備)への採
用にはコストが嵩むという問題もあって、実際への適用
では、比較的付加価値の高い農産物の少量処理を目的と
した選別処理設備などにその採用が限定されており、サ
ンプリング方式の農産物の選別処理に農産物の内部品質
をその測定要素の一つにする提案は未だされていない。
【0010】本発明は以上のような従来技術に鑑みてな
されたものであり、その目的の一つは、少ない台数の内
部品質検査のための装置を効率的に利用して、これと外
観品質の検査のための装置との組合せを工夫して設備の
投資額を少なく抑えながら、糖度,酸度等の内部品質に
基づく農産物の品質評価を生産者別(荷口別)に行うこ
とを可能とし、また外観品質や内部品質に基づく仕分選
別を効率化して全体として内部品質と外観品質に基づく
一定の水準を維持した選別処理を行うことができる選別
処理装置を提供することを目的とする。
【0011】また本発明の別の目的は、作業者の破壊検
査で内部品質を評価する場合の上述した問題点を解消で
き、自動的で迅速な機械化処理により内部品質を含めた
合理的な選別処理を実現できる農産物の選別処理装置を
提供するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本願の特許
請求の範囲の各請求項に記載した農産物の選別処理装置
によって達成される。
【0013】本願請求項1の農産物の選別処理装置の発
明は、荷口別に供給される農産物を下流側の農産物の仕
分選別部に向けて搬送する搬送ラインと、搬送ライン上
を搬送される農産物を荷口毎にその一部を取出し、その
後搬送ライン上に戻して前記抜出した荷口の農産物に合
流させるサンプリング装置と、このサンプリング装置で
の搬送途中に設けられて評価選別のために取出したサン
プリング農産物の少なくとも糖度,酸度等の内部品質を
測定する第1の計測手段と、前記搬送ラインから仕分選
別部に送られる全農産物の仕分選別のために色,傷,つ
や,形状,大きさなどの階級,等級のうちの必要な要素
によって外観品質を測定する第2の計測手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、生産者への代価を計算
する要素として測定する糖度,酸度等の内部品質は、対
象とする一荷口の一部(例えば10%や15%)とする
ことができるので、全量検査の方式に比べて上記第1の
計測手段(内部品質計測装置)の設備費用を大幅に削減
することができる。そしてこの内部品質、あるいはこれ
に加えて外観品質に基づいて該当する荷口の農産物のラ
ンクを評価選別することで、概ね適正な代価清算を行う
ことができる。一方、農産物の仕分選別部では、外観品
質あるいはこれに加えて内部品質に基づいて、個々の農
産物を仕分選別することで各農産物の仕分区分を判定す
ることができ、区分別に設けた仕分排出ラインに該当す
る農産物を仕分けることできる。
【0015】本願請求項2の発明は、上記の発明におい
て、各農産物の仕分区分を判定する仕分区分判定手段
と、仕分区分が判定された農産物を対応する仕分排出ラ
インに仕分排出する農産物仕分手段とを設け、前記仕分
区分判定手段は、荷口別の農産物に対応する前記第1の
計測手段の測定データと第2の計測手段の測定データと
を、各農産物の仕分区分の判定要素に含むようにしたこ
とを特徴とする。
【0016】この発明によれば、外観品質と内部品質と
に基づいて仕分区分を判定するので、内部品質が大幅に
異なる農産物を同じランクで箱詰包装するような不具合
をなくすことができる。例えば外観品質が同じ優でも、
内部品質がA級品とこれより劣るB級品とでは、前者を
「優」、後者を「良」として仕分けてもよいし、又、内
部品質でランク付け(A,B)したものを、更に外部品
質で優,良の如く仕分けることもできる。この場合の箱
詰包装には、「A,優」、「A,良」、「B,優」、
「B,良」と品質を表示することもできる。
【0017】本願請求項3の発明は、上記の各発明にお
いて、荷口別の農産物の代価を計算する代価計算手段を
設け、この代価計算手段は、荷口別に対応する前記第1
の計測手段の測定データと第2の計測手段の測定データ
とを、荷口別代価の計算要素に含むことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、内部品質と外観品質に
基づいて該当する荷口の農産物のランクの分布を評価選
別し、これと、例えば持ち込まれた該当荷口の全重量と
に基づいて代価を計算することで、概ね適正な代価清算
を行うことができる。
【0019】本願請求項4の発明は、上記請求項2の発
明において、前記仕分区分判定手段は、前記第2の計測
手段の測定データに基づいて得た格付けを、前記第1の
計測手段の計測データに基づいて格下げ又は格上して農
産物の仕分区分を判定することを特徴とする。
【0020】この発明によれば、例えば外観品質が同じ
優でも、内部品質がA級品とこれより劣るB級品とで
は、前者を「優」、後者を「良」として仕分けランクを
格付けすることができる。更に、外観品質が秀で内部品
質がB級品のものは「優」に格下げし、外観品質が良で
内部品質がA級品のものには「優」に格上することがで
きる。
【0021】本願請求項5の発明は、前記請求項2の発
明において、前記仕分区分判定手段は、前記第1の計測
手段の測定データからランク付けされた内部品質の格付
けと、前記第2の計測手段の測定データからランク付け
された外観品質の格付けとに基づいて内部品質ランク別
に外観品質ランク分けを行うことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、内部品質で例えばA又
はBにランク付けしたものに対してそれぞれ外部品質で
秀,優,良等に仕分けることができる。この場合箱詰包
装には例えば「A,秀」や「B,優」等の品質を表示す
ることができる。こうすることによって仕分区分が明確
になり、多様化するユーザーの要望に応じることができ
るという利点がもたらされる。
【0023】本願請求項6の発明は、上記の各発明にお
いて、前記第1の計測手段は、糖度又は糖度及び酸度を
サンプリング農産物の内部品質の測定項目に含むことを
特徴とする。
【0024】この発明によれば、農産物の食味を表す糖
度,酸度によって評価できるので、適正な評価選別を行
う上で有効である。なお糖度と酸度は両者の測定を必須
とするものではなく、農産物の種類や品種により糖度の
み、あるいは糖度と酸度とに基づいて評価選別すること
ができる。
【0025】本願請求項7の発明は、上記の各発明にお
いて、サンプリング装置は、前記搬送ライン上の一荷口
の複数のコンテナのうちの一部をサンプリング搬送ライ
ンの始端側に移載する取出し移載手段と、この移載され
たコンテナをサンプリング搬送ラインの終端側から前記
搬送ラインに戻す戻し移載手段と、これら取出し移載手
段と戻し移載手段の間で、サンプリング搬送ライン上の
コンテナに載った農産物を計測搬送ラインの始端部に放
出させる農産物放出手段と、該計測搬送ラインの途中に
設けられた前記第1の計測手段と、該計測搬送ラインの
終端部に設けられて計測済の農産物をサンプリング搬送
ライン上の空のコンテナに積込む農産物積込み手段とを
備えて、農産物のサンプリングをコンテナの移載により
行うことを特徴とする。
【0026】この発明によれば、サンプリング装置で一
荷口の一群のコンテナの一つあるいはそれ必要な複数を
取出し、サンプリング計測の後は元のコンテナに戻すの
で、その後は一荷口としてまとめて取り扱うことがで
き、測定データを所定の処理部(仕分区分判定手段や代
価計算手段)に送信するタイミング管理(パルス送信管
理)などが容易になる。
【0027】本願請求項8の発明は、上記の各発明にお
いて、前記サンプリング装置の第1の計測手段よりも搬
送下流に、サンプリング農産物を搬送ラインに戻す経路
と、該サンプリング農産物を第2の仕分選別部に搬送す
る経路とを設けると共に、サンプリング農産物の搬送を
これらの経路のいずれかに切り換える搬送切換手段と、
サンプリング農産物を仕分選別する第2の仕分選別部と
を設けたことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、季節の違いなどによっ
て、大量の農産物を選別処理することが必要な場合と、
少量の農産物を選別処理する場合とで異なる取扱をする
ことができ、例えば少量農産物の選別処理ではサンプリ
ングした農産物を大量処理用の搬送ラインに戻さずに別
途設けた第2の仕分選別部で仕分選別するようにでき
る。
【0029】本願請求項9の発明は、上記発明のサンプ
リングの搬送経路から前記第2の仕分選別部に農産物を
搬送する経路の途中に、該第2の仕分選別部に搬送され
る全農産物をその仕分選別のために外観品質を測定する
第2の計測手段を設けたことを特徴とする。
【0030】この発明によれば、第2の仕分選別部で少
量の農産物を仕分選別する場合に全農産物を内部品質,
外観品質の総合で評価及び仕分できる。
【0031】本願請求項10の発明は、上記の各発明に
おいて、選別処理装置の設置場所を2階建に構成し、サ
ンプリング装置からサンプリング農産物を搬送ラインに
戻す荷口合流点より下流の各設置装置は2階に配置する
と共に、前記荷口合流点より上流の各設置装置は1階に
配置し、1階と2階の農産物の搬送ラインを傾斜コンベ
アなどの搬送装置で連接させたことを特徴とする。
【0032】この発明によれば、大量処理する農産物の
ために設備される種々の処理装置、例えば小玉抜き、洗
滌、水切り、乾燥、整列等々の処理装置を階上に設置
し、これらの階上装置とは切り離し作業工程となるサン
プリング装置を、農産物の持ち込みや搬出等のための必
要な作業容積と共に階下に設置することで、選果場の建
屋内の空間を有効に利用することができる。
【0033】本願請求項11の発明は、サンプリング農
産物を第2の仕分選別部に搬送する経路、及び第2の仕
分選別部は設ける場合には、これらを1階に配置したこ
とを特徴とする。
【0034】この発明によれば、サンプリング装置と密
接に関係する少量選別処理のための設備を階下に設ける
ので、設備全体の有効利用を図ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0036】実施形態1 本例は、図1及び図2により説明されるみかんを選別処
理するための選別処理装置に関するものである。
【0037】図1において1は荷受けコンベア(搬送コ
ンベアの一部である)であり、生産者別(荷口別)に複
数のコンテナ2に搭載して持ち込まれたみかんPを、ダ
ンパ装置3まで搬送し、このダンパ装置3でコンテナ2
を傾動させて搬送コンベア4の上にみかんPを放出す
る。
【0038】上記の搬送コンベア4は、搬送方向の下流
側に向かって、本例では小玉抜き装置401、洗滌水切
り装置402、ネット乾燥機403が連接され、送果ベ
ルト404を介して拡散ローラコンベア405にみかん
Pを送り込むようになっている。拡散ローラコンベア4
05に送り込まれたみかんPは、搬送幅方向に次第に拡
散して6条の分配供給装置5(51 〜56 )に移行して
概ね一列になって搬送されながら、更に整列装置6(6
1 〜66 )で重ねなどを解消し、一列に整列したみかん
Pの前後間隔を一定間隔にして仕分選別部の仕分コンベ
ア(6条)8(81 〜86 )に載り移して搬送させる。
なお本例の仕分コンベア8は、チェーンコンベアに片持
ち支持されると共に搬送方向の軸回りに下側に略90°
回転可能に支持された鍵盤状の支持片(図示せず)を、
水平姿勢を維持するようにして該チェーンコンベアの搬
送方向に密に連設してコンベアを構成し、該鍵盤状支持
片の水平姿勢維持を所定位置で解除する解除手段(図示
せず)と、下側に回転した支持片を所定位置で水平姿勢
に復帰させる復帰手段(図示せず)とを設けて構成され
ている(例えば特公平6−10050号公報参照)。
【0039】そして、仕分コンベア8の始端部側に配置
されている色,傷等の等級要素と大きさの階級要素とを
合わせた外観品質を検査する第2の計測手段7としての
カラーカメラ(外部品質計測装置:以下「カラーカメラ
7」という)により、各一列に搬送されるみかんPを撮
像して外観品質の要素を計測した後、下流の仕分領域に
更に搬送させる。
【0040】上記仕分領域には、上記鍵盤状支持片の水
平姿勢を解除する解除手段が搬送方向に沿って9ケ所配
置されていると共に、この解除手段の下側には、該解除
手段の作動により前記支持片が下側に回転することで落
下するみかんPを受け、それぞれ箱詰装置10(101
〜109 )に送る仕分排出ラインのコンベア9(91
9 )が設けられている。上記の各箱詰装置10は、例
えば101 〜103 を秀、104 〜106 を優、107
〜109 を良の等級区分として定め、101 ,104
107 が大きさSの階級区分、102 ,105 ,108
が大きさMの階級区分、103 ,106 ,109 が大き
さLの階級区分と定めて、これにより秀,優,良の等級
と、S,M,Lの階級の9等階級区分にみかんを仕分け
ることができるようになっている。
【0041】以上の構成の仕分選別部は、通常はコンピ
ュータで構成される演算制御装置11の仕分制御部(図
示せず)からの仕分区分信号により各条の仕分コンベア
8の対応する解除手段に作動信号を送ることにより、所
定の位置でみかんを落下させて仕分排出ラインのコンベ
ア9を介して対応する箱詰装置10に当該みかんを送り
込むことができる。箱詰装置10は本例のみかんにおい
ては例えば計量箱詰装置を用いることができるが、これ
に限定されるものではない。12は箱詰が終了した包装
箱を排出する包装箱排出コンベアである。
【0042】次に本例の特徴的構成について説明する。
【0043】20は搬送コンベア4の始端部側(本例で
は小玉抜き装置401の上流)に設けられたサンプリン
グ取出し装置であり、例えば搬送コンベア4上を搬送さ
れる一荷口のみかんの一部(例えば約10%)を、通常
はコンベア面を形成し必要時に傾動して搬送コンベア4
上のみかんをサンプリングコンベア21に移載する。移
載されたサンプリングみかんは、第1の計測手段22
(例えば内部品質を検査するための内部品質計測装置、
及び必要に応じて外観品質計測装置)に通されて、本例
では例えば糖度と酸度が内部品質として測定される。こ
の第1の計測手段22としては、例えばみかんに照明光
を照射し、みかんからの透過光のうちの所定波長域の光
強度や波形の分析によって糖度,酸度を計測する内部品
質計測装置を用いることができる。第1の計測手段22
において内部品質と共に、色,傷等の外観品質を測定す
る場合には外観品質計測用のカラーカメラ等を並設する
ことができる。
【0044】23は第1の計測手段22を通過したみか
んを搬送コンベア4に戻すリターンコンベアであり、本
例では小玉抜き装置402に戻すように設けられてい
る。
【0045】上記により計測された糖度,酸度の測定情
報は、上記演算制御装置11に送られる。
【0046】30はキーボード等の外部入力装置であ
り、例えば生産者の情報(生産者コード等)や、荷受け
した生産者別のみかんを図示しない秤量装置で秤量して
得た重量(全重量)の情報を入力するように用いられ、
入力された情報は演算制御装置11に送信される。
【0047】40はクロックパルス発生装置であり、前
記外部入力装置30で入力した生産者の情報や第1の計
測手段22で計測した情報を一荷口のみかんの移動と合
わせてカラーカメラ7位置まで送るために用いられ、搬
送コンベア4等の搬送状態を例えば一定量移動で1パル
スをカウントして演算制御装置11に送信するようにな
っている。そして、演算処理装置11は、このクロック
パルス発生装置40から送信されるパルスの数をカウン
トしてこの値が予め定めたカウント数(例えば第1の計
測手段22からカラーカメラ7位置までのみかんの移動
量に対するクロックパルスの総数)に達したときに、み
かんの移動(カラーカメラ7位置への到達)と、このみ
かんに対応する前記生産者の情報及び前記第1の計測手
段22で計測した情報とを一致させるようになってい
る。これによりみかんの各情報を当該みかんの移動と合
わせて所定の位置まで他の荷口のみかんと混在しないで
送ることができる。
【0048】次に上記演算制御装置11について説明す
る。
【0049】本例のこの演算制御装置11は、第1の計
測手段22からの酸度,糖度の内部品質及び必要に応じ
て外観品質を含む測定情報と、外観品質計測装置である
カラーカメラ7からの外観品質の測定情報と、クロック
パルス発生装置40からの送り速度情報とを入力信号と
し、これらの情報に基づいて、以下のように評価選別を
行う代価計算手段と、仕分選別を行う仕分区分判定手段
とが、シーケンスプログラム等で組み込まれている。
【0050】(1)第1の計測手段22からの内部品質
の測定情報のデータ(以下「内部品質データ」)と、カ
ラーカメラ7からの外観品質の測定情報のデータ(以下
「外観品質データB」という)に基づき、仕分区分判定
手段によってみかんの仕分区分を判定する。判定された
結果に基づく仕分信号は、仕分コンベア8から出力され
る図示しないクロックパルスの情報と合わせて対応する
みかんの排出位置の解除手段を作動させるように送信出
力される。
【0051】また同じ内部品質データと外観品質データ
Bに基づき、代価計算手段の代価算出用データとしてメ
モリーに蓄積記憶する。そして、一荷口のみかんについ
ての処理が終了した時点で蓄積記憶した代価算出用デー
タから代価を計算する。この計算結果は、必要に応じて
記憶保存すると共に、プリンター等によって打ち出す。
【0052】以上によれば、仕分選別と評価選別を同じ
水準で行うことができる。
【0053】(2)仕分選別のための仕分区分の判定
は、上記(1)の第1の計測手段22からの内部品質デ
ータ、及びこの第1の計測手段22からの外観品質(例
えば色,傷等)の測定情報のデータ(以下「外観品質デ
ータA」という)と、カラーカメラ7からの外観品質デ
ータ(大きさ等)とに基づき行う。判定後の仕分コンベ
アの解除手段への送信出力は上記と同様である。
【0054】一方、評価選別のためにメモリーに蓄積記
憶する代価算出用データは、内部品質データと外観品質
データAによって行う。蓄積記憶した代価算出用データ
から代価を計算するのは上記と同様である。
【0055】この例によれば、外観品質計測装置として
のカラーカメラ7は、みかんの大きさだけを計測すれば
よいので、例えば撮像装置や画像解析処理などが簡単化
できる。
【0056】(3)評価選別のためにメモリーに蓄積記
憶する代価算出用データは、上記(1)と同様に行う。
【0057】一方、仕分選別のための仕分区分の判定に
おいては、内部品質データの糖度,酸度を所定の基準値
と比較し、糖度を所定の閾値で高糖度,中糖度,低糖度
に分け、同じく酸度を所定の閾値で高酸度,中酸度,低
酸度に分けて、高糖度+中酸度を最高級品とし、その他
の糖度と酸度の組合せにより仕分区分を判定するが、酸
度を優先して、糖度の高〜低如何に拘らず、酸度が高酸
度又は低酸度のものは一ランク格下げする。
【0058】これによれば、農産物の品目や品種に合致
した仕分選別を行うことができる。なお、内部品質デー
タ、外観品質データA,Bの組合せにより仕分選別や評
価選別の方法は以上の(1)〜(3)に限定されるもの
ではなく、農産物の種類等に応じて種々の選択により適
当な組合せを採用することができる。
【0059】図2は以上の選別処理のうちの主にみかん
の流れと仕分選別の状態を模式化して示したものであ
る。
【0060】実施形態2 図3,図4に示した本例は、搬送コンベア4にサンプリ
ング装置を設けていた上記実施形態1に対し、サンプリ
ング装置を荷受けコンベア100に設けた点が異なる
が、その他の構成は実質的に同じであり、特にダンパ装
置3から箱詰装置10に至る構成は、途中にサンプリン
グ装置が設けられていないことを除けば同じであるの
で、共通部分には必要に応じて同じ符号を付し、それら
の説明は省略する。
【0061】本例においては、搬送コンベアの一部でも
ある荷受けコンベア100に概ね沿って、サンプリング
搬送コンベア101を設けると共に、このサンプリング
搬送コンベア101の始端側に、上記荷受けコンベア1
00上を一群として搬送される生産者別(荷口別)の複
数のうちから、例えば一つのコンテナ2を移載するコン
テナ取出し部102を設ける。そして該サンプリング搬
送コンベア101に移載したコンテナ2はダンパ装置1
03で傾動されて、載せているみかんPをサンプリング
検査コンベア104に放出し、第1の計測手段(実施形
態1と同様に、例えば内部品質を検査するための内部品
質計測装置、及び必要に応じて外観品質計測装置)10
5に通されて、本例では例えば糖度と酸度が内部品質と
して測定される。第1の計測手段105を通過したみか
んPは、リターンコンベア106によりコンテナ再収容
位置107に待機されている空のコンテナ2に送り込ま
れ、サンプリング検査済のみかんPを全て収容したコン
テナ2は、サンプリング搬送コンベア101の終端部か
ら荷受けコンベア100上の一群のコンテナ(コンテナ
を取出し移載したグループのコンテナ群)に合流するよ
うにタイミングを合わせて戻される。なお110は第1
の計測手段105にみかんPを整列して通すための整列
装置である。
【0062】以上のようにして、生産者別(荷口別)に
一部のみかんPの内部品質等を計測した後、サンプリン
グしたみかんPを合流させた一群のコンテナ群は、ダン
パ装置3で順次農産物を搬送コンベア4に放出し、仕分
選別が行われる。
【0063】また、本例においては、コンテナ取出し部
102でサンプリング搬送コンベア101に取出し移載
したコンテナの標識例えばバーコードをバーコードリー
ダ108で読取り、またダンパ装置3に送り込まれるコ
ンテナ2のバーコードをバーコードリーダ109で読取
り、これらのコンテナ識別情報を、上記第1の計測手段
105で計測した測定情報と共に演算制御装置11に送
信出力するようにしている。
【0064】これにより、搬送コンベア4からカラーカ
メラ7を通って仕分コンベア8に送り込まれるみかんP
の内部品質データ、外観品質データA,Bが関連付けさ
れ、搬送速度の管理により実施形態1と同様に、所定の
該当する仕分区分の排出ラインのコンベア9に該当する
みかんPを落とす仕分選別を確実に行うことができると
共に、評価選別も確実に行うことができる。
【0065】本例における仕分選別,評価選別の方法
は、上記実施形態1と同様にすることができる。
【0066】本例の構成によれば、コンテナで搬送する
途中でサンプリング処理による内部品質の計測を行うの
で、その後の仕分選別のための搬送コンベアに供給した
後の一荷口のまとまりがよいので取扱が容易になる。
【0067】図4は以上の選別処理のうちの主にみかん
の流れと仕分選別の状態を模式化して示したものであ
る。
【0068】実施形態3 図5〜図7に示した本例は、荷受けコンベア100から
サンプリング搬送コンベア101に取出し移載されたコ
ンテナ2が、必ず荷受けコンベアに戻されるようになっ
ている上記実施形態2に対し、サンプリング搬送コンベ
ア201に取出し移載されたコンテナ及びこれが取出さ
れた荷受けコンベア100上の一群のコンテナ2を、場
合によって系外に排出する排出コンベア220が設けら
れている点と、取出し移載したコンテナから放出したみ
かんPをコンテナ2に再収容せず、少量選別処理用とし
て別に設けた仕分選別部に搬送させるようにした点が異
なるが、その他の構成は実施形態2と実質的に同じであ
り、特にダンパ装置3から箱詰装置10に至る構成は、
途中にサンプリング装置が設けられていないことを除け
ば実施例形態1と同じであると共に、荷受けコンベア1
00からサンプリング搬送コンベア201に取出し移載
したコンテナ2を再び荷受けコンベア100に戻す構成
は搬送軌跡やレイアウトが若干異なる他は同じであるの
で、共通部分には必要に応じて同じ符号を付し、それら
の説明は省略する。
【0069】本例におけるサンプリング搬送コンベア2
01は、その始端側で荷受けコンベア100に沿って設
けられたコンテナ取出し部102で、荷受けコンベア1
00上を一群として搬送される生産者別(荷口別)の複
数のうちから、例えば一つのコンテナ2を取出し移載
し、取出したコンテナ2をダンパ装置103で傾動させ
て載せているみかんPをサンプリング検査コンベア10
4に放出し、第1の計測手段(実施形態1,2と同じ)
105に通して例えば糖度と酸度を内部品質として測定
する。次に第1の計測手段105を通過したみかんP
は、通常時(大量のみかんの処理時)は、リターンコン
ベア106によりコンテナ再収容位置107に待機され
ている空のコンベア2に送り込まれ、サンプリング検査
済のみかんPを全て収容したコンテナ2は、サンプリン
グ搬送コンベア201の終端部から荷受けコンベア10
0上の一群のコンテナ(コンテナを取出し移載したグル
ープのコンテナ群)に合流するようにタイミングを合わ
せて戻される。以上により、生産者別(荷口別)に一部
のみかんPの内部品質等を計測した後、サンプリングし
たみかんPを合流させた一群のコンテナ群は、ダンパ装
置3で順次農産物を搬送コンベア4に放出し、仕分選別
が行われる。
【0070】次に本例の特徴的な構成を説明すると、第
1の特徴は、本例においては、荷受けコンベア100は
選果場の1階に設置されているが、上記ダンパ装置3か
ら仕分選別部の箱詰装置10に至る一連の装置類は2階
に設置されているところにある。このため荷受けコンベ
ア100は終端側にコンテナエレベータ(あるいは傾斜
コンベア)230を設けて、コンテナを1階から2階に
移送するように設けられている。
【0071】本例の第2の特徴は、本例のサンプリング
搬送コンベア201の終端部の荷受けコンベア100へ
の合流点の下流には、コンテナ2を系外に排出する排出
コンベア220が連設されていると共に、図示しない搬
送切換手段が設けられていて、荷受けコンベア100上
の一群のコンテナ群をそのままダンパ装置3側に搬送す
るか、あるいは排出コンベア220を介して系外に排出
することができるように、搬送の切換えができるように
構成されているところにある。この搬送切換手段の切換
は、上記第1の計測手段105により計測したみかんが
包装出荷できる品質でないと判断された場合に系外への
排出側に切り換えるように行われ、このための制御は、
第1の計測手段105からの内部品質データが送信され
た演算制御装置11において行うことができるが、別に
ローカルMPU(マイクロプロセッサユニット)等を設
けて前記切換を行うようにしてもよい。
【0072】本例の第3の特徴は、処理量が少ないみか
んP(あるいは他の柑橘類等)が荷受けされた場合に、
第1の計測手段105を通ったみかんPを、リターンコ
ンベア106側に搬送させず、一条の仕分コンベア22
1を有する仕分選別部に送り込んで、仕分選別するよう
にしたところにある。222は仕分コンベア221の途
中に設けられた外観品質計測装置(色,傷等の等級要
素、大きさ等の階級要素を計測する例えばカラーカメ
ラ)であり、223は仕分排出ラインのコンベア、22
4は箱詰装置、225は包装箱排出コンベアである。な
お、少量選別処理のためにサンプリングしたみかんPの
搬送方向を切り換えるためには、通常はリターンコンベ
ア106側に搬送をガイドするガイド手段を、例えば外
部入力手段30への入力によって仕分コンベア221側
にみかんPの搬送を切り換えるように構成すればよい。
【0073】上記の第1の計測手段105及び外観品質
計測装置(カラーカメラ)222で測定された測定デー
タは、演算制御装置11に送信出力され、大量処理の場
合と同様に仕分選別と評価選別を行うことができる。な
おこの少量選別処理の場合には、全みかんPについて内
部品質と外観品質が測定データとして得られているの
で、一層精度の高い選別処理(特に評価選別処理)が行
われる。
【0074】本例の構成によれば、コンテナで搬送する
途中でサンプリング処理による内部品質の計測を行うの
で、その後の仕分選別のための搬送コンベアに供給した
後の一荷口のまとまりがよいので取扱が容易になるとい
う効果が奏される他、包装出荷できないみかんPについ
ては、仕分選別する前に系外に排出することができる。
また少量選別処理の場合には、別途に設けた少量選別処
理用の仕分選別部を利用することで、装置稼働の合理化
を図ることができる。更に、大量選別処理のための主要
装置を2階に設置し、1階には荷受けコンベアとサンプ
リング処理の設備、及び少量選別処理の設備を設置した
だけであるので、選果場の建屋内の空間を合理的,有効
に利用できるという利点がある。
【0075】図7は以上の選別処理のうちの主にみかん
の流れと仕分選別の状態を模式化して示したものであ
る。
【0076】実施形態4 図8に示した本例は、上記実施形態3に比べて、少量選
別処理用の仕分コンベア221に沿って設けた外観品質
計測装置(カラーカメラ)222を、第1の計測手段1
05の直後に配置した点が異なるが、その他の構成は実
施形態3と同じである。
【0077】本例によれば、サンプリング装置において
第1の計測手段105として内部品質計測の専用装置を
用いることができると共に、外観品質計測装置(カラー
カメラ)222として外観品質計測の専用装置を用いる
ことができ、それぞれの能力を十分に発揮させることが
できるという利点がある。
【0078】更に、外観品質計測装置222の使用を切
換式に設定すれば、サンプリング検査時に内部品質のみ
を検査することもできる。
【0079】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明によれば、
内部品質を検査するために必要な高価な装置の設置台数
を少なくすることができるので、設備投資額を少なく抑
えながら、サンプリング方式の利点を生かして糖度,酸
度等の内部品質に基づく農産物の品質評価を生産者別
(荷口別)に行うことができ、この内部品質と外観品質
に基づく一定品質の水準を維持した選別処理(内部品質
を加味した仕分け)を行うことができるという効果が奏
される。
【0080】また、作業者による農産物の破壊検査で内
部品質を評価する場合の不合理性を解消でき、自動的で
迅速な機械化処理により内部品質を含めた合理的な選別
処理を実現することができる。
【0081】またこれらに加えて更に以下の効果を奏す
る。
【0082】請求項2の発明によれば、外観品質と内部
品質とに基づいて仕分区分を判定するので、内部品質が
大幅に異なる農産物を同じランクで箱詰包装するような
不具合がないという効果が奏される。
【0083】請求項3の発明によれば、内部品質と外観
品質に基づいて該当する荷口の農産物のランクの分布を
評価選別し、これと、例えば持ち込まれた該当荷口の全
重量とに基づいて代価を計算するので、代価清算をより
適正に行うことができるという効果が奏される。
【0084】請求項4の発明によれば、例えば内部品質
が劣る農産物を、格下げして仕分選別することができ
る。
【0085】請求項5の発明によれば、内部品質で例え
ばA又はBにランク付けしたものに対してそれぞれ外部
品質で秀,優,良等(「A,秀」、「B,優」等)に区
分することができ、品質の区分を内部品質を重視して明
確にすることができる。
【0086】請求項6の発明によれば、農産物の食味を
表す糖度,酸度によって評価できるので、適正な評価選
別を行うのに効果がある。
【0087】請求項7の発明によれば、サンプリング装
置で取出しまた搬送ラインに戻す農産物をコンテナ単位
で取り扱うので、測定データを所定の処理部(仕分区分
判定手段や代価計算手段)に送信するタイミング管理
(パルス送信管理)などを容易化できる。
【0088】請求項8の発明によれば、大量の農産物を
選別処理する場合と、少量の農産物を選別処理する場合
とで異なる取扱をすることができ、特に少量農産物の選
別処理を大量処理用の搬送ラインに戻さずに別途設けた
第2の仕分選別部で仕分選別できて、装置の稼働を合理
化できる。
【0089】請求項9の発明によれば、第2の仕分選別
部で少量の農産物を仕分選別する場合に全農産物を内部
品質,外観品質の総合で評価及び仕分できる。
【0090】請求項10の発明によれば、大量処理する
農産物のために設備される種々の処理装置を階上(2
階)に設置し、これらの階上装置とは切り離した作業工
程とできるサンプリング装置を、農産物の持ち込みや搬
出等のための必要な作業容積と共に階下に設置するの
で、選果場の空間を有効利用できる。
【0091】請求項11の発明によれば、サンプリング
装置と密接に関係する少量選別処理のための設備を階下
に設けるので、設備全体を更に有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の農産物の選別処理装置の実施形態1を
示した平面概要図。
【図2】実施形態1の装置における主にみかんの流れと
仕分選別の状態を模式化して示した図。
【図3】本発明の農産物の選別処理装置の実施形態2を
示した平面概要図。
【図4】実施形態2の装置における主にみかんの流れと
仕分選別の状態を模式化して示した図。
【図5】本発明の農産物の選別処理装置の実施形態3を
示した平面概要図。
【図6】実施形態3の選別処理装置の垂直方向の配置を
説明するための図。
【図7】実施形態3の装置における主にみかんの流れと
仕分選別の状態を模式化して示した図。
【図8】本発明の農産物の選別処理装置の実施形態4を
示した平面概要図。
【符号の説明】
1・・・荷受けコンベア 2・・・コンテナ 3・・・ダンパ装置 4・・・搬送コンベア 401・・・小玉抜き装置 402・・・洗滌水切り装置 403・・・ネット乾燥機 404・・・送果ベルト 405・・・拡散ローラコンベア 5・・・分配供給装置 6・・・整列装置 7・・・カラーカメラ(第2の計測手段) 8・・・仕分コンベア 9・・・仕分排出ラインのコンベア 10・・・箱詰装置 11・・・演算制御装置 12・・・包装箱排出コンベア 20・・・サンプリング取出し装置 21・・・サンプリングコンベア 22・・・第1の計測手段 23・・・リターンコンベア 30・・・外部入力装置 40・・・クロックパルス発生装置 100・・・荷受けコンベア 101・・・サンプリング搬送コンベア 102・・・コンテナ取出し部 103・・・ダンパ装置 104・・・サンプリング検査コンベア 105・・・第1の計測手段 106・・・リターンコンベア 107・・・コンテナ再収容位置 108・・・バーコードリーダ 109・・・バーコードリーダ 110・・・整列装置 201・・・サンプリング搬送コンベア 220・・・排出コンベア 221・・・仕分コンベア 222・・・カラーカメラ(外観品質計測装置) 223・・・仕分排出ラインのコンベア 224・・・箱詰装置 225・・・包装箱排出コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯沢 功也 静岡県浜松市篠ケ瀬町630番地 株式会社 マキ製作所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷口別に供給される農産物を下流側の農
    産物の仕分選別部に向けて搬送する搬送ラインと、搬送
    ライン上を搬送される農産物を荷口毎にその一部を取出
    し、その後搬送ライン上に戻して前記抜出した荷口の農
    産物に合流させるサンプリング装置と、このサンプリン
    グ装置での搬送途中に設けられて評価選別のために取出
    したサンプリング農産物の少なくとも内部品質を測定す
    る第1の計測手段と、前記搬送ラインから仕分選別部に
    送られる全農産物の仕分選別のために外観品質を測定す
    る第2の計測手段とを備えたことを特徴とする農産物の
    選別処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、各農産物の仕分区分
    を判定する仕分区分判定手段と、仕分区分が判定された
    農産物を対応する仕分排出ラインに仕分排出する農産物
    仕分手段とを設け、前記仕分区分判定手段は、荷口別の
    農産物に対応する前記第1の計測手段の測定データと第
    2の計測手段の測定データとを、各農産物の仕分区分の
    判定要素に含むことを特徴とする農産物の選別処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、荷口別の農産物の代
    価を計算する代価計算手段を設け、この代価計算手段
    は、荷口別に対応する前記第1の計測手段の測定データ
    と第2の計測手段の測定データとを、荷口別代価の計算
    要素に含むことを特徴とする農産物の選別処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記仕分区分判定手
    段は、前記第2の計測手段の測定データに基づいて得た
    格付けを前記第1の計測手段の測定データに基づいて格
    下げ又は格上げして農産物の仕分区分を判定することを
    特徴とする農産物の選別処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記仕分区分判定手
    段は、前記第1の計測手段の測定データからランク付け
    された内部品質の格付けと、前記第2の計測手段の測定
    データからランク付けされた外観品質の格付けとに基づ
    いて内部品質ランク別に外観品質ランク分けを行うこと
    を特徴とする農産物の選別処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記第1の計測手段は、糖度、又は糖度及び酸度をサン
    プリング農産物の内部品質の測定項目に含むことを特徴
    とする農産物の選別処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
    サンプリング装置は、前記搬送ライン上の一荷口の複数
    のコンテナのうちの一部をサンプリング搬送ラインの始
    端側に移載する取出し移載手段と、この移載されたコン
    テナをサンプリング搬送ラインの終端側から前記搬送ラ
    インに戻す戻し移載手段と、これら取出し移載手段と戻
    し移載手段の間で、サンプリング搬送ライン上のコンテ
    ナに載った農産物を計測搬送ラインの始端部に放出させ
    る農産物放出手段と、該計測搬送ラインの途中に設けら
    れた前記第1の計測手段と、該計測搬送ラインの終端部
    に設けられて計測済の農産物をサンプリング搬送ライン
    上の空のコンテナに積込む農産物積込み手段とを備え
    て、農産物のサンプリングをコンテナの移載により行う
    ことを特徴とする農産物の選別処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記サンプリング装置の第1の計測手段よりも搬送下流
    に、サンプリング農産物を搬送ラインに戻す経路と、該
    サンプリング農産物を第2の仕分選別部に搬送する経路
    とを設けると共に、サンプリング農産物の搬送をこれら
    の経路のいずれかに切り換える搬送切換手段を設けたこ
    とを特徴とする農産物の選別処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記サンプリングの
    搬送経路から前記第2の仕分選別部に農産物を搬送する
    経路の途中に、該第2の仕分選別部に搬送される全農産
    物をその仕分選別のために外観品質を測定する第2の計
    測手段を設けたことを特徴とする農産物の選別処理装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかにおい
    て、選別処理装置の設置場所を2階建に構成し、サンプ
    リング装置からサンプリング農産物を搬送ラインに戻す
    荷口合流点より下流の各設置装置は2階に配置すると共
    に、前記荷口合流点より上流の各設置装置は1階に配置
    し、1階と2階の農産物の搬送ラインを搬送装置で連接
    させたことを特徴とする農産物の選別処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、請求項8のサン
    プリング農産物を第2の仕分選別部に搬送する経路、及
    び請求項9の第2の仕分選別部は1階に配置したことを
    特徴とする農産物の選別処理装置。
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FR2870347A1 (fr) * 2004-05-13 2005-11-18 Arvalis Inst Du Vegetal Ass Lo Procede et equipement de mesure de la concentration en glucose dans les tuberculoses de pomme de terre

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